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グリズリーズ

'17~'18 第17戦 対グリズリーズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。先日のサンズ戦でポールが復帰したロケッツですが、ここまで12勝4敗と、開幕からいい感じのスタートを切りましたね。今日の相手は今季の最終戦となるグリズリーズです。」
 
キャット「早くも今季4回目の対戦になるね。3回目まで1勝2敗だから、アウェイ戦とはいえ、ここはしっかりと勝っておきたいよ。」
 
シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがポール、ハーデン、アリーザ、アンダーソン、カペラ。バームーテは復帰へ。3連敗中のグリズリーズは大黒柱のガソル、元ロケッツのパーソンズ、グリーン、チャルマーズに、ロケッツが手放した新人ブルックス。エースガードのコンリーは左アキレス腱の故障で先日のゲームから欠場中。2週間後に再び復帰時期を判断するようだ。入れ替わるようにオフに再契約したグリーンが先日のゲームから復帰した。」
 
キャット「第1Q序盤はほぼ互角の展開。ロケッツはポールのパスが冴えて加点を繰り返し、ハーデンからカペラへのホットラインも決めていた。グリズリーズはパーソンズが存在感を見せていたよ(11-10) ガソルがカペラの脱げたシューズを蹴りだし、テクニカルファールを取られる珍事があったが、ゲームは淡々と進行し、中盤に入っていったね(17-16) 中盤を過ぎると、ハーデンとゴードンの加点で6点リードしたロケッツ(24-18) ここで突き放すチャンスだったが、終盤にルーズボールを失い加点にされるケースが2回あるなど、リズムに乗れずゲームは再び2点差に(27-25) しかしタッカーが攻守で存在感を見せると、ポールのスリーも決まって結局第1Qは8点ロケッツがリードして終了となった(33-25)」
 
シンキ「順調な滑り出しのようですね。このペースでお願いします。」
 
キャット「第2Q序盤もロケッツが主導権を握る。まずポールがスリーを決めると、最近ディフェンスに目覚めたアンダーソンがライトの加点を止める。ポールは得意のミドルジャンパーを決めて、ロケッツのリードは13点に(38-25) その流れは3分経過してハーデンがコートに入っても変わらず、カペラのブロックが決まると、アリーザがスリーを決めて、ロケッツのリードはこの日最大となる18点に拡がった。グリズリーズはパーソンズが相変わらずの存在感を発揮して食らいつくが、ロケッツもアンダーソンのオフェンシブリバウンドから加点や、ハーデンのスリーで点差はほとんど変わらないままゲームは中盤を過ぎた(51-34) これなら今日もジョウ・チーを観られそうだなと思った矢先に、ロケッツはグリズリーズの猛攻に会ってしまう。まずパーソンズがスリーを決めると、彼のパスからガソルもスリーで加点(51-40) ロケッツはオフェンスのリズムが停滞し始め、得点が止まってしまう。この隙にグリズリーズはグリーンもスリーを決めると、ガソルが楽にダンクを決めて、さすがにダントーニはタイムアウトを要求したよ(51-45) しかしタイムアウト後もリズムに乗れないロケッツは、ブルックスのフリースローと、オフェンシブリバウンドからまたグリーンにスリーを決められる15-0のランを食らってしまい、ゲームはほぼ振り出しに戻ったんだ(51-49) しかし終盤に入ってゴードンのスリーがカウントプレイになると、速攻からカペラも加点し、結局第2Qはロケッツ9点リードで終了となったね(59-50)」
 
シンキ「リズムが悪くなると、一気に来ますよね。第1Q終盤からまずロケッツが19-3のランを決めると、今度はグリズリーズが15-0のラン、そして終盤はロケッツが8-0のランですか。バスケットはリズムが大事なゲームですよ。」
 
キャット「ディフェンスがオフェンスに波及するからね。その逆もあるし、15点のリードがあっても気が抜けないな。今日もパーソンズにやられているから、ここをペースダウンさせて欲しいね。彼を封じれば、今日はコンリーがいないし、大丈夫なんじゃないかな。」
 
シンキ「それでは後半もお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤からロケッツは楽に加点を続ける展開も、グリーンにオフェンシブリバウンドから加点を許していて、点差はほとんど変わらなかった(65-57) その後もロケッツはハーデンのスリーや、ハーデンからカペラへのホットラインを決めるが、グリズリーズも速攻からパーソンズが加点すると、チャルマーズのスリーがリングにはじかれながら決まる幸運もあって、ビハインドを一桁に戻すと、ガソルのフックが決まって、点差を6点まで挽回(70-64) しかしロケッツは流れを呼び戻すかのようにポールがスリーを決めると、速攻からハーデンが加点に成功し、この流れを嫌ったグリズリーズがタイムアウトを要求する(75-64) 中盤に入ってもロケッツのリズムは良く、グリズリーズのミスを誘うと、ハーデンがまたまたスリー。グリズリーズも縦パスを受け取ったガソルが加点に成功して追いすがる(78-66) 終盤に入ってハーデンを下げてポールを投入したロケッツ。両チームとも得点が止まる展開の中、ポールは攻守で存在感を発揮し、グリズリーズの加点を許さないディフェンスでチームをリードしていたよ。結局第3Qが終了して、ロケッツのリードは15点に拡がったね(82-67)」
 
シンキ「ハーデンのいない時間帯をポールがしっかりフォローしてくれるのは大きいですね。このゲームの見通しはどんな感じですか?」
 
キャット「第2Qみたいな一気のランを食らわなければ大丈夫だろう。ジョウ・チーの出番も期待できる展開だと思う。」
 
シンキ「分かりました。では第4Qも締めてください。お願いします。」
 
キャット「第4Qに入ってグリズリーズはまたマクレモアのスリーがエアボールになるが、オフェンシブリバウンドを取っていて、何とか踏みとどまっている状態に見える。ロケッツは序盤にスリーを外していたが、ポールのパスからアンダーソンがスリーを決めると、そのポールはスチールも決めて、リズムは完全にロケッツへ。再びポールからアンダーソンへのパスが通って、ロケッツのリードは再び15点になったね(90-75) ここでポールはお役御免になりハーデンの登場。そのハーデンはスリーを決めて、リードを18点に拡げる(93-75) グリズリーズはターンオーバーが目立ち始め、スリーが入らず、頼みのパーソンズとガソルもシュートが入らない。結局残り4分ほどでガソルをベンチへ下げ、勝負は見えた。結局ロケッツはジョウ・チーを投入する余裕も見せての勝利に終わる。最終スコアーは105-83。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(13-4)   33 26 23 23 105
グリズリーズ(7-8) 25 25 17 16 83
 
ロケッツ FG35/78(44.9%) 3pFG18/43(41.9%) FT17/21 45R 21A 16TO
グリズリーズ FG31/86(36.0%) 3pFG7/27 FT14/19 48R 18A 12TO
 
ハーデン 36分 29点、5R、7A、3S、3TO FG9/20 3pFG6/12 FT5/5
ポール 24分 17点、2R、6A、2S、1B、3TO FG6/11 3pFG4/7 FT1/1
アリーザ 29分 8点、2R、2A、2S FG3/7 3pFG1/4 FT1/1
アンダーソン 27分 13点、4R、1A、3TO FG4/7 3pFG3/5 FT2/2
カペラ 27分 17点、13R、3B FG7/11 FT3/5
ゴードン 29分 12点、1R、1A FG3/11 3pFG3/10 FT3/3
タッカー 21分 7点、7R(3OR)、2B FG3/5 3pFG1/3
バームーテ 21分 0点、2R、2B FG0/1 3pFG0/1
ネネ 16分 2点、5R、3A、1S、1B FG0/2 FT2/4
タリック 4分 0点、3R FG0/1
ジョウ・チー、ブラウンも出場
 
ガソル 32分 15点、9R、4A、2B FG6/17 3pFG1/3 FT2/2
パーソンズ 25分 17点、2R、1A FG7/9 3pFG1/2 FT2/2
グリーン 23分 15点、6R(3OR) FG6/8 3pFG2/2
ブルックス 33分 7点、3R、2A、2S FG3/9 3pFG0/4 FT1/2
チャルマーズ 29分 6点、4R、8A、4S、3TO FG1/7 3pFG1/4 FT3/3
エバンス 25分 7点、7R、2A FG3/10 3pFG0/2 FT1/2
エニス3世 23分 4点、4R FG1/4 FT2/2
マクレモア 20分 5点、4R FG2/10 3pFG1/5
ハリソン 12分 3点、3R、1A FG1/3 3pFG1/3
ライト(途中で負傷)7分 1点、2R FG0/4 FT1/2
デービス 9分 3点、3R(3OR) FG1/5
マーティン 2分 0点、1R
 
シンキ「コンリー抜きのグリズリーズですので、順当勝利と言っていいですかね。これで再び連勝ですね。」
 
キャット「第2Q中盤では今日も楽勝かなと思ったんだけど、一気のランで2点差まで追いつかれたから完勝とまでは行かないだろうが、後半はグリズリーズを33得点に抑えての勝利と、余裕はあったと思う。さすがにコンリーがいないグリズリーズには負けないね。」
 
シンキ「ハーデンは相変わらずの存在感を出しているようですね。ポールも今日は得点を取ってますね。」
 
キャット「隙あらばシュートを放つという感じに見えたよ。彼はディフェンスでも存在感を出せるし、コートにいるといないとでは大違いだと思う。ハーデンとの息については、お互いにコートにいる時間がそれほど多くないから、今のところ何とも言えないが、アンダーソンとの息は実にいいよ。まだまだレギュラーシーズンは続くから、これからケミストリーを磨けばもっと良くなるんじゃないかな。」
 
シンキ「それからカペラがまたまたダブルダブルの活躍ですね。フリースローも入ってきましたし、彼の活躍はロケッツの飛躍に欠かせませんよ。」
 
キャット「今季11回目のダブルダブルだね。フィニッシュ力が素晴らしいし、ガソルに対するディフェンスも評価できる。フリースロー成功率も6割台をキープ出来ているね。頼もしい存在だよ。まだ23歳だし、これからホント楽しみな選手だ。」
 
シンキ「対するグリズリーズですが、パーソンズが存在感を出したようですね。それから新人ブルックスは一番プレイタイムをもらってますか。」
 
キャット「パーソンズはバスケットセンスのある選手だよ。無理なシュートは狙わず、確実に加点していたね。ブルックスはディフェンス力を買われているね。ハーデンに対して奮闘していたよ。もっとシュート力が欲しいところではあるが、なんで彼を放出したのか理解に苦しむね。」
 
シンキ「次のゲームですが、中3日空いてホームでのナゲッツ戦です。今季初対戦になりますね。このナゲッツ戦からホーム4連戦。それほどタフな相手でもありませんし、また連勝街道へ行く予感が漂ってきます。」
 
キャット「ロケッツとしては自分たちのプレイをすればいいと思う。そうすればまた連勝街道へ行くだろう。ひと月後のセルティックス戦まで負けたくない気持ちだ(笑)」
 
シンキ「セルティックスは今日も勝って15連勝中ですからねー。ロケッツもそれくらいの連勝を期待したいですよ。それでは今日はお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

'17~'18 第13戦 対グリズリーズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。4連勝と調子が出てきたロケッツですが、今日の相手は今季2連敗しているグリズリーズです。この鬼門を突破して、連勝街道へ行って欲しいですよ。」
 
キャット「前回のアウェイ戦では完敗だったからな。プレイオフでの対戦も考えられる相手だし、苦手意識を作りたくない。ここは絶対に落とせないゲームだよ。5連勝を達成し、ホームのロケッツファンを喜ばせてもらいたい。」
 
シンキ「ですね。ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツは固定の5人。グリズリーズはコンリー、ガソルの2枚看板に、エニス3世、マーティン、そしてロケッツが今年のドラフトで、将来の2巡目指名権と交換で手放してしまった新人ブルックス。」
 
キャット「第1Q序盤はまずロケッツが3本連続スリーを決めて、早々と主導権握る(9-0) グリズリーズは早めにタイムアウトを取って若干リズムを取るが(11-5)、カペラの豪快なブロックから速攻でゴードンがスリーを決めて、ロケッツはリズムを取り戻すことに成功すると、アンダーソンと交代したタッカーが攻守で活躍。ロケッツのリードは二桁を超えたよ(23-9) 中盤に入ってもロケッツはリズム良くプレイし、ネネのスチールからアリーザが速攻で決めると、ハーデンからネネへのコンビプレイも決まる12-1のランを披露(28-10) 溜らずグリズリーズは再びタイムアウトを要求へ。タイムアウト後にしっかり修正するのがグリズリーズの強さなのか、控えのエバンスの加点などで9-0のランを出して追い上げ開始(28-19) だがロケッツはハーデンが個人技で加点すると、ラストプレイでパーソンズを翻弄するスリーも決め、リードを二桁に戻し第1Qを終了した(33-22)」
 
シンキ「最近のゲームは立ち上がりが良くなってきましたね。ではこの調子で第2Qもお願いします。」
 
キャット「第2Q序盤のハーデンのいない時間帯。今日はブラウンではなくゴードンがPGを務める。そのゴードンは技ありのプレイで3本のフリースローをもらうと、ネネへのナイスパスを出していたよ(40-29) グリズリーズもエバンスが存在感のあるプレイをするなど、中盤までほとんど互角の展開だった(43-34) だがロケッツはハーデンをコートへ戻すとリズムが良くなり、ゴードンがスリーを決めてリードを二桁に戻すと、今度はハーデンも負けじとスリー。ロケッツのリードは15点に拡がったんだ(51-36) しかしこのままグリズリーズが引き下がるはずもなく、中盤を過ぎてからガソルの個人技に、速攻からの加点など、12-2のランを決めて一気に5点差に詰め寄る(53-48) だがロケッツもハーデンが終盤に得意の猛攻を開始! アリーザのスチールから速攻を決めると、ハーデンが個人技で連続加点に成功。結局前半はロケッツが二桁のリードを取って終了となった(62-50)」
 
シンキ「ディフェンスのいいグリズリーズ相手に前半だけで62得点は評価できますね。」
 
キャット「フィールドゴールの確率もほぼ5割で、スリーも入ってる。まあ後半次第だけど、このペースなら大丈夫だと思うよ。」
 
シンキ「では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤から両チームともシュートがイマイチ。ロケッツは3本連続でスリーを外していたよ。それでもアンダーソンがハーデンのドライブからのミスショットをフォローアップダンク! グリズリーズもコンリーが存在感を見せて得点差はほとんど変わらなかった(66-56) しかし中盤前にカペラがガソルを交わす個人技でフィニッシュすると、次のポゼッションでゴードンがスリーを決めて、溜らずグリズリーズはタイムアウトを要求へ(71-56) さすがのグリズリーズはエバンスが相変わらず存在感を見せて、すぐに10点差に戻すが(71-61)、今日も絶好調のハーデンが驚きのランニングフックで加点に成功するとスリーも決める(78-64) さらにハーデンは個人技からファールをもらってフリースローで加点すると、今度はアリーザがコーナーからドライブに成功。終盤に入ってもタッカーがペイント内から簡単に加点するなど、完全にペースはロケッツに(88-68) グリズリーズはガソルのローポストに頼るも、ロケッツディフェンスに読まれていて、ダブルチームからターンオーバーを繰り返していたよ。終盤もハーデンがスリーを決めるなどリードはさらに拡がって第3Qは終了したんだ(93-70)」
 
シンキ「いやー、ブラボーな展開ですね。攻守ともに圧倒してますか。第4Qも締めてください。お願いします。」
 
キャット「第4Qに入ってもロケッツはリズム良くプレイ。まずアンダーソンがジャンパーを決めると、得意のフェイドアウェイジャンパーも決める。グリズリーズもそれなりに加点するが、ゴードンにまたスリーを決められ、一気のランを出すまでに至らないまま、ハーデンがコートへ戻ってきた(100-81) 第3Qと比べると、ロケッツは雑なプレイが目立ち、点差を拡げることは出来なかったが、グリズリーズはガソルを出さず、控えメンバーが多かったこともあり、余裕を持ってプレイをしていた感があるね。結局15点差でロケッツの完勝(111-96) チーム成績などは以下の通りに。」
 
ロケッツ(10-3)  33 29 31 18 111
グリズリーズ(7-5) 22 28 20 26 96
 
ロケッツ FG37/83(44.6%) 3pFG16/45(35.6%) FT21/28 46R 18A 16TO
グリズリーズ FG38/79(48.1%) 3pFG6/20(30.0%) FT14/18 41R 23A 20TO
 
ハーデン 38分 38点、4R、8A、1B、3TO FG11/25 3pFG6/14 FT10/14
ゴードン 33分 26点、2R、2A FG7/16 3pFG6/11 FT6/7
アリーザ 34分 9点、7R、2A、2S FG4/10 3pFG1/6
アンダーソン 27分 12点、6R、2S FG5/9 3pFG2/6
カペラ 35分 7点、14R(7OR)、3A、2S、3B FG3/5 FT1/2
タッカー 28分 11点、7R、3S FG4/8 3pFG1/3 FT2/2
バームーテ 28分 2点、1R、3S FG0/4 3pFG0/3 FT2/2
ネネ 7分 4点、4R FG2/2
タリック、ジョウ・チー、ブラウン、ジャクソンも出場
 
コンリー 28分 12点、5A、3TO FG4/11 3pFG1/3 FT3/4
ガソル 28分 15点、9R、3A、1B、3TO FG6/15 3pFG0/3 FT3/4
ブルックス 28分 9点、6R、1S、1B FG4/8
エニス3世 26分 4点、3R FG2/3
マーティン 15分 6点、2R FG3/5
エバンス 29分 22点、5R、6A、3S、5TO FG8/12 3pFG1/3 FT5/6
パーソンズ 20分 10点、5R、2A、3TO FG4/7 3pFG2/4
チャルマーズ 19分 2点、1R FG1/6 3pFG0/2
マクレモア 18分 4点、2R FG2/5
ライト 14分 5点、4R、2B FG2/3
 
シンキ「グリズリーズに見事なリベンジ達成し5連勝。いよいよ連勝街道に入りましたかね?」
 
キャット「そうだね。今日は前半から落ち着いて観ていられたよ。オフェンスでは得意のスリーとドライブでグリズリーズディフェンスを切り崩していたし、ディフェンスでもヘルプがしっかりしていて、ターンオーバー数がリーグ1少ない相手にミスを量産させていたよ。会心の勝利だと思う。」
 
シンキ「ハーデンが今日も38得点の大車輪ですね。彼には今季こそMVPに選ばれて欲しいですよ。」
 
キャット「全くだ。数年前に彼をトレードに出すことを考慮するべきだと思っていた自分が恥ずかしいね。完全にゲームを支配しているよ。」
 
シンキ「前回やられた元ロケッツのパーソンズですが、今日はゾーンに入らせませんでしたかね。」
 
キャット「さすがに今日はそこまでではなかったが、やはり彼は存在感のあるプレイを見せていたよ。しかしチームを勝利に導くには全く至らなかったな。」
 
シンキ「ロケッツが手放したブルックスはスターターになっちゃいましたね。」
 
キャット「ね(苦笑) 来年以降の2巡目指名権で彼くらいのレベルの選手を獲得できる確率は低いんじゃないかな。こんなに出来る選手ならキープすべきだった。現状でもトロイより確実に使えるよ。GMモーレーは何やってるんだって思ったね。」
 
シンキ「ネネの出場時間が少ないですが、何かありましたかね?」
 
キャット「右足首を負傷して後半は無理をしなかったようだ。シーズンは長いから焦らず今週のラプターズ戦までには癒えて欲しいね。」
 
シンキ「分かりました。では最後に何かありますか?」
 
キャット「まず残念なニュースから。元ロケッツのジョシュがペリカンズを解雇されたよ。たった3ゲームしか出場できなかったな。それから来年のドラフト関連だけど、日本期待の八村がESPNドラフトランキングで48位にランクされていたよ。」
 
シンキ「ジョシュはカナーン同様に戦力外となってしまいましたか。彼の今後はどうなりますかね?」
 
キャット「まだプレイ出来るから引退は考えてないと思うぞ。でももうNBA復帰は厳しいかもね。」
 
シンキ「それから八村がドラフト指名に掛かる順位にランクされてますか。やはりU-19世界選手権のインパクトが大きかったんですかね?」
 
キャット「間違いない。彼にはNBAのスカウトが好む伸びしろがまだまだあるよ。また今日はBリーグの千葉ジェッツの富樫が42得点と大爆発したんだけど、こんな活躍を毎ゲーム見せれば、さすがにスカウトも注目するかもしれない。カリーだって20台半ばを過ぎてブレイクしたから、可能性がない訳じゃないと思ってる。2人とも頑張って欲しいよね。」
 
シンキ「ありがとうございます。ところで明日もゲームがありますね。アウェイでのペイサーズ戦となります。連戦となりますが、連勝を続けたいので頑張ってもらいましょう。それでは今日はどうもお疲れ様でした。」

'17~'18 第7戦 対グリズリーズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。昨日のホーネッツ戦は比較的余裕のある勝利となりましたが、今日は前回の対戦で敗れているグリズリーズが相手です。アウェイ連戦となりますし、厳しいゲームが予想されますが、前回のリベンジをしたいので、頑張って欲しいです。」
 
キャット「ロケッツは今日のゲーム前に、先日契約したカナーンを解雇した。昨日のゲームでブラウンが存在感のあるプレイをしていて、使えることが分かったのが解雇の要因だと思う。控えに同じタイプの選手を2人もいらないからね。」
 
シンキ「カナーンは結局試運転のみで終了となってしまいましたか。ちょっと寂しいですが、NBAの厳しさを思うと仕方ないですかね。」
 
キャット「ホント短い期間だったな。もっとチャンスを与えたかったんだけどね。この経験が他チームに行っても活きることを願っているよ。」
 
シンキ「ですね。カナーンには今後の健闘を祈りたいと思いますよ。ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「ロケッツのスターターはハーデン、アリーザ、バームーテ、アンダーソン、カペラ。アリーザとネネは今日から復帰。だがゴードンは体調が悪く欠場となった。グリズリーズはコンリー、ハリソン、エニス3世、マーティン、ガソル。ジャマイカル・グリーンは欠場中。」
 
キャット「序盤はロケッツがリズムを作る。カペラのフィニッシュなどでリードを取った(12-4) アンダーソンのスリーも決まっていて、ここまでのロケッツオフェンスはかなりいい感じに見え、グリズリーズも修正のためタイムアウトを要求へ(15-8) 中盤に入ってもロケッツのオフェンスはリズムが良く、再びアンダーソンのスリー、ハーデンのドライブなどでリードをキープするが、グリズリーズも元ロケッツである控えパーソンズの調子がすこぶる良くて突き放せない(27-23) 控えのエヴァンスにもスリーを決められて溜らずダントーニはタイムアウトを要求したよ(27-26) その後もグリズリーズの流れが良くて一時逆転されてしまうが、ロケッツはハーデンがスリーを決めるなど、結局2点リードして第1Qは終了となった(32-30)」
 
シンキ「さすがにグリズリーズは手ごわいようで、突き放せず終了となりましたか。第2Q以降に期待しましょう。お願いします。」
 
キャット「第2Qのスタートはハーデン、ゴードンのいない時間帯。ブラウン、タッカー、バームーテ、アンダーソン、カペラがコートへ。序盤はアンダーソンのスリー、ブラウンのフローター気味の加点、カペラのフリースローでオフェンスのリズムは出来ていたが、その後うまく対応してきたグリズリーズに追い上げられる。カペラがオフェンシブファールを取られてベンチへ下がると、今日は早めにハーデンをコートへ戻してきた(40-38) 中盤以降になってもロケッツはグリズリーズディフェンスに抑えられてしまい、その隙に着々と加点を続けたグリズリーズが14-1のランを出して一気に7点リードした(40-47) ロケッツはハーデンがフリースローを決めて落ち着きを取り戻したかったが、アリーザのレイアップはリングに嫌われ、ネネもオフェンシブファールを取られるなど、一向に改善する兆しが見えないままゲームは終盤へ(42-49) ようやく連続でフィールドゴールが決まって点差を詰めるが、シュートクロックすれすれでシュートを打たされる場面も目立っていたよ。それでも最後に速攻が決まって、ロケッツは何とか5点のビハインドで踏ん張ったね(49-54)」
 
前半のスタッツ
ロケッツ FG17/37(45.9%) 3pFG7/19 FT8/10 20R 12A 10TO
グリズリーズ FG21/44(47.7%) 3pFG8/18 FT4/5 15R 14A 4TO
 
ハーデン 14P 2R 7A FG4/9 FT5/6
アンダーソン 15P 2R 3pFG5/9
カペラ 8P 6R FG3/4
アリーザ 3P
控え合計9P
 
パーソンズ 10P
ガソル 3P 2R 5A FG1/6
コンリー 6P 3A FG3/7
エニス3世 8P FG3/3 3pFG2/2
控え合計28P
 
シンキ「第2Qはグリズリーズが優勢でしたか。相手のディフェンスを打ち破らない限り、ロケッツに勝ち目はないんじゃないですか。」
 
キャット「とにかくリズムが悪い。ゴードンがいないのも痛いね。でもディフェンスで何とか踏ん張っているから、後半にリズムが出てくれば、何とかなっていいと思ってる。期待しているよ。」
 
シンキ「後半で逆転ですね。ではお願いします。」
 
キャット「後半開始早々、ロケッツは24秒オーバーのバイオレーション。次のポゼッションも時間がなく、カペラがスリーを放つがエアボールとなる非常に悪いリズムだった。しかしロケッツディフェンスもうまくグリズリーズをストップし、そのリズムがオフェンスへ波及してきた。アリーザの4ポイントプレイなど9-0のランに成功してロケッツは逆転したよ(58-54) しかしもったいないターンオーバーから流れは若干グリズリーズへ傾き、ゲームはタイになって中盤を迎えた(58-58)」
 
シンキ「何とかいいリズムをキープしてください。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、ロケッツはハーデンの活躍で逆転に成功するが、グリズリーズは控えから出てきたパーソンズが相変わらず外さない。おそらくゾーンに入っているのだろう。3本のスリーを決められてしまったよ(63-68) ブルックスから速攻でカウントプレイも決められてしまい、危機感を持ったダントーニはタイムアウトを要求(63-71) タイムアウト後、ハーデンを休ませたロケッツはターンオーバーから始まり、パーソンズに今度はドライブからダンクを披露される始末・・・ その後もひどいオフェンスが続くが、何とかコーナーからブラウンがスリーを決め、今日好調のアンダーソンも続いてロケッツは踏ん張りを見せる(69-74) しかしフリースローでジワジワ離され、パーソンズがロケッツファンが呆れるくらい外さず、結局9点のビハインドで終了となったよ(72-81)」
 
シンキ「今日のゲームも厳しそうですか?」
 
キャット「厳しいね。8割方負けを覚悟してる。さすがにポールだけでなく、ゴードンもいないのはきついよ。ハーデンの大車輪に期待したいがどうだろう。」
 
シンキ「まだ12分ありますので、お願いします。」
 
キャット「第4Q序盤もイージーレイアップで加点される厳しい展開。だがようやくパーソンズがシュートを落とすと、アリーザが3本のフリースローを決めて点差を一桁に戻す(75-83) しかしグリズリーズの優勢は変わらず、その後も着々と加点され、イージーダンクまでやられる始末。ロケッツはタイムアウトを要求するしかなかった(76-90) 残り約9分。」
 
シンキ「厳しそうですが、最後まで諦めてはいけません。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後にハーデンとカペラがコートへ。グリズリーズに見事なアーリウープを決められ、ロケッツはスリーを打たされる展開になり、さすがに観戦するのもつらくなってきたよ(苦笑) ハーデンの個人技も決まらず、刻々と時間が過ぎていく(77-92) 次のポゼッションでもハーデンはエアボール。アウェイ連戦で疲れもあるのだろう。もうこの辺で諦めてもいい感じに見えるね。簡単に加点されて点差はさらに拡がったよ(77-96) しかしまだ残り6分もあるのでダントーニは諦めず、主力をベンチへ下げない。オフェンスではほとんどハーデンに託すが決まらず、カペラがストレスを発散するかのようなダンクを決めるが、点差は全く詰まらない状態だね(79-98) さすがに残り3分弱でダントーニは諦めたよ。最終スコアーは89-103でロケッツの完敗に終わった。ゲーム成績は以下の通り。」
 
ロケッツ(5-2)  32 17 23 17 89
グリズリーズ(5-1)30 25 26 22 103
 
ロケッツ FG29/76(38.2%) 3pFG14/38(36.8%) FT17/21 43R 18A 17TO
グリズリーズ FG40/85(47.1%) 3pFG14/33(42.4%) FT9/12 41R 26A 9TO
 
ハーデン 34分 20点、4R、8A、2S、3TO FG6/18 3pFG2/9 FT6/7
アリーザ 36分 10点、7R、5A、3TO FG2/6 3pFG2/4 FT4/4
バームーテ 34分 0点、2R、3A FG0/4 3pFG0/2
アンダーソン 37分 22点、7R、2B、2TO FG7/12 3pFG7/11 FT1/2
カペラ 22分 12点、12R(3OR)、1A、1S、1B、2TO FG5/8 FT2/2
タッカー 28分 3点、4R、3TO FG1/3 3pFG0/2
ブラウン 22分 11点、0R、0A、1S、1TO FG4/13 3pFG3/7
ネネ 15分 4点、1R、1A、2TO FG2/5
タリック、ジャクソン、トロイ、ジョウ・チーも3分ほど出場
 
コンリー 26分 8点、3R、3A、1B 0TO FG4/10 3pFG0/3
ガソル 32分 6点、7R、5A、1S、4B、3TO FG1/8 3pFG0/2 FT4/6
エニス3世 32分、8点、7R(3OR)、3A FG3/9 3pFG2/4
マーティン 22分 10点、3R、2S、3TO FG4/5 FT2/4
ハリソン 14分 5点、1R、1A FG2/6
パーソンズ 19分 24点、1R、1A、1S FG9/11 3pFG6/8
ブルックス(新人45位) 29分 6点、5R、3A、2S FG2/7 3pFG1/4
チャルマーズ 25分 15点、2R、4A、2S FG6/10 3pFG2/4
エヴァンス 24分 14点、7R、4A FG5/12 3pFG2/5
ライト 13分 6点、4R、1B FG3/5
 
シンキ「今季2度目の対戦でしたが、返り討ちにあってしまいましたか。今度は前回と違って完敗でしたね。」
 
キャット「今日はちょっと条件が悪かったよ。後半のシュート成功率が3割程度では勝てるわけがない。フィールドゴールを全く決められない時間帯もあって、グリズリーズペースでゲームを進行させてしまったよ。」
 
シンキ「元ロケッツのパーソンズにはかなりやられてしまいました。」
 
キャット「彼は故障の影響で連戦日は休養に当て、出場時間も20分ほどに限られているんだが、今日はそんな限られた時間の中、最高のパフォーマンスを披露したね。もうゾーンに入っているかのようなプレイを見せていて、少なくとも今日は年俸分の働きはしたんじゃないかな。まあロケッツファンとしては複雑な心境だけどね(苦笑)」
 
シンキ「こんなゲームですが、何か収穫はありましたかね?」
 
キャット「ブラウンはあまりプレイ時間を与えない方がいいかもしれないよ(笑) シュート優先になっていて、入っているときはいいんだけど、入らないとマイナス面の方が大きいと思う。彼のミスショットから何回も速攻を出されていたよ。まあ使える時だけ使う感じでいいんじゃないかな。ジャクソンもいるしね。」
 
シンキ「今日の敗戦は悔しいんですが、まだあと2回対戦がありますからね。今度こそリベンジしましょう。最後に何かありますか?」
 
キャット「この完敗だからね。あまり悔しくない(苦笑) 気を取り直して次のゲームを頑張って行こう。まあこんなゲーム見せられると、早くポール帰ってきてくれないかなーって思うけどね。」
 
シンキ「次のゲームはまたシクサーズになります。今度はホームゲームになりますね。では今日はお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

レギュラーシーズン第47戦 対グリズリーズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。昨日のホームゲームでのウォリアーズ戦は完敗だったロケッツですが、落ち込んでいる暇はなく、今日もゲームあります。相手はグリズリーズですね。」
 
キャット「今日から今季3度目のアウェイ5連戦が始まるんだけど、まず今季2連敗中のグリズリーズをしっかり叩いて、再びロケット噴射出来るようにしてもらいたいね。」
 
シンキ「それでは早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、デッカー、ハレル。アンダーソンは体調不良で再び欠場となったね。無理せず万全な状態になるまで休んで欲しい。またウォリアーズ戦で存在感を見せたカペラは引き続き控えからとのことだ。グリズリーズはコンリー、アレン、パーソンズ、グリーン、ガソル。」
 
キャット「第1Q序盤はほぼ互角の展開。両チームとも序盤は加点出来なかったが、まずハーデンが口火を切るカウントプレイを決めると、グリズリーズもガソルがタフショットを成功させ初得点を挙げた。ロケッツは速攻からデッカーがフィニッシュに成功してリードを取ると、今度はハレルのダンクも決まって、まずロケッツが3点のリードを取った(7-4) しかしタイムアウト後、コンリーにスリーを決められると、元ロケッツのパーソンズもスリーを決めて、グリズリーズは逆転に成功(7-10) その後もパーソンズはドライブを成功させていたよ(9-14) 中盤に差し掛かってロケッツはネネとゴードンをコートへ。連戦になるため、ウォリアーズ戦を休養した感じのネネは、スチールを決めて速攻から、溜めていた力を一気に放出するようなダンクを披露! デッカーもリバースレイアップを決めるなど、ロケッツは再びリードを取ったんだ(20-18) グリズリーズもランドルフを投入してオフェンスの形を変えてきたが、ロケッツはハイポスト近辺にいるガソルのマークにハーデンを指名。そのハーデンはガソルからボールをスチールすると、オフェンスでもリズムに乗ってきて、終盤からロケッツはハーデン、ゴードンの連続スリーが決まると、ネネのジャンパーも決まり、仕上げはブリューワーのスリーで第1Qを終えたよ。終盤に11-1のランを決めたロケッツが10点のリードを取ったね(32-22)」
 
シンキ「終盤にオフェンスが良くなったみたいですが、ディフェンスでグリズリーズの得点を22点に抑えたのは見事ですね。」
 
キャット「もう2回やってるからな。さすがにダントーニは考えてきたね。このペースだ。」
 
シンキ「ダントーニは頼もしい限りですよ。昨季ふがいなく11ゲームでクビを切られた前任者とは違いますね。前半の続きもお願いします。」
 
キャット「第2Qに入ってもロケッツはペースを握る。好調デッカーがスリーを決めると、ゴードンのアシストからネネが再びダンクに成功する(37-26) グリズリーズは外からのシュートが決まらずリズムに乗れない。対照的にデッカーがまたスリーを決めると、ビバリーのフックも決まって、溜らずグリズリーズはタイムアウト要求した(42-29) 中盤に差し掛かってもグリズリーズのスリーは決まらず、勢いに乗るロケッツは、ビバリーがナイスディフェンスからの速攻で、ゴードンへきれいなバウンドパスを通すなどしてリードを拡げたよ(44-29) しかし中盤に入るとグリズリーズもハリソンのジャンパーに、ガソルがタフショットを決めるなど応戦モードに(47-36) デッカーのドライブはオフィシャルのコールに阻まれ不発に終わると、次のポゼッションでハリソンがスリーを決め、ダントーニはタイムアウトを要求したね(47-39) その後もオフィシャルのコールミスがあったが、両チームとも気持ちよく加点が続いていたこともあって、何事もなくゲームは進行したよ(笑) 結局ロケッツがリードを保って前半は終了となった(58-49)」
 
シンキ「前半はロケッツペースで終わったようですね。ちなみにオフィシャルは大丈夫ですか(笑)」
 
キャット「確かに難しいコールあったけどね。アリーザのレイアップミスからカペラがフォローして加点したシーンは、明らかにアリーザのファールだった。まあロケッツに有利なコールだからオーケーだな(笑)」
 
シンキ「分かりました。それでは後半戦も宜しくお願いします。」
 
キャット「後半に入っても好調持続のデッカーがスリーを決めて、まずロケッツが先制する(61-49) しかしガソルにスリーを決められ、次のポゼッションでハーデンのターンオーバーから速攻を出されてしまい、ロケッツのリードは次第に縮まっていく(61-54) 相変わらず続くオフィシャルの誤ったコールにストレスを溜めた訳ではないだろうが、ロケッツはリズムを崩してターンオーバーを連発していて、パーソンズにイージーレイアップを決められる9-0のランを食らい、ロケッツのリードは3点になってしまったよ(61-58)」
 
シンキ「オフィシャルのコールに惑わされることなく集中してください。お願いします。」
 
キャット「ハレルの的確なパスアウトからアリーザがスリーを決めてロケッツは若干リズムを取り戻すと、パーソンズはシュートが決まらない尻すぼみ状態で、微妙なコールがロケッツボールになるなど、流れはロケッツへ傾いたんだ。中盤に入ってハーデンがスリーを沈めると、絶好調のデッカーも続いてスリーを決めて、ロケッツのリードは再び二桁へ(71-61) グリズリーズのタイムアウト後もロケッツの勢いは止まらず、ハーデンはカペラの加点をお膳立てすると、ディフェンスでもガソル相手に踏ん張りを見せるなど攻守でロケッツをリード。ハレルもハイポストからフィニッシュに成功してゲームは終盤へ。気持ちよくプレイ出来ないガソルはオフィシャルにいらだっていて、ハーデンはその当てつけのファールをもらっていたよ(苦笑) ロケッツもネネがテクニカルファールをもらうなど、段々荒れ模様になってきたんだが、ハーデンは冷静にスリーを決めると、速攻からマジック・ジョンソン張りのノールックパスでブリューワーのダンクを演出! このダンクで12-1のランを出したロケッツのリードは19点になったよ(87-68) 第3Qはそのまま19点リードして終了したね(91-72)」
 
シンキ「さすがに今日は大丈夫ですかね。第4Qはしっかり締めましょう。それではお願いします。」
 
キャット「第4Qにグリズリーズはコンリーのスリーが決まるが、自慢のディフェンスの連携がうまく行かない状態が続いて、デッカーがワイドオープンのスリーを難なく決める。その後もグリズリーズはそれなりにスリーを決めて応戦し、ガソルの個人技からのカウントプレイなどで、一時12点差に追い上げるが、フリースローをポロポロ落として自滅気味に(104-92) ガソル対策のためネネをコートに戻すと、ロケッツは怒涛の14-0のランを出し、さすがの熊も退散したよ。結局24点差でロケッツの快勝。最終スコアーは119-95だった。」
 
今季第47戦 対グリズリーズ(アウェイ) 119-95で勝利 通算成績34勝13敗
ハーデン 29点、6R、10A、3S、2B、6TO FG4/9 3pFG4/6 FT11/12
デッカー 30点、4R、2S、0TO FG12/19 3pFG6/11
ゴードン 21点、3R、5A、1S、1B FG7/16 3pFG3/11 FT4/4
ビバリー 7点、8R、4A、1S FG3/10 3pFG1/5
アリーザ 3点、10R、2A FG1/8 3pFG1/6
ハレル 6点、2R、2A FG3/6
ネネ 12点、3R、3S、1B FG4/5 FT4/6
カペラ 5点、4R、2A、1B FG2/4
ブリューワー 6点、5R、2A FG2/3 3pFG1/2
 
グリズリーズ 通算成績26勝20敗
ガソル 32点、5R、2S、3B、5TO FG12/20 3pFG2/5 FT6/11
コンリー 15点、4R、6A FG6/17 3pFG3/8
パーソンズ 12点、4A、3S FG4/11 3pFG1/4
グリーン 7点 9R(6OR)、2A、2S FG3/6
アレン 0点、4R、2A、3S FG0/6
ランドルフ 11点、8R FG4/11 FT3/5
エニス 3点 FG1/6 3pFG1/5
ハリソン 7点 FG2/5
カーター(もうじき40歳) 8点、3R、2A FG1/6 FT6/6
 
シンキ「グリズリーズにリベンジ達成ですね。昨日の敗戦を引きずらなくて良かったですよ。勝因はやはりディフェンスですかね?」
 
キャット「そうだね。今季負けた2戦はともにグリズリーズのシュート成功率が5割を超えていたが、今日は37%に抑えていたのが勝因だろう。前回やられたアレンを無得点に抑えたし、ガソルに圧力を掛けてリズムに乗せなかったのも良かったと思う。」
 
シンキ「オフェンスではデッカーがハーデンのお株を奪う億点力を見せましたね。今季初スターターということもあって、彼にとっては忘れられないゲームになるんじゃないですかー」
 
キャット「前半から飛ばして、後半も好調持続だもん。まあその才能を考えると驚けないとは思うが、昨日のウォリアーズ戦以外はあまり目立っていなかったからね。ロケッツファンも喜んでいると思うよ。」
 
シンキ「こんな状態が毎試合続くと、アンダーソン不要論も出てくるんじゃないですかね(笑)」
 
キャット「あるでしょ。アンダーソンのシュート力は捨てがたいとはいえ、デッカーの多彩さをチームは取る可能性はあるだろう。まあ相手関係で使い分けることも出来るからね。今季はこのまま行くと思うよ。」
 
シンキ「それからハーデンが珍しくディフェンスで存在感を見せたようですね。」
 
キャット「頑張っていたよ。相変わらず課題のターンオーバーは多いんだけど、もう一つの課題であるディフェンスはホント良かった。彼が攻守で大車輪を見せてもらい、何とかウォリアーズに対抗したいんだがどうだろう(笑)」
 
シンキ「分かりました。次のゲームはバックス戦となっております。アウェイ5連戦の2戦目になりますね。」
 
キャット「3日前のホームゲームは勝っているが、点差ほど差は感じなかったからね。気を抜くとやられるぞ。ここもしっかりとディフェンスを頑張って勝利を掴んで欲しい。」
 
シンキ「ですね。それでは今日はどうもありがとうございました。次のバックス戦も宜しくお願いします。」

レギュラーシーズン第42戦 対グリズリーズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。先日のウルブズ戦は残念ながら負けてしまい、今季2度目の10連勝を達成出来なかったロケッツですが、シーズン折り返しの41ゲームを終えて31勝10敗と、ロケッツファンもビックリの好成績を残しております。今日の後半スタートの相手はグリズリーズとなりますね。前回の対戦では敗れてますから、ここはホームですし、しっかりとリベンジして欲しいですよ。」
 
キャット「60勝ペースを維持してるな。ボクはシーズン当初、今季の目標を50勝と見てたから、最初のアウェイ戦の多い10ゲームを6勝4敗で終えたとき、いいペースだなって思ったんだよ(笑) 15ゲーム終えても9勝6敗だったから、前半の41ゲーム終えて31勝出来るとは全く思わなかった。コーチをダントーニに替えて、ハーデンを中心にケミストリーが良くなってきて、チーム力がアップしたと考えていいだろう。まだ伸びしろはあるだろうから、後半戦も着実に進歩して行って、いい雰囲気でプレイオフに入って欲しいと思ってる。」
 
シンキ「はい。ではグリズリーズ戦を宜しくお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、ハレル。2ゲーム欠場したゴードンは復帰するとのことだ。グリズリーズはコンリー、アレン、パーソンズ、グリーン、ガソル。」
 
キャット「第1Q出だしはグリズリーズがリードしたが(2-7)、ハーデンからペイント内のビバリーへパスが通り加点すると、ハーデンは自らスリーを決めてリズムが出てきた(7-9) アンダーソン2ファールで早くもコートに出てきたゴードンも、欠場明けを感じさせないドライブを決めていたよ。ゲームは早いテンポで進み、ゲーム開始4分でタイゲームになった(13-13) タイムアウト後にアンダーソンをコートへ戻したロケッツ。グリズリーズはグリーンのスリー、アレンのレイアップ、ハーデンのターンオーバーから速攻を決める7-0のランで再びリードを奪うが、アンダーソンはスリーを決めると、ネネがランドルフ相手にナイスディフェンスを披露。オフェンスではハーデンが連続ドライブに成功するなど、ロケッツは次第にリズムが出てきたんだ(24-21) 終盤に入ってもガソルにダブルチームへ行く積極的なディフェンスなどで、グリズリーズの加点を止めていたロケッツが6点リードして第1Qを終了したよ(31-25)」
 
シンキ「いい感じのスタートが切れましたね。この調子ですよ。」
 
キャット「そうだね。アンダーソンがガソルの圧力で3ファールになってしまったんだが、チームディフェンスでグリズリーズのオフェンスをストップしてる。ネネもランドルフ相手に負けてないね。前回はここでやられたから、今回はしっかり修正してきたな。さすがダントーニだよ。」
 
シンキ「マクヘイルとは違って本当にダントーニは頼もしい存在ですよ。前半でさらにリードを拡げてくださいお願いします。」
 
キャット「第2Qに入ってもネネはランドルフをブロックで止めるなど、リズムはロケッツだった。それでもグリズリーズはアレンのジャンパーに、カーターのタフショットなどで必死に離されず付いてきたが(36-31)、オフェンス好調のロケッツはビバリーがドライブで360度スピンから華麗なショットを決めると、グリズリーズは溜らずタイムアウトを要求(38-31) タイムアウト後はグリズリーズは持ち直してきたが、ロケッツもゴードンのスリーに、ハレルのドライブが決まるなど好調持続(45-36) 中盤に入ってもロケッツのオフェンスは止まらず、ハーデンのスリーに続き、アンダーソンのジャンパー、アリーザのスリー、ハーデンの右手からのドライビングレイアップも決まり、ロケッツ10-2のランを披露すると、グリズリーズはタイムアウトを取るしかなかったね(55-40) 終盤もそれなりに締めたロケッツが前半を13点リードして終了したよ(64-51)」
 
シンキ「前半は二桁のリードを奪い、前回敗戦のリベンジへ視界良好だと思いますが、見通しの方はいかがですか?」
 
キャット「いい感じだよ。ターンオーバーに気を付けて、ディフェンスも積極的に攻める感じで行けば、おそらく大丈夫だと思う。期待していい。」
 
シンキ「分かりました。それでは後半戦もお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤、ロケッツはアンダーソンが3連続シュートミスをするが、ディフェンスでグリズリーズにターンオーバーを強要させることに成功。グリズリーズの得点をストップさせていたんだが、ロケッツも突き放すスリーを放つが依然として決まらない(71-57) 中盤に入り、さすがにグリズリーズはリズムが出てきて、ハイスクリーンからドライブを決めるプレイが目立ち始め、危機感を持ったロケッツはタイムアウトを要求(71-64) タイムアウト後にロケッツはハレルのナイスフィニッシュ、ゴードンの2本のスリーが決まって再びリードを二桁へ戻す(79-68) しかし完全に持ち直してきたグリズリーズオフェンスをロケッツは止められず、ガソルのスリーを皮切りに、ダニエルズ2本、ランドルフにもスリーを決められて、相変わらずスリーを決められないロケッツのリードはたった1点になってしまったんだ(84-83) このQに21-32と取られたロケッツのリードは2点になって終了したよ(85-83)」
 
シンキ「ちょっと雲行きが怪しくなってきましたが、大丈夫ですかね?」
 
キャット「やたらとスリーを放っているように見えるんだけど、普段なら決められるスリーが来てないのは痛いよ。第3Qは12本のスリーを外しているね(2/14) グリズリーズも持ち直してきたからな。第4Qで再びエンジンふかさないとやばいよ。」
 
シンキ「ですね。では勝負の第4Qをお願いします。」
 
キャット「第4Qに入ってもグリズリーズペースは変わらず。コンリーからあっさりパスが通りランドルフが加点してゲームをタイにすると、その後もダニエルズのフリースローに、ランドルフの連続加点で、ロケッツはいきなり9-0のランを食らってしまったよ・・・(85-92) それでもネネが踏ん張ってロケッツはオフェンスのリズムを取り戻すと、ゴードンのフリースローに、ブリューワーがスリーを決めて、ロケッツは中盤前にゲームをタイに戻したんだ(92-92)」
 
シンキ「ここは辛抱の時間帯でしょうか。連敗は避けたいですよ。お願いします。」
 
キャット「中盤に入り、両チーム膠着した時間帯があったが、それでもグリズリーズはリズムを取ってリードをキープしている状態(95-98) ロケッツファンの腹が立つくらいスリーが入らないロケッツは、残り4分切って6点のビハインドになってしまう(97-103)」
 
シンキ「スリーにこだわらないでいいと思いますよ。確実に返していきましょう。お願いします。」
 
キャット「終盤に入って、ロケッツはディフェンスを踏ん張ってグリズリーズの加点を抑え込んでいて、ネネの踏ん張りもあって何とか2点のビハインドまで行った(103-105) しかしその後にスリーを放つがどうしても決まらず、結局グリズリーズに逃げ切られてしまったよ・・・ 最終スコアーは105-110。とてもフラストレーションの溜るゲームになってしまったな。」
 
今季第42戦 対グリズリーズ(ホーム) 105-110で敗戦 通算成績31勝11敗
ハーデン 27点、3R、9A、7TO FG6/14 3pFG2/7 FT13/14
アンダーソン 10点、0R、0A FG3/11 3pFG1/8
アリーザ 12点、9R FG4/11 3pFG1/6
ハレル 10点、5R、2A、2S FG5/9
ビバリー 6点、3A、3S FG3/7 3pFG0/3
ゴードン 13点 FG4/11 3pFG3/9
ネネ 12点、3R、2A、2S FG4/6 FT4/4
デッカー 9点、4R FG2/6 3pFG2/4 FT3/6
ブリューワー 6点、4R FG2/7 3pFG1/4
 
グリズリーズ 通算成績25勝17敗
コンリー 17点、6R、9A、2S、5TO FG7/14 3pFG2/6
アレン 22点、4R、3A、6PF FG9/10 FT4/8
ガソル 14点、6R、6A、6TO FG6/9
パーソンズ 5点 FG1/7 3pFG1/5
ランドルフ 16点、12R FG7/16
ダニエルズ 13点 3pFG3/6 FT4/4
エニス 12点、6R FG4/7
 
シンキ「非常に残念な敗戦となってしまいましたが、ゲーム後の感想をお願いします。」
 
キャット「これだけスリーが決まらないと話にならないよ(10/41) グリズリーズディフェンスでタフショットを打たされた場面もあったけど、普段なら決めているスリーが来なかったからね。ハーデン、アリーザ、ビバリー、アンダーソン、ゴードンの5人のうち、多少まともだったのがゴードンくらいだ。計算外のブリューワーのサプライズがあれば良かったんだが、第4Qに1本入っただけだったね(苦笑)」
 
シンキ「ディビジョンライバルであるグリズリーズに連敗は痛いんじゃないですかね?」
 
キャット「前半の出来を観ていたら、間違いなく勝たなくてはいけないゲームだった。これを落としたことでチームが今の成績に疑心暗鬼にならなければいいなと思っている。グリズリーズ戦は残り2ゲーム残っているから、ここはリベンジの意味も込めて連勝しなきゃいけないよね。」
 
シンキ「後半スタートを飾れず、今季初の連敗を喫してしまいましたが、今後の見通しについてはいかがですかね?」
 
キャット「最近のゲームはシューティングのリズムがイマイチで、前半から劣勢に立たされるゲームが目立って、10連勝していた頃と比べて苦戦するケースが目につくから、これから西のライバルチームとの対戦も数多く控えていることを考えると、正直言って60勝よりも50勝前半で終わる可能性の方が高いように感じているんだよ(苦笑) 今季はロケッツファンも驚く成績を上げているんだが、あまり過度な期待はよした方がいいのかもしれない。もちろんそれを覆すような快進撃をして欲しいとは思っているけどね。」
 
シンキ「今日みたいなゲームを見せられると、やはり弱気になってしまいますか(苦笑) 気持ちを切り替えて次のゲームに挑んで欲しいと思います。あさっての相手はネッツになりますね。アウェイ戦になります。」
 
キャット「前回のゲームは勝っているが、残り2分で逆転されるきわどい勝負にだったからね。今度はアウェイ戦だし、今日のグリズリーズ戦みたいにシュート不調だと足元をすくわれかねないと思う。不安はあるが、ここは勝ってもらわないとロケッツファンはガックリ来るぞ。」
 
シンキ「ですよね。では次回のゲームも宜しくお願いします。今日はどうもありがとうございました。」

レギュラーシーズン第31戦 対グリズリーズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。先日のサンズ戦に勝利し、今季まだここまで連敗のないロケッツ。きょうの相手は同ディビジョンのライバルであるグリズリーズになります。アウェイ戦になりますが当然勝利を期待したいですよ。」
 
キャット「もちろんだ。グリズリーズの固いディフェンスに打ち勝って、勝利をもぎ取って欲しいね。このゲーム後はまたホームゲームが多くなるから、再び連勝街道に入るためにも勝ちたいよ。」
 
シンキ「それではゲームの方を宜しくお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、ハレル。サンズ戦に引き続き、今日のゲームもハレル先発となった。ダントーニ曰く、ペースの遅いグリズリーズに対抗したいからだそうで、ネネには控えのランドルフ対策として使いたいそうだ。グリズリーズは復帰5戦目のPGマーク・コンリー、リーグトップディフェンダーのトニー・アレン、元ロケッツで先日復帰したチャンドラー・パーソンズ、ここまで全ゲームスターターのジャマイカル・グリーン、センターは欠場の予定もあったマーク・ガソル。」
 
キャット「第1Q序盤はロケッツのペース。ハレルが存在感を出し、ハーデンの4ポイントプレイもあって、まずロケッツが7点のリードを取った(9-2) その後もロケッツは好調で約4分経過し9点のリードを取ったんだが(13-4)、タイムアウト後、グリズリーズは自慢のディフェンスが機能し始め、ロケッツは若干ペースダウン。しかもハーデンが2ファールになってしまい、ディフェンスに無理をしなくなったこともあって、コンリーが難なく加点を繰り返すなど、ペースはグリズリーズへ傾き始めたんだ(19-15) だが終盤に入ると、ハーデンにデッカーが連続でスリーを決めて再びロケッツは突き放し(27-21)、ネネの加点も決まってロケッツがペースを取り戻すが、ハーデンが不運なファールで3ファールとなってベンチへ下がる不安な第1Qだったよ。とりあえずロケッツが6点リードしたけどね(31-25)」
 
シンキ「リードしたとはいえ、ハーデンが早くも3ファールですか。大丈夫ですかね?」
 
キャット「どうも今日は若いオフィシャルがいて、両チームともブツブツ文句を言いながらのプレイになってる。まあこれもゲームのうちだから、ここは慣れないといけないんだけどね。」
 
シンキ「分かりました。では前半の続きをお願いします。」
 
キャット「第2Qに入り、まずグリズリーズは元ロケッツで最近好調のトロイ・ダニエルズがきれいにスリーを決めてきた(31-28) ロケッツはゴードンがスリーを放つシーンが目立ったが決まらず、来年早々40歳になる元鳥人カーターのスリーが決まったグリズリーズが、ゲームをタイに戻したんだ(31-31) その後もロケッツはグリズリーズのタフなディフェンスにスリーが決まらず苦戦。逆転されるのは時間の問題となってたね(32-32) タイムアウト後にディフェンシブ3秒バイオレーションのフリースローを決められて、グリズリーズにリードを奪われてしまうが、ゴードンが不調のスリーの代わりにドライブから加点して盛り返す(34-33) だがグリズリーズは控えのランドルフがハイポストからドライブを決めてリードを取り戻すと、再びカーターがスリーを決めて、ロケッツは4点のビハインドになってしまったよ(38-34) 残り6分でハーデンをコートに戻したロケッツはオフェンスで若干持ち直したが、コンリーのスリーを止められず点差は拡がってしまい(41-47)、終盤に入ってようやくゴードンがスリーを決めたが、グリズリーズ怒涛のオフェンスにロケッツは防戦に回ってしまい、一時二桁のリードを奪われてしまうなど、第2Qは18得点しか取れず終了となってしまった(49-54)」
 
シンキ「このゲームの見通しは厳しいですかね?」
 
キャット「これはやばいよ。得意のスリーを抑え込まれ、グリズリーズの多彩のオフェンスに翻弄されている状況だからね。間違いなくここまではグリズリーズペースでゲームが進行してる。」
 
シンキ「勝つためにはどうしたらいいでしょうかね?」
 
キャット「オフェンスでグリズリーズディフェンスに打ち破るのはもちろん、ディフェンスでは司令塔コンリーに圧力を加え、ガソルにランドルフのインサイド陣にプレッシャーを掛け続けなければならないだろう。何とかして欲しいと思ってるし、後半はハーデンがより存在感を発揮してチームをリードしないといけないな。」
 
シンキ「では後半戦もお願いします。」
 
キャット「後半に入ってもロケッツはターンオーバーから始まる不安なスタート。グリズリーズはガソルの加点でリードを拡げに掛かるが(51-58)、今日ここまで一人好調のアンダーソンが3本のスリーを決めてロケッツ反撃ののろしを上げてきた(60-65) グリズリーズもホームの声援に応えるように、グリーンがスリーを決めて盛り返すが(62-68)、アンダーソンのステップバックジャンパーが決まってロケッツのオフェンスは好調キープ(64-68) その後ハレルのハッスルなどでロケッツはさらに点差を詰めてきて、アリーザのスリーが決まってやっとロケッツは追いついたんだよ(70-70) ここからさらに攻め立てたいロケッツだったが、ハーデンのスリーへのファールにコールがなく、次のポゼッションで24秒ショットクロックバイオレーションを取られてしまい、このチャンスをグリズリーズは見逃さず、結局ロケッツ2点のビハインドで第3Qが終了となった(75-77)」
 
シンキ「ズバリ、このゲーム勝てそうですか?」
 
キャット「流れ次第だな。チャンスはあるよ。正直言ってここまでグリズリーズペースでゲームは進んでいると思うんだが、点差はほとんどないし、ロケッツは最近の連勝で自信も付いてきているからね。まずはセカンドユニットでリードを奪って欲しい。」
 
シンキ「ですね。ここは負けたくないのでお願いしますよ。それでは勝負の第4Qをお願いします。」
 
キャット「第4Qのスタートはビバリー、ゴードン、デッカー、アンダーソン、ネネ。まずロケッツはゴードンがマークを引き付けてビバリーにパスを出し、これをスリーで決めたロケッツが前半以来のリードを奪う(78-77) しかしグリズリーズは慌てず、まずランドルフとカーターのピックアンドポップからカーターがスリーを決めてすぐに逆転すると、タイトなディフェンスでタフショットを強要させ、さらにターンオーバーを誘発。オフェンスでも速攻からの加点に続き、絶好調のカーターが再びスリー、そしてランドフルが24秒ぎりぎりにタフショットを決める10-0のランをホームのファンに披露したんだ・・・ ダントーニは溜らずタイムアウトを要求したよ(78-87) 残り約9分半強。」
 
シンキ「このランは痛いですね。でもまだまだ時間がありますよ。ここは落ち着いて行きましょう、お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後にハーデンをコートに戻したロケッツ。まずビバリーがハーデンからのパスアウトからスリー決めて6点差とするが、今日不調のゴードンがワイドオープンでのスリーを外してリズムに乗れず、再びランドルフにジャンパーを決められてしまう(81-89) 次のポゼッションでネネがいらないファールをするターンオーバーをしてしまい、このチャンスをグリズリーズはハーデンのディフェンスがワンテンポ遅れたのを見逃さずエニスがスリーを決めて、ロケッツのビハインドは再び二桁に(81-92) ここはもう俺が行くしかないとばかりにハーデンがすぐさまドライブで加点するが、ランドルフのローポストからのパワームーブをネネが抑えられない(83-94) 中々点差を詰められないロケッツは焦りを感じたのか、速いペースでアンダーソンがスリーを放つが決まらず、その後は2つのターンオーバーで連続加点を許すなど、グリズリーズのリードは拡がったよ(83-98) 残り7分切って、溜らずダントーニはタイムアウトを要求となった。」
 
シンキ「きついゲームになりましたね・・・」
 
キャット「ランドルフがキーになってる。ロケッツの歯がゆいディフェンスでボクも久しぶりに怒りを露にしてしまったよ(苦笑)」
 
シンキ「大丈夫ですか? 以前は椅子を投げ飛ばしたと聞きましたが。」
 
キャット「あれはプレイオフ第7戦でマブスに40点差を付けられて負けた時だったな。今日はノートを叩きつけるだけで済んでるからオーケーだ。」
 
シンキ「良かったです(笑) ではまだ時間があるので少しずつ巻き返しですね。ではお願いします。」
 
キャット「ガソル、コンリーをまだベンチで温存させているグリズリーズ。このまま休ませてたまるかとばかりに、ロケッツは速攻からハレルがフィニッシュすると、今度はビバリーが自慢のタイマンで勝利するスチールから加点に繋げ、ロケッツは11点にビハインドを戻す(87-98) ここでグリズリーズは主力をコートへ戻してきた。残り約6分。」
 
シンキ「ここからが本当の勝負になりますね。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、引き続きランドルフにボールを回すグリズリーズ。しかしハレルがディフェンスで見せ場を披露し、ボールはロケッツに。アリーザはタフなスリーを打たされてしまうが、ビバリーがオフェンシブリバウンドを取ると、インサイドのハレルにボールが渡って加点(89-98) リズムが悪くなっているグリズリーズはタイムアウトを要求してきたよ。残り5分19秒。」
 
シンキ「ジワジワ来てますね! ここで一気のランをお願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、コンリーのドライブをアンダーソンがブロックするなど、ロケッツはグリズリーズオフェンスをストップ! 次のポゼッションでアンダーソンがスリーを決めて、ロケッツのビハインドは6点に縮まり(92-98)、続くグリズリーズのオフェンスでハレルが見事なヘルプを見せてガソルのショットを落とす! しかしロケッツボールとはなったが、2度時計が止まって刻々を残り時間が少なくなってきた状況でハーデンが痛恨のパスミス・・・ これがコンリーのカウントプレイを生んでしまったよ(92-101) ハーデンはその後もターンオーバー・・・ その後のロケッツは3本のスリーを決めるなど、一時4点差に迫り(103-107)、ビバリーがリバウンド争いでガッツを見せるなど見どころはあったんだ。しかし残り時間が少なく、アンダーソンがスリーを決めて3点差に迫るのが精一杯だったよ(109-112) 結局グリズリーズが逃げ切って勝利。最終スコアーは109-115。」
 
シンキ「ハーデンの2つのターンオーバーから流れが変わった感じですかね。勝つチャンスはあったんじゃないですか?」
 
キャット「第4Qに主力が出てきてからはロケッツが押し気味にプレイ出来ていたからね。勝つチャンスはあったとは思うんだけど、まあ残り時間が少なかったね。そんなところだ。」
 
シンキ「ライバルのグリズリーズに負けると、悔しさが一層募りますよね。」
 
キャット「全くだよ。スパーズ戦同様、ディビジョンのライバルには負けたくないんだよね。ここは勝って欲しかったが仕方ない。あと残り3ゲームは全部勝つつもりでやって欲しいよ。ホント悔しい。」
 
シンキ「次のゲームは3日後にホームでのサンズ戦になりますね。またサンズを食って出直しましょう!」
 
キャット「サンズには悪いが、ここはまた連勝への足掛かりの場とさせてもらうか。」
 
シンキ「今日はどうもお疲れ様でした。次のゲームも宜しくお願いします。」

プレシーズンゲーム第5戦 対グリズリーズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。中国で行われたペリカンズとのグローバルゲームは、2戦ともロケッツが勝利して、プレシーズンゲームここまで4戦負けなしと好調が持続してます。ゲーム以外でもブラウンが万里の長城で落書きをしてニュースになるなどありましたね。幸い大きなケガもなく、無事ホームへ戻ってきたことは良かったと思いますよ。」
 
キャット「ブラウンは有頂天になっちゃったのかな(笑) まあそれはいいとして、故障に関してはプリジオーニがゲーム中に衝突して右肩を痛めたくらいだったね。カペラはハムストリングの状態を考慮して先日のゲームはお休みしたが、今日は出てくるみたいだよ。ビバリーはレギュラーシーズンに備えてプレシーズンゲームは全休の予定だそうだ。」
 
シンキ「選手達に大きな故障なく、開幕が迎えられることを望みますよ。それでは今日のグリズリーズ戦をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、KJ、アリーザ、アンダーソン、ネネ。グリズリーズはオフに新契約を結んだコンリー、昨年2巡目指名選手アンドリュー・ハリソン、サマーリーグで高い評価を受けたドラフト外ルーキーのトロイ・ウィリアムス、費用対効果の高いジャマイカル・グリーン、オールスターのマーク・ガソル。ちなみに前ロケッツヘッドコーチのビッカースタッフは、グリズリーズのアシスタントコーチを務めているよ。」
 
キャット「第1Qは両チームともシュートが入らない展開が続き、ようやくハリソンのスコア―でゲームが動き、ロケッツがターンオーバー連発でもたついている間に、グリズリーズが12点のリードを奪った(4-16) 中盤に入ると、ロケッツは控えから出場してきたカペラが攻守に渡る活躍を見せ、次第にロケッツは追い上げてきたんだ。第1Qは21-28で終了し第2Qへ。第2Qに入ると、ゴードンがドライブからカウントプレイを決めるなど、存在感を発揮してきて、ロケッツが点差をジワジワ詰めに掛かる(28-32) グリズリーズもしぶとく応戦してきたが、ロケッツは控え陣の活躍でようやくゲームをタイに戻したよ(38-38) アンダーソンのシュートが今日は決まっていなかったが、それでもロケッツはハーデンがフリーフローで着々と得点を稼いで、結局前半は55-57のロケッツ2点のビハインドで終了となった。」
 
シンキ「引き続き後半もお願いします。」
 
キャット「後半はオールスターのガソルがさすがのプレイを見せて、再びグリズリーズがジリジリと点差を付けていく(59-70) しかしロケッツもハーデンが多彩なオフェンスムーブを見せるなどして食らいつき、控えに回ったカペラのナイスパスもあって、ホームのファンに応えようと懸命にプレイしていたよ(77-81) プレシーズンゲームとはいえ、白熱したゲームになり、ゲームは第4Qへ突入する(84-85) とはいえ、レギュラーシーズンではないので、第4Qは控え選手の出番になったんだが、エニス、ハレル、ウィルチェーが躍動し、かなり熱い展開になったよ。ゲームはロケッツ劣勢ながら、終盤にハレルがリバウンドを押し込んで逆転に成功! しかし詰めが甘く結局ゲームはオーバータイムへ突入する(108-108) 延長戦もロケッツが常にリードされている時間が多かったが、ハレルのダンクに、ウィルチェーのスリーで再びロケッツがリード! しかしスターターで唯一ゲームに出ていたトロイ・ウィリアムスを止められず、結局ゲームはダブルオーバータイムへ突入したよ(118-118) ダブルオーバータイムは中盤まで競っていたが、そこからターンオーバーで自滅したロケッツが結局敗戦に終わったんだ。最終スコア―は125-134。残念ながらプレシーズンゲーム5連勝はならなかったよ。個人成績は以下の通り。」
 
ロケッツ(4-1) FG43/101(42.6%) 3pFG7/34(20.6%) FT32/37(86.5%)
ハーデン 28分 14点、10R、9A、7TO FG2/6 3pFG0/1 FT10/10
KJマクダニエル 10分 2点 FG1/2
アリーザ 24分 8点、5R FG2/9 3pFG0/4 FT4/5
アンダーソン 19分 0点、3R、3TO FG0/5 3pFG0/4
ネネ 19分 10点、3R FG4/5
ゴードン 26分 15点、4A FG5/11 3pFG3/7
カペラ 12分 9点、9R、3A、3TO FG4/4 FT1/2
デッカー 34分 16点、2R FG7/15 3pFG1/5
ハレル 27分 20点、10R、3B FG8/14 FT4/4
ブリューワー 19分 2点、4R、2A FG1/7 3pFG0/1
エニス 33分 16点、6R、4A、4TO FG4/13 3pFG0/4 FT8/11
ウィルチェー 20分 8点、4R FG3/5 3pFG2/3
ペイトン2世 14分 5点 FG2/4
テイラー 5分 0点
ビバリー、プリジオーニ、オヌアク、へアストン、ブラウン欠場
 
グリズリーズ(4-1) FG43/104(41.3%) 3pFG17/44(38.6%) FT31/44(70.5%)
コンリー 24分 19点、7A、3S、1TO FG4/9 3pFG3/5 FT8/8
ハリソン 25分 14点、6R FG4/8 3pFG2/5 FT4/7
トロイ・ウィリアムス 42分 23点、4R、4S、3TO FG7/15 3pFG5/11 FT4/5
グリーン 30分 21点、8R FG8/11 3pFG2/3 FT3/4
ガソル 20分 10点、4R、3A FG4/8 3pFG2/3
ランドルフ 14分 8点、4R、4TO FG3/8 FT1/4
ダニエルズ(元ロケッツ) 17分 2点 FG1/9 3pFG0/4
ビンス・ハンター(キャンプ要員) 34分 12点、10R、3B FG3/4 FT6/10
ボルドウィン(今季ドラ17位) 22分 3点、3R、5A、0TO FG1/4
クリス・クロフォード(キャンプ要員) 17分 4点、4A FG2/5
DJスティーブンス(昨季Dリーグ) 26分 13点、3R、2B FG5/14、3pFG1/4
ウェイン・シェルデン(無保証のルーキー) 18分 5点、4R、3A FG1/9 3pFG1/5
元ロケッツのパーソンズ、大ベテランのビンス・カーター(39歳)、トニー・アレン、ブランドン・ライトなどは欠場。
 
シンキ「プレシーズンゲームとはいえ、白熱したゲームを展開したようで、ホームのファンは喜んでいたんじゃないですかー。」
 
キャット「面白かったよ。まあプレシーズンゲームなんで、それほど勝敗は気にしなくていいと思うし、内容的にはいろいろ収穫はあったからね。」
 
シンキ「その収穫を教えていただけませんか?」
 
キャット「まずデッカーの目処が立ったってことだ。彼は現在PFで使われているんだが、ゴール下でフィニッシュ出来るし、外からのスリーもうまくセットされていた時は決めていた。これならレギュラーシーズンでもアンダーソンの控えとして出場時間を得られると思うよ。それからKJはコンリーのマークに付いていたが、それほど機能していなかったことから、やはりボールマンへのマークはビバリーの方が優れていると思った。KJの良さを活かす最適なマークマンは、スクリーンを利用してシュートを放つクレイ・トンプソンのようなタイプかもしれない。それからゴードンはプチハーデン的なプレイが出来るから、多彩な彼をどう使うのか、さらに見てみたいと思ったよ。彼は単なるシューターじゃないからね。」
 
シンキ「今日はスリーの確率が良くないですが、グリズリーズのディフェンスに手を焼きましたかね?」
 
キャット「それはあると思うが、中国遠征での疲れもあるだろう。疲れがあると、シュートの精度も鈍るものだからね。」
 
シンキ「ロケッツの大黒柱ハーデンはどうでしたか? 相変わらずターンオーバーが多いのが気になりますよ。」
 
キャット「ボール所持率が半端ないから、そりゃミスもするよ。でも改善できる点はあるからね。出来れば1ゲーム4つ以内で抑えてもらいたいよ。」
 
シンキ「それからアリーザですが、どうもシュート確率が良くない感じがしますが、実際のところはどうなんですか?」
 
キャット「コーナーから打つスリーの確率は高いのは知れ渡っているらしく、なかなかフリーで打たせてもらえてないね。以前ほど運動能力が目立たなくなっているところを見ても分かる通り、もう彼は優秀なディフェンダーではないのかもしれないが、経験のある彼はまだ平均レベルの相手に対しては優位を保っていると思う。長い目で見ると、このポジションは若手を育てた方がいいと思うが、現状では彼に頑張ってもらわないといけないからね。31歳とまだ老け込む年齢ではないと思うので、期待しているロケッツファンも少なくないと思うよ。」
 
シンキ「分かりました。それからいろいろありすぎて困るんですが(苦笑) 復帰したカペラはどうでしたか? ハレルとエニスも存在感あったみたいですよね。」
 
キャット「カペラは日々進歩している。今日はしっかりと1本フリーフローを決めたよ。ハイポストからのパスも磨きがかかってきた。彼はもっとよくなるよ。それからハレルはやはり運動能力があるね。もっとサイズがあればなーって思うが、セカンドチームレベルが相手なら十分に戦力になるだろう。彼はローテーションに入るよ。またエニスについては、伝統的なPGの動きをする。デロン・ウィリアムスみたいだよ。彼はもっとシュート力があればなーって思うけど、それなりにドライブからパスも出せるし、第3のPGとしては合格のレベルなんじゃないかな。さらに上を目指すなら、シュートの精度を上げることだね。」
 
シンキ「どうもありがとうございます。それでは最後にグリズリーズについてお願いします。」
 
キャット「5年1億5260万ドルで再契約したコンリーは、サラリーと釣り合っているかどうか分からないが、非常に優秀なPGであることは疑いようがないね。ガソルもシュート力がさらに増した感あるし、元ロケッツのパーソンズがフィットすれば、ロケッツにとってやっかいな相手になることは間違いないと思う。若手もプレシーズンゲームで結果を出しているし、ベテランのカーターやアレン、そしてランドルフあたりもうかうかできないと思う。コーチがイエガーから、ヒートで長くアシスタントコーチを務めたフィズデイルに替わり、プレシーズンゲームで結果を出していることから、どうやら彼のスタイルにチームが馴染んでいるじゃないかな。昨季はケガに泣いた分、巻き返しの怖さあるよ。」
 
シンキ「今日はどうもお疲れ様でした。次のゲームは日本時間木曜のアウェイでのマブス戦になります。プレシーズンゲームも残すところ2ゲームですので、ここは勝敗を気にしてもいいのではと思いますがどうでしょうか。次回も宜しくお願いします。」

今季第67戦 対グリズリーズ

シンキ「こんにちは。ホーネッツに敗れ、連勝が3でストップしたロケッツですが、今日からホームゲームになりますから気持ちを入れ替えて臨めますね。相手はディビジョンライバルのグリズリーズです。」

キャット「ホーネッツ戦は出来れば勝って欲しかったけど、まあ条件的にはきつかったから仕方ないか。残りゲーム数も少なくなってきたし、プレイオフで勝ちたいなら、ここらで一発連勝街道へ入ってくれないかな。」

シンキ「プレイオフ進出は当然として、出来れば5位まで上げたくないですか。」

キャット「グリズリーズとは6ゲーム差あるからかなりしんどいと思うんだけど、彼らは多数のケガ人が出てるから、ロケッツが連勝街道入りでもすれば、チャンスはまだあり得ると思う。とにかくウォリアーズとスパーズとは初戦で戦いたくないんでね(苦笑) 頑張ってもらいたいよ。」

シンキ「ドラフト指名権の欲しさから、今季はプレイオフを逃した方がいいと前におっしゃっていましたが、もうプレイオフへ気持ちが傾いてますね(苦笑)」

キャット「まだその願望もあるんだけど(苦笑) まあ今のロケッツの戦力なら、正直プレイオフ進出を逃すことはあまり考えられないな。迫ってくるチームもないしね。」

シンキ「分かりました。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「ロケッツのスターターはハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。グリズリーズはブリアンテ・ウェバー、アレン、バーンズ、ジャマイカル・グリーン、ホリンズ。コンリー、ガソル、ランドルフの主力3人はケガで欠場で、今季は無理なようだね。控えもカーター、ライト、アダムス、スティーブンソン、そしてヒートからやってきたアンダーセンもケガで欠場。」

キャット「序盤からロケッツは最近不調のスリーをことごとく決める展開。まず3本決めてリードすると(9-2)、中盤前にもアリーザが3本スリーを決めて、一気に16点リードしたんだ(24-8) グリズリーズもバーンズが連続スリーを決めるなど、追い上げを開始してきて終盤に差し掛かる(24-16) ロケッツはハワードがプロレス転向をアピールするかのようなフレイグラントファールを取られてロケッツファンの失笑を買うが、途中出場のビーズリーが攻守で見せ場を発揮し、リードをキープする形で第1Qが終了。結局12点のリードを保ったよ(34-22)」

シンキ「第1Qをリードして終わるのは久しぶりのような気がします。ハワードは相変わらずですか(苦笑)」

キャット「1ヶ月半振りみたいだよ(笑) まあ手負いのグリズリーズが相手だから、今日は負ける感じが全くしないよ。よくこれでキャブスに勝ったなーって思った次第だね。」

シンキ「キャブスが弱いのかもしれませんよ(笑) それでも続きをお願いします。」

キャット「第2Qに入ってグリズリーズはヘアストンの連続加点でリズムに乗ろうとするが、そうはさせじとビーズリーがノビツキー張りのジャンパーを決めて、再び12点のリードに戻すと(40-28)、今度はテリーのスリー、ディーモーのカウントプレイが決まって、リードを18点に拡げたんだ(46-28) グリズリーズは司令塔を欠いて決め手がなく、なすすべがないと言った感じでゲームは中盤へ。タイムアウト後もロケッツはハイポストのディーモーからカペラへのナイスパスでのダンク、アリーザのスチールからの速攻での加点、そしてハーデンがようやくスリーを決めて、リードは23点に拡がった(55-32) 終盤にもテリーが連続でスリーを決めて、リードは最大28点に拡がったが、グリズリーズもフリースローで挽回し、結局24点のリードで前半は終わったよ(65-41)」

シンキ「久々に完勝で終わりそうですね。第4Qは控えに任せられそうですよ。」

キャット「そうだね。たまにはこういうゲームもいいもんだ(笑)」

シンキ「ですね。では後半戦もお願いします。」

キャット「後半戦に入ってすぐにハワードが4つ目のファールをしてしまうが、ロケッツのペースは変わらず、ハーデンの3本のフリースロー、ハワードのオフェンシブリバウンドからディーモーのフックが決まる加点に続き、速攻からハーデンが決め、そのハーデンはスリーも決めて、開始3分半で33点にリードを拡げる(77-44) グリズリーズはかわいそうになるくらい決め手不足で、ロケッツのミス待ちからの加点が精一杯という状況に。中盤に入ってからもロケッツはディーモーが加点を繰り返したんだ(85-49) 残り5分を切ると、ロケッツは先日契約したゴデロックを出場させてきたよ。終盤に入って、ハワードのゴール下の守りにグリズリーズが四苦八苦している間に、ロケッツはビーズリー、テリーのスリーが決まって、最大46点のリードを奪ったんだ(97-51) 残り1分切ってから、10日間契約のマッカラムにスリーを決められたりしたが、第3Qはグリズリーズに15点しか取られず終了したね(97-56)」

シンキ「お 早くも第3Qからゴデロックが出て来ましたか。ちなみにジョシュは出てますかね?」

キャット「ジョシュは出てないな。先日のホーネッツ戦での敗戦処理には出てなかったかけど、今回は出そうな感じはするけどね。どうだろう。」

シンキ「そういう楽しみもありますよね。それではラストを締めて下さい。」

キャット「オーケー。第4Qのスタートはゴデロック、KJ、ビーズリー、ハレル、カペラだった。この展開でも使わないんじゃ、ジョシュの飼い殺しは決定的だな・・・ まあそれはともかく、第4Qに入ってもロケッツは好調キープしていたよ。KJ、ゴデロックの加点が続いた後、ハレルが存分にハッスルプレイを披露していて、調子に乗ってスリーも打ってたね(笑) グリズリーズは途中加入のスティーフソンがオフェンシブリバウンドを頑張っていたが、それ以外の見所はなく、結局ロケッツがリードを拡げる形でゲームは終了したよ。最終スコアーは130-81。ちなみにグリズリーズはヘアストンも故障発生してロッカールームへ下がり、ロケッツファンも同情していたと思う。」

シンキ「余裕の勝利でしたね。ジョシュは不憫ですが、ゴデロックが頑張っているみたいですし、良かったと思います。」

キャット「ゴデロックは堅実だし、無難にプレイしている感じだったね。少ないながらもチャンスを掴めば、今後に繋がると思うので頑張って欲しいと思うよ。それからジョシュだけど、プレイオフに入って必要とされる場面が必ず出てくると思うから、それまでは勘弁と言ったところなのかな。想像だけど(苦笑)」

シンキ「分かりました。次のゲームはクリッパーズ戦です。再びホームコートでのプレイとなります。あさってですね。」

キャット「次のクリッパーズ戦は今日みたいに行かないが、しっかりプレイ出来れば、ホームだし勝てると思う。連勝を期待したいね。」

シンキ「これで34勝33敗となり、勝ち星が先行しましたね。もうイーブンに戻らないように、連勝街道に入って欲しいですよ。それでは今日はお疲れ様でした。次のゲームも宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第39戦 対グリズリーズ

シンキ「こんにちは。3連勝中のロケッツですが、今日は今季2戦2敗しているグリズリーズが相手になります。アウェイ戦でもあり厳しいゲームになりそうですよね。」

キャット「そんなことないと思うぞ。グリズリーズはアキレス腱のケガでコンリーが欠場するからね。ここ2ゲーム欠場中の元ロケッツのリーは出場するようだが、PGのコンリーがいないのは大きいんじゃないかな。」

シンキ「はい。4連勝目指して頑張って欲しいです。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、カペラ、ハワード。ディーモーは引き続き欠場で、ローソンは今日のゲームまで出場停止中。グリズリーズはチャルマーズ、リー、アレン、グリーン、ガソル。前出のコンリーと、バーンズは欠場。ランドルフは控えから出場予定。」

キャット「序盤からロケッツはターンオーバーを連発している間に、グリズリーズはアレン、リーのスリーが決まって7点リードする(3-10) しかしロケッツはハーデン起点から加点を繰り返して、すぐ追い付いたんだ(10-10) その後もロケッツはミスが多くて、なかなかリズムに乗れない展開も、リバウンドを頑張っていたし、ディフェンスでもある程度グリズリーズを苦しめていたので、得点差はほとんど付かず、第1Qは2点のビハインドで終了という感じになった(22-24)」

シンキ「相変わらずターンオーバーが多いみたいですが、原因は何でしょうか?」

キャット「グリズリーズディフェンスがいいということもあるんだけど、ちょっとパスを狙いすぎているようにも見えるね。まあここらへんは仕方ないところもあるよ。でもさすがに12分で8つは多いからね。しっかり修正してもらいたいな。」

シンキ「では続きをお願いします。」

キャット「第2Q立ち上がり、ロケッツは控えのスコアラーであるソートンが火を放つように連続加点で一気に逆転(31-29) その後もTジョーンズのスリーが決まって、グリズリーズは堪らずタイムアウトを要求(34-31) タイムアウト後、ロケッツはランドルフの連続加点などで逆転されるが(35-37)、中盤以降になるとランドルフ、ガソルのインサイド陣に対し早めのダブルチームでパスアウトを強要させ、PGのいないグリズリーズは慌ててミスを繰り返していた。ディフェンスからリズムを掴んだロケッツはアリーザ、ハーデンの加点などで、一気に11-0のランに成功して9点のリードを奪ったんだよ(46-37) その後もハーデンのスリーなどで点差を13点まで拡げるが、終盤にもったいないミスで点差を縮められ7点差で終了。それでもナイスディフェンスからリズムを掴んだロケッツの良さが目立った前半だったよ(51-44)」

シンキ「やはりディフェンスですか。オフェンスはどうなんですかね?」

キャット「リバウンドを支配しているよ。ターンオーバーも第2Qは終盤に連続で出た以外は2つに抑えていたし、このペースを持続出来れば、4連勝は達成出来ると思う。頑張って欲しいね。」

シンキ「はい。それでは後半戦をお願いします。」

キャット「後半からグリズリーズはランドルフがスタート。そのグリズリーズがまずチャルマーズのスリーとフリースローで2点差に迫ってきたが、ロケッツはハワードの攻守での活躍で突き放す(53-49) しかしリズムを掴んできたグリズリーズは、ランドルフのパワープレイを活かしながら、速攻やスリーを絡めるオフェンスでロケッツを翻弄し逆転に成功。焦りを感じたのか、ビバリーがテクニカルファールを取られるなど、ロケッツにとって危険な時間帯となったんだ(53-57) グリズリーズディフェンスに阻まれ、タフショットの続いたロケッツだったが、それでも俺がとばかりにハーデンが、個人技で何とか決めて追いすがる(58-59) 中盤以降になってもリズムはグリズリーズが握っていて、しかもロケッツはハーデンが4つめのファールでベンチへ下がる苦しい展開に(63-65) だがロケッツは今日好調のオフェンシブリバウンドから活路を見いだし、テリー、ブリューワーのスリーが決まって終盤を乗り切ったよ。このQは苦戦したとはいえ、終盤に逆転したロケッツが、3点リードで最終Qを迎えることになった(72-69)」

シンキ「手に汗握る攻防が続いていて、見応えのあるゲームなんじゃないですかー。勝って4連勝しましょう。」

キャット「緊張してきたよ(笑) 彼らに3回連続で負けたくないからね。やってもらわないとな。」

シンキ「それでは最終Qをお願いします。」

キャット「第3Qの危険な時間帯を凌いだロケッツは、第4Qいきなりソートンがスリーを決めてグリズリーズを突き放す(75-69) しかしホームの声援に応えるように、グリズリーズはガソルを中心としたオフェンスで追いすがってきた(77-76) その後は両チームとも激しい攻防が続いて一進一退の好ゲームになったんだが(80-80)、ゲームが動いたのは中盤少し前。まずTジョーンズがスリーを決めると、カーターにカウントプレイをやられてしまうが(83-83)、今日絶好調のTジョーンズがまたしてもスリーを決める! 続くディフェンスでもブロックを披露してロケッツはディフェンスから勢いに乗ってきたんだよ。オフェンス面ではハーデンの個人技からの連続加点に続き、ナイスパスからハワードのダンクが決まって、リズムは完全にロケッツが握ったんだ(92-85) その後もハワードがブロックを決め、焦るグリズリーズがターンオーバーを4連発している間に、ロケッツはハーデンとTジョーンズのツーメンゲームなどで着々加点する14-2のランを決めて残り3分弱、ほぼ勝敗は決したんだ(97-85) タイムアウト後にグリズリーズは、苦し紛れのハック作戦を実行するが、緊張しない場面ということもあって、ハワードは余裕で4本すべて決め、あとは流す展開になったよ! 結局16点差を付ける、気持ちのいい勝利でロケッツが4連勝を達成したんだ。最終スコアーは107-91。」

シンキ「やりましたね!! 第4Qに突き放して16点差ですか! これで4連勝達成ですね。グリズリーズには今季2戦2敗だったので、喜びもひとしおですよ!」

キャット「そうだろう! ホント気持ちのいい勝利で、やっと連勝街道に行けるんじゃないかという雰囲気を感じつつあるよ。」

シンキ「今日のゲームの勝因は何でしょうか。」

キャット「スリーの精度が良かったことと、第3Qの危険な時間帯を凌いだことだろう。その凌いだ理由は2つあって、もちろんディフェンスと、もう一つはしつこくオフェンシブリバウンドを取っていたことだ。それからTジョーンズの調子が良くて、彼に助けられた部分も大きかったね。」

シンキ「今日はスリーが35本中18本成功で、オフェンシブリバウンドが18本と絶好調でした。その理由は何ですかね?」

キャット「結構タフショットなスリーもあったんだけど、シューターみんな好調だったから伝染したのかもしれん(笑) オフェンシブリバウンドはとにかく取りまくっていて、セカンドチャンスからの得点が28-12と圧倒したよね。このリバウンド力があったから、シューターも思い切りよくスリーが打てた感じもある。今日はいい具合にチームが回転していたよ。カペラは最近オフェンスでは苦戦続きなんだが、それでもディフェンスでランドルフを悩ませていたしね。各個人、自分の出来ることに集中すれば、ロケッツは勝てるチームなんだよな。」

シンキ「この勝利で20勝19敗。貯金も1つ増えました。」

キャット「そろそろ負けたり勝ったりをやめにして、連勝継続と行きたいね。負けるにしても連敗はしないで欲しいよ。」

シンキ「分かりました。さてロケッツは次に40戦目を迎えますが、また明日にゲームあります。次はホームでウルブズ戦です。ローソンが戻ってきますが、ケミストリー的に大丈夫ですかね。」

キャット「相手がどこだろうが、気を抜くことなく、今日みたいなゲームをすれば、連勝継続出来る。期待に応えられるだけのチームになってきたし、もうスパーズ戦勝利の後に停滞したようなことはないと思っているよ。ローソンに関しては様子を見るしかないな(苦笑)」

シンキ「ですね。それでは今日はお疲れ様でした。明日も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第15戦 対グリズリーズ

シンキ「こんにちは。前回のゲームから中3日空きましたね。今日は前回アウェイで敗れたグリズリーズが相手になります。今回はホームゲームですし勝ちたいですよ。連敗脱出出来ますかね?」

キャット「どうだろう(苦笑) 前回の対戦は勝てる感じしなかったよね。今回はホームゲームなので、少しは抵抗するとは思うが、やはり現状では厳しいんじゃないかな。」

シンキ「それでは早速ゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、テリー、アリーザ、Tジョーンズ、ハワード。グリズリーズはコンリー、アレン、バーンズ、ジェフ・グリーン、ガソルの布陣。ランドルフは今回もお休みとなった。」

キャット「序盤は両チームとも流れに乗れない時間帯が続いたが、先に抜け出したのはグリズリーズ。ロケッツのスリーが決まらない間に、コンリーの活躍などで7点リードした(11-18) その後はカペラの連続ブロックで一息付いたロケッツが、今日のゲームから復帰したビバリーのレイアップ、ハーデンのスリー、カペラの連続加点などで追い付いたんだ(24-24) 結局第1Qは24-28の4点のビハインドで終了。」

シンキ「リズムはやはりグリズリーズが握っていましたか?」

キャット「グリズリーズはミスが少ないチームなんだけど(NBA3位)、今日は序盤からミスが多かったね。流れに乗れてなかったと思う。それでもリードしている訳だから、やはりグリズリーズの方が一枚上手だよね。」

キャット「第2Qは元ロケッツのリーがミドル連発で突き放しに掛かる。ロケッツはハーデンのいない時間帯で決め手を欠き、ミスも繰り返していて、開始3分ほどで12点のリードを奪われてしまったよ(26-38) ハーデンがコートに戻り一旦落ち着くが、ロケッツはオフェンシブファールなどで流れに乗れない。しかしベテランのテリーが奮起して連続のスリーを決めるなど、次第にペースを掴んだロケッツが、ハーデンのレイアップがきれいに決まって逆転に成功したんだ(48-47) しかし慌てないグリズリーズはバーンズのスリーですぐに逆転すると、今度はコンリーのカウントプレイなどでリードを保った。結局前半は53-56で終了となったよ。」

シンキ「ハーデンの調子はどうですか?」

キャット「今日はかなりいいね。シュート成功率がいいし、パスも冴えてる。スリーも入ってるよ。」

シンキ「ビバリー復帰でローソンの出番はどうなんですかね?」

キャット「今のところ顔見せ程度しか出場していないな(苦笑) まさかここまで当てにされなくなるとは思わなかったよ。彼にとっては試練が続くね。」

シンキ「後半の見通しについては?」

キャット「ハーデン次第だな。チーム的にはグリズリーズの方が上だね。バランスがいいよ。」

キャット「第3Qは序盤からハーデンがチームをリードし、4ポイントプレイも決める大車輪の活躍。しかしチーム力に勝るグリズリーズは、ガソル、コンリー、グリーンのカウントプレイと多彩な攻めを見せてリードをキープする。ロケッツは中盤に入っても相変わらずハーデン頼みの時間帯が長く続き、チームとして流れに乗れない。そんな状態が終盤も続いて結局グリズリーズのリードは変わらず、5点のビハインドでこのQが終了となった(77-82)」

シンキ「やはり厳しいですかね。続きもお願いします。」

キャット「第4Qは開始2分半で、グリズリーズが5つ目のチームファールを犯し、ロケッツにチャンスが訪れたんだが、リーがまたしてもミドルショットを連発で決めて点差は変わらず(79-88) ロケッツはフリースローを冷静に決めて挽回するが、グリズリーズはパス回りがよく、イージーショットを確実に決めて対処してきた。結局グリズリーズ優位は変わらずゲームは終了したよ。最終スコアーは93-102。ホームのファンの声援の後押しがあったんだけど、今回もダメだったな。」

シンキ「残念ですね。これでまた3連敗です。5勝10敗ですね。」

キャット「先日ESPNのパワーランキングが出ていたんだけど、ロケッツは27位だったよ。攻守ともに冴えないし、今日の結果も順当だよね。まだ開幕して1ヶ月ほどなんだけど、浮上するきっかけが見えて来ないから、プレイオフは厳しいんじゃないかなと思えてきたよ。」

シンキ「期待が大きかっただけに、残念で仕方ないですよね。次のゲームはあさって今季全敗中のシクサーズになります。ホームゲームです。」

キャット「NBA最弱決定戦だよ(苦笑) 勝敗は抜きにして楽しもうじゃないか(笑)」

シンキ「笑 では今日はこのへんで。お忙しいところありがとうございました。また宜しくお願いします。」

ボックススコアー

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