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2011年10月

天皇賞(秋)予想

先週の菊花賞は、オルフェーヴルが断然の人気に応え勝利して3冠達成。今年の牡馬クラシックは春の段階では大混戦との予想だったが、終わって見ればオルフェーヴルの一人勝ちとなった。この馬の強さは現役最強かもしれない。2着のウインバリアシオンは普通なら2冠馬となっていただけに運のない馬だと思う。馬券の方はとりあえず的中確実圏の予想は当たっているので、一応の面目は保ったのではないか。

さて今週の天皇賞(秋)は有力馬が目白押しで、予想しがいのあるレースとなっている。中でも現役最強で昨年圧勝した5番ブエナビスタに注目が集まる。これが1番手。
2番手グループは昨年3着で、今年の宝塚記念ではブエナを破った18番アーネストリー、最強4歳世代を代表する1頭である11番ローズキングダム、昨年のダービー馬である5番エイシンフラッシュ、昨年2着の4歳馬8番ペルーサ、重賞3勝で良血4歳馬の17番トゥザグローリー、注目の上がり馬7番ダークシャドウの6頭。
3番手グループでも力のある馬がいて、その中でも12番トーセンジョーダン、9番ジャガーメイル、13番ミッキードリームの3頭は、馬券圏内に絡んできても不思議のない馬だと思う。
1人気確実と思われるブエナビスタが最近敗れた相手は、中山巧者のヴィクトワールピサ、距離適性で上回った3冠牝馬のアパパネ、阪神の高速馬場を味方に付けたアーネストリーと、すべてブエナよりも前でレースを進めていた馬たち。ガチンコ勝負になる東京の長い直線で、ブエナに勝てる馬はおのずと絞られてくる。
アーネストリーは18番枠に入ってしまって先行するのが難しくなってしまった。力を付けているのは認めるが、東京コースでブエナ相手となると厳しさが漂う。
ローズキングダムは東京コース走るが、このクラスになると少しワンパンチ不足。フランストップの鞍上メンディザバルの力量を持ってしても厳しいだろう。
エイシンフラッシュ、ペルーサもローズと同様だと思う。
そこでブエナに勝てる馬がいるとしたら、良血馬のトゥザグローリーに、上がり馬のダークシャドウという結論になる。
トゥザグローリーは先行出来る脚質で力も十分。天皇賞(春)では1人気に押されたほどの逸材で、ここ2戦の大敗もハッキリ。乱ペースでリズム良く走れなかったり、夏負けの兆候を示して力を出し切れなかったからだ。ここは休み明けでしかも外枠だから人気はかなり落ちるだろうが、トップジョッキー福永に導かれて一発があっても全く驚けない。
そしてダークシャドウだが、急速に力を付けている4歳馬で、前走もおよそ届かない位置から直線差し切る強い競馬をしているし、ブエナよりも前でレースを進められる。東京コース5戦5勝が魅力大で、アパパネみたいに直線早めに抜け出して押し切るシーンも十分に可能と判断した。
馬券の買い方としては、今回は勝ち馬が見えているから馬単で行ってみたいと思う。
トゥザグローリーかダークシャドウが勝つなら2着はブエナでほぼ決定だが、ブエナが勝つなら2着は混沌としているから、買い方はこうなった。
天皇賞(秋)予想 馬単7、17→5 5→4、7、8、9、11、12、13、17、18 馬連7-17 計12点

これなら的中安全ラインだろう。配当のいい馬が来るのを待つだけだ。

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菊花賞予想

さて今週の菊花賞は3冠を目指す14番オルフェーヴルが圧倒的な人気になっている状況。ここまでの成績を考えれば順当だと思われるが、いろいろ考えた結果、死角は存在すると思う。
2番手は13番ウインバリアシオン。ダービー2着馬で、前走もオルフェーヴルには完敗したが、3着馬を2馬身半突き放した強い競馬を披露しており、ここも有力候補の1頭だ。
3番手グループには1番トーセンラー、5番フェイトフルウォー、8番ベルシャザール、11番サダムパテック、17番フレールジャック、18番ショウナンマイティの6頭である。
それ以降のグループは除外していいと思う。例年古馬混合の1000万クラスを勝った馬が馬券に絡む健闘を見せているが、今年に関しては前哨戦を観る限り難しいだろう。

大本命のオルフェーヴルの死角というのは、馬よりも鞍上の池添。彼はここまで多くのGⅠを勝っているが、ここまで圧倒的人気の馬で勝った経験がない。しかも折り合いが不可欠の3000m戦である。仕掛けが遅れる可能性もあるので、1着固定で買うのは危険があると判断した。
しかし馬の力が抜けているから、どんなに悪くても3着には来るだろう。
ちなみにオルフェーヴルに勝てる可能性がある馬は、ウインバリアシオンとベルシャザールの2頭だけ。
ウインは安藤勝の手腕。長距離になるほど鞍上の腕は大事なもの。当然馬の実力もある。
ベルシャザールは先行出来る脚質なので、昨年のビックウィーク(7人気)のように押し切れるかもしれない。馬体を見る限りこれはGⅠを勝ってもいい馬だと思う。
そこで買い方になるが、オルフェーヴルとウインバリアシオンの2頭固定の3連複で行きたい。相手に前出の6頭に流せば的中確実圏だと思うが、配当が12倍くらいになってしまい、儲けは2倍ほどになってしまう。
絶対に負けたくないという馬券にしたいならこれでもいいと思うが、私はここから2頭消して4頭流しにしたいと思う。
その消す馬は1番トーセンラーと5番フェイトフルウォー。
トーセンラーはディープ産駒なので血統面は申し分はないのだが、馬体を見る限り中距離向きの印象を受ける。
フェイトフルウォーは初の関西遠征。前走内容は強かったが、元々気分屋で走らない時はさっぱりだから、消しやすいと言えば消しやすい馬だと思う。

菊花賞予想 3連複2頭軸  軸13、14  相手8、11、17、18  計4点

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秋華賞予想

今日から再びGⅠシリーズが開始し、まずは3歳牝馬限定の秋華賞から。

昨日の雨で馬場状態がやや微妙と言ったところですが、今日はかなりの晴天になってますから、回復は早いかもしれません。

人気は12番ホエールキャプチャと4番アヴェンチュラが抜け出している感じだが、桜花賞馬の18番マルセリーナが一角崩しを狙っている雰囲気の単オッズとなってます。

予想としては3連複で勝負してみたい。ホエールとアヴェンチュラをまず押さえて、残りをどうするのか考えたのだが、過去のデータを見ると、ローズS組が圧倒しているので、1番キョウワジャンヌと15番マイネイサベルは押さえなければダメかなぁと思った次第です。

そうなると配当の問題が出てくるから、思い切って人気のマルセリーナを消すことにしました。ローズS完敗組はまず来ないというデータがあるから、消すのに迷いはなかったですね。

それ以外の馬は眼中なしと言った感じ。オークス馬の9番エリンコートは前走負けすぎだし、安藤勝騎乗の16番カルマートもレベルの高いところでの実績がない。

秋華賞予想
3連複 BOX1、4、12、15 各300円 計1200円

今週のGⅠはこんな感じで様子見と言ったところですね。

ちなみに先週の馬券は毎日王冠が当たって若干のプラスで終わってました。

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毎日王冠、京都大賞典予想

先週のスプリンターズSは、圧倒的人気だった外国馬ロケットマンが4着に敗れる波乱で、私の馬券も当然沈没。実績だけを見れば勝って当然なのですが、日本だとコレですから競馬は分からないです。

また日本馬2頭が挑戦した凱旋門賞も、人気のサラフィナが敗れ、こちらも波乱に。日本馬はともに着外に終わってます。凱旋門賞制覇の道のりは簡単そうに見えて険しいですね。

さて今日から東京・京都開催。GⅠ前哨戦である毎日王冠と京都大賞典が行われます。

まず毎日王冠ですが、8番ダークシャドウで決まりだと思う。前走の突き抜け方はGⅠ級だと思うので、正直このメンバーでは負けられないでしょう。

相手は5頭で、筆頭候補は2番シルポート。逃げるとしぶといのは分かっているから、ここも単騎で行けそうだし、最後まで頑張っていそう。枠順もいい。
それ以外は、実績のある3番ダノンヨーヨー、57キロが課題だが力あるディープ産駒の7番リアルインパクト、8歳馬でもまだまだ元気な9番シンゲン、3連勝中で勢いのある10番ミッキードリームを押さえる。

毎日王冠予想
馬単 軸8 相手2、3、7、9、10 各200円 計1000円

京都大賞典は予想だけしますと、
馬連 3-7、4-7 各300円 計600円

来週から本格的にGⅠが始まるので、ソロソロ当てたいなぁと思う次第ですね。

そう言えば明日も東京で競馬があります。被災地支援競馬との名目で、通常岩手で行われるマイルチャンピオンシップ南部杯GⅠが開催。ドバイワールドカップで2着したトランセンドがどんな走りをするのか注目ですね。

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スプリンターズS予想

早いもので中山・阪神開催も今日が最終日。来週から東京・京都開催が始まります。また札幌開催も終了して、いよいよ秋本番だなぁと感じる季節になってきましたね。

さて早速スプリンターズSの予想に入りますと、前出のコラムの通り、5番ロケットマンが抜けていると思う。国際レイティング125と、世界的に評価されている馬であり、日本馬のレベルがそう高くない現状からして、死角を探すのが極めて難しい。

確かに国際レイティングが高い外国馬でも、来日して負けているレースもあるのだが、日本短距離馬のレベルは世界的に見て低いレベルなのが実情なので、最強馬クラスの馬に太刀打ち出来るとは思えない。

日本の調教師もそれを認めていて、あっさりロケットマンに勝たれることも覚悟しているようなコメントが出ていますし、これだけの名馬と一緒に走れることを喜んでいるんじゃないでしょうか。

余談ですが、日本はもっと短距離血統を重視すべきだと思いますね。選手権距離と呼ばれる2000mを越える血統は世界でも通用しつつあるので、今度は短距離でも通用出来る馬が育つように、いろいろと工夫して欲しいです。

という訳で、ロケットマンは決定。
問題は2着争いになるが、これが結構難しいので、私も頭を悩ませましたね。

一応筆頭候補は8番ダッシャーゴーゴーだろうが、確実な候補ではなく、ツキにも見放されているような感じにも思え、配当妙味も少なく、ちょっと狙いづらい面がある。

次の候補は香港馬の1番ラッキーナインだが、こちらも内枠に入ってしまって、うまく馬群を捌けるのか分からない。前走から2キロ減で走れるのはプラスだろうが、必ずしもプラスと言い切れない部分があるのも確か。

他の馬も同様で、不安要素を抱えての出走だから、頭が堅くても馬券的には面白いのかもしれない。

そこで配当妙味を軸に馬券を買うことに決めましたね。ダッシャーゴーゴー、ラッキーナインを買うなら1点。それ以外なら2点もしくは3点で買おうと思った。

いろいろ考えた末、2着候補には16番グリーンバーディー、7番フィフスペトル、11番トウカイミステリーの3頭に決めました。

グリーンバーディーは昨年の一番人気馬。今年は評価がグッと落ちていて妙味十分。衰えがないのは前走で確認済み。

フィフスペトル未知の魅力がある。意外に1200mが合っているかもしれないので、先物買いには持ってこいだろう。

それから大穴として、一発ハマると直線もの凄い末脚を使うトウカイミステリーを押さえたい。

スプリンターズS予想
単勝5 1000円
馬単5→7、11、16 各200円
合計 1600円

スプリンターズSだけでなく、夜の凱旋門賞も楽しみだ。

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