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Hassan Whiteside

ロケッツが狙うドラフト候補 その6

Hassan Whiteside C  7-0  227  Age: 20  Marshall(Freshman)
Hometown: Gastonia, NC

今季のアベレージ 34game  26.1m/g  13.1p/g  8.9r/g  0.3a/g  1.9to/g  0.6s/g  5.4b/g  FG52.4%  FT58.8%

ドラフト予想順位 Lottery

比較選手 マーカス・キャンビー

長所
背の高さが目立つ、運動能力のあるフォワード選手
爆発的なジャンプ力
ビックマンとしては非常に速い
恐れられるディフェンダー
シュートブロックが抜群にうまい
リバウンドよし

短所
身体的な強さが必要
オフェンスが未熟
フリースローが入らない
1年生でも20歳になっている

ESPNチャド・フォード5月24日付けの評価
Whitesideは今年のドラフトの中で最も当たり外れの大きい選手である。彼は1年生の今季、3回のトリプルダブルを達成するなど、すばらしいシーズンを送り、シカゴでの身体測定もウイングスパンが7-7、スタンディングリーチが9-5と際だっていた。運動能力テストの結果が今週末に発表されるが、これも彼は全選手の中でトップランクの数字であろうと予測している。

スカウト達は彼のことをマーカス・キャンビーやタイラス・トーマスと比較している。ドラフトでは最大6位で指名されると予測している関係者がいるが、ワークアウトと面接次第では1巡目の半ばから後半まで落ちると予測している関係者も少なくない。

私はシカゴで多くのチーム関係者と会合を持ったが、その中で報告してくれたのが、Whitesideの自意識過剰ぶりだった。私も彼と15分の1対1インタビューを行ったけれど、その態度は横柄で尊大ぶったものだったし、彼はドワイト・ハワードやアキーム・オラジュワン(以前1週間一緒にトレーニングしていた)と比較して欲しいと言っただけでなく、私の付けた14位という評価に対し不満を述べていたし、自分のスリーポイント能力を評価していないといった我々のスカウティングを侮辱するような発言も行った。

彼は自分自身の才能に惚れ込んでいるが、彼との面接は数年前に私がタイラス・トーマスにインタビューした時とほとんど変わらないという印象を持った。トーマスは自分はプリメイターの選手であるので、レポートにそう書いて欲しいと私に説得してきたし、自分が1位にランクされていないのは不満ともコメントした。また実際他の選手をバカにしていたように思えた。

とは言っても彼は扱いにくい人間ということはない。彼の笑顔はすばらしかったし、インタビューも引き続き良好な関係で行えるだろう。また、ここ数年ゲームではハードワーカーに徹している。しかしさらに上のレベルにジャンプするためには、感情のコントロールと身体にもっと筋肉を付けなければならないだろう。彼にはまだその準備が出来ているとは思えない。

ESPNチャド・フォードの3月2日付けの評価
Whitesideは引き続きスカウト達を驚かせ続けている。彼は先週のセントラルフロリダ戦で14P 11 R 13Bを記録し、今季3回目のトリプルダブルを達成した。数週間前、GM達は彼をよく観察するために大勢押しかけたが、彼の年齢と上がり続けている評価を考えると、今年のドラフトに出てくる可能性が高いだろう。今のような成績を残していれば、10位以内で指名されるチャンスが大いにありそうだ。

ロケッツが彼を獲得出来る可能性 80%
チャド・フォードのスカウティング能力は、ここ数年のドラフト予想をほぼピシャリと当てていることから考えて、NBA関係者だけでなくドラフト候補達にも一目置かれているようだ。最新のドラフト予想で彼を24位と評価したことから、14位指名権を持つロケッツが彼を獲得出来る可能性は高くなったと考えていいかもしれない。それでも確実に彼を獲得したいなら順位を上げた方がいいのは言うまでもないだろう。