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キングス

今季第82戦(最終戦) 対キングス

シンキ「こんにちは。10月末から始まった今シーズンですが、早いもので今日がレギュラーシーズン最終戦となります。先日のウルブズ戦に快勝したロケッツは、自力でのプレイオフ進出が可能になりましたが、本日のキングス戦はどうでしょうか。ホームコートでのゲームになります。」

キャット「もう最終戦は早いよね。ほぼ1日おきにゲームやってる計算になるんだけど、これだけやってると観てる方も疲れてくる時がある(苦笑) でも3日くらい間隔が空くと、また無性にゲームが観たくなるんだよね。まあそんな感じで半年が過ぎて行ったよ。今日のゲームは勝つ条件が揃っているから、おそらくプレイオフへの切符を掴むんじゃないかな。来季以降への資産になるロッタリー指名権を失うのは複雑だけどね。」

シンキ「今季のロケッツはここまで40勝41敗です。今日のゲームに勝って勝率5割へ復帰となるのか注目ですね。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。ハレルが久々にベンチへ入っているね。キングスはマクレモア、カリー弟、ジェームス・アンダーソン、クーフォス、コーリースタイン。アンダーソンは元ロケッツ。カズンズ、ロンド、コリソン、ゲイは休養とのことだ。元ロケッツのカスピは故障で欠場が続いたね。今季もキングスは迷走しちゃったな。」

キャット「ウルブズ戦同様、序盤からロケッツのペース。ペイント内から面白いように加点を繰り返し、開始3分弱で8点リードした(10-2) キングスはカリー弟がスリーを決めて反撃するが(10-5)、ロケッツのオフェンスも止まらず、ビバリーの活躍、ハーデンの4ポイントプレイもあって、点差は13点に拡がったよ(21-8) 中盤に入ると、ロケッツはシュートが入らなくなり、ターンオーバーを繰り返すなど、リズムに乗れなかったが、キングスもしっかりとフリースローを決められず、点差をそれほど縮められない(21-13) 終盤に入ってジョシュの素晴らしいロングパスからの速攻が決まると、ロケッツは息を吹き返したように猛チャージを開始。ハーデンのスリーに、カペラとのホットライン、テリーのスリーなど、結局リードを16点に拡げて第1Qは終了したよ(34-18)」

シンキ「ウルブズ戦みたいに快勝できそうですね。最終戦を気持ち良く終えたいですよ。」

キャット「キングスはミスが目立ち、トランジションも遅いから、速攻を出されているね。カールヘッドコーチも打つ手なしかな。まあもうキングスは若手を使ってるし、来季を見据えたゲームだから仕方ないか。」

シンキ「カリー弟はどうなんですか? 兄カリーみたいに覚醒する可能性はありますかね?」

キャット「彼は十分NBAでプレイ出来る選手だよ。今のところシュートが決まってないが、兄ほどではないとはいえシュートリリースは速いし、ドライブからパスをさばけるし、経験を積めば、安定したベンチ選手にはなれそうだ。今のキングスの状態を考えると、ロンドよりカリーを存分に使った方がいいと思ってたんだが、彼はそのチャンスを活かしつつあると思う。プレッシャーに弱いところがあるから、そこらへんが課題だろうが、彼はまだ伸びしろがあるからね。頑張って欲しい。」

シンキ「分かりました。では前半の続きをお願いします。」

キャット「第2Q序盤もロケッツが優位に立つ。ビーズリーのジャンパー、ビバリーの連続スチールからの速攻も出て、ロケッツはリードを22点に拡げる(40-18) キングスもオフェンシブリバウンドから加点に成功して食い下がるが、ロケッツはテリーのスリー、カペラのオフェンシブリバウンドからの加点、ビーズリーの加点で、さらにリードを拡げたよ(49-24) 中盤に入っても流れは変わらず、ロケッツが思うように得点を重ねて、遂にリードは30点になった(58-28) 終盤に入ると、ロケッツは一息入ってしまったのか、マクレモアのスリーに対応出来ず、ターンオーバーを繰り返し、オフェンシブリバウンドを連続で取られるなど、今季のロケッツらしいプレイを連発する10-0のランを食らっていたね(苦笑) それでも前半は20点のリードで終了したよ(64-44)」

シンキ「終盤は点差を詰められたようですが、20点リードで前半を折り返し、この調子だと最終戦を勝利で飾れそうですか?」

キャット「さすがにホームで20点のアドバンテージは大きいな。余程のことがなければ、このゲームは勝つと思う。」

シンキ「でも低迷サンズに逆転負け食らったロケッツなので、まだ安心は出来ませんよね(苦笑)」

キャット「そうだな(笑) 終盤に一気のランを食らったように、どうも今季のロケッツはリズムが悪くなると、崩れるのも早いからな。もっとしっかりして欲しいんだけどね。もし大量リードを守れずに逆転負けとなったら、ロケッツ史に汚点を残す最終戦になってしまうぞ。」

シンキ「ですよね。それでは後半戦も宜しくお願いします。」

キャット「第3Q序盤はロケッツはハーデンの連続加点、キングスはマクレモアのジャンパーが決まった程度で、両チームともシュートミスやターンオーバーなどで、ゲーム的には膠着していた(69-47) 中盤前になって、ロケッツはハーデンのドライブと、アリーザの加点でリードを拡げるが(73-47)、キングスもカリーのスリー、マクレモアのイージーバスケットで食い下がる(73-52) 中盤になってオフェンスのリズムが出てきたロケッツは、ハーデンが連続10得点の大車輪を見せて、何気に粘るキングスを突き放したよ(88-57) 終盤もビバリーがナイスパスを連発するなど、結局28点リードで第3Qが終了(92-64) さすがに今日の勝利は堅そうに思うよ。」

シンキ「ハーデンの大車輪はさすがですよね。」

キャット「彼は第3Qだけで19得点だったね。さすがにオールスター常連だけあって、ワンランク上の選手なのは間違いない。少なくともハーデンがいれば、ロケッツはプレイオフを争えるチームだと思うよ。」

シンキ「問題はプレイオフで勝てるかどうかですよね。」

キャット「そうなんだよ。現状のロケッツはハーデン頼みのチームだから、もっとサポーティングキャストを揃えないと難しいね。そこは若手の伸びしろに期待したいんだけど、GMモーレーが外様好きだからなー。もっと生え抜きを育てなきゃいけないよ。」

シンキ「分かりました。それでは勝利の第4Qをお願いします。」

キャット「大量リードを取ったロケッツは、このQにセカンドユニットを起用。まずKJがスリーを決めて、再びロケッツのリードは30点を超えた(95-64) キングスはコーリースタイン、今日がNBAデビューの新人ドゥキャンの加点で若干リードを縮めるが(95-69)、カペラの攻守に渡る活躍などもあって、ロケッツが再びリードを30点近くまで持って行ったよ(100-71) 中盤前にお役ご免中だったハーデンが登場。彼は速攻からカウントプレイを決めて38得点目を挙げ、今季の平均得点を29点に乗せて再びベンチへ下がったよ。ビッカースタッフはハーデンに記録を作らせたかったようだね。平均29得点、7A、6R以上挙げた選手はジョーダン、レブロン、オスカー・ロバートソン以来4人目とのことだ。ゲームの方は中盤に入り、ハレルやガデロックが登場してきて、その2人のアーリウーププレイが決まり、ロケッツはリードをさらに拡げたよ(107-71) キングスは休養メンバーが多く、ほぼ7人で戦っていたこともあって、このQになると疲れが出たのか、シュートが全く決まらなくなってしまい、ロケッツのターンオーバーから速攻で加点する程度だった。終盤はカペラがハレル張りのハッスルを見せるなど、最後まで目の離せないゲームだったね。ラストはKJの素晴らしいフォローアップダンクで締めて、結局ロケッツが35点の大差で今季最終戦を勝利で飾ったんだ。最終スコアーは116-81。」

シンキ「順当勝利ですね! これでジャズ戦の結果にかかわらず、ロケッツのプレイオフ進出が決定しました。」

キャット「ロッタリー指名権を失うことを思うと、少し複雑な気持ちではあるんだが、プレイオフ進出は素直に喜びたいと思う。今季はいろいろあったが、それでも勝率は5割で終わったし、ふがいないシーズンだったとはいえ、それなりに楽しめたよ。」

シンキ「まだプレイオフが残ってますよ。相手は昨季にカンファレンスファイナルで敗れたウォリアーズが相手になります。厳しいシリーズになりそうですが、どのような展開になりますかね?」

キャット「1回勝てれば御の字だ(苦笑) 昨季から12戦11敗で、ほとんどワンサイドで負けてるからなー。これで勝てって言われても無理でしょ。」

シンキ「そこを何とかロケッツの底力で突破してもらいたいですが、いかがですかねー。」

キャット「まあウォリアーズもレイカーズやウルブズに負けてるくらいだから、1回くらいは勝てそうに思うんだけど、いかんせん相性が悪すぎだからなー。正直期待は全くなく、少しでも見せ場を作ってくれればいいと思っている。まともにやっても勝ち目はないから、カペラやKJ、ハレルやガデロックなど、ウォリアーズの警戒が比較的薄い選手を使うなりして、少しでも彼らに焦りを与えたいね。仮に全敗で終わっても、来季に繋がるようなプレイを見せて欲しいと思う。でないとせっかくロッタリー指名権をフイにして、プレイオフに出場した意味がないからね。」

シンキ「はい。それでは最後に何かありますか?」

キャット「今季はプレシーズンの時からおかしいと思ったんだけど、レギュラーシーズンに入っても相変わらずリズムに乗れず、マクヘイルを解雇したり、ジョシュを呼び戻したりと、いろいろ策を講じても、結局勝ったり負けたりで今季が終了してしまったな。ここ2シーズンで平均55勝していたチームが41勝止まり。主力はベテランが多くなってきて、やはり外様構成だとピークが過ぎるのも早いと言ったところなんだろう。正直言って来季以降を見据えると、単発的にプレイオフに出場するより、資産になるロッタリー指名権の方が重要だと思っているのだが、なかなか思い通りにいかず、ホント歯がゆいシーズンになってしまったと思う。それでもロケッツ選手達が躍動しているのに応援しない訳には行かないから、プレイオフでも全力で戦って欲しいと思っているよ。とりあえずレギュラーシーズン終わって、関係者全員にお疲れ様って言いたいね。」

シンキ「ありがとうございました。プレイオフは3日後に始まると思いますが、また宜しくお願いします。」

キャット「日程が出たらまた発表するよ。」

シンキ「どうもです。では今日はお疲れ様でした。今季は82ゲーム完走おめでとうございました。」

ボックススコアー

今季第26戦 対キングス

シンキ「こんにちは。本日はアウェイのキングス戦です。昨日は残念な結果になってしまいましたが、気を取り直して今日のゲームに挑んで欲しいですよ。」

キャット「アウェイ連戦になるが、キングスはロンドが審判を侮辱したとして、1ゲーム出場停止になってるからね。前回の対戦でやられているだけに、これはロケッツにとって幸運だよ。しっかり勝って、そろそろ連勝街道に入って欲しいから頑張って欲しいね。」

シンキ「それではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。カペラはベンチ入りしているから途中から出そうだね。キングスはコリソン、マクレモア、ゲイ、カスピ、カズンズ。カスピは元ロケッツ。」

キャット「連戦の疲れからか、ロケッツは序盤からミスが続いて流れに乗れず、キングスにイージーレイアップで加点を許してしまい、開始3分ほどでビッカースタッフは渇を入れる(2-11) タイムアウト後にカペラ、テリーを投入すると流れが変わり、まずカペラのオフェンシブリバウンドからハーデンがスリーを決め、ハワードのカウントプレイ、テリーのスリー、カペラのカズンズを交わすナイスフィニッシュなどで完全にロケッツがペースを握り逆転に成功した(17-13) キングスはミス4連発でリズムを掴めない時間帯が続いたが、中盤以降になると息を吹き返し、カズンズとゲイのコンビで加点を繰り返し、ロケッツは逆転されてしまったよ(21-27) しかし終盤にブリューワーがスリー2本を決めるなど追いすがり、結局第1Qは31-31のタイで終了となったんだ。」

シンキ「相変わらず序盤にリードされることが目立ってますが、今日は何とかタイで済みましたね。」

キャット「まあね。でも流れはあまり良くないよ。キングスの速い展開に戸惑っているというか、意表を突かれている感じあるからね。もっとゲームをコントロールしなきゃダメだね。ハワードはカズンズ相手で体を張って頑張っているんだけど、カズンズのバスケットボールスキルの方が上だから、今のところアドバンテージはないな。」

シンキ「第2Qもお願いします。」

キャット「このQも序盤からロケッツはペースに乗れず、カスピにスリーを決められるなど、残念ながらゲームの主導権をキングスに奪われてしまった(31-36) しかしロケッツはローソンのナイスパスからビバリーがスリーを決めて応戦すると、タイムアウト後にアリーザがスチールからイージーレイアップを決めて、再びゲームはタイに(40-40) だが依然としてリズムが悪いロケッツは、ミスが続いて速攻を決められるなどしてしまい、堪らずビッカースタッフは修正を図って来たんだ(40-47) 中盤以降はロケッツのファールが多くなって、フリースローを与える機会が目立ち、それなりに決めたキングスがリードをキープ。一時11点リードされてしまったが、結局前半は7点ビハインドの50-57で終了となったよ。」

シンキ「どうもいけませんねー。アウェイ連戦で疲れもありますか?」

キャット「あると思うんだけど、もう負けまくっているから、そんなこと言ってられないよ(苦笑) リズムが悪く、どうも空回りしている印象があるから、うまくゲームコントロールして流れを掴めば、再び第1Qのような一気のランが出せると思う。しっかりやって欲しいね。」

シンキ「それでは後半戦もお願いします。」

キャット「後半開始早々、ハワードが4ファールになってしまう。そのハワードはカズンズ相手に苦戦して加点出来ず、ハーデンも速攻からのレイアップをミスっている間に、キングスはコリソンが決めて、ロケッツは二桁のビハインドにされてしまった(53-64) タイムアウト後にローソンが登場したが、攻守ともに見せ場がなく早々とベンチへ(55-69) 中盤前にブーイングされ続けているテリーが、会場のキングスファンに腕を捕まれるようなアクシデントがあって、一時ゲームは中断したが(そのファンは退場)、ゲームの流れは変わらず、二桁のビハインド状態は続いたよ(57-71) ロケッツはカペラも5ファールで苦しい展開になり、ビッカースタッフはインサイド選手ゼロの超スモールラインナップに移行したんだ。カズンズにはすぐにダブルチームを仕掛けることで対処し、その効果が次第に出てきてロケッツがリズムを掴みに掛かる。キングスはカズンズへボールを集めようと焦っていて、ミス連発をしている隙に、ロケッツはここまで調子の上がらないハーデンが、怒濤の連続13得点をマークし、ようやく点差を一桁へ戻したよ(74-82) 第3Qは8点のビハインドで終了となった。」

シンキ「苦しい展開のようですが、ハーデンが最後はやってくれるんじゃないですかー。信じてますよ。」

キャット「なんだかんだでやっぱりハーデンなんだよね。ハワードは期待薄だから尚更だ(苦笑)」

シンキ「それでは勝負の第4Qをお願いします。」

キャット「出だしはテリー、ビバリー、ソートン、ブリューワー、ハワードでスタート。アウェイ連戦で体調が悪いのか、ハワードのダメっぷりが露呈して、ロケッツはリズムが掴めない。その間にキングスはベリネリが3本のスリーを決めて突き放す(78-93) ロケッツもハーデンが得意の連続加点で追いすがるが、足の動かないハワードがリバウンドを取れず、結局キングスに逃げ切られてしまった。最終スコアーは97-107。」

シンキ「連敗ですか・・・ 今季2戦2勝と相性の良かったキングス相手にこれでは、先が思いやられますね。」

キャット「アウェイ連戦だったし、ハワードがさっぱりだったからね。仕方ない部分あるよ。まあ悔しいけどね。ボクもいつも手に持ってるボールペンを投げ飛ばしちゃったくらいだから(苦笑)」

シンキ「ハワードはやはり疲れですかね?」

キャット「とにかく今日は足が動かなかったよね。前半カズンズとのプロレスで消耗したこともあるけど、それにしても第4Qの鈍さは異常だったよ。あれだったらカペラ使ってくれって誰だって思うよな。」

シンキ「ハワードはもうオールスタークラスのプレイヤーとして考えるのは厳しいんでしょうか。」

キャット「ハワードをペリカンズのアシック+アンダーソンで取引を、というNBAアナリストもいるくらいだから、今のハワードだとそれくらいの価値しかないという判断なんだろうが、これに反論出来るロケッツファンは少ないだろうな(苦笑) ボクもそんな感じの評価だからね。」

シンキ「ため息しか出てこないんですが、これでまた借金2つとなってます。しかし次の対戦相手はドアマット状態のレイカーズですから、また巻き返せそうですね!」

キャット「アウェイだし気を抜くと分からんぞ。さすがに地元じゃレイカーズもそれなりのゲームはするだろうからね。追記するが、テリーと揉み合ったのはファンではなく、カズンズのマネージャーのようだね。」

シンキ「いろいろありがとうございます。今日はどうもお疲れ様でした。レイカーズ戦はあさってになりますね。こちらも宜しくお願いしますね。」

ボックススコアー

今季第21戦 対キングス

シンキ「こんにちは。今日もありがとうございます。昨日はマブスとの接戦を制して連勝となりましたが、連戦の今日はホームでのキングス戦となります。比較的戦いやすい相手なんじゃないですかー」

キャット「今季のキングスはロンド加入で昨季より良くなってるよ。まあそれでも昨日のマブスに比べたら戦いやすいかもしれないな。3連勝目指して頑張って欲しい。それと今日からディーモーが復帰するみたいだよ。」

シンキ「ディーモーが遂に復帰しますか。楽しみですね。それではゲームの詳細をお願いします。」

キャット「スターターはハーデン、ビバリー、アリーザ、カペラ、ハワード。キングスはロンド、マクレモア、カスピ、ゲイ、カズンズ。カスピは元ロケッツ。」

キャット「序盤は連続でシュートを外してしまったロケッツだったが、昨日からスリーが絶好調のビバリーが、今日も連続で決めるなどしてリズムを取ってきた(8-6) キングスはミス連続で流れに乗れないが、ロケッツも再びシュートが決まらず、ゲームはロースコアの展開に(10-10) 6分半経過後、ディーモーがコートに入ってくると、ロケッツの雰囲気はとても良くなってきて、オフェンスではボール回りが良くなり、ディフェンスでも活力を感じられ、プレイ面ではまだぎこちなさの残るディーモーだったが、チームに好影響を与えていたね。ゲームはディーモー復帰後に13-2のランに成功したロケッツが、13点のリードで第1Qを終了したよ(29-16)」

シンキ「おお。ディーモー復帰がそんなにチームに好影響を与えていましたかー。」

キャット「雰囲気が良くなったよね。ホームコートだしファンの声援の後押しは力になるよ。」

シンキ「この調子で今日は完勝したいですよね。それでは続きをお願いします。」

キャット「このQも序盤はリズムに乗れず、ビッカースタッフがすぐにタイムアウトを取って修正に成功し、ハワードがしっかりリバウンドを取るなど、キングスにリズムを渡さずリードをキープ(38-25) しかしキングスはロケッツのミスから速攻を決めると、アリーザがまたフリースローを外している隙に、連続でスリーに成功。一気に6点差に縮めてきた(39-33) ロケッツもカペラの連続加点、ハーデンのスリーが決まってリードを拡げに掛かるが(46-35) キングスはロンドのナイスパスが冴えて、イージーバスケットを演出。病み上がりのディーモーがもたついている間に、キングスは10-0のランに成功して1点差に追い詰めたんだ(46-45) その後ロケッツは連続でスリーに成功するが、結局2点差で終了となったよ(52-50)」

シンキ「うーん、突き放せませんでしたかー。原因は何でしょうか?」

キャット「スリーは決まっているんだが、全体のシュート成功率が良くないね。このQに34点も取られているように、速攻からの加点やイージーバスケットをやられるケースも目立っていたよ。でもしっかり修正すれば、見た目ではまた突き放せそうな感じはするからね。後半に期待していいと思うぞ。」

シンキ「ホームですし、ここは負けられないですよ。それでは後半戦をお願いします。」

キャット「いきなりカズンズにカウントプレイを決められ、ロケッツはリードを許してしまったが、すぐにハーデンの活躍で逆転に成功し、ハワードの連続フィニッシュも決まって、ロケッツが5点リードした(60-55) しかしロケッツはロンドを全く止められず、完全に翻弄されるかのような活躍を許してしまい、リードをキープ出来ず、中盤にはまた逆転されてしまった(64-66) その後もロケッツは流れに乗れず、突き放される危険な時間帯に入ったのだが、スリーが好調なのが幸いして何とか食いつなぎ、ミス連発するも、終盤はハーデンの個人技、テリーとTジョーンズの連続スリーが決まって、1点のビハインドで済んだよ(84-85) 結局最終Q勝負になったね。」

シンキ「また35点も取られてしまいましたね。」

キャット「いやー。いい時のロンドはオールスタークラスだよ。どうにもならん。このQだけで8アシスト。うまくミスマッチを突く能力にも長け、ホントやっかいな選手だね。大黒柱のカズンズはうまいこと抑えているんだけど、ここもやられるとこのゲーム危ないぞ。」

シンキ「もう負けたくないのでお願いしますよ。連勝継続したいです。」

キャット「第4Q序盤はTジョーンズが奮起して、ポストからのカウントプレイを含む7点を取ったロケッツだったが、ディフェンスでは止めきれずビハインドは変わらず(91-93) キングスもカズンズが不調で流れに乗りきれない展開で、最初の約4分が経過したよ(92-93) ロケッツはタイムアウト後にフリースロー3本決めて逆転するが、キングスもガード陣の活躍で再びリードし、ゲームは均衡したんだが(95-96)、ロケッツはこのQに入ってもスリーが好調で、アリーザとビバリーがそれぞれスリーを決め、残り約6分で3点リードしたよ(101-98)」

シンキ「今日はスリーに助けられてますよね。ロンドは抑えてますか?」

キャット「これだけスリーが入るときのロケッツは安定して戦えるんじゃないかな。ロンドはアリーザがマークしてる。何とか彼をコントロールしてやろうとの采配だろう。」

キャット「しかしキングスも不調のカズンズを尻目に、ゲイが奮起して再び逆転に成功(103-101) だがオフェンスのリズムがいいロケッツは、またしてもアリーザがスリーを決めてまた逆転! ハーデンのパスも冴えて残り4分、ロケッツは4点のリードを奪った(107-103) キングスも不調カズンズがフラストレーションをぶつけるかのようなダンクを決めて応戦し、ゲームはどちらに転ぶか分からない展開になったよ(109-107)」

シンキ「3連勝へ向けて踏ん張りましょう。」

キャット「タイムアウト後、ハワードが不調カズンズをブロック! これが速攻になってTジョーンズが加点に成功し、ロケッツは勝利へ前進(111-107) 残り2分弱でキングスはカズンズが6ファール退場となり、このチャンスにロケッツはハーデンの活躍で6点のリードを奪うと、後はうまく流して逃げ切ったよ。最終スコアーは120-113。これで3連勝達成となったね。」

シンキ「やってくれましたね! 今日も接戦になってますが、勝ってよかったと思います。勝因は何でしょうか?」

キャット「やっぱりスリーが好調だったことでしょう。ロンドに翻弄され、他のガード陣にもやられていたんだけど、カズンズが不調だったことに助けられたね。なんにしても勝って良かった。」

シンキ「これでここ6戦で5勝目。マクヘイル解雇後も最初は勝ち星に恵まれませんでしが、ようやく波に乗ってきましたかね。」

キャット「勝ちゲームも内容的には接戦ばかりなんだが、スターターがほぼ固定され、選手達がそれぞれ自分の役割を徹するようになった結果がそれなりに反映されているよね。ローソンもベンチから腐らず頑張っていて、これもチームに好影響を与えている。ディーモーが帰って来たし、これからは強いロケッツが見られるんじゃないかな。期待したいよね。」

シンキ「ハワードも力強い活躍をしているようで、コンディションがうまく行っている証拠ですかね?」

キャット「そうだな。今日のパフォーマンスはとても良かったぞ。毎試合これだけやってくれるなら、ロケッツファンの不満はないだろうな。まだ老いる年齢でもないから彼には期待したいよ。」

シンキ「次の相手は3日後にアウェイでのネッツ戦になります。前回はホームで苦杯をさせられましたよね。」

キャット「リベンジしようじゃないか(笑)」

シンキ「最後に何かありますか?」

キャット「いろいろあるんだけど、今日もいいだろう(苦笑) また今度だな。」

シンキ「分かりました。では次戦も宜しくお願いします。今日はどうもありがとうございました。」

ボックススコアー

今季第6戦 対キングス

シンキ「どうもこんにちは。今日と明日はアウェイ連戦の日程でして、今日はキングス戦、明日はクリッパーズ戦となっています。ハワードは明日のクリッパーズ戦に集中するみたいですね。」

キャット「ロケッツはハワードだけでなく、引き続きTジョーンズが欠場して、ビバリーも前のゲームで脳しんとうを起こした影響で遠征には参加してない。その分は若手のカペラにハレル、ベテランのテリーに頑張ってもらおう。キングスも大黒柱カズンズの欠場が続いている。どこも故障者が出ると大変だけど、その分ベンチメンバーはチャンスだよね。」

シンキ「カペラはキングスのルーキー、コーリー・スタインに負けないように頑張って欲しいです。それではキングス戦の回顧をお願いします。」

キャット「ロケッツのスターターはハーデン、ローソン、ソートン、アリーザ、カペラ。キングスはロンド、ベリネリの移籍コンビに、ゲイ、アンダーソン、コーフォスの布陣だった。」

キャット「序盤からロケッツはエンジン全開。ハーデン起点から面白いようにパスが繋がり、カペラのダンク、ソートンのスリーを演出していた。最初の12得点のうちカペラとソートンがそれぞれ6点ずつあげていたよ(12-2)。その後もハーデンからカペラのダンクが決まるなど、ロケッツがやりたい放題のオフェンスを展開していたが(18-4)、キングスも中盤からようやく落ち着きを取り戻してきて、オフェンシブリバウンドから着実に加点することに成功して反撃ののろしを上げてきた。ロケッツはファールが多くなってフリースローを与えてしまうプレイが目立ち、あれよあれよと14-3のランを食らってしまったよ(22-18)。しかしロケッツは終盤にソートン、テリーのショットが決まるなど、とりあえず6点のリードは保って第1Qを終了したんだ(29-23)」

シンキ「スタートダッシュに成功しましたが、中盤から一気にリズムが悪くなってしまいましたか。」

キャット「カペラから替わったヘイズがリバウンドを取れず、キングスからペイント内で効率的に決められていたのがランを食らった要因の一つ。彼は若い時と比べて太くなって、動きがイマイチだし、ローポストディフェンダーとしての能力はあるんだけど、いかんせん最近のNBAはポストゲームしないから、彼の居場所がなくなりつつあるのかもしれないな。サイズ的にヘルプディフェンスは不利だしね。」

シンキ「前半の続きをお願いします。」

キャット「序盤からキングスは控えのマクレモアのオフェンスが好調で、次第にロケッツに迫ってきたんだ。ロケッツはハーデンの速攻からの加点などで対抗するが、キングスも元ロケッツのカスピがドライブからサイズを活かしたフィニッシュで応戦。一時キングスに逆転を許してしまった(35-37)。このお互いに譲らぬゲームから先に抜け出したのはロケッツの方。ハーデンの連続加点から、カペラの連続ブロックが炸裂し、ローソンのスリーも決まったロケッツが10-0のランに成功して8点リードした(45-37)。その後もハーデンがロケッツをリードして点差を伸ばして、ロケッツは11点差に拡げて前半を終えたよ(61-50)」

シンキ「ここまでのハーデンのスリーはどんな感じですか?」

キャット「意識的に打っていない感じだね。ここまでは3本打って1本成功だよ。彼は抜群のユーロステップから相手を出し抜いてのジャンパーや、ファールをもらうプレイが持ち味だからね。無理にスポットアップからのスリーを狙わなくていいと思うんだ。まあたまにはスリーを狙う姿勢も大事だけどね。彼は第2Qに17得点の大車輪だった。これが本来のハーデンだと思う。」

シンキ「カペラも存在感出しているみたいですね。」

キャット「味方のアシストパスを効率的にスコアーしてるし、ディフェンスでもリムプロテクターとして機能しているよ。これだけやってくれればハワードのプレイングタイムを調整出来るよね。まだ若い彼への期待は非常に大きいものがあるよ。」

シンキ「後半戦もお願いします。」

キャット「アリーザが序盤からスパーク。ナイスディフェンスからのスコアーに加え、連続スリーでロケッツが16点リードに拡げ、ハーデンのジャンパーが決まり、18点のビハインドになったキングスはタイムアウトを要求(71-53)。その後もローソンの連続スリーなどで20点まで点差を拡げたロケッツだったが、ミス連発で次第にキングスペースに。キングスのベンチ陣はスターターを上回るパフォーマンスを披露し、結局7点差まで追い付かれてしまったよ(85-78)」

シンキ「いい感じの後半スタートでしたが、終盤がダメダメでしたね。」

キャット「ロケッツファンから観ても楽勝ペースなのは分かったんだけど、ちょっとロケッツの選手は安心したのか、散漫なプレイが目立ってしまったな。アウェイだし、こんなことではいけないね。気を引き締めてもらいたいよ。」

シンキ「第4Qはどうなったんですか? まさか逆転負けはないですよね。」

キャット「第4Q出だしからキングスはカリー弟が、連続8点の加点に成功して1点差に追い上げ、ヒヤッとしたロケッツファンがいたかもしれないが、ロケッツはキングスディフェンスを翻弄するかのようなスリーを連続で決めていたので、ボクは冷静に観戦していたよ(笑) ゲームの方は9-0のランで優位に立ったロケッツが、中盤から終盤もキングスのセカンドユニットに対しリズムを渡さず、結局6点差で勝利に終わった。最終スコアーは116-110だったよ。まあ順当勝利なんじゃないかな。内容には不満あるけど、ハーデンが良かったし、開幕3ゲームよりは良くなっているから、明日もゲームあるし、今日のところは勝利したということで合格点を挙げていいと思うよ。」

シンキ「勝利とはいえ、内容的には不満でしたか。」

キャット「キングスはスターター陣の不甲斐なさで、第4Qはほぼセカンドユニットで戦っていたし、くだらないミスがでなければ、もっと早く勝敗は決していたよ。明日もゲームあるんだから、出来れば今日は早めに主力を切り上げて、体力を温存させたかったよね。」

シンキ「その明日ですが、相手はクリッパーズですね。プレイオフ以来の対戦になります。」

キャット「まだシーズン序盤だから、相手の出方を伺うくらいの余裕が欲しいんだけど、今のロケッツはそこまでの余裕はないだろうね。まあアウェイ連戦で厳しいから勝つとしても接戦になるだろう。頑張って欲しい。」

シンキ「最後にキングスについてコメントお願いします。」

キャット「軸はカズンズなんだが、ケガが多くなってるし、興奮しやすくリーダー的には疑問符があるから難しいところだね。ロンドなんかドンドン評価が落ちているんだから、早く見捨てて若手のマクレモアやカリー弟を鍛えた方がいいんじゃないかな。ゲイは封じ込められるとチームの足を引っ張るタイプだし、今の西のレベルを考えると、現メンバーではプレイオフ進出はかなり厳しいだろう。チーム作りってホント難しいよね。」

シンキ「今日もお疲れ様でした。明日も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第56戦 キングス戦(アウェイ)

アウェイのゲームが続くロケッツだが、ここまで連勝と調子はいい。雰囲気良くプレイオフに入って欲しいから、とにかく勝ち続けて欲しい次第だ。今日の相手は低迷が続いているキングスである。
第1Qからロケッツがペースを掴む。ディフェンスのローテションが素晴らしく、キングスのミスを誘って、速攻で決めるシーンが非常に目立っていて、第1Qですでに二桁のリードを奪う(32-21)。
第2Qに入って少し停滞気味になったが、それでも中盤以降に調子を取り戻したロケッツが、一時19点リードする余裕の展開で、結局前半は15点のリードで終了(前半終了58-43)。
第3Qも序盤はロケッツがペースを握って、遂にリードを22点に拡げるが、キングスもゾーンディフェンスで対抗してきて、これに攻めあぐんだロケッツのリードが次第に縮まってきた。16-4のランを食らって10点差まで詰められたが、キングスはファンもブーイングしてしまうほど、ポロポロとフリースローを落とす失態があって、これ以上点差を詰めることは出来なかった(73-63)。
第4Qに入ると、ロケッツが再び持ち直して、リードを次第に拡げていき、ほぼセーフティーリードのままゲームは終了。最終スコアは104-87だった。
前回の対戦でやられてしまったカズンズに、タイミング良くダブルチームに行って、そのローテーションからミスを誘発することに成功し、序盤からゲームの主導権を握ったのが勝因だろう。ディフェンスが良かったので、少しくらいオフェンスが停滞する時間帯があっても、ほとんど気にならなかったし、キングスの自滅もあったので、今日のゲームは安心して観ていられた。選手達も、スコラのへなちょこダンクミスを大笑いしていて、リラックスしていたように思う。
これでロケッツは3連勝達成。通算31勝25敗で西地区6位に上がっている。キングスは4連敗で19勝38敗となった。

各選手の評価は以下の通り。
ロケッツ
ドラギッチ 15点・4R・9A・3TO FG6/15 3pFG1/5 FT2/2
シュートの精度は良くなかったと思うが、彼の場合はドライブから得点が取れるし、速攻で決められるし、ナイスパスもさばけるので、悪いなりにチームに貢献出来るところが、彼の素晴らしいところだと思う。もう彼はNBAのPGトップ15に入っていると思うので、絶対にキープして欲しいし、キープしなければいけないと思う。

リー 25点・2R・2A・4S・0TO FG11/18 3pFG3/5
今日のMVP。第1Qから全開モードでプレイして、このQだけで17得点挙げる大車輪の活躍を披露した。ボールに対する反応の速さで、スチールも連発していたし、今日はミスもなかった。素晴らしい選手で、マーティンが帰って来ても、このままスターターで使ってもらいたいと思っているロケッツファンは多いのではないか。

スコラ 13点・8R・5A・2S FG5/13 FT3/4
「全然飛べないじゃん!」ってツッコミ入れたくなる速攻でのダンクミス(フリースローをもらったが)あり、ローポストでもヘイズの威圧感に苦戦するなど、あまりいいところがなかったような気がするのだが、リバウンドをよく取っていたし、ナイスフォローもあったから、それほど悪くはなかったと思う。今日のハイライトはこのダンクミスで決まり!

パーソンズ 10点・2R・2A FG3/8 FT3/3
スコラとのホットラインから決めたり、ドラギッチのナイスパスからアーリーウープダンクを披露するなど、その存在感を存分に示したと思う。ディフェンスでもグリーンからオフェンスチャージをもらっていた。彼の安定感のあるディフェンスで、チームは間違いなくアップグレードしたと思う。頼もしい限りだ。

キャンビー 4点・4R・1B FG2/3
気分が悪くなったようで、出場は前半の12分だけだったが、その12分で自慢のディフェンス力を見せつけていた。彼の加入でロケッツのインサイドディフェンスは間違いなくアップグレードしたと思う。オフェンスでもハイポストからドライブで決めていたし、プレイオフでの彼の活躍が、非常に楽しみな次第である。

ロワリー 1点・7A・0TO FG0/3 3pFG0/3
15ゲーム欠場していたが、今日から復帰。前半は抑え気味にプレイしていたように思えたが、第4Qはナイスパスの連続で、一気に7Aに数字を伸ばしている。お休みが長かった割に、ドライブの精度は悪くなかったように思う。当分は控えからの出場になると思うが、彼が戻ってきたのはプレイオフへ向けてとても大きい。

ダレンベア 8点・10R・1B FG4/10
途中から出場しなかったキャンビーの替わりに、30分近くプレイしている。今日はミドルをよく決めていたように思う。またロワリーのナイスパスをアーリーウープダンクしていたし、リバウンドも良かった。彼が控えに回ったことで、ロケッツは選手層に厚みが加わったと思う。ちなみに今日も1つゴールテンディングしていた。

パターソン 10点・10R FG4/10
リバウンドをよく取っていて、ダブルダブルを達成している。要所でミドルを決めていたし、ペイントエリアでも得点していて、速攻でスコラに手本を見せるかのようなダンクも披露していた。

バディンガー 15点・5R・3A・3S FG6/12 3pFG3/7
ディフェンスではマークマンを止められずに、ファールをしてしまうシーンが目に付いたのだが、彼の持ち味であるシュート力を存分に見せてくれたから、ベンチも納得していると思う。アーリーウープダンクも披露していたし、ナイスパスもあった。

モリス 3点 FG1/1 3pFG1/1
ほとんど時間がなくなってから登場して、スリーを一本決めている。実戦経験を重ねて、来季はチームに貢献出来るように頑張ってもらいたい。

ボイキンズ
ロワリー復帰で出番なし。もしものことがあるので、フォートソンではまだ頼りないし、彼をシーズン終了までキープしておいた方がいいと思う。

マーティン
欠場。

フォートソン
アクティブロスター外。

グレッグ・スミス
アクティブロスター外。

キングス
カズンズ 9点・8R・2A FG4/8 FT1/6
ロケッツのタイミングのいいダブルチームに苦戦していて、思うようにプレイ出来なかった。フリースローを落としすぎていて、ドライブからのダンクミスもあって、完全に集中力が切れていたから、第4Qは起用されなかった。高い才能を持っているが、まだ未熟な選手だ。

エヴァンス 6点 FG3/7 FT0/2
ルーキーの時の素晴らしさを考えると、全く物足りなくなってしまった。ケガの影響もあるのだろう。彼が奮起しないと、キングスは当分ドアマットが続きそうだから、期待しているファンも多いと思う。今日はほとんど見せ場なしだった。

トーマス(新人) 16点・4R・6A・4TO FG4/13 3pFG3/4 FT5/8
シュート力があるし、ドライブからナイスパスがさばける。ボイキンズほどではないが、かなり小さいので、長い目で見ると、スターターでは厳しい感じがするのだが、それでも堅実に働ける選手として、長くNBAでプレイ出来ると思う。

フレデッテ(新人) 17点・4A・3TO FG7/15 3pFG3/6
こちらもシュート力のある所を見せていた。かなり出場時間をもらっていたように、彼には期待しているのだろう。ただサイズはないからSGは厳しいと思う。今日は特にディフェンスではリーのマークに苦しんでいた。それでもうまく行けば、マブスのテリーみたいな選手になれるかもしれない。

トンプソン 4点・6R FG2/3
可もなく不可もなしと言った感じだった。リバウンドは頑張っていたと思うが、ゴール下のフィニッシュ以外に、見せ場らしい見せ場はなかったように思う。

ヘイズ 3点・5R・1S・1B FG1/2 FT1/2
チームプレイヤー。ディフェンス面でチームのために頑張っていたが、いかんせん彼一人の力でチームを勝利に導くことは難しい。威圧感のあるディフェンスはさすがで、サイズ不足をカバーする動きは見事だと思う。彼のフリースローのヘタさを知っているロケッツ選手達は、思わずレーンバイオレーションをしてしまっていたので、懐かしいと思った次第だ。

テレンス 21点・8R・5TO FG7/16 3pFG1/2 FT6/11
トレード期限後にロケッツから解雇された選手なのだが、自分本位のプレイが出来れば、数字を残せる選手である。バスケットボール選手として必要なものを持っていると思うが、いかんせんチームに合わせられないから、使い勝手が難しい。弱小チームによくいる点取り屋みたいな感じか。基本的には見ていると面白いので、頑張って欲しいと思っているが、来季はどうなるか?

ホワイトサイド 4点・10R・2S・2B FG1/2 FT2/2
ペイントからのフックはよかったが、プレイ振りはディフェンス専門の選手だろう。腕が長く、ブロックがうまい。機敏に動けそうだし、経験を積めばまだまだよくなりそうな感じはある。

アウトロー 1点 FG0/1 FT2/1
バディンガーからファールをもらってフリースローを1本決めていた以外、ほとんど印象がない。試合展開に余裕があったので、思わずブレイザーズ時代にやられた記憶を懐かしく思ってしまった。

グリーン 6点・2R FG1/2 FT4/4
あのサマーリーグで挙げた40得点は、ロケッツファンの記憶に残るシーンだったと思うが、いざNBAに入るとあまり活躍出来ていないから、やはりこのレベルは違うのだろう。ウカウカしていると、ローテーションを外される可能性もあると思う。

ハニーカット(新人) 0点
1分ほど出場していたようだが、気がつかなかった。

ガルシア
脳しんとうにため欠場。

ソートン
左ふくらはぎの故障のため、4ゲーム連続で欠場。

サーモンズ
臀部の痛みにより、8ゲーム連続欠場中。

今季第50戦 キングス戦(ホーム)

早くも今季50ゲーム目を迎えたロケッツ。プレイオフへ向けて大事なゲームが続くが、今日の相手は西地区ブービーのキングスであるから、しっかりと取りこぼさずに勝って欲しいところだ。
第1Qはロケッツのミスが続き、半ばあたりですでに5つのターンオーバーを犯してしまい、キングスがそのミスを付いて得点を重ねて二桁得点差を付ける。ロケッツはシュートも決まらずもどかしい展開が続き、第1Qは12点リードされて終了した(29-17)。
第2Qに入ると、キングスのセカンドユニットの出来が悪く、ロケッツは開始4分で5点差に追い上げる。しかしキングスはスターターをコートに戻して反撃を開始。カズンズのミドルなどでキングスがペースを掴み、ロケッツは再び二桁のビハインドになってしまう。だがホームの声援を受けて奮起するロケッツは、カズンズのテクニカルファールを機に9-2のランに成功。結局前半は9点のビハインドで折り返す(前半終了42-51)。
第3Qは両チームとも激しい攻防が続いて、ロケッツはなかなか点差を縮められない。それでも中盤過ぎからディフェンスである程度キングスを止めることに成功したロケッツが、スコラのジャンパーが決まって遂に同点に追いついた。第3Qを29-21で取ったロケッツが1点のビハインドで第4Qへ突入する(71-72)。
勝負の第4Qは、出だしでオフェンスをリードするカズンズの活躍で、キングスが9-2のランに成功。再びロケッツは8点のビハインドになってしまう。しかし諦めないロケッツは中盤からドラギッチ、パターソンに活躍などで9-0のランに成功。残り4分切って再び逆転に成功する。その後は一進一退の展開が続いて、残り1分切って同点になったが、先に抜け出したのはキングス。残り18秒でソートンがドライブから押し込んで2点リードする。だが今日絶好調のパターソンが残り8秒でしっかりとミドルを決めて、マブス戦に続き延長戦に突入した(後半終了99-99)。
延長戦は序盤からロケッツがペースを掴む。パーソンズがスリーを決めて3点のリードを奪い、続いてパターソンとドラギッチも決めてロケッツが5点のアドバンテージを得る。結局このリードを守ったロケッツが厳しいゲームをモノにして勝利した。最終スコア113-106。
正直言って厳しいゲームだったし、負けてもおかしくなかったと思うが、最後は自力の差で何とか勝利したと言った感じになっている。チーム力の弱いキングスとはいえ、カズンズなど好プレイヤーはいるだけに、絶対ということはなく、気を抜いているといつでもやられる相手だと思った。この勝利でロケッツは27勝23敗となり、西地区8位に返り咲き。キングスは17勝32敗となった。

各選手の評価は以下の通り。
ロケッツ
ドラギッチ 14点・4R・10A・5TO FG6/12 3pFG1/4
ファールトラブルでプレイ時間を制限されながら10Aを記録し、ロワリー越えの今季6回目のダブルダブルを達成している。スリーの精度は良くなかったし、相変わらずトラベリングなどのミスも目に付いたが(解説のグライドは審判の判定に不満だったが)、それでも大事な場面で存在感を発揮できるから、すごく頼もしい存在だと思った。延長戦では自ら右足首を捻ってしまいロッカールームへ下がっているが、X線検査の結果は異常なしだったようだ。本人曰く、軽い捻挫とのこと。安心した。

リー 16点・2R・2B・2TO FG5/13 3pFG1/6 FT5/5
ドラ同様、スリーの精度は良くなかったと思う。だがミドルはしっかり決めていたし、所々で見せるナイスディフェンスもあったから、間違いなくチームの勝利に貢献している。フリースローをしっかり決めているし、縁の下でチームを支えていて、ロケッツにいなくてはならない選手だと思う。オフに制限付きFAになるが、再契約すべき選手だろう。

スコラ 18点・14R・3A・3TO FG8/12 FT2/2
最近のスコラにはタフネス振りを感じる。インサイドディフェンスでは体を張って踏ん張っていて、自分の弱点でチームの足を引っ張らないように頑張っていたと思う。得意のミドルは決めているし、今日はリバウンドも良かった。第4Qではナイススチールも見せていたし、この調子でプレイ出来れば高いサラリーをもらうだけの価値はあると思った次第。

ダレンベア 2点・5R・2B FG1/5
ファールトラブルでベンチへいる時間帯が長かったし、第3Qに2つのブロックを見せた以外は、見せ場らしい見せ場はなかったと思う。オフェンスが制限されるし、ディフェンスでは横の動きが悪いので、勝負所ではどうしても他の選手を使いたくなるのは仕方ないのかもしれない。

パーソンズ 16点・8R・5A・2S・3TO FG6/12 3pFG1/5 FT3/6
ポイントフォワードと言った感じのプレイを見せている。パス回しが非常に速いし、高さを活かしたドライブでのフィニッシュを頻繁に決めていた。ディフェンスも堅実で、シュートさえ決まってくれれば言うことなしだと思う。今日はフリースローもポロポロと落としていた。

パターソン 24点・4R FG10/16
今日のMVP。キャリアハイの24得点を記録。第4Q以降14得点の活躍でチームの危機を救っている。第4Q中盤以降に見せた、ケンタッキー大で一緒だったカズンズに対するディフェンスも良かったと思う。彼はタフな努力家だから、もっと伸びるかもしれないし、そうなればロケッツも大喜びだろう。

バディンガー 11点・4R・2TO FG4/11 3pFG1/5
スリーを外しすぎていたが、それでも1対1からドライブを決めたし、ゴール下のフィニッシュも確実だったから、調子の悪いなりにチームには貢献していたと思う。可もなく不可もなしと言ったところか。

キャンビー 2点・7R・3B FG1/2
最大のハイライトは相手ゴール下から決め損なったブザービーター。何回も見てしまったほどのプレイで、あとほんの少し時間があったら認められていたと思う。それ以外ではブロックのうまさはさすがであった。第4Q途中に左手首の故障でコート離れているが、それほど心配ないだろう。

ボイキンズ 10点・5A・3TO FG2/6 FT6/6
今日10日間契約を結んだ35歳のベテランPG。165cmという超小型選手だが、サイズのハンデを感じさせないプレイは見事だったと思う。得意のフリースローで最後を締めていたし、第4Q以降もある程度任せられる存在だから、おそらくシーズン終了まで残るのではないか。

フォートソン
ボイキンズ加入で当然出番なし。しかしロワリーがまだ時間が掛かりそうなので、ロケッツは2回目の10日間契約をするのではないか。

モリス
出番なし。彼は来季以降に頑張ってくれればいい。

グレッグ・スミス
アクティブロスター外。

マーティン
欠場。古巣相手に出場したかっただろうが、リーやパーソンズの活躍により、彼の存在感は日に日に薄くなっているように感じる。

ロワリー
シューティングは行っているようだが、予想以上にバクテリアによる感染症に苦しんでいて、まだ時間が掛かるようだ。もしかすると今季レギュラーシーズンでの出場はないかもしれない。

キングス
カズンズ 38点・14R・2A・2S・5TO FG15/26 FT8/12
キャリアハイの38得点を記録。体格があるが、プレイは若干ソフトに見えた。それでもしっかりとフィニッシュ出来るし、リバウンドも取れる。ボールハンドリングがいいし、パスもうまいと思う。前回の対戦では散々だったが、今回は全く違っていたし、元々才能があるので、これからはより注目の選手かもしれない。

ソートン 27点・3R・2A・2S FG9/22 3pFG3/7 FT6/6
スリーをよく決めていたし、ゴール下でフィニッシュする力もある。勝負所ではリー相手にドライブで突っ込んで決めていて、アグレッシブに攻めるタイプと見た。SGにしては小さいのでディフェンスがカギになるが、これだけのオフェンス能力を持っていれば使いたくなる。

エヴァンス 12点・4R・5A・6S・5TO FG5/11 FT2/2
SFで出場していたが、ディフェンスでパーソンズのドライブに苦戦していたから、本業のGの方がいいと思った。得意のドライブはそれほど目立たなかったと思うが、スチールを連発していて、ここらへんはさすがだなと思った次第。

トーマス(新人) 8点・8R・6A FG3/13 3pFG0/3 FT2/4
昨年一番最後(60位)にドラフトされた選手。かなり小さいが、テンポ良く進めるゲームメイクは新人離れして見え、クリス・ポールみたいに感じた次第だ。シュートは苦手そうに見えるが、彼の未来は明るいと思う。

ドンテ・グリーン 8点・5R・2B FG4/9
元ロケッツがドラフトした選手。ダンクを2本決めていた以外に、特別見せ場はなかったと思う。終盤も出番はなかった。控えレベルとの評価が妥当だろう。

ヘイズ 3点・8R・3TO FG1/4
昨季までロケッツでプレイしていた選手。サイズはないが、分厚い身体を使って存在感のあるディフェンスをしていた。リバウンドもよく取っていたと思う。終盤ずっと使われていたように、オフェンス能力がなくても、ディフェンスが出来れば重宝される。しかしそれでもミドルクラスの給料は高すぎると思う。

テレンス 10点・3R・2S FG4/7 3pFG2/4
この選手誰だ?って思ったらテレンスだった。5日前に10日間契約をしていたのを忘れていたのだが、今日は結構活躍していて、28分もの出場時間を得ていたから、才能はあるので、おそらくシーズン終了までチームに残るのではないか。

サーモンズ 0点 FG0/1
3分のみ出場。全く見せ場なし。今日は臀部に痛みがあって、出場が微妙の状態だったようだ。

アウトロー 0点 FG0/1
こちらも3分出場も、全く見せ場なし。契約がまだ4年も残っているから、もっと頑張らないとチームも迷惑だろう。

ガルシア 0点 FG0/1
サーモンズ、アウトローと同様。売れない彼を抱えるキングスも頭が痛いだろう。

フレデッテ(新人) 0点・1A FG0/1
ロッタリーで指名されたルーキーだが、完全にトーマスが正PGの座を握っている。プレイを見ると、どうもNBA向きではないような気がする。ハズレだったか。

ハニーカット(新人)
出番なし。

ホワイトサイド
出番なし。

トンプソン
ヒザの故障により、今日のゲームは欠場している。最近5戦すべてダブルダブルだっただけに、ロケッツとしては助かったかもしれない。