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ジャズ

'18 プレイオフ西準決勝 対ジャズ(ゲーム5)

シンキ「こんにちは。ジャズとのプレイオフシリーズは、ロケッツがホームでのゲーム2を落とすも、アウェイで連勝してホームへ帰って来ました。残り1勝でシリーズ突破です。」
 
キャット「後がないジャズは必死で抵抗してくるだろうから、前半から主導権を奪うのは難しいかもしれないが、ロケッツのチーム力は確実にジャズを上回っているからね。落ち着いてプレイし、今日のゲーム5でシリーズ突破を決めて欲しいと思っている。」
 
シンキ「ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツは変わらず。ジャズはゲーム4と同様にクラウダーがスタートした。復帰の噂もあったルビオだが、残念ながら今日のゲームも欠場。ゲーム4で左ハムストリングを痛めたエクセムも欠場となった。第1Q序盤はゲーム4同様に、両チームとも加点に苦しんでいて、約5分経過してゲームはタイ(5-5) 中盤過ぎはジャズが効率的に加点して若干リードをしていたが(9-11)、ハーデンがドライブから加点すると、ネネへのナイスパスも披露。スナイダーヘッドは溜らずタイムアウトを要求したよ(13-11) タイムアウト後もハーデンはネネへのナイスパスを通すと、次のプレイではスリーを決め、ロケッツは11-0のランを演出(18-11) 一気に7点のリードを奪ったんだ。終盤もそれなりにまとめたロケッツは、5点をリードして第1Qが終了したよ(21-16) 第2Qに入ってもロケッツは、ネネが効果的にピックアンドロールから加点するなどリズムをキープ(23-16) ジャズも控えのバークスが存在感を発揮して追いすがるが、ロケッツもゴードンがスリーを決めると、ポールがミッドレンジからのジャンパーを決めるなど、ハーデンのいない時間帯をしっかりプレイ出来ていたね(28-23) その後もロケッツはポールを中心に加点を続け、中盤に再び7点リード。スナイダーヘッドはタイムアウトを取ったんだ(41-34) タイムアウト後にロケッツはポールをベンチへ下がると、ジャズが次第にペースを上げてくる。ミッチェルがドライブからパスを選択して効率よく外からスリーを決めてきた。ロケッツはハーデンがパスミスをするなどもたついていて、残り3分には同点に追いつかれてしまったんだ(43-43) しかし再びポールがコートへ戻ると、ロケッツはディフェンスが安定してきて、オフェンスでも自ら2本のスリーを決める(51-44) 第2Q終了間際でもポールはタッカーのスリーを演出する大車輪で、前半はロケッツが8点リードを奪って終了となった(54-46)」
 
シンキ「今日はハーデンではなくポールがチームをリードしている感じですかね。ジャズも後半は巻き返してくるかもしれませんので、気を抜かずしっかりと点差を拡げて行きたいですね。それでは後半もお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤はハーデンがボールをキープしてプレイを起こす。だが今日の彼はイマイチ調子が悪く、最初の3本すべて外していたが、カペラのディフェンス力もあって、ほとんど点差は変わらなかったね。次のポゼッションからポールが担当すると、まずタッカーのコーナースリーを演出し、さらに速攻からアリーザへナイスパス。ロケッツのリードは二桁に達し、スナイダーヘッドはタイムアウトを要求へ(59-48) その後もロケッツのリズムは悪くなかったが、ジャズはミッチェルのペースが上がってきて、残り7分弱にポールがベンチへ下がると、ロケッツはゴベアにブロックを食らい、さらにゴードンのターンオーバーが出てペースが落ちてきた。ジャズはこのチャンスにミッチェルがハイライトになるであろうレイアップをカウントプレイで決める(63-58) ハーデンはワイドオープンでのスリーも外す失態をすると、次のポゼッションでも効率良く攻められず加点出来ない。すぐにジャズは速攻でスリーを決めて、第1Q以来のリードを奪うことに成功する(63-64) ロケッツ次のポゼッションでは24秒オーバー。今日はハーデンよりポールのいない時間帯の方が辛くなっていたよ。終盤に差し掛かってもミッチェルが止まらない。コーナーからスリーを決めると、混み合ったペイント内をすり抜けて加点する(66-69) 疲れの見えるハーデンを下げ、ポールを戻したロケッツ。だがミッチェルのリズムは衰えず、得意のスピンムーブからのレイアップで加点すると、バームーテを交わすドライブを外すもリバウンドから押し込む加点へ(69-73) ロケッツもフリースローで加点していたので、何とか離されずに付いていたが、ミッチェルの勢いはとどまることを知らず、フリースローに続き、タッカーを交わすスリーも決めて、この第3Qの22得点目を記録(72-78) 会場のロケッツファンも苦笑するしかなかったと思う。彼はスゴイ選手だね。しかしロケッツはポールがすぐにスリーを決めて3点差に戻す。第3Qはロケッツ3点ビハインドで終了となった(75-78)」
 
キャット「第4Qはロケッツがポール、ゴードン、グリーン、タッカー、バームーテ。ジャズはミッチェル、ネト、クラウダー、イングルズ、フェイバーズ。スモールラインナップということで、いきなりフェイバーズに加点されるが、ロケッツは引き続きポールが好調で、すぐさまスリーを決めて追いかける(78-80) ミッチェルにはタッカーとバームーテが入れ替わりマーク。厳しいマークにさすがのミッチェルも加点出来ず、タッカーがスリーを決めてロケッツは逆転に成功したんだ。もう後がないジャズはタイムアウトを要求へ(81-80) タイムアウト後、バームーテからカペラへ交代。ジャズは疲れの見えてきたミッチェルを休ませたよ。それでもすぐさまジャズはオニールのユーロステップからのドライブで逆転。ロケッツもグリーンが得意の思いっ切りの良さを出すスリーで再逆転(84-82) 一進一退の攻防が続き、会場のボルテージも上がってくる。ここでグリーンがバークスの苦し紛れのパスをスチールすると、そのまま速攻でリムへ向かい、元スラムダンク王の片鱗を見せるようなダンク! このプレイですぐにミッチェルはコートへ出る準備に取り掛かったんだ(86-82) オニールのフリースローで時計が止まるとミッチェルはコートへ。グリーンのスリーはさすがに外れるが、ディフェンスでカペラがしっかりオニールのドライブをブロックしフォロー。その後は両チームとも加点が続いたが、ロケッツの方が楽に加点しているように見え、ゲームは中盤へ入ったんだよ(90-87) ハーデンがコートへ戻ると、ミッチェルからスチール。これを速攻からダンクで加点すると、このプレイでハーデンと交錯したミッチェルがヒザを打ったようで、2人に肩を抱えられながらロッカールームへ下がってしまったんだ。タイムアウト後、ここが勝負と見たダントーニはポールを下げずコートへ出し続ける。今日不調のハーデンだったが、ぎこちないながらもドライブから加点すると(94-87)、イングルズがスリーで食らいつくが、今度はポールが今日3度目のお返しスリー! ミッチェルのいないジャズもフリースローで加点して追いすがる(97-93) ハーデンのスリーは外れてしまい、オニールがミッチェルの分までとばかりにスリーを決めて1点差とされるが(97-96)、絶対に負けたくないという気持ちを強く持っているポールが、ボールを保持し続け、ゴベアとのミスマッチになると、コーナーからまたまたお返しのスリーを決める!(100-96) ミッチェル不在で攻め手の限られたジャズは、イングルズが苦し紛れのスリーを打たされる。クラウダーがリバウンドを取るがパスミス! このチャンスをポールが慎重にオフェンスをコントロールし、時間を使って得意のミドルレンジからジャンパーを沈めたんだ(102-96) 残り3分切って焦るジャズは、シュートクロックが迫り、バークスがドライブを選択するも、カペラの豪快なブロックの餌食に! ロケッツはポールが再びコントロール。ハーデンはコート上でゲームを見守っている感じに見えたね(笑) シュートクロックぎりぎりまで我慢し、タフディフェンダーのオニール越えのタフスリーを選択。このスリーもボードに当たるバンクショットで成功!! ポールは次のポゼッションでもミドルレンジから加点する大車輪で残り2分を切った(107-98) 会場にCP3コールが起こる中、ミッチェルがベンチへ帰ってきたがコートに戻ることなく、残り35秒にタッカーがコーナーからスリーを決めて勝負あり。ロケッツがポールの大車輪の活躍でゲーム5を勝利し、このシリーズ突破を決めたんだ。最終スコアは112-102。」
 
ロケッツ(4-1)
ハーデン 35分 18p、4R、4A、2S、3TO FG7/22 3pFG1/7 FT3/4
ポール 38分 41p、7R、10A、1S、0TO FG13/22 3pFG8/10 FT7/8
カペラ 31分 5p、5R、3S、5B FG1/2 FT3/4
アリーザ 25分 2p、6R、1A、1S FG1/4 3pFG0/2
タッカー 36分 19p、6R、2A、3B FG7/9 3pFG5/7
ゴードン 31分 5p、3R、2A FG2/8 3pFG1/5
バームーテ 20分 8p、2R、2A、1S FG3/5 3pFG1/2 FT1/1
ネネ 11分 6p、2R、1S FG3/4
グリーン 13分 8p、5R、1S FG3/7 3pFG2/6
アンダーソン、ジョーはそれぞれ出番なし
 
ジャズ(1-4)
ミッチェル 34分 24p、4R、9A、3TO FG9/17 3pFG2/7 FT4/5
イングルズ 32分 12p、5R、6A FG5/10 3pFG2/6
ゴベア 32分 12p、9R(4OR)、5B FG5/9 FT2/4
オニール 37分 17p、3R FG6/10 3pFG1/2 FT4/4
クラウダー 33分 6p、8R、3TO FG2/11 3pFG1/5 FT1/2
バークス 32分 22p、3R、5A FG7/15 3pFG3/5 FT5/5
フェイバーズ 14分 6p、6R FG3/3
ネト 17分 0p、3A FG0/5 3pFG0/2
ジュレブコ 6分 3p、2R FG1/1 3pFG1/1
 
シンキ「ヨッシャー! ウルブズとのシリーズに続き、ジャズとのシリーズも4勝1敗で突破しました! 順当だとは思いますが、ホント感無量ですよ。」
 
キャット「ウルブズ以上にジャズは手ごわく、今日は新人らしからぬミッチェルに第3Q支配されて逆転されたが、ポールが相手のリズムを削ぐようなスリーを何回も決めてくれて持ち直し、さらに第4Qの大車輪はMVP候補のハーデンも霞む活躍だったね。彼がロケッツに勝利をもたらせてくれたんだ。ファンだけでなく彼自身も初のカンファレンスファイナル進出に興奮していると思う。第4Q勝負所でのCP3コールはグッとくるものがあったね。」
 
シンキ「こんな日のためにポールを獲得したんですねGMモーレーは!」
 
キャット「今日はポールがいなければ負けていた可能性が高いんじゃないかな。間違いなく彼の加入でロケッツは一段階上のチームになったと思うよ。次のウォリアーズ戦も楽しみだね。」
 
シンキ「次の相手はウォリアーズに決まったようですが、いつもの報告をよろしいですかね?」
 
西地区
ロケッツ4-1ジャズ
ウォリアーズ4-1ペリカンズ
 
東地区
キャブス4-0ラプターズ
セルティックス3-1シクサーズ
 
キャット「ロケッツ戦後に行われたウォリアーズ戦は、第4Qで点差を詰められたものの、まあ順当と言っていい勝利でシリーズくを突破。東はキャブスがゲーム4を圧勝するスイープでラプターズを粉砕したね。セルティックスはゲーム5をホームで戦えるから、順当ならここで決着が付くんじゃないかな。早いものでロケッツ対ウォリアーズのシリーズ日程が発表されたよ。」
 
日本時間
ゲーム1 15日(火) 10:00
ゲーム2 17日(木) 10:00
ゲーム3 21日(月) 9:00
ゲーム4 23日(水) 10:00
#ゲーム5 25日(金) 10:00
#ゲーム6 27日(日) 10:00
#ゲーム7 29日(火) 10:00
 
シンキ「ありがとうございます。次の山場であるシリーズは来週から始まりますか。ロケッツ、ウォリアーズとも中5日空きますね。ここで万全な状態でゲーム1に挑んで欲しいと思います。」
 
キャット「だな。考えただけで緊張してきたよ(笑) シーズンが始まる前から、このシリーズのためにここまでやってきたんだからね。ロケッツファンだってそのこと分かっている。緊張して当然だが、今季ワンステップアップしたロケッツなので、自分たちのプレイが出来れば、王者のウォリアーズ相手とはいえ、ほぼ互角の展開に持ち込めるだろうと思ってる。期待したいね。」
 
シンキ「今日はどうもありがとうございました。ジャズとのシリーズを突破し、いよいよ来週に決戦が始まりますね。その前にまだ時間がありますから、いろいろと情報をお願いしたいと思ってます。それでは今日はお疲れ様でした。」

'18 プレイオフ西準決勝 対ジャズ(ゲーム3,4)

シンキ「こんにちは。プレイオフ西準決勝のジャズとのシリーズは、ジャズがゲーム2に競り勝ってシリーズをタイに持ち込みましたが、ロケッツは今季アウェイ戦でも苦にしてませんから、当然巻き返しを期待したいですよ。」
 
キャット「ゲーム2の敗戦を活かして欲しいよね。そのゲーム3は一昨日行われたんだ。スターターはゲーム2と同様。出だしこそロケッツはイングルズにスリーを決められリードされたが、アリーザとタッカーのスリーを皮切りに、カペラの効率的な加点などですぐに逆転する(12-5) ディフェンスでもハーデンがミッチェル、アリーザがイングルズをマークしていて、ゲーム2の反省を活かして替えてきたね。ジャズにターンオーバーを仕向けるナイスディフェンスを続けたロケッツは、オフェンスでもハーデンのイージーレイアップや、ポールのイージージャンパーでリードを拡げ(19-5)、さらにイングルズへカペラがスイッチしてプレッシャーを掛けるディフェンスに対し、ジャズはなすすべなくシュートミスなどを繰り返す。ロケッツはさらにリードを拡げるチャンスだったが、中盤を過ぎると、ジャズもそれなりにリズムが出てくる(23-10) しかしゲーム2の反省を活かしているロケッツは、ポールと交代したゴードンが加点を続けて、ジャズは早くも2度目のタイムアウトを要求へ(30-12) 終盤もそれなりに加点したロケッツは、17点のリードで第1Qを終えたんだ(39-22) 第2Qに入ってもターンオーバーが目立つジャズ。ロケッツはハーデンのいない時間帯だったが、ポールが個人技でチームをリードする(45-25) ディフェンスではカペラがフェイバーズのダンクをブロックし、さらにゴベアのダンクもブロックするなど、攻守でロケッツがジャズを翻弄していたよ(49-25) だがジャズも騒がしいホームのファンを喜ばせようと9-0のランを出す。ダントーニはタイムアウトを要求したね(49-34) これで一息付いたロケッツは、まずハーデンのパスからカペラが豪快にダンクを決めると、タッカーのイージー加点に続き、ハーデンがタフショットのスリーを沈める(56-36) ジャズもゴベアのダンクで必死に盛り返そうとするが、ロケッツは好調ゴードンが楽にスリーを決めると、速攻からアリーザのレイアップが決まり、ロケッツはリードを拡げてきたんだ(61-38) 終盤に入ってもロケッツは約2分半で9-0のランを出し、結局前半は30点ものリードを奪って終了となったね(70-40) 後半に入ってもロケッツは常に約25点のリードをキープし、第4Q残り4分前にはローテ外の選手が出てきたんだ。最終スコアは113-92。この勝利でロケッツはシリーズを2勝1敗とした。」
 
ロケッツ(2-1)
ハーデン 30分 25p、4R、12A、2S、1B、1TO FG8/17 3pFG2/8 FT7/7
ポール 31分 15p、7R、6A、1S、0TO FG6/17 3pFG1/7 FT2/2
カペラ 30分 11p、8R、4A、2S、4B、3TO FG5/8 FT1/2
アリーザ 28分 11p、3R、2A、1S、1B FG4/8 3pFG2/5 FT1/2
タッカー 25分 9p、5R FG4/6 3pFG1/3
ゴードン 31分 25p、2R、1S FG8/13 3pFG4/8 FT5/5
バームーテ 22分 2p、4R、1B FG1/4 3pFG0/2
グリーン 17分 3p、3R、1S FG1/4 3pFG1/3
ネネ 14分 8p、4R、1A、4TO FG3/3 FT2/2
アンダーソン、ジョー、タリックはガベージタイムで出場
 
ジャズ(1-2)
ミッチェル(10p、3A FG4/16)、イングルズ(6p、5R、5TO FG2/10) ゴベア(12p、9R、2B FG6/8) オニール(17p、5R FG7/10 3pFG3/5) フェイバーズ(2p、2R FG1/4) クラウダー(7p、5R、3A FG1/6) バークス(14p、4R FG5/11 3pFG3/4) エクセム(6p、3R FG3/7) ネト(8p、4A、2S FG2/4)
 
シンキ「ゲーム2の敗戦を忘れるような勝ちっぷりでしたね。」
 
キャット「前半から完全にロケッツペースだったね。こうなるとゲーム1同様にジャズは厳しくなるから、ゲーム4は前半から離されないように対策をしてくるんじゃないかな。」
 
キャット「そのゲーム4は本日行われた。ジャズのルビオは引き続き欠場。ゲーム3で負傷したフェイバーズもベンチで待機し、替わりにクラウダーがスタートで出場となった。ロケッツはベストメンバーでスタート。相変わらず騒がしいジャズファンを黙らせように、ポールとハーデンが加点する立ち上がり(4-0) ディフェンスでもミッチェルのドライブをカペラがブロックするなど、ジャズにフィールドゴールを許さず3分ほど経過すると、オニールが負傷しロッカールームへ下がる。タイムアウト後、カペラが速攻からミッチェルに妨害されながらノーファールでフィニッシュ。どうもオフィシャルはジャズに勝たせたいようだ(苦笑) ようやく開始4分あたりで速攻からゴベアがフィールドゴールを決めると、まるで優勝したかのようにジャズファンは騒いでいたよ。両チームとも加点に苦しみ、中盤まで8-3の状態だったが、タッカーがオフェンシブリバウンドから加点に成功すると、ジャズもエクセムの連続レイアップで勢いが出てきたね(13-7) だがロケッツハーデンのドライブでクラウダーがファール。彼は2ファールでベンチへ引っ込んだ。それでもジャズはエクセムが存在感を出して追いすがるが(21-19)、ハーデンがまた得意のファールをもらうドライブで加点すると、グリーンがフェイクからワンドリしてスリーを決める(26-19) 気合の入るエクセムは依然存在感を出して得点に絡むも、終盤のプレイでハーデンへ痛恨のファール。これで3ファールで彼はベンチへ下がったんだ。第1Qはジャズの踏ん張りもあって、ロケッツは7点のリードで終了となったね(30-23)」
 
キャット「第2Q序盤のハーデンのいない時間帯。ロケッツはポールがチームをリードする。まず自らフローターで加点すると、グリーンのコーナースリーをお膳立て。ディフェンスでもゲームに戻ったオニールをしっかりと守ってミスを誘発し、このターンオーバーからの速攻でバームーテのレイアップがカウントプレイになったんだ(38-23) ジャズは控えのネトをコートに出していたが、ポールのディフェンスに阻まれるなど加点が出来ず。ロケッツはさらに突き放すチャンスだったけれど、スリーの精度は正確性を欠いていて、次第にリズムはジャズに移っているように見えたね(40-28) 残り7分半でハーデンがコートへ復帰したロケッツ。タイムアウト後のポゼッションでハーデンがタフショットとなるスリーを打たされてしまう。しかしカペラが2度のタップからボールを外へ出すと、これがアリーザのスリーへと繋がる! これはビックプレイ(43-28) ジャズもミッチェルが個人技から加点し追いすがり、オニールのレイアップもあって点差を何とか一桁にしようとするが、ロケッツもタッカーが得意のコーナースリーを決めて、リードは常に二桁をキープ(46-32) それでもジャズは残り約4分に一桁に点差を詰めることに成功すると、ダントーニはリズムを変えるためタイムアウトを要求したよ(46-37) タイムアウト後、スターターからカペラをゴードンへ替えたスモールラインナップでプレイもすぐにカペラを投入へ。若干リズムを乱したロケッツは、イングルズの派手なアクションもあって、タッカーがフレイグラントファールをもらってしまう。ここまでそれほど目立ってなかったミッチェルがドライブでスピンムーブからのレイアップがカウントプレイを決めると、恐れを知らないルーキーはさらに連続で加点に成功する爆発力を披露(53-48) ここらへんはあっぱれって感じだったよ。それでもロケッツは終盤に加点を繰り返して、結局リードを二桁へ戻し終了となった(58-48)」
 
キャット「第3Q序盤、ロケッツはハーデンとポールが加点するなど、15点にリードを拡げたが(65-50)、ジャズもイングルズが連続加点して盛り返していた(65-55) しかしポールの勢いは衰えず、カペラのスクリーンを使ってジャンパーを決める。ジャズもゴベアのフィニッシュなどで追いすがるが、カペラのディフェンスが効いていて、思うように加点が出来ない状況。その隙にロケッツはゴードンが連続で加点し、またロケッツのリードは15点になったんだ(72-57) 残り6分を切ってからアクシデント発生。エクセムがドライブ時に左ハムストリングを痛めてしまった。プレイが止まると真っ先にロッカールームへ下がって行ったよ。けが人が多いジャズからするととても痛い。そして数分経つと、今度は観衆から一人退場者が。彼はポールの兄だそうだ。ゲーム方はポールの活躍などで、ロケッツがリードを拡げ、一時19点まで点差を付けたが、第3Qは14点のリードで終了する(79-65)」
 
キャット「第4Qはポール、ゴードン、バームーテ、グリーン、カペラでスタートしたロケッツ。ジャズはミッチェルのスリーに続き、ネトがタフショットを決めて、点差を一桁に詰めた(79-70) しかしロケッツにはこの男ポールがいる。ジャズディフェンスを翻弄するようなジャンパーで再びロケッツは突き放したんだ(83-70) ジャズもネトがロケッツファンも感心するくらい頑張って食らいつく(83-73) 次のポゼッションでミッチェルとカペラのリバウンド争いから両者ダブルテクニカルファールを取られると、ダントーニも黙らずに対抗してテクニカルファールを取られていた。タイムアウト後にロケッツは速攻からポールのパスでカペラがダンク(85-74) 次のポゼッションでジャズはまたターンオーバーでロケッツボールに。しかしハーデンが間の抜けたミスでミッチェルがボールを保持してレイアップに成功。ジャズファンのディフェンスコールが会場に響く中、ハーデンがドライブから加点を狙うがリングに嫌われる。今日はハーデンはどうも調子がイマイチなようだ。ジャズはその後も加点を続け、ロケッツのリードは5点まで詰められ(85-80)、会場のボルテージは最高潮に達していたよ。残り時間も6分を切り、タイムアウト後にカペラが2本目にフィニッシュすると、そのカペラはスイッチしてミッチェルのドライブを阻止する。アリーザがコーナースリーを外すが、ジャズのオフェンスを防ぐと、またコーナーにいるアリーザにボールが回り、今度こそスリーを決める(90-80) 時間がなくなってきて焦るジャズは、イングルズがスイッチしたカペラをようやく交わして加点するが、ポールのジャンパーが冴えていて、再びロケッツのリードは二桁に(92-82) 最後の締めにタイムアウトを取ったダントーニ。残り時間も3分弱になり、ここでジャズを諦めさせる加点が欲しかったがポールのジャンパーは決まらず。ジャズもゴール下でゴベアがポールとミスマッチになっていたチャンスを活かせないターンオーバーでロケッツボールになるが、ロケッツはなかなか決めきれないで再びジャズボールになったんだ。残り時間を考えるとすぐに加点に行きたいジャズ。ミッチェルが果敢にドライブを狙うがカペラのブロックに合う。カペラは元ロケッツのレジェンドであるムトンボ張りに、人差し指を横に振る仕草をしていたよ。タイムアウト後にポールからゴードンに交代したロケッツ。今日ミスが目立つハーデンがゲームコントロールをするが、そのミスがまた出てミッチェルにスチールされる。だがミッチェルはこのチャンスを活かせずロケッツボールに。ここで少し休んだポールが戻ってきた。残り2分を切って、ようやくハーデンがアイソレーションプレイからカウントプレイを決める(95-82) ジャズはミッチェルに託すが、カペラはそのドライブをまたブロック! さらに今度はゴベアのフックもブロックし、ロケッツのベンチは全員立ち上がっていた。その後ミッチェルはファールアウト。ジャズファンは彼の貢献に感謝するスタンディングオベーションをしていたね。残り1分を切ってカペラはまたブロックを決め、ほぼ勝負は決した感じになったんだ(97-84) カペラはその後もまたブロックに成功。残り4分、ジャズにペイント内からの加点を抑え込んだロケッツの勝利に終わったよ。最終スコアは100-87。」
 
ロケッツ(3-1)
ハーデン 36分 24p、4R、3A、4S、8TO FG8/22 3pFG1/7 FT7/8
ポール 35分 27p、12R、6A、2S、1B、1TO FG12/23 3pFG1/6 FT2/2
カペラ 37分 12p、15R(5OR)、2A、2S、6B FG6/11
アリーザ 32分 6p、4R FG2/7 3pFG2/7
タッカー 35分 11p、7R、1A、1B FG3/6 3pFG3/5 FT2/2
ゴードン 26分 9p、2R、2A FG3/10 3pFG1/6 FT2/2
バームーテ 16分 3p、2R、2S、1B FG1/3 3pFG0/2 FT1/1
グリーン 13分 6p、1R FG2/5 3pFG2/5
ネネ 10分 2p、2R、1A、1S FG0/1 FT2/2
アンダーソン、ジョー、タリックは出番なし
 
ジャズ(1-3)
ミッチェル 38分 25p、9R、2A、4S、3TO、6PF FG8/24 3pFG2/7 FT7/7
イングルズ 41分 15p、8R、4A、1S FG6/13 3pFG2/7 FT1/2
ゴベア 32分 11p、10R(4OR)、3B FG5/7 FT1/2
オニール 28分 8p、5R、4TO FG3/7 3pFG0/3
クラウダー 34分 5p、5R、2A、1S、2B FG1/11 3pFG1/7
エクセム 10分 9p、1A FG4/6
ネト 18分 9p、2R、2A FG3/10 3pFG2/3
フェイバーズ 16分 5p、1R、1A FG2/2
バークス、ジュレブコ それぞれ0p
 
シンキ「ゲーム3に続き、ゲーム4も取りました。アウェイ連勝ですね!」
 
キャット「ゲーム2の敗戦が活きたね。力の差はあるので、ロケッツは自分たちのリズムでプレイすれば大丈夫だと思っていたから、この連勝にそれほど驚きはないんだけど、ゲーム4はオフェンスの状態がイマイチ(3pFG10/38)でも勝てたのは今後に活きるんじゃないかな。特にディフェンスはすごく良くて、カペラのブロックもあり、ジャズのペイント内から22本のショットを落としていた。ジャズは次のゲーム5からルビオが戻る予定のようだが、このリズムでプレイ出来れば、問題なく勝てると思ってる。」
 
シンキ「今日は不調だったハーデンの分まで、33歳になったポールがチームをリードしてくれましたね。」
 
キャット「ポールは全く年齢を感じさせないプレイ振りだね。会場に見に来ている元ジャズのレジェンドのストックトンみたいに、まだまだ彼はプレイ出来る選手で、ここぞという時に頼りになるプレイヤー。やはりポール獲得は大正解だったね。」
 
シンキ「カペラはホント素晴らしい活躍をしております。今日は37分もプレイしましたか。」
 
キャット「プレイオフに入ってから、プレイ時間が伸びてるよ。彼のディフェンス力は実に頼りになるから、ダントーニもアンダーソンをローテから外したくらい。カペラはリム周辺だけでなく、スイッチからアウトサイドの選手も守れるだけの機動力があるので、どのポジションの選手も守れる器用なタイプだよ。ハーデンとポールに続く、第3の男としてカペラが台頭してきたなーって感じるロケッツファンも多いんじゃないかな。将来のディフェンスMVPを取れる器だと思う。」
 
シンキ「今日の勝利でジャズとのシリーズに王手を掛けましたね。あと1勝です。」
 
キャット「次のホームゲームですんなり決めたいよ。ジャズの反撃が怖いし、ここは気の抜けるゲームなんてないんだ。当然期待しているよ。」
 
シンキ「それでは他のシリーズもお願いします。」
 
西地区
ロケッツ3-1ジャズ
ウォリアーズ3-1ペリカンズ
 
東地区
セルティックス3-0シクサーズ
キャブス3-0ラプターズ
 
キャット「ウォリアーズはゲーム3を落としたが、ゲーム4は圧勝して、4勝1敗で勝ち抜けそうだ。東は予想に反してセルティックス、キャブスがともに3連勝。特にキャブスはかなりチーム状態が上がっているように見える。これなら4年連続のファイナル進出も射程圏に入るね。」
 
シンキ「レブロンはまた決勝点を決めたようですね。」
 
キャット「キャリア15年の選手とは思えないよ。彼に衰えはないのか。ラプターズがホント気の毒になったね。」
 
シンキ「次のロケッツ戦はあさってとなってます。次で決めたいですね。それでは次回もよろしくお願いいたします。今日はどうもお疲れ様でした。」

'18 プレイオフ西準決勝 対ジャズ(ゲーム2)

シンキ「こんにちは。ジャズとのシリーズ初戦を完勝したロケッツ。今日のゲーム2はどうでしょうか。引き続きホームゲームです。」
 
キャット「ジャズも修正してくると思うが、普段通りのプレイなら大丈夫だと思ってる。出来れば今日も前半で点差を付けたいよ。」
 
シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはゲーム1と同様。ルビオはゲーム2も欠場となった。まずロケッツはハーデンとカペラのラインを中心に加点していく。ジャズはイングルズがスリーを確実に決め、ドライブからも加点するなど、ゲーム1に引き続き好調キープを披露していた(8-13) しかしロケッツもいい感じでオフェンスを展開。カペラからタッカーのコーナースリーに繋がり、ハーデンもフリースローをしっかり決めて、序盤はほぼ互角の展開だった(13-13) しかしアリーザが得意のコーナースリーをミスすると、今のところアシスト役に徹している新人のミッチェルが、アリーザとポールを翻弄するパスを出し、オニールにイージーダンクを食らう。その後もポールのパスミスもあって、イングルズに早くも3本目のスリーを決められ、さらにジャンパーを外したポールが、あっさりミッチェルに抜かれてドライブから加点された(13-20) 溜らずダントーニはタイムアウトを要求したよ。タイムアウト後、ロケッツはハーデンとカペラのラインを使って加点し、そのカペラはオフェンシブリバウンドからの加点にも成功してリードを縮めるが(17-20)、クラウダーからのロブパスをゴベアがしっかりキャッチしてカペラのファールを誘うカウントプレイに成功。ジャズはロケッツにリズムを渡さないままゲームは中盤へ(17-22) 中盤を過ぎると、両チームともミスが出て得点が止まるが、途中から出場しているバームーテが攻守で存在感を出して、ロケッツは1点差に迫ってきた(21-22) だが一気のランまでは出せず、ゲーム1に引き続きクラウダーはスリーを決めて存在感を出すと、ターンオーバーから加点され、ロケッツはまた6点のビハインドになってしまったよ(21-27) 終盤に入り、ロケッツはハーデンからポールへスイッチ。しかし今日のポールのジャンパーは精度が悪い。フェイバーズにオフェンシブリバウンドから加点されると、ゴードンもスリーをミスした後、ミッチェルのフリースローで10点差にされてしまった(21-31) 残り1分半を切り、ロケッツはグリーンがスリーを決め、さらにポールがジャンパーの精度が悪いならとばかりに、ゴベアがベンチなのを活かしたドライブで加点を続けるが、ジャズもバークスが決めるなど、結局ロケッツは8点のビハインドで第1Qを終えた(28-36)」
 
キャット「第2Q出だし、まずジャズはバークスのロングツーがカウントプレイになってしまう。アンダーソンの機動力では追いつけない感じだ。ロケッツもゴードンがようやくスリーを決めるが、バームーテのパスミスからワイドオープンになったオニールが確実にスリーを決め、どうも流れに乗れないロケッツ(31-42) その後もポールのジャンパーが相変わらず落ちると、アンダーソンがネトのドライブになすすべなくロブパスを出されて加点され、次のジャズのポゼッションでもバークスが速攻からグリーンを交わす果敢なドライブを決めてカウントプレイに。ロケッツのビハインドは14点になったんだ(33-47) 仕返ししてやろうと思ったのか、グリーンの早打ちスリーは2人のディフェンダーに阻まれて当然決まらない。ファールで時間が止まっている間にチームの足を引っ張ったアンダーソンとグリーンはハーデンとカペラに交代したよ(残り9分弱) 早速この2人で加点を続けたロケッツ。さあこれからというときに、スナイダーヘッドはこの流れを嫌ってタイムアウトを要求(37-47) このタイムアウトが効いたのか、ジャズはまずミッチェルがゴベアとのピックアンドロールを完璧に決めて加点すると、ゴベアはゴール下を守ることに成功し、速攻でミッチェルからのパスで加点へ。さらに相変わらずポールがシュートを外すと、シュートだけではないイングルズがこちらもゴベアにナイスパス。しっかりフィニッシュされて溜らずダントーニはタイムアウトを要求したよ(37-53) タイムアウト後、ミッチェルにスリーを決められ19点のビハインドになってしまったが(37-56)、その後ロケッツはカペラが内外でジャズにプレッシャーを与えて加点を許さない。オフェンスでもスリーの精度が悪いながらも、ロケッツはハーデンとカペラが中心になって次第に点差を詰めてきたんだ(41-56) 残り約4分に、ミッチェルが3ファールでベンチへ下がる。このチャンスを活かしたいロケッツだったが、ポールがゴベアの圧力に相変わらずジャンパーの精度が悪く、点差をなかなか詰められない状況(43-60) 残り2分にハーデンがスリーを決めたが、カペラがもったいないファール(3つ目)でベンチへ下がり、仕方なくアンダーソンをコートへ(46-61) 何とか点差を一桁に詰めたいロケッツは、ハーデンがまずゴベアのブロックを交わすドライブを決める。ジャズもディフェンスの穴アンダーソンを狙ったプレイで、イングルズがワイドオープンのスリーを確実に決めて応戦するが(48-64)、止まらなくなったハーデンがフリースロー5本に、自らのスチールから速攻でコーストtoコーストを決めて、ロケッツのビハインドはやっと一桁になったよ(55-64) 前半は苦労したが、ハーデンが第2Qに17得点する活躍などで、ロケッツは9点のビハインドまで縮めて終了となった。」
 
シンキ「いやー、今日はだいぶ苦労しているようですが、大丈夫ですかね?」
 
キャット「シュートの精度が悪く、インサイドもゴベアがいるから容易にペイント内に切り込んでフィニッシュに行けない。それでもハーデンとカペラのラインは機能していて、ハーデン自身も得意のファールをもらうプレイなどで、得点を重ねているから、何とか9点差まで来た感じだね。このペースだと後半も厳しいゲームが予想されるが、ディフェンスでジャズのピックアンドロールを封じ込め、速攻から加点されないようにもして、さらにオフェンスではしっかりワイドオープンのスリーは決めていけば(前半3pFG4/15)、力はロケッツの方があると思うので逆転してくれると思う。ただハーデン頼みの状況になると厳しくなるね。ポールがどこまでハーデンをフォローできるかがカギになるんじゃないかな。」
 
シンキ「分かりました。では後半もお願いします。」
 
キャット「後半序盤はロケッツのペース。得意のハーデンとカペラのラインを2本成功させ、ポールのコーナースリーが決まったロケッツのビハインドは4点になったんだ(62-66) ジャズもイングルズの加点で簡単にロケッツのランを許さなかったが、次のポゼッションでもロケッツはハーデンがナイスドライブで加点に成功。このペースを嫌ったスナイダーヘッドは2分弱経過したところで、早々とタイムアウトを要求する(64-69) しかしタイムアウト後にロケッツはジャズのオフェンスを惑わすナイスディフェンスが続く。ジャズが3連続ターンオーバーをしている隙に、ロケッツはアリーザがコーナースリーを決め、さらにハーデンとカペラのラインでゲームはタイに(69-69) ジャズはフェイバーズが機能せず、クラウダーと交代へ。ロケッツはタッカーとハーデンのスリーが外れるが、カペラのナイスディフェンスでクラウダーのターンオーバーを引き出すと、アリーザがドライブからペイント内へ切り込みタフショットをねじこんだ! これでようやくロケッツが逆転に成功したんだよ(71-69) その後クラウダーにドライブを許すが(71-71)、ロケッツはフラストレーションを溜めたゴベアがハーデンにファール。ゴードンの加点で再逆転したロケッツが、完全にリズムを握ったと思われる(73-71) ミッチェルとゴベアのピックアンドロールを止め続けているロケッツは、ここで一気に行きたいところだ。ハーデンとカペラのラインで加点し、リードを4点に拡げると、タッカーが気合の入ったプレイでチームを鼓舞。しかし残り5分、ロケッツはカペラからアンダーソンへ交代したあたりからおかしくなった。まずミッチェルのスリーに反応を間違えたのか、楽に打たれて2点差にされると(77-75)、まともにスリーも決められず、速攻を出されてレイアップを食らってしまう(77-77) ハーデンが豪快なダンクを決めて、また逆転するロケッツ。時間が止まったところでようやくアンダーソンからバームーテに交代するが、エクセムにワイドオープンからコーナースリーを決められてしまったんだ(79-80) 残り3分切って、ロケッツはハーデンをベンチへ下げる。この時間帯をそれなりに凌いだロケッツは、1点のビハインドで第4Qへ突入へ(85-86)」
 
キャット「第4Qロケッツはポール、ゴードン、アリーザ、バームーテ、カペラ。ジャズはミッチェル、バークス、オニール、クラウダー、ゴベアで始まった。まずジャズはクラウダーが正面からロングツーを決めてリードを拡げる(85-88) ロケッツもポールがカペラのスクリーンを有効に使ったジャンパーを決めて応戦中(87-88) チームをリードするミッチェルだが、スリーの精度は良くない。だがポールも相変わらず決められず、なかなか逆転出来ない歯がゆい展開となったんだ(89-90) イングルズがロケッツファンもうらやむピュアシューター振りを見せてリードを拡げると、ロケッツもポールがフローターで加点。その後も一進一退の攻防が続き、残り9分切ってハーデンがコートへ。ゲームは中盤前になったんだよ。ジャズはオニールのスリーが外れるが、ゴードンもゴベアのブロックを気にしてか、ミドルのジャンパーを決められず。ジャズのミスからロケッツボールになりアリーザがスリーを放つがこれも決まらない。ジャズは次のポゼッションでもターンオーバー。ここでダントーニはハーデンをコートへ戻し、このチャンスを活かしたかったが、ポールのジャンパーの精度が実に悪い。ジャズはまたまたターンオーバーを犯し、さすがにこのチャンスに加点をして2点リードしたが(94-92)、ジャズはこのリズムに乗れない時間帯を凌いだことで勢いが出てくる。タイムアウト後にエクセムがコーナーから確実にスリーを決めると、ゴードンがシュートを躊躇してターンオーバーをする悪い癖を出す。その後ロケッツはジャズのオフェンスをファールで止める苦しい時間帯に入ったんだ。今日も好調クラウダーがこれもワイドオープンになってしまってスリーを決められたよ(94-98) リズムが出てきたジャズディフェンスの攻略に苦戦するロケッツは、ハーデンが苦し紛れのシュートを放つがリングに当たらずターンオーバーに。勢いに乗るジャズは、ミッチェルがジャンパーを外した後に、自らリバウンドを取ってそのままダンクする強烈なプレイを見せてロケッツファンがため息を出す事態になってしまった(94-100) ようやくロケッツもハーデンが加点するが、もう完全に勢いに乗ってしまったジャズを止めるのは難しく、ミッチェルのドライブからのパスでワイドオープンになっていたイングルズがスリーを決め、ダントーニはタイムアウトを取るしかなかったよ(96-103) 残り6分切って早く追いつきたいロケッツ。しかしポールのワイドオープンでのスリーもダメ。次のポゼッションでもハーデンはミッチェルのディフェンスに手を焼くようなエアボール・・・ さすがに敗北が頭によぎったロケッツファンも多くなってきたと思われる。その後もジャズはフリースローで着々と加点。タッカーのドライブはゴベアにブロックされると、速攻からまたしてもイングルズにスリーを決められ、かなり厳しい状況に追い込まれた(96-108) タイムアウトをまた取ったロケッツ。すぐにハーデンがスリーで挽回し、フリースローをもらって加点は続いたが、時間がなくなって行き、ゴードンはスリーを決められず、エクセムにダンクを食らったり、ミッチェルにうまくゲームコントロールされたりして、結局逃げ切られてしまったよ・・・ 最終スコアは108-116だった。」
 
ロケッツ(1-1)
ハーデン 36分 32点、6R、11A、2S、2TO FG9/22 3pFG2/10 FT12/13
ポール 35分 23点、5R、3A、3S、2TO FG8/19 3pFG2/5 FT5/7
カペラ 31分 21点、11R(5OR)、2A、1S、2B FG10/15 FT1/2
アリーザ 33分 5点、4R FG2/5 3pFG1/4
タッカー 33分 5点、10R、3A、1S、2B FG2/9 3pFG1/5
ゴードン 34分 15点、6R、1A、1S、2B FG5/16 3pFG3/6 FT2/2
バームーテ 16分 4点、4R、1A、1B FG1/4 3pFG0/2 FT2/3
グリーン 9分 3点、2S FG1/3
アンダーソン 7分 0点、2R、1A 3pFG0/2
ネネ 4分 0点、1R FG0/0
ジョー(出番なし)
 
ジャズ(1-1)
ミッチェル 38分 17点、5R、11A、2S、3TO FG6/21 3pFG2/8 FT3/4
イングルズ 36分 27点、3R、2A、3TO FG10/13 3pFG7/9
ゴベア 37分 15点、14R、3B FG5/7 FT5/9
オニール 27分 6点、4R、2A、3TO FG2/5 3pFG1/3
フェイバーズ 21分 10点、3R、1A、1S、1B FG5/7
クラウダー 34分 15点、10R FG5/10 3pFG3/6 FT2/5
バークス 22分 17点、4R、6A、3TO FG7/11 FT3/3
エクセム 18分 9点、4R、2A FG3/7 3pFG2/3
ネト 8分 0点、1A FG0/2
 
シンキ「残念ながらホーム連勝はなりませんでしたかー。敗因は何でしょうかね?」
 
キャット「シュート成功率が悪すぎだし(FG40%、3pFG10/37)、ジャズに高確率でスリーを決められてしまったからね(3pFG15/32) ミッチェルに見事なプレイメイキングで翻弄されてしまったこともあるな。今日のミッチェルはシュート成功率は低いものの、ロケッツのディフェンスを惑わせるプレイを随所に見せていて、ゲームを支配されてしまった感があるよ。彼はすごい選手だね。脱帽だ。」
 
シンキ「ハーデンは後半に失速した感じですかね?」
 
キャット「前半に19点のビハインドだった時に、力を使ってしまったのか、後半は息切れしてしているようなエアボールを放つなど、ゲーム1みたいなインパクトを残せなかった。ここらへんはポールがしっかりフォローしなければいけないんだけど、今日の彼はそれが出来なかったよ。」
 
シンキ「控えの得点もジャズが上回っています。控えが弱いと言われたジャズですが、ふたを開けてみるとロケッツの方が弱くないですか?」
 
キャット「どうもリズムに乗り切れてないんだよ。ゴードン以外の控えは、ポールのしっかりとしたアシストが必要なタイプだからね。それがない状況だと、どうしても存在感をなくしてしまう。アンダーソンなんかヒドイもんだったよ。彼は守れないし、シュートも全くダメ。こんな状況ならどうせ短い時間帯なんだし、ブロックの出来るジョウチーに任せてもいいんじゃないかとすら思っちゃったね。」
 
シンキ「この敗戦でロケッツの目標だったホーム連勝は達成できず、次の2戦はアウェイ戦になりますから、その2戦次第では厳しい状況に追い込まれる可能性も捨てきれないかもしれません。」
 
キャット「確かにジャズは手ごわいチームだけど、ターンオーバーは多いし、ミッチェルに頼っている部分もあるから、総合力ではロケッツが上なのは間違いないと思う。なので最低アウェイ2戦のうち1戦は取って帰ってくると予想しているよ。いや今日の敗戦でロケッツのスイッチが入ったならば、2戦とも取ってゲーム5のホーム戦を迎えるかもしれない。だからボクはあまり心配していないんだよ。」
 
シンキ「今季のロケッツの強さを信用しているという感じですね。分かりました。それでは他のゲームはどうなっているのかお願いします。」
 
西地区
ウォリアーズ2-0ペリカンズ
ロケッツ1-1ジャズ
 
東地区
ラプターズ0-1キャブス
セルティックス1-0シクサーズ
 
キャット「ウォリアーズは順当にホーム連勝。まあ愛嬌で1回くらい負けるだろうから、4勝1敗で勝ち抜けると思う。東はラプターズが天敵キャブスに逆転負けを食らったね。あともう1本入れば勝利というウイニングショットを決められなかったよ。でもキャブスはホームで絶対というタイプじゃないから、まだまだこのシリーズは始まったばかりだと思う。セルティックスはホームゲームの利を活かした感じだったね。シクサーズはスターはいても経験不足だから、こちらももつれるかもしれないな。」
 
シンキ「今日は敗戦ゲームのところお疲れ様でした。次回はあさってになりますね。ゲーム2の反省が活かされているのか注目ですよ。それではゲーム3も宜しくお願いします。」

'18 プレイオフ西準決勝 対ジャズ(ゲーム1)

シンキ「こんにちは。ウルブズとのシリーズを突破したロケッツ。次のシリーズの相手はジャズですね。プレイオフでジャズと対戦するのは久しぶりなんじゃないですか。」
 
キャット「90年代は結構何回も対戦していたんだけど、2000年以降は意外にも対戦してないな。両チームとも好調なシーズンがそれほどなかったからだろう。」
 
シンキ「オラジュワンさんの頃は、ジャズとの対戦成績はどうでしたか?」
 
キャット「94年に優勝した時は西決勝で対戦して、4勝1敗で順当に勝ちぬけたが、翌年は苦戦。ロケッツのシード順が低かったこともあって1回戦からの対戦だったんだが、追い込まれてからドリームとグライドが2人とも40得点するなどして振り切った時は飛び上がって喜んだね。しかしここがロケッツのピークで、それ以降は勝ててないな。あ、ごめん。ヤオの時に対戦してたね。負けたシリーズだから忘れてたよ。」
 
シンキ「笑 それではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ポール、アリーザ、タッカー、カペラの5人。バームーテは復帰するみたいだね。予想より早い復帰でよかった。ジャズはミッチェル、オニール、イングルズ、フェイバーズ、ゴベアの布陣。ルビオはハムストリングの故障で欠場。」
 
キャット「序盤は両チームともそれなりに加点していたが、ロケッツが若干優勢に見えた(12-7) ポールのジャンパーが決まると、タッカーのナイスディフェンスから速攻になり、ポールからアリーザのスリーへ繋がって、ジャズはタイムアウトを要求する(17-10) タイムアウト後もロケッツのオフェンスは好調。カペラの連続ダンクなどでリードを拡げるが(21-12)、ジャズも控えのクラウダーのスリーがよさそうだ(21-15) ここで復帰したバームーテがコートへ入り、カペラもネネと交代。そのネネはディフェンス面で貢献。ブロックなどでジャズの加点を止めている間に、ロケッツはハーデンがスリーを決め、さらにアイソレーションプレイでゴベアとのミスマッチを、あっさりドライブからレイアップに成功(26-15) 残り3分切って、ロケッツはハーデンをベンチへ下げるが、ポールがチームを引っ張り、スリーとミドルジャンパーで加点すると、バームーテのスリーもお膳立てしてリードを拡げたんだ(34-21) 第1Qはロケッツが13点リードして終了。」
 
キャット「第2Qもロケッツのペース。まずゴードンからアリーザへパスが通って加点すると、好調ポールのスリーもあって、ロケッツのリードが拡がってきた(39-21) ミッチェルのいない時間帯、ルビオを欠くジャズはハーフコートオフェンスに苦戦中で、ようやく速攻から加点していたよ。元スターターのアンダーソンも出ていたが、エクセムのディフェンスを振り切れないヘタレ振りで、すぐカペラと交代していた。3分経過してハーデンもコートへ。ジャズはイングルズが存在感を発揮し、カペラのブロックを交わすジャンパーに続き、ポールを交わすドライブからの加点もして追いすがる(44-29) だがロケッツはハーデンがアイソレーションプレイでコーナーからスリーを決めると、タッカーが体を張ってクラウダーのドライブを阻止。次のポゼッションでポールとカペラのピックアンドロールがきれいに決まり、ロケッツが20点のリードを取ると、ジャズは当然タイムアウトを要求してきたね(49-29) タイムアウト後のジャズはクラウダーのスリーにミッチェルのドライブが決まるなど、それなりに加点してきたが、ロケッツもハーデンがドライブからゴベアを惑わせる絶妙のロブパスをカペラへ出すなど、オフェンスの停滞はなく、再びジャズはタイムアウトを要求するに至ったんだ(53-35) タイムアウト後、ジャズは連続ターンオーバーも、ハーデンが愛嬌を見せて得点差は変わらず。しかし残り3分を切るとロケッツ怒涛の攻撃が始まったんだ。まずハーデンがゴベアのディフェンスを惑わせる絶妙のパスをカペラへ出すと、そのカペラが再びダンクでフィニッシュに成功。次のポゼッションでもハーデンはフェイバーズとのミスマッチを活かす、得意のステップバックスリーでこの日20得点目の加点へ。ジャズはミッチェルがアリーザの密着マークにあってボールが回らず、迷ったエクセムはカペラにスチールされ、このチャンスをロケッツはスムーズなボール回しから、タッカーが得意のコーナースリーを決める。早くリズムを取り戻したいジャズは、ミッチェルが始めからボールを持ってドライブを仕掛けるが、ロケッツのタフディフェンスに阻まれロケッツの速攻に。ポールがディフェンダーを引き付ける絶妙のパスをコーナーにいるタッカーへナイスパス。これもタッカーは沈めて、ロケッツは約1分半で11-0のランに成功! 一気にロケッツのリードは27点になったんだ(64-37) 結局前半はロケッツが25点リードして終了となったね(64-39)」
 
シンキ「前半で25点のリードですか! ロケッツの強さだけが目立った前半だったんじゃないでしょうか。」
 
キャット「ジャズはハーデンに翻弄されているね。ロケッツはスリーも好調だし、ディフェンシブなジャズ相手に前半だけで64得点。今日は負ける要素がないんじゃないかな。」
 
シンキ「では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤、ロケッツはまずアリーザがスリーを決めると、ハーデンもタフショットとなるスリーを決め、点差はほとんど変わらずゲームは流れたが(70-44)、ジャズもイングルズがさすがのゲーム巧者ぶりを見せて食らいついていた。ルビオを欠くジャズは、ミッチェルからオフェンスを始めるシーンが目立ち、新人らしからぬミッチェルはその期待に応えようと厳しいマークにあいながら奮闘中。ドライブからファールをもらってフリースローを決めたり、カペラのブロックを食らいながらも、タイムアウト後にアリーザを振り切ってドライブに成功し、さらに速攻からダンクも披露していたね(73-56) 残り10分切ったあたりくらいから、ロケッツは若干停滞気味になり、加点のペースが鈍っていたが、そろそろ始動するかとばかりに、ハーデンがマークマンのオニールを翻弄するようなジャンパーをかるーく決めると、次のポゼッションでも今度はバークスのマークを楽しむように、アイソレーションプレイからステップバックスリーを決める(78-56) また20点以上離されたジャズは、果敢にスリーを狙ってくるが入らない。もうこうなると手の付けられないロケッツのオフェンスを象徴するように、ゴードンのレイトパスからタッカーが楽にレイアップで加点。ジャズはタイムアウトを取るしかなかったんだ(80-56) タイムアウト後にロケッツはカペラからアンダーソンへチェンジ。前半の挽回をしたいアンダーソンだったが、ミッチェルの動きに翻弄され付いて行けず、エクセムにはフィニッシュされ、オフェンスでも見せ場は全くなかった。ロケッツも終盤、ポールのターンオーバーから速攻を連続で出されるなど、8-0のランを食らって一時15点まで点差が縮まるが、ラストプレイでポールがしっかりスリーを決めて終了。第3Qが終わってロケッツ18点リードとなった(86-68)」
 
キャット「第4Qも序盤はジャズのペース。カペラが相変わらずフリースローを2本落とすと、好調クラウダーにスリーを食らい、さらに今度はシュートを躊躇したゴードンのパスミスから速攻で加点されてしまって、ロケッツのリードは13点に(86-73) 危機感を感じたダントーニは、早めにハーデンをコートへ戻す。ロケッツファンも感心するミッチェルがドライブから加点して、ロケッツのリードは11点になってしまったが(86-75)、ロケッツにはこの男ハーデンがいる。最初のドライブこそ阻まれたが、次のドライブではしっかりとフリースローを獲得。次のポゼッションでもフリースローを獲得すると、その次のポゼッションではスリーを決める(92-77) ジャズはゴベアがスクリーンプレイから得点を狙うが、ポールのディフェンスに阻まれていて、リズムはロケッツの方に傾いたように見える。それでも今日のジャズは速攻でうまく加点していて、なかなかロケッツは突き放せない状況だったね(94-79) 残り7分切ってロケッツはタイムアウトを要求。ラストの締めに入ったんだ。まずハーデンとカペラのラインが決まって加点するが、ジャズもゴベアのオフェンシブリバウンドから加点や、クラウダーのカウントプレイで必死に抵抗を試みる(98-83) 残り5分半にミッチェルが足首を捻り、一時ベンチへ下がった。これでジャズのオフェンスも停滞するかと思いきや、またロケッツは速攻を出されてしまい、なかなか突き放せいまま時間は過ぎて行ったんだ(98-85) ミッチェルはコートに戻ったが、それでもロケッツはハーデンがこの日41得点目となるスリーを決めて、再び18点差に戻すことに成功(103-85) 終盤に入ってもロケッツはハーデンとカペラのラインや、カペラが2本ともフリースローを決めるなど、15点前後の点差をキープしてゲームをコントロール。残り1分切ると、主力を下げてローテ外の選手達に出番を譲ったよ。最終スコアは110-96。このシリーズの初戦はまずロケッツが順当に勝利を収めたんだ。」
 
ロケッツ(1-0)
ハーデン 37分 41点、8R、7A、1S、3TO FG12/26 3pFG7/12 FT10/11
ポール 32分 17点、4R、6A、4S、7TO FG7/14 3pFG3/6
カペラ 36分 16点、12R(4OR)、1A、1S、1B FG7/13 FT2/4
アリーザ 33分 8点、3R FG3/6 3pFG2/4
タッカー 35分 15点、6R、1S FG6/8 3pFG3/5
ゴードン 31分 7点、3R、4A、1S FG0/6 3pFG0/2 FT7/9
バームーテ 21分 3点、3R、1S、1B FG1/5 3pFG1/2
アンダーソン 9分 0点、1R、1S FG0/1
ネネ 4分 0点、2R、2B FG0/2
グリーン 1分 3点 3pFG1/1
ジョー(出番なし)
 
ジャズ(0-1)
ミッチェル 39分 21点、3R、5A、4TO FG9/22 3pFG1/7 FT2/2
イングルズ 32分 15点、6R、5A、1S、1B、4TO FG6/11 3pFG1/3 FT2/4
ゴベア 35分 11点、9R(4OR) FG4/4 FT3/6
オニール 29分 4点、3R、4A、4S FG2/5 3pFG0/2
フェイバーズ 26分 5点、2R、2S、2B FG2/5 FT1/2
クラウダー 33分 21点、5R、1A、2S FG8/13 3pFG5/7
エクセム 15分 9点、1R、1A、3TO FG3/5 FT3/4
バークス 17分 6点、6R、3A FG2/9 3pFG0/2
ネト 8分 4点、1R FG2/2
ジュレブコ 6分 0点、1R
 
シンキ「後半は多少点差が詰まりましたが、前半の貯金がモノを行った完勝と言ったところでしょうか。」
 
キャット「前半に25点のリードは大きいよ。後半もそれなりに加点が続いていたから、一気に点差を詰められることもなかったし、ロケッツファンは余裕を持っての観戦だったんじゃないかな。まあ完勝と言っていいと思う。」
 
シンキ「ハーデンがさすがのプレイでロケッツをリードしましたね。今日は41得点ですか。この数字に驚きはないんですが、彼はホントすごい選手ですよね。」
 
キャット「ハーデンは完全にゲームを支配していたよ。彼がいる限り、ロケッツはジャズに対してアドバンテージを握れる。48分間、彼をストップし続けることは不可能に近いから、スナイダーヘッドも頭の痛いところだと思うよ。」
 
シンキ「ポールの方はちょっとミスが多かったようですが、シュートの精度は良かったみたいですね。」
 
キャット「ちょっとくだらないミスが目立ってしまったな。まあ彼もミスするときはあるでしょう。それでもシュートの精度が良かったし、ディフェンスでもさすがのプレイを見せていて、やはり彼はスター選手だなーと感じた次第だよ。」
 
シンキ「ジャズの方はミッチェルは存在感を出していたようですが、やはりルビオ不在が響いた感じでしょうかね。」
 
キャット「レギュラーシーズンもこんな感じの勝ち方が多かったから何とも言えないけど、ルビオ不在でチームのスタイルが変更したのは影響してるんじゃないかな。ミッチェルは新人離れしているが、まだロケッツ相手にゲームを支配するには経験がなさすぎると思うよ。」
 
シンキ「バームーテが復帰して、ロケッツはスターターの5人に加え、ゴードンとバームーテが控えのメインでプレイしてますが、次のゲーム2もこれで行きますかね。」
 
キャット「今後もネネとアンダーソンを10分未満に抑え、あとは7人のローテで行くと思うよ。オフェンスが冴えないジョーはベンチで応援要員、グリーンもけが人が出ない限りローテから外れると思う。やはりバームーテのディフェンス力の方が、チームによりフィットするからね。」
 
シンキ「分かりました。次のゲームは中2日になりますね。次のホームゲームです。」
 
キャット「次のホームもしっかり勝って、ゲーム3と4のどちらかを勝ってホームに戻ればいい。そうすればウルブズとのシリーズみたいに4勝1敗で勝ち抜けるだろう。それから他のゲームの確認しておくか。」
 
西地区
ウォリアーズ1-0ペリカンズ
ロケッツ1-0ジャズ
 
東地区
キャブス4-3ペイサーズ→キャブスはラプターズと対戦へ
セルティックス0-0シクサーズ
 
シンキ「西はウォリアーズが順当に勝ち抜けると思いますが、東はどうなりますかね。」
 
キャット「キャブスは何とか1回戦を突破したが、レブロンが疲労困憊していて、次のラプターズ戦は厳しそうに思う。セルティックスも7戦で何とか勝ち抜けたが、次のシクサーズは手ごわそうだよ。なのでラプターズとシクサーズが東決勝へ行くと予想だね。」
 
シンキ「シクサーズは数年前まで20勝も出来ないチームでしたが、この飛躍振りには驚かされますね。」
 
キャット「ドラフトで当たり続けたからな。チームの核になる選手が2人も取れれば、そりゃ強くなるよ。ジャズの飛躍もミッチェル抜きにして語れないし、もちろんロケッツもカペラの成長力がなければここまで強くなってない。若手の成長力はホント侮れないよ。」
 
シンキ「今日はどうもお疲れ様でした。次回もよろしくお願いいたします。」

'17~'18 第28戦(対バックス)、第29戦(対ジャズ)の結果

シンキ「こんにちは。ロケッツはポール復帰から負けなしの12連勝中でしたね。引き続きホームコートのゲームが続きますので、どこまで伸びるのか楽しみですよ。」
 
キャット「まず一昨日行われたバックス戦は、ロケッツが前半からリードをしている時間帯が多く、後半に入っても同様だったんだが、第4Qに入って3点差に詰められたんだよ(84-81) だが右ひざの痛みを押して出場したハーデンに替わり、ポールがチームをリード。2本のミドルジャンパーを決めてロケッツのリードは二桁に(93-83) その後もリードをキープし、粘るバックスを振り切ったロケッツが4点差で勝利した(115-111)」
 
ロケッツ(24-4) 28 27 29 31 115
バックス(15-13) 25 30 24 32 111
 
ロケッツ FG35/76(46.1%) 3pFG11/35(31.4%) FT34/42 38R 16A 15TO
バックス FG38/82(46.3%) 3pFG8/27(29.6%) FT27/33 40R 17A 14TO
 
ハーデン 39分 31点、6R、5A、1B、3TO FG8/21 3pFG4/10 FT11/14
ポール 36分 25点、5R、6A、1S、6TO FG7/13 3pFG3/8 FT8/8
アリーザ 42分 13点、7R、1S FG4/11 3pFG2/6 FT3/4
アンダーソン 23分 0点、4R、1A、1S、2B FG0/4 3pFG0/4
タッカー 38分 10点、10R、1S FG2/5 3pFG1/2 FT5/5
ゴードン 30分 16点、1R、1A、1S、5TO FG5/10 3pFG1/5 FT5/6
ネネ 20分 16点、4R、1A、1S、1B FG7/9 FT2/3
タリック 12分 4点、1R、1A FG2/3 FT0/2
カペラ、バームーテは欠場
 
アンテトクンポ 42分 28点、9R、5A、4S、3TO FG10/22 3pFG0/3 FT8/10
ミドルトン 34分 23点、6R、2A、2S FG8/17 3pFG3/9 FT4/4
ブレッドソー 36分 19点、3R、1A、1S、1B、3TO FG7/18 3pFG1/7 FT4/7
ブログドン 36分 20点、4R、2A、1S、2B FG7/12 3pFG3/5 FT3/3
 
シンキ「バックスは手ごわかったみたいですが、第4Qで振り切りましたね。これで13連勝達成しました。」
 
キャット「この日はカペラが左かかとの痛みで欠場となったが、代役のネネが存在感タップリのプレイでフォロー。また最近シュート不調のハーデンは故障があったようだが、ここでもポールがしっかりフォローして、ロケッツの連勝は13に到達したな。」
 
キャット「今日のジャズ戦は第1Qこそリードしている時間帯が多かったが、第2Qに入るとリードを奪われ、中盤前に8点リードされた(31-39) しかしロケッツもしっかりと付いて行き、結局前半は逆転して終了した(51-50) だがスリーが思うように決まらないロケッツは後半に突き放せず、第3Q終了時に5点のビハインドと珍しく劣勢のゲームに(79-84) 第4Q序盤もロケッツはジャズの加点を許し8点差にされるが、残り10分切ったところからの2分半で怒涛の15-0のランで一気に7点リードへ(98-91) その後もロケッツは得意のやりたい放題の時間帯が続いて、結局21点の大差が付いての勝利となった(120-99)」
 
ロケッツ(25-4) 25 26 28 41 120
ジャズ(14-17)  26 24 34 15 99
 
ロケッツ FG40/77(51.9%) 3pFG17/43(39.5%) FT23/27 52R 25A 14TO
ジャズ FG42/91(46.2%) 3pFG8/27(29.6%) FT7/8 32R 17A 6TO
 
ハーデン 38分 26点、6R、6A、2S、1B、5TO FG6/17 3pFG4/12 FT10/10
ポール 35分 18点、9R、10A、1S、2B、2TO FG6/13 3pFG3/9 FT3/4
アリーザ 41分 15点、6R、1S FG5/9 3pFG3/5 FT2/2
アンダーソン 19分 0点、2R、4A、1S FG0/2 3pFG0/1
カペラ 35分 24点、20R(6OR)、3A、2B FG10/12 FT4/5
ゴードン 36分 33点 1A、1B FG12/18 3pFG7/12 FT2/3
タッカー 34分 4点、9R、1A、1B FG1/6 3pFG0/4 FT2/3
タリック 3分 0点、2TO
ネネは休養
 
ミッチェル(新人13位) 21分 6点、2R、1A、4S FG3/7 3pFG0/2
ルビオ 36分 14点、3R、4A、2S FG6/12 3pFG1/2 FT1/2
J.ジョンソン 29分 12点、3R、2A FG5/12 3pFG0/5
イングルズ 38分 17点、3R、4A FG8/15 3pFG1/5
フッド 31分 26点、3R、4A、2S FG10/18 3pFG5/10 FT1/1
ゴベール、フェイバーズは欠場
 
シンキ「第4Q序盤のビハインドを一気のランで逆転ですか! もうスイッチが入った時のロケッツを止められるチームはないですよ。」
 
キャット「いやーすごかったよ。ポールのパスからゴードンのキャッチ&シュートが面白いように入ってね。その後もやりたい放題で、ジャズファンも呆れるしかなかったんじゃないかな。今季のロケッツはマジ強いよ。」
 
シンキ「アウェイ3連戦後のホーム7連戦の5戦目まで来ましたが、ロケッツは負けずに14連勝ですね。この連勝街道はまだまだ続きますかね?」
 
キャット「ロケッツ傘下のGリーグ ヴァイパーズが13連勝で止まったから、ロケッツも同じ13連勝止まりかなーって、今日のジャズ戦を観ながら思ったんだけど、そんなことなかったね(笑) 次のレイカーズ、クリッパーズ戦も順調なら突破するだろうが、その後のタフ相手のアウェイ3連戦は、けが人が出てるロケッツにとって試練になるね。考えたくないが、止まるならここだろう。」
 
シンキ「ところでバームーテ離脱後、カペラも1ゲーム欠場し、ネネも今日欠場。ハーデンも万全ではないようで、シュート成功率が悪いゲームが続いてます。タリックは今日はたったの3分のみの出場で終わっていて、実質7人で回しておりますが、他の控えの選手は使えないんですか?」
 
キャット「今日はタリックもダメダメで、後半はアンダーソンをカペラの控えで起用していたくらい。今のところスターターの5人と、ゴードン、タッカー、バームーテ、ネネの9人しか安定して使えない状況が続くから、けが人が多くなると怖さあるんだよ。残りはタリック、トロイ、ブラウン、ジョウ・チー、オヌアク、ジャクソン(2ウェイ)、ウェバー(2ウェイ)なんだが、ローテで何とかやれそうなのはタリックくらいだからなー。ヴァイパーズで大活躍していたハウスJRはサンズに取られてしまったし、ウェバーをもっと試していい感じもするが、現状ガード陣は困ってないからね。ハウスJRの件は落胆したが、2年契約はおいしいからね。当然飛びつくよな。」
 
シンキ「今はチーム状況もいいですし、ロッカールームの雰囲気はいいと思いますから、トレード期限までに大きく動くことはないかもしれませんね。」
 
キャット「あってもマイナートレードだろう。トロイあたりは買い手があれば出すかもしれない。ローテ選手はおそらくそのままだろう。これだけ勝ってると、替えるのは勇気がいるよ。」
 
シンキ「次のゲームはレイカーズ戦になります。連勝の続くロケッツですが、ここもしっかり突破して欲しいですね。それでは次回のゲームを宜しくお願いします。」

'17~'18 第23戦 対ジャズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。先日のレイカーズ戦に勝利して7連勝を達成したロケッツ。再び中3日空いて今日はジャズ戦となります。アウェイ戦が続きますが、連勝継続でお願いしたいところです。」
 
キャット「ジャズもここ7ゲームを6勝と好調なチーム。前回の対戦では圧勝しているが、さすがに今日はそこまで行かないだろう。それなりに食らいついて来ると思ってる。」
 
シンキ「ジャズ側から見ると、今日のロケッツ戦はチームの実力を測る試金石な一戦と言ったところでしょうか。それではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがいつもの5人。アンダーソンは大丈夫のようだね。だがネネは左目に擦り傷のため欠場とのことだ。ジャズは復帰したゴベール、最近絶好調の新人ミッチェル、オーストラリア出身のイングルズ、移籍してきたルビオ、フェイバーズ。フッドは左足首に痛みがあり欠場となった。」
 
キャット「第1Q序盤はロケッツがペースを握る。ハーデン、ポールのパスからカペラ、アンダーソンがペイント内から加点すると、ポールがスチールからの速攻で加点。ジャズは早くもタイムアウトを要求してきた(6-0) タイムアウト後はジャズもリズムが出てきて、ゴベールのダンクにイングルスのスリーで追い上げ開始(9-5) カペラは存在感を発揮するが、邪魔の入るアウェイ戦特有のフリースローでは入らず。中盤前までロケッツは若干停滞も、ハーデンの4ポイントプレイでリズムが出てきた(15-10) しかしターンオーバーから速攻を食らうと、ジュレブコにスリーを決められゲームはタイに(15-15) 次のポゼッションではハーデンがイングルスを押すテクニカルファールを取られ、ロケッツはこのゲーム初めてリードを奪われた(15-16) ロケッツはここまでインサイドを守られ、思うように加点出来ていなかったが、ハーデンのナイスパスからアンダーソンがダンクで加点すると、ゴードンのスリーも決まってゲームは終盤に(20-16) ジャズはロケッツディフェンスに苦しみフィールドゴールを決められない中、ロケッツはアンダーソンのフォローと、ポールがコーナーからスリーを決めて、7点のリードを取ったが(25-18)、ジャズのラストプレイで控えのネイトにもったいないカウントプレイを決められ、第1Qは5点のリードで終了となったよ(25-20)」
 
シンキ「ジャズのディフェンスに若干苦しむ場面もあったようですが、今季のロケッツはディフェンスも冴えてますからねー。では第2Qもお願いします。」
 
キャット「第2Q序盤のハーデンのいない時間帯。ロケッツはまずバームーテがコーナーからドライブを決めて加点しスタート(27-20) ジャズもセフォロシャのスリーなどで追い上げるが、ロケッツは再びバームーテが今度はスリーを決めて、5点のリードをキープする(30-25) カペラがセフォロシャのドライブを止めてスイス対決を制すると、直後のポゼッションでしっかりオフェンシブリバウンドを取ってポールのジャンパーに繋がったよ(32-25) ジャズは控えのバークスがドライブから加点に成功するなど、何とか食らいついているように見える。リードは変わらなかったが、ロケッツが若干ペースを握りつつゲームは中盤戦へ入ったんだ(34-29) タイムアウト後、ロケッツはフリースローをまた連続で落とす、カペラの悪い癖が出てからペースダウン。そのカペラは3ファールでベンチへ下がると、ダントーニはタッカーをコートへ出すスモールラインナップへ。中盤に入りペースを掴んできたジャズは、ミッチェルの速攻での加点に続き、セフォロシャのスリーが決まって逆転に成功(34-36) ロケッツはターンオーバーでリズムを掴めず停滞したが、さすがにベテランのアリーザはディフェンスから活路を見いだすスチールに成功し加点。同様にポールもナイスディフェンスから、アリーザが今度はスリーで加点して、ロケッツは逆転に成功したね(39-36) 終盤に入ってもロケッツは、今日好調のアンダーソンがポールのパスからスリーを決めて突き放すと、エースのハーデンがドライブでジャズディフェンスを翻弄しまくり、10-0のランを決めたロケッツが一気にリードを拡げたよ(49-40) しかしジャズも新人ミッチェルが存在感を発揮するなどして追い上げ、結局第2Qはタイで終了。ロケッツ5点のリードで後半へ入った(51-46)」
 
シンキ「ロケッツが優位にゲームを進めているようですね。後半への見通しはどうですか?」
 
キャット「間違いなくロケッツが優位にゲームを進めている。中盤前から一気のランを出せそうな気配があったんだけど、残り4分過ぎでようやくペースを掴んで出せたよね。後半もロケッツのプランが決まれば大丈夫なはずだ。」
 
シンキ「では後半戦もお願いします。」
 
キャット「第3Q出だしからロケッツは本領発揮。まずハーデンがスリーを決めると、ポールと相性のいいアンダーソンが再びスリーを決めて、ロケッツのリードは二桁を超えた(57-46) 次のポゼッションでは、カペラがゴーベル越えの豪快なダンクを試みるも失敗に終わるが、ポールのオフェンシブリバウンドからハーデンが今日2本目の4ポイントプレイに成功! ロケッツのリードは14点になったんだ(61-47) ジャズも速攻2本で10点差まで戻すが(64-51)、アリーザのパスからカペラがナイスフィニッシュでファールをもらうと、ようやくフリースローも決めてロケッツのペースは続く。その後もアリーザのナイスディフェンスからの加点、アンダーソンが絶好調振りを見せつけるスリーを連発で決めるなど、ロケッツは得意のやりたい放題の時間帯に入ったね(74-53) ジャズは何とか追いつこうと新人ミッチェルが奮闘するが、ロケッツのオフェンスは止まる気配を見せず、残り4分ほどでロケッツのリードは25点まで拡がったよ(83-58) 終盤はゴードンのシュートタッチの悪さから、さらに突き放すことは出来なかったが、それでも22点の大量リードを奪って第3Qは終了となった(88-66)」
 
シンキ「ロケッツ得意のランで一気にゲームの行方は決まりましたかね。では第4Qはサクッとどうぞ。」
 
キャット「第4Qもロケッツはいきなりアリーザがパスが繋がるいい感じのスリーを決め、さらにゴードンもスリーを決めるなど、オフェンスは好調キープしていたが、その後大量リードもあってちょっと気の抜けたプレイが目立ち始めてしまい、ジャズに連続加点を許す11-2のランを食らってしまった(98-83) 中盤以降もロケッツはリズムが良くない状態が続いたが、それでもタッカーとポールのスリーが決まるなど、15点前後のリードをキープしながら時間は過ぎて行ったよ(110-96) 終盤になってもこの状態は続きタイムアップ。ロケッツが11点差を付けて勝利に終わったね。最終スコアーは112-101。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(19-4) 25 26 37 24 112
ジャズ(13-13) 20 26 20 35 101
 
ロケッツ FG38/81(46.9%) 3pFG18/42(42.9%) FT18/24 46R 22A 17TO
ジャズ FG34/77(44.2%) 3pFG11/30(36.7%) FT22/27 32R 17A 13TO
 
ハーデン 35分 29点、5R、3A、1S、3TO FG8/19 3pFG4/12 FT9/9
ポール 37分 18点、9R、13A、3S、2TO FG7/14 3pFG2/5 FT2/2
アリーザ 35分 10点、4R、1A、2S、1B FG4/6 3pFG2/4
アンダーソン 35分 23点、6R(3OR)、2A、1S FG9/11 3pFG5/6
カペラ 17分 7点、8R(3PR)、1S、1B FG3/6 FT1/5
ゴードン 32分 10点、4R、2A、2B FG2/12 3pFG2/8 FT4/4
バームーテ 22分 8点、4R、1A、1S FG3/7 3pFG2/4
タッカー 17分 7点、5R、1S、5TO、6PF FG2/5 3pFG1/3 FT2/2
タリック 9分 0点、1R FG0/1 FT0/2
ブラウン、ジャクソン、ウェバーは出場なし。
 
ゴベール 28分 6点、9R、1A、1S、2B、5TO FG2/5 FT2/2
ミッチェル(新人ドラ13位)35分 26点、4R、4A、1S FG9/19 3pFG2/6 FT6/6
ルビオ 30分 11点、1A、2S、1TO FG3/7 3pFG1/2 FT4/4
イングルズ 33分 11点、4R、4A、2S FG3/11 3pFG2/7 FT3/4
フェイバーズ 28分 5点、5R、1A、1S、2B FG2/4 FT1/2
バークス 27分 17点、3A、2S FG6/12 3pFG2/5 FT3/4
セフォロシャ 26分 14点、5R、1A、1S FG5/9 3pFG2/4 FT2/2
ジュレブコ 12分 3点、2R FG1/2 3pFG1/2
オニール 12分 3点、1R、1A FG1/4
ネイト 10分 5点、1R、1A FG2/4 3pFG1/2
ユドーは出番なし。
 
シンキ「今日も順当勝利ですかね。これで8連勝を達成しました。」
 
キャット「第4Qはディフェンスが機能しなかったのが不満だけど、まあこれだけ点差があれば仕方ないか。出来れば30点くらい点差を付けて欲しかったんだけどね。」
 
シンキ「第3Qはロケッツの無慈悲なオフェンスがさく裂した感じですかね。」
 
キャット「だね。爆発する時はホントすごいよ。一気に点差が開いて行くからね。観ていてとても爽快なんだ。」
 
シンキ「今日はハーデン、ポールもそうですが、アンダーソンが効率よくシュートを決めていますよね。」
 
キャット「彼の持ち味が存分に出ていたよ。カーメロ取らなくて本当に良かった(笑)」
 
シンキ「カペラの出場時間が短いですが、ファールトラブルですかね?」
 
キャット「前半に早い段階で3ファールになっていたし、後半も同様だった。今日はネネが欠場で、タリックも存在感がなかったから、張り切っていたと思うんだけど、相手がゴベールだからな。今日のところは仕方ないが、彼はオールスターに選ばれるチャンスのある選手だからね。もうちょっと見せ場が欲しかったよ。」
 
シンキ「最近好調のジャズでしたが、ロケッツはほぼ問題のない勝ちっぷりでした。現在8連勝ですが、この連勝はどこまで続きますかね?」
 
キャット「ポールが復帰した今のロケッツは、5割付近をさまよっているチームにはまず負けない感じに見えるから、次のアウェイでのブレイザーズ戦を順当に突破すれば、10連勝への期待が出来ると思う。現地15日のスパーズ戦がカギになるんじゃないかな。ロケッツ傘下のGリーグヴァイパーズは現在12連勝中だからね。ロケッツも負けないように連勝を継続して欲しい。」
 
シンキ「分かりました。それでは次回の試合はあさってのブレイザーズ戦になります。今日はどうもお疲れ様でした。あさっても宜しくお願いします。」

'17~'18 第11戦 対ジャズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。今日はホームでのジャズ戦ですね。3連勝を目指して頑張りましょう。では早速ですがゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがいつもの5人。ジャズは新加入のルビオ、フッド、イングルズ、フェイバーズ、ゴール下の守護神ゴベール。」
 
キャット「序盤はゴベールの存在感のあるディフェンスでペイント内からなかなか得点できず、まずスリーが入っていたジャズがリードを取った(10-2) だがロケッツはカペラがゴベール越しにフィニッシュに成功すると、2本のスリーに続き、ハーデンの個人技が決まる10-0で一気に逆転へ(12-10) その後もロケッツはスリーが好調で、中盤に再びアンダーソンとハーデンのスリーが決まってリードを拡げに掛かるが(18-12)、ジャズも加点が続いてゲームは終盤に入ったよ(23-21) ロケッツも負けじとシュート好調で、バームーテもスリーを決めたね。結局終盤にハーデンがブザービーターを含む2本のスリーを決めたロケッツが11点リードして終了したよ(39-28)」
 
シンキ「第1Qから派手に決めたようですね。」
 
キャット「ハーデンは第1QだけでFG8/8の22得点。ロケッツのスリーも13本中9本決まってるよ。対するジャズも11本中5本決めてるね。」
 
キャット「第2Qにいきなりネネがスチールからダンク! ここまで目立った活躍がないゴードンはスリーがエアボールになるが、ジャズもミスが出るなど、ロケッツのリードは変わらず(43-30) ゴードンはさすがにワイドオープンからのスリーは確実に決めてくると、彼は速攻からの加点も決め、ロケッツはリードをキープしてゲームは中盤に入った(48-35) タイムアウト後、ジャズもフッドが加点するなど点差を詰めてくるが、ハーデンの加点が止まらず、カペラのディフェンスも効いていて、ロケッツは二桁のリードをキープしている(58-44) 終盤に入っても、カペラのナイスフィニッシュでのカウントプレイ、ゴードンの2本スリーなど、ロケッツのオフェンスは止まることなく、前半は18点リードして終了となった(67-49)」
 
シンキ「ここ2戦と同様な展開ですね。」
 
キャット「前半はシュートが決まってたがそれだけでなく、ジャズのお株を奪うナイスディフェンスも目についたよ。この調子なら今日のゲームも大丈夫だろう。」
 
キャット「第3Qはまずジャズが先制。イングルズがカウントプレイを含む連続加点を決める。ロケッツもカペラがゴベールを恐れずフィニッシュに成功すると、そのゴベールのダンクもブロック! その後すっかり上達したフリースローも決めて、ロケッツのリードは遂に20点を超えた(79-58) 中盤前にジャズも追い上げを見せるが、ネネがカウントプレイに成功し、さらにハーデンの華麗なドライブも決まるなど、点差はほとんど変わらずゲームは終盤に(95-75) 終盤もおもしろいようにスリーが決まり、ハーデンは50得点目となるドライブを決めたね。結局ハーデンはまた華麗なプレイを決めて、このゲーム52得点を記録すると、ラストプレイでも速攻からドライブに成功したよ! 第3Q終了してロケッツのリードは30点となった(115-85)」
 
シンキ「もう決まりましたかね。今日もローテ外の選手に出番がありそうです。」
 
キャット「ロケッツフランチャイズ記録である、カルビン・マーフィーの57得点に迫るハーデン。ロケッツはゲームの行方が見えてきたこともあって、そのハーデンに記録を塗り替えるチャンスを与えるように、彼がボールを独占し、ほぼすべてのポゼッションでシュートを打たせるが、これがほとんど決まらず(苦笑) 結局残り7分半、56得点でお役御免となったね。残り4分半でジョウ・チーも登場。最終スコアーは137-110だった。個人成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(8-3) 39 28 48 22 137
ジャズ(5-5)  28 21 36 25 110
 
ロケッツ FG48/81(59.3%) 3pFG23/39(59.0%) FT18/21 42R 26A 21TO
ジャズ FG38/88(43.2%) 3pFG13/34(38.2%) FT21/24 33R 22A 14TO
 
ハーデン 35分 56点、2R、13A、2S、7TO FG19/25 3pFG7/8 FT11/12
ゴードン 34分 20点、6R、2A、3TO FG7/15 3pFG6/11
アリーザ 34分 14点、1R、2A、2S FG5/10 3pFG4/8
アンダーソン 32分 6点、5R、1A、1B FG2/4 3pFG2/4
カペラ 22分 8点、8R、2A、1S、4B、3TO FG3/5 FT2/3
タッカー 30分 3点、9R、2A、1S、1B FG1/2 3pFG1/2
ネネ 19分 13点、4R、2A、1S、1B FG5/8 FT3/4
バームーテ 14分 3点、3R、2S FG1/4 3pFG1/3
タリック 7分 0点、1R FG0/1
ジョウ・チー 5分 4点、1R FG1/2 FT2/2
ブラウン 5分 8点、1R、1A FG3/4 3pFG2/3
ジャクソン 4分 2点、1R、1A FG1/1
 
ゴベール 25分 13点、5R、1A FG6/11
イングルズ 21分 11点、2R、1A FG4/9 3pFG2/3
フェイバーズ 26分 12点、2R、3S FG4/6 3pFG2/3 FT2/2
ルビオ 24分 10点、2R、3A FG2/7 3pFG1/5 FT5/6
フッド 26分 12点、1R、2A、3TO FG5/10 3pFG1/6
ミッチェル(新人ドラ13位) 25分 17点、4R、4A、5TO FG6/13 3pFG3/7
バークス 24分 10点、3R FG3/8 3pFG2/3
ユドー 17分 4点、4R、3B FG2/3
セフォロシャー 17分 6点、4R、3A FG2/5
 
シンキ「ハーデンがキャリアハイの56得点ですか! 彼はすごい選手ですよ。」
 
キャット「今日は気持ちがいいくらいシュートが入りまくっていたね。これで3連勝。いよいよ勢いが付いてきた感あるね。」
 
シンキ「今日みたいな感じのゲームが続けば、連勝街道に入るのはもちろん、今度のグリズリーズ戦にもリベンジできそうですよ。」
 
キャット「だね。ディフェンスのいいジャズを問題にしない勝ちっぷりは称賛できるね。これでポールが帰ってくれば、さらに面白いチームになるよ。ホント頼もしくなったね。アストロズが優勝して、今度は俺たちの番だって気合が入っているのかもしれないな。」
 
シンキ「ですね。次のゲームは中3日でのキャブス戦ですね。ホームゲームです。」
 
キャット「バームーテが故障してロッカールームへ下がったんだけど、次のゲームまで間隔があるから何とかなるかな。彼の活躍は予想以上だったからね。いないと困るよ(笑)」
 
シンキ「それでは次のゲームもお願いします。今日はどうもお疲れ様でした。」

レギュラーシーズン第18戦 対ジャズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。アウェイ5連戦の3戦目はジャズが相手です。ジャズとは前回の対戦で勝利してますが、今回はどうでしょうか。」
 
キャット「ジャズはヒルが復帰して3連勝中と、ようやく本来の形を取り戻しつつあるね。苦戦必至だと思うが、こちらも連勝を伸ばしたいから頑張ってもらいたい。」
 
シンキ「それでは早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、カペラ。ジャズはケガから復帰したジョージ・ヒル、24歳のロドニー・フード、エースのゴードン・ヘイワード、ベテラン健在のボリス・ディアウ、センターは8㎝ジャンプすればリングに触れるルーディ・ゴベール。」
 
キャット「第1Q序盤はロケッツがまず好調持続のアリーザがタフショットを決めて先制。ジャズもゴベールのオフェンシブリバウンドからの加点や、ヘイワードがベースラインからダンクを披露するが、ロケッツはアンダーソンが2本のスリーを決めると、アリーザがスチールから速攻を決め、さらにビバリーが2本速攻から加点に絡むなど、まずロケッツが7点リードした(16-9) しかしタイムアウト後になると、ジャズはフードのスリー、速攻からの加点などで簡単に追いつく(16-16) ロケッツはハーデンがポストから加点するが、オフェンス面が停滞してしまいミスが続く。その間にジャズはライルズの加点で逆転に成功すると、フードが得点、アシストと存分に存在感を発揮してリードを拡げに掛かる(21-29) ロケッツはゴードンのジャンパーがなかなか決まらず、何とかアンダーソンがペイント内から加点するが、ジャズはライルズがスリーを決めると、ダントーニは溜らずタイムアウトを要求したよ(23-32) 終盤になってロケッツは、ペイント内から得点が取れるようになってくるが、ジャズは2本のスリーを決めてリードをキープ。結局第1Qは9点のビハインドで終了となった(29-38)」
 
シンキ「第1Q序盤は良かったようですが、中盤から劣勢になってしまいましたね。その理由は何ですか?」
 
キャット「ペイント内で得点が取れなくなってしまったよ。ジャズのシュート確率が上がって速攻も出せなくなったしね。もう6本をスリーを決められているから、ここを修正出来れば、まだまだ大丈夫だと思うよ。」
 
シンキ「では前半の続きをお願いします。」
 
キャット「第2Q始めにジャズのターンオーバーから速攻を出し、デッカーがダンクを決めてロケッツが追い上げ開始と思いきや、すかさずマックがスリーを決めてジャズのリードは二桁に(31-41) その後もロケッツはフィールドゴールを決められない時間帯が続き、その隙にジャズはヘイワードが個人技から加点するなど、依然としてジャズのオフェンスは好調。開始3分半でロケッツは早くもタイムアウトを要求したね(33-46) タイムアウト後、ビバリーのドライブが決まったロケッツだったが、ゴベールにオフェンシブリバウンドを取られ、フードにはジャンパーを決められるなど、相変わらずジャズのオフェンスを止められないロケッツは、残り6分の段階でビハインドが15点に(38-53) 中盤以降もロケッツはジャズのディフェンスに阻まれ、ジャンパーが決まらず、ドライブしてもゴベールの高さに邪魔されるなど、点差を詰められずゲームは終盤へ(43-57) 終盤に入り、ロケッツはカペラが攻守で存在感を発揮し始め、ようやくロケッツのペースうを掴むかと思ったが、相変わらずスリーが入らず、結局ビハインドは二桁のまま終了となった(50-62)」
 
シンキ「第2Qで点差が開いちゃいましたか。前回の対戦では前半を44得点に抑えたロケッツでしたが、今日は62得点取られてます。これはやられすぎですよね。」
 
キャット「全くだ。それでもこの得点差で済んで良かったと思っている。ジャズも第2Q中盤以降はスローダウンしていたし、何とか後半に逆転出来る状態には持ちこたえたんじゃないかな。その後半は、ここまで不調のスリーが来て欲しいし、ディフェンスでもペイント内を固めつつ、フード、ヘイワードに、ライルズのスリーを警戒してもらいたい。厳しいゲームになったが、連勝を続けたいので頑張って欲しいよね。」
 
シンキ「はい。それでは後半戦もお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤、ロケッツはハーデンがバンクショットでの加点に続き、カペラへのホットラインが決まってビハインドを一桁にしたが(54-62)、ジャズはゴベールのブロックから速攻を出すと、リズムに乗って再び速攻から加点に成功し、ロケッツは再び防戦モードに。ジャズの高さのあるディフェンスに阻まれ、相変わらずシュートが不安定なロケッツを尻目に、ジャズはライルズ、ヘイワードと着々と加点して行き、ロケッツのビハインドは17点になってしまったよ・・・(54-71) 中盤前にようやく2本のスリーが決まって巻き返すが、中盤に入っても二桁のビハインド状態は続いたね(60-74) タイムアウト後にロケッツはハーデンがアタックモードに入り反撃態勢に入る。積極的にペイント内へ攻め込み加点に成功するが、ジャズもフリースローで着々と加点して点差はさほど詰まらず(66-79) 終盤に入っても、ゴベールに阻まれるなど、リズムに乗れないロケッツだったが、ジャズもミスが出てゴードンが加点に連続加点に成功。何とか12点のビハインドで第3Qは終了となった(73-85)」
 
シンキ「第3Qも点差を縮められませんでしたか。第4Qに逆転出来そうですかね?」
 
キャット「ちょっときついな。相変わらずシュートの精度が良くないし、ゴベールの高さを気にしてるからね。頑張っても一桁までが精いっぱいのような気がする。もちろん頑張って欲しいとは思っているけど、難しいんじゃないかな。」
 
シンキ「厳しい展開のようですが、まず点差を一桁にしてからですかね。では第4Qもお願いします。」
 
キャット「二桁リードされていることから、第4Qはハーデンが最初からスタート。まずデッカーのスリーが決まってロケッツは点差を一桁にしたんだが、ジャズのオフェンスを止められず、再びビハインドは二桁になった(79-89) その後ロケッツはオフェンスのリズムが取れず、何とかタフショットを決めていたが、ジャズの怒涛のオフェンスを全く止められず、3本のスリーを決められてビハインドは19点に・・・ これでほぼ勝敗は決したんだ(85-104) 最終スコアーは101-120。今日はほとんどいいところなく負けてしまった感じだよ。個人成績は以下の通りに。」
 
ロケッツ(11-7) FG37/91(40.7%) 3pFG11/30(36.7%) FT16/22(72.7%) 38R(15OR) 14A 5S 6B 7TO
ハーデン 35分 26点、5R(3OR)、7A、2S、2TO FG8/23 3pFG2/6 FT8/10
ビバリー 22分 6点、6R、3A FG2/5 3pFG0/1 FT2/2
アリーザ 26分 8点、3R、1S、1B FG3/8 3pFG0/4
アンダーソン 21分 11点、2R、2TO FG4/7 3pFG3/5
カペラ 28分 8点、6R、1S、1B FG4/6
ゴードン 32分 24点、2R FG8/17 3pFG4/9 FT4/5
デッカー 27分 10点、6R(4OR)、1S、1B FG4/8 3pFG1/2 FT1/2
ブリューワー 18分 0点、2R、2A FG0/4 3pFG0/2
ネネ 16分 4点、4R、1B FG2/8 FT0/1
ハレル 7分 2点、1R FG1/3
KJマクダニエル 3分 4点、2B FG1/2 3pFG1/1 FT1/2
エニス 3分 0点 FG0/0
アクティブロスターのブラウンは出番なし。
 
ジャズ(11-8) FG41/74(55.4%) 3pFG15/28(53.6%) FT23/27(85.2%) 40R(5OR) 23A 4S 5B 8TO
ヒル 32分 8点、1R、4A、1S、3TO FG2/6 3pFG2/3 FT2/2
フード 20分 19点、2R、3A、1S、1B、2TO FG7/15 3pFG3/6 FT2/2
ヘイワード 36分 31点、5R、7A FG8/16 3pFG3/6 FT12/13
ディアウ 13分 4点、2R FG2/2
ゴベール 33分 16点、14R(4OR)、3B FG5/7 FT6/8
トレイ・ライルズ 24分 13点、4R FG5/8 FT2/3
ジョー・ジョンソン 26分 11点、3R、3A FG4/7 3pFG3/5
シェルビン・マック 20分 9点、2A、1S FG4/5 3pFG1/2
ジェフ・ウィッティー 15分 4点、4R、1B FG2/3
イングルズ 12分 3点、2R、2A FG1/1 3pFG1/1
ドンテ・エクセム 8分 2点、3R FG1/4 3pFG0/2
アクティブロスターのジョエル・ボロンボーイ、ラウル・ネイトーは出番なし。故障中のデリック・フェイバーズ、アレック・バークスは欠場。
 
シンキ「前年ながら完敗と言った内容になってますが感想のほどをお聞かせください。」
 
キャット「ジャズはハーデンみたいないわゆるオールスター常連の選手は不在なんだけど、平均上の選手は揃っているので手強いチームだよ。インサイドのゴベールが、その圧倒的な高さでペイント内を威嚇し、アウトサイドも復帰したヒル、成長著しいフードなどが効果的にロケッツのスリーを止めていたよ。ロケッツは第1Q逆転されてから終始防戦に回ってしまい、リズムが掴めないまま後半もズルズルとジャズのペースに巻き込まれてしまったな。特にヒルが復帰したジャズは崩れないでオフェンス出来てる感じするから、ディフェンスもNBAトップレベルだし、今日みたいなゲームが出来るなら、クレバーなヘイワードもいるし、ウォリアーズとやっても面白いゲームが出来ると思う。今日のところはロケッツの完敗だったね。」
 
シンキ「3連勝で波に乗ってましたが、そう簡単には行きませんか。さて次はアウェイでのウォリアーズ戦になりますが、見通しの方はどんな感じですかね?」
 
キャット「今季のウォリアーズは、ジャズみたいにディフェンスがいいチームではないんだけど、その替わりオフェンスが圧倒的だからなー。まずあのハイパーオフェンスをどうそれなりに防げるかだろうね。そうなれば今日のジャズ戦ほど苦戦はしないと思うんだけど、どうだろうか。まあ見てのお楽しみだよね。」
 
シンキ「分かりました。それでは今日はお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

レギュラーシーズン第13戦 対ジャズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。先日のブレイザーズ戦を完勝したロケッツですが、今日の相手も西地区のライバルとなるジャズが相手です。引き続きホームゲームですので、連勝と行きたいですね。」
 
キャット「ジャズとはホームゲームでの相性がいいし、けが人がいて万全ではないみたいだから、当然勝利を期待しているよ。ブレイザーズ戦のような完勝を目指して欲しい。」
 
シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、カペラ。ジャズは昨年ケガで全休した3年目のダンテ・エクセム、3年目のサイズのあるSGロドニー・フード、チームリーダーのゴードン・ヘイワード、昨年ドラ12位のトレイ・ライルズ、センターは4年約1億ドルで契約延長した、NBAトップレベルのリムプロテクター ルーディ・ゴベール。」
 
キャット「第1Q序盤はロケッツがペースを握る。カペラのナイスパスでアンダーソンがフィニッシュすると、そのカペラはオフェンシブリバウンドを取って、ビバリーのパスから加点に成功し、ディフェンスでもブロックを決めるなど、才能のあるところを存分に見せていたよ(8-4) リズムが悪いジャズはすぐさまタイムアウトを要求。タイムアウト後は両チームともシューティングが不調で、得点の入らない時間帯が続いたが、ハーデンがスリーを決めると、ジャズもライルズがスリーで応戦(13-11) 中盤過ぎに、再びハーデンがスリーを決めると、ジャズもフードがスリーで応戦してきたんだ(16-16) ロケッツは終盤に入ると、好調ハーデンがローポストから加点すると、このQ3本目のスリーを決めてリードを拡げる(26-22) ラストプレイでゴードンがペイント内からブザービーターの加点に成功し、ロケッツは第1Qを6点リードで終了出来たんだ(28-22)」
 
シンキ「いい感じの立ち上がりを見せたようですね。第2Qも同様にお願いします。」
 
キャット「第2Qロケッツはビバリー、ゴードン、ブリューワー、デッカー、ネネでスタート。序盤は復帰2戦目になるビバリーが躍動してロケッツのペース。ドライブからのネネへのナイスパス2本に、デッカーとのツーメンゲームからのパスと、今日は彼がゲームコントロールしていたね(35-26) ジャズもゴベールの加点、ヘイワードのスリーで抵抗してきたが、ロケッツもゴードンがスリーを決めると、今度は俺もとばかりにネネがワイドオープンから躊躇なくスリーを放って決めた!(41-29) その後ジャズもエクセムがドライブから加点を繰り返すが、ロケッツのオフェンスは好調を持続していて、オフェンシブリバウンドからブリューワーがジャンパーを決めたり、カペラ、ゴードンの加点でリードはさらに拡がったよ(47-33) 中盤過ぎてもロケッツはリズムよくゲームを進めていたが(53-37)、終盤に入るとジャズも巻き返してきて、前半は11点リードで終了となった(55-44)」
 
シンキ「終盤に追い上げられて、前半はタイで終了したブレイザーズ戦以上に、楽な戦いが出来てる感じですかね?」
 
キャット「今日のロケッツは外からのシューティングはイマイチ感があるんだが、ターンオーバーが少ないし、ジャズからミスを誘うプレイもあって、リズムよくゲームを展開しているから、ジャズもベストメンバーではないし、このまま押し切れそうな感じに見えるね。まあそれでも気を抜くことなく後半を締めて欲しいと思ってる。」
 
シンキ「分かりました。では後半戦もお願いします。」
 
キャット「第3Qロケッツは好調カペラのフックが決まって先制するが、その後今日ヘタレのアンダーソンが、相変わらずスリーを外すなど、得点の取れない時間帯が続いたんだが、ハーデンからのパスがカペラへ通って二桁リードをキープ(60-48) ジャズも今日好調のライルズが内外で加点に成功し、ジャズのオフェンスを引っ張ると、エクセムのスリーも決まって、ロケッツのリードは5点になってしまったんだ(62-57) しかしロケッツは落ち着いてハーデンが得意のファールをもらうスリーで3本きっちり決めると、今度はドライブで加点して再びリードは二桁に(67-57) タイムアウト後にようやくアンダーソンがスリーを決めて会場に声援が飛ぶと、こちらも今日シュート不調のアリーザが負けじとスリーを決めて、ロケッツはオフェンスのリズムを持ち直したよ(73-60) 終盤もそれなりに締めたロケッツは、第3Qを終えて、前半のリードをキープ出来たね(81-70)」
 
シンキ「追い上げられても、すぐに巻き返すあたり、今日は大丈夫ですかね。それでは第4Qもお願いします。」
 
キャット「第4Qに入ってもロケッツはゴードンが存在感を出すなど、オフェンスのリズムは悪くなく、ジャズもジョンソンやイングレスのスリーで踏ん張るも、ほどんと点差は変わらずゲームは中盤へ(94-83) 中盤に入っても、ロケッツはビバリーがスリーを決めると、ブリューワーのオフェンシブリバウンドからゴードンがスリーを沈め、さらにカペラのフックが決まってリードは16点になった(102-86) その後もロケッツは、ハーデンがハーフコート付近からカペラへアーリウープパスを披露し、会場のロケッツファンを沸かせたよ。ジャズはフードが孤軍奮闘のような活躍をしていたが、ラストはハーデンがエクセムのディフェンスを置き去りにするステップバックスリーを決めて締めたよ! 最終スコアーは111-102。この勝利でロケッツは連勝。ジャズは3連敗となった。個人成績は以下の通りに。」
 
ロケッツ(8-5) FG42/94(44.7%) 3pFG12/32(37.5%) FT15/20(75.0%) 39R(10OR) 28A 8S 3B 5TO
ハーデン 35分 31点、3R、10A、2B、0TO FG10/24 3pFG4/10 FT7/9
ビバリー 27分 5点、1R、6A、3S、2TO FG2/6 3pFG1/2
アリーザ 31分 6点、4R、1S FG2/6 3pFG1/4 FT1/2
アンダーソン 32分 5点、4R FG2/9 3pFG1/5
カペラ 31分 20点、8R(3OR)、5A、1B FG10/19 FT0/2
ゴードン 37分 20点、7R、6A、2S、1TO FG7/16 3pFG4/8 FT2/2
ネネ 17分 16点、6R、1S FG6/9 3pFG1/1 FT3/3
デッカー 16分、2点、1R、1S FG1/2 3pFG0/1
ブリューワー 15分 6点、5R、1A FG2/3 3pFG0/1 FT2/2
アクティブロスターのエニス、ブラウン、KJマクダニエルは出番なし。ハレルはユニフォームを着ていたが、チーム練習中に左ふくらはぎを痛めたため出場しなかった。
 
ジャズ(7-7) FG39/76(51.3%) 3pFG12/27(44.4%) FT12/17(70.6%) 43R(5OR) 22A 3S 5B 14TO
エクセム 28分 10点、1R、1A FG4/11 3pFG1/3 FT1/2
フード 34分 25点、4R、3A FG8/13 3pFG5/8 FT4/4
ヘイワード 39分 9点、7R、5A、2TO FG4/13 3pFG1/4 FT0/1
ライルズ 33分 21点、5R FG8/12 3pFG2/4 FT3/4
ゴベール 35分 12点、14R、2S、4B FG5/7 FT2/3
シェルビン・マック(ハードワーカー) 22分 4点、7A、3TO FG2/6 3pFG0/2
ジョー・ジョンソン(35歳元オールスター) 22分 9点、3R、3A FG4/8 3pFG1/4
ジョー・イングレス(3年目オーストラリア代表) 15分 8点、2A FG3/3 3pFG2/2
ジェフ・ウィテェー(4年目) 10分 4点、6R、1B FG1/3
ジョエル・ボロンボーイ(今年ドラ52位) 3分 0点、1R FG0/0
アクティブロスターのボリス・ディアウ(14年目)は休養で欠場。ラウル・ネイト(24歳ブラジル代表)は出番なし。スターターのデリック・フェイバーズは痛めた左ひざの状態を考えて2試合連続の欠場。同じくスターターのジョージ・ヒル(今季加入)は右手親指のねんざで7試合連続の欠場。主力アレック・バークスは今月始め左足首の手術を受け、復帰の目処は立っていない。
 
シンキ「ホームゲーム連勝ですね。最後までハーデンが出ていたようですが、危なげない勝利と言っていいですかね?」
 
キャット「最低でも8点差以上あって、3ポジションゲームはキープ出来ていたからね。オフェンスのリズムも取れていたこともあって、ボクは余裕を持って観戦はしていたよ。まあ今のジャズの戦力を考えると、順当勝利と言っていいんじゃないかな。」
 
シンキ「ロケッツの勝因は何でしょうか?」
 
キャット「シューティングに関してはあまり良くなかったんだけど、ロケッツとしてはターンオーバーが非常に少なくて、ミスから一気のランを出されることがほぼなかったし、いつも通りにハーデンが存在感を示してくれたから、ロケッツとしては負ける要素が少なかったと思う。カペラも親交のあるゴベール相手で燃えていたようだし、今日のところは完勝と言っていいかもしれないね。」
 
シンキ「ハーデンは31点、10Aとダブルダブルは見事ですが、目立つのはターンオーバーがゼロってところですよ。彼もやれば出来るんですね。」
 
キャット「今日はヒルが欠場で、それなりにやりやすかったこともあると思う。どちらかと言うと、今日は第1Qから得点を取るモードに入っていたんだが、ジャズディフェンスもそんなにプレッシャーを掛けてこなかったし、前半から二桁リードをキープ出来たので、彼が無理する必要もなかったことも影響しているかもしれないな。」
 
シンキ「それからカペラが見事な働きを見せていますね。今日は20得点と、これはキャリアハイですか。」
 
キャット「彼はオフェンスのバリエーションが増えているよ。以前はゴール近辺からフィニッシュするか、リバウンドを押し込むくらいだったんだけど、今はローポストからフックを決めたり、ハイポストからドライブして決めたりと、練習の成果を存分にゲームで発揮しているね。あとはジャンパーを鍛えて、決められるようになれば、平均15点以上は間違いないだろう。最近フリースローを決めているからなのか、今日は第4Qの終わりまで出場していて、ここらへんを見ても、ダントーニの信頼を勝ち取っているのが分かる。彼はディフェンス面での存在も大きいからね。勝負所では使いたい選手なので、今日は2本とも外したが、フリースローをしっかり鍛えて、3年目の飛躍を果たして欲しいと思っている。彼への期待は非常に大きいよ。」
 
シンキ「復帰2戦目のビバリーがハーデンのいない時間帯に活躍したようで何よりですが、今日は控えのゴードン、ネネも存在感を出してますね。それから不調が続いたブリューワーも、それなりに貢献してきたようですね。」
 
キャット「ビバリーは実績があるからね。ほっといてもやってくれるだろう。今日は見事な働きだったと思う。控えのゴードン、ネネも自分の役割をしっかりこなしていたよ。それからブリューワーもだいぶ良くなってきたね。まだシュートは不安定なんだけど、チームにエナジーを与えるプレイを見せてくれている。第4Q終盤にアリーザが足首を負傷してロッカールームへ下がったんだけど、仮に彼が休養することがあっても、彼がそれなりにやってくれるんじゃないかな。」
 
シンキ「アリーザの状態は大丈夫ですか?」
 
キャット「今のところ大丈夫そうだね。次のゲームまで1日空くし、それまでには良くなっていると思うよ。」
 
シンキ「分かりました。その次のゲームはあさってになりますね。相手はピストンズです。アウェイ戦ですね。」
 
キャット「次の2戦は東のチームとの対戦なんだけど、ここは1勝1敗でもいいから、いい感じでその後のアウェイ5連戦に備えて欲しいと思ってる。この5連戦はウォリアーズを含むウエスト遠征になるんだが、ここを踏ん張ればそのあとホームゲームが多くなるからね。シーズン50勝を目指すなら、ここである程度の貯金が欲しいよ。」
 
シンキ「ですね。それでは今日はどうもありがとうございました。次回のゲームも宜しくお願いします。」

今季第72戦 対ジャズ

シンキ「こんにちは。現在35勝36敗のロケッツですが、今日の相手は34勝36敗のジャズになります。このゲーム負けると西地区9位に転落しますので、プレイオフ出場を考えると負けられないゲームになりますよね。」

キャット「そうだな。このゲームに勝つと対戦成績は3勝1敗となって、同率だとロケッツが上になるんだよ。そういう意味もあるから、プレイオフへ向けては大事な1戦になるよね。個人的にはあまり緊張感なくて恐縮だけど(苦笑)」

シンキ「笑 昨日のゲームを考えると、プレイオフはサンダーと当たりたいと考えるロケッツファンは多そうですよね。このゲームは勝ってもらって6位まで浮上してもらいたいですよ。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。ジャズはフッド、マック、ヘイワード、フェイバース、ゴベール。」

キャット「序盤は両チームとも動きが重く、膠着した展開だったよ。ロケッツは3分半ほど経過して、ようやくフィールドゴールを決めていて、約5分経過して得点は6-9でジャズが3点リードだった。中盤近くなって、ようやくエンジンが掛かってきたロケッツは、まずハワードがペイントで加点に成功すると、今度はハーデンのスリーで逆転し(11-9)、ジャンパーに速攻も決める9-0のランを披露したよ(15-9) だがジャズも控えのブッカーが効率良く加点するなど追いすがる(15-14) 終盤に入って速攻からブリューワーが決めると、今度はビーズリーの加点に続き、ハーデンからカペラのホットラインも決まって、ロケッツは5点リードになった(21-16) その後ジャズも粘って加点するなど踏ん張り、結局ロケッツ4点のリードで第1Qが終了となった(25-21)」

シンキ「リズム良く進めているみたいですね。今日は大丈夫そうですか?」

キャット「今のところ、いい感じでゲームを進めているよ。ディフェンスのプレッシャーが効いていて、ジャズのターンオーバーを誘っているね(7つ) このペースだ。」

シンキ「はい。では前半の続きをお願いします。」

キャット「出だしにジャズは、オーストラリア出身のイングルズが、得意のコーナーからスリーを決めて1点差に追い上げるが(25-24)、ロケッツはブリューワーのスリー、カペラのオフェンシブリバウンドからの加点ですぐさま6点のリードに拡げると、今度はビーズリーのドライブが決まってリードは8点に(32-24) ジャズはロケッツのタイトなディフェンスに前にシュートミスを繰り返していて、攻守とも完全にリズムはロケッツだったよ(38-26) 中盤に入って、スターターがコートに戻ってもその傾向は変わらず、ビバリーのスリーは不調だが、それを補うようにディーモーが連続スリーを決めてフォロー(44-27) アリーザのスリーも決まって、ロケッツは18点までリードを拡げたんだ(47-29) こんな展開だからか、ハワードもノリノリでプレイしていたよ(苦笑) 終盤はジャズも意地を見せ挽回したが、前半はロケッツが15点リードして終了(49-34) これだけディフェンスがいいのは久しぶりのような気がするよ。」

シンキ「前半を34得点に抑えましたか! これは今季ベストなんじゃないですかね?」

キャット「そう。前半は今季ベストの失点になったな。今日は控えもいいし、早い段階でゲームの勝敗を決することもあり得ると思う。たまにはそういうゲームもいいんじゃないかな。」

シンキ「待望のジョシュも観られそうですかね?」

キャット「この間の敗戦処理では出てこなかったけど、今回はそうじゃないからね。ボクも期待してる(笑)」

シンキ「分かりました。それでは楽しみな後半戦も宜しくお願いします。」

キャット「後半序盤から、ハーデンがパスかシュートか分からないプレイをしたり、ディーモーが入りそうもないフックを放つなど、ロケッツは雑なプレイが目立っていて、攻守でリズムを崩してしまったんだよ。ジャズはゴベールを外してブッカーを投入。そのブッカーがロールプレイヤーの仕事を発揮し、空いたスペースからフェイバースやマックの加点が続くなど、ロケッツは11-0のランを食らってしまい、中盤前に早くも5点差に追い上げられた(50-45) ディフェンスが穴だらけだったロケッツは、ディフェンスで貢献度の高いカペラを投入すると、ジャズのシュートは落ち始めて、ロケッツは息を吹き返してきたんだ(56-45) しかしジャズもネトーのスリーや、フェイバースの加点で踏ん張りを見せ、再び追いすがってきたよ(58-52) ロケッツはカペラを下げずにハワードをコートに入れて、オフェンシブリバウンドの強いジャズに対抗してきた。終盤、ヘイワードのカウントプレイで3点差に迫られたが(58-55)、ブリューワーがスチールからの速攻でサーカスショットをカウントプレイで決めるなど、ロケッツは6点のリードで第4Qを迎える形となったよ(66-60)」

シンキ「あらまー。15点のリードが6点になっちゃいましたか。その理由はなんでしょうかね?」

キャット「ハーデンがブレーキなんだよ。速攻で外しまくってるし、フリースローも落としていたね。カペラとブリューワーのディフェンス力がなければ、もっと点差を詰められていてもおかしくない展開だったよ。」

シンキ「これじゃジョシュどころの話ではなくなってきましたね。何とか逃げ切ってもらいたいですよ。それでは最終Qをお願いします。」

キャット「序盤は両チームターンオーバーが目立っていたが、それでもハーデンがフリースローなどで加点していき、ロケッツは9点リードしたんだ(71-62) しかしジャズもフッドのスリーに続き、ブッカーがハワードのシュートをブロックして、攻守でリズムを掴みつつあり、タイムアウト後にヘイワードのスリーが決まって、3点差に迫られてしまったよ(71-68) ロケッツはスリーが入らず、ディフェンスではフェイバース、ブッカーにオフェンシブリバウンドを取られる苦しい展開に。中盤にマックのスリーが決まって、遂にゲームはタイになってしまう(73-73) ロケッツは堪らずタイムアウトを要求したよ。」

シンキ「第3Qの悪い流れが続いちゃってますよね。ここは流れを変えられそうなビーズリーに期待したくなってしまいますよ。では続きをお願いします。」

キャット「そのビーズリーを投入してきたよ。しかしボールはハーデンが所持し、スリーを決めて3点のリードを奪うと、今度はスチールから速攻を決めて、ロケッツは5点リードを奪う(78-73) だがジャズもブッカーのダンクに、ヘイワードが勝負強さを見せてファールをもらい、4本すべてに成功し、ロケッツは逆転されてしまったよ(78-79) しかし諦めないロケッツは、ビバリーのスリーが決まって2点リード(81-79) ジャズも負けじとフェイバースがジャンパーを決めて、残り2分半、再びタイゲームとなった(81-81)」

シンキ「前半のリードはなくなってしまいましたが、好ゲームになりましたね。勝って勝率を5割へ戻したいですよ。お願いします。」

キャット「タイムアウト後、相変わらずヘイワードのドライブをファールで止めるパターンとなって、1本落としてくれたが、1点リードされたよ(81-82) 残り時間も少なくなり、もうハーデンはやる気まんまんと行った感じで、空いているビーズリーにパスを出さず、強引にペイント内に切り込んでフリースローをもらっていたよ(83-82) 続くディフェンスもフェイバースのファンブルに助けられ、ターンオーバーとなってロケッツボールに。そのチャンスをビバリーがシュートクロックぎりぎりでフローターを決めた! 残り1分8秒でロケッツ3点リード(85-82)」

シンキ「いよいよ勝ちが見えて来ましたかね? お願いします。」

キャット「ジャズはタイムアウト後、好調マックがまたスリーを決めてゲームをタイに戻すと(85-85)、ロケッツは痛恨のターンオーバーをしてしまい、そのチャンスをまたしてもヘイワードがドライブからファールをもらい、今度はしっかり2本決めて、ロケッツは2点リードされてしまったよ(85-87) 残り24.2秒。」

シンキ「ターンオーバーは痛いですね。でもまだ時間がありますので大丈夫です。お願いします。」

キャット「ロケッツタイムアウト後のオフェンスは、うまく繋いでハワードのダンクが成功し、ロケッツは同点に追い付いた(87-87) ジャズはタイムアウトを取らずにプレイは続行。ボールを持つフッドにハーデンが密着マークするが、ヘイワードのスクリーンを使ってフッドがドライブを仕掛け、ハワードがフォローに行ったところへ、フェイバースへナイスパスを出し、イージーダンクをやられてしまったんだ・・・ 残り1.6秒でロケッツはタイムアウトを要求したよ(87-89)」

シンキ「ヘルプは出来なかったんですかね?」

キャット「スモールラインナップを敷いていたからな。タイムアウトがあれば交代したと思うが、それをさせなかったジャズのスナイダーヘッドコーチの作戦勝ちと言ったところだね。見事だったよ。」

キャット「ロケッツはラストショットをハーデンに託すも外れ、結局逆転負けでゲームは終了。最終スコアーは87-89。これで3連敗となり、西地区9位に転落してしまったな。」

シンキ「前半の出来を維持出来ませんでしたね。残念ですよ。これでは6位を目指すどころか、プレイオフ出場も危ういんじゃないですかー。」

キャット「そうなるね(苦笑) まあ今季はドラフト指名権のこともあるから、個人的にはそれほど緊張感ないんだよ。だから今日のゲームも、ジャズはよく頑張ったなーって方の印象が強いよね。勝負どころでロケッツはハーデン頼みだけど、ジャズはヘイワード中心も、フッドやマックも活躍してたし、総合力ではジャズの方が若干上なのかもしれない。そう思わせるゲームだったな。まあ負けたけど、好ゲームだったから、内容的には面白かったよ。今季のロケッツに多くは期待しちゃいけないよ。」

シンキ「次からもラプターズ、ペイサーズ、キャブスと、手強い東のチームとの対戦が続きますからね。今日は勝って欲しかったですが仕方ありませんか。そのラプターズ戦はあさってになりますね。ホームです。」

キャット「プレイオフ出場を考えると、今日の敗戦はとても痛い。だがロケッツの未来は来季以降にあると思っているから、プレイオフとかあまり考えず、前向きに若手を使うなりして欲しいね。今日みたいにカペラを使って欲しいよ。」

シンキ「分かりました。最後に何かありますかね?」

キャット「ジャズはとび抜けた選手はいないんだけど、平均以上の選手が揃っているよね。特にフェイバースとブッカーはどちらかと言うとディフェンシブなPFだから、ロケッツに欲しいくらいだよ。フッドは今日は苦戦していたが、2年目にしては結構頑張っていると思う。やはり若手の生え抜きは伸びるから、ジャズファンも期待しているんじゃないかな。」

シンキ「分かりました。それでは次のラプターズ戦も宜しくお願いします。」

ボックススコアー