マクトゥームチャレンジラウンドⅢ展望
今日はドバイ遠征をしているウォッカとレッドディザイアの2頭が、日本時間木曜の深夜に出走するドバイワールドカップ前哨戦となるマクトゥームチャレンジラウンドⅢの展望をしてみようと思う。
今年からメイダン競馬場で行われるドバイワールドカップ。馬場も以前のダートコースから世界的に流行の兆しがあるオールウェザートラックに変更されている。
そのメイダン競馬場であるが、今年の1月にオープンした新しい競馬場で、世界一大きなオーロラビジョンを備えたすばらしい競馬場のようで、写真で観る限り東京競馬場の巨大スクリーンよりも優れている感じです。
さて日本馬2頭がどこまでやるのか未知数なのは仕方ないとしても、一応国際レイティングはウォッカが120、レッドディザイアが115と、高い数値をもらっているので、ある程度期待はしていいと思います。特にウォッカはこのドバイ遠征で引退するので、最後の花道を飾って欲しいと思っているファンは多いことでしょう。
相手になりそうな馬を挙げると、まず昨年の凱旋門賞で3着したイギリスのキャバルリーマン。初のオールウェザートラックがカギになるが、レイティングは125と出走馬中トップ。
次は昨年のドバイワールドカップでウェルアームドから14馬身離されながら2着を確保したグロリアデカンペオン。前走のマクトゥームチャレンジラウンドⅠに勝利し、オールウェザートラックの適性を見せている。レイティングはこの時の120が最高値。
さらにハンデ差6キロあったとはいえ前々走で香港のGⅠを勝っているプレスヴィスに圧勝し、前走のマクトゥームチャレンジラウンドⅡにも勝利してオールウェザートラックへの適性を十分に示したアリーバーが相手か? ちなみにレイティングは前走の117が最高値。
それ以外にもオールウェザートラックで勝利している馬が何頭かいて、日本馬にとっては気の抜けないレースになると思うが、ここで見せ場以上のレースをすれば、次の本番も楽しみになる。当然だが是非とも頑張って欲しいところだ。
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