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ナゲッツ

'17~'18 第18戦 対ナゲッツ(ホーム)

シンキ「こんにちは。ラプターズ戦に敗れ連勝が止まったロケッツですが、アウェイ戦を連勝と、再び勢いが付いてきましたね。今日から4ゲーム連続ホームゲームとなってますから、また連勝街道へ入れるように、まず今日のナゲッツ戦をしっかり勝っておきましょう。」
 
キャット「今日がポールのホームゲームデビュー戦になるね。残念ながらアンダーソンは体調が思わしくなく、今日のゲームは欠場となってしまい、ゴードンも右ふくらはぎの張りがあるため、様子を見て欠場となったが、その分ポールなど他の選手が頑張ってくれると思うよ。」
 
シンキ「先日バームーテも体調がすぐれず欠場してましたが、アンダーソンもやっちゃいましたか。」
 
キャット「昨日の情報では出場できそうとのことだったんだけど、まあ今無理しても仕方ないから、お休みという形になったようだ。なので次のニックス戦は大丈夫だろう。」
 
シンキ「分かりました。ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「ロケッツのスターターはハーデン、ポール、アリーザ、タッカー、カペラ。タッカーは今季初スタメンとなった。ナゲッツはチームの大黒柱のポイントセンターであるヨキッチ、オフに契約延長した4年目の23歳ハリス、ロッタリーピックの2年目20歳のマレー、ベテランのチャンドラー、中堅のバートン。ホークスから移籍したミルサップは、レイカーズ戦で左手首の靭帯を損傷。手術が必要で復帰まで3か月ほど掛かるようだ。」
 
キャット「第1Q序盤は両チームとも加点出来ない時間帯が続いた。ロケッツはカペラがいつもと違ってフィニッシュ出来ず、ナゲッツもヨキッチのシュートが入らなかったね。ようやくヨキッチのジャンパーが決まって点数が入ったが、その後もロケッツはシュートミスを繰り返し、最初の6本をすべて落としてしまった(0-2) だがこの状況を打開したのは復帰3戦目のポール。まずビハインドザバックドリブルで魅せながらジャンパーを決めると、今度はカウントプレイにも成功してロケッツは反撃開始のゴングが鳴ったよ。ナゲッツもハリスがダンクを決めて応戦するが、アリーザのドライブ、ネネとハーデンのコンビプレイも決まったロケッツがリードを拡げに掛かってきたね(8-5) その後もロケッツはハーデンに率いられ次々に加点を続ける(18-10) 溜らず1ゲーム出場停止後に復帰したマローンヘッドコーチがタイムアウトを要求するが、バームーテのスチールからの速攻が決まるなどして、再びナゲッツはタイムアウトを要求という運びに(22-10) 終盤以降もロケッツはやりたい放題の時間帯が続く。ネネが存在感のあるダンクを連発するなど、なんと13本連続フィールドゴールに成功して、結局このQは36点取って終了となったんだ(36-17)」
 
シンキ「序盤はシュートが入らなかったようですが、その後は面白いように加点を続けましたか。完全にロケッツのペースですね。この調子で今日もローテ外の選手を出しましょう。お願いします。」
 
キャット「第2Qに入ってもロケッツのペースは変わらず。ハーデンのいない時間帯でもポールが立て続けに加点を続け、カペラにもナイスパス。溜らずナゲッツはタイムアウトを要求(48-23) タイムアウト後もロケッツは全く止まらず猛攻を続け、ナゲッツはヨキッチが足首を痛めロッカールームへ下がる始末。何とかハリスが加点を続けていたが、ロケッツもハーデンからカペラへのアーリウープが2本決まったり、バームーテのディフェンスが冴えるなど、リードは遂に30点を超えた(63-31) 残り4分弱でジョウ・チーを投入する余裕も見せたよ。そのジョウ・チーはまずチャンドラーのジャンパーをブロックすると、リバウンドからハーデンへロングパスを出したり、加点は出来なかったが、それなりの存在感を見せていたよ。結局前半はロケッツ35点の大量リードで終了となった(75-40)」
 
シンキ「前半だけで35点リードしましたか! 今季のロケッツの強さは際立っていますよ。アンダーソン、ゴードン抜きでこれですからねー。」
 
キャット「オフェンスが絶好調だね。ディフェンスもいい感じだよ。まあナゲッツはミルサップ抜きでジャンパーに頼っているところがあるから、ちょっとこれから苦戦が続くだろうね。でもヨキッチ中心にどれだけやれるかだな。ちなみに彼はゲームに戻ってきたよ。」
 
シンキ「後半も同様に加点し続けちゃってください。お願いします。」
 
キャット「第3Q序盤はナゲッツが12-0のランを出してスタート(75-52) 大量リードで気が抜けた訳ではないだろうが、スリーが入らず、ターンオーバーも目立っていた。4分経過してようやくロケッツはネネのフリースローで加点すると、ここから再びオフェンスのリズムが良くなってきて、ポールのスリーに、アリーザのスリーが決まると、そのアリーザはドライブからも加点に成功。アリーザはその後もスチールに成功すると、再びスリーを連発する好調振りを披露する(92-64) 結局終盤も加点が続いたロケッツはリードを再び30点以上に戻して第3Qは終了となった(101-67)」
 
キャット「第4Q序盤は第3Qと打って変わって絶好調。ポールがすべての加点に絡む存在感を見せる13-0のランを決めて、さらに突き放したんだ(114-67) 残り8分弱にはローテ外のトロイ、ブラウンなどを出場させる余裕を見せたロケッツが、30点差の大勝に終わった(125-95) チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(14-4) 36 39 26 24 125
ナゲッツ(10-8) 17 23 27 28 95
 
ロケッツ FG45/82(54.9%) 3pFG18/41(43.9%) FT17/23 46R 30A 18TO
ナゲッツ FG35/87(40.2%) 3pFG10/33(30.3%) FT15/23 43R 19A 19TO
 
ハーデン 32分 21点、8R、9A、7TO FG6/16 3pFG1/7 FT8/9
ポール 28分 23点、2R、12A、3S、1TO FG8/11 3pFG4/7 FT3/4
アリーザ 35分 25点、2R、2S、1B FG9/12 3pFG7/10
タッカー 35分 7点、11R FG2/4 3pFG1/3 FT2/2
カペラ 17分 8点、8R FG4/7 FT0/2
ネネ 19分 13点、4R、5A、1S、1B FG5/7 FT3/4
バームーテ 26分 13点、4R、1A、4S FG5/5 3pFG3/3
タリック 12分 8点、4R、1B FG4/7
ジョウ・チー 12分 6点、2R、1A、1S、1B FG2/6 3pFG2/4
ブラウン 8分 0点、1S FG0/5 3pFG0/4
トロイ 8分 1点、1R、1A、1S FG0/2 3pFG0/2 FT1/2
ウェバー 8分 0点、1A FG0/0
 
ヨキッチ 26分 17点、6R、3A、2S、1B FG7/14 3pFG1/2 FT2/3
ハリス 30分 13点、1R、4S FG5/9 3pFG2/3 FT1/2
バートン 36分 20点、6R、3A、2S、2B FG7/16 3pFG2/8 FT4/5
マレー 24分 8点、7R、3A、3TO FG3/8 3pFG0/3 FT2/3
チャンドラー 27分 2点、5R、1A、1B FG1/6 3pFG0/3
プラムリー 22分 9点、8R(5OR)、2A、1S FG4/9 FT1/3
ムディエイ 25分 1点、1R、3A、4TO FG0/5 3pFG0/2 FT1/2
ライルズ 24分 7点、3R、3A、1S、1B FG3/7 3pFG1/4
エルナンゴメス(ロケッツの指名権で獲得)18分 9点、3R、1A FG2/8 3pFG2/5 FT3/3
ビーズリー 8分 9点、3R FG3/5 3pFG2/2
ファリード、元キャブスのジェファーソン、アーサーは出場せず
 
シンキ「ロケッツの圧勝に終わりましたが、勝因は何でしょうか?」
 
キャット「まあほとんど全部良かったからね(笑) 語るまでもないと思う。最近はこんなゲームが多くて、今季のロケッツの強さを実感しているよ。」
 
シンキ「今日一番活躍した選手を一人挙げるとすれば誰でしょうか?」
 
キャット「アリーザだな。今日は彼の日だったね。シュートが絶好調だったし、持ち味のディフェンスでも良くプレッシャーを掛けて、ジャンパーをことごとく落としていたよ。」
 
シンキ「ハーデンはちょっとシュート成功率が悪いですが、ポールが素晴らしい数字を残しておりますね。」
 
キャット「ポールは素晴らしいよ。彼のような選手がロケッツに来てくれて本当に嬉しい。彼のおかげでハーデンのいない時間帯を凌げるだけでなく、一気に突き放すことも可能になったよね。ポールの存在感は絶大だと思う。彼とハーデンがいれば、今季の60勝到達は可能なんじゃないかって思えてきたね。この調子で健康を維持して過ごして欲しいよ。」
 
シンキ「今日はネネも頑張りましたが、控え陣についてはどうですか?」
 
キャット「今日はアンダーソンとゴードンが欠場だったから、実質7人でプレイしていたが、その中でも控えのネネとバームーテは異彩を放っていたね。彼らはスターターと遜色ないプレイをしていたよ。ネネはヨキッチに対抗心でもあるのか、ポイントセンター的なプレイも目立ったね。バームーテはディフェンスの存在感だけでなく、オフェンスでも確実に決めていたよ。」
 
シンキ「ジョウ・チーが前半から使われていましたが、どんな感じでしたか?」
 
キャット「彼はローテ外の選手の中ではタリックの次に使える選手だと思う。ところどころで存在感のあるプレイを見せられるからね。もっとプレイに幅が必要だと思うが、経験を積んでいけば、モノになりそうな予感がする。Gリーグでは結果を出しているし、もっと緊張感のある場面で使えるように成長を続けてもらいたい。」
 
シンキ「今日は2ウェイ契約のウェバーも出てますよね。」
 
キャット「今日が彼にとってロケッツでのデビューとなったね。自分の役割を分かっているのか、無理をしていなかったが、Gリーグでオールラウンドな数字を残しているし、流しの時間帯以外でも使ってみたくなる選手だよ。対照的にトロイとブラウンは全然ダメだな。トロイはもうこのままじゃカットされても不思議ないと思う。才能があるのは分かっているんだが、どうもNBAレベルでは思うようなプレイが出来ていない。もっとプレイ時間が必要な選手なんだろうけど、今のロケッツじゃ難しいよなー。ロケッツで芽が出なかったコビントンが、シクサーズに行って不動のスターターになっているだけに、別のチームへ行った方がいいかもしれない。そしてブラウンはNBA最低の選手かもね。今日は特に醜かったよ。」
 
シンキ「ブラウンはお祭り男でチーム内の雰囲気を盛り上げる役目からロスターに入っているのかもしれませんね(笑) ナゲッツの選手についてはいかがでしたか。」
 
キャット「才能のある選手が揃っている。ヨキッチは何でも出来る選手で、若手ビックマンの中ではポルジンギスと双璧をなす存在だと思うね。ムディエイの成長力に問題があるとはいえ、控えにも魅力的な選手が多いよ。今日は相手が悪かったことに尽きるかな。」
 
シンキ「ありがとうございます。これでまた3連勝。貯金も10になりましたね。まだまだシーズンは長いですが、再び連勝街道へ入り、レギュラーシーズンの目標である60勝へ到達できるように頑張って欲しいです。さて次は中2日でのニックス戦になります。今季2度目の対戦になりますね。今度はホームゲームです。」
 
キャット「カーメロを放出して再建期に入ったと思いきや、ここまで勝率5割を超えている。今日はラプターズに逆転勝ちしているし、ロケッツは前回楽勝したとはいえ、侮れない相手だと思う。それでも自信を持ってプレイすれば、大丈夫だと思っているけどね。」
 
シンキ「今日はどうもお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

レギュラーシーズン第20戦 対ナゲッツ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。昨日のウォリアーズ戦は素晴らしいゲームで、後々までロケッツファンの記憶に残るんじゃないかと思いますが、日付は止まってくれません。今日もゲームです。」
 
キャット「ね(苦笑) もうちょっと余韻に浸っていたかったんだけど、まあ仕方ないか。今日も勝ってアウェイ5連戦を締めくくろうじゃないか。」
 
シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、カペラ。ナゲッツは2年目の飛躍を見せていないPGエマニエル・ムディエ、足首の故障が癒えて4ゲーム振りに復帰したウィル・バートン、先日のヒート戦で復帰したエースのダニロ・ガリナーリ、実力者もトレードの噂が絶えないケネス・ファリード、センターは夏の手術から回復した3年目のヨスフ・ノーキッチ。」
 
キャット「第1Q序盤、まずロケッツはアンダーソン、アリーザが合計5本のスリーを決めて、ウォリアーズ戦の勢いをそのまま持続しているようで、リードを9点取ったんだ(19-10) ナゲッツはノーキッチのパワープレイなどで応戦するが、負けじとカペラもオフェンシブリバウンドからカウントプレイを披露し、今回はフリースローもしっかりと決めて、ロケッツのリードは二桁になった(22-12) 中盤以降もヒザの状態を考慮して欠場を選択したネネに替わりコートに入ったハレルが、今日もアピールするようにゴードンからのパスをダンクで加点。リードは拡がっていったんだよ(33-18) 終盤はナゲッツも控えのネルソンや、チームの得点リーダーのチャンドラーの加点を繰り返し、結局9点差でロケッツは第1Qを取ったんだ(42-33) クオーターで42得点は今季最高だそうだね。」
 
シンキ「疲れがあるはずなのに、序盤から猛攻を仕掛けてますか! 頼もしいですね。続きもお願いします。」
 
キャット「第2Q序盤は両チームともターンオーバーが出て膠着したんだが、先にリズムを掴んだのはロケッツの方。ビバリーのナイスディフェンスから速攻が出て、ブリューワーからデッカーに繋がってダンク。さらにゴードンからカペラに繋がりフックで加点すると、ナゲッツはタイムアウトで修正を図る(50-38) このタイムアウトが効いたのか、ナゲッツはリズムが良くなり、ノーキッチやムディエの速攻など9-2のランを出して、点差を5点まで縮めたんだよ(52-47) しかし慌てないロケッツはタイムアウト後にしっかり修正。ロングリバウンドを掴んだアリーザからのパスをデッカーがスリーを決めると、同期のハレルも負けずにダンクで加点。ハーデンのフリースローも決まって点差を再び12点に戻したんだ(59-47) 終盤に入ってもそれなりのリズムでゲームを進めたロケッツが、前半は10点リードで折り返したよ(73-63)」
 
シンキ「点差以上に余裕のあるゲームですかね?」
 
キャット「今日はターンオーバーが少ないし、得点も止まってないからね。ちょっとオフェンシブリバウンドは取られているんだけど、ナゲッツはここが強いチームだから、ある程度は仕方ないかな。まあ順当に勝利してくれると思うよ。」
 
シンキ「頼もしいですね。それでは後半戦もお願いします。」
 
キャット「後半に入ってもロケッツは攻守でリズム良くプレイしていて、常に二桁のリードをキープしていたよ。中盤に速攻からハーデンが加点し、ビバリーのスリーが決まると、ロケッツのリードは17点に拡がったんだ。第3Qもロケッツが取って99-84で終了したよ。」
 
シンキ「昨日の疲れもあるので接戦を予想していましたが、これは楽勝ですかね。では第4Qもサクッとお願いします。」
 
キャット「第4Qはナゲッツの守備がガタガタで、コーチが何度もタイムアウトを要求してたよ。プレイに覇気が見られなかったファリードをベンチへ下げる徹底ぶりで、当然のごとくロケッツが余裕で勝利したんだ。ただアリーザが連戦の疲れが出たのか、途中でベンチへ下がったのは気になったね。最終スコアーは128-110。個人成績は以下の通りに。」
 
ロケッツ(13-7) FG45/89(50.6%) 3pFG17/37(45.9%) FT21/25(84.0%) 42R(12OR) 25A 11S 7B 11TO
ハーデン 33分 20点、6R、7A、1S、1B、5TO FG6/16 3pFG1/5 FT7/8
ビバリー 28分 11点、3R、6A、1S、2B FG4/9 3pFG2/5 FT1/2
アリーザ 31分 16点、7R、3A、5S FG6/11 3pFG4/7
アンダーソン 25分 18点、6R、3A、1S FG4/8 3pFG4/7 FT6/6
カペラ 26分 13点、10R、1A、2TO FG6/8 FT1/1
ゴードン 24分 18点、2R、4A、1S FG6/13 3pFG4/8 FT2/4
デッカー 28分 17点(キャリアハイ)、4R(3OR)、1S、1B FG6/11 3pFG1/4 FT4/4
ハレル 20分 8点、3R、2B FG4/6
ブリューワー 13分 2点、1A、1S FG1/1
エニス 4分 0点 FG0/2
KJマクダニエル 4分 2点 FG1/3
ウィルチェー 4分 3点(キャリア初得点)、1R FG1/1 3pFG1/1
ネネは欠場。ブラウンとオヌアクはアクティブロスターを外れる。
 
ナゲッツ(7-12) FG46/102(45.1%) 3pFG9/30(30.0%) FT9/16(56.3%) 52R(23OR) 22A 5S 3B 16TO
ムディエ 29分 9点、3R、6A、1TO FG3/12 3pFG1/6 FT2/2
バートン 33分 17点、7R、5A、1S FG7/16 3pFG1/4 FT2/5
ガリナーリ 35分 16点、5R、1A FG6/11 3pFG2/3 FT2/2
ファリード 23分 14点、10R(8OR)、1A FG6/15 FT2/2
ノーキッチ 20分 10点、7R(4OR)、2S、2B FG5/9 FT0/2
ウィルソン・チャンドラー(6thMAN) 29分 24点、4R、2A、1S FG10/18 3pFG3/7
ジャミア・ネルソン(NBA13年目) 19分 5点、1R、2A FG2/5 3pFG1/3
ジャマール・マレー(今年ドラ7位) 17分 2点、3R、1A FG1/7 3pFG0/4
ダリル・アーサー(28歳) 9分 8点、4R、1A FG4/4
アロンゾ・ジー(元ロケッツ) 9分 0点、2R、1A
ホアン・ヘルナンゴメス(今年ドラ15位) 8分 0点、4R FG0/2 3pFG0/1
マリック・ビーズリー(今年ドラ19位) 4分 5点 FG2/3 3pFG1/2
マイク・ミラー(NBA17年目) 4分 0点、2R、2A
約1か月欠場中のゲイリー・ハリス(3年目)は先週接触のない練習に参加。昨季ベストルーキーチームに選ばれた二コラ・ヨキッチは手首を痛め欠場。
 
シンキ「今日のゲームは昨日と違って完勝でしたかね。この勝利でアウェイ5連戦を4勝1敗で終えましたが感想はいかがですか?」
 
キャット「3勝できれば上出来だと思っていたんだけど、まさか4勝もするとは思わなかったな。ロケッツ強えーじゃんって思ったよ(笑)」
 
シンキ「20ゲーム終了して13勝。しかもアウェイ戦が多い中でのものですから、このペースで行けば、50勝は行けそうですよね。」
 
キャット「行けるんじゃないの。アウェイでスパーズやウォリアーズに勝ってるし、今ならどこのチームとやっても勝負出来る予感を感じるよ。いい感じになってきたよね。」
 
シンキ「やはりダントーニを招聘し、ハワードを引き留めず、ハーデン中心のチームにしたのが功を奏しましたかね?」
 
キャット「アンダーソンとゴードンの加入がやはり大きいね。彼らに触発されてアリーザのシューティングも良くなってるし、若手はカペラの飛躍だけでなく、デッカーとハレルの2年目コンビもいい味出してるよ。確かにハーデンがチームの軸だが、彼の力だけではこれだけ勝てないだろう。チームとして成長しているのが成績に表れているよ。」
 
シンキ「さて次のゲームは3日後でのセルティック戦になります。ようやくホームゲームですね。」
 
キャット「昨季のホームでのセルティックス戦はもうチーム状態がボロボロで、マクヘイル解任の引き金になったゲームだったな。今となっては懐かしく感じるよ(笑)」
 
シンキ「笑 では次回も宜しくお願いします。その前にディーモーの情報があったらお願いしますね。今日はどうもお疲れ様でした。」

今季第25戦 対ナゲッツ

シンキ「こんにちは。今日はアウェイでのナゲッツ戦になります。ようやく勝率5割に復帰したロケッツですが、今季2戦2敗のナゲッツにリベンジして、貯金生活に入りたいですよ。」

キャット「さすがに3回連続で負けられないよな。ここは絶対に勝って欲しいよ。」

シンキ「それでは早速ゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、Tジョーンズ、ハワード。カペラは風邪のため欠場とのことだ。ローソンにうつされたか(苦笑) ナゲッツはネルソン、ハリス、ガリナーリ、ファリード、ラボーン。新人のムディエは足首の故障のため欠場。」

キャット「序盤は両チームともミス連発で流れに乗れず、開始3分経過して3-2だったが、ロケッツはハワードのインサイドを中心に、ナゲッツはスクリーンを使って効率良くペイント内から加点に成功するなど、残り5分両チームとも譲らずの展開になった(14-14) しかしここから抜け出したのはナゲッツ。ファリードの連続加点で4点リードすると、ロケッツのミスからイージーレイアップに繋げてリードを6点に拡げる(14-20) ロケッツは堪らずタイムアウトで修正を図りに来たが、ナゲッツに相変わらず効率のいいパス回しから、がら空きのペイント内でイージーバスケットをやられてしまう(17-26) その後もガリナーリにスリーを決められるなど点差は開いてしまったよ。結局最大16点ビハインドを背負う苦しい立ち上がりで、22-36の14点差で第1Q終了となった。」

シンキ「いけませんねー。3連敗は許されませんよ。」

キャット「全くだ。簡単にやられすぎていて、悪い時のロケッツを見ているようだったよ。リバウンドが取れてないし、カペラがいないのが痛いな。」

キャット「第2Qで巻き返したいロケッツは、当たり出すと止まらないソートンを起用。その期待にソートンは見事に応え、連続スリーを決めて一気に6点差に縮めたよ(32-38) ロケッツは第1Qと打って変わってディフェンスが良くなり、ナゲッツはオフェンス停滞中。得点は単発でのスリー、パス回しのない個人技からの加点がほとんどで、攻守ともにロケッツが優位に立ったんだ。それでもナゲッツはファリードがオフェンシブリバウンドからの加点で凌いでいたが、自力に勝るロケッツはハーデンの3本のスリーが決まって一気に逆転に成功! 第2Qを36点取ってお返ししたロケッツが、58-54で折り返したよ。」

シンキ「やはり今のロケッツは違いますね! すぐに修正出来ます。これはコーチ交代が大きいですかね。」

キャット「マクヘイルだと感情的になって、むしろ選手達が浮き足立つ場面があったよね。ここらへんはコーチ経験が長く、冷静沈着なビッカースタッフの方が上。開幕4勝7敗スタートで、最初は意気消沈していたんだけど、長い目で見るとマクヘイルをクビに出来たし、むしろよかったんじゃないかと思っているんだ。」

シンキ「マクヘイルは開幕11ゲームだけで1200万ドルを手に入れているんですからお気楽ですよね。今は隠居生活ですかね?」

キャット「腹立つよなー。まあモーレーがいけないんだけどね。彼は古巣からポストの用意があるって噂があったんだけど、今のところ実現してないな。まあさすがにコーチ職はもうないでしょ。雇ったらそのGMは無能だよ。」

シンキ「笑 ゲームとは関係ないところで盛り上がってしまいましたが、そろそろ後半戦もお願いします。」

キャット「だな(笑) 後半出だしもロケッツはディフェンスが良くて、オフェンスでもビバリーの個人技、ディーモーとアリーザのスリーが決まるなど好調持続。点差は10点に拡がったよ(70-60) タイムアウト後、ナゲッツは幾分良くなってきて、離されまいと奮闘していたが、ロケッツもディーモーの調子が良くて点差はそのままだったんだが(74-64)、ロケッツはチームファールが増えてフリースローを与えることが多くなってしまい、着実に決めたナゲッツが次第に点差を詰めに掛かる(77-73) ロケッツはタイムアウトで修正を図ったが、ナゲッツはガード陣がそれぞれ3本のスリーに成功。ロケッツは逆転されてしまったよ(80-86) 結局82-86で第3Qは終了。4点のビハインドで残り12分となったね。」

シンキ「うーん。また逆転されてしまいましたかー。何が原因でしょうかね?」

キャット「ローソンが攻守で足を引っ張っていたんだよね。まあ彼一人の責任ではないと思うが、古巣からブーイングを受け、ちょっと実力を発揮出来ていないな。ここ最近の彼は調子がいいから、ビッカースタッフも我慢していたんだろうが、さすがに8点差にされたらテリーを使ってきたよね。」

シンキ「まだローソンは迷走してますか。とにかく3連敗は避けたいので、残りの12分をお願いします。」

キャット「ロケッツのこのQ出だしはテリー、ソートン、ブリューワー、アリーザ、ディーモー。まずソートンが速攻で加点したが、その後3連続でシュートミスしている隙に、ナゲッツは速攻からイージーレイアップ、バートンのスリーが決まって、ロケッツは堪らずタイムアウトを要求(84-93) タイムアウト後、ロケッツはオフェンスでディーモーがチームを引っ張るが、ディフェンスではリバウンドが取れずに加点を許してしまう。その後ミスも出て、またロケッツは二桁のビハインドを背負ってしまったんだよ(89-101) 残り7分弱でロケッツはハーデンとハワードをコートへ戻した。」

シンキ「やばいんじゃないですかー。リバウンドを取れませんかー。」

キャット「やはりカペラがいないの痛いよ。彼がこれほどの影響力を持っているとはね。今彼はディフェンシブRPMでチーム2位の成績を挙げているんだから、当然と言えば当然なんだけど。」

キャット「タイムアウト後、ロケッツはミスから速攻を許してしまい苦しい展開。その後も元ロケッツのパパニコロウにスリーを決められ、16点のビハインドを許してしまったんだよ(90-106) その後はアリーザが脱げたシューズをバートンに外へ投げられるなどあってゲームは一時ストップしたが、流れまでは変わらず、淡々を時間は過ぎていって、残り4分切ってから2分間得点が取れない体たらくから、ロケッツはベンチメンバーがゲームに出る準備を始めたんだよ(99-110)」

シンキ「ナゲッツ戦今季3連敗ですか。もう嫌になっちゃいますよね。」

キャット「だが残り2分ほどでビバリーがスリーを決めると、ベンチメンバーは準備を止めて着席(笑) ナゲッツは終盤に入りフィールドゴールが決められず、勢いに乗るロケッツはテリーのミドル、ハーデンの速攻からの加点にドライブも成功させ、一気に2点差まで追い詰めたよ!」

シンキ「このゲーム行けますね! あと残りどれくらいですか?」

キャット「51秒でナゲッツボールだ。ここでディフェンス頑張って、さあもう一本ってとこだな。」

シンキ「続きをお願いします。」

キャット「重要なディフェンスを見事クリアしたロケッツにチャンス到来。ハーデンが引きつけてコーナーにいるテリーにパス。テリーはほぼワイドオープンでシュートを放ったんだよ。しかしそのシュートは無残にも外れ、ファールゲームに・・・ 結局ナゲッツに逃げ切られてしまった。最終スコアーは108-114。ナゲッツ戦3連敗となり、もうボクは言葉もないよ。」

シンキ「負けてしまいましたかー。敗因は何でしょうかね?」

キャット「リバウンドが取れず、リズムを悪くしてしまったのが敗因だと思うよ。見た感じでは、当たり前とはいえロケッツの方が力は上なんだけど、いかんせんリズムが悪いとこうなってしまうよね。非常に残念な結果となってしまったな。」

シンキ「3連敗で今季を終わりにしたくありませんよ。次の対戦はいつですかね?」

キャット「今季の対戦は今日でおしまいだ。リベンジは来季へ持ち越しだよ(苦笑)」

シンキ「悔しいですが仕方ないですね。これで12勝13敗と、また借金生活です。」

キャット「勝ったり負けたりを繰り返していると、いつまで経っても勝率は上がらないから、連勝街道に乗せたいんだけどね。まだ本調子になるまで、もう少し時間は掛かるかな。それまでは辛抱だね。」

シンキ「ですね。最後に何かありますか?」

キャット「ナゲッツは勝負所で頼りになる選手が不足しているんだけど、それなりにいい選手は揃っているんだよね。前回はガリナーリ、今日はバートンにやられてしまったな。思えばバートンには前回もやられてたか。元ナゲッツのローソンはダメダメだったね。前回のアウェイ戦もダメだったし、プレッシャーに弱いタイプなのかな。」

シンキ「次のゲームは明日のキングス戦です。アウェイ連戦になりますが、勝ちましょう。それでは今日はお疲れ様でした。」

ボックススコアー

今季第9戦 対ナゲッツ

シンキ「こんにちは。今日はアウェイでのナゲッツ戦になります。開幕戦はホームで20点差付けられて敗戦してますので、今回はリベンジしたいですよね。」

キャット「当然だよ。開幕当初はまだ本調子でなかったと言い訳出来るが、今回はそうもいかない。しっかり勝ってスパーズやウォリアーズを追いかけて欲しいよ。」

シンキ「それでは早速ゲーム回顧の方をお願いします。」

キャット「今日のスターターはロケッツが、ハーデン、ローソン、アリーザ、ハレル、ハワード。ハレルをPFで起用し、アリーザを本来のSFに戻してきた。ナゲッツはムディエ、ハリス、ガリナーリ、ファリード、ヒクソンの布陣。」

キャット「序盤のロケッツは劣勢モード。速攻が2本とも決まらず、ミスも続いて8点リードされた(1-9) しかしハーデンのドライブからの加点や5本のフリースローをすべて決めるなどで、ロケッツの反撃は開始されたんだ(13-15) 均衡したゲームが終盤まで続いたが、残り3分切ってからナゲッツはガリナーリがミスマッチを突くポストアップから連続加点に成功すると、オフェンシブリバウンドからのスコアーなどもあり、結局このQはロケッツの7点ビハインドで終わってしまった(23-30)」

シンキ「どうもいけませんねー。相変わらずオフェンシブリバウンドを取られていますかー。」

キャット「まずオフェンス面ではスペースが狭く、インサイドを集中的に守られていて、ペイント内からのレイアップを8本くらい外していたよ。ディフェンス面ではオフェンシブリバウンドもそうだが、ミスマッチを突かれているよね。ここらへんはコーチの采配で何とかなる部分だから、マクヘイルにはしっかりして欲しいんだが、無い物ねだりなのかな。」

シンキ「ハーデンの調子はどうですかね?」

キャット「いいよ。入りそうもないスリーは打ってないし、何より得意のドライブから加点を狙おうという姿勢がいい。カリーみたいなシュート力がないんだから、自分の持ち味であるフィジカルなプレイから、ファールをもらって得点を量産する形が彼には合ってる。そうすればシュート成功率も上がるでしょ。今の成功率は醜すぎだからね。」

シンキ「それでは前半の続きをお願いします。」

キャット「早くもソートンの連続加点で2点差に詰めたロケッツ。しかしナゲッツも控えのバートンが持ち味のアグレッシブさを出して得点を重ねてリードをキープする(31-37) ロケッツもハワードの踏ん張りで追いすがり、ゲームはナゲッツリードながら均衡した展開になったんだ。中盤にハワードが3ファールでベンチへ下がるが、ロケッツはTジョーンズが攻守ともに見せ場を発揮していて、ハワード不在を感じさせない働きぶり。しかしロケッツは終盤にミスから速攻を出されて加点されると、このQ好調のバートンのスリーまで決まってしまい、結局8点差にリードが拡がって終了となった(51-59)」

シンキ「厳しいゲームになってますね。このゲームの見通しについては?」

キャット「ゲームは均衡してるが、ちょっとしたきっかけで一気に行けそうな感じもするんだよ。Tジョーンズが連続でファリード相手にブロックの後、流れを掴みそうなところで、またハーデンの入らないスリーが出てしまったよね(苦笑) リードされているが、十分逆転出来ると思ってるし、当たり前になるが、しっかりディフェンスして、まずエースのガリナーリを止めて欲しい。」

シンキ「それでは後半戦もお願いします。」

キャット「後半開始早々、ハーデンのスリーが決まり、その直後のディフェンスがいい感じだったから、一気のランに行くのかなと思ったんだが、ローソンがチームの足を引っ張って、次第にリードを拡げられる有様(56-66) しかしタイムアウト直後にロケッツはハワードのローポストを活かすオフェンスでリズムを作り、オープンからアリーザのスリーが決まって一気に5点差に詰め寄り、すぐナゲッツはタイムアウトで修正を図ったんだ(61-66) その効果が出て、ロケッツはボール周りが悪くなって、ハーデン頼みの時間帯が続いてしまったよ。それでもTジョーンズのティップインや、テリーのスリーで離されまいとしていたんだが、終盤にミスから速攻を出されるなどして、結局ビハインドは8点のままで終了となった(74-82)」

シンキ「残り12分しかありません。このゲーム勝てますかね?」

キャット「ちょっとヤバそうな雰囲気を感じるね(苦笑) 大事なところでミスが出てるし、追い付こうとした矢先にスリーを決められるし、まず早い所追い付きたいんだけど、このゲームどうだろう。またハーデン頼みになっちゃうのかな。」

シンキ「ラスト12分もお願いします。」

キャット「まずハーデンのいない時間帯にロケッツは、ハワードのローポストを活かすオフェンスで、第3Q同様リズムを掴みに来る。アリーザのドライブからの加点や、テリーのコーナーからのスリーが決まってロケッツはジワジワと追い上げたんだ(81-84) しかしナゲッツも控えのネルソンがタフショットを沈めて抵抗。それでもロケッツは1点差に追い上げたんだが、こちらも控えのバートンがスリーを連続で決めてロケッツを突き放す(86-93)。ロケッツは追い付きそうで追い付けない歯がゆい展開が続いたが、ハワードのオフェンシブファールを皮切りに、ミス連発でプッツンしてしまった。ハーデンのアーリウープパスもミスって、その後は淡々と時間だけが過ぎていったよ。結局98-107で敗戦。今季のナゲッツ戦は連敗となった。」

シンキ「逆転を信じていたのに・・・ もう言葉がありませんよ。」

キャット「まあ仕方ないんじゃないの。ナゲッツは効率のいいオフェンスを展開していて、ロケッツはそれを止められなかったし、相変わらずスリーも決まってないからね。現状ではこんなもんかな。ちょっと修正というか、変えないとダメだね、こりゃ。」

シンキ「どこを変えたらいいんでしょうかね?」

キャット「ローソンはもう控えでいいよ。今の出来ならテリーを使った方が余程いい。今日はTジョーンズが良かっただけに、彼をメインにしたオプションも用意するとか考えないといけない。各選手、調子のいい日悪い日あるから、それに対応したゲームプランを構築してもらいたいね。ナゲッツは調子のいいバートン、ネルソンにプレイングタイムを与えていたよ。ここらへんはコーチングの差なんだよなー。」

シンキ「今日のハーデンはどうでしたか?」

キャット「今日は入らないスリーはほどほどで、ドライブからのフリースローをもらう得意のプレイが良かったんだけど、リードされていると、どうしてもタフショットでも狙う傾向にあるからね。まあエースなんで仕方ないんだけど。その前にいろいろ手を打って欲しいんだよ。ここはコーチングの問題かもしれないが。」

シンキ「最近不調のブリューワーはどうでしたか?」

キャット「ダメだね。再契約は失敗だったんじゃないかと思えてきたよ。ローソンもそうだけど、高給取りがこれじゃいけないよね。」

シンキ「連敗でまた借金生活に入ってしまいましたが、これでは打倒ウォリアーズどころか、プレイオフ進出も微妙なんじゃないですかね?」

キャット「まあまだシーズン始まったばかりだから、プレイオフに関しては大丈夫だと思っているんだけど、このまま修正出来ずにズルズルと行く可能性もあり得るよね。もう打倒ウォリアーズはいいから、自分達のプレイをしっかり出来るようにしてもらいたいよ。まずはそこからだ。」

シンキ「最後に何かありますか?」

キャット「ガリナーリが復活したナゲッツは想像よりもいいね。ファリードも安定しているし、ムディエが経験を積んでいけば、ローソン放出は吉と出そうだよ。来年のドラフト指名権も多く持ってるし、ナゲッツはいい方向へ向かっていると思う。」

シンキ「それでは明日のマブス戦も宜しくお願いします。もう優勝とか考えないで、毎日のゲームを楽しんで行きましょう。」

キャット「そうかもね(苦笑)」

ボックススコアー

今季開幕戦 対ナゲッツ

シンキ「こんにちは。NBAの開幕は昨日でしたが、今日はロケッツの開幕戦ですね。ホームコートで相手はナゲッツです。」

キャット「いよいよ始まったな! 何度も言うがプレシーズンゲームでの状態がイマイチだったんで、正直不安はあるんだが、今日は比較的組みやすい相手のナゲッツだからね。ホームコートでのゲームだし、まずは勝利してロケッツファンを安心させて欲しいよ。」

シンキ「それではナゲッツ戦の回顧をお願いします。」

キャット「スターターはローソン、ハーデン、アリーザ、Tジョーンズ、カペラ。ハワードは昨季プレイオフで1ゲームの出場停止処分を受けていて、ベンチ入りも許されなかったんだ。対するナゲッツはルーキーのムディエに、2年目のハリス。残りはガリナーリ、ファリードのフォワード陣に、センターは2年目のフランス人ラボーンの布陣だった。まずナゲッツがムディエのペネトレイトからのナイスパスが決まって先制。ロケッツはローソンから始まるセットプレイで得点を狙うが決まらず、その隙にナゲッツはオフェンシブリバウンドからのスコアーなどで点差を拡げた。開始4分ほど経過してもロケッツは1本もフィールドゴールが決まらずに、序盤はナゲッツが主導権を握ったよ(1-10)」

シンキ「まだ序盤ですからね。これから逆転してくれるでしょう。」

キャット「タイムアウト後、ローソンのスリーが決まると、アリーザのスリー、ハーデンからのナイスパスからTジョーンズと替わったハレルがフィニッシュして、ロケッツのエンジンが開始された。中盤からはカペラとローソンに、ブリューワーとビバリーが入れ替わるスモールラインナップに。まずビバリーがコーナーからスリーを決めたが、ディフェンスでのローテーションがうまくいかず、ナゲッツにほぼノーマークでスリーを立て続けに決められてしまった(13-25) 終盤ロケッツは巻き返したが、第1Qは6点のビハインドで終了したよ(21-27)」

シンキ「まだ本調子ではなさそうですね。」

キャット「まだローソンとハーデンのコンビがうまく機能してないんだよね。ここまで外からのシュートがあまり決まらず、インサイドのフィニッシュにも苦労しているからね。ビハインドは当然の結果だと思うよ。」

キャット「第2Qは序盤、ローソンのドライブから、ビバリー得意のコーナーからスリーが決まってロケッツが追い上げを開始したんだ。今度はビバリー起点からローソンのスポットアップでのスリーが決まったよ。ハーデンのいない時間帯にやはりキーになるのはこの2人だと思ったよ。」

シンキ「そろそろ逆転したいですよね。」

キャット「しかしナゲッツはムディエがルーキーとは思えぬプレイを披露してリードをキープする。ロケッツはビバリーとテリーが入れ替わり、若干オフェンスの形が悪くなっていたが、ナゲッツのミスに助けられて点差はほぼ変わらず。中盤にハーデンがコートに戻ると、カペラのアーリウープを演出してようやく1点差に詰め寄った(36-37)」

シンキ「いよいよ本領発揮でしょうか。」

キャット「だがロケッツは外からのシュートが全く決まらず、逆にナゲッツに連続でスリーを決められてしまい、また突き放されてしまったよ。終盤ようやくハーデンがスリーを決めたが、結局4点のビハインドで前半が終了したよ(49-53)」

シンキ「前半はシュートタッチが良くなかったようですね。どうしてでしょうか。」

キャット「決めていいようなシュートが多かったんだけどね。開幕戦でプレッシャーがあるのか、個人的にはよく分からなくて恐縮なんだけど、ディフェンスではローテーションミスでスリーを決められていたから、ここを修正すれば、何とかなるかなとは思ったけどね。」

シンキ「それでは後半戦をお願いします。」

キャット「後半に入ってもロケッツのオフェンスはイマイチで、シュートクロックバイオレーションを取られるなどしていた。ナゲッツはガリナーリが故障前の本来の動きを見せていて、ロケッツのディフェンスを翻弄していたよ。負けじとムディエが素晴らしいパスを披露して、ナゲッツが8点のリードを奪う(51-59) ロケッツはタイムアウトで修正を図ろうとするが、ミスが続いてリズムが掴めない。Tジョーンズのフィニッシュも決まらず、ロケッツ劣勢のままゲームは中盤に入ったんだ(53-61)」

シンキ「意外に追い付きませんよね。しっかりロケッツですよ。」

キャット「ナゲッツは優位にゲームを進めていたが、若いチームだけにミスが多く、ロケッツはこのチャンスを活かして、若干リズムを取り戻したんだ。しかし詰めが甘くて得点に結びつかず、また外からのスリーも相変わらず外すなど失速したよ。結局終盤7-0のランを食らってしまい、13点までビハインドに拡がってこのQが終了となった(63-76)」

シンキ「まさかの展開になってしまいましたが、クリッパーズとのプレイオフ第6戦を思い出して逆転してもらいましょう。」

キャット「ボクもそう思ったんだけど、とにかくこの日はロケッツの状態が悪すぎて、全く追い付く感じがしなかったよ。終盤もポロポロとスリーを外す醜態を見せていて、結局85-105と20点差での大差負けに終わった。何とも情けない敗戦をホームコートのファンに見せてしまったな。」

シンキ「残念ですね。コーチングに問題があったんじゃないですかー」

キャット「負けるとマクヘイルのせいにしたくなるんだけど(苦笑)、第4Qはプレシーズンゲームでもやらなかったアリーザをセンターに持ってくるラインナップをやっていて、思わず苦笑しちゃったよ。ハーデンやアリーザなんか、調整中のようなスリーを連発していたし、まだ開幕戦という感じではなかったかもしれないな。ナゲッツ相手だから甘く見ていた節もあると思うよ。情けない。」

シンキ「まあ82ゲーム中の1ゲームということで、早く切り替えましょう。次は早くもウォリアーズ戦ですからね。」

キャット「さすがに次はしっかりやるとは思うけどな。相手が相手だし、また昨季みたいに一方的にやられるようだと、ホームのロケッツファンからブーイングが出てもおかしくないからね。」

シンキ「序盤はホームゲームが多いとはいえ、気の抜けない相手との対戦が続き、1ゲームでも早く調子を上げていきたいところですよね。」

キャット「全くだよ。まずは次のウォリアーズ戦で、今日の敗戦を払拭してもらいたいね。今季は期待しているだけに力も入っているんだから(笑)」

シンキ「分かりました。それでは最後に何かありますか?」

キャット「今日はショック大きいから、もうおしまいにしよう。」

シンキ「分かりました。それではあさってのウォリアーズ戦をよろしくお願いします。」

ボックススコアー

今季4戦目 ナゲッツ戦(ホーム)

シンキ「今日のゲームも勝てませんでしたね。これでホーム連敗です。」

キャット「残念な結果となってしまったな。」

シンキ「敗因には何が考えられますか?」

キャット「シュート成功率が悪いよね。特にスリーはひどく感じたよ。まぁそれは前のゲームから言えることなんだけど。それと前のゲームに続きハーデンが勝負所で存在感を発揮出来なかったのも大きかったね。連勝時のように彼が決めていれば逆転の目もあったと思うよ。」

シンキ「結構ハーデンには厳しいですよね。」

キャット「それだけ彼には期待しているからね。当然その分評価は厳しくなるよ。」

シンキ「ゲーム内容はどのように推移したのですか?」

キャット「ロケッツは第1Qからオフェンスのコンビネーションが悪く、パスミスを繰り返していたんだが、ナゲッツも連戦の疲れからか、お付き合いのパスミスを連発するなど、ゲームは膠着状態だった。しかし中盤過ぎからナゲッツはペイント内で得点するケースが目立ち始め、ロケッツは10-2のランを食らってしまい、ここでゲームの主導権を奪われたね。それでも第2Qはセカンドユニットが健闘して一時2点差にまで追い上げたんだが、中盤あたりから再び8-0のランを食らうなどして一気に点差が拡がってしまった。結局前半は15点のビハインドで終了したよ。」

シンキ「15点差は痛いですよね。」

キャット「でも後半に修正してくるロケッツなので自分としては逆転出来ると思っていたんだけどな。」

シンキ「第3Qや第4Qの終盤で踏ん張りを見せて、追いつく寸前まで行ってましたよね。」

キャット「そうなんだ。追いつくチャンスはあったと思うんだけど、詰めが甘かったというか、突き放されるパターンだったよな。」

シンキ「ハーデンに関してですが、15得点とはいえ今日は合格点は付けられませんか?」

キャット「残念ながらイグダーラのディフェンスに苦しんでいたよね。前半から意識的にスクリーンを使わず1対1で攻めているように感じたよ。運動能力は相手の方が上だから、さすがに1対1で出し抜くのは難しいように思ったね。彼の持ち味はやはりスクリーンを使った頭脳的なプレイにあると思うのだが、今後を考えてチャレンジしてみようと思ったのかもしれないな。」

シンキ「そうなんですかー。」

キャット「ディフェンススペシャリストのイグダーラに対して自分の力を試したかったんじゃないかな。個人的にはそう見ているよ。チームも目先の勝利より今後のことを考えて、あえて彼にそうさせたのかもしれないよ。もちろん真意は分からんけど。」

シンキ「シーズンは長いですからね。」

キャット「そうだ。長いシーズンを戦うために、いろいろ試すことも必要だからね。特にロケッツはまだまだチームとして完成されてないからな。なので今日の敗戦はあまり気にしないようにしているんだ。」

シンキ「ゲーム内容で気になったところはありますか?」

キャット「インサイドで得点が取れないから、外からのシュート、特にスリーを割合が高くなっているのが気になるね。パターソンなんて今日だけで4本も打っている。彼は過去の2シーズンで5本しかスリーを打ってない選手だよ。スコラがいなくなり、インサイドの起点がなくなったのは短期的には痛いよね。」

シンキ「ディフェンスに関してはどうでしたか?」

キャット「可もなく不可もなくと言ったところかな。後半、特に第3Qはそれなりに機能していたと思うよ。」

シンキ「リンについてはどのような評価でしょうか?」

キャット「ローソンとのマッチアップは押され気味だったね。まぁ彼は今年のオールスターに選ばれるだけの選手に成長しているからね。仕方ないとは思うけど、昨季ニックスでがむしゃらにプレイしていた積極さが目立たなくなっているのは気にはなるね。」

シンキ「というと・・・」

キャット「昨季の彼は自分を認めてもらおうとミスを気にせず積極的に攻め続けていたんだが、今季は慎重になりすぎている感じがする。それがシュートの不調に現れている感じがするよ。まぁ彼は才能があるし、今後アジャストしてくるとは思うから、それほど心配はしていないんだけどね。」

シンキ「それを聞いて安心しました。」

キャット「リンがロケッツで自分の役割を完全に理解してモノにしたとき、連勝街道が始まるんじゃないかと思っているんだ。彼はそれだけチームに影響を与える選手だよ。」

シンキ「期待したいですね。」

キャット「必ずリンサニティー第2幕が始まるよ。大丈夫だ!」

シンキ「それ以外の選手はどうでしたか?」

キャット「まずパーソンズだけど、ガリナーリのディフェンスに苦戦していたね。ガリナーリはフィジカルに弱いからポストからドンドン攻めるとか、もっと工夫して欲しかったんだけど。パターソンはそれなりに頑張っていたよ。ゲームがそれなりに締まっていたのは彼のおかげだと思う。それからアシックだけど額のケガでプレイ時間が少なかった中でも二桁リバウンドはさすがだね。」

シンキ「控えの選手はどうでしたか?」

キャット「今日のデルフィノは良かったよ。ベンチからチームトップの19得点は立派だ。オルドリッジはまあまあかな。1本いいプレイがあったよ。モリスはサイズ不足ということもあり、インサイドで苦戦してたな。シュートも決まってなかった。ダグラスはディフェンスがいいからストッパーとしてもっと活用したいんだけど、いかんせんオフェンスがいただけないからなぁ。今日はなんとか一本決めてたけどね。」

シンキ「ナゲッツに関してはどう見ましたか?」

キャット「いいチームだと思うよ。昨季プレイオフでレイカーズを追い詰めたし、ディフェンスのいいオールラウンダーのイグダーラの加入は絶対にプラスだ。ローソンを中心に攻守ともにバランスが取れてる。今季は開幕から3連敗だったけど、普通に考えればプレイオフ進出は堅いんじゃないかな。」

シンキ「ローソンは今年オールスターに選ばれますかね?」

キャット「もう選ばれてもいい選手だろうね。かなりいい選手だよ彼は。」

シンキ「それからファリードについてはどうですか? 今日はやられてましたね。」

キャット「全くだよね。ハッキリ言ってシュートは下手だしオフェンスのバリエーションは限られているんだけど、リバウンドが強くて、ビックプレイが出来るのがいいよ。とにかく活動的というか、よく動くよね彼は。」

シンキ「ゲームで見ると小さく見えますよね。」

キャット「彼の弱点はそこだよね。ローポストのディフェンスは苦手としているとのレポートがあるから、ロケッツはそこを突いて欲しかったけど。まぁ現状では仕方ないか。」

シンキ「それ以外にもガリナーリ、イグダーラなど好選手多いですよね。マギーの高さも目立ちますよ。」

キャット「そうだな。現状の戦力ではナゲッツ優位は否めないよ。でもロケッツは若い選手が揃っていてこれからのチームだからね。より今後が楽しみなのはロケッツの方なんじゃないかな。」

シンキ「次は中1日アウェイでのグリズリーズ戦です。」

キャット「そうだね。前回の訂正だけど、トニー・アレンはグリズリーズの選手。次の対戦だったから思わず間違えちゃった。」

シンキ「了解です。このアレンもディフェンスはいいんですか?」

キャット「昨季でディフェンシブ2ndチームに選出されているからね。ハーデンは彼のディフェンスに対しどう出るのか。ゲームの注目点はまずそこだな。」

詳しい成績はココをクリックしてください。

ロケッツ対ナゲッツ

前半
連敗中のロケッツにとっては朗報となる、現在得点ランキング2位のカーメロ・アンソニーが欠場との情報が約1時間前に発表された。これで気分を良くしたのか分からないが、ゲーム開始からロケッツが絶好調。オフェンスではスコラのフックやアリーザのドライブ、ディフェンスでは24秒クロックバイオレーションを誘うターンオーバーや、FGを1本も決めさせないなど、開始5分で10点リードした(14-4)。タイムアウト後にナゲッツはグレアムのミドルやマーティンのオフェンシブリバウンドからのダンクなどで反撃してきたが、ロケッツのペースも落ちず、アリーザのスリーに、ランドリーのオフェンシブリバウンドからのカウントプレイやバディンガーのミドルなどが決まってリードを保つ(24-14)。残り2分切ってからは、スミスがフリースローを2本ミスにレイアップを落としてしまうボーンヘッドに助けられたロケッツは、このチャンスにアリーザがフリースローにスチールからブザービーターを決めて第1Qが終了。31-16とロケッツが15点リードした。
第2Qはアンダーセンのティップインからスタートしたナゲッツが、6-0のランで一気に点差を一桁に詰める(31-22)。ロケッツもブルックスのジャンパーなどで対抗するが、ナゲッツはネネがローポストのムーブからスコアーを繰り返すなどして、遂に3点差に迫られた(35-32)。その間にブルックスはファールトラブルで第1Q同様にベンチへ下がっていた。ロケッツも必死に逆転されまいとヘイズのオフェンシブリバウンドなどで応戦するが、チームファールが5を越えてしまっているロケッツなので、フリースローから得点を許す場面が目立ち始め、残り5分弱で逆転される(38-40)。しかしこのような展開になると強いのがロワリー。ベースラインからのドライブに、ナイスパスを連発。オフェンシブチャージももらうタフネス振りを発揮してロケッツが再逆転(46-42)。その後ビラップスにスリーを決められ追いつかれるが、アリーザがスチールから速攻でフィニッシュを決めてロケッツがまた突き放した(48-46)。結局51-50で前半が終了。この第2Qは20-34でリードされてしまったが、振り出しに戻ったと思って後半戦に入りたい。

後半
第3Qは目を離している隙に8-0のランを食らったようで65-70とリードされていた。ブルックスは序盤に連続スリーも4ファールでベンチへ下がったみたいだ。しかし5点リードされてからスコラのカウントプレイで2点差に詰め寄ると、アンダーセンのミドルにアリーザがスリーに成功! ロケッツがお返しの8-0のランを決めて再び3点リードした(73-70)。結局ロケッツはリードを保って第3Qが終了。74-72で第4Qへ。
第4Qはローソンとスミスの連続スコアーであっさり逆転されるが、ブルックスのスリーを含む連続スコアーで再逆転(79-76)。ディフェンスでもブロックを連発したロケッツが流れを掴んだかに見えたが、直後のオフェンスでブルックスが決められず、結局ローソンに決められてまた同点に追いつかれた(79-79)。タイムアウトを取ってチャージを仕掛けたいロケッツだったが、このタイムアウトは一息入ったナゲッツに有利だったようで、まずネネにカウントプレイを許すと、今度はビラップスのミドル、仕上げは爆発力のあるスミスが連続スリーを決める10-0のランに成功。残り6分切って一気に9点差が付いてしまい、ロケッツはタイムアウトを取るしかなかった(80-89)。
このような展開になると逆転まで行かないゲームが目立っているロケッツ。案の定、マーティンにオフェンシブリバウンドから豪快なスラムダンクを叩きこまれるなど点差は詰まらず(82-91)。それでもロケッツはスコラの力強いムーブやブルックスのスリーなどで応戦するが、それをあざ笑うかのようにビラップスやスミスがスコアーして結局最後まで点差が詰まらないまま終了。結局92-97で敗戦した。

何が悪いと一概に決めつけることが出来ないが、一気のランを食らって結局追いつかず...というゲームが多いことから、やはり決め手不足が大きいのではないかと思う。最近はランドリーも名前が知れ渡ってきたこともあり、ダブルチームを仕掛けられる場面が増えていて、そこを封じられる展開になるとリズムを掴めない感じ。また攻守のバランスも悪いような気がする。今日のディフェンスは悪くなかったし、序盤は8本連続シュートをミスさせたようにここ数ゲームでは一番良かったと思う。それでも勝てなかったのは相手が一枚上ということもあるのかもしれないが、序盤のリズムが良かっただけに後半もそのリズムが掴めていれば勝てないことはなかった気がする。

これで3連敗。このホーム3連敗は本当につらいが、プレイオ進出を目指すロケッツは前進を続けるしかない。次のブレイザーズ戦こそ勝利を期待したいと思う。


ナゲッツ(31-14)
FG 44.4% 3p 4/17 FT 29/39 46R(8OR) 17TO
速攻からの得点 7P
ペイント内の得点 48P

ロケッツ(24-21)
FG 43.4% 3p 7/19 FT 13/19 39R(9OR) 16TO
速攻からの得点 14P
ペイント内の得点 48P

ナゲッツ
ビラップス 21P(FG7/16)4A
ネネ    18P(FG6/7)
マーティン 12P(FG6/12)15R
スミス   22P(FG7/16)

ロケッツ
ブルックス 22P(FG8/11)
スコラ   20P(FG7/16)11R
アリーザ  19P(FG8/21)10R
ロワリー  10P(FG3/7)7A

ロケッツ対ナゲッツ

第1Q 21-25
アリーザがスターターに復帰したナゲッツ戦。序盤は両チームともウォーミングアップが不足していたのか動きが硬い出だしで、開始4分で合わせて3本のシュートが決まったが、いずれもペイント内でのもの(4-2)。その後温まってくると、ロケッツはヘイズやアリーザにスコラ、ナゲッツはカーメロ、ビラップスがスコアーしてきた。ゲーム的には若干ロケッツが優勢(13-7)。タイムアウト後バティエがベンチへ下がりT-Macの登場。アリーザのミドルが決まってロケッツが8点リードするが(19-11)、ここからナゲッツはカーメロがカウントプレイを決めたり「バードマン」ことアンダーセンのフォローがあったりと11-0のランに成功し逆転(19-22)。結局21-25でナゲッツ4点のリードで第1Qが終了した。
今日のT-Macは動きそのものに問題はなかったと思うが、ほぼ見せ場なしに終わった。FGはスリーを1本ミスしたのみ。ドライブに挑戦するもボールを落とすTOに、カーメロのドライブをファールで止めたディフェンスをどう評価するのか難しい。彼は体が温まるころに「T-Macタイム」をよく見かけたように思え、もう少し出場時間をあげたい気もする。

第2Q 30-33
シックスマン賞に色気を見せているのか分からないが、序盤にランドリーがフリースローを含む8得点すべてをたたき込んだ。しかしスミスがジョーダンも憧れたDr.Jのようなフィンガーロールに成功。ナゲッツはリードを渡さない(29-31)。ロケッツはアンダーセンのスリーやロワリーのフリースローで対抗、一時同点に追いつくが(36-36)、ナゲッツはネネが連続して決めるなどゲームの主導権を渡さない(36-40)。タイムアウト後アンダーセンが連続で決めて、また同点になり(40-40)、ここから両チーム譲らない展開が続くが、ビラップスがカウントプレイに成功すると、スリーにフリースローもしっかり決めてナゲッツは10-2のランに成功。8点のリードに拡げる。ロケッツもバティエのスリーなどで食い下がるが、今度はカーメロのフリースローにルーキーのローソンにもドライブを決められてしまい第2Qが終了した(51-58)。

第3Q 27-27
後半開始早々、バティエとブルックスのスリーが連続して決まり、一気に1点差まで詰めたロケッツ(57-58)。しかもビラップスがねんざをしてロッカールームへ下がり、ネネも単純なレイアップをミスするなどロケッツは流れを引き寄せるチャンス。それでもナゲッツは焦ることなくカーメロやネネ、マーティンがペイント内から決めてくる(62-66)。しかし前半2得点だったブルックスがまたスリーを決めると、バティエもブルックスに続いてスリー(68-69)。追いかけるロケッツだが、まだナゲッツの焦りを引き出すには至らないようで、またしてもカーメロにネネ、ベンチから出てきたスミスにやられてしまう(71-76)。ロケッツはスコラが奮闘するが、突き放すチャンスと感じたナゲッツはスリーを連発。見事に2本とも沈めてきた(74-82)。結局第3Qは78-85でナゲッツ優勢のまま終了。

第4Q 23-26
ロケッツはランドリーのフィニッシュで6点差とするが、カーターのスコアーで再び8点のビハインドに(80-88)。第4Q開始まもないテクニカルファールでちょっとオフィシャルに不満のランドリーが今度はオフェンシブファール。ふてくされる彼に対し、地元のアナウンサーが「ブンブンブン」と冷やかしていた。ナゲッツはロケッツのもたつきに集中砲火を浴びせて13点リードまで点差を拡げる(80-93)。何とか挽回しようとロワリーが速攻からランドリーへナイスパスを出したり、好調キープのアンダーセンがミドルを決めたりと必死の反撃を試みるが(84-95)、ランドリーがまたしてもこのQ3つ目のオフェンシブファールでロケッツは流れを掴めない。そうこうしているうちに時間は過ぎ去って残り4分。ここでスミスのスリーが成功(84-100)。その後ロケッツはブルックスにアンダーセンが決めに掛かるが、ナゲッツも慌てずさばき、結局101-111の10点差の敗戦となった。

さすがに連戦でアウェイのナゲッツ戦は厳しかったか。アリーザは戻ってきたものの昨日好調だったバディンガーがさっぱりで、インサイドの支配力で上回ったナゲッツの快勝と言った感じになった。しかし実力的にはそれほどの開きはないと思われ、今後の対戦も楽しみな次第だと思う。

ロケッツ(14-11)
ブルックス 30分 FG7/15 3pFG3/6 FT6/7 23P 7A
アリーザ  35分 FG7/18 3pFG1/8 FT3/3 18P 8R 4A
バティエ  31分 FG4/8 3pFG3/5 11P 4R 4A 2S 3B 5PF
スコラ   27分 FG4/5 9P 8R
ヘイズ   20分 FG2/7 4P 7R
ランドリー 27分 FG5/10 FT2/2 12P 6R(3OR)4TO 5PF
ロワリー  27分 FG0/2 FT2/2  2P 6A 2S
アンダーセン21分 FG6/8 3pFG3/4 17P 9R
バディンガー14分 FG0/4 2P 4PF
T-Mac    8分 FG0/1 0P 0R 0A
クック    1分 FG1/2 3P
チーム全体
FG36/81 44.4%
3pFG11/28 39.3%
FT 18/20 90.0%
45R(10OR) 24A 7S 5B 21TO
速攻からの得点 17点
ペイント内の得点 36点
TOから許した得点 20点

ナゲッツ(19-7)
カーメロA 43分 FG9/23 FT19/20 38P 9R 3A
ビラップス 20分 FG5/8 3pFG2/3 15P 3A
マーティン 34分 FG4/11 9P 5R 2B
ネネ    32分 FG4/8 9P 4R 3S
アフラロ  19分 FG1/4 2P 2R
スミス   29分 FG9/14 3pFG2/5 21P 3R 3A 2S
アンダーセン27分 FG1/2 4P 11R 3B
ローソン  22分 FG3/8 6P 3R 6A 2S
カーター  11分 FG2/4 5P
チーム全体
FG39/83 47.0%
3pFG7/12 58.3%
FT26/32 81.3%
39R(12OR)18A 10S 7B 13TO
速攻からの得点 12点
ペイント内の得点 52点
TOから許した得点 16点