シンキ「こんにちは。ラプターズ戦に敗れ連勝が止まったロケッツですが、アウェイ戦を連勝と、再び勢いが付いてきましたね。今日から4ゲーム連続ホームゲームとなってますから、また連勝街道へ入れるように、まず今日のナゲッツ戦をしっかり勝っておきましょう。」
キャット「今日がポールのホームゲームデビュー戦になるね。残念ながらアンダーソンは体調が思わしくなく、今日のゲームは欠場となってしまい、ゴードンも右ふくらはぎの張りがあるため、様子を見て欠場となったが、その分ポールなど他の選手が頑張ってくれると思うよ。」
シンキ「先日バームーテも体調がすぐれず欠場してましたが、アンダーソンもやっちゃいましたか。」
キャット「昨日の情報では出場できそうとのことだったんだけど、まあ今無理しても仕方ないから、お休みという形になったようだ。なので次のニックス戦は大丈夫だろう。」
シンキ「分かりました。ではゲームの方をお願いします。」
キャット「ロケッツのスターターはハーデン、ポール、アリーザ、タッカー、カペラ。タッカーは今季初スタメンとなった。ナゲッツはチームの大黒柱のポイントセンターであるヨキッチ、オフに契約延長した4年目の23歳ハリス、ロッタリーピックの2年目20歳のマレー、ベテランのチャンドラー、中堅のバートン。ホークスから移籍したミルサップは、レイカーズ戦で左手首の靭帯を損傷。手術が必要で復帰まで3か月ほど掛かるようだ。」
キャット「第1Q序盤は両チームとも加点出来ない時間帯が続いた。ロケッツはカペラがいつもと違ってフィニッシュ出来ず、ナゲッツもヨキッチのシュートが入らなかったね。ようやくヨキッチのジャンパーが決まって点数が入ったが、その後もロケッツはシュートミスを繰り返し、最初の6本をすべて落としてしまった(0-2) だがこの状況を打開したのは復帰3戦目のポール。まずビハインドザバックドリブルで魅せながらジャンパーを決めると、今度はカウントプレイにも成功してロケッツは反撃開始のゴングが鳴ったよ。ナゲッツもハリスがダンクを決めて応戦するが、アリーザのドライブ、ネネとハーデンのコンビプレイも決まったロケッツがリードを拡げに掛かってきたね(8-5) その後もロケッツはハーデンに率いられ次々に加点を続ける(18-10) 溜らず1ゲーム出場停止後に復帰したマローンヘッドコーチがタイムアウトを要求するが、バームーテのスチールからの速攻が決まるなどして、再びナゲッツはタイムアウトを要求という運びに(22-10) 終盤以降もロケッツはやりたい放題の時間帯が続く。ネネが存在感のあるダンクを連発するなど、なんと13本連続フィールドゴールに成功して、結局このQは36点取って終了となったんだ(36-17)」
シンキ「序盤はシュートが入らなかったようですが、その後は面白いように加点を続けましたか。完全にロケッツのペースですね。この調子で今日もローテ外の選手を出しましょう。お願いします。」
キャット「第2Qに入ってもロケッツのペースは変わらず。ハーデンのいない時間帯でもポールが立て続けに加点を続け、カペラにもナイスパス。溜らずナゲッツはタイムアウトを要求(48-23) タイムアウト後もロケッツは全く止まらず猛攻を続け、ナゲッツはヨキッチが足首を痛めロッカールームへ下がる始末。何とかハリスが加点を続けていたが、ロケッツもハーデンからカペラへのアーリウープが2本決まったり、バームーテのディフェンスが冴えるなど、リードは遂に30点を超えた(63-31) 残り4分弱でジョウ・チーを投入する余裕も見せたよ。そのジョウ・チーはまずチャンドラーのジャンパーをブロックすると、リバウンドからハーデンへロングパスを出したり、加点は出来なかったが、それなりの存在感を見せていたよ。結局前半はロケッツ35点の大量リードで終了となった(75-40)」
シンキ「前半だけで35点リードしましたか! 今季のロケッツの強さは際立っていますよ。アンダーソン、ゴードン抜きでこれですからねー。」
キャット「オフェンスが絶好調だね。ディフェンスもいい感じだよ。まあナゲッツはミルサップ抜きでジャンパーに頼っているところがあるから、ちょっとこれから苦戦が続くだろうね。でもヨキッチ中心にどれだけやれるかだな。ちなみに彼はゲームに戻ってきたよ。」
シンキ「後半も同様に加点し続けちゃってください。お願いします。」
キャット「第3Q序盤はナゲッツが12-0のランを出してスタート(75-52) 大量リードで気が抜けた訳ではないだろうが、スリーが入らず、ターンオーバーも目立っていた。4分経過してようやくロケッツはネネのフリースローで加点すると、ここから再びオフェンスのリズムが良くなってきて、ポールのスリーに、アリーザのスリーが決まると、そのアリーザはドライブからも加点に成功。アリーザはその後もスチールに成功すると、再びスリーを連発する好調振りを披露する(92-64) 結局終盤も加点が続いたロケッツはリードを再び30点以上に戻して第3Qは終了となった(101-67)」
キャット「第4Q序盤は第3Qと打って変わって絶好調。ポールがすべての加点に絡む存在感を見せる13-0のランを決めて、さらに突き放したんだ(114-67) 残り8分弱にはローテ外のトロイ、ブラウンなどを出場させる余裕を見せたロケッツが、30点差の大勝に終わった(125-95) チーム成績などは以下の通り。」
ロケッツ(14-4) 36 39 26 24 125
ナゲッツ(10-8) 17 23 27 28 95
ロケッツ FG45/82(54.9%) 3pFG18/41(43.9%) FT17/23 46R 30A 18TO
ナゲッツ FG35/87(40.2%) 3pFG10/33(30.3%) FT15/23 43R 19A 19TO
ハーデン 32分 21点、8R、9A、7TO FG6/16 3pFG1/7 FT8/9
ポール 28分 23点、2R、12A、3S、1TO FG8/11 3pFG4/7 FT3/4
アリーザ 35分 25点、2R、2S、1B FG9/12 3pFG7/10
タッカー 35分 7点、11R FG2/4 3pFG1/3 FT2/2
カペラ 17分 8点、8R FG4/7 FT0/2
ネネ 19分 13点、4R、5A、1S、1B FG5/7 FT3/4
バームーテ 26分 13点、4R、1A、4S FG5/5 3pFG3/3
タリック 12分 8点、4R、1B FG4/7
ジョウ・チー 12分 6点、2R、1A、1S、1B FG2/6 3pFG2/4
ブラウン 8分 0点、1S FG0/5 3pFG0/4
トロイ 8分 1点、1R、1A、1S FG0/2 3pFG0/2 FT1/2
ウェバー 8分 0点、1A FG0/0
ヨキッチ 26分 17点、6R、3A、2S、1B FG7/14 3pFG1/2 FT2/3
ハリス 30分 13点、1R、4S FG5/9 3pFG2/3 FT1/2
バートン 36分 20点、6R、3A、2S、2B FG7/16 3pFG2/8 FT4/5
マレー 24分 8点、7R、3A、3TO FG3/8 3pFG0/3 FT2/3
チャンドラー 27分 2点、5R、1A、1B FG1/6 3pFG0/3
プラムリー 22分 9点、8R(5OR)、2A、1S FG4/9 FT1/3
ムディエイ 25分 1点、1R、3A、4TO FG0/5 3pFG0/2 FT1/2
ライルズ 24分 7点、3R、3A、1S、1B FG3/7 3pFG1/4
エルナンゴメス(ロケッツの指名権で獲得)18分 9点、3R、1A FG2/8 3pFG2/5 FT3/3
ビーズリー 8分 9点、3R FG3/5 3pFG2/2
ファリード、元キャブスのジェファーソン、アーサーは出場せず
シンキ「ロケッツの圧勝に終わりましたが、勝因は何でしょうか?」
キャット「まあほとんど全部良かったからね(笑) 語るまでもないと思う。最近はこんなゲームが多くて、今季のロケッツの強さを実感しているよ。」
シンキ「今日一番活躍した選手を一人挙げるとすれば誰でしょうか?」
キャット「アリーザだな。今日は彼の日だったね。シュートが絶好調だったし、持ち味のディフェンスでも良くプレッシャーを掛けて、ジャンパーをことごとく落としていたよ。」
シンキ「ハーデンはちょっとシュート成功率が悪いですが、ポールが素晴らしい数字を残しておりますね。」
キャット「ポールは素晴らしいよ。彼のような選手がロケッツに来てくれて本当に嬉しい。彼のおかげでハーデンのいない時間帯を凌げるだけでなく、一気に突き放すことも可能になったよね。ポールの存在感は絶大だと思う。彼とハーデンがいれば、今季の60勝到達は可能なんじゃないかって思えてきたね。この調子で健康を維持して過ごして欲しいよ。」
シンキ「今日はネネも頑張りましたが、控え陣についてはどうですか?」
キャット「今日はアンダーソンとゴードンが欠場だったから、実質7人でプレイしていたが、その中でも控えのネネとバームーテは異彩を放っていたね。彼らはスターターと遜色ないプレイをしていたよ。ネネはヨキッチに対抗心でもあるのか、ポイントセンター的なプレイも目立ったね。バームーテはディフェンスの存在感だけでなく、オフェンスでも確実に決めていたよ。」
シンキ「ジョウ・チーが前半から使われていましたが、どんな感じでしたか?」
キャット「彼はローテ外の選手の中ではタリックの次に使える選手だと思う。ところどころで存在感のあるプレイを見せられるからね。もっとプレイに幅が必要だと思うが、経験を積んでいけば、モノになりそうな予感がする。Gリーグでは結果を出しているし、もっと緊張感のある場面で使えるように成長を続けてもらいたい。」
シンキ「今日は2ウェイ契約のウェバーも出てますよね。」
キャット「今日が彼にとってロケッツでのデビューとなったね。自分の役割を分かっているのか、無理をしていなかったが、Gリーグでオールラウンドな数字を残しているし、流しの時間帯以外でも使ってみたくなる選手だよ。対照的にトロイとブラウンは全然ダメだな。トロイはもうこのままじゃカットされても不思議ないと思う。才能があるのは分かっているんだが、どうもNBAレベルでは思うようなプレイが出来ていない。もっとプレイ時間が必要な選手なんだろうけど、今のロケッツじゃ難しいよなー。ロケッツで芽が出なかったコビントンが、シクサーズに行って不動のスターターになっているだけに、別のチームへ行った方がいいかもしれない。そしてブラウンはNBA最低の選手かもね。今日は特に醜かったよ。」
シンキ「ブラウンはお祭り男でチーム内の雰囲気を盛り上げる役目からロスターに入っているのかもしれませんね(笑) ナゲッツの選手についてはいかがでしたか。」
キャット「才能のある選手が揃っている。ヨキッチは何でも出来る選手で、若手ビックマンの中ではポルジンギスと双璧をなす存在だと思うね。ムディエイの成長力に問題があるとはいえ、控えにも魅力的な選手が多いよ。今日は相手が悪かったことに尽きるかな。」
シンキ「ありがとうございます。これでまた3連勝。貯金も10になりましたね。まだまだシーズンは長いですが、再び連勝街道へ入り、レギュラーシーズンの目標である60勝へ到達できるように頑張って欲しいです。さて次は中2日でのニックス戦になります。今季2度目の対戦になりますね。今度はホームゲームです。」
キャット「カーメロを放出して再建期に入ったと思いきや、ここまで勝率5割を超えている。今日はラプターズに逆転勝ちしているし、ロケッツは前回楽勝したとはいえ、侮れない相手だと思う。それでも自信を持ってプレイすれば、大丈夫だと思っているけどね。」
シンキ「今日はどうもお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」
最近のコメント