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ブルズ

'17~'18 第75戦 対ブルズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。先日のゲームで60勝を達成したロケッツ。今日はホーム5連戦の4戦目となるブルズ戦となりますね。」
 
キャット「60勝はエリートチームの証だからね。とても嬉しいし、ロケッツファンであることを誇りに思うよ。このペースをプレイオフでも維持して欲しいと思ってる。」
 
キャット「今日のブルズ戦は、弱小相手ということもあってか、ハーデン、カペラ、バームーテは欠場となった。3ゲーム休んだポールは復帰へ。そのポールは第1Qから存在感を発揮。ゴードンへのパスや、自らスリーを決めていたよ(9-5) ブルズは連続ターンオーバーからタッカーに2本速攻で加点され、早くもタイムアウトを要求(14-5) そんな中でも新人のマルカネンが加点を繰り返し、ブルズファンに希望を与えていたよ(14-12) 中盤に入ってもロケッツのオフェンスは好調キープ。特にゴードンはドライブにスリーと、ハーデン張りに加点を繰り返していた(25-14) ポールも再びスリーを決めて、ロケッツのリードは13点になるが(29-16)、ブルズもそれなりに加点して、結局第1Qは8点のリードに終わった(31-23) 第2Qに入ってブルズは控えが頑張って、ロケッツはリードを拡げられなかったが、フリースローでジワジワ引き離すと、ネネのフィニッシュにゴードンのドライブで突き放しに掛かる(46-32) ブルズはマルカネンにボールを集めるが、アリーザにブロックを食らうなど加点が出来ない時間帯が続いたよ。このチャンスにロケッツはアリーザがスリーを決めて、リードを19点に拡げる(51-32) 溜らずブルズはタイムアウトを要求するが、その後も連続ターンオーバーで全くリズムを掴めない。ロケッツもアンダーソンが外しまくっていたが、今日絶好調のゴードンが3本スリーを決め、結局ロケッツのリードは21点に拡がり終わったよ(60-39)」
 
シンキ「今日のゲームも前半で決着した感じですかね。では後半はサクッとどうぞ。」
 
キャット「後半も出だしからブルズはインサイドが甘く、ネネに簡単に加点されると、次のポゼッションでもロケッツはすばらしいボールムーブから、アリーザがコーナーからスリーを決めて、ロケッツは得意のやりたい放題の時間帯に突入へ(65-39) アウトサイドのディフェンスも機能してないブルズに対し、ロケッツはことごとくスリーの雨を降らせていたよ(72-41) 仕方なくブルズはタイムアウトを要求するしかなかったね。その後もロケッツは手を抜かない。ネネのパワーダンクに続き、アリーザのカウントプレイ、そして再びネネが個人技で加点に成功し、遂にロケッツのリードは40点に到達したんだ(83-43) どうしようもなくなったブルズは、またタイムアウトを取るしかなかったね。このまま60点差めがけて突っ走るかと思いきや、ブルズは10-0のランで抵抗。第3Qは30点差で終了となった(87-57) 第4Qにポールは出場せず、ゴードンも残り10分でお役御免に。先日同様に、第4Qの大部分は流しの時間、いわゆるガベージタイムに入ったね。ジョウチーとハンターが出てきたが、2人とも見せ場らしい見せ場はなく、特にジョウチーはボールが手に付かないことが多く、今後に不安を感じさせる内容だったと思う。最終スコアは118-86。10連勝を達成したロケッツの今季成績は61勝14敗になった。」
 
ポール 13p、10A、4S FG4/12
ゴードン 31p 3pFG8/13
アリーザ 21p、6R、4S 3pFG4/10
タッカー 9p、8R、2B
ネネ 10p、7R、3S
グリーン 14p、7R 3pFG1/9
ジョー 10p、5A 3pFG0/3
アンダーソン 3p 3pFG1/5
タリック 7p、5R
 
シンキ「ロケッツが強すぎるのか、またはブルズが弱すぎるのか、どちらなのか分かりませんが、とにかく予想通りの圧勝に終わりましたね。」
 
キャット「最近は相手関係が楽で、こういうゲームが続いているし、ウォリアーズも負けまくってるからね。ハーデンを休ませて正解だろう。次もサンズ戦だから、おそらく休養するんじゃないかな。まあプレイオフ前のちょっとした息抜きと考えればいいと思う。」
 
シンキ「ブルズは弱くなっちゃいましたよね。」
 
キャット「昨季までは勝率5割はキープしていたんだけど、バトラーを放出して、また再建モードに入ったからね。とりあえず数年は我慢のシーズンが続くんじゃないかな。」
 
シンキ「ロケッツはハーデンに率いられて、ポールを加えた今季、念願の60勝を達成ですからねー。GMモーレーはホント素晴らしいですよ。」
 
キャット「ボクはマクヘイル時代に散々文句言ってたけど、まあポール獲得は大正解だったのは間違いないね。でもやっぱりハーデン獲得が大当たりだったのが大きいと思う。モーレーもハーデンがこんな選手になるとは思ってなかったんじゃないかな。」
 
シンキ「ハーデンは今季のMVPがほぼ決定的ですからねー」
 
キャット「ボクも長年ロケッツファンやってるけど、ハーデンの支配力はドリーム以上だと思う。それくらい彼は物凄い選手だよ。個人的には優勝は今季だけと言わず、王朝を築いて欲しいと思ってるんだ。ハーデンにはそのポテンシャルを感じるね。」
 
シンキ「レジェンドのオラジュワンさんは2回ロケッツを優勝へ導きましたから、ハーデンにも複数回の優勝を期待したいですね。それでは今日はどうもありがとうございました。」

今季第76戦 対ブルズ

シンキ「こんにちは。キャブス戦に勝って5割復帰へあと1勝となったロケッツですが、今日の相手はブルズです。ホームコートでのゲームになります。」

キャット「あと残り7ゲームになったな。今のところロケッツ、ジャズ、マブスが37勝38敗で並んでいる状態になるが、一番プレイオフ進出へ気乗りしないのは、間違いなくロケッツファンだろうね(苦笑) プレイオフに進出すれば今年のドラフト指名権はなし、プレイオフを逃せば従来通りにロッタリー指名権を獲得出来るからな。仕方ないところだよ。」

シンキ「やはりドラフト指名権の存在は大きいですかー」

キャット「そりゃそうだ。14位前後でも、クレイ・トンプソンや、レナード級の大当たりが潜んでいる可能性があるからな。そのような選手はチームの浮上を助けてくれるよね。ちなみにロケッツはレナードを獲得出来たんだけど、一つ前の順位でマーカス・モリスを指名。これもGMモーレーのミスだよね。彼は鬼才でも何でもなく、ただの凡人だ。クビにして欲しいよ。」

シンキ「こんな成績だと、どうしても愚痴が出てしまいますね(笑) 残り7ゲーム、歯がゆい状態が続くと思いますが、とりあえず今日のゲームをお願いします。」

キャット「だな。スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。もう未来のないハワードを外して、カペラを使って欲しいものだ。ブルズはローズ、バトラー、ダンリービー、新人ポーティス、ガソル。ギブソンは欠場。」

キャット「まずポーティスのジャンパーでブルズが先制するも、ロケッツはディーモーのフックから、怒濤の連続加点に成功する9-0のランを決めてペースを掴むと、ハーデンとハワードのコンビプレイなどでさらに得点を追加し、堪らず開始3分弱でブルズはタイムアウトを要求したよ(13-4) タイムアウト後、ブルズはペイント内でも決めきれず停滞継続するが、ロケッツもディーモー、アリーザ、ハーデン、ビーズリーと、ことごとくシュートをミスする体たらくで、得点は止まってしまったんだ。その間にブルズはガソルやマクダーモットの加点で追いすがってきたが(13-12)、終盤に差し掛かって、ようやくビバリーの加点が決まりリズムが出てくると、今度はカペラがドリーム張りの素早いスチールから、速攻でレイアップを決めて、ロケッツは5点のリードを奪う(17-12) だがブルズもガソルが素晴らしいノールックパスを披露するなど、結局第1Qはタイで終了となったよ(24-24)」

シンキ「調子に波のある出だしになってますね。」

キャット「まあいつものことだよ(苦笑) まだ第1Qだし、これからなんじゃないか。」

シンキ「はい。では前半の続きをお願いします。」

キャット「第2Q序盤、ロケッツはビーズリーが技ありのレイアップや、ビバリーがハーデン張りのユーロステップからカウントプレイをもらうなど、再びロケッツがペースを掴んだんだ(37-29) ブルズはタイムアウト後にマクダーモットの加点、ミロティッチのスリーで反撃開始(39-34) ロケッツはアリーザがマクダーモットのディフェンスに苦しんでスリーを決められず、ブリューワーもことごとく外していたが、対照的にミロティッチは絶好調で連続スリーに成功して、ロケッツは逆転されてしまったよ(41-42) 終盤に入ってもミロティッチがスリーを決めて、先日復帰したムーアにもスリーを決められてしまうが、ロケッツはハーデンが大車輪の活躍でロケッツをリードし、結局前半はタイで終了となったね(52-52)」

シンキ「ブルズはスリーが入ってますね。ロケッツのディフェンスがいけないんでしょうか?」

キャット「ミロティッチがゾーンに入っていることもあるんだけど、バトラーやガソルへのマークが気になって、その他の選手へのアプローチがおろそかになっている感あるね。ここらへんは後半しっかりと修正して欲しい。」

シンキ「後半への見通しはどうですか?」

キャット「流れ次第だろうな。ハーデン頼みでは限界あるから、まずはディフェンスから流れを掴みつつ、ボール回しを激しくして、イージーショットへと繋げてもらいだいよ。」

シンキ「分かりました。それでは後半戦も宜しくお願いします。」

キャット「序盤は両チームともシュートが決まらず、第1Qの停滞を観ているようだったが、それでもロケッツはアリーザがスリーを1本決めると、その勢いでさらにスリーを決め、その次はスチールからハーデンへパスを出し、そのハーデンがダンリービーを翻弄するドライブから、ガソル越えのダンクを決めるカウントプレイを披露! これでブルズは堪らずタイムアウトを要求したんだ(61-52) リズムを掴んだロケッツは、タイムアウト後もアリーザがまたスリーを決め、ビバリーやハーデンも加点に成功するなど、勢いを継続していたよ(71-57) ブルズもバトラーを中心に必死に追いすがってきたが(73-63)、テリーのスリーに続き、カペラが連続でフィニッシュに成功するなどして、ロケッツはリードをキープして第3Qは終了したね(80-71)」

シンキ「前半決まらなかったスリーが決まるようになってきましたか。やはり今のロケッツはスリーの出来次第なんですかね?」

キャット「そんなことはないよ。スリーがまるで入らなかったゲームでも勝利したことあるからね。でもスリーを決めてリズムに乗ると、やはり展開は楽にはなるな。」

シンキ「そー言えば、ブルズは元MVP受賞者ローズの名前が出て来ませんが、彼は見せ場なしですか?」

キャット「元々肘を故障していて、今日のゲームも微妙だったようだからね。後半はスタートしてないし、今日のゲームはもう無理しないようだね。ホント彼はケガに悩まされているな。気の毒になるよ。」

シンキ「何でもそうですが、健康一番ということですかね。それでは最終Qもお願いします。」

キャット「第4Qは序盤こそビーズリーの加点が続いて、ロケッツはリードをキープしていたんだが、ターンオーバーからリズムが悪くなり、控えの活躍で次第に流れに乗ってきたブルズが、徐々に点差を詰めてきたんだよ(86-80) タイムアウト後もブルズは控えのメンバーが頑張って、加点を繰り返し、中盤前に速攻からマクダーモットに押し込まれ、遂にブルズが逆転に成功(86-87) ロケッツはブルズのディフェンスに苦しんでいて、ボールが止まるシーンが目立っていたが、それでもスコアーリングマシーンのビーズリーが鋭さを見せて、何とかロケッツが踏みとどまっていたよ(91-89) 残り3分弱でタイムアウト中。」

シンキ「いやー、最大14点あったリードがなくなってしまいましたかー。ブルズのディフェンスは強力になってますか?」

キャット「彼らはもうプレイオフに向けて負けられない気持ちがあるから、それがディフェンスの激しさに繋がっているんじゃないかな。ロケッツは防戦一方って感じで、こりゃやばそうだよ(苦笑)」

シンキ「ここはやはりハーデン頼みですかね?」

キャット「その頼みのハーデンがフリースローをポロポロ落としているよ。まあそれなりのプレイは見せているが、ちょっと今日は調子がいいとは言えない状況だね。」

シンキ「では第4Qの続きをお願いします。」

キャット「タイムアウト後、好調ミロティッチがまたスリーを決めて、再びブルズが逆転すると、ハーデンのジャンパーは外れ、ブルズはこのチャンスにバトラーがダンクを決めて3点リードに(91-94) そのダンクでバトラーはリングにぶら下がってしまい、テクニカルファールを取られるが、このフリースローをまたしてもハーデンは決められず・・・ これに気落ちしたのか、アリーザのスリーも入らなくなって、今度はムーアにスリーをやられてしまったよ(91-97) 残り1分半。ちょっと厳しくなってきたぞ。」

シンキ「第4Qはまだ11得点しか決められてません。これじゃ厳しくもなりますよね。」

キャット「まあこの停滞は今になって始まったことではないからな(苦笑) ハワードなんかオフェンスでは蚊帳の外なんだから、もうカペラでいいじゃんって思うんだけどね。中盤に派手なダンクかまそうとしてミスってたよ。もう派手なパフォーマンスは賞味期限切れでしょう。」

シンキ「ですかね。では続きをいいですか。」

キャット「その後もブルズディフェンスに翻弄され加点出来ずにいたが、ブルズも勝ちを焦ったのか、ミス連発でロケッツは5点のビハインドに追い上げた(94-99) 残り20秒切ってからスリーを連続で決めたロケッツは、ラスト10秒で3点差に追い上げたんだが(100-103)、ラストのアリーザのスリーは決まらずゲームセット。ブルズが接戦を制した勝利に終わったんだ。最終スコアーは100-103。内容はともかく、ゲーム的には面白かったよ。楽しめた。」

シンキ「負けたのは残念ですが、ドラフト指名権のことを考えると、この敗戦は悪くないと言ったところでしょうか(苦笑)」

キャット「まあそうだよね。残り6ゲーム、こんな感じでゲームを観るのは正直歯がゆいんだが、来季以降を見据えると、そうなってしまうよ。それくらい、今季のロケッツには失望しているからね。」

シンキ「この勝利でブルズは生き残りましたかね?」

キャット「かもね。残りゲームはアウェイ戦が多いんだが、控えが奮闘しているし、主力もそれなりに頑張っているからチャンスあると思うよ。」

シンキ「ロケッツの次のゲームは3日後のサンダー戦になります。ホームゲームですが、手強い相手になり、このままだと5割復帰は難しいように感じますがどうでしょうか?」

キャット「でもラスト4戦が結構楽になるんだよね。まあ今のロケッツは格下相手にもポロポロ負けているから絶対とは言えないが(苦笑)」

シンキ「他に何かありますか?」

キャット「ロケッツ情報としては、うれしいニュースとそうでないニュースがあるよ。ます嬉しいニュースは、ヤオが殿堂入りを果たしたこと。嬉しくないというか、情けないニュースはDリーグでハレルがオフィシャルを倒してしまい、5ゲームの出場停止処分を受けたことだ。」

シンキ「ヤオは殿堂入りの価値がある選手ですか? それからハレルはくだらないところでハッスルしちゃいましたかね(苦笑)」

キャット「まずヤオだけど、アジア出身の選手でインパクトを残す活躍したのが要因だろう。これがアメリカの選手だったら、まず選ばれてないと思う。プレイオフでも勝ちきれなかったしね。それからハレルはゲームのクライマックスのところだったから、余計にハッスルしちゃったな(苦笑) まあでもゲームに対する熱い想いは人一倍あるってことだから、この想いを来季のためにぶつけて欲しい。彼は才能がある選手だから、ロケッツの勝利へ貢献出来る選手として期待しているんだ。」

シンキ「分かりました。最後にジョシュはどうでしたか? 飼い殺し確定で、気の毒ですが・・・」

キャット「今日はあくびはしてなかったな(笑) でも手で顔を押さえていた時があったから、もしかすると見られないように工夫していたのかもしれない。」

シンキ「中居クンから演技を学んだ訳ではないのでしょうが、彼も大変ですね(苦笑) それでは次のゲームも宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第62戦 対ブルズ

シンキ「こんにちは。連敗脱出したロケッツですが、本日からアウェイ5連戦の厳しい日程になります。今日の相手はブルズです。ビーズリーとは昨日正式に契約したようですね。」

キャット「ゴデロックはまだのようだが、ビーズリーとは契約して、今日のゲームから出てくるようだね。おそらく10分程度の出場になるんじゃないかな。彼が得点を取れることは分かっているから、それ以外のプレイに注目したいと思っているよ。」

シンキ「分かりました。それでは早速ゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。ブルズはローズ、バトラー、ダンリービー、ギブソン、ガソル。バトラーは1ヶ月振りに復帰して、ギブソンも復帰となった。」

キャット「序盤はロケッツがディーモーのフックやアリーザのジャンパーなど、ブルズはローズやガソルの加点などで、序盤から得点の取り合いになった(10-11) ゲームが動いたのは中盤少し前。ダンリービーがイージーレイアップに続いて、スリーを決め、ロケッツは7点のビハインドになったところでタイムアウトを要求(11-18) タイムアウト後もゲームはハワードのダンクミスから速攻を出されてしまうなど、ブルズペースは変わらなかったが(14-26)、終盤に入るとくだらないパスミスなどで、ブルズはターンオーバーを量産する体たらく状態になり、その隙にロケッツはジョシュの加点などで点差を詰めて終了したよ(23-27)」

シンキ「とりあえず点差は一桁に詰めたようですが、相変わらずスロースタートというか、第1Qの入りが悪いですね。」

キャット「ここ13ゲーム、第1Qをリードして終わってないんだよ。ゲーム慣れしすぎちゃってるのか、淡々とプレイしているように見えるし、やはりここは若い選手を使って、エナジーを注ぎ込んで欲しいところだよね。」

シンキ「では前半の続きをお願いします。」

キャット「まずロケッツはローズにジャンパーが許すが、ハイポストからディーモーがカペラへナイスパスを出して加点に成功する。その後もカペラは外れたシュートをフォーローする加点を繰り返し、ロケッツはリズムに乗って来た(32-34) タイムアウト後、速攻でハーデンが加点に成功して追い付くと、ビバリーのドライブなどで逆転したよ(39-36) しかし中盤に入ると、流れが一変してしまう。フリースローを冷静に決めてリズムを取り戻したブルズは、ガソルの加点で逆転に成功する(39-41) ロケッツはターンオーバーあるいは、相変わらず入らないスリーでオフェンスが終わる展開になっていて、得点が完全に止まってしまった。ここでビッカースタッフはリズムを替えようとビーズリーをコートに出してきた。そのビーズリーが終盤に積極的にシュートを放つが、ほとんど決まらず、ビッカースタッフの期待を裏切って前半終了。結局中盤から4点しか取れず、15-2のランを食らうなど、ロケッツの体たらくが目に付いたよね(43-55)」

シンキ「ビーズリーはシュートさえ決められませんか。これならデッカーとかの若手を使った方がいいんじゃないですかね?」

キャット「とにかくシュートを打ちたがっていたね(苦笑) 中国リーグでは決められたシュートでも、NBAレベルになると決めきれないようだな。まだ見限りは早計かもしれないが、それなりの内容を出していかないと、シーズン終了を待たずに解雇もあり得るんじゃないかな。」

シンキ「彼は10日間契約で良かったと思いますが、シーズン終了までの契約ですよね。」

キャット「一応実績はあるからな。まあ彼に期待しているロケッツファンは少ないと思うんだけどね。モーレー何やってんだかって感じだよ。」

シンキ「後半戦の見通しはどうですかね?」

キャット「なんかズルズル行っちゃうような感じするなー。とにかく気持ちが入ってないというか、淡々とプレイしてる感じがするからね。やはりここは若手をローテションに加えて欲しい。ハレル、KJ、デッカーにチャンスを与えて欲しいよ。」

シンキ「分かりました。それでは後半戦を宜しくお願いします。」

キャット「いきなりローズのスリーが決まって、ロケッツは15点のビハインドになってしまうが、ハーデンが個人技から得点を取るなど追いすがる(50-58) しかし中盤前になって、またシュートが入らなくなってしまい、二桁のビハインド状態が続いてしまったよ(61-74) ブルズはバトラーのファールトラブルもあって、攻守ともに落ち着いた感じだったが、それでもホームの利もあって余裕でリードをキープ。しかしロケッツはラストプレイでブリューワーがブザービーターを決めて、何とか8点のビハインドで第4Qを迎えられたよ(75-83)」

シンキ「厳しいゲームになってますが、ラストの12分をお願いします。」

キャット「第4Qは開始2分でスリーを連続3本決められてしまい、あっという間に17点のビハインドにされてしまったんだ(75-92) タイムアウト後、ハワードが加点するなどして追い上げるが、またスリーを連続で決められてしまったよ(82-98) この第4Qはブルズが突き放すと、ロケッツが追い上げ、またブルズが突き放すという展開で、結局最終的には8点差で敗戦という形になった(100-108) ビッカースタッフが檄を飛ばしても、選手達には伝わらなかったようで、緊張感も何もないゲームだったよ。情けない。」

シンキ「もう完全に今季終了してますね。あと20ゲームどうしましょうか?」

キャット「後半はハレルを使ったり、チームに勢いを与えようと、現場はいろいろ考えているんだが、ハワードが相変わらずヘラヘラやってるし、チームのモチベーションが上がらないよね。」

シンキ「ビーズリーはどうだったんですか?」

キャット「後半はベンチだったよ。たった4分で5本のシュートを放つジコチュウ振りを発揮し、ロケッツファンを落胆させたのは間違いないところだ。」

シンキ「今季は完全に失敗に終わりそうですよね。その原因は何でしょうか?」

キャット「昨季よりチーム力が落ちているよ。ここ最近スリーの確率も散々だし、ディフェンスだって改善されてない。例年カモにしていた東のチームに対し、今季はすでに8勝13敗と苦戦続きが象徴するように、東のレベルも相対的に、昨季より上がっていると思う。」

シンキ「分かりました。イースト遠征5連戦の初戦を落とし、厳しいアウェイ戦が続きそうですが、明日はラプターズ戦になりますよね。見通しについてはいかがですか?」

キャット「何か明るい材料が欲しいよ。その明るい材料は、やはり今後の飛躍を予感させる若手を発掘することなんじゃないかな。カペラはもうスターターで起用してもらいたい。ハレルも鍛えればモノになるだけの素質があるよ。デッカーやKJだってベンチにいるんだし、ビーズリーを使うくらいなら、彼らにチャンスを与えてやってもらいたいね。」

シンキ「今日はお疲れでした。では明日も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季12戦目 ブルズ戦(ホーム)

シンキ「今日のブルズ戦に勝ちましたね。これで連敗脱出です!」

キャット「接戦をモノにした勝利だからな。これは嬉しいよー!」

シンキ「試合を観られなかったファンのために前半から解説をお願いします。」

キャット「おーけー! 第1Qは両チームともディフェンスが機能していて序盤から見応えのある攻防が続いたんだ。その中でもリンが復活の手応えを掴むかのような美しいレイアップを決め、このQだけで3アシストを記録していたよ。それ以外にもハーデンのディフェンスの良さが目に付き、パーソンズも攻守で貢献していた。パターソンも目立っていたね。それでもこのQはブルズが2点リードして終了した。20-22。」

キャット「第2Qは序盤でスミスの連続ダンクや、ハーデンの4ポイントプレイなど10-1のランに成功して、一気に7点のリードを奪ったな。しかしその後はターンオーバー連発やリンの3連続シュートミスなどでリズムを崩したロケッツは、逆に16-1のランを食らってしまい、8点のリードを許す展開となってしまった。その後も175cmのダンク王ネイト・ロビンソンにリンが翻弄されるなどして最大11点リードされたが、終盤にハーデンがスリーを決めるなどして何とか4点差まで戻すことに成功したんだ。」

シンキ「第2Qはターンオーバーが多かったですよね。」

キャット「このQだけで8つやってしまったな。それでも4点差くらいで済んだのは、残り3分くらいからリンがベンチへ引っ込んで流れが良くなったからだろう。」

シンキ「そうでしたね。」

キャット「ネイトに対するダグラスのディフェンスが機能していたよね。エアボールを誘っていたし、ピック&ロールにも対応出来ていたな。ディフェンスが良くなるとオフェンスも自然と流れが良くなるもんだよ。」

シンキ「後半も激しい攻防が続いて楽しい展開でしたね。」

キャット「第3Qは序盤からロケッツのペースで、9-1のランで再びロケッツがリードする展開になったよね。ブルズのハミルトン、ハインリックのガードコンビをハーデンとリンがよくディフェンスしていたよ。リンはハインリックの方がディフェンスしやすいみたいだね。運動能力で勝っているからだろう。その後すぐに追いつかれたけど、どちらかと言うとロケッツが優位にゲームを進めているように見えたな。結局第3Qはロケッツが逆転に成功し、3点リードして終了した。」

シンキ「このQも相変わらずターンオーバーは多かったですね。」

キャット「このQも6つやってしまったよな。でもブルズのディフェンスが良かった部分もあるからね。ここらへんはさすが元ロケッツのアシスタントコーチで、ディフェンシブコーディネーターだったヘッドコーチのシボドーを誉めなければいけないだろう。」

シンキ「第4Qは興奮しました。」

キャット「俺もだよ(笑) 今日みたいな接戦を勝てたのは自信になるね。」

シンキ「第2Q同様にリンを外してから流れが変わりましたよね。」

キャット「そうだね。リンは1対1だとネイトのスピードについて行けてない。残り5分ジャストの場面でもアッサリと抜かれてアクロバティックなプレイをやられてたよね。彼は乗せると大量得点出来るやっかいな選手だからな。リンと替わったダグラスがよくやってくれたよ。今日の殊勲者は彼で決まりだ。」

シンキ「その第4Qを解説してくれますか?」

キャット「ブルズはハインリックとハミルトンを外してネイトと2年目のバトラーを起用して流れを掴み、残り5分切って5点リードされた。」

シンキ「バトラーは好プレイヤーですね。」

キャット「得点面だけでなくディフェンスも良かったよ。モリスが何も出来なかったからね。これからスターター起用もあるかもしれないぞ。」

シンキ「残り4分切って決めたハーデンのオフェンシブリバウンドからのナイスフォローで波に乗りましたよね。」

キャット「そのプレイ後にダグラスが出てきたんだけど、彼が入るとネイトは思い通りにプレイ出来なかったね。彼の素早いフェイクにもダグラスはしっかり対応してた。もちろんロケッツのオフェンスもミス連発で流れに乗れず、3点のリードを許す展開だったんだけど。」

シンキ「ノアのファールでパーソンズが2本のフリースローを決めた後に、そのダグラスがやってくれましたよね。」

キャット「決めてくれたよねスリーを! 残り1分弱でこのシュートは大きかったよ。」

シンキ「これで逆転に成功したロケッツがゲームの主導権を奪いました。」

キャット「タイムアウト後のブルズのオフェンスをオフェンシブリバウンドを奪われながらもしっかり防いだのも大きかった。これで時間的にファールゲームに突入したからね。」

シンキ「そのフリースローは8本中7本成功とほぼ完璧でしたね。」

キャット「そう。ホームで接戦を制した素晴らしいゲームだったよ。連敗も脱出出来たし感無量だ。」

シンキ「それにしてもリンはどうしちゃったんでしょう?」

キャット「第1Qだけだったよね。攻守ともに冴えなかったよな。このままじゃいけないと本人が一番分かっていると思うから、いろいろこれから対策を練ってくると思うよ。」

シンキ「ハーデンについてはどうでしたか?」

キャット「今日のハーデンは良かったよ。シュートが決まっていたし、ディフェンスでもかなり貢献していたよ。必ずチェック入っていたからね。」

シンキ「パーソンズ、パターソンも良かったですよね。」

キャット「彼らが持ち味を存分に発揮してくれると本当に助かるよ。アシックの高さも有効だったよな。」

シンキ「ブルズについてはどうでしょう。この敗戦で3連敗になってます。」

キャット「やはり大黒柱のローズがいないとそれほど怖いチームじゃないよな。オールスターのデンはいい数字を残すんだけど、存在感がないんだよね。だからネイトが目立っちゃうじゃないかな。」

シンキ「次は待望のニックス戦ですね! リンの復活はありますかね?」

キャット「今の彼は迷いを感じているから、もう少し時間が掛かりそうな感じはするよ。まぁ彼は才能あるから必ず復活してくれると信じてるけどね。」

詳しい成績はココをクリックしてください。

今季第54戦 ブルズ戦(アウェイ)

昨日の敗戦のショックを払拭したいロケッツ。今日の相手はここまで今季最高勝率を挙げているブルズ。連戦のアウェイだけに苦戦が予想されるが、ブルズはローズが欠場のようだし、勝つチャンスはあると思っている。
第1Qはロケッツがペースを握る。スコラの調子が良く、キャンビーもスコラに負けじとミドルを連発で決めるなど、このQはロケッツが一時8点リードする展開となり、26-22と4点リードして終えた。
第2Qに入るとセカンドユニットのオフェンスが機能せず、ディフェンスリバウンドにも苦戦していて、9-0のランを食らってブルズにあっさり逆転を許してしまう。スターターが登場しても、ブルズの流れは変わらず、今度は12-3のランを食らい、一気に15点リードされる厳しい展開となった。しかしブルズの3連続ターンオーバーで6-0のランと盛り返したロケッツが、後半に望みをつなぐ9点のビハインドまで戻し前半が終了した(前半終了40-51)。
第3Qは中盤までロケッツは流れを掴めない状況が続き、相手がブルズということもあって、この段階で私は今日もダメかなと諦めかけたのだが、ロケッツ選手たちの気迫はそうではなかった。ドラギッチのレイアップを皮切りに、5本連続FGを成功させる10-0のランを披露。あっという間に追いついた。その後にブルズは凌いだが、71-70とロケッツが逆に1点のリードを奪い、第4Qに突入する。
第4Qに入ってもロケッツのオフェンスは止まらない。バディンガーのスリーが冴えに冴え渡って、ディフェンスのいいブルズ相手に15点を連取し、一気に12点のリードを奪い、完全にゲームの主導権を握った。それでもホームの声援もあって、ブルズは巻き返しを図る。残り1分弱で4点差まで追い上げるが、ロケッツはリーがジャンパーを決め、直後にブルズがターンオーバーを犯した段階で、ほぼ勝敗は決した感があった。結局ロケッツがアウェイで貴重な勝利を手にする。最終スコア99-93。
昨日の敗戦があるだけに、この勝利は尚更大きい。勝因はブルズのターンオーバーを誘ったディフェンスの良さだろう。もちろんブルズディフェンスを打ち破ったオフェンスも賞賛されていいが、ペイント内で体を張っていたディフェンスは見事だったと思う。またブルズは、ローズ欠場で決め手を欠いていたように感じた次第だ。
この勝利でロケッツは29勝25敗となり、現在西地区8位をキープ。しかしジャズも勝って1ゲーム差は変わっていない。対するブルズは今季初の連敗となっているが、依然42勝13敗とNBA最高勝率をキープしている。

各選手の評価は以下の通り。
ロケッツ
ドラギッチ 21点・5A・4S・1TO FG8/12 FT5/7
正直言ってシュートタッチはさほどでもなかったと思うが、それを察知したのか、ペイント内でのイージーバスケットを狙うシーンが目に付いた。彼がスターターになってからチームの成績は8勝6敗なのだが、ルビオをケガで失ったウルブズが4勝10敗と沈んでいることを考えると、バックアップPGの大事さを改めて思う次第だ。

リー 13点・2A・2TO FG4/14 3pFG0/3 FT5/5
前半は6本連続シュートミスをしていて、明らかに調子が悪いと感じたし、一時ベンチへ下げられていたのだが、第3Q中盤にペイント内でようやくフィニッシュで得点すると、次第に調子を上げてきて、第4Qで大事なシュートを含む13得点を挙げて、チームの勝利に貢献した。ディフェンスの安定感があり、マーティンが帰ってきてもスターターで使って欲しいと思う。

スコラ 18点・12R・6A・2S・3B・2TO FG9/17
第4Qは2得点だけだったとはいえ、攻守両面でペイント内で体を張ってノアやブーザーに対抗していたので、今日のMVP賞を与えていいと思う。アシックにブロックされたり、ノアの高さに苦戦傾向があったのだが、抜群のフックでブーザーを翻弄していたし、苦手のディフェンスで体を張っていたのには好感が持てた。彼はファイターだ。

パーソンズ 6点・2R・2S FG3/7
ディフェンス面で評価の高いパーソンズだが、最近は研究されてきたのか、マッチアップの相手にやられるケースが目立っている。今日もデンをストップ出来なかった感じがしたし、オフェンスでも特別いいものが感じなかったから、第4Qはバディンガーに出番を奪われた形になった。まだルーキーだけに、これからだろう。

キャンビー 12点・11R・2A FG6/12
今日は序盤からポンポンとミドルを決めていた。これだけシュートを決めてくれると、ロケッツとしてはオフェンスの選択肢が増えるから助かる。ディフェンスではリバウンドを取りまくっていて、ロケッツに移籍後、初のダブルダブルを達成した。

バディンガー 13点・3R・3A FG5/10 3pFG3/4
第4Qにフル出場。その期待に応えるかのように、チームに勢いを与える3本のスリーを決めて、ロケッツファンを喜ばせている。ディフェンスでも体を張って止めていたし、これだけやってくれれば大助かりだ。彼の活躍がプレイオフへ向けてカギになるかもしれない。よく決めてくれた!

パターソン 5点・4R FG2/3
今日はローポストからオフェンスするシーンがほとんどなかったように思う。最近ミドルの精度が悪くなっているのを気にしてか、得点は速攻でのイージーレイアップなど、ペイント内でのものだった。それでもハッスルプレイでチームを鼓舞していたし、ディフェンスがいいから第4Qも任せられるので重宝する存在だ。

ダレンベア 2点・1R・1A FG1/2
5分のみの出場。キャンビーが31分の出場だから、完全に彼の控えになってしまった感じか。しかしベアほどの選手が控えにいるのは安心感があるので、彼は今までのようにプレイすればいいと思う。

ボイキンズ 9点・3R・3A FG4/8 3pFG1/2
第4Qドラギッチを休ませるために登場していたのだが、あまりにもいいから、そのままプレイ続行していた。3連続シュートミスするまで使っていたくらいで、明らかにブルズディフェンスをかき回していたように思う。小さいが貴重な戦力だと思った。

モリス 0点・1R FG0/4
NBAの高さに慣れていないように思える。とにかくまだまだ修行が必要な状態だ。

ロワリー
欠場。

マーティン
欠場。

フォートソン
出番なし。あれだけ小さいのに10年以上NBAで堅実な働きをしてきているボイキンズを間近で見られるのは、今後の彼のキャリアに役に立つと思う。

グレッグ・スミス
アクティブロスター外。

ブルズ
デン 24点・7R・2A・2TO FG9/14 3pFG2/3 FT4/5
ドライブあり、ミドルあり、スリーあり、速攻でのイージーバスケットありと、オールラウンドに活躍していた。ディフェンダーとしても優秀で、プリメイター選手のドライブを遮る働きをしていた。さすがにオールスターだけのことはある。

ブーザー 16点・13R・7A FG8/14
以前に比べるとローポストからの決めるシーンが少なかったのだが、それでもそのローポストからのナイスパスが目に付いたし、リバウンドの強さも目立っていた。ミドルの精度も高く、ボールを持たせたくない選手だと思った。

ノア 15点・9R・4B FG7/11
サイズがあるし機動力がある。コートを走るスピードが素晴らしく、ゴール下でもフィニッシュを繰り返していた。ヘルプディフェンスからブロックを連発してもいる。見たところ、オフェンスは味方の力が必要なようだし、シュート力もないと思う。

ハミルトン 6点・3A・5TO FG2/7
出番なしが続いていたが、15ゲーム振りに出場。第1Qでスリーを決めるなどしていたが、途中から息切れしたのか、マークマンを振り切れないシーンが目に付き、ターンオーバーも目立っていた。彼も衰えたか?

ワトソン 2点・2A・3TO FG1/7 3pFG0/3
ワイドオープンのスリーを外していたし、シュートはあまり得意ではなさそうだ。ボールハンドリングを誤るミスもしていた。ディフェンスではプレッシャーの掛け方は良かったと思う。

ルーカス 8点・3R・5A・3TO FG4/9 3pFG0/2
元ロケッツで、レジェンドであるジョン・ルーカスの息子。控えからそれなりに活躍していたし、爆発力を持っていそうだから、もう控えとしてNBAに定着出来るのではないか。頑張って欲しいと思う。

コーバー 8点・3R・3TO FG3/9 3pFG2/6
シュート力に定評のある選手なので、彼がシュートを打つときはビクビクしてしまったが、今日は意外に入っていなかった。ロケッツのディフェンスの良さもあったが、オープンのスリーも外していたから、調子自体がイマイチだったのかもしれない。

アシック 4点・5R・1B FG1/1 FT2/4
リバウンドを取った時の高さが目に付いた。もちろんサイズもある。オフェンス能力はなさそうだが、ディフェンスの動きがとても良く、スコラをブロックしたシーンはとても印象深かった。

ギブソン 4点・3R FG2/4 FT0/3
オフェンシブリバウンドからのダンクや、速攻からのフィニッシュでカウントプレイを披露していた。サイズがある割に素早く動けるので、プリメイターの選手にプレッシャーを掛けられる。ちょっと嫌なタイプだ。

ブリューワー 6点・2R・3A・2S FG3/7
スピードのある選手で、速攻から決めていたし、ペイント内からイージーバスケットも決めていた。ディフェンスには定評があるから、控えとして安定感がありそうなタイプだ。

バトラー(新人) 0点 FG0/0
どこで出場したのか分からなかったが、ほとんど見せ場はなかったと思う。

スカラブリン
出番なし。

ローズ
昨季のMVP。右股の故障により11ゲーム連続の欠場。一応ユニフォームは着ていたのだが、ケガの状態が依然思わしくないようだ。まだ若いので焦ってゲームに出場する必要はないと思う。

ロケッツ対ブルズ

前半
第1Q序盤はブルズに2-10とリードされロケッツ劣勢。ブルックスが難しいレイアップを決め、アリーザのスチールから速攻でスコラが決めてカウントをもらうが、ブルズはデンのカウントプレイなどでゲームの主導権を握っている状況(9-14)。ロケッツはブルックスがスリーを決めて追いすがるが、ローズの速攻からカウントプレイが決まってしまう(14-19)。その後もスコラとアリーザのツーメンゲームが決まるなどロケッツのオフェンスは好調をキープするが、ブルズも終盤サーモンズとハインリックが連続でスリーを決め、ブルズのリードは11点に拡がる(21-32)。このQにロケッツはノア欠場でも6ブロックを食らってしまった。さすがリーグトップのブロック能力を誇るブルズだと思う。
第2Qもブルズのペースは変わらず、ロワリーのパスからアンダーセンが決めてカウントをもらうが(30-36)、トーマスが強引に決め、ミラーのカウントプレイも決まって再びブルズがリードを拡げる(32-41)。しかし残り8分半の段階でブルズはチームファールが5つを越えてしまい、ランドリーがフリースローを2本とも決めて反撃開始(34-41)。バディンガーのスリーが成功して6点差となるが(39-45)、ブルズは依然としてオフェンスが好調でサーモンズにミラー、ルーキーのギブソンなど多彩な攻撃でロケッツを翻弄(41-52)。ロケッツもブルックスがスリーを決めて必死に追いすがるが、ローズのドライブを止められない。デンにスコアーされて14点リードされる苦しい展開に(46-60)。結局ブルズのオフェンスを止められないまま前半終了。このQも32得点取られて52-64と12点ビハインドで後半へ向かう。

後半
第3Q開始早々、前半アシスト0だったブルックスがヘイズへのパスを通すと、次はスコラのレイアップ。さらに今度はハイポストにいるヘイズがブルックスへパスを通してロケッツが6-0のランに成功(58-64)。早々とブルズはタイムアウトを要求する。タイムアウト後、ブルックスのドライブが決まって8-0のランになるが(60-64)、ローズにフリースローを決められると完全に雲行きが怪しくなり、逆に9-0のランを食らってしまう(60-73)。それでもアリーザがこの3本目のスチールを決めると、スリーを成功させるなどして10点差に詰め寄った(66-76)。その後ランドリーのミドルも決まるが、サーモンズが連続得点でブルズもリードをキープ(68-80)。だがバディンガーのスリーからロケッツは7-0のランに成功すると、最後のプレイを素晴らしいディフェンスで切り抜けた。点差はわずか5点。第4Qでの逆転を伺わせる終盤の締めくくりでロケッツファンの気持ちも高まる。
第4Qはサーモンズのスリーもすぐにバディンガーがスリーでお返し。ハインリックに1本フリースローを決められるが、スコラ!と唸らせるような得点を彼が決めてロケッツは4点差に迫る(80-84)。それでもブルズは高さを活かしてミラーがペイントでスコアーして応戦も、ランドリーがオフェンシブリバウンドからスコアーすると、今度はアリーザが速攻から得点を狙ったロワリーのシュートをフォロー! 遂に2点差に迫り流れはロケッツへ(84-86)。このタイミングでブルズはタイムアウトを要求。これが効いたのだろう、ローズとランドリーがそれぞれ得点した後、ミラーが連続でスリーを成功させた。その間、ランドリーがヒジをぶつけたことからテクニカルファールを取られてアデルマンが激高。その後すぐにイージーダンクまで決められてしまって9-0のランを食らった(86-97)。詰め寄った後に再び一気のランで離されるこのパターンは、第3Qと同じような展開だったこともあって、私も机を何回も叩いて激高。昨日のスパーズ戦の勝利をムダにしたくなかったこともあり、久しぶりに熱くなって観戦していた証拠だろう。タイムアウト後第4Qの鬼であるランドリーがフリースロー、ブロック、フィニッシュとロケッツの得点をリードして6点差に迫る(91-97)。残り5分切ってディフェンスも踏ん張り、24秒クロックバイオレーションを誘ったように、まだロケッツは諦めない。ミラーにフリースローを決められ8点差に戻されるが、ランドリーがまたフィニッシュを決めるとブルックスが速攻から迷わずスリーを決めて、ロケッツは残り1分半で再び2点のビハインドに追い上げた(97-99)。会場のロケッツファンは勝利を信じて疑わなかったと思うし、私も気持ちは同じだった。ロケッツは必死のディフェンスでミラーのレイアップを封じると、ブルックスが逆転のスリーを放つが、これは入らない。残り1分切ってギブソンにフリースローを与えてしまうが、フリースローの確率が60%弱の彼は2本ともミス! しかしミラーが完全にスコラをポジション取りで上回ってオフェンシブリバウンドを獲得。これが大きかった。このチャンスをローズが逃さずに成功させ、ロケッツはタイムアウトを取るしかなく、その後結局97-104で敗戦。さすがにこの敗戦は私にとってショックが大きかったのか、敗戦後数分呆然としてしまった。連戦の疲れはブルズも一緒だっただけに、このゲームは落としたくなかったし、昨日の貴重な勝利が水の泡になってしまった感じがした。

高さで優位に立てないロケッツはインサイドでミラー、ギブソン、ディフェンスでトーマスにやられたことが敗因の一つだろうが、ブルズの外からのシュートが好調で、ディフェンスを集中できなかったことも大きかったと思われる。オフェンスでもシュートが入りが悪く、ロケッツの悪いパターンが出てしまった感じ。
残念な敗戦だが仕方ないので出直すしかない。まだホームゲームが続くだけにここで勝って勢いを付けたかったのだが...

ロケッツ(24-19)
FG 40.0% 3p 8/22 FT 21/23 32R(9OR) 10TO
速攻からの得点 16P
ペイント内の得点 42P

ブルズ(20-22)
FG 53.4% 3p 7/12 FT 19/26 42R(8OR) 14TO
速攻からの得点 9P
ペイント内の得点 42P

ロケッツ
ランドリー 38分 22P(8/14)3R
ブルックス 31分 20P(8/19) 2A
スコラ   40分 20P(7/16) 7R
バディンガー28分 15P(4/8) 3A
アリーザ  39分 8P(3/14) 5R 3S
バティエ  24分 2P(1/4) 8R
ロワリー  25分 5P(1/6) 5R 5A
ヘイズ   10分 2P(1/2)
アンダーセン6分 3P(1/2)

ブルズ
ミラー  26分 25P(9/14) 5R
ローズ  35分 20P(7/14) 4A
ハインリック38分 12P(4/13) 7A
デン   36分 12P(5/10) 6R
ギブソン 43分 16P(6/8) 14R
トーマス 24分 7P(3/5) 4R 6B
サーモンズ32分 12P(5/8) 4R