ESPNのマーク・スタイン氏によると、ロケッツはルーキー・フォワードのトーマス・ロビンソンを1順目指名権とのトレードを模索している(その1参照)が、その指名権で海外プレーヤーを指名し、今年は海外でプレーさせることで、キャップ・スペースを確保したい意向とツイッターで伝えた。
その狙い目は、ジアニス・アデトカンボ、ルディ・ゴベール、セルゲイ・カラセフ、ルーカス・ノゲイラ、デニス・シュローダーだとか。
○ルディ・ゴベール:手が長く線の細いフランス人センターで、身体能力は平均的。シュート・エリアはゴール近辺しか無く、主にランニング・ゲームで高さを活かした得点力に期待される。ショーン・ブラッドリーに例えられ、1順目下位指名が予想されている。
○セルゲイ・カラセフ:18歳でロシア代表チーム入りした、シュートの上手い左利きのスイングマン。20歳になったばかりであるがバスケIQが高く、優れたコート・ヴィジョンとボール・ハンドリングを活かしたパサーでもある。身体能力は平均的で、NBAにおいては体も大きくさせる必要がある。エリック・パイコウスキーに例えられている。
○ルーカス・ノゲイラ:サイズ(213cm)に恵まれたブラジル人センター。やや線が細いことが懸念されて、1順目下位を予想されていたが、ここ1ヶ月でロッタリー後半指名と予想順位を上げて来た。長いリーチとサイズの割に有るクイックネスを活かし、ゴール下で得点力を発揮する。ジョアキム・ノアやサミュエル・ダレンベアに例えられる。
○デニス・シュローダー:スピードとクイックネスが持ち味のドイツ人PG。ミスを恐れない強気のプレーが売りで、レイジョン・ロンドに例えられることがある。良いパサーであるが、コート・ヴィジョンやプレイ・メイキングにはさらなる向上が求められる。ナイキ・フープサミットで18得点・6アシストを記録して、一躍頭角を現した。
また、2012年ドラフトにエントリーしたが、ドラフトされなかったノースウェスタン大出身のフォワードのジョン・シャルナがロケッツのワークアウトを受ける模様。
○ジョン・シャルナ:身体能力は月並みであるが、シュート力に優れた白人プレーヤー。バスケIQが高く、大学4年時には44%の確率でスリーポイントシュートを成功させた実績を持つ。ブライアン・スカラブリンに例えられる。
by けろマント
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