シンキ「こんにちは。昨日のホーネッツ戦は比較的余裕のある勝利となりましたが、今日は前回の対戦で敗れているグリズリーズが相手です。アウェイ連戦となりますし、厳しいゲームが予想されますが、前回のリベンジをしたいので、頑張って欲しいです。」
キャット「ロケッツは今日のゲーム前に、先日契約したカナーンを解雇した。昨日のゲームでブラウンが存在感のあるプレイをしていて、使えることが分かったのが解雇の要因だと思う。控えに同じタイプの選手を2人もいらないからね。」
シンキ「カナーンは結局試運転のみで終了となってしまいましたか。ちょっと寂しいですが、NBAの厳しさを思うと仕方ないですかね。」
キャット「ホント短い期間だったな。もっとチャンスを与えたかったんだけどね。この経験が他チームに行っても活きることを願っているよ。」
シンキ「ですね。カナーンには今後の健闘を祈りたいと思いますよ。ではゲームの方をお願いします。」
キャット「ロケッツのスターターはハーデン、アリーザ、バームーテ、アンダーソン、カペラ。アリーザとネネは今日から復帰。だがゴードンは体調が悪く欠場となった。グリズリーズはコンリー、ハリソン、エニス3世、マーティン、ガソル。ジャマイカル・グリーンは欠場中。」
キャット「序盤はロケッツがリズムを作る。カペラのフィニッシュなどでリードを取った(12-4) アンダーソンのスリーも決まっていて、ここまでのロケッツオフェンスはかなりいい感じに見え、グリズリーズも修正のためタイムアウトを要求へ(15-8) 中盤に入ってもロケッツのオフェンスはリズムが良く、再びアンダーソンのスリー、ハーデンのドライブなどでリードをキープするが、グリズリーズも元ロケッツである控えパーソンズの調子がすこぶる良くて突き放せない(27-23) 控えのエヴァンスにもスリーを決められて溜らずダントーニはタイムアウトを要求したよ(27-26) その後もグリズリーズの流れが良くて一時逆転されてしまうが、ロケッツはハーデンがスリーを決めるなど、結局2点リードして第1Qは終了となった(32-30)」
シンキ「さすがにグリズリーズは手ごわいようで、突き放せず終了となりましたか。第2Q以降に期待しましょう。お願いします。」
キャット「第2Qのスタートはハーデン、ゴードンのいない時間帯。ブラウン、タッカー、バームーテ、アンダーソン、カペラがコートへ。序盤はアンダーソンのスリー、ブラウンのフローター気味の加点、カペラのフリースローでオフェンスのリズムは出来ていたが、その後うまく対応してきたグリズリーズに追い上げられる。カペラがオフェンシブファールを取られてベンチへ下がると、今日は早めにハーデンをコートへ戻してきた(40-38) 中盤以降になってもロケッツはグリズリーズディフェンスに抑えられてしまい、その隙に着々と加点を続けたグリズリーズが14-1のランを出して一気に7点リードした(40-47) ロケッツはハーデンがフリースローを決めて落ち着きを取り戻したかったが、アリーザのレイアップはリングに嫌われ、ネネもオフェンシブファールを取られるなど、一向に改善する兆しが見えないままゲームは終盤へ(42-49) ようやく連続でフィールドゴールが決まって点差を詰めるが、シュートクロックすれすれでシュートを打たされる場面も目立っていたよ。それでも最後に速攻が決まって、ロケッツは何とか5点のビハインドで踏ん張ったね(49-54)」
前半のスタッツ
ロケッツ FG17/37(45.9%) 3pFG7/19 FT8/10 20R 12A 10TO
グリズリーズ FG21/44(47.7%) 3pFG8/18 FT4/5 15R 14A 4TO
ハーデン 14P 2R 7A FG4/9 FT5/6
アンダーソン 15P 2R 3pFG5/9
カペラ 8P 6R FG3/4
アリーザ 3P
控え合計9P
パーソンズ 10P
ガソル 3P 2R 5A FG1/6
コンリー 6P 3A FG3/7
エニス3世 8P FG3/3 3pFG2/2
控え合計28P
シンキ「第2Qはグリズリーズが優勢でしたか。相手のディフェンスを打ち破らない限り、ロケッツに勝ち目はないんじゃないですか。」
キャット「とにかくリズムが悪い。ゴードンがいないのも痛いね。でもディフェンスで何とか踏ん張っているから、後半にリズムが出てくれば、何とかなっていいと思ってる。期待しているよ。」
シンキ「後半で逆転ですね。ではお願いします。」
キャット「後半開始早々、ロケッツは24秒オーバーのバイオレーション。次のポゼッションも時間がなく、カペラがスリーを放つがエアボールとなる非常に悪いリズムだった。しかしロケッツディフェンスもうまくグリズリーズをストップし、そのリズムがオフェンスへ波及してきた。アリーザの4ポイントプレイなど9-0のランに成功してロケッツは逆転したよ(58-54) しかしもったいないターンオーバーから流れは若干グリズリーズへ傾き、ゲームはタイになって中盤を迎えた(58-58)」
シンキ「何とかいいリズムをキープしてください。お願いします。」
キャット「タイムアウト後、ロケッツはハーデンの活躍で逆転に成功するが、グリズリーズは控えから出てきたパーソンズが相変わらず外さない。おそらくゾーンに入っているのだろう。3本のスリーを決められてしまったよ(63-68) ブルックスから速攻でカウントプレイも決められてしまい、危機感を持ったダントーニはタイムアウトを要求(63-71) タイムアウト後、ハーデンを休ませたロケッツはターンオーバーから始まり、パーソンズに今度はドライブからダンクを披露される始末・・・ その後もひどいオフェンスが続くが、何とかコーナーからブラウンがスリーを決め、今日好調のアンダーソンも続いてロケッツは踏ん張りを見せる(69-74) しかしフリースローでジワジワ離され、パーソンズがロケッツファンが呆れるくらい外さず、結局9点のビハインドで終了となったよ(72-81)」
シンキ「今日のゲームも厳しそうですか?」
キャット「厳しいね。8割方負けを覚悟してる。さすがにポールだけでなく、ゴードンもいないのはきついよ。ハーデンの大車輪に期待したいがどうだろう。」
シンキ「まだ12分ありますので、お願いします。」
キャット「第4Q序盤もイージーレイアップで加点される厳しい展開。だがようやくパーソンズがシュートを落とすと、アリーザが3本のフリースローを決めて点差を一桁に戻す(75-83) しかしグリズリーズの優勢は変わらず、その後も着々と加点され、イージーダンクまでやられる始末。ロケッツはタイムアウトを要求するしかなかった(76-90) 残り約9分。」
シンキ「厳しそうですが、最後まで諦めてはいけません。お願いします。」
キャット「タイムアウト後にハーデンとカペラがコートへ。グリズリーズに見事なアーリウープを決められ、ロケッツはスリーを打たされる展開になり、さすがに観戦するのもつらくなってきたよ(苦笑) ハーデンの個人技も決まらず、刻々と時間が過ぎていく(77-92) 次のポゼッションでもハーデンはエアボール。アウェイ連戦で疲れもあるのだろう。もうこの辺で諦めてもいい感じに見えるね。簡単に加点されて点差はさらに拡がったよ(77-96) しかしまだ残り6分もあるのでダントーニは諦めず、主力をベンチへ下げない。オフェンスではほとんどハーデンに託すが決まらず、カペラがストレスを発散するかのようなダンクを決めるが、点差は全く詰まらない状態だね(79-98) さすがに残り3分弱でダントーニは諦めたよ。最終スコアーは89-103でロケッツの完敗に終わった。ゲーム成績は以下の通り。」
ロケッツ(5-2) 32 17 23 17 89
グリズリーズ(5-1)30 25 26 22 103
ロケッツ FG29/76(38.2%) 3pFG14/38(36.8%) FT17/21 43R 18A 17TO
グリズリーズ FG40/85(47.1%) 3pFG14/33(42.4%) FT9/12 41R 26A 9TO
ハーデン 34分 20点、4R、8A、2S、3TO FG6/18 3pFG2/9 FT6/7
アリーザ 36分 10点、7R、5A、3TO FG2/6 3pFG2/4 FT4/4
バームーテ 34分 0点、2R、3A FG0/4 3pFG0/2
アンダーソン 37分 22点、7R、2B、2TO FG7/12 3pFG7/11 FT1/2
カペラ 22分 12点、12R(3OR)、1A、1S、1B、2TO FG5/8 FT2/2
タッカー 28分 3点、4R、3TO FG1/3 3pFG0/2
ブラウン 22分 11点、0R、0A、1S、1TO FG4/13 3pFG3/7
ネネ 15分 4点、1R、1A、2TO FG2/5
タリック、ジャクソン、トロイ、ジョウ・チーも3分ほど出場
コンリー 26分 8点、3R、3A、1B 0TO FG4/10 3pFG0/3
ガソル 32分 6点、7R、5A、1S、4B、3TO FG1/8 3pFG0/2 FT4/6
エニス3世 32分、8点、7R(3OR)、3A FG3/9 3pFG2/4
マーティン 22分 10点、3R、2S、3TO FG4/5 FT2/4
ハリソン 14分 5点、1R、1A FG2/6
パーソンズ 19分 24点、1R、1A、1S FG9/11 3pFG6/8
ブルックス(新人45位) 29分 6点、5R、3A、2S FG2/7 3pFG1/4
チャルマーズ 25分 15点、2R、4A、2S FG6/10 3pFG2/4
エヴァンス 24分 14点、7R、4A FG5/12 3pFG2/5
ライト 13分 6点、4R、1B FG3/5
シンキ「今季2度目の対戦でしたが、返り討ちにあってしまいましたか。今度は前回と違って完敗でしたね。」
キャット「今日はちょっと条件が悪かったよ。後半のシュート成功率が3割程度では勝てるわけがない。フィールドゴールを全く決められない時間帯もあって、グリズリーズペースでゲームを進行させてしまったよ。」
シンキ「元ロケッツのパーソンズにはかなりやられてしまいました。」
キャット「彼は故障の影響で連戦日は休養に当て、出場時間も20分ほどに限られているんだが、今日はそんな限られた時間の中、最高のパフォーマンスを披露したね。もうゾーンに入っているかのようなプレイを見せていて、少なくとも今日は年俸分の働きはしたんじゃないかな。まあロケッツファンとしては複雑な心境だけどね(苦笑)」
シンキ「こんなゲームですが、何か収穫はありましたかね?」
キャット「ブラウンはあまりプレイ時間を与えない方がいいかもしれないよ(笑) シュート優先になっていて、入っているときはいいんだけど、入らないとマイナス面の方が大きいと思う。彼のミスショットから何回も速攻を出されていたよ。まあ使える時だけ使う感じでいいんじゃないかな。ジャクソンもいるしね。」
シンキ「今日の敗戦は悔しいんですが、まだあと2回対戦がありますからね。今度こそリベンジしましょう。最後に何かありますか?」
キャット「この完敗だからね。あまり悔しくない(苦笑) 気を取り直して次のゲームを頑張って行こう。まあこんなゲーム見せられると、早くポール帰ってきてくれないかなーって思うけどね。」
シンキ「次のゲームはまたシクサーズになります。今度はホームゲームになりますね。では今日はお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」
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