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セルティックス

'17~'18 第33戦 対セルティックス(アウェイ)

シンキ「こんにちは。14連勝後に3連敗を喫してしまったロケッツですが、今日の相手も手強い東地区のセルティックスですので心配です。大丈夫でしょうかね?」
 
キャット「ここはもうロケッツを信じるしかないな。残念ながら、またカペラが離脱となってしまったが、ポールは今日と明日のアウェイ連戦のうち、どちらかの1ゲームの出場を希望しているようだからね。それからバームーテ離脱後に出場時間がかなり増えたアリーザの負担を軽減するため、ロケッツはフリーエージェントだった元ロケッツのジェラルド・グリーンと契約したよ。」
 
シンキ「カペラはまたですか。ポールは無理せずと言ったところですね。ところでグリーンはいきなりローテに入りますかね?」
 
キャット「カペラは先日のサンダー戦でアダムスと交錯し、眼底骨折をしてしまったとのことだ。とりあえず東地区遠征には帯同せず、週末に症状の再評価をするようだね。それからグリーンだけど、もう場数を踏んでいるベテランだから、いきなり出場しても大丈夫だと思う。いつまたけが人が出るか分からないし、もうちょっと早く獲得しておいてもよかった気がするよ。」
 
シンキ「分かりました。ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ゴードン、アリーザ、アンダーソン、ネネ。ポールは明日に備えるようだ。セルティックスはキャブスから移籍のアービング、スマート、新人テイタム、ホーフォード、ベインズ。ジェイレン・ブラウンは故障で欠場。開幕戦で負傷したヘイワードは歩行用のブーツを取り外したようだ。」
 
キャット「第1Qはロケッツがいきなりスパーク。ゴードンのスリーを皮切りに、アンダーソンのスリーや、ネネのダンクとレイアップで10点を連取(10-0) ターンオーバー連発のセルティックスは3分経過しても無得点。溜らずタイムアウトを要求したよ。タイムアウト後にセルティックスはワイドオープンからホーフォードがスリーを決めると、スマートにもスリーが飛び出し応戦するが、ロケッツもハーデンが気持ちよくパスを出してチームメイトをサポート。もちろん自らもホーフォードを翻弄するドライブで加点し、ロケッツのリードは12点になった(18-6) 中盤に入ってもミスの多いセルティックス。ロケッツも若干ペースが落ちたが、中盤過ぎにコートへ入ったウェバーが、アービング相手にナイススチールから速攻を決めて加点! 次のポゼッションでもタリックのブロックからウェバーが速攻からファールをもらい、フリースローをしっかり決めて存在感をアピール。ロケッツのリードは17点に拡がったよ(27-10) 再入団したグリーンはウェバーやタリックから少し遅れて出場。加点は出来なかったが、それなりに見せ場を作っていて、アリーザも安心して休めたと思う。第1Qはロケッツが20点までリードを拡げて終了となった(32-12)」
 
シンキ「これはいい感じの立ち上がりになりましたね。でもまだ第1Qが終わったばかりですので、気を抜かずに行きましょう。では続きをお願いします。」
 
キャット「第2Qのハーデンのいない時間帯のスターターはウェバー、ゴードン、グリーン、タッカー、タリックから。序盤こそ今一つリズムに乗れなかったロケッツだったが、もう完全に復調したゴードンがまず時間すれすれにレイアップを決めると、またしてもディフェンスの隙を突くレイアップで加点。さらにスリーも決める大車輪振りを発揮して、溜らずスティーブンスヘッドはタイムアウトを要求へ(39-15) タイムアウト後もロケッツはディフェンスが冴え、アンダーソンがノビツキー張りのジャンパーを決めると、ロケッツのリードは26点に拡がったんだ(41-15) しかしこのまま黙っているセルティックスではなく、アービングにギアが入ってきて、ウェバーもさすがに翻弄されていたよ(41-19) だがロケッツのオフェンスは好調持続。ゴードンが珍しいミドルからのジャンパーも決めると、コートへ戻ったハーデンからのパスを受けてコーナーからスリーを決める(49-25) 中盤過ぎに再びアービングが加点を繰り返すが、ロケッツはアリーザのスリー、ハーデンのスリーなど、攻撃の手を緩めない(57-32) 終盤に入ってさすがにロケッツのオフェンスはペースダウンしたが、セルティックスもホーフォードが不調でリズムを掴めず、結局前半はロケッツが24点リードして終了となった(62-38)」
 
シンキ「ディフェンスが機能してますし、今日はハーデン頼みではなく、ゴードンを中心に得点が分散しているのもグッドですよ。このペースで連敗を脱出してください。では後半をどうぞ。」
 
キャット「第3Q序盤は両チームとも加点に苦しむ立ち上がり。それでも3分経過してハーデンのスリーが決まったロケッツが、リードを25点に拡げていたんだ(67-42) だがロケッツはこの後にターンオーバーを連発してからおかしくなってしまう。セルティックスもホーフォードがエアボールを放つなど得点差はほとんどなかったが、中盤に入ると再びターンオーバーから速攻を出され加点されるなど、ロケッツのリードは次第に少なくなっていったんだよ(71-53) ウェバーのレイアップはスマートにブロックされ、タリックの苦し紛れのスリーは当然エアボールでターンオーバーになるなど、ロケッツは失速傾向に。頼みのハーデンもドライブを止められるシーンが目立ってきて、その隙にセルティックスはモリスのスリーが決まるなど13点差に追い上げた(71-58) 溜らずタイムアウトを取ったダントーニだったが、終盤に入ってもターンオーバーから速攻を食らってリズムに乗れない(71-60) ホームのファンの大声援に応えるように元ロケッツのモリスがジャンパーを決めると、再びターンオーバーから速攻を食らい、フリースローで加点されてしまったよ(73-64) もうこうなるとハーデン頼みになってしまうロケッツ。何とか彼はファールをもらってフリースローを決め続けていたが(77-64)、セルティックスの猛攻を止められず、結局9点差に戻され第3Qが終了となった(78-69) これは勝敗の行方が分からなくなってきたよ。」
 
シンキ「前半を終えた段階では楽勝かなと思ったんですが、そう甘くはなかったですね。でもまだリードはキープしてます。第4Qで突き放してください。お願いします。」
 
キャット「しりに火が付いてきたロケッツは、第4Q始めからハーデンをコートへ出し、アンダーソンをセンターにシフトするスモールラインナップでスタート。まずゴードンがスリーを決めて、再びリードを二桁へ戻すが(81-69)、ベインズにオフェンシブリバウンドを取られ加点されると、ターンオーバーからロジアーにまたスリーを決められてしまう(81-74) 終盤に備え、さすがにダントーニはハーデンをベンチで休ませてウェバーを投入したが、オフェンス面でゴードン頼みになってしまって加点に苦しむ時間帯に入ってしまう(85-77) 4分半ほど経過して、セルティックスも休憩していたアービングを投入してきたよ。第4Qに入って存在感のあるプレイを見せているモリスが、個人技からレイアップで加点に成功すると、ウェバーが悪いパスを出してロジアーにスチールされて加点(85-81) ロケッツのリードは4点になってしまったんだ。ダントーニはタイムアウトを要求へ。残り7分。」
 
シンキ「サンダー戦みたいにやばい展開になってしまいましたか。でもまだ時間ありますよ。このままリードをキープしてください。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後にハーデンをコートへ戻したロケッツ。まず最初のポゼッションでハーデンからネネへナイスパスが渡る、いい感じのプレイで加点したロケッツ(87-81) 次のセルティックスのポゼッションはアービングのターンオーバーでロケッツはリズムを掴みたかったが、お付き合いするようにこちらもターンオーバー。このチャンスをセルティックスは今日不調のホーフォードが慎重にローポストからターンアラウンドジャンパーを決めてきた(87-83) ロケッツは次のポゼッションでもネネが決めきれず、ロジアーにカウントプレイを食らい、ロケッツのリードは風前の灯火となった感じに(87-86) もうこうなるとハーデン頼みになってしまうロケッツ。ハーデンはその期待に応えるようにスリーを決めるが(90-86)、セルティックスもテイタムがドライブで加点し応戦。次のポゼッションで地味に頑張るタッカーが2本のオフェンシブリバウンド後に加点する存在感を見せるが、セルティックスのアービングに頼らないオフェンスを防げない(92-90) その間3本のショットを落としたロケッツだったが、アービングも決めきれず、フリースローで1点取られた程度で済んでいたよ。残り2分40秒でセルティックスボールのタイムアウト中(92-91)」
 
シンキ「厳しい展開ですが、ここはもう踏ん張るしかないですよ。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト明けのセルティックスはパスミス! このチャンスをハーデンが確実にスリーを決めて、ロケッツはリードを4点に戻す(95-91) だがアービングの得意のドライブでクラッチ力を披露し、再びリードは2点になったんだ(95-93) 時間は残り1分半を切り、ロケッツはハーデンが決めきれず、セルティックスもアービングが決められない展開で時間が過ぎて行ったよ。残り30秒を切ってアービングがターンオーバー後に痛恨のファール。これでタッカーがフリースローを獲得へ。残り18秒ほど。」
 
シンキ「2本とも決めれば勝利は近いんじゃないでしょうか。頼みますよ、ではどうぞ。」
 
キャット「だがタッカーは2本目のフリースローを落としてしまう(96-93) セルティックスは5秒ほどでスマートがドライブから加点に成功しリードを詰めるが(96-95)、ファールゲームになって、ハーデンがしっかり2本とも決め、ロケッツはリードを3点に戻したんだ(98-95) 残り11秒ほど。」
 
シンキ「ディフェンスを踏ん張れば大丈夫です。行けます。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、セルティックスはスリーを狙わず、スマートからのパスをテイタムがダンクですぐ加点に成功(98-97) この直後のプレイでロケッツはハーデンがボールをもらう時に痛恨のオフェンシブファールを犯してしまう・・・ 残り7秒で再びセルティックスは攻撃権を得たんだ。この大チャンスをホーフォードがあっさりとジャンパーを決め、ロケッツは遂に逆転されてしまったよ・・・(98-99) 次のプレイでもハーデンは同じような感じでオフェンシブファールを取られる失態もあり、結局セルティックスが、ホームのファンも大歓喜の勝利で終了となってしまった(98-99) チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(25-8)    32 30 16 20 98
セルティックス(29-10)12 26 31 30 99
 
ロケッツ FG30/80(37.5%) 3pFG14/43(32.6%) FT24/31 43R 16A 16TO
セルティックス FG37/82(45.1%) 3pFG8/29(27.6%) FT17/24 44R 18A 16TO
 
ハーデン 39分 34点、6R、10A、2S、8TO FG7/27 3pFG5/15 FT15/15
ゴードン 40分 24点、3R、3A、1S FG9/23 3pFG4/14 FT2/3
アリーザ 39分 11点、6R、1S FG3/5 3pFG3/4 FT2/3
アンダーソン 40分 9点、8R、1A、1S、1B FG3/7 3pFG2/6 FT1/2
ネネ 19分 10点、4R、2S FG5/9
タッカー 25分 3点、9R、1S、1B FG1/2 3pFG0/1 FT1/2
ウェバー 15分 4点、3R、1A、1S FG1/2 FT2/2
タリック 12分 3点、3R、1A、1B FG1/2 FT1/4
グリーン 11分 0点、1R FG0/3 3pFG0/2
ブラウン、ジョウ・チーは出番なし。
 
アービング 38分 26点、4R、4A、2S、1B、6TO FG9/18 3pFG1/8 FT7/8
ホーフォード 33分 9点、8R、4A、1S、3TO FG4/10 3pFG1/3 FT0/2
テイタム(新人ドラ3位) 40分 19点、5R、1A、2S、1B FG5/11 3pFG0/3 FT9/11
スマート 34分 13点、6R、5A、2S、3B FG6/14 3pFG1/5
ベインズ 13分 2点、3R FG1/1
ロジアー 21分 13点、5R、1A、2S、1B FG5/8 3pFG2/4 FT1/1
モリス(元ロケッツ) 19分 10点、4R、1B FG4/11 3pFG2/4 FT0/2
ネイダー(新人昨季ドラ58位)21分 5点、7R、1A、1B FG2/6 3pFG1/3
ラーキン 15分 2点、1R、2A FG1/2 3pFG0/1
セイス(新人ドラ外) 5分 0点、1R FG0/1
 
シンキ「前半を大量リードで折り返しましたが、後半は36得点しか取れず失速してしまいましたか。後半に修正したセルティックスの強さを認めなくてはいけませんかね?」
 
キャット「ロケッツは前半はいい感じでゲームを進めていたんだけど、後半に入ると、いつものハーデン頼み状態に陥ってしまったよ。ハーデンのアイソレーションプレイからのドライブも読まれているのか、ヘルプが早くて、なかなか効果的に加点出来なかった。それでも前半の貯金があったから最後まで分からない展開にはなったけど、内容的には完敗に近いんじゃないかな。」
 
シンキ「ハーデンの自滅で負けた感じですが、彼に非はありませんか?」
 
キャット「成り行きもあるからね。今日はオフィシャルが試合前にケガをして2人で見ていたから、その影響もあったかも。まあそれ以上に後半に得点を取れなさすぎたのが敗因なんじゃないかな。」
 
シンキ「この敗戦でロケッツは4連敗です。このまま負け癖が付かないか心配ですよ。」
 
キャット「ポールが帰ってくれば、また流れが変わると思うよ。だからロケッツファンはそんなに心配してないんじゃないかな。ボクはその一人だよ。」
 
シンキ「次のゲームからポールは復帰予定ですので、早くこの連敗地獄から脱出しましょう。ところでグリーンはロケッツに戻ってきましたが、オフにどこのチームとも契約出来ず、それでも腐らずトレーニングを重ねていた彼には頑張って欲しいと思います。巨人をクビになった村田も見習って欲しいですよ。」
 
キャット「笑 グリーンみたいに移籍を繰り返している選手の方が耐性があるからな。まあ彼にはアリーザを休ませる以上の活躍を期待したいね。」
 
シンキ「次のゲームは明日のウィザーズ戦です。また嫌なチームとの対戦ですよ。」
 
キャット「だな。でもロケッツは前に進むしかないからね。当然ここで連敗脱出をお願いしたい。シーズンは長いからね。この連敗を糧にして欲しいと思うよ。」
 
シンキ「ですね。今日はどうもお疲れ様でした。明日も宜しくお願いします。」

レギュラーシーズン第21戦 対セルティックス(ホーム)

シンキ「こんにちは。アウェイ5連戦を4勝したロケッツ。ここ7戦中6戦はホームゲームになります。今日のゲームはホームでのセルティックス戦になります。昨季はボロ負けを食らってますが、今季のロケッツは違いますよね。」
 
キャット「もうマクヘイルはいないし、チャラ男ハワードもいない。大丈夫だ!」
 
シンキ「笑 では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、カペラのベストメンバー。アリーザの体調は癒えたようだ。ここ2戦欠場のネネも出場予定となっている。セルティックスはドラ60位からオールスター選手にのし上がったアイザイア・トーマス、昨季オールディフェンシブチームに選ばれたエイブリー・ブラッドレー、攻守に堅実でコストパフォーマンスの良いジョー・クラウダー、意外と運動能力があるヨナス・ジュレブコ、センターは今季加入のオールスター選手アル・ホーフォード。」
 
キャット「第1Q序盤は両チームとも調子が上がらず、アリーザがスリーを決めてロケッツが先制したが、セルティックスもホーフォードの加点などでリードを奪う(7-9) しかしロケッツはハーデンがドライブからカウントプレイを決めると、速攻からカペラへのナイスパスに続き、アリーザがスリーを決めてロケッツが逆転に成功(15-9) 中盤に入ってもハーデンが躍動し、13-0のランを出したロケッツが二桁のリードを奪ったよ(20-9) セルティックスはオフェンシブリバウンドを頑張っていたがスリーが決まらず、ホーフォードが単発で決める感じで、第1Qはロケッツが9点リードを取って終了したよ(26-17)」
 
シンキ「ここ数戦の調子の良さをキープしているみたいですね。では前半の続きをお願いします。」
 
キャット「第2Q出だしにセルティックスの今季ドラ3位の19歳ルーキー、ジェイレン・ブラウンに連続加点されてしまうが(26-22)、慌てないロケッツはデッカーのスリーにゴードンのフリースローでリードを再び拡げたよ(30-22) しかし第2Qに入ってリズムが出てきたセルティックスは効率良く加点を繰り返し、ロケッツのリードはジワジワ少なくなっていったんだ(34-30) 中盤に入り、身長よりもウイングスパンが短いケリー・オレイニックが得意のスリーを決めて追いすがるセルティックスは、ハーデンのターンオーバーから速攻を決めて、このゲーム初めてリードを奪った(36-37) ロケッツはハーデンがターンオーバーを連発しリズムに乗れないところ、ハレルをコートへ投入してエナジーを注入する(36-40) その効果はすぐ現れて、ゴードンにハーデンが続けてスリーを決めてロケッツが逆転に成功すると(42-40)、終盤に入ってもハーデン得意の連続加点でリードを拡げ(49-43)、仕上げはハレルのカウントプレイ。結局ハレル投入でリズムを取り戻したロケッツが、前半を10点リードして終了したよ(58-48)」
 
シンキ「一旦追いつかれたようですが、ハレル投入から再びリードを拡げましたか。それにしてもハレルは存在感をバリバリ出してますよね。ディーモーは戻ってきても出番あるのか心配になりますよ(笑)」
 
キャット「全くだよ(笑) ハレルはエナジーだけでなく、ディフェンスでもホーフォードに対し体を張って対抗していたよ。彼みたいな選手が控えにいるとホント助かるよね。ディーモーが戻って干されるのはネネだったりして。それくらいハレルは少ない時間でインパクトを残せてるよ。」
 
シンキ「頼もしいですね。では後半も宜しくお願いします。」
 
キャット「後半序盤もロケッツがペースを握り、ハーデンのレイアップ、カペラの連続加点で12点のリードを奪った(65-53) しかし次第にペースを掴みつつあったセルティックスは、オフェンシブリバウンドからクラウダーがスリーを決めると、ホーフォードからのパスをブラッドリーがレイアップ、個人技からドライブでトーマスのレイアップと、多彩なオフェンスにロケッツは防戦モードになってしまう。ロケッツはオフェンスでもアンダーソンのスリーが決まらず、ドライブしても止められターンオーバーするなど、攻守で完全にセルティックスがリズムを形成してしまったよ。中盤前に2本のスリーを決められたロケッツは、再びリードを奪われる展開になった(67-68)」
 
シンキ「リズムが悪いようですが、まだ第3Qなので落ち着いて行きたいですね。ではお願いします。」
 
キャット「ロケッツはタイムアウト後にハレルを投入も、セルティックスの勢いは止まらず、結局19-2のランを食らうが、アリーザがドライブからハーデン張りのユーロステップで加点に成功すると、再びそのアリーザがスリーを決めて、オフェンスのリズムは良くなってきたよ。しかしセルティックスのオフェンスをなかなか止められず、終盤に速攻を食らうなどして、結局6点差までリードを拡げられ第3Qは終了となった(77-83)」
 
シンキ「劣勢になってしまいましたが、ハレル投入効果は第4Qに出てくると思いますよ。それでは第4Qもお願いします。」
 
キャット「第4Qのスターターはビバリー、ゴードン、ブリューワー、デッカー、カペラ。リードされてるが、点差的に序盤はハーデンを温存してきたね。その序盤にロケッツはゴードンが躍動。2本のスリーを決めてロケッツをリードするが、セルティックスもホーフォードのレイアップなどでリードをキープ(84-87) その後もロケッツは速攻からデッカーがフィニッシュし追い上げるが、次第にセルティックスのナイスディフェンスに手こずるようになっていき、その間にセルティックスも、Bリーガー富樫が高校時代にそのがたいの良さに驚いたというマーカス・スマートの連続加点が決まってリードを拡げられ(88-94)、タイムアウト後に速攻を出されてロケッツのビハインドは8点になってしまう(88-96) しかし苦しい状況を打開する男ハーデンが、2本のレイアップを決めて4点差に挽回したよ。残り約6分。」
 
シンキ「ここからハーデンタイムですかね。続きをお願いします。」
 
キャット「タイムアウト後にブラッドリーにジャンパーを決められ再び6点差になるが、ロケッツは途中から出場していたハレルが、アリーザのタフショットを見事フォローする加点で再び4点差に(94-98) しかしセルティックスはトーマスのドライブで再び6点差にすると(94-100)、続くオフェンスでブラッドリーのきついプレッシャーに耐えられず24秒クロックバイオレーションを取られてしまい、ロケッツの雲行きは怪しくなってきたんだ。残り約4分半。」
 
シンキ「さすがにセルティックスは手ごわいですね。勝負はこれからですよ。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、ゴードンからビバリーへ交代し、まずディフェンスからリズムを掴む作戦に。ここで加点されるとかなりきつくなるなーと思って観ていたんだけど、そのディフェンスを無事クリアしたロケッツは、直後のオフェンスでハーデンが得意のファールをもらうプレイで、しっかりと2本とも決める(96-100) セルティックスはトーマスがビバリーの圧力のあるディフェンスでパスミスを犯しロケッツチャンスに。このチャンスを再びハーデンがファールをもらってフリースローをしっかり決めて2点差にすると、ディフェンス面で存在感バリバリのビバリーがスチールを決めて速攻で加点! ついにロケッツはゲームをタイに戻したんだよ(100-100) 残り3分45秒。」
 
シンキ「ビバリー投入が吉と出ましたか! ダントーニ采配は見事ですよ。やはりマクヘイルとは違いますね。さあ今度は逆転です。お願いします。」
 
キャット「ビバリーのプレッシャーを嫌ったのか、トーマスは素早くドライブしてフィニッシュに向かうが、ロケッツは3人で止めに掛かり、外にいたクラウダーへパスするも決められず、ロケッツは逆速攻の形からアリーザがハレルへナイスパス。ハレルはベースラインから豪快なダンクを披露! 残り約3分半、ロケッツは逆転に成功したよ(102-100) セルティックスは溜らずタイムアウトを取った。」
 
シンキ「よし。このリードを絶対キープですよ。ディフェンスですね。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、ホーフォードが素晴らしいパスをブラッドリーに出し加点。ゲームは再びタイになるが(102-102)、ハーデンがそのブラッドリーのタフディフェンスを振り切ってファールをもらう! ここまですべてフリースローを決めているハーデンは、ここもしっかりと2本決めて再びロケッツがリード(104-102) 直後のディフェンスでファールをしたアンダーソンをベンチへ下げ、ゴードンを投入したロケッツ。ホーフォードのミドルジャンパーは外れロケッツボールも、ハレルからハーデンへのパスは繋がらず再びセルティックスボールに。トーマスはビバリーのディフェンスの圧力からか、シューズが脱げるアクシデントがあってシュートクロックが迫る中、ドライブからフィニッシュへ行くもハレルのブロックが炸裂したよ! 結局このポゼッションを奪ったロケッツは、ここが勝負とばかりにハーデンが素早くスリーを放つが決まらず、対照的にゆっくり攻めたセルティックスはホーフォードに託すが、ハレルの圧力の前にタフショットとなってエアボール風になったよ。このチャンスにハーデンが、今度こそとばかりにスリーを放って見事に沈める! 残り54秒、セルティックスはタイムアウトを要求したね(107-102)」
 
シンキ「さあ勝利は近くなってきましたね。ラストはしっかり締めましょう、お願いします。」
 
キャット「ボクもそう思ったんだよ(苦笑) だがまずブラッドリーにジャンパーを決められ、これがスリーではなくロング2判定になって助かったと思ったのも束の間(107-104)、ハーデンが時間を使ってドライブからシュートを放ち、外れるがビバリーがオフェンシブリバウンド取って、よしファールゲームに入って勝利は目前と思ったら、ボールを保持したハーデンが2人に囲まれて振り切る時にスマートへひじ打ちしてしまいオフェンシブファールに。しかもこれがフレイグラントファール1の判定を受けてしまったんだよ・・・ フリースローを2本とも決められた挙句、セルティックスボールのポゼッションになってしまい、一転してロケッツはピンチになった(107-106) 残り16.2秒。」
 
シンキ「簡単には勝たせてもらえませんか。ここはもう止めるしかないですよ。お願いします。」
 
キャット「セルティックスはエースのトーマスにボールを託し、ファールからドライブを狙うも、ハレルの圧力もあったのか決まらず、そのリバウンド争いはホーフォードがわずかに勝ってアウトオブバウンズに。残り5.4秒でセルティックスボールの状況になったんだよ(107-106) ここでゴードンが故障してベンチへ下がり、デッカーがコートへ。」
 
シンキ「ゴードンの状態は心配ですね。では勝利のディフェンスをお願いします。」
 
キャット「そのラストプレイ。エンドラインからクラウダーのパスはホーフォードへ。パスの際のスクリーンでハレルとトーマスが接触して、ハレルがバランスを崩してしまい、ゴール下がガラ空きになってしまう。ビバリーを振り切ったホーフォードは力強くゴール下へドライブ。ヘルプに来たアリーザも反応できず、レイアップが決まったかに見えたが、なんと痛恨のミス!!! そしてタイムアップでロケッツ勝利!!」
 
シンキ「よっしゃー! アブねーなって感じのゲームでしたが、ロケッツが勝って3連勝達成ですね!」
 
キャット「危ない危ない(苦笑) 決められてたらハーデンが戦犯になるとこだったよ。ホーフォードは焦った感じだったね。レイアップする前にボールが手から離れている感じに見えたよ。最終スコアーは107-106。個人成績は以下の通りに。」
 
ロケッツ(14-7) FG34/76(44.7%) 3pFG12/38(31.6%) FT27/31(87.1%) 46R(7OR) 20A 8S 6B 16TO
ハーデン 35分 37点、8R、8A、3S、10TO FG8/14 3pFG3/5 FT18/18
ビバリー 32分 9点、5R、4A、1S FG4/8 3pFG1/3
アリーザ 33分 15点、8R、1A、2B FG6/15 3pFG3/10
アンダーソン 29分 2点、6R、3A、1S、1B FG0/6 3pFG0/5 FT2/2
カペラ 22分 11点、9R、1A、1S、1B FG5/7 FT1/2
ゴードン 31分 19点、1R、2A、1B FG6/11 3pFG4/9 FT3/4
デッカー 18分 5点、4R、1S FG2/5 3pFG1/2
ハレル 19分 7点、2R、1B FG3/5 FT1/1
ブリューワー 13分 1点、2R、1A FG0/3 3pFG0/3 FT1/2
ネネ 8分 1点、1R、1S FG0/2 FT1/2
アクティブロスターのエニス、KJマクダニエルは出番なし。
 
セルティックス(12-9) FG42/98(42.9%) 3pFG11/32(34.4%) FT11/12(91.7%) 42R(10OR) 27A 7S 4B 11TO
トーマス 33分 20点、2R、3A、2S、2TO FG7/18 3pFG3/7 FT3/3
ブラッドレー 35分 16点、10R、1A、1S FG8/16 3pFG0/2
クラウダー 36分 12点、3R、5A FG4/9 3pFG2/5
ジュレブコ 21分 6点、5R、1S、1B FG2/5 3pFG2/3
ホーフォード 35分 21点、6R、9A、1S、2B FG9/22 3pFG1/5 FT2/2
マーカス・スマート(22歳) 27分 13点、5R、2A、1B FG4/9 3pFG1/4 FT4/5
ジェイレン・ブラウン(今年ドラ3位) 10分 7点、1R FG3/6 3pFG1/2
ケリー・オレイニック(カナダ出身) 15分 7点、5R、2A、1S FG3/6 3pFG1/2
テリー・ロゼア(昨年ドラ16位) 14分 4点、3R、5A 1S FG2/6 3pFG0/2
アミール・ジョンソン(今日はスタメンを外れる) 5分 0点、2R FG0/1
アクティブロスターのジョーダン・ミッキー(22歳ブロッカー)、ジェラルド・グリーン(元ロケッツ)、タイラー・ゼラー(不良債権に?)は出番なし。
 
シンキ「ありがとうございます。やはりセルティックスは手ごわかったですが、今日は勝利出来てよかったですよ。」
 
キャット「だね。ディフェンス中心のチームであるセルティックスを倒したのは自信になるよ。ホームとはいえ、ロケッツ劣勢だった時は、もうダメかと思ったからね。」
 
シンキ「ところでゴードンの状態は大丈夫なんですか?」
 
キャット「足首を痛めたようだね。現状ではその日の状態次第での出場の見込みだ。ここまでのロケッツが好成績を挙げているのも、ゴードンの力抜きにしては語れないから、ここは無理をして欲しくないが、次のレイカーズ戦も出場できるようになって欲しいね。」
 
シンキ「分かりました。今日はどうもありがとうございます。次回はあさってのレイカーズ戦になりますね。ディーモーの登場はあるんでしょうかね。こちらも引き続きお願いします。今日はお疲れ様でした。」

今季第65戦 対セルティックス

シンキ「こんにちは。アウェイ戦連勝のロケッツ。今日の相手は現在イースタンカンファレンス3位に付けているセルティックスです。彼らはここまでホーム14連勝中のようですね。」

キャット「前回のホームでの敗戦は、マクヘイル解雇への引き金になったゲームだったね。あの頃はチーム状態がかなり悪かったし、もうマクヘイルもいないから、さすがに今日は情けないゲームはしないと思うぞ。」

シンキ「ラプターズ戦の勝利で自信が生まれてましたかね。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「ゲームの前に一つ訂正したいんだけど、ロケッツを解雇されたソートンは、3日前にウィザーズと契約していたね。彼は得点の欲しい場面で重宝されるんじゃないかな。頑張って欲しいよ。」

キャット「さて今日のゲームのスターターは、ロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。セルティックスはトーマス、ブラッドリー、クラウダー、アミール・ジョンソン、サリンジャー。オレイニックはケガのため欠場となった。」

キャット「序盤はセルティックスが速攻やトーマスの加点でリードしたが、エアボールを連発するなどしてリズムには乗れてなかったので、ロケッツがすぐに追い付く展開になったんだ(10-10) 中盤に入って両チームともスリーを外しまくる展開になっていたが、速攻をそれなりに決めたセルティックスが一歩抜け出す形になったよ(14-18) 終盤に入ると、フリースローでの加点が多くなって、結局ロケッツは4点のビハインドで終了となった(19-23)」

シンキ「また第1Qはリードされて終了しましたが、どんな感じですかね?」

キャット「ターンオーバーから速攻を出されて加点されるケースが3つあるが、ディフェンスはそれなりに機能しているし、全体的に悪くないと思うぞ。ビーズリーが中盤から出場しているが、なかなかチームプレイに徹しているというか、攻守ともロールプレイヤーの動きが出来ている点は好感が持てた。今の外からのシュートが目立つディーモーを使うくらいなら、ビーズリーをスタートで使ってもいいかもしれない。ディーモーとハワードの相性はイマイチだからね。」

シンキ「ビーズリーはワンステップアップ出来るとうれしいですね。それでは前半の続きをお願いします。」

キャット「まずセルティックスがゼラーのミドルで加点して6点のリードを奪う(19-25) ロケッツは相変わらずスリーが入らない状態が続くが、ペイント内で効率良く加点していき、追い上げを開始したよ。ディフェンスも機能していて、セルティックスはシュートミスを連発。その間にロケッツは速攻を連続で決めて、中盤にようやく逆転に成功したんだ(31-29) その後スリーも12本目にやっと決まってロケッツは完全にリズムに乗り、ビバリーからカペラへのパスが通るイージーダンクも決まって、セルティックスは堪らずタイムアウトを要求(36-32) タイムアウト後にターンオーバーから速攻を食らうが、流れはロケッツにあり、再びカペラのダンク、アリーザのスリーで6点のリードを奪ったよ(41-35) ロケッツはここでさらに突き放すチャンスだったんだが、終盤にサリンジャーにペイント内から加点されるなどして、結局3点のリードで終わった(46-43) しかし全体的に好内容な前半だったと思う。」

シンキ「逆転しましたか。ディフェンスが機能しているようですね。」

キャット「今日は締まったプレイをしているよ。スリーがもっと入っていれば、二桁のリードを奪っていても驚けない展開になってる。後半はスリーの精度を上げて、ターンオーバーを減らし、タフショットを強要させるディフェンスを継続出来れば、勝機は十分にあると思う。頑張って欲しいね。」

シンキ「分かりました。では後半戦をお願いします。」

キャット「後半に入ってもロケッツのディフェンスは機能して、セルティックスに連続タフショットを強要に成功。オフェンスも連続で加点して、危機感を持ったセルティックスは開始約1分でタイムアウトを要求してきた(50-43) タイムアウト後も速攻からハーデンが決めるなど、リードを10点に拡げるが(53-43)、課題のターンオーバーから速攻を2本やられ、トーマスにスリーも食らって点差は縮まった(56-50) ホームの声援もあってか、中盤に入ってリズムは若干セルティックスが握っているように感じ、点差はさらに縮まるが(58-56)、ロケッツはアリーザのドライブに、ブリューワーがコーナーから慎重にスリーを決めるなど突き放す(65-58) 中盤過ぎに、またターンオーバーから速攻を食らうが、ハーデンがカペラのハイピックを使って縦横無尽にドライブをしてきて、加点を繰り返す大車輪が始まる.。しかしセルティックスもセカンドチャンスでの加点や、フリースローで加点して応戦(75-69) 終盤に入ってハーデンがかわいそうなファールでベンチへ下がってから、ロケッツのオフェンスは決め手を失い、ビーズリーが奮闘するも決めきれず、またしてもターンオーバーから速攻を食らってしまい、結局4点のリードで終了となった(77-73)」

シンキ「好ゲームになっているようですが、第4Qの見通しについてはいかがですか?」

キャット「ターンオーバーから速攻を食らうケースが目立つから、ここをしっかり修正と、ハーデンのいない時間帯をどう凌ぐかだね。ディフェンスは後半に入ってもそれなりに機能しているから、オフェンス次第で十分に勝てると思う。とにかくターンオーバーから流れを渡さないようにしたいね。」

シンキ「はい。では3連勝への第4Qをお願いします。」

キャット「ロケッツはハーデンのいない時間帯をビバリー、テリー、KJ、ビーズリー、ハワードでスタート。序盤ビーズリーがドライブから加点に成功するが、セルティックスも新人のロゼアがスリーでお返しする(79-76) だがKJがドライブから加点に成功すると、ビーズリーがマークマンのジュレブコを翻弄するようなミドルショットを連発! ハーデンを真似するようなクッキングのジェスチャーをして乗っていた(87-79) 堪らずセルティックスはタイムアウトを要求。残り約9分。」

シンキ「ビーズリーは本領発揮してきましたかね?」

キャット「さすがに点取りやとしての彼の才能を疑う余地はなさそうだな。リズムに乗ると面白いように決めてくるよ。タイムアウト後にセルティックスはビーズリーのマークマンを替えてきて、決めきれなくなったんだけど、それでもしつこくリバウンドを取って押し込むプレイもあったよ。しかしセルティックスもこのまま引き下がることはなく、テリーのスリーミスから速攻に繋げ、トーマスのスリーも決まって、ロケッツは5点リードした状態でタイムアウトを要求する(89-84)」

キャット「中盤に入り、スマートのイージーレイアップで3点差に迫られるが、ロケッツはハワードのローポストムーヴ、速攻からビバリーのスリーが決まって、再び7点にリードを拡げたんだ(94-87) コートに戻ったハーデンは、厳しいマークに苦しんでいたが、それでも終盤に差し掛かると、タフショットを決めてロケッツのリードを保っていたよ(96-91) 残り2分半、再びタイムアウトでゲームは止まった。」

シンキ「ロケッツは頑張っていますね。このリードを保って終わりたいですよ。お願いします。」

キャット「フリースローをもらったハーデンは、1本しか決められなかったが、スマートのオフェンシブファールでロケッツボールに。ここでビッカースタッフはハック作戦回避のため、先手を打ってハワードからビーズリーへ交代。ハーデンのスリーは外れるが、ビバリーがスマートに競り勝つオフェンシブリバウンドをもぎ取った! セカンドチャンスはビーズリーへのファールをオフィシャルが取らず、ゲームは進行するが、ブラッドリーのスリーが決まらず、ロケッツの勝利は目前に(97-91) 残り約1分半。」

シンキ「次のオフェンスが決まれば、もう大丈夫そうですね。お願いします。」

キャット「ロケッツは時間を使ってハーデンがシュートを放つが決まらず、アウトオブバウンズになろうとしたところ、ブリューワーが猛然とボールを追いかけ、ボールをトーマスの足に当ててビデオ判定に。映像ではロケッツボールも、地元びいきのオフィシャルはジャンプボールを選択。だがジャンプボールをしっかり取ったロケッツが、次のオフェンスをハーデンが今度はしっかり決め、残り48秒で8点にリードは拡がり(99-91)、ロケッツファンは勝利を確信したんだよ。」

シンキ「おお。アウェイ3連勝達成ですか。これはサプライズですよ(笑)」

キャット「笑 ゲームはまだ終わってないぞ。サリンジャーが粘って加点してセルティックスは6点差とすると(99-93)、今度は積極的なダブルチームにハーデンがミスをしてセルティックスボールになり、すぐに加点してあっという間に4点差に迫られたんだよ。残り30秒」

シンキ 「えー。何か心配になりますね。大丈夫ですか?」

キャット「やばいと思ったんだけど、ゴールを押し込んだスマートがゴールテンディングをしていて加点は無効になったんだ(笑) これは助かったよ。」

シンキ「スマートは名前を変えた方がいいみたいですね(笑) 紛らわしいですよ。」

キャット「だよな。その後もまたロケッツはターンオーバーをする体たらくがあったが、今度はターナーがハーデンにファール後、テクニカルファールを取られる失態をするなど、ロケッツは命拾いが続き、結局4点差で逃げ切れたよ。最終スコアーは102-98。なにわともあれ、アウェイ3連勝は素直に嬉しいな。」

シンキ「ブラボー! まさかのアウェイ3連勝に、ロケッツファンも驚きを隠せませんか?」

キャット「正直ボクは驚いている(苦笑) シクサーズはともかく、ホームで滅法強いラプターズに続きセルティックスまで、スタートが良くないながらも競り勝つとは思わなかったね。」

シンキ「ロケッツは元々力はあるので、これくらいやってもいいと思いますが、今季は不安定なゲームが多いですからね。これで33勝32敗と、勝ち星先行しましたよ。この調子が継続出来れば、プレイオフも期待が持てそうな感じがしますが、どうでしょうかね。」

キャット「うーん、どうだろう。プレイオフで勝ちたいなら、もう少し順位を上げないといけないだろうね。6位に上げれば相手はサンダーかクリッパーズになるから、少しは戦いやすくなるってもんだよ(笑)」

シンキ「ところでビーズリーに関してはどんな感じですか? 今日はかなり良かったみたいですよね。」

キャット「彼はロケッツの弱点であるミドルレンジからのジャンパーを決められる選手で、自らオフェンスを組み立てて得点も取れる。今日はスクリーンにしっかり入ったり、リバウンドも頑張っていたりと、ロールプレイヤーの仕事も無難にこなしていたよ。これだけ出来るなら、確実にローテーションに入れると思うし、その得点能力を考えると、ハーデンに続く、第2のスコアラーになっても不思議ではないと思う。ロケッツでワンステップアップを果たせれば、NBAレベルでも結果を残せるし、チームに欠かせない選手になれるかもしれない。引き続きビーズリーには注目したいよ。」

シンキ「これからマークが厳しくなってくると思いますが、ロールプレイヤーの仕事もこなせるようになれば、ロケッツとしても使いやすくなりますよ。さて明日でイースト遠征が終了しますが、これまた調子の上がっているホーネッツが相手になります。アウェイ連戦で厳しいですが、今後のためにも勝ちたいですよね。」

キャット「そうだな。もうこの際、連勝街道に入ってもらって、いい感じでプレイオフに入れるなら、それにこしたことはない。今季は期待を裏切られ続けているから半信半疑な部分あるんだが、この3連勝でボクもちょっとだけ盛り上がってきつつあるよ(笑)」

シンキ「はい。最後に何かありますか?」

キャット「アメリカのカレッジバスケも、カンファレンスのトーナメント戦に入り、NCAAトーナメントへの出場が微妙なチームは最後の踏ん張りどころなんだけど、そんな中、コネティカット大がシンシナティ大に3回目の延長で、残り0.8秒から放り投げるようなスリーを決めて追い付き、次の延長で決着を付けたんだ。ゲームは最後まで諦めちゃいけないってホント思ったよ。これだからバスケは面白い! 一応ココにリンク貼っておくよ。」

シンキ「これはすごいですね。ありがとうございます。それでは明日も宜しくお願いします。アウェイ4連勝へ向けてGOロケッツですね!」

ボックススコアー

今季第11戦 対セルティックス

シンキ「こんにちは。今日もありがとうございます。先日早くも2回目の3連敗を喫したロケッツですが、今日はホームでセルティックスを迎えますね。連敗脱出なるでしょうか?」

キャット「セルティックスはアウェイ連戦になる。日程的にはロケッツ有利だよ。気合いを入れてタフにディフェンスすれば、勝てると思うんだけどなー」

シンキ「セルティックスには富樫が参考にしているトーマスがいますよね。」

キャット「確かにサイズは似ているけど、プレイスタイルが違うと思うんだけどね。トーマスは2mクラスをブロック出来る運動能力があるし、ぶつかり合いにも負けないフィジカルさもある。しかも彼はロケッツのレジェンドである殿堂入りしたカルビン・マーフィーと比較されるくらいだから、次元が違うと思うよ。」

シンキ「セルティックスのヘッドコーチは、カレッジバスケからの叩き上げであるスティーブンスですよね。」

キャット「そう。実績が認められて今の地位にいるんだが、コーチング実績が何もないマクヘイルが、何でロケッツのコーチやってるのって不思議に思うロケッツファンも少なくないんじゃないかな。」

シンキ「それではゲームの方をお願いします。」

キャット「ロケッツのスターターはハーデン、ローソン、アリーザ、Tジョーンズ、ハワード。セルティックスはトーマス、スマート、クラウダー、サリンジャー、ジョンソンの布陣。」

キャット「序盤はまずセルティックスがリードしたんだけど(2-8)、ロケッツはハーデンが珍しく連続でスリーを決める活躍であっさり逆転(12-10) その後ミスから速攻を食らって逆転されるが、タイムアウト後にアリーザが連続スリーを決めた(21-19) セルティックスは積極的にダブルチームを仕掛け、ロケッツを揺さぶるが、連戦の疲れからか終盤に入って失速気味に。ロケッツはカペラのナイスムーヴでの加点もあり、第1Qは4点リードして終了したよ(28-24)」

シンキ「ここ最近の中では好スタートを切ったんじゃないですか?」

キャット「珍しくスリーを効率的に決めていたからね。ボール回りが良かったから、リズム良く打ててると思う。この調子を継続してもらいたいね。」

シンキ「前半の続きをお願いします。」

キャット「この第2Qの出だし、カペラがブロックから速攻でのティップインを決めて、まずロケッツがペースを握り、ハレルの連続加点に続き、ブリューワー、アリーザも負けじとスコアー。ローソンも速攻でパス、速攻での加点と見せ場があって、ロケッツは開始3分ほどで14-3のランに成功。リードを一気に15点に拡げたんだ(42-27) タイムアウト後に修正したセルティックスは、トーマスがリードして点差を詰めに掛かる。しかしロケッツもハワードがしっかりリバウンドを取って、セカンドチャンスを与えない(53-40) このペースなら、ロケッツが二桁のリードを保って前半を折り返すと思ったんだが、ハワードをベンチへ下げてから、セルティックスの逆襲が始まったんだ。ロケッツはミス連発で一気に15-0のランを食らったよ(苦笑) 途中でハワードをコートに戻しても流れを取り戻せなかったね。結局ゲームは55-55のタイで前半が終わった」

シンキ「いい感じでゲームを進めていたようですが、終盤は悪い癖が出てしまいましたか。」

キャット「リードを保とうと受け身になったね。マクヘイルの采配ミスだろう。この醜態を見て、いい加減にコーチ交代してくれないかと思ったロケッツファンも多かったんじゃないかな。」

シンキ「後半の見通しについてはいかがですか?」

キャット「勝機は十分あるんだが、いかんせん悪い流れに入ると、どうにもならない部分あるからね。第2Q終盤の失態を見ると、連敗継続の可能性もあり得るぞ。」

シンキ「それでは後半戦もお願いします。」

キャット「序盤から中盤まで、両チームともパスミスやオフェンシブファールなどで流れに乗れない時間帯が続いたのだが、中盤以降にペースを握ったのは残念ながらセルティックスの方だった。ロケッツはカペラへのコールが攻守ともに甘かった不運もあったが、それにしてもイージーバスケットや速攻をやられまくっていて、第2Qのリプレイを見ているかのように、また15-0のランを食らったよ(苦笑) ロケッツはこのQに13点しか取れず、結局68-87と20点近い点差が付けられてしまったんだ。」

シンキ「マクヘイルはクビでお願いします。」

キャット「また会場からブーイングだよ(笑) 流れが悪くなると、もうボロボロ状態になってしまう。付け焼き刃的にスターターを替えるより、まずはコーチから替えて出直して欲しいよね。」

シンキ「とりあえず続きをお願いします。」

キャット「オーケー。序盤からセルティックスにイージーバスケットで加点されるなど、開始数分で決着が付いた(苦笑) 一時30点ほどリードされる醜態を見せて、結局95-111で敗戦。これで4連敗。ホームコートでは3連敗の体たらくで、応援に来た会場のファンに謝罪してもらいたいくらいだよ。」

シンキ「この点差はひどいですね。セルティックスの状態がいいというより、ロケッツの状態が悪すぎということですかね?」

キャット「セルティックスもなかなか好チームだと思うし、実際昨季後半20ゲームの得失点差が、東地区で一番いい数字を残していたというデータもある。でもロケッツも昨季カンファレンスファイナルまで進出しているチームだよ。こんな負け方をするチームじゃないのは明白で、間違いなくロケッツの状態は悪いと判断していいと思うよ。」

シンキ「それを修正するのがマクヘイルの役割じゃないですかー。高給もらっているんだし、しっかり仕事して欲しいですよね。」

キャット「もう窓際へ追いやってもいいよ(笑) レスオーナーは彼に適当なフロントの仕事用意して欲しいね。プライドだけは高いマクヘイルを納得させるのは骨が折れそうだが(苦笑)」

シンキ「笑 次はあさってのブレイザーズ戦ですが、またホームコートで醜態を見せるんですかね。」

キャット「最近のゲームを見ていると、どこのチームにも勝てる気しないよな(苦笑) メンバーはある程度揃っているんだし、再建に入る必要性も感じない。やはりここはコーチ交代で出直して欲しいよ。」

シンキ「分かりました。最後の何かありますかね?」

キャット「11ゲーム終わって4勝7敗。期待が大きいシーズンだっただけに落胆も大きいよ。でもまだ始まったばかりだし、借金もたった3つ。この悪い状態がいつまでも続くとは思えないし、プレイオフまでにはまだまだ時間があるから、選手達は気落ちしないで前進して欲しい。ロケッツファンも同様だね。」

シンキ「お疲れ様でした。次のブレイザーズ戦も宜しくどうぞー。」

ボックススコアー