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シクサーズ

'17~'18 第8戦 対シクサーズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。グリズリーズ戦にまた敗れたロケッツですが、それでもここまで5勝2敗とそれなりの成績を残しております。今日のゲームはホームコートでのシクサーズ戦になりますね。」
 
キャット「前回の対戦はゴードンのブザービーターで際どく勝利したな。エンビードだけでなく、シモンズが加わったシクサーズは、もう侮れないチームになったと思っているから、何とか彼らをストップして勝利したいもんだよ。」
 
シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「ロケッツのスターターはハーデン、ゴードン、アリーザ、アンダーソン、カペラ。ゴードンは復帰したよ。シクサーズはベイレス、シモンズ、コビントン、サリッチ、エンビード。ベテランシューターのレディックは、腰の痛みでマブス戦に続き欠場となった。」
 
キャット「序盤まずシクサーズが簡単に6点を先取。ロケッツもハーデンがジャンパーを決めるが(2-6)、オフェンスのリズムが悪いロケッツはミスが目立ち、速攻を出されるなど立ち上がりはシクサーズが優勢だった(9-14) しかし中盤前に若干調子が出てきたロケッツは、タイムアウト後にハーデンのスリーが決まってゲームはタイに(16-16) ここで逆転に向かいたいロケッツだったが、再びミスが出てしまってリズムに乗り切れず、10-3のランを食らってしまった(19-26) 終盤に入ってバームーテのスリーが決まるなど、ロケッツのオフェンスは改善してきたが、シクサーズも外からのシュートが決まり始め、フリースローでの加点もあり、結局第1Qは二桁のリードを奪われて終了となった(27-37)」
 
シンキ「出だしの悪さを解消したいですよ。では前半の続きもお願いします。」
 
キャット「第2Qに入ってもなかなか流れに乗れないロケッツ。サリッチに加点されビハインドが拡がるが(32-44)、アンダーソンのスリーが決まると、カペラがアミール・ジョンソンのダンクをブロックし、ゴードンのドライブも決まって調子が出てきた(37-44) だがシモンズのミドルが決まっているシクサーズのリズムも良くて、なかなか追いつかないままゲームは中盤へ(37-48) しかし地力に勝るロケッツはここからスパーク。ゴードンの2本のスリー、ハーデンとカペラのホットラインが決まるなど、点差をジワジワ詰めてきたよ(51-53) 終盤に入ってシクサーズもサリッチのスリーでリードをキープし、シモンズとエンビードのラインも決まって再び突き放すが(51-58)、ロケッツもアンダーソンがスリーを決めて第2Qも残り1分弱に(54-58) 各チーム2回のポゼッションは決められなかったが、ロケッツは終了間際にゴードンがスチールからのダンクを決め、ビハインドを2点にして前半を終えたね(56-58)」
 
前半のスタッツ
ロケッツ FG17/37(45.9%) 3pFG7/24 FT15/18 9A 10TO
シクサーズ FG23/45(51.1%) 3pFG5/13 FT7/9 17A 9TO
 
ハーデン 15P 3R 6A 4TO FG4/9 FT6/7
ゴードン 15P FG5/11 3pFG3/9
アンダーソン 9P FG3/6 3pFG2/5
カペラ 6P 7R FG2/2
アリーザ 2P 2S FG1/4
 
シモンズ 12P 3R 7A 3TO FG5/8
エンビード 12P 3R FG4/6
サリッチ 12P 4R FG5/10
ルワウカバロ 11P FG4/6
 
シンキ「内容的にはどちらが優勢ですかね?」
 
キャット「シクサーズだと思う。攻守ともに効率的なプレイをしているよ。ロケッツはもっとスリーが入らないと、後半も苦しい展開が予想されると思う。」
 
シンキ「では後半戦をお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤はシモンズが強さを見せる。サイズを活かしたドライブでアリーザを翻弄。エンビードとの逆ホットラインも決めてシクサーズがリードをキープ(60-66) ディフェンスから活路を見いだしたいロケッツは、ローテーションディフェンスが機能して24秒バイオレーションを奪って反撃開始。カペラのカウントプレイや、アリーザのスチールからのダンクでオフェンスは良くなってきたが、シクサーズはスリーが好調で、ロケッツは追いつけそうで追いつけない歯がゆい展開のままゲームは中盤へ(70-77) タイムアウト後にもスリーを決められてしまい、ロケッツのビハインドは再び二桁になってしまったよ(70-80) ロケッツはなかなかスリーが決まらない展開で、シクサーズには内外角でうまくオフェンスをされてしまっている。この調子では敗戦も視野に入らなければならない状態となっているよ。ゲームは第3Q残り4分切った(73-82)」
 
シンキ「前回の対戦のように逆転しましょう。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後もロケッツはタフショットを打たされ、アンダーソンも決めないといけないスリーを外す状態。それでもシクサーズは甘さを見せて、イージーレイアップを外すなど、何とか助かっている感じに見える。ハーデンはスリーを決めたが、ターンオーバーを犯し、ネネももったいないプレイでエンビードに加点されるなど、ゲームは完全にシクサーズのペースだ。これは厳しいゲームになったね。第3Qが終了して12点のビハインド(80-92)」
 
シンキ「まだ諦める段階ではないと思います。残りの12分で逆転しましょう。お願いします。」
 
キャット「第4Qまずバームーテのスチールからゴードンがスリーを決め、いい感じのスタートを切ったロケッツだったが、アリーザが相変わらず入らない。ベイレスにドライブから加点されてシクサーズは二桁のリードをキープ(83-94) だが連敗はしたくないロケッツは、バームーテがローポストからカウントプレイを決めると、ようやくアリーザのスリーが入り、点差を詰めてきた(89-96) 速攻からバームーテの加点で8-0のランが決まって、危機感を持ったシクサーズは休んでいたエンビードを投入へ。勝ちたいシクサーズはシモンズ、エンビードがチームを引っ張ってリードをキープしてゲームは中盤へ入ったよ(93-100) 残り7分ほど。」
 
シンキ「先日みたいに勝ちましょう。お願いします。」
 
キャット「ハーデンをコートへ戻したロケッツ。ターンオーバーからマコネルにまたスリーを決めれて再びビハインドは二桁に(93-103) ハーデンの個人技は決まらず、苦しい展開になってきたが、タッカーがフリースローを決めると、速攻からカペラのパスをコーナーからスリーを決めてくれた! シクサーズはタイムアウトを要求へ。残り5分弱で5点シクサーズがリード中(98-103)」
 
シンキ「手に汗握ってきましたよ。シーズン60勝を目指すロケッツですからね。連敗は厳禁です。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後にシクサーズはバックコートバイオレーション。このチャンスをロケッツはモノにしたかったが、ゴードンからカペラへのパスは繋がらずシクサーズボールに。シクサーズのポゼッションは失敗し、再びロケッツボールになると、ハーデンのボール所持からアリーザのスリーは外れるが、エンビードがスクリーン時にファール。カペラが1本フリースローを決めて、着実に点差を詰めてきたよ(99-103) 残り4分切ったところで、再びシクサーズはタイムアウトを要求してきた。」
 
シンキ「前回に逆転負けを食らっていますからシクサーズは慎重ですね。ホームコートのロケッツファンを喜ばせてください。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後に、シモンズがアリーザを交わしドライブからカウントプレイに成功させる(99-106) だが焦らないロケッツはハーデンがしっかりとファールをもらってフリースローへ。その2本目を落としてしまうが、カペラがナイスオフェンシブリバウンド! ここで今度はロケッツがタイムアウトを要求へ 残り3分半。」
 
シンキ「さあ逆転だ。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後にゴードンがスリーを決める! シクサーズのポゼッションはハーデンがナイススチールからの速攻でファールをもらった! 今度はしっかりと2本決めて、ロケッツのビハインドは1点に(105-106) 直後のプレイでもハーデンはエンビードからスチールに成功し、速攻からカペラへパスを通すが、カペラは難しいポジションからのレイアップになってしまい落としてしまう。このチャンスをシクサーズは確実にエンビードのポストプレイで突き放すと、焦ってきたロケッツはスリーを外してしまい、速攻からシモンズにダンクを食らってしまったよ(105-110) 残り1分20秒ほど。」
 
シンキ「カペラの逆転レイアップのミスが何とも痛いですね。でもまだ分かりませんよ。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後のハーデンのドライブは入らず、敗戦が見えてきてしまった。シモンズのフリースローは外れまくるが、ロケッツもスリーが全く入らない状態で、ジエンドに・・・ 結局107-115でシクサーズが勝利した。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(5-3) 27 29 24 27 107
シクサーズ(3-4)37 21 34 23 115
 
ロケッツ FG33/83(39.8%) 3pFG13/47(27.7%) FT28/38 35R 17A 15TO
シクサーズ FG44/80(55.0%) 3pFG10/24(41.7%) FT17/24 48R 27A 19TO
 
ハーデン 38分 29点、4R、7A、4S、1B、7TO FG8/21 3pFG3/7 FT10/12
ゴードン 37分 25点、2A、4TO FG8/18 3pFG5/14 FT4/4
カペラ 31分 12点、15R(4OR)、2A、1S、1B FG4/6 FT4/7
アンダーソン 35分 11点、3R FG4/11 3pFG2/9
アリーザ 37分 7点、3R、3A、2S FG3/12 3pFG1/9
タッカー 31分 5点、5R、2A、2S FG1/6 3pFG1/5
バームーテ 21分 11点、2R、2S FG4/7 3pFG1/2
ネネ 10分 7点、3R、1B FG1/2 FT5/9
控えはタッカー、バームーテ、ネネのみ出場。
 
シモンズ 39分 24点、7R、9A、5TO FG10/15 FT4/9
エンビード 25分 22点、9R、5A、2S、1B、3TO FG9/12 FT4/6
サリッチ 31分 14点、6R FG6/14 3pFG2/6
ベイレス 40分 10点、5R、5A、4TO FG3/6 3pFG2/5
コビントン 34分 5点、8R、2A、4S、1B、3TO FG2/8 3pFG1/4
マコネル 26分 11点、3R、5A、1S、2B FG4/7 3pFG3/3
ロワウカバロ 17分 17点 FG4/7 3pFG2/3 FT7/7
アミール・ジョンソン 21分 12点、10R、2S FG6/10
 
シンキ「残念な結果となり、連敗してしまいましたね。この敗戦を受け入がたいロケッツファンは多いんじゃないですかー」
 
キャット「でも数字だけ見るとシクサーズの完勝だよ。ロケッツはスリーが入らず、ディフェンスでも効率よく加点されてしまったからね。今日のところはシクサーズの強さを認めないといけない。エンビードにシモンズが加わったシクサーズは、もう簡単に勝てるチームではなくなっているよ。」
 
シンキ「スリーの確率が低いのはなぜですかね?」
 
キャット「相手に若干読まれている部分はあると思うんだけど、ワイドオープンでも外していたからね。ちょっとよく分からないな。個人的には入らないスリーを狙うよりは、確実にミドルのジャンパーを決めた方がいいんじゃないかと思うんだけど、ここら辺はダントーニのスタイルなんだろう。」
 
シンキ「この敗戦で連敗。シーズン60勝へピンチです。」
 
キャット「まあ今の調子だと、頑張っても55勝くらいだろうな。ポールが帰ってきてどれだけ変わるかだよ。それまでは辛抱だ。」
 
シンキ「分かりました。では最後に何かありますか?」
 
キャット「エンビードがいいのは分かっているんだけど、シモンズがこれだけやるとは驚きだよ。アリーザを翻弄してたし、シューティングが良くなってくれば、末恐ろしい存在になるぞ。さすがレブロンと比較されただけのことはある。今季の新人王はもうこの時点で彼で決まりだと思ってるし、オールスターに選ばれてもおかしくないよ。素晴らしいを通り越してグレートな選手だ。」
 
シンキ「ロケッツも彼のような活きのいい若手が欲しいですね。次はアウェイでニックス戦となります。それでは今日はありがとうございました。次回も宜しくお願いします。」

'17~'18 第5戦 対シクサーズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。今日からアウェイ戦が多くなりますが、今季優勝を目指すロケッツとしてはそんなこと言ってられません。今日の相手は若手の多いシクサーズですね。」
 
キャット「若い選手が台頭してきたシクサーズは、そろそろドアマットから脱出出来そうだね。エンビード対カペラ、タリックが楽しみだし、ここまでインパクトを残している大物候補シモンズのプレイにも注目したいね。」
 
シンキ「ですね。それではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ゴードン、バームーテ、アンダーソン、カペラ。既報通りにアリーザとネネは欠場。高さ対策でバームーテを起用してきたね。シクサーズはレディック、ベイレス、元ロケッツのコビントン、昨年のドラ1だが、ほぼ新人のシモンズ、大黒柱のエンビード。今年ドラ1のフルツは肩の故障で3ゲーム欠場するようだ。」
 
キャット「第1Q序盤はシクサーズのペース。まずエンビードがローポストから加点するカウントプレイで先制すると、シモンズも高さを活かして効率よくペイント内から加点する。ロケッツはアンダーソンのジャンパーが決まってから、フィールドゴールを決められない時間帯が続き、ハーデンのターンオーバーからレディックにスリーを食らい、溜らずロケッツはタイムアウトを要求へ(8-15) タイムアウト後、ロケッツはハーデンの連続ドライブなどで追いすがるが、もったいないミスが出て流れを掴めない。その間にシクサーズはベイレスが確実にワイドオープンからスリーを決めてリードを拡げに掛かる。先日契約したカナーンが早速登場も今のところ見せ場なし。終盤にエンビードが強烈なダンクを叩き込むが、ロケッツはタリックがアグレッシブに攻めてエンビードを3ファールに追い込む好プレイや、ディフェンスでも存在感を見せ、アンダーソンも2本のスリーを決めるなど追い上げ、結局第1Qはロケッツ2点のビハインドで終了となった(31-33)」
 
シンキ「カナーンが早速出場ですか。ポール不在を感じさせないプレイを期待したいですよ。では続きをお願いします。」
 
キャット「第2Q序盤のハーデンのいない時間帯。ロケッツは簡単にジャスティン・アンダーソンから2本のスリーを決められ、怒ったダントーニはタイムアウトを要求(31-39) カナーン獲得も、ロケッツは引き続きジャクソンをローテに起用するが、こちらもほぼ見せ場なし。ロケッツはアンダーソンのスリーが好調だが、彼以外はスリーが入らない状態で、インサイドから加点を狙うが、シクサーズディフェンスに阻まれて思うように追い上げられないまま残り6分ほどに(38-46) しかしタイムアウト後、ロケッツはスパーク。カペラのフィニッシュに繋がる連携プレイが面白いように決まってリズムに乗ると、ディフェンスでもバームーテが存在感のあるプレイを見せるなどしてシクサーズの加点を防ぎ、ラストではハーデンがしっかりとスリーを決めてロケッツが逆転に成功。前半はロケッツ2点のリードで終了となったね(56-54)」
 
前半のスタッツ
ロケッツ FG22/40(55.0%) 3pFG6/15(40.0%) FT6/7 21R 13A 10TO
シクサーズ FG22/51(43.1%) 3pFG8/24(33.3%) FT2/5 20R 14A 5TO
 
ハーデン 15P 9A 5TO FG7/12 FT0/0
ゴードン 7P 3A FG2/8 3pFG1/5
カペラ 10P 12R FG4/6
バームーテ 4P 3B
アンダーソン 11P FG4/6 3pFG3/5
 
エンビード 9P 3PF FG4/6 
シモンズ 8P 5A FG4/12
レディック 5P FG2/5 3pFG1/4
コビントン 13P 5R FG5/10 3pFG3/7
マコネル 4P 5R 5A 4S FG2/4
 
シンキ「地力の差が出来てた感じですかね。後半はリズムに乗って突き放して欲しいですよ。後半もお願いします。」
 
キャット「後半は、ロケッツがゴードンのスリーで先制する。シクサーズもレディックの加点で追いすがるが、ロケッツオフェンスは前半中盤から続いてリズムがいい。バームーテの加点や、カペラのオフェンシブリバウンドからの加点で突き放すチャンスに。しかしここ1本が決まらずシクサーズはタイムアウトで修正へ(63-60) その修正が効いて、ロケッツのくだらないミスもあり、一気に逆転されてしまったよ・・・(63-67) 今度はロケッツがタイムアウトを要求。タイムアウト後にジャクソンが出てきたが、攻守ともに足を引っ張るプレイですぐベンチへ逆戻り。中盤を過ぎると、タリックがエンビード相手に見せ場を発揮してロケッツがリズムに乗ってくるが、ハーデンが相変わらずのターンオーバーから速攻を食らうなど、依然としてシクサーズのリードが続く(71-76) しかしここまでファールのコールに甘かったオフィシャルが、ようやくしっかりとコールしてくれて、ゴードンが5本のフリースローを決めるなど、ロケッツが追い上げ第3Qは終わった(79-80)」
 
シンキ「アウェイ戦ですので、出来ればリードをキープする方向で後半は戦いたかったのですが、シクサーズも意地があるのか頑張ってますね。では第4Qもお願いします。」
 
キャット「勝利への危機意識を持ったロケッツは、現状使えないジャクソンではなく、ハーデンをそのままコートに。第4Qもいきなりオフィシャルはミス。エンビードのダブルドリブルを見逃し、コビントンのスリーに繋がってしまう。リズムに乗れないロケッツは放つスリーがことごとく外れ、その隙にシクサーズはエンビードのスリーなどで一気にリードを拡げてきた(79-88) しかしロケッツもこのまま引き下がるはずもなく、カペラのナイスディフェンスなどでリズムを作り、ゴードンのスリーが決まって追い上げ開始。だがホームの声援を受けてシクサーズは踏ん張りリードをキープ(85-93) 残り7分半。」
 
シンキ「ジャクソンはやはりまだ難しそうですかね。ここで点差を詰めましょう。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、カペラのナイスフィニッシュで5点差に追い上げるが、シクサーズもエンビードのジャンパーで突き放す。今日のハーデンはボールハンドリングを誤るシーンが目立つが、何とかゴードンのスリーに繋がって点差を詰めると、ディフェンスでもエンビードへのダブルチームが効果的に決まってミスを誘い、速攻からバームーテのダンクが決まったロケッツが、点差を3点に詰めてきたよ(92-95) シクサーズは当然タイムアウトを要求へ。残り5分半ほど。」
 
キャット「タイムアウト後、レディックに連続加点され、オフェンスでもターンオーバーが出るなどロケッツは厳しい展開に(92-100) ハーデンがフリースローをもらうも、その後もリズムを取り戻したシクサーズはエンビードのジャンパーが決まって再びリードを8点に。ロケッツはゴードンのフリースローで6点差に戻したが、残り3分半を切ってしまった(96-102)」
 
シンキ「まだ時間はあるので、流れをロケッツへ戻したいですよ。お願いします。」
 
キャット「この残り3分半が勝負と判断したのか、シクサーズ、ロケッツがそれぞれタイムアウトを要求する。タイムアウト後に注目が集まったが、シクサーズはシモンズのドライブからの加点に成功。ロケッツの方は時間を使わされハーデンの苦し紛れのスリーは入らず、ここでほぼ勝利の方向はシクサーズかと思ったが、詰めの甘いシクサーズの隙をつくように、ロケッツは残り2分を切ってカペラが攻守に渡る存在感を見せ、ハーデンのカウントプレイも決まったロケッツが2点差に詰める(102-104) ラスト6.4秒でロケッツボールのタイムアウトへ。手に汗握る展開になったな。」
 
シンキ「確実に2ポイントで延長へ行くか、スリーで逆転を狙うかですね。どちらでもいいのでお願いします。」
 
キャット「慎重を期して2回のタイムアウトを使ったロケッツ。ラストプレイをハーデンに託したかったが思うようにいかず、厳しいマークでシュート態勢に入れないハーデン。これは苦しいかと思ったが、残り数秒でコーナーにいるゴードンへ何とかパスが通ると、ここまでややシュート不調だったゴードンは、エンビードのチェックをフェイクで交わして冷静にスリーを放つと、ブザーと同時に見事にリングに吸い込まれるブザービーター!!! ロケッツが苦しいゲームを勝利して、ベンチメンバーともども歓喜に沸いていたよ! 最終スコアーは105-104。最終成績は以下の通り。」
 
ロケッツ(4-1) 31 25 23 26 105
シクサーズ(1-4)33 21 26 24 104
 
チーム成績
ロケッツ FG36/75(48.0%) 3pFG12/39(30.8%) FT21/24 40R 22A 19TO
シクサーズ FG43/97(44.3%) 3pFG12/36(33.3%) FT6/10 43R 29A 14TO
 
ハーデン 39分 27点、3R、13A、1S、3B、8TO FG10/20 3pFG2/8 FT5/5
ゴードン 40分 29点、4R、5A FG7/20 3pFG5/16 FT10/12
バームーテ 36分 8点、3R、1S、3B FG4/8 3pFG0/3
アンダーソン 37分 14点、1R、1S、1B FG5/11 3pFG4/9
カペラ 32分 16点、20R(6OR)、2A、1S、4B FG7/9 FT2/2
タッカー 32分 3点、5R、4S FG1/4 3pFG1/3
タリック 12分 8点、3R、2A、2S、2B、5PF FG2/2 FT4/5
ジャクソン 8分 0点、0A、1S、3TO
カナーン 4分 0点、1R FG0/1
控えはタッカー、タリック、ジャクソン、カナーンが出場
 
レディック 34分 22点、5R、4A FG9/16 3pFG3/8
ベイレス 31分 9点、2R、2A FG3/11 3pFG2/5
コビントン 36分 20点、6R、2S FG8/18 3pFG4/12
シモンズ 34分 14点、7R、9A、3S、1B、4TO FG7/17 3pFG0/1 FT0/2
エンビード 25分 21点、6R、3A、1S、2B、3TO FG8/13 3pFG1/2 FT4/5
マコネル 28分 6点、5R、9A、6S、2TO FG3/8 3pFG0/1
ジャスティン・アンダーソン 19分 8点、3R FG3/7 3pFG2/5
サリッチ 17分 0点、2R FG0/1
アミール・ジョンソン 16分 4点、7R(4OR)、3B FG2/6
オカフォーは出番なし
 
シンキ「ゴードンの見事なブザービーターでロケッツは連敗を免れましたね。これで5戦消化して4勝。このペースで行きましょう。」
 
キャット「だな。今季レギュラーシーズン60勝を目指すロケッツにとって、連敗は避けたいから本当に良かったと思う。残り3分ほどでは負けたかなって思ったんだけど、残り2分以降のディフェンスで踏ん張れたのが大きかったよ。やはり勝負所ではディフェンスがカギになるな。」
 
シンキ「今日の殊勲者はもちろんゴードンですが、カペラもエンビード相手に16点、20Rのパフォーマンスは素晴らしいですね。」
 
キャット「エンビードみたいに、今のところ自力で加点出来る選手じゃないんだが、高さのあるプレイでロケッツオフェンスに必要な存在になっている。リバウンドも見事で、特にオフェンシブリバウンドには必ずと言っていいほど飛び込んでいるから結果も出てる。4年目の今季はさらに飛躍しそうだね。頼もしい存在だ。」
 
シンキ「タリックもファールトラブルに見舞われながら、エンビード相手によく頑張ったんじゃないですかー」
 
キャット「タリックとエンビードは大学時代のチームメイトだからね。負けたくなかったんじゃないかな。攻守で随所に存在感があったよ。これならネネも無理することなさそうだ。」
 
シンキ「それからカナーンも早速出番がありました。」
 
キャット「今日は顔見せ程度だったけど、ジャクソンがイマイチの状態が続いているので、おそらく次戦以降はもっと出番が増えると思う。せっかくロケッツに復帰したんだ。ここは一発見せ場を作ってもらいたい。頼むぞって感じだよ。」
 
シンキ「ところでシクサーズはエンビードに続き、シモンズが新人らしからぬプレイでチームを牽引しているようですね。」
 
キャット「まだシュート力が弱いので、パスをさばくか、ドライブから加点を狙うかといった感じなんだけど、あのサイズにしてはボールハンドリングがうまく、パスセンスもある。成長してくると間違いなく手強い存在になりそうだよ。まだ成績に直結していないが、シクサーズは必ず伸びてくるチームになるね。」
 
シンキ「分かりました。それでは最後になりますが、何かありますかね?」
 
キャット「ロケッツファンにもうひとつビックニュースだ。元ロケッツでファンの多いジョシュ・スミスがNBAに復帰したよ! チームはペリカンズだ。故障者が出てロスターに空きが生まれたのが大きかったね。」
 
シンキ「ジョシュがNBAに復帰ですか! ここまで干されまくって、いつの間にか消えていなくなる典型的な選手のように思いましたが、まだ拾ってくれるチームがあったんですね。ロケッツファンとして嬉しい限りですよ。」
 
キャット「この調子でディーモー、Tジョーンズも復帰と行きたいだろうが、そう甘くはないだろうな。でもジョシュ復帰は嬉しいね。ペリカンズ戦が楽しみになったよ。」
 
シンキ「次のゲームはあさってのホーネッツ戦になります。ハワードが在籍していますが、これについては?」
 
キャット「1年でホークスを追い出されてホーネッツへ移ったんだけど、結構今季はリバウンド面で貢献しているようだね。だがフリースローが相変わらずだし、もうESPNランク100位以下に落ち込んだ彼に浮上はないだろう。どう成長著しいカペラの養分になるのか楽しみだ(笑)」
 
シンキ「ですね(笑) カペラ対ハワードが楽しみです。もうひとつ最後に日本のプロ野球ドラフトについて一言(笑)」
 
キャット「木田GM補佐が引いたね~ あやかりたい。巨人時代からずっとファンだったので嬉しいよ。」
 
シンキ「ありがとうございました。では次のホーネッツ戦もお願いします。今日はお疲れ様でした。」

レギュラーシーズン第10戦 対シクサーズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。今日もホームコートでのゲームになりまして、相手はシクサーズです。先日のスパーズと違って戦いやすいチームですよね。」
 
キャット「スパーズよりは戦いやすいけど、気を抜いて勝てるほど甘いチームはNBAには存在しない。前半から飛ばして、点差を付ける展開を望みたいね。」
 
シンキ「ですね。それでは早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ゴードン、アリーザ、アンダーソン、カペラ。シューティングがスランプのブリューワーは控えに下がったね。シクサーズは今季から7季ぶりにNBAに復帰したスペイン代表のセルジオ・ロドリゲス、今季から加入し、ベテランの域に入ってきたディフェンダーのジェラルド・ヘンダーソン、元ロケッツでコストパフォーマンスのいいロバート・コビントン、一昨年のドラ12位で、今季から入団したクロアチア代表の22歳ダリオ・サリッチ、故障でここ2季欠場が続くも復活が期待される、一昨年ドラ3位の大器ジュエル・エムビード。ちなみにエムビードは出場時間を制限しているだけでなく、出場試合も制限している。」
 
キャット「第1Q序盤はシクサーズのペース。エムビードが存在感を存分に発揮していて、ジャンパー、カウントプレイ、ブロックショットと、攻守でチームをリードし、まずシクサーズが4点のリードを奪う(5-9) だが出場時間を制限しているエムビードがオカフォーと交代すると流れは一変。まずハーデンが速攻から加点に成功すると、ゴードンのスリーで逆転(14-12) その後もハーデン得意のステップバックジャンパーが決まると、アリーザもブロックで存在感をアピールし、再びハーデンが加点を繰り返す16-3のランを出して一気にリードを奪ったよ(23-15) ここで再びエムビードを出場させたシクサーズは落ち着きを取り戻し、スタウスカス、イリャソバなど控え陣の加点で食い下がってきたが(30-22)、ロケッツもハーデンが絶好調でこのQで早くも23得点を叩き出す大車輪振りを見せつけ、第1Qは12点リードして終了となった(38-26)」
 
シンキ「順調な立ち上がりを見せてますね。ハーデンはもう23得点ですか。」
 
キャット「まだ1本もシュートをミスしてないよ。エムビード不在時では、ドライブしやすくなってるから、これをうまく利用している感じだね。さすがだよ。」
 
シンキ「頼もしいですね。では前半の続きをお願いします。」
 
キャット「第2Qのハーデンのいない時間帯はエニス、ゴードンのバックコートでスタート。そのエニスが自分の外したレイアップをフォローする加点に続き、カペラの豪快なブロックから速攻で不調の続くブリューワーが加点したよ(42-26) その後もカペラのナイスディフェンスなどでシクサーズは得点を取るのに苦労していて、ロケッツもハーデンベンチでリズムは良くなかったが、アンダーソンとゴードンのスリーが決まって21点のリードを奪ったんだ(53-32) シクサーズはオカフォーがカペラの圧力の前にことごとくシュートを落としていてリズムを掴めず、中盤過ぎにエムビードと交代。彼がコートに入るとシクサーズは別チームになるように、一気に8-0のランを出して、追い上げを開始してきた(53-40) しかしエムビードに対抗心を燃やしているであろうカペラが、今日もフリースローを2本とも決めて会場を沸かせると、デッカーの活躍などもあってリードは19点に拡がったよ(59-40) 終盤に入るとシクサーズもそれなりに盛り返してきたが、前半はロケッツが13点のリードで終えることが出来たね(65-52)」
 
シンキ「今日は大丈夫そうですね。シクサーズはエムビードがいると違いますか?」
 
キャット「大違いだよ。オカフォーだとフィニッシュに苦戦しているし、ペイント内を守れてないね。彼がコートにいることで、チームが比較的リズムよく展開しているよ。」
 
シンキ「それでは後半戦もお願いします。」
 
キャット「ロケッツは後半に入ってもエンジン全開。まずゴードンがスリーを決めると、シクサーズのオフェンスを的確に防ぎ、ハーデンからカペラへのパスが繋がって、溜らずシクサーズはタイムアウトを要求(70-52) その後もハーデンの連続スリーが決まると、シクサーズはまたタイムアウトを要求して何とか流れを変えたがっていたよ(78-56) その後もハーデンがドライブを決めると、アンダーソンがオフェンシブリバウンド時のルーズボールを相手に当ててマイボールにするなど、ロケッツはリズムを渡さない。エムビードをベンチへ引っ込めたシクサーズは、ディフェンスでなすすべなくハーデンにやられまくって、仕方なくタイムアウトを取るしかなかったよ(90-63) 結局第3Q終わってロケッツのリードは25点に拡がったんだ(93-68)」
 
シンキ「ちょっとチーム力に差がある感じですかね?」
 
キャット「だね。シクサーズは現在エムビードの出場時間を制限している状況だし、今年のドラ1位のベン・シモンズも欠場中だ。アウェイ戦だし、今の好調ロケッツが相手では荷が重い感じに見えるね。」
 
シンキ「分かりました。では後半の続きもお願いします。」
 
キャット「第4Qに入ってもロケッツはそれなりのリズムでゲームを展開。シクサーズも速攻や、オフェンシブリバウンドからの加点に成功するが、ネネがエムビードを交わすレイアップを決めるなど、ロケッツはリードをキープ(97-74) 残り8分半ほどでハーデンがコートに戻ると、いきなりカペラへのナイスパスを披露し、その後もロケッツはカペラのナイスディフェンスもあってシクサーズの得点を封じ込め、約6分前にスターターはお役御免になったよ(102-76) 結局ロケッツが27点差を付けて勝利に終わったね(115-88) 個人成績は以下の通りに。」
 
ロケッツ(6-4) FG44/91(48.4%) 3pFG17/40(42.5%) FT10/17(58.8%) 56R(17OR) 20A 6S 10B 18TO
ハーデン 33分 33点、7R、9A、1S、1B、5TO FG12/20 3pFG4/8 FT5/5
ゴードン 27分 16点、1R、1A FG6/12 3pFG4/7
アリーザ 35分 17点、8R、3A、3S、0TO FG6/14 3pFG5/11
アンダーソン 30分 7点、7R(3OR)、2A FG3/11 3pFG1/6
カペラ 26分 8点、13R(3OR)、5B FG3/7 FT2/3
デッカー 27分 4点、7R(4OR)、2A FG2/4 FT0/2
ネネ 16分 13点、4R(3OR)、3TO FG6/8 FT1/4
エニス 15分 8点、1A FG3/6 3pFG2/2
ブリューワー 14分 4点、4R、3TO FG1/2 3pFG0/1 FT2/2
KJマクダニエル 6分 3点、2R FG1/2 3pFG1/2
ハレル 6分 2点、2R FG1/3
ブラウン 5分 0点 FG0/2
アクティブロスターは全員出場。ウィルチェーはDリーグ リオグランドバレー・バイパーズへ送致。ビバリーは今週のブレイザーズ戦から復帰の見込み。
 
シクサーズ(1-9) FG34/90(37.8%) 3pFG5/22(22.7%) FT15/17(88.2%) 38R(10OR) 18A 11S 7B 12TO
ロドリゲス 27分 2点、2R、6A、1S、1B、1TO FG1/8 3pFG0/1
ヘンダーソン 28分 11点、1R、3A、3S FG4/8 3pFG1/1
コビントン 14分 7点、1R、4PF FG1/7 3pFG1/6 FT4/4
サリッチ 24分 11点、6R、2A FG4/11 3pFG1/3 FT2/2
エムビード 23分 13点、10R、1A、1S、2B、6TO、5PF FG6/10 3pFG0/2 FT1/1
ニック・スタウスカス(カナダ出身、一昨年ドラ8位) 29分 12点、2R FG4/9 3pFG1/5
ジャリル・オカフォー(昨年ドラ3位) 22分 4点、3R、2B FG2/11
イルサン・イリャソバ(開幕まもなくサンダーから移籍) 22分 13点、6R FG5/11
TJ・マコネル(昨年ドラフト外で入団) 21分 4点、3A、4S FG2/4
ホーリス・トンプソン(4年目、今季保証なしの契約) 14分 3点、2R FG1/4
リチャウン・ホルムズ(昨年ドラ37位) 8分 4点、3R FG2/4
ティモス・ロワウ-カバロット(フランス出身、今年ドラ24位) 9分 4点 FG2/3
アクティブロスターは全員出場。レブロンタイプの今年ドラ1位、キャンプ中に右第5中足を骨折したベン・シモンズは、10月に手術を行いリハビリ中。コーチのブレッド・ブラウンは彼を復帰後PGで起用する方針でいるようだ。3年前のドラフト6位で、先月末に左ひざの手術を受けたシュートブロッカーのナーレンズ・ノエルだが、ラプターズが狙っているという情報がある。
 
シンキ「スパーズ戦で敗れたロケッツでしたが、ここは順当に勝利して、連敗は免れましたね。良かったです。」
 
キャット「連敗はしなくなかったので良かったと思う。前半から主導権を握れたし、まあ順当勝ちと言っていいんじゃないかな。」
 
シンキ「ハーデンが今日もトリプルダブル級の活躍をしてますね。頼もしいですよ。」
 
キャット「今日は課題のターンオーバーも5つで止まったし、点差が付いていたこともあって、後半はパス優先という感じだったな。彼は先週の活躍が評価されて、今週の週間MVPに選ばれたんだけど、来週も取れるようになれば、当然ロケッツの勝ち星も増えるだろうね。期待大だよ。」
 
シンキ「スターターに復帰したゴードンも存在感のあるプレイを見せていたようですが、アンダーソンのシュート成功率はイマイチのようですね。」
 
キャット「安定感はゴードンの方があるね。だがアンダーソンも決まりだすと止まらないタイプだし、リバウンドでそれなりに貢献できるから、今のロケッツには欠かせない選手となってるね。2人ともよくやっていると思うよ。オフに獲得して正解だったね。」
 
シンキ「アリーザも引き続きいいみたいですが、控えに落ちたブリューワーはまだダメですか?」
 
キャット「若い時ほどではないかもしれないが、まだアリーザのディフェンス力はNBAでも上位にランクされるんじゃないかな。最近はスリーの確率もよくて、より頼もしい存在になってるよ。対するブリューワーは自信を失っているのか、ワイドオープンでのショットに躊躇していたよ。今季スリーは16本中2本しか成功してないからね。まあ実績のある選手だから、復活の期待はしたいんだけど、ビバリーが戻ってくると、出場時間も制限されそうだよね。今の彼は正念場を迎えている感あるよ。」
 
シンキ「そういえばKJの出場時間が最近伸びてませんが、何かあったんですかね?」
 
キャット「そうなんだよ(苦笑) 今日なんか勝敗の着いた場面からの出場だったしね。ボクが思うに、やっぱりディフェンスだと思うんだ。一発のブロック狙いなのか、1対1で抜かれていることが目立つからね。実績もブリューワーに劣るし、このままじゃビバリー復帰でまたベンチを温める形になる可能性大だな。ここで見せ場を作らないと、トレード期限までに放出される可能性もあり得るぞ。奮起を期待したいね。」
 
シンキ「それからカペラが相変わらずリバウンドとブロックで存在感を出してますね。今日はまたフリースローを決めたようですが、練習の成果がバッチリでましたかね(笑)」
 
キャット「いやー、彼がフリースロー入ると会場が盛り上がるよ(笑) これだけでチームにエナジーを与えている感じだ(笑) 今日はオカフォーを子供扱いするようなディフェンス力を見せていたし、攻守とも彼はまだまだ良くなるよ。楽しみな選手だよね。」
 
シンキ「控えのネネ、デッカーも存在感を発揮したようですね。特にデッカーは27分も出場時間をもらってます。これについては。」
 
キャット「デッカーはリバウンドを取ってくれる選手。今日はアンダーソンとともにコートへ出て、SFのポジションでもプレイしていたよ。もうちょっとシュート力が付けば、スターターで出られるレベルになると思う。彼は運動能力があって、ドライブからダンクも披露できるからね。実質1年目だし、彼への期待も大きいよ。ネネは安定しているから、ホント獲得して良かったと思う。」
 
シンキ「ありがとうございます。次のゲームはアウェイでのサンダー戦になりますね。勝って勢いを付けたいですよ。」
 
キャット「全くだね。サンダーは開幕時の勢いがなくなってきたし、ここも勝って出来れば連勝街道に入りたいんだがどうだろうか。その期待に応えられる力を今のロケッツは持っているんじゃないかな。」
 
シンキ「ですね。最後にシクサーズについてコメントはありますかね?」
 
キャット「今は辛抱の時期だね。エムビードはかなりいいし、これでシモンズが噂通りの大物振りを発揮すれば、すぐに勝てるようになると思う。焦らずチーム力をアップさせて欲しいよね。」
 
シンキ「それでは今日はお疲れ様でした。次回のゲームも宜しくお願いします。」

今季第64戦 対シクサーズ

シンキ「こんにちは。先日のラプターズ戦は気持ちのいい逆転勝利でしたが、今回はどうでしょうか。イースト遠征3戦目はシクサーズが相手です。ここまで8勝55敗と、今季も最下位を独走してますが、アウェイ戦ですので気は抜けませんね。」

キャット「シクサーズとはホームでも接戦だったな。今回も全力で向かってくるだろうし、圧倒的な実力差もないから、今日のゲームに負けても驚けないと思うよ。」

シンキ「今季のロケッツはいわゆる格下相手にもポロポロ負けてますし、全く侮れないと思います。それではゲームの方を宜しくお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。今日ゴデロックと正式契約を結び、早速彼はベンチ入りしているよ。シクサーズはイシュ・スミス、ホリンズ・トンプソン、コビントン、グランド、ノエルの布陣。ドラフト3位で指名された新人のオカフォーは、頸骨の故障で5ゲーム連続の欠場。スミス、コビントンは元ロケッツで、彼ら以外にも、控えにはカナーン、そしてロケッツファンに慕われているベテランのランドリーも元ロケッツ組だ。」

キャット「序盤はシクサーズが優位にゲームを進める。ノエルが攻守で存在感を見せて、まず3点リードする(4-7) しかしロケッツもビバリーのシュートタッチが良く、連続加点ですぐに逆転したよ(9-7) 中盤に入って、両チームともターンオーバーが多く、得点は止まったが、シクサーズはコビントン、カナーンのスリーが決まって2点リードする(17-19) 終盤に入っても、ランドリーがペイント内で存在感を発揮し、シクサーズがリードを保ったよ。結局ロケッツは6点のビハインドでこのQを終えたんだ(21-27)」

シンキ「シクサーズは元ロケッツ組が奮闘しているようですが、ロケッツは相変わらずのスロースタートで始まりましたね。」

キャット「くだらないミスが多くて、リズムに乗れてないね。ディフェンスでもしっかりとリバウンドが取れてない。まあ相変わらずと言えば相変わらずだよね。」

シンキ「ゴデロックは出場してますか?」

キャット「まだ出てない。ビーズリーは出て来たけど、マークマンを見失ったり、リバウンドも取れずと、全くいいところがないな。こんなプレイばっかりやってると、今季限りでの退団が濃厚のような気がするよ。」

シンキ「では前半の続きをお願いします。」

キャット「第2Q序盤はシクサーズが、コビントンのスリーに3本のフリースローで9点にリードを拡げるが(24-33)、ロケッツもビバリー、アリーザが合わせて3本連続スリーを決めてゲームはタイに(33-33) タイムアウト後、シクサーズはグラントのダンクでリードを奪い返すが、ロケッツはKJをコートに出すと、まず彼はジャンパーを決め、次にフリースローでの加点に成功する。シクサーズは決め手を失い、シュートミスが続いている隙に、ロケッツはカペラのハイポストからドライブに成功する加点でリードを拡げに掛かる(41-36) 中盤過ぎになると、シクサーズは若干オフェンスにリズムが出て来て、それなりに加点していき追いすがるが(48-45)、アリーザがスリーを決めて突き放すと、カペラのスチールから速攻に繋がって、ハーデンからのパスをKJが豪快にアーリウープを決め、ロケッツのリードは8点に(53-45) 終盤に入って、シクサーズもホームの声援に応えるように踏ん張りを見せるが、ロケッツもハーデンのジャンパーや、カペラのオフェンシブリバウンドからセカンドチャンスに繋がって、KJがテリーのスリーミスをフォローするオフェンシブリバウンドを豪快でダンクを決めた! このQに40得点したロケッツが逆転に成功して後半戦を迎えることが出来たんだ(61-52)」

シンキ「逆転しましたか! いつもベンチ観戦が多いKJですが、今日は出番をもらってアピールしてますね。頼もしい限りです。」

キャット「古巣相手ということもあって、出番をもらったような感じがするんだが、彼はこのチャンスをモノにするようなプレイを連発していたよ。やはり若手は伸びるから、もっと使ってもらいたいよね。今日はハレルを早い段階から使っていたし、シクサーズ相手でなめている訳じゃないと思うが、いい傾向だと思うよ。」

シンキ「ジョシュは使われてますか?」

キャット「今のところ出番なしだね。現状だとハワード、カペラ、ディーモー、ハレルの4人でインサイドを回している感じだよ。せっかくロケッツに戻ってきたから、有終の美を飾って欲しいと思うんだが、今のロケッツのチーム状況を考えると、来季以降に備え、若手を使って伸ばした方が得策だからね。仕方ないかな。」

シンキ「ロケッツでも飼い殺しに合って、ちょっと不憫ですが、その分若手を成長を見守る役割をこなして欲しいと思いますよ。それでは後半戦も宜しくお願いします。」

キャット「後半は両チームともそれなりに加点していき、ほとんど点差は変わらず中盤に入っていった(73-65) リズムを掴もうと、中盤からシクサーズはカペラへ故意にファールをする作戦に出るも、ロケッツはすぐカペラからビーズリーへチェンジ。ハーデンが相変わらずディフェンスレスなところを見せて、スミスにカウントプレイを決められるが、オフェンスでは見事な大車輪振りを発揮して連続加点に成功し、リードは段々を拡がってきたんだよ(86-72) ビーズリーのディフェンスが醜く、頻繁にドライブを許してしまうが、KJがナイスフォローに入るなど、チームプレイがしっかり出来ていて、終盤シクサーズはランドリーがフリースローで加点を続けるが、結局ロケッツが14点リードして終了となった(93-79)」

シンキ「今日のゲームは大丈夫そうですね。ところでビーズリーはどんな感じですか?」

キャット「さすがにフリースローはうまく、4本ともすべて成功しているね。ディフェンスはクエッションマークだけど、オフェンスの才能はあるから、その才能でどこまでチームに貢献出来るかだろう。」

シンキ「ビーズリーはハーデンの劣化版ですかね(苦笑) まあチームのために頑張って欲しいですよ。ゴデロックも見たいので、点差を付けたいです。それでは第4Qもお願いします。」

キャット「まずロケッツは速攻からビーズリーがダンクを決めてリードを16点に拡げるが(95-79)、ターンオーバーからシクサーズに加点を許すなど、ロケッツは流れが悪くなり、頼みのハーデンもシュートがエアボール、ディフェンスでもスミスに翻弄される始末で、開始4分13-0のランを食らい、リードはたった3点になってしまったよ(苦笑) 現在95-92」

シンキ「全然大丈夫ではなかったですね。ロケッツは流れに乗れませんか?」

キャット「シクサーズのホームの雰囲気に飲まれているのか、劣勢に立たされてしまっているな。まあゲーム的には面白くなってきたよね。」

シンキ「ですね。では続きをお願いします。」

キャット「タイムアウト後、ハワードのカウントプレイに、コーナーからアリーザがスリーを決めてロケッツは9点差に突き放すが、ホームの大声援に勇気づけられているシクサーズは元ロケッツ組のコビントン、カナーンが立て続けにスリーを決めて、再び3点差に迫まる(101-98) ロケッツもテリーがサイドラインからハワードへナイスパスを出す加点で5点差にするが、シクサーズもリズム良く加点を続けて、スミスのドライブが決まり、残り4分でロケッツは2点差に迫られたんだ(105-103)」

シンキ「これは分からなくなってきましたね。シクサーズは頑張っていますよ。」

キャット「全くだ。若いチームだし、もしこのゲームに勝利すると自信になるんだろうな。元ロケッツ組が頑張ってるし、心情的にはシクサーズを応援したくなるよ(笑)」

シンキ「笑 好ゲームになってシクサーズファンも喜んでいることでしょう。それでは続きをお願いします。」

キャット「タイムアウト明けのロケッツのオフェンスは、コーナーからテリーがスリーを決めて5点差に突き放すと、ディフェンスではハワードがグラントを翻弄するプレイを見せて、シクサーズに加点を許さず、そして残り2分弱にまたテリーがコーナーからスリーをカウントプレイで決めて、この段階でほぼ勝負あったんだ(112-103) 結局残り4分から13-1のランを決めたロケッツが、再び突き放して勝利したよ。最終スコアーは118-104。シクサーズはこれで13連敗となった。ロケッツは32-32で5割復帰。」

シンキ「シクサーズも頑張りましたが、最終的にはロケッツの勝利で終わりましたね。勝因は何でしょうか?」

キャット「決め手の差なんじゃないかな。終盤にテリーが頑張っていたよ。勝てないシクサーズこそテリーみたいな選手が必要なんだけどね。適度に勝てないと、若手の成長に繋がらないからな。」

シンキ「シクサーズはこれで13連敗ですか。中々勝てませんが、来季も同じ調子になるんですかね?」

キャット「そろそろこの状態から脱してもいいんじゃないかと思うんだけどね。2年前に指名されたエンビートの状態と、ドラフトで活きのいいのを取れるかどうかだろう。」

シンキ「ロケッツはようやく5割復帰を果たしましたが、残り18ゲームもこのような5割を行ったり来たりで終わってしまうんですかね。」

キャット「と思うよ。今日はKJが良かったように、どんどん若手を使って欲しいよ。正直言って、今のロケッツの最良のケースは、若手を伸ばしつつ成績を上げて、プレイオフ進出を逃すことだと思っているんだよね。ドラフト指名権の存在があるからな(苦笑)」

シンキ「今のところロケッツは8位に付けております。ジャズが9位ですが、29勝34敗で2.5ゲーム差ですよね。」

キャット「ジャズに頑張って欲しいんだけどポロポロ負けてるから嫌になっちゃう(笑) どうせプレイオフに出場するなら6位まで上げて欲しいよ。ウォリアーズとスパーズとは対戦したくないからね。ボロボロに負けて来季に影響しそうだからさ(苦笑)」

シンキ「笑 6位でも相手はサンダーあたりになりそうで、こちらでも苦しそうですよね。」

キャット「まだサンダーの方がいいよ。ハーデン手放した時点でサンダーはほぼ終わっているからな。」

シンキ「分かりました。次戦はあさってのセルティックス戦になりますね。イースト遠征4戦目になります。」

キャット「手強いチームだな。今日みたいにKJを使うなりして、若手にチャンスを与えて欲しい。それで勝てれば言うことなしだよ。」

シンキ「最後に何かありますかね?」

キャット「ロケッツを解雇されたローソンが、ペイサーズと契約したよ。先日のスパーズ戦から早速出場していたね。」

シンキ「ローソンも新天地で頑張って欲しいところですね。ちなみにソートンはどうなってますか?」

キャット「ソートンの移籍先は見つかってないな。今季はこのまま所属チームなしで終わるんじゃないかな。彼は来季正念場になるね。ロケッツの成績が良ければ、彼はまだチームに在籍していたかと思うと、ロケッツファンとして彼を応援したくなる。シクサーズにはランドリーが頑張っているし、若手を助ける役割をこなして欲しいよ。」

シンキ「では今日はお疲れ様でした。次のセルティックス戦も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第16戦 対シクサーズ

シンキ「こんにちは。マクヘイル解雇後も調子の出ないロケッツは3連敗中ですが、今日の対戦相手シクサーズは今季16連敗中です。ホームゲームですし負けられないですよ。」

キャット「終盤に逆転負けしないか不安だよ(苦笑) シクサーズは連敗中とはいえ、ここ最近は勝てそうな感じのゲームをしているからね。ロケッツはマクヘイル解雇前に、開幕未勝利だったネッツにホームで負けているし、正直言って怖さはある。」

シンキ「今季は優勝を目標にしていたはずですが、こんな感じになってしまい何とも残念ですよね。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、カペラ、ハワード。カペラとハワードを同時に使ってきたよ。ビバリーもスターター復帰だね。シクサーズはサンプソン、カナーン、コビントン、グラント、オカフォー。カナーン、コビントンは元ロケッツ。」

キャット「ロケッツはカペラのフィニッシュからスタートしリズムを作る。ハーデンのパスミスから速攻を食らって一時逆転されるが、ハワードのローポストムーヴが決まってすぐロケッツが逆転すると、その後はハーデンとアリーザのスリーが決まって、ロケッツのペースでゲームは進んだよ(15-9) シクサーズは新人のオカフォーを中心にゲームを組み立てている感じだが、今ひとつ流れに乗れない。その隙にロケッツは着々と加点に成功し、第1Qは11点リードの30-19で終了となった。」

シンキ「今日はさすがに大丈夫な感じですかね。」

キャット「今のところはね(笑) 今季は20点リードがあっても安心出来ないところがあるから、後半戦の終盤に入らないと分からないな。」

シンキ「カペラとハワードのプレイはどうですか?」

キャット「ハワードよりもカペラの方が目立ってるよ。RPMの数値を見ても、カペラの方が上回っているし、もうハワードは並より上程度の選手に成り下がったのかもしれないな。センタージャンプでも負けてること多いし、あのスーパーマンのカッコをしてダンクを決めたスラムダンクコンテストが懐かしいよ(苦笑)」

シンキ「笑 前半の続きをお願いします。」

キャット「ロケッツは序盤にTジョーンズが加点して14点のリードを奪ったんだが(36-22) 初白星が欲しいシクサーズも元ロケッツ組のカナーン、コビントンがチームを引っ張って必死に食らいつく(42-34) ロケッツは中盤にミス連発でリズムに乗れないが、それでもハーデンやカペラの加点などでリードをキープしたよ。結局このQ終わって7点リード。スコアーは56-49」

シンキ「ローソンは出場してますか?」

キャット「第1Qから出てるよ。ミスも目立つが、それでも今日は結構頑張っている方なんじゃないかな。」

シンキ「後半戦の見通しについてはいかがですか?」

キャット「大丈夫のような気がするんだけど、今季のロケッツはその予測通り行ってないからな(苦笑) 第3Qで二桁のリードを奪えば行けると思うんだけどね。」

シンキ「それでは後半戦をお願いします。」

キャット「第3Qからロケッツはオフェンスが好調で、ハワードの活躍などで次第にリードは拡がったんだ(70-57) シクサーズも元ロケッツ組のカナーン、コビントンの2人がスリーを決めるなど、何とか離されずに踏ん張る展開(78-68) リードしているロケッツだったがリズムに乗れず、一気のランを出せない歯がゆい時間帯が終盤に出てしまい、結局11点のリードで終了したよ(91-80)」

シンキ「さすがに今日は大丈夫なんじゃないですかね?」

キャット「力量は間違いなくロケッツなんだけど、流れ次第で何とかなる点差ではあるからな。まだ安心できんよ。」

キャット「第4Qは序盤からロケッツはミス連発で、シクサーズに一気に3本のスリーを決められてしまい、開始わずか2分程度で、あっという間に2点差に追い上げられてしまったよ(苦笑)」

シンキ「大丈夫ですかね・・・」

キャット「タイムアウト後、シクサーズはグラントのフリースローで同点に追い付かれてしまうが、ハーデンからのパスをブリューワーがコーナーからスリーを決めて、再びリードしたんだ(96-93) しかし勝つことに集中しているシクサーズは、連続加点に成功して、第1Q以来のリードを奪ったんだよ(96-97) 会場がざわついてきたよね。まさか負けるんじゃないかーって感じで(苦笑)」

シンキ「マジっすかー。ここで負けたら勝つとこないですよー」

キャット「リードして緊張したのか、シクサーズはパスミスが出て、ブリューワーが1本フリースローを決めて再びゲームはタイに(97-97) しかし勝ちたいという気持ちが伝わるように、シクサーズはルーキーのマコネルのドライブ、2年目のグラントのスリーが決まって、残り約7分、ロケッツは堪らずタイムアウトを要求したよ(97-102)」

シンキ「ヤバいんじゃないですかー。ハーデンとハワードがいてもダメですか?」

キャット「うーん。止められてるね。これはホントやばいよ。」

キャット「タイムアウト後、ハーデンのパスミスからグラントに速攻からダンクをお見舞いされて7点のビハインドになってボクも焦ったが(97-104)、ここからハーデンの独壇場で一気に10-0のランに成功! 残り4分切って、ロケッツが再逆転に成功したよ(107-104)」

シンキ「最後まで安心できませんよね(苦笑)」

キャット「全くだ。タイムアウト後もハーデンはスリーを決めて、ロケッツのリードは6点に拡がったんだが(112-106)、それでも諦めないシクサーズの呪いなのか、ロケッツはフリースローをポロポロ外す始末で、結局最後までゲームは分からない展開になったよ(苦笑) 結局2点差で勝ったけど、ハーデンは負けたような感じの表情をしていたね。最終スコアーは116-114」

シンキ「やっとこさの勝利でしたか。でも連敗脱出ですね!」

キャット「ホームで今季全敗中の相手に、ハーデンが50得点しても苦戦しているんだから、この先が思いやられる感じだが、シクサーズも頑張ってたから仕方ないかな。元ロケッツ組もかなり良かったね。今日のゲームで自信が付けば、初勝利も見えてくると思うよ。」

シンキ「これで16ゲーム終了して、6勝10敗ですね。次は2日後、アウェイのニックス戦です。」

キャット「前回の対戦では負けているから、当たり前だがリベンジしたいよね。」

シンキ「話は変わりますが、ウォリアーズがロケッツの開幕からの連勝記録を更新してしまいましたよね。今日のゲームも勝って、これで今季17連勝です。」

キャット「シクサーズの逆バージョンだな。現状では手が付けられないチームになってる。95~96シーズンのブルズと比較出来るくらいだよね。」

シンキ「この時のブルズは72勝10敗という、ものすごい成績を挙げてますが、今回のウォリアーズはどうですかね?」

キャット「昨年67勝も挙げている訳だから、今回もチャレンジ出来ると思う。ただ72勝は相当難しい数字だよ。アウェイ連戦はやはりきついし、難敵のスパーズやキャブスとの対戦も残っているから尚更だね。」

シンキ「当時のブルズとどちらが強いですかね?」

キャット「その当時はTVでブルズのゲームばっかりやっていたからボクもよく見ていたんだけど、当時のブルズはもう余裕というか流してゲームやってたんだよ(笑)、それくらい強かったんだ。ジョーダンとピッペンのコンビが攻守ともに最強で、リバウンダー兼ディフェンダーのロッドマンがいたブルズの方がやはり上だと思うんだけどな。でも完全に覚醒したカリーがいるのが今のウォリアーズだから、結構いい勝負になるかもしれない。」

シンキ「ロケッツはこのウォリアーズにどう挑みますかね?」

キャット「あと2回対戦があるから、1回は勝って欲しいんだけど、今季のロケッツの出来を考えたら無い物ねだりかもしれないな(苦笑) 現状では勝てる見込みが非常に低いと言わざるを得ないよ。まあ頑張って欲しいけどね。」

シンキ「それでは今日はどうもありがとうございました。次のニックス戦も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季25戦目 シクサーズ戦(ホーム)

シンキ「久々の登場になりますね(笑)」

キャット「いやー、さぼっちゃった(笑)」

シンキ「スパーズ戦以降はラプターズ戦以外すべて勝利していて5割復帰です。前回のニックス戦もいい勝ち方でしたよね。」

キャット「リンも活躍したしね。ロケッツは東のチームにはなぜか強いよなー。」

シンキ「負けたのはヒートとラプターズだけで12戦10勝の高勝率ですよね。」

キャット「東地区に所属していればプレイオフは間違いなさそうな勝率だな。」

シンキ「今日のシクサーズ戦もほぼ完勝と言っていい内容でしたね。」

キャット「シクサーズはバイナムがまだお休みしていて、今日はホリデーもいなかったし、途中でターナーも故障して離脱したからね。一時1点差に追い上げられるシーンがあったんだけど、負ける感じはほとんどしなかったよ。」

シンキ「ハーデンが33得点の大車輪です。フリースローを18本もらって17本決めてます。」

キャット「すごいよね彼は。ファールをもらう技術はNBAトップクラスなんじゃないかな。ハーデンは際だった運動能力を持っていないんだけど、抜群のステップでマークマンを交わす技術や、瞬時にパスをさばける技術は素晴らしいと思うよ。今日は相手の股の間を通したグレートパスもあったよね。」

シンキ「あれはハイライトで流れるプレイですよね。」

キャット「彼を獲得したのは大正解だったと思うよ。これでもうドラフト上位指名権は必要なくなったとすら思っているんだ。」

シンキ「彼ほどの才能を持った選手はそう出ませんからね。」

キャット「しかもまだ23歳でしょう。これでアウトサイドシュートに安定感が出るなどのさらなる進化を遂げれば、もしかするとMVPまで取れる選手になるかもしれないぞ。」

シンキ「極上の評価ですね。」

キャット「各チームもハーデン対策してくるとは思うけど、彼はそれを出し抜く技術を身につけるんじゃないかな。彼は頼れる選手であると同時にチームプレイヤーだからね。」

シンキ「それから最近はハーデン、リンに加えてダグラスを同時に起用するシーンが目立ちますよね。」

キャット「ハーデンはPGからSFまでこなせるユーティリティー選手であり、リンもSGをこなせるだけの得点能力があるし、SFのパーソンズはサイズ的にPFもやれるからね。ここ最近のゲームを見てるとこのラインナップは機能していると思うよ。」

シンキ「リンに復活の兆しが見えてきたからでしょうか。」

キャット「それもあるよ。パターソンが離脱している影響もあるかもしれないな。とりあえず試してみるかって感じで(笑)」

シンキ「試すと言えば新人のモティユナスがDリーグからロケッツへ帰ってきて、早速前半から出番をもらってます。」

キャット「出場時間は短かったけど、印象的なプレイを見せていたよ。まだリバウンドでのポジショニングの悪さなど課題は多いけど、サイズはあるし、動きもスムーズだから、これから鍛えれば戦力になると思うし、そうなってもらいたいよね。」

シンキ「それからスミスですよね。今日も第3Qから第4Qにかけて連続10得点を記録しチームを牽引してました。」

キャット「彼はペイント内でのポジショニングがうまいよ。昨季とは雲泥の差だ。いいポジションにいるからいいパスが渡るし、体の幅をうまく使ってフィニッシュしている。ローポストでのフックもうまくなったよ。まさかここまでの成長を見せるとは思わなかったね。彼は掘り出し物だろう。まだ21歳だからこれからが楽しみな選手だ。」

シンキ「最後にアシックについてはいかがですか?」

キャット「安定感あるよね。リバウンドに関してはかなり信頼度が高い選手だ。ディフェンスでの対応もいいし、彼のようなビックマンを取れたのは今後に繋がるよ。」

シンキ「シクサーズについてはいかがですか?」

キャット「オフにイグダーラを放出してバイナムを獲得したんだけど、その彼がケガで出られないのは誤算だよな。それでもホリデーやターナーが牽引して頑張ってたけど、ホリデー離脱で5連敗になってるよね。いつも思うんだけど勝つためには健康であることが大前提だよなー。まぁ一時的に負け越して来年のドラフト順位が上がる利点はあるとは思うけどね。」

シンキ「何でも健康一番と言ったところでしょうか。」

キャット「ヤオだって健康だったらまだプレイしているだろうし、もしそうなら今のロケッツは全然違うチームだろうね。」

シンキ「次のグリズリーズ戦について一言お願いします。」

キャット「ホームだし負けたくないね。プレイオフだと思って戦って欲しいよ。」

シンキ「今日はどうもです。」

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ロケッツ対シクサーズ

更新出来なかった4ゲームを3勝1敗で来たロケッツ。このゲームも勝って気持ちよくオールスターブレイクに入りたいところだ。ちなみに今日のシクサーズ戦はアイバーソンが個人的な理由により欠場。このような休み方は今季2回目になるが、その間にシクサーズは連勝している。

前半
第1Qは序盤からシクサーズのペース。ブランドのローポストからのミドルやダレンベアのオフェンシブリバウンドに、ホリデーの連続スリーが成功して4-12とロケッツ8点ビハインドに。しかしロケッツもディフェンスで24秒クロックバイオレーションを誘いリズムを付けると、速いパス回しからアリーザがペイント内でスコアーして反撃開始。スコラのフックも決まって6点差に追い上げた(8-14)。だがシクサーズはイグオダーラのタフなショットが決まると、グリーンの速攻も決まって10点のリードを奪う(8-18)。タイムアウト後もグリーンはミドルに加え、3対2の速攻からファールをもらってフリースローを2本とも沈めた(9-22)。ロケッツはここまでホリデーのディフェンスに若干苦戦気味のブルックスがミドルを決めると、バティエがさりげなくオフェンシブチャージを奪ってペースはロケッツへ。ランドリーのミドルにスコラのフックが決まる6-0のランに成功したロケッツが7点差に挽回した(15-22)。その後シクサーズはヤングがローポストからのムーブやドライブに成功するなど盛り返すが、ロケッツもロワリーがドライブからタフなショットを成功させるカウントプレイに成功させ、時間終了間際にコーナーにいるバディンガーのスリーをお膳立てするパスを披露。結局第1Qは22-26で終了した。
第2Qはランドリーのブロックからスタートしたが、シクサーズはスパイツがペイントからフックを決めて応戦(22-28)。ロケッツもランドリーが自身の運動能力を見せつけるようなリバースレイアップを決めて追いすがる(24-28)。またディフェンスでもロワリーがブロックを決めるなどペースはロケッツへ傾きかけてきた。スパイツのローポストムーブで再びシクサーズが突き放すが、ドーシーも負けじとローポストからお返しのスコアー(26-30)。ここからシクサーズはロケッツディフェンスに苦しんで得点が完全に止まってしまい、この間にロケッツはブルックスが速攻からスリーを決め、ロワリーも速攻からスコアー、バディンガーとドーシーのツーメンゲームからランドリーへナイスパスが渡ってフリースローになるなどロケッツが12-0のランに成功してあっさり逆転(36-30)。その後もブルックスがスリーを決めて、ロワリーがドライブからダブルクラッチでスコアーするナイスムーブを披露し、カウントのおまけまで付いた(42-30)。エアボールやリングにかするシュートなどさっぱりだったシクサーズオフェンスだが、さすがにブランドのミドルにカーニーが連続でスコアーするなど点差を詰めに掛かる(45-37)。しかしロケッツはドーシーがまたランドリーにナイスパスを披露し、彼がフリースローを2本成功させる(47-37)。地元アナウンサーもドーシーに「パッシングマシーン!」と興奮気味の中継。ドーシーはその後もオフェンシブリバウンドを連続で取ってセカンドチャンスに繋げる活躍振りだった。終盤シクサーズもアイビーの2本のスリーなどで盛り返したが、結局この第2Qは35-21とロケッツが圧倒して終了。57-47で10点リードして後半へ向かう。

後半
ロケッツはブルックスのスリーから決まる幸先のいいスタートだったが、アリーザが一時ロッカールームへ下がると、シクサーズはグリーンやブランドのスコアーで応戦を始めて来た(62-55)。しかしバティエがこのゲーム初得点となるドライブからのスコアーで反撃ののろしを上げると、今度は速攻からロワリーがファールをもらった。しかしこのプレイでホリデーの足を踏んでしまい足首を捻ったロワリーは、フリースローを決めるとすぐにロッカールームへ下がり(66-55)、戻ってきたアリーザと交代し、もうこのゲームには戻って来なかった。このチャンスをシクサーズはグリーンのスリーで反撃してくるが、ロケッツもヘイズがオフェンシブリバウンドを踏ん張るなど譲らない(68-58)。その後にスコラの芸術的なフックが決まったように思えたが、オフィシャルがトラベリングの判定。このコールに解説者のバラードはオフィシャルの間違いと解説していた。確かにVTRを見るとトラベリングはしていない。彼の芸術的なフットワークにオフィシャルは違う意味でだまされたようだ。終盤に入りロケッツはアリーザのスリーや、ブルックスが下から放り投げたようなレイアップが成功するカウントプレイがあったが、シクサーズもヤングのスリーにウィリアムスのフリースローなどで追いすがって、結局第3Qは19-23でシクサーズが上回り、ロケッツは76-70と6点リードして第4Qへ向かう。
第4Qは最初の2分半でシクサーズがヤングとウィリアムスの活躍でゲームをタイに戻す(79-79)。タイムアウト後もカーニーがミドルを決めて、シクサーズが遂に再逆転に成功した。しかしロケッツもルーズボールがうまくランドリーに渡ってゲームをタイに戻す好ゲームに(81-81)。流れ的にはシクサーズが押しているようにも思えたが、それでもドーシーやランドリーがオフェンシブリバウンドを踏ん張ってロケッツが必死に食らいつく(85-85)。しかしここまでバティエのディフェンスに沈黙していたエースのイグオダーラがスリーを決めてきた(85-88)。だがバティエもお返しのスリーを決めて再びゲームはタイに(88-88)。手に汗握る好ゲームを抜け出したのは、追いつかれる展開だったとはいえペースを掴んでいたシクサーズの方。イグオダーラがドライブからファールをもらってきっちり2本フリースローを決めると、アリーザは1本しか決められず、ヤングのドライブで3点リードされた(89-92)。その後のオフェンスもミスったロケッツはピンチになるも、バティエが2対4の劣勢の中、ブロックを決めて命拾い。このチャンスをモノにしなければいけなかったロケッツだが、速攻でアリーザがレイアップを決められなかった。逆にウィリアムスにミドルを決められてしまって5点のビハインドに(89-94)。次のプレイでブルックスがドリームばりのドライブからスピンムーブをしてレイアップに持ち込み会場がドッと沸く(91-94)。ブランドのシュートは外れ、ロケッツチャンスもブルックスはスリーを決められず、バティエがオフェンシブリバウンドを取ってタイムアウトになった。残り2分を切って絶対決めたい状況のロケッツだったが、オフェンスのリズムが悪くバティエが厳しい感じのスリーを決められない。逆にシクサーズはイグオダーラがスリーを決めて6点にリードを拡げた(91-97)。焦るロケッツはスリーを狙うが入らず、リバウンドを取ってもブロックされるなど厳しい展開になる。しかしシクサーズがサイドラインから5秒間パスを出せないターンオーバーで、残り36.7秒にロケッツボールになった(91-97)。しかしこのチャンスをあっさりロケッツはパスミスをしてしまいジエンド。結局第4Qはシクサーズに19-32と圧倒されて逆転負けを喫した。最終スコアーは95-102。

残念ながら3連勝ならなかったロケッツ。第2Qの18-0のランが決まった時はもう勝ったつもりでいたが、さすがに3連勝中のシクサーズはそこから盛り返してきた。彼らの底力を素直に評価したいと思う。特にエースのイグオダーラは第4Qで10得点と地力を発揮。フリースローも22/23とほぼ完璧だったシクサーズは現在の成績ほど悪いチームではないと思った。

シクサーズ(19-31)
FG 35/72 48.6%
FT 22/23 95.7%
3pFG 10/24 41.7%
39R(5OR) 16TO

ロケッツ(27-23)
FG 34/83 41.0%
FT 18/24 75.0%
3pFG 9/25 36.0%
41R(15OR) 15TO

個人成績
シクサーズ
イグオダーラ 14P(FG3/8) 10R 6A 3S
グリーン  15P(FG5/8)
ヤング   17(FG7/10) 6R

ロケッツ
ブルックス  34P(FG11/25,3pFG6/11) 4A
ランドリー  13P(FG5/10) 10R
ロワリー   14P(FG4/6) 3A

ロケッツ対シクサーズ

第1Q 19-29
シクサーズがアイバーソンのミドルで先制すると、イグオダラのアーリウープなどで6-0とリードする。ロケッツはダレンベアの高さに苦戦していて開始2分半にようやくスコアー。ロケッツがオフェンスに手間取っている間にシクサーズはイグオダラ、ヤングが立て続けに決め、速攻からイグオダラがバティエからカウントプレイを取ったところでタイムアウト(5-17)。タイムアウト後にダレンベアが2ファールでベンチへ下がると、ロケッツはランドリー、スコラがインサイドから得点してきた。しかしシクサーズの流れは変わらずイグオダラに決められたところでロケッツはタイムアウトを要求(10-25)。これで流れを取り戻したロケッツはランドリーの攻守にわたる活躍に、バディンガー、ロワリーの控え陣が奮闘して第1Qを終えた(19-29)。

第2Q 29-22
控え陣の登場でようやくロケッツらしさが出てきたが、第2Qも同様に控え陣がよかった。バディンガーのスリーやロワリーの速攻からのカウントプレイなどで6点差に迫った(29-35)。しかしシクサーズもアイバーソンの連続ミドルで再び10点差に(31-41)。基本的に今日のアイバーソンはミドルが中心でドライブはほとんどない。ロケッツはチームファールが5を越えたシクサーズ対しフリースローもらいで対抗してきた。シクサーズの方も同様の作戦ということでゲームは淡々と進んだが、ランドリーのスコアーにロワリーのベースラインからのカウントプレイ、バティエのスリーが飛び出し3点差に詰める(46-49)。結局48-51で第2Qが終了した。前半のアリーザはシュート不調でフリースローも4本すべて落とすなど絶不調。しかしラストにスチームからミドルを決めたので、後半は調子を上げてくるのではないか。控えの奮闘(ランドリー12得点、ロワリー11得点、バディンガー10得点)が目立った前半戦だった。

第3Q 28-13
スコラのミドルにダレンベアのゴールテンディングでロケッツがあっさり逆転に成功すると(52-51)、シクサーズがシュートミスにターンオーバーを繰り返している間にロケッツはアリーザとブルックスの活躍で一気に13-0のラン(66-54)。会場が一気に寒くなる。今度は難しいブルックスのスリーが決まると会場がどよめいていた。それくらい感心するスリーだったと思う。シクサーズもブランドのダンクなどで流れを戻そうと必死の抵抗をするのに、アイバーソンが2本連続でミドルを外し、結局ロケッツの流れが続いたまま第3Qを終えた(76-64)。ブルックスはスピードでアイバーソンに勝っているように見える。さすがのAIも衰えたか?

第4Q
序盤はアンダーセンのダメダメ振りが目立った。フリーのシュートを決められないばかりかバディンガーのナイスパスからノーマークになったダンクまでミス。ちょっと信じられないプレイだったが、唯一の見せ場はブランドの肘打ちでオフェンシブファールを奪ったくらい。そのダンクミスで15点差にするはずがシクサーズに流れを渡してしまった。アイバーソンのカウントプレイとブランドの活躍で7点差まで迫られる(82-75)。しかしロケッツはタイムアウト後の修正に成功し、アリーザがコーナーからスリーにバディンガーのナイスパスをスコラが決めるなどして13点リードに戻す(89-76)。だが12連敗だけは避けたいシクサーズがここから猛反撃。アイバーソンのミドルで勢いづいたシクサーズはロケッツのオフェンスを必死に防いで速攻からダンクを決める8-0のランに成功(89-84)。ここから両チームともに奮闘が続き、ワンプレイワンプレイが白熱する好ゲームになった。ロケッツはスコラやランドリーがゴール下で体を張って頑張り、シクサーズはブランドやアイバーソンがフリースローで応戦。残り1分ちょっとのところでシクサーズはオフェンシブリバウンドからアイバーソンが「The Answer」とばかりにミドルを決めると会場が沸いてきた(94-91)。インサイドを固めるシクサーズに対しロケッツはブルックスのドライブで挑んできたが阻まれてしまう。ピンチになったロケッツだが、ブランドのシュートミスをスコラがナイスディフェンシブリバウンド!! このリバウンドは大きかった。アウトオブバウンズでシクサーズボールになっていたらゲームは分からなかったと思われる。その後ブルックスがドライブでボールハンドリングにミスしながら慎重にフォローしてミドルを沈めた(96-91)。残り8.5秒で5点のリードとなりロケッツの勝利はほぼ決定した瞬間だった。

96-91でロケッツの勝利!
前半不調のアリーザは後半に復活したし、ブルックスも後半に調子を上げて結局19得点といつも通りの活躍だった。今日のシクサーズ戦は最後は少し苦戦気味だったとはいえ、順当勝利と言っていいのではないか。これでここ6戦5勝。プレイオフへ向けてこの流れを継続して行きたい。

チーム・個人成績
ロケッツ(13-9)
ブルックス 35分 FG7/16 3pFG3/5 19P 2S
アリーザ  42分 FG5/13 3pFG2/5 FT1/6 13P 12R 3A 2S
スコラ   35分 FG6/10 14P 11R
バティエ  28分 FG1/7 3pFG1/5 3P
ヘイズ   17分 FG0/1 1P 4R 5PF
ランドリー 33分 FG4/9 FT12/14 20P 7R(3OR) 2B
ロワリー  21分 FG4/5 FT3/4 11P 2A
バディンガー18分 FG6/8 3pFG2/4 15P
アンダーセン12分 FG0/5 0P 1R
チーム全体
FG33/74 44.6%
3pFG8/21 38.1%
FT22/33 66.7%
40R(7OR) 16A 6S 5B 12TO
速攻からの得点 11点
ペイント内の得点 32点
TOから与えた得点 12点

シクサーズ(5-18)
イグオダラ 40分 FG8/13 FT7/8 24P 4R 3A
ブランド  43分 FG7/16 FT5/5 19P 10R(4OR) 2S 5PF
アイバーソン35分 FG7/18 FT6/9 20P 5R 3A
ヤング   34分 FG7/11 15P 11R
ダレンベア 29分 FG3/8 7P 14R(5OR) 2S
グリーン  25分 FG1/7 2P 5R 5A
カポノ   17分 FG1/3 2P
ホリデー  8分 FG0/3 2P
チーム全体
FG34/82 41.5%
3pFG1/6 16.7%
FT22/30 73.3%
52R(15OR) 17A 5S 2B 13TO
速攻からの得点 19点
ペイント内の得点 42点
TOから与えた得点 7点