2021年6月
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'18 プレイオフ

'18 プレイオフ西決勝 対ウォリアーズ(ゲーム7)

シンキ「こんにちは。ゲーム5を勝って3勝2敗と王者ウォリアーズを追い詰めたロケッツでしたが、ポール欠場も響いてか、ゲーム6に敗れて運命のゲーム7に突入しましたね。」
 
キャット「ゲーム7の始まる約1時間前にポールの欠場が発表された。彼の右ハムストリングのケガは、ハーデンがレギュラーシーズンを3週間休んだほどのケガだったようで、とても出られる状況ではないようだ。」
 
シンキ「さすがにポール欠場では厳しいと思いますが、ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「今日も結論から言って恐縮だが、やはりポール欠場の影響は大きく、ゲーム7も敗れてシリーズ敗退が決定した。第1Qはゲーム6同様にリードして終了し(24-19)、第2Qも一時15点にリードを拡げる好調振りで(48-33)、前半は11点リードしたんだけど(54-43)、第3Qに入ると様相が一転し、ジワジワ追い上げを食らうと、中盤過ぎにデュラントのスリーが決まって追いつかれる(61-61) スリーが全く決まらないロケッツは、この後もあっという間に突き放される厳しい展開となって、第3Qは7点のビハインドを背負ってしまったんだ(69-76) 第4Qに入っても中盤前に13点リードされたんだが(76-89)、ここからロケッツも何とか追いつこうとタッカーがようやくスリーを決めると、ゴードンもアグレッシブに攻めてロケッツ魂を見せていたよ。それでも王者は慌てずカペラへフリースローを強要させてロケッツのリズムを抑えると、オフェンスもそれなりに決めて、常に安全圏な点差をキープし、しっかりラストを締めて終了。最終スコアは92-101だった。」
 
ロケッツ(3-4)
ハーデン 43分 32p、6R、6A、4S、1B、5TO FG12/29 3pFG2/13 FT6/8
ゴードン 40分 23p、3R、6A、1S、1B、1TO FG9/22 3pFG2/12 FT3/4
カペラ 37分 20p、9R(4OR)、2S FG9/10 FT2/6
アリーザ 42分 0p、7R、2A、2S FG0/12 3pFG0/9
タッカー 45分 14p、12R(8OR)、2A、4S、3TO FG5/9 3pFG2/5 FT2/4
Gグリーン 21分 3p、4R FG1/7 3pFG1/4
アンダーソン 8分 0p、1R
ジョー 5分 0p、2R、1A FG0/1
 
ウォリアーズ(4-3)
カリー 44分 27p、9R、10A、4S、1B、5TO FG10/22 3pFG7/15
デュラント 44分 34p、5R、5A、1S、3B FG11/21 3pFG5/11 FT7/10
トンプソン 31分 19p、3R、1A、2S FG8/13 3pFG3/7 FT0/2
Dグリーン 44分 10p、13R(4OR)、5A、1S、1B、5TO FG5/13 3pFG0/5
ルーニー 17分 4p、5R FG2/5
リビングストン 24分 4p、2R、1A FG2/3
ヤング 17分 3p 3pFG1/1
ベル 16分 0p、5R、3A、1S、2B FG0/2
 
シンキ「非常に残念な結果に終わってしまいましたが、内容的にはどうでしたか?」
 
キャット「前半はトンプソンをファールトラブルでコートから追い出し、スリーもそれなりに決まっていて、なおかつハーデンとカペラのラインも機能していて、かなりいい感じに見えたんだけど、ゲーム6同様に魔の第3Qで捕まってしまったよ。ロケッツは第2Q後半くらいからスリーが全く入らない時間帯に入ってしまい、タッカーがスリーを決めるまで、23本くらい連続で外していたくらい。ポール不在で決め手がスリー以外になくなったのが大きいと思う。ポールがいれば、苦しい時間帯でもジャンパーを決めてくれるだろうし、ディフェンダーを引き付けてのパスアウトを出来るから、スリーも打ちやすくなったと思われるからね。」
 
シンキ「やはり残念ながらハーデンだけでは厳しかった感じですかね・・・」
 
キャット「彼も頑張っていたと思うんだけど、オフィシャルのコールに悩まされたこともあって、リズムよくスリーが打てなかった感じがする。まあ彼一人で王者を打ち負かせるほど甘くはないよ。今日のところは仕方ないんじゃないかな。」
 
シンキ「アリーザは全く得点が出来ませんでしたか・・・」
 
キャット「トンプソンとの差を見せつけられてしまったな。まあこういう日もあるよ。」
 
シンキ「打倒ウォリアーズを目標にここまで頑張ってきましたが、あと1勝に手が届きませんでした。」
 
キャット「ポール欠場が何とも痛いけど、この激しいシリーズに体力が耐えられなかったのは、ベンチが弱いなど、チーム力が欠如しているからだと思うから、ポール欠場がいい訳にはならないと思う。この敗戦を糧にして、来季にリベンジ出来るように、もう一度チーム力向上に励むしかないね。」
 
シンキ「これで今季は終了となりますね。残念です。」
 
キャット「ボクもファイナルへ行くつもりでいたからね。まだ少し放心状態だよ(苦笑) でもこのシリーズは良く戦ってくれたと思う。ゲーム1で絶望し、ゲーム2で持ち直したが、ゲーム3で大敗してメンタルをやられてしまった。しかし選手達は気持ちを切り替え、アウェイでのゲーム4に競り勝つと、ホームでのゲーム5もポールが負傷しながら勝って連勝。残念ながらその後連敗したが、十分にロケッツ魂を見せてくれたと思ってる。正直ゲーム1に負けたときは、スイープされるんじゃないかと思ったくらいだからね。チーム力に差のある中、よく頑張ったと思う。選手達を誇りに思うよ。それからウォリアーズの強さも敬服したいね。いろいろと批判もあるだろうが、あれだけのチーム力を持続するのは大変なことだよ。」
 
シンキ「来季へ向けて、何をしないといけませんかね?」
 
キャット「チーム力の向上だろうが、その前に契約の切れる選手をしっかりとキープしつつ、フリーエージェントの有力どころを取らないといけないだろう。ロケッツは今季飛躍したが、それでもまだウォリアーズよりも差があったのは事実。まずここを出来るだけ埋めるところから始めないといけないよね。まあオフにいろいろと考えていくつもりだ。」
 
シンキ「分かりました。王者をあと一歩まで追い詰めながら敗れ去ったロケッツ。来季の優勝へ期待しましょう。それから最後にファイナルについてお願いします。」
 
東地区
キャブス4-3セルティックス
西地区
ウォリアーズ4-3ロケッツ
 
キャット「東はキャブスがセルティックスを振り切って、4年連続ファイナルへ進出。レブロンはヒート時代を合わせると、8年連続のファイナル進出になるね。これはスゴイことだよ。ボクの予想だけど、いくらレブロンがキングでも、さすがにウォリアーズは強力すぎて、キャブスは頑張っても2勝するくらいがやっとだと思う。まあ順当に予想すれば、4勝1敗でウォリアーズが連覇を達成するんじゃないかな。少しはキャブスも抵抗して欲しいと思っているがどうだろうねー」
 
シンキ「今日でロケッツの今季は終わりましたが、ファイナルが終わるとドラフト、そしてフリーエージェントでの選手獲得に続き、サマーリーグが始まります。来季へ向けてボクらも今日から始動しないといけません。最後に一言ありますかね。」
 
キャット「打倒ウォリアーズを果たせなかったとはいえ、レギュラーシーズンに65勝の金字塔を達成し、あと一歩のところまで王者を追い詰めた今季は、一応成功と考えていいと思っている。打倒ウォリアーズは来季への宿題だね。」
 
シンキ「今季はどうもありがとうございました。目標だった打倒ウォリアーズは果たせず、優勝は来季以降へ持ち越されましたが、今季は来季への礎をしっかり築いたと思います。それでは今日はどうもお疲れ様でした。」

'18 プレイオフ西決勝 対ウォリアーズ(ゲーム6)

シンキ「こんにちは。ゲーム5を取ったロケッツが王手を掛けたウォリアーズとのシリーズ。今日のゲーム6はアウェイ戦で、しかもポールの欠場が決定してますが、あと1勝ですので、何とかしたいですよね。」
 
キャット「結論から言うと、今日のゲーム6は敗れて、ゲーム7で決着を付けることになったんだ。第1Qはスリーが絶好調で、17点のリードを奪ったんだけど(39-22)、第2Qに入ると次第に詰められてしまったんだが、それでもまた盛り返して10点リードして前半を折り返したんだよ(61-51) だが後半に入るとあっという間に点差が縮まり逆転を許してしまい(61-62)、何とかロケッツはハーデンが踏ん張って食らいついていたんだけど(74-73)、またランを出されて結局7点差に開いて第3Qは終了(77-84) 第4Qもウォリアーズペースは変わらず、ロケッツはオフェンスのリズムが悪すぎてターンオーバーを連発する時間帯に入ってしまい、また一気に離されてしまったんだ(79-99) 結局ゲーム3同様に、ガベージタイムに入っても点差が開いて、ゲーム6は29点差を付けられての敗戦に終わったよ(86-115)」
 
ロケッツ(3-3)
ハーデン 40分 32p、7R、9A、3S、9TO FG10/24 3pFG4/12 FT8/9
ゴードン 34分 19p、2R、5TO FG7/12 3pFG4/6 FT1/4
カペラ 29分 2p、15R(4OR)、1A、1S、1B FG1/3 FT0/2
アリーザ 39分 14p、4R、1S FG6/18 3pFG2/9
タッカー 37分 6p、8R、2A、1S FG2/6 3pFG2/5
Gグリーン 26分 11p、1B、3TO FG4/6 3pFG3/4
バームーテ 15分 0p、1R、2S FG0/2 3pFG0/1 FT0/2
ジョー 8分 2p FG1/4 3pFG0/1
アンダーソン 7分 0p FG0/2 3pFG0/1
ジャクソン 4分 0p、1R、1A
 
ウォリアーズ(3-3)
カリー 40分 29p、5R、6A、3B FG12/23 3pFG5/14
デュラント 35分 23p、7R、4A、1B FG6/17 3pFG1/5 FT10/14
トンプソン 39分 35p、6R、2A、4S FG12/23 3pFG9/14
Dグリーン 37分 4p、10R、9A、4S、5B、3TO FG2/3 3pFG0/1
ルーニー 19分 4p、7R(5OR)、1A、2S FG2/6
ベル 21分 3p、6R FG1/2
ヤング 16分 5p、1R、1A FG1/3
リビングストン 15分 6p FG3/5
 
シンキ「第1Qに17点ものリードを奪ったのに、終わってみれば30点近い点差で負けてしまいましたか・・・」
 
キャット「ゲーム5と違ってスリーの精度はすごく良かったんだけど、ターンオーバーが多くて全くリズムに乗れなかったよ。後半はハーデンのアイソレーションプレイが完全に読まれてしまっていて、25点しか取れない有様だった。個人的にはすごく悔しいんだけど、まあポールのいない状況ではチーム力の差を考えると仕方ない面がある。」
 
シンキ「やはりポール抜きではきついんですかね?」
 
キャット「まだポールのいない状況で1戦しかしてないから何とも言えない。彼は次のゲーム7も出場未定なんだけど、ホームゲームだし、今日の敗戦を活かす展開を希望したいね。」
 
シンキ「ゲーム3大敗の後のゲーム4で勝ってるロケッツですから、ゲーム7も同じようになることを望みたいですよ。ところでポールの替わりにはバームーテが起用されたようですね。」
 
キャット「正直言って、このシリーズに使える選手は限られていると思う。ハーデン、ポール、アリーザ、タッカー、カペラのスターター5人に、ゴードンとGグリーン以外は怖くて出せないよ。もう次のゲームでこのシリーズも最後だから、もしポール欠場となったら、ゲーム7は6人で回すしかないんじゃないかな。」
 
シンキ「タイムアウトを使って有効に休むしかないんですかね・・・」
 
キャット「だな。こうなるとウォリアーズが有利とも言えなくもないんだけど、何とかホームコートアドバンテージを活かして欲しいと思ってる。それからファイナルの日程が発表されたから報告しておこう。」
 
すべて日本時間
6月
1日(金) ゲーム1 10:00
4日(月) ゲーム2 9:00
7日(木) ゲーム3 10:00
9日(土) ゲーム4 10:00
12日(火) ゲーム5 10:00
15日(金) ゲーム6 10:00
18日(月) ゲーム7 9:00
 
シンキ「ウォリアーズとのシリーズに勝ったとして、ファイナルまで中2日ですか。厳しい日程ですよね。」
 
キャット「だから今日のゲームで決着を付けておきたかったんだけど。中2日より中4日の方がいいに決まってるからね。幸い東の方ももつれているのが救いだよ。」
 
シンキ「あさってのゲーム7はズバリ勝てますか?」
 
キャット「本音を言うと、ポールが欠場するとかなりの確率で負けるんじゃないかと思ってる。でもここまで来たら泣き言なんて言わず、全力を尽くして勝ちに行くだけだ。」
 
シンキ「ですよね。ロケッツファンは勝利を信じて応援しか出来ませんので、全力を尽くして王者に食らいついてもらいたいですよ。それでは今日はお疲れ様でした。運命のゲーム7も宜しくお願いします。」

ポール ゲーム6に欠場

シンキ「こんにちは。昨日のゲーム5は最後まで目の離せない素晴らしい試合でしたが、ロケッツはポールが負傷したとはいえ、大事なゲームを大接戦の末に勝利しましたね。あと残り1勝でシリーズ突破が決定しますが、ポールのケガが心配ではあります。」
 
キャット「そのポールだが、やはり次のゲーム6の欠場が決定したね。右ハムストリングの負傷とのことだ。まあケガは仕方ない部分あるから、他の選手でフォローしていくしかないよね。」
 
シンキ「でもポール抜きでウォリアーズに勝てますかね?」
 
キャット「だいぶアジャストしてると思うけど、ポール抜きだとまともに考えればきついのは間違いないところだよ。でもあと1勝すればいいんだ。ハーデンとゴードンを中心に、ディフェンスでゲーム4、5のようなプレイが出来れば、チャンスは十分にあると思ってる。」
 
シンキ「ポールの替わりにスターターになるのはゴードンで間違いないでしょうが、控えは誰がローテに入りますかね?」
 
キャット「バームーテとジョーの2人が18分くらいずつ出るんじゃないかな。アンダーソンの可能性もあるが、ポジション的に出ても10分前後だと思う。」
 
シンキ「バームーテはこのシリーズ前半に苦戦してローテから外れましたし、ジョーに至ってはジャズとのシリーズでも外れてましたが、彼らに任せて大丈夫ですかね?」
 
キャット「やってもらいたいね。バームーテはともかく、ジョーはロケッツに入ってから精彩を欠きまくっているんだけど、こうなったら過去の栄光を思い出してやってもらいたい。」
 
シンキ「アンダーソンもこれを機会に奮起してもらいたいですよ。」
 
キャット「全くだね。少しでもウォリアーズを慌てさせるプレイを出してもらいたい。積極的にダンクを狙いに行ってもいいよ。彼のダンクでチームもテンションが上がって、気持ちも高まるだろうからね。とにかくチームで戦えば、ポール抜きでも何とかなると思っているから頼むぞって感じだ。」
 
シンキ「ハーデンの真価も問われると思います。」
 
キャット「MVPはレブロンではなく俺だ!って感じのプレイを期待したいね。」
 
シンキ「ところで東地区はどうなってますかね?」
 
東地区
セルティックス3-3キャブス
 
キャット「今日キャブスがゲーム6を勝って、あさってのゲーム7に持ち込んだよ。ここまで両チームともホームでしか勝ってないから、順当に考えればセルティックスが勝つ順番だが、ロケッツはヤオ・T-Mac時代でのジャズとのシリーズで、同じような感じでゲーム7まで行ってからホームで負けたからね。レブロンはゲーム7の戦い方を知ってるし、どちらが勝つのかは全く分からないと思う。まあ営業面では最高の流れになったかもね。」
 
シンキ「ロケッツとウォリアーズのシリーズも、ここまでもつれると思ったファンは少なかったと思いますが、もうこれ以上もつれなくていいですよ。ポール抜きでも、アウェイでも、ゲーム6で勝ってファイナル出場を決めたいですね。」
 
キャット「全くその通りだ。ゲーム6を落としてもゲーム7はホームで戦えるからいいや、なんて考えているようでは、両方とも落としてしまう。どのゲームも常に勝ちに行く姿勢を見せないといけないだろう。まあそんなことはダントーニも分かってると思うから心配はしてないけどね。とにかく明日のゲームで決めたい!」
 
シンキ「明日のゲーム6は歴史に残るゲームになることを期待します。ハーデンがチームをファイナルへ連れて行ってくれるでしょう。今日はどうもお疲れ様でした。」

'18 プレイオフ西決勝 対ウォリアーズ(ゲーム5)

シンキ「こんにちは。ロケッツ1勝2敗となった後のゲーム4は大接戦の末にロケッツが勝利し、シリーズの行方は分からなくなりましたが、ホームで行われる今日のゲーム5はどうでしょうか?」
 
キャット「アウェイでのゲーム4を取ったのは非常に大きいんだけど、ロケッツとしてはこのゲーム5も大事なゲームだろう。もし負けると、かなり厳しい状況に立たされると思うから、今日のゲームは絶対に落とせないと思ってる。」
 
シンキ「シリーズ突破云々は考えないと前に言っていましたが、もう真剣にウォリアーズを倒せそうな感触があるんでしょうか?」
 
キャット「ゲーム1を観た時は正直厳しい感じがしたんだけど、ゲームを重ねるごとに、ロケッツはアジャストして、大事なゲーム4ではほぼ互角の展開に持ち込んでるからね。これならあと2勝出来る可能性を感じるよ。まあそれでもまず3勝目を取ることだな。」
 
シンキ「分かりました。それではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツが引き続き同様。ウォリアーズも同様で、イグダーラがゲーム4に続き欠場となった。ゲームは序盤からロケッツのペース。カペラのフィニッシュが決まるなど、まずロケッツが6点連取したんだ(6-0) ウォリアーズもロケッツのターンオーバーを乗じて速攻から加点に成功し点差を詰めてきた(8-6) その後ウォリアーズの加点を防いでいたロケッツだったが、オフェンス面ではワイドオープンのスリーをこぼすなどもたついていて、Dグリーンに加点されると、ダントーニはタイムアウト取って修正へ(10-8) タイムアウト後、ようやくチームで放った7本目となるスリーを、ようやくアリーザが決めたロケッツは、ディフェンスでもウォリアーズのパスコースを止めて、デュラントにタフショットを打たせる作戦が成功する。カリーのスリーもミスしたウォリアーズは、トンプソンのターンオーバーも出てしまうなどリズムを崩している。このチャンスにGグリーンがワンドリブルからのコーナースリーを決めてリードを拡げると(16-8)、ゲーム4でリバウンドを踏ん張っていたタッカーが、今日のゲームでも攻守でリバウンドに奮闘し、これが再びGグリーンのスリーに繋がった! 9-0のランに成功したロケッツのリードは11点になったんだよ(19-8) だが終盤に入ると、デュラントの個人技での加点などで、ロケッツのリードは詰まり、第1Qはロケッツ6点のリードで終了となった(23-17)」
 
キャット「第2Qはまずタッカーがトップからスリーを決め、さらにハーデンがDグリーンを交わす豪快なダンクでリードを再び二桁にするが(28-17)、カリーがコーナーからスリーを決めると、次のポゼッションではタフショットに成功。ロケッツにリズムを渡さない(30-22) ロケッツは相変わらずスリーが決まらなかったが、ウォリアーズもミスが出て、両チームともリズムが良くないまま2分半ほど経過(30-24) その後ロケッツはカペラがDグリーンのダンクをブロックするビックプレイが出て、ここから一気のランへ行きたい状況も、ハーデンのジャンパーがとにかく入らず。ウォリアーズもターンオーバー連発でゲームは膠着していたが、ゴードンがレイアップで加点し、さらにスリーを決めたところで、しびれを切らしたカーヘッドはタイムアウトを要求してきたよ(35-26) 第2Q残り7分ほど、ここまで完全にロケッツペースだったが、シュートの精度が悪すぎて、ウォリアーズに何とか凌がれている状況。タイムアウト後、両チームとも得点のペースが上がってくる。ウォリアーズはデュラントが冷静にフリースローを決めると、トンプソン、カリーがそれぞれジャンパーを決める。ロケッツもポールのローポストプレイからタッカーのコーナースリーが決まると、ハーデンがカリーを翻弄するドライブから加点し、ロケッツがリードをキープしてゲームは終盤に近くなる(40-32) その後も両チーム加点が続いて残り3分になる(45-37) ここでカペラが再び、今度はデュラントのレイアップをブロックする守護神振りを見せたが、このチャンスをロケッツは相変わらずスリーが決まらず活かせない。デュラントにスリーを決められて残り2分を切ると、ファールがかさんだロケッツは、オフェンスではハーデンがミスしまくり、ディフェンスではファールをしてボーナスフリースローを与えるケースが3回続いてしまい、結局残り3分から8-0のランを食らって、前半はタイゲームで終了となったんだ(45-45)」
 
シンキ「ずっとロケッツのペースでゲームは進行していたようですが、シュートの精度が悪いようで、結局同点で前半が終わってしまいましたか。後半への見通しはどんな感じですか?」
 
キャット「ここまで3pFG6/22 ワイドオープンのスリーは確実に決めていれば、確実にロケッツはリードして前半を終えていたはずだ。ウォリアーズはターンオーバーが多いとはいえ、勝負所の終盤は第1・2Qともに巻き返してきてるからね。後半はシュートの精度を上げて行かないと、ウォリアーズのランが成功した時に厳しくなるぞ。ここはしっかり決めてくれって感じだ。」
 
シンキ「分かりました。では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Q出だしにトンプソンに加点されたロケッツは、このゲーム初めてリードを奪われた(45-47) ロケッツはハーデンが得意のフリースローで同点とするが、こちらは悪い癖であるターンオーバーから失点。だがカペラが依然として入らないスリーをフォローするオフェンシブリバウンドから加点すると、今度こそとばかりにポールが、今日初めてとなるフィールドゴールに成功させたよ(52-49) しかしウォリアーズはデュラントがお返しのスリーを決めて応戦すると、得意のパス回しから加点してリードを取った(53-54) だがロケッツも調子が上がってきたポールが、お返しのスリーを決めて逆転(56-54) ゲーム4に続き、ゲーム5も西地区頂上決戦にふさわしい好ゲームとなってるよ。ゲームは中盤に差し掛かって、ロケッツはハーデンがまたミスをすると、ゴードンとアリーザのスリーも決まらず得点が止まっていたが、ウォリアーズもトンプソンがいい流れでのキャッチ&スリーが決まった以外は停滞。ポールがカリー越えのタフショットとなるスリーを打たされるが、これが決まってロケッツは再びリードを奪ったね(59-57) しかしウォリアーズのオフェンスのリズムが良くなってきたのを確認すると、ダントーニはタイムアウトで修正に入る(59-59) 残り6分弱。」
 
シンキ「ゲーム4みたいに、一気に持ってかれないように気を付けましょう。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、ロケッツはハーデンがまたまたスリーを落とすと、シュートタッチが良くなってきたトンプソンにスリーを食らってしまう(59-62) ロケッツも必死にオフェンスを立て直し、何とかファールをもらって凌いでいたよ(63-62) カリーがリバースレイアップに続き、フリースローでも加点して再びウォリアーズがリードするが(63-66)、ロケッツもゴードンがここまで7本中1本と不調のスリーを躊躇なく打って決めて同点(66-66) さすがゴードンはタフなプレイヤーだ。この気持ちが第4Qに繋がるだろう。第3Qも残り4分を切ると、ロケッツはディフェンスでギアを上げる。ウォリアーズオフェンスを24秒ターンオーバーで封じ込めると、トンプソンのエアボール、カリーのターンオーバーを誘う。しかしオフェンスではハーデンが相変わらず入らず、タッカーのフローターも決まらないなど、同点のまま終盤を迎えたよ(66-66) タイムアウト後、ウォリアーズはデュラント以外のオールスター3人をベンチへ下げ、第4Qに備えた布陣に。ロケッツはここでランを出したかったが、スリーの精度が上がらず、ロケッツは1点のビハインドで第3Qが終了したんだ(71-72)」
 
シンキ「第3Qは逆転また逆転の展開でしたか。第4Qへの見通しはどうですか。」
 
キャット「ちょっと分からんね。どうらかと言うと、若干ウォリアーズ優勢のような気もするんだが、後半はポールが当たってきたし、終盤のディフェンスも良かったからね。ただポール、アリーザともに4ファールなのは気になる。ベンチの層が薄いロケッツだから、ファールが多くなるのは困るからね。第4Qは気持ちの勝負になるんじゃないかな。ホームでやってる分だけ、ロケッツが少しは有利なような気もするよ。」
 
シンキ「では勝負の第4Qをお願いします。」
 
キャット「第4Qはロケッツがポール、ゴードン、タッカー、Gグリーン、カペラ。ウォリアーズがカリー、トンプソン、Dグリーン、リビングストン、ウエストで始まる。まずロケッツは後半から調子が上向いているポールが、時間ギリギリにフローターから加点に成功して逆転する(73-72) ウォリアーズもカリーがスリーを決めてすぐに逆転するが、ロケッツもGグリーンがポールのパスからお返しのスリーを決めてまた逆転!(76-75) ウォリアーズのミスを誘発させると、今度もポールがアイソレーションプレイからレイアップに成功して、ロケッツは3点のリードを取った(78-75) カリーも負けるかとドライブで応戦するが、波に乗ったポールはウエスト相手にタフショットとなるスリーも決める!(81-77) だが続く2回のポゼッションもタフショットで抑えられたロケッツは、トンプソンにスリーを決められたところでタイムアウトを要求へ。残り約8分(81-80)」
 
シンキ「若干ロケッツがリードしてますが、ほとんど点差はないに等しいです。ここからですね、お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、出だしで決めたポールのフローターは、24秒をオーバーしていてノーカウントに(79-80) ポールが下がりハーデンがコートへ入ったロケッツ。まずハーデンがドライブからファールを誘ってしっかりフリースローを決めて逆転すると、ゴードンも技ありのポンプフェイクから3本のフリースローをもらってリードを拡げる(84-80) ウォリアーズはスリーを連続でミスするが、デュラントが個人技でフリースローをもらって加点(84-82) 中盤に入り、ロケッツはハーデンが今日のスリーの精度の低さを気にしてか、積極的にドライブを仕掛けていく。しっかりファールをもらってフリースローを決められるのが彼のいいところ(86-82) ここでロケッツはカペラを下げ、ポールを再びコートへ戻したよ。ウォリアーズのポゼッションはデュラントのポストプレイで攻めるが、タッカーが今度はいい感じのヘルプでミスショットを誘発する。これが速攻に繋がって自ら走りこんだタッカーがコーナーからスリーを放つが決めきれない。リズムが良くないと見たウォリアーズは残り6分切ったところでタイムアウトを要求したんだ(86-82)」
 
シンキ「とりあえず4点のリードは奪いましたから、これをキープしていきたいですね。ディフェンスを頑張りましょう、お願いします。」
 
キャット「タイムアウトの最中に会場では、先日亡くなった西城秀樹の代名詞である”ヤングマン”が流れる。「ヒデキ感激」となるような勝利をお願いしたいところだ。この曲が効いた訳ではないだろうが、いきなりサイドラインからDグリーンがボーンヘッドとなるパスミス! これが速攻でハーデンのダンクとなり、ロケッツのリードは6点に拡がる(88-82) さすがに次のDグリーンにはナイスパスを出して加点されたが、アグレッシブのゴードンがルーニーを交わし、パスフェイクからのレイアップが決まって、ロケッツはリズムを渡さない(90-84) ウォリアーズもカリーのフローターで必死に追いすがるが、ロケッツもハーデンが相変わらずスリーをミスするも、タッカーがオフェンシブリバウンドでつなぐ! これがポールのルーニーを出し抜くフローターでのバンクショットを生み出し、さすがのウォリアーズもタイムアウトを取らざるを得ない状況に追い込まれたんだ(92-86) 残り約4分。」
 
シンキ「本当の勝負はここからなんじゃないですか。ゲーム4みたいに勝ちましょう、お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、ウォリアーズは狙われているルーニーを下げてリビングストンをコートへ。まずデュラントがポストからの動きでジャンパーを放つが、ハーデンがナイスヘルプで止めた。時間を使ってハーデンが不調のスリーではなく、ミドルレンジからのジャンパーを選択するが、これまた入らずウォリアーズボールに。トンプソンのフェイクに反応してしまったゴードンがファールを取られ、3本のフリースローを決められたロケッツのリードは3点になった(92-89) 残り3分弱、フリースロー前にタイムアウトを取ったロケッツ。ハーデンのドライブは読まれているのかレイアップが決まらない。しかしディフェンスではチームでしっかり守って24秒バイオレーションを誘発! それならばとばかりに、ウォリアーズもポールのドライブからのフローターをデュラントがブロックして24秒バイオレーション誘発。オフェンスではDグリーンがドライブからのレイアップをミスするが、自らフォローする加点で、ロケッツのリードは1点になってしまったんだ(92-91) 残り2分切ったロケッツの大事なオフェンス。ハーデンのドライブから45度の角度にいたゴードンへパス。ゴードンのスリーはきれいな放物線を描いてリングに吸い込まれたんだ!! このスリーは大きいね!! ウォリアーズはタイムアウトへ入ったんだ(95-91) 残り1分21秒。」
 
シンキ「このスリーは大きいですね。あともう少しです。守りましょう、お願いします。」
 
キャット「タイムアウト明けにウォリアーズは、役に立ってなかったリビングストンを下げ、スペースを拡げるためなのか、スリーが打てるクックを投入。これが当たって、クックはDグリーンにパスを出し、ワイドオープンからスリーを決められた(95-94) ロケッツの大事なポゼッションはハーデンに託すが、彼はトラベリングのようなステップで時計が止まる。レビューの後にウォリアーズのファールを取ったのか、ロケッツボールでゲームが再開。ポールのボール所持から始まったオフェンスは、ドライブからのフローターはミスになり、このプレイで右ハムストリングを痛めたのか、ポールは立てずプレイは続行。この絶体絶命のピンチで先ほどコートへ入ったクックが完全にノーマークになってしまう。誰もチェックに行けない状態でのスリーに、会場にいるファンの誰もが逆転されることを悟ったと思うが、まだ若いクックのショットをリングにはじかれた!!! 立ち上がったポールがコーナーでいる間もプレイは続行。ハーデンが時間を使ってスリーを放つが、ここでも決められない。しかしロングリバウンドになってタッカーが外に出しプレイが止まる。残り22.4秒。」
 
シンキ「ポールは心配ですが、今は勝利を目指しましょう。お願いします。」
 
キャット「ウォリアーズのタイムアウトが終了。ポールは当然ベンチへ下がってカペラがコートへ。ウォリアーズのこのポゼッションはカリーで攻める。トンプソンのスクリーンの外から回りこむようにドライブ。ハーデンとヘルプに来たタッカーを交わすボードを使ったフローターを打つがミス!! このリバウンドをDグリーンがはじくもアリーザが保持!! Dグリーンがアリーザにファールをしてフリースローへ。アリーザはまず1本目を決めるが、2本目を落としてしまう(96-94) 残り6.7秒でウォリアーズがラストとなるタイムアウトを取った。」
 
シンキ「ここももういっちょディフェンスです!! お願いします!!」
 
キャット「引き続きポールはベンチ。ゲームに出たい気持ちがよくわかる表情をしていた。まずウォリアーズはサイドラインのクックからカリーへパス。そしてセンターラインを超えてDグリーンにパスする。このパスをDグリーンがなんとファンブルしてロケッツボールに!!! ファールをもらったゴードンはフリースローを冷静に決めて勝負あり!  最終スコアは98-94。ポール負傷という痛手を負ったロケッツだったが、このシリーズに王手をかける3勝目を勝ち取ったんだ!」
 
ロケッツ(3-2)
ハーデン 39分 19p、3R、4A、2S、6TO FG5/21 3pFG0/11 FT9/9
ポール 38分 20p、7R、6A、3S、0TO FG6/19 3pFG4/9 FT4/4
カペラ 27分 12p、14R(3OR)、2B FG5/6 FT2/5
アリーザ 42分 6p、2R、1A、3S FG1/6 3pFG1/4 FT3/4
タッカー 42分 8p、9R FG3/6 3pFG2/4
ゴードン 36分 24p、4R、1A、2S、1B FG6/15 3pFG3/10 FT9/10
Gグリーン 16分 9p、1R FG3/5 3pFG3/5
 
ウォリアーズ(2-3)
カリー 41分 22p、7R、6A、4S、3TO FG8/17 3pFG2/8 FT4/5
デュラント 40分 29p、4R、1B FG8/22 3pFG3/6 FT10/10
トンプソン 43分 23p、4R、1A、4TO FG8/14 3pFG4/7 FT3/4
Dグリーン 42分 12p、15R、4A、1S、6TO FG4/9 3pFG1/2 FT3/4
ルーニー 22分 4p、3R、2A、1S FG2/2
リビングストン 18分 2p、1R、1A、1S FG1/3
ベル 14分 2p、4R、1A FG1/1
ウエスト 12分 0p、2R、2A FG0/1
クック 8分 0p、1R、1A FG0/3 3pFG0/3
ヤング 1分 0p
 
キャット「今日の勝利はとても嬉しいが、ポールが負傷したので素直に喜べない気持ちもある。あと1勝しないといけないし、まだシリーズ突破まで気を抜けない。選手達はとても疲れたと思うが、応援しているファンも最初から最後まで集中していたので、ボクも疲れてしまったよ。ポールの状態報告もあるので、ゲーム5のコメントは明日にしたい。」
 
シンキ「分かりました。今日はどうもお疲れでした。勝ってよかったですよ。ではまた明日お願いします。どうもありがとうございました。」

'18 プレイオフ西決勝 対ウォリアーズ(ゲーム4)

シンキ「こんにちは。ウォリアーズとのシリーズは3戦が終了し、ここまでロケッツは1勝2敗と負けが先行です。特にゲーム3は41点差を付けられてしまう大変悔しい負け方でした。今日のゲーム4は巻き返しを期待したいですよ。」
 
キャット「接戦を落とすのも悔しいんだけど、ゲーム3みたいな大敗も堪えるね。ボクも思い出すたびに吠えていたような気がする(苦笑) やはり少しメンタルをやられたようだ。引き続きアウェイ戦の厳しいゲーム4になるが、気持ちで負けないよう頑張ってもらいたいよ。」
 
シンキ「ではゲーム4をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツが引き続き同様。ウォリアーズはイグダーラが右ヒザを痛めて欠場となった。第1Q序盤は完全にウォリアーズペース。ロケッツはカペラがフィニッシュ出来ず、ハーデンやポールもウォリアーズディフェンスに阻まれ加点出来ない。その間にウォリアーズはデュラントのスリーなど、約5分で12-0のランに成功。ダントーニは我慢できずタイムアウトを要求する(0-12) タイムアウト後もロケッツはポールのスリーがエアボールに。序盤のリードで少し気が抜けたのか、Dグリーンのボーンヘッドでロケッツボールになると、ハーデンがユーロステップからレイアップに成功。カーヘッドは喝を入れるため、すぐタイムアウトを要求したんだ(2-12) ハーデンの加点で落ち着きを取り戻したロケッツは、アイソレーションプレイからハーデンが加点すると、アリーザのスリーも決まって追い上げ開始(7-14) しかしウォリアーズもデュラント、カリーの加点でリズムを渡さず終盤へ(7-19) このゲームに負けると厳しくなるロケッツは、ハーデンが引き続きコートでプレイ。ステップバックからスリーを決めると、ドライブから加点にも成功して、ロケッツは食らいついている状況(12-21) 残り2分切って、さすがにハーデンをベンチへ下げたが、ゴードンが豪快なダンクや、カペラがフリースロー2本とも決めるサプライズなどがあって、何とかこの時間帯を凌いでいたよ。第1Qが終わってロケッツ9点のビハインドで第2Qへ(19-28)」
 
キャット「第2Q序盤、カペラがトンプソンのドライブをブロックすると、そのプレイでトンプソンがどこか負傷したようでロッカールームへ下がる。1分経たないうちにハーデンがコートへ戻ると、フリースローやステップバックスリーを決めて追い上げに掛かる(28-34) ウォリアーズはデュラントがドライブから加点するが、風向きがロケッツにあると感じたカーヘッドは早めのタイムアウトを取ったね(28-36) だがロケッツはハーデンが止まらない! 再びステップバックからスリーを決めると、デュラントのパスミスで迎えた次のポゼッションでは、ドライブからグリーン越しの豪快なダンクに成功! 直前にカリーがファールをしていてカウントプレイのおまけつき! フリースローもしっかり決めて、ロケッツのビハインドは2点まで縮まる(34-36) トンプソンがゲームに戻るがシュートタッチが悪く、カリーのフローターで加点するも、ロケッツは攻守ともにリズムが良くて、ハーデンがカリーを3ファールに追い込み、ボーナスフリースローで加点すると、ディフェンスではカペラがゴール下を死守。トンプソンがターンオーバーを犯すと、流れを変えたいカーヘッドは、カペラへ故意にファールをしてフリースローを打たせる作戦をしてきたんだ。カペラは1本決めて点差は1点に(37-38) ようやくトンプソンがコーナーからスリーを決め、ここで再び加速したいロケッツは、残り4分切った段階でタイムアウトを取ったんだ(37-41) タイムアウト後にスモールラインナップを敷いたロケッツ。ポールがコーナーからお返しのスリーを決めると、さらにボーナスフリースローを1本決め、遂にロケッツは同点に追いつく(41-41) 調子を取り戻しつつあるトンプソンがロングツーを決めたが、ポールがここでまたお返しのスリー! ロケッツは逆転に成功へ(44-43) さらにタッカーがディフェンシブリバウンド時にファールをもらい、ボーナスフリースローで加点すると、ディフェンシブのアグレッシブさが出てきたロケッツは、プリメイターでハーデンが連続スチール!! このプレイから連続で加点に成功したロケッツのリードは7点になった(50-43) これだけでは飽き足らないとばかりにポールがスリーを決めて最大10点リードしたロケッツ。第2Qを34-18と圧倒し、7点をリードして前半が終えたよ!(53-46)」
 
シンキ「うおー。いきなり第1Qの出だしから嫌な展開でしたが、第2Qに16-2のランに成功し、一気にリードを奪いましたか! これなら後半も望みはありそうですね。」
 
キャット「今日のゲームは手ごたえを感じるよ。ロケッツの選手達に気迫、特にディフェンスで感じるね。後半はまずウォリアーズの得意とする第3Qを凌いで欲しい。ここを凌げば勝てるチャンスは十分にあるよ。頼むぞって感じだ。」
 
シンキ「では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤はアリーザがフリースローを1本決めるが、オフェンシブリバウンドからカリーにスリーを決められると、24秒クロックバイオレーションを取られる嫌な展開(54-49) ハーデンはタフショットを打たされ、ルーニーにフィニッシュされ、得点差は3点となった(54-51) それでも負けたくないロケッツは、ポールのナイスパスからカペラがこのゲーム初のフィニッシュに成功。だが流れ自体はウォリアーズへ傾きつつあり、気配を感じたダントーニは、早めにカペラからゴードンへスイッチする。ポールがフローターに成功するが、再びオフェンシブリバウンドを取られると、セカンドチャンスからデュラントがジャンパーを決め、依然としてウォリアーズのペースは変わらず(58-55) ここまでウォリアーズのミスに助けられ、リードを保ってきたロケッツだったが、中盤にカリーが連続でスリーを決めて逆転されてしまう(62-63) タイムアウトで修正したいダントーニだったが、オラクルアリーナの大声援に後押しされてか、ウォリアーズの勢いが止まらず、カリーがまたまたスリーで加点に成功。ロケッツもポールがお返しのスリーを決めるが(65-66)、ゾーンに入ったカリーを止められないロケッツは、今度はドライブから加点を許してしまう。さらにトンプソンのスリーに続き、デュラントにも加点を許したロケッツは、溜らずタイムアウトを取るしかなかったんだ(65-73) 残り3分切ってようやくロケッツもハーデンやゴードンの加点で抵抗したが、カリーにこのQ5本目のスリーを決められて、また不快なダンスを披露されてしまったよ。第3Qは始まる前に7点のリードがあったが、終わった時には10点のリードを奪われ終了となった(70-80)」
 
シンキ「魔の第3Qに18-3のランを食らってしまい、第2Qの16-2のランが帳消しになってしまいましたね。第4Qへの見通しはどうですか?」
 
キャット「一気に持ってかれてしまったな。とにかくリズムを渡さないようにするしかないね。ランが続いて劣勢になった時、早く追いつこうをするあまりに早打ち傾向があったんだが、まだまだ時間はあるから、焦らず一本確実に取ってリズムを作ってもらいたい。」
 
シンキ「分かりました。では第4Qをお願いします。」
 
キャット「第4Qのロケッツはポール、ゴードン、Gグリーン、タッカー、カペラでスタート。ウォリアーズはカリー、Dグリーン、リビングストン、ベル、ヤング。カペラがカリーのドライブをブロックし、タッカーがリビングストンからスチールするが、Gグリーンの早打ちスリーは決まらない。しかしGグリーンはディフェンスでチームに役に立とうと、カリーのジャンパーをブロックすると、ロケッツのオフェンスではゴードンからカペラへ渡るナイスフィニッシュがカウントプレイに。フリースローもしっかり決めて、ロケッツは7点差に迫った(75-82) 2分経過し、ハーデンがゴードンと替わりコートへ入る。Gグリーンの早打ちでリズムを掴めないロケッツだったが、ポールが得意のジャンパーを決めると、オフェンスのミスを埋めようとGグリーンがディフェンスで存在感を発揮。攻守で穴になっているリビングストンからスチールを決めてロケッツボールになったんだ(77-82) ここでGグリーンからアリーザへ。ポールのジャンパーはミスするが、タッカーがリビングストンをあしらうオフェンシブリバウンドからファールをもらう! フリースローもしっかり決めて、ロケッツは遂に3点差に迫ったよ(79-82) ジワジワ追い上げに掛かるロケッツに脅威を感じてか、ウォリアーズはボール回りが単調になっている。Dグリーンはイージーダンクをミスして、明らかにロケッツ優勢のままゲームは残り8分切ったんだ。」
 
シンキ「いやー、10点のビハインドのまま終わるロケッツじゃなかったですね。この勢いで逆転しちゃいましょう。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後にウォリアーズはスターターに戻す。ロケッツはタッカーを休ませゴードンがコートへ。流れの悪いウォリアーズは、まずデュラントのアイソレーションプレイで攻める。ここはさすがのデュラントがジャンパーを決めて、ウォリアーズのリードは5点に(79-84) しかし勝ちたいという意欲がウォリアーズを上回っているのか、ポールが24秒ギリギリに放ったタフスリーが決まる! ウォリアーズは次のポゼッションで、ボール回りの悪さを証明するようなターンオーバー。このチャンスにロケッツはカペラとアリーザの連続オフェンシブリバウンドで攻撃権をキープすると、ポールからベースラインパスを受けたアリーザが、ワンフェイク入れて24秒ギリギリで冷静にスリーを決めてロケッツ逆転に成功!(85-84) アリーザがスリーを決める前にカペラを下げてタッカーを入れるスモールラインナップへチェンジしたロケッツ。ここが勝負だぞとばかりに、オラクルアリーナのファンが一斉に立ち上がる中、デュラントがファールをもらいフリースローに成功(85-86) ロケッツの大事なオフェンスは、ハーデンのドライブが阻止されるが、ウォリアーズディフェンスに穴が出来て、アリーザがゴール下へ突っ込んでファールをもらう。フリースローをしっかり決めて、ロケッツはまた逆転へ(87-86) 第3Qにゾーンに入っていたカリーは、ワイドオープンでスリーを放つがこれがミス。両チームともスリーをミスして残り4分半を迎えたが、まず抜け出したのはロケッツ! イグダーラがいないならとばかりにハーデンがベルを子ども扱いするドライブに成功(89-86) ウォリアーズはデュラントのアイソレーションプレイ中心も、ロケッツの気持ちの入ったディフェンスに連続でリングすら当たらず、ボードに当たってロケッツボールに。ウォリアーズのオフェンスを止めているロケッツは、ゴードンがトンプソンからナイスファールをもらって、ボーナスフリースローを2本とも決めた! これでロケッツのリードは5点になったんだよ(91-86) しかしカリーも意地のカウントプレイで2点差に迫ったね。残り3分弱。」
 
シンキ「このゲームを勝つか負けるかで、大きくシリーズの行方は左右されると思います。ここは絶対に勝ちましょう。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、ハーデンがスリーを放つが決まらない。しかし第4Qはディフェンスで優位に立っているロケッツは、慌てずハーデンがカリーにタフショットを選択させたんだ。攻守でリズムが良いロケッツは、ポールがドライブからゴードンへ絶妙なパス! さすがのDグリーンも追いつけずゴードンがきれいにスリーを決めた(94-89) 再び5点のリードを取ったロケッツ。イグダーラ不在が大きく、ルーニーがターンオーバーをしてロケッツボールに。時間を使ったハーデンのスリーは決まらず、デュラントへフリースローを与えてしまったが、ロケッツ優勢のまま残り時間は2分を切ったんだ(94-91)」
 
シンキ「あとはディフェンスですよ。しっかりお願いします。」
 
キャット「ウォリアーズはカリーにボールを託す。だがハーデンのディフェンスの振り切れない。仕方なくトンプソンへパスを出してシュートを放つが決まらない。だがDグリーンがオフェンシブリバウンドを確保に成功。セカンドチャンスでカリーがスリーを放つが、ハーデンの激しいチェックが効いたのか、これもロケッツは阻止したんだよ! ここで加点したいロケッツ。だがウォリアーズの気迫のディフェンスの前に加点出来ず24秒バイオレーションに。西地区頂上決戦にふさわしい好ゲームになったんだ!! 残り42秒(94-91)」
 
シンキ「好ゲームだけじゃダメです。勝たなければいけません、お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後、ポゼッションの回数を増やしたいウォリアーズは、早めにカリーがドライブからレイアップを狙うがミス! しかしポールがリバウンド時にDグリーンを押してしまいファールを取られてしまった。だがDグリーンは2本目のフリースローミス!(94-92) ロケッツはタイムアウトを取らず、ハーデンが時間を使ってスリーを放つが決めきれない。残り14秒ほどでウォリアーズボールに。このポゼッション、ウォリアーズはタイムアウトを取らずにプレイ続行。ここは絶対に防がないといけないロケッツ。ウォリアーズはボールを運んだデュラントからコーナーへ走りこんだトンプソンへパス。ロケッツはアリーザが怒涛の密着マークをトンプソンに続け、さすがのトンプソンも苦し紛れのシュートはエアボールに!!! このエアボールをポールが取ってゲーム終了と思いきや、残り0.5秒でリビングストンがポールにファールをしていることがビデオ判定で認められ、ポールのフリースローからゲーム続行。さすがにこの場面で緊張したのか、ポールは最初の1本目を外してしまうう(95-92) タイムアウト後、ウォリアーズはセットプレイからカリーがノーマークになってスリーを放つ。一瞬フリーになったのでヤバいと思ったロケッツファンもいただろうが、シュートはミスに終わりゲームオーバー!! ロケッツが大接戦の末に貴重な2勝目を敵地で手に入れたゲームとなった。最終スコアは95-92。これでシリーズは2勝2敗のタイに!」
 
ロケッツ(2-2)
ハーデン 43分 30p、4R、4A、3S、2B、2TO FG11/26 3pFG3/12 FT5/5
ポール 42分 27p、2R、4A、1S、3TO FG10/20 3pFG5/9 FT2/4
カペラ 24分 8p、13R、2B、2TO FG2/5 FT4/5
アリーザ 41分 9p、3R、1A、1S、1B、2TO FG2/4 3pFG2/3 FT3/4
タッカー 43分 4p、16R(4OR)、2A、2S、1B FG0/4 3pFG0/2 FT4/4
ゴードン 35分 14p、1R、1A、1B FG4/14 3pFG1/8 FT5/5
Gグリーン 12分 3p、2R、2B FG1/4 3pFG1/4
バームーテ、ネネ、アンダーソン、ジョー(出場なし)
 
ウォリアーズ(2-2)
カリー 39分 28p、6R、2A、2S、3TO FG10/26 3pFG6/13 FT2/2
デュラント 43分 27p、12R、3A、2TO FG9/24 3pFG1/5 FT8/8
トンプソン 39分 10p、4R、1TO FG4/13 3pFG2/5
Dグリーン 45分 11p、14R(5OR)、8A、2S、1B、5TO FG4/8 3pFG0/2 FT3/4
ルーニー 26分 4p、5R(5OR)、1A、1B FG2/6
リビングストン 15分 4p、3R、4TO FG2/5
ヤング 13分 2p FG1/3 3pFG0/2
ベル 18分 6p、5R、1S、1B FG3/4
クック 2分 0p
 
シンキ「ヨッシャー、ヨッシャー、ヨッシャー!! 第4Qに10点のビハインドを逆転しての勝利!! これで2勝2敗となって、シリーズの行方も分からなくなりましたね!」
 
キャット「いやー、よくやってくれた! 第4Qはもうずっと手に汗握って観戦していた感じだったよ。バスケットボールの醍醐味が凝縮されていたと思う。もちろんロケッツにとっては勝利という形で終えられて最高の気分だ。」
 
シンキ「勝因はいろいろあると思いますが、やはり第4Qの出来ですかね。」
 
キャット「でしょ。特にディフェンスは気迫があって、ウォリアーズオフェンスを12点に抑えている。イグダーラが欠場したのもロケッツにとって大きかった。ゲーム5はウォリアーズも修正してくるとは思うが、この出来をキープ出来れば、ロケッツがこのシリーズをモノにしても驚けないね。」
 
シンキ「ハーデン、ポールの両エースの活躍はもちろんですが、その他の選手も頑張っております。ロケッツはチームで戦った勝利と言っていいんじゃないですか。」
 
キャット「両エース以外も、タッカーがリバウンドを踏ん張ってくれて、アリーザも密着マークでチームに貢献。カペラも今日はしっかりとフリースローを決めてくれたし、控えではゴードンが勝負所で決めたスリーは見事だった。このシリーズ精彩を欠いていたバームーテに出番はなかったが、Gグリーンがしっかりフォローしてチームにエナジーを与えていたよ。今日はチームとして機能した最高の形だったね。」
 
シンキ「この勝利で2勝2敗のタイになりました。敵地で1勝し、さすがのウォリアーズも慌ててきたんじゃないですか。」
 
キャット「まあこれまで以上に気を引き締めてくるだろうね。2勝2敗に持ち込んで、ゲーム5はホームに戻るが、今日の勝利はシリーズ突破を保証しない。修正力の高いウォリアーズだし、力は向こうが上だからね。ロケッツとしてはシリーズ突破云々は3勝目に勝ってから考えればいいと思う。」
 
シンキ「シリーズ王手が掛かるゲーム5はあさってになりますね。今日はどうもありがとうございました。次も勝ちましょう。それではお疲れ様でした。」

'18 プレイオフ西決勝 対ウォリアーズ(ゲーム3)

シンキ「こんにちは。今季65勝して優勝への期待の掛かるロケッツ。王者ウォリアーズとのシリーズはゲーム2まで消化して1勝1敗です。今日のゲーム3からアウェイ戦になりますね。」
 
キャット「ゲーム2に圧勝してよく持ちこたえてくれた。しかしまだウォリアーズは慌ててないと思う。彼らにしてみれば、最初の2ゲームのうち1ゲームを勝てばいいと思っていただろうからね。ロケッツとしてはアウェイ連敗は許されない状況には違いなく、王者相手に先手を奪われる厳しいシリーズになってしまった感があるよ。」
 
シンキ「今日のゲーム3に勝ち、ホームコートアドバンテージを奪い返したいところですね。ではお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツ、ウォリアーズともにゲーム2同様。ウォリアーズは控えウエストが欠場のようだ。第1Q序盤はロケッツのペース。まずカペラの連続加点で先制すると、ハーデンからアリーザへの縦パスが連続で成功する加点が決まり、修正のためカーヘッドはタイムアウトを要求する(8-4) タイムアウト後、ウォリアーズはゲーム2までスリー不調だったカリーがコーナーからスリーを決めると、トンプソンのドライブも決まって逆転に成功(8-9) ロケッツはハーデンのターンオーバーから速攻も食らってしまい、さらに連続ターンオーバーでいきなりピンチを迎えたが、何とか凌いでハーデンとカペラのラインが決まると、ハーデン自らのスリーでようやく落ち着きを取り戻したんだ(13-13) 中盤以降、ウォリアーズはカリーのスリーの精度が依然として悪く、ワイドオープンでもスリーを2本ミスをしていたが、ロケッツもドライブからのレイアップを決められないシーンが目立ちゲームは終盤へ(22-20) 残り3分切ってバームーテがフィニッシュ出来ずブロックされて速攻を出されると、次のポゼッションではウォリアーズディフェンスに阻まれ、24秒クロックバイオレーションを取られてしまう。ロケッツは修正のためタイムアウトを取ったが、ウォリアーズの流れを止められず、ポールが連続ターンオーバーをするなど精彩を欠いている間に11-0のランを出されて第1Qが終了したよ(22-31)」
 
キャット「第1Qで主導権を奪われたロケッツ。アウェイ戦ということで、出来るだけ離されず付いて行きたいところ。出だしでリビングストンに加点を許すが、ロケッツもカペラの加点や、Gグリーンが攻守で存在感を発揮し、それなりに点差を詰めに掛かる(27-33) しかしウォリアーズもトンプソンがジャンパーを決めると、再びリビングストンが加点に成功し、ダントーニはまたタイムアウトを要求へ(27-37) タイムアウト明けは両チームともシュートが決まらず加点出来なかったが、ロケッツは約2分後、ハーデンがフリースローを決めると、今度はタッカーのコーナースリーも決まって再び点差を詰めに掛かったんだ(32-39) しかしウォリアーズはデュラントがお返しのスリーを決めて、再びリードを二桁へ戻すと(32-42)、またトンプソンがジャンパーを決めてリードを拡げる(32-44) ロケッツは第1Qに引き続きドライブからのレイアップが入らない。ようやくハーデンが決めたが、ビハインドは二桁のままゲームは終盤へ(36-46) ウォリアーズはスリーの精度が悪く、その隙にポールの加点でロケッツは若干追い上げるが(39-46)、終盤はハーデンのターンオーバーからデュラントに加点されると、速攻から再びデュラントが加点するなど(41-52)、少し追いつくとまた離される展開のまま第2Qは終了となったんだ(43-54)」
 
シンキ「第1Qの11-0を食らって以降、なかなか追いつけない歯がゆい展開となっているようですが、後半への見通しはどうですかね?」
 
キャット「ロケッツはオフェンスの不調をディフェンスで何とか持ちこたえている状況。レイアップを落とし過ぎているから、ここはしっかり決めないといけない。アウェイ戦だし状況は厳しいと思うが、まずリズムを掴んで一気のランを出し、追いつくところから始めて欲しいね。」
 
シンキ「では後半もお願いします。」
 
キャット「出だしからカリーにカウントプレイを食らってしまったロケッツ。利き手から放った得意のレイアップをまたミスしたハーデンは、次のポゼッションでもターンオーバーから速攻を出されてしまい、ロケッツはリズムを掴めず後半戦が始まったんだが、ポールもゲーム2で痛めた右足首の故障を気にしてか、ジャンパーの精度が悪い状態で、ここがチャンスとばかりにデュラントがコーナーからスリーを決めると、ダントーニは溜らずタイムアウトを要求へ(43-64) 第3Qいきなり10-0のランを食らったロケッツだったが、タイムアウト明けにハーデンとカペラのラインから決まると、ハーデンのカリーを吹き飛ばすフローターで応戦する(47-64) ディフェンスでもカペラがトンプソンのドライブをブロック。そしてようやくポールがペイント内から加点し、ロケッツのリズムは若干良くなってきたよ(49-64) ウォリアーズはトンプソンがレイアップを落とし、パスが繋がらないミスをしていてペースダウン。タイムアウト明けからの約3分は、10-2でロケッツが盛り返したんだよ(53-66) タイムアウト明けもウォリアーズはDグリーンがレイアップをミスするが、オフェンスがダメならとばかりにディフェンスでロケッツにタフショットを打たせる作戦が成功していて、その間にカリーが個人技に続き、デュラントからのパスをポンプフェイクを使ったレイアップに成功(53-70) ゴードンのスリーが決まったロケッツだったが、カリーがお返しのスリーを決めて、ウォリアーズはロケッツにリズムを握らせない(56-73) スモールラインナップでもDグリーンがしっかりとディフェンシブリバウンドを確保すると、トンプソンにイージーレイアップを食らったロケッツは、タイムアウトを取らざるを得なかったよ(56-75) 残り4分半を切ったタイムアウト明け、ロケッツは再びウォリアーズディフェンスに阻まれてレイアップをミスすると、カリーがハーデンとの1対1からスリーを決め、ロケッツのビハインドは22点に(56-78) カリーはスリーを決めた後、将軍を打ち破ったかのような踊りらしき仕草を見せていて、怒ったロケッツファンいることだろう。熱狂的なオラクルアリーナのファンに自制を失ったのか、ロケッツは攻守でリズムがすこぶる悪く、またしてもカリーに加点を許すと、デュラントのスリーも決まる13-0のランを食らってしまい、フラストレーションを溜めたタッカーがテクニカルファールへ(56-84) 終盤ロケッツはポールが2本のスリーを決めるなど存在感を見せて追い上げたが、第3Q終了して21点のビハインドと苦しい状況になってしまったんだ(67-88)」
 
キャット「第4QはDグリーンに加点されると、ロケッツはターンオーバー連発。復活したカリーにまたスリーを決められるなど、追いつくどころか離されていく展開に(70-95) その後もハーデンがリビングストンにあっさり交わされダンクを食らっていた。大差が付いて、気力もなくなってきた感がある。残り7分になってカリーにまた加点されると、フラストレーションを溜めたアリーザがDグリーンと少し揉めて両者テクニカルファールを取られていた。結局残り5分ほどからガベージタイムへ(78-107) 「アイソジョー」のニックネーム通りのプレイでジョーは加点していたが、年俸約2000万ドルのアンダーソンが守れない、打てないのプレイを見せていて、情けないことにガベージタイムでも点差を拡げられる始末・・・ 最終スコアは85-126。ロケッツは41点の大差を付けられてゲーム3を落としてしまった。」
 
ロケッツ(1-2)
ハーデン 33分 20p、5R、9A、1S、1B、4TO FG7/16 3pFG2/6 FT4/5
ポール 33分 13p、10R、4A、1S、2B、2TO FG5/16 3pFG2/8 FT1/2
カペラ 22分 13p、8R(4OR)、1A、1B FG6/9 FT1/2
アリーザ 36分 6p、3R、2A FG2/6 3pFG0/2 FT2/2
タッカー 33分 6p、6R、1A FG2/5 3pFG2/3
ゴードン 31分 11p、2R、1A、3TO FG4/13 3pFG2/8 FT1/1
Gグリーン 20分 9p、2R FG3/10 3pFG2/6 FT1/1
バームーテ 15分 3p、1R FG1/2 3pFG1/1
ジョー 8分 4p、2R FG2/3
アンダーソン 5分 0p、1R、1S FG0/1
タリック 5分 0p、1R、1A
ネネ(出場なし)
 
ウォリアーズ(2-1)
カリー 34分 35p、6R、1A、1B、1TO FG13/23 3pFG5/12 FT4/4
デュラント 35分 25p、6R、6A、1S、0TO FG9/19 3pFG3/8 FT4/4
トンプソン 35分 13p、1R、3A、1S、2B、3TO FG6/14 3pFG1/3
Dグリーン 37分 10p、17R、6A、1S、1B FG3/9 3pFG1/4 FT3/3
イグダーラ 27分 10p、3R、3A、3S、1B FG4/6 FT2/2
ヤング 18分 5p、3R FG1/3 3pFG1/3
リビングストン 16分 9p、4R、1A、1S FG4/9
ルーニー 16分 4p、5R、2B FG2/3
ベル 10分 0p、3R、1S
クック 5分 11p、2S FG4/4 3pFG2/2
マギー 3分 4p
パチューリア 3分 0p
 
シンキ「41点差の大敗でゲーム3を落としてしまいましたか・・・ ロケッツの選手達は当然ですが、ロケッツファンのメンタルは大丈夫ですかね。」
 
キャット「10年ほど前のマブスとのシリーズも、ゲーム7で確か40点差で負けたと思うんだけど、この時は椅子を投げ飛ばすは、リモコンを壊すはで大変だったんだ。でも今のボクは山口メンバーと同年代の大人だから、ヤケ酒したりはせず、冷静になってるよ。まだシリーズは終わってないしね。」
 
シンキ「安心しました(笑) 自業自得とはいえ憔悴しきった山口メンバーは終わちゃった感がありますが、ロケッツは大差で負けたとはいえ、まだゲーム3を負けただけですよ。終わってません。大丈夫です。」
 
キャット「こういう時こそポジティブな思考をしないとね。プロフェッショナル本田圭佑じゃないけど、まだ1勝2敗じゃないかって思うのが大切だ。ゲーム3を取るのが難しいのは始めから分かっていたこと。この大差勝ちでウォリアーズが浮足立ってくると、ゲーム4をロケッツが取れる可能性は十分あると思ってる。力量不足なのは仕方ないので、とにかく気持ちだけは負けないようにしないといけない。」
 
シンキ「しかし本気モードが続くと思われるウォリアーズ相手に苦戦は免れませんが、今後の見通しについてはいかがですか?」
 
キャット「まず2勝目をゲットして欲しい。シリーズ突破の可能性については、まず2勝目を挙げてからだ。とにかく諦めずに最後までタフにプレイして欲しいね。」
 
シンキ「分かりました。次のゲーム4はあさってになりますね。このゲームを勝利し、再びロケッツファンに希望を与えて欲しいと思います。それでは今日はどうもありがとうございました。」

'18 プレイオフ西決勝 対ウォリアーズ(ゲーム2)

シンキ「こんにちは。先日から始まった西地区のカンファレンスファイナル。ロケッツは王者ウォリアーズに挑むもゲーム1に完敗しました。今日のゲーム2はどうなるでしょうか。」
 
キャット「ゲーム1を観た感じ、実力的にはウォリアーズが一枚上だったね。今季のロケッツには自信を持っていたが、ウォリアーズの強さは別格のようだ。しかし一昨年のファイナルでキャブスが劣勢からシリーズを制したように、流れ次第でどうなるか分からないからね。今日のゲーム2は絶対に取りたいところだよ。」
 
シンキ「では早速そのゲーム2をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツ、ウォリアーズともに変わらず。第1Q序盤から両チームともターンオーバーが目立つ立ち上がりで、ポールが2ファールになったがベンチへは下がらずプレイ続行。ロケッツはカペラがフリースローを決められず、バームーテのスリーはブロックされるなどしていたが、ハーデンが加点を繰り返し、ゴードンのスリーも的確に決まって、中盤過ぎまでほぼ互角の展開(16-16) ゴードンのスリーがまた決まってウォリアーズはタイムアウトを取るが、ロケッツはゴードンが警戒されてマークが厳しくなったところで技ありのファールをもらい流れに乗る(23-16) さらにウォリアーズは再びミスが目立つようになって、この隙にロケッツはGグリーンが速攻からダンクを決めるなど10-0のランを披露! 第1Qはロケッツが5点リードして終了したんだ(26-21)」
 
キャット「第2Q序盤、ロケッツはハーデン、ウォリアーズはデュラントとカリーがベンチの時間帯。タッカーのコーナースリー、ポールのスリーが決まってロケッツはリードをキープ(32-26) 速攻でポールからカペラへパスが渡ってカウントプレイにも成功すると、コートへ戻ったハーデンがウォリアーズのターンオーバーからのポゼッションでしっかりスリーを決める(38-26) リードを二桁にされたウォリアーズは溜らずタイムアウトを要求したよ。タイムアウト後はしっかり修正したウォリアーズに6-0のランを食らい、さらにトンプソンにスリーを決められ、ロケッツのリードは5点まで縮まるが(40-35)、タッカーのスリーの精度がすこぶる良くて、2本連続でコーナースリーを決めると、また修正のためウォリアーズはタイムアウトを要求したね(46-35) 中盤過ぎにもタッカーはペイント内でDグリーンのディフェンスに負けず加点に成功するなど絶好調。タッカーに触発されてアリーザもスリーを決めると、素晴らしいボール回りからゴードンもスリー! ロケッツの勢いに押され気味のウォリアーズは連続ターンオーバー。このチャンスにロケッツはアリーザとゴードンがしっかり加点に成功!(60-42) ロケッツのリードは18点に達したんだ。終盤に入り、デュラントが自慢のシュート力を見せて挽回するが、ロケッツもポールがドライブでカリーを出し抜きナイスパスを披露するなど、第2Qはロケッツが38-29で取り、前半を14点リードで折り返したんだ(64-50)」
 
シンキ「おお! いい感じの前半になりましたね。このペースなら今日のゲームは勝てそうなんじゃないですか。」
 
キャット「ウォリアーズはミスが多く、今日のゲームは本気モードになっていない感じがするんだけど、ロケッツはそのチャンスを確実にモノにしているよ。このペースを持続出来れば勝てるんじゃないかな。まあ第3Q次第だろう。頑張って欲しい。」
 
シンキ「では後半もお願いします。」
 
キャット「第3Qの1分経過してデュラントがドライブから加点すると、ハーデンも負けずにドライブで対抗。その後ロケッツはタッカーのコーナースリーやポールのフローター、ウォリアーズはデュラントとカリーのドライブなど、両チームとも加点を繰り返す時間帯に入ったんだ(74-59) しかし今日も好調デュラントが躊躇することなくスリーを決めると、ハーデンの2つのターンオーバーの間、デュラントにまた加点を許し(74-64)、危機感を感じたダントーニはタイムアウトを要求する。ウォリアーズのデスラインナップに対抗するため、カペラからゴードンへ替えるスモールラインナップを敷く時間帯が多いロケッツ。この時間帯にポールがロケッツを牽引する。フリースローを確実に決めると、フローターで加点に成功。絶好調タッカーへのパスも成功し、さらに今度は得意のジャンパーで加点。ロケッツのリードは再び16点に(82-66) ウォリアーズのカリーはドライブで加点していたが、得意のスリーが不発で、ディフェンスでロケッツに1対1を仕向けられるよう狙われていた。ゲームは終盤に入り、両チームともファールが重なってフリースローをもらうプレイが多くなってきた。特にゴードンはアグレッシブにドライブしてカウントプレイをもらい、しっかりフリースローも決めてチームに貢献。この第3Q、ロケッツは最大19点リードを奪うなど、終始リードを保って終了したよ(95-79)」
 
キャット「第4Qの立ち上がり、カペラがまたフリースローを連続で落とし、カリーがようやくスリーを決めて13点差に戻されるが(95-82)、アグレッシブなゴードンがすかさずスリーをお返しする。ロケッツはハーデンをコートへ戻し、ウォリアーズも3分弱経過してスターターに変更。ポールが5つ目のファールをもらってベンチへ下がり、ウォリアーズはフリースローでジワジワ得点差を詰めてくる(100-89) しかしこの流れを完全に断ち切ったのはゴードン! Dグリーンのタフなディフェンスを、気持ちで打ったスリーが決まる! 次のポゼッションでハーデンが速攻から加点すると、その次のポゼッションでタッカーがコーナースリー! さすがのウォリアーズもタイムアウトを取るしかなかったんだ(108-89) タイムアウト後もロケッツは止まらない! ハーデンのスリーに続き、またゴードンがスリーを決める。フラストレーションを溜めたDグリーンが悪質なファールをしてビデオ判定になるなど、ウォリアーズは諦めモードに入った感じに(117-91) 残り5分弱、早くもカーヘッドはスターターをベンチへ下げてガベージタイムに突入したね。最終スコアは127-105。ロケッツがゲーム2を圧勝し、シリーズをタイに持ち込んだんだ。」
 
ロケッツ(1-1)
ハーデン 34分 27p、10R、3A、1S、4TO FG9/24 3pFG3/15 FT6/6
ポール 34分 16p、4R、6A、3S、3TO FG6/14 3pFG1/5 FT3/3
カペラ 31分 5p、10R、1A、3TO FG2/3 FT1/5
タッカー 36分 22p、7R、4A、1S FG8/9 3pFG5/6 FT1/2
アリーザ 36分 19p、4R、6A、2S FG7/9 3pFG1/3 FT4/4
ゴードン 33分 27p、3R、2A、1S、1B FG8/15 3pFG6/9 FT5/5
グリーン 15分 3p、2R FG1/2 3pFG0/1 FT1/2
バームーテ 7分 2p、1R FG1/5 3pFG0/1
ネネ(出番なし)
ジョー、アンダーソン、タリック、ジャクソンはガベージタイムで出場
 
ウォリアーズ(1-1)
デュラント 35分 38p、3R、5TO FG13/22 3pFG3/7 FT9/9
カリー 34分 16p、7R、7A、2TO FG7/19 3pFG1/8 FT1/1
トンプソン 37分 8p、2R、2A、2S FG3/11 3pFG2/4
グリーン 37分 6p、6R、6A、2S、2B、4TO FG2/5 3pFG0/2 FT2/2
イグダーラ 27分 5p、6R、1A、3TO FG2/4 3pFG0/1 FT1/2
ルーニー 11分 4p、5R、1S、1B FG2/4
リビングストン 18分 5p、1R、2A FG2/3 FT1/2
ヤング 17分 6p、1R、2A FG2/6 3pFG2/6
ウエスト 6分 4p FG2/4
 
シンキ「ヨッシャー! ゲーム1の完敗で沈まず、ゲーム2に圧勝したロケッツ。今日の勝因は何でしょうか?」
 
キャット「ロケッツのシューティングが絶好調だったこと。そして前半からリズムを掴み、そのリズムを後半も持続出来たのが勝因だと思う。ウォリアーズはゲーム1に勝って、少し気が抜けたのか、くだらないパスミスをしていたように、今日のゲームは本気モードではなかったのかもしれないが、そこをしっかり突いたロケッツの完勝だったね。」
 
シンキ「ゲーム1で意気消沈したファンは、とりあえず連敗を免れてホッとしているかもしれませんが、次のアウェイ2ゲームはどうなりますかね?」
 
キャット「さすがにアウェイ2ゲーム連勝は難しいだろう。1つ取って帰ってくればいいと思う。ウォリアーズもゲーム3は再びスイッチが入るだろうから、そう簡単には勝てないと思うが、今日のプレイを思い出し、攻守で自信を持って行けば、どうなるか分からない。とにかく頑張ってもらいたいよ。」
 
シンキ「今日のゲームはハーデンとポールだけでなく、タッカーにゴードン、さらにアリーザも得点面で大きく貢献しております。」
 
キャット「タッカーは確実にコーナーからスリーを決め、ゴードンも今日はアグレッシブに攻めて結果を出してくれた。バームーテは相変わらず不調が続くが、ハーデンとポールの2人以外の選手が活躍すると、的も絞りにくくなるから、ゲーム3以降もこの調子でお願いしたいところだよ。」
 
シンキ「カペラはどうですか。ウルブズやジャズとのシリーズのように、得点面で伸びていませんが。」
 
キャット「さすがにウォリアーズに対応されていて、ハーデンやポールとのラインを出せないでいる。それでも彼はディフェンス面でチームに貢献しているよ。ここで凌いで欲しい場面では、彼がいつもナイスディフェンスしている感じだ。」
 
シンキ「ゲーム1に使われたアンダーソンはガベージタイムまで出場しませんでしたが、これについては?」
 
キャット「彼は現状怖くて使えないよ。ディフェンスで穴になるし、からっきしシュートも入らない。残り2年の契約をどうするか、残念ながらGMモーレーも悩んでいると思う。」
 
シンキ「最後に東地区のプレイオフについてもお願いします。」
 
カンファレンスファイナル
西地区 ロケッツ1-1ウォリアーズ
東地区 セルティックス2-0キャブス
 
キャット「キャブスは最初の2戦に完敗。普通に予想すれば、キャブスにシリーズ突破の見込みはないと思うが、レブロンがいるだけに、まだ大丈夫と思っているファンもいると思われるね。でも個人的にはセルティックスが4連勝で終わる可能性もあると思ってる。レブロンはキングだが、チーム力はセルティックスの方が上回っており、さすがのレブロンも今年で連続ファイナル出場は途切れるんじゃないかな。」
 
シンキ「どうもありがとうございます。次のゲーム3は中3日空いて、日本時間だと来週の月曜日になりますね。」
 
キャット「TV中継の関係だろうね。まあ疲れを癒すにはちょうどいい。次のゲーム3をロケッツが取ると、シリーズ的には俄然面白くなるよ。ロケッツファンだけでなく、アンチウォリアーズファン、そしてシリーズがもつれることを期待している関係者のためにも、ロケッツは頑張ってゲーム3を取って欲しい。頼むぞ!」
 
シンキ「今日の圧勝で、ロケッツファンの自信も多少回復したと思います。それでは今日はお疲れ様でした。次回のゲーム3も宜しくお願いします。」

'18 プレイオフ西決勝 対ウォリアーズ(ゲーム1)

シンキ「こんにちは。ウルブズ、そしてジャズとのシリーズを突破し、順当に西地区カンファレンスファイナルへ進出したロケッツ。いよいよ王者ウォリアーズとの決戦を迎えますね。」
 
キャット「ウォリアーズとは最近3シーズンで2回プレイオフで対戦しているが、いずれも1勝しかできずに敗退している。しかし今回はポールがいるし、何よりホームコートアドバンテージがあるからね。ロケッツとしてはまずゲーム1を取りたい。65勝したとはいえウォリアーズは格別の強さだから、やはり先手を取るに限るよ。」
 
シンキ「ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツは不動のメンバーのハーデン、ポール、アリーザ、タッカー、カペラ。ウォリアーズはカリー、トンプソン、グリーン、デュラント、イグダーラの死のラインナップからスタート。」
 
キャット「出だしはハーデンが好調。2本のスリーにドライブからの加点もあってロケッツが先行したんだ。ドライブ後にDグリーンの悪質なファールもあって、早くもハーデンは9得点を記録(9-2) ウォリアーズもトンプソン、カリーのスリーで追い上げ開始(13-10) ロケッツはタイムアウト後に、ゴードンが時間ぎりぎりにスリーを決めると、ハーデンが再びスリーを決め、さらにカペラのダンクも決まって、今度はウォリアーズがタイムアウトを要求(21-12) タイムアウト後、そろそろ俺の出番かなとばかりに、デュラントのスイッチが入ってくる。面白いように加点を繰り返し、ロケッツのリードはなくなってきたよ(25-22) ハーデンがコートへ下がっている間、ポールが踏ん張ってロケッツはリードを保っていたが、デュラントになすすべなく加点を許し、終わってみれば1点しかリードを取れず第1Qは終了となった(30-29)」
 
キャット「第2Qはアンダーソンがコートへ出てきた。ウォリアーズはデュラントを休ませていたが、控えのウエストが効果的なパスを出して楽に加点が続き、ロケッツはあっさりと追いつかれ、今度はウエスト自らの加点でロケッツはリードを奪われた(33-35) ロケッツも何とかポールとゴードンが加点して踏ん張っていたが、控えのアンダーソンが攻守で役に立たず、Gグリーンも守れない状態で、ロケッツはスターターへ戻したんだが、デュラントも戻ってきたウォリアーズは、カリーのドライブが決まってリードを拡げに掛かる(41-47) ロケッツはウォリアーズディフェンスに翻弄され、24秒ギリギリまでシュートを打てないシーンが目立ち、明らかにウォリアーズが優勢の様相。それでもロケッツはカペラがカリーのドライブをブロックすると、オフェンスでもフリースローをもらって凌いでいる(47-49) そしてハーデンとカペラのラインが決まってゲームはタイに(49-49) カペラはその後もカリーからスチール。今日のカリーはイマイチ感があるよ。 終盤はハーデンがチャージ! スリーを決めると、今度はドライブから豪快にダンク。しかしウォリアーズの加点も止めきれず、ゲームはタイで前半は終了となった(56-56)」
 
シンキ「前半は同点で終了しましたか。ゲームを観た感じ勝てそうですかね?」
 
キャット「ゲームはタイだが、明らかにウォリアーズが優勢。何とかハーデンのチャージなどで生き残ってるように見える。ウォリアーズは第3Qが非常に強いチームだからね。ここで突き放されないといいんだけど。」
 
シンキ「ちょっと弱気モードに入ってますが、それくらいウォリアーズは強いですか。では後半もお願いします。」
 
キャット「序盤にアリーザが早くも5ファールでベンチへ下げざるを得ない厳しい立ち上がりになったロケッツ。後半に入ってもデュラントは絶好調で、次から次への加点していったが、ロケッツもハーデンが何とか踏ん張って食らいつき、ビハインドは5点以内に留めていた(66-69) しかし中盤に入ると、ハーデンの体力が落ちてきたのか、ロケッツはペースダウン。その隙にウォリアーズはパス回しに徹している感のあるカリーから2本の加点が生まれ、ロケッツはタイムアウトを要求(70-78) 中盤過ぎてもロケッツは控えのバームーテが加点出来ず、ゴードンもシュートセレクションを誤るなど、ウォリアーズディフェンスに抑え込まれていて、ウォリアーズのリードは遂に13点に達したんだ(72-85) だが諦めないロケッツはここから踏ん張る。デュラントがベンチで休んでいる隙に、ゴードンとGグリーンのスリーで点差を詰めてきた(80-85) 何とか第3Qはビハインドを一桁にして終了したよ(80-87)」
 
キャット「第4Qは出だしでゴードンがスリーを決めて、ロケッツはビハインドを4点にしたが(83-87)、デュラントとカリーを休んでいる間は俺に任せろとばかりに、トンプソンの加点が続いて、ウォリアーズは余裕を持った試合運びをしている(85-93) 残り9分切ってデュラントがコートへ入り、カリーも残り6分半ほどでコートへ入ったが、点差はほとんど変わらない(91-102) 中盤過ぎにロケッツはハーデンが加点してきたが、ウォリアーズのオフェンスを止めきれず、結局点差が開き加減でゲームは終了。ロケッツはゲーム1を落とす厳しいシリーズ初戦となった。最終スコアは106-119。」
 
ロケッツ(0-1)
ハーデン 35分 41p、4R、7A、1S、4TO FG14/24 3pFG5/9 FT8/10
ポール 38分 23p、11R、3A、1S、1TO FG8/17 3pFG2/7 FT5/7
カペラ 30分 12p、6R、3A、1S、2B FG6/7
アリーザ 23分 8p、2R、1S FG3/8 3pFG1/5 FT1/1
タッカー 35分 1p、5R、2A、1S、1B FG0/3 3pFG0/2 FT1/3
ゴードン 34分 15p、5R、3A、4TO FG6/13 3pFG3/7
グリーン 17分 6p、3R FG2/5 3pFG2/4
バームーテ 17分 0p、4R FG0/6 3pFG0/2
ネネ 6分 0p、1R FG0/1
アンダーソン 5分 0p、1R 3pFG0/1
ジョー(出番なし)
 
ウォリアーズ(1-0)
デュラント 40分 37p、3R、1A、1B FG14/27 3pFG3/6 FT6/6
トンプソン 42分 28p、4R、2A、2S FG9/18 3pFG6/15 FT4/4
カリー 35分 18p、6R、8A、2S、1B FG8/15 3pFG1/5 FT1/2
グリーン 37分 5p、9R、9A、2S、2B、3TO FG1/5 3pFG0/1 FT3/4
イグダーラ 28分 11p、4R、1A、2S FG2/3 3pFG0/1 FT7/8
ルーニー 25分 2p、4R、1A、1S FG1/1
ヤング 15分 9p、1R FG3/5 3pFG3/5
リビングストン 14分 7p、5R FG3/5 FT1/1
ウエスト 4分 2p、1R、2A FG1/1
 
シンキ「ゲーム1は残念ながら負けてしまいましたね。ゲームの感想については?」
 
キャット「いやー、ウォリアーズは笑っちゃうくらいの強さだよ。次のゲーム2も落とすと、ゲーム3と4はアウェイ戦になるからね。正直言って4連敗で終了もあり得るんじゃないかと思うほどの完敗だった。」
 
シンキ「ウォリアーズのオフェンスを止められませんでしたか?」
 
キャット「デュラントがあれだけ好調で、トンプソンもコンスタントに決め、さらに他のメンバーが適材適所の活躍だからね。カリーのシュートがイマイチでも全然問題なかった。ロケッツはハーデン頼みで、控えの選手層は薄いし、ポールも存在感をあまり出せなかった。これでは勝てるはずがない。やはり根本的にチームを作り直さないと本気モードのウォリアーズには勝てないのかもしれないな。まだセルティックスの方がいい勝負できるんじゃないかと思った次第だよ。」
 
シンキ「ゲーム1の完敗はそれだけ衝撃的でしたかね・・・」
 
キャット「今日のゲーム観て一気に興ざめしたアンチウォリアーズファンも多いと思う(苦笑) なんでもいいからゲーム2を勝たないと、テレビの視聴率もグッと下がるぞ。Dグリーンを退場にするとか、オフィシャルにもテコ入れしないとね(笑)」
 
シンキ「笑 そのゲーム2はあさってになります。」
 
キャット「どこまで修正出来るかだよね。まあ修正のレベルで済めばいいんだけど、ウォリアーズの強さは特別すぎる。シリーズ突破云々はもう考えない方がいいかもしれない。1ゲームを大事に戦うしかないよね。少しでも長く食らいついてもらいたいよ。」
 
シンキ「残念なゲーム1となりましたが、まだ1回負けたばかりです。ここから何が起こるか分かりませんから、最後までロケッツを応援していきたいですよね。では今日はありがとうございました。次回のゲーム2も宜しくお願いします。」

'18 プレイオフ西準決勝 対ジャズ(ゲーム5)

シンキ「こんにちは。ジャズとのプレイオフシリーズは、ロケッツがホームでのゲーム2を落とすも、アウェイで連勝してホームへ帰って来ました。残り1勝でシリーズ突破です。」
 
キャット「後がないジャズは必死で抵抗してくるだろうから、前半から主導権を奪うのは難しいかもしれないが、ロケッツのチーム力は確実にジャズを上回っているからね。落ち着いてプレイし、今日のゲーム5でシリーズ突破を決めて欲しいと思っている。」
 
シンキ「ではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツは変わらず。ジャズはゲーム4と同様にクラウダーがスタートした。復帰の噂もあったルビオだが、残念ながら今日のゲームも欠場。ゲーム4で左ハムストリングを痛めたエクセムも欠場となった。第1Q序盤はゲーム4同様に、両チームとも加点に苦しんでいて、約5分経過してゲームはタイ(5-5) 中盤過ぎはジャズが効率的に加点して若干リードをしていたが(9-11)、ハーデンがドライブから加点すると、ネネへのナイスパスも披露。スナイダーヘッドは溜らずタイムアウトを要求したよ(13-11) タイムアウト後もハーデンはネネへのナイスパスを通すと、次のプレイではスリーを決め、ロケッツは11-0のランを演出(18-11) 一気に7点のリードを奪ったんだ。終盤もそれなりにまとめたロケッツは、5点をリードして第1Qが終了したよ(21-16) 第2Qに入ってもロケッツは、ネネが効果的にピックアンドロールから加点するなどリズムをキープ(23-16) ジャズも控えのバークスが存在感を発揮して追いすがるが、ロケッツもゴードンがスリーを決めると、ポールがミッドレンジからのジャンパーを決めるなど、ハーデンのいない時間帯をしっかりプレイ出来ていたね(28-23) その後もロケッツはポールを中心に加点を続け、中盤に再び7点リード。スナイダーヘッドはタイムアウトを取ったんだ(41-34) タイムアウト後にロケッツはポールをベンチへ下がると、ジャズが次第にペースを上げてくる。ミッチェルがドライブからパスを選択して効率よく外からスリーを決めてきた。ロケッツはハーデンがパスミスをするなどもたついていて、残り3分には同点に追いつかれてしまったんだ(43-43) しかし再びポールがコートへ戻ると、ロケッツはディフェンスが安定してきて、オフェンスでも自ら2本のスリーを決める(51-44) 第2Q終了間際でもポールはタッカーのスリーを演出する大車輪で、前半はロケッツが8点リードを奪って終了となった(54-46)」
 
シンキ「今日はハーデンではなくポールがチームをリードしている感じですかね。ジャズも後半は巻き返してくるかもしれませんので、気を抜かずしっかりと点差を拡げて行きたいですね。それでは後半もお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤はハーデンがボールをキープしてプレイを起こす。だが今日の彼はイマイチ調子が悪く、最初の3本すべて外していたが、カペラのディフェンス力もあって、ほとんど点差は変わらなかったね。次のポゼッションからポールが担当すると、まずタッカーのコーナースリーを演出し、さらに速攻からアリーザへナイスパス。ロケッツのリードは二桁に達し、スナイダーヘッドはタイムアウトを要求へ(59-48) その後もロケッツのリズムは悪くなかったが、ジャズはミッチェルのペースが上がってきて、残り7分弱にポールがベンチへ下がると、ロケッツはゴベアにブロックを食らい、さらにゴードンのターンオーバーが出てペースが落ちてきた。ジャズはこのチャンスにミッチェルがハイライトになるであろうレイアップをカウントプレイで決める(63-58) ハーデンはワイドオープンでのスリーも外す失態をすると、次のポゼッションでも効率良く攻められず加点出来ない。すぐにジャズは速攻でスリーを決めて、第1Q以来のリードを奪うことに成功する(63-64) ロケッツ次のポゼッションでは24秒オーバー。今日はハーデンよりポールのいない時間帯の方が辛くなっていたよ。終盤に差し掛かってもミッチェルが止まらない。コーナーからスリーを決めると、混み合ったペイント内をすり抜けて加点する(66-69) 疲れの見えるハーデンを下げ、ポールを戻したロケッツ。だがミッチェルのリズムは衰えず、得意のスピンムーブからのレイアップで加点すると、バームーテを交わすドライブを外すもリバウンドから押し込む加点へ(69-73) ロケッツもフリースローで加点していたので、何とか離されずに付いていたが、ミッチェルの勢いはとどまることを知らず、フリースローに続き、タッカーを交わすスリーも決めて、この第3Qの22得点目を記録(72-78) 会場のロケッツファンも苦笑するしかなかったと思う。彼はスゴイ選手だね。しかしロケッツはポールがすぐにスリーを決めて3点差に戻す。第3Qはロケッツ3点ビハインドで終了となった(75-78)」
 
キャット「第4Qはロケッツがポール、ゴードン、グリーン、タッカー、バームーテ。ジャズはミッチェル、ネト、クラウダー、イングルズ、フェイバーズ。スモールラインナップということで、いきなりフェイバーズに加点されるが、ロケッツは引き続きポールが好調で、すぐさまスリーを決めて追いかける(78-80) ミッチェルにはタッカーとバームーテが入れ替わりマーク。厳しいマークにさすがのミッチェルも加点出来ず、タッカーがスリーを決めてロケッツは逆転に成功したんだ。もう後がないジャズはタイムアウトを要求へ(81-80) タイムアウト後、バームーテからカペラへ交代。ジャズは疲れの見えてきたミッチェルを休ませたよ。それでもすぐさまジャズはオニールのユーロステップからのドライブで逆転。ロケッツもグリーンが得意の思いっ切りの良さを出すスリーで再逆転(84-82) 一進一退の攻防が続き、会場のボルテージも上がってくる。ここでグリーンがバークスの苦し紛れのパスをスチールすると、そのまま速攻でリムへ向かい、元スラムダンク王の片鱗を見せるようなダンク! このプレイですぐにミッチェルはコートへ出る準備に取り掛かったんだ(86-82) オニールのフリースローで時計が止まるとミッチェルはコートへ。グリーンのスリーはさすがに外れるが、ディフェンスでカペラがしっかりオニールのドライブをブロックしフォロー。その後は両チームとも加点が続いたが、ロケッツの方が楽に加点しているように見え、ゲームは中盤へ入ったんだよ(90-87) ハーデンがコートへ戻ると、ミッチェルからスチール。これを速攻からダンクで加点すると、このプレイでハーデンと交錯したミッチェルがヒザを打ったようで、2人に肩を抱えられながらロッカールームへ下がってしまったんだ。タイムアウト後、ここが勝負と見たダントーニはポールを下げずコートへ出し続ける。今日不調のハーデンだったが、ぎこちないながらもドライブから加点すると(94-87)、イングルズがスリーで食らいつくが、今度はポールが今日3度目のお返しスリー! ミッチェルのいないジャズもフリースローで加点して追いすがる(97-93) ハーデンのスリーは外れてしまい、オニールがミッチェルの分までとばかりにスリーを決めて1点差とされるが(97-96)、絶対に負けたくないという気持ちを強く持っているポールが、ボールを保持し続け、ゴベアとのミスマッチになると、コーナーからまたまたお返しのスリーを決める!(100-96) ミッチェル不在で攻め手の限られたジャズは、イングルズが苦し紛れのスリーを打たされる。クラウダーがリバウンドを取るがパスミス! このチャンスをポールが慎重にオフェンスをコントロールし、時間を使って得意のミドルレンジからジャンパーを沈めたんだ(102-96) 残り3分切って焦るジャズは、シュートクロックが迫り、バークスがドライブを選択するも、カペラの豪快なブロックの餌食に! ロケッツはポールが再びコントロール。ハーデンはコート上でゲームを見守っている感じに見えたね(笑) シュートクロックぎりぎりまで我慢し、タフディフェンダーのオニール越えのタフスリーを選択。このスリーもボードに当たるバンクショットで成功!! ポールは次のポゼッションでもミドルレンジから加点する大車輪で残り2分を切った(107-98) 会場にCP3コールが起こる中、ミッチェルがベンチへ帰ってきたがコートに戻ることなく、残り35秒にタッカーがコーナーからスリーを決めて勝負あり。ロケッツがポールの大車輪の活躍でゲーム5を勝利し、このシリーズ突破を決めたんだ。最終スコアは112-102。」
 
ロケッツ(4-1)
ハーデン 35分 18p、4R、4A、2S、3TO FG7/22 3pFG1/7 FT3/4
ポール 38分 41p、7R、10A、1S、0TO FG13/22 3pFG8/10 FT7/8
カペラ 31分 5p、5R、3S、5B FG1/2 FT3/4
アリーザ 25分 2p、6R、1A、1S FG1/4 3pFG0/2
タッカー 36分 19p、6R、2A、3B FG7/9 3pFG5/7
ゴードン 31分 5p、3R、2A FG2/8 3pFG1/5
バームーテ 20分 8p、2R、2A、1S FG3/5 3pFG1/2 FT1/1
ネネ 11分 6p、2R、1S FG3/4
グリーン 13分 8p、5R、1S FG3/7 3pFG2/6
アンダーソン、ジョーはそれぞれ出番なし
 
ジャズ(1-4)
ミッチェル 34分 24p、4R、9A、3TO FG9/17 3pFG2/7 FT4/5
イングルズ 32分 12p、5R、6A FG5/10 3pFG2/6
ゴベア 32分 12p、9R(4OR)、5B FG5/9 FT2/4
オニール 37分 17p、3R FG6/10 3pFG1/2 FT4/4
クラウダー 33分 6p、8R、3TO FG2/11 3pFG1/5 FT1/2
バークス 32分 22p、3R、5A FG7/15 3pFG3/5 FT5/5
フェイバーズ 14分 6p、6R FG3/3
ネト 17分 0p、3A FG0/5 3pFG0/2
ジュレブコ 6分 3p、2R FG1/1 3pFG1/1
 
シンキ「ヨッシャー! ウルブズとのシリーズに続き、ジャズとのシリーズも4勝1敗で突破しました! 順当だとは思いますが、ホント感無量ですよ。」
 
キャット「ウルブズ以上にジャズは手ごわく、今日は新人らしからぬミッチェルに第3Q支配されて逆転されたが、ポールが相手のリズムを削ぐようなスリーを何回も決めてくれて持ち直し、さらに第4Qの大車輪はMVP候補のハーデンも霞む活躍だったね。彼がロケッツに勝利をもたらせてくれたんだ。ファンだけでなく彼自身も初のカンファレンスファイナル進出に興奮していると思う。第4Q勝負所でのCP3コールはグッとくるものがあったね。」
 
シンキ「こんな日のためにポールを獲得したんですねGMモーレーは!」
 
キャット「今日はポールがいなければ負けていた可能性が高いんじゃないかな。間違いなく彼の加入でロケッツは一段階上のチームになったと思うよ。次のウォリアーズ戦も楽しみだね。」
 
シンキ「次の相手はウォリアーズに決まったようですが、いつもの報告をよろしいですかね?」
 
西地区
ロケッツ4-1ジャズ
ウォリアーズ4-1ペリカンズ
 
東地区
キャブス4-0ラプターズ
セルティックス3-1シクサーズ
 
キャット「ロケッツ戦後に行われたウォリアーズ戦は、第4Qで点差を詰められたものの、まあ順当と言っていい勝利でシリーズくを突破。東はキャブスがゲーム4を圧勝するスイープでラプターズを粉砕したね。セルティックスはゲーム5をホームで戦えるから、順当ならここで決着が付くんじゃないかな。早いものでロケッツ対ウォリアーズのシリーズ日程が発表されたよ。」
 
日本時間
ゲーム1 15日(火) 10:00
ゲーム2 17日(木) 10:00
ゲーム3 21日(月) 9:00
ゲーム4 23日(水) 10:00
#ゲーム5 25日(金) 10:00
#ゲーム6 27日(日) 10:00
#ゲーム7 29日(火) 10:00
 
シンキ「ありがとうございます。次の山場であるシリーズは来週から始まりますか。ロケッツ、ウォリアーズとも中5日空きますね。ここで万全な状態でゲーム1に挑んで欲しいと思います。」
 
キャット「だな。考えただけで緊張してきたよ(笑) シーズンが始まる前から、このシリーズのためにここまでやってきたんだからね。ロケッツファンだってそのこと分かっている。緊張して当然だが、今季ワンステップアップしたロケッツなので、自分たちのプレイが出来れば、王者のウォリアーズ相手とはいえ、ほぼ互角の展開に持ち込めるだろうと思ってる。期待したいね。」
 
シンキ「今日はどうもありがとうございました。ジャズとのシリーズを突破し、いよいよ来週に決戦が始まりますね。その前にまだ時間がありますから、いろいろと情報をお願いしたいと思ってます。それでは今日はお疲れ様でした。」

'18 プレイオフ西準決勝 対ジャズ(ゲーム3,4)

シンキ「こんにちは。プレイオフ西準決勝のジャズとのシリーズは、ジャズがゲーム2に競り勝ってシリーズをタイに持ち込みましたが、ロケッツは今季アウェイ戦でも苦にしてませんから、当然巻き返しを期待したいですよ。」
 
キャット「ゲーム2の敗戦を活かして欲しいよね。そのゲーム3は一昨日行われたんだ。スターターはゲーム2と同様。出だしこそロケッツはイングルズにスリーを決められリードされたが、アリーザとタッカーのスリーを皮切りに、カペラの効率的な加点などですぐに逆転する(12-5) ディフェンスでもハーデンがミッチェル、アリーザがイングルズをマークしていて、ゲーム2の反省を活かして替えてきたね。ジャズにターンオーバーを仕向けるナイスディフェンスを続けたロケッツは、オフェンスでもハーデンのイージーレイアップや、ポールのイージージャンパーでリードを拡げ(19-5)、さらにイングルズへカペラがスイッチしてプレッシャーを掛けるディフェンスに対し、ジャズはなすすべなくシュートミスなどを繰り返す。ロケッツはさらにリードを拡げるチャンスだったが、中盤を過ぎると、ジャズもそれなりにリズムが出てくる(23-10) しかしゲーム2の反省を活かしているロケッツは、ポールと交代したゴードンが加点を続けて、ジャズは早くも2度目のタイムアウトを要求へ(30-12) 終盤もそれなりに加点したロケッツは、17点のリードで第1Qを終えたんだ(39-22) 第2Qに入ってもターンオーバーが目立つジャズ。ロケッツはハーデンのいない時間帯だったが、ポールが個人技でチームをリードする(45-25) ディフェンスではカペラがフェイバーズのダンクをブロックし、さらにゴベアのダンクもブロックするなど、攻守でロケッツがジャズを翻弄していたよ(49-25) だがジャズも騒がしいホームのファンを喜ばせようと9-0のランを出す。ダントーニはタイムアウトを要求したね(49-34) これで一息付いたロケッツは、まずハーデンのパスからカペラが豪快にダンクを決めると、タッカーのイージー加点に続き、ハーデンがタフショットのスリーを沈める(56-36) ジャズもゴベアのダンクで必死に盛り返そうとするが、ロケッツは好調ゴードンが楽にスリーを決めると、速攻からアリーザのレイアップが決まり、ロケッツはリードを拡げてきたんだ(61-38) 終盤に入ってもロケッツは約2分半で9-0のランを出し、結局前半は30点ものリードを奪って終了となったね(70-40) 後半に入ってもロケッツは常に約25点のリードをキープし、第4Q残り4分前にはローテ外の選手が出てきたんだ。最終スコアは113-92。この勝利でロケッツはシリーズを2勝1敗とした。」
 
ロケッツ(2-1)
ハーデン 30分 25p、4R、12A、2S、1B、1TO FG8/17 3pFG2/8 FT7/7
ポール 31分 15p、7R、6A、1S、0TO FG6/17 3pFG1/7 FT2/2
カペラ 30分 11p、8R、4A、2S、4B、3TO FG5/8 FT1/2
アリーザ 28分 11p、3R、2A、1S、1B FG4/8 3pFG2/5 FT1/2
タッカー 25分 9p、5R FG4/6 3pFG1/3
ゴードン 31分 25p、2R、1S FG8/13 3pFG4/8 FT5/5
バームーテ 22分 2p、4R、1B FG1/4 3pFG0/2
グリーン 17分 3p、3R、1S FG1/4 3pFG1/3
ネネ 14分 8p、4R、1A、4TO FG3/3 FT2/2
アンダーソン、ジョー、タリックはガベージタイムで出場
 
ジャズ(1-2)
ミッチェル(10p、3A FG4/16)、イングルズ(6p、5R、5TO FG2/10) ゴベア(12p、9R、2B FG6/8) オニール(17p、5R FG7/10 3pFG3/5) フェイバーズ(2p、2R FG1/4) クラウダー(7p、5R、3A FG1/6) バークス(14p、4R FG5/11 3pFG3/4) エクセム(6p、3R FG3/7) ネト(8p、4A、2S FG2/4)
 
シンキ「ゲーム2の敗戦を忘れるような勝ちっぷりでしたね。」
 
キャット「前半から完全にロケッツペースだったね。こうなるとゲーム1同様にジャズは厳しくなるから、ゲーム4は前半から離されないように対策をしてくるんじゃないかな。」
 
キャット「そのゲーム4は本日行われた。ジャズのルビオは引き続き欠場。ゲーム3で負傷したフェイバーズもベンチで待機し、替わりにクラウダーがスタートで出場となった。ロケッツはベストメンバーでスタート。相変わらず騒がしいジャズファンを黙らせように、ポールとハーデンが加点する立ち上がり(4-0) ディフェンスでもミッチェルのドライブをカペラがブロックするなど、ジャズにフィールドゴールを許さず3分ほど経過すると、オニールが負傷しロッカールームへ下がる。タイムアウト後、カペラが速攻からミッチェルに妨害されながらノーファールでフィニッシュ。どうもオフィシャルはジャズに勝たせたいようだ(苦笑) ようやく開始4分あたりで速攻からゴベアがフィールドゴールを決めると、まるで優勝したかのようにジャズファンは騒いでいたよ。両チームとも加点に苦しみ、中盤まで8-3の状態だったが、タッカーがオフェンシブリバウンドから加点に成功すると、ジャズもエクセムの連続レイアップで勢いが出てきたね(13-7) だがロケッツハーデンのドライブでクラウダーがファール。彼は2ファールでベンチへ引っ込んだ。それでもジャズはエクセムが存在感を出して追いすがるが(21-19)、ハーデンがまた得意のファールをもらうドライブで加点すると、グリーンがフェイクからワンドリしてスリーを決める(26-19) 気合の入るエクセムは依然存在感を出して得点に絡むも、終盤のプレイでハーデンへ痛恨のファール。これで3ファールで彼はベンチへ下がったんだ。第1Qはジャズの踏ん張りもあって、ロケッツは7点のリードで終了となったね(30-23)」
 
キャット「第2Q序盤のハーデンのいない時間帯。ロケッツはポールがチームをリードする。まず自らフローターで加点すると、グリーンのコーナースリーをお膳立て。ディフェンスでもゲームに戻ったオニールをしっかりと守ってミスを誘発し、このターンオーバーからの速攻でバームーテのレイアップがカウントプレイになったんだ(38-23) ジャズは控えのネトをコートに出していたが、ポールのディフェンスに阻まれるなど加点が出来ず。ロケッツはさらに突き放すチャンスだったけれど、スリーの精度は正確性を欠いていて、次第にリズムはジャズに移っているように見えたね(40-28) 残り7分半でハーデンがコートへ復帰したロケッツ。タイムアウト後のポゼッションでハーデンがタフショットとなるスリーを打たされてしまう。しかしカペラが2度のタップからボールを外へ出すと、これがアリーザのスリーへと繋がる! これはビックプレイ(43-28) ジャズもミッチェルが個人技から加点し追いすがり、オニールのレイアップもあって点差を何とか一桁にしようとするが、ロケッツもタッカーが得意のコーナースリーを決めて、リードは常に二桁をキープ(46-32) それでもジャズは残り約4分に一桁に点差を詰めることに成功すると、ダントーニはリズムを変えるためタイムアウトを要求したよ(46-37) タイムアウト後、スターターからカペラをゴードンへ替えたスモールラインナップでプレイもすぐにカペラを投入へ。若干リズムを乱したロケッツは、イングルズの派手なアクションもあって、タッカーがフレイグラントファールをもらってしまう。ここまでそれほど目立ってなかったミッチェルがドライブでスピンムーブからのレイアップがカウントプレイを決めると、恐れを知らないルーキーはさらに連続で加点に成功する爆発力を披露(53-48) ここらへんはあっぱれって感じだったよ。それでもロケッツは終盤に加点を繰り返して、結局リードを二桁へ戻し終了となった(58-48)」
 
キャット「第3Q序盤、ロケッツはハーデンとポールが加点するなど、15点にリードを拡げたが(65-50)、ジャズもイングルズが連続加点して盛り返していた(65-55) しかしポールの勢いは衰えず、カペラのスクリーンを使ってジャンパーを決める。ジャズもゴベアのフィニッシュなどで追いすがるが、カペラのディフェンスが効いていて、思うように加点が出来ない状況。その隙にロケッツはゴードンが連続で加点し、またロケッツのリードは15点になったんだ(72-57) 残り6分を切ってからアクシデント発生。エクセムがドライブ時に左ハムストリングを痛めてしまった。プレイが止まると真っ先にロッカールームへ下がって行ったよ。けが人が多いジャズからするととても痛い。そして数分経つと、今度は観衆から一人退場者が。彼はポールの兄だそうだ。ゲーム方はポールの活躍などで、ロケッツがリードを拡げ、一時19点まで点差を付けたが、第3Qは14点のリードで終了する(79-65)」
 
キャット「第4Qはポール、ゴードン、バームーテ、グリーン、カペラでスタートしたロケッツ。ジャズはミッチェルのスリーに続き、ネトがタフショットを決めて、点差を一桁に詰めた(79-70) しかしロケッツにはこの男ポールがいる。ジャズディフェンスを翻弄するようなジャンパーで再びロケッツは突き放したんだ(83-70) ジャズもネトがロケッツファンも感心するくらい頑張って食らいつく(83-73) 次のポゼッションでミッチェルとカペラのリバウンド争いから両者ダブルテクニカルファールを取られると、ダントーニも黙らずに対抗してテクニカルファールを取られていた。タイムアウト後にロケッツは速攻からポールのパスでカペラがダンク(85-74) 次のポゼッションでジャズはまたターンオーバーでロケッツボールに。しかしハーデンが間の抜けたミスでミッチェルがボールを保持してレイアップに成功。ジャズファンのディフェンスコールが会場に響く中、ハーデンがドライブから加点を狙うがリングに嫌われる。今日はハーデンはどうも調子がイマイチなようだ。ジャズはその後も加点を続け、ロケッツのリードは5点まで詰められ(85-80)、会場のボルテージは最高潮に達していたよ。残り時間も6分を切り、タイムアウト後にカペラが2本目にフィニッシュすると、そのカペラはスイッチしてミッチェルのドライブを阻止する。アリーザがコーナースリーを外すが、ジャズのオフェンスを防ぐと、またコーナーにいるアリーザにボールが回り、今度こそスリーを決める(90-80) 時間がなくなってきて焦るジャズは、イングルズがスイッチしたカペラをようやく交わして加点するが、ポールのジャンパーが冴えていて、再びロケッツのリードは二桁に(92-82) 最後の締めにタイムアウトを取ったダントーニ。残り時間も3分弱になり、ここでジャズを諦めさせる加点が欲しかったがポールのジャンパーは決まらず。ジャズもゴール下でゴベアがポールとミスマッチになっていたチャンスを活かせないターンオーバーでロケッツボールになるが、ロケッツはなかなか決めきれないで再びジャズボールになったんだ。残り時間を考えるとすぐに加点に行きたいジャズ。ミッチェルが果敢にドライブを狙うがカペラのブロックに合う。カペラは元ロケッツのレジェンドであるムトンボ張りに、人差し指を横に振る仕草をしていたよ。タイムアウト後にポールからゴードンに交代したロケッツ。今日ミスが目立つハーデンがゲームコントロールをするが、そのミスがまた出てミッチェルにスチールされる。だがミッチェルはこのチャンスを活かせずロケッツボールに。ここで少し休んだポールが戻ってきた。残り2分を切って、ようやくハーデンがアイソレーションプレイからカウントプレイを決める(95-82) ジャズはミッチェルに託すが、カペラはそのドライブをまたブロック! さらに今度はゴベアのフックもブロックし、ロケッツのベンチは全員立ち上がっていた。その後ミッチェルはファールアウト。ジャズファンは彼の貢献に感謝するスタンディングオベーションをしていたね。残り1分を切ってカペラはまたブロックを決め、ほぼ勝負は決した感じになったんだ(97-84) カペラはその後もまたブロックに成功。残り4分、ジャズにペイント内からの加点を抑え込んだロケッツの勝利に終わったよ。最終スコアは100-87。」
 
ロケッツ(3-1)
ハーデン 36分 24p、4R、3A、4S、8TO FG8/22 3pFG1/7 FT7/8
ポール 35分 27p、12R、6A、2S、1B、1TO FG12/23 3pFG1/6 FT2/2
カペラ 37分 12p、15R(5OR)、2A、2S、6B FG6/11
アリーザ 32分 6p、4R FG2/7 3pFG2/7
タッカー 35分 11p、7R、1A、1B FG3/6 3pFG3/5 FT2/2
ゴードン 26分 9p、2R、2A FG3/10 3pFG1/6 FT2/2
バームーテ 16分 3p、2R、2S、1B FG1/3 3pFG0/2 FT1/1
グリーン 13分 6p、1R FG2/5 3pFG2/5
ネネ 10分 2p、2R、1A、1S FG0/1 FT2/2
アンダーソン、ジョー、タリックは出番なし
 
ジャズ(1-3)
ミッチェル 38分 25p、9R、2A、4S、3TO、6PF FG8/24 3pFG2/7 FT7/7
イングルズ 41分 15p、8R、4A、1S FG6/13 3pFG2/7 FT1/2
ゴベア 32分 11p、10R(4OR)、3B FG5/7 FT1/2
オニール 28分 8p、5R、4TO FG3/7 3pFG0/3
クラウダー 34分 5p、5R、2A、1S、2B FG1/11 3pFG1/7
エクセム 10分 9p、1A FG4/6
ネト 18分 9p、2R、2A FG3/10 3pFG2/3
フェイバーズ 16分 5p、1R、1A FG2/2
バークス、ジュレブコ それぞれ0p
 
シンキ「ゲーム3に続き、ゲーム4も取りました。アウェイ連勝ですね!」
 
キャット「ゲーム2の敗戦が活きたね。力の差はあるので、ロケッツは自分たちのリズムでプレイすれば大丈夫だと思っていたから、この連勝にそれほど驚きはないんだけど、ゲーム4はオフェンスの状態がイマイチ(3pFG10/38)でも勝てたのは今後に活きるんじゃないかな。特にディフェンスはすごく良くて、カペラのブロックもあり、ジャズのペイント内から22本のショットを落としていた。ジャズは次のゲーム5からルビオが戻る予定のようだが、このリズムでプレイ出来れば、問題なく勝てると思ってる。」
 
シンキ「今日は不調だったハーデンの分まで、33歳になったポールがチームをリードしてくれましたね。」
 
キャット「ポールは全く年齢を感じさせないプレイ振りだね。会場に見に来ている元ジャズのレジェンドのストックトンみたいに、まだまだ彼はプレイ出来る選手で、ここぞという時に頼りになるプレイヤー。やはりポール獲得は大正解だったね。」
 
シンキ「カペラはホント素晴らしい活躍をしております。今日は37分もプレイしましたか。」
 
キャット「プレイオフに入ってから、プレイ時間が伸びてるよ。彼のディフェンス力は実に頼りになるから、ダントーニもアンダーソンをローテから外したくらい。カペラはリム周辺だけでなく、スイッチからアウトサイドの選手も守れるだけの機動力があるので、どのポジションの選手も守れる器用なタイプだよ。ハーデンとポールに続く、第3の男としてカペラが台頭してきたなーって感じるロケッツファンも多いんじゃないかな。将来のディフェンスMVPを取れる器だと思う。」
 
シンキ「今日の勝利でジャズとのシリーズに王手を掛けましたね。あと1勝です。」
 
キャット「次のホームゲームですんなり決めたいよ。ジャズの反撃が怖いし、ここは気の抜けるゲームなんてないんだ。当然期待しているよ。」
 
シンキ「それでは他のシリーズもお願いします。」
 
西地区
ロケッツ3-1ジャズ
ウォリアーズ3-1ペリカンズ
 
東地区
セルティックス3-0シクサーズ
キャブス3-0ラプターズ
 
キャット「ウォリアーズはゲーム3を落としたが、ゲーム4は圧勝して、4勝1敗で勝ち抜けそうだ。東は予想に反してセルティックス、キャブスがともに3連勝。特にキャブスはかなりチーム状態が上がっているように見える。これなら4年連続のファイナル進出も射程圏に入るね。」
 
シンキ「レブロンはまた決勝点を決めたようですね。」
 
キャット「キャリア15年の選手とは思えないよ。彼に衰えはないのか。ラプターズがホント気の毒になったね。」
 
シンキ「次のロケッツ戦はあさってとなってます。次で決めたいですね。それでは次回もよろしくお願いいたします。今日はどうもお疲れ様でした。」