2021年6月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

Evan Turnur

ドラフトレポート その1

ESPNチャド・フォードの5月24日付けのレポートを一部抜粋
・シクサーズは2位指名権をトレードするのだろうか?
私はシカゴで多くのNBA関係者と話し合いを行った結果、もはやTurnerが確実に2位で指名されるだろうとの確信がなくなった。第一に彼はシクサーズに完璧にはフィットしないということ。彼らがアンドレ・イグダーラをトレードすれば話が変わってくるが、2月のトレード期限までにあった彼への多くのオファーに彼らは取り合わなかったし、来月までにイグダーラに対してより魅力的なオファーが来るとも思わない。

また新しいヘッドコーチになったダッグ・コリンズは「Win Now」で行くことを表していることもあって、2位指名権をチームの必要を満たしているNBAですぐ通用する選手を指名するか、またはチームにすぐ貢献出来るベテラン選手獲得のために、その2位指名権を放出するかもしれない。

特にウルブズ、ピストンズ、ペイサーズがこの2位指名権を欲しがっている。そのためにはシクサーズはエルトン・ブランドの残りの契約(3年5000万ドル)を引き取ることが前提との話し合いが行われたようだ。しかし私はシクサーズがこの条件を緩和しない限り取引自体ないだろう。現時点でブランドの契約を引き取りたいと思っているチームは一つもないのが現状だからだ。

・身体測定で上昇した選手
Derrick Favorsは身体測定で評価を上げた一人だ。身長が6-10、ウイングスパンが7-2、スタンディングリーチが9-2であることが判明。これらの数字はドワイト・ハワードにより近い数字で、ホーフォードよりも優れている。もし彼はPFではなくCとしての候補者ならば、2位指名するだけの強い動機になっているだろう。

「FavorsはCousinsのようなオフェンス力を持っていない」とあるGMは話してくれた。続けて「しかしFavorsの方がより運動能力があるし、ディフェンスもいい。また高校時代から互いに対戦しているが、Favorsの方がCousinsに勝っていた。彼はもう少しカレッジで経験を積めば、1位で指名されてもいい選手だ」

ロケッツが狙うドラフト候補 その2

Evan Turner  SG  6-7  214  Age: 21  Ohio State(Junior)
Hometown: Chicago

今季のアベレージ 31game  35.8m/g  20.4p/g  9.2r/g  6.0a/g  4.4to/g  1.7s/g  0.9b/g  FG51.9%  FT75.8%  3pFG36.4%

ドラフト予想順位 Top 2

長所
・PG, SGとして申し分ないサイズ
・3つのポジションでプレイ可能
・ボールハンドリングがすばらしい
・平均上の運動能力
・ゴール下へうまく切れ込める
・ガード選手にしては際だったリバウンド力
・シューターとして上達している
・ディフェンスがアグレッシブ
・フリースローがうまい

短所
・筋肉をつけ続ける必要性あり
・ロングレンジシュートの精度を上げる必要性
・ターンオーバーが多い

ESPNチャド・フォードの3月16日付けの評価
良い点:Turnerは今季のカレッジバスケ最高の選手である。彼は多彩な才能があり、PGを含む3つのポジションをこなせるし、ドリブルを使っていろいろなプレイを演出出来る。またガード選手にしてはリバウンドが非常によく、すばらしいフロアービジョンも持っている。加えて彼はアンセルフィッシュなリーダーだ。

悪い点:チームから多くのことを要求されていることもあるが、特に今季はターンオーバーが多い。彼は特に遠い距離からは、偉大なシューターではない。彼は今季始めに背中を故障、復帰後にその影響は感じないが、スカウト達はそのケガについて慎重に見ている。

総括:Turnerは現時点で我々の2位指名選手の評価であるが、Wallの1位指名にプレッシャーを掛けられる選手である。スカウト達はその運動能力のためWallの将来性を上に見ているが、実際のところ、1位指名を争うチーム達は本当にPGを必要としているチームはそれほど多くないし、彼の方がよりチームにフィットする。

ロケッツが彼を獲得出来る可能性 ほぼ0%
2位指名権を獲得したのはシクサーズ。今季は客寄せでアイバーソンを復帰させたりバカやっているチームではあるが、さすがにこの2位指名権を売り出すような無謀なことはしないだろう。Wallに挑戦できる2位指名候補ならなおさらだ。