シンキ「こんにちは。アウェイ5連戦の4戦目は、昨季NBA記録となるシーズン73勝を達成したウォリアーズです。今季はMVPのデュラントを獲得し、ここまで16勝2敗と、さすがに圧倒的な成績を残してますね。」
キャット「ウォリアーズとは2季連続プレイオフで対戦しているんだが、その時は全く歯が立たなかったよね。今季はデュラントが加入し、さらにオフェンス力が付いたが、ディフェンスは昨季ほどの強さはないので、オフの補強でオフェンスを強化した今のロケッツなら、それなりの戦いは出来ると思っているよ。アウェイ戦だし厳しいゲームになるとは思うが、頑張って勝利を掴んでもらいたいね。」
シンキ「ですね。それではゲームの方をお願いします。」
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、カペラ。ネネは明日の連戦となるナゲッツ戦に備え、休養を取るとのことだ。古巣との対戦を選択した形になるね。ウォリアーズは2年連続MVPのステフィン・カリー、オールスターのクレイ・トンプソン、ディフェンスの要であるオールスターのドレイモンド・グリーン、3年前MVPのKDことケビン・デュラント、センターは昨季あと少しでファン投票でオールスターに選ばれるところだった今季加入のザザ・パチューリア。」
キャット「第1Q序盤はロケッツがペースを握る。アンダーソンがペイント内から加点に成功すると、ディフェンスではカペラのブロックが決まり、ハーデンのドライブから加点して4点リードする(8-4) その後もアンダーソンがスリーを決めると、アリーザからバックドアカットプレイが決まってハーデンがダンク。カーヘッドコーチは溜らずタイムアウトを要求したよ(13-4) タイムアウト後にウォリアーズはパチューリアを下げ、イグダーラを投入し、アウトサイドのディフェンス強化。イグダーラのフィジカルなディフェンスにロケッツはハーデン以外のオプションでシュートを選択するが決まらず、その隙にウォリアーズはデュラントのドライブ、トンプソンがコーナーからスリーを決めるなど、じわじわ点差を詰めに掛かってきた(16-13) 中盤に入ってもハーデンがイグダーラに阻まれ、思うようにドライブ出来ず、オフェンスが停滞中のロケッツ。ウォリアーズはピックアンドロールからグリーンが加点すると、そのグリーンがドライブからの加点にも成功して、ロケッツは早くも逆転されてしまったよ(16-17) ダントーニはようやくタイムアウトを要求して修正を図る。タイムアウト後、ハーデンがイグダーラ相手のタフショットを沈めて再びロケッツはリードを取ると、途中から入ってきたマギーがオフェンシブファールをしてリズムはロケッツへ傾く。ロケッツはこちらも途中から入ったハレルが、イグダーラを止める見事なスクリーンでハーデンの加点を演出。これでロケッツはリズムを取り戻したんだ(20-17) 終盤に差し掛かって、ハーデンが2つのミスをして速攻から加点されるが(20-24)、ロケッツも控えのデッカーがスリーを決め、ハーデンと交代したゴードンも存在感を見せるなど、結局第1Qはロケッツが2点のリードで終了したよ(32-30)」
シンキ「いい感じの立ち上がりと見てよろしいですか?」
キャット「ちょっと危なっかしい場面もあったんだけど、ウォリアーズはターンオーバーが多く、ディフェンスも甘くて、ロケッツは一旦逆転されても慌てることなくプレイ出来ている感じだね。このまま前半も凌いでもらいたいよ。」
シンキ「では第2Qもお願いします。」
キャット「第2Qロケッツはビバリー、ゴードン、ブリューワー、デッカー、ハレルでスタート。ちなみにウォリアーズはリビングストン、マカウ、クラーク、デュラント、ウエスト。ロケッツは序盤、ガード陣のドライブを起点としてオフェンスを展開。ハレルがペイント内で存分にハッスルして加点するなど、ロケッツがリードをキープ(36-32) ウォリアーズはデュラント起点からシュートを狙うも決まらず、ウエストもハレルにブロックされ勢いに乗れない。ディフェンスでもローテーションミスからハレルに豪快なダンクを食らうなど、ロケッツが攻守でリズムを掴んでいたよ(38-32) 3分経過してウォリアーズはグリーンをコートへ戻すと、ロケッツもハーデン、アリーザなどがコートへ。ウォリアーズはデュラントのローポストを起点としてオフェンスで加点に成功してくると、リズムを取り戻してきたのか、リビングストンもジャンパーを決めて追い上げてくる(43-41) ロケッツはここまで好調ゴードンのスリーが外れると、カリーが得意のキャッチ&シュートのスリーを決めて、ロケッツは再び逆転を許す(43-44) 直後にハーデンが意地になってスリーを放つが決まらず、イグダーラが速攻からナイスパスを披露し加点されてしまったよ(43-46) ダントーニは溜らずタイムアウトを要求したね。ゲームも中盤に入り、リードを縮めたいロケッツは、アリーザがビバリーのスクリーンを使ったドライブが決まってカペラへナイスパス。ここで加点に成功したロケッツは、続くディフェンスでもビバリーのタフディフェンスで防ぎ、リズムを取り戻しに掛かる。ここでアンダーソンがデュラントを交わす見事なスリーを決めて、ロケッツは再び逆転に成功したんだ(48-46) ゲームは残り5分が過ぎ、まずグリーンがファールを取られた際の派手なアクションでテクニカルファールを取られると、今度は激しく抗議をしていたカーもテクニカルファールを取られる展開に。直後にデュラントがオフェンシブファールを取られ、首を横に振って薄み笑いをしている隙に、アンダーソンが長めの距離からスリーを決める頭脳プレイ! これで完全にペースはロケッツに移ったんだよ(54-48) 終盤に入ってもロケッツはそれなりにプレイが出来てリードをキープ。前半はロケッツ5点のリードで終えることが出来たんだ(64-59)」
シンキ「おっと。逆転されてきつくなると思いきや、グリーンの悪癖を見事に活かしましたかね(笑) さすがのデュラントもつられてボーンヘッドをしちゃいましたかー。」
キャット「そうだね。なんだかオフィシャルも味方になってくれているように感じてしまうよ(笑) まあそれがなくてもいい勝負が出来ているから、後半も引き続き期待したい。」
シンキ「はい、それでは後半戦もお願いします。」
キャット「第3Q序盤、カペラの高さを気にしてウォリアーズはシュートを落としていたが、ハーデンからカペラへのパスが繋がらず速攻を出されトンプソンにスリーを決められると、直後のディフェンスでハーデンへダブルチームを仕掛け、リズムが崩れたロケッツは24秒タイムオーバーを犯してしまう(64-62) だが次のオフェンスはぎこちないながらも、ハーデンとカペラのコンビプレイで加点に成功。ウォリアーズもトンプソンのフリースローで巻き返すが、調子を取り戻したハーデンがドライブに成功し、ロケッツはリズムを取り戻してきたんだ(68-64) 約3分経過して両チームとも落ち着いたのか、ミスやシュートの決まらない時間帯が続いたが、ハーデンが再びドライブから加点に成功し、タイムアウトへ(70-64) タイムアウト後もハーデンからカペラへのパスは警戒され続けターンオーバーになるが、ウォリアーズもカリー、トンプソン、デュラントが連続してシュートを落とすなど調子が出ない。直後のオフェンスでようやくカペラへボールが繋がりフィニッシュに成功(72-67) これで波に乗ったロケッツは、相変わらず調子の上がらないトンプソンがスリーを外した隙に、アンダーソンが技ありのスリーのファールをもらう(74-67) ウォリアーズは速いパス回しから加点を狙うが、ロケッツの気合の入ったディフェンスでパスミスとなるターンオーバー。直後これはチャンスとばかりにハーデンがスリーを決めて、ロケッツはリードを二桁に乗せたんだ(77-67)」
シンキ「いいペースになってきましたね。二桁のリードを守りたいですよ。」
キャット「ここでカーはパチューリアに替えイグダーラを投入。まずデュラントがハーデンのドライブを止めると、自らスリーを決めて反撃ののろしを上げる。ロケッツもアリーザがペイント内からレイアップを決めて応戦するが、カリーがローポストから来たグリーンのパスをフィニッシュし、今度は速攻からも加点すると、ダントーニはすかさずタイムアウトを要求したよ(79-74) タイムアウト後もハーデンが頻繁にダブルチームにあってオフェンスのリズムが悪いロケッツを尻目に、ウォリアーズはカリーがスリーを決めて、ロケッツのリードは2点になってしまったんだ(79-77)」
シンキ「やはり簡単には行かないようですね。しかしこのままリードはキープしたいですよ。お願いします。」
キャット「次のオフェンスから読まれているハーデン起点ではなく、ゴードン起点からオフェンスを始めたロケッツ。しかしアンダーソンのシュートは入らず、次のオフェンスからハーデン起点に戻すが、これも決まらず連続ターンオーバーとなってしまう。だがウォリアーズも決めきれず、ゲームは終盤戦へ入って行った(79-78) 第4Qに温存とばかりにハーデンをベンチへ下げたロケッツのオフェンスはやはり決まらずピンチも、カリーがパスミスを犯してロケッツの速攻に繋がった(81-78) これでリズムを取り戻したロケッツは、ゴードンがダブルチームを交わすナイスパスをハレルに出すと、今度はビバリーがスリーを決め、ロケッツは第3Qもリードをキープ出来たんだ。4点のリードで第4Qへ突入(86-82)」
シンキ「いやー、まだ第3Qなのに手に汗握る展開となってますね。第4Qもリードキープでお願いします。」
キャット「第4Qロケッツはビバリー、ゴードン、ブリューワー、デッカー、ハレルでスタート。ハーデンのいない時間帯を凌ぎたいロケッツだったが、出だしはシュートが決まらず、デュラントにスリーを許し1点差とされる(86-85) だがここまで絶好調のハレルがオフェンシブリバウンドを押し込む好プレイでチームを救うと、今度はコーナーでオフェンシブリバウンドを取ったビバリーのパスを、ハイポストから走りこんで取り、マカドゥを交わす、会場のファンも驚くスラムダンクを叩き込んだ! これがカウントプレイとなってフリースローも決め、ロケッツのリードは6点に(91-85)」
シンキ「ハレルがいいですねー。このペースでお願いします。」
キャット「約3分経過したタイムアウト明けも、ハーデンはまだベンチで待機。ゴードンがタフショットのスリーを決めてロケッツはリードをキープするが(94-87)、オフェンシブリバウンドからデュラントにスリーを決められる(94-90) ちょうど4分経過してコートへ戻ってきたハーデン。ゴードンのターンオーバーでカリーが速攻からクイックスリーを放つが入らず、アンダーソンがコーナーからスリーを決めて、ロケッツはリードを再び7点に戻したよ(97-90) しかしグリーンがまずペイント内で押し込むと、今度はディフェンスでもプレッシャーを掛けてロケッツの加点を許さず。ウォリアーズはフリースローで着々と加点に成功し、ロケッツのリードは2点になってしまった(97-95) 残り約6分。」
シンキ「ここは凌ぎましょう。お願いします。」
キャット「グリーンを中心にディフェンスがタフになってきたウォリアーズ。このディフェンスにロケッツはてこずり、タフショットを強要されてしまうが、カペラがオフェンシブリバウンドを取ってファールをもらう。だが入るようになってきたとはいえ、さすがにこの場面では緊張したのか2本とも外し、その後もカペラはペイント内でカリーにスチールされるなど、まだまだ課題がある様子が見受けられた。ディフェンスで活路を見出したウォリアーズは、速攻からグリーンがフィニッシュし、遂にゲームはタイになる(97-97) しかしロケッツもデッカーがコーナーからスリーを決めて存在感をアピール(100-97) だがカリーがすぐにスリーを決め、ロケッツにとっては嫌な展開になったよ(100-100) その後デッカーがファールをもらってフリースローを1本決めるが、完全にリズムに乗ってきたウォリアーズは、デュラント→カリー→グリーンと繋がる得意のイージーバスケットを披露し、ロケッツは逆転を許してしまったんだ(101-102) 残り約4分。」
シンキ「ここが踏ん張りどころです。お願いします。」
キャット「リズムに乗りきれないロケッツは、ハーデンがイグダーラのマークに苦しみ、ドライブが決まらない。ウォリアーズはカリーがファールをもらい、タイムアウト後に決めてリードは3点に(101-104) もう後がなくなったロケッツの大事なオフェンス。ウォリアーズはスリーラインからかなり激しくディフェンスを敷いて、ハーデンだけでなく他の選手にもダブルチームを仕掛けてきたが、ローポストにいたゲームに出続けているデッカーにボールが渡り、見事フィニッシュに成功! これでリズムが出てきたのか、ロケッツはディフェンスも踏ん張って加点を許さず、速攻からゴードンがスリーを決めて、再びロケッツは2点のリードを奪ったんだ(106-104) 残り約2分半。」
シンキ「ハーデン頼みではなく、デッカーとゴードンで逆転したのはいい傾向なんじゃないですかー。勝ちましょうお願いします。」
キャット「しかしここまでウォリアーズに対抗するような、いわゆるスモールラインナップを敷いたことで、デュラントにオフェンシブリバウンドからカウントプレイを許してしまい、逆転を許す羽目に(106-107) それでも諦めないロケッツは、アンダーソンがシュートクロックぎりぎりで放ったタフショットを決めて再び逆転(108-107) ウォリアーズもカリーがトップオブザキーからジャンパーを決めてまた逆転と、会場のみならず、NBAファンも興奮のゲームとなったんだよ! 残り2分切った。」
シンキ「バスケの面白さが凝縮されたゲームですかね。勝ちましょう、お願いします。」
キャット「アンダーソンはまたしてもシュートクロックぎりぎりでスリーを決めて(111-109)、ロケッツファンの興奮度はさらに上がるが、グリーンにペイント内を支配されてフリースローを与えてしまう。だがグリーンは2本とも落とすボーンヘッド。このチャンスを活かしたいロケッツだったが、ハーデンのパスは繋がらずターンオーバーに。ホームで負けたくないウォリアーズはデュラントがフリースローを2本決めて、ゲームは再びタイになったよ(111-111) 残り45秒。」
シンキ「もう心臓がバクバクしてますよ。勝ってください。お願いします。」
キャット「ロケッツの大事なオフェンスはもちろんハーデンから。ここまで2本連続で決めているアンダーソンにはグリーンがマークに。コーナーにいたそのアンダーソンにボールが渡るが、グリーンの密着マークでシュートが打てない。ゴードンへパスを回したアンダーソンはペイント内に行きリバウンドに備えると、パスが回ってきて再びシュートクロックがわずかでフィニッシュするも決まらなかったが、デュラントのファールを誘ってフリースローに!! 慎重に2本とも決めたロケッツが2点リードして、ウォリアーズのオフェンスに備える形になったんだ(113-111) 残り22.7秒。」
シンキ「もうアンダーソン様様じゃないですかー! やはり今季のロケッツは一味違いますね。あと少しです。勝ちましょうお願いします。」
キャット「だがウォリアーズのオフェンスに対し、ロケッツは簡単にデュラントへファールを犯してしまう。2本とも決めてゲームはタイに戻ると、ラストのハーデンのシュートは外れて、ゲームは延長戦へ突入となった(113-113)」
シンキ「延長戦になってしまいましたか。しかしまだゲームは終わってません。ここまで来たら勝ちたいですよ。お願いします。」
キャット「延長戦のスターターは、ロケッツがハーデン、ゴードン、アリーザ、アンダーソン、カペラ。ウォリアーズはカリー、トンプソン、イグダーラ、デュラント、グリーン。まずカリーがカペラからファールをもらうカウントプレイを決めて、ウォリアーズがリードする(113-116) だが好調持続のアンダーソンがハーデンからのパスをワンフェイク入れてフィニッシュに成功(115-116) 次のディフェンスでも、この場面で怖いカリーに得意のキャッチ&シュートでのスリーを決められるが(115-119)、慌てないロケッツはハーデンがカリーから技ありのスリーのフリースローをもらって、3本とも成功し追いすがる(118-119) しかし第4Q無得点で、延長でのフリースローしか得点出来ていないハーデンが、悪いシュートセレクションをしてしまい、速攻からデュラントにダンクを食らってしまった(118-121) これはロケッツピンチだぞ。残り約3分。」
シンキ「ここで突き放されたらもう厳しくなりますよ。ここはマストで決めてください。お願いします。」
キャット「次のポゼッションもロケッツはアンダーソンとゴードンの呼吸が合わずターンオーバーに・・・ カリーのスリーは外れて助かるが、その後のオフェンスもウォリアーズのタイトなディフェンスに阻まれ、タフショットを強要されてしまったよ。残り約2分。」
シンキ「こんなチャンス滅多にないですよ。もう勝つしかありません。お願いします。」
キャット「ウォリアーズのオフェンスはイグダーラがワイドオープンもシュートを打たず、カリーにボールを回すも、これもシュートをミス。命拾いしたロケッツはアンダーソンのスリーは外れるが、コートへ戻ったデッカーがオフェンシブリバウンドを取り、ゴードンのスリーへと繋がった! これでゲームはタイになったよ! 121-121で残り1分25秒。」
シンキ「おお。まだロケッツに勝ち目が出てきましたか! やってください、お願いします。」
キャット「タイムアウト明けのウォリアーズのオフェンス。デュラントがジャンパーを放つも決まらず、ロケッツのオフェンスになった。そのオフェンスはハーデンがカリーのマークを振り切り、ペイント内にいたデッカーへナイスパス。デッカーはデュラントを交わすリバースレイアップを決めてロケッツが逆転に成功!(123-121) しかし調子がイマイチのトンプソンが意地のジャンパーを決めてゲームは振り出しに戻る(123-123) 残り時間も27秒ほどでロケッツのオフェンスになった。」
シンキ「最後はハーデンが決めるしかないでしょう。お願いします。」
キャット「そのハーデンは時間をゆっくり使って、ロケッツはアイソレーション気味にシフトし、ハーデンにラストプレイを託す。そのハーデンはゴール下へドライブするも、3人に囲まれ、外へボールを出すしかなく、そのパスがグリーンの手に当たって残り4.8秒で時間は止まった。シュートクロックまで残り1.5秒。」
シンキ「ここは難しい場面ですよね。」
キャット「全くだよ。エンドラインからのスローインなんだけど、ここでスリーラインへパスを出してスチールされたら速攻で加点される恐れがあるから、その選択肢はないだろう。出来るだけ近くでパスを出し、時間の掛かるフワッと浮かせるシュートが理想的だ。これなら入らなくても再び延長戦になるからね。」
シンキ「ですね。それでは勝利の瞬間をお願いします。」
キャット「ロケッツは慎重に2回のタイムアウトを使ったが、残念ながらスチールされてシュートクロックバイオレーションになるターンオーバー。残り3.4秒」
シンキ「見方を変えれば、シュートクロックが少なくて良かったですよね。なければウォリアーズは速攻で加点の可能性もあったんじゃないですかー」
キャット「そうだね。その残り3.4秒をうまく守ったロケッツは、再び延長戦を戦うことになったよ(123-123) いやー、こんなゲームになるとは予想してなかったな。ロケッツはホント頑張っているよ。」
シンキ「でもここまで来たら勝ちましょう。このチャンスは逃さないで欲しいです。では2回目の延長戦をお願いします。」
キャット「だね。2度目の延長戦のスターターはロケッツがハーデン、ゴードン、アリーザ、アンダーソン、ハレル。ハレルには頑張ってもらいたい。ウォリアーズは最初の延長戦と同様。ちなみにここまで5ファールはカリーのみとなっている。まずデュラントがドリブルからストップしてジャンパーを放つが決まらず、ロケッツもアンダーソンのスリーを放るも決まらず、次のオフェンスもカリーのドライブは外れるもオフェンシブリバウンドからトンプソンがスリーを放つが決まらず、そしてロケッツはアリーザのスリーはタフショットになって決まらずと、両チームともシュートが決まらない時間帯が続いたよ。残り3分半。」
シンキ「疲れが出てきましたかね?」
キャット「それはあるね。消耗の激しいゲームになってるから、さすがに足が通常より動かなくなってるかもしれないな。観てるこっちもヘトヘトに近いからね(笑)」
シンキ「笑 では続きをお願いします。」
キャット「ウォリアーズボールのポゼッションは、カリーがハーデンを交わしてレイアップに持ち込むも、ハレルが体を張ったナイスディフェンスでオフェンシブチャージをもらう!! これでカリーは6ファールで退場。ちなみにカリーが6ファールで退場するのは3年ぶりだそうだ。」
シンキ「これはチャンスですよ。勝負所でのカリー不在はロケッツにとって大きいです。それでは続きをお願いします。」
キャット「このチャンスをしっかり認識したハーデンは、第3Q以来のフィールドゴールをスリーで決めた!(126-123) ウォリアーズはデュラントがシュートを放つが、アリーザのディフェンスにタフショットとなってミス。その次のオフェンスもデュラントが決められなかったが、グリーンにオフェンシブリバウンドを取られ、ファールをしてフリースローを与えてしまった。しかしそのプレイでグリーンは意図的ではないが、ハーデンに蹴りを入れるようなプレイがフレイグラントファールを宣告された! グリーンはフリースローを1本しか決められず、ハーデンは2本とも決めて、ロケッツのリードは4点になったよ(128-124)」
シンキ「だんだんとフィナーレが近づいてきましたかね。勝利への2分をお願いします。」
キャット「4点差となってロケッツのボールポゼッション。ゴードンがドライブから加点に成功して6点差に!(130-124) ウォリアーズはデュラントにボールを託すが、アリーザの密着マークにシュートクロックぎりぎりでタフショットを打たされエアボールのおまけまでついた! しかし諦めきれないグリーンがハーデンからボールをスチールする。しかしカリーと替わったリビングストンをハレルが圧力を掛けてシュートを防いだよ。次のオフェンスでハレルはオフェンシブリバウンドを取ってチームを助けたんだ。残り時間が迫っても必死にウォリアーズは抵抗するも、ようやく長い長い戦いに終止符が打たれたよ! 最終スコアー132-127。これは非常に大きな勝利だな。」
シンキ「よっしゃー、よっしゃー、よっしゃー! ロケッツがアウェイでウォリアーズに勝った!」
キャット「昨季73勝上げたウォリアーズに、今季さらにスーパースターのデュラントが加わり、ますます増大になった彼らをアウェイで撃破したのは爽快だ。このゲームを観て、今季ロケッツは50勝出来る可能性は、早くも高まったんじゃないかとすら思えたよ。この勝利はチームにとって大きな自信になるよね。」
シンキ「ですね。このペースで勝ちまくって欲しいですよ。ところで明日もゲームありますが、疲れの方は大丈夫ですかね?」
キャット「ね(苦笑) しかも相手はナゲッツだもんな。デンバーの会場はマイルハイシティーだよ。ここはKJあたりにスタンバっておかないといけないかな。」
シンキ「ですかね。今日は長い時間どうもお疲れ様でした。明日も宜しくお願いします。」
キャット「個人成績は明日ということでいいかな。」
シンキ「オーケーです。またの機会でお願いしますね。」
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