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ペイサーズ

'17~'18 第21戦 対ペイサーズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。先日のネッツ戦に楽勝し、5連勝を達成したロケッツですが、今日の相手は今季2度目の対戦になるペイサーズです。ホーム4連戦の最終戦ですね。」
 
キャット「最近は楽勝続きだが、今日はここ6勝1敗と好調のペイサーズが相手だからね。第4Qは流す展開にならないと思ってる。まあ逆の見方をすれば、勝負所でハーデンとポールが同時にプレイしているところを観られる訳だから、今後のためにはいい参考になるんじゃないかな。」
 
シンキ「とは言っても、また第3Qまでに勝負が付いてるかもしれませんよ。では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ポール、アリーザ、アンダーソン、カペラ。ネネは欠場の情報もあったが、復帰するみたいだ。ペイサーズはオラディポ、コリソン、ヤング、ボグダノビッチ、ターナー。先週右ヒザを故障したオラディポだが、今日のゲームも出るようだ。ロビンソン3世は長期離脱中。」
 
キャット「第1Q序盤は若干ペイサーズが優勢でスタート。ロケッツはカペラがターナーのディフェンスに苦戦し、ターンオーバーから速攻も食らうなどリズムに乗れてなかった(4-8) しかしハーデンがドライブからタフショットを決めると、ポールのパスからアンダーソンのスリーが決まる(9-11) 次のポゼッションでも相手のミスから速攻を決めると、再びポールからのパスをアンダーソンがスリーに成功。ロケッツは8-0のランで逆転し、マクミランヘッドコーチは溜らずタイムアウトを要求したね(14-13) 中盤に入って、ロケッツはペイサーズのディフェンスに苦しみながらも、カペラがペイント内で奮闘していて、それなりに加点をしていたが、ペイサーズはタフ男のオラディポの調子が上がってきて点差は開かず、ゲームは終盤戦に(22-22) 終盤もロケッツはペイサーズのディフェンスに思うような加点が出来ない。ロケッツはこのQだけでターナーの4本を含む、合計7本のブロックを食らってしまい、調子が上がらないまま、第1Qは終了ということになった(22-27)」
 
シンキ「ペイサーズはさすがに最近好調なだけありますね。ロケッツはここからの逆転に期待しましょう。では続きもどうぞ。」
 
キャット「第2Q序盤のハーデンのいない時間帯は、ポールがまずアリーザへ的確なパスを出してスタートした(25-27) その後もポールはドライブで加点するなどロケッツをリードしていたよ。ペイサーズはオラディポ、ターナーがベンチで、決め手に苦しんでいるように見える。その隙にロケッツはアンダーソンがオフェンシブリバウンドを踏ん張ってフリースローで加点すると、スリー不調の続くゴードンがドライブで加点し逆転に成功(32-31) 中盤前にもアンダーソンはオフェンシブリバウンドをうまくはたいてロケッツボールにするなど頑張っていたよ。ペイサーズもサボニスのフックなど何とか対抗していて、ロケッツのリードは拡がらず、ゲームは中盤へ(38-37) ハーデンがコートへ戻ると、カペラとのコンビプレイで連続加点に成功し、まずロケッツが一歩抜け出したんだが(46-39)、そのカペラがもったいないゴールテンディングでペイサーズが加点すると、オラディポとターナーが存在感を見せる加点が続き、ロケッツはリズムに乗り切れないままゲームは終盤に入った(48-47) 終盤はポールのスリーが決まると、ハーデンも得意のファールをもらうプレイが決まって、結局ロケッツが5点のリードで前半は終了となったよ(54-49)」
 
シンキ「逆転はしましたが、一気に点差を付けるまでには至らなかったようですね。後半戦への見通しはどうですか?」
 
キャット「今日はシュートが入っていないんだけど、リバウンドを取ってるし、ディフェンスもそれなりに頑張ってるから、リードを保っている感じだな。後半はターンオーバーから速攻を決められないようにしたいね。それからやはり一気のランを出したいところだ。内容的にはロケッツが優勢だから、このままのペースなら大丈夫だと思ってる。久しぶりに締まったゲームになってるよ(笑)」
 
シンキ「6連勝へ向けてとりあえず視界良好のようですね。では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤はいきなりオラディポのスリーとターナーのフックでゲームはタイになってしまうが(54-54)、カペラもお返しのフックを決めて応戦すると、好調持続のアンダーソンがスリーを決めて、ロケッツは再びリードを握る(59-56) ペイサーズはディフェンスのミスマッチからオフェンスを展開し、ハーデンが狙われるが、ヤングに一発決められてから踏ん張っていて、ターナーのジャンパーを止めていたよ。その間にロケッツはアリーザが2本のスリーを決めると、ハーデンからきれいなアーリウープパスがカペラへ通り加点。ようやくロケッツはゲームの主導権を握ったんだ(67-58)」
 
シンキ「やっとロケッツは本領を発揮してきましたかね。続きもお願いします。」
 
キャット「タイムアウトで修正したいペイサーズだったが、いきなりターンオーバーをしてしまうなどリズムに乗れず、ターナーのカウントプレイが決まった程度で得点が止まり、ロケッツはさらに突き放すチャンスだったが、エースハーデンのスリーが決まらないなど、こちらもリズムに乗り切れないままゲームは中盤に入った(69-61) 不調が続くゴードンも、フリースローを連続で落とすなど、どうもスランプに入っているように見えるね。だがこの膠着した状況を打破したのは、やはりこの男ハーデン。まずドライブから加点すると、ようやく7本目にしてスリーを決め、さらにドライブからフリースローをもらって加点し、遂にロケッツはリードを二桁へ乗せたんだ(77-66) もうこうなると今のロケッツは止められない。終盤に入っても、タッカーが連続でスリーを決めると、ハーデンも連続でスリーを決める、やりたい放題の時間帯が続いたよ! 結局第3Qに突き放したロケッツが18点のリードを取って終了となった(89-71)」
 
シンキ「いやー、今日も第3Qで事実上ゲームの行方を決定づけちゃいましたか。今季のロケッツの強さには敬服しますよ。第4Qもしっかり締めてください。お願いします。」
 
キャット「第4Qは序盤こそターンオーバーが目立ち、ヤングに加点をされるなど、ロケッツはリズムに乗れなかったが(89-78)、タイムアウトで修正すると、ポールの活躍などで再びロケッツはペースが上がってくる(97-84) アリーザが珍しいバンクショットでのスリーを決めると、ここからロケッツは怒涛の連続加点が始まったんだ。ペイサーズは完全に防戦一方となって、2回のタイムアウトも意味がなかったね(118-92) 結局終盤はローテ外の選手が登場する流しの時間に。最終スコアーは118-97。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(17-4)  22 32 35 29 118
ペイサーズ(12-10) 27 22 22 26 97
 
ロケッツ FG42/86(48.8%) 3pFG18/40(45.0%) FT16/21 49R 26A 16TO
ペイサーズ FG42/88(47.7%) 3pFG7/28(25.0%) FT6/6 36R 18A 14TO
 
ハーデン 35分 29点、8R、10A、1S、1TO FG8/22 3pFG4/12 FT9/9
ポール 30分 13点、6R、7A、2TO FG5/8 3pFG2/3 FT1/2
アリーザ 26分 14点、2R、1A、3S、4TO FG5/7 3pFG4/5
アンダーソン 31分 19点、9R、2A、3TO FG6/11 3pFG5/9 FT2/2
カペラ 28分 22点、13R(4OR)、1A、2S FG10/15 FT2/2
ゴードン 26分 10点、1R、3A、1S、3TO FG4/10 3pFG1/4 FT1/4
バームーテ 26分 4点、4R、1A FG2/6 3pFG0/2
タッカー 21分 6点 FG2/3 3pFG2/3
ネネ 10分 1点、4R、1A、1S FG0/2 FT1/2
タリック、ブラウン、ウェバーも出場。
 
オラディポ 34分 19点、3R、5A、5S、2B FG8/20 3pFG1/8 FT2/2
ターナー 31分 15点、10R、1A、4B、4TO FG6/14 3pFG0/3 FT3/3
ヤング 31分 23点、4R、2A FG11/15 3pFG1/2
ボグダノビッチ 31分 15点、1R、1S FG6/12 3pFG3/8
コリソン 32分 5点、6R、5A、1S FG2/8 3pFG1/3
スティーブンソン 25分 11点、4R、4A FG5/8 3pFG1/2
サボニス 20分 4点、7R、1B FG2/4
ジョセフ 25分 0点、1A、2S FG0/3
リーフ(新人ドラ18位) 3分 0点、1R
Jヤング 4分 5点 FG2/4
ウィルキンズ 2分 0点
オフにダイエットに成功したアル・ジェファーソンだが、今日も出番を与えられず出場なし。
 
シンキ「接戦が予想されたゲームでしたが、終わってみればいつも通りに二桁以上点差を付けての勝利と、今季の強さを再確認したゲームだったと思います。勝因は何でしょうか?」
 
キャット「前半3本しか決まらなかったスリーが後半だけで15本、特に第3Q中盤過ぎからは14本中11本のスリーを決めて一気のランを出せたことが勝因だろう。もちろんその前の中々リズムに乗り切れない時間帯に、ディフェンスやリバウンドで凌いでいたのも大きいけどね。」
 
シンキ「その中心にいたのは当然ハーデンだと思いますが、今日はトリプルダブル級の活躍ですね。彼には今季こそMVPを取ってもらいたいですよ。」
 
キャット「もう今の彼はNBAのどの選手にも引けを取らないと思う。もちろんレブロンやデュラントにもね。歴代ロケッツの名選手と比較しても、今のハーデンは引けを取ってないんじゃないかな。もちろんドリームにもね。」
 
シンキ「ハーデンにはオラジュワンさんのようにロケッツを優勝へ導いて欲しいと思いますよ! ところで今日のポールはどうでしたか?」
 
キャット「無難にプレイしていたと思う。今日もハーデンのいない時間帯にはイニシアティブを取っていたね。まあ点差が付いた第4Qはそうでもなかったけど、これは仕方ない。」
 
シンキ「大黒柱の2人以外でも、今日はカペラ、アリーザ、アンダーソン、ゴードンの4人が二桁得点と、非常にバランスが取れています。」
 
キャット「カペラとアンダーソンで41得点はいいね。特にアンダーソンはスリーだけでなく、積極的にオフェンシブリバウンドを奪うなど、チームの勝利に貢献したんじゃないかな。今となってはカーメロを取らなくてよかったと、ほとんどのロケッツファンは思っているかもしれないね。ボクもその一人だ。」
 
シンキ「そんな中、ゴードンの不調は続いているようですが、これについては?」
 
キャット「フリースローもポロポロ落としていたからね。やはり故障の影響があるのかもしれないが、それでも彼はハーデンのいない時間帯のキープレイヤーとして、チームに貢献をしていたよ。シーズンは長いし、これから彼は復活するはずだ。」
 
シンキ「分かりました。ところでペイサーズについてはいかがですか?」
 
キャット「最近の相手より手ごわかったよ。ターナーとオラディポのディフェンス力は、チームのレベルをワンランク引き上げていると思う。だがさすがに今のロケッツは止められなかったね。今日のところは仕方ないんじゃないかな。」
 
シンキ「さてホーム4連戦が終わり、次からアウェイ3連戦が始まります。まず中3日空いたレイカーズ戦を皮切りに、また中3日空いてジャズ戦、最後は中1日でブレイザーズ戦となってます。2度目の6連勝を達成したロケッツですが、この連勝はどこまで伸びますかね?」
 
キャット「レイカーズ、ジャズも侮れないが、やはりブレイザーズ戦がカギになるだろう。ここも突破すれば、今度はホーム7連戦になってるからね。今のロケッツなら長い連勝街道も期待できるかもしれない。」
 
シンキ「昨季は10連勝と9連勝がありましたが、今季はその連勝を超えて欲しいと思いますよ。最後に何かありますか?」
 
キャット「ロケッツ傘下のGリーグヴァイパーズが9連勝を達成したんだ。相変わらずハウスが存在感を見せつけてる。彼は10日間契約が解禁になったら、おそらくロケッツに来ると思うよ。今から楽しみだね。」
 
シンキ「若手の成長はチームの底上げにつながりますからね。彼に限らずNBAに這い上がれるように、ヴァイパーズの選手達には頑張って欲しいですよ。それでは今日はお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

'17~'18 第14戦 対ペイサーズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。難敵グリズリーズに完勝したロケッツ。連戦となった今日の相手はジョージを放出し、再建モードへ入ってきたペイサーズになります。」
 
キャット「ホークスといいペイサーズといい、数年前には強豪だったチームが再建に舵を切るのはプレイオフでの戦いに限界を感じたからかもしれない。まあペイサーズはジョージがチームを出たがっていたから仕方なかったのだろうが。」
 
シンキ「今日も完勝しましょう。ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがいつもの5人。ゴードンは地元へ凱旋だね。ペイサーズはターナー、コリソン、ヤング、ボグダノビッチ、そしてジョージと交換で入団したオラディポ。」
 
キャット「試合開始してすぐハーデンからカペラへのアーリウープが決まると、速攻からゴードンが決める。その後もロケッツはナイスディフェンスから多彩なオフェンスを繰り返し、開始3分半ほどで二桁のリードを奪う(13-2) その後もロケッツはガード陣へプレッシャーを掛けるディフェンスを継続して、ペイサーズにリズムを取らせない。再びハーデンからカペラへのライン、アリーザの2本のスリーなどが決まったロケッツが15点までリードを拡げて中盤へ(24-9) ペイサーズも意地を見せて加点してきたが、ロケッツは控えのタリックが攻守で存在感を発揮してリズムを取らせない。結局リードは拡がって第1Qは終了したんだ(35-18)」
 
シンキ「今日も順調ですね。それとタリックは3番目のビックマンとは思えない活躍ですか。頼もしいですね。せっかくロケッツへ戻ってきたので、カナーンの分まで頑張って欲しいですよ。では続きをお願いします。」
 
キャット「第2Q序盤のハーデンのいない時間帯。ロケッツは第1Qに見られた縦パスが通らず、ターンオーバーを繰り返してしまう。その隙にペイサーズはサンダーから移籍したサボニスが怒涛の存在感を発揮する11-0のランを出して点差を詰めてきた(35-29) それでもゴードンとアンダーソンの加点でリズムを取り戻したと思いきや、ディフェンスが機能せず、あっさりとジャンパーを2本決められ5点差に(39-34) ここでさすがにタイムアウトを要求となったね。タイムアウト後に2本のスリーが決まって盛り返したロケッツだったが、ペイサーズもジョージと交換でやってきたサボニス、オラディポが存在感のあるプレイを繰り返し応戦する(50-40) ロケッツは中盤以降にハーデンがカペラへ、股の間を抜く絶妙なスルーパスを披露するなど、オフェンスは比較的良好だったが、コリソンに続きオラディポがスリーを決めて追いすがる(54-46) ここまでパス優先だったハーデンは、終盤に入ると一転得点を取りに行く。そのハーデンをペイサーズは全く止められず、オフェンスでもフリースローをポロポロ落としてリードは再び二桁になったね(63-51) ロケッツが12点リードして前半が終了となった。」
 
シンキ「一時点差を詰められたようですが、再び二桁へ戻しましたか。しっかり立て直せるのが今のロケッツの強さですよ。では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Qは序盤から若干ペイサーズが優勢に見えつつも、ゲームは淡々と進行し、ほとんど点差は変わらなかった(67-57) ロケッツはカペラのカウントプレイに、アリーザのスリーも決まって15点にリードを拡げると、ハーデンがターナーを子供扱いにする個人技を見せるなど12-2のランを出して、ロケッツのリードは19点まで拡がったよ(78-59) しかし中盤以降は地元へ戻ってきたオラディポがスコアラー振りを発揮するなど、ペイサーズは8-0のランを出して必死に追いすがる(78-67) だが終盤に入るとロケッツもリズムを取り戻し、タッカーのオフェンシブリバウンドからの加点、ハーデンのフリースローなどで着々と点差を拡げたよ。結局16点リードして第3Qを終えた(87-71)」
 
シンキ「順調ですね。今日は大丈夫そうですか?」
 
キャット「第3Qは残り8分間スリーが決まらず、ロケッツ本来の出来ではなかったにもかかわらず、点差は拡がったからね。このペースなら今日もローテ外の選手が登場するはずだよ。」
 
シンキ「では第4Qで締めましょう、お願いします。」
 
キャット「第4Q序盤にペイサーズ期待の新人リーフがドライブから加点するが、ロケッツは簡単に8-2のランを出してリードを20点に拡げる(95-75) その後もタリックのダンクや速攻からの加点など、ロケッツのオフェンスは好調キープ。ペイサーズもそれなりに加点を続けたが、ゴードンやハーデンからカペラへの縦パスが面白いように決まって、呆れたようにマクミランヘッドコーチがタイムアウトを要求したね(110-87) 残り3分前にはローテ外の選手が登場したよ。ジョウ・チーのナイスブロックには相手も驚いていたんじゃないかな。結局ロケッツが一度もリードを奪われることなく118-95で勝利。これで6連勝となった。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(11-3) 35 28 24 31 118
ペイサーズ(6-8) 18 33 20 24 95
 
ロケッツ FG43/90(47.8%) 3pFG17/47(36.2%) FT15/18 47R 24A 13TO
ペイサーズ FG37/83(44.6%) 3pFG8/22(36.4%) FT13/21 41R 18A 13TO
 
ハーデン 34分 26点、5R、15A、2S、3TO FG9/21 3pFG3/12 FT5/5
ゴードン 31分 21点、1R、4A、2S、1B、3TO FG6/16 3pFG3/11 FT6/8
アリーザ 35分 15点、5R、1A、2S FG5/12 3pFG5/12
アンダーソン 33分 5点、9R(4OR) FG2/7 3pFG1/4
カペラ 32分 20点、17R、1A、1B FG9/12 FT2/3
タッカー 25分 9点、5R(3OR)、1A FG3/7 3pFG1/2 FT2/2
バームーテ 25分 11点、1R、2A、2S、1B FG4/8 3pFG3/5
タリック 16分 8点、3R、2S、1B FG4/4
ジョウ・チー 4分 0点、2B
ブラウン 4分 3点 FG1/2
ジャクソン 4分 0点
 
ターナー 26分 13点、8R、2A、3B FG6/11 3pFG0/1 FT1/2
オラディポ 36分 28点、4R、2A、1S、3TO FG11/17 3pFG2/5 FT4/6
コリソン 23分 9点、2R、2A FG3/6 3pFG2/2 FT1/3
ボグダノビッチ 29分 5点、2R、1A、1S、1B FG2/10 3pFG1/4
ヤング 24分 0点、5R、2A FG0/7 3pFG0/2
サボニス 23分 17点、5R(3OR)、2A FG7/10 3pFG1/1 FT2/2
ジョセフ 26分 2点、3A、2B FG1/4 3pFG0/2
リーフ(新人ドラ18位) 19分 9点、1R、1B FG3/5 3pFG2/3 FT1/2
スティーブンソン 24分 8点、10R、3A FG2/7 FT4/6
アル・ジェファーソンは出番なし
 
シンキ「グリズリーズ戦に引き続き、完勝と言った感じの勝利で6連勝ですね。なんか最近は負ける気がしませんよ。頼もしい限りです。」
 
キャット「今日も前半から主導権を奪って、ほぼ危なげない勝利だったよ。攻守ともにようやくチームとして機能しつつあるようだね。これでポールが帰ってくれば、ハーデンのいない時間帯もうまく凌げると思うし、タフな相手とも互角以上に戦えるかもしれない。」
 
シンキ「今日もハーデンが活躍してますが、カペラも得点、リバウンドともにかなりの数字を残しています。彼の飛躍がロケッツの飛躍につながると言っていたキャットさんもうれしいんじゃないですか。」
 
キャット「カペラの成長力は素晴らしい。フリースローは新人の時は17本連続で外していたが、今では7割の確率だからね。パスもうまくなってるし、これでローポストから加点する能力に、ミドルレンジからのジャンパー、ボールハンドリングなどを磨いて行けば、相当な選手になるはずだよ。ドリーム級の選手になってくれないかな(笑)」
 
シンキ「ペイサーズはどんな感じですかね? 再建モードの割にはそれなりに勝ってますが。」
 
キャット「オラディポが頑張っているからな。でも彼もこれで3チーム目だし、長い目で見れば、ターナーあたりがイニシアチブを取った方がいいと思うんだけどね。まあどちらにしても彼らは上位のドラフト指名権が必要なチームだと思うよ。」
 
シンキ「ありがとうございます。さて次のゲームはあさってホームでのラプターズ戦になります。ここと今週末のアウェイでのグリズリーズ戦をクリアすれば、連勝街道がさらに続く予感がしますよ。」
 
キャット「昨季は10連勝と9連勝があったね。もちろん今季はそれ以上を期待したい。今のロケッツなら出来るはずだ。」
 
シンキ「今日はどうもお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

今季第74戦 対ペイサーズ

シンキ「こんにちは。先日のラプターズ戦で連敗を脱出したロケッツ。今日はアウェイでのペイサーズ戦となりますね。残り9ゲームですし、ラストスパートしたいところですよ。」

キャット「開幕からおかしかったロケッツだから、最後くらいしっかりとして欲しいんだけど、対戦相手も手強いのが続くし、正直あまり期待してない(苦笑) まあ長く観ているとこういうシーズンもあるんだろう。仕方ないね。」

シンキ「ペイサーズにはロケッツをクビになったローソンがいますよね?」

キャット「途中から出てくると思うぞ。控えでどれだけインパクトを残せるかが、今後の彼を左右すると言っていいんじゃないかな。」

シンキ「ではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。ペイサーズはジョージ・ヒル、エリス、ジョージ、マイルズ・ターナー、マヒミ。ペイサーズは元ロケッツのジョーダン・ヒルに、そしてサルモン・ヒルもいるから、ヒルが3人もいて分かりづらいな(笑)」

キャット「序盤はペイサーズに簡単に得点を取られていて、不満を持ったビッカースタッフは開始4分でタイムアウトを要求(8-11) 成長力を見せている新人のターナーに、ハワードが洗礼を与えるかのようなディフェンスを見せて、ペイント内の守りは比較的良かったが、外からのシュートチェックが甘く、ターンオーバーから速攻で加点されるなどして12-2のランを食らったんだ(10-17) しかしロケッツもビーズリーのドライブからの加点、ブリューワーのランニングフックなどで追い上げ、カペラのナイスディフェンスもあって同点に追い付いた(21-21) だが相変わらず外からのチェックが甘く、終盤に2本のスリーを決められて、結局第1Qはロケッツ6点のビハインドで終了となったね(24-30)」

シンキ「外からのディフェンスに問題ありのようですが、ビーズリーは頑張っていますよね。」

キャット「だね。ここをどれだけ修正出来るかだよ。ビーズリーは得点力のあるところを見せているよ。もう完全にジョシュに代わってローテーションに入ったな。」

シンキ「ですね。では前半の続きをお願いします。」

キャット「第2Qはまずビーズリーからハワードへナイスパスが通るカウントプレイが決まって3点差にしたんだが(27-30)、ペイサーズは控えのラボイ・アレン、CJマイルズが活躍してリードを拡げに掛かったんだ(29-36) ロケッツはビーズリーが加点出来ず、苦しい時間帯が続いてしまう(31-42) ロケッツはタイムアウトを取って修正を図り、ハーデンからカペラへのホットラインに続き、速攻での加点などで追い上げるが(35-42)、好調マイルズにスリーを決められてしまう(35-45) ロケッツはスリーがことごとく外れ、オフェンシブリバウンドからセカンドチャンスで加点されてしまい、終盤マイルズのスリー、マヒミのイージーレイアップなど、劣勢な展開が続いた。ロケッツはディーモーのスリーとビバリーのラストショットが入って、何とか10点のビハインドで終了したよ(47-57)」

シンキ「厳しいゲームになってますが、勝算はありますかね?」

キャット「スリーをもっと確率良く決めたいよね。それから相変わらずオフェンシブリバウンドを与えているから、そこをしっかりと修正して欲しい。終盤のボール回りは良かったから、ディフェンス次第で何とかなってもいいと思うぞ。」

シンキ「分かりました。それでは後半もお願いします。」

キャット「後半開始早々、ロケッツはジョージにスリーを決められてしまい、マヒミにも簡単にレイアップで加点されてしまった(49-62) アリーザにビバリーのスリーが外れている隙に、ペイサーズはジョージ・ヒルがスリーを決め、ロケッツのターンオーバーから速攻で加点にも成功。ロケッツは4分経過して16点のビハインドになり、タイムアウトを要求したんだ(51-67) タイムアウト後にコートに入ってきたカペラとKJ。ハーデン、アリーザ、ブリューワーの5人がコートにいるスモールラインナップで、ペイサーズに揺さぶりを掛ける作戦だろう。まずハーデンがスリーを決めると、次はブリューワーが速攻からカウントプレイ、カペラのペイント内での加点もあって、ロケッツはビハインドを一桁へ戻す(59-68) KJ投入効果もあって、ペイサーズはスリーが決まらなくなってきた。ディフェンスでリズムを掴んだロケッツは、アリーザ、ハーデンと立て続けにスリーが決まって、ペイサーズは堪らずタイムアウトを要求する(67-70) タイムアウト後、再びハーデンがスリーを決めて、ゲームはタイになったが(70-70)、さすがにリズムが悪いながらもペイサーズはジョーダン・ヒルがジャンパーを決めて応戦する。しかし完全にゾーンに入ったハーデンが、ジョーダン・ヒルにお返しとばかりに、ドライブから華麗なステップを披露して加点。そのステップに着いていけなかったヒルはコケていたよ(笑) 終盤はローソンのジャンパーが決まるなど、ペイサーズも踏ん張ったが、ロケッツは一時16点差を、2点のビハインドまで挽回して終了出来たんだ(79-81)」

シンキ「おお。16点のビハインドを挽回しましたかー。第4Q勝負になりましたね。」

キャット「白熱してきたな。KJはディフェンスのスペシャリストになれる才能を持っているし、オフェンスでもそれなりに出来るから、もっと使ってもいいと思うんだけどね。ハーデンはゾーンに入ると、誰も止められないな。カペラのスクリーンもうまく効いていたぞ。いい感じだ!」

シンキ「はい。それでは勝負の第4Qをお願いします。」

キャット「第4Q序盤、ロケッツはハーデンの速攻からの加点に続き、アリーザのスチールからの加点で逆転に成功(83-81) ペイサーズは開始から1分弱で、早くもタイムアウトを要求したんだ。タイムアウト後もロケッツはペイサーズのミスに乗じて、ビーズリーがドライブから加点し、ロケッツは4点のリードを奪ったんだが(85-81)、ハワードのシュートブロックがゴールテンディングの判定を受け、ペイサーズは落ち着きを取り戻すと、マヒミの加点に続き、エリスのジャンパーが決まってゲームはタイに(87-87) ロケッツもハーデン、アリーザのスコアーで再び5点リードするが、ホームの声援に応えるように、ペイサーズはオフェンシブリバウンドからの加点、ジョージのスリーなどが決まって、中盤にロケッツは逆転されてしまったよ(92-93)」

シンキ「ここは踏ん張り所ですね。せっかく逆転したので、このゲームは勝ちたいですよ。お願いします。」

キャット「ハーデンのドライブが決まってロケッツが再び逆転する好ゲームになった94-93) だがペイサーズはエリスのジャンパーで再び逆転すると、ロケッツのターンオーバーを逃さず、マヒミがソロモン・ヒルからのパスを、連続でイージーダンクに成功。これで残り3分半、ロケッツは5点のビハインドになってしまったんだよ(95-100)」

シンキ「ここにきてインサイドを守れませんか?」

キャット「うまくミスマッチを突かれるなどしているね。エリスが勝負強さを見せているし、ここは何とかしたいぞ。」

シンキ「エリスのマークはKJに期待したいですよ。では続きもお願いします。」

キャット「タイムアウト後、ハーデンが技ありのフリースローをもらって3点のビハインドに巻き返し、ブリューワーの速攻も決まって1点差となり、ゲームの行方は分からなくなってきたんだ(99-100) しかし、またしてもオフェンシブリバウンドを取られてしまい、時間を使われてからエリスにジャンパーを決められてしまったんだよ(99-102) 焦ったロケッツはアリーザがスリーを放つも入らず、次のディフェンスで、またまたオフェンシブリバウンドを取られてしまい、続くセカンドチャンスを凌ぐも、残り時間が1分を切り、焦るロケッツはスリーを連発するがことごとく入らず(99-102)、タイムアウト後にKJを投入して、ペイサーズのシュートは外れるが、ハーデンの早撃ちスリーは入らず、結局3点差で敗戦となった。最終スコアーは101-104。負けたのは残念だったけど、白熱したゲームで、内容は良かったと思っているんだ。」

シンキ「勝てませんでしたけど、内容は良かったみたいで、西地区9位を目指して欲しいロケッツファンにとっては、最高の負け方だったんでしょうかね(笑)」

キャット「だね(苦笑) もちろん出来れば勝ちたかったけど、今日みたいにカペラやKJのような若手が活躍して、16点のビハインドから一時逆転した内容は評価出来ると思う。今日のビバリーは攻守ともに精彩を欠いていたから、もっとKJの出番が多くなっても良かったんじゃないかな。」

シンキ「ズバリ、KJは使えますか?」

キャット「使えるよ。ハーデンがいれば、彼と組むガードはサイズのあるディフェンダーがいいような気がするからね。来季を見据えて、積極的にKJを使って欲しいものだよ。彼は昨年に再契約しているんだから、もっとチャンスを与えて欲しいものだ。彼はまだまだ伸びる素材だからね。」

シンキ「そうですかー。分かりました。今季も残り8ゲームとなりましたが、現在36勝38敗となって、勝率5割は超えて欲しいところではありますよね。次のゲームはアウェイのキャブス戦になってます。」

キャット「また厳しいゲームになるだろうが、勝敗うんぬんより、若手を存分に使って、来季を見据えた戦いが出来れば、納得するロケッツファンも多いんじゃないかな。実りあるゲームをして欲しいと思う。」

シンキ「最後になりますが、最近全く出番のないジョシュとTジョーンズは、もう戦力外確定と見てよろしいですか?」

キャット「ケガ人が出ない限り、もう今季の出番はないんじゃないかな。ボクも彼らを使うならディーモーやビーズリーを使って欲しいと思ってる。ジョシュとの契約は今季までだし、Tジョーンズはトレードしたくても出来なかったんだろう。ちなみに彼のRPMの数値は、PFの中でNBA最低だよ。余計なことやり過ぎるから、使いにくい選手なんだよな。」

シンキ「ありがとうございました。ではあさっても宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第38戦 対ペイサーズ

シンキ「こんにちは。ジャズ戦連勝で気分いい日が続きますが、今日もホームコートで東地区のペイサーズが相手になります。彼らは今季好調ですよね。」

キャット「オールスターのジョージがケガから復帰したからね。2年前のシーズンは相当いい成績挙げていたから、まあ順当と言えば順当なんじゃないかな。」

シンキ「ですね。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツはハーデン、ビバリー、アリーザ、カペラ、ハワード。ハワードは腰の状態を見てからの判断だったんだが、大丈夫そうで何よりだ。ペイサーズはヒル、エリス、ジョージ、ラボイ・アレン、マヒミ。元ロケッツのジョーダン・ヒルは控え。ちなみに元ロケッツのバディンガーも在籍しているんだが、あまり出番をもらっていないようだ。」

キャット「序盤からロケッツのオフェンスは好調。まずロケッツはハーデン→カペラ→ハワードと渡るナイスプレイで加点すると、ビバリーが連続スリーを決めて8点連取(8-0) 対するペイサーズもマヒミ、アレンのインサイド陣の加点に、ジョージのミドルで追いすがるが、好調のロケッツは速攻での加点あり、ハーデンがミスマッチを突くローポストからの加点ありと、多彩なオフェンスでペイサーズを翻弄し、ゲームの主導権を奪ったんだ(18-9) 中盤に両チームともミスが出て、一時的に得点が止まるが、終盤に入るとロケッツが速攻での加点、ペイサーズは控えのスタッキーに、ドリームやグライドの大学時代の盟友ヤングの息子がカウントプレイを決めて応戦。結局第1Qはロケッツが4点リードして終了したよ(28-24)」

シンキ「第1Qはいい感じですね。ところでロケッツのレジェンドであるオラジュワンさんやドレクスラーさんも、ヤングには注目しているんじゃないですかー。」

キャット「みたいだよ。彼は昨年のドラフト43位で入った新人なんだけど、盟友の息子が活躍している姿はほのぼのするよね。サイズが足りない感じだが、運動能力はあるし、ペイント内へ切り込むスピードもある。データによると、ピックアンドロールからのジャンパーもうまいそうだ。」

シンキ「毎年続々と新人が入ってくるので、バディンガーも頑張らなければいけませんね。それでは前半の続きをお願いします。」

キャット「第2Q序盤もロケッツが優勢で、速攻2本とハワードのカウントプレイ、ブリューワーのスリーが決まり、ロケッツがこの日最大となる9点のリードを奪い、堪らずペイサーズはタイムアウトを要求した(37-28) このタイムアウト明けから、ペイサーズは次第にディフェンスからペースを掴んでくる。ここまで何本もやられている速攻を早いトランジションで防ぎ、早めにコースを入って容易にドライブさせずオフェンシブチャージを奪い、スリーにはしっかりチェックに飛んできた。このディフェンスにロケッツは得点を取れなくなってしまい、じわじわとペイサーズが得点差を縮めてきて、遂に終盤になって逆転されてしまった(45-47) ロケッツはタイムアウトを取って修正を図るが、リズムに乗ったペイサーズはスリーを決めて突き放す。ハーデンが早撃ちスリーで応戦して、何とか2点のビハインドで済んだよ。結局前半は48-50で終了となった。」

シンキ「強いチームはタイムアウトからの修正がしっかりしてますよね。ロケッツの場合はどうなんでしょうか?」

キャット「ここまでのゲームを見ても、タイムアウト明けの修正はあまり感じないんだよね(苦笑) まあヘッドコーチが替わってるし、これから良くなってくることを期待したいよ。」

シンキ「前半は逆転されて終わりましたが、後半戦の見通しについてはいかがですか。」

キャット「ディフェンス次第だね。相手のターンオーバーを誘い込むような激しいディフェンスを期待したい。第2Qのペイサーズはターンオーバーがゼロだよ。これじゃダメだね。もっと激しくタイトに、気合いを入れて相手を抑え込んでもらいたい。」

シンキ「分かりました。それでは後半戦もお願いします。」

キャット「後半開始からペイサーズのタイトなディフェンスに、ほとんどのシュートがタフショットになってリズムに乗れないロケッツだったが、ディフェンスでそれなりにミスを呼び込んでいて、点差はそれほど変わらず(53-57) しかしここまで鳴りを潜めていたオールスターのジョージが、まずスリーを決めて突き放すと、中盤にもスリーを決めて、ペイサーズはリードを二桁に乗せた(55-65) ロケッツは依然としてペイサーズのディフェンスに苦しんでいて、まともに得点の取れない厳しい展開になったんだが、何とかディフェンスを踏ん張っていて、突き放されまいとしていたよ(57-67) 終盤に入ると、ロケッツの頼みはハーデンとばかりに、彼の個人技から加点が続いたが、ペイサーズも目覚めたジョージが連続加点で応戦し、結局13点のビハインドになって第3Qが終了したんだ(64-77)」

シンキ「やばい展開なんじゃないですかー。」

キャット「ペイサーズのディフェンスにホント苦しんでいるが、ロケッツのディフェンスはそれなりに機能している感じに見えるからね。何本かあったイージーバスケットを防いで、ジョージには思うようにやらせないように出来れば、まだまだこのゲーム分からないぞ。」

シンキ「やはりディフェンスがカギになりますか。それでは最終Qをお願いします。」

キャット「ハワード、ソートン、テリー、ブリューワー、アリーザでこのQをスタートしたロケッツは、ハワードのローポストを軸にオフェンスを展開し、テリーのスリーやイージーレイアップも決まってロケッツが追い上げ開始(75-84) 残り8分半、タイムアウト明けに、控えで好調のスタッキーにレイアップを決められるが、第2Q終盤以降から第3Q終了までに、7本決められていたスリーに対するロケッツディフェンスが良くなっていて、今は我慢の時間帯(76-88) 残り7分弱にヒル、ジョージの手強いディフェンダー2人がコートに戻ってきたが、ロケッツはハーデンの個人技に続き、アリーザがスリーを決めて、次第にペースを掴んできたんだよ(81-88) 残り5分切った。」

シンキ「ホームコートの声援に応えましょう。お願いします。」

キャット「地元の声援に応えるようにディフェンスを踏ん張ったロケッツは、残り4分切ってハーデンがまた個人技で加点に成功。焦りを感じたのか、ペイサーズはスリーが全く決まらなくなり、完全にペースはロケッツへ。ビバリーのフリースローも2本決まり、アリーザがこのQ2本目のスリーも沈めて、ロケッツは12-1のラン! 残り3分切って1点差に迫ったよ(88-89)」

シンキ「さあここから逆転ですね!」

キャット「しかしペイサーズもエリスのジャンパー、マイルズのレイアップで加点して5点のリードを奪った(88-93) しかし焦らないロケッツはハーデンが冷静にフリースローを決めて、勝負どころの残り2分を切ったんだよ(90-93)」

シンキ「緊張しますね。勝ちましょう。」

キャット「勝負どころに入り、両チームともミスが出て得点が止まり、残り1分切ったんだが、ジョージのスリーが外れてロケッツはチャンスに。しかしハーデンが決めきれず、ペイサーズがボール保持。残り40秒切ったんだ。」

シンキ「ディフェンス1本ですよ。お願いします。」

キャット「エリスのラインクロスで運良くロケッツボールになり、ビッカースタッフはタイムアウトを要求。そして最後に場面でハーデンで行くのかと思いきや、ビバリーのドライブから、アリーザがこのQ3本目のスリーを沈めて、ようやくロケッツは追い付いたんだよ! ペイサーズのエリスのショットは外れて延長戦へ突入だ(93-93)」

シンキ「アリーザがよく決めてくれましたね! 延長戦は俄然ロケッツ有利なんじゃないですかー。」

キャット「勢いが付いたよね。アリーザは調子が良くなってたから、自信あったんじゃないかな。助かったよ。延長戦も期待だね。」

シンキ「それでは延長戦もお願いします。」

キャット「延長戦のスタートはロケッツがハーデン、ビバリー、ソートン、アリーザ、ハワード。ペイサーズがヒル、エリス、スタッキー、ジョージ、マヒミ。最初の約2分はエリスのパスからジョージが決めるなど、ロケッツは6-0のランを食らってしまうが(93-99)、タイムアウト明けにソートンからブリューワーに替えてディフェンスを強化。オフェンスでもしつこくオフェンシブリバウンドで食いつなぎ、ビバリーのスリーが決まるなどして2点差に追い上げたんだ(97-99) ペイサーズはタイムアウトを要求。残り2分半ほど。」

シンキ「このゲーム行けますよ。大丈夫です。」

キャット「タイムアウト後、エリスのミスでロケッツボールに! このチャンスをハーデンがドライブからハワードへ苦しい態勢ながらパスを出し加点! 残り2分切ってロケッツが追い付いたよ(99-99) しかしペイサーズはエリスがローポストから加点に成功して、再びリードを奪う。だがロケッツも乗っているアリーザがスリーを決めて、ロケッツが1点リードしたんだ(102-101)」

シンキ「ここからが勝負ですね。お願いします。」

キャット「ペイサーズはエリスがまたしてもロケッツディフェンスをあざ笑うかのように、フローターで加点してまた逆転されるが、もう止まらないロケッツはブリューワーがコーナーからスリーを決めて2点リード! このスリーは大きいよ! 残り40.9秒でペイサーズボールのタイムアウト。スリーには気をつけたいな。」

シンキ「もうマクヘイルの迷采配はありませんよ。大丈夫です! 3連勝へGO!」

キャット「タイムアウト後のペイサーズのオフェンスはエリスに託す。そのエリスはドライブから加点を狙うが、ロケッツのディフェンスに遮られミス! リバウンドを取ったハワードから速攻に繋がってロケッツがスコアー!! これで勝負あった!! 最終スコアーは107-103。最大13点差を逆転するナイスな勝利だったよ!」

シンキ「よっしゃー! これで3連勝ですね! 勝率も5割に戻りました。」

キャット「4連敗していたからな(苦笑) でもまた5割復帰して嬉しいよ。今度こそしっかりと貯金を増やして行きたいもんだ。」

シンキ「ですね。今日の勝因は何でしょうか?」

キャット「ディフェンスだよ。第4Qにペイサーズの得点を16点に抑えたディフェンスがなければ、いくらスリーが決まっても追い付くことはなかった。アリーザのスリーを呼び込んだのも、ナイスディフェンスがあってこそだ。」

シンキ「はい。最後に何かありますか。」

キャット「ネッツのホリンズヘッドコーチがクビになったね。またGMのビリー・キングも辞任するとのことだ。チャドはキングをNBA史上最低のGMと言ってるんだけど、チーム運営はGMが大きな重責を握っているだけに、この辞任は当然と言えば当然だな。」

シンキ「ロケッツのGMモーレーは大丈夫なんですかね?」

キャット「ね(苦笑) 確かにここまで数々のマジックを見せてきたんだけど、マクヘイル問題でミソ付けたからなー。たった11ゲームでクビにして1200万ドル支払いって、アホすぎるよ。契約延長した時点で誤りだったんだよな。」

シンキ「次はあさってにアウェイでグリズリーズ戦になります。彼らには2戦2敗中なので、リベンジをお願いしたいですね。それでは今日はお疲れ様でした。次のゲームまで、ロケッツ勝利の余韻に浸りましょう(笑)」

ボックススコアー