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'16 サマーリーグ

サマーリーグ トーナメント初戦 対ウォリアーズ

シンキ「こんにちは。サマーリーグも中盤戦に入り、今日からトーナメント戦が始まりますね。ロケッツは最初の3ゲームを1勝2敗で終え、第22シードに入り、初戦はウォリアーズとの対戦になりました。」
 
キャット「今日のゲームに勝てば、明日は第1シードのラプターズが相手になる。2年前のように決勝まで残れば、あと4ゲーム観られるから、サマーリーグとはいえ、個人的には勝ちにこだわって欲しいと思ってる。もちろん育成も大事だけどね。」
 
シンキ「分かりました。それではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツが昨日同様に、デッカー、KJ、ハレル、オヌアク、テイラー。ビーズリーは今日も出ないね。ベンチにいないから、もうお役御免したのかな? ウォリアーズはパトリック・マカウ(今年のドラフト38位)、トーマス・ウォークアップ(23歳、ステファンFオースティン大出身)、オグジェン・カズミッチ(26歳、元契約組)、ダリオン・アトキンス(23歳、バージニア大出身)、ロイス・オニール(23歳、ベイラー大出身)。ダミアン・ジョーンズ(今年のドラフト30位)は欠場。」
 
キャット「序盤はウォリアーズのペース。ロケッツがスリーを3本落としている間に、しっかり2本決めて、まず6点のリードを奪う(4-10) しかしロケッツもKJが連続スリーを決めて同点に追いつくと、彼はリバウンドからオヌアクへ矢のようなロングパスにも成功してロケッツが逆転したんだ(12-10) その後また逆転されるが、引き続きKJは見せ場タップリで豪快なブロックも披露していた。結局第1Qはロケッツ3点のビハインドで終了(18-21) 第2Q序盤にKJ、デッカーの連続スリーに、ハレルのドライブが成功したロケッツが再びリードを奪うが、ウォリアーズも控えラウリーやサイクスのスリーなどで巻き返す。中盤は両チームともリズムに乗れない時間帯が続くも、終盤に入ってウォリアーズがマカウのスリーで再びリードを奪うと、さらにアトキンスのオフェンシブリバウンドからの加点などで、一気に11-0のランに成功して前半が終了。結局ロケッツは10点差付けられて終わってしまったよ(34-44)」
 
シンキ「前半の終盤に一気に崩れてしまいましたね。後半に巻き返しましょう。お願いします。」
 
キャット「後半に入ってもウォリアーズのペースは続き、デッカーのパスミスからあっさり加点されると、今度は速攻からイージーレイアップまでやられ、溜らずロケッツはタイムアウトを要求(36-51) タイムアウト後、KJのジャンパーに、オヌアクからハレルにパスが通るなど、ロケッツはそれなりにオフェンスのリズムが出てきたが、ガード陣が相変わらずスクリーンに引っ掛かっていて、思うようにディフェンスが機能せず、再びオフェンスが停滞してきたロケッツは、中盤過ぎて17点のビハインドに戻されてしまい、ボクも焦りを感じ始めたんだよ(苦笑) だがここからロケッツの猛攻撃が始まる。まずゲインズがドライブからダンクを披露すると、今度はKJがマカウを出し抜いて豪快にダンクに成功。止まらないロケッツはウィルチェーのスリーも決まり、ウォリアーズは溜まらずタイムアウトを要求してきた(49-59) サマーリーグのヘッドコーチもしているスティーブ・カーが、ゲームそっちのけでファンと記念撮影などをしている隙に、ロケッツは攻撃の手を緩めず、ハレルがコーナーからスリーを決めて、ビハインドを一桁にすると、再びウィルチェーがスリーを決め、ロケッツはリズムをキープし、ディフェンスでもハレルが豪快なブロックでハッスル。直後のオフェンスでも、KJからのナイスパスをハレルがフィニッシュするカウントプレイに成功し、中盤からの約4分で16-2のランに成功したロケッツが、ビハインドを6点戻し第4Qを迎える形になった(58-64)」
 
シンキ「レギュラーシーズン並みの緊張感が出てきましたかね(笑) このゲーム勝ちましょう。それでは最終Qもお願いします。」
 
キャット「第4Qに入り、スピードに戸惑っているのか、ここまでターンオーバーやファールが目立っていたオヌアクが攻守両面で活躍。まずブロックを決めると、ティップインにも成功してロケッツファンを喜ばす。ウォリアーズはラウリーが独特なスリーのフォームでこの日2本目のスリーを決めるが、ロケッツも負けじとKJがユーロステップからの加点に成功し、ロケッツは離されずに追いすがる(64-67) KJは再びユーロステップからドライブに狙い、今度はファールをもらってしっかりフリースローを決め、遂にビハインドは1点になったんだ(66-67) ゲームは中盤に入ってきたよ。」
 
シンキ「もうウォリアーズには負けたくないですよ。トーナメント戦ですし、勝つのみです。お願いします。」
 
キャット「相変わらずデッカーのスリーが不安定だったが、オヌアクがオフェンシブリバウンドに絡んでロケッツボールに。このプレイがフリーマンのスリーを生んだ! ロケッツが第2Q以来のリードを奪ったんだよ(69-67)」
 
シンキ「熱くなってきましたね。お願いします。」
 
キャット「その後、ウォリアーズはスクリーナーをうまく使ってジャンパーを決めてきたが、ロケッツもKJのナイスパスでデッカーが加点に成功。ゲームは一進一退の好ゲームになったんだ(71-71)」
 
シンキ「なんだか緊張してきましたよ。お願いします。」
 
キャット「残り3分弱からフリースローを3本決められて、再び3点のビハインドに戻されたロケッツだったが、今日絶好調のKJが今度はベースラインから、新人マカウに試練を与えるかのような豪快なダンクをカウントで決めた! これで再びゲームはタイに(74-74)」
 
シンキ「行けますよこのゲーム。お願いします。」
 
キャット「再びウォリアーズに加点され、ロケッツはリングに嫌われ決められず、ハレルのスリーはエアボールになるなど、残り時間は1分を切った。必死にディフェンスをするロケッツを出し抜くように、ベースラインからマカウが飛んできたが、ここでハレルがブロック! 残り22秒でロケッツボールになったんだ。しかしKJが焦ったのかターンオーバーに・・・ すぐファールをして時間を止めたよ(74-76)」
 
シンキ「まだ諦める時間帯じゃありません。大丈夫です。お願いします。」
 
キャット「サイクスが冷静に2本決めて点差は4点になるも(74-78)、フリーマンがすぐファールをもらってフリースローをしっかり決め、再び点差は2点に(76-78) 残り11秒で再びファールをするも、サイクスが外してくれず、ロケッツは窮地に立たされてしまった。結局4点差でロケッツは敗戦。残念ながらトーナメント初戦敗退に終わったよ・・・」
 
シンキ「悔しいですが、これはサマーリーグです。負けた内容より、楽しめた内容だったと切り替えましょう。」
 
キャット「だよね。ちょっとガックリ来ちゃったが、まあサマーリーグだからね。でも昨年同様の初戦敗退で気持ちは萎えてるよ(苦笑)」
 
シンキ「とりあえず個人成績をいいですかね。」
 
ロケッツ(1-3)
チーム成績 FG40.3%(25/62)、3pFG34.6%(9/26)、FT17/20、39R、18A、16TO
サム・デッカー 30分 7点、6R、1A、FG2/8、3pFG1/4
KJ・マクダニエル 34分 25点、9R、4A、3S、2B、FG8/12、3pFG3/5、FT6/7
モントレゼル・ハレル 32分 16点、1R、1A、2B、FG6/15、3pFG1/6、FT3/3
チナヌ・オヌアク 25分 4点、7R、3S、6PF、FG2/4
アイザイア・テイラー 15分 2点、5A、FG0/3
カイル・ウィルチェー 20分 6点、6R、FG2/5、3pFG2/4
トレイ・フリーマン 25分 6点、5R、5A、FG1/7
ケニー・ゲインズ 19分 10点、4R、FG4/8、3pFG1/4
マイケル・ビーズリー、ゲイリー・ペイトン2世は欠場
 
ウォリアーズ(2-2)
チーム成績 FG38.5%(25/65)、3pFG47.4%(9/19)、FT21/26、38R、16A、15TO
パトリック・マカウ 33分 13点、4R、3A、FG3/9、3pFG3/6、FT4/5
ロイス・オニール 29分 15点、6R、2S、FG6/11
ダリオン・アトキンス 24分 12点、6R、2A、FG5/9
オグジェン・カズミッチ 26分 5点、10R、4A、FG1/2
トーマス・ウォークアップ 20分 4点、3R、3A、FG2/8
ケイファー・サイクス 22分 17点、5S、FG4/12
デビット・ラウリー 18分 6点、5R、FG2/3、3pFG2/2
AJ・イングリッシュ 10分 2点、FG1/4
ロバート・カーター 9分 2点、FG0/5
ウィンストン・シェパード 10分 4点、FG1/2
 
シンキ「今日は負けましたが、KJは躍動しましたね。」
 
キャット「彼はこのレベルだと力上位だね。攻守両面でロケッツをリードしてるし、もうお役御免でもいいんじゃないかと思うくらいだよ(笑) ただレギュラーシーズンだと、ロスター的にはゴードンが加わり、また控えの控えになりそうな感じなんだよね。SFにはアリーザとブリューワーがいるし、彼らのどちらかをトレードしない限り、宝の持ち腐れになりかねないな。」
 
キャット「KJはまだ伸びしろがあるから、もっと使って鍛えて欲しいよ。ディフェンスは安定しているし、シューティングもだいぶ良くなってきたから、思い切ってアリーザからKJにスターターを替えてもいいんじゃないかと思うくらいだ。ただサイズ的にはSGがいいんだけどね。」
 
シンキ「デッカーはどうでしたか? 今日は得点が一桁に終わってますよね。」
 
キャット「彼の課題はシューティングだよ。ドライブから得点も取れ、トランジションゲームも出来る。ディフェンスは平均レベルだが、チームの戦力になれる才能はあるからね。1年目は故障に泣いたが、2年目はその才能を存分に伸ばし、パーソンズと比較できるレベルになってくれると、ロケッツの選手層もグンと厚みを増すよ。」
 
シンキ「ハレルとオヌアクはどんな感じでしたか?」
 
キャット「ハレルは無駄にスリーを狙うより、ミドルレンジからのジャンパーを確実に決めた方がいいんじゃないかな。スリーはコーナー限定にするとかの方がいいと思う。彼はまだ22歳で、運動能力はあるし、流れを変えるプレイが出来る選手でもあるから、期待しているロケッツファンは多いと思うよ。オヌアクは出だしこそスムーズさを欠いたが、次第に慣れてきたのか、少しずつまともになってきた感あるよ。相変わらずファールが多いが、これは経験を積めば解決できるからね。」
 
シンキ「さて今日の敗戦でトーナメント初戦敗退が決定しましたが、まだゲームはあるんですよね?」
 
キャット「あと1ゲームあるんだ。あさってになるよ。相手はバックスだ。」
 
シンキ「分かりました。最終戦は勝ちたいですよね。」
 
キャット「最後は勝利で締めて欲しいよ。それにしても今日の負けはやっぱり悔しいね(笑)」
 
シンキ「ありがとうございました。あさっての最終戦も宜しくお願いします。」

サマーリーグ第3戦 対Dリーグ選抜

シンキ「こんにちは。昨日は気持ちのいい逆転勝利でしたが、今日はどうでしょうか? 相手はDリーグ選抜チームです。このチームはNBAにあと一歩の選手達の集まりなんですか?」
 
キャット「今年は昨年のサビートみたいな、それなりにNBA経験のある選手はいないが、今季Dリーグで新人賞を受賞したクイン・クックがメンバーに入っているように、Dリーグでもそれなりに実績を残している選手が選抜されている。まあ選抜チームだから当たり前なんだが、NBA入りするには年齢がネックになってる部分あるかもね。」
 
シンキ「元ロケッツ組っていますかね?」
 
キャット「ロケッツで昨年のサマーリーグのメンバーとしてベンチ入りして、今季はロケッツ傘下のヴァイパーズでプレイしていたジャロン・ジョンソンが登録されているよ。ちなみに元ヴァイパーズにはジャレン・ジョンソンもいて、Dリーグで修行中だったニック・ジョンソンもいたからややこしかったな(苦笑)」
 
シンキ「ローソントレードで放出された、キャットさんの期待していたニックはどこ行っちゃったんですかね?」
 
キャット「あの後ナゲッツを解雇され、その後Dリーグプレイしていたよ。今年もマジックのサマーリーグでベンチへ入ってる。出来ればニックと対戦したいね(笑)」
 
シンキ「ですね。それではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「ロケッツのスターターはデッカー、KJ、ハレル、オヌアク、テイラー。ビーズリーは今日も出場しないようだ。ペイトン2世は一応ベンチで戦況を見守っている状況だね。Dリーグ選抜はツー・ホロウェイ(26歳、ザビエル大出身)、パトリック・クリストファー(28歳、カリフォルニア大出身)、ブランドン・フィールズ(27歳、ネバダ大出身)、ジュエル・ライト(26歳、テキサス州立大出身)、タリブ・ザンナ(25歳、ピッツバーグ大出身)。」
 
キャット「第1Q序盤はロケッツのペース。契約組のデッカー、ハレル、Kjが躍動し、さらにスターターに格上げされたテイラーのミドルが決まって13-7でロケッツが主導権を握った。その後もウィルチェーとデッカーのコンビプレイなどでロケッツはリズムをキープするが、Dリーグ選抜も控えから出てきた元ロケッツ(サマーリーグのみ)のジャロン・ジョンソンが、古巣へ恩返しとばかりにスリーを連発。さらにクイン・クックにスリーを決められたロケッツは、結局リードを3点に挽回されて第1Qが終了(26-23) 第2Qに入ると、両チームともフィールドゴールを決められない時間帯が続き、ようやく中盤過ぎに得点が動いたのだが、ロケッツはボールの回りが悪く、その隙にDリーグ選抜はフリースローを着実に決めるなどして逆転に成功。前半は41-43で終了となった。」
 
シンキ「嫌な終わり方ですが、まだ前半ですからね。それでは後半もお願いします。」
 
キャット「後半に入り、始めこそデッカーのカウントプレイが決まったり、ハレルのスリー、KJの自らフォーローする加点などで均衡したゲームだったんだが、中盤に入ると、Dリーグ選抜が猛攻撃を開始。まずジャロン・ジョンソンがベースラインからカウントプレイを決めてリードを4点にすると、フィールズ、ホロウェイにジャンパーを決められて、溜らずロケッツはタイムアウトを要求。しかしDリーグ選抜の勢いは止まらず、ジャロンがこの日3本目のスリーを決めるなど、4分弱の間に16-0のランを食らってしまい、一気に17点差が付いてしまう・・・(52-69) ロケッツはリードを取り戻そうと、焦ってプレイしていて、個人プレイに走っていた感じに見えたし、ターンオーバーが多く、エアボールも出る始末で、中盤からは完全にDリーグ選抜のペースだったね。結局このQは15点のビハインドで終了(56-71) 第4Qは入ってもDリーグ選抜はベンチ陣の活躍で得点差を20に拡げる展開に。ロケッツもデッカーがスリーを決めるなど、一時13点差まで挽回したが、今日絶好調のジャロンがフォーローアップダンクを決めて突き放し、結局18点の大差でロケッツは敗戦に終わった。最終スコア―は71-89。」
 
シンキ「うーん、ジャロンにやられましたかー。彼はロケッツのロスターに呼ぶべきでしたよ。」
 
キャット「今日はホント目立っていたね。昨年よりも成長している感じだよ。NBAレベルではサイズ不足は否めないけど、それなりの結果を残して行けば、まだ24歳と若いだけに、NBA入りのチャンスも巡ってくるかもしれないね。頑張ってもらいたい。」
 
シンキ「それでは個人成績をお願いします。」
 
ロケッツ(1-2)
チーム成績 FG36.1%(26/72)、3pFG30.8%(8/26)、FT11/21、34R、14A、18TO
サム・デッカー 26分 11点、3R、6A、FG5/11、3pFG1/3
KJ・マクダニエル 28分 15点、7R、1A、1S、3B、FG5/11、3pFG2/5
モントレゼル・ハレル 31分 18点、8R、2A、2S、FG6/13、FT5/11
チナヌ・オヌアク 18分 0点、2R、5PF、FG0/1
アイザイア・テイラー 21分 7点、1A、4PF、FG3/8
カイル・ウィルチェー 14分 3点、3R、FG1/7、3PFG1/6
トレイ・フリーマン 21分 7点、4R、FG3/8
ケニー・ゲインズ 17分 5点、FG2/5、3pFG1/3
トンエ・ジェキリ 7分 2点、2R、FG1/3
メルビン・ジョンソン 8分 3点、FG1/4、3pFG1/3
クリス・ウォーカー 9分 0点、2R、4PF
グレイシン・バクマンヤ 2分 0点
マイケル・ビーズリー、ゲイリー・ペイトン2世は欠場
 
Dリーグ選抜(2-1)
チーム成績 FG42.3%(30/71)、3pFG28.0%(7/25)、FT22/30、341R、13A、11TO
ジュエル・ライト 25分 19点、7R、3TO、FG6/10、FT7/11
ブランドン・フィールズ 28分 13点、5R、3A、FG5/7
ツー・ホロウェイ 22分 4点、3A、2S、FG2/5
パトリック・クリストファー 19分 2点、4R、2S、FG1/8、3pFG0/5
タリブ・ザンナ 14分 5点、5R、FG2/6
ジャロン・ジョンソン 21分 18点、8R、2A、FG6/12、3pFG3/8
レジー・ハーン 21分 15点、3R、2S、FG5/8、3pFG3/6
ジャブリル・タラウィック 22分 8点、3S、2B、FG1/8、FT6/6
クイン・クック 11分 4点、FG1/3
チャールズ・ジャクソン 6分 2点、2B
ナンナ・エグウー 12分 0点、5R
 
シンキ「ありがとうございます。ロケッツで一番目立っていた選手は誰ですか?」
 
キャット「どの選手もインパクトに欠けていたからね。探すのは難しいんだけど、一人挙げるとすればKJだろうね。相変わらずオールラウンドなプレイを披露していたよ。デッカーもそれなりだったんだけど、もうちょっと外からのシュートを決めたいな。」
 
シンキ「インサイドのハレル、オヌアクはどうでしたか?」
 
キャット「ハレルももう少しシュート力が欲しいよね。フリースローをポロポロ落としているし、スリーも今日は1本決めたが、エアボール気味のスリーもあり、まだまだ安定してないよ。オフにはたっぷりシューティングの練習をしてもらいたいね。オヌアクはほぼ見せ場なしだったよ・・・ このレベルでこれだと、来季の戦力としては全く計算出来ないと思う。カペラみたいに急成長を遂げれば別だが、来季はほぼDリーグ生活になると思う。体格はいいし、まだ19歳だから、2年目以降に戦力になれるよう頑張って欲しい。」
 
シンキ「契約組以外の選手はどうでしたか? 昨日活躍したベンチ陣は、今日精彩を欠いたみたいですが。」
 
キャット「ここ2ゲーム、スリーの正確さを披露していたウィルチェーは、今日はダメだったね。さすがDリーグの経験者相手には、楽に打たせてもらえなかったよ。運動能力で出し抜けるタイプではないし、味方がどれだけ引き付けて、シューティングのスペースを取れるかがカギになる選手だと思う。それからフリーマンは1対1を狙いすぎていて、もう少し頭を使ったプレイが出来ないと、良くてDリーグ生活だと思ったね。今日はそんな感じかな。個人的にはジェキリが観ていて面白いんだよ。運動能力がありそうでトロいからさ(笑)」
 
シンキ「こういうところはサマーリーグならではですね。Dリーグ選抜で見どころのあった選手は誰ですか?」
 
キャット「もうジャロンで決まりでしょ(笑) 元ロケッツってこともあって注目しちゃうよね(笑) 今日は見せ場タップリで面白かったよ。なんだか分からんが嬉しくなっちゃったくらいだ(笑)」
 
シンキ「ここらへんも勝敗があまり気にならないサマーリーグならではでしょうか。トーナメント前の3ゲームを1勝2敗で終えたロケッツですが、この後の日程はどうなってますか?」
 
キャット「明日のゲームが終了してから決まるから、次のロケッツ戦は早くてもあさって以降になるよ。さすがにトーナメント戦に入るとビーズリーを使ってくるのかな。楽しみだよね。」
 
シンキ「若手の成長も大事ですが、ロケッツが勝つシーンも観たいですからね。それでは最後に何かありますか?」
 
キャット「スパーズのダンカンが引退だそうだ。パウ・ガソルも入ったし、もうお役御免と判断したんだろう。最近の彼は、年々チームでの存在感が薄れていったが、サンダーとのプレイオフではさらに低下していたからね。さすがにもう潮時だと思う。あと1年でコービーと同じ同一チーム20年在籍の快挙だったんだけど、そんなことは彼には関係ないのかもしれないな。」
 
シンキ「彼は歴史に名を刻む選手ですよね。」
 
キャット「優勝5回、MVP2回など、輝かしい記録を残す、近年でもまれな選手だと思う。チームメイトにも恵まれたよね。偉大な選手はいい選手に恵まれるんだよ。ハーデンもそうなってもらいたいもんだ。」
 
シンキ「ですよね。19年間お疲れさまと言いたいですよ。それでは次回も宜しくお願いします。」
 
キャット「最後にFA選手の状況をまとめておこう。」
 
ホークス:ジャレット・ジャックと1年ベテランミニマムで契約
 
ネッツ:グレイビス・バスケスと1年契約
 
ヒート:ウェイン・エリントンと2年1200万ドルで契約、ジェームス・ジョンソンと1年400万ドルで契約、ウドニス・ハスレムと1年400万ドルで契約、ウィリー・リードと2年契約
 
ペリカンズ:ティム・フレイザーと2年400万ドルで再契約
 
ブレイザーズ:メイヤー・レナードと4年4100万ドルで再契約、ネッツがオファーシートにサインした制限付きFAのアラン・クラブの4年7500万ドルにマッチ
 
ラプターズ:ジャレッド・サリンジャーと1年600万ドルで契約

サマーリーグ第2戦 対キングス

シンキ「こんにちは。今日はサマーリーグ第2戦ですが、昨日ロケッツはハーデンと新契約による契約延長を発表しましたね。」
 
キャット「新契約は4年1億1810万ドルとのことだ。相次ぐスターの移籍で、GMモーレーは危機感を持ったのだろうが、今のロケッツの状態を考えると、この新契約が即素晴らしいとは言えないところが悩ましいところだね(苦笑)」
 
シンキ「ロケッツはもうハーデンと心中ですか?」
 
キャット「少なくともチームの顔としてプレイしてもらうって感じだろう。まあ彼はオールスター常連にふさわしい活躍はしているよ。」
 
シンキ「キャットさん的にはこの新契約をどう感じてますか?」
 
キャット「サラリーが高騰している現在、この契約内容は、ディフェンス面に不安があるとはいえ、彼のチームにおける存在感を考えると妥当な額だと思うんだが、彼がチームリーダーでプレイオフに勝てるのかを考えると、この契約延長は微妙に思えてしまうんだよね(苦笑) 個人的には彼にはサンダー時代のように、番手でのプレイが合っているような気がするよ。まあ彼はまだ26歳だし、これから進化を遂げる可能性もあり得るから、ロケッツファンとしてはそこに期待したい限りだよ。」
 
シンキ「分かりました。それではサマーリーグのキングス戦をお願いします。」
 
キャット「ロケッツのスターターは、デッカー、ハレル、KJ、ペイトン2世、オヌアク。今日はビーズリーはベンチスタートとなった。キングスはウィリー・カイリー・スタイン(昨年のドラフト8位)、ジョージオス・パパヤニス(今年のドラフト13位)、マラチ・リチャードソン(今年のドラフト22位)、デビット・ストックトン(24歳、ゴンザガ大出身)、レテン・オバソハン(23歳、アラバマ大出身)。」
 
キャット「ゲームは序盤から淡々と流れて中盤に入っていったが、まず抜け出したのはロケッツの方で、ハレルの連続オフェンシブリバウンドで流れを掴み、ウィルチャーが今日も好調振りを披露するかのようなスリーを連発で決めるなど、第1Qはロケッツが5点のリードを取った(23-18) 第2Q序盤もロケッツが優勢だったが、ターンオーバーを連発して流れが悪くなると、キングスは外からのシュートが決まりだし、ロケッツは中盤に逆転を許す展開。その後速攻が連続で決まって再逆転するも、ストックトンの攻守に渡る活躍に、リチャードソンのスリー、スタインの躍動感あふれるプレイが決まるなど、結局3点のビハインドになって前半は終了となった(38-41)」
 
シンキ「後半戦もお願いします。」
 
キャット「後半は両チームとも雑なプレイが多く、フィールドゴールが決められない展開に。それでもロケッツはキングスがエアボールを連発している間に、着実にフリースローを決めて同点に追いついた(41-41) その後ロケッツは再びリードを許すが、終盤に出場してきたウィルチャーがこの日3本目のスリーを決めてゲームをタイに戻すと、彼はタイムアウト後にタフショットもねじ込む充実振りを披露し、彼に触発されたのか、ベンチから出てきたフリーマンが連続ジャンパーを決めるなどして、ロケッツは3点のリードで第4Qを迎えることが出来たんだ。第4Qに入って序盤は膠着していたが、ロケッツはまずゲインズがスリーを決めると、オヌアクのフォローが決まり、キングスは溜らずタイムアウトを要求。しかし流れは依然としてロケッツが握り、デッカーの速攻からの加点でロケッツのリードは10点に拡がる(66-56) 中盤に入っても、キングスが即席チームの影響なのか下らないミスを連発している間に、ハレルがパワープレイを決めて、ゲインズのスリーに続き、速攻からデッカーが強烈なダンクを叩き込む! キングスは残り4分弱、スタインのミドルでようやく第4Q初得点を挙げるが、16-2のランに成功したロケッツが、その後しっかり締めてサマーリーグ初勝利を飾ったんだ。最終スコア―は85-73。」
 
シンキ「逆転勝利でしたか! サマーリーグとはいえ興奮したんじゃないですかー」
 
キャット「気持ちよかったよ(笑) 第4Qの押せ押せモードの時は、思わず声が大きくなったね。一気のランの要因はやはりディフェンスだったな。ハレルがアクティブに動き、ベンチから出てきたゲインズがチームに喝を与えてくれたよ。」
 
シンキ「ビーズリーは出場しなかったようですが、若手にチャンスを与えた感じですかね?」
 
キャット「そんな感じだろう。まあトーナメント戦には出てくると思うぞ。個人成績は以下の通りとなったよ。」
 
ロケッツ(1-1)
チーム成績 FG42.3%(33/78)、3pFG23.3%(7/30)、FT12/17、47R、18A、16TO
サム・デッカー 27分 19点、7R、FG9/16、3pFG0/5
KJ・マクダニエル 27分 10点、4R、3A、3S、3B、FG3/11、3pFG1/5
モントレゼル・ハレル 26分 14点、6R、3A、FG4/7
ゲイリー・ペイトン2世 11分 6点、3R、FG2/6
チナヌ・オヌアク 19分 2点、9R、FG1/3
アイザイア・テイラー 23分 8点、5A、6PF、FG3/7
カイル・ウィルチェー 25分 11点、6R、FG4/10、3PFG3/5
トレイ・フリーマン 17分 6点、FG3/9
ケニー・ゲインズ 15分 6点、4A、FG2/7、3pFG2/6
トンエ・ジェキリ 10分 4点、5R、FG2/2
マイケル・ビーズリーは欠場
 
キングス(0-2)
チーム成績 FG36.9%(24/65)、3pFG50.0%(5/10)、FT20/26、39R、12A、17TO
ウィリー・カイリー・スタイン 27分 11点、6R、3S、2B、FG3/11、FT5/6
マラチ・リチャードソン 31分 20点、7R、3TO、FG6/12、3pFG3/4、FT5/9
ジョージオス・パパヤニス 18分 8点、5R、FG4/7
レテン・オバソハン 33分 10点、6R、3S、2B、FG3/11
デビッド・ストックトン 25分 14点、5A、3S、FG4/7、FT5/6
スカル・ラビシエー(今ドラフト28位) 23分 4点、5R、FG2/7
ジョシュ・ハギンズ 13分 2点 FG1/2
エルギン・クック 14分 4点、3TO、FG1/6
アダム・ウッドベリー 10分 0点、3R
デュア・デューカン(契約組) 4分 0点
ルーク・ミトロビッチ 2分 0点
アイザイア・カズンズ(今年のドラフト59位)は欠場
 
シンキ「ゲーム内容は控えが頑張った感じですかね?」
 
キャット「そうだね。キングスの控えの得点は10得点のみ、対するロケッツは35得点。この差が勝敗に影響したのは間違いないと思う。まあロケッツはペイトンが前半で退いたから、ベンチ陣がその穴を存分に埋めてくれた感じになったな。」
 
シンキ「ペイトンは故障ですか?」
 
キャット「地元紙によると、スポーツヘルニアを患っているようで、残念ながら残りのゲームは欠場するようだ。今日は積極的に攻めていて好感を持ったんだけどね。もうちょっと見てみたかったが、彼はキャンプに呼ばれると思うし、ロスターに残れなくてもDリーグで経験を積めば、才能はあるからNBAに上がれる可能性はあるんじゃないかな。健闘を祈りたいよね。」
 
シンキ「今日のゲームもデッカーが良かったみたいですね。彼以外の契約組もそれなりの成績を残していますが、どんな感じでしたか?」
 
キャット「デッカーは自信を持ってプレイしているように見える。速攻から頻繁にフィニッシュを決める走力があり、ドライブを仕掛けてファールをもらえるサイズと運動能力もある。もちろんNBAレベルではそう甘くないと思うが、才能があるのは間違いないからね。2年目の彼には目が離せないんじゃないかな。課題はシュート力だね。その他の契約組であるハレルとKJについては、さすがにこのレベルだと存在感があるよね。2人とも攻守でチームをリードしていたよ。特にKJはせっかくリーズナブルな契約を結んでいるんだから、もっと彼を育てる方向で行ってもらいたい。彼は使いながら良くなる選手だよ。それから新人のオヌアクは、プレイが雑で、まだ時間が掛かりそうに思う。それでも二桁近いリバウンドを取れるように能力はあるね。1年目はDリーグでじっくり鍛えて欲しい。」
 
シンキ「契約組以外の選手はどうでしたか? 今日もウィルチャーが良かったみたいで、フリーマンやゲインズも出場時間をもらってます。」
 
キャット「ウィルチェーはホントにシュートうまいよ。彼のシュート力をデッカーにあればなーって思うくらい。彼はサイズもあるから、このレベルだとスムーズだよね。ただ運動能力は平均以下で、NBAのスピードについて行けるのか不安がある。ここをうまく克服するようだと、念願のNBA入りも見えてくるかもしれないな。またフリーマン、ゲインズに関しては今日は良かった。フリーマンはピックを使って効率良くジャンパーを決めていたね。ゲインズは攻守で活躍していて、今日のゲームの隠れMVPだと思うよ。彼らみたいなドラフト外組は、夢のNBA入りのために、数少ないチャンスをモノにして行くしかないからね。厳しい競争だと思うが、エンジョイしながら頑張ってもらいたいよ。」
 
シンキ「最後にキングスに関してはどうでしたか?」
 
キャット「まずスタインはまだ粗削りだが、しっかりしたスキルを持っていて、身体能力もあるから、ハイレベルなロールプレイヤーになっても驚けないと思う。それから今年のドラフト組に関して、まずパパヤニスはデカいね。まだ19歳だし、チームとしてはマーク・ガソルのように育ってもらいたいんだろう。リチャードソンは堅実な選手。ベリネリを放出して獲得した選手なんだが、長い目で見ると、アップグレードした感じになるかもしれない。最後にラビシエーについては、1巡目で指名する選手ではないように感じるのだが、ハイスクール時代にかなり評価の高かった選手なので、その潜在能力を買った感じになるのかな。まあどの選手も言えることだけど、これからどれだけ伸びるかだよね。」
 
シンキ「ありがとうございます。次のゲームは明日にDリーグ選抜チームが相手になります。」
 
キャット「昨年もDリーグ選抜と対戦していて、そのときは元ロケッツで使い物にならなかったサビートがいたんだけど、今回はもういないようだ。ドラフトでハーデンの1つ前に指名された選手も、ここまで差がつくと少し不憫に思えるよな(笑)」
 
シンキ「今日もお疲れ様でした、それでは明日も宜しくお願いします。」

サマーリーグ初戦 対ホークス

シンキ「こんにちは。今日からベガスサマーリーグが始まりますね! ロケッツ初戦の相手はホークスとなってます。」
 
キャット「楽しみだよ。サマーリーグといえ久しぶりのロケッツ戦だからね。今年はビーズリーのような実績者が入っているし、出来るだけ多くゲームを観たいから、若手の登竜門とはいえ、勝ちにこだわってもらいたいと思ってる。」
 
シンキ「それでは早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「ロケッツのスターターはビーズリー、デッカー、ハレル、KJの契約組4人に、ドラフト外で契約したペイトン2世(23歳、オレゴン州立大出身)。ホークスはデアンドレ・ベンブリー(今年のドラフト21位)、ブランドン・アシュレー(21歳、アリゾナ大出身)、エディー・タバレス(一昨年のドラフト43位)、ケビン・ペンゴス(23歳、ゴンザガ大出身)、ラマー・パターソン(一昨年のドラフト48位)。」
 
キャット「前半はロケッツが優勢だった。第1Q序盤からビーズリーがオールラウンドなプレイを披露し、中盤までに14-7でリードした。ホークスはスクリーンを使ってピックアンドポップからシュートを放つが決まらず、ボールが手につかずターンオーバーを繰り返すなど流れに乗れず、第1Qはロケッツは22-10で12点リードしたよ。第2Qに入ると、ロケッツは控えから出場しているウィルチャー(23歳、ゴンザガ大出身)がスリーを決めるなどリードをキープしたが、ホークスもリズムが出てきて、ロケッツは2点差に追い上げられた(26-24) だがロケッツは故障から復帰したデッカーが存在感を発揮して再び突き放すなど、結局前半は44-37で7点リードして終了したよ。」
 
シンキ「サマーリーグなんで後半も一気にお願いします。」
 
キャット「後半に入るとホークスは、契約組タバレスの高さを活かすプレイなどで点差を詰めに掛かる。ロケッツはターンオーバーが目立ち始めリズムに乗れない時間帯が続き、その隙にホークスはベンブリーを中心に流れに乗り、ペンゴスのスリーが2本決まるなどして、残り3分半切ってロケッツは54-54と追いつかれてしまう。その後もロケッツは今年のドラフト44位、フランス人の19歳イサイア・コーディネーにスリーを決められるなど、ホークスの外からのシュートを止められず、結局19-4のランを食らって56-63と7点リードされて第3Qは終了となった。」
 
キャット「第4Qはタバレスにオフェンシブリバウンドを取られる展開から始まり、中盤に入ってもリズムを掴めないロケッツは、セカンドユニットからスターターに戻してきた。しかし頼みのビーズリーのシュートタッチが悪く、ペイトン2世がチームの足を引っ張るなどして厳しい状況になってしまったよ。結局終盤は選手交代し、勝利より育成を優先。結局5点差でロケッツの敗戦に終わった。最終スコア―は78-83。」
 
シンキ「残念な結果となってしまいましたが、サマーリーグですのでオーケーですよ(笑)」
 
キャット「だよね。まあ楽しめたし、いいでしょ。個人成績を以下の通りだ。」
 
ロケッツ(0-1)
チーム成績 FG35.1%(26/74)、3pFG31.3%(10/32)、FT16/23、34R、14A、16TO
マイケル・ビーズリー 21分 7点、9R、3A、2S、FG3/15
サム・デッカー 26分 18点、4R、3TO、FG6/9、3pFG2/4
KJ・マクダニエル 29分 15点、2R、3A、2S、FG3/14、3pFG1/7、FT8/8
モントレゼル・ハレル 24分 6点、5R、2B、6PF、FG2/7
ゲイリー・ペイトン2世 23分 3点、6R、5A、3TO、FG1/2
チナヌ・オヌアク 19分 3点、3R、2S、1B、FG1/3
アイザイア・テイラー 21分 0点、2A、FG0/2
カイル・ウィルチェー 17分 13点、2R、FG5/11、3PFG3/9
トレイ・フリーマン 12分 5点、3R、FG2/7
ケニー・ゲインズ 10分 8点、FG3/4、3pFG2/3
 
ホークス(1-0)
チーム成績 FG44.3%(27/61)、3pFG43.5%(10/23)、FT19/31、34R、16A、19TO
デアンドレ・ベンブリー 27分 14点、6R、4A、FG4/9、FT5/7
ケビン・ペンゴス 23分 16点、4R、FG5/8、3pFG2/4
ブランドン・アシュレー 25分 6点、8R、3TO、FG2/6
エディー・タバレス 23分 7点、8R、1B、FG2/3
ラマー・パターソン 25分 5点、6A、4TO、FG2/6
マット・カステロ 22分 9点、6R、6PF、FG4/9
ブライス・コットン 17分 14点、7R、FG5/11、3PFG4/6
イサイア・コーディネー 16分 5点、FG2/4
レジー・レディング 14分 5点
ステファン・ラスメ(33歳) 8分 2点
タウリン・プリンス(今年のドラフト12位)は欠場
 
シンキ「ビーズリーはシュートタッチが良くなかったようですが、デッカーが持ち味を発揮したようで、さすがに才能はあるみたいですね。」
 
キャット「そうだね。第4Qに速攻からダンクを披露したし(その後足を痛めたのかベンチへ下がったが)、ユーロステップからスコアーしたり、スリーの精度も良くて、さすがに昨年1巡目で指名された選手だね。1年目はほとんどプレイ出来なかったから、2年目となる来季は期待しているので楽しみだよ。ケガには気を付けて欲しいね。」
 
シンキ「他の契約組であるハレル、KJ、オヌアクはどうでしたか?」
 
キャット「まずハレルは昨年のインパクトを考えると、今日のゲームは比較的大人しかったが、それでも会場を沸かせるブロックを披露したり、それなりに見せ場はあったと思う。シューティングが不安定だから、この課題を克服できるように取り組んで欲しい。KJも同様で、もっとコンスタントに決めたいよね。彼はオールラウンドにプレイ出来るから、使い勝手のいい選手になれる才能を持っている。伸びて欲しいよ。新人のオヌアクに関しては、今日のゲームを観た限り、まだNBAレベルにはないと思う。タバレスに翻弄されていたし、オフェンス面ではローポストからのターンランドジャンパーは良かったが、NBAレベルだと決められないんじゃないかな。まあこれからどれだけ成長するかだね。身体能力はあるので、それなりの期待はしていいと思う。ちなみに彼はフリースローを下から放るスタイルなんだけど、1本決めて会場は沸いていたよ(笑)」
 
シンキ「その他の選手はどうでしたか?」
 
キャット「ペイトン2世はパス回しとディフェンスはそれなりに良かったと思うが、ドライブから得点を狙えないね。外からのシュートも自信がないのか、ほとんど打たなかったように、オフェンス面で課題があるな。大事なところでいらないファールもしていたし、偉大な父に少しでも近づくには、相当な成長を見せないとダメだと思う。それからちょっと狙いすぎな部分はあったが、シュート力のあるところを見せたウィルチェーは良かった。昨年出場したウォーカーの出場はなかったな。」
 
シンキ「ありがとうございました。ホークスの選手で目立った選手は誰ですかね?」
 
キャット「今年のドラフト21位で入団したベンブリーだね。オールラウンドな選手で、特にパスセンスはありそうだ。ディフェンスも出来るし、1年目からローテーションに入るかもしれないね。それから19歳のコーディネーも才能あるね。彼は運動能力があるよ。もっと体に筋肉を付けて当たり負けしない体になれば、プレイの幅も拡がるんじゃないかな。」
 
シンキ「次のゲームはあさってのキングス戦ですね。」
 
キャット「トーナメント戦までの2ゲームをしっかり勝って行きたいもんだね。今度はビーズリーが決めるでしょ。大丈夫だ!」
 
シンキ「それでは最後に、今日決定したFA選手契約の詳細をお願いします。」
 
ウォリアーズ:ジェームス・マイケル・マカドゥと1年ミニマムで再契約
 
クリッパーズ:マリース・スペイツと2年ミニマムで契約
 
ヒート:デリック・ウィリアムスと1年500万ドルで契約
 
シンキ「今日はお疲れ様でした。次のゲームも宜しくお願いします。」