日本ダービー予想

早いものでもうダービーウィーク。競馬をやっている連中は、このダービーでその年の1年が終わると言っても過言ではないと思うので、その年のダービー馬を当てれば、気分がよくなるのは言うまでもない。

今年のダービー戦線は、皐月賞までずっと混戦と言われてきたが、その皐月賞でオルフェーヴルが3馬身で圧勝。ダービー候補として最右翼の存在になっている。皐月賞がダービーと同じ東京コースで行われたこともあり、一歩も二歩も抜け出したことは間違いないでしょう。

過去のレースを振り返ってみても、上がり3ハロンのタイムがここ4戦最速で、33.5、33.2、34.3、34.2。この決め手を持ってすれば、皐月賞の3馬身差は十分予測が付いた。自分から動けない弱点があるので年明けの重賞2戦は善戦止まりだったが、皐月賞の圧勝で吹っ切れた感がある。

道悪もこなせるタイプなので問題ないが、やはり距離が伸びる今回も折り合いが課題になる。しかしそれすら重箱の隅をつつくような程度の課題だろう。

という訳で、ダービー馬予想は5番オルフェーヴルに決定。どんな強さを見せてくれるのか楽しみというのが本音ですね。

相手は、堅実性のある2番サダムパテック。前走の3馬身差は逆転するのは難しいと思うが、それ以外の馬には負けないと思っています。距離延長もおそらく大丈夫だと思う。

それから7番ベルシャザールに15番トーセンラーが押さえ。
ベルシャザールは皐月賞の直線失速で評価を落としているが、先行馬は往々にして大敗を喫するケースは競馬によくあるもの。3年前は皐月賞で人気の一角だったスマイルジャックが大敗後のダービーで巻き返した例があるし、4年前のアサクサキングスも同様の先行馬だった。人気落ちの今回は怖いと思う。
またトーセンラーも皐月賞がそれほど悪くない内容で、今回は2着圏ならあり得ると思う。今回も外枠に入ってしまったが、距離延長で少しは軽減されるのではないか。ディープ産駒一番の注目馬はこの馬でしょう。

この3頭流しでダービーは勝負です。

ダービー予想
馬単5→2　1400円
馬単5→7、15　各300円
計2000円

それ以外の有力馬ですが、まず10番ナカヤマナイトについては、前走の伸びきれなかった皐月賞が不満。11番デボネアは鞍上の乗り替わり。世界的名手のデットｰリーはジャパンカップは勝ててもダービーは甘くない。武豊同様、腕も落ちているとの噂もある。

それから16番トーセンレーヴも危うい。血統的に注目されるのは当然としても、一気の相手強化でしかも外枠。オークスは血統馬グルヴェイグがさっぱりダメだったが、この馬もこれから強くなる馬。ダービーはまだ無理。

安藤勝の1番ウインバリアシオン、9番コティリオン、6番クレスコグランド、14番ショウナンパルフェも皐月賞組にはかなわないと予想し、最初から除外した次第。最近の傾向を見ても、皐月賞組優勢は明らかなので、無理して狙う必要なないと思った。

話は替わって先週の結果ですが、オークスはホエールキャプチャが3着まででハズレ。1人気のマルセリーナも4着までで馬券は荒れました。競馬って難しいですね。

またWIN5もオークスが人気薄のエリンコートが勝ち、新潟のメインも人気薄が来たので、的中がたったの6票ということで、配当金が1億4685万110円の史上最高配当が出ました。今までの最高配当は、今年の2月13日の小倉4Rの3連単1950万7010円でした。

私も2000万円くらいが精一杯と思っていただけに驚きましたね。もし人気薄が3レースで来たら、的中者なしのキャリーオーバーもあり得ると思いました。ちなみに現在totoビックのキャリーオーバーは56億円です。

最後に土曜に行われる、125回目となる伝統の目黒記念の勝ち馬を予想しますと、配当的に7番マイネルキッツが妙味ありそう。ハンデ次第での出走でしたが、58.5キロで収まり出走決定。前走は出入りが激しく、この馬の持ち味を活かせなかっただけ。実績は断然で力上位は明白。ここは勝てるメンバー構成だと思う。