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マジック

第36~38戦の総括

シンキ「こんにちは。今日のマブス戦も危なげなく勝利してますが、ひと月前のゲームの総括が優先でしたね。ではお願いします。」
 
36戦目 対マジック(アウェイ)
ハーデン、バームーテ欠場中
ゲーム内容
序盤からロケッツはペースを握り、第1Qは今季最少失点の12点に抑えると、第2Qもリードをキープ。加入4戦目のグリーンがスリーを決めまくって存在感を存分にアピールしていたね。前半を14点リードで折り返すと(55-41)、後半に入ってもゴードンとカペラのラインが決まって、マジックは溜らずタイムアウトを要求するが、その後もロケッツの猛攻は止まらず、第3Q残り4分弱に速攻からアリーザのスリーが決まり、この段階でほぼ勝負は付いた感じに(79-52) 結局18点差でロケッツの勝利に終わった。最終スコアは116-98 負けたマジックは、ここ23試合で20敗目。連勝のロケッツは通算27勝9敗。
ポール 8p、13A  カペラ 21p、8R  グリーン 27p、6R
 
37戦目 対ウォリアーズ(ホーム)
ハーデン、バームーテ欠場中 ネネ欠場(右ひざ)
ゲーム内容
ロケッツはハーデン、ウォリアーズはデュラントが欠場となった西地区首位攻防戦。前半からほぼ互角の展開となり、ロケッツが1点リードして折り返す(63-62) 後半に入っても新加入のグリーンが第3Qだけで4ポイントプレイを含む4本のスリーを決めてロケッツをリードするが、ウォリアーズも多彩なパス回しでロケッツディフェンスを翻弄し、3点差を付けて第4Q勝負に(90-93) 第4Q序盤のポールのいない時間帯にリズムを崩したロケッツは、開始2分で10点のリードを許してしまう苦しい展開となったが(91-101)、第1Q以来となるゴードンのスリーが決まって反撃開始。その後もロケッツはグリーンがこの日7本目のスリーを決めるなど加点を続けるが、ウォリアーズオフェンスを止めることが出来ずに結局敗戦となった。最終スコアは114-124。ロケッツの通算成績は27勝10敗。
ポール 28p、9A  ゴードン 30p、7A  グリーン 29p
 
38戦目 対ピストンズ(アウェイ)
ハーデン、バームーテ欠場中 ネネ欠場(右ひざ)
ゲーム内容
ドラモンドを欠くピストンズ相手に第1Qのロケッツは、試合前にシーズン終了までの契約を結んだグリーンの2本のスリーを含む、7本のスリーを決めるなど好調も、試合の主導権を握るには至らず、リードチェンジを繰り返しゲームは後半へ(58-57) ピストンズは第3Qに入って中盤に9-0のランを出してロケッツを突き放すことに成功する(65-75) スリーをことごとく落としているロケッツは溜らずタイムアウトを要求して立て直すが、ピストンズも効率よくスリーを決めるなど点差は縮まらず、第4Qに入っても10点前後のビハインドを追いつけず終了となった。最終スコアは101-108。ロケッツは連敗となり、通算成績27勝11敗。
ポール 16p、13A  ゴードン 15p、7A  カペラ 14p、11R
 
キャット「ハーデン離脱初戦となるマジック戦は問題なく勝利したが、その後の2戦は敗れてしまったな。ウォリアーズ戦は点差以上に完敗だったし、ピストンズ戦も10点のビハインドから立て直せなかったよ。まあこの時は我慢の時だったから仕方ない。」
 
シンキ「でもこの時の経験が今に活きていると思います。」
 
キャット「だね。それが今の連勝に繋がっていると思う。それにしてもグリーンがこれだけインパクトを残してくれるとは思わず、GMモーレーも嬉しい誤算だったんじゃないかな。この件があってブラウンは解雇されたんだっけ。」
 
シンキ「まさに即戦力の活躍をしてますよ。元巨人村田も体は作っておかないといけません。」
 
キャット「苦笑 グリーンは未契約期間中、愛犬と1対1していたなんてジョーク言ってたけど、遂に自分の居場所を見つけた感じだね。長くロケッツにいられるように頑張って欲しいよ。」
 
シンキ「次の39戦目以降も楽しみにしてます。現在は55ゲーム終了してますので、まだまだありますよ。」
 
キャット「全くだね。宿題をためちゃいけないな(笑) まあでもいろいろ振り返るのは楽しい。ピストンズ戦に負けた後なんか、負け癖が付いちゃったのか、あまり悔しくなかったんだよね(苦笑) 長いシーズン、ホント山あり谷ありだな。」
 
シンキ「では次回も宜しくお願いします。」

今季第30戦 対マジック

シンキ「こんにちは。3連勝中のロケッツは今日アウェイでマジック戦を迎えますが、前回の対戦では勝ってますから、今日も勝って連勝継続と行きたいですよね。」

キャット「12月に入ってからは、だいぶ良くなってきた感あるね。この調子でドンドン勝って欲しいもんだよ。今日も期待していいと思うぞ。」

シンキ「早いもので、もう30ゲーム目を迎えますよね。」

キャット「あっという間だな。でもまだ53ゲームあるし、プレイオフに進むチームは、もっと増えるからね。ホント大変だよ。」

シンキ「日本だと週末しか試合しませんが、今開催中のウインターカップは毎日ゲームあります。だいぶギャップがありますよね。」

キャット「ウインターカップは体育館を借りる期間が限られているからね。プロは集客の問題。バスケ人気が上がれば、平日だって試合するだろう。野球みたいにね。」

シンキ「ではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、カペラ、ハワード。ローソンが今日から復帰するよ。チームの足を引っ張らないように頑張ってもらいたいね(笑) マジックはペイトン、フォニエ、ハリス、フライ、ブセビッチの布陣。前回やられたフォニエには注意したいよ。」

キャット「序盤は両チームとも加点が続く展開。マジックはブセビッチやフライのスキルから加点を、ロケッツはハーデン起点からの加点が続いたね(8-9) ゲームが動いたのは約4分経過したくらいから。マジックはまずペイトンがドライブを決めると、フォニエのカウントプレイ、ブセビッチのフックなどで11-2のランを披露。ロケッツは堪らずタイムアウトを要求した(10-20) タイムアウト後、すぐにTジョーンズが加点を繰り返し、流れを取り戻すと、ハーデンの連続加点にカペラのナイスフォローで、あっさり追い付いたんだ(23-23) その後もロケッツはハーデン起点からリズム良く加点する19-3のランがあって逆転に成功! 第1Qは6点のリードで終了したよ(33-27)」

シンキ「一時10点リードされていましたが、タイムアウト明けからのランで、すぐに逆転しましたよね。その要因は何でしょうか?」

キャット「ディフェンスで積極的にダブルチームを仕掛け、マジックはボール回しに苦労していたよ。容易にペイント内に進入させず、ロケッツはリズム良くディフェンスしていたんじゃないかな。それがオフェンスに波及した形だね。中盤からは見ていて気持ち良かったよ。」

シンキ「オフェンス面ではやはりハーデンですかね。」

キャット「だね。彼はゲームを支配しているよ。彼がいるといないでは大違いだね。頼りになる男だ(笑)」

シンキ「このペースで第2Q以降もお願いしたいですよ。では続きをお願いします。」

キャット「序盤のハーデンのいない時間帯にロケッツは攻めあぐみ、その隙にマジックは控え陣の加点で逆転(38-39) ロケッツもディーモーからハワードへのナイスパスが決めて応戦し、今度はローソンからのパスもハワードへ通るなど、ロケッツが再びリードした(46-43) しかしタイムアウト後にディフェンスを修正したマジックは、厳しい守りで終盤からロケッツに加点を許さない。オフェンスでも4本のスリーに成功して、再びロケッツはリードを許したんだ(50-59) 結局前半は6点のビハインドで終了となった(53-59)」

シンキ「逆転されてしまいましたかー。ディフェンスがいけなかったんですかね?」

キャット「オフェンスのリズムが悪く、その流れをディフェンスに影響させてしまった感じだね。ワイドオープン気味のスリーを打たれることも多く、それをしっかり決めてきたマジックを称賛しなければならないが。序盤に控えのゴードンにやられて勢いづかされたのも何気に大きかったよ。」

シンキ「まだ前半ですからね。これから逆転しましょう。それでは後半戦をよろしくお願いします。」

キャット「後半序盤もリズムの悪いロケッツ。イージーバスケットを許して開始2分半でタイムアウトを要求(53-65) ここでロケッツはカペラを外してソートンをコートへ送ったんだ。彼の爆発力に期待したんだろう。劣勢に立たされているロケッツは、やはりこの男ハーデンが得意の個人技で連続加点。リードされている時は、やはりハーデン頼みになってしまうな(65-69) しかし中盤以降もペースはマジックが握り、ペイトンのパス、ドライブを止めることが出来ず、簡単に加点を許してしまうシーンが多く、ボクもイラついてしまったよ(苦笑) 結局13点のビハインドまで押し戻されて第3Qが終了したんだ(74-87)」

シンキ「いけないですねー。そろそろ連勝街道に入りたいですよ。しっかりしましょう。」

キャット「一気のランが必要になるな。まずはマジックのペイトンにしっかりプレッシャーを掛けて欲しい。簡単にシュートを打たせすぎているよ。」

シンキ「第4Qの逆転劇をお願いします(笑)」

キャット「オーケー。第4Qはハーデン、ローソン、ソートン、アリーザ、ハワードでスタート。序盤はソートンの爆発力に期待したが、彼は3本連続決められず、3分経過後にビバリーと交代。マジックもミスが続いて流れに乗れず、点差はほとんど変わらず(79-89) タイムアウト後にハーデンがスリーを決めると、ドライブからの加点も決めてロケッツの猛攻開始! ハーデンはナイスディフェンスでスミスのオフェンシブファールを誘うと、直後のオフェンスでハワードのアーリウープをお膳立てしたよ。勢いを増すロケッツはマジックにプレッシャーを掛け、24秒バイオレーションも誘った! このチャンスにローソンがミドルを決めて、ロケッツは残り7分切って1点差に追い上げた(88-89)」

シンキ「おお。さあ逆転ですね。」

キャット「しかしホームで負けたくないマジックは、ペイトンからフォニエにバックドアカットプレイが決まって、約4分半振りに加点に成功すると、リズムに乗ってハリスのスリーに、ブセビッチのミドルも決まり残り5分半ほどで、しぶとくリードをキープしたんだ(95-96)」

シンキ「さすが好調のマジックですね。でも状態が良くなっているロケッツですから,負けませんよ。」

キャット「タイムアウト前に、連続でペイトンにナイスパスを出されていたロケッツは、タイムアウト明けに、アリーザをペイトンのマークへ変更。ロケッツは引き続きハーデン、ハワードに、ローソン、ビバリー、アリーザのいわゆるスモール態勢で望んだんだ。まずブセビッチに技ありの加点を許してしまうが、その後はロケッツのディフェンスが光り、マジックのミスを誘っていて、リズムはロケッツにあったのだが、オフェンスでハワードが第4Q出ずっぱりの影響なのか、動きに精彩を欠く場面があり、アリーザのスリーも決まらない。だがロケッツは、やはりこの男ハーデンがドライブから加点に成功して追いすがる(97-98)」

シンキ「残り3分くらいですよね。逆転しましょう。」

キャット「タイムアウト後、やはり頼りになるハーデンが、得意のステップアップジャンパーを決めて、遂にロケッツが逆転に成功したよ(99-98) ディフェンスでもタフショットを打たせて完全にリズムはロケッツだったんだが、ローソンが焦ったのか、スリーを決め切れず、次のオフェンスでもミスも犯してしまった。そのチャンスをマジックはペイトンが一瞬の隙を突くナイスレイアップを決めて残り1分弱、マジックに1点のリードを許してしまったよ(99-100)」

シンキ「勝ちたいです! お願いします!」

キャット「タイムアウト後のロケッツは、アリーザのスリーはミスしたが、ペイトンのドライブを何とか防いでロケッツボールに。このチャンスをビバリーが果敢にドライブしてファールを誘い、見事2本決めて残り26秒、またロケッツが逆転したんだ(101-100)」

シンキ「手に汗握る展開ですね。4連勝掛かってますよ。お願いします!」

キャット「ホームの大声援を受けるマジック。ロケッツはここを何とか防ぎたいところ。この場面でマジックはフォニエに託し、彼はサイズを活かしたドライブから態勢を崩しながらも加点に成功。ロケッツは残り14秒、タイムアウトを要求した(101-102)」

シンキ「まだ時間ありますよ。大丈夫です!」

キャット「大事なボールポゼション、やはり託したのはハーデンだったが、マークが厳しく、ハワードへパスを出すも、動きが重いハワードは反応出来ず、ルーズボールに。しかしそのルーズボールを拾ったハワードがコーナーにいるアリーザへパスを出し、アリーザがスリーを放った。」

シンキ「入りましたよね。」

キャット「いや。残念ながら入らず、結局ファールゲームになって終了。結局勝ちきれず終わってしまったよ。最終スコアーは101-104。非常に悔しい負け方だったよ。ボクもボールペンを2回投げてしまったくらいだからな(苦笑)」

シンキ「うーん。4連勝なりませんでしたか。第4Qは一時逆転してましたが、リズムが続かなかったんですかね?」

キャット「押せ押せだったんだけどね。マジックのペイトン、フォニエのガード陣にやられてしまったよ。ホームの声援の後押しもあっただろう。負けてしまったけどナイスゲームだったと思う。マジックも今季好調だからね。そのチームに第4Qで二桁のビハインドを追い付くんだから、やはりロケッツは復調していると見て間違いないよ。」

シンキ「2ゲームお休みしていたローソンはどうでしたか? 今日はだいぶ出番をもらっていたみたいですが。」

キャット「今日のローソンは良かったよ。第4Qに9得点を挙げているだけでなく、自ら起点になってロケッツの加点に絡んでいた。ディフェンスは課題だが、ビバリーと組むことで、それほど穴にはなっていないように見えたし、攻守のバランスを考えてうまく彼を起用すれば、十分にロケッツの戦力になることが分かったね。」

シンキ「ハワードはどうでしたか? 第4Qは出ずっぱりでしたよね。」

キャット「彼は第4Qに備えて体力を温存しておいた方がいいかもね。成長著しいカペラがいるんだし、ここらへんはビッカースタッフにお願いしたいところだよ。」

シンキ「分かりました。マジックについては何かありますか?」

キャット「フォニエにまたしてもやられてしまったな。安定しているし、今オフ結構な契約を獲得出来るよ。彼以外にもペイトンもいいし、ブセビッチも何気に活躍しているね。プレシーズンゲームで対戦した時に、ボクは彼らを今季プレイオフに進出できるチームと見たんだけど、その予測は間違ってなかったと思う。東地区で10位前後って予想した専門家もいたくらいだけどね。」

シンキ「次はあさってになります。ホームでスパーズとの対戦です。クリスマスゲームですね。」

キャット「今日は負けたとはいえ、ロケッツもかなり良くなってきたことは間違いないから、そのロケッツが絶好調スパーズにどれだけ通用するのか楽しみにしているんだ。」

シンキ「最後に何かありますかね?」

キャット「30ゲーム終わって15勝15敗。ちょうどキリのいい数字じゃないか(笑) 次のクリスマスゲームから、また新シーズンが始まるつもりで挑んで欲しい。ロケッツの力はこんなもんじゃないというところを、NBAファンに見せてもらいたいよ。」

シンキ「分かりました。今日は残念でしたが、それなりの収穫があったようですね。それでは次のスパーズ戦も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第5戦 対マジック

シンキ「こんにちは。一昨日のサンダー戦で今季初勝利を挙げたロケッツですが、今日はホームでマジックを迎えます。」

キャット「開幕から3戦連続20点差での敗退だったからな。サンダー戦の勝利で少しは気持ちも楽になったんじゃないか。シーズン始まったばかりとはいえ、西のレベルは高いことを考えると、あまり負け星を積み重ねたくないよ。昨季カンファレンスファイナルまで進んだロケッツなら尚更だ。」

シンキ「今日のマジック戦の見通しについては?」

キャット「マジックはアウェイ連戦の厳しい日程だよ。とはいえ昨日はペリカンズに勝っているから油断は禁物だね。若い選手が多いし、序盤から乗せたくないよ。」

シンキ「それではマジック戦の詳細をお願いします。」

キャット「ロケッツのスターターはハーデン、ローソン、ソートン、アリーザ、ハワード。マジックの方は、ペイトン、オラディーポ、フォニエー、ハリス、ブセビッチの布陣だった。」

キャット「ロケッツはローソンのドライブからのパスが冴えて序盤からアシストを量産していた。ハーデンは落ち着いてプレイしているように見えて、外からのシュートより、ドライブからの加点を狙っていたよ。アリーザのナイスディフェンスも目に付いた。対するマジックはブセビッチのミドルや速攻からの加点、ハリスのドライブなど、効率的なオフェンスを展開していて、ゲームは中盤まで均衡したんだ(21-21) しかしタイムアウト明けにまず抜け出したのはマジックの方。ワトソン、ハリス、オラディーポの3人がそれぞれスリーを決めて、マジックは7点のリードをする(23-30) しかしマジック同様にオフェンスが良かったロケッツはすぐにソートンやアリーザのスリーなどで巻き返した。ビバリーの速攻からのレイアップミスが2本ありながらも、第1Q終盤に9-2のランに成功したロケッツが、1点のビハインドまで追い付いてこのQが終了したよ(34-35)」

シンキ「第1Qに気になった点については?」

キャット「ディフェンスの戻りが遅いのか、速攻から得点されることが目立ったから、ここらへんはしっかりと修正して欲しいね。」

シンキ「前半の続きをお願いします。」

キャット「このQも序盤から均衡したゲームだった。ロケッツの選手で目立っていたのはハワード。速攻からのダンクや、ローソンからのパスをアーリウープで加点していた。マジックも依然としてシュート好調で、ペイトンのスリーやスミスのミドルが決まっていたよ(44-46) ハワードのフレイグラントファールでマジックに流れが来るかと思いきや、リズムを掴んだのはロケッツの方だった。ここまで絶好調のソートンのミドルが決まると、次のディフェンスで24秒バイオレーションを誘い、リズム良くハーデンがスリーを決めると、今度はソートンとカペラのツーメンゲームからカペラが強烈なダンク! 8-0のランに成功したロケッツが6点のリードを奪ったんだ(52-46) その後ロケッツは連続パスミスで一旦落ち着くが、マジックも3つめのディフェンシブバイオレーションを犯すなど波に乗れず、終盤はハーデンが得点を量産して結局9点までリードを拡げて終了となった(68-59)」

シンキ「攻守ともにいい感じですね。このペースならこのゲームは大丈夫そうですね。」

キャット「だね。リバウンドで24-13と圧倒しているし、今日は落ち着いて観ていられるよ。若いマジックも頑張っていると思うが、現状だとロケッツの方が力量的に上回っているのは確実だからね。いい意味で第4Qにデッカーの出番を期待したい(笑)」

シンキ「笑 後半戦もお願いします。」

キャット「後半早々アクシデントがあったんだ。ボールを叩こうとしたハワードの手がブセビッチの右膝に当たってしまい横転。ブセビッチはロッカールームへ下がって行って、ハワードは4ファールに。ゲームの方はロケッツ優勢で運んでいたんだが、マジックも離されまいとハリスやオラディーポが奮闘して点差はそれほど開かず(77-70) それでもロケッツはアリーザのスリーが決まって、この日最大となる10点のリードを奪ったんだ。だがロケッツはハーデンの依然として入らないスリーに加え、パスミス、ブリューワーのシュートセレクションミスから9-0のランを食らって一気に追い付かれた(81-81) その後ロケッツは一時逆転されるが、アリーザがまたスリーを決めて、若干とはいえ結局リードとして終了(90-88)」

シンキ「まだハーデンは不安定ですかね。ちょっとデッカーを出す展開ではなくなってきました(苦笑)」

キャット「リズムが悪くなる要因としてハーデンのスリーの不甲斐なさが挙げられる。パスミスもあり、一気に流れが悪くなってしまい、ゲーム展開も分からなくなってしまったよ。ここらへんはホントMVPのカリーから学んで欲しいものだ。」

シンキ「第4Qは大丈夫ですかね?」

キャット「ビバリーが前半に頭をぶつけてめまいを感じるようで、後半は出場していない。もうゲームには戻らないようだ。ここらへんが影響しないといいんだけどな。」

シンキ「それでは最終Qもお願いします。」

キャット「第4Qに入ってもロケッツがリードをキープする展開が続いたんだ。ハーデンは珍しくスリーを決めたが、ミス連発でロケッツはリズムを掴めない。ブリューワーのシュートセレクションの悪さも相変わらずで、その隙にマジックはスミスのイージーバスケットや速攻からの加点で再びゲームを振り出しに戻したんだ(97-97)」

シンキ「依然として流れを掴めませんね。」

キャット「中盤に入っても均衡状態が続いたよ。ロケッツは攻守ともにリズムが掴めず、ディフェンスでは簡単に中に切れ込まれるなど、危ないプレイが続いていたが、マジックもイマイチ決め手を欠いていて、ゲーム的には手に汗握る展開になったよ。残り6分切ってゲームはタイ(101-101)」

シンキ「何でもいいから勝って勢いを付けたいですよね。」

キャット「その後にアリーザがリバースレイアップを決めてロケッツがリードを奪うが、ハーデンの相変わらず入らないスリーから、マジックボールになってイージーバスケットを許してしまう。その次のプレイでもハーデンのドライブが失敗し、速攻でカウントプレイを与えてしまった(103-106)」

シンキ「ヤバいんじゃないですか。負けられませんよー」

キャット「しかし今季はローソンがいるロケッツ。そのローソンが勝負強さを見せてドライブに成功後、フリースローをもらって冷静決め、再びロケッツは逆転に成功したんだ(107-106) マジックもゴードンのオフェンシブリバウンドからのスコアーでまた逆転するが、ロケッツもタイムアウト後にハーデンのリングに当たらないスリーがありながら、次のオフェンスでハワードが見事にフィニッシュに成功(109-108) 内容はともかくゲーム的には見応えタップリで、ホームのファンも大声援を送っていたよ。」

シンキ「ロケッツ勝利でお願いします。」

キャット「ロケッツは1点リードの状態で、残り1分切ってから4本フリースローをもらう場面があったんだが、そのうち1本しか決められず、結局ラストプレイでフリースローを2本とも決めたマジックが延長戦へ持ち込んだよ。」

シンキ「フリースローは大事ですよね。」

キャット「ハワードなら仕方ないと思うんだけど(苦笑)、ブリューワーが2本とも外しちゃいかんよ。」

シンキ「延長戦はどうだったんですか?」

キャット「出だしからロケッツはハワードのフィニッシュに、ハーデンが速攻からの加点に成功しリードを奪った(114-110) マジックもフォニエーがスコアーして追いすがるが、ロケッツはホームの声援に支えられてリバウンドを踏ん張り、ディフェンスでもダブルチームからターンオーバーを誘うなどリードをキープ。結局マジックは決め手に欠いて、延長戦は4得点しか出来なかったんだ。という訳で延長戦でロケッツの勝利に終わったよ。最終スコアーは119-114」

シンキ「延長戦に入ってしまったとはいえ連勝です! 勝因は何でしょうか?」

キャット「どちらに転んでもおかしくなかったゲームだけど、最後は決め手の差が出たよね。マジックはブセビッチが故障退場していたし、フォニエーがすごく頑張っていたけど、さすがにハーデンやハワードの決め手にはかなわなかったよ。」

シンキ「そのハーデンとハワードについては?」

キャット「ハーデンのシュートはまだまだ不安定だけど、昨季もこんな感じで入らないことが多かったからなー。無理に入らないスリーを放ってチームのリズムを崩していることがあるから、もうちょっと効率のいいショットを放ってもらいたいんだけどね。ハワードはセンタージャンプで負けるなど、往年の圧倒的な運動能力が観られなくなりつつあるが、それでもいいポジションから効率のいい加点が出来るから頼りになるよ。故障なくシーズンを過ごして欲しいね。」

シンキ「その他の選手についてはどうでしたか?」

キャット「今日のアリーザは良かった。シュートに安定感があったし、ディフェンスでも持ち味を発揮していたね。ローソンもプレシーズンゲームの頃から比べて、だいぶフィットしてきた感ある。大事なところで臆せずドライブ出来るし、もっとチームに馴染めば、確実にチームの力になるね。あとはソートン。この選手をベテラン最低年俸で獲得出来たのは本当に良かったと思う。まあ彼は元々キングス時代にリーディングスコアラーだった選手だから、これくらいやって当然と言えば当然なのかも。課題と言われているディフェンスだって中々いいぞ。」

シンキ「マジックについてはいかがだったでしょうか?」

キャット「フォニエーがいいよー。彼は期限までに契約延長しなかったので、来年に制限付きFAになることが決まったんだが、この調子で活躍を続ければ、相当な金額をもらっても驚けないな。ルーキーのヘゾンニャはいいところなかったな。まあこれからどれだけ伸びるかだよね。」

シンキ「それでは最後に何かありますか?」

キャット「一昨日ウォリアーズがグリズリーズに50点差で勝ったのを観て、今季は70勝行っちゃうんじゃないかと思った次第なんだけど、今日は負けたとはいえクリッパーズがいいゲームしてたよ。今のところ太刀打ち出来そうな西のチームはスパーズとサンダーだとボクは思ってるんだが、ロケッツはその中に入って欲しいんだよ。そのためにはもっとチームを成長させないといけないな。まだ伸びしろはあると思うので期待はしてるんだ。」

シンキ「次回のウォリアーズとの対戦はいつですか?」

キャット「12月のラストゲームになるね。それまでにチーム力の向上をお願いしたいな。」

シンキ「今日は長い時間どうもありがとうございました。次回は2日後にアウェイでキングス戦です。こちらも宜しくお願いします。」

ボックススコアー

ロケッツ対マジック

第1Q 22-34
いきなりルイスの4ポイントプレイからスタート。ハワードにもオフェンシブリバウンドからダンクをお見舞いされて0-6となったが、ロケッツもスコラのミドルなどで巻き返し開始(6-8)。だがインサイドでのハワードの存在感はすさまじく、またしてもオフェンシブリバウンドから強烈なダンクを決められてしまう(8-12)。タイムアウト後にT-Macの登場。マジックファンは未だにチームを見捨てた彼に対し根に持っているのか、ボールが渡る度にブーイングを飛ばすが、T-Macは平常心にプレイしてブルックスにナイスパスを決めた。その後にスコラのフックも決まってロケッツが初めてリードを奪う(13-12)。だがネルソン、ルイスと立て続けにやられてあっさり逆転され、ピートラスのミドルで再び5点のビハインドに(13-18)。その後もマジックのペースは続いてしまい、アンダーソンの2本のスリー、ハワードのポストプレイなどで第1Qは12点リードされて終了した(22-34)。このQに一つのQとしてシーズンハイの16Rを記録したマジックのよさが目立った第1Qだった。

第2Q 30-21
第1Qで12点のビハインドも、ブルックスの連続スリーで一気に6点差に詰める(28-34)。しかしマジックも速攻などで点差を二ケタに戻すことに成功(28-38)。流れを掴みたいロケッツだがランドリーの3ファールなどで12点のビハインドに逆戻りになってしまった(32-44)。タイムアウト後に修正を図ってきたロケッツはヘイズがペイント内でしぶとく決め8点差にすると、ロワリーの速攻からのスコアーにブルックスのスリーが決まって9-2のランに成功し、点差を5に戻す(41-46)。ここから一気にロケッツの流れになると思われたが、それをすぐにルイスがスリーを決めて断ち切った(41-49)。だがアリーザが苦手のフリースローを4本連続で決めるなどして食い下がったロケッツが3点のビハインドまで詰めて第2Qが終了(52-55)。

第3Q 13-23
前半バティエのディフェンスに苦しんでいたカーターだったが(FG2/9)、ドライブからスコアーに成功してマジックが先制(52-57)。しかしヘイズがきっちりと2本フリースローを決めて、スコラもミドルで反撃するなど、ようやくロケッツも1点差にまで追いついてきた。しかしルイスがまたしてもロケッツの流れになりそうな展開を断ち切るかのようなスリーを決めてマジックの反撃は開始される(60-64)。アリーザがセレクションの悪いシュートを外しまくっている間にマジックは何と15-0のランを繰り出して一気に16点のリードを奪う(60-76)。ようやくスコラが決めたが、ロブパスからハワードが豪快なスラムダンクをお見舞いするなど、ロケッツは13点差に詰めるのが精一杯だった(65-78)。

第4Q 22-24
序盤はテイラーがボーンヘッドに加え、スクリーンに引っかかりレディックをフリーにしてスリーを決められるスタートから始まり、アンダーソンにスリーを決められて一時17点のビハインドになってしまう(67-84)。しかしランドリーがゴータットの高さにクイックネスで勝ってスコアーを繰り返し11点差まで詰め寄った(75-86)。しかしアンダーセンがアンダーソン(ややこしい...)に後ろからオフェンシブリバウンドを取られてスコアーされるなど、ロケッツは一気に自分たちの流れに持ってこれない。それでもロワリーとランドリーの奮闘が続いて、テイラーのドライブがきれいに決まるスコアーで8点のビハインドに(82-90)。マジックもネルソンがオフェンシブチャージを取られるなどオフェンスに苦労していたが、再度ルイスがスリーを決めるとカーターも続いて、残り2分切ってロケッツは16点のビハインドになってしまう(84-100)。タイムアウト後にロケッツはハリスとクックを使ってきたが、ハリスは契約したばっかりということもあってユニフォームに名前がなかった。そんなことを確認しているうちにゲームは終了。87-102で完敗した形になりロケッツの4連勝はならなかった。

ランドリーは相変わらず素晴らしかったが、アリーザが全くブレーキで、ブルックスも後半は1本もFGを決められなかった。またアンダーセンもダメではさすがに東のトップチーム相手に対しての勝利までは難しかった感じ。また連戦の疲れもあったのかもしれない。
今日のT-Macはあまり見せ場はなかった。ブルックスにナイスパスを見せたくらいで、シュートは1本しか決まらず。

ロケッツ(17-12)
アリーザ  36分 FG1/10 3pFG0/3 FT4/4 6P 7R 1A 1S
ブルックス 34分 FG5/14 3pFG4/8 FT3/3 17P 3R 4A
スコラ   25分 FG7/14 14P 5R
バティエ  33分 FG1/4 3pFG1/3 5P 5R 4A
ヘイズ   20分 FG3/5 8P 3R
ランドリー 25分 FG8/11 FT4/4 20P 3R 1B
ロワリー  25分 FG5/12 FT2/4 13P 5R 2A 1S
アンダーセン20分 FG0/3 3pFG0/2 0P 4R 5PF
T-Mac   8分  FG1/4 2P 1A
テイラー  11分 FG1/5 2P 1R
チーム全体
FG32/82 39.0%
3pFG6/20 30.0%
FT17/19 89.5%
37R(6OR) 15A 6S 2B 10TO
速攻からの得点 16点
ペイント内の得点 38点
TOから許した得点 12点

マジック(22-7)
ルイス   29分 FG5/11 3pFG4/7 15P 2R 3S
ピートラス 24分 FG3/7 6P 2R
ハワード  33分 FG5/7 FT3/4 13P 20R(4OR) 2S 4B
カーター  34分 FG6/16 3pFG1/5 FT5/5 18P 5R 4A 4TO
ネルソン  29分 FG6/11 3pFG2/3 15P 4R 4A 2S 4TO
レディック 24分 FG3/9 9P 2A
アンダーソン19分 FG5/10 3pFG3/7 14P 9R
ゴータット 15分 FG0/1 0P 4R 3B
バーンズ  14分 FG4/8 8P 2R
ジェイソンW19分 FG2/5 4P 6A
チーム全体
FG39/85 45.9%
3pFG11/29 37.9%
FT13/17 76.5%
49R(10OR) 21A 9S 7B 16TO
速攻からの得点 9点
ペイント内の得点 40点
TOから許した得点 14点