高校総体
沖縄で開催中の高校総体。男女バスケットボールは今日決勝が行われ、男子は東京代表の八王子が、女子は北海道代表の札幌山の手が優勝。両チームとも念願の初優勝を達成した。
男子のゲームはTVで放送していたので見てみたが、なかなかの好ゲームだったので興奮しましたね。八王子とは何回か現役時代に対戦したことがありましたが、今みたいにセネガルからの留学生がいない時代だったので、強くてもソコソコと言った印象でした。当時はいわばBクラスの選手しかいかないような学校でしたからね。
でも留学生に手を出して?から毎年のようにインターハイに出場。強くなるにしたがって回りの選手のリクルーティングにも成功を収めつつあり、念願の初優勝を達成という感じになりました。
なぜ強くなったかは、もうセネガルからの留学生を抜きには語れないでしょう。今日のゲームも一つ高いところでリバウンドを取っていましたから、使えるビックマンが一人いるといないとではバスケットの質がまるで違ってしまいます。
高校バスケットの王者であった能代工が勝てなくなり、インターハイもウインターカップも留学生のいるチームが決勝へ駒を進めることが多くなりましたが、TVで見てもその存在感は圧倒的で、サイズに身体能力に運動能力が抜けているので、残念ながら平均上の日本人ビックマンでも止められませんね。
そこで日本チームが世界で勝てるための方法を考えて見たのですが... 全く見えてきませんでした(苦笑) やっぱりバスケットはどんなに技術があっても、サイズ・身体・運動能力が揃わないと同じレベルで戦えないと思いましたね。
余談ですが、その留学生は各都道府県に一校だけというシステムになっているみたいですね。ですので、予選で留学生同士が激突することはありません。
最後に女子の方は、男子みたいに留学生が幅を利かせていることはありませんが、それは数自体が少ないというだけ。世界選手権レベルだとどうしてもリバウンドが取れずにズルズル...というシーンが多いですからね。このビックマン養成はサッカー日本代表のストライカー養成よりもはるかに難しい感じがします。
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