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ホーネッツ

'17~'18 第26戦 対ホーネッツ(ホーム)

シンキ「こんにちは。先日のペリカンズ戦は苦戦しましたが、逆転勝利を飾って10連勝を達成したロケッツ。今日の相手は東のホーネッツが相手です。今季2度目の対戦になりますね。」
 
キャット「前回のアウェイ戦ではロケッツの快勝だったが、カペラはハワードに完敗したからね。今日は勝利は当然として、カペラにやり返して欲しいと思っているんだ。」
 
シンキ「ですね。では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがいつもの5人。ホーネッツはウォーカー、ギルクリスト、バテューム、マービン・ウィリアムス、元ロケッツのハワード。ゼラーは左ひざの手術のため約6週間の欠場へ。」
 
キャット「第1Q立ち上がり、ロケッツは5本連続フィールドゴールを決められず、ハワードのダンクやウォーカーのカウントプレイなどで序盤はリードを奪われていた(1-7) 3分経過してようやくロケッツも調子が出てくる。まずハーデンがスリーを決めると、ポールがスチールしてロケッツボールになり、自らのショットをフォローするジャンパーでビハインドは1点に(6-7) ホーネッツもハワードのカウントプレイで応戦するが、ロケッツの調子も持続し逆転に成功したんだ(11-10) しかし中盤前からホーネッツがスパーク。まずウィリアムスがドライブに成功すると、ウォーカーのスリーも決まり、ダントーニはタイムアウトを要求するが、その後もホーネッツは加点し、ロケッツのビハインドは再び6点になった(11-17) だが全く慌てないロケッツは、ここから次第に調子を上げ、ネネのジャンパーに続き、バームーテがポール張りのナイスパスを披露するなど、ビハインドを1点に戻す(18-19) ホーネッツもハワードがボードの上に当てるとんでもないジャンパーを放つが、それがうまくパスのように繋がり加点する幸運もあってリードをキープしていた(18-21) だが終盤に入ると状況は一変。まずハーデンからのパスをタッカーがスリーを決めてゲームをタイにすると、ハーデンの速攻も決まって逆転する(23-21) ホーネッツは溜らずタイムアウトを取るが、残り3分切ってロケッツはハーデンから交代したポールが縦横無尽の活躍で加点を続けるなど、20-2のランを繰り出す得意のやりたい放題の時間帯に入ったんだ。結局第1Qは15点までリードが拡がって終了(38-23)」
 
シンキ「リズムに乗った時のロケッツの強さはすごいの一言ですよ。第2Q以降もこのペースですね。お願いします。」
 
キャット「第2Qに入ってもロケッツのやりたい放題の時間帯は続く。ホーネッツは全くシュートが入らなくなっていて、2分半ほど経過し、ロケッツのリードは26点に拡がったよ(49-23) その後少ししてようやくホーネッツもリズムが出てきたが、ロケッツも速攻からアリーザが加点すると、ポールからカペラへのダンクが決まって大量リードは変わらずゲームは中盤へ(54-29) 中盤を過ぎてホーネッツは頑張っていたが、ロケッツもそれなりに加点していて、点差の変動はほとんどなかったね(61-38) しかし残り3分ほどになってからロケッツのオフェンスのリズムが悪くなってしまい、バームーテもダンクで加点後、肩を痛めるアクシデントも(63-43) 残り1分半からもホーネッツはフリースローで着々加点し、ロケッツは14点までリードを詰められてしまったね(63-49)」
 
シンキ「一時26点差付いた時は、今日は前半で終わってしまうかと思いましたが、ホーネッツも頑張って追い上げましたか。ところでカペラ対ハワードはどうなってますか?」
 
キャット「今のところハワードが上回っているよ。フリースローでも負けてるね(苦笑) まあカペラにとってハワードは大先輩みたいなものだから、これを機会にもっと練習して上達してもらいたいよ。」
 
シンキ「バームーテの負傷は心配ですが、大丈夫ですかね。」
 
キャット「担架まで必要はなかったが、今日のところはゲームに戻らないだろうな。彼は重要なベンチマンだから、長引かないで欲しいよね。」
 
シンキ「ですね。では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Qの入りは両チームとも悪かったが、ロケッツの方がリズムが良くなってきて、ポールとハーデンの加点で、リードは再び20点を超えた(72-51) ホーネッツもハワードが古巣に恩返しとばかりに加点を続けてきたが、ロケッツのオフェンスも止まらずゲームは中盤へ(76-57) 中盤に入ってもゲームは淡々と進行し、ロケッツはスリーが3本連続で外れるが、ホーネッツもジャンパーが決まらないなど、時間だけが過ぎて行った印象があるね(82-65) 終盤に入ってゴードンのスリーが炸裂するなど、結局ロケッツのリードは22点に拡がって終了となった(91-69)」
 
キャット「第4Qも同様にロケッツがそれなりに加点。ホーネッツはカミンスキーが加点を繰り返す存在感を見せるも、点差は全く詰まらないままゲームは中盤前へ(100-76) ゴードンがボールをリングの下から上にシュートする、珍しいプレイ(マイナス2点笑)を見せていて、ホームの観客を飽きさせなかったと思われる。ホーネッツはボールを保持したいハワードがフックを繰り返すが決まらないなど、中盤以降になっても点差は変わらなかった(104-81) 残り4分前に両チームともローテ外の選手がスタンバイするが、こういう時に限って時計が止まらず、結局2分近く待って出場していたよ(108-89) ローテ外のブラウン、ジョウ・チーに見せ場なく、相変わらずこのガベージタイムで点差を詰められる定番パターンで終了となった(苦笑) 最終スコアーは108-96。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(22-4) 38 25 28 17 108
ホーネッツ(10-17)23 26 20 27 96
 
ロケッツ FG39/88(44.3%) 3pFG17/45(37.8%) FT13/19 45R 24A 10TO
ホーネッツ FG36/87(41.4%) 3pFG4/21(19.0%) FT20/27 56R 14A 12TO
 
ハーデン 31分 21点、4R、8A、1S、1B、3TO FG8/22 3pFG3/10 FT2/2
ポール 35分 31点、7R、11A、2S、3TO FG10/18 3pFG5/9 FT6/6
アリーザ 34分 13点、6R、1S FG5/11 3pFG3/7
アンダーソン 33分 5点、5R、2A、1S FG2/9 3pFG1/5
カペラ 25分 9点、11R、1S、4B FG4/5 FT1/5
ゴードン 27分 17点、1S FG5/12 3pFG4/9 FT3/4
タッカー 20分 5点、4R、1A FG2/3 3pFG1/2
ネネ 18分 5点、6R、1A FG2/3 FT1/2
バームーテ 9分 2点、1R、1A FG1/2 3pFG0/1
タリック、ブラウン、ジョウ・チーも出場
 
ハワード 34分 26点、18R(8OR)、1A、3B、4TO FG9/20 FT8/11
ギルクリスト 29分 18点、11R、2A、1S FG8/12 FT2/2
ウォーカー 37分 13点、5R、3A、2S FG5/15 3pFG1/6 FT2/4
バテューム 34分 9点、9R、3A、1S、3TO FG4/10 3pFG1/5
Mウィリアムス 29分 4点、3R、1A、1B FG1/6 3pFG0/3 FT2/2
ラム(元ロケッツ) 21分 9点、1R FG2/7 3pFG0/1 FT5/6
カミンスキー 15分 8点 FG4/8 3pFG0/2
カーターウィリアムス 13分 0点、5R、3A FG0/2
グラハム 15分 2点、3R、1A FG1/2 3pFG0/1
オブライエン3世、モンク(新人ドラ11位)、ベーコン(新人ドラ40位)も出場。
 
シンキ「後半は余裕の試合運びでしたかね。これで11連勝を達成しました! この連勝はまだまだ続けたいですよ。」
 
キャット「第1Qから第2Qの25-0のランで、実質ゲームの行方を決定づけたと思う。今のロケッツが20点以上の点差を、東地区で低迷するホーネッツに逆転されるケースは想像出来なかったからね。」
 
シンキ「今日はポールが30点越えを達成し、アシストも11のダブルダブルですね。」
 
キャット「ハーデンのいない時間帯での活躍は特に見事だったよ。味方にナイスパスを供給していただけでなく、自ら得点も取れ、なおかつディフェンスでも存在感を出せるポールは、まさにポイントガードとしての理想形だと思う。彼のような選手がいるのはロケッツファンにとって頼もしい限りだね。」
 
シンキ「ハーデンもそれなりに活躍してますが、ちょっと落ち着いた感じの成績ですかね。残念ながらカペラはハワードに負けましたが、これについては?」
 
キャット「フリースロー対決でも負けたのは不満だよ。明日からまた特訓だよね(苦笑) でもカペラはハワードみたいに無理なシュートは打たないからな。今のロケッツにはハーデンとポール以外、1ゲーム20本打つ選手は必要ないから、ロケッツにとってはこれでもカペラの方がいいんだよ。ハワードだとシュート機会を与えないとグレるからな(笑)」
 
シンキ「次のゲームは再びホームコートでのゲームで、相手は強豪スパーズとなってます。これは注目の一戦だと思われますが、連勝街道に入ったロケッツは勝てますかね?」
 
キャット「勝たなきゃダメでしょ。今のポールの加わったロケッツは、昨季のプレイオフのロケッツとは違うことを証明して欲しいね。そのためここは絶対に落とさないつもりで戦ってもらいたい。連勝も途切れたくないし、期待しているよ。」
 
シンキ「分かりました。では次回も宜しくお願いします。今日はどうもお疲れ様でした。」

'17~'18 第6戦 対ホーネッツ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。シクサーズ戦をゴードンのブザービーターで勝利したロケッツ。ここまで4勝1敗と順当に勝ち星を積み重ねてますが、今日のホーネッツ戦はどうでしょうか。カペラ対ハワードが楽しみですよ。」
 
キャット「ポール離脱で心配したが、さすがにハーデンがいることもあって安定しているよ。この調子で行ってもらいたい。まあいろいろと修正はあると思うけどね。」
 
シンキ「ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ゴードン、バームーテ、アンダーソン、カペラ。ポール、アリーザ、ネネは欠場。ホーネッツはウォーカー、元ロケッツのラム、ギルクリスト、マービン・ウィリアムス、ハワード。」
 
キャット「まずマービン・ウィリアムスとアンダーソンのスリーからゲームが始まる。序盤はオフェンシブリバウンドからの加点を許すケースが目立つが、ロケッツはアンダーソンが絶好調。3本目のスリーも決めてゲームをリードする(9-8) しかしカペラがハワードを止めきれず、2つ目のファールをコールされてしまった。バームーテが頑張ってペイント内を守っていたが、カペラはファールを恐れ無理できない状況をうまく攻めたホーネッツが逆転しリードを取る(11-17) 中盤に入ってもロケッツはハワード対策のためカペラをコートへ。ハーデンのナイスディフェンスで次第に点差を詰めるが、オフェンスのリズムが悪い状態は変わらず。ディフェンスでもハワードのうまさでカペラは3ファールになってしまった。だが地力のあるロケッツはここから巻き返す。バームーテのナイスプレイで1点差に詰めると、タイムアウト後ローテを外れたジャクソンに代わってコートへ入ったブラウンのスリーが決まるなど調子が出てくる(24-25) しかし逆転までは至らず、第1Qは3点のビハインドで終了となった(27-30)」
 
シンキ「今のところカペラ対ハワードは、ハワードに軍配が上がっているみたいですね。ブラウンもカナーンやジャクソンとの競争に負けないように頑張って欲しいですよ。では第2Qもお願いします。」
 
キャット「第2Qのハーデンのいない時間帯も引き続きブラウンはコートへ。序盤でタリックも3ファールになってしまい、ロケッツはバームーテをセンターに配置するスモールラインナップへ移行する。ゴードンがスリーを決めるも、ロケッツはインサイドから加点出来ず苦しいオフェンスが続くが、ホーネッツオフェンスもミスが目立ち点差はほとんど変わらず。その隙にアンダーソンとタッカーが続けてスリーを決めて逆転に成功したよ(36-33) タイムアウト後もゴードンがスリーを決めてリードを6点に拡げ、ディフェンスではバームーテがカミンスキーをストップすると、ブラウンが個人技で加点し首脳陣へアピール。ロケッツ8点リードで中盤へ入ったね(43-35) タイムアウト後にハワードがコートへ。ロケッツは引き続きスモールラインナップで勝負する。バームーテ、タッカーが体を張ってディフェンスすると、オフェンスでもペイントから加点に成功し、このゲーム最大となる10点のリードを取った(47-37) 残り3分半を過ぎると、タッカーに代わりカペラがコートへ。ハワードのマークはアンダーソンが担当したが、ハワードは自滅気味のトラベリングでロケッツボール。だがその腹いせをカペラに晴らし、4つ目のファールでカペラは再びベンチへ下がったよ。ようやくフリースローを2本決めたハワードは満面の笑みを見せるが、アンダーソンを押し倒す相変わらずの醜態を見せてロケッツがリードを拡げたね。ハーデンの活躍で一時15点差になったが、ホーネッツも盛り返し、結局前半が終了してロケッツが10点リードとなった(56-46)」
 
前半のスタッツ
ロケッツ FG18/46(39.1%) 3pFG11/32(34.4%) FT9/9
ホーネッツ FG15/48(31.3%) 3pFG7/17(41.2%) FT9/15
 
ハーデン 16P 4R 6A 3TO FG4/8 FT6/6
ゴードン 10P 2A 4TO FG3/12 3pFG2/9
バームーテ 4P 4R 2S 2B
アンダーソン 12P 3pFG4/10
カペラ 3P 4R
 
ハワード 10P 9R FG4/8 FT2/8
ウォーカー 12P FG3/10
ラム 9P FG3/7
 
シンキ「地力の違いを見せるように逆転してきましたね。頼もしい限りです。ハワードは相変わらずですか(笑)」
 
キャット「感情を表に出し過ぎなんだよね(笑) こんな彼だから、アンダーソンがマークした方がいいと思う。昨季カズンズに癇癪起こさせたこともあるからね。」
 
シンキ「では後半戦もお願いします。」
 
キャット「後半はカペラをコートへ入れる。そのカペラはディフェンスでハワードを止めきれず、連続加点を許してしまうが、ハワードと違い冷静なカペラは、ギルクリストからの悪質なファールをもらっても怒らない。だが彼はペイント内で残念なオフェンシブファールをもらってベンチへ下がってしまった。ロケッツはホーネッツの速攻を受けて2点差に詰められるが、バームーテの攻守に渡る活躍に、アンダーソンのスリーが決まって8点差へ戻す(62-54) ロケッツはハワードにオフェンシブリバウンドからのカウントプレイを許すとタリックを投入。バームーテ、タリックの存在感のあるディフェンス、ハーデンのドライブからの加点、ゴードンのスリーなど、ロケッツが優勢にゲームを進めて中盤が過ぎた(72-62)」
 
シンキ「今日のカペラは厄日ですかね。でもロケッツは攻守で優勢のようで、このペースで行きましょう。では続きをお願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、ホーネッツがリズムを取る。ロケッツはタフショットを打たされるケースが目立ってきた。タリックは5ファールでベンチに下がり、タッカーがフロントから体を張ってハワードを守るディフェンスをする。終盤に入ってタイムアウト後、ウォーカーが加点を繰り返し、ロケッツはスムーズなオフェンスが出来ず苦戦も、ゴードンとハーデンが個人技で応戦しリードを保ったよ。ロケッツ4点リードで第4Qへ(78-74)」
 
シンキ「詰められてしまいましたね。大丈夫でしょうか?」
 
キャット「中盤以降はホーネッツの流れだったね。でもロケッツはそれなりに凌いでた。第4Qにリズムを取り戻せば大丈夫だと思う。安心していいよ。」
 
シンキ「よかったです。では第4Qもお願いします。」
 
キャット「ロケッツはモンクに加点され2点差にされるが、ブラウンがドライブに成功すると、ゴードンの加点もあって6点差に戻した(82-76) その後もカペラの攻守での存在感に、ゴードンのスリーも決まって11点差に(87-76) 9-0のランを食らったホーネッツは溜らずタイムアウトを要求する。残り9分弱。」
 
シンキ「調子が出てきたようですね。このペースでお願いします。」
 
キャット「タイムアウト後にモンクにスリーを決められるが、ロケッツもバームーテからカペラへ渡るダンクや、ゴードンのスリーが決まって二桁のリードをキープ(92-82) 中盤前にハーデンがコートへ戻ってきた。カペラは5ファールでベンチへ退き、スモールラインナップに移行。ホーネッツはオフェンシブリバウンドを踏ん張り加点に繋げるが、ロケッツもアンダーソンがウォーカーをブロックでストップすると、オフェンスでもカウントプレイを見せて存在感をアピール。残り5分となってロケッツはタイムアウトを要求しラストの締めに掛かった(95-84)」
 
シンキ「勝利は近そうですね。ではラスト5分をしっかり締めましょう。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後にホーネッツはラムが踏ん張りを見せるが、ロケッツは時間を使ってオフェンスを繰り返し、ディフェンスでもハワードへハック作戦を敢行してペースを握らせない。結局残り2分半を切って15点までリードは拡がった(104-89) ホーネッツは仕方なくタイムアウトを要求してハワードを下げるが時すでに遅し。109-93でロケッツが順当勝利したよ。ゲーム成績を以下の通り。」
 
ロケッツ(5-1) 27 29 22 31 109
ホーネッツ(2-3) 30 16 28 19 93
 
ロケッツ FG38/85(44.0%) 3pFG22/57(37.5%) FT11/13 51R 21A 15TO
ホーネッツ FG33/88(37.5%) 3pFG11/29(37.9%) FT16/28 44R 16A 9TO
 
ハーデン 37分 27点、10R、11A、1S、5TO FG8/18 3pFG4/10 FT7/8
ゴードン 39分 26点、2R、2A、5TO FG9/22 3pFG6/16 FT2/3
バームーテ 41分 12点、8R、2A、2S、3B FG5/8 3pFG2/4
アンダーソン 34分 21点、6R、1B FG7/16 3pFG6/15 FT1/1
カペラ 17分 7点、6R、1B、5PF FG3/3 FT1/1
タッカー 37分 9点、13R、2A、1B FG3/10 3pFG3/6
ブラウン 26分 7点、4R、3A、1S FG3/8 3pFG1/6
タリック 9分 0点、2R、5PF FG0/0
控えはタッカー、ブラウン、タリックが出場
 
ハワード 32分 19点、16R(7OR)、2A、1S、1B FG7/13 FT5/15
ウォーカー 39分 26点、3R、5A、1TO FG8/22 3pFG4/6 FT6/6
ラム 30分 20点、3R、3A FG8/16 3pFG3/6
ギルクリスト 14分 4点、7R FG2/4
マービン・ウィリアムス 26分 3点、2R FG1/3
カミンスキー 30分 8点、4R FG3/11 3pFG1/5
モンク 28分 10点、3R、2A FG3/9 3pFG2/7
ベイコン 29分 1点、4R FG0/6 3pFG0/4
オブライアント 14分 2点、2R FG1/4
 
シンキ「カペラはハワードに完敗と言った感じですが、チームは完勝でしたかね?」
 
キャット「まあ順当と言えば順当だな。所々で点差を詰められるシーンもあったんだけど、危ないなーっていう感じはなかったよ。勝利を疑うことなく、落ち着いて観戦できたね。」
 
シンキ「ハーデンとゴードンはいつも通りの安定感を見せてますが、今日はバームーテ、アンダーソン、そしてタッカーと、わき役陣が目立ってますね。」
 
キャット「そうだね。3人とも攻守で存在感があった。特にバームーテは素晴らしいね。彼がいなかったら今のロケッツももっと苦戦してる。ホント頼もしい存在だよ。」
 
シンキ「それからジャクソン、カナーンとプレイ時間を争っているブラウンが結果を出しましたね。これについては。」
 
キャット「彼には経験があるから、さすがに見せ場は作れるね。チームに残しておいてよかったよ。これなら少なくともジャクソンは心おきなくGリーグへ送れそうだ。」
 
シンキ「元ロケッツのハワードはどうでしたか?」
 
キャット「存在感のあるプレイを見せてはいるんだけど、以前よりそれがチームの勝利へ結びつかなくなってるよ。相変わらずフリースローは入らないし、それほど怖い存在ではないよね。まあ彼の性格を考えると、今日はカペラとの対戦に勝って満足してるんじゃないかな(笑)」
 
シンキ「分かりました。明日は再びグリズリーズ戦になりますね。今度はアウェイ戦ですがリベンジをお願いしたいですよ。」
 
キャット「全くだね。ディビジョンライバルだし、連敗はしなくないよ。今度はしっかり勝ち切って欲しいね。」
 
シンキ「それでは明日もお願いします。今日はどうもお疲れ様でした。」

レギュラーシーズン第40戦 対ホーネッツ(ホーム)

シンキ「こんにちは。今季はロケッツファンも驚く予想外の快進撃が続いておりますが、今日のホームでのホーネッツ戦はどうでしょうか。今日が今季の40ゲーム目になりますね。」
 
キャット「39ゲーム終了して30勝した今季のロケッツは、優勝した93~94シーズンと同じペースで、フランチャイズタイ記録となってる。この時は58勝で終了したんだが、今季はその記録を破って欲しいと思っているんだよ。」
 
シンキ「ですよね。それではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「ロケッツのスターターはハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、ハレル。今日はゴードンが左つま先を故障とのことで休養となった。対するホーネッツはエースのケンバ・ウォーカー、ハーデン獲得の際に取引したジュレミー・ラム、マービン・ウィリアムス、キッド‐ギリクリスト、ヒバート。バテュームとゼラーは欠場とのことだ。」
 
キャット「第1Q序盤からスリー2本、フィニッシュ2本と、今季のロケッツを象徴するような連続加点でまず10点リード(10-0) しかしタイムアウト後にラムが能力のあるところを見せ、ウィリアムスのスリーも入りだしてリードは1点になった(18-17) それでもロケッツは中盤以降にネネのスチールからのダンクでリードをキープ。終盤に入ると、一時ホーネッツがリードを奪うがそれも一瞬で、ハーデンが躍動し再びロケッツが突き放したよ。第1Qは6点リードで終了となった(32-26)」
 
シンキ「いい感じのスタートですかね。では続きもお願いします。」
 
キャット「第2Qに入ってもロケッツはペースを握る。ハレルのフィニッシュ、アリーザの加点などでリードを二桁に乗せたんだ(43-33) その後中盤に差し掛かるまでロケッツは若干落ち着くが、ホーネッツも外からシュートを狙うがそれほど決まらず(50-40) 中盤にハーデンをコートに戻したロケッツが、再びロケット点火。ハーデンが中心となって14-1のランを披露して、一時23点までリードは拡がったよ。前半は20点リードで終了となった(67-47)」
 
シンキ「今日は楽勝ですかね。ロケッツファンもこのような展開を予想していたんじゃないでしょうか。それでは後半はサクッとお願いしますよ。」
 
キャット「第3Qに入り大量リードもあってか、ロケッツはスリーのチェックが甘くなってウィリアムス、ウォーカーにやられるなど、一時11点差に追い上げられたんだ。しかしタイムアウト後はロケッツも持ち直し、二桁のリードをキープしていた(84-73) 終盤になってロケッツはハーデンが得意のスリーショットのフリースローをもらったり、アンダーソンもタフショットを決め、ネネのブロックからブリューワーが速攻からフィニッシュするなど、結局17点リードになって第3Qは終了したよ(96-79)」
 
キャット「第4Qに入ってもハレルのフィニッシュに、ビバリーがホーズとのポジション取り争いで得意のタイマンディフェンスを披露しファール奪うなど、いかにもロケッツ楽勝ムードが漂ってきた。今日ダンクミスやコーナーからのスリーを横のボードに当てるなど、ポカが続いていたデッカーもようやくスリーを決めて苦笑い。残り10分で再びリードは20点になったよ(103-83)」
 
シンキ「そろそろベンチマンのKJも目を輝かせているんじゃないですかー(笑) では残り10分締めてください。」
 
キャット「ボクもそう思っていたんだけど、ホーネッツはホーズの連続加点でペースを掴むと(103-88)、今日好調のカミンスキーも3連続加点で追いすがってきた(108-95) ホーズを6ファールでベンチへ追いやって、そろそろ締めかなーと思っていたのも束の間、ウォーカーにスリーを決めらると、今度はカミンスキーに続き、ベリネリにもスリーを決められてしまったんだ(110-104) 残り4分切ったね。」
 
シンキ「ちょっと落ち着きすぎちゃいましたかね(苦笑) 残り4分で今度こそ締めをお願いします。」
 
キャット「勢いに乗るホーネッツはペイント内からウィリアムスが加点に成功すると、勝負強いウォーカーがカウントプレイで加点(110-108) そのフリースローは外れて助かったが、ハーデンのスリーは決まらず、逆にカミンスキーにまたまたスリーを決められてしまって(110-111)、遂にロケッツは締めどころか逆転を許す展開になってしまったんだよ(苦笑) 残り2分半切ってロケッツはタイムアウトを取ったよ。」
 
シンキ「落ち着きすぎがひどいですよね。もう余裕こいてる場合じゃないですよ。」
 
キャット「だよね。21-2のランを食らってしまったな。もう一度リズムを取り戻して、今度こそ締めて欲しいよ。」
 
シンキ「当然です。ではラストの締めをしっかりとお願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、アンダーソンがようやくスリーを決めてロケッツが再びリードを奪うと(113-111)、ウォーカーのドライブをハレルがナイスブロックで止め、ハーデンのドライブが成功したロケッツが4点のリードを奪う(115-111) ホーネッツのタイムアウト後にもハレルはウォーカーのスリーをブロック! そのルーズボールでビバリーはファールをして、再びボールを所持したウォーカーにスリーを決められてしまうが(115-114)、ハーデンが力強いドライブで加点すると、ホーネッツは絶好調のカミンスキーにスリーを打たせるが決まらずファールゲームに。そのフリースローをハレル、ハーデンがしっかりと決めたロケッツが、危なっかしいながら勝利を手にしたよ。最終スコアーは121-114。」
 
今季第40戦 対ホーネッツ(ホーム) 121-114で勝利 通算成績31勝9敗
ハーデン 40点、15R、10A、4TO FG11/24 3pFG7/14 FT11/14
アリーザ 16点、4R、3A FG5/10 3pFG3/6
ハレル 14点、3R、3B FG5/5
アンダーソン 13点 FG5/12 3pFG3/7
ビバリー 8点、8R、5A FG2/10 3pFG2/8
ブリューワー 15点、5R FG7/10
ネネ 10点、5R FG3/6
デッカー 5点、3A FG2/5
ゴードンは欠場
 
ホーネッツ 通算成績20勝19敗
ウォーカー 25点、6R、10A FG9/20 3pFG5/11
ウィリアムス 16点、8R FG6/10
ラム 11点、5R、4A FG4/12
キッド‐ギルクリスト 0点、6R、4A FG0/6
カミンスキー 22点 FG8/14 3pFG4/9
ホーズ 16点、5R、4A FG7/10 3pFG2/4
ベリネリ 15点、6A FG6/13 3pFG3/9
 
シンキ「第4Qの締めに不満はありますが、それでも残り2分からはさすがに本領を発揮しましたかね。これで9連勝達成です。」
 
キャット「ここまで好調のロケッツだが、第4Qの二桁リードをひっくり返されるケースもままあるんだよ。サンダー戦、スパーズ戦はそれで落としている。今回は勝つには勝ったが、今後へ向けて課題を残したゲームなんじゃないかな。まあまだシーズン折り返し地点だし、これを反省材料にして今後に活かしてもらいたいね。そういう意味では今日みたいなゲームを経験したのは良かったんじゃないかな。」
 
シンキ「正直焦りましたか?」
 
キャット「いやーそうでもないよ(笑) リズムが悪かったんだけど、その悪いリズムを断ち切ってくれるハーデンがロケッツにはいるからね。クラッチタイムで2本のドライブを成功させているように、彼の存在はロケッツにとって精神的支柱だよ。」
 
シンキ「そのハーデンですが、今日もトリプルダブルの活躍ですね。もうこのパフォーマンスに驚かなくなりましたよ。彼以外では二桁得点者が5人と、偏りなく活躍してますが、今季不調が続くブリューワーが珍しく目立った数字を残してますね。」
 
キャット「今日は頑張っていたよ。スリーだけでなく、速攻からのフィニッシュもあったしね。ゴードン欠場で控えメンバーとして俺がやらねばという自覚があったのかもしれない。KJもそれくらいじゃないといけないよな。」
 
シンキ「そこらへんはさすがベテランですね。ところで欠場したゴードンはどんな感じなんですか?」
 
キャット「明日のアウェイでのウルブズ戦には帯同しないとのことだ。今無理しても仕方ないからね。ここは万全になるまで待ってもいいと思うよ。」
 
シンキ「それから欠場が続いているカペラの状態はどうなってますかね?」
 
キャット「故障もだいぶ癒えたようで、復帰へ向けたランニングを開始したようだ。今はハレルがバリバリに存在感を出しているし、ネネも堅実にプレイしているから、復帰しても15分程度の出場になるかもしれないけど、彼の高さは間違いなくロケッツに必要だからね。焦らず復帰して欲しいと思ってる。」
 
シンキ「次のゲームは明日のアウェイでのウルブズ戦となります。前回対戦では終始リードされている展開も終盤追いつき逆転勝利を飾っておりますが、明日は今季のロケッツの強さを存分に見せて欲しいと思います。」
 
キャット「全くだね。2回目の10連勝へ向けて頑張って欲しい。」
 
シンキ「今日はどうもありがとうございます。最後に何かありますか?」
 
キャット「先日ロケッツからリリースされ、制限なしのFAになっていたディーモーことモティユナスが、最低年俸でペリカンズと契約したね。それからプレシーズンゲームでそれなりのプレイを見せていたが、残念ながらロスターに残れずFAになっていたプリジオーニは引退を決断したようだ。2人とも道は違うが、今後の健闘を祈りたいよ。」
 
シンキ「ディーモーにプリジー。ともに元ロケッツ戦士として注目して行きましょう。それではお疲れ様でした。明日も宜しくお願いします。」

今季第66戦 対ホーネッツ

シンキ「こんにちは。今日もお疲れ様です。昨日のセルティック戦に勝利し、アウェイ3連勝中のロケッツですが、今日のイースト遠征最終戦はホーネッツが相手になります。彼らもホーム7連勝中とのことですね。」

キャット「ホーネッツはホームで勝てるようになって成績も上がってきたね。今のロケッツにとって手強い相手だと思う。生え抜きのウォーカーを中心に、うまくまとまってきた成果だろう。」

シンキ「ヘッドコーチのスティーブ・クリフォードは元ロケッツのアシスタントコーチなんですよね。」

キャット「ヴァンガンディ時代にアシスタントコーチを務めていたんだよ。もう辞めさせられたけど、ティボドーもブルズでコーチやってたし、いわゆるヴァンガンディ派が勢力を伸ばしている証だろう。」

シンキ「ちなみにマクヘイルはどうなんですかね(笑)」

キャット「分からないな(苦笑) もう彼はいいでしょ。今のロケッツとは無関係の人物だよ。彼はセルティックスのレジェンドだから、その肩書きだけで十分でしょ。」

シンキ「前置きが長くなって恐縮しました。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。ホーネッツはウォーカー、リー、バテューム、マービン・ウィリアムス、ゼラー。リーはトレード期限前にホーネッツへ加入した元ロケッツで、控えの元ロケッツ組には、おなじみのリンと、ハーデン獲得の際に交換したラムに加え、2年前のプレイオフでビックショットを決めて有名になったトロイ・ダニエルズもいる。」

キャット「序盤にロケッツはハワード、ディーモーのペイント内からの加点が続いて、まずリードを奪ったんだが(6-2)、好調ホーネッツもウィリアムスのスリーなどの加点し、点差はなくなった(8-9) ロケッツは相変わらずのスロースタートで、スリーが決まらない。その隙にホーネッツはイージーショットを連続で決め、開始5分でまず3点のリードを奪ったんだ(10-13) ロケッツはタイムアウト後、ハーデンが厳しいマークに思うように動けていないことを察知してか、ビッカースタッフはディーモーからビーズリーへ交代。しかしロケッツのオフェンスのリズムは悪く、ターンオーバーから速攻を食らい、リー、ウォーカーに加点されて、ロケッツのビハインドは10点に拡がった(10-20) アウェイ連戦の疲れがあるのか、攻守ともにリズムが全く取れず、防戦一方になってしまう展開で、中盤の約4分で15-2のランを食らってしまったよ(15-26) 終盤に入ってもターンオーバーから速攻を食らうなどして、結局15点のビハインドで終了となった(19-34)」

シンキ「あらま。ロケッツはスロースタートのチームですが、ここまで点差が付くのは久しぶりなんじゃないかと思いますよ。どうしてでしょうか?」

キャット「ハーデンが全くのブレーキで、6本のシュートがすべてミス。ドライブしても早めにつぶされているし、アウェイ連戦の疲れからか、足取りも重いような気がする。ここはベンチをフル活用するなどして、何とか乗り切ってもらいたい。早めにKJを出してもいいような気がするよ。」

シンキ「分かりました。まあリードされて第1Qを終えるのは慣れていると思うので、ロケッツベンチは落ち着いていると思いますよ。では前半の続きをお願いします。」

キャット「だな(苦笑) 第2Qも出だしは調子が出ず、ホーネッツの加点が続いて19点のビハインドに拡がるが(21-40)、控え陣がチームに渇を与えるように、テリーとブリューワーが面白いように加点を続けて、点差は11点に縮めたよ(31-42) ホーネッツはタイムアウトを取って修正を図るが、ロケッツはハワードがゴール下で踏ん張り、ハレルもハッスルで応戦。中盤にウォーカーがコートに戻ると、リンがナイスジャンパーを決めて、再びビハインドは10点に拡がる(38-48) だがコートに出続けているハレルがハーデンのナイスパスもあって連続加点に成功し、ロケッツは追いすがったんだよ(42-48) 終盤に入って、ようやくハーデンがフリースローから加点に成功し、ホーネッツも好調のウィリアムスの活躍などで、両チームとも点の取り合いになったんだ。前半が終了してロケッツは5点のビハインドに巻き返して終了となった(57-62)」

シンキ「好調ロケッツなので当然かもしれませんが、見事に追い上げて来ましたね。ハレルが頑張っているようですが、ビーズリーの出番はなかったんですか?」

キャット「ビーズリーは第1Qに無駄打ちがあったし、リバウンドが取れてなかったからね。第2Qにハレルを存分に使ったビッカースタッフの采配は良かったと思う。ハレル以外にもテリーとブリューワーの活躍は大きかった。彼らの連続加点がなければ、二桁のビハインドで終わっていたんじゃないかな。」

シンキ「昨日の疲れもあると思うので、ここは総力戦で戦って欲しいですね。ゴデロックを使ってもいいかもしれませんよ。」

キャット「そうだな。ボクとしてもどれだけ出来るのか見てみたいし、もうちょっと余裕が出てくれば出番もあると思うぞ。」

シンキ「それでは後半戦を宜しくお願いします。」

キャット「まずホーネッツはウォーカーのスリーが決まるが、ロケッツもハーデンがこのゲーム初のフィールドゴールを決めて来る(61-65) ロケッツはハーデンからハワードへのパスが通る加点や、ハーデンのナイススチールから速攻でブリューワーが決めるなど、リズム的には悪くなかったが、ホーネッツもゼラーのティップインなどでリードをキープしている状態。中盤に入って、ロケッツはKJを投入。そのKJはすぐスリーを決めて2点差とするが(68-70)、ウォーカーがすぐにやり返すなどで、追いつけそうで追いつけない歯がゆい展開が中盤以降も続いたよ(71-75) 中盤過ぎに、ホーネッツは連続でスリーを決めて、8点のリードを奪うが、ロケッツはカペラの加点で追いすがり、ハーデンのフリースローも決まって6点差に挽回(80-86) 終盤になると、ロケッツは全員控えの構成で戦っていたが、その主役だったのがビーズリー。積極的にボールを保持し、昨日のセルティックス戦を思い出す連続加点に成功したよ。このビーズリーの活躍でロケッツは、3点のビハインドで第4Qを迎えられることとなった(87-90)」

シンキ「ビーズリーは入り出すと止まらないタイプですか?」

キャット「そうだね。ここらへんはさすがだよ。フリースローもしっかり入るし、これだけやれるならジョシュは出番なくなるわな(苦笑) ミドルレンジからの自力で得点を狙える能力があるから、うまく使えば結構な戦力になると思う。中国リーグを経験し、NBAで成功するための術を身につけたのかもしれない。ハングリーさが出て来たのも良かったかもね。」

シンキ「それは頼もしいですね。それでは最終Qをお願いします。今日も勝ってイースト遠征を締めくくりましょう。」

キャット「第4Qロケッツはテリー、ブリューワー、KJ、ビーズリー、ハワードでスタート。ハーデンのいない時間帯にロケッツは決め手がなく、ビーズリーやテリーがシュートを落としている間に、ウォーカーのドライブにダニエルズのスリー、そしてまたウォーカーに今度はジャンパーを決められて、開始2分未満で10点のビハインドに戻されてしまう(87-97) ロケッツはハーデン、アリーザ、ビバリーをコートに戻して立て直しを計るが、連戦の疲れなのかシュートが思うように決められず、ターンオーバーから速攻を食らって開始4分弱で15点差となってしまったよ(89-104) ホームの声援にノリノリのホーネッツは、絶好調のウォーカーがスリーを決めて18点のビハインドになって、さすがにビッカースタッフはタイムアウトを取るしかなかった(89-107) その後もリーに連続でスリーを決められ、点差は22点に拡がってしまい(93-115)、結局残り5分くらいでゴデロックなどに敗戦処理させる最低の第4Qになってしまった・・・ 最終スコアーは109-125。第4Qは拍子抜けするくらいダメダメだったよ。」

シンキ「アウェイ連戦の疲れがモロに出た感じですかね。これでまた5割出戻りですか。」

キャット「今季のロケッツを象徴するような負け方だったな。リズムに乗れないと、一気にランを食らってしまうケースが多いよ。情けないが、これが今の現状のロケッツなんだろうね。連戦の疲れはいい訳だよ。」

シンキ「それでもイースト遠征5戦を勝ち越して終わりましたから、今のロケッツの現状を考えると上出来なんじゃないですかね?」

キャット「だね。ボクの予想は2勝出来ればいいかなって感じだったから(笑) ラプターズ戦とセルティックス戦を両方とも勝てるとは思ってなかった。でもどうせなら今日のゲームも勝って欲しかったよ(苦笑)」

シンキ「次のゲームはホームでのグリズリーズ戦です。彼らはケガ人が多いようですが、オールスター後も踏ん張っているみたいですね。」

キャット「ベンチメンバーが頑張っているみたいだよ。プレイオフ常連チームになると、ケガ人が出てもいろいろとやりくりして凌げるんだよな。ここらへんはさすがだよね。」

シンキ「ですね。それでは今日もお疲れ様でした。次のゲームも宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第29戦 対ホーネッツ

シンキ「こんにちは。先日のクリッパーズ戦は気持ちのいい勝利でしたが、今日のホーネッツ戦はどうでしょうか? ホームゲームになりますね。」

キャット「ホームゲームでは10年間ホーネッツに負けてないんだよ。今季の彼らは好調だけど、当然今回もロケッツが頂くつもりだ(笑)」

シンキ「ローソンは引き続きの欠場になりますが、これについては?」

キャット「気にしているロケッツファンはそれほどいないんじゃないかな(苦笑) ゲームとは関係ない話になるんだが、コービーが対戦した選手でセレクトしたトップ5選手の中に、ドリームとグライドが入っていたんだよ。これは嬉しいよねー。」

シンキ「おお。オラジュワンさんとドレクスラーさんですか! その他の3人は誰なんですか?」

キャット「マイケル・ジョーダン、レブロン、デュラントだそうだ。レブロンとデュラントはまだ現役だし、ジョーダンは別格として、コービーが若手だった頃に、グライドやドリームにこっぴどくやられた経験があるんだろう。ドリームはMVP取ってるし、グライドの名前におやっと思われた方もいると思うが、彼もジョーダンとMVP争ったシーズンがあったくらいだから当然と言えば当然だよね。」

シンキ「コービーのラストシーズンも目が離せませんね。それでは長くなりましたが、ゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、カペラ、ハワード。もうこの5人で固定されたみたいだね。ホーネッツはウォーカー、バテューム、ヘアストン、マービン・ウィリアムス、ゼラーの布陣。」

キャット「ロケッツは早々とカペラが2ファールでベンチへ下がってしまうが、ハーデン起点からの加点が続き、ホーネッツは積極的にスリーを狙っていて、ほぼ互角の展開(15-15) 中盤以降にホーネッツはリンが登場したが、不運なファールが続き、一気に3ファールとなりベンチへ。ゲームの方は終盤にソートンのスリーが決まって、ロケッツが4点リードするが、すぐウォーカーに返され、結局1点のビハインドで終了となったよ(27-28)」

シンキ「落ち着いた立ち上がりになりましたね。」

キャット「まだ両チームとも手探り状態と言ったところだな。見てて面白いよ。」

シンキ「では続きもお願いします。」

キャット「いきなり元ロケッツのラムにカウントプレイを決められ4点差となってしまうが(27-31)、ロケッツはTジョーンズがペイント内で加点を繰り返し逆転に成功(35-31) その後ハーデンのフリースローも決まる10-0のランで、ロケッツが6点リードしたんだが、ホーネッツも次第にディフェンスが良くなり、ロケッツはミスを繰り返したよ。その隙にラムの加点、ロバーツの速攻からの加点などで再びリードを奪われた(37-39) リズムの悪いロケッツは、ハーデンの個人技に頼ってまた逆転し、ハワードのカウントプレイもあって4点にリードを拡げた(43-39) しかし相変わらずミスが多く、結局1点のリードで前半は終わったね(45-44)」

シンキ「どうもリズムに乗れないみたいですが、それでも前半はリードして終わりましたかー」

キャット「やはりハーデンの決め手があるだけに、ロケッツ優勢には見えるよ。そのハーデンはすでに18得点を記録してる。まあ彼に取ってはそれほど驚く数字ではないけどね。」

シンキ「後半に突き放して、連勝継続と行きましょう。それでは後半戦もお願いします。」

キャット「後半開始早々、またしてもカペラがオフェンシブファールを取られてしまい、これで4分で4ファールに(苦笑) スクリーン時に取られているんだが、これも経験だろう。ゲームはロケッツのタイトなディフェンスにホーネッツが苦しみ、開始3分経ってノーゴール。その間にロケッツはビバリー、ハーデンの加点が続いて9点リードに(53-44) ホーネッツもようやくヘアストンがスリーを決めて反撃開始かと思いきや、速攻でパスミスをしてしまいリズムを掴めない。中盤に入りロケッツもハワードが4ファールでベンチへ下がってしまい、リズムの悪い時間帯が続いてしまう。ホーネッツはリンのカウントプレイなどで何気に追い上げてきたが(55-52) ロケッツもディフェンスがそれなりに機能していたので、リードをキープして終盤戦に入ったんだ(62-55) 終盤はホーネッツがテクニカルファールを3つも取られ、ロケッツもフリースローをポロポロ外す失態などでゲームは膠着したんだが、それでもTジョーンズの速攻から一人で持ち込むスコアーが最後に決まり、ロケッツが9点リードして第3Qが終わった(69-60)」

シンキ「大分荒れ模様の展開ですが、大丈夫なんですか?」

キャット「テクニカルファールが多いんだけど、選手同士が荒れているのではなく、コールに対してのものだよ。そんなにムキになるほどのコールではないと思うんだけどね。」

シンキ「このゲームの見通しはどうですかね?」

キャット「ハーデン、ハワード、カペラのファールが4つなんだよ。だから早い段階でもうちょっとリードして中盤以降を迎えたいね。そうすれば気持ち余裕が出来るでしょ。」

シンキ「ですね。では第4Qをお願いします。」

キャット「序盤にソートンのスリーが決まったロケッツが、二桁リードを奪ってペースを握る。ハワードが5ファールでベンチへ下がるが、ホーネッツのミスから好調Tジョーンズが速攻を決めて、堪らずホーネッツはタイムアウトを要求(74-63) タイムアウト後もソートンの加点、カペラのオフェンシブリバウンドからビバリーがスリーを決めて、ロケッツはこの日最大となる13点のリードを奪った(79-66)」

シンキ「いいペースですね。これなら連勝出来そうですよ。」

キャット「しかしホーネッツはカミンスキーのカウントプレイで反撃を開始すると、ラムとウォーカーのフリースローに続き、リンとホーズが立て続けにスリーを決めて、ロケッツは2分半の間に13-0のランを食らって、ゲームはタイになってしまったよ(79-79)」

シンキ「一気のランは怖いですよね。やはり流れですかね?」

キャット「リズムが出ると一気に来るよね。ホーネッツのディフェンスに苦しいショットを打たされていたし、24秒オーバーもあったよ。ここはうまく凌いでもらいたいね。」

キャット「こういう時に頼りになるのはやはりハーデン。タイになってすぐスリーを決めてきた。テリーからのナイスパスがTジョーンズに渡るダンクもあって、ロケッツは再びリードしたよ(84-79) 残り5分弱、ホーネッツはタイムアウトを要求。」

シンキ「負けたくないのでお願いします。」

キャット「タイムアウト後、ホーネッツはフリースローを冷静に決めて追いすがり、速攻からゼラーが決めて1点差に追い上げてきた(84-83) その後も一進一退の攻防が続いて残り2分半、ゲームは再びタイになったんだよ(88-88)」

シンキ「手に汗握りますね。続きをお願いします。」

キャット「ハーデンのスリーが外れ、ロケッツはリンのドライブからハワードがファールをしてしまい、6ファールで退場となってしまったんだ。リンはフリースローを1本決めて、ロケッツは1点のビハインドに(88-89)」

シンキ「ハワードファールアウトですか!? 大丈夫ですかね。」

キャット「ペイント内でそれほどやられている感じはないからな。大丈夫だと思うよ。次のオフェンスでTジョーンズがカウントプレイ! フリースローを冷静に決めて、これで2点のリードになったんだ(91-89) その後ロケッツはナイスディフェンスでマイボールにするが、ブリューワーが決めきれず、リンからゼラーへと渡るイージーバスケットで再び同点に(91-91) この勝負所で頼りになるハーデンが、態勢を崩しながらもドライブからレイアップを決めるカウントプレイに成功! このプレイで残り31秒、ロケッツは3点リードしたんだ(94-91)」

シンキ「あともう少しですね。ディフェンス頑張りましょう。」

キャット「次のホーネッツオフェンス。ゼラーがゴール下でダンクに行こうとしたところ、Tジョーンズがブロックを魅せた! これでロケッツボールになりファールゲームに突入。フリースローもほとんど外さず、ロケッツが逃げ切って勝利したよ。最終スコアーは102-95。なかなかいいゲームで楽しめたし、勝利で終わってホント嬉しいね。」

シンキ「ホーネッツは今季好調チームの一つですし、負けてもおかしくないゲームを取れてよかったですよ。これで3連勝となり、15勝14敗と貯金1になってます。」

キャット「ようやくだな。まだまだこんなんじゃ満足出来ないからね。もっともっと勝って10連勝くらいしてもらいたいよ(笑)」

シンキ「笑 ホーネッツのリンはどうでしたか? 結構活躍したみたいですが。」

キャット「リンはいいよ。ドライブが出来るし、そこからパスもさばけるからね。控えとしては重宝されるタイプだよ。同じことはTジョーンズにも言えるな。彼の多彩さはベンチから出てきてより光るタイプだよね。」

シンキ「今日のTジョーンズは24分の出場で17得点、6リバウンドですか。ちなみにリンは22分で13得点、5アシストでしたね。次戦はあさって、アウェイでのマジック戦になります。勝てますかね?」

キャット「マジックはホーネッツ同様、今季好調なチームで、ここ5ゲームで4勝、11月から12月にかけて5連勝も記録している。侮れないと思うが、復活しつつある今のロケッツなら勝ってもらわないといけないだろう。頑張って欲しい。」

シンキ「ですね。それでは今日はお疲れ様でした。次のマジック戦も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季8戦目 ホーネッツ戦(ホーム)

シンキ「今日のホーネッツ戦は接戦になりましたね。」

キャット「そうなったな。前半の出来を考えるともっと楽に勝っていいゲームだと思うんだけど、まだチームとして成熟していないロケッツだから仕方ない。勝ったからとりあえず良かったよ。」

シンキ「第3Qの出だしに21点リードする場面がありましたよね。」

キャット「前半のロケッツは思い通りのオフェンスを展開していたよ。シュート成功率も5割を超えていて、見ていても気持ちのいい内容だったな。」

シンキ「ところが第3Qの中盤あたりから点差を詰められて、第4Q残り2分切って一時2点差まで追い上げられました。」

キャット「後半は流れが悪くなってたね。ボールの回りが悪くなっていたし、効率の悪いシュートを打たされていた。まだまだ課題は多いよ。」

シンキ「エースのハーデンは30得点の活躍でした。今日の彼に対する評価はいかほどですか?」

キャット「スリーの精度はまだ悪かったね。でもドライブで相手ディフェンダーを翻弄するところなんかは、とてもよかったと思うぞ。久々に彼らしいプレイを見た感じがしたね。」

シンキ「シュート成功率もちょうど5割でした。」

キャット「これで外からのシュートに安定感が出れば間違いなくオールスターに選ばれるんじゃないかな。彼はドライブからのナイスパスも素晴らしいものがあるからね。」

シンキ「リンについてはどうでしたか?」

キャット「依然としてシュートが不調だけど、それ以外のところでチームの勝利に貢献していたと思うぞ。速攻からのバウンズパスは相変わらず精度が高いし、今日はディフェンスも良かったよ。」

シンキ「アシックもダブルダブルの活躍でチームに欠かせない存在になってます。」

キャット「本格的なビックマンって感じだな。リバウンドはとにかく安定してる。オフェンスでもピックからのダンクが何本もあったよ。これからローポストゲームをある程度見込めれば、オールスターに選ばれる存在になっても驚けない。彼にはそれだけの才能があると思うよ。」

シンキ「パーソンズもダブルダブルの活躍でした。」

キャット「シュートはイマイチだったんだけど、彼はシュートだけの選手じゃないからね。ディフェンスで相手を揺さぶっていたし、チームの勝利に貢献したのは間違いないな。」

シンキ「それから控えでもモリス、ダグラスがそれぞれ二桁得点してます。」

キャット「モリスはSFとして覚醒して欲しいと思ったよ。彼はインスタントスコアラーにはなれる存在なんじゃないかな。日に日に期待が高まっているよ。もしかすると彼が一番チームの中でシュートがうまいのかなと思うほど、最近はよくシュートが入ってる。それからダグラスだけど、一気に4本のスリー成功だもんなー、これには驚いたよ。ゾーンに入っていたのかな?」

シンキ「対するホーネッツに関する感想はありますか?」

キャット「若さ溢れるチームで見応えあるんじゃないかな。ゴードンが戻ってくればもっとやれていいよ。」

シンキ「今年のドラフト1位のアンソニー・デイビスは8得点止まりでした。」

キャット「パターソンのフィジカルなディフェンスに苦労していたね。それでも能力のあるところは見せているから、今後非常に楽しみな選手だと思うよ。あのガーネットもルーキー時代はあんな感じだったからね。」

シンキ「それからアンダーソンが素晴らしいショットを決めましたよね。」

キャット「びっくりしたねー。ボードの後ろ側から決めるようなプレイを見たのはラリー・バード以来だと思う。長くNBA史に語られるプレイだと思うよ。」

シンキ「試合会場にはロケッツのレジェンドであるラルフ・サンプソンがいましたよね。」

キャット「彼は224cmの長身でガードのような動きが出来る選手だった。ドリーム(アキーム・オラジュワン)と組むツインタワーは各チームを震撼させていたよ。86年ではあのマジック率いる最強のレイカーズを破ってファイナルに進出したんだ。ケガに苦しんだけど、ロケッツファンは一瞬でもあの栄光は忘れないんじゃないかな。」

シンキ「キャットさんはその頃からロケッツファンに?」

キャット「そうなんだ。自分はセンターやっていたからね。あのツインタワーには憧れてたんだ。当時は白のTシャツを着て練習するのが普通だったんだけど、自分は色のついたドリームとサンプソンの図柄のシャツ着て練習してた(笑) コーチも笑ってたよ。」

シンキ「そんなレジェンドに負けないくらい、今のロケッツも躍進して欲しいですよね。」

キャット「当然。ようやくエースらしいハーデンを獲得出来たし、リンやアシックなどのいきのいい若手がいる新生ロケッツはこれからだよ。勝率を5割に戻したし、これから強豪チームに食らいつくだけの力を付けて欲しいよね。」

シンキ「次はアウェイでブレイザーズ戦になります。」

キャット「前回のリベンジをしたいよ。ハーデンも同じことを考えているんじゃないかな。」

詳しい成績はココをクリックしてください。

ロケッツ対ホーネッツ

前半
第1Qは26-24でロケッツがリードして終了。第2Qは序盤アンダーセンの連続スコアーなどで6点リードした(36-30)。ここ数ゲーム出番のなかったルーキーのテイラーだが、今日はオフェンシブリバウンドからファールをもらうプレーや、ドライブからスコアーするなど目立ち、ベンチへ下がる直前のルーズボールへのダイブからファールをもらったプレイは見事だった。このプレイで流れに乗ったロケッツはアリーザの連続スリーで8点のリードを奪う(46-38)。しかし終盤は若干オフェンスの流れが悪くなったところをブラウンに速攻で2本決められるなど、結局前半は50-46の4点リードで終えた。

後半
開始早々ヘイズのフィニッシュに、アリーザの速攻からのスコアーなどで55-46と9点リードした。ホーネッツはハーフタイムでのんびりしすぎたのか動きが悪く、ポールの個人技のみに頼る展開で、元オールスターのストヤコビッチは髪の毛が薄くなってきただけでなく、存在感まで薄くなってきた。この隙にロケッツはスコラのフックやバティエのスリーが決まって11点リード(62-51)。タイムアウト後は両チームともスコアーを入れ合う淡々とした流れで時間が過ぎた(69-61)。その後オフェンシブファールの取られ合いが続きゲームは膠着したが、ロケッツはアリーザがポストから果敢に攻めてファールをもらうなど奮闘。だがホーネッツもフリースローで応戦し、結局第3Qが終了して77-71で6点ロケッツがリードして終了。
第4Qに入り、ブラウンの速攻からのスコアーで3点差とされた。ロケッツはアンダーセンが難しいフェードアウェイジャンパーを決めて5点差に戻すが(84-79)、アリーザがターンオーバーを連発するなど悪い流れでホーネッツにチャンスを与えてしまう。ポールのカウントプレイが決まって2点差まで追い上げられた(86-84)。しかし好調のブルックスがスリーを決めて5点差に戻す(89-84)。とはいえ悪い流れはまだ続いていて、24秒ぎりぎりに打たされたシュートなど、ここまで17のターンオーバーを犯してしまったロケッツだが、ホーネッツの攻撃をなんとか交わすことに成功していて点差はそのまま(91-86)。ロケッツのタイムアウト後、残り3分切ってにランドリーのリバースレイアップが決まって7点リードになり、その直後のホーネッツのオフェンスはトラベリングでロケッツボールに。残り約2分半、ロケッツファンは勝利を確信し始めたところでホーネッツはポジーがスリーを決めて反撃ののろしを上げる(93-89)。ロケッツはランドリーにボールを託すがオカフォーに阻まれてしまい、ポールのカウントプレイが決まって1点差に追い上げられてしまった(93-92)。明らかにオフェンスのリズムが崩れているロケッツはまたしても24秒ぎりぎりでアリーザが入りそうにないスリーを放ちホーネッツボールに。こうなるとホームの声援を受けているホーネッツのイケイケ状態を止められるハズはなく、あっさりとウエストのミドルで逆転を許してしまった(93-94)。慌ててロケッツはタイムアウトを取るが、直後のオフェンスでランドリーがオフェンスファールで6ファール退場。完全に流れはホーネッツに片寄り、ポールにドライブからペイント内でブルックスを交わすジャンパーを決められ残り19秒で3点リードされた(93-96)。終盤2分ほどでホーネッツが10-0のランに成功し、会場はお祭り騒ぎ。結局その後ブルックスが厳しいマークからのスリーを外すなどして、95-99で敗戦。何が何だか分からないうちに負けてしまった感じで、ロケッツファンはちょっと放心状態になっているか?

リードしているとはいえ、少し流れが悪くなっていたのだから、ポジーにスリーを決められた段階でタイムアウトを取るべきだったと思うし、その前のタイムアウトが余計だった気がする。一気に崩れるケースが見受けられる今季のロケッツは、T-Macのような自力で流れを打開できる選手が不在なだけに、どのように悪い流れを修正していくのかが今後の課題かもしれない。

ロケッツ(20-14)
アリーザ  38分 FG7/14 3pFG2/7 FT3/4 19P 7R 3A 1S 0B 7TO
ブルックス 38分 FG6/11 3pFG3/6 FT2/2 17P 1R 2A 0S 0B
スコラ   24分 FG5/11 3pFG0/0 FT5/6 15P 3R 0A 0S 0B
バティエ  36分 FG2/5 3pFG2/4 FT0/0 6P 4R 4A 1S 0B
ヘイズ   36分 FG4/7 3pFG0/0 FT1/2 9P 13R 5A 1S 0B
ランドリー 19分 FG4/7 3pFG0/0 FT0/0 8P 1R 1A 0S 1B 6PF
ロワリー  25分 FG3/8 3pFG1/1 FT5/5 12P 6R(4OR) 6A 0S 0B 5PF
アンダーセン16分 FG3/8 3pFG0/2 FT0/0 6P 3R 0A 0S 0B
テイラー  7分 FG1/1 3pFG0/0 FT1/2 3P 1R 0A 0S 0B
チーム全体
FG35/72 48.6%
3pFG8/20 40.0%
FT17/21 81.0%
39R(8OR) 21A 3S 1B 19TO
速攻からの得点 8点
ペイント内の得点 44点
TOから許した得点 19点

ホーネッツ(15-16)
ポール   43分 FG9/21 3pFG1/2 FT9/10 28P 2R 9A 2S 1B
ウエスト  36分 FG6/14 3pFG0/0 FT3/4 15P 5R 2A 1S 0B
オカフォー 38分 FG6/8 3pFG0/0 FT2/4 14P 16R(4OR) 1A 1S 0B
ストヤコビッチ25分 FG2/7 3pFG1/4 FT0/0 5P 1R 1A 0S 0B
ブラウン  26分 FG5/9 3pFG0/3 FT2/2 12P 2R 1A 1S .0B
ポジー   23分 FG1/2 3pFG1/2 FT2/2 5P 6R 2A 0S 0B
ソンガイラ 16分 FG5/11 3pFG0/0 FT2/2 12P 3R 1A 0S 0B
ブラウン  13分 FG2/6 3pFG0/3 FT0/0 4P 1R 0A 1S 0B
コリソン  10分 FG0/3 3pFG0/0 FT0/0 0P 0R 0A 0S 0B
チーム全体
FG38/85 44.7%
3pFG3/14 21.4%
FT20/24 83.3%
37R(10OR) 18A 7S 1B 7TO
速攻からの得点 16点
ペイント内の得点 44点
TOから許した得点 6点

ロケッツ対ホーネッツ

前半
第1Qの半ばくらいから観戦スタート。ブルックスがスリーを決めて13-13の同点に追いついていた。ホーネッツはウエスト、オカフォーがペイント内から得点を決めてきたが、ロケッツもランドリーの活躍で終盤引き離すことに成功。結局31-23で第1Qが終了。
第2Qはアリーザのスリーからスタート。ソンガイラに2本連続でミドルを決められ7点差とされるが(36-29)、ロワリーのパスからバティエが連続でスリーに成功したロケッツが13点のリードを付け(42-29)、堪らずホーネッツはタイムアウトを要求。タイムアウト後に修正を図ってきたホーネッツはルーキーのコリソンが速攻からスコアーしたり、ドライブからカウントプレイをもらうなどして対抗。ポジーのスリーも決まって5点差に盛り返す(49-44)。しかしロケッツもスリーが好調で、ブルックスがまたスリーを決めると、ランドリーが得意のフィニッシュに成功して再び12点のリードに(58-46)。結局前半は10点ロケッツがリードして終了した。

後半
第3Qは序盤からホーネッツがペースを掴む。まずポールが速攻から連続でスコアーすると、ウエストのフリースローも決まって6点差に追い上げる(62-56)。ロケッツはヘイズにボールが回るケースが目立ったが、彼はオカフォーの高さを恐れフィニッシュ出来ず、アリーザまでブロックを食らってペイント内で得点を取ることに苦戦中。その間にホーネッツはウエストのフリースローにポールのスコアーなどで4分経たずに同点に追いついた(62-62)。しかしロケッツもブルックスのカウントプレイで反撃開始。スコラのミドルも決まって3点リードした(67-64)。だがホーネッツはウエストがミドルシュートに、ポストからの切れ込んでスコアーし、スリーも決める絶好調振りでスコラとの点取り合戦を制して遂に逆転に成功(71-69)。ロケッツはランドリーでさえインサイドのフィニッシュに苦労してしまい決め手のなさを露呈してしまうが、何とかアリーザがスリーを決めて点差はタイに(72-72)。だがウエストが止まらず、ポールのパスからスコアーしたり、フリースローを決めるなど次々とネットをくぐらせる。結局このQに17得点を挙げるウエストの大活躍もあって8点のビハインドで第3Qを終えた(74-82)。ロケッツはこのQのFG4/20に終わる。
8点リードされたロケッツの立ち上がりに注目が集まったが、リーダーのバティエがチームを鼓舞するようなスリーを決めて観客も沸く(77-82)。ホーネッツはウエストのいない時間帯でオフェンスに苦戦している中、ロケッツ自慢のツーガード(ブルックス、ロワリー)がホーネッツを翻弄することに成功し、アンダーセンもポストから難しいシュートを決めるなどロケッツが序盤ですぐさま逆転に成功した(87-86)。その後もブルックスのスリーに、ディフェンスでは24秒バイオレーションを奪う素晴らしい連携プレイを見せて完全にロケッツペースに。バティエのシュートが決まって6点のリードになった(92-86)。ロケッツはアンダーセンがシュートを外すまでこのQのFG7/7。残り6分を切ってもまだロケッツのペースでバティエが4ポイントプレイに成功する21-4のランで一気にロケッツが10点リード(96-86)。しかしホーネッツもウエストがこの日38得点目となるスコアーを決めるとその後もミドルに成功。オカフォーのカウントプレイも決まって残り3分切って4点差まで詰めてくる(97-93)。詰め寄られたロケッツはインサイドのランドリーにボールを託す。ここまでオカフォーの高さに本来のフィニッシュが出来ずにいたが、シックスマンの有力候補になっている彼にもプライドが芽生えてきたのか果敢にアタックしてオカフォーからファールをもらう! これでオカフォーは6ファールで退場に。これでやりやすくなったランドリーがポストからフックに成功。ロケッツが7点のリードを奪った(100-93)。しかしホーネッツも諦めずウエストが食らいつくようにシュートを決め、ロケッツのローテーションを外す素晴らしいパス回しからデビン・ブラウンがスリーを確実に決めて残り1分弱で2点差に迫ってきた(100-98)。次の重要なオフェンスはポストにいるランドリーにボールを回そうとするが、ホーネッツはフロントから激しいディフェンスを敷いてくるので、アリーザがディフェンスが収縮した隙を突いてドライブから豪快にダンクを狙って決めた! これで4点差に(102-98)。タイムアウト後のホーネッツのオフェンスをロケッツは決められそうになりながらも踏ん張ってランドリーがリバウンドを奪う! 残り34.5秒でファールゲームに突入した。その後はブルックスがしっかりフリースローを決めるなどして、結局108-100でロケッツが第4Qに逆転勝利を収めることに成功!。

ロケッツ(19-13)
アリーザ  38分 FG5/15 3pFG2/8 FT1/2 13P 5R 5A 1S 0B
ブルックス 37分 FG8/12 3pFG5/7 FT6/7 27P 1R 4A 1S 0B 5PF
スコラ   32分 FG5/10 3pFG0/0 FT3/4 13P 12R 3A 1S 0B
バティエ  43分 FG7/12 3pFG5/8 FT1/1 20P 2R 3A 0S 1B
ヘイズ   15分 FG1/4 3pFG0/0 FT2/2 4P 3R 2A 0S 0B
ランドリー 35分 FG6/16 3pFG0/0 FT6/8 18P 6R(4OR) 2A 1S 1B
ロワリー  28分 FG2/2 3pFG0/0 FT3/4 7P 5R 7A 0S 0B 4TO
アンダーセン12分 FG3/5 3pFG0/0 FT0/0 6P 4R 1A 0S 0B
チーム全体
FG37/76 48.7%
3pFG12/23 52.2%
FT22/28 78.6%
38R(9OR) 27A 4S 2B 12TO
速攻からの得点 8点
ペイント内の得点 30点
TOから許した得点 13点

ホーネッツ(13-16)
ポール   42分 FG7/15 3pFG0/3 FT2/4 16P 11R 10A 2S 2B
ウエスト  39分 FG18/30 3pFG2/4 FT6/8 44P 12R 4A 2S 0B
オカフォー 31分 FG4/6 3pFG0/0 FT1/1 9P 6R 0A 1S 5B 6PF
ブラウン  31分 FG3/6 3pFG2/3 FT0/0 8P 3R 3A 1S 0B
ストヤコビッチ29分 FG0/4 3pFG0/2 FT1/2 0P 4R 0A 0S 0B
ポジー   19分 FG2/6 3pFG1/2 FT0/0 5P 1R 1A 1S 0B
ソンガイラ 17分 FG4/9 3pFG0/0 FT0/0 8P 2R 1A 0S 0B
コリソン  16分 FG3/5 3pFG0/0 FT2/3 8P 1R 1A 1S 0B
ライト   7分 FG1/2 3pFG0/0 FT0/0 2P 1R 0A 0S 0B
ソーントン  9分 FG0/1 3pFG0/0 FT0/0 0P 0R 0A 0S 0B
チーム全体
FG42/84 50.0%
3pFG5/14 35.7%
FT11/16 68.8%
41R(8OR) 20A 8S 7B 10TO
速攻からの得点 17点
ペイント内の得点 50点
TOから許した得点 20点