3歳

2012年日本ダービー予想

助手「さぁ今週は競馬の祭典、日本ダービーです。最近は予想をサボっているみたいですが、馬券の方は買っているんですか?」

キャット「今年はあまりにもハズレまくっているからな、競馬のお祭りであるここまで様子を見たよ。まぁそもそもスカスカになった銀行の口座に資金を入れてなかったからね(笑) それから馬券師K改め、馬券師キャットに改名したからよろしくな。」

助手「オッ、遂に本気を出してきたということですか?」

キャット「改名してから売れる芸能人もいるからな、俺もあやかりたいよ(笑)」

助手「それはそうと、今年の日本ダービーはどうなると思います? 私は結構混戦だと思うんですが。」

キャット「確かに例年同様、皐月賞から直行した連中が強いと思うけど、今年も青葉賞から来た勝ち馬が強そうだし、京都新聞杯のレベルも高かったから、レベルの高い混戦と言えなくもないな。」

助手「それでは今回は一頭ずつ解説して頂くことにしますが宜しいでしょうか?」

キャット「オーケーだ。どんと来い(笑)」

助手「1番スピルバーグからお伺いします。この馬は東京コース走りそうですよね。」

キャット「そうだな。前走の勝ち方が良かったし、東京コース4走してすべて3着圏内は評価出来る。その中に重賞も入っているからな。侮れない馬だと思うよ。」

助手「2番ヒストリカルはどうですか? 少し間隔が空きましたけど、前走の重賞は強い勝ち方でした。」

キャット「初の関東遠征になるし、レース間隔が空いているからね。厳しい戦いにはなると思うが、枠順はいいし、血統的に走ってもいいからね。怖い一頭だな。」

助手「3番ゼロスはどうでしょうか? 3走前が強い競馬をしてます。今回は枠順的に得意の逃げが打てそうですよ。」

キャット「そうだな。でも力量的に厳しいだろう。直線に入って失速するのが目に浮かぶよ。」

助手「4番ジャスタウェイはどうですか? マイルですが重賞勝ってますよね。」

キャット「こちらも入着すれば大健闘の部類に入るんじゃないかな。馬券的には消しが正解でしょう。」

助手「5番ベールドインパクトは中2週でも参戦してきましたね。皐月賞は7着でした。」

キャット「重賞で2回馬券圏内に絡んでいるからな。鞍上が藤岡だし1着はないと思うけど、枠順がいいし、ここで3着以内に入っても驚けないね。」

助手「6番ゴールドシップは2冠が掛かってます。この馬の評価はどうなんですか?」

キャット「前走の皐月賞はインをうまく突いた鞍上の作戦勝ちもあったけど、2着馬との着差は2馬身半だからね。相当強いのは間違いないし、普通に予想すれば、勝つのはこの馬なんじゃないかな。それくらい高い評価をしているよ。」

助手「7番はコスモオオゾラですね。皐月賞は4着に入ってます。」

キャット「前走は健闘したよね。その前に弥生賞がフロックでなかったことを証明したと思う。だが今回はより力勝負になる東京の2400m戦。この馬が勝つシーンはイメージ出来ないな。まぁ追ってしぶといから3着圏内はあり得るとは思うけどね。」

助手「皐月賞2着のワールドエースは8番になりました。」

キャット「前走は2馬身半の差を付けられたけど、外を回っていたからね。東京コースに替わって逆転に目もあるな。そう思っているファンも多いだろうから、ゴールドシップと人気を分けると思う。ただ鞍上の福永がねぇ。ゴールドシップの内田と比較すると劣るからなぁ。」

助手「9番エタンダールはいかがですか? これで5頭目のディープ産駒の紹介になりますね。スゴイです。」

キャット「全くだな。ディープインパクトは種牡馬としてもケタ違いだと思う。エタンダールは前走の低評価を覆しての出走なんだけど、さすがに今回は厳しいんじゃないかな。」

助手「10番は皐月賞3着のディープブリランテです。この馬は力上位ですよね。」

キャット「そうだな。ここで勝たれても全く驚けないし、先行力を存分に活かせる絶好の舞台かもしれない。レース振りもうまくなってきたよね。ここまでゴールドシップとは2戦2敗だけど、何回も負け続けるような馬ではないと思うよ。」

助手「11番フェノーメノはどうですか? 前走の青葉賞は強かったですよね。」

キャット「切れたよね。勝ちタイムも水準以上だし、昨年のウインバリアシオンも青葉賞から来て2着に入っているから、何か共通するものを感じてしまうな。皐月賞組に対抗出来るのは間違いないだろうね。」

助手「12番はトリップになりました。」

キャット「2歳時は期待していたんだけど、一線級が相手だと分が悪いということが分かってしまったな。入着すれば御の字だろう。」

助手「13番クラレントはどうですか? 前走のNHKマイルカップは3着に入り復活をアピールしてますが。」

キャット「でも勝ち馬とは差があったよね。前走以上に相手強化しているから、ここはスルーした方が無難だろう。」

助手「14番トーセンホマレボシは前走切れましたよね。勝ちタイムもいいです。鞍上もGⅠに強いウィリアムスです。」

キャット「そうだな。ディープ産駒は本当にスゴイよね。前走で皐月賞7着だったベールドインパクトに2馬身半の差を付けているから、単純に考えると、皐月賞で3着圏内に入る力があったとも言える。枠順がちょっと外になってしまったが、先行出来る脚質はいいね。鞍上力もあるし、非常に怖い一頭だよ。人気的にも落ち着きそうなのもいいな。」

助手「15番はブライトラインになってます。」

キャット「一応重賞勝っているけど1400mだからな。ここは相手強化しているし、見せ場もなく終わりそうだよ。」

助手「16番モンストールはどうでしょうかね。一応聞いておきますが。」

キャット「枠順もあるし、最低人気になりそうだよね。まぁ当然勝ち負けは厳しいでしょ。」

助手「皐月賞で1番人気だったグランデッツァはどうですか? また枠順が17番と外枠引いちゃいましたよね。」

キャット「ツキがないよなぁ。切れ味は明らかにゴールドシップやワールドエースに劣るから東京コースだとさらに厳しいレースになりそうだな。それに距離的に微妙だと思っているから、今回は先行出来ても厳しい予感がするね。乗り替わりもマイナスだと思うよ。」

助手「最後に18番のアルフレードについては?」

キャット「前走で2歳チャンプの面目を保った感じだったな。でも相手強化のココは無視していいと思う。枠順も最悪だよね。」

助手「という訳で馬券師キャットさんの最終決断を教えて下さい。」

キャット「勝ち馬はゴールドシップ、ワールドエース、ディープブリランテ、フェノーメノ、トーセンホマレボシから出る。これは間違いないと思う。配当妙味を考えるとトーセンホマレボシが一番だと思うから、ここから勝負してみたい。」

助手「トーセンホマレボシだと穴人気と言ったところでしょうか。」

キャット「そうだな。中2週なので疲れが心配だけど、力は十分に皐月賞上位馬に対抗出来るし、先行出来る脚質もいいよ。有力馬たちは後ろで牽制し合うだろうからね。ウィリアムスも乗れているから期待していいんじゃないかな。混戦なら尚更鞍上の力は大事だろう。」

助手「馬券はどう買いますか?」

キャット「そうだな。まず単勝を押さえておこう。それから馬連は6点に流す。前出のゴールドシップなど4頭に加え、枠順のいいスピルバーグとヒストリカルのディープ産駒を押さえればオーケーだろう。」

助手「分かりました。グランデッツァは押さえなくていいんですか?」

キャット「いいと思うよ。来ても入着までだろうからね。」

日本ダービー予想
単勝14
馬連 軸14 相手1、2、6、8、10、11

助手「早いもので来週から2歳戦が始まりますよね。」

キャット「来年のダービー馬を占うだけでワクワクしてくるよね。競馬ファンの大晦日はダービーかもしれないな。」

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皐月賞予想

牡馬クラシック1冠の皐月賞が明日開催される。昨年はのちの3冠馬オルフェーヴルが圧倒的な強さを見せて優勝しているが、今年のレースは果たしてどうなるか!?

助手「桜花賞はダメでしたね。」

馬券師K「メイショウスザンナは5着までが精一杯だったな。いいところを見ていたんだけど、まぁGⅠを勝つ器じゃなかったということだろう。仕方ないね。」

助手「それでは早速皐月賞の予想に入りましょう。」

馬券師K「準備オーケーだ!」

助手「昨年は混戦と言われながら、オルフェーヴルが圧倒的な強さで優勝しています。今年も混戦と言われていますが、オルフェーヴルみたいな馬はいますか?」

馬券師K「いないね。オルフェーヴルは別格でしょう。」

助手「今年のメンバー構成をどう見てます?」

馬券師K「好メンバーが揃ったよね。噂通りに18番グランデッツァがクラシック候補として堂々と登場しているし、ディープ産駒の層の厚さは昨年以上だよ。伏兵馬の質もそんなに悪くない。」

助手「率直に言って、勝つのはどの馬だと思いますか?」

馬券師K「順当に行けば、前出のグランデッツァに、大物9番ワールドエース、6番ディープブリランテ、14番ゴールドシップの中から出そうだな。しかし皐月賞は荒れる傾向があるのも事実だから、絶対確実とは言えないな。」

助手「まずグランデッツァから伺いますが、前哨戦のスプリングSは強い勝ち方でしたね。」

馬券師K「そうだな。好位でうまく折り合って直線の瞬発力を見せつけたな。大外枠に入ったが、前走もそうだったから、あまり問題はないと思う。ただ2000mの距離に一抹の不安を感じるのも事実だからね。今度は人気になっているし、マークも厳しくなると思うから、絶対的な馬ではないと思うよ。」

助手「福永鞍上のワールドエースはどう見てます。大物候補として早くから注目されてましたが、ここまで4戦3勝と、さすがにクラシック路線に乗ってきました。」

馬券師K「これは大物だよ。ここ2戦が次元の違う勝ちっぷりで、ディープ産駒特有の直線での破壊力を見せているよね。負けたレースは展開のアヤもあったから、ここまでほぼパーフェクトの成績を残していると見ていい。問題は未対戦の馬との力関係だけだな。」

助手「そうですね。次にディープブリランテはどうですか。2戦目の重賞を勝った時は、クラシックはこの馬で決まり、なんて言われてましたが、ここ2戦が2着と負けて株を落としてます。」

馬券師K「前走は早めに抜け出して、完全に勝ちパターンからグランデッツァに差されたからね。力負けは否めないけど、2月の共同通信杯の時よりは大分レース振りが良くなってきた。流れ次第でチャンスはありそうだよ。」

助手「その共同通信杯でディープブリランテを破ったゴールドシップはどうですか?」

馬券師K「出遅れ癖があるからね。中山コースだとちょっと不利かもしれないな。でも瞬発力勝負に対抗出来る馬だし、昨年のオルフェーヴルと同じステイゴールド産駒。怖い一頭だよ。」

助手「それ以外に気になっている馬はいますか?」

馬券師K「2番アダムスピークだね。前走は着外に負けているが、ちょっとごちゃついた所に入ってしまって、キャリアの浅さがモロに出てしまった感じだった。今回は一回叩かれて調子が上向いているようだし、スムーズに競馬が出来ればチャンスがあっても驚けないと思うよ。」

助手「穴候補って馬はいますか?」

馬券師K「そうだな。11番マイネルロブストは力は足りると思うよ。ただ道悪がよくなさそうだし、3着くらいが精一杯のような気もするな。それから5番アーデントも、相手なりに走るから、3着には来てもいいかもしれない。3番トリップはまたいい枠に入ったよな。」

助手「15番コスモオオゾラはどうですかね? 前哨戦の弥生賞を勝っているのに、人気がそれほどないですよね。」

馬券師K「それでもそれなりに人気にはなっているよね。また道悪が残りそうな感じもあるからな。でも前走はメンバー構成に恵まれた部分があったし、人気馬の凡走にも助けられたと思うよ。メンバーの揃う今回はさすがに厳しいだろうね。」

助手「逃げ馬はどうですか? あっと驚く逃走劇なんてないですかね。」

馬券師K「皐月賞ってあまり逃げ残りはないんだよね。今回は4番メイショウカドマツか16番ゼロスかぁ。まぁいいとこ入着までだろう。馬券的には無視していいと思うぞ。」

助手「それでは最終決断を伺いましょうか。」

馬券師K「クラシック男のデムーロなんで怖いんだけど、人気になっているが、死角の存在するグランデッツァはバッサリ切らせてもらう。順当に来ればディープブリランテか、ワールドエースか、ゴールドシップが勝つハズだ。今年はディープ産駒の当たり年だから、桜花賞同様にここもディープ産駒で決まると思うんだ。だから、頭固定でディープブリランテとワールドエースを固定して買おうと思う。」

助手「頭固定でどう買うんですか?」

馬券師K「ここからが悩むところなんだ。馬単でワールドからブリランテとゴールド、ブリランテからワールドとゴールドに流す4点勝負がいいと思うんだけど、3連単も悪くないような気がしてね。配当はどうなってる?」

助手「現状で馬単が9→6の17倍から、6→14の32倍です。3連単は9→6→14が73倍、6→14→9が112倍付いてます。」

馬券師K「そうだな。3連単でもそんなべらぼうに付いている訳じゃないから、ここは馬単でまず確実に狙っていくか。それでいいだろ(笑)」

助手「オーケーです。負けるよりはいいですからね。」

馬券師K「よーし、じぁ決定!」

皐月賞予想
馬単6、9→6、9、14 計4点

助手「最後に何かコメントありますか?」

馬券師K「特にない(笑) 淡々と予想して当てるだけだよ(笑)」

助手「馬券師改め馬券王になるように頑張って下さい(笑)」

馬券師K「馬券王かぁ。あまり自信ないな(苦笑)」

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桜花賞予想

春の到来を告げるかのように、今週から3歳クラシック戦線が始まる。まずは牝馬限定の桜花賞。ここを当てて勢いに乗りたいものだ。

助手「春のクラシックがいよいよ始まりますね。」

馬券師K「楽しみだよなぁ。当てまくってやるって気持ちだよ(笑)」

助手「では早速予想の方に入りましょうか。」

馬券師K「そうしよう。」

助手「今年の桜花賞はどう見てます? 昨年の暮れの段階では、17番ジョワドヴィーヴルで決まりとの声が多かったですよね。」

馬券師K「そうだよな。でも前走の体たらくで人気落ちたよね。その前走だけど、勝ち馬にはあっという間に離されて、3着確保が精一杯だったから当然だと思うよ。」

助手「というと今年は混戦という形になりますか?」

馬券師K「そう思うよ。チューリップ賞組が人気になっているようだが、5番パララサルーあたりの新興勢力が勝っても驚けないな。」

助手「勢力図はどうなります? それでもジョワドヴィーヴル中心でいいですか?」

馬券師K「人気的にはそうなっているからね。それでいいと思うんだけど、一筋縄では行かないだろうな。」

助手「10番ジェンティルドンナあたりはどうですか?」

馬券師K「いいと思うよ(笑) でも前走が4着確保が精一杯じゃ心許ないよな。人気にもなっちゃっているし、個人的には消したいよね。」

助手「それでは本命を教えてもらいましょう(笑)」

馬券師K「7番メイショウスザンナだな。」

助手「スザンナですか!? これは穴狙いに来ましたねぇ。」

馬券師K「実績馬の頼りなさを考えると、スザンナで勝負になると思うんだ。実際、2走前にはスプリングSで3着に入ったロジメジャーに勝ってる。いい切れ味を持っているし、枠順もいいよね。鞍上も武豊なら問題ないだろう。」

助手「それでは、どう買いますか?」

馬券師K「単勝でいいと思う。配当がいいからね。2着圏も荒れるかもしれないし、無理に馬単でなくていいだろう。」

助手「最後に気になる馬っていますか?」

馬券師K「人気になっている馬たちは、ソコソコで終わりそうな予感がするんだよね。人気薄でも怖いのは8番マイネエポナだな。レース振りがうまいし、追ってからもしっかりしてる。ただ切れ味が劣るから、来ても1着はないだろうね。」

助手「分かりました。まず桜花賞から当てて勢いに乗りたいですね。」

馬券師K「今回のレースを当てたら、特別記憶に残るレースになりそうだからな。やっぱ馬券を当てないと印象も薄くなるからね。是非とも来て欲しいと思っているんだ。」

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スプリングS予想

先週は体調不良でお休みした馬券師K。ここまでさっぱり当たっていない状況なので、いいリフレッシュになったかもしれない。休み明け?の一戦になった弥生賞はいかに。

助手「おつかれさまです。」

馬券師K「いやー先週は悪い悪い。体調を崩しちゃって安静にしていたよ。馬券力を見せるチャンスをなくしちゃったなぁ(笑)」

助手「ここまで全然当たってないじゃないですかぁ。」

馬券師K「当たってないけど、いいとこ見てるからね。そのうち当たるでしょ。」

助手「弥生賞も全然ダメでして、いいとこも見てませんでしたよ。」

馬券師K「馬が実力通りに走ってくれないんだもんなぁ。あれじゃ当てるのは困難極めるよ。俺のせいじゃない(笑)」

助手「今週はスプリングSと阪神大賞典が行われますが、どうしますか?」

馬券師K「阪神大賞典はオルフェーヴルの強さを確認するレースにしたいからパスだな。当てやすいレースを予想しても面白くないもん。」

助手「分かりました。ではスプリングSの予想に入りたいと思います。」

助手「今回は前回人気を裏切った9番ディープブリランテが出てますね。また人気になっているようですが、どう見てます?」

馬券師K「ゴールドシップに負けたのはしゃーないにしても、スピルバーグに迫られていたのは納得いかないよな。今回の方が結構メンバー揃っている感じにも見えるし、過信は禁物だと思うよ。」

助手「ではどの馬に注目してますか?」

馬券師K「やはり14番グランデッツァだね。前走の負けは力負けじゃないし、前で競馬出来る利点があるから外枠でも大丈夫だと思うね。鞍上がデムーロっていうのも買いの材料だ。距離も1800mの方が合っているかもしれないぞ。」

助手「今のところ人気的に落ち着いてますよね。3番手評価という感じになってます。その2番手に評価されている感じの11番アルフレードについてはどう思いますか?」

馬券師K「3連勝している馬は信用していいと思うよ。フロックで3連勝は出来ないからね。ただ恵まれた部分もあるかと思うから、相手強化の今回が試金石の一戦になるよね。」

助手「そうですね。3番マイネルロブストに関してはどうですか?」

馬券師K「距離は大丈夫そうだね。前走はひと味違う競馬をしているし、まだ伸びてもいいかなって思うよ。押さえには必要なタイプだろう。」

助手「それ以外に気になる馬はいますか?」

馬券師K「13番ゼロスだな。3連勝の勝ちっぷりがいいし、成長力のありそうな感じに見えるから怖い一頭だろう。でも今回は中山コースに替わるし、逃げ切れない可能性もあるだろうから、押さえまでが妥当だと思うよ。それ以外の馬はノーチャンスなんじゃないかな。」

助手「分かりました。それでは最終見解をお願いします。」

馬券師K「ディープブリランテが外れると高配当のチャンスあるよね。だからここは押さえに回す。軸はグランデッツァでいいだろう。デムーロは信用出来る。大丈夫でしょ。それ以外の連下は前出の馬たちでオーケーだ。馬単で勝負していいと思う。」

助手「最近のクラシック前哨戦は荒れることが目立ってますけど、ホントにいいんですか?」

馬券師K「デムーロだよデムーロ。クラシックと来ればデムーロでしょう。勝ちに来てるからね。ほぼ大丈夫だと思ってる。単勝も考えたんだけど、相手も前出の4頭以外は見えないよ。大丈夫だ!」

助手「分かりました。久しぶりに快心ヒットを放ちたいですね。」

馬券師K「当たり前だ。これからはGⅠシーズンに入るからね。お遊びはもうおしまいだよ。」

スプリングS予想
馬単 14→3、9、11、13 計4点

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弥生賞予想

修行をしてきたと豪語していた馬券師Kだが、その成果が全く出ない日々が続いている。果たして馬券師に春は来るのだろうか?

助手「阪急杯はともかく、ガチガチと思われたトゥザグローリーの中山記念も沈没してしまいました。」

馬券師K「もう言葉もないよ、俺は...」

助手「ここをステップにドバイを目標にしていた馬ですからね。仕方ない面もあります。」

馬券師K「そのドバイは辞退するそうじゃないか。何やってんだかって感じだよな。」

助手「同感です。グローリーはダメな時はサッパリという感じの馬でしょう。やはりすべてレースを全力で走らない馬は信用できませんね。」

馬券師K「全くだよ。もうその話すると頭痛くなるから、今週のレースに行こう。」

助手「分かりました。今週は中山で弥生賞があります。中京では中日新聞杯がありますが、どうしますか?」

馬券師K「新装オープンした中京は、ちょっと様子を見たいからね。今回は弥生賞のみで勝負だな。」

助手「今年の弥生賞はどうなりますかね? 共同通信杯ではクラシック候補最右翼と言われたディープブリランテが敗れてますし、今年もまだ牡馬クラシック路線で本命に押されそうな馬は決まってません。」

馬券師K「そうだな。弥生賞の勝ち方次第で、12番アダムスピークが大本命に押される可能性はありそうな予感がするし、きさらぎ賞を勝った大物感タップリのワールドエースもいるよな。それからディープブリランテを負かしたゴールドシップは、オルフェーヴルみたいになっても驚けない素質を感じるよ。」

助手「そうですよね。とにかく楽しみな季節がやってきました。それで弥生賞はどう買います?」

馬券師K「アダムスピークに行きたいところだけど、最近の1人気馬のふがいなさを考慮すると、別の馬で攻めてみたい気持ちが大きいよ。そう思わないか?」

助手「その気持ち分かりますけど、この弥生賞は1人気馬が最近7年で6勝もしているレースですからね。少なくとも押さえには入れた方がいいのではないかと思います。」

馬券師K「そうだな。それから8番フェノーメノが気になるね。前走では、共同通信杯3着馬を問題にしない走りだからな。調教でもかなり動いているそうじゃないか。」

助手「この馬はあのオルフェーヴルを出したステイゴールド産駒です。2走前に7着に敗れておりますが、控える競馬が裏目に出たらしく敗因もハッキリしてます。まだ底を見せていませんし、もしアダムスピークを破る馬がいるとしたら、この馬かもしれません。」

馬券師K「それ以外にも有力馬はいるよな。」

助手「はい。15番エキストラエンドは血統が魅力ですし、前走内容がいい10番ジョングルールもディープ産駒ということもあり怖いですね。また13番クラレントや2番トリップもまだ見限れません。さらに4番アーデントあたりの食い込みも考えられますね。」

馬券師K「それでもアダムスピークとフェノーメノの2強対決で決まる公算が高いんじゃないかな。普通に予想すればこれだよ。」

助手「そうですね。8割方決まるんじゃないかと思います。」

馬券師K「じゃこの馬連でいいんじゃないか。」

助手「一応別の馬を押さえておいた方がいいと思いますが...」

馬券師K「そうなると配当の問題が出てくるから、ここも思い切って行こうと思う。負けて元々でいいんじゃないかな。」

助手「分かりました。最後にコメントありますか?」

馬券師K「うーん、競馬は難しいよな。ダメもとで買った方が正解なのかもしれないけど、馬券師やってる以上、狙って当てないといけないからつらいところだな。まぁ当てられるように頑張るよ。」

助手「やけに弱気ですね。」

馬券師K「まぁ、これだけ当たってないからなぁ。弱気にもなるよ。強気になれるように当てまくるしかないな。」

助手「そうですね。お願いしますよ。」

弥生賞予想
馬連 8-12 1点

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京成杯予想

相変わらず当たらない馬券師Kの予想。それに愛想を尽かしたのか、本日の訪問者はなし。助手も急用とかでいないから、黙々と一人で予想するハメに。

馬券師K「(独り言)あーあ。先週もまたハズレ。気合い入れてもダメだったなぁー」

冴えない目で新聞などをめくりながら京成杯の予想に入る馬券師K。

馬券師K「今週は京成杯か。そう言えば去年当たってるレースだったな。よし、連敗脱出の絶好の機会だ!」

やる気を出して来た馬券師K。

馬券師K「ここの勝ち馬は、ホープフルSかエリカ賞か朝日杯を使ってきた馬が勝つんだよな。」

新聞で確認すると、その馬は3番スノードン、5番レッドシャンクス、6番ジョウノバッカス、7番アドマイヤブルー、11番コスモアンドロメダ、15番マイネルロブストの6頭だった。

馬券師K「まぁ普通に予想すればアドマイヤブルーかマイネルロブストだよな。でもマイネルは外枠が痛いな。過去の勝ち馬の枠順はどうかな?」

確認すると大外枠で勝っているのは、後にダービー馬になったエイシンフラッシュのみ。

馬券師K「やっぱり外枠は不利だよな。じゃアドマイヤブルーで決まりだな。よし相手は昨年と同じ6頭流しで行こう。まずは血統のいい馬からでしょう。ディープ産駒の8番ベストディール、16番アーデントは押さえなきゃな。もちろん実績的にマイネルも当然押さえるぞ。それ以外はぁと。」

データを調べる馬券師K。

馬券師K「横山典がこの京成杯で相性いいな。じゃレッドシャンクスも入れとこ。」

さらに調べる馬券師K。

馬券師K「残り2頭かぁ。ここは穴狙いで行ってみよう。昨年も穴狙いのデボネアが来てくれて万馬券だったもんな。」

穴っぽい馬を探す馬券師K。

馬券師K「1番カフェコンセールなんていいんじゃない。鞍上も昨年勝ってる田中勝だし、前走のタイムも上々じゃん。よし、コレは面白そうだぞ。」

さらに穴馬を探す馬券師K。

馬券師K「2着に来そうな馬で穴っぽい馬ならコスモアンドロメダかなぁ。前走でも人気なかった割によく走っているから、ここでも一発期待していいかな。」

予想は決定したようだ。

京成杯予想
馬単 軸7 相手1、5、8、11、15、16 計6点

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フェアリーS予想

期待の助手を採用したにもかかわらずシンザン記念も惨敗の馬券師K。ハズレた怒りをぶつけたのか、ビリビリになった新聞が散乱していたが、今日のフェアリーSの予想はいかに?

馬券師K「オリービンは全然ダメだったじゃないか。もうどうなってるんだよ!」

助手「そうですね。元々調子自体が良くなかったみたいですね。気配が今ひとつだったようですから...」

馬券師K「なんでそれを早く言わないんだよ。全くもう。すべてのデータを君に任せているんだぞ。」

助手「すみません。以後気をつけます。」

馬券師K「馬券師やってる以上、負け続ける訳にいかないんだよ。絶対にフェアリーSは当てるからな。気合い入れろ!」

助手「ハイ!」

馬券師K「フェアリーSの過去のデータはどうなんだ?」

助手「元々短い距離で暮れに行われていた重賞なので、データ自体が3年しかありません。そこから言えることは、とりあえず1人気馬が2勝していることでしょうか。」

馬券師K「他にはないのか?」

助手「そうですね。過去のレースのメンバーを見ると、人気馬が3着以内には順当に来ている感じがします。それでも2年前には未勝利戦を勝ったばかりの馬が勝っているように、荒れる要素はありますね。」

馬券師K「3連単の配当はどうなっている?」

助手「昨年は1万円台で比較的平穏でしたが、その前の2年は、3着以内に1頭人気薄が絡んでいることもあり、13万、8万台と人気馬が馬券に絡んでいる割に配当いいですね。」

馬券師K「データから何か見抜けるポイントはないのか。シンザン記念はやっぱり外枠の馬は来なかったからな。」

助手「馬券圏内に絡んでいる馬は、すべて1400m~2000mまでの距離を使ってます。1200mからは来てません。前半が速くなることが多いので、ある程度のスタミナを持ってないとダメということでしょう。枠順はあまり関係ないですね。」

馬券師K「路線別ではどうなんだ?」

助手「阪神ジュベナイルフィリーズを使った馬が2回勝利してます。人気馬2頭に1頭人気薄が絡むパターンが3年連続で続いていますから、このパターンで攻めるのが正解だと思います。」

馬券師K「よーし。ところで、今回は勝負になりそうな馬は何頭いる?」

助手「これが9頭ほどいるんですよ。ちょっとやっかいですよね。」

馬券師K「うーん、それならどうやって攻める? もうハズレるのはごめんだぞ。」

助手「ここは3連複5頭ボックスをおすすめします。勝負になりそうな9頭のうち5頭を3着圏に絡む可能性のある馬としてピックしましょう。」

馬券師K「軸馬らしい軸馬がいないなら仕方ないよな。」

助手「まず阪神ジュベナイルフィリーズを使っていた8番トーセンベニザクラと11番ラシンティランテを押さえましょう。」

馬券師K「2頭とも前走が二桁着順だぞ。調子自体も大丈夫なのか?」

助手「まずトーセンベニザクラですが、前走は大外を回ってしまったのが敗因です。それでも2着馬からそう離されていませんでした。攻めを強化してきましたし、デキもかなりいいようです。ラシンティランテの前走は折り合い欠いていました。コレも敗因がハッキリしてます。500万条件戦を圧倒して勝った実績を再考しましょう。」

馬券師K「残りの3頭はどうするんだ。難しいぞ。」

助手「人気薄の候補として6番メイブリーズがいます。間隔開いた前走ですが、オープンのホープフルSで9着とはいえ、クラシック候補の勝ち馬と差のないレースをしてます。今回は牝馬同士ですからね。人気もないですし、過去のデータからもホープフルS使った馬が3着に入っていますから、狙い目ありなんじゃないでしょうか。」

馬券師K「確かに人気ないけど、それほど他の馬と力差があるとは思えないな。それで残りの2頭は決まったのか?」

助手「普通に予想すれば13番オメガハートランドと15番シャンボールフィズを押さえなければいけないでしょう。オメガハートランドは牡馬相手にも健闘してますし、ここからクラシックへ向けて注目の1頭です。気配も抜群にいいようですね。またシャンボールフィズは鞍上がルメールに戻りましたからね。初戦の勝ちっぷりがあまりにも良かったので、まだ見限れません。巻き返し濃厚と見たいですね。」

馬券師K「4番ダイワミストレス、9番パストフォリア、16番チェリーメドゥーサ、7番アイスフォーリスの4頭も怖いよな。」

助手「まずダイワミストレスですが、確かに1600mでも怖いですけど、前走が1200mですからね。データからは狙えません。パストフォリアは血統がいいので過大評価されている嫌いを感じますから、人気になっていることもあり、ここはバッサリ行きます。チェリーメドゥーサは大外枠が痛いですね。前走のレースレベルもそれほどでもなさそうです。アイスフォーリスは良馬場で巻き返しも考えられますが前走が負けすぎですよ。」

馬券師K「その他の馬はどうなんだ?」

助手「強調材料のある馬は見当たらないので、馬券に絡むことは難しいと思います。」

馬券師K「確実に当てるためには馬連の方がいいんじゃないか。」

助手「5頭ボックスで勝負するなら、より高配当になりそうな3連複でいいと思いますよ。点数も一緒ですし、3着圏内のデータから予想をしてますからね。」

馬券師K「どうせならメイブリーズが来て当たって欲しいよな。」

助手「はい。メイブリーズが来れば3万馬券くらいになると思います。」

馬券師K「おー、すごいな。今度こそ当たって欲しい限りだよ。」

助手「当たりますよ!」

フェアリーS予想
3連複ボックス 6、8、11、13、15 計10点

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シンザン記念予想

中山・京都の両金杯も惨敗に終わった馬券師Kだが、このままではいけないと馬券データに絶対の自信を持つ助手を採用。これからの巻き返しを誓ってシンザン記念の予想に挑んだ。

助手「馬券師Kさん、これからよろしくお願いします。データなら任せてください。」

馬券師K「データはもちろんだが、適切な馬券判断も期待しているから頼んだぞ。」

助手「分かりました。」

馬券師K「それでは早速シンザン記念の予想に入るが、その前に過去のデータはどうなってる?」

助手「昨年はレッドデイヴィスが勝ってますが、あのオルフェーヴルも出走して2着、桜花賞馬のマルセリーナが3着でした。3年前にはダービー3着のアントニオバローズが勝ってますし、5年前には同じくダービー3着のアドマイヤオーラが勝ち、2着には桜花賞を含むGⅠ4勝のダイワスカーレットでしたから、クラシックに直結するレースでしょう。」

馬券師K「勝ち馬の単勝平均配当はいくらだ?」

助手「5年おきに配当の高い馬が来てます。01年はダービーレグノの5210円、06年はゴウゴウキリシマの4350円、昨年のレッドデイヴィスは2230円でした。それ以外の年はいたって平穏で、8年間の単勝平均配当は330円ほどです。データ通りなら今年は平穏の年ですね。」

馬券師K「人気的にはどうなんだ?」

助手「勝ち馬の人気は、平穏に決まった8年間なら1人気馬が5勝してます。でもここ3年間は1人気が馬券圏内に入っていません。」

馬券師K「その理由はなんだろう?」

助手「実績不足が主な原因だと思います。素質だけで人気になってしまって凡走というパターンですね。」

馬券師K「今年の1人気になりそうな馬はどれだと思う。」

助手「暮れのGⅠ朝日杯フューチュリティSで4着に入った11番トウケイヘイローか、未勝利勝ったばかりですがルメールの乗るディープ産駒の牝馬7番ジェンティルドンナか、重賞3着の実績があるダイワメジャー産駒の9番オリービンのどれかだと思います。」

馬券師K「それ以外で気になるデータはあるか?」

助手「休み明けの馬は全く来てません。また外枠の馬も来てませんね。サンデーサイレンス系の馬が強いレースです。」

馬券師K「まずトウケイヘイローのデータを知りたい。」

助手「地方競馬でデビューした異色のサンデーサイレンス系ゴールドヘイローを父に持ち、母の父はミルジョージです。ここまで5戦消化して2勝。500万特別のくるみ賞をレコードで勝ってます。その時負かした相手は朝日杯で3着だったレオアクティブ。その朝日杯は4着に敗れていますが、1000m通過57.8のハイペースを先行集団で付いていき、一旦先頭に躍り出る強い競馬をしてます。まだ掛かる面がありますが、折り合えば上がり3ハロン33秒台の脚を使える切れ味がありますね。」

馬券師K「ゴールドヘイロー産駒ってのが気になるな。」

助手「そうですね。なのでここまで人気がそれほどありません。しかし朝日杯のレースを考えれば人気になるでしょう。」

馬券師K「あとディープ産駒のジェンティルドンナはどうなんだ?」

助手「2戦目で順当に未勝利戦を突破してます。後続を3馬身半突き放す強い勝ち方でした。上がり3ハロン34.1も優秀です。まだ速いペースを経験していないのが気になりますが、前走の大人びたレース振りを見ると、克服出来る可能性ありですね。」

馬券師K「ジェンティルドンナは牝馬だよな。牝馬はこのシンザン記念どうなの?」

助手「3着圏に入った牝馬は、昨年のマルセリーナ(6人気3着)と、06年のダイワスカーレット(1人気2着)、01年のフィールドサンデー(1人気3着)、99年のフサイチエアデール(2人気1着)、98年のダンツシリウス(5人気1着)、97年のシーキングザパール(1人気1着)ですね。ほとんど後のGⅠレースで人気になっている馬ばかりです。」

馬券師K「ジェンティルドンナはその中に入るかな?」

助手「昨年の同じディープ産駒の全姉ドナウブルーは人気を裏切りましたからね。ただドナウブルーは牝馬同士としかレースしていなかったです。ジェンティルドンナは前走で牡馬相手に勝利してますし、その2着馬は有力牡馬のトリップと新馬戦で0.4差でしたから、このシンザン記念でも通用する下地はドナウブルーよりあると思います。」

馬券師K「それからオリービンはどうなんだ?」

助手「新種牡馬ダイワメジャー産駒でして5戦2勝です。京王杯2歳Sでは前出のレオアクティブの3着でした。その後は500万条件戦を使われて前走突破。その前走は外を回って楽に抜け出す力強い勝ち方で、2着馬は新馬戦で有力牡馬のグランデッツァに勝った馬ですからね。レースレベルも悪くありません。」

馬券師K「速いペースは経験しているの?」

助手「前走で経験してます。上がりが36.3掛かっていて、先行馬はつぶれました。」

馬券師K「そうか。どうもありがとう。この3頭の中から勝ち馬が出るんだろう?」

助手「まぁそうなるでしょう。実績のトウケイヘイロー、レース巧者のオリービン、素質のジェンティルドンナの三つ巴です。」

馬券師K「君はどの馬が勝つと思う?」

助手「レース巧者のオリービンが一枚上のような気がします。だけど前走でハイペースを経験したトウケイヘイローが予想以上に強くなっている可能性がありますね。ジェンティルドンナはどれだけ強いのかまだ分からないのが不気味ですよ。」

馬券師K「オリービンのレース振りは見ていて安心感があるから、少なくとも3着圏には来そうだな。それからこの3頭以外の有力馬を教えてくれ。」

助手「まず新馬戦を勝ったばかりの15番サンシャイン。キャリア1戦で大外枠に入ってしまい条件的に厳しいですが、半姉ワンカラットのように末脚上々です。未勝利勝ち直後からは1番グラーネですね。末脚の切れがよく、展開次第でここでも通用すると思います。」

馬券師K「このディープ産駒の4番ピュアソウルってのはどうなの? まだ未勝利戦を勝ったばかりだけど。」

助手「祖母が桜花賞馬のベガですから、血統背景は魅力です。新馬戦で素質馬ダノンムーンに先着しているように、侮れない一頭だと思います。ただ今まで乗っていた福永は14番レオビスティーの方を選んでいるのが気になります。」

馬券師K「そのレオビスティーってどんな馬?」

助手「6戦して2着以内が5回という堅実派です。前走はオープンのクリスマスSに勝って波に乗っていますが、1600mという距離が課題でしょう。血統的にも短距離向きのような気がします。しかし福永が選択した馬ですからね。怖さあります。」

馬券師K「鞍上面で考えると、岩田の乗る3番マイネルアトラクトに、安藤勝が乗る13番タツストロングも怖さがあるな。」

助手「まずマイネルアトラクトですが前走は完敗です。さすがにメンバーが強かったと思います。しかし再び岩田が乗るのはちょっと不気味ですね。先行出来るだけに前残りのチャンスもあるかもしれません。次にタツストロングについては、レオビスティー同様に距離が課題でしょう。しかしキャリアを積むにつれてレース振りがうまくなってきました。ここでも馬券圏内に絡むチャンスはあると思います。」

馬券師K「それから朝日杯使ってきた8番ヒシワイルドに10番マコトリヴァーサルはどうなの? 前走は完敗だったようだけど。」

助手「ヒシワイルドにとって1600mは長いんじゃないでしょうか。また1600m使って来ましたが個人的にはそんな印象を受けてます。マコトリヴァーサルは前走引っ掛かりましたね。こちらは折り合い次第でチャンスはあると思いますが、まだ答えを出している距離でないだけに狙いづらいものはありますね。」

馬券師K「この逃げそうな12番シゲルアセロラってどう思う?」

助手「芝で連勝していてスピード上位な馬ですね。距離克服が課題でしょうが、芝適正の高さから押し切ってしまう可能性がなきにしもあらずです。」

馬券師K「よーし、それじゃ本題の馬券決断に入ろう。オリービンのレースセンスが一枚上と判断しているのは一致したな。」

助手「そうですね。安心して見ていられる馬はこの馬しかいません。」

馬券師K「前走で勝ち方も覚えているし、出来れば頭固定で勝負したいんだがどうだろう?」

助手「トウケイヘイローにジェンティルドンナの存在がありますからね。確実に頭で来る保証はないと思います。」

馬券師K「じゃ3連複で押さえつつ馬単で勝負というのはどうだ?」

助手「そうですね。それが賢い馬券作戦でしょう。」

馬券師K「相手はトウケイヘイロー、ジェンティルドンナは決定だが、他はいるか?」

助手「馬単が勝負馬券なら、トウケイヘイローとジェンティルドンナの2頭で十分だと思います。能力的にこの2頭以外が2着圏に絡むのは難しいと思いますからね。」

馬券師K「そうか。じゃこの2頭で勝負だな。そこで押さえる3連複の相手候補はどうする?」

助手「個人的はオリービンとトウケイヘイローの2頭軸からの3連複をおすすめします。相手候補にジェンティルドンナは入りません。この馬が負ける時は馬券圏内に絡まないような気がしますから。」

馬券師K「ジェンティルドンナを切るのは勇気いるな(笑)」

助手「そうですが、勝負は馬単です。あくまで3連複は押さえと割り切りましょう。」

馬券師K「そうだな。じゃ相手はどうする?」

助手「過去のデータでは外枠の馬は来てませんが、伏兵馬の多くは外枠に来ているのは気になりますね。そこでとりあえず鞍上の力を借りて、タツストロングとレオビスティーを押さえましょう。それから内枠からグラーネ、マイネルアトラクト、ピュアソウルを押さえればいいでしょう。」

馬券師K「逃げそうなシゲルアセロラも怖いな。」

助手「ではそのアセロラも押さえてはどうですか?」

馬券師K「そうだな。そうしよう。これでシンザン記念の予想は終わったな。」

シンザン記念予想
馬単 9→7、9→11 計2点
3連複 2頭軸9、11 相手1、3、4、12、13、14 計6点

馬券師K「これからも頼りにしているぞ!」

助手「任せてください!」

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菊花賞予想

さて今週の菊花賞は3冠を目指す14番オルフェーヴルが圧倒的な人気になっている状況。ここまでの成績を考えれば順当だと思われるが、いろいろ考えた結果、死角は存在すると思う。
2番手は13番ウインバリアシオン。ダービー2着馬で、前走もオルフェーヴルには完敗したが、3着馬を2馬身半突き放した強い競馬を披露しており、ここも有力候補の1頭だ。
3番手グループには1番トーセンラー、5番フェイトフルウォー、8番ベルシャザール、11番サダムパテック、17番フレールジャック、18番ショウナンマイティの6頭である。
それ以降のグループは除外していいと思う。例年古馬混合の1000万クラスを勝った馬が馬券に絡む健闘を見せているが、今年に関しては前哨戦を観る限り難しいだろう。

大本命のオルフェーヴルの死角というのは、馬よりも鞍上の池添。彼はここまで多くのGⅠを勝っているが、ここまで圧倒的人気の馬で勝った経験がない。しかも折り合いが不可欠の3000m戦である。仕掛けが遅れる可能性もあるので、1着固定で買うのは危険があると判断した。
しかし馬の力が抜けているから、どんなに悪くても3着には来るだろう。
ちなみにオルフェーヴルに勝てる可能性がある馬は、ウインバリアシオンとベルシャザールの2頭だけ。
ウインは安藤勝の手腕。長距離になるほど鞍上の腕は大事なもの。当然馬の実力もある。
ベルシャザールは先行出来る脚質なので、昨年のビックウィーク(7人気)のように押し切れるかもしれない。馬体を見る限りこれはGⅠを勝ってもいい馬だと思う。
そこで買い方になるが、オルフェーヴルとウインバリアシオンの2頭固定の3連複で行きたい。相手に前出の6頭に流せば的中確実圏だと思うが、配当が12倍くらいになってしまい、儲けは2倍ほどになってしまう。
絶対に負けたくないという馬券にしたいならこれでもいいと思うが、私はここから2頭消して4頭流しにしたいと思う。
その消す馬は1番トーセンラーと5番フェイトフルウォー。
トーセンラーはディープ産駒なので血統面は申し分はないのだが、馬体を見る限り中距離向きの印象を受ける。
フェイトフルウォーは初の関西遠征。前走内容は強かったが、元々気分屋で走らない時はさっぱりだから、消しやすいと言えば消しやすい馬だと思う。

菊花賞予想 3連複2頭軸  軸13、14  相手8、11、17、18  計4点

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秋華賞予想

今日から再びGⅠシリーズが開始し、まずは3歳牝馬限定の秋華賞から。

昨日の雨で馬場状態がやや微妙と言ったところですが、今日はかなりの晴天になってますから、回復は早いかもしれません。

人気は12番ホエールキャプチャと4番アヴェンチュラが抜け出している感じだが、桜花賞馬の18番マルセリーナが一角崩しを狙っている雰囲気の単オッズとなってます。

予想としては3連複で勝負してみたい。ホエールとアヴェンチュラをまず押さえて、残りをどうするのか考えたのだが、過去のデータを見ると、ローズS組が圧倒しているので、1番キョウワジャンヌと15番マイネイサベルは押さえなければダメかなぁと思った次第です。

そうなると配当の問題が出てくるから、思い切って人気のマルセリーナを消すことにしました。ローズS完敗組はまず来ないというデータがあるから、消すのに迷いはなかったですね。

それ以外の馬は眼中なしと言った感じ。オークス馬の9番エリンコートは前走負けすぎだし、安藤勝騎乗の16番カルマートもレベルの高いところでの実績がない。

秋華賞予想
3連複 BOX1、4、12、15 各300円 計1200円

今週のGⅠはこんな感じで様子見と言ったところですね。

ちなみに先週の馬券は毎日王冠が当たって若干のプラスで終わってました。

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