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ニックス

'17~'18 第19戦 対ニックス(ホーム)

シンキ「こんにちは。最近の10ゲームを9勝中で、西地区首位のロケッツ。今日の相手は前回のアウェイ戦で勝利しているニックスです。」
 
キャット「いよいよ軌道に乗ってきた感じかな。今日のニックスはポルジンギスとカンターが腰痛で欠場とのことなので、まず負けないと思ってる。ゴードンとアンダーソンも復帰するしね。」
 
シンキ「ここはサクッと行きますか。ではお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ポール、アリーザ、タッカー、カペラ。アンダーソンは控えから出場予定。ニックスは得点源のハーダウェイJR、元ロケッツのリーとビーズリーに、ジャック、オークイン。元オールスターのノアは遠征には帯同していない。」
 
キャット「第1Qはまず始めにハーデンからカペラへのアーリウープが決まってロケッツが先制したが、その後は24秒タイムオーバーのターンオーバーや、シュートミスが目立っていて、その隙にニックスは元ロケッツコンビであるビーズリーとリーが加点を続ける11-0のランを出し、序盤はまずニックスがリードを取った(2-11) その後もロケッツはカペラとハーデンのフリースローでの加点のみと、全く精彩を欠いていて、このチャンスにニックスは元ロケッツコンビが奮闘。ニックスはイージー加点を繰り返し、リードを22点に拡げたんだ(7-29) しかし中盤に入るとロケッツも次第にリズムが良くなってきた。復帰したゴードンのスリーが決まると、ハーデンのドライブも決まって反撃開始(17-31) ニックスも負けじとカウントプレイなどでリードを再び19点まで拡げるが(17-36)、ロケッツはバームーテに続き、控えからの出場となったアンダーソンが的確にスリーを決めると、さらに立て続けにスリーを決める好調振りを見せていて、結局終盤に盛り返したロケッツは、ビハインドを10点まで戻して終了となったんだ(29-39)」
 
シンキ「いきなり22点リードされましたが、どんな感じでしたか?」
 
キャット「ディフェンスが大甘だったね(苦笑) まあポルジンギスとカンターが欠場なので、ちょっと甘くみてた節もある。第2Q以降は大丈夫だと思うよ。今日もローテ外の選手を出したいね。」
 
シンキ「今の好調ロケッツを考えると、この程度で焦りはないと言った感じでしょうか。では前半の続きをお願いします。」
 
キャット「第2Qはアンダーソンが見せ場。まず得意のジャンパーを決めると、スリーも決めてきたね。フリースローは1本落としていたが、その後もスムーズなボール回しからのフィニッシュにも成功し、ロケッツはどんどん点差を詰めていく(39-46) 中盤くらいにハーデンがコートへ戻ると、ニックスがミスを繰り返している間に、ハーデンとバームーテの加点に続き、最近外していることが多いカペラのフリースローが2本とも決まる7-0のランで、ロケッツは1点差に迫った(48-49) 終盤に入って追いつくと、ハーデンのスリーで逆転に成功したよ(54-53) だがニックスもジャックが存在感を見せるなど、踏ん張って再逆転し、結局前半は3点ニックスがリードして終了となった(58-61)」
 
シンキ「前半でほぼイーブンになりましたね。これなら後半で一気に突き放せそうですよ。では後半をお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤からロケッツのペース。アリーザのスリーで簡単に逆転に成功すると、ニックスのターンオーバーから速攻を決め、さらにアリーザがまたスリーに成功する11-0のランであっさり8点リードしたよ(71-63) その後もロケッツはスリー連発のやりたい放題の時間帯に入ったんだ。ハーデンからカペラへのパスが通り、速攻でもハーデンが楽に加点(82-69) ディフェンスでもアンダーソンがビーズリーのシュートを阻むなど、攻守でニックスを圧倒していたね(87-69) ニックスは頼みのハーダウェイJRが不調で、前半好調だったビーズリーの加点も目立たず、ターンオーバーから速攻を出されるなど、いいところがほとんどなかったね。終盤も同様で、結局このQロケッツは21点のリードを奪って終了となった(95-74)」
 
キャット「第4Qはまた気が抜けたのか、加点が止まる時間帯があったが、それでも大量リードで余裕の試合運びは変わらず、ローテ外の選手はタリックだけの出場のみとはいえ、流しの第4Qだったね。これでロケッツは4連勝達成。最終スコアーは117-102。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(15-4) 29 29 37 22 117
ニックス(10-9) 39 22 13 28 102
 
ロケッツ FG41/94(43.6%) 3pFG18/47(38.3%) FT17/22 42R 30A 7TO
ニックス FG42/85(49.4%) 3pFG4/17(23.5%) FT14/19 40R 29A 18TO
 
ハーデン 37分 37点、2R、10A、3S、1TO FG12/27 3pFG5/13 FT8/10
ポール 31分 6点、2R、13A、2S、1TO FG2/12 3pFG0/4 FT2/2
アリーザ 31分 16点、2R、1A、1S FG6/14 3pFG4/11
タッカー 28分 2点、6R、1A、3S FG1/3 3pFG0/2
カペラ 30分 12点、15R(4OR)、3A、3B FG4/7 FT4/6
ゴードン 24分 8点、2A、1S FG3/12 3pFG2/7
アンダーソン 20分 17点、7R、1B FG611 3pFG4/7 FT1/2
バームーテ 21分 9点、5R、2S、1B FG3/4 3pFG3/3
ネネ 14分 10点、3R、1B FG4/4 FT2/2
タリック 4分 0点 FG0/0
 
ハーダウェイJR 38分 11点、4R、6A、1S、3TO FG4/12 3pFG0/2 FT3/3
ビーズリー 36分 30点、8R、2A、1B、6TO FG14/23 3pFG0/1 FT2/5
オークイン 26分 20点、15R、4A、1S、2B、3TO FG7/9 FT6/8
リー 33分 17点、2R、4A、1S FG6/11 3pFG3/8 FT2/2
ジャック 33分 10点、5R、8A、1S FG5/10 3pFG0/2
エルナンゴメス 22分 4点、4R、4A FG2/8
ニリキナ 15分 2点、1A FG1/4
マクダーモット 14分 3点、2R FG1/3
トーマス 12分 3点 FG1/1 3pFG1/1
ドットソン 10分 2点 FG1/3 3pFG0/1
 
シンキ「結局15点差で勝利ですか。22点のビハインドも、今のロケッツには関係なかったですね。」
 
キャット「まあね。最初は気の抜けたディフェンスをしていたが、スイッチが入るとこれだけの差が出るということだろう。さすがにポルジンギスのいないニックスに負けることはなかったね。」
 
シンキ「元ロケッツのビーズリーには30点取られてますが、やはり彼はまだ行けますか?」
 
キャット「得点の取り方を知っているよね。でも怖さはないんだよな。ミスも多いし、ディフェンスも甘いよ。」
 
シンキ「ポールのシュートタッチは良くなかったようですが、これについては?」
 
キャット「なんだか今日はダメだったね。でもナイスパスは連発していて、彼はチームをリードしていたよ。まあこういう日もある。勝ったし、彼も気にしてないだろう。」
 
シンキ「分かりました。この勝利で貯金は11になりました。このペースで行けば60勝が見えてきます。」
 
キャット「今季は勝ち方が圧倒的だよね。ゲーム的にはもっと競った方が面白いんだろうが、相手をコテンパンにするのも気持ちいい(笑) この調子なら目標の60勝に行けるんじゃないかな。けが人が出ないことが条件だけどね。」
 
シンキ「次のゲームはあさってのネッツ戦です。ホームゲームが続きます。」
 
キャット「前回は6連勝で止まったが、今度はそれ以上の連勝を期待したいね。ポールもチームに馴染んできたし行けるでしょ。」
 
シンキ「では最後に何かありますか?」
 
キャット「Gリーグでロケッツ傘下のヴァイパーズが7連勝中なんだ。オヌアクがトリプルダブルを決めるなど存在感を出してるね。キャンプ終了時に契約後カットされたダニエル・ハウスが見せ場タップリなので、この調子なら席が一つ空いてるし、もしかするとロスター入りもあるかもしれない。それから2日前バスケ日本代表が世界選手権の1次予選があったんだけど、残念な負け方をしたな。」
 
シンキ「オヌアクが日本代表で出場していたらどんな感じでしょうかね?」
 
キャット「無双してるんじゃないの。富樫なんかサッパリで、オフェンスで存在感を出せないならコートにいる意味ないって思ったよ。明日はアウェイでオーストラリア戦があるんだけど、ボコボコにされないか心配だ。」
 
シンキ「まさかシモンズなんか出ませんよね?」
 
キャット「それはない(苦笑) 元ロケッツのブラッド・ニューリーがロスターに入ってる。デビッド・アンダーセンはリオ五輪のロスターに入っていたが、今回は若手に譲った感じなのかな。」
 
シンキ「ニューリーを知らないロケッツファンは多いんじゃないですかね?」
 
キャット「まあサマーリーグしか出てないからな(笑) ドラフトされても契約しない選手もいるからね。ハーテンスタインもそうならなきゃいいけど(苦笑)」
 
シンキ「ハーテンスタインは大丈夫ですよ。それでは今日はお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

'17~'18 第9戦 対ニックス(アウェイ)

シンキ「こんにちは。グリズリーズ、シクサーズ相手に連敗中のロケッツ。今日はアウェイでのニックス戦になります。エースのカーメロを放出し、再建中のチームですが現在3連勝と調子いいですね。」
 
キャット「新エースになったポルジンギスがかなり頑張っているよ。フランス出身の注目新人ニリキナもいるし、彼ら次第でニックスは飛躍の可能性がある。ロケッツは気を引き締めて行かないといけないぞ。」
 
シンキ「ですね。ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ゴードン、アリーザ、アンダーソン、カペラ。ニックスはジャック、元ロケッツのリーのベテラン2人に、今季ニックスへ復帰したハーダウェイJR、ポルジンギス、サンダーから移籍してきたカンター。ロートルのノアは故障のリハビリ中で、終了後に薬物規定違反のため最低10ゲームの出場停止処分が加わる。いまや彼は完全に不良債権選手になってるね。」
 
キャット「出だしでいきなりハーデンが得意のステップバックで、ポルジンギスをスリップさせて会場がどよめく。序盤は最近不調のアリーザがスリーを決め、ニックスもリーがお返しするなど、ほぼ互角の展開だった(9-10) その後ニックスはロケッツのターンオーバーから速攻を決めリードを拡げるが、アンダーソンがしっかりとスリーを決め、ゲームは中盤へ入ったよ(12-14) 中盤に入ってもニックスはエースになったポルジンギスにボールを集めてくる。その期待に彼は応え、ミドルのジャンパーを次々と決めてニックスがリードを拡げたよ(15-23) ロケッツも同様にエースのハーデン起点からオフェンスを始めるが、ダブルチームからターンオーバーを犯すなど、終盤に入ってもロケッツのオフェンスはピリッとしない(17-25) しかしネネが攻守でロケッツを助け、ハーデンのブザービーターのスリーもあって、第1Qはロケッツ3点のビハインドまで巻き返したよ(24-27)」
 
シンキ「最近のロケッツは立ち上がりが悪いですね。ここから修正をお願いします。」
 
キャット「第2QはハーダウェイJRのスリーからスタート。ロケッツもワイドオープンになったアンダーソンがしっかりと決めて来た。次のポゼッションでもアンダーソンはノビツキー張りのジャンパーで加点。今日の彼は調子良さそうだ。ポルジンギスがベンチで決め手を欠くニックスを尻目に、ロケッツは着々と加点して逆転へ(31-30) 元ロケッツのビーズリーはバームーテに子供扱いされ、マウスピースを噛みながら悔しさを表しベンチへ退くとポルジンギスが登場へ(36-30) そのポルジンギスをタッカーがナイスディフェンスで防ぐなどして、第2Qはここまで9本連続ニックスのフィールドゴールが落とすことに成功中だよ(38-30) タイムアウト後もカペラがドリーム張りのスチールから速攻でダンクに成功! だがニックスもさすがにオフェンスのリズムを取り戻して連続加点に成功して追いすがる(42-36) しかし中盤以降もロケッツはオフェンスのリズムが良く、カペラの連続フィニッシュ成功など得点が止まらない(49-43) 終盤でもロケッツはハーデンの連続加点に、バームーテのスリーも決まってリードを拡げたよ。結局前半はロケッツ12点のリードで終了となった(60-48)」
 
シンキ「第2Qに一気のランを出しましたね。このペースです。では後半もお願いします。」
 
キャット「後半に入ってもロケッツのオフェンスは止まらず、速攻からカペラのイージーダンクが決まると、ニックスは早々とタイムアウトを要求へ(67-50) タイムアウト後にゴードンのスリーが決まったロケッツは、リードを20点に乗せてきた(70-50) ニックスはカンターがインサイドで踏ん張りを見せるなどしていたが、ディフェンスでは機動力不足を突かれカペラにダンクを食らう。頼みのポルジンギスもアンダーソンにドライブを食らうと、オフェンシブファールを犯すなど、ニックスは完全に勢いをなくしてきたね。それでも何とかスリーを決めてきたニックスだったが、ロケッツが一時リードを25点まで拡げて中盤を過ぎたよ(86-64)」
 
シンキ「今日のゲームは大丈夫そうですね。でも気を抜かず行きましょう。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後もロケッツの勢いは変わらず、ニックスもそれなりに加点を続けたが、もうゲームの行方は見えてきた(92-67) ハーデンがこのQに19得点する大車輪もあって、結局第3Q終了時にロケッツは26点リードしたよ(100-74)」
 
シンキ「第4Qは控え選手の出番ですかね。ではサクッとお願いします。」
 
キャット「第4Qは序盤こそロケッツはリズム良くプレイしていたが、その後ニックスの若手選手たちが頑張って点差を詰めてきた(104-86) タイムアウト後にロケッツはハーデンをコートへ戻すと、再びロケッツはスパーク。簡単にリードを拡げて、再び点差は26点になったね(114-88) 残り4分半にはバームーテに替わってジョウ・チーが出てきた。他のメンバーはハーデン、ゴードン、アリーザ、カペラなので、実戦で使えるのか試している可能性があるね。しかし1回のポゼッション後、すぐハーデンとゴードンはベンチへ(苦笑) そのジョウ・チーはスリーを外し、ターンオーバーも犯す悪い立ち上がり。だがそれを挽回するチャンスはすぐに訪れ、コーナーからワンフェイクでポルジンギスを交わすとゴール下へドライブ、エルナンゴメス越えの豪快なダンクを披露かという思いきや、ファールで止められた(笑) 次のポゼッションでもポルジンギスとの1対1が続き、会場のニックスファンも満足したことだろう。そのポルジンギスが下がると、今度はジャクソンがジョウ・チーに手本を示す。カペラのオフェンシブリバウンドからパスをもらい、ニリキナを交わしてドライブすると、彼はエルナンゴメス越えの豪快なダンクを披露した! このダンクでベンチにいるチームメイトは総立ちだったね。ボクも興奮するくらいのダンクだったよ。手本を示されたジョウ・チーは次のポゼッションでチャンスが訪れる。速攻からブラウンのアーリウープパスが来たよ。このチャンスをダンクと思いきや、無難にタップで押し込んだ(笑) 点差が付いたがゲームは最後までとても楽しかったね。最終スコアーは119-97。最終成績は以下の通り。」
 
ロケッツ(6-3) 24 36 40 19 119
ニックス(3-4) 27 21 26 23 97
 
ロケッツ FG42/88(47.7%) 3pFG19/52(36.5%) FT16/21 46R 21A 15TO
ニックス FG39/90(43.3%) 3pFG8/27(29.6%) FT11/13 42R 23A 19TO
 
ハーデン 35分 31点、5R、9A、7TO FG9/23 3pFG6/17 FT7/9
ゴードン 29分 17点、2R、4A FG6/13 3pFG4/8 FT1/1
アリーザ 35分 16点、8R、2A、2TO FG5/9 3pFG4/8 FT2/2
アンダーソン 31分 21点、3R FG7/13 3pFG2/8 FT5/5
カペラ 28分 12点、13R(4OR)、2A、1S、3B FG6/10
バームーテ 24分 10点、9R、1A、3S、1B FG4/8 3pFG2/4
タッカー 26分 3点、3R、2A、2S FG1/4 3pFG1/4
ネネ 14分 4点、1R、2TO FG2/2
タリック 7分 0点、1R FG0/0
ジョウ・チー 5分 3点 FG1/3 3pFG0/2 FT1/2
ジャクソン 4分 2点、1R FG1/2
ブラウン 4分 0点、1A FG0/1
 
ポルジンギス 28分 19点、5R、3A、1B、3TO FG7/18 3pFG0/3 FT5/5
ハーダウェイJR 31分 23点、7R、4A、2S、3TO FG9/18 3pFG5/10
カンター 18分 12点、6R FG6/6
リー 24分 7点、5R FG3/6 3pFG1/2
ジャック 20分 4点、2R、2A FG2/9
ニリキナ(新人8位) 26分 2点、1R、8A、5S、3TO FG1/7 3pFG0/4
マクダーモット 22分 6点、2A FG2/7 3pFG1/3
エルナンゴメス 17分 6点、3R、4TO FG3/5
ドットソン(新人44位) 17分 9点、3R FG4/5
トーマス 14分 3点、7R FG1/3
オークイン 12分 4点、2R FG0/3 FT4/4
ビーズリー 6分 0点、1R、1A FG0/1
セッションズ 6分 2点、1A FG1/2
 
シンキ「力量的に順当勝利だと思いますが、勝因は何でしょうか?」
 
キャット「今日はオフェンスのリズムが良くて、スリーの確率も良かったよ。第2Qで一気に点差を付けてリードを取り、主導権を奪えたのが大きかったね。ディフェンスも機能していて、ターンオーバーをよく誘発していたな。完勝だと思う。」
 
シンキ「ロケッツはハーデンがさすがの活躍を見せていますが、全体的に得点が散らばっていて、効率も良かったんじゃないですかー」
 
キャット「そうだね。ニックスのディフェンスが甘く見えたのもあるが、それでもこれだけスリーを決めてくれると楽だよね。最近不調だったアリーザも良かったし、ハーデン以外の選手が存在感を出すと、さすがに今のニックスでは勝てないな。」
 
シンキ「そのニックスですが、ポルジンギスが中心になりますかね?」
 
キャット「だね。今日はロケッツディフェンスに阻まれてしまったとはいえ、彼は若いころのノビツキーを見ているようだ。才能に溢れているよ。これでニリキナが育ってくれば面白いチームになるね。今日はヒューストン出身の新人ドットソンが良かった。彼はおそらく今後ローテに入ると思うよ。」
 
シンキ「ありがとうございます。次の対戦相手はホークスになりますね。再びアウェイ戦ですが、ここも勝ちましょう。」
 
キャット「ホークスもニックス同様に再建に入っているからね。当然今のロケッツなら勝たなきゃいけないな。当然だけど期待しているよ。」
 
シンキ「最後に何かありますか。野球は日本もアメリカも盛り上がっていますよね。」
 
キャット「そうだな。バスケとはまた違った面白さがある。メジャーはヒューストン・アストロズが優勝したんだ。今度はロケッツの番だよ! ダルビッシュは残念だったけどね。」
 
シンキ「ロケッツにも期待しているヒューストン市民は多そうですね。では次回も宜しくお願いします。」

レギュラーシーズン第5戦 対ニックス(アウェイ)

シンキ「こんにちは。アウェイ5連戦の初戦だった昨日のキャブス戦は、残念ながら勝てませんでしたが、今日の相手はレベルの落ちるニックスですので、連戦とはいえ勝って欲しいですね。」
 
キャット「ボクもここは勝利を計算に入れてるよ(笑) ここを落とすと不安になるから、まずはしっかりと勝って欲しいと思っている。」
 
シンキ「それでは早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ゴードン、アリーザ、アンダーソン、カペラ。控えのネネは休養を取るとのこと。ニックスは元MVPのデリック・ローズ、元ロケッツのコートニー・リー、レブロンと同期のカーメロ・アンソニー、ニックス期待のクリスタプ・ポルジンギス、パススキルの高いジョアキム・ノア。」
 
キャット「第1Qからロケッツは優勢。アンダーソンの2本のスリーでまずリードを取ると、ハーデンがドライブからのダンクにスリーも決めて、ロケッツは7点のリードに(15-8) ニックスもローズのドライブで加点するなど、それなりに追い上げてきたが、その後もハーデンがスチールから華麗なユーロステップで観客を唸らせる加点が決まって、溜らずニックスはタイムアウトを要求したよ(22-12) タイムアウト後、ニックスは持ち直してきて5点差に追い上げる(26-21) ロケッツは速攻からデッカーが焦ったのかコケてニックスファンに笑われるが、ハーデンが終盤も締めて、第1Qは8点のリードでロケッツが取ったよ(33-25)」
 
シンキ「アウェイ連戦とはいえ、ディフェンスの弱いニックス相手には負けられませんね。それでは続きをお願いします。」
 
キャット「第2Qのハーデンのいない時間帯は、ゴードン中心のラインナップに。そのゴードンがまずペイントから加点に成功してリードを二桁に乗せると、ハレルのジャンパー、エニスのドライブも決まるなど、リズムよくプレイしていたね(41-28) その後もゴードンが存在感を見せてロケッツを牽引し、ロケッツが常に二桁のリードをキープしていたよ(52-39) 中盤にハーデンがコートに戻ると、カペラとのツーメンゲームが効果的に決まって、さらにKJのスリーも演出するなど、リードはさらに拡がったよ(62-42) ニックスも終盤にスリーが決まって追い上げたが、ロケッツの優位は動かず、ニックスはファンにブーイングされる始末で、結局ロケッツが17点差を付けて前半が終了となった(68-51)」
 
シンキ「今日は楽勝ですかね。ハーデンはここまでどんな感じですか?」
 
キャット「18点、6Aの活躍だ。ドライブからのスコアー中心のローズと比べて、バランスの良さが目立つね。彼はゲームを支配しているよ。ホント彼はすごい選手だ。」
 
シンキ「頼もしいですね。それ以外に気になった点はありますか?」
 
キャット「ゴードンが存在感のあるところを見せている点だな。彼はハーデンのいない時間帯のキーマンだから、第1Qは早めに下げてるんだが、見事にその役割をこなしていると思う。過去のケガの影響から、比較的お買い得の契約を結んだことはオフの収穫の一つになったね。」
 
シンキ「分かりました。それでは後半もお願いします。」
 
キャット「第3Qはまずゴードンがスリーを決めて、リードを再び20点に乗せたよ。ニックスはローズとカーメロが、それなりに決めてきて、何とか点差を縮めようとするが、ロケッツのオフェンスを止めることが出来ず、控えのハレルが存分にアピールするなど、ロケッツはリズム良くゲームを展開(88-70) それでもカーメロのスリーなどで、ニックスはビハインドを14点まで戻すが、デッカーがニックスディフェンスを翻弄するかのように、ベースラインからダンクに成功。終盤はハーデンからハレルへの速攻に、KJの華麗なブロック、最後にハーデンがファール狙いのスリーがネットに吸い込まれて、結局ロケッツのリードは22点まで拡がって第3Qは終了となった(100-78)」
 
シンキ「今日は大丈夫そうですね。では第4Qも締めてください。」
 
キャット「序盤のハーデンのいない時間帯はターンオーバーが多くてリズムに乗れてなかったが、ニックスも同様で、点差はほとんど変わらなかった(103-79) それでもニックスのオフェンスが若干良くなったこともあって、途中からハーデン、アリーザの主力が登場。ハーデンはニックスディフェンスを切り裂くようなナイスパスを披露し、結局残り4分を切ってお役御免となったよ。最終スコアーは118-99でロケッツが勝利を飾ったね。まあ順当勝利と言っていいだろう。個人成績は以下の通り。」
 
ロケッツ(3-2) FG42/89(47.2%) 3pFG15/40(37.5%) FT19/27(70.4%) 54R(19OR) 25A 12S 7B 19TO
ハーデン 34分 30点、6R、15A、2S、3TO FG9/16 3pFG5/12 FT7/8
ゴードン 29分 21点、3R FG6/11 3pFG4/7 FT5/6
アリーザ 30分 8点、4R、3A、4S FG3/10 3pFG1/5
アンダーソン 29分 16点、9R(5OR)、3TO FG6/15 3pFG4/9
カペラ 21分 8点、6R(5OR)、1S FG4/6 FT0/3
ハレル 27分 17点、10R(5OR)、3B FG8/11
KJマクダニエル 19分 5点、3R、4B FG1/3 FT2/2
デッカー 19分 5点、7R FG2/5
ブリューワー 14分 4点、3R、4A FG1/2
エニス 10分 4点 FG2/5
ブラウン 4分 0点 FG0/2
ウィルチェー 4分 0点 FG0/3 3pFG0/3
ネネは休養で出場なし。
 
ニックス(1-3) FG37/85(43.5%) 3pFG8/20 FT17/25(68.0%) 34R(7OR) 18A 10S 7B 16TO
ローズ 30分 16点、4R、4A、2S、2TO FG8/18 FT0/0
リー 28分 16点、1A、2S FG7/12 3pFG2/4
カーメロ 31分 21点、7R、5TO FG8/15 3pFG1/4 FT4/5
ポルジンギス 28分 3点、8R、3B FG0/4 FT3/4
ノア 18分 0点、2R、4A FG0/2
ブランドン・ジェニングス(1年契約) 23分 12点、3R、3A FG3/7 FT6/8
ジュルー・ホリデイ(4年目) 18分 8点、2R、2A、3TO FG3/10 3pFG2/4
ロン・ベイカー(ドラフト外ルーキー) 16分 4点、2A FG1/5
モーリス・エンドゥール(日本の高校卒業) 19分 4点、1S、1B FG2/2
ランス・トーマス((4年2700万ドルで再契約) 10分 3点、2R FG1/2
サーシャ・ブヤチッチ(レイカーズ時代に優勝経験) 10分 2点、2R FG1/3
カイル・オークイン(26歳ショットブロッカー) 5分 4点、2B FG2/2
ミンドウガス・カズミンスカス(リトアニア出身) 6分 6点 FG1/3 FT3/4
アクティブロスターは全員出場。
 
シンキ「ニックスファンには失礼ですが、たまにはこんなゲームもいいですね。」
 
キャット「そうだな(苦笑) まあ前半から差が付いて、後半になってもリズムの出ない時間帯はあっても、一気のランを出されることはなかったからね。安心して観戦できたよ。」
 
シンキ「今日のハーデンは30点、15Aですか! 彼は超人なんですかね。」
 
キャット「そうだ(笑) 彼は他の誰よりもワンランク上のプレイをしている。出来ればディフェンスでも存在感を発揮して、レブロンクラスになってくれないかなーって思うときあるよ。」
 
シンキ「まあレブロンは別格だと思いますが、ハーデンは見事ロケッツを牽引していて、頼もしい存在ですよ。これからも期待したいですね。それから最近アンダーソンのオフェンシブリバウンドの多さが目につくんですが、何かありましたかね?」
 
キャット「開幕第2戦のマブス戦で第4Qに干されたのがいい薬になったんじゃないかな。彼はディフェンスでチームの足を引っ張ってるからね。特にゴール下周辺はほとんどフィニッシュされているイメージあるよ。だからせめてオフェンスはシュートだけでなく、インサイドでも存在感を出さないといけないという意識が働いたのかもね。いい傾向だよ。」
 
シンキ「それからネネ休養でハレルが素晴らしい存在感を見せてますね。彼は使えますよ。」
 
キャット「ハレルはサイズ以上に大きなプレイをしてくれる。オフェンシブリバウンドを取れるし、ディフェンスでもゴール下でブロックが出来る選手だ。最近はジャンパーも上達しているし、もっと出番を増やしてもいいと思うよ。彼がこれだけやってくれると、ロケッツのベンチの層は確実に厚くなるな。」
 
シンキ「他にはKJのブロックの多さも目立ちますよね。目立ったと言えば、デッカーが速攻でコケて、ニックスファンに名前を憶えられたようですね(笑)」
 
キャット「速攻から完全にフリーだったんだけど、ボールが手に付かず、情けないコケ方をしてたね(笑) まあ彼はサイズと運動能力を合わせ持っていて、もう完全にローテに入ったから、今度はベースラインからダンクを決めたような、プレイ面で目立って欲しいね。」
 
シンキ「分かりました。それでは最後に何かありますか? ニックスについてはどうですかね?」
 
キャット「ロケッツがホームコートの時に、TV解説を担当しているグライドこと、クライド・ドレクスラーが、このアウェイ5連戦を利用して来日しているそうだよ。息子がB2の岩手でプレイするから、その応援みたいだね。ニックスについては、以前にもコメントしたが、もうポルジンギス中心でいいんじゃないのって思う。このままじゃ今季も50敗はするんじゃないかな。」
 
シンキ「ドレクスラーさんが来日ですか! 今回が何回目なんですかね?」
 
キャット「プライベートで日本に来る選手もいるから何とも言えないけど、彼は大学時代に来ているし、ブレイザーズ時代にも来てたから、今回が3回目のような気がするよ。」
 
シンキ「大学時代も来ているんですか。どんな感じでしたかね?」
 
キャット「ボクは直接見に行ってないから分からないが、ゲームのプログラムは持っているよ。この頃から注目されていたよね。ドリームも一緒だったな。グライドはロケッツで優勝出来て本当に良かったと思うよ。」
 
シンキ「あれからもう21年も経つんですね。今のハーデン時代に優勝を観たいので、何とか頑張って欲しいところです。それでは次のゲームは3日後にホークス戦になりますね。移籍したハワードのプレイも楽しみですよ。では今日はお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

プレシーズンゲーム第2戦 対ニックス(ホーム)

シンキ「こんにちは。いよいよ今季もプレシーズンゲームが始まりましたが、ロケッツは上海シャークス相手に快勝と、幸先の良いスタートを切りましたね。本日行われる第2戦目の相手はニックスになります。」
 
キャット「今日はNBAチームとの対戦になるからね。先日のゲームより、今後を占うゲームにはなるだろう。」
 
シンキ「ところで制限付きFAのディーモーですが、どうやら期限を過ぎてもロケッツのクオリファイオファーを受け取らなかったようですね。今後の彼はどうなるのでしょうか?」
 
キャット「ロケッツが提示したクオリファイオファーの期限が終了したとはいえ、彼はまだ制限付きFAのままだから、引き続き交渉を進めていく形になるんじゃないかな。もちろんディーモーは他のチームとも契約出来るが、制限付きFAだけに、ロケッツがその契約にマッチする権利を持っているから、故障歴もあるし、彼が望む契約を勝ち取るのは難しいと思うがどうだろう。NBA以外のチームなら普通に契約出来るけど、NBAでプレイしたいだろうから、所属先が見つかるまで浪人という形になるんじゃないかな。個人的には早くまとまって欲しいんだけどね。」
 
シンキ「ちなみに浪人中であろうジョシュはどうなってますか?」
 
キャット「彼が昨季使っていたロッカールームは、今アンダーソンが使っている。個性的な彼の行方が気になってしまうのは分かるが、ロケッツにとって、もうジョシュは過去の人だ。さあ次に行こう!」
 
シンキ「分かりました(笑) それではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ゴードン、アリーザ、アンダーソン、カペラ。ビバリーは膝の状態を考慮してお休みするようだ。ニックスはブルズから移籍したデリック・ローズ、ホーネッツから移籍した元ロケッツのコートニー・リー、カーメロ・アンソニー、2年目クリスタプス・ポルジンギス、カイル・オークインの布陣。ローズと同じくブルズから移籍したベテランのノアは欠場とのこと。」
 
キャット「第1Qはゴードンのカウントプレイにスリーが決まって、まずロケッツがリードを奪うと、アンダーソンも持ち味を発揮して主導権を握る(11-8) その後もベンチから出てきたブリューワー、ネネが存在感を出してリードをキープ。ニックスはトライアングルオフェンスが機能せず、もたついている間にハーデンが速攻から技ありのレイアップを決めるなど、終始ロケッツが優位に立って第1Qが終了したよ(27-15) 第2Qに入り、ニックスはセカンドユニットが踏ん張って点差を詰めに掛かるが、ロケッツもプリジオーニとネネ、カペラのピックアンドロールが冴えるなど、リードを渡さずにゲームは進行(36-23) 中盤に入ってロケッツはハーデンをコートに戻すと、彼はシュート、パスと縦横無尽の働きをしてロケッツのオフェンスを指揮し、KJへ連続のアーリウープパスを決めるなど、一気に点差は開いて行ったんだ。結局前半は68-42と大量リードを取って終了となった。」
 
シンキ「いやー、今季のロケッツはいいんじゃないですかー。やはりハーデン様様ですかね?」
 
キャット「だな(笑) 彼はゲームを支配している。彼がいる限り、ロケッツのプレイオフ進出は大丈夫なんじゃないかな。彼はそれくらいインパクトのある選手だよ。」
 
シンキ「一気に後半戦もお願いします。」
 
キャット「後半に入ると、ロケッツはアンダーソンのスリーが火を噴いた。第3Qだけで5本のスリーを決める無双振りを発揮し、しつこくスリーを決めて食い下ってきたニックスを意気消沈させたよ。結局第3Q終了して104-77。最終Qはベンチ陣でまとめてロケッツがプレシーズンゲーム2連勝を達成したよ。最終スコア―は130-103。個人成績は以下の通りになった。」
 
ロケッツ(2-0) FG44/82(53.7%) 3pFG20/42(47.6%)
ハーデン 30分 28点、6R、11A、5TO FG7/11 3pFG4/8 FT10/12
ゴードン 21分 10点、2A FG4/8 3pFG1/3
アリーザ 27分 10点、7R FG3/8 3pFG2/7
アンダーソン 29分 26点、7R FG8/16 3pFG7/13 FT3/4
カペラ 19分 6点、4R、1B FG3/7
KJマクダニエル 22分 9点、3R、2B、3TO FG4/7 3pFG1/2
ネネ 17分 10点、5R FG4/6 FT2/2
ブリューワー 14分 8点、5R、2S FG3/3 3pFG2/2
デッカー 10分 3点、2R 3pFG1/2
プリジオーニ 6分 3点、2A 3pFG1/1
ハレル 12分 4点、5R、2B、3TO FG1/3
ウィルチェー 8分 9点 FG3/4
ペイトン2世 8分 2点、5R
ブラウン 8分 0点、3A、3TO FG0/2
エニス 4分 0点、2TO FG0/0
テイラー 5分 2点 FG1/2
ビバリーは膝の様子見で欠場、オヌアクとへアストンはコーチの判断で欠場
 
ニックス(0-1) FG39/96(40.6%) 3pFG11/31(35.5%)
ローズ 25分 16点、5A FG7/14 3pFG0/1 FT2/3
リー 23分 8点 FG2/4 3pFG2/4
カーメロ 22分 10点 FG4/13
ポルジンギス 27分 22点、4R、2B FG8/11 3pFG5/6
オークイン 18分 4点、9R FG1/4
ジェニングス 18分 7点、4A FG2/10
J.ホリデー 18分 4点 FG1/6 3pFG1/4
L.トーマス 18分 6点、5R FG3/8 3pFG0/4
W.エルナンゴメス(ルーキー) 18分 4点、3R FG2/4
ブヤチッチ 10分 5点、3A FG2/5
ンドゥール 13分 2点、2S FG1/3
カズミンスカス(26歳ルーキー)7点、マーシャル・プラムリー(ルーキー)、ロン・ベイカー(ルーキー)、JPトコト(ルーキー)、チャソン・ランドル(ルーキー)が出場。ノア、アムンドソンは欠場
 
シンキ「今日も130点越えの快勝でしたね! ハーデンを軸としたロケッツのハイパーオフェンスは止めれませんか!」
 
キャット「昨季もロケッツはオフェンスだけ見れば、リーグ4位の1ゲーム平均106.5点挙げているんだが、シュート力のあるアンダーソンとゴードンが加わった今季は、昨季を上回るオフェンスを展開できそうに思う。もちろん課題はディフェンスになるが、今日のゲームみたいにうまくローテーションディフェンスが出来れば、昨季よりは改善される可能性はあるんじゃないかな。コーチがオフェンス型のダントーニに替わったが、アシスタントコーチに元ナゲッツヘッドコーチで実績のあるビズデリック、ディフェンス担当に選手としても活躍したロジャースに加え、以前ロケッツで選手の育成を担当していたカミングスを招聘し、マクヘイル時代と比べ、バランスの取れた編成になったからね。」
 
シンキ「ハワードが去りましたが、ロケッツはハーデンのチームなのがハッキリしただけ、伸びしろはあるかもしれませんよね。」
 
キャット「ハーデン頼みだと強豪相手に勝ち切るには限界があると思うんだが、少なくとも平均的なチームに対して、彼の存在はチームにとってアドバンテージになる。ハーデンは今季からさらにボールを持つ機会が多くなると思うが、その彼がチームをどう走らせるのか、ここらへんはコーチ陣の腕の見せ所だよ。ダントーニはサンズ時代にレギュラーシーズン62勝の勲章を挙げたコーチだし、昨季のマクヘイルのようにはならないと思うね。」
 
シンキ「ダントーニはサンズを成功に導いた後は結果が出ていませんが、やはりコーチング哲学はしっかりしているから、またお招き頂いているんですね。マクヘイルとは大違いだと思いますよ。」
 
キャット「マクヘイルはもう隠居生活に入っているな(笑) 今季は予想以上にやれるんじゃないかという手ごたえを掴むために、残りのプレシーズンゲームも相手を圧倒してもらいたいよ。」
 
シンキ「ですね。次に選手個人の話題になりますが、アンダーソンがスリーを7本決めるなど絶好調だったようですね。頼りになりますよ。」
 
キャット「彼は前半イマイチだったんだけど、第3Qに入ると完全にゾーンに入って、放つシュートがネットに吸い込まれ続けたよ。彼はディーモーをワンランク上げた選手だと思う。彼は20ゲーム近く欠場するシーズンが多いから、ここは健康を維持して80ゲームほど出られるように願いたいね。」
 
シンキ「ハーデン、アンダーソン以外の選手も存在感を発揮したようですが、気になるのはカペラのフリースローです(笑) 今日はどうでしたか?」
 
キャット「今日はフリースローを打つ場面がなかったよ。練習中はホントよく入っているから、あとは精神的な問題だけかと思うんだけどな。出来れば実践で決め続け、自信を植え付けたいよ。」
 
シンキ「先日、4連続四死球と炎上した松坂も、初球から2者連続デッドボールがありましたが、カペラが味わった緊張と同じですかね?」
 
キャット「笑 あの歴戦の勇者 松坂でさえ、精神面のコントロールができないんだからな。何でもそうだが、まず自分に打ち勝つことが必要なんだろうね。」
 
シンキ「分かりました。それでは最後にニックスについてお願いします。」
 
キャット「ポルジンギスという未来のホープを昨年のドラフトで引き当てたのは大正解だったが、今年のドラフトは以前に行ったバルニャーニを獲得した暴挙で、ラプターズへ放出してしまったのが何とも痛いね。21歳のポルジンギスを中心に、チームを1から作り上げた方が長い目で見て得策かと思うんだけど、ニックスは今季峠を越えたローズ、ノアに手を出した。1対1が衰えつつあるカーメロと、彼ら2人が3バカを形成しなければいいがと思うがどうだろう。」
 
シンキ「ありがとうございました。次のゲームは中国での開催となり、相手はペリカンズです。こちらの方も宜しくお願いしますね。日本時間では日曜の夜になります。」
 
キャット「長いフライトになるが、これもNBA選手の使命だからね。ペリカンズとの2連戦を楽しみにしているよ。」

今季第17戦 対ニックス

シンキ「こんにちは。今日もありがとうございます。先日のシクサーズ戦に勝利し、連敗を脱出したロケッツですが、今日も勝って久々の連勝と行きたいですね。相手は前回ホームで負けたニックスです。この間はポジンギスにやられましたよね。」

キャット「今回はアウェイでの対戦になるんだけど、なぜだかロケッツはアウェイで2勝3敗と、それほど負けてないんだよ(笑) 相手のニックスはホームで3勝5敗と苦戦してるし、今日はカーメロがいない。勝つチャンスは十分にあると思うぞ。」

シンキ「それではゲームの方をよろしくお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、カペラ、ハワード。シクサーズ戦と同じだね。対するニックスはカルデロン、アフラロ、トーマス、ポジンギス、ロペス。」

キャット「序盤から中盤以降も、ほとんど点差の付かず、ミスもほとんどなかったので、とても締まったゲームだったが、終盤に入ってイージーバスケットを確実に沈めたニックスが抜け出し、第1Qロケッツは4点のビハインドで終了となった(21-25)」

シンキ「目立っていた選手は誰ですか?」

キャット「目立っていたというか、ハーデンのシュートタッチの悪さが目に付いたよ。あとはハワードがペイント内で簡単にブロックされていたね(苦笑) しっかりしてくれよーって思っちゃった。ニックスではアフラロのシュートが決まっていたよ。」

しんき「ハーデン、ハワードの両エースには頑張って欲しいですよね。それでは前半の続きをお願いします。」

キャット「第1Qのビハインドを挽回したいロケッツだったが、ニックスのセカンドユニットの活躍もあってなかなか追いつけない展開に(26-32) タイムアウト後にハーデンからカペラへのパスが繋がり、Tジョーンズがポジンギスのシュートをブロックするなど、ロケッツは追い上げ態勢に入るが、ニックスもフリースローを冷静に決めてリードを渡さず、ゲームは中盤戦に入ったんだ(34-39) ここからニックスは今日好調のアフラロがミドルを決めると、ポジンギスのオフェンシブリバウンドからの加点に続き、速攻を決めて8-2のランに成功。リードを9点の拡げたんだ(36-45) 終盤のロケッツはハーデンにボールを託すが、なかなか決めることが出来ず、結局ビハインドは拡がってしまい、13点差で前半が終わったんだよ(41-54)」

シンキ「うーん、いけませんねー。シュート成功率もかなり悪いんじゃないですか?」

キャット「3割を少し超えたくらいで、外からのシュートが決まってない。ここらへんの修正をお願いしたいところだ。」

シンキ「ところでローソンはどうでしたか?」

キャット「ローソンはまだ出番ないぞ(苦笑) ブリューワーの出番もないね。RPMの数値を見ると、ローソンがPG部門でリーグ最下位の-5.75、ブリューワーもSG部門で下から3番目の-4.84。ここらへんの数字から判断したのかもしれないな。」

シンキ「それでも後半は出てくるんじゃないですかね。その後半戦をお願いします。」

キャット「第3Qは序盤からロケッツがペースを握ったんだ。ビバリーのカウントプレイでまず先制すると、ハワードのオフェンシブリバウンドからの加点、カペラのフィニッシュも決まって点差を一桁に戻したんだ(48-56) タイムアウト後もロケッツはビバリーを軸としたディフェンスがよくて、ニックスはオフェンスで苦戦していたのだが、後半に入っても好調持続のアフラロが個人技でニックスのオフェンスを支えていたよ(57-62) 中盤以降にニックスのミスから速攻が決まり、直後にテリーがスリーを決めて、ロケッツは2点差に追い上げたんだが、終盤に入ってセラフィン、ポジンギス、トーマスと立て続けにやられてしまって、結局8点のビハインドでこのQが終了したよ(69-77)」

シンキ「第4Qで逆転ですね。それではお願いします。」

キャット「第4Q序盤のハーデンのいない時間帯、ロケッツはハワードへボールを集めるが、なかなかリズムが掴めず、ポジンギスのキャッチ&シュートでの加点、セラフィンのフックが決まって、またビハインドが二桁になってしまう(71-81) その後は何とかソートンなどが決めて食いつなぐが、ハワードのフックがエアボールになるボーンヘッドがあってリズムに乗れず、ニックスはこのチャンスを新人グラントがアピールするようにシュートを決めてリードを拡げたんだ(75-88)」

シンキ「ハワードがダメですか・・・」

キャット「ダメとまではいかないんだけど、若かった頃に比べると物足りなさはあるよね。まあケガが多くなってるし、仕方ないかな。」

キャット「アウェイ戦だけに早めにゲームを戻したいロケッツは、ウィリアムスにスリーを決められ14点のビハインドにされながらも、ビバリーがカペラへナイスパスを決めて反撃ののろしを上げると、今度はアリーザがスリーを決め、速攻からの加点に続き、ソートンのスチールからのイージーバスケットが決まる12-0のランに成功! 6分切って点差を2点に戻したんだ(89-91)」

シンキ「お、調子上がってきましたね!」

キャット「しかしニックスはまだアフラロが好調で、ロケッツにリードを渡さない。ロケッツは好調のソートンがミドルを決めて追いすがるが、ニックスもトーマスがミドルを決めて、残り4分切って6点リードしたんだ(91-97)」

シンキ「何とか逆転出来ないものですかねー」

キャット「この勝負負けたくないロケッツはハーデンがカウントプレイを含む5点を連取して1点差に追い上げたよ(96-97) しかしニックスもペイント内で強いセラフィンがフックを決めて再び3点のリード(96-99) 直後のオフェンスでロケッツはアリーザがシュートクロックぎりぎりで放ったシュートが、リングに2回バウンドして入るラッキーもあって、残り2分弱で何とか1点差をキープしたんだ(98-99)」

シンキ「緊張してきました。」

キャット「タイムアウト後、ロケッツはビバリーのナイスディフェンスでボールを持つが、アリーザが決めきれずニックスボールに。このチャンスをアフラロがまた決めてしまったよ(98-101)」

シンキ「アフラロをストップ出来ませんか?」

キャット「完全にゾーンに入ってるね。止められない感じだ。その後のロケッツはソートンのスリーが外れ、時間は残り1分を切ったんだが、またここでビバリーがカルデロンのミスを誘うナイスディフェンスを披露! これが大きくて、その後にソートンのスリーに繋がったんだよ! これでようやくゲームはタイになったんだ(101-101)」

シンキ「やはりビバリーのディフェンスは助けになりますね。」

キャット「結局終盤に追い付いたロケッツが延長戦へ持ち込むことに成功したんだ(101-101) 延長戦に入ると、まずハワードがポジンギス越えのものすごいアーリウープが決めてロケッツが先制。ニックスもポジンギスが決めて盛り返すが、アフラロに負けるかとばかりソートンがスリーを決めてニックスを突き放す(108-103)」

シンキ「ソートンがやってくれると助かりますね。」

キャット「ホームの声援に励まされ、ニックスはアフラロがポストからの加点を含む、3連続フィールドゴール成功で、またゲームは振り出しに戻るが、ロケッツはアリーザがスリーを決めて再びリードすると(114-111) カペラをコートに戻してペイント内のディフェンスを強化。ようやくアフラロのシュートも外れて、ロケッツが逃げ切ったよ。最終スコアーは116-111」

シンキ「ブラボー! ロケッツ連勝ですね!」

キャット「ダメかと思ったんだけど、やってくれたよね。最近は勝つゲームでも接戦が多くてしんどいんだけど、今のロケッツは勝ち癖を付けることが重要だからね。よかったと思うよ。」

シンキ「これで7勝10敗になりました。ローソンの出場時間が減ってから、ロケッツも良くなってきた感じですかね。」

キャット「今日のローソンは出番なしだったよ(苦笑) 彼自身もバスケットボールのキャリアを通じて初かもしれないな。まあ今日のビバリーのディフェンスを見てたら、無理してローソンを使う理由ないもんなー。これはこれで困っちゃうけどね(苦笑)」

シンキ「明日もゲームがあってピストンズ戦ですね。アウェイです。」

キャット「3連勝と行こうじゃないか! ボクも乗ってきたぞ(笑)」

シンキ「笑 最後に何かありますか?」

キャット「コービー・ブライアントが引退を決断したようだね。ボクはアンチレイカーズだから、当然アンチコービーでもあるんだけど(笑)、スーパースターがコートを去るのは寂しいよ。NBAの顔的存在だし、彼を目標にバスケットに取り組んだ若い選手も大勢いるんじゃないかな。彼は若い時ディフェンスが苦手だったんだけど、必死に取り組んで、オールディフェンスチームに何度も選ばれたくらい練習したんだよね。バスケットボールに対する姿勢は、あのジョーダンに通ずるものがあるよ。ここらへんは今の選手にも見習って欲しいものだな。カリーはシュートばかりじゃなくて、ディフェンスも磨かないと尊敬を得られないぞって、コービーのこの決断で思った次第だよ。」

シンキ「シャックがいたとはいえ、レイカーズを5度優勝へ導いた選手ですからねー。」

キャット「コービーがいたからシャックは優勝出来たのかもしれないぞ。ジョーダンと比べてコービーは過小評価されているが、これだけの選手は10年に一人出るか出ないかだろう。まあ今季はまだまだあるけど、とにかくお疲れさんと言いたいよね。」

シンキ「ありがとうございました。それでは明日も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第14戦 対ニックス

シンキ「こんにちは。昨日のグリズリーズ戦は残念でしたが、今日はホームに戻ってのニックス戦になります。連戦ですが、ホームですし、相手は楽になりますよね。」

キャット「今季のニックスは昨季よりも良くなってるからね。侮れないと思うぞ。今のロケッツは調子が悪いし、負けてもサプライズではないんじゃないかな。」

シンキ「それではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、テリー、アリーザ、Tジョーンズ、カペラ。ハワードは連戦のため休養。ニックスはカルデロン、アフラロ、カーメロ・アンソニー、ルーキーのボジンギス、ロペスの布陣。」

キャット「序盤は両チームとも、ミスから速攻を出されての加点が目立ち、均衡した状態だったが、中盤前にロケッツはハーデンの活躍で7点リードした(15-8) タイムアウト後、ロケッツが3本連続でシュートを外す間にポジンギスのミドルなどで追い付かれてしまったが、終盤に入ってソートンのドライブやカペラの加点でリズムを取り戻したロケッツが、2点のリードでこのQを終えた(26-24)」

シンキ「いい感じのスタートを切りましたか。」

キャット「だね。やはり昨日のグリズリーズ戦よりは楽にプレイ出来ているよ。タフショットを打たされる場面はほとんどないし、昨日のガソルのようなやっかいな選手はいないからね。」

シンキ「前半の続きをお願いします。」

キャット「序盤は両チームともフィールドゴールが決まらない展開だったが、カペラのカウントプレイなどで、ロケッツが常にリードをキープする展開(32-28) しかしニックスもポジンギスがスリー2本にポストからのフックを決める新人離れしたプレイを見せてゲームはタイに(36-36) その後ゲーム均衡した状態が続いたが、終盤に入り、連続スリーでリズムを掴んだニックスが、5点リードして前半終了。ここまでのスコアーは53-58。」

シンキ「リードされて終わってしまいましたかー。第2Qは34点取られてしまいましね。」

キャット「インサイドから加点されるケースはあまりなかったんだけど、スリーを5本決められて、ミドルショットも結構やられていたよ。ディフェンスが安定しないと、成績も安定しないよね。ここらへんはやっぱり新コーチでないとダメなのかなー。」

シンキ「ハワード欠場も響いてますか?」

キャット「それはないよ。カペラが頑張っているし、ニックスはほぼアウトサイドからのショットを起点にしているからね。」

シンキ「後半の見通しについてはいかがですか?」

キャット「見た感じではロケッツの力量が上のような気がするんだよ。だから後半にここまでおとなしいハーデンが本領を発揮すれば、一気のランから逆転出来ると思っている。大丈夫だ!」

シンキ「期待しましょう。それでは後半の方をお願いします。」

キャット「ニックスは大黒柱のカーメロがファールトラブルでベンチへ下がったが、カルデロンのスリー、ポジンギスのランニングフックで加点するなど、ほとんど影響を感じさせずリードをキープしていた(59-65) ロケッツはスリーが決まらず苦しい時間帯が続いたが、中盤に入って、今日絶好調のカペラがハーデンからのパスを豪快にダンクして追いすがると、ここまで決まっていなかったスリーが立て続けに3本決まり、ようやくロケッツは同点に追い付いたんだ(72-72) その後ニックスもアフラロがスリーでお返しするなど、見応えのある好ゲームになったよ。結局終盤にフリースローを冷静に決めたニックスが2点リードして終了(77-79)」

シンキ「最終Qは一気のランでゲームの主導権を奪いたいですよね。」

キャット「このQはディフェンスがよくなっていたよ。ニックスはシュートクロックぎりぎりで打つケースが目立っていたからね。ディフェンスでリズムに乗り、一気のランでゲームの主導権を握りたいね。」

シンキ「それでは最終Qも宜しくお願いします。」

キャット「ロケッツは序盤からシュートが入らず、ビハインドは6点に拡がったが(77-83) テリーがスリーを決めて反撃ののろしを上げると、ハーデンがスチールから速攻を決めて1点差に詰めてきた(82-83) ニックスもギャロウェイがスリーを決めて突き放すが、ロケッツもソートン、テリーと立て続けにスリーが決まってゲームはタイに(91-91) しかしロケッツは残り5分、今日絶好調のカペラが6ファールで退場となってしまった。高さを失ったロケッツは、中盤以降にポジンギスにオフェンシブリバウンドを取られ、ゲームの主導権を奪われてしまう。それでもロケッツは何とかブリューワーが、速攻からファールをもらってフリースローを2本とも決めて逆転に成功した(99-98) しかし制空権を奪われたロケッツは、またしてもポジンギスにやられてしまう(99-100) ポジンギスはディフェンスでもゴール下を死守し、ロケッツは外からのシュートを余儀なくされてしまった。結局ファールゲームに突入するもニックスはほとんど外さずゲームセット。最終スコアーは102-107。これでロケッツはまた連敗となってしまった。ニックスは4連勝達成。」

シンキ「連敗ですか・・・ カーメロよりポジンギスにやられた感じですかね。」

キャット「カーメロはファールトラブルで出場時間が制限されたんだけど、勝負強さは見せていたよ。でもやはり今日はポジンギスをストップ出来なかったことに尽きるね。彼は相当なポテンシャルを持ってるよ。フランチャイズ選手になれる逸材だと思う。まあ今日のところはニックスを誉めたいよ。カペラのファールアウトが痛かったね。」

シンキ「これで5勝9敗。ホームコートでは6敗目です。まだ序盤とはいえ、ちょっとやばいんじゃないですかね。」

キャット「だよね。ニックスを誉めている余裕はないな(苦笑) 優勝へのピースだったローソンが全く機能せずにもがいている状態で、ハーデンのショットも不安定、ディーモーが開幕から欠場し、ビバリーもナゲッツ戦で足首を捻ってから欠場中と、今のロケッツは試練が続いている。カペラは2年目で大きな飛躍を見せているが、それだけでチームが安定するほどNBAは甘くないよね。」

シンキ「これからどうしたらいいんでしょうかねー」

キャット「コーチを替えたし、今度は選手だろうな(苦笑) ローソンがトレード出来れば、放出しても全く驚けないよ。まあどれだけ見返りを期待出来るか分からないけどね。」

シンキ「分かりました。次は中3日空いて、ホームでのグリズリーズ戦になります。前回の借りを返したいですよね。」

キャット「何とかきっかけを掴みたいよ。次のゲームがそのターニングポイントになれるようにして欲しい。」

シンキ「最後に何かありますかね?」

キャット「ウォリアーズが14連勝して、ロケッツが23年前に記録した15連勝に迫っているんだが、次は一発がありそうなナゲッツだから期待しているんだ(笑)」

シンキ「ウォリアーズは今季も強いですよね。ロケッツはもう彼らを追いかけるどころの話ではなくなっているのが寂しいです。それでは次回も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季13戦目 ニックス戦(ホーム)

シンキ「今日のニックス戦に勝利しました!」

キャット「よっしゃー!」

シンキ「前半からオフェンス好調で後半になっても衰えませんでしたよね。」

キャット「ディフェンスのいいニックスを相手にこんなに得点できるなんて思ってなかったよ。」

シンキ「どうしてこんなに得点を取れたのでしょうか?」

キャット「パスがよく回っていたし、外からのシュートもパーソンズを中心に決まっていたよね。速攻からの得点もあって、とにかく今日のロケッツはオフェンスのバランスが良かったからだと思うよ。」

シンキ「パーソンズが前半から飛ばしましたよね。」

キャット「すごかったな。完全にゾーンに入っていたかのような活躍だったな。ディフェンスでも乗っていたよね。彼は日々進歩しているなぁーと実感したよ。若さって素晴らしいよなー」

シンキ「ハーデンも良かったですよね。」

キャット「あの巧みなステップでニックスディフェンスを翻弄しまくっていたよな。でもそれ以上に的確なパスセンスも見逃せない。彼は単なるスコアラーじゃなく、仲間を活かせるチームプレイヤーでもあるよね。」

シンキ「古巣との対戦になったリンについてはどうですか? 今日は良かった感じに見えましたが。」

リン「前回のブルズ戦がダメダメだったからね。今日くらいはやって当然な選手だから特別驚いてはいないよ。彼はまだ伸びる選手だから、昨季のリンサニティー旋風以上の偉業を成し遂げて欲しいと個人的には思っているんだ。」

シンキ「アシックも昨季のディフェンス最優秀選手であるチャンドラーを上回るプレイをしていました。」

キャット「彼も良くなっているよ。リバウンドとヘルプディフェンスは安心して観ていられるレベルになっているんじゃないかな。それ以外のところもまだ改善の余地があるからね。期待しているよ。」

シンキ「これで連勝。5割復帰まであと1勝です。」

キャット「そうだな。オールスターまで何とか5割に近いところをキープして欲しいと思っているんだ。調子も上向きだし、これからのゲームも楽しみだよ。」

シンキ「次のラプターズ戦は元ロケッツのロワリーがいます。」

キャット「リン対ロワリーのマッチアップは今からワクワクしているよ。個人的には互角だと思っているんだ。気持ちで勝ってもらいたいね。」

詳しい成績はココをクリックしてください。

ロケッツ対ニックス

前半
観戦を始めたら3-14でリードされていたが、アリーザのスリーを含む連続スコアーで5点差に詰める(12-17)。しかしネイト・ロビンソンが好調で連続スリーを食らうなどしてしまい、結局点差はそのままである11点のビハインドで終了(21-32)。
第2Qに入るとランドリーのフックにロワリーのスチールからの速攻など、控え陣が健闘してリードを縮めにかかる(29-34)。ランドリーもニックスに所属している弟のマーカスがコートに入ってきてご機嫌のようだ。しかしまたネイトのスリーにチャンドラーのバンクショットが決まるなどしてニックスはリードを渡さない。リーのミドルやパワープレイを食らって再び10点リードされた(35-45)。ロケッツもロワリーがハッスルしてアンダーセンのスコアーに繋げるなど奮闘するも、チャンドラーが透明人間みたいにスルッとドライブで決めてきた(38-49)。負けじとロケッツはアンダーセンがただ背伸びしただけのダンクを披露する。しかしニックスも好調のリーのミドルにガリナーリが決めて最大点差となる13点のリードを奪い、堪らずロケッツはタイムアウトを要求する(42-55)。タイムアウト後はブルックスの連続加点などで9-2のランに成功して前半は51-57で終了した。ここまでリーにFG9/10の20得点されている。シックスマン候補のランドリーはベンダーの高さに若干苦労していた。

後半
第3Qはニックス終始リードもロケッツもブルックスのミドルで一時追いつくなど、一進一退の攻防が繰り広げられたが、残り4分過ぎにそのブルックスのミドルで遂にロケッツが逆転に成功すると、今度はロワリーがオフェンシブリバウンドをティップで決めてリードを3点にする(76-73)。しかしニックスはタイムアウト後にネイトのフリースローにガリナーリのスコアーなどで再びリードを奪い返し、結局78-79で1点のビハインドで第4Qへ。
第4Qはまずバディンガーが魅せた! ミドルを決めてロケッツが2点リードを奪うと、今度は速攻からアンダーセンのへなちょこダンクとは違うぜ...とばかりに豪快なダンクを披露! これはやばいとニックスはタイムアウトを要求。ロケッツベンチはバディンガーに祝福モード(84-80)。タイムアウト後もロケッツのペース。ネイトにミドルを決められるが、好調ロワリーがスチールから速攻でファールをもらう。バティエのローポストからのフックも決まってロケッツが6点リードする(88-82)。だが粘るニックスもチャンドラーがマリオンから「マトリックス」というニックネームを受け継ぐようなプレイで対抗。ネイトのスチールからの速攻でレイアップを決めてリードは2点に(88-86)。このレイアップにアナウンサーはダンクをしろと文句を言っていた。それでも慌てないロケッツはここまでベンダーのディフェンスに苦戦していたランドリーが全開モードに。得意のフリースローを連続で外すも、その後のオフェンスでロケッツを引っ張る。まずロワリーがスリーを決めると、連続でフィニッシュに成功(95-88)。しがみつくニックスもジェフリーズの連続加点で3点差に詰めるが(95-92)、またランドリーのミドルにフィニッシュなどで点差は5点に(101-96)。残り2分を切ってバティエが貴重なオフェンシブリバウンドを取ると、ロワリーが24秒ギリギリでシュートを決めた! 最後はランドリーのパワームーブで仕上げたロケッツが結局105-96で勝利。連敗を3で止めた。
あまり名前が出なかったが、スコラがFG10/16で23得点の活躍。しかし第4Qは出番がなかった。やはり勝負所の第4Qは信頼度的にランドリーなのかも。

NYK (15-21) 32 25 22 17 96
HOU (21-16) 21 30 27 27 105

ロケッツ(21-16)
アリーザ  23分 FG4/8 3pFG2/6 FT0/0 10P 2R 3A 3S 0B 5PF
ブルックス 33分 FG8/15 3pFG2/4 FT2/2 20P 4R 4A 0S 1B
スコラ   26分 FG10/16 3pFG0/0 FT3/3 23P 7R 0A 0S 0B
バティエ  38分 FG2/7 3pFG0/3 FT0/0 4P 6R 5A 0S 3B
ヘイズ   20分 FG0/4 3pFG0/0 FT0/0 0P 6R 3A 0S 1B
ランドリー 28分 FG6/11 3pFG0/0 FT2/4 14P 3R 1A 0S 0B
ロワリー  31分 FG5/9 3pFG1/2 FT5/6 16P 7R 3A 3S 1B
アンダーセン20分 FG4/8 3pFG0/2 FT2/2 10P 4R 0A 1S 0B
バディンガー20分 FG3/7 3pFG0/1 FT2/2 8P 1R 2A 1S 0B
チーム全体
FG42/85 49.4%
3pFG5/19 26.3%
FT16/19 84.2%
40R(13OR) 21A 8S 6B 11TO
速攻からの得点 18点
ペイント内の得点 44点
TOから許した得点 11点

ニックス(15-21)
リー    45分 FG12/17 3pFG0/0 FT2/2 26P 12R 6A 2S 0B
チャンドラー40分 FG8/13 3pFG1/1 FT0/0 17P 6R 2A 2S 0B 5TO
ガリナーリ 32分 FG4/10 3pFG1/4 FT2/4 11P 4R 1A 0S 0B
デュホーン 35分 FG3/8 3pFG2/6 FT0/0 8P 0R 4A 0S 0B
ジェフリーズ39分 FG0/2 3pFG0/2 FT4/5 12P 6R 2A 0S 2B
ネイトR  28分 FG7/13 3pFG3/6 FT3/4 20P 3R 1A 2S 0B
ベンダー  17分 FG1/4 3pFG0/1 FT0/0 2P 1R 1A 0S 2B
ランドリー弟4分 FG0/0 3pFG0/0 FT0/0 0P 0R 0A 0S 0B
チーム全体
FG39/75 52.0%
3pFG7/20 35.0%
FT11/15 73.3%
32R(5OR) 17A 6S 4B 15TO
速攻からの得点 4点
ペイント内の得点 38点
TOから許した得点 20点