シンキ「今日のヒート戦は残念でしたね。」
キャット「勝てると思ったんだけどなぁー。ホント悔しいよ。」
シンキ「試合を総括する前に前2戦のグリズリーズ、ピストンズ戦を一言お願いします。」
キャット「オーケー。まずグリズリーズ戦についてはハーデンがまたブレーキだったね。これで3戦連続ということで個人的にも心配になってきたよ。次のピストンズ戦は比較的楽に勝てたんじゃないかと思う。ホームだし連敗をストップするには最適の相手だったな。」
シンキ「さて今日のヒート戦はどう思いましたか?」
キャット「第2Q以降はかなり効果的なプレイをしていたよ。出だしで16-2のランを食らって14点のビハインドになる苦しい展開の中、その後うまく立て直して第3Qに8-0のランで逆転に成功し、第4Qには9-2のランで最大8点のリードをしたからね。ただ終盤の決め手の差で負けた感じだな。」
シンキ「決め手の差ですか。」
キャット「ヒートはレブロンが終盤に大車輪だったのに対し、ロケッツはハーデンがいいパスを決めていたとはいえ、第4Qは無得点に終わっている。やはり接戦になると勝敗を決めるのはエースだからね。ここで一本欲しいという時に決めてくれる選手がいるチームは強いよ。」
シンキ「レブロンは第4Qだけで16得点取ってます。」
キャット「さすがとしか言いようがないよな。ハーデンもそれなりに頑張ったとは思うんだけど、レブロンとは格の差を感じたよ。現状では歯が立たない感じに見えたな。」
シンキ「でもまだハーデンは若いです。これからですよ。」
キャット「そうだな。彼はまだ伸びる選手だからね。彼に対する期待はこれからも変わらないよ。」
シンキ「それから残り9秒で放ったリンのスリーはエアボールでしたよね。あれが決まっていれば2点リードだったんですが・・・」
キャット「しかもいい感じでフリーになってたよな。どうしちゃったのか分からないけど、物笑いの種になってるかと思うとロケッツファンとして残念に思うよ。」
シンキ「どうも今季はシュートタッチが良くないように思いますよね。」
キャット「そうだよね。プレシーズンの頃からおかしかったし、まだ昨季のリンサニティーを巻き起こしたレベルまで行ってないよ。彼も悩んでいると思うし、壁にぶち当たっているように見えるよね。まぁ分析をされているだろうから、昨季みたいに出来るとは思わないとはいえ、この壁をどう乗り越えるのか個人的には注目してる。リンは困難を乗り越えて這い上がってきたから人気があるんだ。順風満帆は彼には似合わない。彼は特別な選手だから必ずステップアップしてくれるよ。」
シンキ「試合内容についてはどうですか?」
キャット「勝敗を抜きにすれば、今季のベストゲームなんじゃないかな。それくらい今日のゲームは良かったと思うよ。もちろん113点取られているから、ディフェンスに関してはもうちょっと出来た可能性はあるし、それ以外にもいろいろ反省材料はあったけどね。」
シンキ「具体的な反省材料はというと・・・」
キャット「リンのスリーが外れた後にウェイドのフリースローがあったでしょ。あれを2本とも落としてくれたんだけど、リバウンドをボッシュに取られたのはいただけない。アシックをベンチに下げていたのが大失敗だったな。これは明らかに采配ミスだよ。」
シンキ「マクヘイルヘッドコーチの不在が大きかったんでしょうか。」
キャット「まぁゲーム内容は良かったからね。そこらへんは何とも言えないなぁ。」
シンキ「今日はパーソンズ、パターソン、アシックの先発3人も調子良かったですよね。」
キャット「特にパーソンズは良かったぞ。キャリアハイの25得点でチームをリードし、ディフェンスでも前半はレブロンをうまくマークしていたよ。スリーの精度も今日は良かったね。パターソンも元ロケッツのバティエを相手にフィジカルに攻めるなどして17得点、9Rは評価出来る。」
シンキ「アシックもキャリアハイの19得点みたいですよね。」
アシック「うまくピックアンドロールが決まってたな。最近はローポストゲームを試しているし、もっとうまくなっても驚けない。リバウンドは相変わらずいいし、期待の若手だと思うよ。オフに獲得したのは正解だったよ。」
シンキ「控えの選手についてはどうですか?」
キャット「デルフィノはいいところで2本連続のスリーが来たんだけど、欲を言えばその後の1本も欲しかったよ。モリスは好調だっただけにファールアウトは痛かったよ。」
シンキ「それ以外の選手はどうでしたか?」
キャット「ダグラスはまたくだらないパスミスがあったな。これ恒例だよ(笑) ジョーンズは少し出ていたようだけど分からなかった。まぁ彼は前回のピストンズ戦から出番をもらっているからね。これからなんじゃないかな。」
シンキ「さて今季のヒートについてはどう見てます? 今季も優勝は堅いですか?」
キャット「昨日のゲームでグリズリーズに二桁以上の点差を付けられて負けたり、アウェイのニックス戦もそうだったよね。結構脆い面があるのもこのチームの特徴かもしれないから、絶対ということはないと思う。でも7戦シリーズになるとレブロンの決め手があるヒートは断然有利に戦えるよな。なので自分は今季もヒートだと思っているよ。」
シンキ「ウェイド、ボッシュについてはどうですか?」
キャット「個人的にはもう彼らはレブロンを支える選手になっていると思う。それだけレブロンは絶対的な選手だよ。」
シンキ「そんな選手がいるヒートはやっぱり強いですよね。」
キャット「まぁな。今のロケッツでは善戦するのが精一杯だろうな。それだけに今日のゲームは勝ちたかったんだけどね。」
シンキ「それ以外にヒートの選手で気になった選手はいますか?」
キャット「元ロケッツのバティエだよね。34歳になり往年のディフェンス力はなくなりつつあるんだけど、抜群のセンス力でそれを補っている。決して無駄なことはしないしね。ただ故意に倒れるプレイ(フロッピング)が厳しくコールされるようになった今季は、彼にとっては修正が余儀なくされそうだな。」
シンキ「元オールスターのアレン、ルイスはどうですか?」
キャット「ルイスはともかく、アレンは比較的シュートタッチは良くなかったと思うよ。でもいいところでスリーを決められたし、まだまだ重要な場面で力を発揮できそうに感じたね。」
シンキ「次はホーネッツ戦になりますが、負けたくないですよね。」
キャット「同じディビジョンだし、ホームコートでのゲームなだけに正直負けられないよ。」
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