46位でメルトンを指名
シンキ「こんにちは。本日はドラフト開催日でしたね。ロケッツは1巡目指名権がなく、2巡目46位の指名権のみ持っておりましたが、誰を指名しましたか?」
キャット「ロケッツは46位の指名権を使ってデアンソニー・メルトンの交渉権を獲得し、またジャズに金銭を払って52位で指名されたビンス・エドワーズの交渉権も獲得したね。」
シンキ「メルトンは先日の40人ほどの中に入っていませんね。もしかして掘り出し物ですか?」
キャット「彼は46位での獲得は無理だろうと思っていたので載せていなかった選手。スカウティングの評価よりも20位以上落ちてるね。ここまで落ちてるのは彼しかいない(苦笑) おそらくオフコートの問題があって今季プレイしていないのを嫌われたのだろうが、ESPN分析チームは彼を過小評価された選手と見ていて、オールスタークラスの選手になれる可能性を10%と予測。1位で指名されたエイトンが12%だから、素材としては46位で獲れたのは奇跡に近いかもしれない。」
シンキ「メルトンの選手紹介をお願いします。」
キャット「6-3のコンボガード。ウイングスパンがあり、サイズ以上に大きく見える選手。両ガードポジションを守れる多彩なディフェンダーで、特にパスレーンでのプレッシャーは素晴らしい。ガードとしてはリバウンドにも強い。フィジカルコンタクトを恐れない選手。プレイメイカーとしてのコートビジョンもある。ピックアンドロールでのピックとローラーにも対応できる選手。弱点はボールを所持している時。ドリブルで左手をあまり使わない。ショットも正確さを欠ける。自らオフェンスをクリエイトする能力が落ちる。ビックマンのいるペイント内ではフィニッシュに苦戦。こんな感じだね。とりあえずサマーリーグでどれだけやれるのか確認したいよ。」
シンキ「ありがとうございます。GMモーレーのことですから、46位まで残った選手の中で一番素質の高い選手を指名したのかもしれません。それから52位でジャズから獲得したエドワーズについてもお願いします。」
キャット「彼はパデュー大学で4年間プレイしたコンボフォワード。大学ではPFでのプレイが多かったが、NBAレベルでもSFでプレイ出来るだけの機動力を持っている。スポットアップでのスリーを決められ、パス、ドライブからの加点も可能。良いディフェンダーになれる素質を持っている選手。弱点としては不安定なところと、少しいい加減にプレイしてしまうこと。まあこちらもサマーリーグで確認だな。」
シンキ「せっかく獲得した選手達ですので、少しでもチームの力になれるように頑張ってもらいたいですよね。最後に何かありますか?」
キャット「日本人期待の渡邊だが、ドラフトでの指名はなかった。でもドラフト前のワークアウトに結構なチームからお呼びがあったようだし、おそらくサマーリーグに出場してくると思うんだ。ここで見せ場があれば、トレーニングキャンプにも招待されるだろうし、もしかすると2ウェイ契約を結べるかもしれない。まだ若いとはいえ、見限られると全くスカウトも寄り付かなくなるのがNBA。ここ2年が勝負だと思って前進を続けて欲しい。」
シンキ「ですね。来月にはフリーエージェント選手との交渉解禁、サマーリーグ開幕など、オフはまだまだ先と言った感じでしょうか。それでは今日はどうもお疲れ様でした。」
最近のコメント