シンキ「こんにちは。3連勝中のロケッツは今日アウェイでマジック戦を迎えますが、前回の対戦では勝ってますから、今日も勝って連勝継続と行きたいですよね。」
キャット「12月に入ってからは、だいぶ良くなってきた感あるね。この調子でドンドン勝って欲しいもんだよ。今日も期待していいと思うぞ。」
シンキ「早いもので、もう30ゲーム目を迎えますよね。」
キャット「あっという間だな。でもまだ53ゲームあるし、プレイオフに進むチームは、もっと増えるからね。ホント大変だよ。」
シンキ「日本だと週末しか試合しませんが、今開催中のウインターカップは毎日ゲームあります。だいぶギャップがありますよね。」
キャット「ウインターカップは体育館を借りる期間が限られているからね。プロは集客の問題。バスケ人気が上がれば、平日だって試合するだろう。野球みたいにね。」
シンキ「ではゲームの方をお願いします。」
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、カペラ、ハワード。ローソンが今日から復帰するよ。チームの足を引っ張らないように頑張ってもらいたいね(笑) マジックはペイトン、フォニエ、ハリス、フライ、ブセビッチの布陣。前回やられたフォニエには注意したいよ。」
キャット「序盤は両チームとも加点が続く展開。マジックはブセビッチやフライのスキルから加点を、ロケッツはハーデン起点からの加点が続いたね(8-9) ゲームが動いたのは約4分経過したくらいから。マジックはまずペイトンがドライブを決めると、フォニエのカウントプレイ、ブセビッチのフックなどで11-2のランを披露。ロケッツは堪らずタイムアウトを要求した(10-20) タイムアウト後、すぐにTジョーンズが加点を繰り返し、流れを取り戻すと、ハーデンの連続加点にカペラのナイスフォローで、あっさり追い付いたんだ(23-23) その後もロケッツはハーデン起点からリズム良く加点する19-3のランがあって逆転に成功! 第1Qは6点のリードで終了したよ(33-27)」
シンキ「一時10点リードされていましたが、タイムアウト明けからのランで、すぐに逆転しましたよね。その要因は何でしょうか?」
キャット「ディフェンスで積極的にダブルチームを仕掛け、マジックはボール回しに苦労していたよ。容易にペイント内に進入させず、ロケッツはリズム良くディフェンスしていたんじゃないかな。それがオフェンスに波及した形だね。中盤からは見ていて気持ち良かったよ。」
シンキ「オフェンス面ではやはりハーデンですかね。」
キャット「だね。彼はゲームを支配しているよ。彼がいるといないでは大違いだね。頼りになる男だ(笑)」
シンキ「このペースで第2Q以降もお願いしたいですよ。では続きをお願いします。」
キャット「序盤のハーデンのいない時間帯にロケッツは攻めあぐみ、その隙にマジックは控え陣の加点で逆転(38-39) ロケッツもディーモーからハワードへのナイスパスが決めて応戦し、今度はローソンからのパスもハワードへ通るなど、ロケッツが再びリードした(46-43) しかしタイムアウト後にディフェンスを修正したマジックは、厳しい守りで終盤からロケッツに加点を許さない。オフェンスでも4本のスリーに成功して、再びロケッツはリードを許したんだ(50-59) 結局前半は6点のビハインドで終了となった(53-59)」
シンキ「逆転されてしまいましたかー。ディフェンスがいけなかったんですかね?」
キャット「オフェンスのリズムが悪く、その流れをディフェンスに影響させてしまった感じだね。ワイドオープン気味のスリーを打たれることも多く、それをしっかり決めてきたマジックを称賛しなければならないが。序盤に控えのゴードンにやられて勢いづかされたのも何気に大きかったよ。」
シンキ「まだ前半ですからね。これから逆転しましょう。それでは後半戦をよろしくお願いします。」
キャット「後半序盤もリズムの悪いロケッツ。イージーバスケットを許して開始2分半でタイムアウトを要求(53-65) ここでロケッツはカペラを外してソートンをコートへ送ったんだ。彼の爆発力に期待したんだろう。劣勢に立たされているロケッツは、やはりこの男ハーデンが得意の個人技で連続加点。リードされている時は、やはりハーデン頼みになってしまうな(65-69) しかし中盤以降もペースはマジックが握り、ペイトンのパス、ドライブを止めることが出来ず、簡単に加点を許してしまうシーンが多く、ボクもイラついてしまったよ(苦笑) 結局13点のビハインドまで押し戻されて第3Qが終了したんだ(74-87)」
シンキ「いけないですねー。そろそろ連勝街道に入りたいですよ。しっかりしましょう。」
キャット「一気のランが必要になるな。まずはマジックのペイトンにしっかりプレッシャーを掛けて欲しい。簡単にシュートを打たせすぎているよ。」
シンキ「第4Qの逆転劇をお願いします(笑)」
キャット「オーケー。第4Qはハーデン、ローソン、ソートン、アリーザ、ハワードでスタート。序盤はソートンの爆発力に期待したが、彼は3本連続決められず、3分経過後にビバリーと交代。マジックもミスが続いて流れに乗れず、点差はほとんど変わらず(79-89) タイムアウト後にハーデンがスリーを決めると、ドライブからの加点も決めてロケッツの猛攻開始! ハーデンはナイスディフェンスでスミスのオフェンシブファールを誘うと、直後のオフェンスでハワードのアーリウープをお膳立てしたよ。勢いを増すロケッツはマジックにプレッシャーを掛け、24秒バイオレーションも誘った! このチャンスにローソンがミドルを決めて、ロケッツは残り7分切って1点差に追い上げた(88-89)」
シンキ「おお。さあ逆転ですね。」
キャット「しかしホームで負けたくないマジックは、ペイトンからフォニエにバックドアカットプレイが決まって、約4分半振りに加点に成功すると、リズムに乗ってハリスのスリーに、ブセビッチのミドルも決まり残り5分半ほどで、しぶとくリードをキープしたんだ(95-96)」
シンキ「さすが好調のマジックですね。でも状態が良くなっているロケッツですから,負けませんよ。」
キャット「タイムアウト前に、連続でペイトンにナイスパスを出されていたロケッツは、タイムアウト明けに、アリーザをペイトンのマークへ変更。ロケッツは引き続きハーデン、ハワードに、ローソン、ビバリー、アリーザのいわゆるスモール態勢で望んだんだ。まずブセビッチに技ありの加点を許してしまうが、その後はロケッツのディフェンスが光り、マジックのミスを誘っていて、リズムはロケッツにあったのだが、オフェンスでハワードが第4Q出ずっぱりの影響なのか、動きに精彩を欠く場面があり、アリーザのスリーも決まらない。だがロケッツは、やはりこの男ハーデンがドライブから加点に成功して追いすがる(97-98)」
シンキ「残り3分くらいですよね。逆転しましょう。」
キャット「タイムアウト後、やはり頼りになるハーデンが、得意のステップアップジャンパーを決めて、遂にロケッツが逆転に成功したよ(99-98) ディフェンスでもタフショットを打たせて完全にリズムはロケッツだったんだが、ローソンが焦ったのか、スリーを決め切れず、次のオフェンスでもミスも犯してしまった。そのチャンスをマジックはペイトンが一瞬の隙を突くナイスレイアップを決めて残り1分弱、マジックに1点のリードを許してしまったよ(99-100)」
シンキ「勝ちたいです! お願いします!」
キャット「タイムアウト後のロケッツは、アリーザのスリーはミスしたが、ペイトンのドライブを何とか防いでロケッツボールに。このチャンスをビバリーが果敢にドライブしてファールを誘い、見事2本決めて残り26秒、またロケッツが逆転したんだ(101-100)」
シンキ「手に汗握る展開ですね。4連勝掛かってますよ。お願いします!」
キャット「ホームの大声援を受けるマジック。ロケッツはここを何とか防ぎたいところ。この場面でマジックはフォニエに託し、彼はサイズを活かしたドライブから態勢を崩しながらも加点に成功。ロケッツは残り14秒、タイムアウトを要求した(101-102)」
シンキ「まだ時間ありますよ。大丈夫です!」
キャット「大事なボールポゼション、やはり託したのはハーデンだったが、マークが厳しく、ハワードへパスを出すも、動きが重いハワードは反応出来ず、ルーズボールに。しかしそのルーズボールを拾ったハワードがコーナーにいるアリーザへパスを出し、アリーザがスリーを放った。」
シンキ「入りましたよね。」
キャット「いや。残念ながら入らず、結局ファールゲームになって終了。結局勝ちきれず終わってしまったよ。最終スコアーは101-104。非常に悔しい負け方だったよ。ボクもボールペンを2回投げてしまったくらいだからな(苦笑)」
シンキ「うーん。4連勝なりませんでしたか。第4Qは一時逆転してましたが、リズムが続かなかったんですかね?」
キャット「押せ押せだったんだけどね。マジックのペイトン、フォニエのガード陣にやられてしまったよ。ホームの声援の後押しもあっただろう。負けてしまったけどナイスゲームだったと思う。マジックも今季好調だからね。そのチームに第4Qで二桁のビハインドを追い付くんだから、やはりロケッツは復調していると見て間違いないよ。」
シンキ「2ゲームお休みしていたローソンはどうでしたか? 今日はだいぶ出番をもらっていたみたいですが。」
キャット「今日のローソンは良かったよ。第4Qに9得点を挙げているだけでなく、自ら起点になってロケッツの加点に絡んでいた。ディフェンスは課題だが、ビバリーと組むことで、それほど穴にはなっていないように見えたし、攻守のバランスを考えてうまく彼を起用すれば、十分にロケッツの戦力になることが分かったね。」
シンキ「ハワードはどうでしたか? 第4Qは出ずっぱりでしたよね。」
キャット「彼は第4Qに備えて体力を温存しておいた方がいいかもね。成長著しいカペラがいるんだし、ここらへんはビッカースタッフにお願いしたいところだよ。」
シンキ「分かりました。マジックについては何かありますか?」
キャット「フォニエにまたしてもやられてしまったな。安定しているし、今オフ結構な契約を獲得出来るよ。彼以外にもペイトンもいいし、ブセビッチも何気に活躍しているね。プレシーズンゲームで対戦した時に、ボクは彼らを今季プレイオフに進出できるチームと見たんだけど、その予測は間違ってなかったと思う。東地区で10位前後って予想した専門家もいたくらいだけどね。」
シンキ「次はあさってになります。ホームでスパーズとの対戦です。クリスマスゲームですね。」
キャット「今日は負けたとはいえ、ロケッツもかなり良くなってきたことは間違いないから、そのロケッツが絶好調スパーズにどれだけ通用するのか楽しみにしているんだ。」
シンキ「最後に何かありますかね?」
キャット「30ゲーム終わって15勝15敗。ちょうどキリのいい数字じゃないか(笑) 次のクリスマスゲームから、また新シーズンが始まるつもりで挑んで欲しい。ロケッツの力はこんなもんじゃないというところを、NBAファンに見せてもらいたいよ。」
シンキ「分かりました。今日は残念でしたが、それなりの収穫があったようですね。それでは次のスパーズ戦も宜しくお願いします。」
ボックススコアー
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