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キャブス

'17~'18 第12戦 対キャブス(ホーム)

シンキ「こんにちは。このところ圧勝続きのロケッツですが、今日は東地区を3年連続で制しているキャブスが相手です。今季調子がイマイチとはいえ、侮れない相手ですよね。」
 
キャット「アービングを放出し、トンプソンは1か月離脱が決定。またトーマスも離脱が続いている状況だからね。相変わらずレブロンは頑張っているが、NBAはそんなに甘くないと言ったところなんだろう。」
 
シンキ「ロケッツもポールが欠場ですが、このゲームも勝って、そろそろ連勝街道に入って欲しいと思ってますよ。ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがおなじみの5人。先日故障したバームーテは、無理せず休養するようだ。キャブスはレブロン、クラウダー、ラブ、JRスミス、シャンパート。新加入のローズは故障の様子見のため欠場とのことだ。」
 
キャット「序盤は両チームとも加点を繰り返す互角の展開。レブロンが豪快なダンクを決めて会場がざわついた。キャブスはスリーも好調で、ラブに続きJRスミスも決めてリードを取った(12-18) だがロケッツのスリーも入っていて、ネネのユーロステップからの加点で追いつくと、タッカーのスリーで逆転に成功(21-18) キャブスは流れを変えるため、控えに降格しているウェイドを投入する。だが攻撃の手を緩めないロケッツは、ネネがアグレッシブに攻めてフリースローをもらうと、アリーザの速攻も決まる15-0のランを披露!(27-18) レブロンはドライブ時にアリーザの足を踏んで足首を捻ったが、タイムアウト後も引き続きコートへ。中盤を過ぎてもロケッツのペースは続き、タッカーの加点でリードはさらに拡がったが(29-18)、キャブスもレブロンが個人技からようやく加点してリズムに乗ってきた(31-25) だが終盤に入るとロケッツは再びブーストし、ハーデンのスリーが決まると、ラストプレイでアンダーソンがナイスオフェンシブリバウンドからの加点に成功させ、再び11点にリードを拡げて第1Qは終了となったよ(36-25)」
 
シンキ「いい感じの立ち上がりを見せたようですね。今日も控えメンバーを出せるように点差を付けてください。お願いします。」
 
キャット「第2Q序盤のハーデンのいない時間帯。故障欠場中のバームーテの替わりにブラウンがコートへ。まずロケッツはタッカーのスチールからアンダーソンのスリーが決まると、ゴードンのスリーも決まって、リードを17点に拡げたよ(42-25) その後もロケッツはアンダーソンからゴードンへパスが繋がるカウントプレイを決めるが、キャブスもグリーンが怒涛の連続加点でロケッツに待ったを掛ける(45-34) しかしオフェンス好調のロケッツはゴードンが2本のスリー、カペラのナイスフィニッシュで簡単に17点差へ戻したんだ(53-36) 溜らずキャブスはタイムアウトを要求へ。キャブスはレブロンをコートへ戻すと、すぐにペイント内から加点してきた。ロケッツもカペラのナイスパスでアリーザがレイアップを決めるが、今日絶好調のグリーンが勢いを保ち続けるかのような多彩なオフェンスで加点を続け、さすがにやられすぎを感じたダントーニはタイムアウトを要求してきたよ(55-43)」
 
シンキ「グリーンはキャブスに行ったんでしたね。もうすっかりジャニーマンになってしまいましたが、このゲームでは存在感を発揮しているようですね。」
 
キャット「タイムアウト後にハーデンを戻したロケッツだったが、グリーンの勢いがレブロンに伝わったのか連続加点で追いすがると(55-49)、火付け役のグリーンが、ハーデンを交わすユーロステップからのダンクを決めてきた(57-53) リードがなくなってきたロケッツは焦りが出てきたのか、効率の悪いシュートを選択していて、フリースローで何とか加点するも、タフショットを打たされるシーンが目立ってくる。終盤に入っても、キャブスは速攻からレブロンが決めると、ドライブからパワープレイにも成功し逆転は目の前に(61-59) その後もキャブスはフリースロー4本で難なく逆転に成功すると、レブロンの猛攻にロケッツは加点を許し続けてしまったね。それでも第1Qの貯金があって、何とか2点差で前半は終了となったよ(65-67)」
 
シンキ「振り出しに戻った感じですかね。やはりキャブス相手に圧勝は難しいと言うことでしょうか。では後半にまた逆転しましょう。お願いします。」
 
キャット「後半序盤はまずロケッツのペース。ゴードンのスリーで逆転すると、アリーザがスリーのカウントプレイを決めてリードを5点に(72-67) キャブスもクラウダーのスリーに、JRスミスのイージーレイアップなどで追いすがるが、ロケッツはハーデンが2本のスリーを決めると、カペラがミスマッチから楽に加点して、キャブスは溜らずタイムアウトを要求してグリーンを投入する(81-74) 地力があるキャブスは、JRスミスが存在感をアピールするかのようなスリーを連発すると、ロケッツのミスから速攻を決めて1点差に追い上げる(84-83) ロケッツもゴードンのスチールから速攻でネネがダンクで加点するが、相変わらず好調持続のグリーンにスリーを決められゲームはタイに(87-87) だが終盤に入ってロケッツはゴードンがカウントプレイを決めると、シュートの精度が上がってきたハーデンがスリーを決めるなど突き放しに掛かる(96-89) だがここまですっかり影が薄かったウェイドが連続ジャンパーで追いすがってきたよ。それでもロケッツはフリースローで着々と加点に成功。結局ロケッツ7点リードで第4Qを迎えることになった(100-93)」
 
シンキ「前半を終えてどうなることかと思いましたが、さすがのロケッツはしっかりと修正してきましたね。あと12分です。このゲームは勝ちたいですよ。」
 
キャット「もう手に汗かいている状況だ。最近のゲームと違って緊張感があるな。TV向きの試合になってるよ(笑)」
 
シンキ「ではラストの第4Qもお願いします。」
 
キャット「第4Q序盤はまずラブがオフェンシブリバウンド時にカペラから肘打ちを食らって目が覚めたのか、スリーを決めてきたが、ロケッツもカペラがお返しのフィニッシュ。さらにハーデンが好調持続のスリーを決めて、危機感を持ったルーヘッドコーチは、すぐさまタイムアウトを要求する(105-96) タイムアウト後にレブロンがペイント内から加点するが、ハーデンが火付け役だったグリーンを止める! これで勢いに乗ったロケッツはハーデンからカペラへのアーリウープに続き、タッカーのスリーが決まって、13点までリードを拡げた(111-98) だがキャブスもレブロンがさすがのスリーを決めると、盟友ウェイドもカペラのブロックを交わすフローター気味のショットを決めて、ゲームは中盤へ入ったよ(111-103) 残り6分半ほど。」
 
シンキ「速攻から加点を食らって、流れを持って行かれないようにしましょう。お願いします。」
 
キャット「終盤に備え、キャブスはレブロンをベンチで温存してきた。中盤へ入ると、一転ゲームは膠着状態に。ロケッツはオフェンシブリバウンドを4本連続で奪いながら加点出来ず、キャブスもラブがターンオーバーを犯すなど、両チームともリズムに乗れないまま残り4分を切る(112-103) JRスミスにジャンパーを決められたところで修正を図るためロケッツはタイムアウトを取ったが、その後もオフェンスのリズムが取れず苦戦。その隙にコートへ戻ったレブロンがドライブからのパワープレイで加点に成功すると、ラブのフリースローも決まって、ロケッツのリードは3点になってしまう(112-109) キャブスはラブが6ファール退場となるが、それでも残り2分切って今日絶好調のグリーンがジャンパーを決め、ロケッツはついに1点差まで追い上げを食らったんだ(112-111)」
 
シンキ「このパターンは第2Q終盤に似てませんか。ここは絶対に死守してください。お願いします。」
 
キャット「残り1分半を切った大事なロケッツのオフェンス。ハーデンのナイスドライブからのレイアップはショートするが、泥臭いプレイをいとわないタッカーが、シャンパートに競り勝つナイスオフェンシブリバウンドからルーズボールになり、うまいことハーデンにボールが渡ると、カペラへアーリウープパス。これをカウントプレイで決めたカペラは、この大事なフリースローもしっかりと決めてくれたよ!(115-111)」
 
シンキ「よし。さあこのディフェンスを頑張れば勝利は見えてきます。頼みますよ、お願いします。」
 
キャット「キャブスはタイムアウトを取らずプレイは続行。そのオフェンスはもちろんレブロンで勝負。一時ボールポゼッションを確認するためゲームが止まるもキャブスボールに。残り1分切ってレブロンは持前のフィジカルなプレイで加点に成功してきた(115-113) ロケッツも当然ハーデンにボールを託す。時間を使ってハーデンは、得意のステップアップからスリーを放つが決まらず。だがタッカーが今度はクラウダーに競り勝つオフェンシブリバウンドを奪取!! 疲れが溜ってきたのか、ハーデンは次のポゼッションでのジャンパーがエアボールになってしまう。だがそのボールは、カペラがちょうど落ちてくるところに落下して、アシストのような形になりカペラがフィニッシュしたよ(117-113) 残り10.7秒。」
 
シンキ「よっしゃ! もう勝利は目前ですね。ラストをしっかり締めてください。」
 
キャット「タイムアウト後のキャブスオフェンス。レブロンがパワープレイからレイアップを狙うが、後ろから来たカペラがナイスブロック!! ラストをしっかり締めたロケッツが、4点差で逃げ切って勝利を収めたよ。最終スコアーは117-113。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(9-3) 36 29 35 17 117
キャブス(5-7) 25 42 26 20 113
 
ロケッツ FG36/77(46.8%) 3pFG16/46(34.8%) FT29/36 45R(17OR) 21A 22TO
キャブス FG45/81(55.6%) 3pFG12/27(44.4%) FT11/14 26R 24A 19TO
 
ハーデン 43分 35点、11R、13A、5S、1B、5TO FG8/21 3pFG6/14 FT13/14
ゴードン 40分 20点、2R、2S、5TO FG7/16 3pFG4/11 FT2/2
アリーザ 43分 17点、4R、2A、2S FG5/13 3pFG3/11 FT4/5
アンダーソン 34分 5点、4R(3OR)、3A、1S FG2/7 3pFG1/5
カペラ 31分 19点、13R(6OR)、1A、4B、5TO FG7/9 FT5/9
タッカー 29分 11点、9R(6OR)、1S FG4/7 3pFG2/5 FT1/2
ネネ 15分 10点、2R、3TO FG3/4 FT4/4
ブラウン 5分 0点、2A FG0/0
控えはタッカー、ネネ、ブラウンが出場。
 
レブロン 40分 33点、4R、7A、1S、1B、9TO FG15/24 3pFG1/4 FT2/3
クラウダー 24分 3点、5R、2A、1S、3TO FG1/2 3pFG1/1
ラブ 29分 17点、6R、4A、1S、6PF FG5/12 3pFG3/6 FT4/4
JRスミス 32分 13点、1R、1A、1S、 FG5/11 3pFG3/8
シャンパート 33分 7点、1R、5A、1S FG3/6 3pFG1/3
グリーン 38分 27点、5R、2A、3S FG11/15 3pFG2/3 FT3/3
ウェイド 20分 8点、2R、2A、1S FG3/7 FT2/4
コーバー 18分 3点、2R FG1/3 3pFG1/2
フライ 7分 2点、1A FG1/1
 
シンキ「見事な勝利ではなかったと思いますが、第2Qの劣勢をしっかりと後半に修正できたようですね。」
 
キャット「第2Qはゾーンに入っていたグリーンに手こずってしまったね。パーソンズにやられたグリズリーズ戦を思い出したが、今回は後半ある程度抑えたのが勝因の一つに挙げられると思う。レブロンにやられるのは想定内だからね。」
 
シンキ「トリプルダブルを達成したハーデンの活躍は素晴らしいですが、わき役のタッカーやカペラの活躍も見逃せませんね。」
 
キャット「2人で12本のオフェンシブリバウンドを奪取したな。キャブスはトンプソン離脱でペイント内が手薄になっていたし、スモールラインナップの時間帯が多くて、リバウンドを取るのに苦労していたよ。ロケッツはその弱点をうまく突いた感じだったね。」
 
シンキ「この勝利で4連勝達成です。連勝街道へ向けて難敵グリズリーズ戦が待ってます。」
 
キャット「次こそ勝ちたいよ(笑) ホームゲームだし、プレイオフのような気持ちでプレイしてもらいたい。」
 
シンキ「ですね。では最後になりますが、何かありますか?」
 
キャット「Gリーグが11月から開幕して、ロケッツ傘下のバイパーズのゲームが始まったんだけど、今年のドラフト2巡目で指名したハーテンスタインがプレイしているんだよ。2ウェイ契約はジャクソンとウェバーで決まっているので、未契約組に分類されると思うが、せっかくGリーグでプレイ出来てるんだから、しっかり成長力を見せて欲しいと思っているんだ。」
 
シンキ「今のところどうなんですか?」
 
キャット「短いプレイ時間ながら、それなりの結果を残している(平均5点、5R) まあこれからどれだけ伸びるかだな。期待の選手なので注目しているよ。」
 
シンキ「ちなみに他の選手はどうですかね?」
 
キャット「さすがにトロイが水を得た魚のような活躍をしている。ジョウ・チーも頑張っているね。ウェバーやオヌアクも健闘しているようだ。道のりは厳しいと思うが、NBAレベルで活躍できるくらい育って欲しいよ。」
 
シンキ「どうもありがとうございます。では次回のグリズリーズ戦は完勝しましょう。今日はどうもお疲れ様でした。」

レギュラーシーズン第4戦 対キャブス(アウェイ)

シンキ「こんにちは。マブスとの連戦に連勝したロケッツですが、本日からアウェイ5連戦が始まります。今日の相手はキャブスです。昨季の優勝チーム相手に頑張って欲しいと思います。」
 
キャット「そうだね。マブス戦で足首を捻ったハーデンだったが、大事には至らず、今日のゲームは出場するようだ。レブロンとの対決が楽しみだよ。」
 
シンキ「それでは早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ゴードン、アリーザ、アンダーソン、カペラ。キャブスは実力は確かの元ドラ1位 カイリー・アービング、オフにもつれながらも4年5700万ドルで再契約したJRスミス、説明不要のキング レブロン・ジェームス、攻守ともに堅実なケビン・ラブ、ゴール下で存在感を見せるトリスタン・トンプソン。」
 
キャット「第1Qは両チームともオフェンス好調。ロケッツはカペラがガード陣のパスを立て続けにフィニッシュする。対するキャブスはラブがジャンパーやフックなど、多彩なオフェンススキルを見せていたよ(8-9) ロケッツは好調カペラが2ファールでベンチへ下がるが、速攻からアリーザのサーカスショット、ハーデンのパスからネネが加点、そのネネからのパスをアンダーソンがスリーを決めて、直後にレブロンからオフェンシブチャージも取ったロケッツが中盤に7点リードをした(20-13) キャブスもJRのスリーやトンプソンのフィニッシュでジワジワ追い上げ、シャンパートのスリーやラブのジャンパーでゲームはタイになったが、ロケッツも速いパス回しからハーデンが加点、速攻からブリューワーがナイスランを見せるなど、第1Qから好ゲームになったよ(29-29) それでも終盤にハーデンが一気の加点を決めて、このQはロケッツが6点リードして終了したんだ(35-29)」
 
シンキ「マブス戦同様、いい感じのプレイが出来ている感じですかね?」
 
キャット「ハーデンが絶好調だよ。ここまで13点、6A、FG4/6と、レブロンの0点、2A、FG0/1を圧倒している。キャブスはアンダーソンのディフェンスレスを突いて、ラブを攻撃の起点にしているよ。交代したデッカーも狙われていたが、途中からネネにマークさせるなど、ダントーニは機敏に対応してきたね。」
 
シンキ「前半の続きもお願いします。」
 
キャット「ハーデンのいない時間帯、ロケッツはブリューワーのポストからの加点に、ゴードンのジャンパーが決まるなど、引き続きオフェンスが好調に見えたが、ターンオーバーからフライにスリーを決められて1点差にされると、今度はネネと同期のダンリービーにもスリーを決められ同点に追いつかれてしまう(41-41) カペラが3ファールになって再びベンチへ下がるなど、流れの悪くなったロケッツは、キャンプメンバーから這い上がってきたブラウンをコートへ出し、アンダーソンをセンターに据え、アリーザ、ブリューワー、ゴードンをコート上という、今まで見られなかったメンツでゲームは再開したよ。しかし悪い流れを断ち切るには至らず、ロケッツはことごとくシュートを外している隙に、キャブスはレブロンのオフェンシブリバウンドからの加点や、アービングのスリーが決まる12-0のランをファンの前で披露。ロケッツは再びタイムアウトを取るしかなかったよ(41-50) ロケッツはハーデンをコートに戻すとガラリ一変し、ハーデンは縦横無尽でロケッツを牽引して4点差に迫った(49-53) その後キャブスもアービングがスコアーして再び突き放すが(49-58)、ロケッツはアンダーソンがパスだかシュートだか分からないプレイをデッカーがしっかりフォローして勢いを付けると、今度は好調ネネが存在感を見せ、負けじとアンダーソンがここで得意なスリーを見せてくれたよ(59-60) 結局第2Qは逆転されたとはいえ、4点差で終えることが出来たんだ(59-63)」
 
シンキ「逆転されてしまいましたが、アウェイのキャブス戦ということを考えると上出来ですかね?」
 
キャット「ディフェンスは甘いかなという部分があるんだけど、相手がキャブスだからね。そう簡単に止められないだろう。ハーデンもオフェンスだけでなく、ディフェンスも頑張っているよ。アリーザがレブロン相手に奮闘し、レブロンはフラストレーションを溜めているように見える。後半はアービングを何とか封じ込めたいんだけどね。頑張って欲しい。」
 
シンキ「分かりました。それでは後半戦もお願いします。」
 
キャット「後半早々、ロケッツはアリーザがスクリーンに入ったトンプソンの頭が顔に当たるアクシデント。アリーザは治療のため一旦下がったよ。ゲームの方は序盤はJRのスリーが決まって9点キャブスがリードしたが(61-70)、ロケッツはアンダーソンがスリーを決める好調振りを見せ、今度はカペラがフリースローを2本とも決めるサプライズを見せると、俺もとばかりにKJがベースラインからアクロバティックなジョーダン張りのレイアップで加点に成功し、溜らずキャブスはタイムアウトを取って修正を図る(68-70) タイムアウト後もロケッツはハーデンがスリーを決めて逆転に成功するが、キャブスもJRやラブのスリーなどで再びリードしたよ(73-78) 結局第3Qは終盤まで両チームとも譲らず、キャブスが1点をリードして終了したんだ(84-85)」
 
シンキ「アウェイのキャブス相手に予想以上の好勝負が出来てますね。せっかくですので第4Qに逆転してしまいましょう。それではお願いします。」
 
キャット「ハーデン、レブロンともにいない時間帯。ロケッツ、キャブスともフリースローで加点が目立った。一足先にレブロンがコートへ戻ってきたキャブスがシャンパートのダンクで3点リードするが、ロケッツもアリーザがスリーを決めて同点にするなど一歩も引かず(92-92) しかしロケッツはアービングの個人技になすすべなく加点を許すと、今度はターンオーバーから速攻を許してしまった。残り8分切ってダントーニはタイムアウトを要求したよ(92-96)」
 
シンキ「勝負はこれからですよ。お願いします。」
 
キャット「ハーデンをコートに戻したロケッツは、まずゴードンがスリーを決めて1点差に迫るが、再びシャンパートにスリーを決められると、連続ターンオーバーからダンリービのスリー、ラブのフリースロー3本決めれると9-0のランを食らってしまった(95-105) しかし諦めるのはまだ早いとばかりに、アリーザが連続でスリーを決めてロケッツの反撃開始(101-107) だがキャブスに移籍して慣れて来た感のあるラブが、ペイント内から加点を繰り返し、中々ロケッツは追いつけず、ゲームは終盤に入って行ったよ(106-113)」
 
シンキ「好ゲームですが、ここは勝利でお願いします。」
 
キャット「ハーデンがフリースローを2本とも落としてロケッツファンはガックリくるが、アリーザのスチールからゴードンがスリーを決めて、再びロケッツファンも熱が入ってきたよ(109-113) タイムアウト後、レブロンにフリースローを1本決められるが、ロケッツはアンダーソンがスリーを決めて2点差に!(112-114) しかしさすがはレブロン、勝負所を見逃さずにスリーを決めて再び突き放すと(112-117)、残り1分弱にJRがスリーを決め、今度はとどめとばかりにアービングがスリーを決めて勝負あり。結局ロケッツは追いつけず、8点差で敗退となった。最終スコアーは120-128。ロケッツは2連勝でストップ。対するキャブスは開幕から4連勝。個人成績は以下の通りに。」
 
ロケッツ(2-2) FG43/90(47.8%) 3pFG17/44(38.6%) FT17/25(68.0%) 32R(11OR) 30A 5S 2B 7TO
ハーデン 38分 41点、7R、15A、1S、1TO FG13/20 3pFG5/9 FT10/14
ゴードン 33分 16点、2R、3A、2S FG6/13 3pFG4/9
アリーザ 31分 11点、2A FG4/11 3pFG3/10
アンダーソン 31分 12点、4R(3OR)、1A FG4/12 3pFG4/7
カペラ 19分 8点、4R、1B FG3/5 FT2/3
ネネ 25分 13分、5R、4A、1B FG4/4 3pFG1/1 FT4/6
ブリューワー 21分 9点、3R、2A、1S FG4/7
KJマクダニエル 20分 4点、1R FG2/7 3pFG0/3
デッカー 14分 6点、3R FG3/8 3pFG0/3
ブラウン 5分 0点、0R、0A FG0/2 3pFG0/1
エニス 4分 0点、2R、1A FG0/1
アクティブロスターのハレル、ウィルチェーは出番なし。
 
キャブス(4-0) FG43/83(51.8%) 3pFG16/32(50.0%) FT26/31(83.9%) 46R(12OR) 22A 4S 2B 11TO
アービング 35分 32点、2R、4A、3TO FG10/19 3pFG4/6 FT8/8
JRスミス 34分 15点、3R、2A FG5/12 3pFG5/11
レブロン 36分 19点、13R(3OR)、8A、4TO FG6/12 3pFG1/3 FT6/10
ラブ 31分 24点、5R、2S、1B FG9/16 3pFG1/2 FT5/5
トンプソン 27分 4点、10R(6OR)、3A FG2/2
イマン・シャンパート(キーリザーブ) 26分 8点、2R、2S FG3/4 3pFG2/3
リチャード・ジェファーソン(精神的支柱36歳) 20分 4点、3R、2A FG1/2
マイク・ダンリービ―(今季加入、36歳) 18分 11点、4R、2A FG3/4 3pFG2/3
チャニング・フライ(33歳) 15分 11点、4R FG4/12 3pFG1/3
デアンドレ・リギンズ(DV容疑から這い上がった28歳) 若干出場
アクティブロスターのクリス・アンダーセン(バードマン38歳)、ジェームス・ジョーンズ(36歳)、ジョーダン・マクレイ(Dリーグ記録の61得点を保持)は出場なし。
 
シンキ「残念ながら敗戦に終わりましたが、内容のあるゲームではなかったかと思いますが、いかがだったでしょうか?」
 
キャット「勝てるチャンスはあったと思うんだけど、勝負所で突き放されてしまったね。さすがにキャブスはチャンピオンチームだ。」
 
シンキ「ハーデンがものすごい数字を残していますが、彼はどんな感じでしたか?」
 
キャット「今日はターンオーバーが1つだけだったんだが、その1つが第4Qの大事なところで出てしまったのが悔やまれるね。しかしハーデンがコートいにいる時間帯は、ロケッツは互角以上のゲームを展開していたし、彼が支配力のある選手であることは疑いようがないな。今日はちょっと運がなかったね。仕方ない。」
 
シンキ「128点はちょっと取られすぎの感がありますが、これについてはどうですかね?」
 
キャット「キャブスのシュート力をほめるべきだと思う。もちろんラブに内外でやられたのは課題だが、今のロケッツに彼を封じ込めるだけのディフェンダーはいないからね。」
 
シンキ「今日もそれなりに新加入組は頑張ったようですが、カペラ、KJ、デッカーの若手も存在感がありましたかね?」
 
キャット「各選手それぞれ持ち味を発揮していたと思う。カペラはようやくフリースローを決めて自信になったんじゃないかな。彼の場合、メンタル面を鍛えればもっと入ると思うからね。引き続き期待したいよ。フリースローを2本決めるのが当たり前であって欲しいよね。」
 
シンキ「ですね。それでは最後にキャブスについてお願いします。」
 
キャット「ラブが攻守で存在感を出し、アービングが個人技でも決め、トンプソンがリバウンドを取り、JRがチームを鼓舞するが、やはりキャブスはレブロンのチーム。今日はちょっとコールに不満があって、フラストレーションが溜るゲームだっただろうが、彼がコートにいる時のキャブスは全く別チームだからね。これほどの存在感を持った選手は、おそらくマイケル・ジョーダンくらいしか思いつかないな。今季もキャブスは優勝候補で、それはレブロンが健在な限り変わらないだろう。」
 
シンキ「ありがとうございました。明日はアウェイ5連戦の2戦目になりますね。相手はニックスです。ここは勝ちたいですよね。」
 
キャット「まあニックスとはいえ、ホームではそれなりに戦うからね。侮ってはいかんぞ。」
 
シンキ「分かりました。それでは明日も宜しくお願いします。今日はお疲れ様でした。」

今季第75戦 対キャブス

シンキ「こんにちは。先日のペイサーズ戦に敗れて、5割復帰へ足踏みが続いておりますが、今日はレブロン率いる東地区トップのキャブスが相手です。今日もアウェイ戦なので厳しいですかね?」

キャット「レブロンが欠場するみたいだし、何とかなってもよさそうに思うんだけどね。まあ残りゲームも少ないんだし、好ゲームが観られれば勝敗は気にしないよ(笑)」

シンキ「ドラフト指名権のこともあり、プレイオフ進出へ向けての緊張感が感じられないロケッツファンが多いと思いますが(苦笑)、もう残り8ゲームですからね。ロケッツには頑張って欲しいと思いますよ。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。キャブスはアービング、JRスミス、シャンパート、ラブ、モズコフ。レブロンは欠場となった。休養とのことだ。」

キャット「序盤にロケッツはハワードのブロックが連続で炸裂するが、ゲーム自体に影響はなくて、淡々と進んだよ。中盤前にロケッツが若干のリードを奪い、終盤に掛けてもリードを保つ展開で、このQは2点リードで終了となった(26-24) まあ可もなく不可もなくと言った立ち上がりなんじゃないかな。」

シンキ「レブロン不在の影響は出てますか?」

キャット「ラブが積極的にシュートに行っていたんだが、ファール2つでベンチへ下がると、トンプソンやフライを使うようになっていたね。今のところロケッツはうまくディフェンスしている感じあるよ。」

シンキ「では前半の続きをお願いします。」

キャット「序盤でいきなり2本スリーを決められてしまったロケッツは、その後もモー・ウィリアムスにスリーを決められ、6点リードされたところでタイムアウトを要求(30-36) タイムアウト後、KJを投入して流れを変えたいロケッツ。そのKJはスリーを決めてオフェンスでもアピールし、積極的にリバウンドに絡んでいたんだ(36-40) しかしモズコフにアーリウープで加点されると、アービングにもスリーが飛び出して、ロケッツのビハインドは9点に(36-45) 中盤以降もリズムの乗れないロケッツを尻目に、キャブスはラブのスリーにアービングのドライブなどで着々と加点に成功。ロケッツはスリーが決まらず、ターンオーバーも繰り返すなど、残り5分から3点しか取れない体たらくだったよ。結局最大20点リードされるなどして前半は終了となった(40-59)」

シンキ「19点のビハインドで前半終了ですか。レブロン欠場で気が抜けちゃいましたかね?」

キャット「ハーデンが見せ場ないからな。彼がおとなしいと、ロケッツは全くダメなチームになってしまうからね。ハーデンに頼らなくてもいいようなオフェンスパターンを作りたいよ。」

シンキ「ディフェンスはどうなんですか?」

キャット「外からのスリーに対応出来てないな。第2Qだけで6本も決められているよ。フリースローもポロポロ落としているし、もうちょっとシャッキとしてもらいたいね。」

シンキ「後半への見通しはどんな感じでしょうかね?」

キャット「力量的には、そんなに差がないと思うんだ。だから展開次第で逆転の目もあると思っている。そのためには一気のランである程度挽回したいとダメだろうな。ディフェンスからリズムを掴んで欲しい。」

シンキ「分かりました。それでは後半戦もお願いします。」

キャット「後半はシャンパートにスリーを決められ、ロケッツは20点のビハインドになったが、速攻からアリーザの加点、ビバリーの鋭いオフェンシブリバウンドからの加点で追い上げに掛かる(47-62) タイムアウト後、ハワードのカウントプレイが決まり、モズコフは5ファールでベンチへ(49-64) 中盤前からは、ビーズリーが得点力のあるところを存分に見せていて、オフェンスはリズムを掴みつつあったんだが、相変わらずスリーを決められていて、ビハインドは二桁のままに(60-76) しかしKJ投入効果に、カペラが存在感を出すなど、来季を見据えるロケッツファンにとっては喜ばしい展開となっていて、ペイサーズ戦のようには行っていないが、一時10点差に詰めるなど、結構第3Qは頑張っていたと思う(71-84)」

シンキ「KJ効果にカペラが存在感を出していますか。ビーズリーもいいみたいですね。喜ばしいですよ。」

キャット「そうだね。来季以降を考えると、積極的に若手を使ってもらいたいよ。今日はもうハワードはお休みしていて欲しい気持ちだ。」

シンキ「笑 ハーデンはどんな感じですかね?」

キャット「今日は調子が出てないんだけど、やはりそんな中でもロケッツをリードしている雰囲気はあるよね。ここらへんはさすがだと思う。あとはあのお粗末なディフェンスだね。あれをどうにかしないといけないよ。もっと足を動かさなきゃ。」

シンキ「オフェンスのために体力を温存している訳ではないんでしょうが、彼には攻守ともにチームを引っ張って行ってもらいたいですよ。それでは第4Qもお願いします。」

キャット「第4Qのスターターはハーデン、ビバリー、KJ、ブリューワー、カペラ。まずロケッツが第3Qの勢いそのままで、ハーデンがスリーに続き、技ありのフローターでの加点、そしてドライブも決めてみせる、まさに大車輪の活躍でチームをリードし、カペラへの素晴らしいパスまで披露して、あっという間にロケッツは6点のビハインドまで挽回したんだ(80-86) キャブスはロケッツのディフェンスに苦しんでいたが、それでもワイドオープンになったジェファーソンがスリーを決めて突き放しに懸命だったよ(80-89) タイムアウト後、ロケッツはディフェンスを修正したキャブスの前に一時停滞するが、ここは俺に任せろとばかりに、ビーズリーがジャンパーを決めて再び6点差に(83-89) その後トンプソンにペイントから加点されるが(83-91)、中盤を迎えて再びリズムが出て来たロケッツは、ハーデンがフリースローなどで連続加点し、さらにビーズリーのジャンパーも決まって、遂に1点差としたよ(90-91) キャブスはロケッツの激しいディフェンスの前に、スリーがことごとく落ちていて、その隙にハワードのフリースローでまず追い付き、続いてビバリーのスリーが決まって、ロケッツがようやく逆転に成功したんだ! 現在残り3分42秒でタイムアウト中(94-91)」

シンキ「おお。怒濤のランが出ているではありませんか! これは勝たないとダメですよね。」

キャット「勝敗うんぬん以上に、来季を見据えて何か収穫が欲しいからね。前半20点のビハインドを逆転勝ちすれば自信にもなるだろう。ここはドラフト指名権のことは忘れて勝って欲しいと思っている(笑)」

シンキ「笑 若手を鍛えて、それが勝ちに繋がれば、それは収穫以外にないですからね。ここはロケッツに頑張ってもらいましょう。では続きをお願いします。」

キャット「ロケッツの勢いを止めたいキャブスは、やはり予想された通りに、ハワードへのハック作戦を始めてきたんだ。その効果もあり、一時ロケッツの勢いが弱まってしまい、アービングの個人技で同点に追い付かれた(94-94) しかしハワードが1本フリースローを決めて、再びロケッツが1点のリードを奪うと、残り2分切ってハーデンがスリーを決めて4点のリードを奪う(98-94) しかし勝負強いアービングがお返しのスリーを決めて追いすがる、まさに白熱したゲームになってボクも興奮してきたんだ(98-97) 残り約1分半。」

シンキ「あとちょっとですよ。今日は勝ちましょう。お願いします。」

キャット「その後のロケッツのオフェンスは、キャブスのタイトなディフェンスに阻まれて、ハーデンがタフショットを打たされてしまうが、ロケッツもキャブスのボール回りの良さに苦しみながらも、トンプソンにフィニッシュさせずロケッツボールに。このチャンスをロケッツは時間を使ってアリーザが値千金のスリーを決めた! 残り17秒でロケッツ4点リード(101-97)」

シンキ「よし! あとはディフェンスですね。お願いします。」

キャット「タイムアウト後、キャブスはすぐにアービングがジャンパーを放つがミス! ハーデンがしっかりとフリースローを決めて6点差となり、その後アービングに3本のフリースローを与えてしまうが、残り時間もなく、ロケッツが逆転勝利を収めたんだ! 最終スコアーは106-100。」

シンキ「よーし。勝ちましたね! アウェイのキャブス戦に勝利して嬉しいですよ。」

キャット「キャブスは20点リードしていた時に、レブロンはベンチで余裕の表情だったんだけど、逆転されてからこわばった表情に変わっていったね(笑) 後半はキャブス得点を41点に抑えて、前半の借りを返したな。ナイス勝利だったと思う。」

シンキ「勝因はやはりディフェンスですか?」

キャット「第3Qでそれなりのリズムを掴み、第4Qで一気にスパークしたのは、やはりディフェンスからリズムを作り出したからだろう。安定感はないとはいえ、ロケッツはやればそれなりに出来るチームなんだよ。」

シンキ「今日のMVPは誰になりますかね?」

キャット「ハーデンの大車輪がなければ勝てなかったからな。1人挙げろと言われれば、やはりハーデンだろう。もう一人挙げていいならば、ベンチからチームにエナジーを与えたビーズリーかな。カペラも相当良かったぞ。第4Qのビバリーのディフェンスも見事だったね。」

シンキ「ビーズリーは相当いいですか?」

キャット「いいね。彼は自力でオフェンスを展開出来るから、シックスマンとしてベンチからエナジーを与える役割がうってつけなんじゃないかな。今日はディフェンスでもそれなりに頑張っていたぞ。もうロケッツで再起を図ってもらいたいな。」

シンキ「カペラも良かったようですね。」

キャット「もうカペラはスタートでいいじゃんって思ったロケッツファンも多かったんじゃないかな。彼はまだ21歳。まだまだ伸びるぞ。もっと積極的に使ってもらいたいね。」

シンキ「ちなみにジョシュとTジョーンズの出番はどうでしたか?」

キャット「彼らはずっとベンチだったよ。ジョシュなんか、ベンチであくびをしているシーンがテレビに映っちゃってさー(笑) 思わず苦笑したロケッツファンが多かったと思う。」

シンキ「そうでしたか(苦笑) 昨季プレイオフで大活躍したジョシュの飼い殺しは寂しい限りですが、ビーズリーの活躍が続いている以上、仕方ないですね。次のゲームはあさってのホームでのブルズ戦ですね。」

キャット「残り7ゲーム。勝敗よりも来季を見据えた内容が欲しい。収穫が欲しいよね。」

シンキ「分かりました。今日は20点差を逆転勝利と、気持ちのいいゲームでしたね。それでは次のゲームも宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第41戦 対キャブス

シンキ「こんにちは。5連勝中のロケッツ。今日の相手は東地区トップのキャブスですね。ホームゲームとなります。相手は手強いですが、勝って6連勝したいですよ。」

キャット「キャブスはアウェイ連戦だし、ホームで戦えるロケッツの方に利があると思うから、是非とも勝利して連勝街道を続けて欲しいと思っているんだ。」

シンキ「それでは早速お願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、カペラ、ハワード。ビバリーは復帰したね。キャブスはアービング、JRスミス、レブロン、ラブ、モズコフ。ハワード対策なのか、今日はトンプソンではなく、モズコフ先発のようだ。」

キャット「序盤からロケッツのオフェンスは好調。ビバリーのオフェンシブリバウンドからの加点、カペラのペイント内からの加点、アリーザのスリーなど、最初の2分半で7点リードした(11-4) タイムアウト後にもキャブスのミスから速攻を出して、ロケッツはリードを9点に拡げるが、さすがにキャブスもスリー2本連続で決めて、すぐ3点差に迫ってきた(13-10) 中盤に入って、両チームともターンオーバーが出て得点は伸びなかったが、終始ロケッツがリードを保つ展開で終盤へ(18-15) 終盤に入ってもロケッツはリズムに乗れずフィールドゴールを決められなかったが、ディフェンスがそれなりに機能していて、第1Qは2点のビハインドで終了となったよ(21-23)」

シンキ「ほぼ無難な立ち上がりですかね。」

キャット「まだ第1Qだし、両チームとも手探り状態だね。勝負は後半になるだろう。そこでどれだけ相手を封じ込められるかだね。楽しみだ。」

シンキ「はい。では前半の続きをお願いします。」

キャット「序盤からロケッツはソートンの独り相撲でリズムを取れず、ミドルショットを確実に決めたキャブスが得点差を拡げて、まずゲームの主導権を奪ったんだ(23-31) ハーデンを早々とコートに戻したロケッツだったが、期待に応えられず、キャブスディフェンスに阻まれミスを繰り返していたよ。それでもハワードやカペラがディフェンスを踏ん張っていて、突き放されずに済んでいる状態の中、ゲームは中盤以降を迎える(30-36) 中盤過ぎに、キャブスはミス連発で流れに乗れないが、ロケッツもハーデンが思うように動けず、Tジョーンズもダメダメ状態で打つ手がなく、終盤になってようやくリズムを戻してきたキャブスに連続加点を許してしまったよ(35-46) 結局11点にビハインドが拡がって後半を迎える形になった。」

シンキ「後半勝負どころか、11点のビハインドを背負ってしまいましたかー。得点が35点って少なくないですか?」

キャット「ハーデンがコケてるからね。Tジョーンズもさっぱりだし、ハワードとカペラのインサイド陣の踏ん張りがなければ、もっと点差が付いているだろう。今日みたいな日はじっくりパスを回して、オープンショットを狙って欲しいし、調子の悪い選手は後半出さないとかの対策が欲しいところだよ。今日はソートンとTジョーンズより、テリーとハレル使ってもらいたい。」

シンキ「何とか逆転してもらいたいですね。それでは後半戦をお願いします。」

キャット「後半に入ってラブのスリーが決まるなど、15点差を付けられたロケッツは、焼きが回ったのか、カペラに替えて不調のソートンをコートへ。ロケッツはハワードが頑張っていたが、頼みのハーデンがさっぱりどころか、ディフェンスで足を引っ張っていたよ。対するキャブスもミス連発するし、独りよがりのスリーが多くて、ゲーム自体は低調模様。ゲームの方は残り約7分、ロケッツが13点ビハインド中(42-55)」

シンキ「ゲーム自体が醜いですか(苦笑)」

キャット「こんなゲームやってるんじゃ、ファンがソッポを向くよ。情けない。キャブスもこれじゃウォリアーズやスパーズに勝てっこないね。もっとチームとして戦わないと成長はないぞ。」

シンキ「とりあえず続きをお願いします。」

キャット「タイムアウト後は少しマシにはなったが、それでもロケッツは相変わらずの状態で、いいリズムでスリーを2本決めた程度。20点差以上離された時間帯もあって、結局17点のビハインドで終了となった(51-68)」

シンキ「今日はもうお開きですかね(苦笑)」

キャット「だろうな。いいところなしの状態だ。ハーデンはダブルチーム気味のディフェンスでミス連発してるし、何よりディフェンスで足を引っ張ってるからね。こんな状態だったらベンチへ下げた方がいいと思うよ。」

シンキ「とりあえず少しでもいいですから第4Qをお願いします。」

キャット「目標としてはまずビハインドを一桁にすることだったと思うんだが、相変わらずのシュートを落としまくっていてお話にならなかったよ(苦笑) 結局77-91で敗戦。何ともみっともない負け方をしてしまったな・・・」

シンキ「連勝は止まってしまいましたかー。今日の敗因は何でしょうかね。」

キャット「第1Qはそんなに悪くなかったんだけどね。第2Qからおかしくなっちゃったよ。まあハーデンが封じ込められてしまったのが敗因と言えば敗因だろう。彼が機能しなくなると、ロケッツはダメダメだからな。まあ今日のところは仕方ないよ。」

シンキ「ちょうど今日のゲームで今季半分終わった訳ですが、ここまで観戦した感じどうですか?」

キャット「まずオフに獲得したローソンがほとんど機能せず、ハーデンも研究されているのか、思った通りのオフェンスを展開出来ず、ディフェンスも不安定で、コーチングもクエッションマークとくれば、昨季よりも停滞するのは目に見えていたのかもしれない。それでも勝率5割はキープ出来ているように、力はあるんだよね。でもスパーズやウォリアーズに対し,プレイオフで勝てる見通しのない現在、今のままでいいのか疑問もあるからね。個人的には昨季のことはキッパリ忘れて、数年後の飛躍へ向けて、若手を育てる方針でもいいと思うようになってきた次第だ。やはり生え抜きのスターが欲しいよ。」

シンキ「ハーデンではダメですかね・・・」

キャット「現状だとロケッツを優勝へ導けるようには見えないよな。彼が番手で貢献する形の方が、理想的なのかもしれないよ。まあハーデン以上の選手を生え抜きから出てくるかどうか難しいから何とも言えないけどね。」

シンキ「今後はどうしましょうかね。こんな負け方すると、いつも考えてしまいますが(苦笑)」

キャット「コーチは今のままでいいよ。でも今季までだろうね。選手はソートンとかTジョーンズの、いわゆる一発屋は、調子のいい時以外は出場時間を制限して欲しい。TジョーンズなんかRPMの数値が相当醜い状態になってるぞ。それからもっとカペラ、ハレル、KJの出番を増やしてもらいたい。彼らにもっとチャンスを与えてもらいたいね。」

シンキ「そう言えば、ルーキーのデッカーはどうしちゃったんですか? 最近全然見かけませんが・・・」

キャット「言うの忘れていたけど、彼は昨年11月に椎間板ヘルニアの手術を受けていて、現在リハビリ中なんだ。2月下旬くらいに復帰したい意向のようだね。彼のポテンシャルにも期待したいよ。」

シンキ「分かりました。今日はお忙しいところありがとうございました。次はあさってアウェイでのレイカーズ戦になります。勝てそうですね。」

キャット「甘く見ると痛い目に遭うぞ。最近のレイカーズは大分良くなっているからね。アウェイだし気は抜けないと思う。1戦1戦を大事にして欲しいよ。その勝利のために1日を大事に使って、しっかり練習して欲しい。Every Single Dayだよ!」

シンキ「ですね。では今日はお疲れ様でした。次戦も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

ロケッツ対キャブス

総括
開始4分あたりから観戦開始すると、ロケッツがスコラのミドルにバティエのスリーが決まって16-4と好調なスタート。堪らずブラウンヘッドコーチが両手でTのジャスチャーを取る。タイムアウト後に修正したキャブスが16-1のランに成功してあっさり逆転(17-20)。今度はロケッツがタイムアウトを要求。その後ロケッツはランドリーがカウントプレイを決めて同点に持ち込むが(20-20)、Zことイルガウカスの高さに翻弄され連続得点を許す(20-24)。それでもアリーザがゲーム終了間際にスリーを決めるなど、ゲームをタイに戻して第1Qが終了した。
第2Qはロケッツはアリーザ、ランドリー、ロワリー、アンダーセン、テイラーの布陣からスタート。序盤から中盤は若干キャブスペースながら均衡した流れが続いた。キャブスはレブロンがポストからのパワームーブに加え、ドライブからスコアーするなどして得点を加算。ロケッツはランドリーのターンシュートやピックアンドロールからフィニッシュで対抗する(41-41)。アンダーセンもシャックの衰えたとはいえ、その圧力に押しつぶされそうになりながらも、体を張って奮闘していた。終盤に入ると、さらにレブロンがスパーク。バスケットカウントをもらいフリースローも決まって3点リードを奪う。だがロケッツもスコラのミドルなどで何とか離されまいと食らいつき、ブルックスのスリーのファール+テクニカルフリースローを決める変則4ポイントプレーで再び同点に追いついた(48-48)。だがゲーム終了間際にその後の活躍を暗示させるようなモー・ウィリアムスのスリーが決まって結局3点ビハインドで前半終了(48-51)。
後半に入ってすぐレブロンに18得点目をスコアーされるが、すぐさま今日好調のブルックスが21得点目となるスリーを沈めて2点差に迫った(51-53)。だがレブロンが立て続けにスリーを決めると(51-59)、乗らせると怖いモー・ウィリアムスがそれに便乗するように連続でスリーに成功(53-65)、ここまで劣勢も何とか持ちこたえてきたロケッツにとって痛いスリー爆弾となり、堪らずタイムアウトを要求した。しかし流れはキャブスのままで、モーのスリーがまた決まり、シャックにペイント内で決められ17-1のランを食らってしまった(53-70)。一気の17点差で寝不足なのか睡魔が襲ってきてしまい、観戦意欲を喪失状態になってしまったので、モーのカウントプレイが決まったところで観戦終了(57-76)。結局一時28点差付けられ108-83で完敗した。

ロケッツ(18-13)
アリーザ  31分 FG2/10 3pFG2/5 FT5/8 11P 5R 3A
ブルックス 30分 FG7/15 3pFG3/6 FT6/6 23P 3R 3A
スコラ   22分 FG4/9 8P 4R
バティエ  30分 FG2/5 3pFG1/4 7P 2R 3A
ヘイズ   15分 FG0/2 1P 4R
ランドリー 25分 FG3/8 FT5/5 11P 6R
ロワリー  24分 FG0/5 FT2/2 2P 2R 3A
アンダーセン20分 FG2/10 3pFG1/4 7P 3R 2A 3S
テイラー  18分 FG2/7 4P 2R 2B
ハリス   10分 FG2/3 5P 3R
クック   6分 FG1/2 4P 3R
チーム全体
FG25/76 32.9%
3pFG8/25 32.0%
FT25/34 73.5%
37R(5OR) 18A 5S 4B 16TO
速攻からの得点 12点
ペイント内の得点 16点
TOから許した得点 25点

キャブス(24-8)
レブロンJ 29分 FG12/20 3pFG2/5 FT3/4 29P 5R 6A 3S 1B
シャックO 22分 FG5/12 FT3/4 13P 11R(6OR)4A 1B
モー・W  33分 FG7/13 3pFG4/6 20P 6R 5A
ヒクソン  24分 FG4/10 8P 4R 1S 6PF
パーカー  26分 FG2/6 3pFG0/3 4P 4R
ウエスト  26分 FG1/5 FT5/6 7P 3R 3A 1S
イルガウカス17分 FG6/13 12P 5R 2B
ヴァレージョ23分 FG2/3 4P 6R 4S 2B
ムーン   24分 FG2/4 4P 4R 3A 2B
チーム全体
FG44/93 47.3%
3pFG7/17 41.2%
FT13/16 81.3%
53R(15OR) 26A 10S 10B 11TO
速攻からの得点 19点
ペイント内の得点 52点
TOから与えた得点 10点

ロケッツ対キャブス

第1Q 33-19
バティエの連続スリーでロケッツが早々と6-0とリードすると、今度はブルックスからスコラへナイスパスが渡って試合開始2分半でキャブスはタイムアウトを要求。タイムアウト後はヘイズがバティエとのツーメンゲームでスコアーするも、キャブスはシャックの高さを使ってインサイドでスコアーするシーンが目立ち13-2のランを食らって逆転される。しかしロケッツはブルックスが芸術的なレイアップが決まるとヘイズのオフェンシブリバウンドからアリーザが豪快なダンク、次にバティエがスリーを決めるなど再逆転に成功。その後もアリーザが2本のスリーにランドリーのカウントプレイが決まってロケッツが何と19-1のランに成功した。レブロンはシュートをコーナーのボードに当てたり、打った瞬間入らないと思われたシュートありと苦戦中。バティエのディフェンスが効いている証拠だろう。

第2Q 19-20
ブルックスの4ポイントプレイからスタートするが、キャブスはロケッツの連続ターンオーバーから速攻を出すなどして8-0のランに成功。しかしロケッツはアリーザが驚愕のリバースダンクで応戦する。その後は両チーム一進一退の攻防が続くが、ウエストが取られたファールでブラウンヘッドコーチが猛抗議の末退場を食らいブルックスが3本のフリースローを決め16点差とする。しかしシャックからのパスを受けたモー・ウィリアムスにスリーを決められてしまった。結局13点リードで後半へ向かう。

第3Q 16-19
アリーザが速攻からダンクを決めるがロケッツはシュートを外すシーンが目立つ。しかしキャブスも同様でシャックもフリースローをポロポロ落とすなど一向に調子上がらないようだ。57-43となったところでタイムアウトが入る。ここまでキャブスがFG1/5、ロケッツがFG2/10。
タイムアウトの合間の映像には元ロケッツのムーチーがインタビューを受けていて元気そうだった。勝負強かったムーチーをロケッツファンは決して忘れない。
さてゲームの方は、バティエが3度目の正直!とばかりにビハインドザバックパスをヘイズに決めてフリースローをもらうが、彼は2本ともミス。しかしキャブスもレブロンがボールを手に付かず外へ出してしまったプレイが象徴しているように調子が出ない。そこへブルックスが2本連続でレイアップを決めて64-49と15点リードを奪うが、キャブスもタイムアウト後にイルガウカスの2本のミドルなどで食らいつく。

第4Q 27-27
レブロンのスリーが決まるがロケッツもロワリーが強引にファールをもらうなど奮闘。しかしキャブスはイルガウカスのミドルにレブロンのフリースローで71-66と5点差に追い上げてきた。タイムアウト後にロケッツはアリーザがスコアーすると、イルガウカスがムービングスクリーンでファールを取られる。ここをロケッツは見逃さずランドリーがオフェンシブリバウンドを取ってスコアー。これで流れを取り戻したロケッツはアリーザのこの日24得点目となるスリーを決めて12点のリードに。キャブスはタイムアウトを要求してきた。その後は両チームともファールをもらってフリースローとなるシーンが多くなりゲームは淡々と進んだ感じ。結局セーフティーリードを保ったままロケッツが95-85で逃げ切った。ロケッツのディフェンスのよさも当然あったのだろうが、キャブスは連戦の疲れからか動きが重く感じられたし、さすがに延長戦の後だけに尚更堪えたのだろう。フラストレーションも溜めていて自滅したような感じのゲームだった。それでもアリーザの活躍は見事だったと思う。

95-85でロケッツが勝利!

チーム・個人成績
キャブス(15-7)
レブロンJ 39分 FG8/21 3pFG2/4 FT9/10 27P 6R 7A 5TO
シャックO 22分 FG2/8 FT3/6 7P 10R(3OR)3A 1B 5PF
モー・W  31分 FG2/10 3pFG1/5 7P 4A
ヒクソン  19分 FG2/4 FT2/4 6P 10R 1B
パーカー  15分 FG1/2 3P
ウエスト  28分 FG6/12 14P 3A 2S 4TO
イルガウカス19分 FG4/8 8P 8R(3OR)
ヴァレージョ30分 FG4/6 10P 6R
ムーン   17分 FG0/2 0P 4R 1B
チーム全体
FG30/75 40.0%
3pFG5/15 33.3%
FT20/28 71.4%
47R(11OR) 18A 7S 3B 20TO
速攻からの得点 2点
ペイント内の得点 40点
TOから与えた得点 22点

ロケッツ(12-9)
アリーザ  45分 FG11/19 3pFG4/6 27P 5R 2A 2S
ブルックス 37分 FG7/17 3pFG1/4 FT12/13 27P 6A 
バティエ  38分 FG4/11 3pFG4/7 14P 4R 3A 3S 2B
スコラ   25分 FG2/9 5P 10R
ヘイズ   24分 FG2/4 5P 7R(3OR)
ランドリー 29分 FG5/8 FT4/5 14P 6R 1B
ロワリー  19分 FG0/3 FT2/2 2P 4A
アンダーセン15分 FG1/3 2P 2R
バディンガー8分 FG0/5 3pFG0/2 FT0/2 0P 0R 0A
チーム全体
FG32/79 40.5%
3pFG9/21 42.9%
FT22/31 71.0%
37R(7OR) 19A 9S 3B 15TO
速攻からの得点 18点
ペイント内の得点 32点
TOから与えた得点 15点