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クリッパーズ

'17~'18 第68戦 対クリッパーズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。今季も残り15ゲームになりました。プレイオフへ向けて負けられないロケッツですが、今日もホームゲームでして、相手は今季ここまで1勝2敗のクリッパーズです。」
 
キャット「負けた2戦はチーム状況が良くなかったり、ハーデンが欠場していたゲームだよ。まともなら今日のゲームも大丈夫と思っているロケッツファンが多いんじゃないかな。まあ油断は禁物だけどね。」
 
シンキ「ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「第1Q中盤まではほぼ互角の展開だったが、タイムアウト後にアリーザがスリーを決めると、カペラの2本のフィニッシュミスをハーデンがうまくカバーし、ゴードンのスリーに繋がる(14-10) そのカペラはすぐさまリバースのレイアップをブロックして挽回すると、速攻に繋がってアリーザが加点(16-10) これでロケッツが主導権を握ったかと思いきや、トレード期限前にピストンズから移籍してきたハリスが3連続FGを決める好調振りを見せて、再びクリッパーズが若干のリードを取ったよ(16-18) しかしロケッツもハーデンが4ポイントプレイで再びリードを取ると、ジョーのジャンパーも決まるなどして、結局ロケッツが2点のリードを取って終了となったね(28-26)」
 
キャット「第2Qのハーデンのいない時間帯。ここを任されるのはもちろんCP3ことポールだが、ジョーのポストからのオフェンスオプションが加わり、まずそのオプションからロケッツはしっかりと加点に成功。今日のネネは厄日なのか、ゴール下のフィニッシュでリングに嫌われるシーンが目立っている。元ロケッツのハレルが第1Q後半から存在感を出していて、テオドシッチからのパスをフックで決め、ロケッツはまたリードを奪われてしまったね(31-33) 元ロケッツのデッカーも出場していたが、こちらはネネにあえなく加点を許すなど、存在感はなかった感じだ。絶好調のハレルを止めたのが、ポストディフェンダーとしても注目されるようになったハーデン。しかし中盤に入ると元ロケッツのルーがゾーンに入ったかのように加点を繰り返し、クリッパーズはリードをキープする(38-41) ロケッツはターンオーバーが目立つなど、どうもリズムに乗り切れていなかったが、終盤にハーデンとカペラのラインが決まるなどしてゲームはタイになった(45-45) しかしハリスとルーを止められず、前半はロケッツ4点のビハインドで終了したよ(47-51)」
 
シンキ「ルーは乗せると怖いですからね。しっかり抑えて後半に逆転しましょう。ではどうぞ。」
 
キャット「第3Qに入ってもロケッツはハリスとルーを止められず、3連続FGに成功したクリッパーズがこの日最大となる11点のリードを奪ったんだ(47-58) ロケッツはタッカーのコーナースリーがようやく決まると、再びハーデンとカペラのラインで加点に成功して追いすがる(52-58) しかしポールの調子がイマイチで、フラストレーションからテクニカルファールをもらうなど、ロケッツは再び劣勢モードになってしまい、今度はリバースにもやられるようになって、ロケッツは溜らずタイムアウトを要求したんだよ(54-66) タイムアウト後にコートへ入ったのは、先日のスパーズ戦のうっ憤を晴らす活躍を見せているゴードンと、ディフェンスに定評のあるバームーテ。タイムアウト明けにロケッツは、まずオフェンスではハーデンがドライブを決めると、アリーザとバームーテが、ハリスとルーをしっかりディフェンスし、インサイドはカペラがリムプロテクト。ディフェンスから流れを掴んだロケッツは、絶好調のゴードンが2本のスリーを決めるなど、12-0のランを決めてゲームはタイになったんだ! 溜らずクリッパーズはタイムアウトを要求へ(66-66) 終盤に入ってもロケッツはカペラが攻守に渡って存在感を発揮。だがクリッパーズもリバース、ジョーダンの加点などで踏ん張り、ロケッツは突き放せない状況だった。だがゴードンがかなり遠い位置からもスリーを決めたこともあって、第3Qはロケッツが4点リードして終了となったね(78-74)」
 
キャット「第4Q出だし、ドライブ時にハレルのハードファールを食らったポールだが、無事にフリースローを打って一安心。フィジカルコンタクトに弱い日本の選手だったらベンチ送りだったかもしれない。そのハレルは次のポゼッションでハッスルして加点に成功。クリッパーズに行っても変わらないプレイを観て気持ちがよかったね(笑) ゲームの方はエバンスの連続加点でタイになってしまったが(80-80)、ゴードンの勢いが全く止まらず、オフェンス面では苦心していたバームーテも、ようやく見せ場を発揮し、危機感を持ったクリッパーズはタイムアウトを要求へ至ったよ(88-82) タイムアウト後にハリス、リバースを戻したクリッパーズ。だがハリスのショットはバームーテのブロックに阻まれ、ポールが得意のミドルジャンパーに成功(90-82) 中盤はポールと交代したハーデンがスリーを決めるなど、突き放すチャンスがあったロケッツだったが、リバースの加点に続き、ハリスにタフショットを決められるなど、クリッパーズも抵抗してゲームは終盤に(98-90) タイムアウト後、タッカーの選択ミスなどもあって4点差に迫られ、さらにリバースのドライブでの加点で2点差とされてしまうが(98-96)、この状況でやはり頼りになるハーデンが、リバースを交わす得意のステップバックジャンパーを決め、しっかりとロケッツが逃げ切ったよ。最終スコアは101-96だった。この勝利でロケッツの今季成績は54勝14敗。」
 
ロケッツの主な個人成績
ハーデン 24p、7A FG7/16 3pFG2/8
ポール 11p、3A 3pFG0/6
カペラ 19p、12R(7OR)、6B
アリーザ 5p、8R、4A 3pFG1/4
タッカー 3p、8R 3pFG1/5
ゴードン 23p、6R 3pFG7/9
バームーテ 10p 3pFG1/6
ジョー 2p 3pFG0/3
ネネ 5分のみ出場
 
シンキ「少し苦戦したようですが、まあ順当勝利と言っていいんじゃないですか?」
 
キャット「第3Qの12-0のランが大きかったよ。これがなくて第3Qを二桁近いビハインドだったら負けても驚けない展開になったと思う。実際ロケッツのFGは3割台だったし、ゴードン以外はスリーを落としまくっていたからね。」
 
シンキ「ポールは不調のようでしたが、こんな日もありますか。」
 
キャット「今日のゲームは欠場の予定もあったようだね。おそらく今日が最弱のサンズあたりだったら無理しなかったと思う(サンズファンには悪いが・・・) ウォリアーズ(52勝16敗)がもっと負けてくれればいいんだけど、けが人が出てる中、彼らも踏ん張っているからね。さらにファイナルのことも考えると、ホームの勝率がNBA1のラプターズ(51勝17敗)の動向も侮れないから、もう休んでいる暇はないと言った感じかもしれないな。」
 
シンキ「まだまだ険しい道のりが続くと思いますが、今季はホントチャンス十分ですからね。集中力を切らさず、勝ち続けて欲しい限りですよ。ところで最近はアンダーソンの名前がありませんが、いつ頃に戻ってきますかね?」
 
キャット「次のペリカンズ戦から復帰みたいだよ。なんだかんだ言っても、彼がいるとロケッツのオプションは拡がるからね。ダントーニも心待ちにしているかもしれない。」
 
シンキ「さて次から再びアウェイゲームに入ります。ペリカンズ、ウルブズ、そして現在絶好調のブレイザーズが待ち構えておりますよ。」
 
キャット「ここも無事にクリアして欲しい。これだけ勝っているとはいえ、とにかくプレイオフのことを考えると、負けられないゲームが続くからね。ロケッツファンも今から熱くなっていると思う。勝ち続けて欲しい。」
 
シンキ「今日はどうもお疲れ様でした。」

'17~'18 第31戦 対クリッパーズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。先日のレイカーズ戦に敗れたロケッツ。残念ながら連勝は14で止まりましたが、また気を取り直して欲しいと思いますよ。」
 
キャット「今日のクリッパーズ戦でホーム7連戦が終了となる。レイカーズ戦で負傷したポールが欠場し、カペラも引き続き欠場と、条件的には苦しいんだが、連敗はしたくないので、ここはまず出直しの勝利を期待したいところだよ。」
 
シンキ「ですね。ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ゴードン、アリーザ、アンダーソン、ネネ。クリッパーズはデアンドレ・ジョーダン、元ロケッツのハレル、ヘッドコーチの息子リバース、残り2人は2ウェイ契約のCJウィリアムスにウィルソン。元ロケッツのビバリーは故障で今季欠場。オールスターのグリフィンはヒザの回復まで残り2か月掛かるようだ。それから移籍してきたガリナーリも復帰は1月になる模様。ユーロから移籍の故障持ちテオドシッチも今日は休養。どこのチームも台所事情は厳しいね。」
 
キャット「第1Q序盤は両チームともスリーポイントコンテストを開催。2本決めたロケッツがまずリードを取った(6-2) その後もロケッツはフィールドゴールを連続で決め、リードを二桁に乗せてゲームは中盤へ(14-4) 中盤になるとタリック、そしてGリーグのヴァイパーズで結果を出している2ウェイ契約のウェバーを試してきたよ。今日も前半から飛ばすハーデンは、終盤に入っても加点を続け、第1Qだけで20得点する大車輪でロケッツをリードし、まず10点のリードでこのQは終了となった(33-23)」
 
シンキ「ハーデンに頼りすぎるのはいけませんが、リードして終了したのはよかったですかね。続きもお願いします。」
 
キャット「第2Q序盤のハーデンのいない時間帯。アンダーソンからゴードンへのバックドアカットプレイが決まるなど、いい感じのオフェンスは続くが、クリッパーズも元ロケッツのデッカーが才能のあるところを見せて応戦中(37-27) しかしロケッツはウェバーが速攻からレイアップを決めると、アリーザのスリーも決まってリードはこの日最大となる14点になったんだ(44-30) それでもロケッツは中盤前にハーデンをコートへ。中盤以降もクリッパーズは元ロケッツのルーがスリーを決めるなど、しつこく食い下がってくる(47-40) しかし終盤にハーデンが再びスイッチオン。まずジャンパーを決めると、3本のフリースローももらって、ロケッツのリードは二桁へ戻ったよ(56-44) クリッパーズもリバースの調子が良くて突き放せない状態も、ハーデンも加点を繰り返し、結局ロケッツが13点リードで前半が終了となった(65-52)」
 
シンキ「順当に前半はリードして終了しましたが、後半への見通しはどうですかね?」
 
キャット「このペースなら大丈夫だと思うんだけど、ハーデン頼みの状態は変わってないからね。彼が後半失速するようなことがあると、先日のレイカーズ戦の二の舞になっても驚けないね。」
 
シンキ「ハーデン頼みからの脱却が今季ロケッツの課題でしたが、ポールとカペラが欠場してますし、とりあえず彼らが復帰するまでは仕方ないのかもしれませんね。では後半戦をお願いします。」
 
キャット「第3Qに入ってもクリッパーズは引き続きリバースが好調キープの加点を繰り返すが、ロケッツもハーデンのドライブやゴードンの個人技からのレイアップなど、二桁のリードをキープしていた(71-59) しかしクリッパーズは新人のエバンスや、エース級の活躍を見せているリバースが加点を続けてきて応戦(71-67) ロケッツは今日もネネが存在感を出せず、ターンオーバーも目立ってくるなど、第3Q中盤前に早くもお釣りがなくなってきた感じに。中盤過ぎにリバースにスリーを決められ、遂にロケッツのリードはなくなってしまったよ(74-74) しかしこのまま引き下がるロケッツではなく、ハーデンの存在感などで再びリードを6点まで取ったんだ(80-74) 終盤に入っても余裕のないロケッツはハーデンをコートへ出し続けていたが、クリッパーズは元ロケッツのルー・ウィリアムスが連続でスリーを決めてきて、ロケッツは再び逆転されてしまう(82-84) 結局ロケッツは2点のビハインドで第4Q勝負となったんだ(85-87)」
 
シンキ「いやー、ちょっとこれヤバイんじゃないですかー(苦笑) 連敗はしたくないですよ。」
 
キャット「オフェンスパターンが読まれているのか、スリーのチェックが早くて、なかなか決められない状況だね。何とかハーデンの個人技で持ってる感じがするよ。この調子だと負けても全く驚けないね。」
 
シンキ「連敗だけは避けて欲しいですから、第4Qで再逆転しましょう。ではお願いします。」
 
キャット「第4Q序盤はさすがにハーデンを温存。しかし相変わらずリバースにやられてしまい、ロケッツのビハインドは6点に拡がった(86-92) 結局2分経過を待たずしてハーデンがコートへ戻ってきたね(苦笑) そのハーデンは得意のレイアップで加点を繰り返すが、もう完全にゾーンに入ったルーが3本連続でスリーを決めるなど、残り7分の段階でロケッツのビハインドは10点に拡がってしまったんだよ(93-103) その後ようやくアンダーソンがスリーを決めるが、ルーはパスでも魅せてデッカーのダンクを演出。中盤に入って厳しい展開となったが、ハーデンの体力はまだ残っていて、ドライブでの加点やスリーを決めるなどしたロケッツが、再びビハインドを3点に詰めてゲームは佳境に入った感じに。この次のポゼッションから、フリースローの苦手なジョーダンへのハック作戦を始めたんだ(103-106)」
 
シンキ「まだまだ行けますよ。大丈夫です。お願いします。」
 
キャット「しかしジョーダンは落としてくれない・・・ ロケッツもやっとスリーが入ってきてタッカーとゴードンが決めるが、またリバースに2本のスリーを決められる始末でリードは拡がってしまったんだよ(111-117) その後もクリッパーズのスリーは入り続け、フラストレーションを溜めたハーデンがテクニカルファールをもらうおまけまで付く敗戦に終わった。最終スコアーは118-128。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(25-6)   33 32 20 33 118
クリッパーズ(13-18) 23 29 35 41 128
 
ロケッツ FG36/78(46.2%) 3pFG17/40(42.5%) FT29/35 43R 16A 17TO
クリッパーズ FG43/91(47.3%) 3pFG18/42(42.9%) FT24/31 38R 24A 8TO
 
ハーデン 41分 51点、4R、8A、3S、8TO FG15/28 3pFG6/14 FT15/16
ゴードン 40分 28点、4R、2A FG9/20 3pFG6/12 FT4/6
アリーザ 43分 12点、4R、2A、1S FG4/9 3pFG2/7 FT2/3
アンダーソン 35分 14点、10R、2A、1B FG3/7 3pFG2/4 FT6/6
ネネ 17分 3点、2R FG1/4 FT1/2
タッカー 32分 3点、10R、1A FG1/4 3pFG1/3
タリック 16分 5点、7R(4OR)、2B、4TO FG2/3 FT1/2
ウェバー 16分 2点、2R、1A、1B FG1/3
ブラウン、ジョウ・チー、ジャクソンが出番なし。
 
リバース 39分 36点、2R、7A、1S、1B、4TO FG11/25 3pFG6/15 FT8/11
ジョーダン 33分 15点、20R、1A、2B FG5/7 FT5/6
ウィリアムス 31分 9点、2R、2A、1S FG4/9 3pFG1/5
ウィルソン 23分 3点、2R FG1/3 3pFG1/3
ハレル 13分 3点、1R、1S FG1/4 FT1/2
ルー 39分 32点、2R、7A、3S、1TO FG10/21 3pFG7/11 FT5/6
デッカー 28分 12点、5R(3OR)、3A、1S FG5/7 3pFG0/1 FT2/2
エバンス(新人ドラ39位) 26分 15点、1R、4A、1S FG5/13 3pFG3/7 FT2/2
リード 8分 3点、3R、2B FG1/2 FT1/2
 
シンキ「ハーデンがまた51得点ですが、けが人続出中のクリッパーズにも負けてしまいましたか・・・ この連敗で早くもウォリアーズに勝率で上に行かれてしまいましたよ。」
 
キャット「この調子では昨季のように、またズルズル引き離されるのは時間の問題だと思う。ポールは当然なんだけど、カペラがいないのは何とも痛いね。ネネとタリックでは攻守両面で相手チームへの脅威が全然違うから、彼がいないのは想像以上に大きいと思うよ。」
 
シンキ「今日は後半のディフェンスがダメだったみたいですが、やはり体力的なところが問題となってますかね。」
 
キャット「それはあるね。バームーテ離脱でアリーザとタッカーに負担が掛かっている。控えにバームーテタイプがいないし仕方ないんだけどね。ケガ人に備え、もう一人ディフェンスの出来るスイングマンあたりを獲得したいものだよ。」
 
シンキ「何とかこの状態を切り抜けて欲しいと思いますが、次のゲームからタフ相手のアウェイ3連戦になります。今後もポールとカペラ抜きが続くと、まさかの連敗地獄も視野に入ってしまいますよ。」
 
キャット「ホント余裕ないよな(苦笑) この試練を何とか乗り切って欲しいと思ってる。とにかくハーデン頼みでは限界があるのは分かってるから、彼の個人技に頼らないでも勝てる方法を見つけ出してもらいたいよ。」
 
シンキ「分かりました。次のゲームは中2日のサンダー戦となってますので宜しくお願いします。今日はどうもお疲れ様でした。」

今季第68戦 対クリッパーズ

シンキ「こんにちは。イースト遠征後のグリズリーズ戦を快勝したロケッツですが、今日の相手は昨季プレイオフで対戦したクリッパーズになります。ホームのファンは昨季のことを思い出すんじゃないですかー。」

キャット「1勝3敗からの逆転劇だからね。思い出すでしょ。力量的にはクリッパーズが上だったから、アップセットと言っていいだろう。その後敗退したとはいえ、しっかりとロケッツの歴史に刻まれたシリーズだったと思うよ。」

シンキ「クリッパーズはまだグリフィンが欠場中ですよね?」

キャット「まだみたいだね。まあ彼がいなくてもそれなりに勝ち星を挙げているみたいだし、ロケッツにとって手強いチームなのは間違いないよ。」

シンキ「ではゲームの方を宜しくお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。クリッパーズはポール、レディック、ムバムーテ、ジェフ・グリーン、ジョーダン。」

キャット「第1Q序盤はレディックが面白いようにスリーを決めて、まずクリッパーズがリードを取った(5-10) その後もポールのアシストからリズム良く決められて、ロケッツは二桁のビハインドになってしまう(7-17) ロケッツもハーデンが2本のスリーを決めるなどして追い上げを見せるが、司令塔ポールのアシストさばきに翻弄されていて、得点差は変わらなかった。結局第1Qは9点差で終了したよ(26-35)」

シンキ「またリードされて終わりましたか。やはり第1Qは鬼門なんですかね?」

キャット「どうだか分からないけどね。もうちょっと工夫してディフェンス出来ないものかなーって思う。レディックのスリーだけでなく、ジョーダンにも楽にダンクさせすぎだからね。」

シンキ「そうですか。では前半の続きをお願いします。」

キャット「第2Qに入っても、クリッパーズは高確率でスリーを決めてきた。クロフォードとウェスリー・ジョンソン、リバースの控え3人に合計5本のスリーを食らってしまい、ロケッツは中盤前に23点のビハインドにされてしまう(33-56) ロケッツはハーデンの個人技などで応戦するが、相変わらずポールからのパスに翻弄されていて、点差はほとんど変わらず、終盤にジョーダンへのハック作戦を開始するも点差は変わらなかったよ。結局22点のビハインドで前半は終了となった(50-72)」

シンキ「ディフェンスに難ありですか。何とかなりませんかね?」

キャット「全くだよ。これだけ得点を取られていたら、今のロケッツに勝ち目はないよ。ある程度ディフェンスを機能させないと、このままズルズル行ってしまうだろうね。」

シンキ「まだ半分ありますから、ここから気持ちを切り替えて行きましょう。それでは後半戦をお願いします。」

キャット「第3Q序盤こそ、ビバリーの攻守に渡るナイスプレイがあったのだが、ポールからジョーダンへ渡るカウントプレイでまた加点され、ロケッツはオフェンスでもシュートミスが続くなど、20点差のビハインドは変わらずに、淡々とゲームは流れていったよ(59-80) 中盤以降もその傾向は変わらず、結局22点のビハインドで終了(75-97) もっとシャッキとしたゲームをして欲しいもんだな。」

シンキ「今日は敗色濃厚ですかね。とりあえず続きをお願いします。」

キャット「第4Qはハレルを投入するなどして、それなりにオフェンスは良かったと思う。連続加点に成功して、一時11点のビハインドまで行ったからね(98-109) だが相手の得点を止められず、結局危なげなくクリッパーズが逃げ切ったよ。最終スコアーは106-122。また元のロケッツに戻ってしまったな(苦笑)」

シンキ「これで再び5割に出戻りですね。もう今季はこの状態で終わってしまうのでしょうかね?」

キャット「だろうな。もうハワードもジョシュ同様に飼い殺しにするなりして、カペラやディーモーのプレイタイムを伸ばして欲しいよ(笑) 中途採用のビーズリーはよくやっているとは思うが、やはり若手の生え抜きを鍛えたいし、何よりそれほど勝敗に影響してないからな。」

シンキ「ジョシュは今日も出番がなかったみたいで、やはり飼い殺しと考えてよさそうですかね?」

キャット「でしょ。もう今季のロケッツの補強は失敗続きだな。モーレーは責任を取って辞任してもらいたいくらいだよ。」

シンキ「ところで今季も残り14ゲームとなり、9位のジャズが1.5ゲーム差で迫ってきましたから、プレイオフ進出は絶対とは行かないんじゃないんでしょうか?」

キャット「個人的にこの時期になると、他のチームの成績が気になり出してくるんだけど、今季に限っては、マブスやジャズには大いに頑張ってもらいたいと思っている(笑) 負け続けてプレイオフを逃すより、来季へ収穫を残して逃す方が、今のロケッツにはいいと思うんだ。やはりドラフト指名権の存在は大きいよ。」

シンキ「若手は存分に使って欲しいですよね。」

キャット「どうでもいいところで使うんじゃなく、重要な場面で使って欲しいよ。点差が付いたから使うんじゃなくてね。ここらへんはビッカースタッフにお願いしたいところだ。」

シンキ「次のゲームはあさってのウルブズ戦になります。再びホームゲームですね。」

キャット「彼らはオールスター後に、セルティックスや、アウェイでサンダーに勝っているから、気を抜くと負けても驚けない。しっかりとディフェンスをして、勝利に向かって欲しいよ。」

シンキ「今日はどうもありがとうございます。それでは次戦も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第43戦 対クリッパーズ

シンキ「こんにちは。昨日のレイカーズ戦に勝利したロケッツですが、今日もロスでのゲームで、相手はクリッパーズですね。」

キャット「このロスでの連戦は、どのチームもよくあるパターンだと思うんだが、例年2チームとも強いことはほとんどないからね。テキサス3連戦よりはずっと楽だろう。移動もないしね。」

シンキ「それではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、カペラ、ハワード。ビバリーは戻ってきたね。クリッパーズはポール、レディック、ピアス、ムバムーテ、ジョーダン。12月下旬から欠場しているグリフィンは、来週あたりから復帰予定だそうだ。体調不良で休んでいたジョーダンは、このゲームから復帰している。」

キャット「序盤は両チームともリズムに乗れてなかったが、ハーデンの連続加点に、アリーザのスリーが決まったロケッツが、まず5点のリードを奪った(10-5) しかしクリッパーズはレディックのシュートタッチが良くて、連続でスリーを決められるなど、あっさり逆転され、さらに元ロケッツのオルドリッジにも加点されてしまったよ(14-17) ロケッツはペイント内から得点出来ず、タフなショットを打たされていたが、その隙にクリッパーズはポールとレディックが、合わせて3本のスリーを決めて突き放しに掛かった(19-29) 終盤に入ってロケッツもハーデンをスクリーンとして使うナイスオフェンスで追いすがるが、ソートンの甘いディフェンスでまたスリーを決められてしまい、結局第1Qはロケッツの12点ビハインドで終了となったんだ(21-33)」

シンキ「昨日同様、第1Qの入りがよくありませんねー。どうしてでしょうか?」

キャット「昨日はコービーにやられたんだけど、今日はスリーを止められてないよね。ここまで7本も決められている。終盤のタイムアウト後に、スリー封じのダブルチームを仕掛けたりして対応に乗り出したから、そこの修正に期待したいよ。」

シンキ「はい。では前半の続きをお願いします。」

キャット「出だしにクロフォードに加点されてしまうが、序盤はロケッツのリズムが取れていて、攻守ともに調子が良く点差を縮めてきた(29-35) その後クリッパーズ控えのジョンソンにスリーを決められるが、ロケッツも控えのソートンがスリーを決めるなど、4点差に追いすがる(34-38) しかしクリッパーズもジョンソンがコーナーからスリーを決めると、中盤過ぎにまたしてもスリーを決め、好調レディックにもスリーを決められたロケッツは、またリードを二桁に拡げられた(40-51) ロケッツはTジョーンズがポロポロとフリースローを落とし、リズムに乗れなかったこともあるが、それ以上にディフェンスでイージーに打たせすぎていたのが痛かった。ハーデンのタフショットで決めたスリーなどで若干挽回したが、それでも7点のビハインドで後半を迎えることになったよ(52-59)」

シンキ「リードされてますが、第1Qよりは点差を詰めましたよね。後半に期待しましょう。」

キャット「ちょっと得点を取られすぎだけどね。第2Qも5本のスリーを決められてしまった。楽に打たせすぎているから、ここをしっかり修正して欲しいんだけどね。それからTジョーンズよりカペラ、ハレルを使ってくれないかな。」

シンキ「はい。それでは後半戦もお願いします。」

キャット「後半開始早々に、ロケッツはレディックに連続スリーを決められてしまうんだ(54-65) だがロケッツのオフェンスも悪くなく、ハーデンが得意のフリースローをもらうプレイで離されまいとしていたよ(59-66) しかし完全にゾーンに入っているレディックのスリーは止まらず、またしても決められてしまった(59-69) ロケッツはハワードがリバウンドを踏ん張っていて、速攻からの加点などで追いすがるが、ディフェンスでミスマッチを突かれたり、またしてもスリーを決められるなどして、次第に点差は開いてしまったんだよ(63-76) タイムアウト後にもまたスリーを決められて、この日最大となる15点のビハインドになってしまうが、ハワードのフリースローが入っていて、なんとか踏ん張っている状態。終盤に入って、ジョーダンへのハック作戦から、テリーのスリーが連続で決まり反撃ムードも、イージーショットを決められるなどディフェンスがさっぱり。結局14点のビハインドに拡がって第3Qが終了となった(80-94)」

シンキ「ディフェンスをどうにかなりませんかねー」

キャット「だね(苦笑) ハワードは頑張っているんだけど、これだけスリーを決められたら厳しいよ。中盤以降に何とかスリーの得点は止めているんだけど、その分ペイント内でイージーショット打たれているしね。Tジョーンズではなくハレル使ってくれないかな。」

シンキ「残り12分ですが、勝敗の行方はどうなりますかね?」

キャット「ディフェンス次第で逆転してもいいと思っている。オフェンス自体は悪くないし、とにかくディフェンス重視で行って欲しいよ。」

シンキ「それでは第4Qをお願いします。」

キャット「序盤からロケッツは簡単にペイント内から加点されていて、オフェンスのリズムは良かったが点差が縮まらない(88-102) ハワードは依然としてリバウンドを頑張っていたんだが、またクロフォードからジョーダンへのアーリウープを決められるなど、ディフェンスさっぱり状態はこのQに入っても継続してたよ。残り4分弱になってポールにスリーを決められ14点のビハインドになり、ボクもこの勝負は終わったと思ったんだよ(98-112)」

シンキ「諦めるには早すぎませんかね?」

キャット「ディフェンスがダメダメだったからね。しかしハワードがホントに良く頑張っていて、フリースローを冷静に決めていたことから、次第に点差を詰めに掛かったんだ(106-114) 残り1分切って、ソートンがハーデンからのパスを加点に成功し、4点差に詰め、アリーザのドライブも決まり、遂に2点差まで詰めたんだ(114-116) しかし残り24秒を切っていて、ファールゲームに突入。レディックがフリースロー6本すべて成功するが、ロケッツはソートンのスリーにアリーザのフリースロー2本、残り7秒付近で爆発力のあるソートンがまたしてもスリーを決めて、勝負は延長戦に突入したんだ(122-122) ここらへんはさすがソートンだよね。」

シンキ「延長戦の見通しはどうですかね?」

キャット「クリッパーズのディフェンスもお粗末だからなー。勝ってもいいと思うが、ロケッツディフェンスも情けない状態が続いているからね。ホームだけにクリッパーズ有利だと思うよ。」

シンキ「それでは延長戦もお願いします。」

キャット「いきなり連続でスリーを決められ6点のビハインドになってしまったロケッツは、ハーデンに託すが決めきれず、またしてもスリーを決められ、さすがに万事休す。結局132-140で敗戦に終わったよ。まあこれだけ失点していたら、仮に勝っていても喜べないよな。」

シンキ「残念でしたが、好ゲームだったんじゃないですかー。」

キャット「まあ内容を抜きにすれば楽しいゲームだったと思う。接戦になったしね。でもロケッツファンの立場から言わせてもらうと、情けないゲームに見えたよ。あっさりやられすぎで、こんなのが続いて勝ったり負けたりでシーズンが終わってしまうくらいなら、いっそのこと若手起用して来季以降に期待したくなってくるよね。」

シンキ「コーチングの問題はどうなんですかね?」

キャット「いろいろ策は練っていると思うんだけど、ゲーム内容に反映されていないからなー。ビッカースタッフはよくやっていると思うけど、長い目でみたら、来季はコーチ交代が無難だと思うよ。」

シンキ「このままじゃプレイオフで勝てませんかねー」

キャット「厳しいよね。もうロッタリーの方がいいかなーって思い始めているんだ(苦笑) だから今日の敗戦もそれほど悔しくないというか、むしろ良かったんじゃないかと思ってね。ハワードがこれだけ頑張っても、勝てないのが今のロケッツだから、トレード期限までにハワードをトレードに出して、将来のドラフト指名権あたりを獲得した方が、優勝したいハワードにとってもいいんじゃないかなーって気持ちあるよ。」

シンキ「ハーデンはどうなんですかね?」

キャット「抑えられるとこうなっちゃうよね(苦笑) 今日はフリースローもポロポロ落としていたし、やはり彼がエースでは限界あるんじゃないかなーと感じてしまった次第だよ。」

シンキ「そうですかー。とりあえず次はホームでピストンズ戦となってます。あさってになりますね。」

キャット「とにかくディフェンスで相手を封じ込めるような形にもっていかないと、安定して勝てないから、そこらへんを強く要望したいんだが、ディフェンスが弱点のハーデンではきついからなー。まあそれでも全力で挑んで、ロケッツファンに希望を与えてもらいたい。個人的にはソートンよりもKJ、Tジョーンズよりもハレルを使ってもらいたいよ。」

シンキ「今日もお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第28戦 対クリッパーズ

シンキ「こんにちは。前回に引き続きロサンゼルスに本拠地を置くチームとの対戦です。今日はホームでクリッパーズが相手ですね。」

キャット「ホームゲームとはいえ、クリッパーズはレイカーズより数段力が上だからね。より気を引き締めて行かなきゃいけないな。」

シンキ「ところでローソンが、ナゲッツ時代の飲酒運転で有罪判決を受けたことから、リーグは彼に2ゲームの出場停止処分を下しましたね。今日は欠場となりますが、これについては?」

キャット「一時持ち直したとはいえ、ここ最近のゲームがほとんど見せ場なしに終わっているから、現状だと戦力的には影響しないと思う。まあこれはこれで残念なことではあるんだけど(苦笑)」

シンキ「分かりました。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、カペラ、ハワードのベストメンバー。対するクリッパーズはポール、レディック、ムバムーテ、グリフィン、ジョーダン。」

キャット「序盤は両チームとも好調で、ロケッツはハワードが積極的にシュートを放って加点を繰り返し、クリッパーズも効率良くペイントから決めていたよ(8-9) しかしクリッパーズはムバムーテが早くも3ファールになってリズムを崩すと、ロケッツはここぞとばかりに猛攻撃を開始。フリースローと、ハーデンの2つのナイスパスで一気に13-0のランに成功して、クリッパーズは堪らずタイムアウトを要求した(21-9) タイムアウト後もロケッツの猛攻は止まらず、ハーデンを起点に面白いように加点を繰り返したよ。クリッパーズはロケッツのディフェンスにパスコースを遮られ苦しい展開。2本のエアボールまで出る始末で、終盤に再び12-3のランを出したロケッツが、なんと21点のリードで第1Qを終えたんだ(38-17)」

シンキ「おお。今季最高のスタートなんじゃないですかー!」

キャット「今季ベストなスタートだね。間違いない。スリーは1本しか決めていないんだけど、ペイント内から効率良く加点していて、リズムが非常にいいよ。クリッパーズはどうも覇気がないというか、全体的に動きに重さが感じられるね。やはりアウェイ連戦はきついのだろう。」

シンキ「前半の続きをお願いします。ワクワクしますよ!」

キャット「オーケー。第2Qに入ってもリズムを掴めないクリッパーズを尻目に、ロケッツはハワードのカウントプレイなどでリードを26点に拡げる(43-17) どうしても流れを掴みたいクリッパーズは、残り7分切ってから、早くもハワードへ故意にファールを仕掛ける、いわゆるハック作戦を仕掛けてきたんだ。」

シンキ「早いですね(笑)」

キャット「点差が点差だからね。そのハック作戦でハワードは半分は決めたんだが、ディフェンスのリズムが悪くなってしまった。クリッパーズは2本のスリーに、グリフィンのミドルなどで点差を詰めに掛かる(50-36) ハワードをベンチへ下げたロケッツだったが、今度はカペラが狙われてしまい、なかなかリズムが掴めないロケッツ。だがディーモーをコートに入れてから次第に流れが良くなったんだ(54-36) しかしハワードをコートに戻すと、また狙われてしまったよ(苦笑) 結局前半は11点までリードを詰められて終了となった(57-46)」

シンキ「なかなか簡単には勝たせてもらえないですね。後半勝負です!」

キャット「だな。ハック作戦は賛否両論があるんだけど、戦術的には面白いと思っているんだ。まあ時計が止まるから、あまりTV向けじゃないんだろうけどね。」

シンキ「ですね。それでは後半戦も宜しくお願いします。」

キャット「後半に入り序盤は両チームともミスなどでリズムを掴めない展開だったが、クリッパーズのレディックが連続スリーを決めて、8点差になったところでロケッツはタイムアウトを要求(61-53) タイムアウト後にもロケッツは、レディックのスリーなどで6点差になってしまうが、アリーザのスリーが好調で、リードを二桁へ戻したんだ(71-61) 中盤以降にディフェンスが良くなったロケッツが、オフェンスでのリズムも良くなり、ハーデン起点での加点が続いたよ(78-63) しかしクリッパーズも終盤、ジョーダンがフリースローをよく決めるサプライズなどがあって多少挽回し、結局12点のリードで第4Qを迎えることになった(83-71)」

シンキ「二桁のリードを常にキープしておきたいですよね。スリーには気をつけましょう。」

キャット「クリッパーズは乗せると怖いレディックやクロフォードあたりがいるからな。この点差をキープしたいよね。」

シンキ「では最終Qもお願いします。」

キャット「第4Qの出だしからロケッツは、ハワードが元ロケッツのジョシュ・スミスを交わすフックに続き、ビバリーがタフショットになるスリーを決めて好調持続し、ジョシュの早撃ちスリーからの切り替えで、ソートンも速攻から加点に成功。残り10分弱、クリッパーズは堪らずタイムアウトを要求したよ(91-73) タイムアウト明けでもロケッツのペースは変わらず、アリーザのジャンプショットが決まり、ハワードがリバースのショットをブロック後、自ら走って速攻に参加。アリーザからのパスをダンクで締めた! これには会場のファンも大喜びで、残り約7分半、クリッパーズはまたタイムアウトを要求したんだ(95-76)」

シンキ「このゲーム行けそうですね!」

キャット「そう思う。ここでロケッツは、ハック対策でハワードとインしたカペラをすぐにベンチへ下げる手際の良さを見せ、仕方なくクリッパーズはディーモーにハックを仕掛ける苦肉の策をしたが、ディーモーはあっさり2本決めたんだ(笑) 中盤に入ってもロケッツはビバリーがスリーを決めてリードを22点にすると、クリッパーズは万策尽きたのか、少しするとセカンドユニットを投入してきた。それにロケッツは気が抜けたのか、終盤は間の抜けたプレイをして追い上げられたが、大量リードもあり余裕を持って勝利。最終スコアーは107-97。」

シンキ「やりましたね! ライバルのクリッパーズにまたしても勝利し、これで再び勝率を5割に戻しました。」

キャット「今日のゲームはとてもよかったぞ。ハーデンのシュートタッチはイマイチだったんだけど、その分ハワードがインサイドで優位に立っていて、カペラのリバウンドも良くて、ペイント内では圧倒していたよ。そこが今日の勝因だね。」

シンキ「やっぱりなんだかんだ言ってもハワードはロケッツに必要な選手ということですかね。」

キャット「まあね。体調がいい時のハワードは、まだリーグでもトップクラスの実力者だよね。確率が低いながらも、今季の優勝を目指すなら、ハワードは当然キープしなきゃダメだね。」

シンキ「ローソン欠場の影響はなかったと見ていいですか?」

キャット「ビバリーがいいし、テリーもチームにフィットしている。今の感じでは彼は第3のPG的存在だから、そりゃいなくても問題ないよな(苦笑) このままベンチで腐らすくらいなら、トレードに出してもいいかもしれないよ。彼のキャリアを考えると、個人的にはもうちょっと様子を見たいんだけどね。」

シンキ「次の対戦相手はホームでのホーネッツ戦になります。あさってですね。」

キャット「元ロケッツのリンが調子いいみたいだからね。楽しみにしているんだ。ロケッツとしてもそろそろ勝ったり負けたりを繰り返すのは終わりにして、連勝街道へ突き進んで欲しいと思ってる。」

シンキ「ですね。それでは今日はどうもお疲れ様でした。次も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第7戦 対クリッパーズ

シンキ「こんにちは。今日もお疲れ様です。昨日のキングス戦に勝利して、勝率を5割へ戻したロケッツですが、今日は強豪クリッパーズが相手ですね。」

キャット「しかもアウェイ連戦だよ。厳しいゲームになると思うが、向こうはポールが欠場とのことだから、そのアドバンテージを活かしたいところだよね。余談になるが、クリッパーズは土曜のホームゲームは黒のユニフォームを着る日になっているみたいだね。なかなかかっこいいよ(笑)」

シンキ「笑 それでは早速ゲーム回顧をお願いします。」

キャット「スターターは、ロケッツがハーデン、ローソン、ソートン、アリーザ、ハワード。クリッパーズはリバース、レディック、スティーブンソン、グリフィン、ジョーダンの布陣だった。」

キャット「ロケッツはハワードの加点、クリッパーズはグリフィンの加点で序盤が経過したんだが、ロケッツは連戦の疲れからか、外からのシュートが入らない。その隙にクリッパーズはグリフィン起点から効率的なスコアーを繰り返し、5分経過して7点リードした(8-15)。タイムアウト後にロケッツは、ソートンのナイスパスからハワードが豪快にアーリウープに成功し反撃開始。ここからハーデンが個人技からカウントプレイを連発するなどゲームは均衡した状態になったんだ(19-20)。しかしブリューワーが相変わらずのシュートセレクションミスでロケッツはリズムが崩れると、クリッパーズはいい感じでピアスのスリーが決まって再び7点リードしたんだ(22-29)。しかしロケッツは今日好調のハーデンが縦横無尽のオフェンスを展開。まさに相手を翻弄するようなプレイをし続けて、結局このQは同点で終わったよ(32-32)」

シンキ「ハーデンはかなり良くなってきたようですね。」

キャット「まだスリーの精度が良くないとはいえ、シュートスランプから完全に脱したと見ていいと思う。特に1対1からのミドルレンジジャンパーは安定してきたよ。彼はポストアップからのパワープレイも出来るし、全盛時のマイケル・ジョーダンもこんな感じで得点を量産してきたから、不安定なスリーに頼らず、自分の持ち味を存分に活かす感じでプレイすれば、必ずチームに好結果がもたらせるだろうね。ライバルのカリーに対抗するかのようなスリーは正直いらないよ。」

シンキ「クリッパーズはグリフィンが目立ってるようですね。」

キャット「ハイポストにいるグリフィンは怖いよね。ポイントフォワードとして進化しているように見える。ミドルレンジからのジャンパーも堅実で、ますます手強い相手になってきたよ。」

シンキ「前半の続きをお願いします。」

キャット「クリッパーズは昨季ロケッツでプレイしていたジョシュ・スミスが良くも悪くも目立っていて、序盤はリードを保つ展開に(34-39)。ロケッツはハーデンがベンチで決め手に欠く場面が続いてしまい、中盤までに10点差を付けられた(38-48)。しかし中盤以降にディフェンスで踏ん張りを見せたロケッツが、ハーデンの決め手に、ここまでおとなしかったソートンが効率的なジャンパーで加点に成功。一時同点に追い付いたんだ。結局2点のビハインドで前半は終了となった(56-58)」

シンキ「後半戦の見通しはいかがでしょうか?」

キャット「ちょっとハーデン頼みなところあるんだけど、ソートンも持ち味を発揮してきて、その他の選手もディフェンス面で貢献してる。クリッパーズはポール抜きで、シュートセレクションに若干の疑問があるから、ハーデンの3ファールが心配だけど、何とかなっていいゲームだと思うぞ。」

シンキ「それでは後半戦もお願いします。」

キャット「後半出だし両チームとも流れに乗れ切れず、それは中盤に入っても続いた。それでもロケッツはアリーザのレイアップが決まり、このゲーム初めてリードしたんだ(66-65)。ポールを欠くクリッパーズは、オフェンスでのリズムが取れず、何とかグリフィンがコントロールしている状況で、ロケッツチャンスと思ったんだが、終盤クリッパーズは第4Qに備えて主力を休ませている隙に、ハーデンがまさに大車輪の活躍でロケッツが主導権を握ったよ。ハーデンはこの第3Qで15得点の活躍で、すでに40得点をマークしたエースのいるロケッツが、83-78と5点リードしてこのQを終えた。」

シンキ「ハーデンはやはりすごい選手ですね。」

キャット「今日はスリーも8本中4本成功で、とてもいい感じなんだ。シューティングが絶好調で、本人も外す気しないんじゃないかな。」

シンキ「このゲームも勝ちたいですね。それでは最終の第4Qもお願いします。」

キャット「このゲーム勝ちたいロケッツは、第4Q序盤からスパーク。ハワードのダンクに続き、ソートンがスリーを決めて、クリッパーズは堪らずタイムアウトを要求(88-80)。タイムアウト明けも、ディフェンシブリバウンドを取ったハワードのロングパスを、今日ここまでダメダメのブリューワーがノードリブルで加点に成功! これで今日最大となる10点のリードを奪ったロケッツが、ゲームの主導権を奪って中盤戦に突入する(90-80)。クリッパーズはミスが続いてリズムを掴めないが、レディックやグリフィンの踏ん張りで突き放されまいとしていたよ(96-88)」

シンキ「いい感じになってきました。勝てそうですね。」

キャット「残り6分弱にクリッパーズはカペラへファールを仕掛けて流れを変えようとしてきたが、そのカペラは4本中3本のフリースローに成功したよ。彼は日々進歩してるね。対するロケッツも負けじと、ジョーダンに対しファールを仕掛けるプレイを選択。進歩のないジョーダンは外しまくって、途中からベンチへ下げられたよ。」

シンキ「カペラの成長力は目を見張るものがありますよね。」

キャット「昨季17本連続で外した選手とは思えないな。その後クリッパーズは、カペラと交代したハワードにも同様のプレイを仕掛けたが、ハワードもカペラに負けじと決めていたよ。そのいわゆるハック作戦に勝利したロケッツが、終盤流れを掴みつつあったクリッパーズに詰め寄られ、一時ピアスのスリーで同点に追い付かれながらも、ハーデンにローソンが冷静にフリースローを決めて最終的に逃げ切ったよ。ハワードのゴールテンディング気味のプレイが取られない幸運もあったね。まあ運も実力のうちだ(笑) 最終スコアーは109-105。」

シンキ「やりましたね! これで3連敗の後に4連勝。貯金生活に入りました。」

キャット「第4Qの終盤は少し冷や冷やしたんだけど、フリースローを冷静に決めていたから、リズム的に落ち着けたんじゃないかな。一時追い付かれたとはいえ、リードされる場面はなかったからね。これで4連勝。ようやくロケッツらしさが出てきた感じはあるよね。」

シンキ「ハーデンは46得点、ハワードは20得点・20Rの大活躍でした。この2人がこれだけやってくれると、どの対戦相手もしんどいですよね。」

キャット「まあね。その以外の選手はカペラとソートンくらいしか持ち味を発揮してなかったと思うが、チームとしてどれだけ機能するかだから、そういう意味ではアリーザ、ローソンもよく頑張っていたとは思うよ。」

シンキ「次は中3日空いてホームでのネッツ戦になります。ネッツは開幕7連敗となっていて、初勝利が遠い状態ですね。」

キャット「そういうチームだから、むしろ怖さを感じるよ(苦笑) 今のロケッツは自分たちのゲーム次第で、組みやすいチームにも苦戦してるからね。まあ自分の役割をしっかりこなしてくれれば大丈夫だろうけどね。連勝継続を期待したいよ。」

シンキ「最後にクリッパーズについてお願いします。」

キャット「ポール・グリフィン・ジョーダンの3本柱に、新加入のジョシュ、スティーブンソン、ピアスなどがどうフィットするかだろうけど、今日のゲーム観た限りでは、そんなにインパクトは与えられないような感じがしたよ。ロケッツに加入したソートンの方がよりインパクトを与えている。ピアスはもうディフェンス面で厳しくなってるよ。スティーブンソンも過大評価のような気がするし、元ロケッツのジョシュはあまり怖さを感じないな。」

シンキ「今日もお疲れ様でした。次のネッツ戦まで間隔ありますから、その前にまたお願いしますよ。」

キャット「そうだな。時間があれば考えてみよう(笑)」

ボックススコアー

ロケッツ対クリッパーズ

第1Q 34-33
ヘイズが早々と2ファールでベンチへ退くと、早速ランドリーが元気そうに復帰してきた。序盤はケイマンが好調で開始3分半で7得点を挙げたクリッパーズが12-8で4点リード。残り8分過ぎにT-Macがバティエと交代すると、すかさず2本のシュートを沈めてきた(14-14)。その後もT-Macは果敢にドライブへ行ってファールをもらったり、スコラへナイスパスするなど、復帰5戦目で一番の出来映え(FG3/5、FT4/4、10得点・1R・3A)。ゲームの方は相変わらずケイマンが好調で、バロン・デイビスも奮闘するなど均衡した展開が続いたが、ロワリーのスリーが決まってとりあえず1点リードと言った感じに。

第2Q 31-21
バディンガー離脱でテイラーの出番。早速ドライブからスコアーしたり、相手の背中にボールを当ててロケッツボールにするなどハッスルしていた。ロケッツはランドリーのターンシュートやバティエのスリーが決まって8-1のランに成功する(42-34)。しかし相変わらずケイマンがスキルのあるところを見せつけ、ターンシュートやミドルなどを決め続けて早くも20得点目(45-42)。しかしロケッツもアンダーセンのミドルに再びバティエがコーナーからスリーを決めて残り5分半ほどで6点リードに(50-44)。クリッパーズはタイムアウト後にゴードンが速攻からカウントプレイをもらうなど1点差に巻き返して来たが(50-49)、ケイマンがトラベリングを2回犯すなどオフェンスにかげりが見え始めると、すかさずロケッツはシュートの精度がいいアンダーセンに加え、アリーザにロワリーも決める8-0のランに成功(58-49)。結局65-54でロケッツが11点のリードで前半が終了。ゲームの主導権を奪った形に。
ロケッツはベンチ陣が好調でランドリー12得点、ロワリー9得点・6A、アンダーセン7得点、T-Mac10得点・3Aとクリッパーズを圧倒中だ。

第3Q 23-28
序盤は両チームともに決め続ける均衡した展開で点差はそのままだったが(72-61)、ケイマンが今日25得点目を決めると、クリッパーズはゴードンに速攻からソートンがスコアーして7点差に詰めてくる(74-67)。ロケッツもスコラが対抗するが、クリッパーズはゴードンのスリーなどで4点差に迫って来た(78-74)。しかしロケッツは不調のブルックス(FG1/5、4得点・1A)に替わったロワリーがカウントプレイに加え、スチールから速攻でスコアー! ロケッツが再び9点リードした(83-74)。だが必死にクリッパーズもロケッツに食らいつき結局88-82で第3Qを終えた。このQにスコラが11得点と奮闘。

第4Q 20-17
クリッパーズがバロンの速攻からのスコアーからスタートすると、ロケッツはロワリーのスコアで再び6点のリードに戻す。しかしバロンがローポストからキャンビーにナイスパスをするカウントプレイなどで、クリッパーズは2点差まで迫ってきた(91-89)。嫌な流れを断ち切るのはディフェンスからとばかりに、ロケッツは24秒クロックバイオレーションを誘うナイスディフェンスで流れを掴むと、テイラーのパスをランドリーが得意のフィニッシュし、またブルックスのドライブが成功。ケイマンのターンオーバーから今度はロワリーからのパスをフィニッシュしたランドリーのスコアーでロケッツは8-0のランに成功した(99-89)。残り5分切ってクリッパーズもミドルシュートなどで抵抗をしてくるが、ロケッツもランドリーが止まらず、リバースレイアップにキャンビーをパワープレイで交わすフックが決まるなど絶好調。点差はそのまま(103-93)。クリッパーズもキャリアハイとなるケイマンが29得点目を決めて6点差に迫るが(105-99)、残り1分切って速攻からのゴードンのレイアップをアリーザが豪快にブロック! そのこぼれ球を拾ってファールをもらいフリースローとなった。しかしアリーザはレーンバイオレーションを含む3本のフリースローを落とす失態で点差はそのまま。だがその後もアリーザに触発されたのか、スコラとランドリーがブロックを決めてクリッパーズに得点を許さず、最終スコアー108-99でロケッツが逃げ切りに成功してゲームは終了した。

ランドリーが第4Qだけで13得点の活躍でチームをリードした。ケイマンやキャンビーも彼の動きに一歩遅れる感じで、高さをクイックネスでカバーする素晴らしいオフェンスを展開していた。またバディンガー離脱で出番をもたったテイラーも9分のみとはいえ、ドライブからランドリーにナイスパスを出すなど見せ場ありだったので、今後も期待が持てそうな雰囲気を感じた。T-Macの復活も近そうだし、ディフェンスでは終盤バロンにプレッシャーを掛け続けたバティエも勝利の功労者の一人だろう。

ロケッツ(17-11)
アリーザ  35分 FG2/11 3pFG0/4 FT3/6 7P 4R 6A 1S 2B
ブルックス 23分 FG2/8 3pFG1/4 7P 1A
スコラ   28分 FG9/13 19P 7R(3OR) 2S
バティエ  41分 FG4/10 3pFG3/6 11P 8R 3A
ヘイズ   11分 FG1/2 2P 2R 2A
ランドリー 37分 FG7/10 FT13/15 27P 5R 2B
ロワリー  30分 FG6/13 FT3/3 16P 5R 7A 2S
アンダーセン19分 FG3/4 7P 1R
T-Mac   8分  FG3/5 FT4/4 10P 3A
テイラー  9分 FG1/3 2P 1R 1A
チーム全体
FG38/79 48.1%
3pFG5/18 27.8%
FT27/38 71.1%
35R(10OR) 26A 6S 6B 10TO
速攻からの得点 6点
ペイント内の得点 50点
TOから許した得点 15点

クリッパーズ(12-16)
バロン・D 35分 FG5/13 FT7/8 18P 9A
ソートン  30分 FG6/12 13P 3R 2S 5PF
ケイマン  42分 FG13/21 29P 7R 2B 6TO
キャンビー 39分 FG5/6 12P 19R(3OR) 3A 3B
ゴードン  37分 FG6/17 3pFG1/5 15P 3A
バトラー  28分 FG2/7 5P 3R
スミス   11分 FG0/0 1P 2A 4PF
テルファー 13分 FG3/3 6P 1A 2B
チーム全体
FG40-79 50.6%
3pFG3/9 33.3%
FT16/21 76.2%
38R(8OR)23A 6S 9B 14TO
速攻からの得点 21点
ペイント内の得点 48点
TOから許した得点 17点

ロケッツ対クリッパーズ 最終スタッツ

チーム・主な個人成績は以下の通り

ロケッツ   27 25 24 26 102
クリッパーズ 26 26 20 13 85

ロケッツ(10-8)
ブルックス 32分 FG9/11 3pFG3/4 22P 5A 6TO
アリーザ  34分 FG7/16 3pFG2/6 16P 4A
スコラ   28分 FG4/11 8P 7R
バティエ  28分 FG3/6 3pFG2/4 8P
ヘイズ   22分 FG0/3 2P 6R
バディンガー27分 FG6/9 3pFG3/4 19P 5R
ランドリー 26分 FG3/5 FT4/5 10P 5R
ロワリー  23分 FG4/9 11P
アンダーセン20分 FG2/5 6P 5R
チーム全体
FG38/75 50.7%
3pFG12/23 52.2%
FT14/17 82.4%
38R(11OR)20A 4S 0B 18TO
速攻からの得点 14点
ペイント内の得点 34点
TOから許した得点 14点

クリッパーズ(8-11)
バロン・D 37分 FG8/17 3pFG1/7 20P 6A 5TO
ソートン  36分 FG6/12 FT7/8 19P 5R
ケイマン  41分 FG5/16 10P 5R 4TO
キャンビー 39分 FG4/6 9P 19R(7OR)4A 5S
バトラー  34分 FG4/9 10P
リッキー・D22分 FG1/4 3P
スミス   13分 FG4/5 8P
テルファー 12分 FG2/6 6P
チーム全体
FG34/75 45.3%
3pFG1/14 7.1%
FT16/19 84.2%
36R(10OR)18A 12S 2B 16TO
速攻からの得点 14点
ペイント内の得点 40点
TOから許した得点 14点

ロケッツ対クリッパーズ 後半

第3Q
ブルックスのスリーからスタート。ロケッツは第3Qからバロンへのマークをバティエに任せる作戦。ローポストでは約18cm高いバトラーにブルックスが激しい位置取りでカバーしていた。アリーザのスリーにブルックスからバティエのスリーが決まったロケッツは5点リードするが、ここから両チームシュートの決められない膠着状態が続いた。しかしヘイズがファールをもらってフリースローを決めると今度はアリーザからスコラへ渡ってスコアー。ロケッツが7-0のランに成功してこのゲーム最大となる9点のリードを奪った。

5分20秒 クリッパーズがタイムアウトを要求 67-58でロケッツ9点リード

タイムアウト後にソートンがスコアーするが、ロケッツもブルックスがベースラインからのドライブが決まり点差はそのまま。しかしアリーザが速攻からのターンオーバーで痛い4ファールでベンチへ。ここでバティエがハイポストからのドライブで豪快なスラムダンクに挑戦する! しかしジャンプが足りずにボールはリムに当たり大きく跳ね返ってしまい、ボールはクリッパーズがキープして速攻に繋げる。ここからクリッパーズの流れになって、ロケッツもダンクミスを取り返すようにバティエがスリーを決めるが、ソートンとバロンがからむ連続速攻でクリッパーズは11-2のランに成功。堪らずロケッツはタイムアウトを要求した。

1分46秒 ロケッツがタイムアウトを要求 72-71でロケッツ1点リード

タイムアウト後にランドリーとロワリーが登場。彼らが残りの時間を締めくくる。ま図ロワリーがミドルを決めると、今度はオフェンシブリバウンド3連発(ロワリー2本、ランドリー1本)でファールをもらったランドリーがきっちり2本フリースローを決める。最後はスコラのもったいないファールでキャンビーに1本フリースローを決められて終了。

第3Q終了 76-72でロケッツ4点リード

第4Q
ロワリーがテルファーを翻弄するようにシュートを決めて6点リードするが、クリッパーズもスミスのパワープレイにテルファーのフリースローなどで2点差に迫る。この後ランドリーのローポストにダブルチームが来るなどして、リズム的に少しピンチになりかけたロケッツだが、ロワリーが強引なドライブでファールをもらってフリースローを2本とも決めて流れを渡さない。テルファーのスリーが外れると、アンダーセンが気分良くスリーを決めて再び7点リードにする。ちょっと俺にも打たせてくれとばかりにリッキー・デイビスがシュートを放つが当然入らない。このチャンスで突き放すチャンスがあったロケッツだが、逆にターンオーバーから速攻を2本決められる悪い癖が出てしまい、結局3点差になってしまった。

8分46秒 ロケッツがタイムアウトを要求 83-80でロケッツ3点リード

バティエと交代したアリーザがミドルを狙うがミス。しかしそのリバウンドをうまくバディンガーが取ってスコアー! アンダーセンのフリースローも1本決まったロケッツは6点リードに戻す。しかしバロンからキャンビーにナイスパスが通り4点差。クリッパーズも必死に抵抗を続ける。直後にロワリーがオフェンシブファールを取られロケッツは流れを悪くしかけたが、またその直後にバロンがロワリーにオフェンシブファール! これは助かったプレイだった。流れを掴めないクリッパーズにロケッツはランドリーのカウントプレイにアリーザのミドル。そして次はアリーザの難しいドライブからのシュートが決まってクリッパーズの息の根を止めに掛かる。

4分43秒 クリッパーズがタイムアウトを要求 93-82でロケッツ11点リード

タイムアウト後もロケッツはアリーザ以外控えのメンバー。両チームミスが続いた後、ロワリーが速攻からスコアーし、遂にロケッツは13点のリードに拡げる。

2分37秒 クリッパーズが20秒タイムアウトを要求 95-82でロケッツ13点リード

何とか点差を詰めたいクリッパーズだが、いきなりケイマンがスクリーンでオフェンシブファール。これでガックリきたのか、ロケッツはあっさりバディンガーがスリーを決めて16点までリードが拡がった。クリッパーズはリッキーが打つが入りそうにない。バロンまでフリーでスリーを外す始末で会場からはチラホラとブーイングが聞こえてきた。結局10本連続シュートをミスしたクリッパーズの自滅と言った感じでゲームは淡々と終了した。元ロケッツのノバックがタイムアウト後に登場も全く見せ場なし。

102-85でロケッツ17点差で勝利

ロケッツ対クリッパーズ 前半

第1Q
バロン・デイビスのローポストから始まったクリッパーズのオフェンス。バロンからケイマンへパスが渡ってクリッパーズが先制。ロケッツはブルックスの速攻からの2発やアリーザの強烈なダンクなどでスコアーを繰り返すが、ソートンのアスレティックな動きからのスコアーやキャンビーのティップインなどで両チーム互角の展開。それでもクリッパーズはオフェンシブリバウンドを取って得点に繋げることに成功し一時5点リードした。しかしロケッツはアリーザとブルックスの連続スリーであっさり逆転。

5分22秒 クリッパーズがタイムアウトを要求 17-16でロケッツ1点リード

タイムアウト後に再びアリーザのダンクが炸裂! しかしクリッパーズはソートンとケイマンがインサイドで決めて逆転。しかし好調ブルックスがドライブからのスコアーで、ここまでFG5/5とシュートノーミス。だがバロンの速攻からの決められシーソーゲームの様相になっている。

2分43秒 ロケッツがタイムアウトを要求 21-22でロケッツ1点ビハインド

控えのバディンガーとランドリーのスコアーで再びロケッツがリードするが、テルファーとケイマンのミドルでまたクリッパーズがリード。終了間際にスコラがレイアップを決めて、結局ロケッツが1点リードして第1Qが終了した。

第1Q終了 27-26でロケッツ1点リード

第2Q
序盤も第1Q同様にシーソーゲームの繰り返し。キャンビーのリバウンドなどでクリッパーズが少し優勢に見える。

8分56秒 オフィシャルタイムアウト 32-30でロケッツ2点ビハインド

タイムアウト後にブルックスがバロンからスチールされるなど、ロケッツは4点ビハインドに拡げられるが、ランドリーのポストオフェンスからバディンガーのスリーに繋がるなどして再びゲームはタイ。その後のプレイではブルックスからアンダーセンへボールが渡りバディンガーがリバースレイアップでフィニッシュする速攻からのスコアーがあったが、これは見事なプレイだった。全体的に控えが好調でロワリーのスリーにアンダーセンのオフェンシブリバウンドからのスコアーなどでロケッツが5点リード。

5分15秒 クリッパーズがタイムアウトを要求 44-39でロケッツ5点リード

バロンからケイマンへ渡るスコアーも、ロケッツはすかさずランドリーが速攻1本。

3分45秒 ロケッツがタイムアウトを要求 46-43でロケッツ3点リード

両チームともにスリーのミスが続いた後、ケイマンからバロンに渡ってクリッパーズが1点差に追い上げるが、ブルックスのスコアーで3点リードに戻す。その後はフリースローを決められたり、ブルックスがまたスコアーするなどしてゲームは進んだ。

56.2秒 ロケッツが20秒タイムアウトを要求 50-48でロケッツ2点リード

バトラーのスコアーで追いつかれたが、スコラのミドルで再び逆転。しかしキャンビーのこの日12R目からのジャンパーが決まってまた同点。その後ブルックスがすべってルーズボールになった。ブルックス対バロンのジャンプボールだが、なぜかクリッパーズは20秒タイムアウトを要求してきた。

1.9秒 クリッパーズが20秒タイムアウトを要求 52-52でタイ

ジャンプボールはバロンが制すも当然時間切れ。

第2Q終了 52-52でタイ