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ヒート

レギュラーシーズン第44戦 対ヒート(アウェイ)

シンキ「こんにちは。先日のネッツ戦で連敗止めたロケッツですが、今日の相手はヒートになりますね。今のロケッツなら、当然ここも勝たなくてはいけません。」
 
キャット「全くだ。ヒートもネッツ同様、ここまでNBA最弱クラスの成績で、最近は1勝10敗と元気ないから、ここはロケッツしっかりとモノにしないとダメだよ。」
 
シンキ「ではさっそくゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ブリューワー、カペラ。カペラは予想通り復帰したが、アンダーソンは風邪の症状が出て欠場となった。ヒートは元ロケッツのドラギッチ、ウェイターズ、バビット、マグルーダー、ホワイトサイド。」
 
キャット「第1Qはほぼ互角の展開。ロケッツはハーデンを中心に加点が続き、ヒートはドラギッチとホワイトサイドの加点が目立っていたよ(12-12) 中盤過ぎても同様だったのだが、ハーデンからのパスをデッカーがスリーを決めると、今度はアリーザもスリーを決めて、ロケッツがリズムを握ってきたよ(21-17) 終盤に入ってもゴードンのドライブ、速攻からの加点もあって、ロケッツが7点をリードして、ソロソロ突き放す展開になるかと思ったんだけど(28-21)、ドラギッチにイージーショットで加点されると、ウェイターズにも加点されるなど、結局突き放せずに終了となった(32-27)」
 
シンキ「まあいい感じの出だしなんじゃないですかね。では前半の続きもお願いします。」
 
キャット「第2Q、ロケッツはハレルのフックが決まって勢いに乗るかと思いきや、ビバリー、ゴードンのシューティングが不調で、その隙にヒートはドラギッチが存在感を見せるなどして点差を詰めると(37-34)、速攻からの加点にエリントンのスリーも決まって逆転に成功(37-39) ロケッツは溜らずタイムアウトを要求したよ。タイムアウト後にゴードンのスリーが決まり、ハレルのフックも決まるなど、再びペースはロケッツに傾くが、ヒートもジェームス・ジョンソンのレイアップなどで盛り返す展開に(46-44) ロケッツはビバリーがドラギッチとのタイマン勝負でスチールを決めたように、ディフェンスはそれなりに機能していたが、オフェンスは外角からのショットが決まらずリードを拡げられない(48-48) 終盤に入り、リズムの良くなってきたヒートが一時5点のリードを取るが、ロケッツもハーデンのスリーに続き、アリーザがスチールから速攻でビバリーが加点して追いついたよ。前半は53-53のイーブンで終了となった。」
 
シンキ「前半はタイで終わりましたが、相手を考えると、ここはリードして終わりたかったですよね。後半の見通しはどんな感じですか?」
 
キャット「今日はシューティングが良くないからな。このまま突き放せず、ズルズルと第4Qになだれ込むと、アウェイ戦だし一泡食わせられる展開もあり得るよ。まずリズム良くゲームを運んでリードを取って、相手のミスから一気のランを出すのが理想的だろう。取りこぼしたくないし、ここはしっかりと勝って欲しいね。」
 
シンキ「分かりました。それでは後半もお願いします。」
 
キャット「第3Qはハレルがスタート。カペラは病み上がりからなのか、フィニッシュに苦戦していたから仕方ないか。序盤は点の取り合いになってほぼタイゲームで進行していた。ビバリーの素晴らしいパスから、ハレルの豪快なダンクが飛び出し、いよいよロケッツはリズムを取るのかと思ったのだが(60-60)、控え2人のジョンソンに加点を許すなどしてリードを許す展開になってしまう(65-69) しかし中盤に入って、ヒートのターンオーバーから速攻が決まると、今度はハーデンのドライブも決まってロケッツはリズムが出てきたんだ(69-70) タイムアウト後にもハーデンの加点が続いて逆転したロケッツのリードは3点に(75-72) 直後ヒートは放ったスリーはエアボールとなり、その後も早打ちスリーをしてしまうなど停滞していたので、ロケッツは一気に突き放すチャンスがあったんだけど、ここ一本が決まらない歯がゆい展開に。その隙にウェイターズが加点すると、結局第3Qは突き放せないまま終了となってしまったよ。第3Q終わって79-79のイーブンで終了となった。」
 
シンキ「ちょっとやばい展開じゃないですかね?」
 
キャット「やばいよ。今日はシューティングの状態が悪いから、やはりディフェンスから速攻で一気に加点して欲しいんだけど、なかなかプラン通りにはいかないな。第4Qもシュートが入らないような展開になると、ちょっとまずいよね。」
 
シンキ「ですね。では第4Qもお願いします。」
 
キャット「第4Qのハーデンのいない時間帯。ロケッツはゴードンがことごとくシュートをミスするなどしている間、ヒートはターンオーバーが多いながらもドラギッチが存在感を見せて逆転。速攻での加点もあって3分半経過してヒートが5点のリードを取った(83-88) ダントーニは溜らずタイムアウトを要求。このタイムアウトでロケッツはリズムが出てきて、ハーデンからネネへ渡るダンクに、ブリューワーのスチールから速攻で加点に成功すると、今度はハーデンが見事なドライブを成功させて、再びロケッツがリードを取ったんだ(89-90) 残り6分ほどになりヒートはゴール下の守護神ホワイトサイドをコートへ戻したよ。」
 
シンキ「ここからが勝負だと思いますので宜しくお願いします。」
 
キャット「ホワイトサイドが戻ってきてから、ロケッツはターンオーバーなどから3連続で速攻を出されてしまう失態。テクニカルファールもしてしまい、一気に7点リードを奪われ劣勢に立たされてしまうと(89-96)、ロケッツはハーデンにボールを託し、まずドライブを決めて応戦するも、その後が全く続かず、残り約1分で14点差付いてしまい万事休す(94-108) 結局ロケッツは6点差で敗戦となった・・・ 最終スコアーは103-109」
 
今季第44戦 対ヒート(アウェイ) 103-109で敗戦 通算成績32勝12敗
ハーデン 40点、12R、10A、2S、6TO FG12/30 3pFG4/15 FT12/13
アリーザ 11点、8R FG5/11 3pFG1/5
ビバリー 12点、7R、3A、2S FG5/9 3pFG0/3
ブリューワー 8点、1R、1A、2S FG2/5 3pFG2/3
カペラ 9分、0点、5R、1A、1B FG0/3
ゴードン 7点、1R、1A FG3/17 3pFG1/10
ハレル 13点、1R FG5/6 FT3/5
デッカー 8点、7R、2A FG3/8
ネネ 4点、7R FG1/1 FT2/4
 
ヒート 通算成績12勝30敗
ドラギッチ 21点、8R、8A、6TO FG8/15
ウェイターズ 17点、5R、3A FG7/15
ホワイトサイド 14点、15R、1B FG5/8 FT4/6
エリントン 18点、4R FG6/11 3pFG5/9
ジェームス・ジョンソン 15点、8R、6A、5TO FG6/14
タイラー・ジョンソン 16点、3A、3S FG6/17
 
シンキ「いやー、60敗ペースのヒートに敗れてしまいましたかー。アウェイ戦とはいえ、これは頂けないですよね。アンダーソン不在の影響もありましたかね?」
 
キャット「シューティングが悪かったとはいえ、勝つチャンスは十分にあったと思うんだけど、リズムに乗れず、ロケッツペースに持ち込めなかったよ。ヒートを侮ってた訳じゃないと思うけど、非常に残念な敗戦となってしまったな。それからアンダーソン不在の影響はあったと思うね。彼のがコートにいれば、それなりにディフェンスは拡がるから、今日のゲームを見ると、数字以上に彼はロケッツのシステムにフィットしているように感じるな。」
 
シンキ「まあ仕方ないですが、明日もゲームあるので、終わったことにクヨクヨせず、前に進みましょう。」
 
キャット「だな。明日はホームゲームとはいえ、スパーズに勝っているバックスが相手だし、以降もウォリアーズ、グリズリーズと続くから、心配性のボクとしては連敗街道が視野に入ってしまうよ(苦笑) 明日のゲームで何とか2度目の連敗は回避してもらいたい。」
 
シンキ「当然です。では今日はお疲れ様でした。明日のゲームも宜しくお願いしますね。」

今季第51戦 対ヒート

シンキ「こんにちは。3連敗中のロケッツ、今日の相手は前回アウェイで大敗したヒートです。今回はホームゲームですので勝って連敗を止めたいところですよ。」

キャット「先日のウィザーズとの敗戦後に、ロケッツが連勝している夢を見ちゃってねー(笑) 10連勝したところで興奮したのか起きちゃったよ。それくらいウィザーズ戦の負け方が悔しかったんだろうな。今日こそしっかりと勝って欲しいよね。」

シンキ「10連勝が正夢になるといいですね。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、ブリューワー、アリーザ、ジョシュ。ハワードは先日のウィザーズ戦でテクニカルファールを取られた際、オフィシャルの手を振り払ったことが理由で1ゲームの出場停止処分を食らい欠場。ちなみにゲーム後オフィシャルを批判したビッカースタッフには、1万ドルの罰金処分となっている。それからカペラ、ハレルが欠場で、ディーモーも引き続き欠場だから、スモールラインナップでどれだけやれるかだ。カペラは臀部のケガ、ハレルは風邪を引いたようだね。ヒートの方はウェイド、ドラギッチ、デン、ボッシュ、アマレ・スタウダマイヤー。ホワイトサイドは6ゲーム連続で欠場。ドラギッチ、グリーンは元ロケッツ。」

キャット「ゲーム出だしはロケッツの調子が良く、まずビバリーのスリー、ジョシュのイージーバスケットに、速攻も出て、まず7-0とリードした。しかしその後シュートが入らなくなり、元ロケッツのドラギッチに翻弄されるなど、なんと15-0のランを食らって一気に8点リードされたよ(7-15) だがタイムアウト後に落ち着いたロケッツは、速攻でのハーデンの華麗なユーロステップからの加点や、ソートンのスリーが決まるなど、効率良く得点を挙げることが出来ていて、堪らずヒートはタイムアウトを要求してきた(16-21) 終盤はバックドアプレイで、新人のウィンズロウに加点されるケースが目に付いたが、ロケッツもブリューワーが得意の腕を大きく伸ばすレイアップを決めるなど追いすがり、ソートンのスリーもまた決まって、ゲームをタイに戻して第1Qが終了したよ(31-31)」

シンキ「浮き沈みの激しいゲームとなっていますが、とりあえず追い付きましたか。続きもお願いします。」

キャット「序盤はリズムが取れず、ヒートにリードを許す展開になったが(34-39)、中盤前にローソンが見せ場を作るなどして追い付いたんだ(39-39) ヒートはターンオーバーが目立ち、中々リズムに乗れない時間帯が続いたが、それでもアマレのオフェンシブリバウンドからの連続加点で再びリード(43-39) しかしロケッツは好調ハーデンが速攻からの加点に続き、アリーザへのナイスパスを出すなど、ロケッツを引っ張って逆転に成功したよ(48-45) ディフェンスでも第1Q頻繁に見られたイージーショットがほとんど見られず、タフショットにさせていて、気持ちのいい第2Qだったんだが、終盤に入ると、ウェイドの個人技からファールをもらうフリースローや、元ロケッツのドラギッチのスリーで追い上げられ、ロケッツは連続ミスで再び追い付かれてしまった(55-55) しかしハーデンがカリーに対抗するようなロングスリーを決めるなどの連続加点で、結局前半はロケッツが5点リードして終了したんだ(60-55)」

シンキ「いい感じで逆転しましたね! 連敗脱出へ向けて視界良好ですか?」

キャット「そうだね。第2Qのようなディフェンスを継続出来れば、今日は大丈夫だと思う。まあそれでもミスでリズムを失い、一気のランを食らうと、ゲームは分からなくなるからな。緊張感を持って、自分達のバスケットをして欲しいと思う。ゲームとは関係ないが、マスコットのクラッチがまたハーフラインからの背面スリーに成功させたよ。しかも今度は1回目で。これは相当練習してるな(笑)」

シンキ「何事も練習あるのみですね。それでは後半戦もお願いします。」

キャット「後半開始早々、ロケッツがスパーク。アリーザ、ジョシュの連続スリーが決まり、アリーザのパスからジョシュのイージーレイアップも決まったロケッツが、このゲーム最大となる13点のリードを奪う(68-55) ヘルプディフェンスが機能していたロケッツは、ここで突き放すチャンスだったんだが、ヒートはタイムアウト後にオフェンシブリバウンドから活路を見いだしてきて、ロケッツはイージーバスケットをやられてしまい、ビッカースタッフが渇を入れたよ(71-61) タイムアウト後にヒートは、早いボール回しから、ウェイドのドライブを起点にして、デンやウィンズロウがスリーを決めるなど、ロケッツのリードは次第に詰まってきてしまう(74-72) しかし連敗をストップしたいロケッツは、ビバリーとソートンが連続でスリーを沈めて突き放し、さらに速攻からハーデンの素晴らしいノールックパスが見事に決まるなどして9点のリードを奪った(83-74) 終盤は多少追い上げられたとはいえ、第3Qは7点リードして終了したんだよ(87-80)」

シンキ「常にリードをキープしている状況ですね。このペースを維持して、今日こそ連敗を脱出して欲しいですよ。では最終Qもお願いします。」

キャット「第4Qもロケッツは好調キープ。ブリューワーのブロックに、セカンドユニットのTジョーンズ、ソートンの加点などで13点にリードを拡げたよ(93-80) ヒートはタイムアウト後、ボッシュを起点にオフェンスを展開し、スリーを決めるなど追い上げを開始するが、ロケッツも控えのソートンが好調で、ジャンパーに続き、ジョシュのアシストからの加点も決める(97-85) なかなか点差が詰まらない展開に焦ったのか、ボッシュが早撃ちしていたよ。それでもオフェンシブリバウンドを取って何とか凌いでいたヒートだったが、ロケッツのオフェンスは止まらず、ジョシュの連続加点で、リードは常に二桁をキープして中盤戦へ(101-89) タイムアウト後にもジョシュはスリーで加点し、ソートンのスリーも決まって16点リードしたロケッツが、残り4分弱残してほぼ勝利を手中に収めたよ。結局115-102でロケッツが勝利したんだ。ディフェンスが機能していて、気持ちのいい勝利だったよ。オフェンシブリバウンドを取られていなければ、もっと楽に多戦えたと思うが、ハワードとカペラが欠場だったから、これは仕方ないかな。」

シンキ「やりましたね。連敗脱出しました。今日の勝因はやはりディフェンスですか?」

キャット「オフェンシブリバウンドを取られていたとはいえ、ヘルプディフェンスが機能していて、ヒートのオフェンスをうまく封じていたよ。ここらへんはスモールラインナップの効果かもしれないな。所々ゾーンディフェンスも敷いたりして、ヒートも戸惑っていたよ。」

シンキ「ジョシュは19得点と、本領発揮してきた感じですかね?」

キャット「ホワイトサイドの高さがなかったから、うまくペイントへ潜り込めてたね。今日は気持ち良くスリーも決まってたぞ。ナイスゲームだったと思う。」

シンキ「次はあさってアウェイのサンズ戦になります。ホナセックヘッドコーチが解任され、ワトソンが暫定ヘッドになったようですね。」

キャット「ホナセックは元サンズの選手としてチームに貢献したキャリアがあるから、この決定にサンズファンも複雑だろうね。ロケッツとはな~んにも縁がなかったマクヘイルとは大違いだよ。」

シンキ「ここにきてまた死人にムチを打ちますか(笑) まあなにはともあれ、今日の勝利は気持ち良かったですよね。次も勝って連勝しましょう。それでは今日はお疲れさまでした。次戦も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第3戦 対ヒート

シンキ「こんにちは。今日もありがとうございます。今日はアウェイでヒート戦になります。開幕から連敗ですから今日は勝ちたいですよね。」

キャット「昨季のロケッツは東のチームに対し圧倒的に優勢だったんだけど、開幕から悪い状態が続いているからね。アウェイでのゲームだし不安いっぱいだよ。」

シンキ「元ロケッツのチャック・ヘイズがチームに加わったようですね。」

キャット「そうなんだ。彼はオフに加わる噂が出ていたんだが、結局クリッパーズと契約。しかしロスターに残れず、浪人中のところを拾われたと言った感じだね。今のロケッツはインサイドにケガ人が多いから。早速出番あるかもしれないぞ。」

シンキ「今日はハワード、Tジョーンズが欠場とのことですね。」

キャット「ハワードは明日の連戦に備えたらしい。今季は連戦の場合、どちらか休むようだよ。Tジョーンズは前のゲームで右まぶたを切った関係で欠場となった。まだディーモーの復帰も決まってないし、ここはカペラ、ハレルの若手に頑張ってもらうしかないな。」

シンキ「それではヒート戦の詳細をお願いします。」

キャット「ロケッツはハーデン、ローソン、アリーザ、ソートン、カペラの布陣。まずは実績のあるソートンを持ってきたね。対するヒートは、ウェイド、ドラギッチ、デン、ボッシュ、ホワイトサイドのベストメンバーだった。」

キャット「まず序盤はロケッツが優勢に試合を進めたよ。その中でも目立ったのがカペラ。ゴール下で確実にフィニッシュして、ローポストからのポストプレイも決めていた。ハーデンのスリーは相変わらずの状態だったが、ソートンのスリーは精度が良かったよ。ヒートもカペラが2ファールでベンチへ下がると、手薄になったインサイドからホワイトサイドが連続で決めて来た。そこでロケッツはホワイトサイドへ早めにダブルチームを仕掛けてヒートオフェンスを揺さぶり、再び流れを掴むことに成功。終盤は入ってヒートに7-0のランを食らうが、ハーデンとローソンが冷静にフリースローを決めて、第1Qはロケッツが5点リードして終了(35-30)」

シンキ「ハーデンは相変わらずスリーが決まりません。」

キャット「スランプなんだろうけど、ここまで入らないと元々シュートが下手なんじゃないかと思えてきたよ(苦笑) ファールをもらうプレイは抜群だから、無理にスリーを狙う必要はないと思うんだけどね。」

キャット「第2Qに入ってもロケッツは優勢だった。序盤からハレルのハッスルプレイに、ビバリーのスリーが決まるなど、ロケッツは10-0のランに成功し、一気に15点のリードを奪った(45-30) ヒートはロケッツのローテーションディフェンスに苦しみ、ミスを連発するなど流れに乗れず、ウェイドのフィールドゴールが決まるまで約4分半無得点だったが、中盤からドラギッチのミドルやホワイトサイドのフィニッシュが決まって必死に追いすがる(49-36) しかしロケッツはこの日好調のソートンが、ハーデンとは対照的に面白いようにスリーを決める! そのハーデンはフリースローで挽回するなどして、このQはロケッツが攻守ともにヒートを圧倒したよ。一時20点リードを奪ったロケッツは、前半を63-44と19点差を付けて折り返した。」

シンキ「ハーデンのスリー以外はいい感じになってきたんじゃないですかー。」

キャット「そうだね。プレシーズンゲームから思ったんだけど、ソートンはゾーンに入ると立て続けにスリーが入るね。それからヘイズが第2Qから登場したんだが、さすがのディフェンスを見せていたよ。重厚な体を使ってポストアップディフェンス出来るから、以前よりも衰えたとはいえ、対戦相手次第でそれなりの貢献が出来るだろうね。」

シンキ「それでは後半戦もお願いします。」

キャット「後半早々カペラのフィニッシュが決まり、ディフェンスでも24秒オーバーを誘うなど、いい感じのスタートを切ったんだが、ヒートはホームのファンの声援を受けて反撃開始。インサイドのディフェンスを強化してロケッツのミスを誘発することに成功。ウェイドの技ありジャンパーなどもあってヒートが流れを掴む。ロケッツはハーデンが3回目のスリーでのファールをもらってリズムを取り返そうとするが、一旦流れに乗ったヒートを止めることが出来ずに防戦一方に。頼みのソートンのスリーも外れて、あっという間に追い付かれてしまったよ。75-75のイーブンで第4Q勝負となった。」

シンキ「20点以上もあったリードがなくなってしまいましたか・・・」

キャット「18-4のランに、11-0のランも食らったからね。流れが悪くなるとこうなっちゃうんだよな。ハーデンのスリーが相変わらずなのもその要因だろう。」

シンキ「第4Qはどうなったんですか?」

キャット「第4Qも初めはいい感じでスタートしたんだが、ここまで鳴りを潜めていたボッシュがスリーを連発してヒートに点火すると、ディフェンスでもヒートは第3Q同様にロケッツを圧倒。焦るハーデンが相変わらず入らないスリーを連発して完全にロケッツは沈黙モードに。後はヒートがやりたい放題のオフェンスを展開して勝負にならず。結局また20点差を付けられての敗戦となった。最終スコアーは89-109。」

シンキ「前半だけ見るとロケッツ圧勝かなというイメージあったんですが、またしても20点差の敗戦ですか!」

キャット「頼みのハーデンが絶不調だし、ローソンもフィットせず、インサイドにケガ人を抱えてるロケッツだからね。前半が終わっても安心してなかったが、まさかまた20点差付けられて負けるとは思わなかったよ。悔しさを通りこしてさっぱりした気分だ(苦笑)」

シンキ「何か手を打たないと、このままズルズル行っちゃうんじゃないですかー」

キャット「マクヘイルの無策は今になって始まったことではないからね。このまま負け続けて膿を出してもらった方が、今後にとってはいいんじゃないかとすら思えてきた次第だよ。幸いカペラやハレルの若手は頑張っているからな。こうなったらデッカーに経験積ませてもいいよね。」

シンキ「分かりました。明日もゲームありますよね。ホームでのサンダー戦です。」

キャット「勝敗を抜きにしてゲームを楽しもうじゃないか(笑)」

シンキ「最後に何かありますか?」

キャット「ヤバいんだよカリーが。昨日のウォリアーズ対ペリカンズ戦観てたんだけど、もう完全にゲームを支配しているんだ。あり得ないようなスリーを連発で決めていてねー。もうNBAを数十年観てるけど、これだけ伸びた選手はボクも記憶にないよ。」

シンキ「ハーデンは足下にも及びませんかね(苦笑)」

キャット「と思うよ。とにかく次元が違うよ彼は。高校時代にスリーポイントラインからのシュートが届かなかった選手とはとても思えない。この伸びしろを考えると、神をも超えるんじゃないかとすら思っているんだ。」

シンキ「ジョーダン越えですか!」

キャット「まだ若いしね。あと10年くらいはトップレベルでやれるでしょ。これからはキングレブロンからカリーの時代になるだろうね。新しいタイプのスーパースターが誕生したよ。」

シンキ「べた褒めですが、何とかロケッツはウォリアーズに勝ちたいですよね。」

キャット「その前に連敗を止めないとな。明日も厳しくなると思うが、頑張って欲しいよ。」

シンキ「そうですね。今日はどうもありがとうございました。明日も宜しくお願いしますね。」

ボックススコアー

今季7戦目 ヒート戦(ホーム)

シンキ「今日のヒート戦は残念でしたね。」

キャット「勝てると思ったんだけどなぁー。ホント悔しいよ。」

シンキ「試合を総括する前に前2戦のグリズリーズ、ピストンズ戦を一言お願いします。」

キャット「オーケー。まずグリズリーズ戦についてはハーデンがまたブレーキだったね。これで3戦連続ということで個人的にも心配になってきたよ。次のピストンズ戦は比較的楽に勝てたんじゃないかと思う。ホームだし連敗をストップするには最適の相手だったな。」

シンキ「さて今日のヒート戦はどう思いましたか?」

キャット「第2Q以降はかなり効果的なプレイをしていたよ。出だしで16-2のランを食らって14点のビハインドになる苦しい展開の中、その後うまく立て直して第3Qに8-0のランで逆転に成功し、第4Qには9-2のランで最大8点のリードをしたからね。ただ終盤の決め手の差で負けた感じだな。」

シンキ「決め手の差ですか。」

キャット「ヒートはレブロンが終盤に大車輪だったのに対し、ロケッツはハーデンがいいパスを決めていたとはいえ、第4Qは無得点に終わっている。やはり接戦になると勝敗を決めるのはエースだからね。ここで一本欲しいという時に決めてくれる選手がいるチームは強いよ。」

シンキ「レブロンは第4Qだけで16得点取ってます。」

キャット「さすがとしか言いようがないよな。ハーデンもそれなりに頑張ったとは思うんだけど、レブロンとは格の差を感じたよ。現状では歯が立たない感じに見えたな。」

シンキ「でもまだハーデンは若いです。これからですよ。」

キャット「そうだな。彼はまだ伸びる選手だからね。彼に対する期待はこれからも変わらないよ。」

シンキ「それから残り9秒で放ったリンのスリーはエアボールでしたよね。あれが決まっていれば2点リードだったんですが・・・」

キャット「しかもいい感じでフリーになってたよな。どうしちゃったのか分からないけど、物笑いの種になってるかと思うとロケッツファンとして残念に思うよ。」

シンキ「どうも今季はシュートタッチが良くないように思いますよね。」

キャット「そうだよね。プレシーズンの頃からおかしかったし、まだ昨季のリンサニティーを巻き起こしたレベルまで行ってないよ。彼も悩んでいると思うし、壁にぶち当たっているように見えるよね。まぁ分析をされているだろうから、昨季みたいに出来るとは思わないとはいえ、この壁をどう乗り越えるのか個人的には注目してる。リンは困難を乗り越えて這い上がってきたから人気があるんだ。順風満帆は彼には似合わない。彼は特別な選手だから必ずステップアップしてくれるよ。」

シンキ「試合内容についてはどうですか?」

キャット「勝敗を抜きにすれば、今季のベストゲームなんじゃないかな。それくらい今日のゲームは良かったと思うよ。もちろん113点取られているから、ディフェンスに関してはもうちょっと出来た可能性はあるし、それ以外にもいろいろ反省材料はあったけどね。」

シンキ「具体的な反省材料はというと・・・」

キャット「リンのスリーが外れた後にウェイドのフリースローがあったでしょ。あれを2本とも落としてくれたんだけど、リバウンドをボッシュに取られたのはいただけない。アシックをベンチに下げていたのが大失敗だったな。これは明らかに采配ミスだよ。」

シンキ「マクヘイルヘッドコーチの不在が大きかったんでしょうか。」

キャット「まぁゲーム内容は良かったからね。そこらへんは何とも言えないなぁ。」

シンキ「今日はパーソンズ、パターソン、アシックの先発3人も調子良かったですよね。」

キャット「特にパーソンズは良かったぞ。キャリアハイの25得点でチームをリードし、ディフェンスでも前半はレブロンをうまくマークしていたよ。スリーの精度も今日は良かったね。パターソンも元ロケッツのバティエを相手にフィジカルに攻めるなどして17得点、9Rは評価出来る。」

シンキ「アシックもキャリアハイの19得点みたいですよね。」

アシック「うまくピックアンドロールが決まってたな。最近はローポストゲームを試しているし、もっとうまくなっても驚けない。リバウンドは相変わらずいいし、期待の若手だと思うよ。オフに獲得したのは正解だったよ。」

シンキ「控えの選手についてはどうですか?」

キャット「デルフィノはいいところで2本連続のスリーが来たんだけど、欲を言えばその後の1本も欲しかったよ。モリスは好調だっただけにファールアウトは痛かったよ。」

シンキ「それ以外の選手はどうでしたか?」

キャット「ダグラスはまたくだらないパスミスがあったな。これ恒例だよ(笑) ジョーンズは少し出ていたようだけど分からなかった。まぁ彼は前回のピストンズ戦から出番をもらっているからね。これからなんじゃないかな。」

シンキ「さて今季のヒートについてはどう見てます? 今季も優勝は堅いですか?」

キャット「昨日のゲームでグリズリーズに二桁以上の点差を付けられて負けたり、アウェイのニックス戦もそうだったよね。結構脆い面があるのもこのチームの特徴かもしれないから、絶対ということはないと思う。でも7戦シリーズになるとレブロンの決め手があるヒートは断然有利に戦えるよな。なので自分は今季もヒートだと思っているよ。」

シンキ「ウェイド、ボッシュについてはどうですか?」

キャット「個人的にはもう彼らはレブロンを支える選手になっていると思う。それだけレブロンは絶対的な選手だよ。」

シンキ「そんな選手がいるヒートはやっぱり強いですよね。」

キャット「まぁな。今のロケッツでは善戦するのが精一杯だろうな。それだけに今日のゲームは勝ちたかったんだけどね。」

シンキ「それ以外にヒートの選手で気になった選手はいますか?」

キャット「元ロケッツのバティエだよね。34歳になり往年のディフェンス力はなくなりつつあるんだけど、抜群のセンス力でそれを補っている。決して無駄なことはしないしね。ただ故意に倒れるプレイ(フロッピング)が厳しくコールされるようになった今季は、彼にとっては修正が余儀なくされそうだな。」

シンキ「元オールスターのアレン、ルイスはどうですか?」

キャット「ルイスはともかく、アレンは比較的シュートタッチは良くなかったと思うよ。でもいいところでスリーを決められたし、まだまだ重要な場面で力を発揮できそうに感じたね。」

シンキ「次はホーネッツ戦になりますが、負けたくないですよね。」

キャット「同じディビジョンだし、ホームコートでのゲームなだけに正直負けられないよ。」

詳しい成績はココをクリックしてください。

今季5戦目のグリズリーズ戦の成績はココ

今季6戦目のピストンズ戦の成績はココ