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ネッツ

'17~'18 第20戦 対ネッツ(ホーム)

シンキ「こんにちは。先日のニックス戦に勝利し、ホームゲームが続くロケッツですが、4連戦の3戦目はネッツが相手です。今日が20ゲーム目になりますね。」
 
キャット「早いもんだね。いい感じで勝ち進んでいるから、このペースを持続させたいよ。」
 
シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ポール、アリーザ、アンダーソン、カペラ。アンダーソンはスタメン復帰。ネネは左肩の故障で今日は欠場。ジョウ・チーもふくらはぎの状態がイマイチで欠場とのことだ。対するネッツはディフェンスのいい元ジャズのブッカー、新加入のゼラー、ディンウィンディ、ハリス、2年目のルバート。レイカーズから移籍した新リーダーのラッセルは、ヒザの状態が悪く欠場が続き、元ロケッツのリンは開幕戦で大けがを負い、シーズンアウトに。それからこちらも元ロケッツのキャロルは体調不良で欠場。クラブは腰痛でお休み、得点源のホリンズジャファーソンも足首の故障で欠場と、主力の離脱が相次いでいる状態だよ。」
 
キャット「第1Q開始早々、ロケッツはニックス戦同様にハーデンからカペラへのアーリウープが決まって先制。その後もハーデンのシュートが好調だったが、ネッツもハリスのスリーなどで応戦し、中盤前までほぼ互角の展開(11-9) しかしロケッツはハーデンがまたスリーを決めると、今度はステップバックからのスリーも決めて突き放しに掛かると、今度はポールも負けじとスリーを決め、元ロケッツのフロントで働いていたネッツヘッドコーチのアトキンソンはタイムアウトを要求へ(20-12) タイムアウト後もロケッツは好調持続をアピールするように、ゴードンのカウントプレイでリードを二桁に乗せると(23-12)、タッカーのスリーも決まって、ロケッツは早くもやりたい放題の時間帯に入ったんだ。防戦一方のネッツも何とか単発でお返しをしていたが、ロケッツは14-4のランでリードはあっという間に20点を超えた(40-19) 終盤にネッツも盛り返したが、第1Qはロケッツ17点リードで終了となったよ(43-26)」
 
シンキ「今日も楽勝ですかね。でも気を抜かずに行きましょう、お願いします。」
 
キャット「第2Q序盤は両チームとも淡々をプレイしていた印象。ロケッツはこのところ不調が続くゴードンのスリーが外れるが、ポールのスチールからイージーレイアップを決めて、ロケッツは二桁のリードをキープ。カペラもフリースローを決めて、ディフェンスでもブロックを披露するなど、ロケッツは15点前後のリードをキープしながら、ゲームは中盤戦に入ったよ(51-36) しかしタイムアウト後、ネッツはディフェンスをゾーンに切り替え、ロケッツのオフェンスを停滞させることに成功。モズコフに今日2本目のブロックを食らうなど流れに乗れなくなってしまう(56-46) それでもロケッツはカペラがイージーレイアップを決めて12点差に戻すが、ターンオーバーから速攻で加点されると、得点源のディンウィンディにスリーを決められ、ロケッツはタイムアウトで修正に入った(58-51) 終盤に入って、ロケッツもハーデンの活躍などもあって持ち直し、リードを二桁へ戻して終了(66-55) しかしネッツの奮闘が目立った第2Qとなったね。」
 
シンキ「ちょっと停滞した時間帯があったようですね。後半へ向けてしっかり修正しましょう。それでは後半戦もお願いします。」
 
キャット「第3Qに入っても、ネッツはゾーンディフェンスでロケッツを翻弄。ロケッツはターンオーバーを繰り返してしまい、その隙にネッツは速攻2本と、ゼラーが内外で加点に成功するなど、ロケッツのリードは4点になってしまった(71-67) だがこの程度で慌てるロケッツではなく、まずアリーザがスリーを決めると、今度はポールからのパスをカットプレイで加点するなど、ロケッツは流れを掴みかけてきた(76-67) ネッツはジャンパーが決まらなくなり、ターンオーバーも犯してリズムを崩して来る。これを逃すまいとポールが再びナイスパスを披露し、カペラが楽に加点へ。ネッツは溜らずタイムアウトを要求したね(78-67) こうなると地力の勝るロケッツが有利に試合を運ぶ。中盤に入って、フリースローで着々と加点し、絶好調のハーデンがユーロステップで加点するなど、ノリノリ状態に入った(88-73) 終盤に入ってもロケッツは加点の嵐を続け、結局一時18点のリードを奪って、ほぼゲームの行方は決まったんだ(96-80)」
 
シンキ「もう勝負ありましたかね。主力を欠いたネッツの奮闘もここまでと言った感じでしょうか。とりあえず第4Qもお願いします。」
 
キャット「序盤から加点を続けたロケッツは、リードを再び20点にした(100-80) その後得点が止まる時間帯もあったが、アンダーソンが2本のジャンパーを決めて持ち直すと(106-86)、バームーテの加点もあって、中盤前にほぼ決着が着いたね(109-88) タイムアウト後はカペラが練習の成果を試すかのように、ローポストプレイを披露するなど、余裕を持った戦いぶりで流し、終盤にはローテ外の選手も出場していたよ。結局ロケッツは117-103で勝利。これで5連勝達成となった。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(16-4) 43 23 30 21 117
ネッツ(7-13)  26 29 25 23 103
 
ロケッツ FG42/86(48.8%) 3pFG20/50(40.0%) FT13/20 42R 31A 15TO
ネッツ FG40/86(46.5%) 3pFG10/39(25.6%) FT13/17 43R 24A 13TO
 
ハーデン 36分 37点、10R、8A、2S、2B、4TO FG13/20 3pFG8/13 FT3/4
ポール 31分 4点、6R(3OR)、14A、2S、0TO FG1/7 3pFG1/4 FT1/1
アリーザ 29分 11点、6R FG4/9 3pFG3/7
アンダーソン 26分 13点、2R、1A FG5/9 3pFG3/7 FT0/1
カペラ 28分 20点、6R、3A、2B FG8/12 FT4/5
ゴードン 29分 12点、4R、1A FG5/15 3pFG1/10 FT1/1
タッカー 21分 9点、2R、1A、2S FG3/5 3pFG3/4
バームーテ 20分 6点、1R、2A、2S FG1/4 3pFG1/3 FT3/4
タリック 16分 5点、5R(3OR)、1A FG2/4 FT1/4
ブラウン、トロイ、ウェバーも出場。
 
ディンウィンディ 31分 14点、4R、7A FG6/14 3pFG2/8 FT0/1
ルバート 29分 13点、2R、6A、2S FG6/14 3pFG0/5 FT1/2
ハリス 28分 10点、4R、1A FG4/11 3pFG2/6
ブッカー 20分 6点、3R、2A、2S、1B FG2/4 3pFG2/2
ゼラー 17分 10点、1R、3A、1B FG4/6 3pFG1/2 FT1/1
ホワイトヘッド 28分 24点、3R、3A、5TO FG10/16 3pFG1/5 FT3/4
モズコフ 19分 7点、6R、2B FG3/3 FT1/2
キルパトリック 28分 12点、6R、2A FG3/12 3pFG2/8 FT4/4
エイシー 21分 7点、6R FG2/6 3pFG0/3 FT3/3
アレン(新人ドラ22位) 19分 0点、8R FG0/0
 
シンキ「今日も比較的戦いやすい相手だったこともあって、順当に勝利を収めましたね。」
 
キャット「まあ順当だったな。一時4点差に詰められたのは愛嬌だったと思えるくらいの強さを発揮したと思う。これで5連勝。また波に乗ってきたね。」
 
シンキ「ハーデンは相変わらずのパフォーマンスを発揮して心強い限りですね。それからポールが今日もシュートタッチが良くないですが、アシストとターンオーバーの数字が素晴らしすぎますよ。」
 
キャット「ポールはシュートの入らない日でも、見ごたえタップリのプレイをしてくれるから、ハーデンとはまた違った意味で心強いよ。彼の加入でロケッツは昨季以上に安定していると思う。これからも楽しみだね。」
 
シンキ「不調の続くゴードンは気になりますが、これについては?」
 
キャット「ふくらはぎの張りの影響があるのかな? ちょっとよく分からなくて恐縮なんだけど、彼のことだからいずれ復活してくると思ってるよ。」
 
シンキ「ハーデン以外にも二桁得点が4人と、バランスが取れているのが、今のロケッツの強さなのかもしれません。ところでネッツについてはいかがですか?」
 
キャット「まず故障者が帰って来ないことには、昨季のように負けまくるだろうな。それまで辛抱するしかない。特にラッセル抜きではきついよ。」
 
シンキ「分かりました。次のゲームはあさってのペイサーズ戦となります。ホーム4連戦最後です。」
 
キャット「ペイサーズには前回のゲームで大勝したんだけど、あれ以降ペイサーズは6勝1敗と持ち直すどころか、良くなっているからね。侮れないぞ。」
 
シンキ「最後に何かありますか?」
 
キャット「グリズリーズのアシスタントコーチである元ロケッツ臨時ヘッドのビッカースタッフが、また臨時のヘッドコーチに就任となったよ。それからバスケ日本代表戦に出場したオーストラリア代表で、元ロケッツ(サマーリーグのみだが)のニューリーのプレイを久しぶりに見たよ。結果は最低だったけどね(笑)」
 
シンキ「ビッカースタッフは何か縁でもあるんですかね(笑) 今回は2年目も続けられるように頑張って欲しいですよ。それからニューリーはダメダメでしたか(苦笑)」
 
キャット「第2Qから出てきて、いきなり3ファールでベンチだもん。見せ場はひとつレイアップ気味の加点があったくらいで、以前出場したサマーリーグ以上に存在感がなかった。ちなみにゲームは日本代表が予想以上に踏ん張っていたけど、結局最後は崩れ、20点以上付けられての敗戦。まあインサイドをほぼ支配されていたし、順当と言えば順当だろう。」
 
シンキ「これで2連敗となった日本代表ですが、未来はありますかね?」
 
キャット「厳しいことを言っちゃうと、現状の戦力だと世界で戦えない。八村とか渡邊あたりが成長して、さらにスーパー中学生の田中君あたりが本物になってはじめて勝負が出来るレベルまで行くんじゃないかな。あとインサイドディフェンス出来る帰化選手も欲しい(苦笑)」
 
シンキ「世界への道のりは長いでしょうが、夢をあきらめずに追いかけて欲しいですね。それでは今日はお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

レギュラーシーズン第43戦 対ネッツ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。ウルブズ戦に続き、グリズリーズ戦も落として連敗中のロケッツ。今日の相手はNBA最弱チームの一つであるネッツですね。アウェイ戦になりますが、ここはしっかりと勝ってもらいましょう。」
 
キャット「前回の対戦では苦戦してるんだけど、現在のネッツは9連敗中で、しかも大黒柱のロペスが休養のため欠場とのことだ。元ロケッツのリンもハムストリングを痛めて欠場が続いているね。」
 
シンキ「それではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「今日は結果から言っちゃうけど、第1Qからリードを取っていたロケッツが、前半を8点のリードで終える(74-66) 第3Q早々に13-0のランを出してリードを20点近く取ると、余裕のある試合運びでロケッツはゲームを進行したよ。第4Q中盤に30点近い点差が付くと、ハーデンはお役御免でKJが登場。結局137-112でロケッツの圧勝に終わったね。」
 
今季第43戦 対ネッツ(アウェイ) 137-112で勝利 通算成績32勝11敗
ハーデン 22点、11R、11A、7TO FG6/14 3pFG4/9 FT6/7
アリーザ 23点、8R、2A、2S FG7/10 3pFG6/10
ゴードン 24点、3R、3A FG9/14 3pFG4/8
ビバリー 16点、7R、6A、2S FG6/11 3pFG4/7
ハレル 16点、7R、2B FG6/9 FT4/6
アンダーソン 12点、7R FG2/8 3pFG2/3 FT6/6
ネネ 9点、3R FG4/6
デッカー 8点、3A FG4/5
ブリューワー 0点 FG0/5 3pFG0/3
KJマクダニエル 7点、1R FG2/2 3pFG1/1
 
ネッツ 通算成績8勝32敗
ブッカー 18点、5R、3S FG8/15
ボグダノビッチ 8点、2R FG3/8 3pFG2/5
スコラ 7点、4R FG2/3 3pFG1/2
 
シンキ「順当に勝利したようで、やはりロペスのいないネッツに負けることはなかったですね。」
 
キャット「今日はスリーが好調だったし、ペイント内からも好き放題に加点してたから、負ける感じが全くしなかったよ。後半になってディフェンスを修正出来たし、まあ順当勝利と考えていいと思う。」
 
シンキ「今日もトリプルダブルのハーデンはどんな感じでしたか?」
 
キャット「今日の彼は第1Qはおとなしかったんだが、一度ゾーンに入ると、一気に加点してきたよ。ここらへんはホントさすがだと思う。相変わらず下らないパスミスもあるんだけど、それを差し引いても彼のオフェンス能力はずば抜けてるね。」
 
シンキ「課題のディフェンスに関してはどうですかね?」
 
キャット「昨季のような怠慢ディフェンスは見当たらなくなってるよ(笑) まあそれでもディフェンシブRPMの数値は現状で-1.38とやはり悪いから、課題であることには変わらないんだけどね。」
 
シンキ「帰ってきたゴードンはどうですか。彼にはオールスターに出場してもらいたいですよ。」
 
キャット「安定してるよね。今日はスリーの確率が良かったんだけど、それだけじゃなく、ドライブからの加点が目立っていたよ。身体的強さを持っているし、パスもさばける彼の存在は、ハーデンに次ぐロケッツのキーマンと考えていい。ホントいい選手取ったなーって思うよ。」
 
シンキ「アリーザも今日は絶好調だったようですね。」
 
キャット「今日は前半から飛ばしていたよ。ウルブズ戦はルビオのディフェンスに苦労していたし、グリズリーズ戦でも不調だったんだけど、さすがに弱小ネッツ相手では一枚上の存在感を出していたね。頼もしい存在だよ。」
 
シンキ「アンダーソンはどうですか? サラリーほど活躍をしていないと思っているロケッツファンもいるんじゃないですかね?」
 
キャット「同じく新加入のゴードンより給料もらってるからね。ある程度のバッシングは仕方ない面もあると思う。アンダーソンの利点はストレッチ4をこなせるということで、これが出来る選手はNBAそれほど多くない。ディフェンスではアンダーサイズのハレルの負担軽減のためか、ビックマンをマークすることもしばしばあって、さすがにディフェンシブRPMはPF部門で下位の方だが、それでも攻守でロケッツを支えているように感じる。不調のときは全くシュートが決まらない反面、ウォリアーズ戦のように、重要な場面でも加点できる能力を持っているから、相手からすると怖い選手なんじゃないかな。ハーデンとの相乗効果も見逃せないよ。」
 
シンキ「それからすっかりスターターが板についたハレルですが、今日も二桁得点ですか。彼の成長には驚かされますよ。」
 
キャット「彼のフィニッシュ力には見事に尽きるね。アンダーサイズをカバーする身体的能力を持っているから、自分より大きな相手にも対抗出来るのが彼の強みだよ。次のゲームからカペラが復帰予定なんだけど、ハレルが再びベンチマンになることはないだろう。」
 
シンキ「カペラが戻ってきますか!」
 
キャット「遠征に参加してるし、次のヒート戦から出てくるぞ。最初は控えからだろうが、彼の持ち味を存分に発揮してもらいたい。」
 
シンキ「ベンチマンと言えばKJを思い浮かびますが、今日はやっと出てこれましたね。見せ場はありましたか?」
 
キャット「シューティングは良かったよ。まあ勝敗の行方が見えてる場面だから、信じていいのかどうか分からないが、少しでもアピールしとけば、また使ってもらえる可能性はあるからね。個人的には絶不調のブリューワーの替わりに、少し使ってあげてもいいように感じるんだが、ダントーニは9人ローテを敷いてるからな。ケガ人でも出ない限り、彼のベンチ生活は続くだろうね。」
 
シンキ「まだまだあるんですが、今日はこのへんにしておきましょう。次のゲームはヒート戦になりますね。」
 
キャット「アウェイ戦になるが、その次のウォリアーズ戦、グリズリーズ戦と手強い相手が続くし、ここはプレイオフを見据えて負けられないよ。頑張って欲しい。」
 
シンキ「分かりました。では次のヒート戦も宜しくお願いします。今日はお疲れ様でした。」

今季第22戦 対ネッツ

シンキ「こんにちは。最近は勝ちゲームが多いので気分いいですよ。今日は前回ホームで負けたネッツが相手ですね。」

キャット「勝ちゲームでも内容的にはまだ納得はしていないんだが、一時期の不振は脱しつつあるようには見えるね。この調子でペースを上げて行ってもらいたいよ。」

シンキ「サンズのマキーフ・モリスを獲得するのではとの噂がありますが、これについてはいかがですか? 最近のモリスは出場機会を得られていないみたいですよね。」

キャット「サンズが今彼をあまり出場させていないのは、彼をトレードする方向で考えているからなんじゃないのかな。そうなると彼のロケッツ入りは確かに現実味が帯びるね。個人的には獲得してもいいと思っている。彼の多彩さはロケッツにプラスになるよ。」

シンキ「そうなるとロケッツは誰を放出しますかねー」

キャット「サラリー的に釣り合うのはブリューワーだよね。彼にTジョーンズあたりを絡ませて、モリス以外の選手も獲得するかもしれないな。」

シンキ「まだ決まってませんが、そろそろトレードがあってもおかしくない時期ですからね。気になります。」

キャット「大体あと1週間くらいで、今年7月に契約した選手をトレードに出せるようになるから、各チーム20ゲームほど終わって、こりゃダメだと分かった選手は放出対象にはなるよね。」

シンキ「前置きが長くなりましたが、ネッツ戦の方を宜しくお願いします。」

キャット「スターターはロケッツが、ハーデン、ビバリー、アリーザ、カペラ、ハワード。ネッツはジャック、ボグダノビッチ、ジョンソン、ヤング、ロペス。」

キャット「序盤にアリーザがドライブ成功後、着地の失敗して故障してしまったよ。大事には至らなければいいが。ゲームの方は両チームともミスが出て流れに乗れないまま中盤に入ったんだが、ロケッツがもたついている間に、ネッツはヤングの加点、ボグダノビッチのスリーなどで、一気に16-2のランに成功して13点のリードを奪う(11-24) ロケッツはハーデンが抑えられ厳しい展開になっていたが、終盤に入ってセカンドユニットのブリューワー、ソートンの活躍でビハインドを7点に詰めたよ(24-31)」

シンキ「アリーザは心配ですね。」

キャット「骨折とかしてないといいんだけどな。まあ情報待ちだよね。」

キャット「第2Qに入ってもネッツはロペスを中心に展開。ロケッツはTジョーンズ、ソートンのスリーが決まって突き放されないで済んでる状態だった(30-38) タイムアウト後もちぐはぐなオフェンスでミス連発するロケッツだったが、ソートンのスリーから、ブリューワーのスリーも決まり、ロケッツが流れに乗ると、ビバリーのナイススチールから速攻が決まり、4点差に追い詰めたんだ(38-42) しかしネッツはペイント内からロペスを中心に、効率のいいオフェンスを展開していて、なかなかロケッツは止められず、また点差は戻ってしまったよ(42-53) 結局前半は46-57で終了。11点のビハインドとなった。」

シンキ「いけないですね。原因は何でしょうか?」

キャット「まずミスが多いよね。それからイージーショットを外しているのも気になる。ネッツオフェンスも雑な面があるから、ディフェンスから一気に流れを掴むことが出来ると思うんだけど、まだそこまで行ってないね。後半に期待しよう。」

シンキ「このゲーム勝算はありますかね? そう言えば今日はハワード30歳の誕生日とのことで、彼の奮起を期待したいですよね。」

キャット「勝算はあるよ。ハーデンがまだおとなしいから、彼の活躍が必要だね。もちろん三十路のハワードにもやってもらわんと(笑)」

シンキ「笑 それでは後半戦もお願いします。」

キャット「第3Qロケッツは、カペラが歴代得点王ジャバーばりのフックを決めて反撃開始し、ネッツのミスを誘って速攻から加点に成功して、ビハインドを一桁にしたんだ(52-61) しかしジャックにミドルを決められると、今度はロペスにもやられ、またビハインドは振り出しに戻ってしまって(52-65)、ロケッツは堪らずタイムアウトを要求したが、その後もリズムの悪い時間帯が続いてしまい、ビハインドは18点まで拡がった(56-74) しかしここからロケッツはカペラ以外のサイズを落とす、いわゆるスモールラインナップを敷いてきて、これがそれなりに機能。今日好調のソートンが観客もどよめくコービー張りのドライブを含む3連続加点に続き、ハワードのカウントプレイ、ブリューワーのスリーも決まってビハインドを再び一桁に戻したよ(67-76) 結局第3Qは72-81で終了となった。」

シンキ「劣勢のようですが、まだあと12分ありますから、頑張って欲しいですよね。」

キャット「全くだ。ロケッツはテリー、ローソン、ソートン、ブリューワー、カペラでスタート。まずカペラがペイント内で加点に成功すると、今日絶好調のソートンが連続スリーに続き、スチールから速攻まで決めて、点差を2点まで詰めたんだ(82-84) しかしネッツもエースのジョンソンが本領を発揮してきて点差は7点に開き、カペラのナイスブロックがゴールテンディングの判定になる不運などもあったが、完全にゾーンに入っているソートンがカリー張りの活躍でロケッツが追いすがる(89-93) 中盤に入りゲームに戻ったハーデンに期待したが、速攻からレイアップをミスしたり、ハワードへのパスがミスるなど、ロケッツファンを失望させるが、その後なんとか意地のスリーを決めて残り約4分、5点のビハインドという状態だった(94-99)」

シンキ「ソートンはかなり頑張ってますよね。彼にボールを集めて欲しいですよ。」

キャット「プレシーズンゲームの時から思ってだんだけど、ソートンは入り出すと止まらないタイプだな。こういう時はハーデンではなく、ソートンがファーストオプションでもいいんじゃないかなと思うよ。さすが元キングスのリーディングスコアラーだっただけのことはある。」

シンキ「それでは逆転ですね。続きをお願いします。」

キャット「ロケッツのオフェンスは止まっていなかったが、ネッツのオフェンスもジョンソンを中心に止まらず、よって点差もほとんど変わらなかったが、ハワードのカウントプレイ、ビバリーのスリーも決まって、ワンポジションゲームの3点差に追い詰めたんだよ(102-105) しかし残り1分、ジョンソンにカウントプレイを決められ6点差にされてからロケッツはフィールドゴールを決められず、結局105-110で敗戦となった。残念な負け方だったよ。」

シンキ「負けてしまいましたかー。前回のリベンジはならなかったですね。これで連勝ストップ。通算成績は10勝12敗となってます。今日のゲームの敗因は何でしょうか?」

キャット「第3Qの中盤からスモールラインナップにしてリズムに乗った時間帯があったんだけど、あれを第4Qでやりたかったよね。それまでに18点のビハインドを背負ってしまったのが敗因と言えば敗因だと思う。ハーデンが今日は不調だったが、ソートンが絶好調だっただけに、勝ちたいゲームだったんだけどね。」

シンキ「故障したアリーザが、その後出場しなかったことも大きかったですかね。」

キャット「大きかった。第4Qにジョンソンをストップ出来なかったしね。スモールラインナップの中核を担うアリーザがいなかったのは本当に痛かったよ。」

シンキ「気落ちしている場合ではなく明日もゲームあります(笑) 次はアウェイのウィザーズ戦ですね。」

キャット「アウェイ連戦か。きついけど頑張ってもらわないとね。」

シンキ「ところで開幕からの連勝を続けるウォリアーズが、今日もアウェイのペイサーズ相手に第3Qで30点差を付ける大楽勝。開幕23連勝達成してます。」

キャット「彼らはスーパーマンか!? こんな調子だと72勝突破も現実味を帯びてくるぞ。」

シンキ「72勝を突破出来ますかね?」

キャット「追うものの強みはあるよ(笑) 彼らは72勝を目標にゲームに挑めるからね。正直記録更新の可能性が高いような気がしてきたが、おそらく少なくとも1月に入れば負けると思うんだよ。その負けた後にどう対処するかだろうね。」

シンキ「ロケッツがその連勝を止めましょうよ!」

キャット「難しいな(苦笑) 完璧なゲームをしないとまず勝てないよ。ハーデンがポロポロ落としてミスばっかりしているようでは、また前半で勝負が終わってしまうだろうな。」

シンキ「分かりました。最後に何かありますかね?」

キャット「日本バスケットボール界の至宝、明成高の八村塁が、アメリカのゴンザガ大への進学が正式に発表されたよ。まだ選手登録するために学力試験を突破しなければいけないんだけど、突破すれば晴れてゴンザガ大の選手としてベンチへ入れるね。」

シンキ「アメリカでは学力が一定基準に満たさないと試合に出られないんですよね。」

キャット「そうなんだよ。ウェイドはダメで1年間出場出来なかった経緯があるし、田臥もそうだよね。でも奨学金をもらって選手登録するから、かなり期待されているよ。奨学金をもらえない選手はほぼノーチャンスだからね。頼もしい限りだ。」

シンキ「ゴンザガ大は強いんですか?」

キャット「毎年コンスタントにNBA選手を輩出しているよ。レジェンドのストックトンも母校だし、来年ドラフトに掛かりそうな選手が1巡目を含み4人いるから層も厚い。来年は八村以外にも全米トップ100に入っている高校生が2人加入するし、ユーロからも2人来るからね。だから出場機会を得ることがまず目標になるな。あ、その前にまず選手登録か(笑)」

シンキ「そんな厳しい所に行って大丈夫ですかね?」

キャット「アリゾナ大、バンダービルト大などの勧誘もあったらしいんだけど、やはり彼の目標はNBAだから、そこに一番近い大学でプレイしかったんじゃないかな。アメリカのスカウティング情報によると、手足が長く、運動能力もあり、バスケットボールIQの高い選手と評判とのことだ。これからどこまで伸びるかだよね。期待したいよ。将来は是非ともロケッツへ来てもらいたいな。」

シンキ「長い時間どうもお疲れ様でした。明日もありますので宜しくお願いしますね。」

ボックススコアー

今季第8戦 対ネッツ

シンキ「こんにちは。今日もお疲れです。中3日のホームゲームで、ネッツ戦になりますね。」

キャット「開幕3連敗から4連勝といい感じになってきたけど、この中3日はいいリフレッシュになったんじゃないかな。おかげさまでTジョーンズ、ビバリーとも戻ってこれたよね。」

シンキ「それでは早速ネッツ戦の詳細をお願いします。」

キャット「ロケッツのスターターはハーデン、ローソン、ソートン、アリーザ、ハワード。Tジョーンズはベンチスタートになったね。ネッツはジャック、ホリンズ・ジェファーソン、ジョー・ジョンソン、ヤング、ロペスだった。」

キャット「序盤のロケッツは、ゲーム間隔が空いていた影響なのかシュートが入らず、最初の5本をすべてミス。その間にネッツが得点を重ねてまずリードを取った(0-4)。ロケッツはハーデンがスリーを決めると、ようやくリズムが出てきて、ハワードがツーメンゲームからフィニッシュするなど逆転に成功(9-6) 堪らずネッツはタイムアウトを要求した。もう負けたくないネッツはタイムアウト後、ヤングの奮闘などで8-0のランに成功してリードを取り戻す(9-14) しかし自力に勝るロケッツはディフェンスから速攻での加点、ハーデンのドライブ、アリーザのミドルなどで着々と加点に成功し、あっさり再逆転。その後もネッツはおそまつなシュートをしてしまうなどリズムに乗れない間、ロケッツは13-0のランに成功してリードを拡げたよ。終盤ネッツも盛り返したが、第1Qはロケッツが28-22と6点のリードで終了したね。」

シンキ「いい感じの入りですかね。」

キャット「だね。力の差を感じるゲームだ。オフェンシブリバウンドを取られていなければ、もっと点差が付いていたよ。ロケッツは最近のネッツ戦を16勝1敗とカモにしているからね。今日こそデッカーに経験を積ませてあげようじゃないか(笑)」

シンキ「第2Qもお願いします。」

キャット「まず初めのロケッツはハーデンのいない時間帯だった。この時間帯でもロケッツはソートンの活躍などでオフェンスは悪くなかったんだが、ディフェンスではロペスを止められず、第1Qに引き続きオフェンシブリバウンドを取られ、ネッツにイージーショットも決められたロケッツが、また逆転を許したよ(34-38) 中盤以降はアリーザのハイライトになるドライブからのカウントプレイや、ソートンの活躍で追いすがり、ローソンからハワードへのアーリウープで加点し、ロケッツがまた逆転に成功するが、終盤ネッツはジョンソンのスコアーなどで盛り返し、結局49-55と6点リードされて終了してしまった。」

シンキ「逆転を許してしまいましたか。何が悪かったんですかね?」

キャット「いろいろあるんだが、やはりオフェンシブリバウンドを取られてから得点されるパターンが目に付いたよ。今日はターンオーバーが比較的少なく(5個)、リズム的にはそれほど悪くないんだが、フリースローもポロポロ外しているし、まだイマイチ流れに乗り切れてない感じがするね。それでも後半は修正してくるだろうし、大丈夫だと思っているよ。」

シンキ「それでは後半戦もお願いします。」

キャット「自力の勝るロケッツが、序盤からスパークして簡単に追い付いたんだ(58-58) ロケッツは前半取られまくっていたオフェンシブリバウンドに対処し、前半決められなかったスリーを連発で決めるなどして一気にリズムを掴んで10点のリードを奪ったよ(76-66) その後ネッツも連続スリーで巻き返すなど、このQ終わって83-79と4点のリードで終了。」

キャット「ソートンがスチールあり、アシストあり、スリーあり、速攻ありと、とにかく目立っていたよ。コーナーからのスリーが横のボードに当たるボーンヘッドもあったけどね(苦笑) またビバリーが後半から出場して、早速スリーを決めて、元気なところを見せていた。ハワード、カペラのインサイド陣もいいし、この感じなら今日のゲームは大丈夫だろう。」

シンキ「ヒート戦のような悪夢の逆転負けはないですよね(笑) 復帰のビバリーは後半からの出場でしたかー」

キャット「さすがにないでしょ。若干流れが悪くなることはあっても、今度は逆転まではないと思うぞ。今のネッツはNBA最弱チームのうちの一つで、第4Q終了までいい流れを継続するのは難しいだろうからね。ビバリーは期限切れのクレジットカードを使って有料道路を走ってしまったらしく、逮捕から罰金という流れになってしまい、シュート練習に参加出来なかったようだ(笑) もうしっかりしてくれよーって感じだよな。」

シンキ「笑 まあロケッツはどんな勝ち方を見せてくれるのか楽しみですね。それでは最終Qもお願いします。」

キャット「序盤からオフェンシブリバウンドを取られる悪い流れで、嫌な予感がしたんだが、ネッツに外からワイドオープンでショットを打たれるケースが多く、それをネッツは確実に沈めて、中盤に4点のリードを奪われてしまった(87-91) 頼みのハワードがインサイドで2本ブロックされただけでなく、ここまでペイント内で優位に立っていたロケッツが、ことごとくネッツディフェンスに止められてしまい、ロケッツにとって苦しいゲームになってしまったんだが、それでもローソンからハワードに渡るイージーショットが決まってゲームはタイに(93-93)」

シンキ「何か雲行きが怪しくなってきましたが、大丈夫ですかね?」

キャット「ハーデンが焦って入らないスリーを連発してるし、悪い時のロケッツが出てしまっている。ボール周りが悪くなり、単発でソートンがスリーを決めたが、その後は決めきれない展開となって結局ロケッツの負け(98-106)。何とも情けない敗戦をしてしまったよ。ネッツはこれが今季初勝利となった(1勝7敗)」

シンキ「4連勝で乗りまくるかと思いきや、今季まだ勝ち星のないネッツに逆転負けを食らうなんておかしくないですか?」

キャット「今のロケッツは自分達のゲームが出来なければ、どこと対戦しても負ける可能性があるというのが分かったと思う。正直ボクも負けるとは思ってなかったんだけど、ワイドオープンとはいえ、確実にシュートを決めてきたネッツが、このゲームの勝利にふさわしいんじゃないかな。ロケッツはスリーを外しすぎだったよ(34本中8本の成功)。これではリズムを掴むのは難しいよね。」

シンキ「マクヘイルの采配はどうでしたか?」

キャット「シュートが入らないとお手上げ状態になってるからなー。その時こそディフェンスを頑張らなければならないのに、今日はオフェンシブリバウンドを取られまくり、イージーショットも多く提供してしまった。もう早いところ交代してもらいたいというのがボクの本音なんだけど、結構そういう意見も多いんじゃないかな。少なくともホームで格下相手に負けちゃいけないよね。」

シンキ「選手の評価はどうですか。」

キャット「新加入組では、ソートンはかなりいいんだが、ローソンがまだまだだね。こんな調子が続くんだったら、ローソンをベンチへ下げて、ソートンとハーデンをバックコートで組ませることも考えないといけないよ。その方がディフェンス面で恩恵あるしね。それから再契約組ではブリューワーが全然だめ。速攻でのフィニッシュくらいしか見せ場ないよ。こんな感じならデッカーやKJ使ってくれって思っちゃう。ビバリーはまだ病み上がりだから何とも言えないな。またアリーザのスリーがもうちょっと入ってくれないと、ハーデンへの依存度が大きくなってしまうよね。」

シンキ「トレードも考えなくてはいけませんかね?」

キャット「と思うよ。まだシーズン序盤だから、いろいろ修正出来るからね。昨季以上の成績を期待しているロケッツファンのためにも前進を続けて欲しいよ。」

シンキ「最後にネッツに関してお願いします。」

キャット「あまり見てないからよく分からない点が多いんだが、チーム力はNBA全体でも下の方ながら、今日みたいに控えが踏ん張れば、それなりのゲームは出来るよね。チームのスカウティング情報によると、彼らはミドルレンジからのショットがホットスポットなんだが、そこから今日は高確率で決められたよ。ボグダノビッチのシュート力はいいね。課題のリバウンドも今日はよかったぞ。」

シンキ「それでは2日後のアウェイでのナゲッツ戦を宜しくお願いします。」

ボックススコアー

ロケッツ対ネッツ

第1Q
序盤はロケッツのペース。アリーザのパスからスコラがミドルを決めると、バティエのスリーも決まって5点のリード(7-2)。アリーザがスコラばりのムーブからレイアップを決めてネッツは開始3分でタイムアウトを要求(9-2)。ネッツはロペスのペイントからのスコアーで修正を図ってきたが、ロケッツはスコラがスピン2回の芸術的なフックにアリーザのスリーが決まる7-0のランに成功(16-6)。またネッツはタイムアウトを要求。ネッツはハリスの外角シュートが全く入らず、ロペスのペイントからのスコアー頼みという展開が続いたが、リーがようやく外からスリーを決め6-0のランに成功(16-12)。しかしロケッツもブルックスがすぐお返しのスリーにドライブが成功するなど、再び7-0のラン(23-12)。その後はネッツはロペスのインサイドを中心に、ロケッツは速攻からアリーザが決めるなどして、結局7点リードで第1Qを終えた(27-20)。このQだけでアリーザは7得点・5R・4Aの活躍。シュートセレクションもよく、バティエやスコラにナイスパスを連発。毎試合申し訳程度に出場しているT-Macはなぜか出番がなかった。
ロケッツ FG11/20 50.0% ネッツFG7/19 36.8%

第2Q
ロケッツはブルックスとロワリーのコンビにランドリーが第1Qから継続で出場。テイラーとアンダーセンがこのQから出場してきた。ランドリーの2本のフリースローでロケッツが2点リードするが、ネッツは控えのバティーがミドルを決めると、ルーキーのテレンス・ウィリアムスが速攻から豪快なダンクを決めたり、ブーンにナイスパスが渡るなどして点差を詰めてきた(29-26)。ロケッツはアンダーセンのダメ振りが目に付き、点が止まっていたが、このような場面で使えるのがファールをもらうプレイが出来るロワリー。苦手のスリーも決める好調振りで6得点を奪取(35-29)。ようやくアンダーセンがスリーを決めたが、ネッツもウィリアムスが好調(38-35)。ロケッツは流れを変えようとランドリーを積極的に使う。そのランドリーはポストからのパワープレイに速攻からのスコアーと縦横無尽の活躍でロケッツが再び9点リードした(46-37)。長く沈黙が続いていたハリスが終盤にようやく良さを出してきてスコアーを連発するが、ロケッツもスコラの奮闘などで結局57-51で前半が終了。ロケッツは依然FG5割以上をキープしている。

第3Q
ブルックスとハリスがそれぞれ決めた後、両チームともシュートが入らない展開が長く続いた。ターンオーバーにヘイズのフリースロー2本ミスと、まだハーフタイムなのかと勘違いしたくなる体たらくが両チーム続いたこともあるのか、いきなり映像がコービー対ディフェンダー100人?のビデオゲーム映像に切り替わる。コービーがドリンク売り?のタックルを交わしたとこくらいで再び映像が切り替わり、ネッツの誰かがシュートを決めていた(62-57)。このQは両チームとも醜かったが、まだネッツの方がましだったので、ロケッツのリードは徐々に無くなっていく。結局終盤にターンオーバーを連発したロケッツが1点差に詰め寄られて第3Qが終了(70-69)。ロケッツはこのQに5本しかFGを決められず(FG5/20)、ここまでのシュート成功率も42%まで降下。

第4Q
いきなりアンダーセンがジャンリャンに交わされフックを決められてしまう(70-71)。ネッツが逆転に成功。しかしロケッツもアンダーセンのミドルやランドリーのパワームーブなどで対抗し、ネッツもアンダーセンのディフェンスレスを付くようなオフェンスでスコアーを重ね、両チーム譲らず(79-79)。ディフェンスレスを何とかカバーしようとアンダーセンが意地のスリーを決めてロケッツが一歩抜け出すと、ランドリーがフリースローとロワリーのナイスパスから速攻からのダンクを決めて、残り6分ロケッツがゲームの主導権を奪った(86-81)。タイムアウト後にロペスがダンクを決めるなど連続スコアーして1点差に詰め寄ってくる(86-85)。リードをしているとはいえ、ロケッツは絶好調のランドリーがダブルチームでマークされるなどしてオフェンスのリズムが悪くなってしまう。それでもアンダーセンとランドリーのオフェンシブリバウンドで食い下がるが、その後のシュートも決められない。速攻からのレイアップも外す始末でネッツにチャンスを与えてしまうが、ネッツも同様に決められず、ようやくアリーザがミドルを決めてロケッツが3点のリードに(88-85)。その後ジャンリャンのフリースローが1本決まった後にタイムアウト(88-86)。タイムアウト後にジャンリャンが2つのミスを犯してしまう。シュートクロックぎりぎりのところでランドリーにファールをし、次のプレイでベースラインから素晴らしいダンクを披露するが、リングにぶら下がってテクニカルファール。3本のフリースローを決めたロケッツの3点リードで残り2分を切った(91-88)。ここで1本決めれば有利にゲームを運べたはずだが、再びリバウンドを頑張りながら、マークの厳しくなったランドリーがターンオーバーをしてしまい、ドゥーリングにスリーを決められてしまった(91-91)。直後のオフェンスでも決め手に欠くロケッツはターンオーバーをしてしまう。タイムアウト後の残り1分15秒、ジャンリャンのスリーは運良く外れて、ブルックスがなんとかドライブからレイアップに成功! ロケッツが2点リード(93-91)。残り37.3秒なのでここ1本止めれば勝利は近い。しかし先ほどスリーを決められたドゥーリングにフリーでスリーを打たれてしまう。これも運良く外れてしっかりリバウンドを掴んだロケッツが、その後しっかりフリースローを決めて勝利。最終スコアー98-93。8連敗中のネッツ相手に冷や汗ものの勝利だった。

アリーザはキャリアハイの8Aに加え11Rも、結局シュートの精度がよかったのは第1Qだけで、FG5/17、3pFG1/8の13得点に終わった。前半FG21/41ながら、後半にFG13/41と成功率31%では苦戦も当然だろう。オフェンシブリバウンドが取れていなかったら、このゲーム違った展開になったと思う。

ロケッツ(18-12)
アリーザ  43分 FG5/17 3pFG1/8 FT2/2 13P 11R 8A 0S 0B
ブルックス 36分 FG5/13 3pFG2/3 FT5/7 17P 7R 3A 0S 1B
スコラ   32分 FG7/16 3pFG0/0 FT3/4 17P 8R 1A 0S 0B
バティエ  36分 FG3/4 3pFG2/3 FT0/0 8P 2R 2A 1S 1B
ヘイズ   17分 FG1/3 3pFG0/0 FT0/2 2P 4R 0A 2S 0B
ランドリー 31分 FG9/14 3pFG0/0 FT8/11 26P 9R(5OR) 3A 0S 0B 4TO
ロワリー  24分 FG1/9 3pFG1/2 FT4/6 7P 4R 5A 1S 0B
アンダーセン16分 FG3/6 3pFG2/3 FT0/0 8P 5R 3A 0S 0B
テイラー  5分 FG0/0 3pFG0/0 FT0/0 0P 1R 0A 0S 0B
チーム全体
FG34/82 41.5%
3pFG8/19 42.1%
FT22/32 68.8%
51R(16OR) 25A 4S 2B 10TO
速攻からの得点 13点
ペイント内の得点 36点
TOから許した得点 14点

ネッツ(2-28)
ハリス   40分 FG9/22 3pFG1/5 FT0/0 19P 4R 6A 1S 0B 5PF
リー    42分 FG3/8 3pFG1/2 FT3/4 10P 5R 2A 0S 0B
ロペス   36分 FG7/11 3pFG0/2 FT3/4 17P 11R 3A 3S 3B
イジャンリャン36分 FG6/13 3pFG0/0 FT5/6 17P 6R 0A 1S 0B
ハッセル  14分 FG0/2 3pFG0/0 FT0/0 0P 1R 2A 0S 1B
ドゥーリング28分 FG4/12 3pFG2/7 FT1/1 11P 7R 6A 0S 0B
ブーン   21分 FG4/6 3pFG0/0 FT0/0 8P 4R 1A 0S 0B
T.ウィリアムス20分 FG4/5 3pFG0/0 FT1/2 9P 0R 2A 1S 0B
チーム全体
FG38/81 46.9%
3pFG4/16 25.0%
FT13/17 76.5%
39R(6OR) 22A 6S 6B 8TO
速攻からの得点 14点
ペイント内の得点 52点
TOから許した得点 11点