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2014年 レギュラーシーズン

第18戦まで消化し14勝4敗

シンキ「こんにちは、お久しぶりですね。お元気でしょうか。ロケッツは第18戦まで消化して14勝といい感じで来てますよね。」

キャット「ご無沙汰になって恐縮恐縮。シーズンインして一段落したから落ち着いちゃったよ(苦笑)」

シンキ「早速ですが、第9戦ホームでのシクサーズから簡単に振り返ってもらえますか?」

キャット「第9戦のシクサーズ戦は冷や汗ものの勝利だったな。終盤に敗戦を覚悟したんだけど、最後まで諦めなかった選手達を誇りに思うよ。」

シンキ「第10戦アウェイでのサンダー戦はロースコアーの展開でしたよね。」

キャット「このゲームも勝利したんだけど、さっぱりシュートが入らない展開で歯がゆかったよ。シュート成功率3割以下で勝利なんて前代未聞だよね。」

シンキ「第11戦アウェイでのグリズリーズ戦はぼろ負けしてしまいました。」

キャット「ここ数戦でチーム力の低下を感じてたからね。疲れもあったと思うけど醜かったな。ボクも思わずパソコンのマウスを投げちゃったくらいだよ(苦笑)」

シンキ「第12戦ホームでのレイカーズ戦も負けてしまいましたよね...」

キャット「レイカーズはニック・ヤングが復帰して若干持ち直した感あるけど、負けちゃいけない相手だったよね。ケガ人も出てる関係で、ローテーションがうまく行っていないように見えたよ。」

シンキ「第13戦はホームでのマブス戦でした。接戦でしたよね。」

キャット「第4Qに逆転されてもうダメかと思ったところ、エースのハーデンが勝負所で5得点してロケッツを勝利へ導いてくれたよね。やはりエースはこうでなきゃいけないよ。」

シンキ「第14戦もホームコートでのゲームでして、相手はニックスでした。」

キャット「5点差での勝利だったけど、結構余裕あったな。ハーデンも第4Qほとんど出てなかったよね。まぁ順当勝利と言っていいんじゃないかな。」

シンキ「ホームコートでのゲームが続きまして、第15戦は今季好調なキングスが相手でしたね。」

キャット「結果的には二桁点差が付いたけど、気の抜けない展開だったと思う。キングスが好調な理由が分かったよ。インサイドのカズンズがかなりいいからね。オフェンス面だけ見ればハワードよりも上なんじゃないかな。」

シンキ「第16戦もホームで相手はクリッパーズでした。昨季は彼らに1回も勝てなかったんですよね。」

キャット「相性が悪いのか、今回もサッパリダメだったな。ここらへんの課題をクリアしないとプレイオフでまずいよね。」

シンキ「第17戦はアウェイでのバックス戦でした。」

キャット「ハーデンが大車輪の活躍で勝利へ導いてくれたな。ホント頼もしい存在だよ。」

シンキ「昨日のホームでの第18戦は、ここまでNBAベストの勝率を残しているグリズリーズが相手でしたが完勝と言っていい内容でしたよね。」

キャット「実質第3Qまでに勝敗を決していたし、今季ベストと言っていい内容なんじゃないかな。ハーデンに頼らずディフェンスからの全員攻撃で圧倒したよね。このゲームが出来ればどのチームにも対抗出来ると思うよ。」

シンキ「ここまで18戦して14勝4敗という成績ですが、これについてはどう思いますか?」

キャット「相手関係が比較的楽だったこともあるけど、主力にケガ人が出ている中での成績だからね。評価していいと思うよ。」

シンキ「ジョーンズ、ビバリーに続き、ハワードの復帰も不透明な状況となり、ビバリー欠場で存在感を出していたカナーンまで故障してしまいましたよね。これについては。」

キャット「まぁケガは不可抗力な部分あるからね。これを機会に若手の出場チャンスが増えると思うし、控えのステップアップが今後のロケッツ飛躍に不可欠だろうから、こんな状況でも前向きに考えてるよ。」

シンキ「昨日はタリック・ブラックがキャリア初のダブルダブルを記録。ディーモーことモティユナスも最近目を見張る活躍をしてますよね。またルーキーのニック・ジョンソンやカペラも出場機会を得ています。」

キャット「タリックは大分良くなってきたよ。ゴール下からのフィニッシュも前より出来るようになったよね。ディーモーはもうロケッツのインサイドに欠かせない存在になりつつあるよな。彼の頑張りがなければここまで勝ち星上げてないと思うぞ。」

キャット「ニック・ジョンソンはカナーン故障で出番が増えてきたよね。カペラもDリーグのヴァイパーズで結果を出している関係なのか、ロケッツに呼び戻されたな。」

シンキ「そのカペラについてはいかがですか?」

キャット「いいもの持ってるよ。特にゴール下の番人になれるだけの才能を感じるから、もう少しオフェンス面でステップアップ出来れば、ロケッツには貴重な戦力になると思うぞ。」

シンキ「パパニコロウやドーシーも存在感を出してますよね。」

キャット「パパニコロウはもう安心して見てられるな。ドーシーはそうでもないんだけど(苦笑)、ここ最近はチームを乗せるプレイを見せてくれてるし、これならエイドリアンを切ったことを後悔することはなさそうだ(笑)」

シンキ「さてそろそろ締めに入ってもらいたいと思いますが(笑) 18戦まで終わった感じを見て、今季のロケッツはどれだけ前進出来ますかね?」

キャット「ウエストのレベルの高さを考えると気は抜けないと思うんだけど、ケガ人が出てても50勝は堅いと思うよ。まぁ50勝でもウエストだと7位くらいになりそうで怖いんだけど(苦笑)」

シンキ「プレイオフで勝つためには、ライバルチームとの対戦で勝ちたいですよね。」

キャット「全くだよ。今週末にサンズ戦、来週にウォリアーズ戦があるから、ここは勝ちたいよ。特にウォリアーズには是非ともリベンジして欲しいと思っているんだ。」

シンキ「最後になりますが、日本のバスケは迷走してますが、富樫はDリーグで頑張っていますよね。」

キャット「まあどうなるかね(苦笑) bjリーグ側に統合するのが一番いいと思うんだけど、協会側はおもしろくないんじゃないの。富樫のプレイは映像で確認してるけど、ここまでほとんど見せ場はないな。アピールする場なんだし、もっと積極的に行ってもいいと思うんだけどね。」

シンキ「今日はどうもありがとうございました。また宜しくお願いします。」

今季第8戦 ウルブズ戦(メキシコシティー)

シンキ「こんにちは。今日はウルブズ戦ですね。今季初黒星を喫したウォリアーズ戦から中3日経過し、リフレッシュした状態で臨めたんじゃないでしょうか。」

キャット「そうだね。ハワードも戻ってきたし、いい感じで再スタートを切れそうだよ。」

シンキ「今日のウルブズ戦は一応アウェイゲームということになっていますが、場所はメキシコシティーなので、ミネソタよりヒューストンに本拠地を置くロケッツの方がホームと考えていいんじゃないでしょうか。」

キャット「そう思うよ。実際に声援はロケッツの方が大きかった感じがしたよ。まあナイスプレイには両チームとも喝采を浴びてたけどね。」

シンキ「メキシコでのゲームは17年ぶりとなるそうですが、このときはロケッツが接戦で勝利したという記録があります。」

キャット「すっかり忘れていたよ(苦笑)。またメキシコの新規ファンを増やすチャンスだよね。」

シンキ「それではゲームの詳細をお願いします。」

キャット「第1Q序盤はウルブズのシュートが決まらずロケッツがリードするが、ウルブズはケガをして離脱中のルビオに替わってスターターに抜擢されたルーキー(1巡目13位)のラビーンが存在感を見せて逆転に成功する(11-12)。同じくルーキーのウィギンズもベースラインからダンクを披露するなど目立っていたね。中盤以降ロケッツはハワードを中心に攻撃。結局このQはロケッツが2点のリードで終了したよ(28-26)」

キャット「第2Qもロケッツはパパニコロウのスリー、ハワードのパワープレイなどでオフェンスの停滞はなし。しかしターンオーバーから速攻を食らうなど、イマイチ流れに乗りきれなかった。このQは終始ロケッツリードも、点差は4点止まりで後半戦へ行くことになった(53-49)」

シンキ「格下のウルブズ相手に前半はアドバンテージを取れませんでしたよね。」

キャット「ロケッツの力が勝ってるというのは見てて分かるんだけど、それが点差に反映されなかったね。まあいつでも突き放せる感じはあったから、点差はほとんど気にならなかったけどね。」

キャット「第3Qは序盤からロケッツのスパークが見られたよ。ディーモーのフックと、ハワードのボーンヘッドのダンクミスからの再ダンク(苦笑)でロケッツが流れを作ってゲームの主導権を握った。ウルブズも元ロケッツのマーティンあたりが踏ん張って追いすがるが、終盤にディーモーが存在感を見せるなどして、このQで二桁の点差を付けることが出来たんだ(84-70)」

シンキ「ハーデンがドライブに失敗した時に足首を捻ってベンチへ下がりましたよね。あれはヒヤッとする場面でした。」

キャット「ね。西のレベルの高さを考えると、健康体でシーズンを過ごさないときつくなるのは分かっているから、ホントドキドキしたよ。幸い少ししてから戻ってきてロケッツファンも胸をなで下ろしたんじゃないかな。その後はナイスパスを連発してたね。」

キャット「第4Qは序盤からロケッツペースで、残り10分切ったくらいで20点の点差を付けたんだが、メキシコシティーのファンは席を立たずにゲームを楽しんでいたからなのか、ハーデン・ハワードともプレイ続行。結局彼らは残り4分切るくらいまでプレイしてたよ。最終スコアーは113-101。」

シンキ「順当勝利でしたよね。メキシコシティーのファンも楽しめたんじゃないでしょうか。」

キャット「そう思うよ。ハワードの2度のダンクミスを見られた訳だから(苦笑)」

シンキ「いい感じでリフレッシュ出来ましたよね。個人成績を見ると、アリーザが持ち直してきました。パパニコロウもスリーをすべて決めて良くなってます。ハーデンだけはまだシュートスランプなのかシュート成功率は悪いですよね。」

キャット「アリーザはここ2戦シュート不調だったんだが、今日はリフレッシュ効果なのか決まっていたよ。パパニコロウは入るときは立て続けに入るね。ハーデンに関しては、ちょっとスランプ気味な感はあるんだが、シーズンは長いからね。次第に改善してくると思ってるよ。」

シンキ「それ以外にはまたまたディーモーが存在感を出してますよね。これはもうサプライズじゃないんじゃないですかー(笑)」

キャット「そうだな(笑)。現状ではブラック使うより安心感があるし、これならTジョーンズがいない間もやっていけそうだよ。今日はディフェンスも良かったよね。」

シンキ「ウルブズに関してはどうですか? ケビン・ラブを放出してドラフト1位のウィギンズを獲得するあたり、今季より来季以降を視野に入れている感じがしますが。」

キャット「現状のチーム力だと30勝も出来れば大成功と言った感じなんじゃないかな。ルーキーのウィギンズ、ラビーンの成長を促すシーズンになりそうだよね。」

シンキ「そのウィギンズに関してはどうでしょうか? ドラフト1位で指名された選手なので気になります。」

キャット「いいもの持ってるよ。まだNBAに慣れてないから即戦力という訳には行かないけど、確実に良くなることは目に見えてるからね。彼がチームの中心プレイヤーになった時、ウルブズはまたプレイオフに復帰してくるんじゃないかな。その希望を信じて、ウルブズファンは今季を見守っていると思うぞ。」

シンキ「次は中1日で、シクサーズをホームに迎えます。彼らとは早くも2度目の対戦になりますよね。」

キャット「まだ白星を挙げてないチームとの対戦は嫌だな(苦笑)。実際、格上チームが負けた例はたくさんあるからね。ロケッツは侮ることなく締めて欲しいと思っているよ。」

シンキ「最後に何かありますか?」

キャット「メキシコシティーのファンにありがとうと言いたいよ。昨年は発電設備の問題があって直前で中止になったから、メキシコで試合をするのはやめた方がいいのではという意見もあったかと思うが、そんな中でもファンは暖かく迎えてくれたよね。ゲームの行方が決まっても最後まで観戦してくれて、ロケッツファンとしてとてもうれしかったよ。来季もまた来られたらいいよね。」

シンキ「今日はどうもありがとうございました。」

ウルブズ戦のボックススコアー

今季第7戦 ウォリアーズ戦(ホーム)

シンキ「こんにちは。今日もどうもです。本日は7連勝を賭けてウォリアーズをホームに迎えましたが、大黒柱のハワードが風邪を引いてお休みとなってしまいましたね。ウォリアーズはリーが欠場でした。」

キャット「ハワードだけでなく、ビバリーとTジョーンズもお休みだから、スターター3人が欠場だったね。ビバリーとTジョーンズは来週のウルブズ戦も難しいみたいだよ。」

シンキ「なかなかすべてのゲームに出場というのは難しいのでしょうかね?」

キャット「シーズンは82ゲームもあるからなー。ここで無理してプレイオフに出られないということは避けたいからね。まあこれを機会にベンチ陣が頑張って欲しいと思っているんだ。」

シンキ「という訳で、今日の替わりにスターターになったのは、ブラック、カナーン、パパニコロウでした。それではゲームの解説をお願いします。」

キャット「第1Qは両チームとも冴えない状態で、ロケッツは最初の7本連続でシュートを落としていた。ウォリアーズも先日7000万ドルの契約延長にサインしたトンプソンが開始約5分でファール2つでベンチ。そんな中、ロケッツで輝きを見せたのが2年目のカナーン。スリー2本にドライブを決めるなどして、このQに10得点の活躍を見せて、ロケッツは4点リードすることが出来たよ(29-25)」

キャット「第2Qもロケッツがリードを保つ展開が続いたんだ。序盤こそターンオーバー連発などで点差を詰められたが、ハーデンがドライブから加点に成功するなど、リードをキープ。不調のアリーザもようやくFGを決め、ディーモーが残り数秒でスリーを決めてくれた。これでロケッツが8点リードして前半が終わったんだ(56-48)」

シンキ「ディーモーは良かったですよね。」

キャット「そうだね。彼にしては頑張っていたよ。ボガット相手で大変だったと思うけど、これだけやってくれればロケッツファンも納得なんじゃないかな。」

シンキ「パパニコロウはどうでしたか?」

キャット「相変わらずいい味出してたよ。ボールがあるところに彼がいると言った感じで、攻守ともに積極的だった。特にオフェンシブリバウンドは良かったよね。これでもう少しシュートが決まればなーって思うよ。」

キャット「第3Qは立ち上がりからウォリアーズペース。ロケッツはシュートセレクションが悪く、あっという間に追いつかれ逆転されてしまった。ウォリアーズは一気に22-4のランに成功し、残り5分切ってロケッツは10点リードされたよ(60-70)。しかしロケッツもここからディフェンスを踏ん張って点差を詰めてきた。結局このQはウォリアーズが7点リードして終えたよ(69-76)」

シンキ「ロケッツは何がいけなかったんでしょうか?」

キャット「前半比較的おとなしかったカリーを止められなかったし、トンプソンにもやられてたね。ロケッツはこのQに12本のスリーを放っているんだが、1本しか決まらず、全体でも27本放って5本しか決まってない。これじゃ逆転されて当然だよ。インサイドにボガットがいるから、ロケッツはなかなかペイント内で得点取れなかったんだ。これが大きいよ。」

シンキ「ボガットはやはりディフェンスいいですか?」

キャット「いいね。オフェンスは衰えたけど、ディフェンス力はNBAでも屈指のビックマンだと思うよ。まあハワードがいれば、彼をファールトラブルに陥らせるとか出来たと思うんだけど、今日はそれが出来なかったよね。」

キャット「第4Qはホームの声援に応えるように、ロケッツは序盤からスパーク。残り9分切って今日好調のカナーンがスリーを決めて、ロケッツは同点に追いついた(80-80)。しかしウォリアーズはカリーを中心に組み立て、ゲームをコントロールしてきた。残り5分切って再び6点リードされたロケッツは、何とか追いすがろうとするが空回りに終わり、結局11点差付けられて今季初黒星となってしまった(87-98)」

シンキ「残念ながら負けてしまって、開幕からの連勝はストップしてしまいましたね。」

キャット「ウォリアーズもかなりミスが多く、ゲーム的には低調だったと思うから、勝っても良かったとは思うんだけど、いかんせんハーデンのシュートが絶不調だったからな。アリーザ、パパニコロウのシュートも連動するようにダメだったよね。まあハワードがインサイドにいればまた違った感じになると思うし、今日のところは仕方ないな。」

シンキ「マクヘイルの采配はどうでしたか?」

キャット「第4Qに一時インサイドでの得点を諦めたのか、パパニコロウをセンターで使った采配はクエスチョンマークが付くんだけど、ディーモーを休ませる必要もあったからな。まだブラックを出すにはしんどいし、まあ今日のところは大目に見るよ(苦笑)」

シンキ「ウォリアーズはやはりカリーですかね?」

キャット「カリーはシュートうまいよ。カナーンも最初のうちはナイスディフェンスしてたんだけどね。さすがにオールスター選手だから、ここらへんは適応してきたよ。グリーンやイグダーラあたりも攻守で存在感があったし、ウォリアーズはなかなか侮れないチームになってきたよね。」

シンキ「今日はグリズリーズがアウェイでバックスに敗れ、これで連勝はウォリアーズのみになりましたが、この連勝は続きますかね?」

キャット「明日アウェイ連戦でサンズが相手だから、ここで負けるんじゃないの(笑)。ミスが多いチームだけに、シュートが入らない時は苦戦すると思うよ。」

シンキ「次回は中3日空いてウルブズ戦です。場所はメキシコシティーですよね。」

キャット「ね。メキシコシティーはそれほど遠くないし、時差もヒューストンと同じだから大丈夫だろう。連勝は止まったが、次のゲームまで間隔が空くし、リフレッシュした気持ちでまた出直して欲しいと思ってるんだ。」

シンキ「本日はどうもありがとうございました。」

ウォリアーズ戦のボックススコアー

今季第6戦 スパーズ戦(ホーム)

シンキ「こんにちは。今日は開幕6連勝を掛けて、昨季のチャンピオンであるスパーズをホームに迎えましたね。」

キャット「ここまで5連勝とはいえ、比較的組みやすい相手が多かったから、このゲームは今のロケッツの実力を見るには絶好だと思ったんだけど、スパーズは昨日きついゲームをしての連戦だから、大黒柱のダンカンに加え、主力のジノビリとシューターのベリネリまでお休みとなってしまったんだよね。」

シンキ「開幕戦に欠場していたレナードは復帰してましたが、インサイドのスプリッターはまだ故障が癒えないみたいですよね。」

キャット「まあスプリッターとベリネリの場合はケガだから仕方ないとは思うけど、ダンカンとジノビリは昨日の疲れを癒すための欠場だからな。スパーズの連中はレギュラーシーズンが82ゲームだと思っていないんじゃないのって思ったよ。」

シンキ「それに合わせるかのようにロケッツはビバリーが大事を取りましたよね。」

キャット「このメンバーなら無理にビバリーを出す必要性はないと考えたんだろうね。同様にTジョーンズも無理しなかったな。」

キャット「こんな具合だから最初からロケッツは優位に立っていたよ。前半は16点の差を付けて、結局最大31点差付ける圧倒的な展開でロケッツが98-81で勝利となった。」

シンキ「ハワードがすごかったですよね。」

キャット「ダンカン、スプリッターがいないからな。元々控えのベインズ、エイレスのディフェンスじゃアドバンテージを取って当然だよ。まあ彼らもそれなりに頑張っていたと思うけど、アーリウープを5本も披露したように、ハワードの力が圧倒してたよね。」

シンキ「ハーデンはどうでしたか?」

キャット「フリースローを3本も落としていたように、シュートタッチは良くなかったと思う。ターンオーバーも多かったけど、得意のユーロステップでディフェンダーを翻弄したり、的確なパスも出していたよ。」

シンキ「シュートが絶好調のアリーザはどうでしたか?」

キャット「今日はあまり良くなかったね、点差が付いちゃったからな。まあディフェンスは相変わらずの反応を見せていたよ。」

シンキ「スターター抜擢のカナーンとディーモーはどうでしたか?」

キャット「カナーンはシュートセレクションが悪い時があるんだけど、それだけシュートに自信があるということなんだろう。実際決めていたし、まだ2年目。これからもっと良くなるよ。ディーモーは25分も出場しながら、ナイスパスが1本あったくらいで、ほとんど見せ場がなかったんだけど、くだらないシュートを打たなくなってきたのは評価していい(笑)」

シンキ「控えではテリーが4ポイントプレイを決めるなど頑張ってましたね。パパニコロウは無得点ですが、それ以外のところで活躍してます。」

キャット「この二人は安心してコートに出せるね。彼らに続く選手が出てきて欲しいものだよ。」

シンキ「ルーキー達はどうでしたか。今日はクリント・カペラが初お目見えでしたよね。」

キャット「タリック・ブラックは今日から復帰したけど、まだまだファールが多いよね。カペラは初めて見たけど、まだまだ体が出来てないよ。フリースローも4本すべて落としてハワードがガックリしてた(苦笑)。ただ手足が長いし、コートを走るスピードもそれなりにある。今季Dリーグで鍛えてどれだけ化けるかだな。またニック・ジョンソンも今季はDリーグで修行になるね。」

シンキ「今日はガルシアも初登場でしたよね。」

キャット「ね。今日の状態を見るとコートで戦力になるのかどうか分からなかったんだけど、彼はベテランとしてオフコートで貢献してると思うから、自分の役割に徹してロケッツを勝利へ導いて欲しいと思ったよ(笑)」

シンキ「次は中1日でここまで無敗のウォリアーズが相手になりますね。」

キャット「ウォリアーズはバックコート陣が絶好調だから、ロケッツのディフェンスが本物なのかを見る絶好のチャンスかもね。楽しみにしてる。」

シンキ「最後に何かありますか?」

キャット「西のレベルの高さを見るとホント気が抜けないよね。グリズリーズはまあいいとして、キングスが頑張ってるし、それ以外にもジャズがキャブスに勝ったりしてるから、西のプレイオフ進出ラインは昨季同様かなり高くなりそうだよ。サンダーは2枚看板の復帰が遅れるようだと、プレイオフすら危うくなるかもしれないよね。」

シンキ「今日はどうもありがとうございました。」

スパーズ戦のボックススコアー

今季第5戦 ヒート戦(アウェイ)

シンキ「こんにちは。今日はアウェイのヒート戦でして、NBAファン注目のゲームですよね。Tジョーンズが昨日のゲームでヒザを痛めて今日は大事を取ったようですが、この機会にディーモーには頑張って欲しいです。」

キャット「そうだな。まだ両チームとも負けてないし、白熱したゲームになったよ。」

シンキ「早速ゲームを振り返っていただけませんか?」

キャット「第1Qは序盤から両チームともにシュート好調で、お互いに譲らない展開だった。ロケッツはシンキ君の期待を裏切るかのように、ディーモーはすぐファール2つでベンチへ下がったんだが(苦笑)、それが功を奏して替わりに入ったパパニコロウがスリーを決めたりナイスパスを連発してたよ。復帰したビバリーも効果的にスリーを決めていたね。」

シンキ「ディーモーは相変わらずでしたか...」

キャット「彼の活躍はもうサプライズになってるからね(笑)。ファールトラブルでも全然気にならなかったよ。」

キャット「第1Q中盤以降もハワードがインサイドでの活躍が目立ち、ハーデンやテリーのスリーが決まるなどしてリードを奪ったんだが、ヒートのセンターであるジャスティン・ハミルトンに連続でスリーを決められ1点のビハインドで終了となった(30-31)」

シンキ「ハミルトンなんて選手いたんですか?」

キャット「昨季にオールDリーグチームに選ばれていて、同時にオールディフェンシブチームにも選ばれているようだね。スカウティングレポートによると、レベルを落としたTジョーンズってある(笑)。今日観たところだとあんまりそう言う感じには見えなかったんだけどね。ハワードに対するディフェンスは良かったと思うよ。」

キャット「第2Qに入ってからロケッツはフィールドゴールを決められない時間帯が続いた。ヒートのディフェンスにプリメイターからダブルチームされ流れに乗れず、最大7点のリードを奪われた(35-42)。しかしロケッツはカナーンのスリーを皮切りに、速攻からパパニコロウのダンクが決まるなどして追いすがり、ハワードのダンク、アリーザのスリーなどの加点にも成功して、残り3分切って追いついたんだ(49-49)。終盤はハーデンのフリースロー、速攻からのスコアーがあってロケッツが逆転。2点のリードで前半を終えた(57-55)」

シンキ「昨日のゲーム同様に後半勝負になりましたね。ところでオフにロケッツ入り寸前まで行ったボッシュはどんな感じでしたか?」

キャット「現状はチームの大黒柱になってるよ。ヒートは彼中心にゲームが動く感じだね。ウェイドは控えめになってるというか、もう以前のような支配的なプレイは出来ないから自然とそうなるよな。」

キャット「第3Qは序盤からロケッツが攻守ともにスパーク。オフェンスではハーデンとハワード、ディフェンスではアリーザとビバリーが目立ったよ。ここまで見せ場がなかったディーモーのフックまで決まるおまけ付きで、ロケッツは開始約5分で9点のリードを奪い、ゲームの主導権を握ったんだ(68-59)」

シンキ「昨日のシクサーズ戦も第3Qの序盤にチャージしましたよね。」

キャット「そうだね。アウェイのゲームで第4Qに追いかける展開には持ち込みたくないからな。今季のロケッツはホント理想的な戦いが出来てると思うよ。」

キャット「その後のロケッツも、スリーを連発で決めるなどオフェンス好調だったのだが、ハワードのいない時間帯でリバウンドが取れず、失点に繋がってしまったこともあり、結局第3Qは6点のリードで終了となったね(83-77)」

シンキ「今日はTジョーンズも欠場でしたから、リバウンドは苦労したんじゃないですか?」

キャット「確かに第3Qまではリバウンド数で負けてたよ。ディーモーとドーシーがダメダメだったことも多少影響あったかな。」

キャット「最終の第4Q序盤はカナーンのスリーを含む2本のシュートが決まってリードを二桁にしたが、地元の大声援を受けるヒートが2本のスリーを見舞って4点差に追いすがる(90-86)。しかし残り6分、ハーデンからナイスパスを受けたアリーザが冷静にスリーを決め、ハーデンの個人技からの加点もあり、ロケッツが再び点差を拡げた(95-86)。タイムアウトを取って修正したいヒートだったが、チャルマーズが中途半端なシュートを打って失速。ロケッツはアリーザがコーナーからスリーを決めたり、焦るヒートにハーデンがブロックをお見舞いしてビバリーのレイアップに繋がったんだ。その結果残り約3分半で14点のリードを奪ったよ(100-86)。その後もロケッツの流れは止まらず、結局108-91と17点の差を付けての勝利となったよ。」

シンキ「やりましたね! これでアウェイ連勝! 5連勝となりましたよ!」

キャット「第4Qはロケッツのオフェンスの良さが目立ったんだけど、ヒートのオフェンスを14点に抑えているのも大きかったと思うよ。ローテーションがしっかり出来ていたから、ほとんどフリーで打たせてなかった。パパニコロウがいい味だしていて、これは終盤でTジョーンズの替わりに出番増えるんじゃないかと思った次第だったね。」

シンキ「パパニコロウのシュートはどうでしたか?」

キャット「まだまだ波があるんだけど、幾分慣れてきた感じはあるからね。まあこれから良くなると思うよ。」

シンキ「今日もハーデンは大車輪でしたよね。頼りになります。またアリーザはロケッツに欠かせない存在になってますよね」

キャット「ね。彼はフィニッシャーとしてだけでなく、プレイメイカーとしても行けるし、ファールをもらって得点に繋げるスキルもあるからね。今のロケッツでは絶対的存在だよ。アリーザはホントにスリーうまくなったな。ビックリしてるよ。パーソンズと再契約しなくてよかったと思っているロケッツファンが多いんじゃないの(笑)」

シンキ「今日はいままでと違って骨のあるヒートが相手ですからねー。しかもアウェイでしたし、この勝利は大きいんじゃないですかー」

キャット「まあこれで今季のロケッツはかなりやるぞっていう雰囲気は伝わったんじゃないかと思う(笑)。まだまだシーズンは長いからね。ここで一喜一憂してもどうかと思って冷静になってるんだが、内心はニンマリしてるよ(笑)」

シンキ「笑 次は中1日でホームでのスパーズ戦となりますが、ここも勝って連勝を伸ばしたいですよね。」

キャット「自分たちのゲームが出来れば、まず好勝負になるだろう。見応えのあるゲームになって連勝を継続出来たらうれしいよね。頑張って欲しい。」

シンキ「本日はどうもありがとうございました。」

ヒート戦のボックススコアー

今季第4戦 シクサーズ戦(アウェイ)

シンキ「どうもこんにちは。NBAが開幕して今日で7日目となりますが、もうロケッツは4戦目となります。各チーム故障者が出ている状態でして、ロケッツも例外ではなく、ビバリーとブラックが欠場となってますね。」

キャット「早いものでもう1週間か。移動がある状況の中、4ゲームもやってるんだから選手も大変だよね。」

シンキ「選手達の間では、現状の82ゲームを見直してくれという要望があるみたいですよね。」

キャット「そうそう。経営陣の方はプレイ時間を少なくして済ませたいようだけどね。ちなみにあのマイケル・ジョーダンは現状でいいという主張だよ。彼ほどの闘争本能がないと6回も優勝出来ないのかもしれないな。」

シンキ「そうかもしれません。ところで今日のゲームはどうなったんでしょうか? 私は見逃してしまったんですよ。今日勝てばロケッツ4連勝なので気になってました。」

キャット「オーケー。第1Q序盤はアリーザのスリーが好調だった。ハーデンのスリーも決まってロケッツが開始5分で7点のリードを奪ったよ(16-9)。タイムアウト後にシクサーズも踏ん張りを見せて一時2点差に追い上げられたんだけど、ロケッツはテリーのスリー、ハワードのアーリウープなどで加点に成功。結局このQは13点にリードを拡げて終わったんだ(32-19)」

シンキ「相変わらずロケッツ好調みたいですね。」

キャット「まあ相手は今季最弱と予想されているシクサーズが相手だからな。」

キャット「しかしこの点差でシクサーズ陣営も吹っ切れたのか、第2Qに入ると思いっきりが良くなったんだ。ロケッツはターンオーバーを連発するなど流れに乗れず、相手に17-3のランを食らってしまい、わずか4分程度で逆転されてしまったよ(35-36)。Tジョーンズの得点でようやく悪い流れを止めたロケッツは、その後アリーザ、ハーデンなどで加点して行ったのだが、シクサーズの勢いも止まらず、結局前半は1点のリードのみで終了となった(55-54)」

シンキ「シクサーズの何が良かったのでしょうか?」

キャット「ここまで3連敗のシクサーズだからね。このホームゲームはなんとしても勝ちたいという欲を感じたよ。特別誰が良かったとかはなく、全員が良かったと言えるんじゃないかな。」

シンキ「ロケッツで活躍していた選手は誰でしょうか?」

キャット「アリーザが前半だけでスリー5本を決める19得点、ハーデンも15得点の活躍だった。控えからテリーも効果的に得点して8点挙げてたよ。ただチーム全体で前半11個もターンオーバーを犯していたのは頂けなかったね。」

キャット「第3Qに入ってロケッツはディフェンスをチャージして相手のターンオーバーを誘発し、開始わずか3分半で9点のリードを奪った(65-56)。特にアリーザはボールへの執着心が旺盛で、観客席へ飛び込んだシーンもあったよ。ハワードも得意のブロックを連発してたな。しかしシクサーズも踏ん張って第3Qは5点のリードで終了したんだ(79-74)」

シンキ「昨季全休したシクサーズ期待のノエルはどんな感じでしたか?」

キャット「彼はボールに対する反応がいいよ。ハーデンのダンクもブロックしたしね。これはハイライトで出るんじゃないかな。また今季2巡目で指名されたマクダニエルもハーデンに対するディフェンスを担当して、それなりに頑張っていたよ。」

キャット「第4Qはカナーンのスリーで流れを掴んだロケッツが、ハワードにハーデンの活躍で開始5分で8点のリードを奪う(88-80)。シクサーズはその後、ハーデンに対しダブルチームで応戦するんだが、ロケッツはここまで好調のカナーンが、残り5分を切ってから連続スリーを決めて、リードは二桁になった(96-86)。タイムアウト後に焦ったシクサーズはシュートセレクションが悪く、早撃ちして落とす展開になり、その隙をロケッツは逃すことなくアリーザとハーデンが連続でスリーを決めて16点差。残り2分弱で勝負ありとなったよ。最終スコアは104-93。」

シンキ「ロケッツ4連勝達成ですね! 最終的には二桁の差が付きましたが、シクサーズも頑張りました。」

キャット「そう言えば昨季ロケッツはアウェイで負けてるんだよ(苦笑)。どんな相手でもアウェイになると気は抜けない典型的な例だよね。」

シンキ「ハーデンは35得点ですか。しかもフリースローを18本中17本も決めてますよね。すごいです。」

キャット「最初の17本すべて決めてるからね。これはシクサーズのウェルズファーゴセンターの記録みたいだよ。」

キャット「アリーザも24得点、スターター抜擢のカナーンが第4Qでの9得点を含む13得点と良かった。ハワードもダブルダブルと結果を出したんだが、Tジョーンズだけはあまり良くなかったな。まあ波のある選手だから仕方ないか。ちなみに今日のディーモーはボーンヘッドがありながらも、それなりにプレイして結果は出してたよ(笑)」

キャット「スリー好調で今日は16本も決めてるし、リバウンドも圧倒したんだが、チームでターンオーバー22個は多すぎたな。ここ最近の3ゲーム平均で20個だから課題はまだまだあるんだけど、ここらへんを修正して明日から始まる強豪との対戦に備えて欲しいと思ってるよ。」

シンキ「明日はアウェイでのヒート戦ですからね。頑張って欲しいです。」

キャット「ヒート戦以後のスパーズ戦、ウォリアーズ戦をクリアすれば、その次からウルブズ戦、シクサーズ戦、2枚落ちのサンダー戦と続くからね。怒濤の10連勝も視界に入るよ(笑)」

シンキ「ホント頑張って欲しいですよね。それでは本日はどうもありがとうございました。明日も宜しくお願い致します。」

シクサーズ戦のボックススコアー

今季第3戦 セルティックス戦(ホーム)

シンキ「今日はロケッツのホームコートでの開幕戦になりましたね。相手は東のセルティックスです。残念ながらビバリーは故障により欠場でした。」

キャット「昨季はホームで東のチームには負けてないんだよね。今季もそうなるようにしたいな。ビバリーは大事を取ったみたいだね。よって今日はカナーンがプロ入り初のスタートだった。」

シンキ「早速今日のゲームを振り返ってくれませんか。」

キャット「第1Qからロケッツはペースを握った。Tジョーンズがローポストから得点に絡み、大黒柱のハーデンもクロスオーバードリブルからのレイアップを決めるなどして、ゲーム開始約6分で早くも二桁のリードを奪った(19-8)。その後もロケッツはスリーが有効に決まっていて、第1Qは15点のリードで終了したんだ(37-22)。」

シンキ「開幕戦のレイカーズ戦のような展開になりましたよね。」

キャット「Tジョーンズはかなりよかったよ。彼が目立っている時のロケッツは強いよね。」

キャット「第2Qは序盤両チームとも膠着状態が続いて得点が伸びなかったんだが、それでもロケッツは中盤から11-2のランを決めるなどリードをキープして終了。タリック・ブラックのブロックに観客も喜んでいたよ。セルティックスはロンドのゲームメイク力で食らいついている感じだったな(57-38)」

シンキ「ロケッツが狙っているとされるロンドはどうでしたか?」

キャット「ゲームメイク力はさすがだよね。うまくチームをコントロールしていたと思うよ。シュートはエアボールがあったように、相変わらず良くないけどね。」

キャット「第3Qは序盤からセルティックスに9-0のランを決められるなどして点差を縮められたんだけど、タイムアウト後はハーデンが大車輪の活躍で結局19点のリードをキープ出来たよ(81-62)」

シンキ「ハーデンは攻守ともにホント素晴らしかったですよね。」

キャット「全くだよ。今季はディフェンスもかなり向上していると思う。今日は4つのスチールを記録しているし、今季ロケッツは相手チームにスリーをほとんど決められていないんだけど、これはハーデンの向上なくてはあり得ないと思うしね。今日なんか21本連続でスリーを落とさせることに成功してたよ。」

キャット「結局リードを守ったロケッツが余裕で勝利を手にした(104-90)。ハーデンは第4Qはお休み。ハワードは前半にチームメイトと接触してヒザが腫れたようで、第4Q大事を取ってロッカールームへ下がったよ。」

シンキ「長いシーズンですから、故障との戦いでもありますよね。」

キャット「まあね。2日に1日はゲームがあるからね。健康であることが優勝を狙う条件の一つだと思うよ。」

シンキ「今日の勝利で3連勝となりました。ロケッツの調子は良さそうでなによりですよね。」

キャット「そうだな。まあまだ始まったばかりだからね。ハッキリ言ってここまでは勝って当然相手ばかりだから、これでロケッツが本当に優勝候補へ名乗りを上げるのかは、これからの強豪相手との対戦を見てみないと分からないよ。ディフェンスもここまでは好調だけど、まだ信用はしてないし、それはマクヘイルの采配も一緒だ(笑)」

シンキ「分かりました。次のゲームは中1日アウェイで、今季最弱と噂されるシクサーズが相手になります。」

キャット「対戦相手に恵まれすぎてるな(苦笑)。まあ相手をなめてると痛い目に会うからね。今日だって大差が付いた後は相手に合わせるかのようなプレイをしてたから、もっと気を引き締めてやらないといけないな。控えがもっと充実していって、いい意味での緊張感があればいいかなとは思うよ。」

シンキ「分かりました。最後に何かありますか?」

キャット「ルーキー達のプレイは見てて楽しいよね。今日はタリック対キース・スマートではなくマーカス・スマートのプレイは見応えあったし、ビバリーの替わりにベンチへ入ったニック・ジョンソンもものすごいダンクを決めそうな雰囲気からブロックされたりと、ファンも一喜一憂したんじゃないかな。やはりNBAは楽しいね。」

シンキ「ちなみに他のチームのゲームは観てますか?」

キャット「WOWOWのTV放送は所々見てるよ。今じゃネットで全ゲーム見られるんだけど、それでもTVでやってると自然に観ちゃうよね。」

シンキ「今日はどうもありがとうございました。」

セルティック戦のボックススコアー

今季第2戦 ジャズ戦(アウェイ)

シンキ「こんにちは。今日もどうもです。本日はアウェイのジャズ戦となりましたね。」

キャット「アウェイ連戦はきついんだけど、相手はプレイオフ進出圏外と予想されるジャズが相手だからね。勝たないといけないゲームだ。」

シンキ「それではゲームを振り返ってくれませんか?」

キャット「第1Qは序盤からロケッツは徹底してハワードにボール回す展開。それに応えて彼は見事にインサイドを支配していた。だがジャズもプリメイターでのセットプレイが効果的に決まっていて、このQは一進一退の攻防が続いたんだ(27-27)」

シンキ「ハワードはダブルチームされていなかったですよね。」

キャット「最近のゲームはほとんどされているシーンを見かけないよな。彼はシュートエリアが狭くて、押し込んでのフックが多いからね。ペイント内に入ってきた時にヘルプに行けばいいと言った感じなんだろう。」

キャット「第2Qに入るとジャズはルーキーのエクセムが存在感を見せて一歩抜け出した(32-36)。その後もジャズがリードを保つ展開が続いたんだが、残り3分切ってハワードのカウントプレイが決まり(46-46)、そこからロケッツはアリーザ、パパニコロウ、ハーデンとスリーが連続で決まって一気に8点リードして前半を終えたんだ(58-50)」

シンキ「パパニコロウはようやくスリーが決まってきましたよね。」

キャット「今日は前半だけで4本すべてのスリーを決めてくれたね。これは大きかったよ。彼はディフェンスがいいし、パスセンスも高いから、これでスリーを決め続けてくれたら文句なしだと思うよ。」

シンキ「ジャズは効果的なオフェンスで、シュート確率が良かったですよね。」

キャット「ロケッツのディフェンスは悪くなかったと思うんだけど、ジャズがうまく隙を突いてプレイしていたから、なかなか止めきれなかったよ。これは相手を誉めるしかないね。」

キャット「第2Q終盤のランでゲームの主導権を奪ったロケッツは、後半に入っても好調持続してハワードのアーリウープが決まるなどリードを保つ(68-57)。しかしハーデンがシュート不調で決まらず、残り3分切ってから出てきた控えも決め手を欠き、そのチャンスをジャズは着々加点に成功。結局このQは3点差に追い上げられて終了となった(75-72)」

シンキ「ハーデンのショートは決まってなかったですよね。」

キャット「まあ連戦だからな。彼の場合はショート不調でも味方を活かすプレイで挽回出来るからね。頼もしい存在なのは変わらないよ。」

キャット「第4Qに入り少ししてスターターを戻すと、ここまで目立たなかったTジョーンズが攻守ともに存在感を見せて、再びロケッツが10点のリードを奪う(86-76)。スター不在で決め手に欠くジャズは、焦って早撃ちしてしまっていて、この間にロケッツは一気に加点に成功。残り5分弱で16点のリードを奪ったんだ(93-77)。その後は流すだけと言った感じでロケッツが開幕2連勝を達成した。最終スコアーは104-93」

シンキ「第4Qは結構余裕を感じましたよね。」

キャット「終盤になるとスターターの力差が出た感じだったね。ジャズはまだ若い選手が多く、ゲームの戦い方を学んでいる最中なんだろう。まあ順当勝利と言えば順当だと思うよ。」

シンキ「ハーデン(18得点、10A)、ハワード(22得点、10R)と二人揃ってダブルダブルでしたね。」

キャット「なんだかんだ言って安定してるよね。相変わらずハワードはファールが多く、今日は6ファールで退場してるんだけど、それでもこれだけやるんだから文句言えんよ(笑)」

シンキ「オフに獲得したアリーザも20得点の活躍ですよね。」

キャット「ここまでやってくれるとはなー。ディフェンス面の期待は最初からあったんだけど、オフェンスでこれだけやってくれると、パーソンズの存在は全く気にならなくなるよね。」

シンキ「ロケッツの課題はやはり控えの充実になりますかね?」

キャット「現状だと安心して使えるのは、テリーとパパニコロウだけだと思う。ブラックに期待しているんだが、まだまだこのクラスだと荷が重い感じがするね。ゲーム経験を積んでどれだけ成長してくれるかだ。ディーモーはもう見限っていいと思うんだけどなー。エイドリアンの方を残したかったと思ってるファンも多いと思うよ。」

シンキ「この勝利で開幕2連勝となりましたがこれについては?」

キャット「今のロケッツの実力なら当然と言ったところなんじゃないかな。まあアウェイでも勝てないと安定した成績を残せないから、相手がレイカーズ、ジャズと言った再建中のチームとはいえ勝ってよかったと思ってるよ。」

シンキ「次は中2日空いてホーム開幕戦となります。相手はセルティックスですね。」

キャット「これも順当に勝たないといけないね。ホームのファンを楽しませるプレイを期待したい。」

シンキ「今日はどうもありがとうございました。」

'14~'15 開幕戦 対レイカーズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。いよいよ今日からNBA開幕です! ロケッツは初日から登場。相手はレイカーズで、敵地での対戦となりましたね。」

キャット「早いものでもう開幕だもんな。これから休めない日が続くぞ(苦笑)」

シンキ「早速ですが今日のゲームを振り返っていただきましょう。」

キャット「まず第1Qの5分程度で、早くもハワードが2ファールでベンチへ下がったんだが、Tジョーンズが攻守で活躍して、ロケッツが開始6分で9点のリードを奪った(18-9)。その後リズムに乗れない時間帯があったんだけど、テリーの連続スリーで第1Qは12点のリードを取って終了したんだ(31-19)」

シンキ「第1Qからハーデンは全開でしたよね。」

キャット「Tジョーンズが良かったからそれほど目立った感じでもなかったんだけど、それでも第1Qだけで11得点だもんな。」

シンキ「ハワードの控えはブラックでしたね。」

キャット「今日の彼は緊張していたのか、あまりいいところがなかったね。24分出場して2得点、2R、4ファールの平凡な成績だった。正直言って人材がいないから彼を使っているところがあるんだけど、彼にとってはチャンスだと思うので日に日によくなってくれることを願っているんだ。」

キャット「第2Qは序盤からハワードにボールを集めるシーンが目立った。ファールをもらってフリースローをもらってロケッツはリードをキープ。レイカーズも必死に食らいついてきたが、中盤からハーデンとアリーザがスリーを決めて、ラストもTジョーンズのナイスフォローが決まり、前半は17点のリードを奪って終わったんだ(62-45)。」

シンキ「このQもハーデンが11得点取って、前半だけで22得点、5Aの大車輪でした。またジョーンズも好調持続し早くもダブルダブルの活躍(12得点、10R)、ハワードもファールトラブルに悩まされながらも10得点、8Rとチームに貢献しています。」

キャット「それ以外にもアリーザが前半だけで3本のスリーを決めたね。チームのターンオーバーも3つだけだった。完全にロケッツの勝ちパターンに入った感じだったよ。」

キャット「しかし崩れる時は崩れるもので、ハワードが第3Q開始1分で4ファールでベンチへ下がると、前半いいところがなかったブラックではなくディーモーをハワードの替わりに持ってきたんだ。そこからロケッツは一気に5つのターンオーバーをしてしまい、ディフェンスでもインサイドであっさり決められるシーンがあって、開始4分弱で点差も一桁に縮まってしまったんだ(66-57)」

シンキ「何がいけなかったんでしょうか?」

キャット「ハワードが下がるとやはりインサイドのディフェンス力は落ちるからね。アシックの穴を感じた瞬間だったよ。」

キャット「しかしロケッツは焦らずハーデンのカウントプレイ、アリーザの今日5本目のスリー、ブラックの初FG成功など、次第にペースを取り戻して、結局このQは1点ビハインドまで巻き返しに成功したんだ(85-69)」

シンキ「レイカーズへ移籍というか放出したリンはどうでしたか?」

キャット「相変わらずというか、いろいろ失態を繰り返していたよ。今日のようなプレイをし続けるとレイカーズファンが見限るのは早いような気がするね。」

キャット「第4Qに入るとビバリーが攻守に渡って存在感を見せ、ゲームは完全にロケッツのペースになった。レイカーズは集中力を欠いたようなプレイをしていたよ。ホームのファンもハワードへブーイングする気力もなくなった感じで、結局5分経過後に早くも控えが出てくる消化試合になったんだ(101-75)。」

シンキ「リバウンド争いで、ハワードとコービーが揉めてましたよね。」

キャット「元チームメイトだからいろいろあったんじゃないの(苦笑)」

シンキ「そのコービーはどうでしたか?」

キャット「病み上がりとはいえ、もう全盛期の活躍は望めないと思ったよ。スピードが落ちてるから振り切れないし、ディフェンダーを引きつける力が低下している関係で、チームメイトを活かしきれてない。所々さすがと思わせるシーンがあったとはいえ、もう彼にチームを勝たせることを期待しちゃいけないんじゃないかな。」

シンキ「その後レイカーズはルーキーのランドルがケガをしてタンカで運ばれてしまいましたよね。」

キャット「どうやら骨折したみたいだよね。彼はまだ何をしたらいいのか戸惑ってプレイしていた印象があるんだけど、まだ19歳だから仕方ないよな。レイカーズ期待の選手だから無理せずじっくり治してもらいたいよ。」

キャット「ゲームは108-90でロケッツの勝利に終わったんだけど、正直言ってゲーム的には低調だったような気がする。レイカーズはオフェンスのオプションが限られていて、ヘタするとシーズン50敗どころか60敗もあるんじゃないかと思った次第だよ。だからもっとロケッツはもっと早くゲームを決める必要性があったと思うんだ。」

シンキ「テリーとパパニコロウ以外の控えがあまり存在感なかったですよね。」

キャット「ディーモーが一番ダメダメだったな。リバウンド争いのところで取らずにタップして相手ボールにしたシーンがあった時は、TVに向かって怒鳴っちゃったよ(苦笑) ダニエルズも入らん時はホントに入らんよな。」

シンキ「控えの充実はこれからのロケッツにとって課題になりそうですよね。」

キャット「ウエストの強豪チームは楽に勝てるチームはまずないからね。控えの存在は大事になってくるから、ゲームを通じて成長して欲しいと思ってるよ。」

シンキ「ハーデンは第4Qにプレイしませんでしたが、それでも.32得点、6Aの大車輪の活躍でロケッツを勝利へ導いてます。これについては?」

キャット「彼はまだまだ伸びるよ。得点を取る術を心得てるし、味方を活かすプレイも出来る。頼もしい存在だよね。ハワードがもっとインサイドで支配的にプレイ出来る環境になれば、ロケッツの飛躍は間違いないと思うんだ。」

シンキ「そろそろお時間が迫ってきました。明日も試合があり、相手は敵地でジャズが相手となります。」

キャット「今日のレイカーズよりは骨っぽくなるけど、それでも今のロケッツが負けてはいけない相手だと思う。アウェイ連戦となって条件はジャズに劣るけど、今日のゲームで主力が適度に休めたのは良かったからね。完勝を期待してるよ。」

シンキ「本日はどうもありがとうございました。」

ロスター決定、明日開幕

シンキ「いよいよ明日レギュラーシーズンゲームの開幕を迎えますが、その前にロスターが決定しましたよね。結局ガルシアは残って安心しましたよ(笑)」

キャット「笑 まずエイドリアンがカットされて、スミスとガルシアで悩んだみたいだけど、結局実績を取ったという感じかな。」

シンキ「グリズリーズから来たクラークはあっさり解雇されちゃいましたよね。」

キャット「トレードが決まれば多少の実績はあるから残ったかなと思うんだけど、進展しなかったので切ったんだろうね。たまにあるパターンだよ。個人的には残ると思ったんだけど、やはりガルシアの実績は軽く扱えないからな。」

シンキ「クラークは毎シーズンチームを替えているのがマイナス材料だったのかもしれません。」

キャット「確かにいい印象はあまりないよな。ガルシアは9年やってまだ2チーム目だし、キングス時代にいい契約もらっているしね。正直言って出番はあまりないと思うんだけど、彼がいればケガ人が出た時の安心感はあるよ。」

シンキ「ここで最終ロスターを確認したいと思います。」

PG2人:ビバリー、カナーン
SG4人:ハーデン、テリー、ダニエルズ、Nジョンソン
SF3人:アリーザ、パパニコロウ、ガルシア
PF3人:Tジョーンズ、モティユナス、ドーシー
C3人:ハワード、ブラック、カペラ

キャット「プレシーズンゲームで頑張ってくれたエイドリアン、スミスもロスターに入れたかったけどな。あまいかんせん15人しか残れないから仕方ないんだけど、彼らは状況次第でどのチームでも欲しがりそうな選手ではあるから、これからの健闘を祈りたいところだよね。」

シンキ「ところで明日は開幕戦です。相手はレイカーズで会場はLAとなりますが、コービー復帰、リンが古巣と対戦ということもあり、盛り上がりそうですよね。」

キャット「まあね。まあどんな状況だろうが、今のレイカーズには負けちゃ行けないだろう。完勝を期待してる。」

シンキ「レイカーズはナッシュが今季欠場、また他にもケガ人が出ているらしいですよね。」

キャット「ナッシュはレイカーズに来なければよかったのにね。MVPを取ったほどの選手がこれでは寂しいよ。元ジャズのマローンもそうだけど、レイカーズの魅力にはまったんだろう。だまされちゃいけないよね(笑)」

シンキ「笑 今季のロケッツはどのくらい勝てますかね?」

キャット「現状だと50勝前後かなとは思うけど、チーム力がアップしていけば、昨季の54勝を超えることはあり得ると思うよ。」

シンキ「最後に何かありますか?」

キャット「フジがCSでNBA中継始めるみたいだよ。これで新規のファンが増えるかどうか分からないけど、富樫の出来次第でさらに注目を集めるかもしれないな。」

シンキ「テニスは錦織の活躍でWOWOWがウハウハだったみたいですよね。」

キャット「ね。TVコンテンツとしてバスケットボールはテニスより優れていると思うから、いちバスケファンとして日本人には頑張ってもらいたいと思っているんだ。」

シンキ「それでは明日が楽しみです。本日はどうもありがとうございました。」