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ブレイザーズ

'17~'18 第71戦 対ブレイザーズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。アウェイ3連戦の最終戦は、現在13連勝中と絶好調のブレイザーズが相手です。かなり激戦になるでしょうが、ここも勝ってホームへ帰りたいですよ。」
 
キャット「全くだね。プレイオフでの対戦もあるかもしれないし、ここはアウェイ戦とはいえ、絶対に負けない気持ちでプレイして欲しいね。先日のゲームで退場したグリーンは罰金だけで済んだし(ポールが払うらしい)、気持ちの強いチームメイトがベンチにいると心強いよ。」
 
キャット「そのブレイザーズ戦は第1Qから好ゲームになった。ブレイザーズはアミヌの連続スリーでリードを奪うが、ロケッツもハーデンが絶好調で、ロケッツ最初の得点をすべて挙げる活躍ぶりを見せる(9-8) ブレイザーズもリラードのドライブが決まると、今度はヌルキッチがハーデンのレイアップをブロックに成功し、ローポストからカウントプレイを決めるなど、まずブレイザーズが4点のリードでタイムアウトへ(13-17) ロケッツはヌルキッチやホークレスのリムプロテクトに苦戦中も、ハーデンが技ありのファールをもらって3本フリースローを決めたり、バームーテのイージーレイアップを演出するなど逆転に成功しゲームは終盤へ(20-19) そのハーデンはアイソレーションプレイからダンクを決め、早くも14得点目を記録するが、ブレイザーズもアミヌがまたスリーを連続で決めてきた。やられ過ぎを修正のため、ダントーニはタイムアウトを要求へ(24-25) タイムアウト後、リラードに4本のフリースローを決められるなど、ロケッツは一時6点のビハインドになってしまったが、ポールもお返しのフリースローを決めて、結局4点のビハインドで第1Qは終了となった(27-31)」
 
キャット「第1Qはブレイザーズのディフェンスに遮られ、1本しかスリーを決められなかったロケッツだったが、第2Qに入っていきなりアンダーソンがスリーを決めると、今度はポールも続き、さらにバームーテのスリーも決まって、ロケッツは5点のリードを取ったんだ(36-31) しかしディフェンスレスのアンダーソンがミスマッチを突かれ、ブレイザーズに次々と加点を許す11-2のランを食らって、また逆転されたロケッツはタイムアウトを要求へと至ったよ(38-42) ハーデンをコートへ戻したロケッツは、さっそくドライブを決めると、今度はステップバックスリーも決めて、ブレイザーズファンを黙らせると(43-44)、次のポゼッションでもドライブで加点! この得点でロケッツはまた逆転に成功したんだ(45-44) しかしロケッツは得意のハーデンとカペラのラインが機能せず、ターンオーバーから速攻を出されて加点を許すと、ハーデンのアイソレーションプレイを読んだブレイザーズに止められ、ヌルキッチのフィニッシュに繋がってしまったんだ(45-48) それでもここ2ゲーム不調のゴードンが、今日は存在感を出していて助かっている(48-48) アリーザがフリースローをもらったところでタイムアウトへ。終盤は再びポールとゴードンがスリーを決めて、ロケッツが逆転したが、ロケッツはペイント内でミスマッチを突かれるシーンが目立ち、ホークレスがフリースローを1本決め、前半はタイゲームで終了したよ(55-55)」
 
シンキ「逆転に次ぐ逆転の好ゲームとなりましたね。さすがにブレイザーズは手ごわいですか?」
 
キャット「さすがに今までの相手とは違うね。今のところリラードとマッカラムに仕事をさせてない感じになってるから、ここを後半もしっかり抑えつつ、ヌルキッチのところを何とかプレッシャーをかけて、タフショットを打たせてもらいたいね。そうすれば後半は自然とリードを拡げるはずだ。」
 
シンキ「では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Qの出だし、今日はほとんど存在感のないカペラがフィニッシュにミス。ディフェンスでもヌルキッチへのヘルプが遅く、カウントプレイを食らってしまった。しかしハーデンが後半も絶好調をキープし、次々と加点していき、ロケッツは6点のリードを取ったんだ(64-58) カペラはハーデンからのパスを豪快なダンクで、ようやく存在感を出すが(66-60)、ブレイザーズも不調のマッカラムの替わりにアミヌとホークレスがそれぞれスリーを決めて、しつこく追いすがってきたんだよ(68-67) リラードも不調のブレイザーズは劣勢を強いられていたが、ロケッツもカペラがフリースローを相変わらず外し、アリーザもスリーやフィニッシュをミスするなど、なかなかリードを拡げられない状態になってゲームは中盤へ(69-67) タイムアウト後、ヌルキッチのミスマッチを利用したコーナースリーが決まると、またヌルキッチのところでやられフリースローに。2本目のフリースローは外れるが、今度はオフェンシブリバウンドを取られ、ホークレスにスリーを決められた(73-74) ロケッツはハーデンに頼ったオフェンスが続き、さすがにハーデンもタフショットは決められない。今日は完全にヘタレ状態のカペラはリバウンドも取れずベンチへ下がった。中盤あたりから単調なオフェンスが目立つロケッツは、この状況を打開するためにジョーとグリーンをコートへ投入。アリーザをセンターで起用する、超スモールラインナップに。しかしローポストからデービスに加点されると、大ベテランのジョーは衰えからなのかフィニッシュが出来ず、10-1のランを食らったロケッツのビハインドは6点に拡がってしまった(74-80) タイムアウトを要求したダントーニ。まずゴードンが技ありのレイアップで加点に成功すると、野球も出来る二刀流コナートンにスリーを決められれるが、ジョーのスチールからグリーンのコーナースリーが決まり、ロケッツは立て直しに成功。次のポゼッションでもポールのドライブからのナイスパスを、バームーテがしっかりとスリーで加点(82-83) 終盤も一進一退の好ゲームとなり、ロケッツが1点のビハインドで第4Qへ突入する(86-87)」
 
キャット「第4Qのハーデンのいない時間帯にポールが躍動。まず自らスリーを決めると、今度はローポストからゴードンのスリーを演出し、ロケッツは逆転(92-89) ここまで無得点のタッカーだが、ナイススクリーンをするなど、欠かすことのできない選手だね。そのタッカーはナイスディフェンスで新人のコリンズはタフショットを打たされるが、ここはしっかり決めてきた(92-91) だがまたポールがスリーを決めて、ロケッツは主導権を握りつつある(95-91) ここで突き放したいロケッツだったが、ゴードンのターンオーバーに、またデービスにオフェンシブリバウンドを取られるなど、ブレイザーズも耐えていて、ゲームは中盤へ(95-94) まだハーデンを温存しているロケッツは、ポールとゴードンのバックドアプレイが決まってリードを3点にすると、ディフェンスでは相変わらずタッカーが存在感を出していて、勢いに乗ってきたロケッツはバームーテがドライブからカウントプレイに成功し、再びリードを6点にしたんだ(100-94) リラードをコートへ戻したブレイザーズ。だがリラードのシュートは不調で決められない。タイムアウト後にハーデンをコートへ戻したロケッツは、ここで一気に行きたいところだったが、ターンオーバーからヌルキッチに加点されると、またしてもヌルキッチにローポストプレイを決められてしまう(100-98) そのヌルキッチをベンチへ追いやろうと、ハーデンがドライブからファールをもらい、ヌルキッチを5ファールにするが、今度はリラードにドライブから加点され、再び1点差に追い上げられる(101-100) しかしディフェンスで存在感を出しているタッカーがようやくフリーの状態になって、得意のコーナースリーを決める! このスリーは大きい(104-100) 次のブレイザーズのポゼッションは、ナイスディフェンスからグリーンがマッカラムのタフスリーをブロック。ここでゲームをコントロールしたいロケッツだったが、アウェイの厳しさなのか、ゴードンがボールハンドリングミスでブレイザーズボールに。タイムアウト後、ここまで存在感のないカペラをコートへ出し、リムプロテクトを任せるが、ホークレスにフィニッシュされ、ロケッツは2点リードで終盤戦に入ったよ(104-102) だが好調持続のハーデンがタフスリーで突き放すと(107-102)、タッカーが攻守でバリバリの存在感でアリーザのスリーに繋がる(110-102) ブレイザーズもヌルキッチのフックで応戦するが、ハーデンを誰も止められない!!(113-104) カペラは相変わらずチームの足を引っ張っていて、リラードに3本のフリースローを許すと、ヌルキッチがハーデンのフローターのブロックから速攻で加点したブレイザーズが諦めずに、残り1分切ったんだ(113-109) 慎重に時間を使うロケッツだったが、シュートクロックが迫り、ポールのタフショットはミスに。このチャンスをマッカラムがフローターで加点に成功し、ロケッツのリードはわずか2点となってしまったよ(113-111) 残り28秒、ロケッツはタイムアウトを取らずプレイは続行。ポールがボールを保持し、時間をギリギリに使ったランニングジャンパーを放つが、これも入らず。しかしリバウンドも強いポールが自らオフェンシブリバウンドを取った! ファールをもらってフリースローを決めたロケッツが、4点差でブレイザーズとの激戦を制したね。最終スコアは115-111。ロケッツは6連勝達成。ブレイザーズは13連勝でストップ。ロケッツの今季成績は57勝14敗となった。」
 
ハーデン 42p、6R、7A FG13/25 3pFG5/7
ポール 22p、8R、6A FG6/16 3pFG5/10
カペラ 5p、6R、1B
タッカー 3p、3R、2B
アリーザ 6p FG2/7
ゴードン 18p、4R FG7/14
バームーテ 13p、2S FG5/7
ジョー 15分 0p
グリーン 11分 3p
アンダーソン 9分 3p
 
リラード、マッカラム合計 28p、6R、9A FG9/32 3pFG0/12
ヌルキッチ 21p、11R、3A、2S、4B FG9/10
アミヌ 22p 3pFG6/8
ホークレス 17p 3pFG3/3
デービス 10R
 
シンキ「予想通りの激戦となりましたが、ロケッツが第4Q常にリードを保つ展開での勝利ですね。」
 
キャット「出来れば突き放して勝ちたかったが、さすがにブレイザーズは手ごわかったよ。でもハーデンがクラッチタイムで存在感を見せてくれて、勝利を呼び込んだ会心の勝利と言っていいんじゃないかな。これでフランチャイズ記録の58勝まであと1勝だ。」
 
シンキ「けが人続出のウォリアーズ(53勝18敗)に4.0ゲームの差を付けましたし、タイブレイカーも握ってますから、このペースだと、ロケッツがホームコートアドバンテージを保持する公算が高くなりました。」
 
キャット「次からホームゲーム5連戦だし、その後も6ゲーム中3ゲームしかアウェイ戦はない。だから余程のことがなければ、全体1位でプレイオフに行けると思う。もちろん気を抜かずに行かないといけないけどね。」
 
シンキ「気になるのはハーデンに頼りすぎてしまうことだと思いますが、今日はカペラがサッパリだったようで、アンダーソンの出場時間が短いのも気になります。これについては。」
 
キャット「カペラは自分でオフェンスをクリエイトできないタイプだから、ブレイザーズディフェンスにハーデンとのラインを抑え込まれて、何もできない状態になっていた感があるね。せめてもっとオフェンシブリバウンドを頑張ってくれればよかったんだけど、ヌルキッチやデービスの方が目立っていたな。まあ今日のところはしょうがない。まだあとブレイザーズ戦は1ゲーム残っているから、そのゲームで巻き返してもらいたね。アンダーソンはディフェンスの問題があって、ほとんど見せ場がなかったね。ミスマッチからスピードのある選手を守ることが多くて、これだったら他の選手を出した方がいいとダントーニも判断したんだろう。ブレイザーズのスリーに対するディフェンスも効いていて、オフェンス面でも存在感を出せなかったし、今日のところは仕方ない。」
 
シンキ「次のゲームからホームゲーム5連戦です。ピストンズ戦ですね。」
 
キャット「もうここまで来たら全部勝つくらいの気持ちでシーズンを終えて欲しいくらいだよ(笑) 今のロケッツなら出来るかもしれない。もちろん休みも必要だが、ベンチメンバーも開幕当初より充実してるから、チャンスがあると思っている。そして気持ちよくプレイオフを迎えたいね。」
 
シンキ「今日はどうもお疲れ様でした。」

'17~'18 第24戦 対ブレイザーズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。ここまで8連勝中のロケッツ。アウェイ3連戦の最後はカギとなるブレイザーズが相手ですね。これは注目です。」
 
キャット「ここまでブレイザーズは3連敗中で、勝率も5割弱と波に乗り切れてないが、リラード、マッカラムのガードコンビはNBAでもトップクラスだし、彼らは手強いチームほど力を発揮するからね。ロケッツはこれまでのように第3Qまでに勝負を決めることはないだろう。でもロケッツがしっかりと普段通りにやれば負けないと思っている。期待しているよ。」
 
シンキ「では早速ゲームをお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがいつもの5人。ブレイザーズはリラード、マッカラム、アミヌ、ターナー、レナード。ヌルキッチ、ハークレスは故障で欠場となった。」
 
キャット「第1Q序盤はブレイザーズ自慢のガードコンビが得点力を見せてリードを奪うが(4-8)、ロケッツもハーデンが好調で得点を重ね、中盤前に追いついたよ(14-14) しかしブレイザーズのシュートは落ちず、アミヌに続き、早くもリラードにこの日4本目のスリーを決められてしまった(16-20) 中盤に入りロケッツはハーデンからカペラへのアーリウープパスが通り加点すると、そのカペラはオフェンシブリバウンドからの加点にも成功して追い上げる(20-22) だがブレイザーズはマッカラムが存在感を見せつけるようにスリーを決めるが、ロケッツも故障個所の左目を守るサングラスのようなゴーグルを着けて復帰したネネが、ハーデンからのパスを豪快にダンクするなど、両チームとも加点が続く展開となった(26-29) 終盤に入るとロケッツは、デービスのフリースローミスからオフェンシブリバウンドを奪取後に加点され、さらにコナートンに切れ込まれてレイアップで加点されるなど、控え陣にやられてしまい点差を付けられる(26-33) だがこの大事なゲームを落としたくないロケッツは、ハーデンをそのままコートに出し続け、彼はこの日早くも17得点目となるスリーを決めて応戦する(31-33) だがブレイザーズもマッカラムがユーロステップから加点するなど、結局ロケッツは6点ビハインドで第1Qが終了となったね(31-37)」
 
シンキ「さすがにブレイザーズは手ごわいようで、ちょっと得点を取られてますが、今季のロケッツはしっかり修正できますからね。大丈夫でしょう。では続きをお願いします。」
 
キャット「第2Q序盤のハーデンのいない時間帯。まずアンダーソンがポールからのパスでスリーを狙うが、すぐチェックが来て入らず。ならばとばかりに次のポゼッションでポールがドライブで加点する(33-37) リラードを警戒するロケッツは、アリーザやバームーテをマークに付けるが、見事なパスをさばいて加点を続け、ブレイザーズのリードは続く(39-46) ロケッツはアリーザがスリーを決めるが、その後警戒されているアンダーソンがオフェンシブファールを連発してリズムに乗れず、その隙にブレイザーズはリラードのステップバックジャンパーでロケッツのビハインドは8点になってしまったよ(42-50) 中盤前になってハーデンが登場も流れはブレイザーズ。レナードのジャンパーで10点差に(44-54) しかしこのまま引き下がるロケッツではなく、ポールがフローターで加点後にリラードにこの日5本目のスリーを決められるが、ロケッツはポールのパスからカペラがファールをもらってフリースローを1本決めると、次のディフェンスでタフショットを打たせることに成功したんだ。以降のポゼッションでも、すっかりロケッツに馴染んできたポールが攻守で存在感を発揮し、さらにハーデンが得意のドライブでのパワープレイでレナードからファールをもらうカウントプレイに成功(52-57) その後もブレイザーズはロケッツディフェンスに苦戦していて、その隙にロケッツはハーデンの加点が続く10-0のランを披露。ゲームはほぼタイになったね(56-57) 終盤に入ると、ブレイザーズもリズムが出てきて、それなりに加点してきたが、ロケッツもハーデンが絶好調でゲームはタイになった(62-62) ロケッツは前半に追いついて後半へ入ったよ。」
 
シンキ「前半で追いつきましたね。やはりディフェンスから10-0のランを出せましたが、後半への見通しはどうですか?」
 
キャット「ほぼ互角だね。ロケッツはハーデンが絶好調で助かっているところがあるから、後半はディフェンスで相手を封じ込め、ハーデンやポールに頼らない展開が理想だろう。」
 
シンキ「では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Qはまずアンダーソンがドライブで加点に成功するが(64-62)、ブレイザーズもターナーが速攻で加点して応戦。しかしロケッツもすぐさまハーデンが加点し逆転すると、カペラもフリースローを1本決めて、ロケッツはオフェンスのリズムが好調。その後もロケッツは攻守でブレイザーズを凌ぎ、リードを拡げるチャンスの時間帯に入ったんだ(72-67) だがブレイザーズはレナードとアリーザがもつれて口論になってから気合が入ってきて、マッカラムのスリーに続き、速攻でのカウントプレイで逆転に成功(72-73) これで流れはブレイザーズに傾いてしまい、ポールのスリーがエアボールになると、レナードがイージーダンクに成功。次のポゼッションでもアンダーソンが決められず、レナードにワイドオープン気味のスリーを決められたよ(72-78) 11-0のランを食らったロケッツだが、このまま離されることはなく、ハーデンがフローターで加点すると、カペラのフリースロー1本とゴードンからのパスをダンクで加点して、ロケッツのビハインドは1点になったんだ(77-78) だが中盤に入ってもブレイザーズは攻守でロケッツを押しまくる。マッカラムのジャンパーに続き、デービスのイージーレイアップ、アミヌのスリーも決まり、リードは6点に拡がると(79-85)、ロケッツはもったいないターンオーバーが目立つようになってしまい、何とかフリースローで加点して凌いでいるように見える(81-88) 終盤に入るとダントーニは勝負はここではないとばかりに、ハーデンをベンチへ下げるが、リラードがスリーを決め、さらに彼にまたしてもスリーを食らって、ロケッツのビハインドは13点に拡がってしまったんだ。ボクも含めてロケッツファンは危機感を抱いてきたと思う(81-94) 結局第3Qはブレイザーズが優勢にゲームを進めて、ロケッツは14点のビハインドと劣勢に立たされ終了となった(84-98)」
 
シンキ「第3Qはリードして終了して欲しかったんですが、14点のビハインドで迎えてしまいましたか。逆転の見通しはありますかね?」
 
キャット「あると思う。第3Qは最初の3分くらいまで、ロケッツが押し気味に展開していたよ。リズムが悪くなって一気に点差が拡がったが、終盤はハーデンを温存していたし、彼がコートへ戻ってくれば、また違ったゲームになるだろう。今季のロケッツにしては珍しく接戦になったけど、今後のことを考えれば、いい経験になるんじゃないかな。もちろん逆転を期待してるよ。」
 
シンキ「負け癖のあるチームのファンには羨ましい限りのコメントですよ(笑) では勝負の第4Qをお願いします。」
 
キャット「第4Qの出だし、ロケッツはポール、ゴードン、アリーザ、バームーテ、タッカーでスタート。対するブレイザーズはマッカラム、コナートン、レイマン、コリンズ、デービスでスタート。まず最初のディフェンスで、いい感じの24秒タイムオーバーからボールを奪うと、相変わらずシュートスランプが続くゴードンが、ドライブから加点に成功。次のポゼッションでもターンオーバーから速攻を繰り出し、バームーテのスリーはブロックされるが、ポールがうまくフォローして、いいタイミングでゴードンにボールが渡って、さすがの不調ゴードンも得意のポジションだったこともあってスリーを決めたよ(89-98) マッカラム以外のスターターがベンチということもあって、ブレイザーズはぎこちないオフェンスだったが、デービスがオフェンシブリバウンドからダンクを決めて一息ついた模様(89-100) 3分ほど経過してハーデンがコートへ戻り、ゴードンがベンチへ。まずこちらもコート戻ってきたアミヌがスリーを決めるが、ロケッツもポールが個人技で加点に成功して追いすがる(93-103) さらにロケッツは今度はハーデンの個人技からコーナーへいるタッカーへパスアウトすると、しっかりとタッカーはスリーを決めてくれた(96-103) 勢いに乗るロケッツは次のポゼッションでもタッカーのナイスディフェンスからターンオーバーを誘い、ポールの個人技がうまくいかないと見るや、今度はハーデンが個人技でドライブに成功! さすがにお釣りがなくなってきたブレイザーズは、タイムアウトを要求するに至ったよ(98-103) 残り約7分。」
 
シンキ「いよいよロケッツは本領を発揮してきましたかね。ハーデンとポールは互いの個人技でロケッツをリードしてますか。では逆転しましょう。お願いします。」
 
キャット「リラードをコートへ戻したタイムアウト明けのブレイザーズは、パスを回してマッカラムがいい感じのドライブを繰り出すが、タッカーがうまくファールで止めてくれた。このフリースローを1本落としてファールは成功(98-104) ロケッツは次のオフェンスでハーデン以外の4人がコーナー付近に集まり、ペイント内にスペースを作ると、ハーデンが鋭いドライブで再び加点に成功する(100-104) もうこうなると止まらないハーデン。次のポゼッションではスリーを決めて、ついにロケッツのビハインドは1点になった(103-104) 残り約6分。」
 
シンキ「やはりロケッツはハーデンのチームですね。逆転は時間の問題でしょう。ではお願いします。」
 
キャット「攻守でロケッツに押されているブレイザーズは、リラードとマッカラムの個人技に頼らざるを得なくなっていたが、そのマッカラムがトラベリング気味のドリブルからジャンパーを決めて加点に成功(103-106) さすがのハーデンも次のレイアップは落とすが、ディフェンスが機能していて、アリーザがナイススチールから速攻になり、ハーデンがミスマッチからドライブを仕掛け、ボンレーを子供扱いにするように転ばせるレイアップを披露! ハーデンに対してなす術のないブレイザーズは再びタイムアウトを要求したよ(105-106) 残り5分切った。」
 
シンキ「さすがに個人技のレベルはハーデンには適いませんね。そろそろ逆転しましょう。ではお願いします。」
 
キャット「ロケッツはバームーテに替えてゴードンがコートに。タイムアウト明けのブレイザーズのオフェンスから。スモールラインナップを敷くロケッツを突きたいブレイザーズだったが、タッカーが体を張って止めていて、仕方なくリラードがタフショットのスリーを打たされるが、さすがに今日好調のリラードは決めてきた(105-109) 次のポゼッションではポールの出番。個人技で1対1からリラードを交わしレイアップに成功(107-109) 明らかにロケッツの方が楽に加点しているので、逆転はすぐそこだと思われる。ブレイザーズは決め手を欠き、時間を使わされていたが、ポールのスチールからの速攻になり、パスがアリーザに渡ってスリーに成功! ロケッツは遂に逆転に成功したんだ(110-109) 逆転され焦ったのか、リラードがすぐさまドライブに行くが決まらず、ポールのパスから走りこんできたタッカーがレイアップに成功! ロケッツのリードは3点になったよ(112-109) 残り3分弱。」
 
シンキ「流れがいいようですから、この流れを渡さないようにすれば、勝利は見えてくると思います。ではどうぞ。」
 
キャット「引き続きブレイザーズはオフェンスに苦戦。何とかボンレーが時間ぎりぎりにジャンパーを決めたが、完全にペースはロケッツに見える(112-111) 次のロケッツのオフェンスはポールの個人技。リラードとの1対1からドライブを仕掛ける。いいタイミングでアミヌがフォローに行くが、その直前にタッカーへナイスパス!! タッカーのフィニッシュに繋がったんだよ(114-111) しかしホームの声援を受けてブレイザーズも意地を見せ、マッカラムがアリーザのスチールをうまく防ぎジャンパーに成功(114-113) 諦めないブレイザーズにダントーニはここでタイムアウトを使ってきた。残り2分弱。」
 
シンキ「予想されたような好ゲームになりましたね。会場のお客さん達も喜んでいると思いますが、ここはロケッツ勝利でお願いします。」
 
キャット「タイムアウト明けのロケッツのオフェンス。ロケッツは引き続きリラード相手の1対1を仕掛ける。今度は俺の出番とばかりに、ハーデンが鋭いドライブから加点に成功し、ファールももらうカウントプレイに成功!! フリースローもしっかり決めて、ロケッツのリードは4点に(117-113) しかしリラードもやり返すようなドライブで加点し、再びワンポゼッションゲームになったんだ(117-115) だがハーデンのドライブが冴えわたって、再びレイアップで加点! 次のポゼッションでリラードのシュートが外れると、もうブレイザーズに逆転する力は残ってなかったよ。最終スコアーは124-117でロケッツの勝利に終わった。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(20-4)  31 31 22 40 124
ブレイザーズ(13-12)37 25 36 19 117
 
ロケッツ FG40/75(53.3%) 3pFG10/25(40.0%) FT34/42 35R 14A 12TO
ブレイザーズ FG45/88(51.1%) 3pFG18/41(43.9%) FT9/12 33R 19A 15TO
 
ハーデン 37分 48点、8R、3A、3S、2TO FG16/29 3pFG4/7 FT12/14
ポール 35分 26点、3R、7A、2S、3TO FG8/14 3pFG1/4 FT9/10
アリーザ 34分 13点、2R、4S FG4/7 3pFG3/4 FT2/2
アンダーソン 17分 2点、1R、1A FG1/4 3pFG0/2
カペラ 22分 11点、10R、2A、1S FG4/5 FT3/6
ゴードン 30分 12点、2R、1A、1S FG2/6 3pFG1/5 FT7/8
タッカー 31分 8点、3R、2S FG3/4 3pFG1/2 FT1/2
バームーテ 24分 0点、5R、2B FG0/2 3pFG0/1
ネネ 10分 4点、1R FG2/4
タリック、ブラウン、ジャクソンは出番なし。
 
リラード 38分 35点、4R、6A、1S、5TO FG11/23 3pFG9/16 FT4/4
マッカラム 39分 28点、2R、4A、1S FG11/21 3pFG2/8 FT4/5
アミヌ 32分 15点、5R、2A、1B FG5/10 3pFG5/8
ターナー 27分 4点、4R、2A、1S FG2/5
レナード 20分 12点、4R、2A FG5/6 3pFG1/1 FT1/1
コナートン 25分 8点、1R FG4/10 3pFG0/5
コリンズ(新人ドラ10位) 19分 5点、2R、3B FG2/5 3pFG1/2
デービス 15分 8点、9R(3OR)、1S、1B FG4/4 FT0/2
レイマン 15分 0点、2R FG0/3 3pFG0/1
ボンレー 12分 2点、2A FG1/1
 
シンキ「ヨッシャー! 苦戦はしましたが、ロケッツは第4Qに逆転に成功し勝利。これで9連勝を達成しました!」
 
キャット「第3Qに14点のビハインドで終了した時は、さすがに敗戦も少し頭によぎったんだけど(苦笑)、大丈夫だって自分に言い聞かせてたね。その期待に応えてくれて最高の気分だ。」
 
シンキ「やっぱりハーデンとポールがいるのが大きいですね。」
 
キャット「ポールがいることで、ハーデンもオフェンスで休める時間帯があるのが大きいんじゃないかな。最後までドライブのスピードが落ちてなかったよ。」
 
シンキ「ディフェンスでもスモールラインナップが機能していたみたいで、ダントーニもオフェンスだけじゃないところを見せていて、こちらも頼もしい限りです。」
 
キャット「タッカーが本当にディフェンスのキーマンとして活躍中だよ。もちろんアリーザやポールを中心に、全員がバランス良く動き回っているのが大きいのもあるな。」
 
シンキ「もうこの勢いは止まりませんかね。アウェイ3連戦を無事に突破して、次からはホーム7連戦が続きます。」
 
キャット「まあ今日のゲームはうまく行ったが、スパーズみたいにディフェンスのいいチームには、今回のハーデンとポールの個人技からの1対1がうまく通用するのか分からない。まだまだ優勝への道のりは長いと思うが、今日のような経験を通して、少しでもチームを成熟させて、プレイオフに乗り込んで欲しいと思ってる。」
 
シンキ「今日は大変どうもお疲れ様でした。次のゲームはあさってのペリカンズ戦となってます。それでは次回も宜しくお願いします。」

レギュラーシーズン第12戦 対ブレイザーズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。今日はホームでのブレイザーズ戦になります。昨日のサンダー戦は二桁のリードを守れず、悔しい負け方だったので、今日は気持ちのいい勝利をお願いしたいですよ。」
 
キャット「相手はプレイオフ争いをするであろうブレイザーズだからね。是非とも勝利してもらいたい。そういえば昨季も同じ開幕から12ゲーム目で彼らと対戦したんだよな。コーチ交代した最初のゲームだったね。」
 
シンキ「ちなみに昨季途中でコーチをクビになったマクヘイルは、今何をしてるんですかね?」
 
キャット「当たり前だけどコーチングの仕事に就けず、TVで解説の仕事をやってるみたいだよ。あと2年何もせず、ロケッツから800万ドル支払われるんだけど、バッシングを受けているソフトバンクの松坂もうらやむ優雅な生活をしているな。肉体労働しろって思っているロケッツファンもいるんじゃないの。」
 
シンキ「笑 まあ契約したチームもいけませんからねー。松坂もそうですが、うまく批判を交わして過ごして欲しいものですよ。それではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、カペラ。ビバリーは予定通りに今日のゲームから復帰。控えのネネはユニフォームを着ているが、休養を取るとのこと。連戦は無理をしない方針みたいだ。ハレルもいるしね。ブレイザーズはチームリーダーで現在得点ランキング4位のダミアン・リラード、昨季最も成長した選手に選ばれ、オフに4年1億ドルを超える契約延長にサインしたCJ・マッカラム、オフに4年7500万ドルで再契約したアレン・クラーブ、こちらもオフに4年4200万ドルで再契約したモーリス・ホークレス、センターはパスのうまい4年目のメイソン・プラムリー。」
 
キャット「第1Qロケッツは昨日の敗戦を引きずるかのような出だしで、いきなり6点リードされるが、今日から復帰したビバリーがチームに喝を入れるフローターで加点すると、目が覚めたのかロケッツはアリーザ、ハーデンがスリーを決めるなど、10-0のランを披露して逆転に成功する(10-6) だがブレイザーズもハイポストを使ったバックドアプレイや、マッカラムが好調振りを見せてすぐに逆転。中盤までは一進一退の攻防だったよ(15-14) 中盤を過ぎると、ロケッツはまずハーデンがスリーを決めると、相手のターンオーバーから速攻で加点。その後も再びターンオーバーから速攻で走りこんだハレルが加点し、ロケッツは7点のリードを奪ったんだ(27-20) ブレイザーズは溜らずタイムアウトを要求し、修正を図るが、終盤に入ってもまたハレルが速攻で加点し、カウントプレイを決めてロケッツのリードは10点に(32-22) ブレイザーズは控えの元ドラ2位ターナーがハーデンのヘタレディフェンスを難なく交わして連続加点し追いすがるが、ロケッツは控えに回ったゴードンが2本のスリーを決めるなど、結局第1Qはロケッツ12点のリードで終了したよ(41-29)」
 
シンキ「41得点はすごいですね。昨日のゲームの第4Qは13得点でしたから、少し分けて欲しいですよ(苦笑)」
 
キャット「スリーが6本に、速攻での加点も目立ったからね。中盤過ぎあたりまではディフェンスもそれなりに頑張っていたよ。このペースを持続してもらいたいね。」
 
シンキ「では前半の続きをお願いします。」
 
キャット「第2Qはビバリー、ゴードン、ブリューワー、デッカー、カペラでスタートしたロケッツ。まずデッカーがスピンムーブから加点に成功するが、ハーデンのいない時間帯ということもあって5回のボールポゼッションで4回決められず、オフェンスのリズムは悪かった。その間にブレイザーズは今年のドラフトで唯一取った、ドラ47位のジェイク・レイマンが才能のあるところを見せ、刺激を受けたコアメンバーが次々に加点に成功。約3分弱でロケッツのリードはあっという間に4点となってしまった(46-42) その後はブレイザーズもビバリーのナイスディフェンスからのターンオーバーが目立ち、スローダウンするが、ロケッツもジャンパー、速攻ともに決まらず、ゲームは膠着し中盤戦へ(48-42) 中盤から出場したハーデンのドライビングフックでロケッツは8点のリードを奪うが(50-42)、ブレイザーもリズムを取り戻しつつあり、ホークレスの加点などでジワジワ追い上げてきたよ(55-49) リラードに簡単にジャンパーを決められると、ダントーニはベンチへ下がっていたビバリーを投入してマッチアップさせる。残り3分で2点差に追い上げられていたが(55-53)、そのビバリーはターンオーバーを誘い、リラードのスリーをブロックして存在感を出すと、速攻からアリーザが決めて、再びロケッツはリードを拡げたんだ(62-55) しかし終盤にロケッツはペイント内でフィニッシュ出来ず、オフェンシブファールでフリースローを与えてしまうなどリズムが悪くなって7-0のランを食らってしまったよ。結局前半はタイで終了となった(62-62)」
 
シンキ「二桁のリードをキープ出来ませんでしたかー。でもビバリーは頑張っているみたいですね。」
 
キャット「ハーデンのいない時間帯に一気にやられたね。いつもならエニスがコントロールする時間帯なんだけど、今日は復帰したビバリーがコートにいたので、ゴードンがボールコントロールしていたんだが、あまりうまく行ってなかったね。まあ慣れもあるだろう。それより終盤に一気にやられた方が痛いね。もうちょっと締めて行かないと、また昨日みたいになってしまう可能性はあるぞ。奮起を期待したいね。」
 
シンキ「分かりました。それでは後半戦も宜しくお願いします。」
 
キャット「後半開始早々、ロケッツはハーデンがローポストからフローター気味のショットを決めて先制すると、ブレイザーズのターンオーバーからビバリーがスリーを決めて、ブレイザーズのコーチ スタウツは素早いタイムアウトを要求(67-62) タイムアウト後、ブレイザーズは好調ホークレスのスリーに、マッカラムのカウントプレイで持ち直したが、ロケッツもビバリーがドライブからゴール下を抜けて放ったランニングフックを見事決めて、オフェンス面でも存在感をアピールするなどリードを渡さず(69-68) 中盤前になってハーデンが個人技でリラードを翻弄する加点をすると、今度はアリーザが連続でスリーを決めてリードを拡げる(77-70) リズムが悪くなったブレイザーズに隙を与えまいと、ハーデンがカペラのカウントプレイに繋がるアシストを披露したんだ。カペラのフリースローはエアボールでロケッツファンも首をひねるが、その憂さを晴らすように、カペラはリラードのドライブを豪快にブロックする。中盤に入っても、ロケッツはボール回りが良く、再びカペラへのナイスパスを見せたハーデンに負けじと、今度はゴードンもカペラへナイスパス(83-74) それでもブレイザーズはリラードの踏ん張りで必死に応戦していたが(87-78)、中盤過ぎにアンダーソンが珍しくブロックを決めると、速攻からアリーザのスリーに繋がり、完全にロケッツはゲームの主導権を握ったよ(92-78) 終盤に入っても、ロケッツはハーデンが存在感を見せてリズムを崩さず、この第3Qに38-21と圧倒したロケッツが、17点のリードを奪って第4Qへ突入する(100-83)」
 
シンキ「お、ビックQになりましたね! 38得点もすごいですが、21失点もいいですよ。この要因は何でしょうか?」
 
キャット「ゲームの主導権を奪えたのが大きいと思う。リズムよくゲームを展開し、焦りを感じたブレイザーズは難しいドライブからブロックを食らっていることが目立っていた。それからハーデンも後半は頑張ってディフェンスしていたよ。彼がディフェンス面でも存在感を出すと、やはりチームは乗るよね。」
 
シンキ「頼もしいですね。では最終Qを締めていただきましょう。お願いします。」
 
キャット「第4Q序盤、ロケッツはカペラのカウントプレイからスタート。今度はしっかりとフリースローを決めたよ。その後もカペラはパワームーブから加点したり、ディフェンスでもプラムリーにエアボールを打たせるなど存在感を発揮(107-85) 中盤近くなってもロケッツは20点以上のリードをキープしていたが、一応残り6分切るとハーデン、アリーザなどをコートへ。しかし1分もプレイせず、お役御免となったよ(119-94) 出場時間を制限されたエニス、ブラウン、KJがコートへ入り、リズムは良くなかったが、大量リードに守られ余裕の展開には変わりなく、17点差でロケッツの勝利に終わったね。最終スコアーは126-109。個人成績は以下の通りに。」
 
ロケッツ(7-5) FG46/95(48.4%) 3pFG14/32(43.8%) FT20/25(80.0%) 54R(17OR) 26A 6S 6B 13TO
ハーデン 32分 26点、12R、14A、3S、4TO FG7/17 3pFG3/8 FT9/11
ビバリー 25分 11点、2R、3A、3B FG5/8 3pFG1/2
アリーザ 29分 16点、7R、1S FG5/8 3pFG4/6 FT2/2
アンダーソン 33分 13点、5R、1A FG4/8 3pFG3/5 FT2/3
カペラ 27分 15点、7R、1A、1S、2B、3TO FG7/9 FT1/2
ゴードン 24分 16点、5R(3OR)、3A FG6/15 3pFG2/7 FT2/3
ハレル 21分 9点、9R(4OR)、3A FG4/13 FT1/1
デッカー 17分 6点、2R FG2/3 3pFG0/1 FT2/2
ブリューワー 18分 9点、3R、1S FG4/8 3pFG0/1 FT1/1
エニス 5分 3点 FG1/2 3pFG1/1
ブラウン 5分 2点、1R FG1/4
KJマクダニエル 5分 0点、1R FG0/0
ネネは休養。
 
ブレイザーズ(7-6) FG41/90(45.6%) 3pFG10/28(35.7%) FT17/21(81.0%) 41R(10OR) 24A 6S 4B 12TO
リラード 34分 18点、5R、5A、1B、3TO FG7/17 3pFG1/5 FT3/5
マッカラム 35分 26点、3R、4A、4TO F11/19 3pFG1/4 FT3/3
クラーブ 20分 5点、1R、1A、1S FG1/5 3pFG1/3 FT2/2
ホークレス 31分 19点、6R FG8/12 3pFG3/4
プラムリー 30分 4点、8R、7A、1B FG2/5
エバン・ターナー(オフに4年7000万ドルで加入) 28分 12点、4R、3A、2S FG5/13
ジェイク・レイマン(今年ドラ47位) 17分 7点、2R FG1/4 3pFG1/3 FT4/5
ノア・ボンレー(3年目) 16分 9点、3R、2B FG3/5 3pFG1/2 FT2/2
エド・デービス(昨季オフ3年2000万ドルで加入) 12分 1点、6R(3OR) FG0/2
メイヨー・レナード(シュートうまいビックマン) 6分 6点、1R 3pFG2/2
シャバーズ・ネピア(3年目) 6分 0点、4A、2S FG0/4 3pFG0/4
パット・コナートン(MLBでもドラフト 跳躍力◎)6分 2点 FG1/2
アクティブロスターのティム・クオーターマン(ドラフト外ルーキー)は出場なし。サンズ戦で左ふくらはぎを故障したスターターのアルファルーク・アミヌは、あと数週間は欠場の見込み。ウォリアーズから移籍したフェスタス・イジーリは左ひざの故障で開幕から欠場中。
 
シンキ「昨日の敗戦を払しょくするような見事な勝利でしたね!」
 
キャット「第3Qがキーだったな。連敗はしなくなかったから良かったよ。」
 
シンキ「昨日はロバーソンのディフェンスに大苦戦したハーデンですが、今日はトリプルダブルの活躍でチームを勝利へ導きましたか。頼もしい存在ですね。」
 
キャット「昨日とは打って変わって、今日のハーデンは伸び伸びプレイしていたよ。ディフェンダーのアミヌが離脱していて、やりやすかったこともあると思うが、今日はしっかりとファールをもらうプレイも出来ていたし、やはり彼が存在感を出すと、ロケッツは別チームになるよね。」
 
シンキ「それからビバリーが復帰戦からスターターでプレイし、主にディフェンス面で活躍されたようですが、実際の動きはどうでしたか?」
 
キャット「休んでいたとはいっても、プレシーズンゲームには少し出ていたし、そんなにブランクはないから、比較的スムーズにプレイしていたと思う。ディフェンスは彼がいるとやはり締まるよね。昨季のロケッツはディフェンス面で失点数がNBA25位、ディフェンス効率でも20位の出来だったんだが、そんな中でも彼はNBA全PGで5番目のディフェンシブRPMを記録していたんだ。もちろん毎年オフェンスの能力も上がっているし、彼に対する期待は大きいが、ケガが多いからね。今季はゴードンが加入したし、うまくプレイングタイムを調整して、シーズンを過ごして欲しいと思っているよ。」
 
シンキ「それから今日はハーデンだけでなく、バランスよく全員で得点を取れた感じですかね。」
 
キャット「ボール回りが良かったし、攻守においてペイント内で踏ん張れたのも大きかった。アンダーソンも今季初ブロックを記録したしね(笑)」
 
シンキ「ところでエニスはビバリー復帰でベンチ生活は分かりますが、開幕からそれなりの出場時間をもらっていたKJが、昨日のゲームには出場せず、今日もベンチ生活を余儀なくされてますが、これについては?」
 
キャット「ディフェンスの問題でしょ。一発とばかりに、ブロックやスチールばかり狙っているから、簡単に抜かれることが多くてね。確かにヘルプディフェンスはうまいけど、それ以上に1対1で抜かれないようにする方が先決だ。相手をよく研究して、マッチアップする選手を苦しめるようにならないと、オフェンス面でそれほど存在感を出せる選手ではないから、このまま干されて、ゆくゆくは放出されると思う。まだ若いし、いいものを持っていると思うから、練習から課題を持って取り組んで欲しいよね。」
 
シンキ「分かりました。次のゲームはあさってになります。相手はジャズですね。ホーム戦です。」
 
キャット「今季のジャズは調子いいみたいだよね。楽しみだよ。ブレイザーズ戦同様に、気持ちのいい勝利を期待したい。」
 
シンキ「ありがとうございました。それでは次回も宜しくお願いします。今日はお疲れさまでした。」

今季第58戦 対ブレイザーズ

シンキ「こんにちは。ジャズ戦を延長戦で敗退したロケッツですが、今日は最近6連勝でウォリアーズに圧勝するなど、絶好調のブレイザーズが相手になります。アウェイ戦ですので厳しいゲームになりそうですが、頑張って欲しいですよね。」

キャット「全くだ。最近2回の対戦では、ほぼワンサイドで負けてるからな。何とか一矢報いたいと思ってるよ。」

シンキ「そう言えばネッツのジョー・ジョンソンが契約買い取りで放出されたようですね。彼の獲得候補にロケッツも挙がっているみたいですが、これについてはいかがですかね?」

キャット「ロスターに空きがないよ(笑) あったとしても、今のロケッツを見て分かる通り、彼の加入で一気に成績が向上するとは思えない。実質今季終了しているから、もう若手を鍛えてくれって感じだよ。」

シンキ「それとあるメディアがハーデンがフロントへマクヘイルの解任と、ハワードを放出するように要求したという噂が出てますが、これについてはどうなんですかね?」

キャット「またかって感じだ(苦笑) 一応CEOのブラウンは否定しているけど、もうこんな成績だからどうでもよくなっちゃたよ(笑) ボクはマクヘイルがウソのリークをしたと思っているんだ(笑)」

シンキ「分かりました(笑) それではゲームの方をお願いします。」

キャット「ロケッツはハーデン、ビバリー、アリーザ、ジョシュ、ハワード。カペラは右足の捻挫で今日のゲームは様子を見るようだ。ディーモーとソートンはまだ合流してないな。ブレイザーズはリラード、マッカラム、アミヌ、ボンレー、プラムリー。」

キャット「序盤は両者譲らない展開だったんだが、やはり最初に主導権を握ったのはホームのブレイザーズの方。まずエースのリラードがスリーを決めて3点リードすると、ハワードがいつも通りフリースローを外している間に、プラムリーにダンクを決められ、マッカラムのミドルも決まり、ロケッツは堪らずタイムアウトを要求したよ(11-16) その後もまたプラムリーにイージーダンク、ホークレスにあっさりドライブを許すなど、ロケッツのディフェンスは機能していなかったよ。しかし途中出場したハレルのハッスルプレイで幾分持ち直し、ハーデンのスリー、ブリューワーの速攻からの加点が決まったロケッツは1点差に追い上げたよ(26-27) だがリラードのドライブや、終了間際にホークレスにスリーを決められてしまい、結局6点のビハインドで終了となった(28-34)」

シンキ「やはり劣勢な展開になってしまいましたかー。」

キャット「外からのシュートに対応出来てないし、ピックアンドロールからイージーショットに繋がってしまっているよ。もう少しディフェンスを踏ん張らないと、今日もワンサイドで負けてしまうぞ。何とかしてもらいたいね。」

シンキ「では前半の続きをお願いします。」

キャット「第2Qに入っても相変わらず外からのスリーに対応出来ず、開始3分ほどでマッカラムとヘンダーソンに合わせて3本スリーを決められてしまい、10点のビハインドになってしまう(35-45) タイムアウト後もブレイザーズの猛攻は止まらず、コーナーからレナードがスリーを決めると、デイビスのオフェンシブリバウンドに続き、イージーダンクも披露される始末・・・ 怒ったビッカースタッフはすぐにタイムアウトを要求したんだ(37-52) その後もジョシュのスリーがエアボール、ハーデンがフリースローを連続で外すなど、何やってんだかって感じのプレイが続いたが、ブレイザーズは気が緩んだのかシュートが決まらなくなってきて、フリースローのみの加点止まりだったこともあり、得点差はそれほど変わらず(45-60) ロケッツは終盤に速攻が決まるなどして多少追い上げたが、ブレイザーズが余裕で二桁のリードを保った形で終了となったよ(49-64)」

シンキ「何だかさっぱりみたいですが、今日も敗色濃厚ですかね?」

キャット「もう何をやっても好調なチームには勝てなさそうだな(苦笑) 今日はハーデンもブレーキだし、第3Qで終わっても不思議ないと思うぞ。」

シンキ「ハレルは頑張っているみたいじゃないですか。彼も存分に使って欲しいですよね。」

キャット「ゴールテンディングになったけど、オフェンシブリバウンドをそのまま叩き込む強烈なダンクもあったぞ。髪型も一新したし、もうハッスル要員だけじゃないってところを見せてもらいたいな。」

シンキ「ですね。それでは後半戦も宜しくお願いします。」

キャット「序盤からアミヌにワイドオープンでスリーを決められると、今度は成長著しいマッカラムが着実に加点していき、開始2分半ほどでロケッツはタイムアウトを要求した(51-72) タイムアウト後もロケッツはジョシュがパスをミスしていて、ディフェンスではマッカラムに加点されていたが、今日好調のビバリーがスリーを決めて、ハーデンとハワードのプレイも決まって必死に追いすがる(58-76) 中盤に入ってハワードが4ファールでベンチへ下がるが、ハーデンの個人技に、テリーの連続スリーが決まってロケッツはジワジワ点差を詰めてきたんだ(75-85) ブレイザーズは若干リズムが悪くなっていたが、フリースローを冷静に決めてリードをキープ(75-89) だが完全に調子を取り戻したハーデンが大車輪の連続加点に成功し、あっという間に5点のビハインドまで追い上げたんだ! ラストプレイでダンクを決められたが、7点のビハインドに迫ることが出来たよ(86-93)」

シンキ「お。ハワードがベンチへ下がってから良くなりましたか(苦笑)」

キャット「やはりハーデン恐るべしって感じだな。入り出すと止まらないよ。来季以降は彼を中心に、もう一度チームを作り直す形になるかな。」

シンキ「その前に今日のゲームをリベンジしましょう(笑) それでは最終Qをお願いします。」

キャット「だね。第4Qに入ってもハーデンの勢いは止まらず、まずローポストからカウントプレイを決めてきたよ(89-93) ブレイザーズはロケッツのタイトなディフェンスの前に、ボール回りが悪くなってきて、効率的なオフェンスが出来なくなっている。しかしロケッツもスリーが決まらず序盤の2分半は膠着状態だったよ(89-93) だがタイムアウト後ハーデンが速攻で華麗なステップからレイアップを決めると、ブリューワーがオフェンシブリバウンドを踏ん張って加点に繋げ、続くディフェンスでミスを誘うと、今度はまたしてもハーデンが今度はハイポストから加点して、残り約7分半、遂にロケッツはゲームを振り出しに戻したんだ! 現在95-95」

シンキ「おお。やはりハーデン様様ですかね。」

キャット「だな。チームディフェンスもうまく機能しているし、これなら逆転の目もあるぞ。」

シンキ「期待したいですね。では続きをお願いします。」

キャット「ブレイザーズはターンオーバーを繰り返している間に、ハーデンからハワードへのアーリウープが決まって逆転に成功すると、タイムアウト後にコーナーからブリューワーがスリーを決めて、ロケッツは5点のリードを奪う。中盤に入ってブレイザーズもこれ以上やらせるかとばかりに、ハーデンへの密着マークでターンオーバーを誘ってきたが、ロケッツもディフェンスでブレイザーズにタフショットを要求するナイスプレイが目立っていたよ。残り4分切って、ハーデンが得意のステップバックジャンパーを決め、ロケッツのリードは8点に拡がったね(106-98)」

シンキ「いやー。このような展開は予想出来ませんでしたね。このペースで行っちゃいましょう(笑) ところで今のロケッツのメンツは誰ですかね?」

キャット「ハーデン、テリー、ブリューワー、アリーザ、ハワードだ。いわゆるスモールラインナップだけど、サイズのあるブリューワーがコートに出ているね。ゲームの方は残り3分弱からハワードへのハック作戦が始まり、6本中1本しか決められなかったが、ロケッツディフェンスはオフェンシブリバウンドを取られながらも、セカンドチャンスをしっかり防いでいて、ブレイザーズの得点は伸びなかったんだ。しかしそれでもリラードが意地のスリーを決めるなどして追いすがってきたんだよ(112-105)」

シンキ「あともう少しですね。頑張りましょう。お願いします。」

キャット「ロケッツはオフェンシブファールを犯すターンオーバーをしてしまうが、今度はしっかりリラードの加点を防ぐと、ハーデン、ブリューワーがフリースローで加点していき、最後はテリーのカウントプレイが決まってダメを押したよ! 最大21点のビハインドを逆転する気持ちのいい勝利となったね。最終スコアーは119-105。46点挙げたハーデンの活躍もあるけど、第4Qを12点に抑えたディフェンスが勝因だと思うよ。」

シンキ「リベンジ成功ですね! 気持ちのいい逆転劇で、これを機にロケッツ復活と行きたいですよ! 今から連勝街道に入って、諦めずプレイオフで勝ちに行きましょうよ!」

キャット「安定感ないからなー(苦笑) 今日のようなゲームが毎回出来ればいいんだけど、ダメな時はホントあっさりだからね。次のスパース戦が一つの試金石になるかもしれないけど、個人的には若手を存分にって気持ちは変わってない(笑)」

シンキ「笑 好調ブレイザーズを破ったゲームだけでは信用出来ませんか。もうその懐疑的な見方をしているロケッツファンのためにも、ここはスパーズ撃破は当然として、連勝街道に入ってもらいたいですよ。」

キャット「だといいよね。今日のゲームはホント気持ち良かった。残りのゲームも今日のようなワクワクする展開を望みたいね。」

シンキ「分かりました。次のスパーズ戦はあさってですね。ホームです。ズバリ勝ちましょう!」

キャット「ここ2戦、ブレイザーズみたくワンサイドで負けているからね。リベンジしたいよな。」

シンキ「はい。それでは今日はお疲れ様でした。次のスパーズ戦は楽しみですね。こちらも宜しくお願いします。今日はありがとうございました。」

ボックススコアー

今季第55戦 対ブレイザーズ

シンキ「こんにちは。昨日敗戦して、勝率を再び5割へ戻したロケッツですが、今日の相手はブレイザーズとなってます。前回は大敗してるのでアウェイ連戦になるとはいえリベンジしたいですよ。」

キャット「そうだな。オールスターブレイク前に3連敗はガックリくるし、ブレイザーズには前回のリベンジもしたいからね。アウェイ連戦は正直きついと思うんだが、このあとゲームがしばらくないし、全力を出し切ってもらいたいよ。」

シンキ「それでは早速ゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、ブリューワー、アリーザ、ハワード。もうスモールラインナップが定着したのか知らんが、カペラをしっかり使ってもらいたいね。ブレイザーズの方は、リラード、マッカラム、アミヌ、ホークレス、プラムリー。ブレイザーズはここ14戦11勝。生え抜きのエースであるリラードを中心にまとまってきたよね。」

キャット「ロケッツは序盤からハワードがゴール下でプラムリーを圧倒して加点が続くが、ブレイザーズもマッカラム、アミヌの加点などで応戦する(11-9) それでも中盤前にブレイザーズはターンオーバーが続き、ロケッツは引き続きハワード、そしてハーデンの速攻が決まって、まずロケッツがリズムを作ったよ(18-11) しかし好調ブレイザーズはタイムアウト後、すぐにリラードの活躍で挽回して追い付いたんだ(20-20) 終盤は両チームともオフェンス好調で、結局ゲームはタイで終了したよ(29-29) 29得点中26点はハーデン(15点)とハワード(11点)で挙げている状況だ。」

シンキ「無難なスタートを切った感じですね。得点面の偏りは大丈夫ですかね?」

キャット「ハワードがプラムリーを翻弄して、得点を挙げているからね。さすがに次のQからはダブルチームを仕掛けるとかの対策はしてくるだろうから、他の選手の得点チャンスが増えるとは思うけどね。」

シンキ「では前半の続きをお願いします。」

キャット「序盤から中盤に掛けては、ハワードは依然として好調キープし、加点に成功するなど、ロケッツが若干リードをしていたよ(38-35) その後もハワードがダブルチームを仕掛けるブレイザーズディフェンスを翻弄するパスをソートンに出しての加点や、ビバリーのレイアップが決まってリズムは悪くなかったのだが(42-40)、中盤過ぎになってミスが出てしまい、ハーデンも決めきれず、そのチャンスをブレイザーズはリラードがしっかりスリーを決め、さらにホークレスにもスリーが飛び出して、ロケッツは堪らずタイムアウトを要求する(42-50) タイムアウト後にもあっさり加点されたロケッツは、ビッカースタッフが渇を入れるかのような連続タイムアウトを要求したよ(42-52) ロケッツオフェンスはターンオーバーかカペラもしくはハワードのフリースローの時間帯が長く、当然ながら得点はほぼ止まってしまったんだ。結局15-1のランを食らうなどしたロケッツが、11点のビハインドで前半が終了したよ(46-57)」

シンキ「またビハインドで前半が終了しましたか・・・ 後半はどうなりますかね?」

キャット「第2Q中盤から、得点が止まってしまったよ。カペラがフリースローを6本中1本のみの成功と、完全にブレーキになっていて、これがリズムを悪くした要因のひとつだと思う。プロなんだから、もう少し決められるように、これから居残り特訓でもしてゲームで結果を出して欲しい。彼はまだまだ伸びると思うし期待しているから、この試練を乗り切ってワンステップアップしてもらいたいよ。後半の見通しについては、まだまだ大丈夫だとは思う。相変わらずオフェンシブリバウンドを取られているから、ここの修正と、リラードを乗せないことだ。オフェンス面ではターンオーバーを極力少なくして欲しい。そうすればあとはハーデンがやってくれるはずだ。」

シンキ「分かりました。それでは後半戦をお願いします。」

キャット「後半に入ってもミスが多いロケッツ。その隙にマッカラムのドライブや速攻が決まり、ロケッツは17点のビハインドになって開始3分、早くもタイムアウトを要求する(51-68) タイムアウト後、ロケッツはハワードが踏ん張って離されずにいたが、ブレイザーズもアミヌのスリーなどで二桁のリードをキープ(63-75) 中盤に入ると緊張の糸が切れたのか、ロケッツがまたターンオーバーを連発してしまい、連続速攻で加点され、19点のビハインドに押し戻されたよ(65-84) だが諦めないロケッツは、テリーを投入して流れを変えようとする。すると終盤に入ってリズムが良くなり、連続で加点するようになって、さらにエナジー投入でハレルをコートに入れたんだが、彼が残り数秒でスチールからハッスルダンクを叩き込んだんだ! これで11点のビハインドまで巻き返したロケッツ。ゲームの行方は分からなくなったよ(81-92)」

シンキ「前半からビハインドの点差は変わっておりませんが、終盤はいい感じで巻き返したようですね。これなら第4Qに期待が持てますよ。」

キャット「もっとハレルを使わなきゃ! 彼は出来る選手だよ。伸びしろもあるだろうし、ゲーム経験値を増やして、チームに貢献出来るように実力を付けさせて欲しいよ。」

シンキ「ではリベンジへ向けた第4Qをお願いします。」

キャット「第3Q終盤に引き続いてリズム良くオフェンスを展開していたロケッツが、テリーの2本のスリーなどで5点差に追い上げたんだ(88-93) ハレルもブロックを決めてアピールしていたよ。ブレイザーズは堪らずタイムアウトを要求して、エースのリラードを投入してきたんだが、その後ロケッツはまたまたオフェンシブリバウンドを取られまくられ、オフェンスでもターンオーバーを繰り返す悪い癖が出てしまい急激に失速・・・ 結局リラード投入から19-4のランを食らって20点差とされて、勝敗は決まったよ(92-112) 結局13点差で敗戦。最終スコアーは103-116」

シンキ「やっぱり今日のゲームもダメでしたか・・・」

キャット「ね(苦笑) リズムが悪くなると、もうダメダメになっちゃうからな。まあ最近見慣れた光景だから、特別悔しさはないんだけど。もう修正というか、根本的にチーム力が落ちているとしかいいようがないね。もうプレイオフはどうでもいいから、若手使って来季以降の戦力アップへの布石にしてもらいたいよ。」

シンキ「そうですかー。ブレイザーズは最近調子が良くなった理由は何ですかね?」

キャット「生え抜きのエースであるリラードを中心に、マッカラムの成長、ベンチ陣の役割分担がしっかりしているなど、自信を持ってプレイしているよね。彼らは上昇一途だし、今ならホームでウォリアーズに勝てるかもしれない。そう思わせるだけのチームになりつつあるよ。」

シンキ「そんなですか。ならこの敗戦も納得出来ますよね。」

キャット「そう思う。ロッタリーで指名された生え抜きのリラード、マッカラムのガードコンビは、ロケッツのハーデン、ビバリーのコンビよりも優れているよ。リラードは今週のオールスターゲームに選ばれていないんだけど、これはちょっとおかしいと思う。彼はハーデンと比較しても劣ってない選手だからね。やはりチーム作りは生え抜きからなんだよなー。」

シンキ「外様のハーデンではダメですか。話題の元巨人・清原も外様でしたが(笑)」

キャット「シャブ番長・凋落一途と言った感じだな。まあそれはいいとして、チーム作りとしては不運続きとはいえ、ブレイザーズの方がましに感じるよ。今日の結果を見て、GMモーレーの失敗は明らかだから、個人的にはもう潮時かなという雰囲気になってきたよね。」

シンキ「今日でオールスターブレイク前のゲームは終了し、27勝28敗と、まさかの借金生活になっていますが、これについては?」

キャット「昨季よりもチーム力が落ちているのは間違いないところだからね。そう考えると、この体たらくも納得が行くと思う。もう上がり目はないから、昨季のことは忘れて、早いところ若手に切り替えて再建モードに入ってもらいたいね。長い目で見て、その方が今後にプラスだと思うよ。」

シンキ「次のゲームは来週の週末に行われるサンズ戦になります。アウェイ戦ですね。」

キャット「トレード期限までに動くのか分からないが、若手を放出して、他のチームで不要になったベテランを獲得するのだけは勘弁して欲しいところだよ。」

シンキ「それでは今日はお疲れ様でした。オールスターゲームはどうなされるんですか?」

キャット「毎年観てるからね。もちろん観るよ(笑) 当然前夜祭もね。ハーデンが懲りずにスリーコンテスト出る予定なんだけど、また赤っ恥欠かないといいなーって思っているんだ(苦笑)」

シンキ「どうもありがとうございました。」

ボックススコアー

今季第53戦 対ブレイザーズ

シンキ「こんにちは。3連勝のあと3連敗し、その後連勝と、浮き沈みの激しいロケッツ。今日のホームゲームで、相手はブレイザーズになります。彼らは最近6戦5勝と調子いいですよね。」

キャット「ジョシュ復帰からいい感じの3連勝で連勝街道の期待があったんだけど、そうは行かなかったな。まあ今のロケッツの実力からすると難しいんだろうが、勝てるゲームはしっかりと勝っておきたいよ。ブレイザーズはリラード中心にまとまりつつあるみたいだから、今日は楽しみにしているんだ。」

シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、ブリューワー、アリーザ、ハワード。Tジョーンズは引き続き欠場。ブレイザーズはリラード、マッカラム、アミヌ、ホークレス、プラムリー。今日のロケッツのユニフォームは、漢字で書かれたのを着用中だ。中国の正月に合わせたんだろう。」

キャット「序盤は両チームともターンオーバーが多くリズムに乗れてなかったが、それでもリラードのドライブから効果的なパスが通っていたブレイザーズが、プラムリーの加点などでまずリードを奪う(7-12) ロケッツはハワードの加点などで追いすがるが、アミヌやリラードにスリーを決められて、点差を拡げられたよ(13-20) だがロケッツも尻上がりに調子を上げてきて、ハーデンからハワードへのアーリウープや、ハーデンのスリーとユーロステップからのレイアップで3点のビハインドに追い上げた(20-23) しかしブレイザーズも控えのレナードや、フレイザーが加点に成功。結局6点のビハインドで第1Qが終了したよ(23-29)」

シンキ「相変わらずのスロースタートですね。ちなみにあまり名前の聞かないフレイザーという選手はどんな選手ですか?」

キャット「ブレイザーズのスリーに対応出来ていなかった感あるね。ここまで5本決められている。フレイザーは昨季ドラフトされなかったが、DリーグでMVPを取り、今季無保証でブレイザーズと契約している選手。サイズはないが、体格は良く、タフな感じに見えるよ。パスセンスがあるみたいだね。ジャンプボールではローソンに負けてたな。」

シンキ「ありがとうございます。では前半の続きをいいですかね。」

キャット「序盤からブレイザーズのペース。3つのカウントプレイに成功させるなど、11-2のランを繰り出し、ロケッツは15点リードされてしまった(25-40) 中盤前にハワードの踏ん張りでリズムを取り戻したかに見えたロケッツだったが、中盤に入るとミス連発で、点差は次第と開いて行ったんだ(30-49) ホームの会場からはブーイングが出る始末で、結局このQは13点しか取れず、19点のビハインドで終了となったよ(36-55)」

シンキ「あらま。どうしちゃったんでしょうかね?」

キャット「オフェンシブリバウンドからの加点されるケースが非常に多く、オフェンスも雑だし、相手に読まれている感じがするよ。フリースローもポロポロ落としているし、こんなことやっているんじゃ、どこのチームとやったって勝てないよ。まして好調ブレイザーズならこの点差は頷けるよね。」

シンキ「後半に期待出来ますかね?」

キャット「どうだろう(苦笑) さすがにこのままズルズル行くとは思わないけど、これだけ点差を拡げられると、かなりしんどい部分あるな。まずはしっかりとディフェンシブリバウンドをキープして、効率的なオフェンスをしてもらいたいな。それが出来ないと、このゲーム厳しいでしょ。」

シンキ「分かりました。それでは後半戦もお願いします。」

キャット「後半出だしからイージーバスケットを連発され、速攻まで決められて、25点のビハインドになってしまい、ビッカースタッフは堪らずタイムアウトを要求するも(36-61)、リラード、マッカラムにスリーを決められるなどして、一時30点のビハインドとなってしまったんだ(苦笑) ハーデンが意地になって得点を取っていたが、第4Qに入っても、点差は20点前後に行くのがやっとだったよ。結局17点差で完敗。最終スコアーは79-96。情けなかったが、これが今のロケッツの実力なんだろうな。」

シンキ「さっぱりするくらいの負け方でしたか。この敗戦で早くも昨季の負け数(26敗)と同じになってしまいました・・・」

キャット「こんなんじゃ、プレイオフに行っても4連敗で終了するのが関の山だから、個人的には無理に勝ちに行かず、若手を育てる方向へ行ってもいいように思っているんだよね。ハワードを放出して、ドラフト指名権を狙ってもいいんじゃないかな。そうすればカペラの出場時間も増えて今後に繋がるよ。」

シンキ「オフにデュラント獲得を狙ってる可能性もありますが、これについてはいかがですか?」

キャット「無理なんじゃないの。なんだかんだでサンダーに残ると思っているよ。仮にデュラントが加入しても、まだウォリアーズには勝てないだろうし、生え抜きの若手を育てないと、プレイオフで勝ちきれないだろう。NBAはそう甘くないよ。」

シンキ「次はアウェイでのウォリアーズ戦となりますが、勝算はありますかね?」

キャット「今日みたいなゲームをしているようじゃ、アウェイだしほとんど勝ち目ないと思う。また前半で終了だ。ホント頭が痛いよ。」

シンキ「何とか好転して欲しいものですが、ちょっと時間が掛かるかもしれませんね。少しずつでもいいですから、結果を出して欲しいですよ。それでは今日はお疲れ様でした。次戦は3日後になりますね。こちらも宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第12戦 対ブレイザーズ

シンキ「こんにちは。今日のブレイザーズ戦は、マクヘイル解雇後の初ゲームになります。再びホームゲームですので、今日こそ本物のロケッツを見せたいですよね。」

キャット「全くだ。新たなスタートを切った感じで、前進を開始してもらいたいよ。」

シンキ「マクヘイル解雇は間違えているという意見もあるようですが、これについてはいかがですか?」

キャット「彼らはロケッツのゲームをすべて見ている訳じゃないからね。分かってないだけだと思うよ。ロケッツの専門家である、ロケッツファンの意見の大多数は解雇に賛成しているだろう。それにしてもGMモーレーはなぜ昨年マクヘイルに契約延長したのか不思議だよね。全くしっかりして欲しいもんだ。」

シンキ「それではゲームの方をお願いします。」

キャット「ロケッツのスターターはハーデン、テリー、アリーザ、Tジョーンズ、ハワード。ブレイザーズはリラード、マッカラム、アミヌ、ボンレー、プラムリーだった。」

シンキ「ローソンはスターターを外れましたかー。」

キャット「外してきたね。確かにハーデンとの相性がイマイチなのは分かるんだけど、トレードに出すつもりならともかく、優勝を目指すなら、実践を通して2人をフィットさせるようにしていった方がいいと思うんだけど、まあとりあえずゲームを見てみようか。」

キャット「出だしはブレイザーズがペースを握ったが、ロケッツのディフェンスも悪くなく、ミスを誘ってから速攻での加点に成功して逆転(9-7) しかしハワードのフリースローミスに、ハーデンのシュートミスとターンオーバーで、中盤に入りロケッツは6点のビハインドになったんだ(9-15) だがタイムアウト後にビッカースタッフの修正がよかったのか、アリーザ、Tジョーンズ、ハーデンと3人がそれぞれスリーを決めてあっさり逆転(18-17) その後もディフェンスからブレイザーズのミスを引き出し、速攻に繋げて加点に成功したロケッツが13-2のランを決めたよ(22-17) 終盤はハーデンのいない時間帯にオフェンスのリズムが悪くなって、このQは22-21の1点のリードに終わったが、ここ最近のゲームを考えると、いい感じのスタートを切ったと言えると思う。」

シンキ「いきなりビッカースタッフが見せましたか!」

キャット「タイムアウト後のランはたまたまのような気がするんだけど、ディフェンスはタイトに守っていて、相手のミスを誘発していたよ。第1Qだけでブレイザーズは8つのターンオーバーだ。リバウンドもしっかり取っていたし、この調子なら安定して戦えるんじゃないかな。後はオフェンスだね。」

シンキ「続きが楽しみですね。それでは第2Qもお願いします。」

キャット「オフェンスのリズムが悪いロケッツを尻目に、ブレイザーズは3本のスリーを成功させてリードを奪い返した(31-27) ロケッツはディフェンスから巻き返そうとするが、控えのクラブーにタフショットを決められるなど、中盤から12-2のランをやられてしまい、結局12点差付けられて終了となったんだ(35-46)」

シンキ「第2Qは13得点しか取れませんでしたね。オフェンスに問題ありですか?」

キャット「ボール回りが悪いよね。スペースが狭いし、タフショットを打たされてる。イージーバスケットも外していたし、まだ本調子でないのは明らかだな。でもディフェンスはそれほど悪く感じないから、流れ次第で逆転は当然あると思う。いい加減に連敗は止めてくれないとなー(苦笑)」

シンキ「それでは後半戦もお願いします。」

キャット「ロケッツは序盤から攻守でブレイザーズに押され、開始1分でタイムアウトを要求(35-51) タイムアウト後にテリー、アリーザの連続スリーに続き、ハーデンのカウントプレイが決まって9点差に盛り返すが(44-53)、その後ロケッツはミス続きでブレイザーズへ流れを渡してしまったよ。ミスから速攻を出され、ディフェンスも甘くなってイージーバスケットを許してしまうなど、最大17点のビハインドになってしまう(52-69) 結局このQはブレイザーズに30点取られてしまい、61-76と15点差を付けられて終了となってしまった。」

シンキ「このゲーム、もうお手上げですかね・・・」

キャット「攻守ともに切れ味がないよなー。ペイント内での得点を抑えられているし、ミスも多くて、ブレイザーズにイージーバスケットをやられてしまっている。連続スリーが決まった時はチャンスだったんだけど、ミス続きで流れを渡してしまったのが痛かったよ。」

シンキ「ホーム4連敗は避けたいですよ。何とかお願いします。」

キャット「現状だとどうだろう(苦笑) 最近の惨状を考えると、ボクも弱気になってしまうなー。」

キャット「第4Qはスタートからハーデン頼みのオフェンスに。彼のローポストから始まるオフェンスが起点だったよ。ブレイザーズはマッカラムが加点に成功するなど、二桁のリードを保つ展開が続いたが、ロケッツもようやく深い眠りから覚めたブリューワーがスリーを沈めてリズムに乗り、ようやくビハインドを一桁に戻した(73-81) 中盤に入ってもロケッツは大黒柱のハーデンに引っ張られペースを握り続け、ブリューワーの速攻が決まり、2点差まで挽回したが(81-83)、ブレイザーズはリラード、マッカラムのコンビが連続加点に成功し、タイムアウト明けにもバックドアカットプレイが見事に決まって、ロケッツは再び9点のビハインドを許してしまったんだよ(81-90)」

シンキ「いい感じにはなってきましたので、何とか勝利をもぎ取りたいですよね。ちなみにローソンはどんな感じですか?」

キャット「ローソンはベンチだ。なりふり構わず勝ちに行くなら、現状での彼は使えないよ。」

キャット「残り4分切って、まずロケッツはアリーザのドライブが成功して点差を詰める。もう負けたくないロケッツは、直後のプレイでフリースロー成功率が5割を切るプラムリーへのハック作戦を始めた。しかし2本とも決められてしまい、次のオフェンスでもスリーを連続で外してしまう(83-92) 時間は刻々と流れていき、残り2分弱となって、このゲームもロケッツは敗色濃厚かと思われたんだよ。」

シンキ「諦めずにお願いします。」

キャット「ここで決められたら厳しいなというシュートが、この第4Qに多かったんだけど、ロケッツファンの願いが叶ったのか、リングに嫌われることで何とかロケッツは生き残った。もう時間がないのでアグレッシブにファールをもらいに行って、フリースローを決め続けたが、ブレイザーズもリラードの加点でリードをキープし、残り44秒の段階でブレイザーズが6点リードしている状態(91-97)」

シンキ「かなり厳しくなりましたね。ホームコートのファンの後押しがあるので、ここを何とかお願いできませんか。」

キャット「その願いが通じたのか、ハーデンがスリーを決めた直後(94-97)、アミヌがワイドオープンのスリーを外してくれた! 残り7秒で3点のビハインド。ロケッツはハーデンにボールを託したんだよ。」

シンキ「そのハーデンが値千金のスリーを決めましたか?」

キャット「いや、ブレイザーズはそれを嫌ってハーデンへファールを敢行。2点を挙げてもいいから、まず自分達のボールにする作戦を選んだよ(96-97) ファールゲームになってアミヌが冷静にフリースローを決めて、タイムアウトの残っていないロケッツは窮地に立たされたんだ(96-99)」

シンキ「ここから値千金のスリーを決めて下さい!」

キャット「まずハーデンがボールを運び、フワッと浮かせるようなパスをブリューワーへ送った。もう残り数秒になり、仕方なく彼は放り投げるような形でシュートを打たざるを得なかったんだが、復活したブリューワーが奇跡を起こしてくれたよ!! これで最大17点のビハインドを挽回したロケッツが、延長戦へ持ち込んだんだ(99-99)」

シンキ「ドラマみたいですね! このゲームもういただきましたよ。」

キャット「延長戦に入っても、ロケッツはハーデン様様のプレイでリズムを握り続け、新ヘッドコーチへ捧げる逆転勝利を達成! 最終スコアーは108-103だった。」

シンキ「いやー、すごいゲームでしたね! 連敗脱出です!」

キャット「勝つのがこれほど大変なのかって思ったよ(苦笑) 正直言って、今日みたいなハーデン頼みの状態では、強豪相手には苦しいと思うんだけど、まずこの悪い状態を断ち切るには勝利が一番だからね。今日のところは良かったと思う。勝負所ではハーデン、テリー、アリーザ、ブリューワー、ハワードの布陣だったんだが、現状ではこのメンツが攻守でのバランスがにおいて一番いいかもしれないな。ブリューワーの復活はロケッツに活力以上のものを与えてくれるよ。」

シンキ「本当に今日は良かったですよ。次のゲームはアウェイでのグリズリーズ戦になりますね。」

キャット「タフな相手だけど、ロケッツ本来のリズムでプレイが出来れば、勝ち負けになるよ。現状ではハーデン頼みになってしまうかもしれないが、何とか実践を通してチームケミストリーを高めて行きたいよね。」

シンキ「最後に何かありますか?」

キャット「ブレイザーズは昨季から4人もスターターを入れ替えておきながら、リラード中心に、それなりのチームになってるね。今日の敗戦で7連敗になったけど、アウェイ戦が多いし、手強い相手との対戦も多いから仕方ないだろう。マッカラムの成長はいいね。彼は今季のMIP候補だよ。」

シンキ「それでは興奮冷めやらぬと思いますが、次のゲームもお願いします。」

ボックススコアー

今季9戦目 ブレイザーズ戦(アウェイ)

シンキ「今日のブレイザーズ戦は見逃してしまいましたんで、第1Qから詳細にお願いしたいです。」

キャット「オーケー。第1Qはロケッツのゲームだった。ターンオーバーを1つに抑えていたし、速攻からの得点でリードを保つ展開。このQの10得点は速攻からだった。またディフェンスも良かったよ。途中から出てきたダグラスなんか、新人のリラードに思い通りにさせなかったからね。PGを崩すとペース握れるよ。第1Qは27-22でロケッツ5点のリードで終了だ。」

シンキ「アウェイでの出だしとしてはかなりいい感じなんじゃないですか?」

キャット「そうだな。第2Qもロケッツのペースが続いたんだ。このQは第1Qに入らなかったスリーが決まりまくって、一時16点のリードを奪う展開となった。速攻からの得点も冴えていたよ。ハーデンがナイスパスが光っていたね。パーソンズのトランジションの速さは素晴らしかった。しかし終盤に8-0のランを食らってしまい、結局7点差まで詰められて終了だった。58-51。」

シンキ「シュート成功率はどうだったんですか?」

キャット「速攻から確実に決めていたから成功率は5割を超えていたぞ。正確に言うと40本中22本決めていたから55%だ。対するブレイザーズの方は速攻からの得点が1得点だけ。シュート成功率は46%だった。」

シンキ「後半も同じようなペースで行けたんですか?」

キャット「まず第3Qなんだけど、結果から言うと1点差にまで追い上げられてしまった。序盤すぎには10-2のランに成功して、また15点差にまでリードを拡げたんだけど。中盤すぎあたりからブレイザーズに押される展開が続いてしまったよ。」

シンキ「なんでそうなっちゃたんですか?」

キャット「ブレイザーズはシュートの精度自体は悪くなかったからね。むしろロケッツを上回っていたのは間違いない。ロケッツは速攻での得点が無くなってきて、さらに状況を打開しようと強引にゴール下へ突っ込んでファールを取られるケースが多かったね。それで得点が止まってしまったんだ。第3Q終了して79-78でリードは1点となった。」

シンキ「第4Qはどうだったんですか。気になります。」

キャット「いやー鳥肌の立つ展開だったよー。出だしでいきなり決められてリードを奪われたんだけど、ロケッツはモリスの連続スリーでリードを再び保つ展開になった。パーソンズのスリーも決まって7点までリードを拡げたんだ。だがブレイザーズはジワジワを追い上げに掛かって、残り2分切ってついに追いつかれてしまった。リラードにも決められるなどして3点のビハインドで厳しい状況になったんだが、当たっているモリスが値千金のスリーを残り10秒で決めて延長戦に突入という具合だ。111-111。」

シンキ「すごいゲームになりましたね。」

キャット「両チームの力が拮抗しているからだろう。」

シンキ「延長戦での結果はどうなりました? ロケッツ勝ちましたよね。」

キャット「いいゲームだったよ。でもロケッツは敗れた。外からのシュートを止められなかったね。好ゲームだっただけにガックリきたよ。」

シンキ「これでブレイザーズ戦に連敗ですね。」

キャット「まぁな。残念だよまったく。」

シンキ「勝率も5割を割ってしまいました。」

キャット「そうだな。プレイオフ戦線に食らいつくためには5割をキープしておきたいからね。次のゲームで巻き返そう。」

シンキ「各選手の評価をお聞きしたいんですが。」

キャット「今日は疲れちゃったよ。今度のゲームにしよう。」

シンキ「せめて一人だけでもお願いします。」

キャット「リンは終盤ゲームから外されてたけど、ディフェンス重視でダグラスを使ったんだと思う。リンがもう少しやってくれないとロケッツは厳しいからな。彼には奮起を期待したいよ。」

シンキ「今日はお疲れのところありがとうございました。」

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今季3戦目 ブレイザーズ戦(ホーム)

シンキ「今季からロケッツファンになったシンキです。よろしくお願いします。今日は惜しかったですよね。連勝ストップです。」

キャット「よろしくね。負けたゲームは振り返るのつらいから今日はおしまい。」

シンキ「そんなこと言わずにお願いしますよー」

キャット「勝てるゲームだったんだけどねー。後半、特に勝負所でハーデンがブレーキになっちゃたのが敗因にあげられるな。開幕からの2戦のような働きだったら勝ってたのは間違いないよ。」

シンキ「それでも24得点はすごいですよね。」

キャット「そうだな。彼は得点の取り方を知ってる選手。また味方をうまく使うことも実にうまいスマートな選手だよ。これくらいは取って当たり前なんじゃないかな。」

シンキ「ブレーキだった原因は何ですか?」

キャット「ブレイザーズが効果的なディフェンスをしていたよ。フィジカルに強いマシューズに、手足の長さで対抗してきたバテュームもすばらしかった。それに今日のハーデンは連戦の疲れからか、あまり調子が良くなかったよ。フリースローも連続で落としてたりしてたしね。」

シンキ「これからのハーデンは期待できますか?」

キャット「もちろんだ。彼はフランチャイズ選手になれる才能があるし、まだ23歳とまだまだ伸びる選手だからね。個人的には全盛期のグライド(ドレクスラー)がロケッツに来た感じだと思っているんだ。彼はやってくれるよ。」

シンキ「ところでゲームの方はどう進行したんですか?」

キャット「序盤は両チームともシュートが決まらない歯がゆい展開だったんだけど、それでもハーデンが10得点するなどして第1Qはロケッツが2点リードして終えた(19-17)。第2Qもいい感じの流れでロケッツがオフェンスを展開して10-0のランで一気に12点リードしたんだ。結局前半は45-37で8点リードして終了したんだけどね。」

シンキ「後半にブレイザーズは修正してきましたか。」

キャット「そうだよ。第2Q終盤あたりから特にハーデンのところでプレッシャーをきつくする傾向が見えたね。後半に入るとロケッツはブレイザーズのディフェンスに手を焼き得点が止まってしまった。流れは完全に相手側に行ってしまい中盤あたりで逆転されたね。」

シンキ「それでも第4Qは食らいつきましたよね。」

キャット「そうなんだ。特に2年目のモリスが成長を印象づけるプレイを連発してチームは流れに乗り始めたんだ。ハーデンのカウントプレイも決まってロケッツが第4Q残り8分あたりで5点のリードを奪った。だけどブレイザーズはオルドリッジのミドルなどで加点に成功してロケッツは点差を拡げられなかった。残り1分弱にリンのカウントプレイでロケッツが3点リードするんだが、直後にマシューズにスリーを決められたのが痛かったね。それでゲームは延長戦へ突入することに。」

シンキ「延長戦では連続スリーで主導権を奪われたのが痛かったですよね。」

キャット「まあな。ハーデンが決められないと、決め手に欠くいつものロケッツに戻ってしまった感じがあるし、負けるべくして負けたとも言えないくもないな。今日のところは仕方ないよ。」

シンキ「さて個々の選手についてお伺いしたいのですが、まずリンについてはどうですか? リンサニティー第2幕を期待しているファンは多いと思うのですが。」

キャット「彼は彼なりに頑張っているよ。ハーデンが決められない時は自分から積極的に攻め込んでいて、状況を打開しようと奮闘していたし、味方を活かすプレイも随所に見られた。オープンコートでボールをプッシュするスピードもある。堅実に働いてくれる選手になると思うよ。」

シンキ「同じく新加入のアシックはどうですか?」

キャット「彼はポジションの取り方がうまいよ。特にディフェンシブリバウンドは確実に取ってくれる。思わず全盛時代のビル・レインビアを思い出しちゃったくらいだもん。」

シンキ「そのレインビアってすごかったんですか。」

キャット「元リバウンド王だった白人選手なんだ。彼もポジション取りがうまくてねー。ずいぶん前の選手で恐縮なんだけど・・・」

シンキ「いやー勉強になります。残りのスターターであるパーソンズとパターソンはどうでしたか?」

キャット「パーソンズは信用されているよ。47分の出場時間でチームトップだ。ディフェンスできるし、リバウンドもそれなりに取ってくれるから重宝するよ。欲を言えばもっとシュートの精度が高くなればいいんだけどね。これは昨季からの課題だな。パターソンはディフェンスでオルドリッジにうまく対抗していた印象があるよ。でも完全には抑えられなかったね。まぁ相手はオールスター選手だから仕方ないだろう。オフェンスではまだぎこちなさが残るね。これはパーソンズ同様だな。」

シンキ「控えの選手はどうですか。印象に残った選手はいますか?」

キャット「まずモリスだよね。彼は飛躍の2年目になれる可能性を感じたよ。特別なものを持っている訳じゃないんだけど、ボールのあるところによくハッスルしていて、気持ちのいい選手になっている。外からのシュートも決まっていたよ。」

シンキ「それ以外にいますか?」

キャット「ダグラスのディフェンスはいいね。これだけならリンよりも上だと思う。横の動きなんかすばらしかったよ。でもオフェンスが最悪だからなぁー。どこで使ったらいいのか難しい選手だよね。それから移籍して入ってきたオルドリッジも相手がルーキーということでローポストでの動きが目についたよ。リバウンドも良かったぞ。開幕戦で大活躍したデルフィノだが、今日のゲームは見せ場なしだったな。」

シンキ「まだ出番のないホワイト、ジョーンズ、モティユナスのルーキー陣はどうですか?」

キャット「いずれ出てくると思うよ。特にジョーンズなんかはプレシーズンでそれなりの活躍をしていたからね。まだシーズン序盤だし今はベンチで感覚を掴むのも修行のうちだろう。」

シンキ「ありがとうございます。相手のブレイザーズについてはどう印象を持ちましたか?」

キャット「かなり負け越しそうなチームとの予想もあったけど、オールスターのオルドリッジがいるし、マシューズやバテュームのディフェンスもいいからね。それにルーキーのリラードが実に好選手だから、プレイオフはどうか分からないけど、簡単に勝てるチームではないことは間違いないと思うね。」

シンキ「やはりオルドリッジはいいですか?」

キャット「そうだね。インサイドから得点を取れるからなぁー。ロケッツに来て欲しいくらいだよ(笑) 今季はリバウンドも良くなっている感じあるね。」

シンキ「ルーキーのリラードはいきなりスターターですよね。」

キャット「彼はルーキー離れしているよ。タイプ的には攻撃型だけどコントロールするところはするからね。最近流行のPGってとこだな。今日はいいところでスリーを2本決められた。彼は才能あるよ。将来が楽しみな選手だね。」

シンキ「ロケッツはチームを解体して昨季からは別のチームになった感じですが、それについてはどう考えてますか?」

キャット「良かったと思っているよ。将来性を感じるからね。昨季のメンバーではプレイオフ進出を争うのが精一杯だったし、いつも微妙な成績ということでドラフトでもいい順位を取れなかったから、オフの動きは満足している。特にハーデンの獲得は大正解なんじゃないかな。やはり核がいないチームはプレイオフで勝てないでしょう。後はハーデンを中心にどれだけ周りをそろえるかだと思うね。」

シンキ「スコラはサンズへ行きましたよね。」

キャット「スコラにとってもロケッツにとっても良かったと思っているよ。再建途上のロケッツに年齢的に峠を越えているスコラはもういらないでしょう。彼がチームにいると実力的に使わない訳にはいかないからね。彼を放出したことによって若手の出番が増えるだろうし、やっぱり選手は実践経験を通して成長していくものだからな。スコラ自身もサンズの方がやりやすいと思うよ。ドラギッチもいるしね。」

シンキ「今日はありがとうございました。最後に今年の優勝チームはどこだと思いますか?」

キャット「ロケッツと言いたいところだけど、まだまだ無理なのは当然なのでやめておく(笑)。ヒートで順当だろう。ウェイドが衰えるくらいにならないと当分ヒートの天下は続くんじゃないかな。ロケッツはヒート王朝没落後の優勝を狙って欲しいと思っているんだ。そのためには若手をドンドン鍛えて欲しいよ。とにかく今季はワクワク感が大きいシーズン。プレイオフを目指して頑張って欲しいね。あ、それから大型補強をしたレイカーズだけどヒートと争えるだけの力はないね。サンダーにも勝てないと思うよ。話題だけでしょう。」

シンキ「次は中3日でナゲッツ戦ですね。TVでも放送あります。」

キャット「ホームの開幕戦は勝てなかったから、ここでまずロケッツファンの前で勝利を飾ってもらいたいね。TV放送についてはやはりリン効果が大きいと思う。数えたけど11月までで6ゲームも放送してくれるよね。もう昨季の放送数を超えているよ(笑) レスオーナーの気持ちがよく分かった(苦笑)」

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今季第57戦 ブレイザーズ戦(アウェイ)

今季も残り10ゲーム。プレイオフへ向けて手応えを感じているロケッツファンのためにも、アウェイ4連戦の最終戦となるブレイザーズ戦を突破したい。
第1Q序盤は両チームともシュートが決まらない展開となったが、リーがスリーを決めると、次第に両チームとも得点が入るようになってきた。終了間際にキャンビーがスリーを決めるなど、終盤に9-2のランに成功したロケッツが、このQを7点リードして終えた(24-17)。
第2Qもロケッツがペースを握る。ロワリーが復帰後初のシュートを含む9-2のランで、ロケッツが二桁のリードを奪う。ブレイザーズはロケッツのディフェンスに苦しみ、FGを決められない時間帯が続いた。ロケッツはバディンガーの連続スリーで突き放すが、終盤に立て直したブレイザーズが、点差を一桁に戻して前半が終了(前半終了49-40)。
第3Qはブレイザーズがペイント内で得点するケースが目立って、ロケッツは9-0のランを食らってしまい、開始3分でタイに戻された。しかし全く慌てないロケッツは、落ち着いてスコラやドラギッチが決めて、相手にペースを渡さない。中盤まで一進一退の攻防が続いたが、その後にリーとドラギッチがスリーを決めて、流れは次第にロケッツへ傾いた。結局このQは6点のリードに戻して終了(71-65)。
第4Qもペースはロケッツ。ディフェンスで相手に思い通りにさせず、オフェンスをうまくコントロールして序盤でリードを10点に拡げた。焦ったブレイザーズは流れを変えようとディフェンスをゾーンに変更するが、復帰2戦目のロワリーが巧みにドライブを決めるなどペースを渡さなかった。ロケッツは終盤に若干追い上げられたとはいえ、常にセーフティーリードをキープしてゲームは終了。最終スコアは94-89。
ディフェンスが良かったのが今日の勝因。相手のシュート成功率を4割以下に落としていて、スリーに対するディフェンスも効果的だった。ブレイザーズはロケッツのディフェンスローテーションに苦しんでいたし、決め手に欠く場面も見られ、今のロケッツのチーム力の高さを垣間見た感じがする。今季のロケッツは相手を90点未満に抑えた時の勝率は18戦全勝で100%だそうだ。今日はジャズ、ナゲッツ、サンズも勝利し、まだプレイオフへ向けて予断を許さないが、今のロケッツは自信を持ってプレイしているので、やってくれそうな感じがする。
この勝利でロケッツはアウェイ4戦負けなしとなり、通算32勝25敗で西地区6位をキープ。ブレイザーズは27勝31敗となり、プレイオフ進出が難しくなっている。

各選手の評価は以下の通り。
ロケッツ
ドラギッチ 22点・2R・7A・3S・2TO FG8/14 3pFG4/6 FT2/3
先週の活躍が認められ、西地区の週間最優秀選手に選ばれた。今日のゲームも攻守ともにオールスター級の活躍で、サイズ、運動能力、コートビジョン、勝負強さなどを考えると、ナッシュクラスにまで成長する可能性もあながち否定出来ないと思うから、今季で契約が切れる彼を引き留めるには、マックス契約しかないのではないかとすら思えた。特に今日の相手ブレイザーズはオフに彼を狙っているらしい。以前デイモン・スタウダマイヤーと高額契約を結んだ彼らだけに、気になるニュースだ。

リー 12点・3R・3A・1S・2TO FG5/8 3pFG2/2
昨日のゲームほどではなかったが、シュートの精度が良かったし、クロフォードに対するナイスディフェンスも目に付いた。今日は少しミスがあったが、それほど気にならない時間帯でのもの。第4Qはドラとロワリーのガードコンビでプレイしていたので、出番はなかった。

スコラ 12点・7R・3A・3TO FG6/17
オルドリッジとピルズビラの高さに苦戦傾向が伺えたのだが、彼なりに要所で決めるなどしていたから、チームの勝利に貢献したと思う。最近は終盤での頼もしさを感じるようになっているので、第4Qに使われることが多い。今日はフル出場していた。

パーソンズ 2点・2TO FG0/7 3pFG0/4
ディフェンスでマシューズをストップしていたとはいえ、オフェンスではFGを1本も決められなかった。最近はプリメイターで相手にボールを取られるターンオーバーが多い感じがするので、ここらへんをプレイオフに向けて修正して欲しい。第4Qは出番なし。

キャンビー 9点・11R・3A・1B FG4/11
今日も時間間際にスリーを決めていて、ブレイザーズファンからどよめきがあった。今日は積極的にシュートを放つ場面が多かったような気がするし、彼自身もシュート力に自信があるのかもしれない。リバウンドの強さは相変わらず素晴らしい。

ロワリー 13点・4R・3A・2S・2TO FG5/6 3pFG1/1
第4Qにフル出場。今日はシュートが決まっていたし、ディフェンスでもクロフォードに威圧感を与えるプレイを見せていて、復帰2戦目にして本来のデキに戻りつつある感じがした。プレイオフに向けてさらに上昇して欲しい。

パターソン 6点・3R FG3/6
オルドリッジに対する体を張ったナイスディフェンスが目立っていて、第4Qはフル出場した。オフェンスではローポストから押し込んで決めたプレイは良かったし、ミドルも決めている。ディフェンスが安定しているから、使いやすい選手だ。

バディンガー 15点・4R・2A・3S FG6/11 3pFG2/5
前半はインスタントスコアラーとして活躍していたし、第4Qでも速攻から連続でアーリーウープダンクを披露するなど、チームの勝利に貢献した。リバウンドもいいから、結構重宝するタイプかもしれない。ドライブからのパスミスには気をつけて欲しい。

ダレンベア 3点・3R FG0/0 FT3/4
速攻で自らドリブルしてペイント内に入り込み、ファールをもらったプレイ以外に、見せ場はなかった感じ。まあ昨日のゲームで頑張っていたから、いいと思う。

ボイキンズ
出番なし。

モリス
出番なし。

マーティン
欠場。今の好調ロケッツを考えると、復帰しても控えでバディンガーと出場時間を分け合うかもしれない。

フォートソン
アクティブロスター外

グレッグ・スミス
アクティブロスター外。

ブレイザーズ
オルドリッジ 20点・6R・2A・2S・2B FG7/15 FT5/6
第4Qにパターソンのディフェンスに苦戦していたが、第3Qにミドルを連発で決めていたし、スコラに対するディフェンスも良かったと思う。さすがに今季オールスターに選ばれただけのことはある。ただチームを勝利へ導く爆発力に欠ける部分はあると思う。

クロフォード 18点・5R・3A・3S FG4/14 3pFG1/4 FT9/9
第3Qまで6本すべてのシュートを外していたが、第4Qに入り出すと、このQだけで12得点するスコアラー振りを発揮していた。フリースローがうまいし、インスタントスコアラー的な存在と見ていいだろう。ピルズビラへのナイスパスも見事だった。

フェルトン 14点・2R・8A・2S・3TO FG6/11 3pFG2/3
速さはないが、ペースの取り方がいいからドライブで得点出来るし、パスもさばける。シュートの精度も良かったと思う。ただ相変わらず体が太くみえる。今季限りの契約なので、そこらへんで評価が下がるかもしれない。

マシューズ 7点・7R FG3/12 3pFG1/6
パーソンズのディフェンスに苦戦していたが、ディフェンスではリーにプレッシャーを掛けていたり、スイッチ後の体の張り方が良かった。また基本のスクリーンアウトをしっかりやって、リバウンドもよく取っていた。目立たないところで頑張っている選手。

ピルズビラ 6点・5R・2B FG3/5
元ロケッツがドラフトした選手。今季途中で再びブレイザーズと契約した。高さはあるから、ゴール下でよくフィニッシュしていたし、腕は長そうに見えないのだが、その高さを使ってブロックも決めることが出来る。ただオフェンスに限りがあるから、出場時間は限られそうだ。

ヒクソン 12点・10R・3A・2B FG5/11
トレード期限後にキングスを解雇されてブレイザーズと契約した選手。運動能力があって、頻繁にゴール下でフィニッシュしていた。ローポストゲームはほとんどないが、控えでこれだけやってくれると、チームとしては選択の幅が拡がるだろう。

バビット 8点・3R FG3/7 3pFG1/4
トレード期限後以降にローテーション入りしている選手。SFとしてはサイズがあるが、シュート力、運動能力ともにバディンガーより下だと思う。ディフェンスも見るべきものはなかった感じがした。まだ2年目だが、ここで実績を残さないと来季厳しいかも。

ノーラン・スミス(新人) 0点・1R・1A・1S・2TO FG0/3
ディフェンスが良かった。バディンガーへのハードファールは余計だったが、ロワリーをいらつかせるようなマークをしていたし、気持ちが入ってプレイしているように感じた。ただノーオフェンスな選手だけに、1巡目で指名されるような選手ではなかったと思う。

サビート 0点・1R FG0/0
元ロケッツ。少し出場していたが、進歩はほとんどない。86年ドラフト直後に亡くなったレン・バイアスを除けば、史上最低の2位指名選手は彼に確定したかもしれない。

フリン 4点・2TO FG2/5
元ロケッツ。ESPNの専門家ホーリンガー氏曰く、シュートがヘタなシューティングPGとのことだが、今日のプレイを見ると、その通りだったように思う。

カート・トーマス
出番なし。チームがプチ再建に入っているので仕方ないか。

クレイグ・スミス
出番なし。

バテューム
左ヒザに炎症があるようで欠場した。

ショーン・ウィリアムス
アクティブロスター外。トレード期限前にネッツから獲得。戦力外の選手だが、ドラフト高順位指名権欲しさにその契約を引き受けている。一応解雇しないで、オフのトレードを模索するそうだ。

エリオット・ウィリアムス(新人)
アクティブロスター外。先月練習中に肩を脱臼して、その後手術を受けた。今季の出場が絶望的になっている。ちなみに昨季は両膝の手術で全休している。