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2012年 プレイオフ

カンファレンスセミファイナル予想

NBAプレイオフは1回戦が終了し、舞台はカンファレンスセミファイナルに。もう各シリーズ始まっているが、自分が予想した通りになっている感じがするから、これはピタリと当たるかもしれないという自信から、今回の予想をしてみようという気持ちになった。楽しんで頂ければ幸いです。

東地区
マイアミ・ヒート(2)対インディアナ・ペイサーズ(3)
現在ともに1勝1敗。
ヒート優勢と思われたこのシリーズだが、第2戦にペイサーズが接戦をモノにしてタイに戻している。第1戦を観た限り、ペイサーズは相当やるぞと思っていただけに、この勝利に驚きはなく、ボッシュ故障の影響もあり、シリーズはもつれ込む可能性が大きいと思う。
ヒートはレブロンとウェイドに得点が偏っているだけに、ボッシュの離脱は痛いだろう。アンソニーとトゥリアフではフィニッシュも出来ず、ハスレムは峠を越している。チャルマーズもいいところなしで、元ロケッツのバティエも以前の存在感を出せなくなってきたし、マイク・ミラーは相変わらずヘタレだ。ヒートの命運はレブロンとウェイドの2人に掛かっているだろうし、この2人が決めなければヒートはここで消える可能性もあり得ると思っている。
ペイサーズはエースのグランジャーがレブロン相手に苦戦しているけれど、今季加入したヒルとウエスト、成長を続けるビックマンのヒバートがそれをフォロー。ジョージもタフなディフェンスでウェイドにプレッシャーを掛け続けている。ベンチからバルボサという飛び道具もあるし、10人ローテも機能している感じがする。
第1シードのブルズが1回戦で消えたこともあり、このシリーズが事実上の東地区ファイナルだと思う。面白いシリーズになりそうだ。

キャットの予想
ヒート 4-3 ペイサーズ
第1戦ヒート 第2戦ペイサーズ 第3戦ヒート 第4戦ペイサーズ 第5戦ヒート
第6戦ペイサーズ 第7戦ヒート

ボストン・セルティックス(4)対 フィラデルフィア・セブンティーンシクサーズ(8)
現在ともに1勝1敗。
第8シードなので誰も期待していなかったと思われるシクサーズだが、予想以上の強さを見せていて、このシリーズも突破すると私は思っている。
その理由の一つはイグダーラとターナーの勝負強さだ。特にターナーは勝負所で怖れを知らない。昨年のルーキーシーズンが見所なく、てっきりロールプレイヤーとの位置づけをしていたのだが、この1年で成長を見せたようだ。ここを足がかりにオールスターに選ばれても驚けない選手になってきていると思うし、その素質は十分に持っている選手だ。
それからルーキーのアボイ・アレンのディフェンスがいい。ガーネットも彼だけには苦戦していて、給料泥棒のブランドをしっかりフォローしている。オフェンスでも第2戦で大事な場面からジャンパーも決めていた。ホウズもそれなりに頑張っているし、今NBAで一番ホットなチームはシクサーズかもしれない。
セルティックスはビック3の衰えがハッキリ見て取れる。アレンはプレイオフキャリア最低のスリー成功率であるし、ピアスもいいところなし。ガーネットはましな方だが、それでも往年の爆発力はもうなくなってきているし、プレイもソフトだ。ロンドはいいパスをさばくが、相変わらずシュートが下手である。復帰したピートラスはその答えにならないだろう。

キャットの予想
シクサーズ 4-2 セルティックス
第1戦セルティックス 第2戦シクサーズ 第3戦シクサーズ 第4戦シクサーズ 第5戦セルティックス 第6戦シクサーズ

西地区
スパーズ(1)対 クリッパーズ(5)
現在スパーズが1勝。
第1戦はスパーズが16点差で勝利しているが、第4Qはむしろクリッパーズが押していた。思ったほど差はないと思うし、若さのあるクリッパーズが予想以上にやる可能性がある。
クリッパーズはグリフィン次第かもしれない。彼はオフェンスで消極的だ。もっとゴール下にアタックする必要があるし、彼がインサイドで存在感を示さなければ、スパーズの思うつぼだと思う。ここで老練なダンカンとせめて対等にならない限り、彼がチームを優勝へ導ける選手だとは思わない。別にエールを送っている訳ではないが、もっとダンカンを打ち破るくらいの気迫が欲しいところだ。ここまで来たらケガとか言ってられないだろう。
スパーズはさすがに勝ち方を知っているだけあって、勝負所でのプレイに落ち着きが感じられる。ダンカン、パーカー、ジノビリのビック3だけでなく、ロールプレイヤー達も自分達の役割をしっかりこなしている。パーカーはポールやブレッドソーに苦戦していたが、それを補ってあまりある戦力を第1戦で披露していて、盤石な予感も漂う。クリッパーズの勢いだけ注意と言ったところだろうか。

キャットの予想
スパーズ 4-2 クリッパーズ
第1戦スパーズ 第2戦クリッパーズ 第3戦スパーズ 第4戦クリッパーズ 第5戦スパーズ 第6戦スパーズ

オクラホマシティー・サンダー(2)対 ロサンゼルス・レイカーズ(3)
現在サンダーが1勝。
3年連続得点王のデュラントに、MVPも獲れそうな実力者のウエストブルック。NBA最高のシックスマンのハーデンに加え、ブロックショットでダントツ1位のイバカのいるサンダーが、第1戦同様にこのシリーズを圧倒すると思う。
レイカーズはバイナムがダブルチームの対処に苦しみ、ガソルもイバカのブロックを怖がっていたし、大黒柱のコービーはもう往年の力は残っていない。レイカーズが勝つ見込みはほとんどないのが現状だと思う。1回戦でナゲッツ相手に苦しんでいるチームが、優勝候補のサンダーに勝てるハズがない。レイカーズファンには恐縮だが、前年王者のマブスをスウィープしたサンダーが、ここもスウィープで突破する。

キャットの予想
サンダー 4-0 レイカーズ
第1戦サンダー 第2戦サンダー 第3戦サンダー 第4戦サンダー

最後に1回戦で負けたチームの感想。
東地区
ブルズ(2-4対シクサーズ)
ローズ離脱に尽きる。彼が万全な体勢で戻ってくれば、いつでも優勝候補だ。
ホークス(2-4対セルティックス)
ジョー・ジョンソンでは勝てないと判明。今のメンバーでは良くても1回戦を突破するレベルだと思う。
マジック(1-4対ペイサーズ)
ハワード離脱が大きいが、それでも勝てなかったと思われる。
ニックス(1-4対ヒート)
自己チュウのカーメロがエースでは勝てない。プレイオフで勝ちたいならトレードするべし。

西地区
ジャズ(0-4対スパーズ)
第4戦の第4Q中盤がシリーズ唯一の見せ場。ミルサップがエースでは全くダメということか。
ナゲッツ(3-4対レイカーズ)
第7戦まで頑張ったと思うが、相手はチーム力が落ちているレイカーズ。3年連続1回戦負けで進歩はなかった。
マブス(0-4対サンダー)
サンダーにスウィープされた。昨年よりも戦力ダウンは否めないし、もうこのメンバーでの優勝は難しいと思う。
グリズリーズ(3-4対クリッパーズ)
ルディー・ゲイがいけない。ランドルフは昨年のような存在感が見られなかった。