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Derrick Favors

ドラフトレポート その1

ESPNチャド・フォードの5月24日付けのレポートを一部抜粋
・シクサーズは2位指名権をトレードするのだろうか?
私はシカゴで多くのNBA関係者と話し合いを行った結果、もはやTurnerが確実に2位で指名されるだろうとの確信がなくなった。第一に彼はシクサーズに完璧にはフィットしないということ。彼らがアンドレ・イグダーラをトレードすれば話が変わってくるが、2月のトレード期限までにあった彼への多くのオファーに彼らは取り合わなかったし、来月までにイグダーラに対してより魅力的なオファーが来るとも思わない。

また新しいヘッドコーチになったダッグ・コリンズは「Win Now」で行くことを表していることもあって、2位指名権をチームの必要を満たしているNBAですぐ通用する選手を指名するか、またはチームにすぐ貢献出来るベテラン選手獲得のために、その2位指名権を放出するかもしれない。

特にウルブズ、ピストンズ、ペイサーズがこの2位指名権を欲しがっている。そのためにはシクサーズはエルトン・ブランドの残りの契約(3年5000万ドル)を引き取ることが前提との話し合いが行われたようだ。しかし私はシクサーズがこの条件を緩和しない限り取引自体ないだろう。現時点でブランドの契約を引き取りたいと思っているチームは一つもないのが現状だからだ。

・身体測定で上昇した選手
Derrick Favorsは身体測定で評価を上げた一人だ。身長が6-10、ウイングスパンが7-2、スタンディングリーチが9-2であることが判明。これらの数字はドワイト・ハワードにより近い数字で、ホーフォードよりも優れている。もし彼はPFではなくCとしての候補者ならば、2位指名するだけの強い動機になっているだろう。

「FavorsはCousinsのようなオフェンス力を持っていない」とあるGMは話してくれた。続けて「しかしFavorsの方がより運動能力があるし、ディフェンスもいい。また高校時代から互いに対戦しているが、Favorsの方がCousinsに勝っていた。彼はもう少しカレッジで経験を積めば、1位で指名されてもいい選手だ」

ロケッツが狙うドラフト候補 その3

Derrick Favors  PF  6-10  245  Age: 18  Georgia Tech(Freshman)
Hometown: Atlanta, GA

今季のアベレージ 36game  27.5m/g  12.4p/g  8.4r/g  1.0a/g  2.5to/g  0.9s/g  2.5b/g  FG61.1%  FT62.9%

ドラフト予想順位 Top 5

比較選手 アマレ・スタウダマイヤー

長所
・手足の長い、運動能力のあるビックマン
・この年齢にしてはいい筋肉と骨格がある
・すばらしい跳躍力
・オープンコートで走りまくれる
・リバウンドとシュートブロックが強い
・オフェンスが上達傾向
・バスケットへアタックすることを好んでいる
・力強いフィニッシュが出来る
・いいフットワークがあり、ローポストの動きにバリエーションがある
・ゴールより18フィート離れたところから決める技術を持っている

短所
・特にオフェンスに関してはまだ荒削り
・安定感に欠ける
・ボールハンドリングを上達させる必要性

ESPNチャド・フォードの3月16日付けの評価
良い点:Favorsはビーストだ。彼はすでにNBAで通用するボディーを持っていて、際だった運動能力があり、ここ1ヶ月間でペイント内を支配し始めてきた。彼はバスケット周辺で力強くフィニッシュ出来るし、すばらしいリバウンダーでもある。また彼はペイント内でのタフなディフェンダーであることを証明している。

悪い点:シーズンの多くは、自分の才能をもてあましゲームを支配するには至らなかった。所属チームはPGが弱く、自身もアグレッシブさに欠けたとはいえ、彼にとってちょっと失望感の残るシーズンになってしまった。

総括:Favorsはアマレ・スタウダマイヤーやアル・ホーフォードになれるポテンシャルがある。彼はシーズン最後の8ゲームを、アベレージ17得点・9Rと際立ったプレイで締めた。彼は攻守ともによりアグレッシブになり、シーズン前の評価に戻しつつある。我々は現時点で彼を3位候補選手と位置づけているが、トーナメント戦で印象的なプレイを見せれば、さらに上がるポテンシャルを持っているように思う。

ロケッツが彼を獲得出来る可能性 1%未満
彼は悪くても5位までに指名されることが確実な選手であり、3~5位指名権を持つネッツ、ウルブズ、キングスに指名のチャンスがある。ネッツはWall獲得に失敗し、今後のFA獲得にも影響を及ぼしたが、Favorsは再建への堅実な選手になれる逸材であるので手放さないだろう。同様に再建中のウルブズとキングスも、彼のそのポテンシャルを高く評価しているはずで、ロケッツが付けいる隙はないように思う。