2021年6月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

サンズ

第76戦(対サンズ)、第77戦(対スパーズ)の総括

シンキ「こんにちは。レギュラーシーズンも佳境に入り、プレイオフ進出を争っているチームにとっては落とせないゲームが続いておりますが、早々と進出を決めたロケッツは、ウォリアーズの失速もあって、西地区トップの座も獲得しています。」
 
キャット「東もラプターズがセルティックスに敗れたことにより、ロケッツの全体トップが確定。ファイナルまですべてのラウンドでホームコートアドバンテージを獲得となったよ。もちろんこれで確実に勝ち上がれる保証はどこにもないけれど、今季のロケッツはホームでの勝率がいいし、第7戦までもつれ込んだ時は、やはりホームの大声援をバックに戦えるのは何とも心強いね。今季はロケッツのシーズン。是非とも優勝を勝ち取ってもらいたい。」
 
シンキ「とりあえずレギュラーシーズンはあと7ゲームありますが、どうやって戦っていきますかね?」
 
キャット「適度に主力を休ませながら、万全な状態でプレイオフへ入って行きたい。ただあまり緩みすぎると、緩んだままプレイオフへ入って行くのはまずいからね。当然故障にも気を付けないといけないし、ここらへんはヘッドコーチの腕が試されると思うよ。」
 
キャット「まず今季第76戦のサンズ戦は、その緩みが出たゲーム。第1Qからシュートが決まらず、最初の8本を連続で落とす始末だったよ。それでもカペラのフィニッシュが決まるなど、とりあえず3点差で第1Qは終了へ(22-25) 第2Qに入っても弱小サンズを見くびるようにハーデンはベンチで待機。サンズは元ロケッツのサマーリーグでプレイしていたビックアランことアラン・ウィリアムスがポストから連続で加点に成功し、またこちらも今季ロケッツ傘下のGリーグヴァイパーズでプレイしていたハウスJRがスリーを決めると、期待の新人であるジャクソンがカウントプレイを決め、ロケッツのビハインドは13点になってしまったんだ(34-47) 結局17点までリードを拡げられ前半は終了(40-57)」
 
キャット「後半に入って、さすがにロケッツのオフェンスは良くなってきたが、まだモチベーションが上がらないのか、ディフェンスが甘く、失点を許すシーンが目立って点差は詰まらず、中盤に入ると元ロケッツのダニエルズが、絶好調振りをアピールするかのようにスリーを決めまくって、ロケッツのビハインドは21点に拡がってしまったんだ(50-71) さすがに本気を出して来たロケッツは、終盤にジョーの連続加点で追いかけ、11点差に詰めて第3Qは終了へ(75-86) 第4Qに入ってもロケッツは加点を続け、13連敗中のサンズにジワジワとプレッシャーを掛ける(83-89) 中盤にハーデンがドライブを決めると、タッカーのコーナースリーが決まって、ようやく1点差に迫ったんだ(90-91) しかしもう負けは御免だとばかりに、小柄なユリスが存在感を発揮し、ロケッツは一転ピンチになったんだ(97-101) だが残り12秒にハーデンが意地のスリーを決めて、ゲームはタイになり、サンズはジャクソンがジャンパーを決めるが、残り1.4秒のスローインから、グリーンがブザービーターとなるコーナースリーを決めて、ロケッツが劇的な勝利を収めたんだよ。最終スコア104-103。今季成績は62勝14敗。」
 
ハーデン 28p、8R、10A 3pFG1/8 FT11/17
タッカー 18p 3pFG5/7
グリーン 15p 3pFG4/11
アリーザ 9p、4R、4A 3pFG1/6
カペラ 6p、8R、3B
ジョー 16p、6R、3A FG5/10
バームーテ 7p
アンダーソン 3p
 
シンキ「スリーだよ! グリーンだよ! って感じですよ。これで11連勝達成です。」
 
キャット「グリーンラベルで乾杯したくなるゲームだったね(笑) 今日のロケッツディフェンスはサンズを侮りまくっていて、気持ちも入ってなかったから、正直負けは覚悟していたんだが、さすがに第4Qからエンジンを掛けてきたよ。まあホームでNBA最弱のサンズに大接戦の末に勝利と、全く褒められたゲームではないが、消化試合と考えると仕方ない面はあるね。」
 
キャット「こんな調子だから、今日のスパーズ戦はさすがに厳しかった。第1Qは一本もスリーが入らず(0/8)、17点しか取れずに終了(17-26) この時期になってもプレイオフ進出が決定していないスパーズは気持ちが入っていて、ゲイがパワーダンクを決めるなど、ロケッツは完全に劣勢モードに。しかもタッカーとグリーンが故障かと思わせるヒヤッとするシーンもあって、ゲームよりそちらの方が気になってしまったロケッツファンの方が多かったと思う。前半は8点のビハインドで終了(38-46) 後半に入って、ロケッツはゴードンがドライブを決めて4点差に迫るが(50-54)、タイムアウトでしっかり流れを変えたスパーズは再びリードを拡げ、一時12点差まで拡がるなど、結局第3Qは9点のビハインドで終了へ(66-75) 第4Qはさらにひどくなり、中盤前に16点のビハインドを背負い、さらに残り5分で20点差にまで拡げられ、さすがに万事休す。残り2分弱には、ナッシュと入れ替わるように10日間契約を結んだクォーターマンが出場へ。最終スコアは83-100だった。今季成績は62勝15敗。」
 
ハーデン 25p、8A 3pFG1/6
ゴードン 18p FG7/15
カペラ 11p、10R、2B FT5/6
アリーザ 7p FG2/7
タッカー 3p 3pFG1/6
グリーン 11p、8R FG3/8
バームーテ 2p FG1/5
ジョー 0p FG0/4
アンダーソン 2p FG1/5
 
シンキ「連勝はストップしてしまいましたが、この敗戦は今後に影響を及ぼすことはないので、問題ないと思いますよ。」
 
キャット「まあそう思うんだけど、先ほども言った通り、あまり緩みすぎると、プレイオフに影響するからね。そこらへんは残りの5ゲームで調整して欲しいと思う。若手がそれなりにいれば、思い切ってベテラン勢を休ませる手もあるんだけど、ジョウチーやオヌアクあたりをゲームに出すと、試合にならないからなー(苦笑)」
 
シンキ「残りの5ゲームはホーム3連戦の後に、アウェイ連戦となってます。」
 
キャット「ホーム3連戦はしっかりやって、残りのアウェイ戦はサンズ戦みたいに後半から帳尻を合わせる感じでいいかもしれない。まあまた別の意味で調整が難しいな。残り5ゲームは我慢だね。」
 
シンキ「他のプレイオフを争っているチームからするとうらやましい限りでしょうが、これは今季最高勝率を飾るロケッツの特権でしょう。それでは今日はどうもお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

'17~'18 第16戦 対サンズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。6連勝と連勝街道へ入ったと思ったら、東のラプターズに足元をすくわれてしまったロケッツですが、今日は今季もプレイオフ進出が厳しいと思われる弱小サンズが相手になります。ポールも復帰するようですし、ここはアウェイ戦とはいえ確実に勝ちたいですよね。」
 
キャット「サンズはここ7季連続プレイオフを逃しているとはいえ、ブッカーやクリス、新人ジャクソンなど、モノになりそうな若手がいるからな。乗せると怖いぞ。アウェイ戦だし気を引き締めてプレイして欲しいね。」
 
シンキ「ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがポール、ハーデン、アリーザ、アンダーソン、カペラ。既報通りにポールは今日から復帰。開幕戦以来のゲームになるね。その代わりバームーテは体調が悪いようで欠場となった。サンズはブッカー、ユリスのケンタッキー大コンビに、ウォーレン、クリス、そしてバックスからブレッドソーと交換でやってきたモンロー。彼は今日がサンズでの初ゲームとなる。」
 
キャット「第1Q序盤からロケッツが優勢。いきなりブッカーにスリーを決められるも、アンダーソンのスリーなどで簡単に8-0のランに成功した(8-3) サンズもブッカーとクリスが加点してリズムは悪くなかったが、カペラがナイスブロックをすると、ハーデンのスリーが決まって完全にリズムを掴むと、今度はポールとカペラのツーメンゲームも決まって、この流れを嫌ったサンズはタイムアウトを要求する(18-9) タイムアウト後はポールを下げてゴードンがコートへ。中盤に入って、サンズもクリスのジャンパーなど、それなりに加点してきたが(23-17)、ロケッツのオフェンスも止まらず、アリーザの連続加点などの後、ゴードンのカウントプレイも決まって点差を戻したんだ(28-17) 終盤に入ってサンズは新人ジャクソンが存在感を見せる(30-22) しかしロケッツはゴードンからネネへパスがつながり加点すると、ハーデンをベンチへ下げてポールを投入。そのポールは15-1のランを演出するナイスパスを出しまくり、ラストは自らスリーも決める役者振りを披露していたよ! 第1Qはロケッツ22点のリードで終了となったね(45-23)」
 
シンキ「連勝が止まったうっぷんを晴らすかのような得点差が付いてますね。ポールはさすがのプレイですか。やはり彼がいると頼もしいですよ。では続きもお願いします。」
 
キャット「第2Qもいきなりポールはアンダーソンへアシストを決める。サンズも元ロケッツのダニエルズがスリーを決めると、ウォーレンの連続加点で点差を詰める(48-30) だがロケッツは再びポールのパスが冴えてリードを拡げるとハーデンと交代する(53-31) サンズは再びダニエルズがスリーを決めて追いすがると、モンローのナイスムーブを見せて存在感をアピールしていたよ(55-38) だがロケッツはハーデンが止まらない! まずドライブからイージーレイアップで加点すると、3本のフリースローをもらう。しっかり決めたハーデンはその後も連続でスリーを決める大車輪。サンズもダニエルズがお返しの連続スリーで何とか食らいつく展開でゲームは中盤に(68-51) クリスが3ファールでベンチへ下がるが、サンズはモンローが相変わらず存在感を見せていて、ダニエルズもゾーンに入ったかのようにスリーを外さず、ロケッツのリードは14点に縮まったが(76-62)、ロケッツは終盤に好調ハーデンが再びスリーを決めるなど、14-3のランを出して、簡単にリードを拡げたんだ(90-65) 結局25点差に開いて前半は終了となった。」
 
シンキ「前半だけで90得点ですか! ロケッツのオフェンスがスゴイのか、サンズのディフェンスがだらしないのか分かりませんが、どちらなんでしょうか?」
 
キャット「その両方なんじゃないかな。ラプターズ戦と違ってパスが通ってるよ。簡単に加点するシーンも目立ってるから、サンズのディフェンスも問題ありだね。65点取られているのは、得点差が付いていて、気持ち余裕があるからなんじゃないかな。」
 
シンキ「今日のゲームは大丈夫そうですね。では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Qは前半と違って両チームとも重いスタート。それでも2分過ぎてカペラがフィニッシュに成功すると、サンズもブッカーがジャンパーを決めて得点が動き出す。ロケッツは得点差があるので余裕を持ってプレイしているように見える。ユリスのドライブで18点差となるが、アンダーソンとポールが連続してスリーを決め、ほとんど得点差が変わらないままゲームは中盤へ(102-80) 中盤以降もロケッツはリズム良くオフェンスを展開し、6本のフリースローに、ハーデンのスリーが決まるなど、16-3のランを出して、ロケッツのリードは30点を超えた(118-85) 終盤は淡々と進み、第3Qは120-91で終了。第4Qは残り8分弱からジョウ・チーを投入する余裕を見せたロケッツが、結局26点の差を付けて勝利したよ。最終スコアーは142-116。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(12-4) 45 45 30 22 142
サンズ(5-11)  23 42 26 25 116
 
ロケッツ FG43/90(47.8%) 3pFG21/44(47.7%) FT35/38 51R 27A 14TO
サンズ FG47/104(45.2%) 3pFG10/30(33.3%) FT12/21 47R 28A 14TO
 
ハーデン 35分 48点、2R、7A、2S、1B、5TO FG12/22 3pFG6/11 FT18/18
ポール 21分 11点、4R、10A、2S、1TO FG3/7 3pFG2/4 FT3/3
アリーザ 35分 11点、6R、2A、1S FG4/8 3pFG3/5
アンダーソン 29分 24点、4R、1B FG7/12 3pFG6/10 FT4/4
カペラ 21分 12点、10R(3OR)、2A、2B FG6/11 FT0/3
ゴードン 26分 13点、2R、3A、2B FG4/10 3pFG1/7 FT4/4
タッカー 33分 8点、9R、3S FG2/4 3pFG2/4 FT2/2
ネネ 15分 10点、1R、1A、1S FG3/4 FT4/4
タリック 12分 2点、10R(5OR)、1A、1B FG1/6
ジョウ・チー 8分 0点、1R、3B FG0/3
ブラウン 5分 3点、2R、1A FG1/3 3pFG1/2
 
ブッカー 30分 18点、2R、10A、5TO FG7/16 3pFG2/5 FT2/4
モンロー 26分 20点、11R、1A、2S、1B FG10/14
クリス 16分 5点、1R、1S、3B FG2/7 3pFG0/3 FT1/3
ウォーレン 27分 14点、3R、3A FG7/11
ユリス 22分 8点、2R、4A、2S FG3/5 FT2/2
ジャクソン(新人ドラ4位) 29分 16点、3R、3A、2S、3TO FG6/11 FT3/4
ダニエルズ 26分 23点、3R FG8/15 3pFG7/13
レン 22分 9点、13R(6OR) FG3/9 FT3/5
ベンダー 23分 0点、3R、3A FG0/4 3pFG0/2
ジェームス(27歳新人2ウェイ契約) 20分 3点、6R、3A FG1/13 FT1/3
ダッドリーはヒザの故障で欠場。ベテランのチャンドラーは体調不良で明日のゲームも欠場。
 
シンキ「順当勝利だと思いますが、いかがでしたか?」
 
キャット「大味なゲームだったよ。緊張感とかは全くなかった。まあこれだけ得点が入ったから、バスケットを初めて見る人には良かったと思うぞ。」
 
シンキ「サンズが弱すぎましたかね?」
 
キャット「アウェイでウィザーズ戦に勝利してから1勝7敗と、馬脚を露してきた感じだけど、ここまで点差が付いて負けるチームではないと思うから、素直にロケッツの強さを認めていいんじゃないかな。」
 
シンキ「ロケッツは復帰のポールが11点、10Aと、バランスのいい数字を残してますね。ハーデンも18本のフリースローをすべて決める48得点もスゴイですよ。」
 
キャット「まずスタートはハーデンとポールで、途中でポールからゴードンへ替えて、第1Q終盤にハーデンからポールに替えていたよ。第3Qもそんな感じだったから、このローテで行くと思うが、気になるのは第4Qの勝負所でどうするかだよね。次のグリズリーズ戦で見られるかどうか確認したいと思う。まあまた点差が付けて勝つのもいいけどね(笑)」
 
シンキ「他の選手も存在感を見せていたようですが、一人挙げるとすれば誰ですかね?」
 
キャット「アンダーソンだね。ポールからのナイスパスを確実に決めていたよ。ポールとの相性が一番いいのは彼かもしれない。無駄打ちはあまりしない選手だから、それも今のロケッツには合っていると思う。カーメロ獲得しなくて良かったと思っているロケッツファンも多いと思うぞ。」
 
シンキ「アンダーソンは年俸分の働きをしなくても、ロケッツの優勝に貢献してくれれば誰も問題にしませんよ。頑張って欲しいですね。変わってサンズの選手はどうでしたか?」
 
キャット「ダニエルズがいいね。ほとんどスリーなんだけど、やっぱり彼は入るよ。モンローも存在感を見せるプレイをしていて、またトレードされるかもしれないが、これなら欲しがるチームあるだろう。今日はブッカーがそれほど存在感を出せなかったが、まだまだ若いし、現状のサンズは彼がチームを引っ張らないと勝てないだろうからね。愚痴らずに、この再建期の試練を乗り越えてもらいたい。」
 
シンキ「分かりました。次の対戦相手はあさってのグリズリーズになります。もうこれで4回目の対戦になりますね。アウェイゲームです。」
 
キャット「まだ1回も対戦してないチームが多いのにね(苦笑) まあここまで1勝2敗だから、次も勝って勝率をタイにして終えたいよ。」
 
シンキ「今日はどうもお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

レギュラーシーズン第32戦 対サンズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。10連勝してから一息のロケッツですが、相手は現在ウエスト最下位タイのサンズです。前回の対戦はアウェイでしたが危なげなく勝利してますね。クリスマス明けの今回はホームですので圧勝もあり得ますか?」
 
キャット「あると思う。サンズファンには恐縮だけど、今日は負ける感じが全くしないよね。」
 
シンキ「それでは早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、ハレル。今日はネネがスターターとの情報があったんだけど、結局ハレルで収まったようだ。サンズは前回と同じブレッドソー、ブッカー、タッカー、クリス、チャンドラー。」
 
キャット「前半からロケッツは得意のスリーを連発で決めるなどリードを奪って主導権を握る。ハーデンもサンズのザルディフェンスを翻弄するように、ジャンパーやドライブからのダンクで加点。さらにアリーザのカウントプレイ、ネネのキャリア1万ポイントとなるカウントプレイなどもあって、あっという間にリードは18点に。結局第1Qは16点リードで終了となった(39-23)」
 
シンキ「なんか前半で勝敗が見えてきそうな展開になってますが、見通しの方はいかがですかね?」
 
キャット「力の差がモロに出ている感じあるね。サンズは試練が続くよな。少しは抵抗を見せて欲しいところだよ。」
 
シンキ「敵に塩を送る余裕を見せてますが、前半の続きもお願いします。」
 
キャット「第2Qに入ってもターンオーバー連発のサンズを尻目に、ロケッツはデッカーが2本のスリーを決めてリードは20点に拡がると、今度は今季不調のブリューワーが連続加点でロケッツファンを喜ばせていた。しかし大量リードで気が抜けたのか、ロケッツは中盤過ぎからおおざっぱなプレイが多くなってリズムを崩す。ダントーニが喝を入れるようにタイムアウトを取ってからは、ハーデンを中心に加点を繰り返し、結局リードは26点まで拡がって終了となった(69-43)」
 
シンキ「今日は大丈夫ですね。では後半はサクッとお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤からロケッツは連続スリーなどでリードを34点まで拡げる。サンズもそれなりに加点していたが、リードはほとんど詰まらず、デッカーのリバースダンクとアーリウープに会場のファンは大喜び。さらにゴードンが新人のベンダーを軽く交してダンクでフィニッシュすると、ロケッツベンチは歓喜していたよ。サンズはブッカーが6ファールで第3Q終盤に退場するなどいいところなく、結局第3Qは27点リードで終了(107-80) 第4Qは中盤前に新人オヌアクがデビュー。その他控えも続々と登場する余裕の試合運びでロケッツの完勝に終わったよ。最終スコアーは131-115。個人成績は以下の通りに。」
 
ロケッツ(23-9) FG46/92(50.0%) 3pFG15/43(34.9%) FT24/30(80.0%) 47R(10OR) 28A 11S 4B 20TO
ハーデン 30分 32点、5R、12A、7TO FG9/18 3pFG2/9 FT12/15
ビバリー 26分 11点、7R、2A、3S FG4/10 3pFG3/4
アリーザ 26分 8点、10R、4A、5S FG3/9 3pFG1/7
アンダーソン 25分 15点、5R、1A FG6/9 3pFG3/5
ハレル 23分 14点、3R、1A、2B FG5/6 FT4/6
ゴードン 28分 15点、3R、5A、1S、3TO FG5/13 3pFG3/8 FT2/2
デッカー 25分 12点、4R、1B FG5/10 3pFG2/4
ネネ 14分 5点、3R、1B FG2/3 FT1/2
ブリューワー 18分 8点、1A、1S FG3/3 3pFG1/1
オヌアク 8分 6点、3R、1A、1S FG2/2 FT2/2
ウィルチェー 6分 0点、1R 3pFG0/3
エニス 6分 3点、2TO FG1/3
KJマクダニエル 4分 2点、3R FG1/3
アクティブロスターは全員出場。
 
サンズ(9-22) FG43/101(42.6%) 3pFG7/30(23.3%) FT22/27(81.5%) 53R(16OR) 17A 14S 6B 17TO
ブレッドソー 27分 24点、6R、4A、3S、5TO FG8/20 3pFG1/8 FT7/9
ブッカー 28分 16点、2R、4A、1S FG6/18 3pFG1/5 FT3/3
タッカー 21分 0点、2R、1A、2S FG0/2
クリス 19分 12点、5R、2B FG5/9 3pFG1/4
チャンドラー 20分 6点、8R(5OR) FG3/6
ウォーレン 31分 11点、4R FG5/16 3pFG1/4
ナイト 24分 21点、5R、1A FG6/12 3pFG2/5 FT7/8
レン 20分 6点、6R、1B FG2/2 FT2/2
ベンダー 27分 11点、13R、2A、3S、2B FG5/11 3pFG1/4
ウリス 6分 2点、1R FG1/2
アラン・ウィリアムス 6分 2点、1R、2S FT2/2
ダッドリーは出場なし。
 
シンキ「順当勝利で何よりです。今日の勝因は何でしょうか?」
 
キャット「サンズのディフェンスだ(笑) 彼らは今季相手を100点以下に抑えれば3勝1敗で勝ち越してるからね。今日みたいに第3Q終わって107点も取られたらノーチャンスだよ。」
 
シンキ「今のロケッツ怒涛のオフェンス力を止める術はなかったようですね。ところで今日はオヌアクがNBAデビューを果たしましたが、どんな感じでしたかね。フリースローは2本とも決めたようですが。」
 
キャット「アンダースローで2本とも決めたよね! カペラとは違った意味で興奮したよ(笑) リバウンドを押し込んで加点したシーンだけでなく、パスセンスの高さも見てとれた。彼には数分でもいいから経験を積ませた方がいいと思うよ。伸びしろが十分ありそうだからね。」
 
シンキ「ビックマンにしてはパスがうまいタイプとのことで、器用な選手と考えていいですかね?」
 
キャット「スチール力の高さもあるから、器用なビックマンと見ていいかもね。カペラほどの運動能力はないんだけど、リムプロテクターとして使えると思うし、体格もよく、まだ20歳というのが何より魅力だよ。鍛えたい選手だ。」
 
シンキ「それからハーデンはいつもの通り活躍してますね。頼もしい限りです。アンダーソンのシュートタッチも良くなってきたみたいですね。」
 
キャット「一時期調子を落としていたんだけど、最近はまたタッチが良くなってきたね。ここらへんはもうベテランの域に入った彼のことだから心配はしてなかったよ。」
 
シンキ「オフに結んだ4年8000万ドルの価値はあると見てよさそうですか?」
 
キャット「チームとして見た場合、サイズのある彼がいることで、スモールラインナップを組みやすくなる利点があると思うんだ。そういう意味で、彼の存在は今のロケッツには欠かせない存在だと思うし、今季のチーム成績を考えると、その価値はあったと見ていいと思う。少なくともハワードよりは、間違いなくロケッツにフィットしてるしね。」
 
シンキ「分かりました。ちなみにサンズについてはどうですかね?」
 
キャット「エースがブレッドソーじゃきついよな(苦笑) まあ活きのいい若手がいるから、数年辛抱すればまた浮上してくると思う。今はじっくり若手を鍛える時期だね。今日はベンダーが大分プレイタイムをもらって、それなりのプレイを見せていたよ。同タイプのノビツキーだって1年目は苦戦してた。彼が化ければ間違いなくサンズは戦えるチームになるね。」
 
シンキ「そのノビツキー率いるマブスとは明日対戦になります。彼は今季限りとの噂もありますが、実際のところはどうなんですか?」
 
キャット「彼は先日復帰したみたいだよね。まだ出来ると思うんだけど、全盛時代に比べてパフォーマンスの低下は間違いないから、そろそろ潮時のような気もするが、先日40歳になろうというカーターが頑張っていたし、あと2年くらいはやって欲しいんだがどうだろう。殿堂入り確実のノビツキーの引退はさすがにNBAファンとしては寂しいからね。SMAPの引退を寂しがっているファンと同じ気分だよ(笑)」
 
シンキ「SMAPは解散ですよ(笑) 引退はしないと思います。」
 
キャット「引退状態に追い込まれるんじゃないの(苦笑) 安泰と思われた木村でさえ、キモタクって感じだし(笑) まあそれはいいとして、NBAを支えてきたコービー、ダンカン、KG、そして遂に引退を認めたアレンと、時は流れていくんだなーって切なくなるね。」
 
シンキ「ですね。それでは最後に何かありますか?」
 
キャット「今季の目標は60勝。そのためには残り50ゲームを37勝13敗(勝率74%)で行かなくてはいけないんだが、ここまで23勝9敗(同71.8%)と踏ん張っているロケッツなら、何とか超えられるのではないかという期待を抱かせるよね。まだ気が早いかもしれないが、エリートチームの証である60勝を是非とも達成して欲しい。」
 
シンキ「ありがとうございます。それでは明日のマブス戦も宜しくどうぞ。今日はお疲れ様でした。」

レギュラーシーズン第30戦 対サンズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。昨日のスパーズ戦は非常に悔しい負け方をして、ロケッツの連勝は10で止まってしまいましたが、落ち込んでいる暇なく、今日もゲームがありますね。相手はアウェイでのサンズになります。」
 
キャット「昨日は本当に残念な負け方だったから、ロケッツファンも落ち込んでいたと思う。相手がスパーズだったし、簡単には勝てないのは分かっていたけど、13点リードを守れなかったのはダントーニの責任だと思う。勝つチャンスは十分にあった訳だからね。」
 
シンキ「ダントーニのスタイルが裏目に出ましたかね?」
 
キャット「個人的にはリズムが悪いときのタイムアウトの取り方が気になるね。まあマクヘイルみたいに顔に感情を表さないのはいいんだけど(笑) マクヘイルなんか落ち着けって感じのポーズをしたとき、自分が落ち着いてないのがミエミエだったからな。」
 
シンキ「笑 ここまでダントーニは良くやってると思いますが、さらに一段高い希望をお持ちのようですね。彼は以前サンズをシーズン60勝以上に導いたコーチなので信頼したいと思いますよ。それではゲームの方を宜しくどうぞ。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、ハレル。連戦になるのでネネはベンチスタートになっている。サンズはエースのエリック・ブレッドソー、2年目期待のデビン・ブッカー、タフディフェンダーのPJ・タッカー、今年ドラ8位のマーキス・クリス、リムプロテクターのタイソン・チャンドラー。」
 
キャット「第1Q序盤はまずロケッツ先制するも(5-0)、サンズは速いペースで加点を繰り返し応戦。ガード陣の踏ん張りでゲームは接戦になったよ(11-10) 中盤前まで一進一退の攻防だったが(18-18)、まずハーデンがスリーを決めると、アンダーソンのフリースローでの加点に続き、相手のターンオーバーから速攻も決まって、残り4分弱でロケッツが7点のリードを取った(25-18) 終盤に入ってもロケッツはハーデンからのネネへのパスが2本決まるなど好調キープ(30-22) しかしデッカーがフリースローを4本連続で落とす失態を見せるなど、これ以上突き放せなかったよ。結局第1Qはロケッツ4点のリードで終了となった(30-26)」
 
シンキ「まだ第1Qなのでオーケーです。デッカーはどうしましたかね?」
 
キャット「ちょっと分からないね(苦笑) 昨日のゲームは勝負所でレナード、ジノビリの2人とも2本連続ミスがあったんだけど、時間帯が時間帯だからな。こんな第1Qの場面で4本連続は恥ずかしいぞ。しっかりなって感じだ。」
 
シンキ「ですね。では第2Qもお願いします。」
 
キャット「第2Q早々ゴードンのスリーが決まったロケッツは、ディフェンスでもサンズに加点を許さず、オフェンシブリバウンドからゴードンがスリー、続いてビバリーもジャンパーで加点し、序盤はロケッツのペースだったよ(38-29) タイムアウト後、ゴードンからネネにパスが通り、この日最大となる11点のリードを奪ったロケッツだったが、アンダーソンがレンの高さにフィニッシュ出来ず、アリーザが2本連続でフリースローを落とすなど(相手のレーンバイオレーションを含めると3本ミス)、次第にリズムを失ったロケッツは、中盤に入りサンズガード陣のドライブをファールで止めるシーンが目立ってきて、そのフリースローを確実に決めているサンズがジワジワ追い上げてきたんだよ(43-38) リズムの悪いロケッツはハレルを下げ、アンダーソンをセンターに置く、いわゆるスモールラインナップにシフトするが、サンズのオフェンスを防ぐことが出来ず、ブッカーのローポストからの加点、ナイトのフリースロー2本、そしてタッカーにコーナーからスリーを決められて、ゲームはタイになってしまった(47-47) しかし目が覚めたのか、ここからロケッツはハーデンを中心に加点を続け、再びリードを取ったんだよ。前半はロケッツ6点リードで終了したね(61-55)」
 
シンキ「一時逆転されたようですが、また突き放しに掛かったように、力はロケッツが上ですかね?」
 
キャット「だね。まあサンズもよく頑張っているよ。」
 
シンキ「上から目線のコメントですが(笑)、後半も引き続きお願いします。」
 
キャット「第3Q出だしでブッカーにジャンパーを決められたが、その後ロケッツはビバリー、ハーデンの連続スリーが決まってリードを二桁に戻した(67-57) サンズも必死に抵抗してきたが、ディフェンシブ3秒バイオレーションでリズムが乱れると、ハーデンのスリーがまた決まって、さらにハーデンのスチールから速攻も決まり、溜らずワトソンヘッドはタイムアウトを要求の運びに(75-62) ワトソンヘッドは先ほどのバイオレーションにまだ腹を立てていてオフィシャルに食って掛かり、テクニカルファールを取られていたね。そのヘッドコーチの闘志に選手達が燃えたのか、タイムアウト後にサンズは反撃に出る。ガード陣が攻守で奮闘して少しずつ点差を詰めに掛かったが(75-68)、今日好調のアンダーソンが技ありのステップバックジャンパーを立て続けに決めて、ルーキーのクリスに試練を与える(79-68) 終盤に入って控えのウォーレンが連続加点で踏ん張り、ロケッツはネネの凡ミスもあって、サンズは一時2点差まで追い上げてきたが(86-84)、残り1分切ってロケッツは加点を繰り返し、結局7点リードで終了となったよ(91-84)」
 
シンキ「ズバリ、今日は大丈夫そうですか?」
 
キャット「大丈夫だと思うけどね。二桁リードを取ってからの詰めが甘くて、なかなか突き放せないが、第4Q中盤で15点くらいまでリードを拡げれば、負け癖の付いているサンズは諦めるんじゃないかな。なんて最近ロケッツの調子がいいから高飛車になってるな(苦笑)」
 
シンキ「笑 それでは順当に勝利していただきましょう。お願いします。」
 
キャット「第4Q始めにナイトのスリーが決まってサンズは4点差とするが、ロケッツはゴードンのスリーに続き、ネネのジャンパーが決まると、そのネネがビバリーからのパスをフィニッシュするカウントプレイも決めてリードを再び二桁に(99-89) さらにターンオーバーから速攻も決めて、サンズは溜らずタイムアウトを要求(101-89) タイムアウト後もまだ諦めないサンズは控え陣の加点などで必至に追いすがるが、ロケッツはそれをあざ笑うかのようにビバリーがスリーを決めると、負けじとゴードンが連続でスリーを決めてロケッツのリードは15点になったんだ。サンズは仕方なくタイムアウトを取るしかなかったね(110-95)」
 
シンキ「ロケッツファン理想の展開になってきましたかね。今日はオヌアクをみたいのでこのペースでお願いしたいところですよ。それでは続きもお願いします。」
 
キャット「タイムアウト後もロケッツの勢いは止まらず、ハレルが攻守で躍動すると、ハーデンも連続スリーでハッスルしてたよ(笑) 残り2分弱になってようやくサンズも白旗を上げたんだが、終了間際にブッカーがすでに会場を去ったサンズファンも嫉妬するようなダンクを決めていたね。結局危なげなくロケッツが勝利したと見ていいと思う。最終スコアーは125-111。個人成績は以下の通りとなった。」
 
ロケッツ(22-8) FG46/86(53.5%) 3pFG18/38(47.4%) FT15/26(57.5%) 37R(9OR) 30A 4S 8B 11TO
ハーデン 35分 27点、5R、14A、1S、2TO FG8/18 3pFG5/11 FT6/8
ビバリー 33分 18点、9R、9A、1B、2TO FG7/11 3pFG2/3 FT2/2
アリーザ 34分 10点、3R、1A、2S FG4/6 3pFG1/1 FT1/4
アンダーソン 28分 15点、5R、1B FG5/10 3pFG3/7 FT2/2
ハレル 28分 17点、3R、3A、3B、3TO FG8/11 FT1/2
ゴードン 28分 24点、2R、3A、1S、0TO FG8/17 3pFG7/13 FT1/2
ネネ 18分 12点、2R、2B FG5/6 FT2/2
デッカー 17分 2点、6R(3OR) FG1/2 3pFG0/1 FT0/4
ブリューワー 14分 0点、2R、1B FG0/4 3pFG0/2
ウィルチェー 2分 0点 FG0/0
KJマクダニエル 2分 0点 FG0/1
アクティブロスターのエニス、オヌアクは出番なし。
 
サンズ(8-21) FG44/93(47.3%) 3pFG9/25(36.0%) FT14/20(70.0%) 44R(14OR) 20A 7S 6B 8TO
ブレッドソー 31分 16点、2R、6A FG6/13 3pFG1/5 FT3/4
ブッカー 36分 28点、6R、7A FG11/25 3pFG2/4 FT4/5
タッカー 31分 10点、6R(3OR)、2A、1S FG4/6 3pFG2/3
クリス 16分 7点、3R FG3/7 3pFG1/4
チャンドラー 20分 3点、6R(3OR) FG1/1 FT1/3
TJウォーレン(3年目ドラ14位) 29分 19点、5R FG9/17 3pFG1/3
ブランドン・ナイト(課題はディフェンス) 26分 17点、5R、2A、2S FG5/10 FT5/6
アレックス・レン(216㎝) 24分 9点、5R、4B FG4/5
ジャレッド・ダドリー(今季からサンズへ復帰) 13分 2点、2R、2A FG1/3
リーアンドロ・バルボサ(ブラジル出身) 6分 0点 FG0/4
アクティブロスターのタイラー・ウリス(今年ドラ34位)、ドラガン・ベンダー(今年ドラ4位)、アラン・ウィリアムス(昨年のサマーリーグでロケッツのロスター)も若干出場。
 
シンキ「ありがとうございます。ようやく第4Qに突き放せましたね。スパーズ戦の悔しさを見事晴らした感じですかね?」
 
キャット「そうだね。今日はディフェンスの甘いサンズが相手だったから、ロケッツ得意のスリーも見事に決まっていたよ。連敗を回避出来て良かったと思う。」
 
シンキ「今日のハーデンは昨日のスパーズ戦よりもアシストが多かったようですね。やはりチームとして機能していた証拠でしょうか?」
 
キャット「前半だけで11Aを記録していたよ。昨日のスパーズ戦では得意の縦パスがほとんど見られなかったんだけど、今日はカペラがいるときほどではないが、昨日に比べ数が多かったから、その分アシストも多くなっているし、スリーの精度も良かったのも数字が増えた理由だと思う。」
 
シンキ「ゴードンがスリーを決めまくっていますよね。頼もしい控えですよ。」
 
キャット「全くだよね。彼は今季ここまでNBAトップとなる112本のスリーを決めているよ。2位のカリーは110本で追っている状況なんだけど、確率はゴードンの方が上だからね(43.6%) もしかすると彼はオールスターに選ばれる可能性があるんじゃないかとすら思えてきたな。」
 
シンキ「オフの獲得は大正解でしたね。彼の活躍を抜きにして、今のロケッツは語れないですよ。それから今季初スターターとなったハレルも躍動しましたね。」
 
キャット「彼はもう単なるハッスル要員ではなくて、貴重なロケッツの一員になってると思う。アンダーサイズをカバーするだけの力強さを持っているし、ビックマンを交わすスキルも併せ持っているからね。サマーリーグでは外からのシュートに挑戦していたが、これだけインサイドで存在感を出せるなら、スリーを決める能力は必要ないだろう。」
 
シンキ「ハレルと同期のデッカーは、フリースローを決められず見せ場はなかった感じですかね?」
 
キャット「今日の彼はシューティングがさっぱりだったんだけど、地味にリバウンドで貢献していたからね。まあこういう日もあるでしょ。次戦に期待しようじゃないか。」
 
シンキ「分かりました。次のゲームはアウェイでのグリズリーズ戦になりますね。彼らはホームで3連敗中なので、ここも黒星を加えてあげましょう。」
 
キャット「だな(笑) まあ楽には勝てないと思うが、今のロケッツに自信を持っているロケッツファンは多いと思うし、再び連勝街道に入りたいからね。期待しているよ。今のロケッツの目標は50勝ではない。60勝だよ。昨季11ゲームでクビになったマクヘイルと違って、ダントーニはその60勝越えを経験しているからね。彼ならやってくれそうな期待感があるよ。」
 
シンキ「オフの成果が表れて今季の飛躍につながってますよね。この調子でドンドン勝ち星を積み重ねて欲しいですよ。それでは次のゲームはあさってになりますが、こちらも宜しくお願いします。今日はどうもお疲れ様でした。」

今季第79戦 対サンズ

シンキ「こんにちは。昨日は残念な敗戦に終わりましたが、残り4ゲームを勝利で締めたいところですね。今日はホームでサンズ戦になります。」

キャット「残りの4戦はホームゲームが3つあり、相手関係も楽になるから、まだプレイオフ進出の可能性は十分にあると思うが、マブスやジャズの敗戦がないといけない状況になってることもあるので、あまり考えないことにしているよ。まあドラフト指名権のこともあるからな(苦笑)」

シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。今日はディーモーを復帰させてきたな。サンズはプライス、新人ブッカー、PJタッカー、レン、チャンドラー。」

キャット「序盤はまずハーデンのスリーに、ハワードのダンクでロケッツがリード(7-4) ビバリーのスリーに、速攻からの加点もあって、ロケッツ優勢でゲームは進んだよ(12-6) だがサンズもチャンドラーとプライスの加点で1点差に迫ってきたんだ(16-15) 中盤に入ってロケッツはジョシュを投入。そのジョシュは立て続けにスリーを決めて、7点にリードを拡げたロケッツは、その後もビバリーのスリーにカペラの加点などでリズムに乗り(27-17)、終盤に入っても面白いように加点が続いて、結局リードを12点まで拡げて終了となった(39-27)」

シンキ「楽な感じの入り方をしてくれましたね。ジョシュはいきなり2本決めましたか。干されている間に、黙々とシュート練習していた成果ですかね。酒ばっかり飲んで愚痴言ってた清原とは違いますよ。」

キャット「薬もだろ(笑) まあその後のフリースローは2本とも落としていたけどね。ジョシュは今季限りが決定的だと思うから、ホームコートのファンに最後の勇姿を見せて欲しいよ。」

シンキ「ですね。では前半の続きをお願いします。」

キャット「序盤はサンズのペース。控えのテレトビッチが好調で、加点を繰り返していたよ(41-35) ロケッツは堪らずタイムアウトを要求。その後もテレトビッチは才能のあるところを見せていたが、ロケッツもビーズリー、アリーザの加点などでリードをキープ(48-44) 中盤に入って、テレトビッチのスリーが決まり1点差に迫られるが、ロケッツもハーデンが3本のフリースローを決めたり、カペラのナイスブロックもありで、点差はまた拡がったんだ(56-49) しかし終盤にスリーを2本決められてしまうなど、結局ロケッツ3点のリードで終了となったね(60-57)」

シンキ「リードは拡げられなかったようですが、ホームコートですし、今日のゲームは大丈夫そうですかね?」

キャット「サンズディフェンスは甘さが目立つし、ターンオーバーも多いから、ロケッツがリズム良くプレイ出来れば、大丈夫だと思うんだけど、サンズは外からのシュートがそれなりに入っているからな。油断は出来ないと思うぞ。」

シンキ「そうですか。それでは後半戦もお願いします。」

キャット「後半序盤はロケッツ7-0のランで10点リードした(67-57) その後もハーデンのスリーが決まって、ロケッツはさらにリードを拡げるチャンスだったが、サンズはタッカーがカウントプレイのあと、パワープレイで加点するなど、サンズは何とか離されずに食いつないでいた(75-67) 中盤に入ると、サンズはレンからタッカーへパスが繋がり、好調テレトビッチがスリーを決めて、サンズが5点差に追いすがってきたよ(77-72) その後もサンズはプライスのスリーなどでさらに追い上げ、終盤に入るとグッドウィンのカウントプレイも決まり、ロケッツは逆転されてしまった(81-82) ロケッツはジョシュがターンオーバーを繰り返し、シュートも落とすなど、足を引っ張っていたね。しかしロケッツもアリーザ、ハーデンの加点が続いて、結局ロケッツがまた逆転して終了したんだ(90-89)」

シンキ「昨日同様の接戦になってますが、今日のゲームは勝てますかね?」

キャット「ホームだし、勝てると思うんだけど、サンズはスリーが好調だからね。リズムが悪くなって、連続でやられるようだときつくなるから、そこを気をつけて欲しいよ。」

シンキ「分かりました。では最終Qもお願いします。」

キャット「出だしにグッドウィンにスリーを決められ、ロケッツはいきなり逆転されるが、ハーデンのドライブですぐに追い付くと、今度はビーズリーが得意のランニングジャンパーを決めて、またロケッツが逆転に成功した(94-92) その後も一進一退の攻防が続いてゲームは中盤に入っていったんだよ(103-103) 中盤に入り、またオフェンシブリバウンドを取られて加点され、ロケッツは4点のビハインドになってしまうが(103-107)、アリーザの加点に続き、カペラのダンクが決まって、ロケッツは逆転に成功し(108-107)、テリーの加点もあって、ロケッツは残り4分で3点リードしたんだ(110-107)」

シンキ「いよいよ本領発揮してきそうですかね。お願いします。」

キャット「ボクもそう思ったんだけど、ここからターンオーバー連発し、オフェンシブリバウンドをまた取られるわで、ロケッツはあっさり逆転されてしまう(110-113) 残り2分切ったタイムアウト後は、ハワードのフックはエアボール、テリーのスリーはタフショットになったり、サンズディフェンスに翻弄されてしまった・・・ そしてまたまたタッカーにオフェンシブリバウンドを取られてしまい万事休す。サンズはチャンドラーのダンクで9点のリードを奪って勝負あり。結局115-124で敗戦となったよ。今季のロケッツを象徴するような敗戦だったな。情けなくて涙出てくるよ(苦笑)」

シンキ「相手は今季60敗近いサンズですし、ホームコートですから、まさか負けるとは思ってなかったんですが、勝負って分かりませんね。」

キャット「オフェンシブリバウンドを取られすぎだったし、終盤は完全にリズムが悪くなってしまったな。まあ今のロケッツはプレイオフに進むより、ロッタリー指名権を獲得して、来季へ備えた方がいいということなのだろう。」

シンキ「あと3ゲームでマブスとは2.5ゲーム差、ジャズとは1.5ゲーム差ですが、見通しはどうですかね?」

キャット「6連勝って期待してたのにこれだもん(苦笑) もうプレイオフよりドラフト指名権の方が欲しくなってきたよ。ついでにGMモーレーもクビにしてもらいたい。」

シンキ「分かりました。次のゲームはレイカーズ戦ですね。3日後になります。ホームのファンはコービー最後の勇姿を堪能出来ますね。」

キャット「そうだな。勝敗を抜きにして楽しみたいよ。」

シンキ「今日はお疲れ様でした。残り少ないですが、次のゲームも宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第56戦 対サンズ

シンキ「こんにちは。トレード期限が過ぎ、今日から後半戦が始まりますね。相手はサンズです。アウェイ戦になりますね。」

キャット「サンズは懸案だったモリス問題を解消し、後半戦にリフレッシュして望めるのに対し、ロケッツはハワードを放出できず、モヤモヤした感じでのスタートだからね。連敗継続中のサンズとはいえ、アウェイ戦だし、今日のゲームは負けても全く驚けないと思っているよ。」

シンキ「やはりハワードは放出すべきでしたかね?」

キャット「放出するつもりで交渉していたからね。ロケッツ側が交渉側の放出したい契約が残っている選手を引き受けていれば、ドラフト指名権付きで取引出来たと思っている。モーレー的には今オフで大物クンを受け入れるだけのキャップの空きを確保したかったんだろうが、今のロケッツに必要なのは若手の生え抜きを鍛えることと、その資産を増やすことなんじゃないかな。だからこの決定にボクは失望を隠せないし、落胆してるんだよね。」

シンキ「今季はまだ残ってますが、どのような戦い方をしていくんですかね?」

キャット「プレイオフ進出を目指すんでしょ。でも7位か8位で出ても、スイープされて終了が関の山だ。もういい加減、若手に切り替えてくれないかと思っているロケッツファンも少なくないと思うぞ。ある程度低迷する時期を経ないと、今のシステムではプレイオフで勝てないよ。あくまで狙いは優勝だからね。今のロケッツみたいに、レギュラーシーズンでそこそこ勝てるチーム作りでは、いつまで経っても優勝出来るチームは作れないと思う。ウォリアーズみたいに若手の生え抜きを鍛えて成長させ、その上で彼らをサポートするベテランを補充するのが優勝への王道だろう。」

シンキ「いろいろ意見はあると思いますが、そろそろサンズ戦をお願いします。」

キャット「オーケー。スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ジョシュ、ハワード。今度はブリューワーではなく、ジョシュがスタートだよ(苦笑) サンズはグッドウィン、ブッカー、タッカー、ルーアー、チャンドラー。」

キャット「序盤はロケッツがリズムが良くみえて、ハワードが攻守で存在感を見せるなど、まず5点リードして中盤へ(12-7) 中盤に入ってもアリーザの活躍があってリードをキープしたが(19-14)、ハーデンがブレーキで、スリーをポロポロ外している間にサンズが流れに乗ってきて、控えのテレトビッチのスリーに、グッドウィンのドライブで追い付かれてしまう(19-19) 結局アリーザのミドルが決まって以降、1本もフォールドゴールを決められないロケッツを尻目に、再びスリーを決めたテレトビッチの活躍でサンズが逆転して第1Qが終了したよ(21-24)」

シンキ「後半戦に入っても、同じような展開が続いてますよね。どうしたらいいんでしょうか?」

キャット「何度も目にしているから呆れるだけなんだけど、リズムを失うと、もうバラバラというか、チームとして機能していないんだよ。ハーデンが決まってる時はいいんだけど、そうでないと得点が止まるケースがホント多いよね。ローソンもダメダメだし、もうとっくに今季は終了しているのかもしれないな。ため息しか出てこないよ。」

シンキ「まあとりあえず前半の続きを見てみましょう。」

キャット「だな(苦笑) 第2Q序盤はサンズのシュートがことごとく落ちている間に、あっさりロケッツが逆転したんだが(29-26)、ハンフリーズのスリーなどの加点で再び逆転されると、今度はセットプレイからダンクを決められ、ビッカースタッフは堪らずタイムアウトを要求したよ(29-33) タイムアウト後も流れが悪いロケッツ。一気に流れに乗りたいサンズだったが、ターンオーバーを繰り返しシュートも決まらず、ゲームは膠着したよ(33-36) 中盤過ぎになってもターンオーバーの多いサンズ。さすがにこのチャンスをハーデンが存在感を発揮してロケッツは逆転に成功し、次第に点差が開いていく(45-39) サンズはブッカーが踏ん張るも、ロケッツの流れを断ち切ること出来ず、アリーザ、ビバリーのスリーが決まって、リードは二桁になったよ(53-41) 結局前半は11点リードして終了したね(56-45)」

シンキ「本領発揮してきましたね。このペースを持続して行きましょう。」

キャット「さすがに力の差が出てきた感じだな。今のサンズはNBA最弱かもしれない。後半はとにかくターンオーバーに気をつけないといけないし、もっとボールを回してイージーショットに繋げないと第3Qで勝負が終わるだろう。せっかくホームでやっているんだから、見せ場は作らないとね。」

シンキ「サンズファンのようなコメントですね(苦笑)」

キャット「残りのゲームは勝敗を抜きにして楽しむことにしてるからね(笑)」

シンキ「それでは後半戦をお願いします。」

キャット「後半に入ってもロケッツはペースを握ったよ。ハーデンのシュートタッチは良くなかったが、その分パスを効果的に決めてたね。カペラへの華麗なパスは、会場のファンもどよめいていたよ(77-54) 中盤過ぎにロケッツのオフェンスは停滞したが、サンズも決め手を欠いて、結局16点差で第3Qが終了となった(81-65)」

シンキ「もう余裕ですか?」

キャット「まあそんな感じだな。KJも出てるしね。」

シンキ「一応第4Qもお願いします。」

キャット「第4Qも危なっかしい場面は一切なく、残り5分で控えがバトンタッチ。一時30点近くリードしたんだが、最終的には16点差で勝利したよ(116-100)」

シンキ「順当勝ちでしたかね。これで連敗ストップし、勝率を5割へ戻しています。」

キャット「それよりブレイザーズがウォリアーズにホームで圧勝したな。137-105と完全に圧倒したね。この間のロケッツとのゲームを見たら、相当いい感じになってたから、今日のゲームを注目していたんだが、ここまでのゲームをするとはね! リラードが51得点の活躍だよ。やはり生え抜きから地道に鍛えないと、長い目で見て強くなれないよ。成長力が違うもんな。」

シンキ「やはり生え抜きじゃないときついっすかねー。」

キャット「そう思うよ。少なくともロケッツではこんなゲーム出来ないよ。リラードは相当いいし、主力のベテランを放出して生え抜きのマッカラムはチャンスを掴んだし、ブレイザーズはチーム状況は良くなっている。ロケッツももうベテランを頼りにするのは止めて、若手の生え抜きを鍛えてもらいたい。そう強く思う今日この頃だ。」

シンキ「でもここから10連勝でもすれば、気が変わるんじゃないですかー(笑)」

キャット「ほぼあり得ないと思うぞ(苦笑) 次からジャズ、ブレイザーズのアウェイ戦に続き、スパーズ戦もあるからな。連勝どころか、連敗の方が現実的な予想だよ。」

シンキ「その3日後のアウェイのジャズ戦になりますが、見通しの方はどうですかね?」

キャット「好勝負になるんじゃないかな。楽しみだよね。前回は連勝しているが、今回は分からないぞ。」

シンキ「分かりました。最後に何かありますかね?」

キャット「今年はプレイオフより若手を鍛えてもらいたいけど、大物クン志向のモーレーには、その選択は二の次なんだろうな。はやくGMを替えて、1日も早く出直して欲しい限りだよ。」

シンキ「分かりました。それでは次戦も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第52戦 対サンズ

シンキ「こんにちは。先日のヒート戦に勝ち、連敗を3で止めたロケッツ。今日の相手はアウェイでのサンズです。このゲームはアリゾナでキャンプ中の日ハム大谷らが観戦するとのことですね。」

キャット「もうそろそろ勝ったり負けたりの繰り返しに終止符を打って欲しい。大谷にはこの機会にロケッツファンになってもらいたいね。」

シンキ「ですね(笑) では早速ゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、ブリューワー、アリーザ、ハワード。ハワードは出場停止処分が明け、カペラは今日のゲームから復帰出来るようだ。しかしTジョーンズが交通事故に巻き込まれてしまい、大したことないようだが、念のため病院へ行っていて、遠征には帯同していない。ハレルは風邪引いて欠場。ディーモーも引き続きの欠場となった。サンズはグッドウィン、新人ブッカー、タッカー、マキーフ・モリス、チャンドラー。エースのブレッドソーはケガで今季絶望という状態で、ナイトも欠場が続いている苦しい状況だね。」

キャット「出だしからロケッツは覇気の欠けるプレイを連発し、まず5点リードされてビッカースタッフは渇を入れたんだが(5-10)、その後もミス連発してぶち切れたのか、開始4分未満でスターター全員をベンチへ下げ、セカンドユニットを出場させたよ(5-15)」

シンキ「珍しいですね。今の弱小サンズを見くびりましたか?」

キャット「楽にシュート打たせていたことは確かだ。まあ出だしに調子が出ないのは今になって始まった訳ではないんだが、こういう処置も必要な時もあるよね。」

キャット「スターターと入れ替わったセカンドユニットもシュートが決まらず、12-0のランを食らったロケッツは15点のビハインドになってしまうが(5-20)、次第にディフェンスが機能し始め、点差を詰めに掛かってきたんだ(11-20) サンズはフィールドゴールの決まらない時間帯が続いてロケッツはチャンスも、ミスが出るなどして結局9点のビハインドで第1Qは終了したよ(19-28)」

シンキ「まあとりあえずビハインドも一桁へ戻しましたね。続きをお願いします。」

キャット「第2Qはスターターが登場。序盤はハーデン起点から、ブリューワーがドライブを決めるなどして、オフェンスは悪くなかったが、レンのイージーダンク、ブッカーのスリーなどで再びビハインドは二桁になってしまう(26-39) しかし落ち着いているロケッツはビバリーのスリーに、スチールから速攻でフリースローをもらい加点するなど、ロケッツがじわじわと追い上げを開始したよ(36-43) タイムアウト後もオフェンスは効率的で速攻を連続で決めたロケッツが、中盤過ぎに1点差まで戻したんだ(44-45) サンズはブッカーが新人とは思えぬプレイで対抗するが、さすが力のあるロケッツはハーデン起点から楽に加点出来るようになっていて、あっさり追い付くことに成功(51-51) だがホームコートでぶざまなプレイは避けたいサンズは、終盤踏ん張って、結局ロケッツ3点ビハインドで後半戦へ突入したよ(56-59)」

シンキ「前半終わった感じ、どうですかね?」

キャット「まあ大味というか、雑なプレイが目立つゲームだね。両チームとも調子が上がってこないシーズンになっているのが良く分かるゲームだよ。大谷みたいに初めてNBAを観戦するファンだっているんだから、もっと気持ちを込めてプレイして欲しいよね。その点、サンズのブッカーは頑張っている。彼は近い将来オールスターへ選ばれても驚けない才能があると思うよ。」

シンキ「生え抜きの若い力は、チームに希望を与えますよね。では後半戦もお願いします。」

キャット「後半は出だしロケッツが速攻から楽に加点を繰り返すなど、やりたい放題であっさり逆転に成功したよ(63-59) その後サンズはくだらないミス連発でロケッツは突き放すチャンスだったが、余裕を持ちすぎたのか、シュートの無駄打ちが目に付き加点出来ず(67-64) しかし相変わらずターンオーバーを連発していたサンズから、速攻で加点するなど、ようやくリードを二桁に乗せたよ(77-66) その後ロケッツもミス連発するなど、低調なゲームになってしまうが、ロケッツのリードは変わらず、結局8点のリードで第4Qを迎えることになった(88-80)」

シンキ「低調なゲームみたいですが、今日は大丈夫そうですね。」

キャット「まあね。サンズが勝手に自滅している感じだよ。ヘッドコーチが替わったけど、チーム状況はすぐには変わらないよね。」

シンキ「とりあえず第4Qもお願いします。」

キャット「第4Q出だしに、いきなりテレトビッチにスリーを決められると、フリースローでも加点され、またスリーを決められたロケッツが、開始2分未満で1点差にされてしまったよ(91-90)」

シンキ「あらま。気を抜きましたかね?」

キャット「いけないね。サンズも相変わらずパスがかみ合っていないんだが、ロケッツもお付き合いしている感じだよ。これじゃ今の成績は頷けるわな(苦笑)」

シンキ「タイムアウト後の修正に期待しましょう。お願いします。」

キャット「タイムアウト後もロケッツはフィールドゴールだけでなく、フリースローも入らなくなってしまった(苦笑) 対するサンズもシュートは落としていたが、オフェンシブリバウンドを取っていて、レンのセカンドチャンスからの加点で逆転されてしまった(91-92) その後も先月Dリーグ記録の61得点をマークし、即サンズと10日間契約したマクレイにカウントプレイを決められてしまって、ロケッツのビハインドは拡がってしまったよ(91-95) 残り時間は5分半ほど。」

シンキ「ちょっとこれやばいんじゃないですかー」

キャット「まあゲーム的には面白くなってきたよ(笑) このままあっさりが良かったんだけど、ロケッツらしいと言えばロケッツらしいゲームになったな。力はロケッツが上だから、ちゃんと修正すれば大丈夫だと思うんだけどね。」

シンキ「ですよね(笑) それでは続きをお願いします。」

キャット「タイムアウト明けは本来のロケッツが戻ってきて、早いボール回しからいいシュートタッチで決めてきたよ。ディフェンスでもタイトに守って、サンズオフェンスを翻弄し、11-2 のランを決めて、あっさりリードを奪ったんだ(102-97) その後サンズも意地を見せて加点してきたが、ロケッツもブリューワーのスリーが2本飛び出すなど、オフェンス好調持続して、結局6点差で勝利したよ(111-105) 第4Qに一時逆転されたけど、まあ順当と言えば順当勝利だろう。大谷も接戦になって満足したんじゃないかな(笑)」

シンキ「笑 やりましたね。今はどんな形でも勝利することが一番ですから、素直にうれしいですよ。これで連勝です。次も勝って連勝街道へ行きたいですね。」

キャット「そうだな。10連勝が正夢になってくれるといいんだが、今日みたいなゲームやってると難しいだろうな(笑)」

シンキ「苦笑 相手のサンズはどうでしたか? 今日の敗戦で6連敗となり、ここ23ゲームで21敗とボロボロ状態ですよね。」

キャット「ケガ人が出てるし、コーチも替わったし、仕方ない部分あるんじゃないかな。プレイオフはもう無理だから、若手にチャンスを与えてるよね。後半は抑えられたけど、ブッカーはかなりいいし、グッドウィン、レンも才能はあるから、彼らをどう育てるかだよ。早い所モリスを放出して、あとはチャンドラーをどうするかだな。彼との契約も失敗のような気がするね。」

シンキ「分かりました。次はホームでブレイザーズ戦になります。あさってになりますね。」

キャット「オールスターブレイクまであと3ゲーム。来週アウェイでのウォリアーズ戦が鬼門だが、ロケッツ120%の力を出せば、勝てる可能性はあり得ると思うから、ホント頑張って欲しいもんだよ。」

シンキ「今日はどうもお疲れ様でした。次戦も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

ロケッツ対サンズ

前半
第1Q立ち上がりはフライのスリーが好調。連続スリーで2-6とサンズがリードした。サンズはアマレのポストからのスコアーにナッシュのペイント内でのスコアーでさらに加点に成功する(5-10)。ロケッツは連続でターンオーバーをしてしまうなど、オフェンスのリズムが悪い。スコラのフックがエアボールになるなど流れは完全にサンズ。ナッシュのスリーが決まってロケッツは堪らずタイムアウトを要求した(5-15)。タイムアウト後もピックアンドロールでナッシュからアマレのスコアー。しかしロケッツはブルックスとランドリーが反撃開始のスコアー連発で10-0のランに成功。ブルックスのドライブからスコラーへナイスパスが渡って12-0のランに(17-21)。しかしサンズも再びフライがスリーを決めたり、アマレがペイント内で踏ん張ってリードをキープ(24-30)。その後も点の入れ合いは続き、結局33-36と3点のビハインドで第1Qが終わった。
第2Qは序盤からロケッツが完全にペースを掴む。バディンガーの連続スコアーで逆転に成功すると(37-36)。ランドリーがルーズボールからのスコアー、ロワリーのカウントプレイも決まりロケッツが5点リード(43-38)。サンズは連続でトラベリングをしてしまうなど3連続でターンオーバー。ロケッツも連続でターンオーバーしながら、ランドリーのミドルにブルックスのスリーが決まって12点リードを奪う(50-38)。その後もロケッツはシュートを外さず、バディンガーにブルックスのスリーが決まって16点のリードに(56-40)。だがこのままサンズが引き下がるハズもなく、ナッシュのドライブからのスコアーに、アマレのダンクなどで対抗してきた(56-44)。ロケッツはランドリーのフィニッシュなどでリードを渡さず、結局60-53でロケッツ7点リード。後半戦へ向かう。ベンチ陣はランドリーを中心にロケッツがサンズを圧倒している。

後半
第3Qはまずナッシュのミドルが決まると、今度はフライのスリーを演出。その後自らリバースレイアップを決めて一気にサンズが7-0のランに成功。簡単に同点に追いつかれた(60-60)。ロケッツはタイムアウト後、ヘイズがペイント内で踏ん張ってスコアーすると、アリーザの連続スリーで今度はロケッツが8-0のラン。サンズがタイムアウトを要求してきた(68-60)。こうなると流れが変わるのが今日の展開。今度はサンズがリチャードソンの速攻からのスコアーやナッシュのスリーなどで11-2のランに成功して逆転(70-71)。そこからはブルックスのスリーでロケッツが再逆転するが、ナッシュの虹のようなレインボーショットが決まるなど、サンズがリードを拡げに掛かる(73-77)。しかしブルックスのカウントプレイで再び流れはロケッツへ傾くと、今度は速攻からロワリーのナイスパスをランドリーがカウントプレイでフィニッシュに成功。ブルックスのスリーも決まってロケッツが9-0のラン(82-77)。ロケッツが逆に5点リードした。だが今度はサンズがアマレのミドルにリチャードソンのスリーに加えランドリーがゴール下でファールをする変則4ポイントプレイの6-0のランを食らってまた逆転された(82-83)。そんな変わりやすい天気のようにリードが入れ替わる展開が続いた第3Qは結局最終的にロケッツが1点リードして終了(86-85)。終盤のナッシュに対するロワリーのプレッシャーが良かった。
第4Qに入り、まずサンズがフリースローで同点に追いつく(86-86)、しかしバディンガーのスコアーとランドリーのミドルでロケッツが3点リードした(90-87)。しかしドラジッチにワイドオープンのスリーを決められると、少しずつサンズがゲームを支配し始める。バルボサのドライブにダッドリーのスリーが決まる8-0のランに成功したサンズが第1Q以来となる5点のリードを奪ってロケッツへプレッシャーを掛ける(95-90)。ロケッツはランドリーがミドルで奮闘するも、今度はバルボサのスリーにフライのロングショットで残り7分半で8点のリードを奪う(92-100)。ロケッツもスコラがオフェンシブリバウンドを取ってスコアーや、ブルックスの「ヒューマンハイライトフィルム」と唸らせるようなスーパークイックなレイアップで対抗するが、サンズはこのQ4本目となるフライのスリーが決まりリードを渡さない(97-105)。刻々と時間がなくなり焦るロケッツはアリーザがドライブを仕掛けサンズのファールを誘うが、サンズもオフェンスが停滞しない。5点差まで詰めるも、ナッシュのスコアーにまたしてもフライがスリーを決めて10点差になってしまった(102-112)。バティエがフライのスリーを警戒して厳しいマークをしていたが、サンズもうまくフライをフリーにするオフェンスを展開中。厳しいゲームなりかけたが、ファイターのランドリーだけは違った。アマレのフリースロー2本ミス、ナッシュのパスミスなどもあり、連続3得点で一気に4点差に詰め寄る(108-112)。残り1分19秒。まずサンズはリチャードソンがスリーをミスする。速い流れからアリーザがワイドオープンになってスリーを放つがこれが入らない。リバウンド時にバディンガーがファールを犯してしまい、サンズが流れを取り戻すには十分のフリースローを2本とも決めた(108-114)。こうなるともう逆転するのは難しい。結局110-118で敗戦。ロケッツはアウェイ3連戦を3連敗で終了した。

HOU(20-16) 33 27 26 24 110
PHO(23-13) 36 17 32 33 118

ロケッツ(20-16)
アリーザ  33分 FG5/14 3pFG4/11 FT1/1 15P 4R 1A 1S 0B
ブルックス 43分 FG11/22 3pFG6/12 FT6/6 34P 3R 5A 2S 0B 4TO
スコラ   23分 FG5/11 3pFG0/0 FT1/2 11P 5R 0A 1S 0B
バティエ  28分 FG0/4 3pFG0/3 FT0/0 0P 5R 3A 1S 0B
ヘイズ   13分 FG1/3 3pFG0/0 FT0/0 2P 2R 1A 0S 0B
ランドリー 34分 FG14/23 3pFG0/0 FT3/3 31P 10R(5OR) 1A 2S 1B
ロワリー  28分 FG1/3 3pFG0/0 FT1/1 3P 6R 6A 0S 0B 4TO
アンダーセン16分 FG2/5 3pFG0/1 FT1/2 5P 4R 3A 1S 0B
バディンガー23分 FG4/11 3pFG1/6 FT0/0 9P 8R 1A 0S 0B
チーム全体
FG43/96 44.8%
3pFG11/33 33.3%
FT13/15 86.7%
47R(18OR) 21A 8S 1B 18TO
速攻からの得点 6点
ペイント内の得点 34点
TOから許した得点 16点

サンズ(23-13)
ナッシュ  35分 FG11/16 3pFG2/2 FT2/2 26P 2R 12A 3S 0B 6TO
リチャードソン31分 FG7/14 3pFG2/5 FT4/4 20P 6R 4A 2S 1B
アマレS  35分 FG9/17 3pFG0/0 FT7/9 25P 11R 1A 1S 0B
フライ   42分 FG8/14 3pFG6/12 FT0/0 22P 9R 2A 1S 3B
ヒル    26分 FG2/2 3pFG0/0 FT4/4 8P 1R 1A 0S 1B
ダッドリー 26分 FG1/1 3pFG1/1 FT0/0 3P 5R 0A 1S 0B
バルボサ  17分 FG4/11 3pFG1/3 FT0/0 9P 0R 0A 0S 0B
ドラジッチ 13分 FG1/2 3pFG1/2 FT0/0 3P 1R 2A 0S 0B
ロペス   11分 FG0/2 3pFG0/0 FT2/4 2P 4R 0A 0S 4B
チーム全体
FG43/79 54.4%
3pFG13/25 52.0%
FT19/23 82.6%
39R(7OR) 22A 8S 9B 17TO
速攻からの得点 18点
ペイント内の得点 38点
TOから許した得点 25点