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2014年 オフ

サマーリーグ終了

シンキ「オーランド、ベガスと続いた今年のサマーリーグは今日が最終日。ロケッツはトーナメントを勝ち進んで決勝まで駒を進めましたが、惜しくもキングスに敗れて優勝は出来ませんでした。」

キャット「サマーリーグ優勝!ってタイトルにしたかったんだけどな。勝てるチャンスは十分にあったんだけど、キングスがよく頑張ったと思うよ。仕方ない。」

シンキ「ロケッツの注目選手は来季で3年目になるディーモーことモティユナス、同2年目のカナーン、ルーキーのニック・ジョンソンでしたが、この3人どう評価してますか?」

キャット「まずディーモーだけど、サマーリーグだとサイズのアドバンテージがあるね。ポストアップから得点を取るケースが目立っていたよ。リバウンドもコンスタントに二桁取っていたし、このレベルだと安定感を感じた。」

キャット「カナーンについては、昨年よりも成長を感じたよ。攻撃的なPGで、キャブス戦で大物ルーキーのウィギンズとの1対1からリムへとフィニッシュしたシーンは見事だったね。タイプ的にはネイト・ロビンソンあたりと考えていいんじゃないかな。」

キャット「それからルーキーのニック・ジョンソンだけど、爆発的な運動能力を見せてくれたね。SGとしてはサイズ不足だけど、彼はオールラウンドに活躍出来る選手。ディフェンスでも存在感があったし、彼は来季のローテションに入れる素質を持っていると思うよ。」

シンキ「コビントンも出ていましたが、彼についてはいかがですか?」

キャット「あまり存在感がなかったね。シュートも入ってなかったし、調子が悪かったのかな。まあ素材はいいからこれだけで判断は出来ないけど、競争も激しいから、もっと結果を出さないといけなかったんだけどね。」

シンキ「ルーネンも出てましたよね。」

キャット「なんか毎年出てる感じする。まさかリューネン(留年)してる訳じゃないよね。」

シンキ「笑 今後レギュラーシーズンでも活躍出来る選手はいましたか?」

キャット「ディーモー、カナーン、ジョンソンは来季のローテションに入っても驚けないし、入ってもらうようになって欲しいと思っている。特にディーモーは正念場の3年目だからね。サイズがあってシュートエリアもある選手だから成長してくれると、ロケッツはまた一つ資産が増えるんじゃないかな。」

シンキ「日本人の富樫はマブスのセレクションを突破してロスターに選ばれ、それなりの活躍で話題になっていましたが、それについてはいかがですか?」

キャット「彼はDリーグなら十分通用するよ。ただあのサイズだからね。頑張って欲しいけど、NBAレベルではどうかとなると厳しいんじゃないかなーとは思うよ。」

シンキ「リンの活躍で小さいアジア系の選手も注目され始めましたよね。」

キャット「リンはガード選手としては平均クラスだからね。それなりにフィジカルだし、彼は別格だと思うよ。まあロケッツではバックボードの後ろにシュートするなどの醜態を見せていたけどね(苦笑)」

シンキ「最後にオフらしい話題をお願い出来ますか?」

キャット「あのT-Macがもう野球辞めるそうだよ(笑)」

シンキ「え! もう辞めちゃうんですか。この間始めたばかりだと言うのに。」

キャット「防御率6点台みたいだったそうだからね。彼は稼ぐだけ稼いだからモチベーションも低かったと思うし、根気よくコツコツやるタイプでもないからな。まあ順当でしょう。初の三振を奪ってご満喫だったようで、有終の美を飾ったようなコメント出してたよ(笑)」

シンキ「笑 今日はどうもありがとうございました。またよろしくお願いします。」

キャット「こちらこそよろしくね。」

アリーザIN、パーソンズOUT

シンキ「ロケッツはボッシュを獲得出来なかったことから方針転換したようで、パーソンズとの契約にマッチせず、元ロケッツのアリーザを選択しましたね。」

キャット「まずアリーザを選択した時点で、パーソンズを保持することはないと思ったよ。年俸800万ドルの選手をベンチには置かないだろうし、2人とも同じポジションでもあるからね。」

シンキ「アリーザと結んだ4年3200万ドルという契約はどう見てますか?」

キャット「パーソンズと比較して年齢は約4つ上で、パフォーマンスも落ちるけど、サラリーは約半分だからね。ハーデンとハワードを支えるロールプレイヤーとして働けると思うからいい契約だと思うよ。」

シンキ「以前ロケッツにいた時はどんな感じでしたか?」

キャット「5年前にレイカーズからFAでロケッツに移籍したんだ。当時は実績がそれほどでもなかったから5年3300万ドル程度の契約だったんだが、ヤオがケガで全休するシーズンのなか、彼はエース級のプレイヤーとしてロケッツに迎えられたんだよ。序盤は30得点越えのパフォーマンスを見せてロケッツファンを喜ばせたんだけど、不安定な働きで次第にチームの信頼を失い、翌年複数チームを絡めたトレードで放出されたという具合なんだ。」

シンキ「1年でお払い箱にされた訳ですか?」

キャット「アウトサイドショットが不安定で、エースとしては失格との烙印を押されたんじゃないかな。まあその当時のロケッツはヤオをケガで失い、エースクラスが全くいない状況だったからね。彼自身よく頑張っていたと思うが、ちょっとエースとしては荷が重かった感じだったよ。」

シンキ「今はハーデンとハワードのオールスターコンビがいますので、再び獲得に向かったという感じですかね?」

キャット「ロールプレイヤーとしては優秀だと思うし、彼はレイカーズで優勝経験もある。そんな選手をパーソンズの半額のサラリーで獲得出来たのは良かったと思っているんだ。」

シンキ「そのパーソンズですが、キープしなかった理由はなんでしょうか?」

キャット「そりゃサラリーの問題が一番だよ(笑) 彼がアリーザぐらいのサラリーだったら絶対にキープしてるし、もしかしてトレードしやすい契約内容だったらキープしていたかもしれないな。」

シンキ「アリーザに期待することとはズバリなんでしょうか?」

キャット「ディフェンスだね。彼はプリメイターの選手すべて守れる才能があるから重宝するよ。ハーデンの負担を軽くしてくれることは間違いないだろう。楽しみにしてる。」

シンキ「それからアシックですが正式にペリカンズへトレードされました。」

キャット「ペリカンズのドラフト指名権を獲得出来たことは大きいぞ。来季のペリカンズの成績次第で、この指名権はより価値の高いものになる可能性があるからね。」

シンキ「ボッシュに逃げられたロケッツですが、今度はラヴ、ロンドと狙っているのではとの噂がありますよね。」

キャット「パーソンズを保持しなかったのは、柔軟に動ける態勢にしておきたかったからだと思うからね。当然次なる大物を狙っていると思うぞ。」

シンキ「ロケッツ以外にも続々と契約が結ばれ、カーメロはニックスと再契約、ウェイドもヒートと再契約しました。」

キャット「いいんじゃないの。彼らは意外にも選択肢が限られていたんじゃないかと感じるのはボクだけじゃないと思うんだけどね。」

シンキ「まだまだあるんですが、とりあえず今日はこのへんにしておきましょう。」

キャット「そうだな。オフはまだまだあるからね。じっくり行こう(笑)」

レブロンはキャブスへ復帰、そしてボッシュは...

シンキ「こんにちは。遂に動きがありましたね! 注目のレブロンは古巣のキャブスへ復帰を発表。ロケッツの狙うボッシュは、レブロンがヒートを離れればロケッツに加わるだろうとの噂がありました。」

キャット「そうだね。ボッシュはヒート残留かロケッツ移籍かの2択だったようだから、レブロンが移籍すれば優勝が遠のくヒートを離れ、ロケッツに加わるとの見解が有力だったな。」

シンキ「そのボッシュ獲得のためのサラリー枠を確保するために、不良債権だったリンの移籍先を決定。その移籍先は意外にもレイカーズでした。」

キャット「来季のドラフト1巡目指名権を加えて取引したようだね。まあそうでもしなきゃリンを引き取ってくれないだろう。」

シンキ「噂にあったシクサーズではなく、レイカーズでしたが、何か理由があるんでしょうか?」

キャット「単にレイカーズの方が放出の条件が良かったからだと思うよ。シクサーズはもっと多くを要求したんじゃないかな。」

シンキ「しかしロケッツはリンを放出してサラリー枠を空けたにもかかわらず、ボッシュはヒート残留を選び、ロケッツの作戦はもろくも崩れ去った感じです。」

キャット「ロケッツの関係者は相当悔しがってるんじゃないかな。」

シンキ「キャットさんはどう思いました?」

キャット「正直言ってフィフティーフィフティーだと思ったから、残念に思ったけど悲観はしてないよ。レブロンが移籍すれば、ヒートはボッシュにマックスのサラリーを提示出来るのは分かっていたからね。」

シンキ「むしろレブロンがヒートに残留した方がロケッツにとっては良かったんじゃないですかね?」

キャット「確かに。そうなればヒートはボッシュにマックスのサラリーを提示は出来なかっただろうからな。」

シンキ「それからロケッツはパーソンズのオファーシートにサインするんでしょか?」

キャット「彼のオファーシートにマッチすると、もう大物FA選手は獲得出来なくなってしまうからね。期限もあと2日しかないし、ちょっと厳しい状況にはなってきたな。彼をキープしないで、サラリー枠を確保し続ければ時間はまだあるんだけど、彼以上の選手をFAで獲得出来る保証はないから判断が分かれるよね。」

シンキ「このままだと今季のロケッツは何も収穫なく終わってしまいそうです。」

キャット「ね。個人的にはコーチを一新して欲しいだけどなー。すでにロケッツはゲームを支配出来るハーデンにハワードという2人の核がいる訳だから、大物獲得に固執せず、彼らを信頼して活かすような布陣に出来ればいいかなとも思うんだよね。」

シンキ「これからのロケッツの動きを予想してくれませんか?」

キャット「パーソンズの契約にマッチせず、マブス移籍を許す可能性もあると思うんだ。なぜかと言うと、やはり契約の条件が厳しいということ。第3のスターになれる選手なら妥当が額かなとは思うけど、彼はそこまでの選手ではないと思うからね。まあそれでもキープすれば資産になるからなー。判断分かるよね。」

シンキ「最後に何かあったらお願いします。」

キャット「やはりリンはロケッツには合わなかったね。来季の1巡目指名権を手放さないと引き取り手がないんだから、残念ながら2年前の契約は失敗だったと思う。まあそれなりにビックショットを決めたときもあったから楽しめたけど、意外なほどバスケットボールIQが低かった感じがするね。リンの醜態をたくさん見てきたから、彼を放出出来てホッとしているロケッツファンも多いんじゃないかな。」

シンキ「ありがとうございました。ここ数日は目が離せないですね。」

制限付きFAのパーソンズがマブスと合意

シンキ「こんにちは。FA選手との契約が解禁しましたが、制限付きFAのパーソンズがマブスと合意に達し、オファーシートにサインしました。契約内容は3年4500万ドルで、最終年は自身で契約内容を破棄出来るオプションがあり、トレードされるとサラリーが上がる条件も付いてます。3日後までにロケッツはこの契約内容を受け入れて、パーソンズを保持しますかね?」

キャット「ロケッツにとってマッチするには厳しい条件を突きつけられたな。まあマブス側もマッチさせないような契約を提示した訳なんだけど、ロケッツはまだボッシュとの交渉もあるから、その兼ね合いも考えないといけない。」

シンキ「そのボッシュとの交渉はどうなってますかね?」

キャット「ボッシュはレブロンの去就を待っているみたいだよ。もしレブロンがキャブス入りすれば、ロケッツを選択するのではないかと噂されているが、その前にロケッツがパーソンズのオファーシートにマッチすれば、キャップの空きがなくなってしまうからボッシュとは契約出来なくなってしまうんだよね。」

シンキ「パーソンズとの契約を見送って、ボッシュと契約するためにロケッツは待ちますかね?」

キャット「パーソンズを諦めてボッシュを追いかけても、彼がヒートを選択したらロケッツにはリンしか残らなくなってしまう(苦笑) これでは完全に戦力ダウンだよね。」

シンキ「ロケッツはどのような選択をすべきなんでしょうか?」

キャット「選択というか、まずボッシュにロケッツ入りを決めてもらって、その後にパーソンズとの契約にマッチするのが個人的にはベストのシナリオだと思ってる。パーソンズとはキャップの空きを無視して契約出来るからね。」

シンキ「リンの処遇はいかほどなんでしょうか?」

キャット「おそらくシクサーズに引き取ってもらう形になるよ。もう合意に達してるんじゃないかな。でなければボッシュとの具体的な交渉額が出てこないからね。大物FAを獲得出来たら取引しましょうって感じで。」

シンキ「まだアシックのトレードも成立していないようですが。」

キャット「こちらももしかしたら条件付きでの取引かもしれないな。」

シンキ「もしパーソンズを保持するとして、契約内容は適正ですかね?」

キャット「若干高くなるのは仕方ないよね。まあ彼はリンみたいに不良債権にはならないと思うから、資産として保持するのもアリだと思うんだ。」

シンキ「いよいよオフの去就も佳境には入ってきた感じですが、キャットさんの予想をお聞かせ願いますか?」

キャット「うーん、難しい予想だよ(苦笑) キープするかもしれないし、しないかもしれない。カーメロと交渉していたことからも、キープしないプランも考えていると思うからね。こればっかりは3日後まで待つしかないな。」

シンキ「最後に何かありますか。」

キャット「レブロンがさっさと決断してくれないとなーって思っているロケッツファンも多いんじゃないかな。まああれだけの選手だから、その影響力を考えると仕方ない面もあるけどね。さすがにもう大逆転でのロケッツ入りは考えてないよ(笑)」

シンキ「どうもありがとうございました。」

サマーリーグ始まる

シンキ「こんにちは。今日からサマーリーグが始まりましたね。先日のドラフトでロケッツから2巡目指名されたニック・ジョンソンがものすごいダンクを決めてます。」

キャット「生観戦してた人は驚いたんじゃないかな。」

シンキ「ダンクだけでなく外からのシュートもよくて、18得点稼ぎましたね。」

キャット「彼はキャッチアンドシュートがうまいよね。正直言ってまだNBAレベルでやれると断言は出来ないけど、才能は感じるからね。ディフェンスで存在感を見せられればローテションに入っても驚けないと思うぞ。」

シンキ「ゲームの方は接戦で負けてますが、それについてはいかがですか?」

キャット「勝敗はほとんど意味がないから、気にする必要はないだろう。まあ全敗で終わって欲しくはないけどね(笑)」

シンキ「マブスのセレクションに参加している日本人の富樫はどうなってます?」

キャット「今のところ情報はないな。NBAでプレイしたいと思っている日本のトップ選手は多いと思うけど、かなりハードルが高くて跳ね返されている選手がほとんどだよね。だから少しの間とはいえNBAでプレイした経験を持つ田臥はすごかったんだと思うよ。」

シンキ「サマーリーグ以外のロケッツ情報はありますか?」

キャット「先日交渉したカーメロがレイカーズに気持ちが傾いた?なんて記事あったね。」

シンキ「キャットさんはカーメロのロケッツ入りを推奨してますか?」

キャット「当たり前だけど、推奨というか、加入したらフィットして欲しいと願ってるよね(笑) まあ破談で終わったら終わったでいいよっていう感覚だけど(苦笑)」

シンキ「ここにきてボッシュのロケッツ入りの可能性もあり得る感じがしますが、その点についてはいかがですか?」

キャット「ヒートでのボッシュはちょっとレブロン、ウェイドに遠慮していた部分あるからね。ロケッツみたいなチームの方がよりフィットしそうに感じるのはボクだけじゃないと思うよ。攻守ともにインサイドアウトサイドで存在感を出せるし、ハワードとのインサイドコンビはリーグ一番になるんじゃないかな。」

シンキ「ここにきてシクサーズがリンに興味を持っているとの情報もありますよね。」

キャット「ドラフト1巡目指名権をもらえれば、シクサーズがリンを拒否する理由はないよ。1500万ドルのサラリーを払う義務が生じるけど、再建中のチームにとって、ロッタリーになり得る指名権は将来に有益だからな。まあロケッツ側としてはカペラの交渉権で妥協したいとは思ってるだろうけどね。」

シンキ「来週あたりに結論が出てると思いますが、どうなりますかね?」

キャット「大逆転でレブロンのロケッツ入りってないかな(笑) ハーデン、ハワード、レブロンのトリオが実現したらロケッツファンのほとんどは優勝出来ると思うだろうね。これでマクヘイルがプレッシャーで逃げ出してくれたら言うことなしなんだけど(苦笑)」

シンキ「笑 どうもありがとうございました。」

本格的オフスタート

シンキ「こんにちは。ドラフトが終了してFA選手解禁と、本格的なオフシーズンが始まった感じですよね。」

キャット「ホント早いよね。あっという間だ。」

シンキ「サマーリーグも始まりますよね。」

キャット「そうそう。もうロスターが出てたよ。注目のカペラはやはり出場しないね。」

シンキ「やはり彼はトレード要員なんでしょうかね?」

キャット「正直言ってロケッツは彼を欲しかったから指名したというより、取引したいチームが欲しがりそうな選手だったから指名したんじゃないかな。なのでトレード要員と言えばそうかもしないよね。」

シンキ「2巡目で指名されたニック・ジョンソン、また昨年に2巡目で指名されたカナーンあたりは出るんですか?」

キャット「出るよ。どちらかと言うとロケッツのゲームより、他のチームの方が気になるね(苦笑) ウィギンズ、パーカーのプレイはどうかとか、もしかするとマブスのロスター入りを目指している日本人の富樫も出場するかもしれないからな。」

シンキ「さて話題を替えてFA市場について話を伺いたいのですが、キャットさんは誰が一番欲しいと思っていますか?」

キャット「やっぱりレブロンだよ(笑) あれほど支配力を持った選手はそうそう出てこないし、ハワードとの空中遊技も見てみたいよね(笑)」

シンキ「ハーデン、ハワードに加え、レブロンまで来たらロケッツはすごいチームになりますよね。」

キャット「NBA最強のトリオだと思うし、歴史に語り継がれるほどの存在になるんじゃないかな。まあ現実的には難しいと思うけどね(苦笑)」

シンキ「しかしレブロンの代理人が他のチームの関係者と話を持ったという記事が出ているようですが。」

キャット「ヒートのビッグ3が金銭面で折り合いがつかないみたいだよね。レブロンはマックスのサラリーをもらって当然の選手だし、力の落ちたウェイドはともかく、ボッシュもマックスに近い額をもらっていい選手だからね。」

シンキ「それからロケッツはカーメロ・アンソニーと交渉したようですね。」

キャット「ロケッツは背番号7のユニフォームを着たカーメロの写真を本拠地に飾って、彼を歓迎したようだよ。7といえば今リンが付けているんだけど、それにリンは不満だったようだね。」

シンキ「それは不満でしょうね。リンはもうロケッツにとって戦力外なんでしょうか?」

キャット「彼は控えなのに、来季に1500万ドル近いサラリーをもらう選手だからね。サラリー枠が決まっている以上、より重要な役割を任せられる選手に高額サラリーを払った方がチーム運営がうまくいくから、そういう意味ではもう戦力になってないかもなー。」

シンキ「カーメロはロケッツに来ますかねー?」

キャット「うーん、獲得出来る可能性はあるからねー。もしそうなったら歓迎はするよ。」

シンキ「ハーデンと合いますかねー?」

キャット「そこらへんはやってみないと分からないな。まあ一応同じポジションじゃないから、意外にフィットしたりするかもしれないからね。そこに期待したいよ。」

シンキ「FA選手との交渉が解禁して数日ですが、早くも元ロケッツのロワリーはラプターズに4年4800万ドルで残留を決断してます。」

キャット「ロケッツとも交渉したんだけどね。金銭的にはこれくらいだと思うよ。彼にとっては良かったんじゃないかな。今年は昨年以上にインパクトを与える大物FA選手が多いから、他の選手もその動向次第で決まる感じがするよね。」

シンキ「ロケッツは制限付きのFAになったパーソンズとは交渉してるんでしょうかね?」

キャット「やってると思うよ。まあパーソンズに興味を示しているチームは、同時にレブロンあたりの大物にも興味を示していると思うから、彼の行方が決まってからということになるんじゃないかな。」

シンキ「キャットさんはオフ動向はどうなるとお考えですか?」

キャット「結局カーメロはお金を取ってニックスと再契約、レブロンもヒートに収まり、ボッシュはしぶしぶ残留。ロケッツはパーソンズをキープするも、リンの引き取り手が見つからず、アシックを放出した分だけ戦力ダウンなんてことになりそうな予感が(苦笑)」

シンキ「笑 それもあり得ますよね。」

キャット「十分にあり得ると思うよ。ただ来季のトレード期限前に大きなトレードをまとめれば道は開けると思うからね。悲観することは全然ないと思うし、2年目になるハーデン・ハワードのコンビが充実していけば、むしろ勝ち星は前より増える可能性はあるよ。」

シンキ「最後にバックスにトレードされた元ネッツコーチのキッドについていかがですか?」

キャット「まだコーチとしてのキッドは未知数だと思うから、2巡目とはいえ指名権を渡してまで獲得したいコーチとは思えないけどね。このニュース聞いて、マクヘイルを欲しがるチームが出てこないかなーって考えたロケッツファンは多いはずだよ(笑)」

シンキ「今日はどうもありがとうございました。」

アシックがペリカンズへトレード!

シンキ「本日ですが、アシックがペリカンズへ現金付きでトレードされました。見返りは来季のドラフト指名権だそうです。」

キャット「これはいいトレードだと思うよ。その指名権だけど条件付きとはいえ、4位から19位指名権だったらロケッツの手に渡るという、ロワリーをラプターズへ放出して獲得した指名権と同じような感じになってる。」

シンキ「その指名権を使ってハーデンを獲得出来たんですよね。」

キャット「そうだ。売り込み次第で指名権の価値をつり上げることが出来るからね。それがペリカンズみたいなプレイオフ進出が微妙なチームなら尚更だ。」

シンキ「これでロケッツがサラリーキャップに空きを作りたいことが明らかになりましたよね。」

キャット「カーメロに続いて、レブロンまでFAになったとなれば、無理に出番の少ないアシックをキープするより、少しでもキャップに空きを作って大物FAをつり上げた方が得策と考えたんだろう。」

シンキ「それでもまだ彼らを獲得するには空きがありませんよね。」

キャット「もう一つトレードをまとめて、キャップに空きを作れば可能なんだけど、その筆頭候補はリンしかいないだろう。でも彼は実力と実際もらうサラリーに開きがあるからね。そう簡単にまとまらないかもしれないな。」

シンキ「どうしたらいいんでしょうかね?」

キャット「そのためにこのドラフト指名権を獲得したのかもしれないよね。この指名権に釣られて取引に応じるチームがあっても驚けないからな。」

シンキ「そうですね。それにしてもモーレーGMは営業がうまいですよね。」

キャット「小さい時に八百屋でも手伝っていたのかね(笑) まあロケッツファンとしては実に頼もしい存在だよ。」

シンキ「これでレブロン獲得もゴシップネタではなくなった感じがします。」

キャット「そうだな。個人的にはレブロン率いるヒートに勝って優勝したかったんだけど、あのスパーズに負けた後の彼の泣きっ面見て、その気持ちもなくなってきちゃったよ(笑) せっかくならロケッツに入ってスパーズにリベンジしてもらうのもいいと思うな。」

シンキ「まだまだ話したいことあるんですが、明日はドラフトですからね。これくらいにしましょう。」

キャット「オーケー。明日はリアルタイムで見るつもりだから、その都度報告したいと思っているんだ。当然君も来てくれるよな。」

シンキ「はい。了解です。」

キャット「最後にアシックには2年間おつかれと言いたい。彼はほとんどのチームでスターターがつとまる選手だからね。今季はちょっと不遇だったけど、来季はペリカンズで本来のプレイが見られると思うよ。頑張って欲しいね。」

ファイナル終了し、明日はドラフト

シンキ「キャットさんこんにちは。ファイナルは4勝1敗でスパーズが制し5度目の優勝、昨年のリベンジを果たしましたね。」

キャット「もうちょっともつれると思ったんだけど、意外にあっさり決まったよね。」

シンキ「スパーズの勝因は何だったんでしょうか?」

キャット「当たり前だけどチーム力がヒートよりも上だったよ。パス回しが華麗で、どこからでも得点出来るし、ディフェンスも安定してたよね。」

シンキ「MVPはレナードでした。」

キャット「彼は活躍したと思うけど、例年の感じだとMVPを取る選手じゃないよね。個人的にはやはりダンカンの存在が大きいと思うぞ。」

シンキ「彼は38歳でもまだまだ動けますよね。」

キャット「インサイドの支配力が全盛期の7割ほどしかなくなった感じだけど、抜群のセンスを活かしてチームの勝利に貢献してるよね。ディフェンス力はまだまだ健在だよ。」

シンキ「ダンカンはシャックみたいにブクブク太ってないですから、あと5年くらいプレイしそうですよね。大きなケガもしないです。」

キャット「漢方薬でも飲んでそうな雰囲気あるしな(笑)」

シンキ「笑 来季もスパーズは強いですかね。」

キャット「もちろん。ロケッツとしては大きな壁になると思うけど、突破出来る可能性はあるし、そうなってもらわないといけないよ。」

シンキ「ヒートに関してはどう見てましたか?」

キャット「レブロンのワンマンショウって感じで、チーム力は昨年の方が上だったと思うよ。ウェイドは故障の影響なのか支配力がかなり落ちたし、ボッシュも若いのにダンカンにいいようにやられてたよね。チャルマーズあたりは論外でしょう。スパーズだったらベンチにも入ってないかもしれないぞ。」

シンキ「レブロンの泣きっ面が印象的でしたね。」

キャット「笑 ジョーダンだったら絶対あのような姿は見せないよね(苦笑)」

シンキ「レブロンは現契約を破棄してFAになることを選んだようですが。」

キャット「ウェイド、ボッシュを見捨てて、より自分をサポートしてくれるチームへ移籍なんてこともありそうかな(笑)」

シンキ「移籍先候補としてロケッツの名前も挙がってます。」

キャット「可能性がないことはないからね。まあゴシップネタとして軽く流していいと思うぞ。」

シンキ「さて話題を替えてドラフトに関してですが、チャドさんとはあれから会われましたか?」

キャット「チャドは忙しくてねー(苦笑) でもレポートはしっかり届いてるよ。」

シンキ「1位候補のエムビードがケガをしてしまったようですが。」

キャット「ね。報道では復帰までに4~6ヶ月掛かるって言ってるけど、実際のところは練習が出来るまで9~12ヶ月くらい掛かるみたいだよ。」

シンキ「彼はグレッグ・オデンみたいになってしまうのでしょうか?」

キャット「まあドラフト前に分かったから、指名を考えていたチームにとっては良かったと思うよ。かなりの素材らしいから、完治してもらってその勇姿を見せて欲しいと思っているんだ。」

シンキ「エムビードが脱落して、1位候補はパーカーとウィギンズに絞られたと見てよさそうですか?」

キャット「いいと思うよ。チャドはパーカーが指名されると予想してるよ。」

シンキ「キャットさんはどうですか?」

キャット「ボクもパーカーだと思うよ。彼ならまずハズレはないし、普通に考えれば来季の新人王は決まってるしね。しかも1位指名権を持つキャブスは昨季失敗してるからなおさらだ。」

シンキ「ウィギンズはリスクあるんですかね?」

キャット「運動能力がケタ違いだから、ポテンシャルはパーカーより上だと思うけど、バスケットセンスが彼より劣ってる分、NBAクラスになると苦戦する可能性も考えられるからね。」

シンキ「ところでロケッツは25位指名権を持っているわけですが、誰を指名しますかね?」

キャット「普通にこの指名権を行使するのか、または売り渡したりして別の手段に講じるのか分からないけど、普通に指名するなら下のリストの中から選ばれると思うよ。」

ジョーダン・アダムス SG 6-5 長所 ペネトレイト
カイル・アンダーソン PF 6-9 バスケIQ、リバウンド、コートビジョン
クリント・カペラ PF 6-11 ディフェンス、リバウンド、サイズ
ジョーダン・クラークソン PG 6-5 ペネトレイト、スピード
スペンサー・ディンウィディ PG 6-6 バスケIQ、ボールハンドリング、サイズ
クリンソニー・アーリー SF 6-7 シューティング、リバウンド、跳躍力
ジェラミ・グラント SF 6-8 跳躍力、機動力
PJ・ヘアストン SG 6-5 シューティング、ペネトレイト
ジョー・ハリス SG 6-6 シューティング
アーテム・クリメンコ C 7-1 ディフェンス、サイズ
KJ・マクダニエル SF 6-6 リバウンド、跳躍力、機動力
ミッチ・マクグレイ PF 6-10 リバウンド、サイズ、機動力
バシリエ・ミシッチ PG 6-4 バスケIQ、コートビジョン
シャバーズ・ネピアー PG 6-1 シューティング、ディフェンス、ボールハンドリング
グレン・ロビンソン3世 SF 6-7 跳躍力
ウォルター・タバレス C 7-3 ディフェンス、サイズ
ジャーネル・ストークス PF 6-9 ディフェンス、リバウンド
TJ・ウォーレン SF 6-8 得点力、機動力
CJ・ウィルコックス SG 6-5 シューティング
パットリック・ヤング C 6-10 ディフェンス、リバウンド、跳躍力

キャット「チャドの報告だから信用していいと思うぞ。20人もいるけどね(笑)」

シンキ「笑 キャットさん的には誰を指名するとお考えですか?」

キャット「ロケッツが今までに指名した選手を見てみると、即戦力タイプが多いような感じだし、どっちかと言うとオフェンス力がある選手を指名してるように見えるからね。そうなるとアンダーソン、ヘアストン、ウォーレンの3人の中から選ばれるようにも思えるんだよな。3人とも25番目まで残ってるのか微妙なラインだけど(苦笑)」

シンキ「ちなみにチャドさんの予想はどうなってますか?」

キャット「マクダニエル、ストークスあたりの予想になってる。この順位だとドンピシャで当てるのは難しいからねー。予想もコロコロ変わってるよ。まあ当日になって24番目まで決まれば予想の精度も格段に上がるんじゃないかな(笑)」

シンキ「明日が楽しみですね。どのようなドラマが生まれるのでしょうか!」

キャット「ホント楽しみだよ。」

シンキ「最後にオフらしい話題をお願いします。ワールドカップ日本代表は1勝も出来ずに終わりましたね。」

キャット「コロンビア戦後半の終盤に、ボクよりも年上のキーパーが出てきたときは思わず苦笑しちゃったよ。」

シンキ「ありがとうございました。」