シンキ「こんにちは。アウェイ3連戦を切り抜けて9連勝を達成したロケッツですが、今日からホーム7連戦が始まります。どこまで連勝を続けるのか楽しみですよ。」
キャット「最近はホント負ける気がしないから、連勝が止まるとちょっと落ち込むかもしれないよ(笑) まあハーデンとポールがフィットした今のロケッツを止めることの出来るチームは限られるからね。このまま連勝街道に突き進むんじゃないかな。期待は大きいね。」
シンキ「頼もしいコメントが出ましたが、早速今日のペリカンズ戦をお願いします。」
キャット「ロケッツのスターターはいつもの5人。ペリカンズはデービスが先日のシクサーズ戦中に、以前の故障個所を悪化させたとのことで、今日は様子見となるようだ。なのでスターターはカズンズ、ホリデー、ロンド、ムーア、ミラーとなっている。」
キャット「第1Qはまずペリカンズがホリデーのジャンパーで先制する。その後シュートエリアの広いカズンズがスリーを決めるが、ロケッツもハーデンが好調で、連続スリーを決めるなど序盤は接戦だった(10-11) その後もロケッツはハーデンとカペラのコンビプレイに、アンダーソンがスリーを決めてリードするが(15-13)、ペリカンズはスリーが絶好調で、再びホリデーが決めると、今度はムーアも決めて逆転に成功(15-19) 中盤前あたりでもムーアはスリーを決めて、またカズンズにもスリーを決められてしまったよ(21-28) ロケッツもハーデンのパスが冴えて、ネネがダンクを繰り返すなど、きっちりと離されずについて行く(25-30) だがペリカンズはスリーを全く落とさず、ロケッツがバームーテのエアボールを含む3本連続スリーが落ちている間に、リードを11点まで拡げたんだ(27-38) 終盤に入ってカズンズがベンチへ下がると、ペリカンズはターンオーバーを繰り返してリズムを崩す。その隙にゴードンが復活の兆しが伺えるスリーを連続で決めるなど好調で、結局ロケッツが盛り返し、6点のビハインドで第1Qは終了となった(35-41)」
シンキ「ペリカンズのスリーが好調のようですね。でもまだ第1Qです。これからですね。では続きをどうぞ。」
キャット「第2Q序盤はいきなりアリーザのショーが始まる! まず45度の角度からスリーを決めると、今度はコーナーからロンドのファールをうまく誘う4ポイントプレイを披露。さらに再び45度からスリーを決めて、ロケッツは一気に逆転に成功した(45-41) 次のポゼッションでもアンダーソンがオフェンシブリバウンドから加点して、ロケッツのランは続いたが(47-41)、ペリカンズも控えのクラークがスリーを決めると、ミラーもスリーを決めて、ロケッツは突き放すことは出来ないままゲームは進行する(50-47) 中盤前にカズンズをコートへ戻したペリカンズはリズムが出てきて、ロケッツはターンオーバーから速攻を食らうなど逆転されてしまったよ(50-54) ロケッツはポールのシュートが不調なのか入らなかったが、ハーデンからカペラのラインは絶好調で、そのカペラはカズンズ越えの豪快なダンクも披露。このプレイにフラストレーションを溜めたカズンズは、アリーザを押してテクニカルファールをもらってたね(54-58) ゲームは中盤を過ぎると、再びペリカンズはスリーを連発で決めてくる。ロケッツファンも感心するくらいスリーを決めていたが、ロケッツもハーデンとカペラのラインが機能しまくり、ゴードンも復活をアピールしていて点差はほぼ変わらず終盤へ(67-72) 終盤に入ってペリカンズはカズンズがベンチでペースダウンしていて、その隙にロケッツはハーデンとカペラ、ゴードンの加点が続く11-2のランに成功して逆転。前半はロケッツが2点リードして終了となった(78-76)」
シンキ「ペリカンズのスリーが第2Qも好調でしたか。いつもならここで突き放しているんですけどね。まあこういう日もありますか。」
キャット「ペリカンズのスリーは前半14/19だよ。第1Qはロケッツのディフェンスが少し甘くなってた部分を感じたんだが、第2Qはペリカンズの選手全員がゾーンに入っているかのうように見えたね。まあゲーム的には面白くなってきたと思う。これくらいじゃないと張り合いがないよね(笑)」
シンキ「最近の勝ちゲームはほとんどワンサイドですからねー。でも第3Qで点差を拡げてもらいましょう。では後半をお願いします。」
キャット「第3Qはすぐハーデンのスリーが外れると、ペリカンズに速攻を出されて加点されゲームはタイになった(78-78) ペリカンズは引き続きムーアが好調をキープし、ペイント内からも加点に成功すると、こちらも好調キープをアピールするかのように、ホリデーが連続加点し、ペリカンズは7点リードを取ったんだ(82-89) ロケッツはハーデンとカペラのライン以外は加点出来ず、第2Qにショーを開いたアリーザも、連続でスリーを落とす始末。中盤に入り再びホリデーがスリーを決めて、遂にペリカンズのリードは再び二桁に到達した(84-94) ロケッツはハーデンのドライブが決まって一息着くが、もったいないプレイで加点を許すなど、中盤を過ぎても流れに乗れず苦しい展開になっている。第2Qのように加点が出来ないロケッツだったが、カズンズをベンチへ下げたペリカンズも、元ロケッツのアシックのとろいプレイなどでリズムを崩し、若干ペースダウンしたように見えるが、それでもロンドはワイドオープンのスリーはしっかり決めるなど、ペリカンズのリードは13点に拡がってゲームは終盤へ(88-101) しかしこの危機を救ったのがここまで不調だったポール。まず華麗なドライブから加点すると、次のポゼッションでスリーを決める。ラストプレイでも難しいスリーをブザービーターで決め、ロケッツはビハインドを7点に戻し、第3Qは終了したんだ(96-103)」
シンキ「第3Qは突き放すどころか、リードを拡げられる展開になってしまいましたが、先日のブレイザーズ戦も14点のビハインドから逆転勝利を飾っていますからね。大丈夫ですよ。では勝負の第4Qをお願いします。」
キャット「第4Qロケッツのスターターはポール、ゴードン、アリーザ、バームーテ、タッカーのスモールラインナップ。カズンズのマークにはタッカーが担当。始めはそのカズンズにボールが渡るが、ロケッツはすぐさまダブルチームで警戒し、パスアウト後のムーアのスリーは落ちた。ロケッツはそのムーアを狙うかのように、ポールがドライブからイージーレイアップを決め、まずロケッツが点差を詰める(98-103) 次のポゼッションでもタッカーは体を張ってカズンズを止めていたよ。ここで追いつきたいロケッツだったが、ポールのスリーは連続で落ちる隙に、ムーアのこの日30得点目となるフローター気味のジャンパーに、カズンズのドライブからのナイスパスを、走りこんできたムーアが決めて、再びペリカンズは9点のリードへ(98-107) ロケッツもタッカーがワイドオープンからのスリーを慎重に決めるが、ペリカンズもリズムが出てきて、再びカズンズが、今度はローポストからナイスパスを披露してムーアがフィニッシュ。しかしロケッツのオフェンスも悪くなく、ゴードンがナイスドライブで加点すると、カズンズへのパスを読んだポールがスチールして速攻へ。ポールは自ら切れ込んで加点に成功! キングスはこの流れを嫌いタイムアウトを要求へ(105-109) 残り9分弱。」
シンキ「手に汗握る展開かと思いますが、10連勝が掛かっているロケッツですので負ける訳には行きませんよ。ではお願いします。」
キャット「タイムアウト後もスモールラインナップで勝負のロケッツ。タッカーが得意のフィジカルでカズンズに圧力を掛けるが、小技もうまいカズンズは加点に成功。ロケッツはワイドオープンになったバームーテがスリーを放つがリングにはじかれる。今日の彼は不調のようだね。次のポゼッションで時間が止まると、ロケッツはそのバームーテに替えてカペラを投入。やはりカズンズ対策には彼が一番と見たのだろう。そのカズンズはハイポスト付近からボールをもらうプレイでスタートしたが、うまくディフェンスしたロケッツが加点を防ぎ、アリーザのワイドオープンショットへ繋がるが、これも落としてしまい、ロケッツはなかなか点差を縮められないままゲームは4分経過(105-111) カズンズは次のオフェンスでもプリメイターからドライブを狙うが、カペラのブロックの餌食に会う! このプレイで流れを掴んだのか、ロケッツはポールがスリーを決めると、カペラへのツーメンゲームも決まってビハインドは2点に(110-112) ハーデンもコートへ戻り、ゲームは中盤へ入ったよ。残り6分弱。」
シンキ「決め手の差はロケッツが上ですからね。大丈夫だと思います。ではお願いします。」
キャット「タイムアウト後のペリカンズのオフェンス。カズンズにフィニッシュされそうになるが、カペラが今日5本目のブロックがさく裂! ハーデンのスリーは外れるが、ロンドの縦パスは通らずロケッツがボールを保持すると、速攻からハーデンとカペラのラインが決まり、ようやくロケッツは追いつくことが出来たんだ(112-112) しかしカズンズとムーアのラインでペリカンズも諦めない(112-114) だがロケッツは復調のゴードンがポールのパスをコーナーからきれいにスリーを決めた! これで再び逆転(115-114) しかしペリカンズも焦らずロンドのパスから絶好調のホリデーがジャンパーでお返し(115-116) 勝敗の見えない状況のまま、ゲームは中盤を過ぎて行った。残り5分切ったね。」
シンキ「ここで負けたら、また連勝を積み上げて行かなきゃいけないので、負けて欲しくないロケッツファンはたくさんいますよ。勝ちましょう、お願いします。」
キャット「ロケッツのオフェンスはポールのスリーが外れるが、ペリカンズはカズンズへのパスが読まれていて、ハーデンがしっかりスチールに成功すると、速攻からカペラへ浮いたパスを出すと、キャッチしたカペラが豪快なダンクを叩き込んだ(117-116) このディフェンスを頑張りたいロケッツ。カズンズにハーデンがマークするミスマッチも、ロケッツはパスをカズンズへ通させず、コーナーへいるロンドに渡る。ワイドオープンになったロンドはこの日3本目のスリーを決めて、再びペリカンズがリードを取ったよ(117-119) このロンドへのチェックを迷ったハーデンだったが、スリーのシュートファールをもらう。最初の1本は外すが、残り2本はしっかり決めて、ゲームはタイになった(119-119) 次のポゼッションでハーデンがカズンズへファールをしたところでゲームは止まった。残り3分弱。」
シンキ「ペリカンズも踏ん張ってますが、ロケッツにはハーデンとポールがいますからね。行けます。ではお願いします。」
キャット「カズンズのフリースローは2本とも落ちた! このチャンスをハーデンが逃すはずがなく、まず得意のアイソレーションプレイからのドライブで加点し逆転に成功(121-119) ペリカンズはカズンズに頼るが、ハーデンのディフェンスとポールのヘルプでシュートを決められず、今度はディフェンスでハーデンに挑むが、やはりこの男ハーデンはこの場面でスリーを披露!(124-119) 残り1分半切ってペリカンズも何とか加点するが(124-121)、今度はポールのゲームコントロールからハーデンが再びスリーを決めた! 次のポゼッションでもハーデンはスチールに成功し、ここでほぼゲームの決着が付いたんだ(127-121) ロケッツが10連勝を達成! 最終スコアーは130-123。チーム成績などは以下の通り。」
ロケッツ(21-4) 35 43 18 34 130
ペリカンズ(14-14)41 35 27 20 123
ロケッツ FG48/88(54.5%) 3pFG17/45(37.8%) FT17/25 36R 30A 9TO
ペリカンズ FG49/85(57.6%) 3pFG18/33(54.5%) FT7/13 41R 32A 18TO
ハーデン 35分 26点、1R、17A、6S、3TO FG8/16 3pFG4/10 FT6/9
ポール 33分 20点、9R、6A、3S、1B、2TO FG8/16 3pFG3/9 FT1/2
アリーザ 38分 13点、2R、2A、1S、1B FG3/9 3pFG3/9 FT4/4
アンダーソン 18分 5点、3R FG2/6 3pFG1/4
カペラ 24分 28点、8R、5B FG13/14 FT2/4
ゴードン 36分 27点、2R、1A FG9/12 3pFG5/6 FT4/4
タッカー 23分 3点、6R、2A FG1/4 3pFG1/3
バームーテ 21分 0点、3R、1A、1S FG1/4 3pFG1/3 FT0/2
ネネ 13分 8点、2R、1A、1S FG4/6
タリック、ブラウン、ジャクソン、ジョウ・チーは出番なし。
カズンズ 33分 24点、14R、8A、1S、4TO FG8/17 3pFG2/3 FT6/11
ホリデー 41分 37点、4R、5A、4S、1B FG16/21 3pFG4/7 FT1/2
ムーア 42分 36点、3R、3A、3TO FG15/20 3pFG6/8
ロンド 42分 13点、12R、12A、8TO FG5/12 3pFG3/5
ミラー 39分 10点、3R、4A、1S FG4/10 3pFG2/7
クラーク 21分 3点、3R FG1/4 3pFG1/3
アシック 12分 0点、1R FG0/0
ジョーンズ 9分 0点、1R FG0/1
シンキ「ブレイザーズ戦同様に苦戦しましたが、第4Qに逆転に成功し勝利と、接戦になっても勝てることを証明してますね。これで10連勝達成です!」
キャット「いやー、今日のゲームは興奮したなー。ロケッツはハーデンにポールが決め手のあるところを見せていて、カペラもモンスターのような活躍だったよ。ゴードンも復活したみたいだし、まだまだこの連勝を継続してもらいたいね。」
シンキ「気になるのはアンダーソンの出場時間が減っていることですが、なぜですかね?」
キャット「ロケッツはここ2戦、第4Qにスモールラインナップにシフトしていて、ディフェンス面を考慮した結果なんじゃないかな。最近はポールとの相性の良さからか、彼はかなり警戒されているよ。」
シンキ「それにしても今日のペリカンズはスリーを中心に、シュートを決めまくったようで、これだと今のロケッツでも苦戦はやむを得ないですかね?」
キャット「デービス抜きでこれだからな。チームケミストリーが良くなれば、西地区でもそれなりの順位に来るチームだと思う。今日のプレイを観ると、5割付近にいるチームじゃないね。あと3回対戦があるから締めてかからないといけないな。」
シンキ「では最後に何かありますか?」
キャット「ロケッツ傘下のGリーグ、ヴァイパーズが13連勝まで伸ばしている。ロケッツも彼らに負けないように連勝を伸ばして欲しい。」
シンキ「今日はどうもお疲れ様でした。次回のゲームはあさってのホーネッツ戦となってますので宜しくお願いします。」
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