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'18 プレイオフ西決勝 対ウォリアーズ(ゲーム5)

シンキ「こんにちは。ロケッツ1勝2敗となった後のゲーム4は大接戦の末にロケッツが勝利し、シリーズの行方は分からなくなりましたが、ホームで行われる今日のゲーム5はどうでしょうか?」
 
キャット「アウェイでのゲーム4を取ったのは非常に大きいんだけど、ロケッツとしてはこのゲーム5も大事なゲームだろう。もし負けると、かなり厳しい状況に立たされると思うから、今日のゲームは絶対に落とせないと思ってる。」
 
シンキ「シリーズ突破云々は考えないと前に言っていましたが、もう真剣にウォリアーズを倒せそうな感触があるんでしょうか?」
 
キャット「ゲーム1を観た時は正直厳しい感じがしたんだけど、ゲームを重ねるごとに、ロケッツはアジャストして、大事なゲーム4ではほぼ互角の展開に持ち込んでるからね。これならあと2勝出来る可能性を感じるよ。まあそれでもまず3勝目を取ることだな。」
 
シンキ「分かりました。それではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツが引き続き同様。ウォリアーズも同様で、イグダーラがゲーム4に続き欠場となった。ゲームは序盤からロケッツのペース。カペラのフィニッシュが決まるなど、まずロケッツが6点連取したんだ(6-0) ウォリアーズもロケッツのターンオーバーを乗じて速攻から加点に成功し点差を詰めてきた(8-6) その後ウォリアーズの加点を防いでいたロケッツだったが、オフェンス面ではワイドオープンのスリーをこぼすなどもたついていて、Dグリーンに加点されると、ダントーニはタイムアウト取って修正へ(10-8) タイムアウト後、ようやくチームで放った7本目となるスリーを、ようやくアリーザが決めたロケッツは、ディフェンスでもウォリアーズのパスコースを止めて、デュラントにタフショットを打たせる作戦が成功する。カリーのスリーもミスしたウォリアーズは、トンプソンのターンオーバーも出てしまうなどリズムを崩している。このチャンスにGグリーンがワンドリブルからのコーナースリーを決めてリードを拡げると(16-8)、ゲーム4でリバウンドを踏ん張っていたタッカーが、今日のゲームでも攻守でリバウンドに奮闘し、これが再びGグリーンのスリーに繋がった! 9-0のランに成功したロケッツのリードは11点になったんだよ(19-8) だが終盤に入ると、デュラントの個人技での加点などで、ロケッツのリードは詰まり、第1Qはロケッツ6点のリードで終了となった(23-17)」
 
キャット「第2Qはまずタッカーがトップからスリーを決め、さらにハーデンがDグリーンを交わす豪快なダンクでリードを再び二桁にするが(28-17)、カリーがコーナーからスリーを決めると、次のポゼッションではタフショットに成功。ロケッツにリズムを渡さない(30-22) ロケッツは相変わらずスリーが決まらなかったが、ウォリアーズもミスが出て、両チームともリズムが良くないまま2分半ほど経過(30-24) その後ロケッツはカペラがDグリーンのダンクをブロックするビックプレイが出て、ここから一気のランへ行きたい状況も、ハーデンのジャンパーがとにかく入らず。ウォリアーズもターンオーバー連発でゲームは膠着していたが、ゴードンがレイアップで加点し、さらにスリーを決めたところで、しびれを切らしたカーヘッドはタイムアウトを要求してきたよ(35-26) 第2Q残り7分ほど、ここまで完全にロケッツペースだったが、シュートの精度が悪すぎて、ウォリアーズに何とか凌がれている状況。タイムアウト後、両チームとも得点のペースが上がってくる。ウォリアーズはデュラントが冷静にフリースローを決めると、トンプソン、カリーがそれぞれジャンパーを決める。ロケッツもポールのローポストプレイからタッカーのコーナースリーが決まると、ハーデンがカリーを翻弄するドライブから加点し、ロケッツがリードをキープしてゲームは終盤に近くなる(40-32) その後も両チーム加点が続いて残り3分になる(45-37) ここでカペラが再び、今度はデュラントのレイアップをブロックする守護神振りを見せたが、このチャンスをロケッツは相変わらずスリーが決まらず活かせない。デュラントにスリーを決められて残り2分を切ると、ファールがかさんだロケッツは、オフェンスではハーデンがミスしまくり、ディフェンスではファールをしてボーナスフリースローを与えるケースが3回続いてしまい、結局残り3分から8-0のランを食らって、前半はタイゲームで終了となったんだ(45-45)」
 
シンキ「ずっとロケッツのペースでゲームは進行していたようですが、シュートの精度が悪いようで、結局同点で前半が終わってしまいましたか。後半への見通しはどんな感じですか?」
 
キャット「ここまで3pFG6/22 ワイドオープンのスリーは確実に決めていれば、確実にロケッツはリードして前半を終えていたはずだ。ウォリアーズはターンオーバーが多いとはいえ、勝負所の終盤は第1・2Qともに巻き返してきてるからね。後半はシュートの精度を上げて行かないと、ウォリアーズのランが成功した時に厳しくなるぞ。ここはしっかり決めてくれって感じだ。」
 
シンキ「分かりました。では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Q出だしにトンプソンに加点されたロケッツは、このゲーム初めてリードを奪われた(45-47) ロケッツはハーデンが得意のフリースローで同点とするが、こちらは悪い癖であるターンオーバーから失点。だがカペラが依然として入らないスリーをフォローするオフェンシブリバウンドから加点すると、今度こそとばかりにポールが、今日初めてとなるフィールドゴールに成功させたよ(52-49) しかしウォリアーズはデュラントがお返しのスリーを決めて応戦すると、得意のパス回しから加点してリードを取った(53-54) だがロケッツも調子が上がってきたポールが、お返しのスリーを決めて逆転(56-54) ゲーム4に続き、ゲーム5も西地区頂上決戦にふさわしい好ゲームとなってるよ。ゲームは中盤に差し掛かって、ロケッツはハーデンがまたミスをすると、ゴードンとアリーザのスリーも決まらず得点が止まっていたが、ウォリアーズもトンプソンがいい流れでのキャッチ&スリーが決まった以外は停滞。ポールがカリー越えのタフショットとなるスリーを打たされるが、これが決まってロケッツは再びリードを奪ったね(59-57) しかしウォリアーズのオフェンスのリズムが良くなってきたのを確認すると、ダントーニはタイムアウトで修正に入る(59-59) 残り6分弱。」
 
シンキ「ゲーム4みたいに、一気に持ってかれないように気を付けましょう。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、ロケッツはハーデンがまたまたスリーを落とすと、シュートタッチが良くなってきたトンプソンにスリーを食らってしまう(59-62) ロケッツも必死にオフェンスを立て直し、何とかファールをもらって凌いでいたよ(63-62) カリーがリバースレイアップに続き、フリースローでも加点して再びウォリアーズがリードするが(63-66)、ロケッツもゴードンがここまで7本中1本と不調のスリーを躊躇なく打って決めて同点(66-66) さすがゴードンはタフなプレイヤーだ。この気持ちが第4Qに繋がるだろう。第3Qも残り4分を切ると、ロケッツはディフェンスでギアを上げる。ウォリアーズオフェンスを24秒ターンオーバーで封じ込めると、トンプソンのエアボール、カリーのターンオーバーを誘う。しかしオフェンスではハーデンが相変わらず入らず、タッカーのフローターも決まらないなど、同点のまま終盤を迎えたよ(66-66) タイムアウト後、ウォリアーズはデュラント以外のオールスター3人をベンチへ下げ、第4Qに備えた布陣に。ロケッツはここでランを出したかったが、スリーの精度が上がらず、ロケッツは1点のビハインドで第3Qが終了したんだ(71-72)」
 
シンキ「第3Qは逆転また逆転の展開でしたか。第4Qへの見通しはどうですか。」
 
キャット「ちょっと分からんね。どうらかと言うと、若干ウォリアーズ優勢のような気もするんだが、後半はポールが当たってきたし、終盤のディフェンスも良かったからね。ただポール、アリーザともに4ファールなのは気になる。ベンチの層が薄いロケッツだから、ファールが多くなるのは困るからね。第4Qは気持ちの勝負になるんじゃないかな。ホームでやってる分だけ、ロケッツが少しは有利なような気もするよ。」
 
シンキ「では勝負の第4Qをお願いします。」
 
キャット「第4Qはロケッツがポール、ゴードン、タッカー、Gグリーン、カペラ。ウォリアーズがカリー、トンプソン、Dグリーン、リビングストン、ウエストで始まる。まずロケッツは後半から調子が上向いているポールが、時間ギリギリにフローターから加点に成功して逆転する(73-72) ウォリアーズもカリーがスリーを決めてすぐに逆転するが、ロケッツもGグリーンがポールのパスからお返しのスリーを決めてまた逆転!(76-75) ウォリアーズのミスを誘発させると、今度もポールがアイソレーションプレイからレイアップに成功して、ロケッツは3点のリードを取った(78-75) カリーも負けるかとドライブで応戦するが、波に乗ったポールはウエスト相手にタフショットとなるスリーも決める!(81-77) だが続く2回のポゼッションもタフショットで抑えられたロケッツは、トンプソンにスリーを決められたところでタイムアウトを要求へ。残り約8分(81-80)」
 
シンキ「若干ロケッツがリードしてますが、ほとんど点差はないに等しいです。ここからですね、お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、出だしで決めたポールのフローターは、24秒をオーバーしていてノーカウントに(79-80) ポールが下がりハーデンがコートへ入ったロケッツ。まずハーデンがドライブからファールを誘ってしっかりフリースローを決めて逆転すると、ゴードンも技ありのポンプフェイクから3本のフリースローをもらってリードを拡げる(84-80) ウォリアーズはスリーを連続でミスするが、デュラントが個人技でフリースローをもらって加点(84-82) 中盤に入り、ロケッツはハーデンが今日のスリーの精度の低さを気にしてか、積極的にドライブを仕掛けていく。しっかりファールをもらってフリースローを決められるのが彼のいいところ(86-82) ここでロケッツはカペラを下げ、ポールを再びコートへ戻したよ。ウォリアーズのポゼッションはデュラントのポストプレイで攻めるが、タッカーが今度はいい感じのヘルプでミスショットを誘発する。これが速攻に繋がって自ら走りこんだタッカーがコーナーからスリーを放つが決めきれない。リズムが良くないと見たウォリアーズは残り6分切ったところでタイムアウトを要求したんだ(86-82)」
 
シンキ「とりあえず4点のリードは奪いましたから、これをキープしていきたいですね。ディフェンスを頑張りましょう、お願いします。」
 
キャット「タイムアウトの最中に会場では、先日亡くなった西城秀樹の代名詞である”ヤングマン”が流れる。「ヒデキ感激」となるような勝利をお願いしたいところだ。この曲が効いた訳ではないだろうが、いきなりサイドラインからDグリーンがボーンヘッドとなるパスミス! これが速攻でハーデンのダンクとなり、ロケッツのリードは6点に拡がる(88-82) さすがに次のDグリーンにはナイスパスを出して加点されたが、アグレッシブのゴードンがルーニーを交わし、パスフェイクからのレイアップが決まって、ロケッツはリズムを渡さない(90-84) ウォリアーズもカリーのフローターで必死に追いすがるが、ロケッツもハーデンが相変わらずスリーをミスするも、タッカーがオフェンシブリバウンドでつなぐ! これがポールのルーニーを出し抜くフローターでのバンクショットを生み出し、さすがのウォリアーズもタイムアウトを取らざるを得ない状況に追い込まれたんだ(92-86) 残り約4分。」
 
シンキ「本当の勝負はここからなんじゃないですか。ゲーム4みたいに勝ちましょう、お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、ウォリアーズは狙われているルーニーを下げてリビングストンをコートへ。まずデュラントがポストからの動きでジャンパーを放つが、ハーデンがナイスヘルプで止めた。時間を使ってハーデンが不調のスリーではなく、ミドルレンジからのジャンパーを選択するが、これまた入らずウォリアーズボールに。トンプソンのフェイクに反応してしまったゴードンがファールを取られ、3本のフリースローを決められたロケッツのリードは3点になった(92-89) 残り3分弱、フリースロー前にタイムアウトを取ったロケッツ。ハーデンのドライブは読まれているのかレイアップが決まらない。しかしディフェンスではチームでしっかり守って24秒バイオレーションを誘発! それならばとばかりに、ウォリアーズもポールのドライブからのフローターをデュラントがブロックして24秒バイオレーション誘発。オフェンスではDグリーンがドライブからのレイアップをミスするが、自らフォローする加点で、ロケッツのリードは1点になってしまったんだ(92-91) 残り2分切ったロケッツの大事なオフェンス。ハーデンのドライブから45度の角度にいたゴードンへパス。ゴードンのスリーはきれいな放物線を描いてリングに吸い込まれたんだ!! このスリーは大きいね!! ウォリアーズはタイムアウトへ入ったんだ(95-91) 残り1分21秒。」
 
シンキ「このスリーは大きいですね。あともう少しです。守りましょう、お願いします。」
 
キャット「タイムアウト明けにウォリアーズは、役に立ってなかったリビングストンを下げ、スペースを拡げるためなのか、スリーが打てるクックを投入。これが当たって、クックはDグリーンにパスを出し、ワイドオープンからスリーを決められた(95-94) ロケッツの大事なポゼッションはハーデンに託すが、彼はトラベリングのようなステップで時計が止まる。レビューの後にウォリアーズのファールを取ったのか、ロケッツボールでゲームが再開。ポールのボール所持から始まったオフェンスは、ドライブからのフローターはミスになり、このプレイで右ハムストリングを痛めたのか、ポールは立てずプレイは続行。この絶体絶命のピンチで先ほどコートへ入ったクックが完全にノーマークになってしまう。誰もチェックに行けない状態でのスリーに、会場にいるファンの誰もが逆転されることを悟ったと思うが、まだ若いクックのショットをリングにはじかれた!!! 立ち上がったポールがコーナーでいる間もプレイは続行。ハーデンが時間を使ってスリーを放つが、ここでも決められない。しかしロングリバウンドになってタッカーが外に出しプレイが止まる。残り22.4秒。」
 
シンキ「ポールは心配ですが、今は勝利を目指しましょう。お願いします。」
 
キャット「ウォリアーズのタイムアウトが終了。ポールは当然ベンチへ下がってカペラがコートへ。ウォリアーズのこのポゼッションはカリーで攻める。トンプソンのスクリーンの外から回りこむようにドライブ。ハーデンとヘルプに来たタッカーを交わすボードを使ったフローターを打つがミス!! このリバウンドをDグリーンがはじくもアリーザが保持!! Dグリーンがアリーザにファールをしてフリースローへ。アリーザはまず1本目を決めるが、2本目を落としてしまう(96-94) 残り6.7秒でウォリアーズがラストとなるタイムアウトを取った。」
 
シンキ「ここももういっちょディフェンスです!! お願いします!!」
 
キャット「引き続きポールはベンチ。ゲームに出たい気持ちがよくわかる表情をしていた。まずウォリアーズはサイドラインのクックからカリーへパス。そしてセンターラインを超えてDグリーンにパスする。このパスをDグリーンがなんとファンブルしてロケッツボールに!!! ファールをもらったゴードンはフリースローを冷静に決めて勝負あり!  最終スコアは98-94。ポール負傷という痛手を負ったロケッツだったが、このシリーズに王手をかける3勝目を勝ち取ったんだ!」
 
ロケッツ(3-2)
ハーデン 39分 19p、3R、4A、2S、6TO FG5/21 3pFG0/11 FT9/9
ポール 38分 20p、7R、6A、3S、0TO FG6/19 3pFG4/9 FT4/4
カペラ 27分 12p、14R(3OR)、2B FG5/6 FT2/5
アリーザ 42分 6p、2R、1A、3S FG1/6 3pFG1/4 FT3/4
タッカー 42分 8p、9R FG3/6 3pFG2/4
ゴードン 36分 24p、4R、1A、2S、1B FG6/15 3pFG3/10 FT9/10
Gグリーン 16分 9p、1R FG3/5 3pFG3/5
 
ウォリアーズ(2-3)
カリー 41分 22p、7R、6A、4S、3TO FG8/17 3pFG2/8 FT4/5
デュラント 40分 29p、4R、1B FG8/22 3pFG3/6 FT10/10
トンプソン 43分 23p、4R、1A、4TO FG8/14 3pFG4/7 FT3/4
Dグリーン 42分 12p、15R、4A、1S、6TO FG4/9 3pFG1/2 FT3/4
ルーニー 22分 4p、3R、2A、1S FG2/2
リビングストン 18分 2p、1R、1A、1S FG1/3
ベル 14分 2p、4R、1A FG1/1
ウエスト 12分 0p、2R、2A FG0/1
クック 8分 0p、1R、1A FG0/3 3pFG0/3
ヤング 1分 0p
 
キャット「今日の勝利はとても嬉しいが、ポールが負傷したので素直に喜べない気持ちもある。あと1勝しないといけないし、まだシリーズ突破まで気を抜けない。選手達はとても疲れたと思うが、応援しているファンも最初から最後まで集中していたので、ボクも疲れてしまったよ。ポールの状態報告もあるので、ゲーム5のコメントは明日にしたい。」
 
シンキ「分かりました。今日はどうもお疲れでした。勝ってよかったですよ。ではまた明日お願いします。どうもありがとうございました。」

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