シンキ「こんにちは。先日のグリズリーズ戦に勝ったロケッツですが、ここ7試合で4敗と調子を落としています。今日のバックス戦も勝利し、再び今季のロケッツは違うことを見せなければなりませんね。」
キャット「このゲームがアウェイ5連戦の2戦目になる。今日のゲームから4戦続けて東地区のチームとの対戦だが、以前に比べてレベルも上がってきている感じがするから、全く気の抜けない遠征になりそうだよ。」
シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、カペラ。アンダーソンは復帰し、カペラも高さ対策でスターターへ返り咲きだ。バックスはデラベドーバ、スネル、パーカー、アテトクンポ、プラムリー。」
キャット「第1Q序盤からビバリーが飛ばす。まずスリーを決めると、アグレッシブなドライブで加点するなど、まずロケッツがリードを取る(8-4) バックスも得意の速攻から加点を繰り返し同点に追いついたが(8-8)、ロケッツはうまいボール回りからアリーザがスリーを決めると、病み上がりのアンダーソンがカウントプレイを含む連続加点に成功し、再びリードはロケッツへ(16-12) しかしバックスはパーカーとスネルがスリーを沈めてタイに戻すと、アテトクンポのフリースローで逆転(18-20) ネネのレイアップが決まって再びゲームは振り出しに戻るが、ハーデンのターンオーバーから速攻を食らってバックスはペースを掴み始めると、ペイント内から効率よく加点を続けて5点のリードを奪い、またハーデンのターンオーバーから速攻を食らったロケッツは、スネルにスリーを決められ、溜らずダントーニはタイムアウトを要求する形となった(21-29) タイムアウト後、地元出身のデッカーに暖かい声援が飛ぶ中、観衆もうなるリバースレイアップを決めてロケッツはリズムを取ると、アリーザのスチールか決まるなど、ディフェンスがようやく機能し始めてきたよ。その後もアリーザのナイスディフェンスから、ゴードンのスリーに繋がって、次第に点差は詰まり(26-29)、終盤もハーデンの加点などで結局ゲームはタイで終了となったよ(33-33)」
シンキ「まだ第1Qですが、終盤のようなディフェンスが必要ですよね?」
キャット「タイムアウト後の残り約3分からは4得点に抑えていたよ。とにかくディフェンスを頑張らないと話にならないからね。第2Q以降もこのイメージでやって欲しい。」
シンキ「では前半の続きもお願いします。」
キャット「第2Q序盤のセカンドユニット中心のロケッツは、いきなりアテトクンポにアーリウープを決められてのスタート(33-35) オフェンスでもリズムが非常に悪く、ブリューワー、ハレルが連続オフェンシブファールを取られていた。その後もブリューワーおなじみの入らないスリーがあって、その間にバックスはペイント内で非常に効率のいい加点を続け、ダントーニは喝を入れるため、約2分経過後にタイムアウトを要求(33-41) しかしタイムアウト後にもオフェンスのリズムが最悪で、24秒バイオレーションを取られ、デッカーのスリーも決まらない。ディフェンスでもすべてのポゼッションでペイント内から加点される始末で、ダントーニは早々とハーデン、アリーザ、カペラを投入してきた(33-47)」
シンキ「第2Q早々14-0のランを食らいましたか。これはいけないですよ。ここからしっかりお願いします。」
キャット「タイムアウト後にカペラのフックが決まって落ち着いたロケッツは、ビバリーもスリーを決めて反撃開始。ハーデンのスチールから速攻が出るなど、オフェンスのリズムは良くなってきた(41-50) しかしディフェンスは相変わらずで、アテトクンポにドライブを決められると、今度はパーカーにも同様に決められ点差は詰まらない(42-54) ロケッツも一旦ロッカールームへ下がっていたアンダーソンが立て続けに加点に成功するなどしていたが、相変わらずペイント内でやられていてゲームは終盤へ入って行ったよ(53-62) 終盤に入ってもワイドオープンからデラベドーバにスリーを決められ、アテトクンポにオフェンシブリバウンドを取られるなどやられていたが、序盤から中盤よりはいくらかペースダウン。その隙にロケッツはハーデンの連続加点にネネのジャンパーが決まるなど、4点差に追い上げて前半は終了となった(64-68)」
シンキ「何とか4点差に追い上げた感じでしょうか。前半で68失点はやられすぎですよ。」
キャット「バックスの前半のシュート成功率は68%だもん。一時は70%超えていたからね。これだけやられて4点差だから、ロケッツのオフェンスも調子はいいんだよ。でも後半も同じようにいいとは限らないからね。ここはディフェンスから勝機を見出してもらいたい。」
シンキ「ですね。それでは後半戦もお願いします。」
キャット「第3Qに入ってもロケッツのディフェンスはもろく、ファールを連発し、スネルのジャンパー、デラベドーバのスリーでリードを拡げられる展開(69-77) しかしビバリーの調子は良くて、スリーにリバースレイアップが決まって、キッドヘッドコーチはタイムアウトを要求してきた(76-77) タイムアウト後にパーカーのジャンパーは外れ、ハーデンからカペラへのアーリウープパスが通りロケッツはようやく逆転に成功する(78-77) その後バックスのオフェンスは乱れ、ディフェンスが機能し始めてきたロケッツはチャンスだったが、肝心のシュートが決まらなくなってきて、ゲームの主導権を握れず(80-80) 中盤に入ってデラベドーバにカウントプレイを決められて再びロケッツは劣勢モードに(82-87) 終盤にゴードンがいい形からスリーを決めるなど、何とかロケッツは2点のビハインドに巻き返し、第3Qが終了となった(91-93)」
シンキ「どうもリズムを掴み切れないようですが、前回は第4Qに13-0のランを出して一気に点差を付けました。今日もそんな感じで行きましょうよ!」
キャット「今日は逆にやられそうな予感がするよ(苦笑) まあその予想を覆してもらいたいね。」
シンキ「当然です。では勝負の第4Qをお願いします。」
キャット「第4Qの立ち上がりはハーデンのいない時間帯。その時間帯にビバリーが躍動する。まずデッカーのスリーをお膳立てすると、自らドライブも決めてロケッツの逆転を演出(95-93) キッドは早々とタイムアウトを要求したよ。」
シンキ「ここで一気に行きましょう。お願いします。」
キャット「しかしブログドンのフリースローでゲームはタイになると、ターンオーバーから速攻を食らってリードを奪われてしまった(95-97) しかしカペラがゴール下で踏ん張ってゲームは再びタイに(97-97) ロケッツはいい感じのディフェンスをしていたが、ブログドンがタフショットをねじ込んで再びリードを取る。だがロケッツもビバリーからカペラへのラインが決まって再びゲームはタイに。手に汗握る好ゲームになったんだ(99-99)」
シンキ「何とか主導権を取って点差を拡げたいですよ。踏ん張りましょう、お願いします。」
キャット「バックスも元ロケッツのテリーがジャンパーを決めて好調キープ(99-101) ロケッツは離されず付いて行きたいところだったが、カペラのオフェンシブリバウンドをブリューワーが手を出してしまいバックスボールになると、速攻からテリーに今度はスリーを決められてしまった(99-104) 5点差になり焦ったのかゴードンもターンオーバー。速攻を出されてフリースローを与えてしまう。ここでハーデンの登場となった(99-105)」
シンキ「リズムを崩すと簡単にランを食らいますね。ここは辛抱の時間帯でしょうか。お願いします。」
キャット「ハーデン投入もロケッツはターンオーバー連発・・・ スネルにスリーを決められる11-0のランを食らい、ロケッツはタイムアウトを要求へとなったよ(99-110)」
シンキ「いけませんね。まだ時間はありますか?」
キャット「残り6分半以上ある。まだまだ挽回できる点差だが、リズムがすこぶる悪いからね。そこから始めないといけないな。とにかくディフェンス1本だよ。」
シンキ「では逆転への残り6分をお願いします。」
キャット「まずハーデンからネネへパスが通ってロケッツはリズムよく加点する(101-110) シュートを打ちたがっているイケイケのテリーのスリーが落ち、パーカーのスリーも落ちている間、アリーザがスリーを決めて、ジワジワとロケッツは点差を詰めてきた(104-110) しかし病み上がりアンダーソンがボールを手に付かず、ターンオーバーから速攻を食らってしまい、その後もターンオーバーから速攻を食らって点差を詰められず(107-114)、ロケッツのミスから生き返ったバックスのオフェンスのリズムが良くなってきて、ロケッツは結局6点差まで追い上げるのが精一杯だったよ。結局114-127で敗戦となった。バックスは5連敗でストップ。」
今季第48戦 対バックス(アウェイ) 114-127で敗戦 通算成績34勝14敗
ハーデン 26点、9R、12A、4S、1B、11TO FG6/10 3pFG2/4 FT12/14
ビバリー 18点、3A、1S FG7/10 3pFG4/7
アンダーソン 16点、1R、1A、1S FG6/11 3pFG3/7
アリーザ 8点、5R、5A、4S、1B FG2/7 3pFG2/5
カペラ 16点、3R、1A FG7/12 FT2/3
ネネ 17点、7R、2B FG6/9 FT5/8
ゴードン 9点、2R、3A、4TO FG3/9 3pFG3/8
デッカー 4点、1R FG2/7 3pFG0/3
ハレル 0点 FG0/1
ブリューワー 0点 FG0/1
バックス 通算成績21勝23敗
アテトクンポ 31点、7R、3A、4B、5TO FG11/17 3pFG2/3 FT7/8
パーカー 28点、8R、7A、3S、1B、3TO FG11/19 3pFG2/5 FT4/4
デラベドーバ 16点、3R、7A、3TO FG5/6 3pFG2/3 FT4/5
プラムリー 10点、2R、1B FG4/5
スネル 9点、2R、2S FG3/3 3pFG3/3
モンロー 17点、10R、3S FG7/13 FT3/4
ブログドン 6点、9A、4S、4TO FG2/8
テリー 8点、2A、3S FG3/5 3pFG2/3
テレトビッチ 2点 3pFG0/3
シンキ「一時逆転しましたが、また逆転されてしまい、結局リードを拡げられてしまいましたね。ブリューワーのミスからリズムを崩して、ランを食らったのが敗因ですか?」
キャット「まあ彼だけに責任を負わせる訳には行かないけど、あの何気ないプレイからリズムが悪くなったのは間違いないよね。こういう些細なプレイが接戦になると非常に重要なんだよ。でも今日は全体を通してディフェンスが機能しない時間帯が多く、ターンオーバーから速攻を食らうシーンも多かったからね。負けたのはそこが原因だと思うよ。」
シンキ「ここ8戦で5敗は正直痛いですよね。」
キャット「ちょっとペースが落ちてきたな。このままだとやはり50勝超えたくらいでフィニッシュしそうだよ。これでも今季の予想からすれば良く頑張っているとは思うんだけど、10連勝に9連勝を経験した現在、さらに期待をしたくなるのはロケッツファン誰でも思ってるからね。50勝程度に満足しないで、さらなる前進を期待している次第なんだよ。」
シンキ「ディフェンスをもう少し何とかしないと安定しないですよね。」
キャット「ターンオーバーもだよ。くだらないミスから失点してるからね。ここらへんはハーデン次第なんだよなー。彼次第でもっとロケッツは伸びると思うから、辛抱強く待つしかないと思うが、今日みたいなゲームを見せられると落胆するよね。奮起を期待したい。」
シンキ「分かりました。次のゲームはあさってですね。アウェイ3戦目はセルティックスが相手です。」
キャット「嫌な相手だよね(苦笑) ホームでは勝ってるが、アウェイではそう簡単に行かないだろう。不安症のボクだから、連敗街道に入らないかドキドキもんだよ。」
シンキ「苦笑 何とか勝ってロケッツファンの不安を期待に替えて欲しいと思います。それでは今日はお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」
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