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ウルブズ

'18 プレイオフ1回戦 対ウルブズ(ゲーム5)

シンキ「こんにちは。プレイオフ1回戦のウルブズ戦もゲーム5ですね。ここまでロケッツが3勝1敗。シリーズ突破まで残り1勝となってます。今日はホームゲームですので、ここで決めたいですね。」
 
キャット「ゲーム3を見ても分かる通り、ウルブズは予想以上に手ごわい相手だよ。でもロケッツには総合力だけでなく、2人のスターパワーがあるからね。このゲーム5で決めてくれると思ってる。期待したいね。」
 
シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターは両チームともゲーム1から変わらずに開始。序盤はウルブズが優勢だったが、カペラがタウンズのフックをブロックすると、そのまま機動力を活かす速攻からの加点で会場が盛り上がる(8-6) 中盤前にティーグの連続加点でウルブズが逆転するが、ロケッツもカペラがフィニッシュを繰り返す好調振りを見せ、付かず離れずの展開が続いたよ(16-14) 終盤に差し掛かっても同様の展開が続き、結局第1Qは25-26のロケッツ1点のビハインドで終了へ。第2Q序盤のハーデンのいない時間帯、もう後がないウルブズはこの時間帯にリードを拡げようと、バトラーとタウンズをコートへ戻す。その2人のツーメンゲームなどで加点するが、ロケッツもポールのパスからゴードンのスリーや、カペラがドリーム張りのスピンムーブで加点するなど、点差はほとんど動かない(30-30) だがウルブズはローズがコーナースリーを決めると、フリースローでの加点もあって、若干ペースを握ったように見える(35-33) ロケッツは残り9分半あたりから、フィールドゴールが決まらない時間帯が長く、その隙にウルブズは今日好調のティーグの加点や、クロフォードのスリーが決まり、ロケッツはリズムを変えるためタイムアウトを要求へ(37-44) タイムアウト後にローズのスリーが決まって、10点のビハインドになったロケッツだったが(37-47)、カペラがオフェンシブリバウンドからフィニッシュに成功し、約3分半ぶりにフィールドゴールに成功すると、シュートの好調振りをアピールするかのように、タッカーがほぼ真正面からスリーを決めて追いすがる(42-49) しかしゲーム3以降、本来の動きが戻っているタウンズが、アグレッシブに攻めて加点するなど、ウルブズも必死に抵抗している状態だ(42-51) だが地力に勝るロケッツはここからランに成功。アリーザの2本のフリースローとスリーで、早めにウルブズはタイムアウトを要求するが、次のロケッツのポゼッションでもゴードンがスリーを決めて、残り3分前にはほぼイーブンに持ち込んだよ(50-51) 終盤に入って逆転したいロケッツだったが、ハーデンがまだ不調で加点出来ない。ウルブズはタウンズがロケッツのダブルチームに苦しみながらも加点を続け、結局前半はロケッツ4点のビハインドで終了となった(55-59)」
 
シンキ「ここまではゲーム4同様に様子見と言った感じでしょうか。第3Qでアジャストしてくると思いますから全く心配していませんよ。」
 
キャット「前半はハーデンがFG2/9の5点、ポールがFG1/7の2点止まり。それでもカペラやアリーザの活躍もあって、ほぼイーブンの点差で終えているからね。後半は2人ともやってくれるだろうから大丈夫だろう。」
 
キャット「その第3Qはまずポールが加点に成功すると、ハーデンもスリーを決めて、ロケッツはリズム良くオフェンスをしていた(60-61) ウルブズもタウンズが存在感を出していたが、ロケッツも好調持続のタッカーがコーナースリーを決めて逆転に成功したよ(63-61) 次のウルブズのポゼッションは、ポールのタイトなディフェンスに、ハーデンのローポストディフェンスが効いて、ギブソンのエアボールを誘うと、ポールがそのまま持ち込んでペイント内から得意のジャンパーを決めた。もう後がないウルブズは当然タイムアウトを要求したね(65-61) タイムアウト後、ウルブズはタウンズがインサイドで踏ん張ってファールをもらいフリースローを決めると、ロケッツのターンオーバーからカペラがペイント内でティーグにファール。このコールの笛が遅かったこともあって、ダントーニもオフィシャルに食って掛かっていたよ(65-64) その後両チームともシュートが決まらず、若干停滞したんだが、ギブソンがペイントから加点し、再びウルブズが逆転に成功したね(65-66) だが残り7分弱から、まずハーデンがカペラのハイスクリーンをうまく使ったスリーを決めると、次のポゼッションでもギブソンのディフェンスを交わしてドライブすると、豪快なダンクを披露する! このダンクに勢いを感じたウルブズは、再びタイムアウトを要求へ(70-66) しかしタイムアウト後もハーデンの勢いは止まらない。タウンズからダブルチームでボールを離させ、ウィギンズに外からのスリーを打たせ外れると、ハーデンが手本を示すかのように躊躇なくスリーを打って決める! 次のポゼッションでもハーデンは、カペラとのピックアンドロールからナイスパス。カペラもナイスフィニッシュに成功し、ロケッツの猛攻は続いたね(75-68) カペラはディフェンスでも存分に存在感を発揮。まるで覚醒したかのようにウルブズのシュートを防いでいたよ。そしてさらにカペラはオフェンシブリバウンドからルーズボールをつなぎ、アリーザのコーナースリーへ! これでロケッツのリードは二桁に乗った(78-68) ウルブズはターンオーバーが続き加点出来ない! これを見逃すまいとハーデンがドライブからカウントプレイに成功! ロケッツファンもハーデンに惜しみなくMVPコールを送っていたよ(81-68) 終盤に入ってもハーデンの勢いは衰えない。ドライブから芸術的なフックパスでコーナーにいるタッカーへナイスパス。今日絶好調のタッカーはギブソンのチェックを振り切ってスリーを決めた! 次のプレイでウルブズは、ロケッツの怒涛の攻撃にフラストレーションを溜めたクロフォードがポールへ悪質なファール。このプレイでテクニカルフリースローをもらったロケッツは、約5分半で25-4のランを決めたんだよ(85-70) 終盤にウィギンズの加点もあって11点リードになったが、ロケッツが完全にゲームの主導権を奪った第3Qとなったね(85-74)」
 
キャット「第4Qウルブズはバトラーの右膝の状態を考慮してベンチで休ませ、タウンズも勝負所に備えており、全員ベンチメンバーがスタートしていた。ロケッツはポール、アリーザ、グリーン、ゴードン、アンダーソンでスタート。序盤ウルブズはジェーンが消極的なプレイでミスマッチを活かせず、ローズはレイアップを外して頭を抱えていた。ロケッツはゴードンが積極的なプレイでレイアップを決めると、負けたくないローズは、気合の入ってないジェーンに喝を入れるようにスクリーンに来いと指示。クロフォードのスリーも決まらず、ロケッツはさらに点差を拡げるチャンス到来だったんだ。しかしポールのスリーは不調で決まらない。だがウルブズもジェーンがワイドオープンのジャンパーもミスして加点出来ない。あれだけサラリーをもらっても俺はロールプレイヤーと割り切り、チームのために尽くしているアンダーソンが、危なっかしいながらボールをつなぎ、時間ぎりぎりでスリーを決めたロケッツのリードは16点に(90-74) ウルブズもようやくクロフォードが加点に成功するが、ポールがあっさりペイント内から効率よく加点すると、ティボドーは溜らずタイムアウトへ(92-76) 当日のデーゲームで大谷所属のエンゼルスを下し、今季4勝負けなしの投手バーランダーが夫人のアップトンとコートサイドで観戦する中、ロケッツは締めにハーデン、少し遅れてカペラをコートへ。ウルブズもタウンズとティーグを戻してきた。中盤前にロケッツはタフショットを打たされたり、スリーが決まらないなど、若干停滞するが、ウルブズもローズとウィギンズが連続でスリーをミスするなど、点差はほどんど変わらない(94-80) ロケッツはポールが得意のプルアップジャンパーでリズムを取り戻すと、ハーデンがカペラへナイスディッシュ(98-82) 中盤に入りウルブズも元MVPの意地を見せるようにローズが加点するが、リズムを取り戻したロケッツはハーデンがドライブから加点すると、カペラの機動力を活かすナイスバウンドパスも披露(103-84) ウルブズも必死に抵抗を見せるが、ゴードンのスリーが決まってロケッツのリードは20点に(108-88) それでもウルブズは諦めず、2本のスリーを決めて14点差に戻すと、ロケッツはウルブズに敬意を示すかのようにタイムアウトを要求したよ(108-94) しかしタイムアウト後、ロケッツはタッカーのコーナースリーに、カペラのイージー加点であっさり点差を戻すと(112-94)、残り3分弱、ウルブズは白旗を上げるようにタウンズをベンチへ下げたよ。最終スコア122-104でロケッツがゲーム5を勝利し、通算4勝1敗でこのシリーズを制したんだ。ゲームが終わると両チームとも健闘を称えあっていたよ。ポールとクロフォードも元チームメイトだけあって、何もわだかまりはなかったね。このシリーズはロケッツの強さ以上に、ウルブズの健闘ぶりが目に付いたシリーズだったと思う。」
 
ロケッツ(4-1)
ハーデン 38分 24点、5R、12A、2S、2B、3TO FG8/21 3pFG4/11 FT4/4
ポール 34分 12点、5R、9A、0TO FG6/16 3pFG0/8
カペラ 33分 26点、15R、1A、1B FG12/14 FT2/4
アリーザ 38分 16点、4R、3A FG5/11 3pFG4/7 FT2/2
タッカー 33分 15点、3R、2A FG5/8 3pFG5/7
ゴードン 32分 19点、1R、1S、1B FG5/11 3pFG3/7 FT6/7
ネネ 10分 2点、2R FG1/2 FT0/2
アンダーソン 10分 5点、3R、1A FG2/3 3pFG1/2
グリーン 9分 3点、2R、1B FG1/2 3pFG1/2
ジョー(出番なし)
 
ウルブズ(1-4)
タウンズ 36分 23点、14R、4A、1B FG9/14 3pFG1/2 FT4/4
バトラー 30分 8点、5R、5A、1S、1B FG4/10 3pFG0/1
ティーグ 37分 17点、4R、7A FG6/14 3pFG3/5
ウィギンズ 37分 14点、4R FG5/14 3pFG1/4 FT3/6
ギブソン 23分 10点、2R FG5/7
ローズ 24分 12点、2A FG3/7 3pFG2/3
クロフォード 26分 20点、2R、2A FG8/10 3pFG2/3
ジェーン 13分 0点、4R
ジョーンズ 11分 0点、3A
 
シンキ「ヨッシャー! まずは順当にウルブズとのシリーズを突破しましたね! シリーズは4勝1敗でしたが、ゲーム2以外は、前半ほぼイーブンでの折り返しと、ウルブズも力のあるところを見せたと思います。」
 
キャット「前半はウルブズの出方を伺っていたところがあったにせよ、彼らも65勝したロケッツ相手に、よく食らいついていたと思うね。それでも後半で一気に持ってかれるケースが多く、ウルブズはロケッツとの決め手の差を感じたシリーズだったんじゃないかな。まあ彼らは若い選手が多いし、これからまだ強くなるだろう。この西地区で勝ち切るのはとてもタフだが、あのウォリアーズだって最初は勝てなかったんだ。このシリーズがウルブズにとって今後に繋がることを願ってるよ。」
 
シンキ「ロケッツはハーデンとポールの2枚看板が活躍するのは想定内でしょうが、ビックマンのカペラが想像以上にタウンズ相手にやってくれましたよね。」
 
キャット「彼はすごいねー。攻守ともにロケッツになくてはならない選手だよ。ドリームから教わっているから上達も速いのかな。所々で見せるプレイなんか、ドリームを彷彿させるものがあるよ。彼はまだ23歳。ちょっと気が早いがウォリアーズのペイント内を圧倒してもらいたいね。」
 
シンキ「アリーザだけでなく、今日はタッカーも絶好調でしたね。」
 
キャット「ことごとくコーナースリーを決めていたね。もちろんディフェンスでイニシアティブを握れるしとても頼りになる。2人ともチームに欠かせないね。」
 
シンキ「控えではゴードンが安定してスコアしてますし、ネネやアンダーソン、そしてグリーンも控えを休ませるには十分な働きをしてくれています。」
 
キャット「ゴードン以外は、レギュラーシーズンより出場時間が短い中、よくゲームにフィットしていると思う。文句ひとつ言わず、チームのために貢献してくれて、とてもありがたいよね。」
 
シンキ「まずは1回戦を突破しましたが、まだ次の西準決勝の日程は出てませんか?」
 
キャット「まだジャズ対サンダーの決着が付いてないんだ。現状はこんな感じだよ。」
 
西地区
第1シード ウォリアーズ4-1スパーズ
第2シード ロケッツ4-1ウルブズ
第3シード ブレイザーズ0-4ペリカンズ
第4シード サンダー2-3ジャズ
 
東地区
第1シード ラプターズ3-2ウィザーズ
第2シード セルティックス3-2バックス
第3シード シクサーズ4-1ヒート
第4シード キャブス3-2ペイサーズ
 
キャット「サンダーが25点のビハインドをひっくり返して勝利し、シリーズはゲーム6にもつれ込んだんだ。まだジャズが有利な状況だと思うが、ウエストブルックとジョージの2人のスターパワーにやられる可能性もあるから、まだ分からないかもしれない。」
 
シンキ「個人的にはどちらがいいですかね?」
 
キャット「総合力のジャズか、スターパワーのサンダーと言ったところだが、ロケッツとしてはサンダーが1勝3敗から勝ち抜けて乗り込んでくる方が、ゲーム6を勝って乗り込んでくるジャズよりも怖いかもしれない。まあどちらにしてもタフな相手には違いないから、ウルブズ戦以上に締めてかからないといけないだろうね。まあそれでもボクを含めて、ロケッツファンは勝利を信じて疑ってないと思うよ。」
 
シンキ「まだあと3回シリーズを勝たないといけませんから、優勝への道のりは遠いですね。山場はまだまだと言ったところでしょうか。ところで山と言えば今話題のあの人ですよね。」
 
キャット「山口メンバーってか(笑) 同じ飲酒関連とはいえ、未成年を誘って強制わいせつだから草彅以下だよね。どうしようもない。同じ5人でもバスケみたいに交代できないし、残ったメンバーが気の毒になるわな。」
 
シンキ「巨匠アラーキーも告発されてますし、時代の流れもあるのかもしれません。」
 
キャット「なんか初犯じゃなさそうな雰囲気あるよな。酒乱がヒドイみたいだから、いつかこんなことしでかすと思った人もいるんじゃないかな。」
 
シンキ「話題が飛んで恐縮しました。ロケッツはシリーズ突破に浮かれることなく、気を引き締めて次のシリーズへ行って欲しいですね。」
 
キャット「次のゲームは来週になりそうなんだけど、他のゲームの状況も報告するつもりだよ。特にキャブス戦はホント面白いぞ。」
 
シンキ「分かりました。それでは今日はどうもありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。」

'18 プレイオフ1回戦 対ウルブズ(ゲーム3,4)

シンキ「こんにちは。プレイオフ1回戦のウルブズ戦は、ホーム連勝でアウェイ戦に入りましたね。」
 
キャット「ゲーム1は接戦になったが、ゲーム2は前半にランを決めて、余裕の展開での勝利。この感じでアウェイ戦も突破してもらいたい。」
 
キャット「そのアウェイ戦のゲーム3は一昨日行われた。ロケッツは劣勢の展開ながら、前半を1点のビハインドで折り返したんだが、第3Qの中盤あたりからジワジワ引き離されてしまい、第3Q終了時は二桁のビハインドを背負う(75-87) 第4Qにはウルブズに6本のスリーを食らうなど、結局16点差で敗北したよ(105-121)」
 
ロケッツ(2-1)
ハーデン 36分 29p、7R、7A FG9/21 3pFG3/8 FT8/10
ポール 30分 17p、3A FG7/11
カペラ 27分 7p、11R FG3/6 FT1/6
アリーザ 34分 6p、4R 3pFG2/5
タッカー 23分 4p、5R FG1/6
ゴードン 34分 15p FG5/16
グリーン(21分、10p)、アンダーソン(18分、12p)、ネネ(11分、4p)、ジョー(出番なし)
 
ウルブズ(1-2)
タウンズ(18p、16R)、バトラー(28p、7R、5A)、ウィギンズ(20p、5R、5A)、ティーグ(23p、8A)、ローズ(17p)
 
シンキ「ウルブズも意地を見せましたかー」
 
キャット「第3Qはウルブズの出方をうかがっていたのか、それともなめていたのか分からないが、とにかくダントーニがタイムアウトを取らず、様子を見ている時間帯が長く感じたよ。まあホームで連勝しているし、スイープで勝つより、今後のシリーズを考えての采配だったのかもしれないが、観ているロケッツファンは歯がゆかったと思う。」
 
シンキ「アウェイで1回負けるのは想定していたのかもしれませんね。では今日のゲーム4はどうでしたか。」
 
キャット「ゲーム4も前半はほぼイーブンで終了したが(50-49)、第3Qに入ると出だしからロケッツがスパーク。最初の3分で11-0のランを決めると(61-49)、残り8分からも12-0のランを出して、一気に点差は20点を超えたんだ(77-54) これでも物足りないのか、ロケッツはさらに残り5分あたりからハーデンの連続スリーを皮切りに、終盤ゴードンが連続スリーを決めるまで23得点を記録。第3Qが終わってみれば合計50得点取っていて、点差も30点を超えてたよ(100-69) 第4Qもそれなりにまとめたロケッツが19点差で勝利(119-100) シリーズ突破へあと1勝となったんだ。」
 
ロケッツ(3-1)
ハーデン 33分 36p、4R、3A、4S、1TO FG12/26 3pFG5/11 FT7/7
ポール 34分 25p、6R、6A、5S、1TO FG9/17 3pFG3/5
カペラ 32分 14p、17R(7OR)、3A、4B FG6/11
アリーザ 33分 15p、2R、3A FG4/10 3pFG3/8
タッカー 24分 3p、4R
ゴードン 30分 18p、5R FG6/14 3pFG4/10
グリーン(16分2p)、アンダーソン(17分0p)、ネネ(14分4p)、ジョー(2分2p)
 
ウルブズ(1-3)
タウンズ(22p、15R)、バトラー(19p、9R、5A)、ウィギンズ(14p)、ローズ(17p)
 
シンキ「いやー、力の差を見せつけましたかね。それにしても12分で50得点はスゴイですよ。」
 
キャット「ウルブズファンが気の毒になったよ(笑) もう呆れてたんじゃないかな。ロケッツファンもビックリの12分だったと思う。ちなみに56年前のプレイオフでレイカーズが51得点というのがあるようだ。それからこのQでハーデンが記録した22得点は、ドリームが95年に記録した18点を抜いて、フランチャイズ記録になったみたいだね。」
 
シンキ「ゾーンに入った時のロケッツを止められるチームはいないんじゃないですかね。それを牽引するハーデンの力は素晴らしいです。」
 
キャット「ハーデンもそうだが、ポールも素晴らしかった。最初の20点は、2人で全得点を挙げている。この第3Qはロケッツファンの記憶に残ると思うよ。」
 
シンキ「さて他のプレイオフ1回戦もゲーム4を消化してます。ここまでの結果はどうなってますか?」
 
西地区
第2シード ウォリアーズ3-1スパーズ
第3シード ブレイザーズ0-4ペリカンズ(ペリカンズは西準決勝へ)
第4シード サンダー1-3ジャズ
 
東地区
第1シード ラプターズ2-2ウィザーズ
第2シード セルティックス2-2バックス
第3シード シクサーズ3-1ヒート
第4シード キャブス2-2ペイサーズ
 
キャット「ウォリアーズは1回負けたが、次はあっさり勝って突破するだろう。ペリカンズには驚かされたね。これだから短期決戦は怖いよ。サンダーは初戦勝った後に3連敗と苦戦中。まだ分からないと思うけど、ちょっと厳しくなった感じだね。今日のゲームなんか荒れ模様の展開だったよ。同じ対戦が続くとこうなるシリーズもあるわな(苦笑)」
 
キャット「東は西よりもつれてるね。ラプターズもセルティックスもアウェイで連敗。シクサーズはアウェイ連勝であと1勝でシリーズ突破へ。キャブスはホント危なっかしいゲームやってるよ。どのシリーズも1回戦から白熱してるね。」
 
シンキ「ロケッツの次の対戦はサンダーではなくジャズが濃厚ですかね?」
 
キャット「まだ一波乱ありそうにも思うんだけど、ジャズの方がバランスが取れてる感じがするから、もうあと1勝で突破だし、ジャズで決まりそうに思う。まあどちらが出てきてもロケッツが次のシリーズも勝つよ。」
 
シンキ「その前にウルブズとのゲーム5が残ってます。あさってが対戦日ですね。ホームコートでその勇姿を見せてもらいましょう。それでは今日はお疲れ様でした。次回もよろしくお願いします。」

'18 プレイオフ1回戦 対ウルブズ(ゲーム2)

シンキ「こんにちは。ウルブズとのシリーズになったプレイオフ1回戦のゲーム1は、苦戦しながらも勝利し、まず1勝を獲得したロケッツですが、今日のゲーム2はどうでしょうか。今回もホームゲームです。」
 
キャット「ゲーム1が接戦になったから、今日のゲーム2は緩むことなくプレイ出来そうに思うので、レギュラーシーズンみたいに得点差の付くゲームになると思ってる。まあロケッツの出来次第だろうけどね。前回みたいにシュート不調なら、また接戦もあるだろう。」
 
シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはゲーム1同様に、ロケッツはハーデン、ポール、アリーザ、タッカー、カペラ。前回欠場したアンダーソンは、前日の練習には参加したようだが、まだ100%でないとのことで、今日のゲームも欠場となった。ウルブズもスターターは変わらず、バトラー、ティーグ、ウィギンズ、ギブソン、タウンズ。」
 
キャット「ゲーム1と違って、今日の出だしはウルブズが優勢。ティーグのドライブで先制すると、ウィギンズのドライブやティーグのカウントプレイでまず5点リードした(2-7) ロケッツもハーデンがドライブからカウントプレイをもらってリズムに乗りたかったが、ゲーム1同様にスリーが入らず、ペースはウルブズが握っていたよ。バトラーのスピンムーブにタウンズのスリーでウルブズは8点にリードを拡げる(6-14) しかしカペラがオフェンシブリバウンドを踏ん張って加点すると、アリーザのスリーが決まって追い上げ開始(11-16) だがハーデンのドライブがウルブズディフェンスに阻まれ決まらず、ゴードンのスリーも依然入らない。その隙にウルブズはタウンズのミスショットをウィギンズがフォローし、さらに速攻からギブソンが楽にダンクを決め、再びウルブズのリードは8点になったんだ(12-20) その後もハーデンはジェーンにブロックを食らい、ここまでターンオーバーも目立つなど、イマイチの状態でのプレイになってる。第1Qも終盤に入ったが、相変わらずロケッツのシューティングは状態が悪い。グリーンのスリーは入らず、ゴードンのスリーも入らず、ジョーのジャンパーも当然入らない(苦笑) しかしロケッツはディフェンスでウルブズの加点を抑えることに成功していて、オフェンスの状態をカバーしていたよ(16-22) 結局残り約4分半からポールのスリー以外、両チームともフィールドゴールが決まらないまま終了となった(18-23)」
 
シンキ「ディフェンス勝負になってますか。ここで抜け出すと一気にアドバンテージが取れそうですね。では続きをお願いします。」
 
キャット「第2Qのハーデンのいない時間帯に、ロケッツはポール、ゴードン、グリーン、ジョー、カペラでスタート。まずウルブズはローズが加点し、約5分ぶりくらいにフィールドゴールを成功させるが、ロケッツもゴードンがドライブからのイージーレイアップで加点すると(20-25)、いくら落としても自信を持って打っているグリーンが、躊躇することなくスリーを打って決めてきた。グリーンに触発されたのか、シュートが入らないシーンが目立っているジョーもジャンパーに成功し、ロケッツのオフェンス状態は快方に向かっていたね(25-27) 次のポゼッションで速攻からポールがイージーバスケットで加点し、同点に追いついたロケッツ(27-27) ウルブズはティーグが時間ぎりぎりで加点するが、ロケッツのディフェンスに苦しんでいるのは明らかな感じだった。ロケッツはポールのドライブからジョーへキックアウトし、コーナーにいるゴードンにボールが渡る。ワイドオープンになったゴードンは、さすがにきっちりとスリーを決めて、ロケッツが遂に逆転に成功する(30-29) すぐフリースロー1本で同点になるが、オフェンスが完全に復調したロケッツは、ポールがローズを翻弄するドライブからのレイアップを決めると、グリーンのスリーも決まって、溜らずティボドーはタイムアウトを要求したよ(35-30) こうなるともう押せ押せのロケッツ。タイムアウト後も得意のやりたい放題の時間帯に! 第2Qにタウンズの加点を許さなかったネネが、今度はローズのドライブもブロックすると、再びグリーンのスリーに繋がったんだ。さらにハーデンのフリースローも決まる10-0のランに成功したが、攻撃の手を緩めないロケッツはさらにハーデンが技ありのフリースローを3本決めると、またしてもグリーンが今度はコーナーからスリーに成功! 16-0のランに成功したロケッツが、前半でゲームの主導権を奪ったよ(46-30) 終盤近くなって、ようやくウルブズも加点が続いたが、ロケッツもアリーザがスリーを決めたり、ポールがローポストから加点に成功するなど、二桁のリードをキープしたロケッツが、前半を15点リードして折り返したんだ(55-40)」
 
シンキ「ロケッツ得意のランが出ましたね! これなら今日は余裕のある展開になりそうですよ。では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Qに入ってもロケッツはいきなりチャージ! ハーデンのスリーを皮切りに、タッカーのコーナースリー、速攻でアリーザがイージーダンクを決めると、2分弱しか経過していなかったが、ティボドーはタイムアウトを要求する(63-42) タイムアウト後も再びアリーザが速攻からレイアップを決め、さらにポールがワイドオープンでスリーをあっさり決めるなど、ウルブズファンもお手上げ状態に(68-44) それでもギブソンが加点して食い下がるが、今日不調のハーデンに替わってポールが、ナイスパスをタッカーへさばき、コーナースリーに成功(71-46) だが中盤に入ってロケッツは得点が止まる。スリーがことごとく外れるが、それでもディフェンスで簡単に加点を許さない。ハーデンがギブソンを止めたり、ネネがバトラーをナイスブロックするなど、加点が止まった時間帯をしっかり凌いでいたよ(71-53) ようやくロケッツは4分半ぶりに加点に成功すると、カペラの豪快なブロックからグリーンのレイアップに繋がったり、ポールがファンタスティックなフローターで会場を沸かせて、ほぼゲームの行方は見えてきたね。第3Qが終了してロケッツは22点リードして終了した(80-58)」
 
シンキ「今季のロケッツの強さはディフェンスの向上を抜きにして語れませんよね。では第4Qはサクッとお願いします。」
 
キャット「第4Qはポールショウだった。まずカペラのダンクを演出すると、自らスリーを決める(85-60) その後もドライブを連発で決めると、アリーザのスリーも演出し、ウルブズはタイムアウトを要求するしかなかったよ(94-65) ウルブズは不調のタウンズを第3Q中盤からベンチへ下げ、ジェーンを使っていたが、ほとんど効果を感じなかったね。残り3分半でガベージタイムへ突入すると、オヌアクがパスセンスを披露したり、ジョウチーが加点に成功して、会場は盛り上がっていた。結局ロケッツは20点差で勝利し、このシリーズの2勝目を飾ったよ。最終スコアは102-82。」
 
ロケッツ(2-0)
ハーデン 31分 12点、4R、7A、3S、3B、3TO FG2/18 3pFG1/10 FT7/8
ポール 30分 27点、3R、8A、3S、1B、1TO FG10/18 3pFG3/5 FT4/4
カペラ 29分 8点、16R(4OR)、1A、1B FG4/6
アリーザ 35分 15点、5R、1A、1S FG5/14 3pFG3/10 FT2/4
タッカー 23分 6点、2R、1B FG2/6 3pFG2/5 FT0/1
ゴードン 29分 9点、4R FG3/13 3pFG2/10 FT1/2
グリーン 26分 21点、12R、1A、1B FG7/17 3pFG5/12 FT2/2
ジョー 16分 2点、2R、2A FG1/3
ネネ 12分 0点、4R、1A、2B FG0/0
オヌアク 3分 0点、1R、1A FG0/0
ジョウチー 3分 2点、1R FG1/1
アーロン・ジャクソン 3分 0点 FG0/0
 
ウルブズ(0-2)
バトラー 25分 11点、4R、2A、3TO FG3/6 3pFG1/1 FT4/4
ティーグ 19分 8点、1R、1A 1TO FG3/7 3pFG0/1 FT2/3
タウンズ 24分 5点、10R、1B FG2/9 3pFG1/3 FT0/2
ウィギンズ 31分 13点、8R、3A FG6/14 3pFG0/3 FT1/2
ギブソン 23分 8点、5R FG3/4
ジョーンズ 29分 2点、5R、3A FG1/5
クロフォード 29分 8点、4R、2A FG3/9 3pFG0/2 FT2/3
ジェーン 24分 2点、6R、3B FG1/8 3pFG0/2
ビエリツァ 19分 16点、8R、2A、2S FG5/9 3pFG2/4 FT4/5
ローズ 17分 9点、1R、1A FG4/9 3pFG1/1
 
シンキ「ハーデンが絶不調ながら、ロケッツの圧勝でしたね。今日はハーデンの分はポールが頑張った感じですかね?」
 
キャット「ハーデンは16本のシュートを外していたんだけど、ディフェンス面でチームの勝利に貢献していたと思う。彼のディフェンスでの向上は目を見張るものがあるよ。特にローポストでミスマッチになってもしっかり防いでくれるからね。第4Qはジェーンのダンクをブロックしてたな。彼はバスケットボールセンスのある選手だよ。ゲーム1は不調だったポールだが、さすがに今日は魅せたね。これが彼本来の出来だと思う。ゲームを支配していたよ。ホント彼はすごい選手だね。」
 
シンキ「まだアリーザとゴードンのシュートタッチは良くないですが、それでもゲーム1よりは良くなってます。」
 
キャット「結構ギブソンのチェックなど、それなりにマークされていたからな。まあそろそろコンスタントに決めてくると思う。全く心配してないよ。」
 
シンキ「次のゲームはアウェイ戦になりますがこれについては?」
 
キャット「力の差は明らかだから、ロケッツは自分達のプレイをすれば大丈夫だと思う。シリーズは流れが大切だから、2勝していても気が抜けないので、スイープで決めるくらいの気持ちで戦って欲しいと思う。」
 
シンキ「ところで他のゲームも盛り上がってますが、気になるところはありますかね。」
 
キャット「やっぱりキャブスでしょ。あの危なっかしさが面白い(笑) レブロン46点でも第4Qに粘られてるからなー。7戦まで行きそうだよね。とりあえずここまでの結果はこうなってる。」
 
西地区
第1シード ロケッツ2-0ウルブズ
第2シード ウォリアーズ2-0スパーズ
第3シード ブレイザーズ0-2ペリカンズ
第4シード サンダー1-1ジャズ
 
東地区
第1シード ラプターズ2-0ウィザーズ
第2シード セルティックス2-0バックス
第3シード シクサーズ1-1ヒート
第4シード キャブス1-1ペイサーズ
 
シンキ「第3シードのブレイザーズがいきなりホームで連敗してますが、巻き返せますかね?」
 
キャット「巻き返してくると思うよ。このまま終わらないと思うけどなー。」
 
シンキ「西も東も第1第2シードは順当にホーム連勝ですね。それでは次回のゲーム3も中2日となりますので、よろしくお願いします。今日はどうもお疲れ様でした。」

'18 プレイオフ1回戦 対ウルブズ(ゲーム1)

シンキ「こんにちは。昨日から始まったNBAのプレイオフですが、いよいよ今日はロケッツの出番です。楽しみですね。」
 
キャット「ハーデンが加入してから、ロケッツは毎シーズンプレイオフに出続けているんだが、今年は第1シードを取ったこともあって、ロケッツファンの熱気も例年以上だと思う。その期待に応えるように、ホームのファンの前で、まず1勝をお願いしたいね。」
 
シンキ「分かりました。では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ポール、アリーザ、タッカー、カペラ。アンダーソンは欠場で、バームーテもこのシリーズには出場しない。ウルブズはティーグ、バトラー、ウィギンズ、ギブソン、タウンズのベストメンバー。」
 
キャット「まず序盤はロケッツのペース。ハーデンからのパスをアリーザがリバースレイアップで加点すると、ディフェンスでタッカーがバトラーの加点を止めるブロック。次のポゼッションでもハーデンはカペラへナイスディッシュで、ロケッツが4点リードした(4-0) その後もロケッツはカペラが苦手のフリースローを2本とも決めると、またハーデンとのラインからダンクを決める(8-4) ナイスパス連発のハーデン、今度は自ら決めに掛かる。得意のスリーに、技ありのフリースローをもらっていたよ(13-4) カペラがまたフリースローを2本とも決めるサプライズもあって、ロケッツのリードは二桁を超えた(15-4) ハーデンとカペラが存分に存在感を発揮していたが、対照的にポールはパスミスを連発していて、ちょっと不安定な立ち上がりだったよ。ローポストから組み立てるウルブズはロケッツにダブルチームで対抗され、シュートを打たされるなど中盤まで苦しんでいたが、父が元ロケッツのウィギンズが、グリーンを交わすジャンパーを決めると、ギブソンのイージーショットも決まって追い上げ開始(17-10) ロケッツはスリーが入らずスローダウンしている間、ウルブズにタウンズのペイントから加点されると、ボーナスフリースローを決められ、1点差に追い上げられた(21-20) しかしここまで目立たなかったポールが、得意のフリースローは1本落とすも、終盤にしっかりスリーを決めると、今度は速攻からネネへナイスパス。結局第1Qはロケッツが6点リードして終了となった(27-21)」
 
シンキ「まあここからですね。では第2Qもどうぞ。」
 
キャット「第2Qのハーデンのいない時間帯。出だしでロケッツはことごとくスリーを落としてリードを縮められる(29-27) ネネはまたカウントプレイで存在感を発揮するが、ゴードンのスリーはまたしても入らない。残り8分半でハーデンがコートへ戻ってきた。ロケッツはクロフォードにスリーを決められ、このゲーム初めてリードを奪われたが(32-33)、慌てないロケッツはハーデンとカペラのラインが決まりリズムを渡さない。ウルブズも大黒柱のバトラーがタフスリーを決めて再逆転へ(34-36) だがロケッツも絶好調のカペラがティップインを決めて追いすがり、ゲームは中盤へ入ったんだ(36-36) タイムアウト後、カペラはローズのドライブをブロックすると、速攻から機動力を存分にアピールかのようなアーリウープを決めた! カペラは次の次のポゼッションでも、ドライブでユーロステップからスコア! ウルブズはタイムアウトを要求したよ(42-38) タイムアウト後もロケッツはカペラとタッカーがディフェンスで翻弄し、ウルブズの得点は止まる。その隙にロケッツはカペラがオフェンシブリバウンドから加点すると、今度はハーデンがスリーを決めたんだ(47-38) 11-0のランを決めたロケッツは、ここで一気にゲームの主導権を握るチャンスだったが、ローズがさすがに元MVPだけあって意地の加点を繰り返し、何とかウルブズは食いつないでいるように見える(50-42) アリーザのコーナースリーは決まらず、またローズに加点されると、カペラがもったいないファールをしてしまい、バトラーに3本のフリースローを決められて前半は終了(54-47) ロケッツが7点リードで後半勝負となったんだ。」
 
シンキ「いい感じのランで一気に点差を拡げるチャンスでしたが、ウルブズもさすがに手強いですね。では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Qは序盤からウルブズがリズムを掴む。まずウィギンズがカウントプレイに成功させると、ディフェンスでもロケッツにタフショットを打たせることに成功中。ギブソンにもカウントプレイを決められ、ロケッツのリードは1点になってしまったよ(54-53) ポールはまたタフショットを打たされ、シュート不調のアリーザはフリースローも2本落とす始末。バトラーのスリーが決まって、またウルブズが逆転したんだ(54-56) しかし目が覚めたのか、ようやくタッカーが得意のコーナースリーで再逆転に成功(57-56) しかしウルブズのオフェンスも衰えず、ウィギンズに続き、苦手なはずのティーグにもスリーを決められ、ロケッツのビハインドは4点になってしまったね(58-62) だがNBAトップの勝率を誇るロケッツがこのまま引き下がるはずもなく、ポールがフローターを決めると、タッカーとアリーザは相変わらずスリーを外すが、グリーンがロングツーを決めて追いすがり(62-63)、次のポゼッションでハーデンがローズを出し抜く4ポイントプレイを決め、またロケッツは逆転に成功したよ(66-65) 速攻からカペラがダンクを決めると、さすがにこの流れを嫌ったティボドーはタイムアウトを要求したね(68-65) 終盤もアリーザのスリーは入らず、ウルブズにまた逆転を許すが(68-70)、再びスイッチの入ったハーデンがドライブから豪快なダンクを披露しゲームはタイに(70-70) しかしポールがまだブレーキで加点出来ず、またしてもパスミスをするなど精彩を欠いていた。だがハーデンだけは絶好調で、スリーに続き、ローズを嘲笑うかのようなドライブからカウントプレイを決めてチームを鼓舞していたよ。第3Q終了してロケッツが4点リードした(76-72)」
 
シンキ「接戦になってますが、ハーデンの決め手があるので勝利を疑うロケッツファンはいないと思いますよ。では第4Qもお願いします。」
 
キャット「第4Qのスタートはロケッツがハーデン、ポール、ゴードン、グリーン、ネネ。ウルブズがティーグ、バトラー、クロフォード、ウィギンズ、ジェーン。まずゴードンがやっとこさスリーを決めて、ロケッツのリードは7点に(79-72) しかしウルブズもクロフォードのコーナースリーで食らいつく展開(79-75) 不調が続くポールだが、タフショットを決めて10得点目を記録。その後ウルブズはジェーンがロングツーを決めると、グリーンがハングタイムを活かすようなドライブでの加点、何気にフリースローがうまいジェーンがしっかりと2本決めると、ポールのミドルを決め、両チームとも加点が続く展開となったんだ(85-81) クロフォードの時間ぎりきりのスリーが決まって追いすがるウルブズ(85-84) ロケッツは突き放したかったが、ポールのナイススチールを活かせずターンオーバーしたり、ゴードンがまたスリーを外すなど、どうもリズムが掴めないままゲームは中盤へ(残り6分49秒) タイムアウト後にフリースローを決められ、ロケッツは逆転を許すが、ゴードンがスリーがダメならと、ペイント内から加点に成功(87-86) 残り6分弱になって、1分ほど休んでいたハーデンがポールと交代してコートへ。そのハーデンがフローターで加点すると、攻守でリズムが悪くなっていたウルブズはタイムアウトを要求へ(89-86) タイムアウト後、ウルブズはロケッツのディフェンスに苦しみ加点出来ない。このチャンスを活かすのが今季のロケッツの強さで、まずハーデンがドライブから加点すると、ゴードンがウィギンズからスチール、これがハーデンのスリーに繋がった! ロケッツ9-0のランに成功し、残り4分半、ゲームの主導権を奪った瞬間だった。溜らずティボドーはタイムアウトを要求へ(94-86)」
 
シンキ「攻守でロケッツがウルブズを凌駕してきましたかね。このまま行きましょう、お願いします。」
 
キャット「ウルブズもティーグのフリースローで追いすがるが、もう止まらないハーデンが得意のステップバックからスリーを決めると、ドライブからフィンガーロールのレイアップで加点! ウルブズもティーグが加点を繰り返すが、ハーデンがカペラへナイスパス(101-93) ここまでベンチで休んでいたポールがアリーザと交代してコートへ。しかしいきなりドライブ時にボールを手放すミスをしていたね。ハーデンがフリースローをもらって1本決めたところでタイムアウトへ(102-95) 残り1分半」
 
シンキ「さあラストをしっかり締めましょう、お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後にハーデンがフリースローを外すが、ここで珍事発生。リバウンドをタウンズが取るが、もう一本あるかと思ってオフィシャルにボールを渡そうとして、これをオフィシャルが拒否(笑) ここで選手全員これが2本目であると気が付いたかのように動きだしたが、ウルブズの方が一足早く速攻を出して加点したよ。なんか呆気にとられてしまって、ボクも騙されてしまっていたね。この加点で5点差にされたロケッツだったが、その後はポールがまたまたパスミスをするなど、危なっかしい場面がありながらも、ウルブズのラストショットをしっかりディフェンス。ロケッツが3点差で初戦を飾ったよ。最終スコアは104-101。」
 
ロケッツ(1-0)
ハーデン 41分 44点、4R、8A、2S、3TO FG15/26 3pFG7/12 FT7/9
ポール 34分 14点、3R、4A、2S、6TO FG5/14 3pFG1/6 FT3/4
カペラ 34分 24点、12R(5OR)、3B FG10/15 FT4/4
アリーザ 33分 3点、5R、2S FG1/6 3pFG0/4 FT1/4
タッカー 31分 3点、2B 3pFG1/5
ゴードン 30分 7点、2A FG3/10 3pFG1/7
グリーン 20分 4点、7R FG2/5 3pFG0/3
ネネ 11分 5点、3R FG2/2
ジョー 7分 0点
 
ウルブズ(0-1)
バトラー 36分 13点、5R、3A、2S FG4/11 3pFG2/5 FT3/3
ティーグ 29分 15点、9R、8A FG4/9 3pFG1/4 FT6/7
タウンズ 40分 8点、12R(4OR) FG3/9 FT2/4
ウィギンズ 32分 18点、6R FG7/15
ギブソン 32分 9点、6R FG4/6
ローズ 24分 16点、4A FG7/14
クロフォード 26分 15点 FG4/11 3pFG3/7
ジェーン 8分 7点 FG2/3 FT3/4
ジョーンズ 7分 0点
ビエリツァ 6分 0点
 
シンキ「苦戦しましたが、まずは幸先よいスタートを切ったんじゃないですか?」
 
キャット「ロケッツはレギュラーシーズンの最後は消化試合が多く、ウルブズは緊張感のあるゲームが続いていたこともあり、思った以上に苦戦してしまった感があるね。だが大差で勝っても、僅差で勝っても1勝は1勝。この勝利でむしろ緊張感が出てきただろうから、力量的に見てもスイープの可能性が高まったんじゃないかな。」
 
シンキ「今日はハーデン以外の選手のスリーがことごとく落ちてますが、これについては。」
 
キャット「ウルブズがよく守っていたこともあるけど、ワイドオープンでも外していたからなー。まあこういう日もあるということだ。それでも勝利したことの方が大きいと思う。」
 
シンキ「ポールは不調でしたが、これについては。」
 
キャット「ロケッツへ移籍して初のプレイオフだから、柄にもなく緊張したのかな。まあ次のゲームから本領を発揮してくれるだろう、大丈夫だ。」
 
シンキ「今日は前半はカペラ、後半はハーデンがチームをリードした感じですかね?」
 
キャット「相手がタウンズということで、カペラは気合が入っていたと思う。ハーデンとの相性も抜群だし、苦手のフリースローもしっかり決めてきたね。ドライブでの動きもなんかドリームに似てる雰囲気あるよ。彼はまだまだ伸びしろがあるから、ホント楽しみな選手だよね。」
 
キャット「ハーデンはゾーンに入ると止まらないな。この決め手がある限り、ロケッツはどこのチームとやっても引けを取らないね。今日はMVPに価する活躍を存分に見せてくれたよ。頼もしいね。」
 
シンキ「さて次のゲーム2は中2日になりますね。ここもしっかりと頂きたいですよ。」
 
キャット「ディフェンスで封じ込め、次はしっかりスリーを決めれば、今度はレギュラーシーズンみたいな展開になると思ってる。ちょっと今日は外しすぎだからね。」
 
シンキ「ありがとうございました。今日はどうもお疲れ様でした。」

第69戦(対ペリカンズ)、第70戦(対ウルブズ)の総括

シンキ「こんにちは。クリッパーズ戦に勝利後、アウェイ3連戦が待ってしたが、昨日と今日の連戦となりました。アンダーソンが復帰するようですし、ここもクリアしたいですよ。」
 
キャット「だね。ここまで54勝14敗と、フランチャイズ記録の58勝はほぼ確実に達成できそうだが、プレイオフで優位に立つためには、リーグ全体トップの成績が欲しいところ。なので負けられないゲームが続くよね。頑張ってもらいたいよ。」
 
シンキ「では2戦続けてお願いします。」
 
キャット「まず昨日行われたペリカンズ戦から。ペリカンズは今季欠場が決定しているカズンズに、PGロンドが欠場。序盤からロケッツは好調で、アリーザ、ハーデン、タッカーがそれぞれスリーを決めると、カペラがダンクを連発し、まずロケッツがリードを取った(13-7) ペリカンズもデービスの加点が続いてゲームをタイにするが(15-15)、アリーザが再びスリーを決めて、すぐに逆転すると、終盤はハーデンがドライブから連続加点。第1Qはロケッツが3点リードして終了したね(32-29) 第2Qは出だしに7-0のランを食らって逆転されるが(34-36)、ポールのジャンパーの調子がすこぶる良くて、ローポストから決めまくっていて、ペリカンズもブルズから移籍したミロティッチや、ホリデーの加点などで、ゲームは両チームとも譲らない展開となったんだ(48-48) しかし終盤に入ってハーデンとカペラのラインでカウントプレイが決まると、ペリカンズのターンオーバーからポールがスリーを決めるなど、前半はロケッツが6点リードして終了となった(60-54)」
 
キャット「第3Qは最近リムプロテクトに磨きが掛かって、ブロックを連発しているカペラが、まずムーアのレイアップをブロックに成功し、これがアリーザのスリーに繋がる(63-54) ペリカンズは2分経過してホリデーがレイアップを決めるが、デービスにダブルチームで対抗されたロケッツディフェンスに完全に沈黙。ここでロケッツは一気に畳みかけるチャンスだったのだが、こちらも詰めが甘くてなかなか点差を開くことができなかったんだ(68-56) 6分経過しタイムアウトを取ったペリカンズだったが、ロケッツはようやく第1Qのようにスリーが入りだす。13-0のランに成功したロケッツが20点のリードを奪ったね(76-56) しかしここからペリカンズも反撃開始。デービスが奮闘し多少挽回したが、ロケッツが二桁のリードをキープして第3Qは終了(84-72) 第4Qに入って、ロケッツはスリーの精度が悪くなり、ミラーに4ポイントプレイを含む、2本のスリーを決められ、5点差に詰められる(84-79) しかし大量リードから点差を詰められ目が覚めたのか、タッカーのコーナースリーが決まると、今度はハーデンが存在感を見せて、再びロケッツのリードは二桁へ(95-85) ペリカンズも必死に抵抗するが、タッカーのナイスディフェンスや、カペラがうまくフィニッシュするなど、ロケッツは常にリードをキープ(99-89) 終盤に入ってもロケッツファンが感心するくらいペリカンズは奮闘していたが、最後はルーズボールを奪われ万事休す。ロケッツが6点差で逃げ切ったゲームとなった。最終スコアは107-101。」
 
ハーデン 32p、11R、8A FG11/28
ポール 21p、8R、5A FG8/19
カペラ 13p、11R、3B
アリーザ 17p 3pFG4/6
タッカー 9p、3S 3pFG3/8
ゴードン、ジョー、バームーテ それぞれ5p
アンダーソン 11分で得点ゼロ
 
キャット「今日行われたウルブズ戦。前回のロケッツ戦で負傷したバトラーは欠場中。まずロケッツ得意のハーデンとカペラのラインで先制したロケッツ。序盤こそ両チーム互角の展開だったが、まず先に抜け出したのはロケッツ。タッカーが得意のコーナースリーを連続で決めると、再びハーデンからカペラのラインが決まって、ロケッツがゲームの主導権を握った(15-9) アリーザの加点で10-0のランに成功したロケッツは、中盤に入ってコートに出てきた復帰2戦目のアンダーソンが、俺を忘れるなとばかりにスリーを決めて存在感をアピール(20-11) ウルブズも2本のスリーで対抗してきたが(20-17)、休養のジョーの替わりにコートへ入ったグリーンが、まず速攻からダンクをかましてロケッツファンを喜ばせると、今度は的確にスリーを決め、再びロケッツオフェンスが点火。ハーデンのドライブに続き、アンダーソンがまたスリーを決めて、このQ2回目の10-0のランを披露。第1Qは15点のリードを取って終了となった(38-23) 2Qに入っても、グリーンのハングタイム、アンダーソンがまたまたスリーを決めて、ロケッツの楽勝ムードが漂ってきた(54-36) ウルブズもタウンズのカウントプレイで応戦するが、ロケッツのハーデンとカペラのラインを全く止められず、点差は詰まらない(67-46) 結局前半はロケッツが21点のリードを奪って終了したね(77-56)」
 
キャット「第3Qもロケッツは淡々とプレイしていて、ポールのスリーが決まって、この日最大となる25点のリードを奪ったね。ウルブズも中盤過ぎに10-2のランを決めて、点差を13点に戻すが、ハーデンがカウントプレイを決めると、バームーテがハーデンのいない時間帯に存在感を見せて、結局16点差に戻して第4Qへ(107-91) 第4Qは序盤にジェーンが、ルーズボールの時にサイドライン上でポールを押し倒す悪質なファールをすると、それに怒ったグリーンがジェーンを突き飛ばし、両チーム入り乱れる展開になって、グリーンが退場、ジェーンがテクニカルファールの判定に。ゲームの方はウルブズが9-0のランを決めて、ロケッツのリードは一桁になってしまい、ここでハーデンがコートへ入ってきた(109-100) そのハーデンは速攻の時、ティーグに右手首を叩かれ痛そうにしてるが大丈夫そうだ。ポールのジャンパーに、カペラのリムプロテクトからハーデンのドライブに繋がり、ウルブズは溜らずタイムアウトを要求へ(113-102) 中盤に入って、ウルブズに拾われた元MVPのローズが、キャブスファンもうらやむくらいの存在感のあるプレイでホームのファンを沸かせて、さらにハーデンが連続ターンオーバーをやらかし加点を許してしまって、ロケッツは5点差に迫られたんだ(115-110) だが、ロケッツはこの展開を楽しむように、カペラのオフェンシブリバウンドからアリーザのコーナースリーに繋がると、ハーデンがさすがの加点を決めて、あっさり突き放したね(120-112) それでもウルブズはティーグがフリースローを確実に決めるなど、踏ん張っていたが、残り1分弱にタウンズがイージーレイアップを外すミスの後、ギブソンがオフェンシブリバウンドを取るも、カペラのブロックに阻まれる。ゴールテンディングではないかとリプレイ検証が入ったが、ブロックは成立していて、ロケッツボールに。次のポゼッションでハーデンがスリーを決めて勝負あり。最終スコアは129-120。ロケッツはペリカンズ戦に続き、大量リードを巻き返されるも、しっかり逃げ切りに成功。アウェイ連戦をクリアし、今季成績は56勝14敗となった。」
 
ハーデン 34p、12A FT14/14
ポール 18p、8R、9A FT9/10
カペラ 16p、12R、3B
タッカー 12p 3pFG3/5
アリーザ 11p、3S 3pFG3/8
アンダーソン 14p 3pFG4/5
グリーン 12p 3pFG2/2
ゴードン 5p
バームーテ 7p
 
シンキ「2戦ともに大量リードも、第4Qに巻き返される展開でしたが、ゲーム巧者のロケッツはハーデンの活躍などで順当に勝利しましたね。」
 
キャット「今季はあまり接戦を経験してないからね。この2戦はいい練習になったと思う。まあアウェイ戦だし、そう簡単には勝てないでしょ。ペリカンズ、ウルブズともによく奮闘していたと思うよ。頑張ってる。」
 
シンキ「今季は相手チームをほめたたえるくらいの余裕がありますか。ところで復帰のアンダーソンは今日のゲームは良かったみたいですね。」
 
キャット「ペリカンズ戦はほとんど見せ場がなかったけど、さすがに今日のゲームはゾーンに入っているかのようにスリーを決めまくっていたよ。この調子を持続してプレイオフでも存在感を出して欲しいと思ってる。彼がいれば、スモールラインナップになっても柔軟性がチームに与えられるからね。」
 
シンキ「グリーンは退場しちゃいましたが、これについては?」
 
キャット「ちょっと応戦しちゃったからね。退場は仕方ない。まあ彼らしいと言えば彼らしいと思う。プレイ面ではジョーのシュート確率が上がってこないから、流れを変えたい時など、もっと積極的に使ってもよさそうに思うんだけど、ジョーのパスセンスは見逃せないからなー。まあ状況次第で使っていきたいところだよ。」
 
シンキ「次の対戦はアウェイでのブレイザーズ戦ですね。これは注目ですよ。」
 
キャット「彼らは現在13連勝中でノリノリ状態だし、ここでロケッツに勝てば、さらに勢いを増して、プレイオフにも影響してきそうだから、当然だけど勝ってブレイザーズファンを黙らせたいよ。まず前半からリードして、ゲームの主導権を取りたいね。」
 
シンキ「今日はどうもお疲れ様でした。」

レギュラーシーズン第41戦 対ウルブズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。今日は2度目の10連勝をかけてのゲームになりますが、前回の10連勝達成も相手はウルブズでしたので、デジャブーと言った感じですよね。」
 
キャット「そうだな。前回対戦ではタウンズを止められず、何とか終盤にスリーを立て続けに決めて延長戦に持ち込み勝利したんだけど、今回はゴードンがいないからね。ウルブズも成績ほど悪いチームじゃないし、今回も苦戦必至だと思うよ。」
 
シンキ「ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、ハレル。ウルブズはルビオ、ラッシュ、ウィギンズ、デェーン、タウンズ。ダンク王のラビーンは欠場とのことだ。」
 
キャット「第1Q序盤からロケッツはシューティングが苦戦。アンダーソンが5本連続スリーを外している間、ウルブズはウィギンズが2本のスリーを決めるなどしてリードを奪う(9-15) 中盤に入って、ロケッツはハーデンのパスからネネがダンクで加点し、同様にデッカーも決めるなどリズムが出てきたが、相変わらずアンダーソンはスリーが入らない(17-24) 終盤に入りウルブズは速攻から加点しリードを二桁に拡げる(17-28) ルビオのジャンパーも決まってウルブズは好調キープするが、ロケッツもハーデンからのパスをブリューワーが決めて、結局7点差に挽回して終了となった(23-30)」
 
シンキ「最近は第1Qをリードされて終わることが目立ちますが、それでもしっかり修正するのが今季ロケッツの強さですよね。では続きをお願いします。」
 
キャット「第2Qに入り、ロケッツはハーデンのいない時間帯に入ったが、ゴードンも欠場中なので、ビバリー起点のオフェンスを展開していた。ウルブズはオフェンシブリバウンドを取ってゲームを優位に進めるが、ロケッツもデッカーのスリー、アリーザのカウントプレイで追いすがる(30-38) 中盤に入って、ようやくアンダーソンがスリーを決めると、デッカー、アリーザとスリーが決まってロケッツはリズムに乗ってきたんだ(40-46) ウルブズはターンオーバーが多く、中盤以降にオフェンスが苦戦中で、その隙にロケッツはハーデンの連続加点で4点差に迫ったよ(46-50) 終盤は好調のラッシュにスリーを決められてしまうが、ロケッツはネネがラストプレイでスリーを決め、ビハインドを1点にして前半が終了となった(54-55)」
 
シンキ「ほぼタイで終了と、さすがにロケッツは巻き返してきましたね。後半への見通しはいかがですか?」
 
キャット「第2Qは6本のスリーが出てリズムに乗ってきたけど、シューティングに関してはあまり良いようには見えないから、ディフェンスでプレッシャーを掛けていかないと、後半は劣勢に立たされる可能性の方が高いと思う。特にルビオにはラプターズ戦でラウリーに見せたようなダブルチームに行った方がいいと思うんだが、タウンズもいるからやっかいだよね。」
 
シンキ「分かりました。では後半で逆転しましょう。お願いします。」
 
キャット「第3Q開始早々、ハーデンのスリーでロケッツはリードを奪い、3本のフリースローを決めて、いい感じの立ち上がりに見えたが、ビバリーがレイアップをミスすると、今度のポゼッションで24秒クロックバイオレーションを犯してしまう。それでもロケッツはアリーザのドライブ、ハーデンのジャンパーなどでオフェンスのリズムがイマイチながら加点が続くが、ウルブズもラッシュが2本のスリーを決めて再びリードを奪われた(66-68) 中盤に入ってアンダーソンのスリーで再び逆転も、タイムアウト後にルビオを起点としてウルブズのオフェンスにロケッツは打つ手がなくなってしまう。そのルビオはブリューワーを子供扱いするムーブでウルブズを指揮し、11-2のランを食らったロケッツがビハインドを12点に拡げられて第3Qは終了したよ(77-89)」
 
シンキ「なんか大分やられちゃってる感じで、さすがにこれはやばそうな感じになってきましたかね?」
 
キャット「敗色濃厚だと思う。ホントいいところなしだもん。速攻を食らうは、オフェンシブリバウンドを取られるは、オフェンスでもスリーが来ないし、ゴードン不在でローテーションがうまく行ってないようにも見える。今のロケッツはハーデンとゴードンのチームと言えるからね。そのゴードン抜きだとさすがに厳しくなるな。」
 
シンキ「そうですか。でもハーデンがいるロケッツなので、何とか逆転をお願いしたいところですよ。では第4Qもお願いします。」
 
キャット「第4Q序盤からロケッツは8-0のランを食らい、ビハインドは20点に拡がってしまう(77-97) その後アンダーソンがようやくスリーを立て続けに決めるなど、それなりにロケッツのオフェンスは良くなったが、ウィギンズのジャンパー、タウンズのオフェンシブリバウンドからの加点など二桁のビハインドは縮まらず、12点差に追い上げるのがやっとだったよ。結局105-119で敗戦。ロケッツの10連勝はならなかった。」
 
今季第41戦 対ウルブズ(アウェイ) 105-119で敗戦 通算成績31勝10敗
ハーデン 33点、6R、12A、1S、2B、6TO FG10/23 3pFG2/11 FT11/13
アンダーソン 18点、7R、4A FG6/16 3pFG5/14
アリーザ 16点、3R FG6/13 3pFG3/7
ハレル 9点、5R FG2/4 FT5/5
ビバリー 0点、3R、4A、3S FG0/5
ブリューワー 9点 FG4/9
デッカー 8点 FG3/9
ネネ 9点 FG4/6
 
ウルブズ 通算成績13勝26敗
タウンズ 23点、18R、5A、3B、6TO FG10/17
ウィギンズ 28点、4R、2A FG11/20
ルビオ 10点、17A、1TO FG1/5
ラッシュ 12点 3pFG4/7
デェーン 10点 FG5/5
モハメド 20点、7R FG7/11
ビヤリカ 8点、7R
 
シンキ「残念な結果となってしまいましたが、敗因は何でしたかね?」
 
キャット「ディフェンスだよ。前半で55点はまだ許せるとしても、後半でも64点取られている。ゴードン不在でオフェンス力が落ちていることを考えると、もっとディフェンスを踏ん張らなければいけなかったんだが、それが出来なかったね。まあウルブズはインサイドにタウンズ、アウトサイドにウィギンズがいて、ルビオが彼らを指揮する形で、今日は理想的なゲームが出来たんじゃないかな。まだ13勝しかしてないのが不思議なくらいだよ。」
 
シンキ「タウンズを止められませんでしたか? ルビオにも17Aはやられすぎですよ。」
 
キャット「カペラを欠く今のロケッツはリム周辺のディフェンスに苦戦しているからね。ダブルチームで対抗する場面もあったんだけど、ウィギンズもいるし、ルビオがうまくコントロールしていたから難しかったんじゃないかな。今日のところはロケッツの完敗と見ていいと思う。」
 
シンキ「悔しいので残りの対戦ではリベンジしてもらいましょう。」
 
キャット「だな。あとホームで2ゲームあるから、ここはしっかり修正して2ゲームとも勝ってもらいたいね。」
 
シンキ「分かりました。最後に何かありますか?」
 
キャット「ルビオはハッキリ言ってシュートが下手なんだけど、ゲームメイキングが抜群で、ディフェンスもかなり優秀だから、彼みたいな選手がセカンドユニットにいれば、どこのチームも重宝するだろうね。ブリューワーには悪いけど、彼と交換できないかなーって思っちゃったよ。」
 
シンキ「苦笑 では次のゲームはあさってホームでのグリズリーズ戦になります。前回のリベンジはしっかりしていただきましょう。それでは今日はお疲れ様でした。」

今季第81戦 対ウルブズ

シンキ「こんにちは。今季も残り2ゲームになりましたね。今日の相手はアウェイでのウルブズ戦になります。プレイオフ争いがあるので、目が離せないゲームですよね。」

キャット「個人的にはプレイオフ進出よりロッタリー指名権が欲しいので、負けたくないんだが、今日のゲームくらいは相手チームを応援したくなってしまうなー(苦笑)」

シンキ「ロケッツが残り2ゲームを連勝すると、プレイオフ進出は可能性ありですかね?」

キャット「ロケッツ連勝すると41勝41敗。ジャズ、マブスともに残り2ゲームで、ジャズとマブスは今日対戦してる。ジャズが残り2ゲーム連勝し、マブスはジャズに負けても最終戦のスパーズに勝利すれば、ロケッツは連勝してもロッタリー指名権を獲得できるぞ。」

シンキ「ジャズは今日負けると厳しくなりますかね?」

キャット「ロケッツはディビジョン成績でマブスに、カンファレンスの成績でジャズより上だから、同率だとロケッツが上になるから、ジャズはもう一つも落とせない雰囲気になってると思う。ボク的には来季以降を見据えると、どうしてもジャズ頑張れになってしまうんだよな(笑)」

シンキ「でもマブスも連敗するとやばいですよね。」

キャット「最終戦がスパーズ戦だからな。でもホームで戦えるから、まだジャズよりはいいかもしれない。まあマブスはプレイオフに行っても行かなくても、ドラフト指名権は保持出来るからいいよ。ロケッツなんかプレイオフに出ると、指名権が消滅しちゃうんだからな。ローソン獲得大失敗のツケだよ。モーレーは責任を取ってもらいたいね。」

シンキ「前置きが長くなり恐縮です。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「オーケー。スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。ウルブズがルビオ、ラビーン、ウィギンズ、ジェーン、タウンズ。」

キャット「序盤からロケッツのペース。ハーデンとハワードが加点を繰り返し、開始4分でロケッツが7点リードした(15-8) タイムアウト後、ウルブズも速攻からラビーンがスリーを決めるなどして追い上げを開始するが(15-13)、ハワードの連続加点に、ディーモーのフックが決まって、ロケッツのリードは再び拡がったよ(21-13) 中盤以降もウルブズはペイント内で得点が出来ず、ラビーンのスリーが単発で入るのみ。その間にロケッツはハーデンが面白いように得点を重ね、結局第1Qは17点までリードが拡がって終了したね(38-21)」

シンキ「こういう時に限って大量リードになるんですよね(笑)」

キャット「だよね(苦笑) いいときはすごくいいんだけど、ダメな時はとことんダメなのが今季のロケッツだったね。安定感がなく、リズムが悪い時は情けなくなるくらいだからな。これじゃプレイオフで勝ってこないよ。ロッタリー指名権を獲得して出直したいね。」

シンキ「分かりました。前半の続きもお願いします。」

キャット「第2Qに入ってもロケッツのペースは変わらず、ハワードが楽にレイアップを決めて、ウルブズは堪らずタイムアウトを要求(43-23) 中盤になってロケッツはシュートが入らない時間帯があったが、それでも大量リードもあって余裕でプレイしていたよ(52-33) 終盤はウルブズの加点が続いたが、ロケッツもハワードがダンクを繰り返し、ディーモー、アリーザ、ハーデンの3人がそれぞれスリーを決めるなど、点差はほとんど変わらず、結局21点差で前半は終了したよ(68-47)」

シンキ「今日は勝ちますね。ジャズ対マブス戦が気になりますよ。ロッタリー指名権もいいですが、少しでも可能性があるならば、プレイオフに進出して、ウォリアーズに赤っ恥をかかせてやりたいですよ。」

キャット「その可能性は、ロッタリーでトップ3指名権を獲得する確率より低いと思うぞ(苦笑) それにしても2年前までは、ウォリアーズに対して優位に立っていたのに、これだけ差が付くとはね。やはり生え抜きを鍛えてチーム力を向上させた結果だろう。ロケッツは現メンバーではチームとしての伸びしろはもうないから、早く若手に育てる方向に転換して欲しいんだけどね。外様頼みはもう限界だ。」

シンキ「そうですか。それでは後半戦もよろしいですかね。」

キャット「勝利は堅いだろうから、サクッと行くか(笑) 後半はタウンズの加点が続いてウルブズが15点のビハインドまで追い上げるが、タイムアウト後にロケッツはハーデンなどの加点でリズムを作り、中盤に入るとスリーが面白いように入って点差はさらに拡がったよ。第3Qが終わって29点リードとなり(103-74)、第4Qはセカンドユニットの登場。第4Qはカペラがドリームから毎日教わっているというペイントからのフックを決めまくっていたよ。ジョシュはこんなところで6ファール退場となってベンチへ(苦笑) 替わりに飼い殺されているTジョーンズが登場してきた。結局24点差でロケッツが余裕の勝利に終わったよ。最終スコアーは129-105。」

シンキ「アウェイなので苦戦するかと思ったら、序盤からリードを保っての圧勝に終わりましたね。勝因は何でしょうか?」

キャット「ウルブズが悪すぎたよね(笑) ロケッツのスリーにほとんど対応出来てなかったよ。まあまだ若いチームだから、この経験が活きるんじゃないかな。今年のドラフト指名権が当たれば、間違いなく彼らは浮上してくるからね。怖いチームになるだろうな。」

シンキ「カペラはかなり見せ場があったようですが、もっと使って欲しいですよね。」

キャット「そうなんだよ。ドリームに教わっていることもあって、ペイント内でのフットワークが良くなってるし、フックシュートの精度も高くなってる。もういい加減伸びしろのないハワードを外して、カペラを存分に使ってもらいたい。RPMの数値見たって、カペラはディフェンシブRPMが2.61、総合1.91でハワードのディフェンシブRPM1.70、総合0.58を上回ってるよ。しかもカペラはまだ21歳の生え抜きで伸びしろタップリだよ。」

シンキ「分かりました。ところでジャズ対マブスですが、マブスが勝利したようで、これでマブスはプレイオフ進出が決定しました。現在ロケッツは40勝41敗、ジャズは40勝41敗で並びましたが、直接対決で2勝2敗も、カンファレンスの成績でロケッツが上回っていますから、残り1ゲームの段階で、ロケッツが8位の再浮上しましたね。」

キャット「ジャズ負けちゃったかー(苦笑) ロッタリー指名権が欲しいからホント歯がゆいよね。」

シンキ「次のゲームはロケッツがホームでキングス戦、ジャズがアウェイでレイカーズ戦になりますが、見通しはどんな感じですかね?」

キャット「まあ7連敗中だったサンズにホームで負けるロケッツだから(苦笑)、若手を使ってきてるキングスに足下をすくわれる可能性はゼロではないと思うけど、普通に考えたら負けないだろうね。だからプレイオフ進出が高まったと言わざるを得ないな(苦笑)」

シンキ「ロッタリー指名権は大事ですか?」

キャット「チームの浮上を助けてくれる選手を獲得出来る可能性があるからな。この可能性に賭けないとロケッツはタフな西地区を勝ちきれないと思う。ハッキリ言ってウォリアーズとのシリーズを突破する可能性はゼロに近いから、長い目で見れば、絶対にロッタリー指名権が欲しいんだよね。」

シンキ「GMモーレーは自分のクビもあるので、絶対にプレイオフに出たがってるでしょうね(笑) それからナゲッツファンも、ロケッツがプレイオフに出ることを望んでいることでしょう。」

キャット「ドラフト中盤の指名権を得られるんだから当然だよね。ロケッツは獲得したローソンを戦力外で放出し、指名権も失う形じゃ、何も残らないよ。考えれば考えるたびにモーレーに腹立ってきたな。」

シンキ「笑 まあとりあえずあと1ゲームですから、最後はどんな形であれ、いい感じで締めくくって欲しいですね。」

キャット「まあね。とりあえず今季ラストだから、楽しく観戦しようとは思っているよ。」

シンキ「それでは今日はお疲れ様でした。あさっての今季最終戦も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第69戦 対ウルブズ

シンキ「こんにちは。クリッパーズに敗れて、再び勝率5割に戻ってしまったロケッツ。今日の相手はホームでウルブズになります。当然勝利を期待したいです。」

キャット「若いチームだけに乗せたくないよね。だから最初の第1Qは注目しているんだよ。そうそう、今日はロケッツのマスコット、クラッチの21歳の誕生日(笑) もう21年もやってるってすごいな。ちなみにクラッチの前のマスコットは、ロケットの形をした人間だったんだよ(苦笑) よくトランポリン使ってアクロバットなダンク見せていたな。」

シンキ「今季のロケッツは第1Qでリードされることが非常に多いですからね。ここは出だしから締めて欲しいですよ。クラッチは全米でも人気のあるマスコットみたいですよね。お誕生日おめでとうございます。それではゲームの方をお願いしますね。」

キャット「クマさんはどこでも人気なんだな(笑) さてスターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。ウルブズはルビオ、ダンク王のラビーン、ウィギンズ、ジェーン、タウンズ。元ロケッツのエースだったマーティンは、若手にチャンスを与える影響なのか、契約解除でウルブズを去り、スパーズへ加わったね。その代わりにウルブズは元ロケッツのグレッグ・スミスを加入させたよ。」

キャット「出だしはほぼイーブンも(5-7)、ディーモーがハイポストからハワードへナイスパスを出し、ロケッツは勢いに乗ると、ビバリーのスリーに続き、ディフェンスではハワードのブロック、ハーデンからディーモーへ渡る加点など、ロケッツが9-0のランに成功。まずゲームの主導権を握ったよ(14-7) タイムアウト後もビバリーのスリー、ビーズリーのジャンパーなどの加点が続き、ロケッツのリードは二桁になったんだが(24-11)、ウルブズもルビオの素晴らしいロングパスなどで応戦。終盤に入ると、今季の新人王候補のタウンズが内外と加点を続け、結局ロケッツが8点のリードで終了となった(31-23)」

シンキ「無難な立ち上がりですかね。」

キャット「まあそんなところだな。今日は調子がいいよ。まあ相手は若いウルブズだから、これくらいやってくれないとね。」

シンキ「ですね。では前半の続きもお願いします。」

キャット「第2Qロケッツはまずハワードがローポストから加点に成功するが、ウルブズはタウンズのカウントプレイに続き、速攻からモハメドがフィニッシュするなど、次第にリズムを掴んで来た(37-32) タイムアウト後にもロケッツはターンオーバーから速攻で加点されてリズムを掴めず、好調のビバリーがスリーを決めるが、タフショットになるシーンが多くなっていた(42-38) 中盤過ぎに、このQに4本目となるターンオーバーから速攻を決められ、さらにジェーンのフリースローの加点で、ゲームは振り出しに戻ってしまったよ(44-44) 終盤オフェンスのリズムが出て来たロケッツは加点を繰り返すが、ウィークサイドディフェンスに難があって、ウルブズに加点を許してしまい、結局2点リードで前半は終了となった(54-52)」

シンキ「気を抜けない展開になってしまいましたかー。」

キャット「ターンオーバーから速攻を食らいすぎだし、オフェンスのリズムが悪くなると、ディフェンスに難があるだけにこうなっちゃうよね。毎度おなじみのパターンだ(苦笑)」

シンキ「後半への見通しはどんな感じですかね?」

キャット「ターンオーバーを極力抑え、速攻を食らわずに、チームディフェンスをしっかりやれれば、大丈夫だと思うんだけどね。乗せるとうるさいウィギンズはアリーザがうまく抑えてくれるよ。」

シンキ「分かりました。それでは後半もお願いします。」

キャット「後半はまずロケッツがアリーザの加点で突き放しに掛かり(59-52)、ハーデンとディーモーも決めて、ウルブズは堪らずタイムアウトを取ったよ(63-54) タイムアウト後にもハーデンがスリーを決めて、再びリードを二桁に乗せるが、中盤前にルビオが速攻からの加点に続き、ハワードを交わす技ありのカウントプレイ、タウンズの加点などで9-0のランを食らったロケッツのリードは3点になってしまった(66-63) だがディフェンスで積極的に司令塔ルビオへダブルチームを仕掛け、ウルブズのオフェンスを揺さぶることに成功したロケッツは、その隙にビバリーからハワードへ繋がったダンク、速攻でハーデンからアリーザへ通るなど、8-0のランで巻き返しに成功したんだ(74-63) 中盤過ぎもリズム良く加点を続けていたが、ウルブズもウィギンズの得点力のあるところを見せていたね(81-74) 終盤に入ってウルブズのシュートが決まらない時間帯を尻目に、ロケッツはハーデンとカペラが加点を続けるなど、リードを二桁に戻して第3Qを終了出来たよ(88-78)」

シンキ「再びリードを拡げに掛かりましたね。今日は大丈夫なんじゃないですか?」

キャット「オフェンスがリズムいいし、ディフェンスもまあそれなりだから、まともならこのゲームは大丈夫だろう。」

シンキ「まともじゃない時はどんな時ですかね?」

キャット「自滅するパターンだよね。リズムが悪くなって、一気のランを食らうケースがよくあるから、これがなければ今日は大丈夫だと思うよ。まあ要はディフェンスだよね。」

シンキ「それでは最終Qを締めて行きましょう。お願いします。」

キャット「ロケッツはビバリー、テリー、KJ、ビーズリー、ハワードでこのQをスタート。今日好調のビバリーはスリーだけでなく、アシストも量産する頼もしさを発揮していて、第4Qに入ってもロケッツはオフェンス好調。対するウルブズもタウンズが多彩に加点を繰り返して応戦する(95-84) 3分経過後、ロケッツはターンオーバーを連続でしてしまう悪い癖が出て5点差に迫られるが(95-90)、中盤前にハワードのフック、速攻からハーデンの加点で凌いでゲームは中盤へ(99-91) ハワードに続き、アリーザも珍しくフリースローを2本ともミスするが、ロケッツのオフェンスは好調持続していて、ハーデンからカペラへのホットラインに、ディーモーのスリーなどで、再びリードを二桁に乗せたんだ(106-95) ウルブズはカペラへのハック作戦を敢行しようとするが、ビッカースタッフはすぐさまカペラとビーズリーを入れ替える。終盤に入ってタウンズに攻守でやられてしまうが(106-100)、ディーモーがオフェンシブリバウンドを踏ん張り、速攻からの加点もあって、残り2分切ってロケッツが二桁のリードをキープ(110-100) タイムアウト後、ウルブズはラビーンの連続スリーで必死に抵抗をするが、ロケッツは難なく加点を続け、結局ロケッツがほぼ危なげなく逃げ切った感じだった。最終スコアーは116-111。まあ順当勝利だと思うよ。」

シンキ「やりましたね。点差はそれほどなかったですが、余裕はありましたかー。」

キャット「あったね。ウルブズのディフェンスもそれほど良くなかったから、ロケッツはオフェンスで優位に立っていて、ほぼ二桁リードしている展開だったし、負ける感じは全くしなかったよ。相手がウルブズってこともあったけどね。」

シンキ「この勝利で35勝34敗です。次の2戦はアウェイでのホークス戦、サンダー戦となります。厳しいゲームが続きますが頑張って欲しいですよ。」

キャット「そうだな。次の2戦に1つは取りたいよ。期待したいもんだ。」

シンキ「そう言えばジョシュは今日も出番がなかったようですが、もう彼を使うことはないんですかね?」

キャット「ベンチにはいるけど、使ってないから、まあ飼い殺しってところだろう(苦笑) ハーフタイムでは黙々とフリースローの練習をしていたよ。仕方ないとはいえ何か不憫だよね。」

シンキ「自分の力を信じて練習を繰り返すジョシュの姿にはグッとくるものがありますね。これが清原ならバット投げつけてますよ。」

キャット「笑 Tジョーンズも使わなくなってるし、ビーズリー加入でロケッツのシステムも変わりつつあるからな。」

シンキ「ビーズリーは来季もロケッツに所属しますかね?」

キャット「補強次第で状況は変わるからまだ何ともいえないが、今のビーズリーならサラリーも安いし、とりあえずキープはするだろうね。それくらいの活躍はしているよ。」

シンキ「ですね。せっかくですからここで再起を図って欲しいですよ。同様に清原の再起はあるんですかね?」

キャット「前途多難だよ(苦笑) 個人的にはもう一つドラマを見せてもらいたいんだけどなー。」

シンキ「分かりました(笑) それでは次のホークス戦は明日ですね。こちらも宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第40戦 対ウルブズ

シンキ「こんにちは。昨日勝利したロケッツは4連勝中ですが、今日の相手はウルブズとなってます。今季初対戦ですね。ホームゲームです。」

キャット「いい感じになってきたな。今日は連戦になるけど、ウルブズも連戦だし、ロケッツはホームで戦えるからね。やってくれると思うよ。若手の多いウルブズに試練を与えてやりたいな(笑)」

シンキ「笑 それでは早速ゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、テリー、アリーザ、カペラ、ハワード。ビバリーは祖母が病気のようで、そちらを優先したとのこと。家族が一番だからね。引き続きディーモーは欠場だが、ローソンが戻ってきたよ。ウルブズはルビオ、ウィギンズ、プリンス、タウンズ、ペコビッチの布陣。タウンズは昨年のドラ1。元ロケッツのエースだったマーティンは控えから出場予定。」

シンキ「ウルブズにはKGことガーネットもいましたよね。彼も故障ですか?」

キャット「連戦の翌日は休養日みたいよ(笑) レジェンドの特権みたいなものだろう。まあ昨日のゲームでも10分出てないんだけどね。遠征疲れかな(笑)」

キャット「序盤からロケッツはターンオーバー3連発してリズムに乗れていなかったが、中盤前にハーデンが得意の連続加点でゲームはイーブン(9-9) 中盤以降もロケッツはミス連発で速攻を食らうなどしていたが、ウルブズもこれまたパスミス3連発でお付き合いと、ゲーム内容は至って低調だったんだ。結局第1Qだけでロケッツは9つ、ウルブズは7つのターンオーバーをする体たらくで終わったよ(23-24)」

シンキ「ミス連発ですか。疲れですかね?」

キャット「ボーンヘッド気味のミスもあったからな。もう40試合目になるから、疲れというか慣れみたいなものもあるんだろう。もっと緊張感を持ってやって欲しいが、ゲーム数が多いから、多少は仕方ないかな。後半になったら少しはマシになるだろう。」

シンキ「ですね。では前半続きをお願いします。」

キャット「序盤から両チームともターンオーバーで始まる展開も、次第に流れを掴んで来たのはロケッツの方。ウルブズはルビオがベンチでボール回りが悪く、タフショットばかり放っていて、パスミスから速攻を食らうなど、ロケッツは一気にイケイケ状態になったんだ(36-26) 中盤に入ると、ウルブズは元ロケッツのマーティンがさすがのシュート力を披露して追いすがる(42-36) 終盤はハーデンが得点を量産するが、ウルブズもウィギンズの加点やオフェンシブリバウンドの踏ん張りで対抗。結局ロケッツの7点リードで前半が終了した(57-50)」

シンキ「順当な前半でしたかね? ターンオーバーはどうでしたか?」

キャット「まあ順当だね(笑) 速攻での加点分、リードしている感じだよ。ターンオーバーは大分マシになってきたな。このペースなら今日のゲームは大丈夫だろう。今のところは安心して見ていられるし、また一気のランを出せば、第3Qで決着が付いても不思議ないぞ。」

シンキ「それは頼もしいですね。それでは後半戦もお願いします。」

キャット「後半はカペラではなくTジョーンズがスタート。ロケッツはまずハーデンからのパスが冴えてリードを拡げに掛かる(61-52) しかしウルブズもルビオのジャンパーやペコビッチのペイント内からの加点で追いすがる展開に(61-56) 中盤あたりまで一進一退の攻防が続き、得点差はそれほど変わらなかった(65-60) 余談だが、タイムアウト中に行われたロケッツファンによるハーフショットが1発目で成功し、このファンは25000ドルをゲット。うらやましいぞ(笑) ゲームの方はカペラからハワードへ渡るカウントプレイに、ローソンのスリーが決まって、ロケッツが10点リードするが(73-63)、ウルブズもウィギンズの調子が良くて、ロケッツは彼にダブルチーム気味のディフェンスをするが、その関係でプリンスが空いてしまい、そのプリンスがさすがベテランと言った感じで完璧に決めてきたよ(76-73) 結局ロケッツはリードをキープするが4点までだった(81-77) まあ第4Q勝負になったね。」

シンキ「第4Qの見通しについてはいかがですか? それとタイムアウト中にもいろんなことやっているんですね(笑)」

キャット「リズム的には悪くないし、ウルブズはターンオーバーが多いから、勝手に自滅する可能性も考えられるよ。だから普通にプレイすれば大丈夫だと思うんだけどね。オフェンシブリバウンドには気をつけたいな。タイムアウト中のイベントだけど、赤ちゃんのハイハイ競争もやってるよ(笑) さすがにゲームに集中する終盤に、ファンによるイベントはないけど。NBAはエンターテイメントでもあるよね。」

シンキ「はい。では今季初の5連勝へ向けてお願いします。」

キャット「第4Qのスタートはローソン、ソートン、ブリューワー、Tジョーンズ、ハワード。昨日あれだけ入りまくっていたスリーが、今日はことごとく落ちているんだが、第4Qに入っても2本連続入らず、ターンオーバーから失点するなど、点差を詰められてしまい、さらに27歳の新人ビヤリシャにスリーを決められ、約2分で逆転されてしまったよ(82-83)」

シンキ「あらま。そのビヤリシャという選手はどんな選手なんですか?」

キャット「今季3年1100万ドルの契約を結んだユーロリーグのMVP選手。元々2010年にドラフトされていた素材で、ストレッチ4タイプの選手だが、プレイメイカーとしての才能もあるとのこと。このゲーム観た限りでは、サイズの割にやわらかいシュート放つなーと言った印象だね。」

シンキ「ありがとうございます。では続きをいいですか。」

キャット「逆転されたロケッツだが、インサイドでハワードが優位に立ち、ジェーンを翻弄するようなスピンムーブを決めて、ロケッツはすぐに逆転すると、ブリューワーのティップイン、速攻からの加点も決める7-0のランで、6点のリードを奪ったんだ(89-83) タイムアウト後にもTジョーンズがスリーを決めて9点リードに拡がったが、ウルブズも元ロケッツのエースであるマーティンが得意のスリーを決めて追いすがり(92-88)、ウィギンズにもスリーを決められたロケッツは、ハーデンの通算1万得点目となるフリースローで2点リードしながら、またしてもマーティンに業師振りを発揮されて、残り7分切ってまた追い付かれてしまったんだ(93-93)」

シンキ「何気にマーティンがいいみたいですね。さすがです。」

キャット「ここらへんはさすがだよ。2年目のラビーンはマーティンのテクニックを見習って欲しいものだ。運動能力にばかり頼ってはいけないよ。」

キャット「7連敗中のウルブズなんだが、追い付いて欲が出てきたのか、カペラへのハック作戦を開始してきたよ。しかしすぐカペラを下げてTジョーンズを投入し、早めの対策をしてきたロケッツ。ハーデンのスリーが相変わらず決まっていなかったが、ウルブズのファールが5つを超えていて、フリースローでジワジワと点差を拡げに掛かってきた(99-95) しかし諦めないウルブズは、タウンズのパワープレイで追いすがる(97-95) その後も一進一退のゲームで、ボクも手に汗握る展開になったんだよ(99-97) 残り4分切った。」

シンキ「ホームで負けたくないですよね。お願いします。」

キャット「ビバリーいぬなら俺がとばかりに、テリーがドライブからのレイアップを決めて、また4点リードしたロケッツだが、終盤になるとウルブズはウィギンズにボールを集め、その彼は期待に応えるように加点して追いすがる(101-99) 負けたくないウルブズは、ハワードへハック作戦を仕掛け、懸命に流れを変えようとするが、それを見事に断ち切ったのはベテランのテリー。スリーを確実に決めてロケッツは6点のリードを奪ったよ(105-99) その後、マーティンやタウンズの加点でウルブズは3点差に詰めるが(107-104)、ラストはアリーザのナイスディフェンスに阻まれゲームセット。ロケッツが今季初の5連勝を達成したよ。最終スコアーは107-104。スリーが思うように入らず、苦戦したけど、ホームで順当に勝って良かった。」

シンキ「よーし! これで5連勝です。今日は苦戦しましたが、ナイス勝利だったと思います。」

キャット「ようやく勝ち癖が付いてきたかな(笑) 開幕前の期待があるからね。こんなんじゃまだまだ何だけど、一時の不振からは完全に脱したと見ていいと思う。ちょうどシーズン折り返しラインなんだが、ここから32勝10敗くらいのペースでやってくれないかな(笑) 50勝は超えたいよね。」

シンキ「現在21勝19敗ですので、残り29勝必要になりますね。29勝13敗はしんどくないですか?」

キャット「出来ない数字ではないと思うよ。各選手持ち味を発揮して、ロケッツファンの期待に応えて欲しいと思っている。」

シンキ「ウルブズについてはどうですか? 若手が多いので、楽しみなチームですよね。」

キャット「昨季の新人王ウィギンズに、ドラ1のタウンズ、プレイメイカーのルビオもいる。これでもう一つピースが加われば、長い低迷から脱する時は近いかもしれないな。ウルブズはネッツと違って希望があるよ。」

シンキ「分かりました。最後に何かありますかね?」

キャット「ウォリアーズが負けたね。相手はナゲッツでアウェイ戦だったんだけど、すべてのゲームを同じコンディションでやるのは難しいんだろう。これで3敗目だな。何気にスパーズがまだ6敗だから、72勝越えどころか、スパーズに逆転される可能性もあり得ると思っているんだ。」

シンキ「そうですかー。NBAですので、当たり前ですが楽に勝てるチームはないですよね。さて次のゲームはホームでキャブス戦となります。あさってですね。レブロン対ハーデンですよ!」

キャット「だな。楽しみだよ。勝って6連勝と行きたいね。期待してる。個人的事情で更新は翌日になりそうなんだが、待っていて欲しい。」

シンキ「オーケーです。それでは本日はどうもありがとうございました。次のキャブス戦も宜しくお願いしますね。」

ボックススコアー