弥生賞予想
土曜のチューリップ賞はレーヴディソールが別次元の強さを見せて大楽勝。牝馬クラシックは1強というところを強く印象づけた感じだが、牡馬クラシック戦線は未だ主役不在の状況。
GⅠ朝日杯フューチュリティSの1着馬グランプリボスと2着馬リアルインパクトは距離微妙だし、3着馬のリベルタスはまだ重賞未勝利だ。GⅢ京成杯を勝ったのは昨年暮れのホープフルS3着馬のフェイトフルウォーだし、GⅢきさらぎ賞を勝ったのは伏兵のトーセンラーだった。
なのでこの弥生賞を勝った馬が牡馬クラシック第一弾の皐月賞へ大きく近づくことになる。
頭数は11頭だが勝負になりそうな馬が8頭もいる。しかし勝ち馬はこの中から4頭に絞られると思う。それは6番サダムパテック、5番オールアズワン、11番ショウナンマイティ、4番デボネアの4頭だろう。
まず現時点で①人気のサダムパテックだが、前走の朝日杯フューチュリティSは圧倒的人気もスムーズなレースが出来ず4着に終わった。未勝利戦で素質馬のダノンシャークを寄せ付けず、次の重賞でもこれまた素質馬のリフトザウイングスに3馬身半の着差を付けた力は圧倒的ですらある。他の競馬場よりも枠順や展開に左右されやすい中山競馬場なので絶対の確信はないが、まず好勝負は間違いないところ。
次にオールアズワンについては、札幌デビューの頃から注目の馬だったが、前走のGⅢラジオNIKKEI杯2歳Sでは馬体重+10でも勝ちタイム差なしの2着に奮闘。改めてその能力を示した感じだった。安藤勝がこの馬でクラシックを狙っているのは間違いなく、初遠征も問題なさそう。仕上がりもいい。
ラジオNIKKEI杯2歳Sで3連勝を逃したショウナンマイティ。しかし次戦のオープン特別若駒Sは他馬よりも1キロ重いながら、朝日杯3着のリベルタスと勝ちタイムなしの3着と健闘。その2着馬であるユニバーサルバンクがGⅢ共同通信杯で2着したようにレベルも高かった。外枠がカギだが、ここでも好勝負できると思う。
最後にデボネアは、前走のGⅢ京成杯は2着とはいえ、その内容が素晴らしく、一躍クラシックの伏兵候補に躍り出た感じ。スピード指数も出走馬中トップの90をマークし、相手が強化されても走れると思う。大型馬らしく使って良くなるタイプで、コース経験は大きな強みかもしれない。
2着以下の候補は9番ターゲットマシン、3番プレイ、7番ウインバリアシオン、10番ギュスターヴクライ。
現在②人気のターゲットマシンは2戦2勝と底を見せていない関東馬のディープ産駒。しかしまだ幼さを残しており、一気の相手強化が心配だ。関西馬はとにかく強いですから1着までは難しいと思う。
プレイは展開利が見込めるが、勝ちきるまではどうか。それはウインバリアシオンも同様で、ギュスターヴクライは3着以内の皐月賞への権利止まりだと思う。
ここでいつも通りのレース展開を予想。
プレイがまず果敢にハナへ。ウインバリアシオンがそれに続き、小頭数にありがちな緩いペースでレースは進む。サダムパテックは中団よりやや後方で折り合いに専念し、それを見るようにショウナンマイティとデボネアが最高方待機で末脚勝負に賭ける。ターゲットマシン、オールアズワンは先行集団で競馬をして早めに抜け出し、サダムパテックを封じ込める作戦を考えている。
3コーナーあたりからペースは急激に上がるが、粘り腰でプレイが4コーナーに入っても先頭。ターゲットマシンがもがいているのを尻目に、オールアズワンの安藤勝はプレイの手応えを確認した後、後ろをチラッと見て、サダムパテック、デボネア、ショウナンマイティの手応えを確認した後に追い出しに掛かる。
直線半ばでプレイを捉えたオールアズワンをめぐってサダムパテックが追いすがり、続いてデボネア、ショウナンマイティも必死に追いすがるが、形勢は変わらず。そう勝つのはオールアズワンだ!
弥生賞予想
単勝5 オールアズワン 1200円
最後になりますが、土曜の重賞はチューリップ賞が的中。自信はありましたが、武豊のタガノラヴキセキが頑張っていたので焦りましたね。メデタシが何とか交わしてくれてホッとしました。配当は3000円未満ですが、1着軸が単勝1.1倍のレーヴディソールなので仕方ないですね。
オーシャンSの方は順当に絞った4頭の争いでしたが、58キロで過小評価されていたダッシャーゴーゴーでよかったと思いました。木曜の夕刊紙にはダッシャーゴーゴーで断然のようなことを書いてあったので、その通りのイメージで行けば良かったと反省です。
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