2021年6月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 2017年10月 | トップページ | 2017年12月 »

2017年11月

'17~'18 第21戦 対ペイサーズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。先日のネッツ戦に楽勝し、5連勝を達成したロケッツですが、今日の相手は今季2度目の対戦になるペイサーズです。ホーム4連戦の最終戦ですね。」
 
キャット「最近は楽勝続きだが、今日はここ6勝1敗と好調のペイサーズが相手だからね。第4Qは流す展開にならないと思ってる。まあ逆の見方をすれば、勝負所でハーデンとポールが同時にプレイしているところを観られる訳だから、今後のためにはいい参考になるんじゃないかな。」
 
シンキ「とは言っても、また第3Qまでに勝負が付いてるかもしれませんよ。では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ポール、アリーザ、アンダーソン、カペラ。ネネは欠場の情報もあったが、復帰するみたいだ。ペイサーズはオラディポ、コリソン、ヤング、ボグダノビッチ、ターナー。先週右ヒザを故障したオラディポだが、今日のゲームも出るようだ。ロビンソン3世は長期離脱中。」
 
キャット「第1Q序盤は若干ペイサーズが優勢でスタート。ロケッツはカペラがターナーのディフェンスに苦戦し、ターンオーバーから速攻も食らうなどリズムに乗れてなかった(4-8) しかしハーデンがドライブからタフショットを決めると、ポールのパスからアンダーソンのスリーが決まる(9-11) 次のポゼッションでも相手のミスから速攻を決めると、再びポールからのパスをアンダーソンがスリーに成功。ロケッツは8-0のランで逆転し、マクミランヘッドコーチは溜らずタイムアウトを要求したね(14-13) 中盤に入って、ロケッツはペイサーズのディフェンスに苦しみながらも、カペラがペイント内で奮闘していて、それなりに加点をしていたが、ペイサーズはタフ男のオラディポの調子が上がってきて点差は開かず、ゲームは終盤戦に(22-22) 終盤もロケッツはペイサーズのディフェンスに思うような加点が出来ない。ロケッツはこのQだけでターナーの4本を含む、合計7本のブロックを食らってしまい、調子が上がらないまま、第1Qは終了ということになった(22-27)」
 
シンキ「ペイサーズはさすがに最近好調なだけありますね。ロケッツはここからの逆転に期待しましょう。では続きもどうぞ。」
 
キャット「第2Q序盤のハーデンのいない時間帯は、ポールがまずアリーザへ的確なパスを出してスタートした(25-27) その後もポールはドライブで加点するなどロケッツをリードしていたよ。ペイサーズはオラディポ、ターナーがベンチで、決め手に苦しんでいるように見える。その隙にロケッツはアンダーソンがオフェンシブリバウンドを踏ん張ってフリースローで加点すると、スリー不調の続くゴードンがドライブで加点し逆転に成功(32-31) 中盤前にもアンダーソンはオフェンシブリバウンドをうまくはたいてロケッツボールにするなど頑張っていたよ。ペイサーズもサボニスのフックなど何とか対抗していて、ロケッツのリードは拡がらず、ゲームは中盤へ(38-37) ハーデンがコートへ戻ると、カペラとのコンビプレイで連続加点に成功し、まずロケッツが一歩抜け出したんだが(46-39)、そのカペラがもったいないゴールテンディングでペイサーズが加点すると、オラディポとターナーが存在感を見せる加点が続き、ロケッツはリズムに乗り切れないままゲームは終盤に入った(48-47) 終盤はポールのスリーが決まると、ハーデンも得意のファールをもらうプレイが決まって、結局ロケッツが5点のリードで前半は終了となったよ(54-49)」
 
シンキ「逆転はしましたが、一気に点差を付けるまでには至らなかったようですね。後半戦への見通しはどうですか?」
 
キャット「今日はシュートが入っていないんだけど、リバウンドを取ってるし、ディフェンスもそれなりに頑張ってるから、リードを保っている感じだな。後半はターンオーバーから速攻を決められないようにしたいね。それからやはり一気のランを出したいところだ。内容的にはロケッツが優勢だから、このままのペースなら大丈夫だと思ってる。久しぶりに締まったゲームになってるよ(笑)」
 
シンキ「6連勝へ向けてとりあえず視界良好のようですね。では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤はいきなりオラディポのスリーとターナーのフックでゲームはタイになってしまうが(54-54)、カペラもお返しのフックを決めて応戦すると、好調持続のアンダーソンがスリーを決めて、ロケッツは再びリードを握る(59-56) ペイサーズはディフェンスのミスマッチからオフェンスを展開し、ハーデンが狙われるが、ヤングに一発決められてから踏ん張っていて、ターナーのジャンパーを止めていたよ。その間にロケッツはアリーザが2本のスリーを決めると、ハーデンからきれいなアーリウープパスがカペラへ通り加点。ようやくロケッツはゲームの主導権を握ったんだ(67-58)」
 
シンキ「やっとロケッツは本領を発揮してきましたかね。続きもお願いします。」
 
キャット「タイムアウトで修正したいペイサーズだったが、いきなりターンオーバーをしてしまうなどリズムに乗れず、ターナーのカウントプレイが決まった程度で得点が止まり、ロケッツはさらに突き放すチャンスだったが、エースハーデンのスリーが決まらないなど、こちらもリズムに乗り切れないままゲームは中盤に入った(69-61) 不調が続くゴードンも、フリースローを連続で落とすなど、どうもスランプに入っているように見えるね。だがこの膠着した状況を打破したのは、やはりこの男ハーデン。まずドライブから加点すると、ようやく7本目にしてスリーを決め、さらにドライブからフリースローをもらって加点し、遂にロケッツはリードを二桁へ乗せたんだ(77-66) もうこうなると今のロケッツは止められない。終盤に入っても、タッカーが連続でスリーを決めると、ハーデンも連続でスリーを決める、やりたい放題の時間帯が続いたよ! 結局第3Qに突き放したロケッツが18点のリードを取って終了となった(89-71)」
 
シンキ「いやー、今日も第3Qで事実上ゲームの行方を決定づけちゃいましたか。今季のロケッツの強さには敬服しますよ。第4Qもしっかり締めてください。お願いします。」
 
キャット「第4Qは序盤こそターンオーバーが目立ち、ヤングに加点をされるなど、ロケッツはリズムに乗れなかったが(89-78)、タイムアウトで修正すると、ポールの活躍などで再びロケッツはペースが上がってくる(97-84) アリーザが珍しいバンクショットでのスリーを決めると、ここからロケッツは怒涛の連続加点が始まったんだ。ペイサーズは完全に防戦一方となって、2回のタイムアウトも意味がなかったね(118-92) 結局終盤はローテ外の選手が登場する流しの時間に。最終スコアーは118-97。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(17-4)  22 32 35 29 118
ペイサーズ(12-10) 27 22 22 26 97
 
ロケッツ FG42/86(48.8%) 3pFG18/40(45.0%) FT16/21 49R 26A 16TO
ペイサーズ FG42/88(47.7%) 3pFG7/28(25.0%) FT6/6 36R 18A 14TO
 
ハーデン 35分 29点、8R、10A、1S、1TO FG8/22 3pFG4/12 FT9/9
ポール 30分 13点、6R、7A、2TO FG5/8 3pFG2/3 FT1/2
アリーザ 26分 14点、2R、1A、3S、4TO FG5/7 3pFG4/5
アンダーソン 31分 19点、9R、2A、3TO FG6/11 3pFG5/9 FT2/2
カペラ 28分 22点、13R(4OR)、1A、2S FG10/15 FT2/2
ゴードン 26分 10点、1R、3A、1S、3TO FG4/10 3pFG1/4 FT1/4
バームーテ 26分 4点、4R、1A FG2/6 3pFG0/2
タッカー 21分 6点 FG2/3 3pFG2/3
ネネ 10分 1点、4R、1A、1S FG0/2 FT1/2
タリック、ブラウン、ウェバーも出場。
 
オラディポ 34分 19点、3R、5A、5S、2B FG8/20 3pFG1/8 FT2/2
ターナー 31分 15点、10R、1A、4B、4TO FG6/14 3pFG0/3 FT3/3
ヤング 31分 23点、4R、2A FG11/15 3pFG1/2
ボグダノビッチ 31分 15点、1R、1S FG6/12 3pFG3/8
コリソン 32分 5点、6R、5A、1S FG2/8 3pFG1/3
スティーブンソン 25分 11点、4R、4A FG5/8 3pFG1/2
サボニス 20分 4点、7R、1B FG2/4
ジョセフ 25分 0点、1A、2S FG0/3
リーフ(新人ドラ18位) 3分 0点、1R
Jヤング 4分 5点 FG2/4
ウィルキンズ 2分 0点
オフにダイエットに成功したアル・ジェファーソンだが、今日も出番を与えられず出場なし。
 
シンキ「接戦が予想されたゲームでしたが、終わってみればいつも通りに二桁以上点差を付けての勝利と、今季の強さを再確認したゲームだったと思います。勝因は何でしょうか?」
 
キャット「前半3本しか決まらなかったスリーが後半だけで15本、特に第3Q中盤過ぎからは14本中11本のスリーを決めて一気のランを出せたことが勝因だろう。もちろんその前の中々リズムに乗り切れない時間帯に、ディフェンスやリバウンドで凌いでいたのも大きいけどね。」
 
シンキ「その中心にいたのは当然ハーデンだと思いますが、今日はトリプルダブル級の活躍ですね。彼には今季こそMVPを取ってもらいたいですよ。」
 
キャット「もう今の彼はNBAのどの選手にも引けを取らないと思う。もちろんレブロンやデュラントにもね。歴代ロケッツの名選手と比較しても、今のハーデンは引けを取ってないんじゃないかな。もちろんドリームにもね。」
 
シンキ「ハーデンにはオラジュワンさんのようにロケッツを優勝へ導いて欲しいと思いますよ! ところで今日のポールはどうでしたか?」
 
キャット「無難にプレイしていたと思う。今日もハーデンのいない時間帯にはイニシアティブを取っていたね。まあ点差が付いた第4Qはそうでもなかったけど、これは仕方ない。」
 
シンキ「大黒柱の2人以外でも、今日はカペラ、アリーザ、アンダーソン、ゴードンの4人が二桁得点と、非常にバランスが取れています。」
 
キャット「カペラとアンダーソンで41得点はいいね。特にアンダーソンはスリーだけでなく、積極的にオフェンシブリバウンドを奪うなど、チームの勝利に貢献したんじゃないかな。今となってはカーメロを取らなくてよかったと、ほとんどのロケッツファンは思っているかもしれないね。ボクもその一人だ。」
 
シンキ「そんな中、ゴードンの不調は続いているようですが、これについては?」
 
キャット「フリースローもポロポロ落としていたからね。やはり故障の影響があるのかもしれないが、それでも彼はハーデンのいない時間帯のキープレイヤーとして、チームに貢献をしていたよ。シーズンは長いし、これから彼は復活するはずだ。」
 
シンキ「分かりました。ところでペイサーズについてはいかがですか?」
 
キャット「最近の相手より手ごわかったよ。ターナーとオラディポのディフェンス力は、チームのレベルをワンランク引き上げていると思う。だがさすがに今のロケッツは止められなかったね。今日のところは仕方ないんじゃないかな。」
 
シンキ「さてホーム4連戦が終わり、次からアウェイ3連戦が始まります。まず中3日空いたレイカーズ戦を皮切りに、また中3日空いてジャズ戦、最後は中1日でブレイザーズ戦となってます。2度目の6連勝を達成したロケッツですが、この連勝はどこまで伸びますかね?」
 
キャット「レイカーズ、ジャズも侮れないが、やはりブレイザーズ戦がカギになるだろう。ここも突破すれば、今度はホーム7連戦になってるからね。今のロケッツなら長い連勝街道も期待できるかもしれない。」
 
シンキ「昨季は10連勝と9連勝がありましたが、今季はその連勝を超えて欲しいと思いますよ。最後に何かありますか?」
 
キャット「ロケッツ傘下のGリーグヴァイパーズが9連勝を達成したんだ。相変わらずハウスが存在感を見せつけてる。彼は10日間契約が解禁になったら、おそらくロケッツに来ると思うよ。今から楽しみだね。」
 
シンキ「若手の成長はチームの底上げにつながりますからね。彼に限らずNBAに這い上がれるように、ヴァイパーズの選手達には頑張って欲しいですよ。それでは今日はお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

'17~'18 第20戦 対ネッツ(ホーム)

シンキ「こんにちは。先日のニックス戦に勝利し、ホームゲームが続くロケッツですが、4連戦の3戦目はネッツが相手です。今日が20ゲーム目になりますね。」
 
キャット「早いもんだね。いい感じで勝ち進んでいるから、このペースを持続させたいよ。」
 
シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ポール、アリーザ、アンダーソン、カペラ。アンダーソンはスタメン復帰。ネネは左肩の故障で今日は欠場。ジョウ・チーもふくらはぎの状態がイマイチで欠場とのことだ。対するネッツはディフェンスのいい元ジャズのブッカー、新加入のゼラー、ディンウィンディ、ハリス、2年目のルバート。レイカーズから移籍した新リーダーのラッセルは、ヒザの状態が悪く欠場が続き、元ロケッツのリンは開幕戦で大けがを負い、シーズンアウトに。それからこちらも元ロケッツのキャロルは体調不良で欠場。クラブは腰痛でお休み、得点源のホリンズジャファーソンも足首の故障で欠場と、主力の離脱が相次いでいる状態だよ。」
 
キャット「第1Q開始早々、ロケッツはニックス戦同様にハーデンからカペラへのアーリウープが決まって先制。その後もハーデンのシュートが好調だったが、ネッツもハリスのスリーなどで応戦し、中盤前までほぼ互角の展開(11-9) しかしロケッツはハーデンがまたスリーを決めると、今度はステップバックからのスリーも決めて突き放しに掛かると、今度はポールも負けじとスリーを決め、元ロケッツのフロントで働いていたネッツヘッドコーチのアトキンソンはタイムアウトを要求へ(20-12) タイムアウト後もロケッツは好調持続をアピールするように、ゴードンのカウントプレイでリードを二桁に乗せると(23-12)、タッカーのスリーも決まって、ロケッツは早くもやりたい放題の時間帯に入ったんだ。防戦一方のネッツも何とか単発でお返しをしていたが、ロケッツは14-4のランでリードはあっという間に20点を超えた(40-19) 終盤にネッツも盛り返したが、第1Qはロケッツ17点リードで終了となったよ(43-26)」
 
シンキ「今日も楽勝ですかね。でも気を抜かずに行きましょう、お願いします。」
 
キャット「第2Q序盤は両チームとも淡々をプレイしていた印象。ロケッツはこのところ不調が続くゴードンのスリーが外れるが、ポールのスチールからイージーレイアップを決めて、ロケッツは二桁のリードをキープ。カペラもフリースローを決めて、ディフェンスでもブロックを披露するなど、ロケッツは15点前後のリードをキープしながら、ゲームは中盤戦に入ったよ(51-36) しかしタイムアウト後、ネッツはディフェンスをゾーンに切り替え、ロケッツのオフェンスを停滞させることに成功。モズコフに今日2本目のブロックを食らうなど流れに乗れなくなってしまう(56-46) それでもロケッツはカペラがイージーレイアップを決めて12点差に戻すが、ターンオーバーから速攻で加点されると、得点源のディンウィンディにスリーを決められ、ロケッツはタイムアウトで修正に入った(58-51) 終盤に入って、ロケッツもハーデンの活躍などもあって持ち直し、リードを二桁へ戻して終了(66-55) しかしネッツの奮闘が目立った第2Qとなったね。」
 
シンキ「ちょっと停滞した時間帯があったようですね。後半へ向けてしっかり修正しましょう。それでは後半戦もお願いします。」
 
キャット「第3Qに入っても、ネッツはゾーンディフェンスでロケッツを翻弄。ロケッツはターンオーバーを繰り返してしまい、その隙にネッツは速攻2本と、ゼラーが内外で加点に成功するなど、ロケッツのリードは4点になってしまった(71-67) だがこの程度で慌てるロケッツではなく、まずアリーザがスリーを決めると、今度はポールからのパスをカットプレイで加点するなど、ロケッツは流れを掴みかけてきた(76-67) ネッツはジャンパーが決まらなくなり、ターンオーバーも犯してリズムを崩して来る。これを逃すまいとポールが再びナイスパスを披露し、カペラが楽に加点へ。ネッツは溜らずタイムアウトを要求したね(78-67) こうなると地力の勝るロケッツが有利に試合を運ぶ。中盤に入って、フリースローで着々と加点し、絶好調のハーデンがユーロステップで加点するなど、ノリノリ状態に入った(88-73) 終盤に入ってもロケッツは加点の嵐を続け、結局一時18点のリードを奪って、ほぼゲームの行方は決まったんだ(96-80)」
 
シンキ「もう勝負ありましたかね。主力を欠いたネッツの奮闘もここまでと言った感じでしょうか。とりあえず第4Qもお願いします。」
 
キャット「序盤から加点を続けたロケッツは、リードを再び20点にした(100-80) その後得点が止まる時間帯もあったが、アンダーソンが2本のジャンパーを決めて持ち直すと(106-86)、バームーテの加点もあって、中盤前にほぼ決着が着いたね(109-88) タイムアウト後はカペラが練習の成果を試すかのように、ローポストプレイを披露するなど、余裕を持った戦いぶりで流し、終盤にはローテ外の選手も出場していたよ。結局ロケッツは117-103で勝利。これで5連勝達成となった。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(16-4) 43 23 30 21 117
ネッツ(7-13)  26 29 25 23 103
 
ロケッツ FG42/86(48.8%) 3pFG20/50(40.0%) FT13/20 42R 31A 15TO
ネッツ FG40/86(46.5%) 3pFG10/39(25.6%) FT13/17 43R 24A 13TO
 
ハーデン 36分 37点、10R、8A、2S、2B、4TO FG13/20 3pFG8/13 FT3/4
ポール 31分 4点、6R(3OR)、14A、2S、0TO FG1/7 3pFG1/4 FT1/1
アリーザ 29分 11点、6R FG4/9 3pFG3/7
アンダーソン 26分 13点、2R、1A FG5/9 3pFG3/7 FT0/1
カペラ 28分 20点、6R、3A、2B FG8/12 FT4/5
ゴードン 29分 12点、4R、1A FG5/15 3pFG1/10 FT1/1
タッカー 21分 9点、2R、1A、2S FG3/5 3pFG3/4
バームーテ 20分 6点、1R、2A、2S FG1/4 3pFG1/3 FT3/4
タリック 16分 5点、5R(3OR)、1A FG2/4 FT1/4
ブラウン、トロイ、ウェバーも出場。
 
ディンウィンディ 31分 14点、4R、7A FG6/14 3pFG2/8 FT0/1
ルバート 29分 13点、2R、6A、2S FG6/14 3pFG0/5 FT1/2
ハリス 28分 10点、4R、1A FG4/11 3pFG2/6
ブッカー 20分 6点、3R、2A、2S、1B FG2/4 3pFG2/2
ゼラー 17分 10点、1R、3A、1B FG4/6 3pFG1/2 FT1/1
ホワイトヘッド 28分 24点、3R、3A、5TO FG10/16 3pFG1/5 FT3/4
モズコフ 19分 7点、6R、2B FG3/3 FT1/2
キルパトリック 28分 12点、6R、2A FG3/12 3pFG2/8 FT4/4
エイシー 21分 7点、6R FG2/6 3pFG0/3 FT3/3
アレン(新人ドラ22位) 19分 0点、8R FG0/0
 
シンキ「今日も比較的戦いやすい相手だったこともあって、順当に勝利を収めましたね。」
 
キャット「まあ順当だったな。一時4点差に詰められたのは愛嬌だったと思えるくらいの強さを発揮したと思う。これで5連勝。また波に乗ってきたね。」
 
シンキ「ハーデンは相変わらずのパフォーマンスを発揮して心強い限りですね。それからポールが今日もシュートタッチが良くないですが、アシストとターンオーバーの数字が素晴らしすぎますよ。」
 
キャット「ポールはシュートの入らない日でも、見ごたえタップリのプレイをしてくれるから、ハーデンとはまた違った意味で心強いよ。彼の加入でロケッツは昨季以上に安定していると思う。これからも楽しみだね。」
 
シンキ「不調の続くゴードンは気になりますが、これについては?」
 
キャット「ふくらはぎの張りの影響があるのかな? ちょっとよく分からなくて恐縮なんだけど、彼のことだからいずれ復活してくると思ってるよ。」
 
シンキ「ハーデン以外にも二桁得点が4人と、バランスが取れているのが、今のロケッツの強さなのかもしれません。ところでネッツについてはいかがですか?」
 
キャット「まず故障者が帰って来ないことには、昨季のように負けまくるだろうな。それまで辛抱するしかない。特にラッセル抜きではきついよ。」
 
シンキ「分かりました。次のゲームはあさってのペイサーズ戦となります。ホーム4連戦最後です。」
 
キャット「ペイサーズには前回のゲームで大勝したんだけど、あれ以降ペイサーズは6勝1敗と持ち直すどころか、良くなっているからね。侮れないぞ。」
 
シンキ「最後に何かありますか?」
 
キャット「グリズリーズのアシスタントコーチである元ロケッツ臨時ヘッドのビッカースタッフが、また臨時のヘッドコーチに就任となったよ。それからバスケ日本代表戦に出場したオーストラリア代表で、元ロケッツ(サマーリーグのみだが)のニューリーのプレイを久しぶりに見たよ。結果は最低だったけどね(笑)」
 
シンキ「ビッカースタッフは何か縁でもあるんですかね(笑) 今回は2年目も続けられるように頑張って欲しいですよ。それからニューリーはダメダメでしたか(苦笑)」
 
キャット「第2Qから出てきて、いきなり3ファールでベンチだもん。見せ場はひとつレイアップ気味の加点があったくらいで、以前出場したサマーリーグ以上に存在感がなかった。ちなみにゲームは日本代表が予想以上に踏ん張っていたけど、結局最後は崩れ、20点以上付けられての敗戦。まあインサイドをほぼ支配されていたし、順当と言えば順当だろう。」
 
シンキ「これで2連敗となった日本代表ですが、未来はありますかね?」
 
キャット「厳しいことを言っちゃうと、現状の戦力だと世界で戦えない。八村とか渡邊あたりが成長して、さらにスーパー中学生の田中君あたりが本物になってはじめて勝負が出来るレベルまで行くんじゃないかな。あとインサイドディフェンス出来る帰化選手も欲しい(苦笑)」
 
シンキ「世界への道のりは長いでしょうが、夢をあきらめずに追いかけて欲しいですね。それでは今日はお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

'17~'18 第19戦 対ニックス(ホーム)

シンキ「こんにちは。最近の10ゲームを9勝中で、西地区首位のロケッツ。今日の相手は前回のアウェイ戦で勝利しているニックスです。」
 
キャット「いよいよ軌道に乗ってきた感じかな。今日のニックスはポルジンギスとカンターが腰痛で欠場とのことなので、まず負けないと思ってる。ゴードンとアンダーソンも復帰するしね。」
 
シンキ「ここはサクッと行きますか。ではお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ポール、アリーザ、タッカー、カペラ。アンダーソンは控えから出場予定。ニックスは得点源のハーダウェイJR、元ロケッツのリーとビーズリーに、ジャック、オークイン。元オールスターのノアは遠征には帯同していない。」
 
キャット「第1Qはまず始めにハーデンからカペラへのアーリウープが決まってロケッツが先制したが、その後は24秒タイムオーバーのターンオーバーや、シュートミスが目立っていて、その隙にニックスは元ロケッツコンビであるビーズリーとリーが加点を続ける11-0のランを出し、序盤はまずニックスがリードを取った(2-11) その後もロケッツはカペラとハーデンのフリースローでの加点のみと、全く精彩を欠いていて、このチャンスにニックスは元ロケッツコンビが奮闘。ニックスはイージー加点を繰り返し、リードを22点に拡げたんだ(7-29) しかし中盤に入るとロケッツも次第にリズムが良くなってきた。復帰したゴードンのスリーが決まると、ハーデンのドライブも決まって反撃開始(17-31) ニックスも負けじとカウントプレイなどでリードを再び19点まで拡げるが(17-36)、ロケッツはバームーテに続き、控えからの出場となったアンダーソンが的確にスリーを決めると、さらに立て続けにスリーを決める好調振りを見せていて、結局終盤に盛り返したロケッツは、ビハインドを10点まで戻して終了となったんだ(29-39)」
 
シンキ「いきなり22点リードされましたが、どんな感じでしたか?」
 
キャット「ディフェンスが大甘だったね(苦笑) まあポルジンギスとカンターが欠場なので、ちょっと甘くみてた節もある。第2Q以降は大丈夫だと思うよ。今日もローテ外の選手を出したいね。」
 
シンキ「今の好調ロケッツを考えると、この程度で焦りはないと言った感じでしょうか。では前半の続きをお願いします。」
 
キャット「第2Qはアンダーソンが見せ場。まず得意のジャンパーを決めると、スリーも決めてきたね。フリースローは1本落としていたが、その後もスムーズなボール回しからのフィニッシュにも成功し、ロケッツはどんどん点差を詰めていく(39-46) 中盤くらいにハーデンがコートへ戻ると、ニックスがミスを繰り返している間に、ハーデンとバームーテの加点に続き、最近外していることが多いカペラのフリースローが2本とも決まる7-0のランで、ロケッツは1点差に迫った(48-49) 終盤に入って追いつくと、ハーデンのスリーで逆転に成功したよ(54-53) だがニックスもジャックが存在感を見せるなど、踏ん張って再逆転し、結局前半は3点ニックスがリードして終了となった(58-61)」
 
シンキ「前半でほぼイーブンになりましたね。これなら後半で一気に突き放せそうですよ。では後半をお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤からロケッツのペース。アリーザのスリーで簡単に逆転に成功すると、ニックスのターンオーバーから速攻を決め、さらにアリーザがまたスリーに成功する11-0のランであっさり8点リードしたよ(71-63) その後もロケッツはスリー連発のやりたい放題の時間帯に入ったんだ。ハーデンからカペラへのパスが通り、速攻でもハーデンが楽に加点(82-69) ディフェンスでもアンダーソンがビーズリーのシュートを阻むなど、攻守でニックスを圧倒していたね(87-69) ニックスは頼みのハーダウェイJRが不調で、前半好調だったビーズリーの加点も目立たず、ターンオーバーから速攻を出されるなど、いいところがほとんどなかったね。終盤も同様で、結局このQロケッツは21点のリードを奪って終了となった(95-74)」
 
キャット「第4Qはまた気が抜けたのか、加点が止まる時間帯があったが、それでも大量リードで余裕の試合運びは変わらず、ローテ外の選手はタリックだけの出場のみとはいえ、流しの第4Qだったね。これでロケッツは4連勝達成。最終スコアーは117-102。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(15-4) 29 29 37 22 117
ニックス(10-9) 39 22 13 28 102
 
ロケッツ FG41/94(43.6%) 3pFG18/47(38.3%) FT17/22 42R 30A 7TO
ニックス FG42/85(49.4%) 3pFG4/17(23.5%) FT14/19 40R 29A 18TO
 
ハーデン 37分 37点、2R、10A、3S、1TO FG12/27 3pFG5/13 FT8/10
ポール 31分 6点、2R、13A、2S、1TO FG2/12 3pFG0/4 FT2/2
アリーザ 31分 16点、2R、1A、1S FG6/14 3pFG4/11
タッカー 28分 2点、6R、1A、3S FG1/3 3pFG0/2
カペラ 30分 12点、15R(4OR)、3A、3B FG4/7 FT4/6
ゴードン 24分 8点、2A、1S FG3/12 3pFG2/7
アンダーソン 20分 17点、7R、1B FG611 3pFG4/7 FT1/2
バームーテ 21分 9点、5R、2S、1B FG3/4 3pFG3/3
ネネ 14分 10点、3R、1B FG4/4 FT2/2
タリック 4分 0点 FG0/0
 
ハーダウェイJR 38分 11点、4R、6A、1S、3TO FG4/12 3pFG0/2 FT3/3
ビーズリー 36分 30点、8R、2A、1B、6TO FG14/23 3pFG0/1 FT2/5
オークイン 26分 20点、15R、4A、1S、2B、3TO FG7/9 FT6/8
リー 33分 17点、2R、4A、1S FG6/11 3pFG3/8 FT2/2
ジャック 33分 10点、5R、8A、1S FG5/10 3pFG0/2
エルナンゴメス 22分 4点、4R、4A FG2/8
ニリキナ 15分 2点、1A FG1/4
マクダーモット 14分 3点、2R FG1/3
トーマス 12分 3点 FG1/1 3pFG1/1
ドットソン 10分 2点 FG1/3 3pFG0/1
 
シンキ「結局15点差で勝利ですか。22点のビハインドも、今のロケッツには関係なかったですね。」
 
キャット「まあね。最初は気の抜けたディフェンスをしていたが、スイッチが入るとこれだけの差が出るということだろう。さすがにポルジンギスのいないニックスに負けることはなかったね。」
 
シンキ「元ロケッツのビーズリーには30点取られてますが、やはり彼はまだ行けますか?」
 
キャット「得点の取り方を知っているよね。でも怖さはないんだよな。ミスも多いし、ディフェンスも甘いよ。」
 
シンキ「ポールのシュートタッチは良くなかったようですが、これについては?」
 
キャット「なんだか今日はダメだったね。でもナイスパスは連発していて、彼はチームをリードしていたよ。まあこういう日もある。勝ったし、彼も気にしてないだろう。」
 
シンキ「分かりました。この勝利で貯金は11になりました。このペースで行けば60勝が見えてきます。」
 
キャット「今季は勝ち方が圧倒的だよね。ゲーム的にはもっと競った方が面白いんだろうが、相手をコテンパンにするのも気持ちいい(笑) この調子なら目標の60勝に行けるんじゃないかな。けが人が出ないことが条件だけどね。」
 
シンキ「次のゲームはあさってのネッツ戦です。ホームゲームが続きます。」
 
キャット「前回は6連勝で止まったが、今度はそれ以上の連勝を期待したいね。ポールもチームに馴染んできたし行けるでしょ。」
 
シンキ「では最後に何かありますか?」
 
キャット「Gリーグでロケッツ傘下のヴァイパーズが7連勝中なんだ。オヌアクがトリプルダブルを決めるなど存在感を出してるね。キャンプ終了時に契約後カットされたダニエル・ハウスが見せ場タップリなので、この調子なら席が一つ空いてるし、もしかするとロスター入りもあるかもしれない。それから2日前バスケ日本代表が世界選手権の1次予選があったんだけど、残念な負け方をしたな。」
 
シンキ「オヌアクが日本代表で出場していたらどんな感じでしょうかね?」
 
キャット「無双してるんじゃないの。富樫なんかサッパリで、オフェンスで存在感を出せないならコートにいる意味ないって思ったよ。明日はアウェイでオーストラリア戦があるんだけど、ボコボコにされないか心配だ。」
 
シンキ「まさかシモンズなんか出ませんよね?」
 
キャット「それはない(苦笑) 元ロケッツのブラッド・ニューリーがロスターに入ってる。デビッド・アンダーセンはリオ五輪のロスターに入っていたが、今回は若手に譲った感じなのかな。」
 
シンキ「ニューリーを知らないロケッツファンは多いんじゃないですかね?」
 
キャット「まあサマーリーグしか出てないからな(笑) ドラフトされても契約しない選手もいるからね。ハーテンスタインもそうならなきゃいいけど(苦笑)」
 
シンキ「ハーテンスタインは大丈夫ですよ。それでは今日はお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

'17~'18 第18戦 対ナゲッツ(ホーム)

シンキ「こんにちは。ラプターズ戦に敗れ連勝が止まったロケッツですが、アウェイ戦を連勝と、再び勢いが付いてきましたね。今日から4ゲーム連続ホームゲームとなってますから、また連勝街道へ入れるように、まず今日のナゲッツ戦をしっかり勝っておきましょう。」
 
キャット「今日がポールのホームゲームデビュー戦になるね。残念ながらアンダーソンは体調が思わしくなく、今日のゲームは欠場となってしまい、ゴードンも右ふくらはぎの張りがあるため、様子を見て欠場となったが、その分ポールなど他の選手が頑張ってくれると思うよ。」
 
シンキ「先日バームーテも体調がすぐれず欠場してましたが、アンダーソンもやっちゃいましたか。」
 
キャット「昨日の情報では出場できそうとのことだったんだけど、まあ今無理しても仕方ないから、お休みという形になったようだ。なので次のニックス戦は大丈夫だろう。」
 
シンキ「分かりました。ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「ロケッツのスターターはハーデン、ポール、アリーザ、タッカー、カペラ。タッカーは今季初スタメンとなった。ナゲッツはチームの大黒柱のポイントセンターであるヨキッチ、オフに契約延長した4年目の23歳ハリス、ロッタリーピックの2年目20歳のマレー、ベテランのチャンドラー、中堅のバートン。ホークスから移籍したミルサップは、レイカーズ戦で左手首の靭帯を損傷。手術が必要で復帰まで3か月ほど掛かるようだ。」
 
キャット「第1Q序盤は両チームとも加点出来ない時間帯が続いた。ロケッツはカペラがいつもと違ってフィニッシュ出来ず、ナゲッツもヨキッチのシュートが入らなかったね。ようやくヨキッチのジャンパーが決まって点数が入ったが、その後もロケッツはシュートミスを繰り返し、最初の6本をすべて落としてしまった(0-2) だがこの状況を打開したのは復帰3戦目のポール。まずビハインドザバックドリブルで魅せながらジャンパーを決めると、今度はカウントプレイにも成功してロケッツは反撃開始のゴングが鳴ったよ。ナゲッツもハリスがダンクを決めて応戦するが、アリーザのドライブ、ネネとハーデンのコンビプレイも決まったロケッツがリードを拡げに掛かってきたね(8-5) その後もロケッツはハーデンに率いられ次々に加点を続ける(18-10) 溜らず1ゲーム出場停止後に復帰したマローンヘッドコーチがタイムアウトを要求するが、バームーテのスチールからの速攻が決まるなどして、再びナゲッツはタイムアウトを要求という運びに(22-10) 終盤以降もロケッツはやりたい放題の時間帯が続く。ネネが存在感のあるダンクを連発するなど、なんと13本連続フィールドゴールに成功して、結局このQは36点取って終了となったんだ(36-17)」
 
シンキ「序盤はシュートが入らなかったようですが、その後は面白いように加点を続けましたか。完全にロケッツのペースですね。この調子で今日もローテ外の選手を出しましょう。お願いします。」
 
キャット「第2Qに入ってもロケッツのペースは変わらず。ハーデンのいない時間帯でもポールが立て続けに加点を続け、カペラにもナイスパス。溜らずナゲッツはタイムアウトを要求(48-23) タイムアウト後もロケッツは全く止まらず猛攻を続け、ナゲッツはヨキッチが足首を痛めロッカールームへ下がる始末。何とかハリスが加点を続けていたが、ロケッツもハーデンからカペラへのアーリウープが2本決まったり、バームーテのディフェンスが冴えるなど、リードは遂に30点を超えた(63-31) 残り4分弱でジョウ・チーを投入する余裕も見せたよ。そのジョウ・チーはまずチャンドラーのジャンパーをブロックすると、リバウンドからハーデンへロングパスを出したり、加点は出来なかったが、それなりの存在感を見せていたよ。結局前半はロケッツ35点の大量リードで終了となった(75-40)」
 
シンキ「前半だけで35点リードしましたか! 今季のロケッツの強さは際立っていますよ。アンダーソン、ゴードン抜きでこれですからねー。」
 
キャット「オフェンスが絶好調だね。ディフェンスもいい感じだよ。まあナゲッツはミルサップ抜きでジャンパーに頼っているところがあるから、ちょっとこれから苦戦が続くだろうね。でもヨキッチ中心にどれだけやれるかだな。ちなみに彼はゲームに戻ってきたよ。」
 
シンキ「後半も同様に加点し続けちゃってください。お願いします。」
 
キャット「第3Q序盤はナゲッツが12-0のランを出してスタート(75-52) 大量リードで気が抜けた訳ではないだろうが、スリーが入らず、ターンオーバーも目立っていた。4分経過してようやくロケッツはネネのフリースローで加点すると、ここから再びオフェンスのリズムが良くなってきて、ポールのスリーに、アリーザのスリーが決まると、そのアリーザはドライブからも加点に成功。アリーザはその後もスチールに成功すると、再びスリーを連発する好調振りを披露する(92-64) 結局終盤も加点が続いたロケッツはリードを再び30点以上に戻して第3Qは終了となった(101-67)」
 
キャット「第4Q序盤は第3Qと打って変わって絶好調。ポールがすべての加点に絡む存在感を見せる13-0のランを決めて、さらに突き放したんだ(114-67) 残り8分弱にはローテ外のトロイ、ブラウンなどを出場させる余裕を見せたロケッツが、30点差の大勝に終わった(125-95) チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(14-4) 36 39 26 24 125
ナゲッツ(10-8) 17 23 27 28 95
 
ロケッツ FG45/82(54.9%) 3pFG18/41(43.9%) FT17/23 46R 30A 18TO
ナゲッツ FG35/87(40.2%) 3pFG10/33(30.3%) FT15/23 43R 19A 19TO
 
ハーデン 32分 21点、8R、9A、7TO FG6/16 3pFG1/7 FT8/9
ポール 28分 23点、2R、12A、3S、1TO FG8/11 3pFG4/7 FT3/4
アリーザ 35分 25点、2R、2S、1B FG9/12 3pFG7/10
タッカー 35分 7点、11R FG2/4 3pFG1/3 FT2/2
カペラ 17分 8点、8R FG4/7 FT0/2
ネネ 19分 13点、4R、5A、1S、1B FG5/7 FT3/4
バームーテ 26分 13点、4R、1A、4S FG5/5 3pFG3/3
タリック 12分 8点、4R、1B FG4/7
ジョウ・チー 12分 6点、2R、1A、1S、1B FG2/6 3pFG2/4
ブラウン 8分 0点、1S FG0/5 3pFG0/4
トロイ 8分 1点、1R、1A、1S FG0/2 3pFG0/2 FT1/2
ウェバー 8分 0点、1A FG0/0
 
ヨキッチ 26分 17点、6R、3A、2S、1B FG7/14 3pFG1/2 FT2/3
ハリス 30分 13点、1R、4S FG5/9 3pFG2/3 FT1/2
バートン 36分 20点、6R、3A、2S、2B FG7/16 3pFG2/8 FT4/5
マレー 24分 8点、7R、3A、3TO FG3/8 3pFG0/3 FT2/3
チャンドラー 27分 2点、5R、1A、1B FG1/6 3pFG0/3
プラムリー 22分 9点、8R(5OR)、2A、1S FG4/9 FT1/3
ムディエイ 25分 1点、1R、3A、4TO FG0/5 3pFG0/2 FT1/2
ライルズ 24分 7点、3R、3A、1S、1B FG3/7 3pFG1/4
エルナンゴメス(ロケッツの指名権で獲得)18分 9点、3R、1A FG2/8 3pFG2/5 FT3/3
ビーズリー 8分 9点、3R FG3/5 3pFG2/2
ファリード、元キャブスのジェファーソン、アーサーは出場せず
 
シンキ「ロケッツの圧勝に終わりましたが、勝因は何でしょうか?」
 
キャット「まあほとんど全部良かったからね(笑) 語るまでもないと思う。最近はこんなゲームが多くて、今季のロケッツの強さを実感しているよ。」
 
シンキ「今日一番活躍した選手を一人挙げるとすれば誰でしょうか?」
 
キャット「アリーザだな。今日は彼の日だったね。シュートが絶好調だったし、持ち味のディフェンスでも良くプレッシャーを掛けて、ジャンパーをことごとく落としていたよ。」
 
シンキ「ハーデンはちょっとシュート成功率が悪いですが、ポールが素晴らしい数字を残しておりますね。」
 
キャット「ポールは素晴らしいよ。彼のような選手がロケッツに来てくれて本当に嬉しい。彼のおかげでハーデンのいない時間帯を凌げるだけでなく、一気に突き放すことも可能になったよね。ポールの存在感は絶大だと思う。彼とハーデンがいれば、今季の60勝到達は可能なんじゃないかって思えてきたね。この調子で健康を維持して過ごして欲しいよ。」
 
シンキ「今日はネネも頑張りましたが、控え陣についてはどうですか?」
 
キャット「今日はアンダーソンとゴードンが欠場だったから、実質7人でプレイしていたが、その中でも控えのネネとバームーテは異彩を放っていたね。彼らはスターターと遜色ないプレイをしていたよ。ネネはヨキッチに対抗心でもあるのか、ポイントセンター的なプレイも目立ったね。バームーテはディフェンスの存在感だけでなく、オフェンスでも確実に決めていたよ。」
 
シンキ「ジョウ・チーが前半から使われていましたが、どんな感じでしたか?」
 
キャット「彼はローテ外の選手の中ではタリックの次に使える選手だと思う。ところどころで存在感のあるプレイを見せられるからね。もっとプレイに幅が必要だと思うが、経験を積んでいけば、モノになりそうな予感がする。Gリーグでは結果を出しているし、もっと緊張感のある場面で使えるように成長を続けてもらいたい。」
 
シンキ「今日は2ウェイ契約のウェバーも出てますよね。」
 
キャット「今日が彼にとってロケッツでのデビューとなったね。自分の役割を分かっているのか、無理をしていなかったが、Gリーグでオールラウンドな数字を残しているし、流しの時間帯以外でも使ってみたくなる選手だよ。対照的にトロイとブラウンは全然ダメだな。トロイはもうこのままじゃカットされても不思議ないと思う。才能があるのは分かっているんだが、どうもNBAレベルでは思うようなプレイが出来ていない。もっとプレイ時間が必要な選手なんだろうけど、今のロケッツじゃ難しいよなー。ロケッツで芽が出なかったコビントンが、シクサーズに行って不動のスターターになっているだけに、別のチームへ行った方がいいかもしれない。そしてブラウンはNBA最低の選手かもね。今日は特に醜かったよ。」
 
シンキ「ブラウンはお祭り男でチーム内の雰囲気を盛り上げる役目からロスターに入っているのかもしれませんね(笑) ナゲッツの選手についてはいかがでしたか。」
 
キャット「才能のある選手が揃っている。ヨキッチは何でも出来る選手で、若手ビックマンの中ではポルジンギスと双璧をなす存在だと思うね。ムディエイの成長力に問題があるとはいえ、控えにも魅力的な選手が多いよ。今日は相手が悪かったことに尽きるかな。」
 
シンキ「ありがとうございます。これでまた3連勝。貯金も10になりましたね。まだまだシーズンは長いですが、再び連勝街道へ入り、レギュラーシーズンの目標である60勝へ到達できるように頑張って欲しいです。さて次は中2日でのニックス戦になります。今季2度目の対戦になりますね。今度はホームゲームです。」
 
キャット「カーメロを放出して再建期に入ったと思いきや、ここまで勝率5割を超えている。今日はラプターズに逆転勝ちしているし、ロケッツは前回楽勝したとはいえ、侮れない相手だと思う。それでも自信を持ってプレイすれば、大丈夫だと思っているけどね。」
 
シンキ「今日はどうもお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

'17~'18 第17戦 対グリズリーズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。先日のサンズ戦でポールが復帰したロケッツですが、ここまで12勝4敗と、開幕からいい感じのスタートを切りましたね。今日の相手は今季の最終戦となるグリズリーズです。」
 
キャット「早くも今季4回目の対戦になるね。3回目まで1勝2敗だから、アウェイ戦とはいえ、ここはしっかりと勝っておきたいよ。」
 
シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがポール、ハーデン、アリーザ、アンダーソン、カペラ。バームーテは復帰へ。3連敗中のグリズリーズは大黒柱のガソル、元ロケッツのパーソンズ、グリーン、チャルマーズに、ロケッツが手放した新人ブルックス。エースガードのコンリーは左アキレス腱の故障で先日のゲームから欠場中。2週間後に再び復帰時期を判断するようだ。入れ替わるようにオフに再契約したグリーンが先日のゲームから復帰した。」
 
キャット「第1Q序盤はほぼ互角の展開。ロケッツはポールのパスが冴えて加点を繰り返し、ハーデンからカペラへのホットラインも決めていた。グリズリーズはパーソンズが存在感を見せていたよ(11-10) ガソルがカペラの脱げたシューズを蹴りだし、テクニカルファールを取られる珍事があったが、ゲームは淡々と進行し、中盤に入っていったね(17-16) 中盤を過ぎると、ハーデンとゴードンの加点で6点リードしたロケッツ(24-18) ここで突き放すチャンスだったが、終盤にルーズボールを失い加点にされるケースが2回あるなど、リズムに乗れずゲームは再び2点差に(27-25) しかしタッカーが攻守で存在感を見せると、ポールのスリーも決まって結局第1Qは8点ロケッツがリードして終了となった(33-25)」
 
シンキ「順調な滑り出しのようですね。このペースでお願いします。」
 
キャット「第2Q序盤もロケッツが主導権を握る。まずポールがスリーを決めると、最近ディフェンスに目覚めたアンダーソンがライトの加点を止める。ポールは得意のミドルジャンパーを決めて、ロケッツのリードは13点に(38-25) その流れは3分経過してハーデンがコートに入っても変わらず、カペラのブロックが決まると、アリーザがスリーを決めて、ロケッツのリードはこの日最大となる18点に拡がった。グリズリーズはパーソンズが相変わらずの存在感を発揮して食らいつくが、ロケッツもアンダーソンのオフェンシブリバウンドから加点や、ハーデンのスリーで点差はほとんど変わらないままゲームは中盤を過ぎた(51-34) これなら今日もジョウ・チーを観られそうだなと思った矢先に、ロケッツはグリズリーズの猛攻に会ってしまう。まずパーソンズがスリーを決めると、彼のパスからガソルもスリーで加点(51-40) ロケッツはオフェンスのリズムが停滞し始め、得点が止まってしまう。この隙にグリズリーズはグリーンもスリーを決めると、ガソルが楽にダンクを決めて、さすがにダントーニはタイムアウトを要求したよ(51-45) しかしタイムアウト後もリズムに乗れないロケッツは、ブルックスのフリースローと、オフェンシブリバウンドからまたグリーンにスリーを決められる15-0のランを食らってしまい、ゲームはほぼ振り出しに戻ったんだ(51-49) しかし終盤に入ってゴードンのスリーがカウントプレイになると、速攻からカペラも加点し、結局第2Qはロケッツ9点リードで終了となったね(59-50)」
 
シンキ「リズムが悪くなると、一気に来ますよね。第1Q終盤からまずロケッツが19-3のランを決めると、今度はグリズリーズが15-0のラン、そして終盤はロケッツが8-0のランですか。バスケットはリズムが大事なゲームですよ。」
 
キャット「ディフェンスがオフェンスに波及するからね。その逆もあるし、15点のリードがあっても気が抜けないな。今日もパーソンズにやられているから、ここをペースダウンさせて欲しいね。彼を封じれば、今日はコンリーがいないし、大丈夫なんじゃないかな。」
 
シンキ「それでは後半もお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤からロケッツは楽に加点を続ける展開も、グリーンにオフェンシブリバウンドから加点を許していて、点差はほとんど変わらなかった(65-57) その後もロケッツはハーデンのスリーや、ハーデンからカペラへのホットラインを決めるが、グリズリーズも速攻からパーソンズが加点すると、チャルマーズのスリーがリングにはじかれながら決まる幸運もあって、ビハインドを一桁に戻すと、ガソルのフックが決まって、点差を6点まで挽回(70-64) しかしロケッツは流れを呼び戻すかのようにポールがスリーを決めると、速攻からハーデンが加点に成功し、この流れを嫌ったグリズリーズがタイムアウトを要求する(75-64) 中盤に入ってもロケッツのリズムは良く、グリズリーズのミスを誘うと、ハーデンがまたまたスリー。グリズリーズも縦パスを受け取ったガソルが加点に成功して追いすがる(78-66) 終盤に入ってハーデンを下げてポールを投入したロケッツ。両チームとも得点が止まる展開の中、ポールは攻守で存在感を発揮し、グリズリーズの加点を許さないディフェンスでチームをリードしていたよ。結局第3Qが終了して、ロケッツのリードは15点に拡がったね(82-67)」
 
シンキ「ハーデンのいない時間帯をポールがしっかりフォローしてくれるのは大きいですね。このゲームの見通しはどんな感じですか?」
 
キャット「第2Qみたいな一気のランを食らわなければ大丈夫だろう。ジョウ・チーの出番も期待できる展開だと思う。」
 
シンキ「分かりました。では第4Qも締めてください。お願いします。」
 
キャット「第4Qに入ってグリズリーズはまたマクレモアのスリーがエアボールになるが、オフェンシブリバウンドを取っていて、何とか踏みとどまっている状態に見える。ロケッツは序盤にスリーを外していたが、ポールのパスからアンダーソンがスリーを決めると、そのポールはスチールも決めて、リズムは完全にロケッツへ。再びポールからアンダーソンへのパスが通って、ロケッツのリードは再び15点になったね(90-75) ここでポールはお役御免になりハーデンの登場。そのハーデンはスリーを決めて、リードを18点に拡げる(93-75) グリズリーズはターンオーバーが目立ち始め、スリーが入らず、頼みのパーソンズとガソルもシュートが入らない。結局残り4分ほどでガソルをベンチへ下げ、勝負は見えた。結局ロケッツはジョウ・チーを投入する余裕も見せての勝利に終わる。最終スコアーは105-83。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(13-4)   33 26 23 23 105
グリズリーズ(7-8) 25 25 17 16 83
 
ロケッツ FG35/78(44.9%) 3pFG18/43(41.9%) FT17/21 45R 21A 16TO
グリズリーズ FG31/86(36.0%) 3pFG7/27 FT14/19 48R 18A 12TO
 
ハーデン 36分 29点、5R、7A、3S、3TO FG9/20 3pFG6/12 FT5/5
ポール 24分 17点、2R、6A、2S、1B、3TO FG6/11 3pFG4/7 FT1/1
アリーザ 29分 8点、2R、2A、2S FG3/7 3pFG1/4 FT1/1
アンダーソン 27分 13点、4R、1A、3TO FG4/7 3pFG3/5 FT2/2
カペラ 27分 17点、13R、3B FG7/11 FT3/5
ゴードン 29分 12点、1R、1A FG3/11 3pFG3/10 FT3/3
タッカー 21分 7点、7R(3OR)、2B FG3/5 3pFG1/3
バームーテ 21分 0点、2R、2B FG0/1 3pFG0/1
ネネ 16分 2点、5R、3A、1S、1B FG0/2 FT2/4
タリック 4分 0点、3R FG0/1
ジョウ・チー、ブラウンも出場
 
ガソル 32分 15点、9R、4A、2B FG6/17 3pFG1/3 FT2/2
パーソンズ 25分 17点、2R、1A FG7/9 3pFG1/2 FT2/2
グリーン 23分 15点、6R(3OR) FG6/8 3pFG2/2
ブルックス 33分 7点、3R、2A、2S FG3/9 3pFG0/4 FT1/2
チャルマーズ 29分 6点、4R、8A、4S、3TO FG1/7 3pFG1/4 FT3/3
エバンス 25分 7点、7R、2A FG3/10 3pFG0/2 FT1/2
エニス3世 23分 4点、4R FG1/4 FT2/2
マクレモア 20分 5点、4R FG2/10 3pFG1/5
ハリソン 12分 3点、3R、1A FG1/3 3pFG1/3
ライト(途中で負傷)7分 1点、2R FG0/4 FT1/2
デービス 9分 3点、3R(3OR) FG1/5
マーティン 2分 0点、1R
 
シンキ「コンリー抜きのグリズリーズですので、順当勝利と言っていいですかね。これで再び連勝ですね。」
 
キャット「第2Q中盤では今日も楽勝かなと思ったんだけど、一気のランで2点差まで追いつかれたから完勝とまでは行かないだろうが、後半はグリズリーズを33得点に抑えての勝利と、余裕はあったと思う。さすがにコンリーがいないグリズリーズには負けないね。」
 
シンキ「ハーデンは相変わらずの存在感を出しているようですね。ポールも今日は得点を取ってますね。」
 
キャット「隙あらばシュートを放つという感じに見えたよ。彼はディフェンスでも存在感を出せるし、コートにいるといないとでは大違いだと思う。ハーデンとの息については、お互いにコートにいる時間がそれほど多くないから、今のところ何とも言えないが、アンダーソンとの息は実にいいよ。まだまだレギュラーシーズンは続くから、これからケミストリーを磨けばもっと良くなるんじゃないかな。」
 
シンキ「それからカペラがまたまたダブルダブルの活躍ですね。フリースローも入ってきましたし、彼の活躍はロケッツの飛躍に欠かせませんよ。」
 
キャット「今季11回目のダブルダブルだね。フィニッシュ力が素晴らしいし、ガソルに対するディフェンスも評価できる。フリースロー成功率も6割台をキープ出来ているね。頼もしい存在だよ。まだ23歳だし、これからホント楽しみな選手だ。」
 
シンキ「対するグリズリーズですが、パーソンズが存在感を出したようですね。それから新人ブルックスは一番プレイタイムをもらってますか。」
 
キャット「パーソンズはバスケットセンスのある選手だよ。無理なシュートは狙わず、確実に加点していたね。ブルックスはディフェンス力を買われているね。ハーデンに対して奮闘していたよ。もっとシュート力が欲しいところではあるが、なんで彼を放出したのか理解に苦しむね。」
 
シンキ「次のゲームですが、中3日空いてホームでのナゲッツ戦です。今季初対戦になりますね。このナゲッツ戦からホーム4連戦。それほどタフな相手でもありませんし、また連勝街道へ行く予感が漂ってきます。」
 
キャット「ロケッツとしては自分たちのプレイをすればいいと思う。そうすればまた連勝街道へ行くだろう。ひと月後のセルティックス戦まで負けたくない気持ちだ(笑)」
 
シンキ「セルティックスは今日も勝って15連勝中ですからねー。ロケッツもそれくらいの連勝を期待したいですよ。それでは今日はお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

'17~'18 第16戦 対サンズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。6連勝と連勝街道へ入ったと思ったら、東のラプターズに足元をすくわれてしまったロケッツですが、今日は今季もプレイオフ進出が厳しいと思われる弱小サンズが相手になります。ポールも復帰するようですし、ここはアウェイ戦とはいえ確実に勝ちたいですよね。」
 
キャット「サンズはここ7季連続プレイオフを逃しているとはいえ、ブッカーやクリス、新人ジャクソンなど、モノになりそうな若手がいるからな。乗せると怖いぞ。アウェイ戦だし気を引き締めてプレイして欲しいね。」
 
シンキ「ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがポール、ハーデン、アリーザ、アンダーソン、カペラ。既報通りにポールは今日から復帰。開幕戦以来のゲームになるね。その代わりバームーテは体調が悪いようで欠場となった。サンズはブッカー、ユリスのケンタッキー大コンビに、ウォーレン、クリス、そしてバックスからブレッドソーと交換でやってきたモンロー。彼は今日がサンズでの初ゲームとなる。」
 
キャット「第1Q序盤からロケッツが優勢。いきなりブッカーにスリーを決められるも、アンダーソンのスリーなどで簡単に8-0のランに成功した(8-3) サンズもブッカーとクリスが加点してリズムは悪くなかったが、カペラがナイスブロックをすると、ハーデンのスリーが決まって完全にリズムを掴むと、今度はポールとカペラのツーメンゲームも決まって、この流れを嫌ったサンズはタイムアウトを要求する(18-9) タイムアウト後はポールを下げてゴードンがコートへ。中盤に入って、サンズもクリスのジャンパーなど、それなりに加点してきたが(23-17)、ロケッツのオフェンスも止まらず、アリーザの連続加点などの後、ゴードンのカウントプレイも決まって点差を戻したんだ(28-17) 終盤に入ってサンズは新人ジャクソンが存在感を見せる(30-22) しかしロケッツはゴードンからネネへパスがつながり加点すると、ハーデンをベンチへ下げてポールを投入。そのポールは15-1のランを演出するナイスパスを出しまくり、ラストは自らスリーも決める役者振りを披露していたよ! 第1Qはロケッツ22点のリードで終了となったね(45-23)」
 
シンキ「連勝が止まったうっぷんを晴らすかのような得点差が付いてますね。ポールはさすがのプレイですか。やはり彼がいると頼もしいですよ。では続きもお願いします。」
 
キャット「第2Qもいきなりポールはアンダーソンへアシストを決める。サンズも元ロケッツのダニエルズがスリーを決めると、ウォーレンの連続加点で点差を詰める(48-30) だがロケッツは再びポールのパスが冴えてリードを拡げるとハーデンと交代する(53-31) サンズは再びダニエルズがスリーを決めて追いすがると、モンローのナイスムーブを見せて存在感をアピールしていたよ(55-38) だがロケッツはハーデンが止まらない! まずドライブからイージーレイアップで加点すると、3本のフリースローをもらう。しっかり決めたハーデンはその後も連続でスリーを決める大車輪。サンズもダニエルズがお返しの連続スリーで何とか食らいつく展開でゲームは中盤に(68-51) クリスが3ファールでベンチへ下がるが、サンズはモンローが相変わらず存在感を見せていて、ダニエルズもゾーンに入ったかのようにスリーを外さず、ロケッツのリードは14点に縮まったが(76-62)、ロケッツは終盤に好調ハーデンが再びスリーを決めるなど、14-3のランを出して、簡単にリードを拡げたんだ(90-65) 結局25点差に開いて前半は終了となった。」
 
シンキ「前半だけで90得点ですか! ロケッツのオフェンスがスゴイのか、サンズのディフェンスがだらしないのか分かりませんが、どちらなんでしょうか?」
 
キャット「その両方なんじゃないかな。ラプターズ戦と違ってパスが通ってるよ。簡単に加点するシーンも目立ってるから、サンズのディフェンスも問題ありだね。65点取られているのは、得点差が付いていて、気持ち余裕があるからなんじゃないかな。」
 
シンキ「今日のゲームは大丈夫そうですね。では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Qは前半と違って両チームとも重いスタート。それでも2分過ぎてカペラがフィニッシュに成功すると、サンズもブッカーがジャンパーを決めて得点が動き出す。ロケッツは得点差があるので余裕を持ってプレイしているように見える。ユリスのドライブで18点差となるが、アンダーソンとポールが連続してスリーを決め、ほとんど得点差が変わらないままゲームは中盤へ(102-80) 中盤以降もロケッツはリズム良くオフェンスを展開し、6本のフリースローに、ハーデンのスリーが決まるなど、16-3のランを出して、ロケッツのリードは30点を超えた(118-85) 終盤は淡々と進み、第3Qは120-91で終了。第4Qは残り8分弱からジョウ・チーを投入する余裕を見せたロケッツが、結局26点の差を付けて勝利したよ。最終スコアーは142-116。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(12-4) 45 45 30 22 142
サンズ(5-11)  23 42 26 25 116
 
ロケッツ FG43/90(47.8%) 3pFG21/44(47.7%) FT35/38 51R 27A 14TO
サンズ FG47/104(45.2%) 3pFG10/30(33.3%) FT12/21 47R 28A 14TO
 
ハーデン 35分 48点、2R、7A、2S、1B、5TO FG12/22 3pFG6/11 FT18/18
ポール 21分 11点、4R、10A、2S、1TO FG3/7 3pFG2/4 FT3/3
アリーザ 35分 11点、6R、2A、1S FG4/8 3pFG3/5
アンダーソン 29分 24点、4R、1B FG7/12 3pFG6/10 FT4/4
カペラ 21分 12点、10R(3OR)、2A、2B FG6/11 FT0/3
ゴードン 26分 13点、2R、3A、2B FG4/10 3pFG1/7 FT4/4
タッカー 33分 8点、9R、3S FG2/4 3pFG2/4 FT2/2
ネネ 15分 10点、1R、1A、1S FG3/4 FT4/4
タリック 12分 2点、10R(5OR)、1A、1B FG1/6
ジョウ・チー 8分 0点、1R、3B FG0/3
ブラウン 5分 3点、2R、1A FG1/3 3pFG1/2
 
ブッカー 30分 18点、2R、10A、5TO FG7/16 3pFG2/5 FT2/4
モンロー 26分 20点、11R、1A、2S、1B FG10/14
クリス 16分 5点、1R、1S、3B FG2/7 3pFG0/3 FT1/3
ウォーレン 27分 14点、3R、3A FG7/11
ユリス 22分 8点、2R、4A、2S FG3/5 FT2/2
ジャクソン(新人ドラ4位) 29分 16点、3R、3A、2S、3TO FG6/11 FT3/4
ダニエルズ 26分 23点、3R FG8/15 3pFG7/13
レン 22分 9点、13R(6OR) FG3/9 FT3/5
ベンダー 23分 0点、3R、3A FG0/4 3pFG0/2
ジェームス(27歳新人2ウェイ契約) 20分 3点、6R、3A FG1/13 FT1/3
ダッドリーはヒザの故障で欠場。ベテランのチャンドラーは体調不良で明日のゲームも欠場。
 
シンキ「順当勝利だと思いますが、いかがでしたか?」
 
キャット「大味なゲームだったよ。緊張感とかは全くなかった。まあこれだけ得点が入ったから、バスケットを初めて見る人には良かったと思うぞ。」
 
シンキ「サンズが弱すぎましたかね?」
 
キャット「アウェイでウィザーズ戦に勝利してから1勝7敗と、馬脚を露してきた感じだけど、ここまで点差が付いて負けるチームではないと思うから、素直にロケッツの強さを認めていいんじゃないかな。」
 
シンキ「ロケッツは復帰のポールが11点、10Aと、バランスのいい数字を残してますね。ハーデンも18本のフリースローをすべて決める48得点もスゴイですよ。」
 
キャット「まずスタートはハーデンとポールで、途中でポールからゴードンへ替えて、第1Q終盤にハーデンからポールに替えていたよ。第3Qもそんな感じだったから、このローテで行くと思うが、気になるのは第4Qの勝負所でどうするかだよね。次のグリズリーズ戦で見られるかどうか確認したいと思う。まあまた点差が付けて勝つのもいいけどね(笑)」
 
シンキ「他の選手も存在感を見せていたようですが、一人挙げるとすれば誰ですかね?」
 
キャット「アンダーソンだね。ポールからのナイスパスを確実に決めていたよ。ポールとの相性が一番いいのは彼かもしれない。無駄打ちはあまりしない選手だから、それも今のロケッツには合っていると思う。カーメロ獲得しなくて良かったと思っているロケッツファンも多いと思うぞ。」
 
シンキ「アンダーソンは年俸分の働きをしなくても、ロケッツの優勝に貢献してくれれば誰も問題にしませんよ。頑張って欲しいですね。変わってサンズの選手はどうでしたか?」
 
キャット「ダニエルズがいいね。ほとんどスリーなんだけど、やっぱり彼は入るよ。モンローも存在感を見せるプレイをしていて、またトレードされるかもしれないが、これなら欲しがるチームあるだろう。今日はブッカーがそれほど存在感を出せなかったが、まだまだ若いし、現状のサンズは彼がチームを引っ張らないと勝てないだろうからね。愚痴らずに、この再建期の試練を乗り越えてもらいたい。」
 
シンキ「分かりました。次の対戦相手はあさってのグリズリーズになります。もうこれで4回目の対戦になりますね。アウェイゲームです。」
 
キャット「まだ1回も対戦してないチームが多いのにね(苦笑) まあここまで1勝2敗だから、次も勝って勝率をタイにして終えたいよ。」
 
シンキ「今日はどうもお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

'17~'18 第15戦 対ラプターズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。ペイサーズに完勝し6連勝と、連勝街道へ入ったと思われるロケッツ。今日の相手は東のプレイオフチームであるラプターズです。元ロケッツのラウリーがいますね。」
 
キャット「彼は移籍してオールスタークラスの選手に成長したな。ラプターズには2年前までスコラもいたんだけど、まあプレイ振りが衰えていたし仕方ないか。」
 
シンキ「では早速ですがゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがいつもの5人。ネネは故障の関係で今日は欠場。ラプターズはラウリー、デローゼンのオールスターコンビに、新人アヌノビー、イバカ、バランチュナス。セルティックス戦で故障したパウエルは欠場へ。」
 
キャット「第1Qはまずアリーザのスリーで始まる。ラプターズもラウリーがお返しするなど、序盤はほぼ互角の展開だった(10-9) しかしロケッツはカペラのオフェンシブリバウンド、ゴードンのドライブが成功して5点リード(14-9) だがラプターズも加点を繰り返し中盤へ入ったよ(14-14) タイムアウト後にラウリーのハードファールで流れがロケッツへ傾いたのか、ハーデンのスリー、タリックのカウントプレイが決まってロケッツが10-2のランに成功し、8点のリードを取るが(24-16)、 乗せると非常に怖いマイルズに3本のスリーを食らうなどラプターズも追いすがり、結局終盤も突き放せず、ロケッツ2点のみのリードで第1Qを終えた(33-31)」
 
シンキ「連勝中のような立ち上がりは出来ませんでしたか。まあラプターズは強いチームですから仕方ないですかね。では前半の続きをお願いします。」
 
キャット「第2Q序盤のハーデンのいない時間帯。ロケッツはゴードンをPGで起用。まずタリックが存在感のあるプレイを見せるが、ラプターズは速攻からライトのカウントプレイでゲームをタイにすると(36-36)、2年目パートルもカウントプレイを決めて逆転に成功(36-39) ロケッツはターンオーバーが目立ちリズムに乗れなかったが、フリースローでの加点で凌いでいたよ(42-44) しかし中盤前にロケッツのチームファールが5つとなると、ラプターズは積極的にドライブを仕掛けフリースローをもらってきた。ラウリーの加点などもあって一気に11-2のランを食らったロケッツのビハインドは11点に拡がる(44-55) 中盤を過ぎてロケッツもようやくアンダーソンのオフェンシブリバウンドからアリーザがスリーを決めるが、ハーデンのスリーはことごとくリングに嫌われてしまう(48-60) 終盤に入って、ロケッツは何とか好調アリーザがまたスリーを決めるなど必死に追いすがるが、ラプターズの加点の勢いはとどまることなく続き、結局この第2Qは45点も取られてしまったよ・・・ ロケッツはアンダーソンのスリーが時間切れでカウントされず12点のビハインドで終了となってしまった(64-76)」
 
シンキ「いやー、第2Qはちょっとディフェンス崩壊と言った感じになっちゃいましたかね?」
 
キャット「デローゼンやラウリーのドライブだけでなく、パートルやアヌノビー、ライトなど若い選手にも存在感を出しているラプターズの多彩なオフェンスに、ロケッツはなす術がない状況だ。こんなことじゃ連勝どころか連敗してもおかしくない。もっと何とかならんもんかな。」
 
シンキ「ファールトラブルも痛かったですかね。」
 
キャット「うまく突いてこられたね。ロケッツはスリーが決まってなければ、今頃もっと点差を付けられているはず。ドライブや速攻をうまく活かして欲しいんだけど、とりあえず後半はしっかりとディフェンスで相手の加点を止めて欲しいよ。」
 
シンキ「では後半もお願いします。」
 
キャット「後半開始早々、デローゼンにファールをしてしまったロケッツ。次のポゼッションでもバランチュナスにフックを決られ劣勢は変わらず(64-81) なんとかアンダーソンがタフショットを決めるが、ラウリーからバランチュナスへのパスが通ると、今度はそのバランチュナスのオフェンシブリバウンドから加点されてしまい、温厚なカペラが珍しく悔しがってボールを地面に叩くとテクニカルファールをコールされてしまったよ(68-86) 中盤前になってもロケッツのオフェンスのリズムは悪く、ラウリーにスリーを決められ19点のビハインドまで拡がる(70-89) その後も全くリズムに乗れないロケッツは、微妙なファールを取られると、タッカーが怒りを露にしてしまい、彼は2回目のテクニカルファールで退場。オフィシャルのコールの遅さに不満が溜ったのか、ダントーニも激しく抗議していたよ(73-94) しかしこのまま引き下がるロケッツではなく、タリックがカウントプレイを決めると、フリースローをもらい着々と加点(81-95) ラプターズは危機感を持ってタイムアウトを要求するが、その後もハーデンからタリックへのパスが通ると、ハーデンがディフェンダーを翻弄する得意のユーロステップを披露! ラプターズはバームーテに見いだされたシアカムのオフェンシブゴールテンディングやミスもあって、リズムを崩している状況だよ。ロケッツは今日不調のゴードンもドライブから加点する14-3のランを決めて、ようやくビハインドは10点になったんだ(87-97) だがここでまたまたマイルズにやられてしまう。彼に2本のスリーを決められ、結局その後が続かず、9点のビハインド止まりで第3Qを終了となった(94-103)」
 
シンキ「何とか追い上げているみたいですが、マイルズの2本のスリーは痛いですね。」
 
キャット「第1Qもそうだったが、一気のランを阻むスリーは痛いね。彼がゾーンに入ると怖いのは分かっていると思うんだけど、ホント何とかしてもらいたいよ。しっかりマークに付けば、こんなにやられる選手じゃないんだから。」
 
シンキ「第4Qへの見通しはどんな感じですか?」
 
キャット「とにかくディフェンスを踏ん張って一気のランを出したい。ホームゲームだしここで連勝を止めたくないよ。」
 
シンキ「では勝負の第4Qをお願いします。」
 
キャット「勝負の第4Qはハーデンがコートに。出だしでラプターズは再びマイルズがスリーを決めて点差を二桁へ戻す(94-106) だがロケッツは第3Qの勢いそのままに好調持続していて、アンダーソンがオフェンシブリバウンドを取ると、ハーデンのパスからスリーも決める。彼はディフェンスでもマイルズのエアボールを誘ったり、ラウリーをブロックするなど、ディフェンス面で大きく貢献。そしてハーデンの3本のフリースローで再びロケッツは一桁へ詰めた(100-108) だがそのハーデンは4つ目のファールを犯すと、速攻からプレイでもオフェンシブファールをもらってしまい、5ファールでベンチへ退くことを余儀なくされた。この厳しい状況を打開しようと、今日不調が続くゴードンの替わりにアンダーソンが再び魅せる。またまたナイスディフェンスでラプターズの加点を防ぐと、ドライブから豪快なダンクかと思わせるプレイでファールももらう(103-108) 2本目のフリースローは外れるが、カペラがしっかりとリバウンドを保持。だがここでもゴードンがチームの足を引っ張るミスで加点を許し流れが変わってしまった。タイムアウトの後まもなくして、ロケッツはハーデンをコートへ戻すが、ラプターズ寄りの流れを崩せず、ゴードンのオフェンシブファールなどで7-0のランを食らってしまい、またロケッツのビハインドは二桁になってしまったよ(103-116) 終盤に入ってもラプターズのリズムで進行。ロケッツは結局ズルズル行ってしまい、残り1分半には白旗を上げたね・・・ 最終スコアーは113-129。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(11-4) 33 31 30 19 113
ラプターズ(8-5) 31 45 27 26 129
 
ロケッツ FG33/79(41.8%) 3pFG12/39(30.8%) FT35/41 48R 21A 19TO
ラプターズ FG41/79(51.9%) 3pFG14/30(46.7%) FT33/42 37R 28A 13TO
 
ハーデン 39分 38点、6R、11A、1B、9TO FG8/25 3pFG3/11 FT19/19
ゴードン 33分 11点、1R、3A、1S、3TO FG3/12 3pFG0/7 FT6/7
アリーザ 38分 20点、8R、2A、1S FG6/11 3pFG5/8 FT3/3
アンダーソン 31分 9点、8R(4OR)、1B FG3/8 3pFG2/6 FT1/2
カペラ 29分 11点、11R(5OR)、1A、2S FG5/7 FT1/2
バームーテ 31分 9点、2R、3A FG3/6 3pFG2/4 FT1/2
タッカー 16分 0点、5R、1A FG0/1 3pFG0/1
タリック 18分 13点、7R(3OR)、2B FG5/8 FT3/4
ジョウ・チー、ジャクソン、ブラウンも出場
 
ラウリー 37分 19点、5R、10A、1S、2TO FG4/12 3pFG2/7 FT9/10
デローゼン 34分 27点、6R、5A、1S、3TO FG7/16 3pFG0/3 FT13/16
バランチュナス 17分 12点、7R(3OR)、1A FG5/9 FT2/2
アヌノビー(新人ドラ23位) 30分 16点、2R、1A、1S FG6/8 3pFG3/4
イバカ 25分 5点、5R、2B FG2/5 3pFG1/2 FT0/2
ライト 26分 14点、2R、2A、1S FG5/5 FT4/5
マイルズ 17分 19点、1R、2A、2S FG6/12 3pFG6/9 FT1/2
バンブリート 16分 8点、3R、4A、2S FG2/6 3pFG2/4 FT2/2
パートル 14分 7点、3R、1B FG3/4
シアカム 19分 2点、2A、2S FG1/2
 
シンキ「残念ながら連勝は6で止まってしまいましたか・・・ 敗因はディフェンスですかね。」
 
キャット「第2Qから劣勢に立たされたのが痛かったよ。マイルズに流れを止められるスリーを何本も決められてしまったな。またラプターズ控え陣に50点も取られている。ロケッツはタッカーが退場しているから、実質控え2人でゲームしていた感じだよね。今日はゴードンが絶不調だったし、これで勝てたら奇跡だったよ。」
 
シンキ「まあラプターズは東のベスト4に入るチームですから、仕方ないと言えば仕方ないですかね。」
 
キャット「追い掛ける展開になると、さすがに今のロケッツはスリーに頼っているだけに、精神的にきついかもしれない。第3Qの14-3のランの時は、スリーに頼らず、多彩なオフェンスで相手を翻弄していたんだけどね。まあまた出直しだな。」
 
シンキ「ゴードンが不調だった原因は何でしょうかね。」
 
キャット「慣れないPGをやらされてるのもあるかな。ブラウンがいるんだから、使ってもいいと思うんだけど、今日は東の実力チームが相手ということもあって、自重したのかもしれないな。個人的にはブラウンなんか、もう伸びしろないし、ポールが休養中のところで使わないなら、解雇してもいいんじゃないかと思う。なんのために彼をベンチへ置いているのか分からないよ。」
 
シンキ「ロケッツはベンチの層が薄いですよね。」
 
キャット「現状、使えるベンチはネネ、タリック、バームーテ、タッカーだけだな。活きのいい若手が育って欲しいんだけど、1巡目指名権をトレードで放出し、2巡目指名権で獲得した選手がまだ育たず、せっかく指名したブルックスをグリズリーズへ手放す始末だからな。ここら辺はGMモーレーがしっかりしないといけないんだよね。」
 
シンキ「連勝が止まって愚痴が出ちゃってますが、最近は負けてなかったのでホント悔しさが募ります。」
 
キャット「だな。長いレギュラーシーズンを乗り切るために、もっと控えを充実させた方がいいと思うが、トロイはボールを持たないと使えず、オヌアクはまだまだ使えない。プレシーズンゲームで見せ場があったジョウ・チーも、レギュラーシーズンになるとNBAの壁が厚く見える。ジャクソンは流しの時間以外は見せ場すらないし、唯一使えそうなのは30越えのブラウンだけという状態。今日のラプターズの若い控え陣の活躍を観ると、やはりドラフト指名権の重要性を感じるね。」
 
シンキ「最近はローソン獲得で指名権を手放し、昨季はルーを獲得するために指名権を放出。そして2年前に指名したデッカーとハレルに来年の指名権まで放出してますからね。」
 
キャット「次のゲームにポールは復帰を希望しているようだが、そのせっかく取ったポールが機能しないとなると、ロケッツは厳しい状況になってしまう。なんとか早く戻ってきて欲しいし、ハーデンとのコンビを確立してもらいたいもんだね。でないと若手を手放した意味がなくなるよ。」
 
シンキ「分かりました。とりあえず今日のところはラプターズの勝利を祝福しましょう。次のゲームはあさってアウェイでのサンズ戦になります。ここは確実に勝ちましょう。それでは今日はお疲れでした。また次回も宜しくお願いします。」

'17~'18 第14戦 対ペイサーズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。難敵グリズリーズに完勝したロケッツ。連戦となった今日の相手はジョージを放出し、再建モードへ入ってきたペイサーズになります。」
 
キャット「ホークスといいペイサーズといい、数年前には強豪だったチームが再建に舵を切るのはプレイオフでの戦いに限界を感じたからかもしれない。まあペイサーズはジョージがチームを出たがっていたから仕方なかったのだろうが。」
 
シンキ「今日も完勝しましょう。ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがいつもの5人。ゴードンは地元へ凱旋だね。ペイサーズはターナー、コリソン、ヤング、ボグダノビッチ、そしてジョージと交換で入団したオラディポ。」
 
キャット「試合開始してすぐハーデンからカペラへのアーリウープが決まると、速攻からゴードンが決める。その後もロケッツはナイスディフェンスから多彩なオフェンスを繰り返し、開始3分半ほどで二桁のリードを奪う(13-2) その後もロケッツはガード陣へプレッシャーを掛けるディフェンスを継続して、ペイサーズにリズムを取らせない。再びハーデンからカペラへのライン、アリーザの2本のスリーなどが決まったロケッツが15点までリードを拡げて中盤へ(24-9) ペイサーズも意地を見せて加点してきたが、ロケッツは控えのタリックが攻守で存在感を発揮してリズムを取らせない。結局リードは拡がって第1Qは終了したんだ(35-18)」
 
シンキ「今日も順調ですね。それとタリックは3番目のビックマンとは思えない活躍ですか。頼もしいですね。せっかくロケッツへ戻ってきたので、カナーンの分まで頑張って欲しいですよ。では続きをお願いします。」
 
キャット「第2Q序盤のハーデンのいない時間帯。ロケッツは第1Qに見られた縦パスが通らず、ターンオーバーを繰り返してしまう。その隙にペイサーズはサンダーから移籍したサボニスが怒涛の存在感を発揮する11-0のランを出して点差を詰めてきた(35-29) それでもゴードンとアンダーソンの加点でリズムを取り戻したと思いきや、ディフェンスが機能せず、あっさりとジャンパーを2本決められ5点差に(39-34) ここでさすがにタイムアウトを要求となったね。タイムアウト後に2本のスリーが決まって盛り返したロケッツだったが、ペイサーズもジョージと交換でやってきたサボニス、オラディポが存在感のあるプレイを繰り返し応戦する(50-40) ロケッツは中盤以降にハーデンがカペラへ、股の間を抜く絶妙なスルーパスを披露するなど、オフェンスは比較的良好だったが、コリソンに続きオラディポがスリーを決めて追いすがる(54-46) ここまでパス優先だったハーデンは、終盤に入ると一転得点を取りに行く。そのハーデンをペイサーズは全く止められず、オフェンスでもフリースローをポロポロ落としてリードは再び二桁になったね(63-51) ロケッツが12点リードして前半が終了となった。」
 
シンキ「一時点差を詰められたようですが、再び二桁へ戻しましたか。しっかり立て直せるのが今のロケッツの強さですよ。では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Qは序盤から若干ペイサーズが優勢に見えつつも、ゲームは淡々と進行し、ほとんど点差は変わらなかった(67-57) ロケッツはカペラのカウントプレイに、アリーザのスリーも決まって15点にリードを拡げると、ハーデンがターナーを子供扱いにする個人技を見せるなど12-2のランを出して、ロケッツのリードは19点まで拡がったよ(78-59) しかし中盤以降は地元へ戻ってきたオラディポがスコアラー振りを発揮するなど、ペイサーズは8-0のランを出して必死に追いすがる(78-67) だが終盤に入るとロケッツもリズムを取り戻し、タッカーのオフェンシブリバウンドからの加点、ハーデンのフリースローなどで着々と点差を拡げたよ。結局16点リードして第3Qを終えた(87-71)」
 
シンキ「順調ですね。今日は大丈夫そうですか?」
 
キャット「第3Qは残り8分間スリーが決まらず、ロケッツ本来の出来ではなかったにもかかわらず、点差は拡がったからね。このペースなら今日もローテ外の選手が登場するはずだよ。」
 
シンキ「では第4Qで締めましょう、お願いします。」
 
キャット「第4Q序盤にペイサーズ期待の新人リーフがドライブから加点するが、ロケッツは簡単に8-2のランを出してリードを20点に拡げる(95-75) その後もタリックのダンクや速攻からの加点など、ロケッツのオフェンスは好調キープ。ペイサーズもそれなりに加点を続けたが、ゴードンやハーデンからカペラへの縦パスが面白いように決まって、呆れたようにマクミランヘッドコーチがタイムアウトを要求したね(110-87) 残り3分前にはローテ外の選手が登場したよ。ジョウ・チーのナイスブロックには相手も驚いていたんじゃないかな。結局ロケッツが一度もリードを奪われることなく118-95で勝利。これで6連勝となった。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(11-3) 35 28 24 31 118
ペイサーズ(6-8) 18 33 20 24 95
 
ロケッツ FG43/90(47.8%) 3pFG17/47(36.2%) FT15/18 47R 24A 13TO
ペイサーズ FG37/83(44.6%) 3pFG8/22(36.4%) FT13/21 41R 18A 13TO
 
ハーデン 34分 26点、5R、15A、2S、3TO FG9/21 3pFG3/12 FT5/5
ゴードン 31分 21点、1R、4A、2S、1B、3TO FG6/16 3pFG3/11 FT6/8
アリーザ 35分 15点、5R、1A、2S FG5/12 3pFG5/12
アンダーソン 33分 5点、9R(4OR) FG2/7 3pFG1/4
カペラ 32分 20点、17R、1A、1B FG9/12 FT2/3
タッカー 25分 9点、5R(3OR)、1A FG3/7 3pFG1/2 FT2/2
バームーテ 25分 11点、1R、2A、2S、1B FG4/8 3pFG3/5
タリック 16分 8点、3R、2S、1B FG4/4
ジョウ・チー 4分 0点、2B
ブラウン 4分 3点 FG1/2
ジャクソン 4分 0点
 
ターナー 26分 13点、8R、2A、3B FG6/11 3pFG0/1 FT1/2
オラディポ 36分 28点、4R、2A、1S、3TO FG11/17 3pFG2/5 FT4/6
コリソン 23分 9点、2R、2A FG3/6 3pFG2/2 FT1/3
ボグダノビッチ 29分 5点、2R、1A、1S、1B FG2/10 3pFG1/4
ヤング 24分 0点、5R、2A FG0/7 3pFG0/2
サボニス 23分 17点、5R(3OR)、2A FG7/10 3pFG1/1 FT2/2
ジョセフ 26分 2点、3A、2B FG1/4 3pFG0/2
リーフ(新人ドラ18位) 19分 9点、1R、1B FG3/5 3pFG2/3 FT1/2
スティーブンソン 24分 8点、10R、3A FG2/7 FT4/6
アル・ジェファーソンは出番なし
 
シンキ「グリズリーズ戦に引き続き、完勝と言った感じの勝利で6連勝ですね。なんか最近は負ける気がしませんよ。頼もしい限りです。」
 
キャット「今日も前半から主導権を奪って、ほぼ危なげない勝利だったよ。攻守ともにようやくチームとして機能しつつあるようだね。これでポールが帰ってくれば、ハーデンのいない時間帯もうまく凌げると思うし、タフな相手とも互角以上に戦えるかもしれない。」
 
シンキ「今日もハーデンが活躍してますが、カペラも得点、リバウンドともにかなりの数字を残しています。彼の飛躍がロケッツの飛躍につながると言っていたキャットさんもうれしいんじゃないですか。」
 
キャット「カペラの成長力は素晴らしい。フリースローは新人の時は17本連続で外していたが、今では7割の確率だからね。パスもうまくなってるし、これでローポストから加点する能力に、ミドルレンジからのジャンパー、ボールハンドリングなどを磨いて行けば、相当な選手になるはずだよ。ドリーム級の選手になってくれないかな(笑)」
 
シンキ「ペイサーズはどんな感じですかね? 再建モードの割にはそれなりに勝ってますが。」
 
キャット「オラディポが頑張っているからな。でも彼もこれで3チーム目だし、長い目で見れば、ターナーあたりがイニシアチブを取った方がいいと思うんだけどね。まあどちらにしても彼らは上位のドラフト指名権が必要なチームだと思うよ。」
 
シンキ「ありがとうございます。さて次のゲームはあさってホームでのラプターズ戦になります。ここと今週末のアウェイでのグリズリーズ戦をクリアすれば、連勝街道がさらに続く予感がしますよ。」
 
キャット「昨季は10連勝と9連勝があったね。もちろん今季はそれ以上を期待したい。今のロケッツなら出来るはずだ。」
 
シンキ「今日はどうもお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

'17~'18 第13戦 対グリズリーズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。4連勝と調子が出てきたロケッツですが、今日の相手は今季2連敗しているグリズリーズです。この鬼門を突破して、連勝街道へ行って欲しいですよ。」
 
キャット「前回のアウェイ戦では完敗だったからな。プレイオフでの対戦も考えられる相手だし、苦手意識を作りたくない。ここは絶対に落とせないゲームだよ。5連勝を達成し、ホームのロケッツファンを喜ばせてもらいたい。」
 
シンキ「ですね。ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツは固定の5人。グリズリーズはコンリー、ガソルの2枚看板に、エニス3世、マーティン、そしてロケッツが今年のドラフトで、将来の2巡目指名権と交換で手放してしまった新人ブルックス。」
 
キャット「第1Q序盤はまずロケッツが3本連続スリーを決めて、早々と主導権握る(9-0) グリズリーズは早めにタイムアウトを取って若干リズムを取るが(11-5)、カペラの豪快なブロックから速攻でゴードンがスリーを決めて、ロケッツはリズムを取り戻すことに成功すると、アンダーソンと交代したタッカーが攻守で活躍。ロケッツのリードは二桁を超えたよ(23-9) 中盤に入ってもロケッツはリズム良くプレイし、ネネのスチールからアリーザが速攻で決めると、ハーデンからネネへのコンビプレイも決まる12-1のランを披露(28-10) 溜らずグリズリーズは再びタイムアウトを要求へ。タイムアウト後にしっかり修正するのがグリズリーズの強さなのか、控えのエバンスの加点などで9-0のランを出して追い上げ開始(28-19) だがロケッツはハーデンが個人技で加点すると、ラストプレイでパーソンズを翻弄するスリーも決め、リードを二桁に戻し第1Qを終了した(33-22)」
 
シンキ「最近のゲームは立ち上がりが良くなってきましたね。ではこの調子で第2Qもお願いします。」
 
キャット「第2Q序盤のハーデンのいない時間帯。今日はブラウンではなくゴードンがPGを務める。そのゴードンは技ありのプレイで3本のフリースローをもらうと、ネネへのナイスパスを出していたよ(40-29) グリズリーズもエバンスが存在感のあるプレイをするなど、中盤までほとんど互角の展開だった(43-34) だがロケッツはハーデンをコートへ戻すとリズムが良くなり、ゴードンがスリーを決めてリードを二桁に戻すと、今度はハーデンも負けじとスリー。ロケッツのリードは15点に拡がったんだ(51-36) しかしこのままグリズリーズが引き下がるはずもなく、中盤を過ぎてからガソルの個人技に、速攻からの加点など、12-2のランを決めて一気に5点差に詰め寄る(53-48) だがロケッツもハーデンが終盤に得意の猛攻を開始! アリーザのスチールから速攻を決めると、ハーデンが個人技で連続加点に成功。結局前半はロケッツが二桁のリードを取って終了となった(62-50)」
 
シンキ「ディフェンスのいいグリズリーズ相手に前半だけで62得点は評価できますね。」
 
キャット「フィールドゴールの確率もほぼ5割で、スリーも入ってる。まあ後半次第だけど、このペースなら大丈夫だと思うよ。」
 
シンキ「では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤から両チームともシュートがイマイチ。ロケッツは3本連続でスリーを外していたよ。それでもアンダーソンがハーデンのドライブからのミスショットをフォローアップダンク! グリズリーズもコンリーが存在感を見せて得点差はほとんど変わらなかった(66-56) しかし中盤前にカペラがガソルを交わす個人技でフィニッシュすると、次のポゼッションでゴードンがスリーを決めて、溜らずグリズリーズはタイムアウトを要求へ(71-56) さすがのグリズリーズはエバンスが相変わらず存在感を見せて、すぐに10点差に戻すが(71-61)、今日も絶好調のハーデンが驚きのランニングフックで加点に成功するとスリーも決める(78-64) さらにハーデンは個人技からファールをもらってフリースローで加点すると、今度はアリーザがコーナーからドライブに成功。終盤に入ってもタッカーがペイント内から簡単に加点するなど、完全にペースはロケッツに(88-68) グリズリーズはガソルのローポストに頼るも、ロケッツディフェンスに読まれていて、ダブルチームからターンオーバーを繰り返していたよ。終盤もハーデンがスリーを決めるなどリードはさらに拡がって第3Qは終了したんだ(93-70)」
 
シンキ「いやー、ブラボーな展開ですね。攻守ともに圧倒してますか。第4Qも締めてください。お願いします。」
 
キャット「第4Qに入ってもロケッツはリズム良くプレイ。まずアンダーソンがジャンパーを決めると、得意のフェイドアウェイジャンパーも決める。グリズリーズもそれなりに加点するが、ゴードンにまたスリーを決められ、一気のランを出すまでに至らないまま、ハーデンがコートへ戻ってきた(100-81) 第3Qと比べると、ロケッツは雑なプレイが目立ち、点差を拡げることは出来なかったが、グリズリーズはガソルを出さず、控えメンバーが多かったこともあり、余裕を持ってプレイをしていた感があるね。結局15点差でロケッツの完勝(111-96) チーム成績などは以下の通りに。」
 
ロケッツ(10-3)  33 29 31 18 111
グリズリーズ(7-5) 22 28 20 26 96
 
ロケッツ FG37/83(44.6%) 3pFG16/45(35.6%) FT21/28 46R 18A 16TO
グリズリーズ FG38/79(48.1%) 3pFG6/20(30.0%) FT14/18 41R 23A 20TO
 
ハーデン 38分 38点、4R、8A、1B、3TO FG11/25 3pFG6/14 FT10/14
ゴードン 33分 26点、2R、2A FG7/16 3pFG6/11 FT6/7
アリーザ 34分 9点、7R、2A、2S FG4/10 3pFG1/6
アンダーソン 27分 12点、6R、2S FG5/9 3pFG2/6
カペラ 35分 7点、14R(7OR)、3A、2S、3B FG3/5 FT1/2
タッカー 28分 11点、7R、3S FG4/8 3pFG1/3 FT2/2
バームーテ 28分 2点、1R、3S FG0/4 3pFG0/3 FT2/2
ネネ 7分 4点、4R FG2/2
タリック、ジョウ・チー、ブラウン、ジャクソンも出場
 
コンリー 28分 12点、5A、3TO FG4/11 3pFG1/3 FT3/4
ガソル 28分 15点、9R、3A、1B、3TO FG6/15 3pFG0/3 FT3/4
ブルックス 28分 9点、6R、1S、1B FG4/8
エニス3世 26分 4点、3R FG2/3
マーティン 15分 6点、2R FG3/5
エバンス 29分 22点、5R、6A、3S、5TO FG8/12 3pFG1/3 FT5/6
パーソンズ 20分 10点、5R、2A、3TO FG4/7 3pFG2/4
チャルマーズ 19分 2点、1R FG1/6 3pFG0/2
マクレモア 18分 4点、2R FG2/5
ライト 14分 5点、4R、2B FG2/3
 
シンキ「グリズリーズに見事なリベンジ達成し5連勝。いよいよ連勝街道に入りましたかね?」
 
キャット「そうだね。今日は前半から落ち着いて観ていられたよ。オフェンスでは得意のスリーとドライブでグリズリーズディフェンスを切り崩していたし、ディフェンスでもヘルプがしっかりしていて、ターンオーバー数がリーグ1少ない相手にミスを量産させていたよ。会心の勝利だと思う。」
 
シンキ「ハーデンが今日も38得点の大車輪ですね。彼には今季こそMVPに選ばれて欲しいですよ。」
 
キャット「全くだ。数年前に彼をトレードに出すことを考慮するべきだと思っていた自分が恥ずかしいね。完全にゲームを支配しているよ。」
 
シンキ「前回やられた元ロケッツのパーソンズですが、今日はゾーンに入らせませんでしたかね。」
 
キャット「さすがに今日はそこまでではなかったが、やはり彼は存在感のあるプレイを見せていたよ。しかしチームを勝利に導くには全く至らなかったな。」
 
シンキ「ロケッツが手放したブルックスはスターターになっちゃいましたね。」
 
キャット「ね(苦笑) 来年以降の2巡目指名権で彼くらいのレベルの選手を獲得できる確率は低いんじゃないかな。こんなに出来る選手ならキープすべきだった。現状でもトロイより確実に使えるよ。GMモーレーは何やってるんだって思ったね。」
 
シンキ「ネネの出場時間が少ないですが、何かありましたかね?」
 
キャット「右足首を負傷して後半は無理をしなかったようだ。シーズンは長いから焦らず今週のラプターズ戦までには癒えて欲しいね。」
 
シンキ「分かりました。では最後に何かありますか?」
 
キャット「まず残念なニュースから。元ロケッツのジョシュがペリカンズを解雇されたよ。たった3ゲームしか出場できなかったな。それから来年のドラフト関連だけど、日本期待の八村がESPNドラフトランキングで48位にランクされていたよ。」
 
シンキ「ジョシュはカナーン同様に戦力外となってしまいましたか。彼の今後はどうなりますかね?」
 
キャット「まだプレイ出来るから引退は考えてないと思うぞ。でももうNBA復帰は厳しいかもね。」
 
シンキ「それから八村がドラフト指名に掛かる順位にランクされてますか。やはりU-19世界選手権のインパクトが大きかったんですかね?」
 
キャット「間違いない。彼にはNBAのスカウトが好む伸びしろがまだまだあるよ。また今日はBリーグの千葉ジェッツの富樫が42得点と大爆発したんだけど、こんな活躍を毎ゲーム見せれば、さすがにスカウトも注目するかもしれない。カリーだって20台半ばを過ぎてブレイクしたから、可能性がない訳じゃないと思ってる。2人とも頑張って欲しいよね。」
 
シンキ「ありがとうございます。ところで明日もゲームがありますね。アウェイでのペイサーズ戦となります。連戦となりますが、連勝を続けたいので頑張ってもらいましょう。それでは今日はどうもお疲れ様でした。」

'17~'18 第12戦 対キャブス(ホーム)

シンキ「こんにちは。このところ圧勝続きのロケッツですが、今日は東地区を3年連続で制しているキャブスが相手です。今季調子がイマイチとはいえ、侮れない相手ですよね。」
 
キャット「アービングを放出し、トンプソンは1か月離脱が決定。またトーマスも離脱が続いている状況だからね。相変わらずレブロンは頑張っているが、NBAはそんなに甘くないと言ったところなんだろう。」
 
シンキ「ロケッツもポールが欠場ですが、このゲームも勝って、そろそろ連勝街道に入って欲しいと思ってますよ。ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがおなじみの5人。先日故障したバームーテは、無理せず休養するようだ。キャブスはレブロン、クラウダー、ラブ、JRスミス、シャンパート。新加入のローズは故障の様子見のため欠場とのことだ。」
 
キャット「序盤は両チームとも加点を繰り返す互角の展開。レブロンが豪快なダンクを決めて会場がざわついた。キャブスはスリーも好調で、ラブに続きJRスミスも決めてリードを取った(12-18) だがロケッツのスリーも入っていて、ネネのユーロステップからの加点で追いつくと、タッカーのスリーで逆転に成功(21-18) キャブスは流れを変えるため、控えに降格しているウェイドを投入する。だが攻撃の手を緩めないロケッツは、ネネがアグレッシブに攻めてフリースローをもらうと、アリーザの速攻も決まる15-0のランを披露!(27-18) レブロンはドライブ時にアリーザの足を踏んで足首を捻ったが、タイムアウト後も引き続きコートへ。中盤を過ぎてもロケッツのペースは続き、タッカーの加点でリードはさらに拡がったが(29-18)、キャブスもレブロンが個人技からようやく加点してリズムに乗ってきた(31-25) だが終盤に入るとロケッツは再びブーストし、ハーデンのスリーが決まると、ラストプレイでアンダーソンがナイスオフェンシブリバウンドからの加点に成功させ、再び11点にリードを拡げて第1Qは終了となったよ(36-25)」
 
シンキ「いい感じの立ち上がりを見せたようですね。今日も控えメンバーを出せるように点差を付けてください。お願いします。」
 
キャット「第2Q序盤のハーデンのいない時間帯。故障欠場中のバームーテの替わりにブラウンがコートへ。まずロケッツはタッカーのスチールからアンダーソンのスリーが決まると、ゴードンのスリーも決まって、リードを17点に拡げたよ(42-25) その後もロケッツはアンダーソンからゴードンへパスが繋がるカウントプレイを決めるが、キャブスもグリーンが怒涛の連続加点でロケッツに待ったを掛ける(45-34) しかしオフェンス好調のロケッツはゴードンが2本のスリー、カペラのナイスフィニッシュで簡単に17点差へ戻したんだ(53-36) 溜らずキャブスはタイムアウトを要求へ。キャブスはレブロンをコートへ戻すと、すぐにペイント内から加点してきた。ロケッツもカペラのナイスパスでアリーザがレイアップを決めるが、今日絶好調のグリーンが勢いを保ち続けるかのような多彩なオフェンスで加点を続け、さすがにやられすぎを感じたダントーニはタイムアウトを要求してきたよ(55-43)」
 
シンキ「グリーンはキャブスに行ったんでしたね。もうすっかりジャニーマンになってしまいましたが、このゲームでは存在感を発揮しているようですね。」
 
キャット「タイムアウト後にハーデンを戻したロケッツだったが、グリーンの勢いがレブロンに伝わったのか連続加点で追いすがると(55-49)、火付け役のグリーンが、ハーデンを交わすユーロステップからのダンクを決めてきた(57-53) リードがなくなってきたロケッツは焦りが出てきたのか、効率の悪いシュートを選択していて、フリースローで何とか加点するも、タフショットを打たされるシーンが目立ってくる。終盤に入っても、キャブスは速攻からレブロンが決めると、ドライブからパワープレイにも成功し逆転は目の前に(61-59) その後もキャブスはフリースロー4本で難なく逆転に成功すると、レブロンの猛攻にロケッツは加点を許し続けてしまったね。それでも第1Qの貯金があって、何とか2点差で前半は終了となったよ(65-67)」
 
シンキ「振り出しに戻った感じですかね。やはりキャブス相手に圧勝は難しいと言うことでしょうか。では後半にまた逆転しましょう。お願いします。」
 
キャット「後半序盤はまずロケッツのペース。ゴードンのスリーで逆転すると、アリーザがスリーのカウントプレイを決めてリードを5点に(72-67) キャブスもクラウダーのスリーに、JRスミスのイージーレイアップなどで追いすがるが、ロケッツはハーデンが2本のスリーを決めると、カペラがミスマッチから楽に加点して、キャブスは溜らずタイムアウトを要求してグリーンを投入する(81-74) 地力があるキャブスは、JRスミスが存在感をアピールするかのようなスリーを連発すると、ロケッツのミスから速攻を決めて1点差に追い上げる(84-83) ロケッツもゴードンのスチールから速攻でネネがダンクで加点するが、相変わらず好調持続のグリーンにスリーを決められゲームはタイに(87-87) だが終盤に入ってロケッツはゴードンがカウントプレイを決めると、シュートの精度が上がってきたハーデンがスリーを決めるなど突き放しに掛かる(96-89) だがここまですっかり影が薄かったウェイドが連続ジャンパーで追いすがってきたよ。それでもロケッツはフリースローで着々と加点に成功。結局ロケッツ7点リードで第4Qを迎えることになった(100-93)」
 
シンキ「前半を終えてどうなることかと思いましたが、さすがのロケッツはしっかりと修正してきましたね。あと12分です。このゲームは勝ちたいですよ。」
 
キャット「もう手に汗かいている状況だ。最近のゲームと違って緊張感があるな。TV向きの試合になってるよ(笑)」
 
シンキ「ではラストの第4Qもお願いします。」
 
キャット「第4Q序盤はまずラブがオフェンシブリバウンド時にカペラから肘打ちを食らって目が覚めたのか、スリーを決めてきたが、ロケッツもカペラがお返しのフィニッシュ。さらにハーデンが好調持続のスリーを決めて、危機感を持ったルーヘッドコーチは、すぐさまタイムアウトを要求する(105-96) タイムアウト後にレブロンがペイント内から加点するが、ハーデンが火付け役だったグリーンを止める! これで勢いに乗ったロケッツはハーデンからカペラへのアーリウープに続き、タッカーのスリーが決まって、13点までリードを拡げた(111-98) だがキャブスもレブロンがさすがのスリーを決めると、盟友ウェイドもカペラのブロックを交わすフローター気味のショットを決めて、ゲームは中盤へ入ったよ(111-103) 残り6分半ほど。」
 
シンキ「速攻から加点を食らって、流れを持って行かれないようにしましょう。お願いします。」
 
キャット「終盤に備え、キャブスはレブロンをベンチで温存してきた。中盤へ入ると、一転ゲームは膠着状態に。ロケッツはオフェンシブリバウンドを4本連続で奪いながら加点出来ず、キャブスもラブがターンオーバーを犯すなど、両チームともリズムに乗れないまま残り4分を切る(112-103) JRスミスにジャンパーを決められたところで修正を図るためロケッツはタイムアウトを取ったが、その後もオフェンスのリズムが取れず苦戦。その隙にコートへ戻ったレブロンがドライブからのパワープレイで加点に成功すると、ラブのフリースローも決まって、ロケッツのリードは3点になってしまう(112-109) キャブスはラブが6ファール退場となるが、それでも残り2分切って今日絶好調のグリーンがジャンパーを決め、ロケッツはついに1点差まで追い上げを食らったんだ(112-111)」
 
シンキ「このパターンは第2Q終盤に似てませんか。ここは絶対に死守してください。お願いします。」
 
キャット「残り1分半を切った大事なロケッツのオフェンス。ハーデンのナイスドライブからのレイアップはショートするが、泥臭いプレイをいとわないタッカーが、シャンパートに競り勝つナイスオフェンシブリバウンドからルーズボールになり、うまいことハーデンにボールが渡ると、カペラへアーリウープパス。これをカウントプレイで決めたカペラは、この大事なフリースローもしっかりと決めてくれたよ!(115-111)」
 
シンキ「よし。さあこのディフェンスを頑張れば勝利は見えてきます。頼みますよ、お願いします。」
 
キャット「キャブスはタイムアウトを取らずプレイは続行。そのオフェンスはもちろんレブロンで勝負。一時ボールポゼッションを確認するためゲームが止まるもキャブスボールに。残り1分切ってレブロンは持前のフィジカルなプレイで加点に成功してきた(115-113) ロケッツも当然ハーデンにボールを託す。時間を使ってハーデンは、得意のステップアップからスリーを放つが決まらず。だがタッカーが今度はクラウダーに競り勝つオフェンシブリバウンドを奪取!! 疲れが溜ってきたのか、ハーデンは次のポゼッションでのジャンパーがエアボールになってしまう。だがそのボールは、カペラがちょうど落ちてくるところに落下して、アシストのような形になりカペラがフィニッシュしたよ(117-113) 残り10.7秒。」
 
シンキ「よっしゃ! もう勝利は目前ですね。ラストをしっかり締めてください。」
 
キャット「タイムアウト後のキャブスオフェンス。レブロンがパワープレイからレイアップを狙うが、後ろから来たカペラがナイスブロック!! ラストをしっかり締めたロケッツが、4点差で逃げ切って勝利を収めたよ。最終スコアーは117-113。チーム成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(9-3) 36 29 35 17 117
キャブス(5-7) 25 42 26 20 113
 
ロケッツ FG36/77(46.8%) 3pFG16/46(34.8%) FT29/36 45R(17OR) 21A 22TO
キャブス FG45/81(55.6%) 3pFG12/27(44.4%) FT11/14 26R 24A 19TO
 
ハーデン 43分 35点、11R、13A、5S、1B、5TO FG8/21 3pFG6/14 FT13/14
ゴードン 40分 20点、2R、2S、5TO FG7/16 3pFG4/11 FT2/2
アリーザ 43分 17点、4R、2A、2S FG5/13 3pFG3/11 FT4/5
アンダーソン 34分 5点、4R(3OR)、3A、1S FG2/7 3pFG1/5
カペラ 31分 19点、13R(6OR)、1A、4B、5TO FG7/9 FT5/9
タッカー 29分 11点、9R(6OR)、1S FG4/7 3pFG2/5 FT1/2
ネネ 15分 10点、2R、3TO FG3/4 FT4/4
ブラウン 5分 0点、2A FG0/0
控えはタッカー、ネネ、ブラウンが出場。
 
レブロン 40分 33点、4R、7A、1S、1B、9TO FG15/24 3pFG1/4 FT2/3
クラウダー 24分 3点、5R、2A、1S、3TO FG1/2 3pFG1/1
ラブ 29分 17点、6R、4A、1S、6PF FG5/12 3pFG3/6 FT4/4
JRスミス 32分 13点、1R、1A、1S、 FG5/11 3pFG3/8
シャンパート 33分 7点、1R、5A、1S FG3/6 3pFG1/3
グリーン 38分 27点、5R、2A、3S FG11/15 3pFG2/3 FT3/3
ウェイド 20分 8点、2R、2A、1S FG3/7 FT2/4
コーバー 18分 3点、2R FG1/3 3pFG1/2
フライ 7分 2点、1A FG1/1
 
シンキ「見事な勝利ではなかったと思いますが、第2Qの劣勢をしっかりと後半に修正できたようですね。」
 
キャット「第2Qはゾーンに入っていたグリーンに手こずってしまったね。パーソンズにやられたグリズリーズ戦を思い出したが、今回は後半ある程度抑えたのが勝因の一つに挙げられると思う。レブロンにやられるのは想定内だからね。」
 
シンキ「トリプルダブルを達成したハーデンの活躍は素晴らしいですが、わき役のタッカーやカペラの活躍も見逃せませんね。」
 
キャット「2人で12本のオフェンシブリバウンドを奪取したな。キャブスはトンプソン離脱でペイント内が手薄になっていたし、スモールラインナップの時間帯が多くて、リバウンドを取るのに苦労していたよ。ロケッツはその弱点をうまく突いた感じだったね。」
 
シンキ「この勝利で4連勝達成です。連勝街道へ向けて難敵グリズリーズ戦が待ってます。」
 
キャット「次こそ勝ちたいよ(笑) ホームゲームだし、プレイオフのような気持ちでプレイしてもらいたい。」
 
シンキ「ですね。では最後になりますが、何かありますか?」
 
キャット「Gリーグが11月から開幕して、ロケッツ傘下のバイパーズのゲームが始まったんだけど、今年のドラフト2巡目で指名したハーテンスタインがプレイしているんだよ。2ウェイ契約はジャクソンとウェバーで決まっているので、未契約組に分類されると思うが、せっかくGリーグでプレイ出来てるんだから、しっかり成長力を見せて欲しいと思っているんだ。」
 
シンキ「今のところどうなんですか?」
 
キャット「短いプレイ時間ながら、それなりの結果を残している(平均5点、5R) まあこれからどれだけ伸びるかだな。期待の選手なので注目しているよ。」
 
シンキ「ちなみに他の選手はどうですかね?」
 
キャット「さすがにトロイが水を得た魚のような活躍をしている。ジョウ・チーも頑張っているね。ウェバーやオヌアクも健闘しているようだ。道のりは厳しいと思うが、NBAレベルで活躍できるくらい育って欲しいよ。」
 
シンキ「どうもありがとうございます。では次回のグリズリーズ戦は完勝しましょう。今日はどうもお疲れ様でした。」

'17~'18 第11戦 対ジャズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。今日はホームでのジャズ戦ですね。3連勝を目指して頑張りましょう。では早速ですがゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがいつもの5人。ジャズは新加入のルビオ、フッド、イングルズ、フェイバーズ、ゴール下の守護神ゴベール。」
 
キャット「序盤はゴベールの存在感のあるディフェンスでペイント内からなかなか得点できず、まずスリーが入っていたジャズがリードを取った(10-2) だがロケッツはカペラがゴベール越しにフィニッシュに成功すると、2本のスリーに続き、ハーデンの個人技が決まる10-0で一気に逆転へ(12-10) その後もロケッツはスリーが好調で、中盤に再びアンダーソンとハーデンのスリーが決まってリードを拡げに掛かるが(18-12)、ジャズも加点が続いてゲームは終盤に入ったよ(23-21) ロケッツも負けじとシュート好調で、バームーテもスリーを決めたね。結局終盤にハーデンがブザービーターを含む2本のスリーを決めたロケッツが11点リードして終了したよ(39-28)」
 
シンキ「第1Qから派手に決めたようですね。」
 
キャット「ハーデンは第1QだけでFG8/8の22得点。ロケッツのスリーも13本中9本決まってるよ。対するジャズも11本中5本決めてるね。」
 
キャット「第2Qにいきなりネネがスチールからダンク! ここまで目立った活躍がないゴードンはスリーがエアボールになるが、ジャズもミスが出るなど、ロケッツのリードは変わらず(43-30) ゴードンはさすがにワイドオープンからのスリーは確実に決めてくると、彼は速攻からの加点も決め、ロケッツはリードをキープしてゲームは中盤に入った(48-35) タイムアウト後、ジャズもフッドが加点するなど点差を詰めてくるが、ハーデンの加点が止まらず、カペラのディフェンスも効いていて、ロケッツは二桁のリードをキープしている(58-44) 終盤に入っても、カペラのナイスフィニッシュでのカウントプレイ、ゴードンの2本スリーなど、ロケッツのオフェンスは止まることなく、前半は18点リードして終了となった(67-49)」
 
シンキ「ここ2戦と同様な展開ですね。」
 
キャット「前半はシュートが決まってたがそれだけでなく、ジャズのお株を奪うナイスディフェンスも目についたよ。この調子なら今日のゲームも大丈夫だろう。」
 
キャット「第3Qはまずジャズが先制。イングルズがカウントプレイを含む連続加点を決める。ロケッツもカペラがゴベールを恐れずフィニッシュに成功すると、そのゴベールのダンクもブロック! その後すっかり上達したフリースローも決めて、ロケッツのリードは遂に20点を超えた(79-58) 中盤前にジャズも追い上げを見せるが、ネネがカウントプレイに成功し、さらにハーデンの華麗なドライブも決まるなど、点差はほとんど変わらずゲームは終盤に(95-75) 終盤もおもしろいようにスリーが決まり、ハーデンは50得点目となるドライブを決めたね。結局ハーデンはまた華麗なプレイを決めて、このゲーム52得点を記録すると、ラストプレイでも速攻からドライブに成功したよ! 第3Q終了してロケッツのリードは30点となった(115-85)」
 
シンキ「もう決まりましたかね。今日もローテ外の選手に出番がありそうです。」
 
キャット「ロケッツフランチャイズ記録である、カルビン・マーフィーの57得点に迫るハーデン。ロケッツはゲームの行方が見えてきたこともあって、そのハーデンに記録を塗り替えるチャンスを与えるように、彼がボールを独占し、ほぼすべてのポゼッションでシュートを打たせるが、これがほとんど決まらず(苦笑) 結局残り7分半、56得点でお役御免となったね。残り4分半でジョウ・チーも登場。最終スコアーは137-110だった。個人成績などは以下の通り。」
 
ロケッツ(8-3) 39 28 48 22 137
ジャズ(5-5)  28 21 36 25 110
 
ロケッツ FG48/81(59.3%) 3pFG23/39(59.0%) FT18/21 42R 26A 21TO
ジャズ FG38/88(43.2%) 3pFG13/34(38.2%) FT21/24 33R 22A 14TO
 
ハーデン 35分 56点、2R、13A、2S、7TO FG19/25 3pFG7/8 FT11/12
ゴードン 34分 20点、6R、2A、3TO FG7/15 3pFG6/11
アリーザ 34分 14点、1R、2A、2S FG5/10 3pFG4/8
アンダーソン 32分 6点、5R、1A、1B FG2/4 3pFG2/4
カペラ 22分 8点、8R、2A、1S、4B、3TO FG3/5 FT2/3
タッカー 30分 3点、9R、2A、1S、1B FG1/2 3pFG1/2
ネネ 19分 13点、4R、2A、1S、1B FG5/8 FT3/4
バームーテ 14分 3点、3R、2S FG1/4 3pFG1/3
タリック 7分 0点、1R FG0/1
ジョウ・チー 5分 4点、1R FG1/2 FT2/2
ブラウン 5分 8点、1R、1A FG3/4 3pFG2/3
ジャクソン 4分 2点、1R、1A FG1/1
 
ゴベール 25分 13点、5R、1A FG6/11
イングルズ 21分 11点、2R、1A FG4/9 3pFG2/3
フェイバーズ 26分 12点、2R、3S FG4/6 3pFG2/3 FT2/2
ルビオ 24分 10点、2R、3A FG2/7 3pFG1/5 FT5/6
フッド 26分 12点、1R、2A、3TO FG5/10 3pFG1/6
ミッチェル(新人ドラ13位) 25分 17点、4R、4A、5TO FG6/13 3pFG3/7
バークス 24分 10点、3R FG3/8 3pFG2/3
ユドー 17分 4点、4R、3B FG2/3
セフォロシャー 17分 6点、4R、3A FG2/5
 
シンキ「ハーデンがキャリアハイの56得点ですか! 彼はすごい選手ですよ。」
 
キャット「今日は気持ちがいいくらいシュートが入りまくっていたね。これで3連勝。いよいよ勢いが付いてきた感あるね。」
 
シンキ「今日みたいな感じのゲームが続けば、連勝街道に入るのはもちろん、今度のグリズリーズ戦にもリベンジできそうですよ。」
 
キャット「だね。ディフェンスのいいジャズを問題にしない勝ちっぷりは称賛できるね。これでポールが帰ってくれば、さらに面白いチームになるよ。ホント頼もしくなったね。アストロズが優勝して、今度は俺たちの番だって気合が入っているのかもしれないな。」
 
シンキ「ですね。次のゲームは中3日でのキャブス戦ですね。ホームゲームです。」
 
キャット「バームーテが故障してロッカールームへ下がったんだけど、次のゲームまで間隔があるから何とかなるかな。彼の活躍は予想以上だったからね。いないと困るよ(笑)」
 
シンキ「それでは次のゲームもお願いします。今日はどうもお疲れ様でした。」

'17~'18 第10戦 対ホークス(アウェイ)

シンキ「こんにちは。今日のゲームで早くも今季10戦目になりますね。ニックス戦に続き、今日も再建中のチームとの対戦です。相手はホークスですね。」
 
キャット「まあ順当勝利と行きたいもんだね。今日もジョウ・チーを観たいんで、早めにリードを奪って、第4Qは流す展開になって欲しいと思っているんだ。」
 
シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ゴードン、アリーザ、アンダーソン、カペラ。ホークスはシュルーダー、ベイズモア、プリンス、マスカラ、デッドモン。イリャソバは開幕から欠場、ハワードと交換で入団したプラムリーはヒザの故障で1~2週間お休みするようだ。」
 
キャット「序盤はロケッツはゴードン、ホークスはシュルーダーの加点などでほぼ互角だったが、まず抜け出したのはロケッツ。カペラのフリースローと、アリーザのスチールからの速攻が決まって、まずロケッツが8点リードした(14-6) タイムアウト後、ホークスはベイズモアがドライブからのパワープレイ、デッドモンはカペラのゴールテンディングで加点するが、ロケッツは得意のスリーが好調で、ハーデンとアンダーソンが続けて成功してリードを二桁に(20-10) 中盤に入ってホークスもシュルーダーがさすがの存在感を見せて追い上げる(21-19) しかしロケッツもバームーテのレイアップを皮切りに、連続スリーが決まってあっという間に再びリードは二桁になった(29-19) 終盤になってもバームーテの攻守に渡る存在感などがあって、第1Qはロケッツが11点リードして終了(36-25)」
 
シンキ「今日のゲームはしっかりと出だしを決めましたね。この調子でお願いします。」
 
キャット「第2Qのハーデンのいない時間帯。ロケッツはオフェンスの状態がイマイチで加点出来ず、バービットにスリーを食らって点差は一桁に(36-28) ロケッツのキャンプに参加し、シーズン直前に解雇されホークスに拾われたテイラーが、まずドライブからオフェンシブチャージをもらい、その後もターンオーバーを犯していたよ。ロケッツはアンダーソンが好調で、ゴードンもバービットを翻弄するプレイを見せるなど、再びリードは二桁へ(44-34) その後もアンダーソンはテイラーとのミスマッチからきれいにノビツキー張りのショットを決めていたね。中盤前になってもゴードンのスリー、ハーデンのスリーなど、ロケッツのやりたい放題の時間帯が続いて、リードはいつの間にか20点になったね(56-36) ホークスもホームのファンの声援に応えよるように、シュルーダーが起点になって加点を続け、ベイズモアの豪快なダンクが決まって10-0のランに成功し追い上げるが(56-46)、ロケッツはハーデンとカペラのホットラインで連続加点に成功すると、終盤に入ってもアリーザのオフェンシブリバウンドからカペラのダンクに繋がるなど、ロケッツは難なく加点していき、結局第2Qはロケッツ18点リードで前半終了となった(69-51)」
 
シンキ「今日もニックス戦同様に楽なゲームになりましたかね。それでも気を抜かないで行きましょうお願いします。」
 
キャット「後半に入っても15点以上の点差をキープ中のロケッツ。ゴードンがコーナーからドライブして豪快なダンクを披露してたよ。中盤に入り13点差に詰められる時間帯があったが、すぐに突き放して第3Qは21点リードして終了(97-76) 第4Qもロケッツのペースが続き、4分経過してリードは30点に拡がった(111-81) ホークスはターンオーバーばかり繰り返して、全くリズムに乗れず、残り7分にはジョウ・チーが登場してきた。そのジョウ・チーはスリーを何回も放つが決まらず、タフショットを打たされ、ディフェンスでも存在感を出せなかったね。中盤以降のロケッツはタリックがスリーを放つが、リングにも当たらずボードに当たったり、ブラウンのスリーもブロックされるなど、雑なオフェンスが目立ってきてリードを詰められるが、点差が点差だけに余裕の展開は変わらず。最終スコアーは119-104でロケッツの勝利に終わった。最終成績は以下の通り。」
 
ロケッツ(7-3) 36 33 28 22 119
ホークス(1-8) 25 26 25 28 104
 
ロケッツ FG42/89(47.2%) 3pFG16/47(34.0%) FT19/23 44R 28A 13TO
ホークス FG39/81(48.1%) 3pFG11/33(33.3%) FT15/18 41R 16A 18TO
 
ハーデン 31分 29点、3R、11A、1S、2TO FG8/15 3pFG6/11 FT7/10
ゴードン 30分 20点、2R、5A、4S、1B、4TO FG6/13 3pFG3/7 FT5/5
アリーザ 32分 12点、7R、4A、1S、1B FG5/11 3pFG2/8
アンダーソン 25分 11点、8R FG4/9 3pFG3/8
カペラ 22分 12点、6R、1A FG5/9 FT2/2
バームーテ 34分 20点、4R、2A、2S、1B FG8/11 3pFG2/4 FT2/3
タッカー 23分 3点、5R、2A、2S FG1/5 3pFG0/3
ネネ 17分 8点、6R、1A、2S、1B FG4/8
タリック 9分 2点、2R、2A、1S FG1/3
ジョウ・チー 7分 2点、1R FG0/3 3pFG0/2 FT2/2
ブラウン 5分 0点 FG0/2 3pFG0/2
ジャクソン 4分 0点、1S FG0/0
 
シュルーダー 26分 16点、2R、4A、4TO FG6/13 3pFG2/5 FT2/3
ベイズモア 27分 18点、4R、2A、2S FG6/14 3pFG0/5 FT6/8
プリンス 24分、16点、3R、2A、3TO FG7/12 3pFG2/5
マスカラ 19分 3点、3R、2S、2B FG1/4 3pFG0/2
デッドモン 22分 9点、7R、1B FG4/5 3pFG1/2
コリンズ(新人ドラ19位) 28分 8点、12R、2S、4B、3TO FG3/7 FT2/2
バービット 27分 12点、3R FG4/5 3pFG4/4
テイラー 25分 12点、3R、5A、3TO FG5/9 3pFG0/1
ベリネリ 18分 0点、2R FG0/5 3pFG0/4
ドーシー(新人ドラ41位) 18分 10点、1R、3TO FG3/6 3pFG2/4
ブルシーノ 6分 0点、1R FG0/1
 
シンキ「キャットさんお望みの展開になりましたね。ロケッツの完勝でした。」
 
キャット「負ける感じは全くなかったよ。ホークスはこれで8連敗。今季は間違いなく60敗はするだろうな。ここ10年プレイオフに進出しつづけても結果が出なかったので、思い切って再建に舵を切ったから、今日の敗戦も想定通りなのかもしれない。」
 
シンキ「ハワードを放出し、ハーダウェイJRとも再契約せず、ミルサップもFAで抜けちゃいましたからね。」
 
キャット「さすがにこれだけ抜けると勝てないよな。エースのシュルーダーがオールスター級のプレイでも見せない限り、今季はドアマット状態となるだろうね。」
 
シンキ「ロケッツを解雇されたテイラーですが、ホークスみたいなチームがあってよかったですよね。おかげでかなりプレイタイムをもらっているじゃないですか。」
 
キャット「この経験を活かして欲しいもんだ。まだ主力級が出るとミスが目立つから、ここをクリアできれば何とかなっていいと思う。彼のスピードにブーデンホルザーヘッドコーチも好印象を持ったようだね。まだ若いし経験だよ。頑張って欲しい。」
 
シンキ「ところでロケッツに関してはどうでしたか?」
 
キャット「今日の出来は参考にしづらいね。まあ次のゲームから骨のあるチームとの対戦が続くから、ここでどれだけやるかだな。故障に気を付けて勝ち続けて欲しいよ。」
 
シンキ「そろそろ連勝街道に入って欲しいと思っているロケッツファンは多いでしょう。次戦はあさってホームへ戻ってのジャズ戦になります。最後に何かありますか?」
 
キャット「9ゲーム欠場中のポールだが、あと2週間は掛かるようだ。もちろん焦る時期ではないから慎重に経過を見るようだけどね。なのであと7ゲームは欠場となるだろう。今季4回目のグリズリーズ戦には戻ってきて欲しいんだが、ちょっと間に合わないかな。」
 
シンキ「まだまだ今季は長いですから、ポールには万全の状態で戻ってきて欲しいですね。では今日もお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

'17~'18 第9戦 対ニックス(アウェイ)

シンキ「こんにちは。グリズリーズ、シクサーズ相手に連敗中のロケッツ。今日はアウェイでのニックス戦になります。エースのカーメロを放出し、再建中のチームですが現在3連勝と調子いいですね。」
 
キャット「新エースになったポルジンギスがかなり頑張っているよ。フランス出身の注目新人ニリキナもいるし、彼ら次第でニックスは飛躍の可能性がある。ロケッツは気を引き締めて行かないといけないぞ。」
 
シンキ「ですね。ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ゴードン、アリーザ、アンダーソン、カペラ。ニックスはジャック、元ロケッツのリーのベテラン2人に、今季ニックスへ復帰したハーダウェイJR、ポルジンギス、サンダーから移籍してきたカンター。ロートルのノアは故障のリハビリ中で、終了後に薬物規定違反のため最低10ゲームの出場停止処分が加わる。いまや彼は完全に不良債権選手になってるね。」
 
キャット「出だしでいきなりハーデンが得意のステップバックで、ポルジンギスをスリップさせて会場がどよめく。序盤は最近不調のアリーザがスリーを決め、ニックスもリーがお返しするなど、ほぼ互角の展開だった(9-10) その後ニックスはロケッツのターンオーバーから速攻を決めリードを拡げるが、アンダーソンがしっかりとスリーを決め、ゲームは中盤へ入ったよ(12-14) 中盤に入ってもニックスはエースになったポルジンギスにボールを集めてくる。その期待に彼は応え、ミドルのジャンパーを次々と決めてニックスがリードを拡げたよ(15-23) ロケッツも同様にエースのハーデン起点からオフェンスを始めるが、ダブルチームからターンオーバーを犯すなど、終盤に入ってもロケッツのオフェンスはピリッとしない(17-25) しかしネネが攻守でロケッツを助け、ハーデンのブザービーターのスリーもあって、第1Qはロケッツ3点のビハインドまで巻き返したよ(24-27)」
 
シンキ「最近のロケッツは立ち上がりが悪いですね。ここから修正をお願いします。」
 
キャット「第2QはハーダウェイJRのスリーからスタート。ロケッツもワイドオープンになったアンダーソンがしっかりと決めて来た。次のポゼッションでもアンダーソンはノビツキー張りのジャンパーで加点。今日の彼は調子良さそうだ。ポルジンギスがベンチで決め手を欠くニックスを尻目に、ロケッツは着々と加点して逆転へ(31-30) 元ロケッツのビーズリーはバームーテに子供扱いされ、マウスピースを噛みながら悔しさを表しベンチへ退くとポルジンギスが登場へ(36-30) そのポルジンギスをタッカーがナイスディフェンスで防ぐなどして、第2Qはここまで9本連続ニックスのフィールドゴールが落とすことに成功中だよ(38-30) タイムアウト後もカペラがドリーム張りのスチールから速攻でダンクに成功! だがニックスもさすがにオフェンスのリズムを取り戻して連続加点に成功して追いすがる(42-36) しかし中盤以降もロケッツはオフェンスのリズムが良く、カペラの連続フィニッシュ成功など得点が止まらない(49-43) 終盤でもロケッツはハーデンの連続加点に、バームーテのスリーも決まってリードを拡げたよ。結局前半はロケッツ12点のリードで終了となった(60-48)」
 
シンキ「第2Qに一気のランを出しましたね。このペースです。では後半もお願いします。」
 
キャット「後半に入ってもロケッツのオフェンスは止まらず、速攻からカペラのイージーダンクが決まると、ニックスは早々とタイムアウトを要求へ(67-50) タイムアウト後にゴードンのスリーが決まったロケッツは、リードを20点に乗せてきた(70-50) ニックスはカンターがインサイドで踏ん張りを見せるなどしていたが、ディフェンスでは機動力不足を突かれカペラにダンクを食らう。頼みのポルジンギスもアンダーソンにドライブを食らうと、オフェンシブファールを犯すなど、ニックスは完全に勢いをなくしてきたね。それでも何とかスリーを決めてきたニックスだったが、ロケッツが一時リードを25点まで拡げて中盤を過ぎたよ(86-64)」
 
シンキ「今日のゲームは大丈夫そうですね。でも気を抜かず行きましょう。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後もロケッツの勢いは変わらず、ニックスもそれなりに加点を続けたが、もうゲームの行方は見えてきた(92-67) ハーデンがこのQに19得点する大車輪もあって、結局第3Q終了時にロケッツは26点リードしたよ(100-74)」
 
シンキ「第4Qは控え選手の出番ですかね。ではサクッとお願いします。」
 
キャット「第4Qは序盤こそロケッツはリズム良くプレイしていたが、その後ニックスの若手選手たちが頑張って点差を詰めてきた(104-86) タイムアウト後にロケッツはハーデンをコートへ戻すと、再びロケッツはスパーク。簡単にリードを拡げて、再び点差は26点になったね(114-88) 残り4分半にはバームーテに替わってジョウ・チーが出てきた。他のメンバーはハーデン、ゴードン、アリーザ、カペラなので、実戦で使えるのか試している可能性があるね。しかし1回のポゼッション後、すぐハーデンとゴードンはベンチへ(苦笑) そのジョウ・チーはスリーを外し、ターンオーバーも犯す悪い立ち上がり。だがそれを挽回するチャンスはすぐに訪れ、コーナーからワンフェイクでポルジンギスを交わすとゴール下へドライブ、エルナンゴメス越えの豪快なダンクを披露かという思いきや、ファールで止められた(笑) 次のポゼッションでもポルジンギスとの1対1が続き、会場のニックスファンも満足したことだろう。そのポルジンギスが下がると、今度はジャクソンがジョウ・チーに手本を示す。カペラのオフェンシブリバウンドからパスをもらい、ニリキナを交わしてドライブすると、彼はエルナンゴメス越えの豪快なダンクを披露した! このダンクでベンチにいるチームメイトは総立ちだったね。ボクも興奮するくらいのダンクだったよ。手本を示されたジョウ・チーは次のポゼッションでチャンスが訪れる。速攻からブラウンのアーリウープパスが来たよ。このチャンスをダンクと思いきや、無難にタップで押し込んだ(笑) 点差が付いたがゲームは最後までとても楽しかったね。最終スコアーは119-97。最終成績は以下の通り。」
 
ロケッツ(6-3) 24 36 40 19 119
ニックス(3-4) 27 21 26 23 97
 
ロケッツ FG42/88(47.7%) 3pFG19/52(36.5%) FT16/21 46R 21A 15TO
ニックス FG39/90(43.3%) 3pFG8/27(29.6%) FT11/13 42R 23A 19TO
 
ハーデン 35分 31点、5R、9A、7TO FG9/23 3pFG6/17 FT7/9
ゴードン 29分 17点、2R、4A FG6/13 3pFG4/8 FT1/1
アリーザ 35分 16点、8R、2A、2TO FG5/9 3pFG4/8 FT2/2
アンダーソン 31分 21点、3R FG7/13 3pFG2/8 FT5/5
カペラ 28分 12点、13R(4OR)、2A、1S、3B FG6/10
バームーテ 24分 10点、9R、1A、3S、1B FG4/8 3pFG2/4
タッカー 26分 3点、3R、2A、2S FG1/4 3pFG1/4
ネネ 14分 4点、1R、2TO FG2/2
タリック 7分 0点、1R FG0/0
ジョウ・チー 5分 3点 FG1/3 3pFG0/2 FT1/2
ジャクソン 4分 2点、1R FG1/2
ブラウン 4分 0点、1A FG0/1
 
ポルジンギス 28分 19点、5R、3A、1B、3TO FG7/18 3pFG0/3 FT5/5
ハーダウェイJR 31分 23点、7R、4A、2S、3TO FG9/18 3pFG5/10
カンター 18分 12点、6R FG6/6
リー 24分 7点、5R FG3/6 3pFG1/2
ジャック 20分 4点、2R、2A FG2/9
ニリキナ(新人8位) 26分 2点、1R、8A、5S、3TO FG1/7 3pFG0/4
マクダーモット 22分 6点、2A FG2/7 3pFG1/3
エルナンゴメス 17分 6点、3R、4TO FG3/5
ドットソン(新人44位) 17分 9点、3R FG4/5
トーマス 14分 3点、7R FG1/3
オークイン 12分 4点、2R FG0/3 FT4/4
ビーズリー 6分 0点、1R、1A FG0/1
セッションズ 6分 2点、1A FG1/2
 
シンキ「力量的に順当勝利だと思いますが、勝因は何でしょうか?」
 
キャット「今日はオフェンスのリズムが良くて、スリーの確率も良かったよ。第2Qで一気に点差を付けてリードを取り、主導権を奪えたのが大きかったね。ディフェンスも機能していて、ターンオーバーをよく誘発していたな。完勝だと思う。」
 
シンキ「ロケッツはハーデンがさすがの活躍を見せていますが、全体的に得点が散らばっていて、効率も良かったんじゃないですかー」
 
キャット「そうだね。ニックスのディフェンスが甘く見えたのもあるが、それでもこれだけスリーを決めてくれると楽だよね。最近不調だったアリーザも良かったし、ハーデン以外の選手が存在感を出すと、さすがに今のニックスでは勝てないな。」
 
シンキ「そのニックスですが、ポルジンギスが中心になりますかね?」
 
キャット「だね。今日はロケッツディフェンスに阻まれてしまったとはいえ、彼は若いころのノビツキーを見ているようだ。才能に溢れているよ。これでニリキナが育ってくれば面白いチームになるね。今日はヒューストン出身の新人ドットソンが良かった。彼はおそらく今後ローテに入ると思うよ。」
 
シンキ「ありがとうございます。次の対戦相手はホークスになりますね。再びアウェイ戦ですが、ここも勝ちましょう。」
 
キャット「ホークスもニックス同様に再建に入っているからね。当然今のロケッツなら勝たなきゃいけないな。当然だけど期待しているよ。」
 
シンキ「最後に何かありますか。野球は日本もアメリカも盛り上がっていますよね。」
 
キャット「そうだな。バスケとはまた違った面白さがある。メジャーはヒューストン・アストロズが優勝したんだ。今度はロケッツの番だよ! ダルビッシュは残念だったけどね。」
 
シンキ「ロケッツにも期待しているヒューストン市民は多そうですね。では次回も宜しくお願いします。」

« 2017年10月 | トップページ | 2017年12月 »