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2018年6月

46位でメルトンを指名

シンキ「こんにちは。本日はドラフト開催日でしたね。ロケッツは1巡目指名権がなく、2巡目46位の指名権のみ持っておりましたが、誰を指名しましたか?」

キャット「ロケッツは46位の指名権を使ってデアンソニー・メルトンの交渉権を獲得し、またジャズに金銭を払って52位で指名されたビンス・エドワーズの交渉権も獲得したね。」

シンキ「メルトンは先日の40人ほどの中に入っていませんね。もしかして掘り出し物ですか?」

キャット「彼は46位での獲得は無理だろうと思っていたので載せていなかった選手。スカウティングの評価よりも20位以上落ちてるね。ここまで落ちてるのは彼しかいない(苦笑) おそらくオフコートの問題があって今季プレイしていないのを嫌われたのだろうが、ESPN分析チームは彼を過小評価された選手と見ていて、オールスタークラスの選手になれる可能性を10%と予測。1位で指名されたエイトンが12%だから、素材としては46位で獲れたのは奇跡に近いかもしれない。」

シンキ「メルトンの選手紹介をお願いします。」

キャット「6-3のコンボガード。ウイングスパンがあり、サイズ以上に大きく見える選手。両ガードポジションを守れる多彩なディフェンダーで、特にパスレーンでのプレッシャーは素晴らしい。ガードとしてはリバウンドにも強い。フィジカルコンタクトを恐れない選手。プレイメイカーとしてのコートビジョンもある。ピックアンドロールでのピックとローラーにも対応できる選手。弱点はボールを所持している時。ドリブルで左手をあまり使わない。ショットも正確さを欠ける。自らオフェンスをクリエイトする能力が落ちる。ビックマンのいるペイント内ではフィニッシュに苦戦。こんな感じだね。とりあえずサマーリーグでどれだけやれるのか確認したいよ。」

シンキ「ありがとうございます。GMモーレーのことですから、46位まで残った選手の中で一番素質の高い選手を指名したのかもしれません。それから52位でジャズから獲得したエドワーズについてもお願いします。」

キャット「彼はパデュー大学で4年間プレイしたコンボフォワード。大学ではPFでのプレイが多かったが、NBAレベルでもSFでプレイ出来るだけの機動力を持っている。スポットアップでのスリーを決められ、パス、ドライブからの加点も可能。良いディフェンダーになれる素質を持っている選手。弱点としては不安定なところと、少しいい加減にプレイしてしまうこと。まあこちらもサマーリーグで確認だな。」

シンキ「せっかく獲得した選手達ですので、少しでもチームの力になれるように頑張ってもらいたいですよね。最後に何かありますか?」

キャット「日本人期待の渡邊だが、ドラフトでの指名はなかった。でもドラフト前のワークアウトに結構なチームからお呼びがあったようだし、おそらくサマーリーグに出場してくると思うんだ。ここで見せ場があれば、トレーニングキャンプにも招待されるだろうし、もしかすると2ウェイ契約を結べるかもしれない。まだ若いとはいえ、見限られると全くスカウトも寄り付かなくなるのがNBA。ここ2年が勝負だと思って前進を続けて欲しい。」

シンキ「ですね。来月にはフリーエージェント選手との交渉解禁、サマーリーグ開幕など、オフはまだまだ先と言った感じでしょうか。それでは今日はどうもお疲れ様でした。」

'18 ドラフト考察 その1

シンキ「こんにちは。今季はウォリアーズ連覇で終了したNBAですが、ロケッツはレギュラーシーズン65勝しながら、プレイオフではあと一歩のところでウォリアーズとのシリーズに敗退し、悔しいシーズンとなりましたね。来季のためには、まずドラフトでの補強と言ったところでしょうか。」

キャット「1巡目指名権を手放しているとはいえ、2巡目でも昨年のブルックスのようにインパクトを残せる選手が取れるのも事実だからね。掘り出し物を見つけたいよ。」

シンキ「残念ながらブルックスの放出は大失敗でした。」

キャット「彼のスタッツを見るたびに悔しさがにじみ出てくる。最終戦なんて36点も取ってるし、彼はまだまだ伸びるでしょ。GMモーレーは責任を取って、絶対に今年のドラフトではヘマしないでもらいたいよ。」

シンキ「しかもハーテンスタインとは未契約ですもんね。まあそれはいいとして今年はどんな選手が取れそうですかね?」

キャット「とりあえずロケッツが46位で指名出来そうな選手を40人ほどピックしてみた。」

エリー・オコボ PG 6-3
アーロン・ホリデー PG 6-1
ミッチェル・ロビンソン C 6-11
ドンテ・ディビンチェンゾ PG 6-5
グレイソン・アレン SG 6-4
ブルース・ブラウン SG 6-3
ケイタ・ベイツ-ジョップ PF 6-7
ジェイコブ・エバンス SG/SF 6-7
カイリー・トーマス SG 6-3
メルビン・フレイザー SF 6-6
チャンドラー・ハッチソン SG/SF 6-7
ジェボン・カーター PG 6-2
ジャレン・ブランソン PG 6-2
モーリツ・ワグナー C 6-11
ハミドウ・ディアロ SG 6-5
アンファニー・シモンズ SG 6-4
ゲイリー・トレントJR SG 6-5
シェイク・ミルトン PG/SG 6-6
ジャスティン・ジャクソン SF/PF 6-7
ロディオン・クルックス SF/PF 6-10
オマリ・スペルマン PF 6-9
デボンテ・グラハム PG 6-2
チメジー・メトゥ PF/C 6-10
ケビン・ヘーベイ SF 6-7
マリック・ニューマン PG/SG 6-4
ラウル・アルキンズ SG 6-5
ランドリー・シャメット PG 6-4
イシュフ・サノン PG/SG 6-4
デボン・ホール SG 6-5
レイ・スパルディング PF 6-10
トレボン・デュバル PG 6-3
トニー・カー PG 6-3
アイザック・ボンガ SF 6-9
ジャレッド・バンダービルト SF 6-8
ゲイリー・クラーク PF 6-7
コスタス・アデトクンボ SF 6-10
スビアトスラフ・ミクハイリク SG 6-8
DJ・ホッグ SF/PF 6-9
アリジー・ジョンソン PF 6-9
アロンゾ・テリアー SG 6-5
ケンリッチ・マッコイ C 6-11
ビンス・エドワーズ SF/PF 6-8

シンキ「とりあえずこの中からロケッツに指名される選手が出てくる感じでしょうか。でもこれだけだと誰が掘り出し物なのか全くわかりません。」

キャット「だよね(苦笑) 上から順に評価が下がる感じに列記したんだが、オコボやホリデー、アレンあたりは、評価が落ちてくれば取れる感じの選手。まあそれでも46位まで残っているとは思えないんだが、一応名前は載せておいた次第だ。」

キャット「ESPN専門家の評価では、ロケッツが取れそうな掘り出し物はカーター、アデトクンポ、バンダービルトあたりだろう。カーターはちょっと厳しいかもしれないが、他の2人なら獲れる可能性はあると思う。」

シンキ「アデトクンポはバックスのアデトクンポの弟ですかね。」

キャット「一応現段階では指名されるかギリギリのラインなんだけど、兄同様に伸びしろを買われて2巡目中盤あたりで指名される可能性もあるね。」

シンキ「ズバリ、ロケッツは誰を指名しますかね?」

キャット「46位なんで予想は困難だな。ただここ最近は将来性を買った指名をしてるから、さすがに今回は年齢が高くても、即戦力として期待できそうな選手を指名してくると思ってる。昨年21歳5か月だったブルックスを指名後に放出した苦い経験を活かしてもらいたいね。」

シンキ「3人ほどでいいので、予想の方をお願いします。」

キャット「オーケー。ポジションはおそらくスイングマンタイプと予想してる。まず一人目はシェイク・ミルトン。彼はPGとはいえサイズがあるので、SG兼用でもプレイ可能な選手。二人目はジャスティン・ジャクソン。肩のケガで今季半分以上を欠場したが、素質はあるので指名の価値はあると思う。三人目はケビン・ヘーベイ。スリー&Dの選手としてロケッツのレーダーに掛かっている可能性はあるだろう。」

シンキ「ちなみにジョージワシントン大を卒業した渡邊に関してはどうなってますかね?」

キャット「いろいろワークアウトを受けているみたいだね。その影響があったのか、ずっと圏外だったESPNドラフトランキングが93位まで上がってるよ。昨年のドラフトでは、80位から100位までの選手が2人指名され、一昨年のドラフトでも1人、3年前では4人も指名されている。もちろん指名されるされないに関係なく、上のレベルでも通用することを、まずはサマーリーグからアピールして欲しい。指名はされなかったとはいえ、同じアジア系の元ロケッツのリンだって89位から成り上がったんだ。頑張ってもらいたい。」

シンキ「ドラフト外でも掘り出し物はいますから、渡邊にもその期待はありますね。」

キャット「ジャズのオニールは3年前のドラフトで指名されなかったが、ユーロで鍛えて成長し、今季ルーキーながらプレイオフでもバリバリやってたからな。指名されなくても伸びしろを見せれば必ずスカウトは見てるから、いつでもお呼びが掛かるだろう。」

シンキ「ありがとうございます。最後に何かありますか?」

キャット「今日は日韓親善バスケがあるので楽しみなんだ。八村と帰化したファジーカスが加入したし、これでアジアならそれなりの戦いが出来るだろう。ちなみに今月下旬に行われるオーストラリア戦には、デラベドーバが出場予定のようだ。もうロスターに入ってるから日本に来るんじゃないかな。」

シンキ「今季のNBAは終了しましたが、ドラフト、FAでの選手獲得、サマーリーグなど、まだまだ話題は尽きませんね。では次回も宜しくお願いします。」

シリーズ敗退から半月経過

シンキ「こんにちは。西地区決勝で王者ウォリアーズ相手に3勝2敗と追い詰めたロケッツでしたが、ポールの離脱もあってゲーム6と7を落とし、惜しくもシリーズ敗退となってしまいましたね。あれから早くも半月経過し、ファイナルではあっさりウォリアーズがキャブスとレブロンを一蹴して連覇を達成してます。」

キャット「ファイナルは結局スイープだったね。キャブスが勝てるはずだったゲーム1を落とした段階で、スイープもあるんじゃないかと思ったけど、そうなってしまって苦笑するしかないな。」

シンキ「まあゲーム1を取れても、キャブスに勝ち目はなかったと思いますよ。」

キャット「だろうね。チーム力がワンランク違うよ。いくらレブロンが孤軍奮闘しても、ウォリアーズの数の力にはどうしようもない。ゲーム1で醜態をさらしたキャブスのスターターJRなんか、ウォリアーズだったら出番ないんじゃないかな。」

シンキ「レブロンはゲーム1で自己コントロールが出来ず、ホワイトボードに八つ当たりして右手を骨折していたようですね。これについては。」

キャット「まあボクも自己コントロールできないことあるからね(苦笑) 自分ではどうしようもできないんで頭に血が上っちゃったと思う。もうキャブスを優勝へ導いてるし、オフに移籍するにはちょうどいいんじゃないかなと思うよ。」

シンキ「そのレブロンですが、ロケッツ入りも噂されておりますが、実際のところどうなんでしょうか?」

キャット「仮にレブロンがロケッツに来ると、やはりハーデンではなく、レブロンのチームになっちゃうと思うんだよね。そうなるとハーデンがいじけてうまくいかなくなる可能性もあると思ってる。ハーデンだって曲がりなりにも毎年MVP候補に上がる選手だし、おそらく今季はMVPを取るでしょ。彼がカリーみたいにエゴを出さず、チームプレイに徹してくれれば問題ないんだろうが、ボールを必要とする選手だし難しいんじゃないかな。」

シンキ「今のチームでケミストリーを鍛える方がいいという判断だと思いますが、ポールやカペラ、そしてアリーザと再契約しても、ウォリアーズに対抗するには、もっとチーム力を上げないと厳しいかもしれません。」

キャット「現状ではウォリアーズのチーム力に対抗するには、もう一人オールスタークラスの選手は欲しいよね。出来れば伸びしろのある若手が欲しいところなんだけど、現実的じゃないと思うから、やはりベテランに頼るしかなさそうだな。おそらくポール・ジョージはターゲットの一人だと思うが、サラリー枠の問題もあるし、取れるかどうかは全く分からない。」

シンキ「今季65勝したロケッツでしたが、連覇したウォリアーズがいる限り、オフの補強もホント大事になってきますよね。」

キャット「だな。ハーデンと心中するなら、レブロンよりジョージがいいだろう。ジョージがダメでもプレイオフでしっかり使える選手を獲得したいよね。そういう意味では昨季タッカーを取れたのは結果的に大正解だったと思う。」

シンキ「一昨年取ったアンダーソンはプレイオフで完全に干されてしまい、もうトレード要員なのは間違いないところでしょうか?」

キャット「あと2年の高額契約が残っているから、何か付加価値でも付けないと、どう考えても引き取り手がないように思う。不良債権だったリンだって残り1年の契約を引き取ってもらうために、翌年のドラフト1巡目指名権を手放したくらいだから、彼の場合は2つくらい上げないと引き取ってもらえないよ。ホント頭が痛いところだ。マクヘイルを招聘した時も同じこと言っていたと思うが、最初からこうなると想像が付かなかったのかね。GMモーレーは責任を持って処理してもらいたいよ。」

シンキ「それはさておき、来週にはドラフトが開催されます。昨年ポールを獲得した時に、今年の1巡目指名権を手放してるロケッツは、2巡目46位の指名権しか持ってませんね。これについては。」

キャット「補強を繰り返してきたから、どうしても将来の資産であるドラフト1巡目指名権に手を付けざるを得ない状況が続いている。それでも2巡目の選手が当たっていればまだ救いはあるんだけど、昨年2巡目で指名したハーテンスタインとは契約せず、同2巡目で指名したブルックスはグリズリーズへ手放す失態。そして一昨年2巡目で指名したオヌアクとジョウチーは現状戦力外だから嫌になっちゃう。3年前指名したデッカーとハレルはトレード要員で移籍してるから、4年前に指名したカペラ以外、ほとんど使い物になる若手がいない状況は実に痛いところだよ。だから今年の46位で指名する選手は最低資産になる選手を獲得してもらいたいと思っている。」

シンキ「手放した1巡目指名権では誰を指名されたんでしたっけ?」

キャット「エルナンゴメスとクーズマだ。リンを引き取ってもらった時手放した指名権ではナンスJRを指名されてる。彼らがいれば少なくとも資産にはなってるからね。もったいないと言えばもったいなかった。」

シンキ「では真剣に46位で資産になる選手を当てないといけません。」

キャット「だな。どこまで当たるか分からんが、検討はしてみたいと思う。」

シンキ「分かりました。では期間が短いですが宜しくお願いします。」

キャット「詳しい紹介は無理だが、簡単なプロフィールと各専門家の見解を紹介していくつもりだ。」

シンキ「ありがとうございます。オフの補強はまずドラフトですね。今日はどうもお疲れ様でした。」

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