シンキ「こんにちは。シクサーズ戦をゴードンのブザービーターで勝利したロケッツ。ここまで4勝1敗と順当に勝ち星を積み重ねてますが、今日のホーネッツ戦はどうでしょうか。カペラ対ハワードが楽しみですよ。」
キャット「ポール離脱で心配したが、さすがにハーデンがいることもあって安定しているよ。この調子で行ってもらいたい。まあいろいろと修正はあると思うけどね。」
シンキ「ではゲームの方をお願いします。」
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ゴードン、バームーテ、アンダーソン、カペラ。ポール、アリーザ、ネネは欠場。ホーネッツはウォーカー、元ロケッツのラム、ギルクリスト、マービン・ウィリアムス、ハワード。」
キャット「まずマービン・ウィリアムスとアンダーソンのスリーからゲームが始まる。序盤はオフェンシブリバウンドからの加点を許すケースが目立つが、ロケッツはアンダーソンが絶好調。3本目のスリーも決めてゲームをリードする(9-8) しかしカペラがハワードを止めきれず、2つ目のファールをコールされてしまった。バームーテが頑張ってペイント内を守っていたが、カペラはファールを恐れ無理できない状況をうまく攻めたホーネッツが逆転しリードを取る(11-17) 中盤に入ってもロケッツはハワード対策のためカペラをコートへ。ハーデンのナイスディフェンスで次第に点差を詰めるが、オフェンスのリズムが悪い状態は変わらず。ディフェンスでもハワードのうまさでカペラは3ファールになってしまった。だが地力のあるロケッツはここから巻き返す。バームーテのナイスプレイで1点差に詰めると、タイムアウト後ローテを外れたジャクソンに代わってコートへ入ったブラウンのスリーが決まるなど調子が出てくる(24-25) しかし逆転までは至らず、第1Qは3点のビハインドで終了となった(27-30)」
シンキ「今のところカペラ対ハワードは、ハワードに軍配が上がっているみたいですね。ブラウンもカナーンやジャクソンとの競争に負けないように頑張って欲しいですよ。では第2Qもお願いします。」
キャット「第2Qのハーデンのいない時間帯も引き続きブラウンはコートへ。序盤でタリックも3ファールになってしまい、ロケッツはバームーテをセンターに配置するスモールラインナップへ移行する。ゴードンがスリーを決めるも、ロケッツはインサイドから加点出来ず苦しいオフェンスが続くが、ホーネッツオフェンスもミスが目立ち点差はほとんど変わらず。その隙にアンダーソンとタッカーが続けてスリーを決めて逆転に成功したよ(36-33) タイムアウト後もゴードンがスリーを決めてリードを6点に拡げ、ディフェンスではバームーテがカミンスキーをストップすると、ブラウンが個人技で加点し首脳陣へアピール。ロケッツ8点リードで中盤へ入ったね(43-35) タイムアウト後にハワードがコートへ。ロケッツは引き続きスモールラインナップで勝負する。バームーテ、タッカーが体を張ってディフェンスすると、オフェンスでもペイントから加点に成功し、このゲーム最大となる10点のリードを取った(47-37) 残り3分半を過ぎると、タッカーに代わりカペラがコートへ。ハワードのマークはアンダーソンが担当したが、ハワードは自滅気味のトラベリングでロケッツボール。だがその腹いせをカペラに晴らし、4つ目のファールでカペラは再びベンチへ下がったよ。ようやくフリースローを2本決めたハワードは満面の笑みを見せるが、アンダーソンを押し倒す相変わらずの醜態を見せてロケッツがリードを拡げたね。ハーデンの活躍で一時15点差になったが、ホーネッツも盛り返し、結局前半が終了してロケッツが10点リードとなった(56-46)」
前半のスタッツ
ロケッツ FG18/46(39.1%) 3pFG11/32(34.4%) FT9/9
ホーネッツ FG15/48(31.3%) 3pFG7/17(41.2%) FT9/15
ハーデン 16P 4R 6A 3TO FG4/8 FT6/6
ゴードン 10P 2A 4TO FG3/12 3pFG2/9
バームーテ 4P 4R 2S 2B
アンダーソン 12P 3pFG4/10
カペラ 3P 4R
ハワード 10P 9R FG4/8 FT2/8
ウォーカー 12P FG3/10
ラム 9P FG3/7
シンキ「地力の違いを見せるように逆転してきましたね。頼もしい限りです。ハワードは相変わらずですか(笑)」
キャット「感情を表に出し過ぎなんだよね(笑) こんな彼だから、アンダーソンがマークした方がいいと思う。昨季カズンズに癇癪起こさせたこともあるからね。」
シンキ「では後半戦もお願いします。」
キャット「後半はカペラをコートへ入れる。そのカペラはディフェンスでハワードを止めきれず、連続加点を許してしまうが、ハワードと違い冷静なカペラは、ギルクリストからの悪質なファールをもらっても怒らない。だが彼はペイント内で残念なオフェンシブファールをもらってベンチへ下がってしまった。ロケッツはホーネッツの速攻を受けて2点差に詰められるが、バームーテの攻守に渡る活躍に、アンダーソンのスリーが決まって8点差へ戻す(62-54) ロケッツはハワードにオフェンシブリバウンドからのカウントプレイを許すとタリックを投入。バームーテ、タリックの存在感のあるディフェンス、ハーデンのドライブからの加点、ゴードンのスリーなど、ロケッツが優勢にゲームを進めて中盤が過ぎた(72-62)」
シンキ「今日のカペラは厄日ですかね。でもロケッツは攻守で優勢のようで、このペースで行きましょう。では続きをお願いします。」
キャット「タイムアウト後、ホーネッツがリズムを取る。ロケッツはタフショットを打たされるケースが目立ってきた。タリックは5ファールでベンチに下がり、タッカーがフロントから体を張ってハワードを守るディフェンスをする。終盤に入ってタイムアウト後、ウォーカーが加点を繰り返し、ロケッツはスムーズなオフェンスが出来ず苦戦も、ゴードンとハーデンが個人技で応戦しリードを保ったよ。ロケッツ4点リードで第4Qへ(78-74)」
シンキ「詰められてしまいましたね。大丈夫でしょうか?」
キャット「中盤以降はホーネッツの流れだったね。でもロケッツはそれなりに凌いでた。第4Qにリズムを取り戻せば大丈夫だと思う。安心していいよ。」
シンキ「よかったです。では第4Qもお願いします。」
キャット「ロケッツはモンクに加点され2点差にされるが、ブラウンがドライブに成功すると、ゴードンの加点もあって6点差に戻した(82-76) その後もカペラの攻守での存在感に、ゴードンのスリーも決まって11点差に(87-76) 9-0のランを食らったホーネッツは溜らずタイムアウトを要求する。残り9分弱。」
シンキ「調子が出てきたようですね。このペースでお願いします。」
キャット「タイムアウト後にモンクにスリーを決められるが、ロケッツもバームーテからカペラへ渡るダンクや、ゴードンのスリーが決まって二桁のリードをキープ(92-82) 中盤前にハーデンがコートへ戻ってきた。カペラは5ファールでベンチへ退き、スモールラインナップに移行。ホーネッツはオフェンシブリバウンドを踏ん張り加点に繋げるが、ロケッツもアンダーソンがウォーカーをブロックでストップすると、オフェンスでもカウントプレイを見せて存在感をアピール。残り5分となってロケッツはタイムアウトを要求しラストの締めに掛かった(95-84)」
シンキ「勝利は近そうですね。ではラスト5分をしっかり締めましょう。お願いします。」
キャット「タイムアウト後にホーネッツはラムが踏ん張りを見せるが、ロケッツは時間を使ってオフェンスを繰り返し、ディフェンスでもハワードへハック作戦を敢行してペースを握らせない。結局残り2分半を切って15点までリードは拡がった(104-89) ホーネッツは仕方なくタイムアウトを要求してハワードを下げるが時すでに遅し。109-93でロケッツが順当勝利したよ。ゲーム成績を以下の通り。」
ロケッツ(5-1) 27 29 22 31 109
ホーネッツ(2-3) 30 16 28 19 93
ロケッツ FG38/85(44.0%) 3pFG22/57(37.5%) FT11/13 51R 21A 15TO
ホーネッツ FG33/88(37.5%) 3pFG11/29(37.9%) FT16/28 44R 16A 9TO
ハーデン 37分 27点、10R、11A、1S、5TO FG8/18 3pFG4/10 FT7/8
ゴードン 39分 26点、2R、2A、5TO FG9/22 3pFG6/16 FT2/3
バームーテ 41分 12点、8R、2A、2S、3B FG5/8 3pFG2/4
アンダーソン 34分 21点、6R、1B FG7/16 3pFG6/15 FT1/1
カペラ 17分 7点、6R、1B、5PF FG3/3 FT1/1
タッカー 37分 9点、13R、2A、1B FG3/10 3pFG3/6
ブラウン 26分 7点、4R、3A、1S FG3/8 3pFG1/6
タリック 9分 0点、2R、5PF FG0/0
控えはタッカー、ブラウン、タリックが出場
ハワード 32分 19点、16R(7OR)、2A、1S、1B FG7/13 FT5/15
ウォーカー 39分 26点、3R、5A、1TO FG8/22 3pFG4/6 FT6/6
ラム 30分 20点、3R、3A FG8/16 3pFG3/6
ギルクリスト 14分 4点、7R FG2/4
マービン・ウィリアムス 26分 3点、2R FG1/3
カミンスキー 30分 8点、4R FG3/11 3pFG1/5
モンク 28分 10点、3R、2A FG3/9 3pFG2/7
ベイコン 29分 1点、4R FG0/6 3pFG0/4
オブライアント 14分 2点、2R FG1/4
シンキ「カペラはハワードに完敗と言った感じですが、チームは完勝でしたかね?」
キャット「まあ順当と言えば順当だな。所々で点差を詰められるシーンもあったんだけど、危ないなーっていう感じはなかったよ。勝利を疑うことなく、落ち着いて観戦できたね。」
シンキ「ハーデンとゴードンはいつも通りの安定感を見せてますが、今日はバームーテ、アンダーソン、そしてタッカーと、わき役陣が目立ってますね。」
キャット「そうだね。3人とも攻守で存在感があった。特にバームーテは素晴らしいね。彼がいなかったら今のロケッツももっと苦戦してる。ホント頼もしい存在だよ。」
シンキ「それからジャクソン、カナーンとプレイ時間を争っているブラウンが結果を出しましたね。これについては。」
キャット「彼には経験があるから、さすがに見せ場は作れるね。チームに残しておいてよかったよ。これなら少なくともジャクソンは心おきなくGリーグへ送れそうだ。」
シンキ「元ロケッツのハワードはどうでしたか?」
キャット「存在感のあるプレイを見せてはいるんだけど、以前よりそれがチームの勝利へ結びつかなくなってるよ。相変わらずフリースローは入らないし、それほど怖い存在ではないよね。まあ彼の性格を考えると、今日はカペラとの対戦に勝って満足してるんじゃないかな(笑)」
シンキ「分かりました。明日は再びグリズリーズ戦になりますね。今度はアウェイ戦ですがリベンジをお願いしたいですよ。」
キャット「全くだね。ディビジョンライバルだし、連敗はしなくないよ。今度はしっかり勝ち切って欲しいね。」
シンキ「それでは明日もお願いします。今日はどうもお疲れ様でした。」
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