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'16~'17 シーズン

レギュラーシーズン終了、プレイオフ開幕へ

シンキ「こんにちは。またご無沙汰してますね。レギュラーシーズンは終了し、今日からプレイオフが開幕。明日はロケッツが登場します。」
 
キャット「ウォリアーズ戦2敗を含む3連敗も、ナゲッツ戦勝利で西地区3位を確定したな。レギュラーシーズンは55勝27敗で終えて、プレイオフの対戦相手はサンダーとなったね。」
 
シンキ「昨季と違って今季のゲーム報告の更新は滞りを見せてますが、また風邪を引かれたそうで。ホント大丈夫ですか?」
 
キャット「そうなんだよ。もう虚弱体質確定だよね(苦笑) GACKTみたいに体鍛えてやろうかと思ったくらい。だからピストンズ戦から3ゲームは観戦してないんだ。プレイオフの順位も決定していたし、こちらも体を休めることに集中したよ(笑)」
 
シンキ「今季は55勝達成と、予想外に好調なシーズンでしたが、その理由とは何でしょうか?」
 
キャット「やっぱりハーデンを中心にチームがまとまったことに尽きるよね。お世辞にもディフェンスはいいとは言えないが、オフェンスはNBAでもトップクラスの破壊力を持って、ダントーニ期待通りのリズムで勝利を積み重ねられたな。」
 
シンキ「しかしスパーズに1勝3敗、ウォリアーズにも1勝3敗と、分が悪いのが気になりますが、これについては?」
 
キャット「スパーズとは昨季も分が悪かったが、今季は希望の持てる試合をしているからね。次のシリーズで対戦したら面白くなるよ。ウォリアーズに関しても、昨季の全く歯が立たない状態よりは良くなってる。ただ終盤の2ゲームはウォリアーズディフェンスを崩せず、タフショットを打たされ続けていたからね。チームとしてもうワンランクアップしないと厳しいシリーズが予想されるだろう。」
 
シンキ「ところで明日対戦するサンダーについてはいかがですか?」
 
キャット「彼らとは今季3勝1敗と勝ち越しているだけでなく、約3週前のゲームを観ても分かる通り、明らかにロケッツの方がチーム力が上だから、いつも通りプレイすれば大丈夫だと思ってる。4勝1敗で勝ち抜けると予想しているよ。まずはホーム2戦を確実に勝利してもらいたいね。」
 
シンキ「専門家の予想はどんな感じですかね?」
 
キャット「ESPNアナリストのぺルトン氏はロケッツ勝ち抜けの確率を89%と予想している。今季のロケッツは得失点差が+5.8と、2000年以降でこのような数字を残しているチームの勝率は45勝4敗というのがその理由だそうだ。ちなみにESPNのBasketball Power Indexの出した数値はロケッツ勝ち抜けを80%としているよ。まあこれはサンダーの実力を考えると高すぎると見ている専門家もいるけどね。」
 
シンキ「頼もしい数字ですね。まあ勝敗だけでなく、ハーデン対ウエストブルックのMVP争い対決も気になりますよ。」
 
キャット「そうだね。まあロケッツとしてはウエストブルックにやられても、勝利すればいい訳だから、ハーデンも数字面でウエストブルックを上回ろうとかは考えてないと思う。彼自身もそんな発言をしているしね。」
 
シンキ「ちなみにMVP争いはこの2人と見てるファンも多いでしょうが、キャットさん予想はどちらが受賞されますかね?」
 
キャット「ウエストブルックだと思ってる。もちろん個人的にはハーデンに受賞してもらいたいんだけど、やはりウエストブルックのシーズン平均トリプルダブルの偉業はインパクト大だからね。ロケッツが60勝以上して西地区トップで終了したならいざ知らず、55勝の西地区3位だし、サンダーも47勝とそれほど悪くない。なのでMVP受賞はウエストブルックになるんじゃないかな。まあそれでも僅差になるとは思うよ。それくらいハーデンも素晴らしかったからね。まあ今季はコーチ賞に、シックスマン賞もロケッツから選ばれる可能性があるし、ホント今季は頑張ってくれたよ。ロケッツファンとして楽しめたし、感謝したいね。」
 
シンキ「ですね。今季のプレイオフは期待が持てそうですし、明日のゲームが楽しみですよ。プレイオフ自体は今日から開幕してまして、昨季チャンプのキャブスが際どく勝利してます。」
 
キャット「東は53勝が1位通過で、ロケッツよりも下だもんね。相変わらず西地区は激戦で、ファイナルへ出るだけでも大変だ。レブロンはここまで6季連続ファイナルに進出しているが、西にいればそう簡単ではなかったと思う。そんな激戦の西をロケッツが突破出来るのか、改めて注目したいよ。」
 
シンキ「分かりました。まだまだ聞きたいことがありますが、時間のようです。それでは明日のプレイオフ初戦も宜しくお願いします。今日はどうもありがとうございました。」

レギュラーシーズン第73戦 対サンダー(ホーム)

シンキ「こんにちは。連日の更新をありがとうございます。今日はプレイオフでの対戦もあり得るサンダーとの対戦になりますね。今季はここまで2勝1敗とロケッツがリードしておりますが、いずれも3点差以内の接戦ですから、今日もきわどいゲームが予想されます。ハーデン対ウエストブルックも楽しみですよ。」
 
キャット「サンダーとは常に接戦になってるが、ゲームを観た限りでは、ロケッツの方がチーム力があると思ってる。今日のゲームはプレイオフへ向けて、その差を見せつけて欲しいと思っているんだよ。」
 
シンキ「ですね。それでは早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、ゴードン、アリーザ、カペラ。アンダーソンは先日のペリカンズ戦でカズンズと接触して故障。2週間の欠場を余儀なくされたよ。まあプレイオフ前には戻ってこれるのが幸いと言ったところだね。サンダーはウエストブルック、オラディポ、ロバーソン、アダムスに、ブルズからトレードでやってきたギブソン。」
 
キャット「序盤はまずロケッツがペイント内から効率よく得点して一気に9点のリードを奪う(9-0) サンダーはタイムアウト後にギブソンの加点などで盛り返すが、ロケッツはアリーザが連続スリーを決めて、リズムよくプレイしていたよ(15-5) その後もハーデンからカペラへのホットラインが決まったが、サンダーもウエストブルックが本領を発揮してきてゲームは中盤過ぎに(17-13) ビバリーと交代したルーがドライブから加点すると、負けじとハーデンもドライブから豪快なダンク! その後もハーデンは得意のスリーポイントのファールをもらって3本ともフリースローを決めていたね(25-20) ゲームは終盤に入り、両チームとも加点を繰り返す展開が続いたが、ルーのスリーが決まったロケッツが6点のリードで第1Qを終えたよ(37-31)」
 
シンキ「いい感じのスタートが切れた感じですかね。このペースで行きましょう。では続きもお願いします。」
 
キャット「第2Qはビバリー、ルー、ゴードン、デッカー、ネネでスタートしたロケッツ。ルーとゴードンがペイント内から加点して、リードを再び二桁に乗せると、今日好調のルーがコーナーからスリーを決め、さらにネネがスチールから自ら速攻でハーデン張りのユーロステップを見せてスコアー! サンダーは溜らずタイムアウトを要求する(46-37) タイムアウト後、オラディポの踏ん張りで何とかこらえていたサンダーだったが、デッカーが仲のいいアンダーソンの分までやってやろうとばかりに、アグレッシブにゴール下へドライブして加点するカウントプレイを連発! 中盤に入ってハーデンがコートに戻ると、さっそくスリーを決めてロケッツのリードは16点に(60-44) さらにデッカーもスリーを決めるなど、ロケッツがやりたい放題の時間帯が続いたんだよ(65-46) 結局終盤に入ってもその勢いは衰えることはなく、前半はロケッツが20点のリードで終了したんだ(79-59)」
 
シンキ「おお。接戦が予想されましたが、今日はだいぶ点差が付きましたね。その理由とは何ですか?」
 
キャット「オフェンスが絶好調だよ。アンダーソン不在を全く感じさせないシュート力を見せつけている感じだね。ここまでアリーザが4本、ルーが4本のスリーを決めている。ボール回りも良くて、ハーデン以外からのパスも冴えている印象あるよ。」
 
シンキ「引き続き同様に行きたいですね。それでは後半戦もお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤はハーデンのドライブが決まって20点のリードをキープも、アダムスのカウントプレイや、オフェンシブリバウンドから加点されるなど、ロケッツは8-0のランを食らってしまい、ダントーニはタイムアウトを要求したよ(82-70) ここでしっかり修正するのが今季のロケッツの強さなのか、ゴードンがスリーを決めてリズムを作ると、今度は第3Q始めから出場していたネネがペイント内から加点(87-72) 続いてゴードンが再びスリーを決めて溜らずサンダーはタイムアウトを取るが、そのゴードンはゾーンに入ったかのように、またまたスリーを決めたんだ(93-75) 中盤以降もロケッツの勢いは全く衰えず、結局リードを25点まで拡げて第3Qは終了したね(113-88)」
 
シンキ「今日は大丈夫ですね。では残りはサクッとお願いしますよ。」
 
キャット「第4Qはサンダーも踏ん張って、一時8点差まで追い上げられたが、危なっかしい場面はなくて、結局12点差でロケッツの勝利。最終スコアーは137-125。チーム力を考えると順当勝ちだと思うよ。個人成績は以下の通りに。」
 
ロケッツ(51-22) FG50/79(63.3%) 3pFG20/39(51.3%) FT17/21 36R 32A
ハーデン 36分 22点、5R、12A、5TO FG8/15 3pFG2/8 FT4/5
ビバリー 28分 0点、2R、5A、1S、5TO FG0/6 3pFG0/4
ゴードン 36分 24点、2R、1A FG7/13 3pFG4/9 FT6/6
アリーザ 37分 24点、6R、6A、3S、1B FG9/11 3pFG6/8
カペラ 22分 11点、9R、1S、2B FG5/6 FT1/2
ルー 31分 31点、3R、4A FG11/15 3pFG7/8 FT2/2
ネネ 26分 17点、4R、3A、2S、1B FG7/9 FT3/4
デッカー 24分 8点、5R、1A FG3/4 3pFG1/1
ハレル、ブラウン、ウィルチェー、トロイ・ウィリアムスは出番なし
 
サンダー(41-31) FG47/94(50.0%) 3pFG11/30(36.7%) FT20/28 42R(16OR) 27A
ウエストブルック 39分 39点、11R、13A、5TO FG13/24 3pFG3/9 FT10/16
 
シンキ「やりました。プレイオフで対戦も考えられるチームだけに、ここは気持ちいい勝利を期待しましたが、その通りになりましたね。」
 
キャット「ちょっとオフェンシブリバウンドを取られていたが、それでもロケッツのシュート成功率が6割を超えていて、内容的には完勝だったように感じるよ。今日のハーデンはいつもより黒子に徹していたように見えたんだが、ゲーム展開に余裕を感じられたので、無理をする必要もなかったんだろう。味方のシュートが好調だったこともあるけどね。」
 
シンキ「アンダーソン不在の影響はありましたか? 稀勢の里みたいに出てこれなかったんですかね。」
 
キャット「笑 今無理しても仕方ないよ。今日はルー、ゴードン、アリーザのシュートが好調だったし、デッカーも良かったからね。不在の影響は見受けられなかったな。」
 
シンキ「分かりました。さて次もホームで、今季3度目になるウォリアーズとの対戦になりますね。大一番です。」
 
キャット「ウォリアーズはデュラント離脱後に一時負けが増えていたんだが、また盛り返してきたからね。面白いゲームになりそうだよ。楽しみだ!」
 
シンキ「それでは最後に何かありますか?」
 
キャット「今日は高校野球を録画して観たんだが、実況がNHKらしくなかったんで、副音声でもあるのかなーって確認しちゃったよ(笑) ちなみに今日のロケッツ戦は全国放送だった関係なのか、ロケッツ専属解説者のグライドは会場から観戦。50年史を飾る代表選手としてセレモニーを受けていたね。」
 
シンキ「ドレクスラーさんも今季のロケッツには期待しているんじゃないですかー。残り9ゲームをしっかり締めて、プレイオフへ向かいたいですね。それではあさってのウォリアーズ戦も宜しくお願いします。今日はどうもお疲れ様でした。」

レギュラーシーズン第60戦~第72戦の結果

シンキ「こんにちは。ご無沙汰しております。オールスター明けのペリカンズ戦に快勝後に更新が滞っていて、出家しちゃったんじゃないかと心配しました。」
 
キャット「笑 どうも虚弱体質なのか、また風邪を引くなど、どうも体調が戻りきらなくてねー。まあ今季もあと残り10ゲームになったから、そろそろ頑張らないといけないな。」
 
シンキ「それでは早速お休みしていた13ゲームの詳細をお願いします。」
 
キャット「詳細はちょっと厳しいけど、結果を確認してみようか。」
 
今季第60戦 ウルブズ戦(ホーム) 142-130で勝利
今季第61戦 ペイサーズ戦(ホーム) 108-117で敗戦
今季第62戦 クリッパーズ戦(アウェイ) 122-103で勝利
今季第63戦 グリズリーズ戦(ホーム) 123-108で勝利
今季第64戦 スパーズ戦(アウェイ) 110-112で敗戦
今季第65戦 ジャズ戦(ホーム) 108-115で敗戦
今季第66戦 ブルズ戦(アウェイ) 115-94で勝利
今季第67戦 キャブス戦(ホーム) 117-112で勝利
今季第68戦 レイカーズ戦(ホーム) 139-100で勝利
今季第69戦 ペリカンズ戦(アウェイ) 112-128で敗戦
今季第70戦 ナゲッツ戦(アウェイ) 109-105で勝利
今季第71戦 ナゲッツ戦(ホーム) 125-124で勝利
今季第72戦 ペリカンズ戦(ホーム) 117-107で勝利
オールスター明け 10勝4敗 通算成績50勝22敗
 
キャット「まず圧勝だったのはクリッパーズ戦、ブルズ戦、レイカーズ戦の3ゲーム。特にブルズ戦はやりたい放題だったよ。接戦を制したゲームはナゲッツ戦(ホーム)。ハーデンが残り数秒で速攻から逆転のレイアップを決めたんだ。これはしびれたねー。負けた4ゲームはスパーズ戦が悔しい負け方だった。ずっとリードしていたんだけど、最後に逆転を食らってしまったよ。総括してオールスター明けの14戦を10勝は評価していいと思う。もうすでにプレイオフ進出も決定したし、西3位のポジションをキープできるのは間違いないね。」
 
シンキ「2位には上がれませんかねー」
 
キャット「スパーズに6ゲーム差付けられてるから、まず無理だと思う。でも4位のジャズとは6ゲーム差あるから、下に落ちることもないと思う。3位キープでプレイオフを迎えることが濃厚だ。」
 
シンキ「オールスター後にルーが加わり、ロケッツのロスターや、ローテ等の変更はありましたか?」
 
キャット「ブリューワー、エニス、KJを放出し、ルーが加入したから、2つのロスター枠が生まれたんだが、プレイオフで戦力になりそうなフリーエージェントとは今のところ契約せずに、1月にグリズリーズを解雇されていた若手トロイ・ウィリアムスと契約。またDリーグのヴァイパーズでプレイしていた若手アイザイア・テイラーとも契約したよ。2人とも鍛えればモノになりそうな予感もするので、この経験を活かしてもらいたいと思っている。」
 
キャット「それからルー加入でローテが代わり、そのあおりを受けているのがデッカー。若干だがアンダーソンも受けているように見えるね。またプレイオフを見据えているのか、ハレルがベンチを温めるケースが目立っているよ。カペラの調子が良く、ネネも好調をキープしていることも関係していると思う。とりあえず3月での個人成績を載せておくか。」
 
ハーデン 平均36.6分出場 33.3得点 7.6R 11.3A 1.9S FG49.8%
ビバリー 同31.5分 9.6得点 6.0R 3.1A 1.4S FG36.5%
アリーザ 同33.6分 10.5得点 7.3R 1.4A 1.0S FG41.8%
アンダーソン 同26.2分 11.1得点、3.6R 0.6A 0.0B FG37.0%
カペラ 同25.6分 13.9得点 9.5R 1.3A 0.6B FG59.3%
ゴードン 同31.8分 13.0得点、2.6R 2.5A 0.9S FG40.5%
ネネ 同19.4分 10.9得点 5.4R 0.8A 0.4B FG62.0%
ルー・W 同22.5分 11.1得点 2.5R 2.5A 0.5S FG33.9%
デッカー 同11.9分 2.9得点 3.0R 0.8A 0.4S FG42.4%
ハレル 11ゲーム中7ゲーム出番なし
 
シンキ「基本的に9人ローテですかね?」
 
キャット「そうだね。最近はデッカーの出番も少なくなってきて、8人ローテになりつつあるようにも見える。いよいよプレイオフを見据えてダントーニも絞り込みを始めてきた感じあるよ。」
 
シンキ「こうしてみるとハーデンがずば抜けてますが、平均10点取れる選手が多く、相手も的を絞りにくい部分あるかもしれません。これについてはどうですかね?」
 
キャット「パスセンスもあるハーデンの恩恵を受けて、得点を重ねるカペラやネネはもちろん、ゴードンやルーのように、自ら得点を演出できる選手もいるから、確かに相手もやりにくいだろう。それでもやはりロケッツはハーデン次第だろうけどね。」
 
シンキ「ディフェンスはどうなんですかね? サイズのあるブリューワーを放出したことにより、相手の得点も増えているように思えますが。」
 
キャット「アリーザが頑張ってるし、見た感じはブリューワーの穴はほとんど感じないよ。ディフェンシブ効率もオールスター前と変わらない。ルー加入による、オフェンス面の恩恵の方がより感じるね。」
 
シンキ「そのルーですが、シュート成功率が低すぎるように感じますが、これについては?」
 
キャット「現状ではちょっと波を感じるね。まあロケッツにはゴードンやビバリーなど、それぞれ状況に応じたプレイが出来るし、数字ほど外している感じには見えないんだよ。そこらへんはダントーニのうまさなんじゃないかな。」
 
シンキ「分かりました。ところで残り10ゲームの見通しについてはいかがですか。ウォリアーズ戦が2ゲーム残っているので、出来ればプレイオフ前に勝ちたいところですよ。」
 
キャット「悪くても5割で行けると思うから、55勝は出来ると思ってる。出来れば8勝をしてもらい、フランチャイズタイ記録となる58勝を記録して欲しいね。60勝越えは来季以降のお預けかな。」
 
シンキ「ありがとうございます。次戦はホームでのサンダー戦になりますね。今日はお忙しいところお疲れ様でした。」

レギュラーシーズン第59戦 対ペリカンズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。今日から後半戦が始まりますが、その前にトレード期限が終了しました。先日ルー・ウィリアムスを獲得したロケッツは、その後に動きを見せましたかね?」
 
キャット「2つのマイナートレードを見せたよ。まず一つ目はPGのエニスをレイカーズのウェルタスと交換したね。ロケッツはエニスの他に、10年前に2巡目で指名したオールトラリア出身のGニューリーの交渉権も放出してる。2つ目はSGのKJマクダニエルをネッツに放出した。見返りは金銭とのことだ。」
 
シンキ「エニス、KJともロケッツのローテから外れていた選手達ですから、プレイオフに向けた補強というより、将来へ向けた取引をした感じですかね?」
 
キャット「まずエニスの取引だけど、これは来季へ向けた取引と考えていいと思う。ウェルタスの契約は来季まであるとはいえ保証なしの契約。対するエニスの来季は完全保証契約だ。ちなみにウェルタスはリリースする形を取るようで、戦力としては見ていないと言うことだ。NBAは厳しいよね。2つ目のKJの取引については、プレイオフへ向けた動きと捉えていいと思う。彼に払うサラリー分を、別の選手のために使えるからね。シーズン終盤を迎えつつある現在、プレイオフ進出が厳しくなり、来季へ向けていち早くスタートさせたいチームは、峠を越えたベテランを解雇して若手を使うケースが出てくるから、その解雇されたベテランを雇うだけに見合うサラリーをロケッツは提示することが出来る。そのためにKJは見返りなしでトレードされたと思うよ。ロスター枠も空くしね。」
 
シンキ「具体的な選手っているんですかね?」
 
キャット「マブスからシクサーズへトレードされたボガットが最有力だろうな。短い時間にリムプロテクターとして働ける彼は、今のロケッツにうってつけだと思う。」
 
シンキ「KJはロケッツで干されていましたし、ネッツみたいな最弱チームから出直すには打ってつけじゃないですかね?」
 
キャット「そうだな。エニスもそうだけど、弱いチームで出番をもらってアピール出来なきゃ、もうNBAに自分の居場所はないと思ってるだろうから、瀬戸際に立たされている彼らを、ロケッツファンとしては応援してあげたいよね。」
 
シンキ「全くですよ。2人の健闘を祈りたいです。さて今日のペリカンズ戦についてですが、カズンズが加わり、手ごわくなりそうな雰囲気を感じますが、ロケッツもプレイオフへ向けて負けられませんよね。それではゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、ネネ。今日は相手のメンツを考えてネネをスタートで起用となり、トレードで加わったルーもプレイするそうだ。対するペリカンズはホリデー、ムーア、ヒル、デービス、カズンズ。さっそくツインタワーのお出ましって感じだね。」
 
キャット「第1Q序盤はペリカンズがペースを握ってリードを取る(8-12) しかしロケッツは中盤過ぎにハーデンのスチールから速攻が決まると、トレードでやってきたルーがロケッツファンの期待通りにコーナーからスリーを連発で決める! 昨季まで所属したペリカンズのファンからボールを所持するたびにブーイングを浴びていたゴードンも、ルーに負けじとスリーを決めるなど、第1Qはロケッツが2点のリードで終了(30-28) 第2Qは序盤両チームともターンオーバーなどで膠着したが、ネネがジャンパーを決めると、今度はデッカーがスリーを決めた後、速攻でハーデン張りのユーロステップからレイアップを決めて溜らずペリカンズはタイムアウトを要求(37-30) 中盤前にもゴードンが2本、ルーが1本のスリーを決めてロケッツはジワジワ点差を拡げてきたね(46-35) ペリカンズも満員になったファンのために応戦し、デービスのフックにホリデーのジャンパーで2点差にするが(46-44)、ロケッツは3ファールでベンチへ下がったカペラの替わりに入ったハレルがフィニッシュを連発し、アンダーソンもスリーを決める効率的なオフェンスで一気に11-1のランを決め、リードを再び2桁にすると(57-45)、終盤にも9-2のランを決めて、ロケッツのリードは最大17点に拡がったんだ。結局前半は予想外の点差で終了したよ(66-50)」
 
シンキ「いやー。いきなりルーが見せ場タップリですか! ブリューワーだったらこんな点差で終われなかったですかね?」
 
キャット「そう思う。コーナーからスリーをビシバシ決めていたからね。ルー加入でハーデンを長く休ませられるし、これは素晴らしい補強になったんじゃないかな。」
 
シンキ「ディフェンス面ではどんな感じですか?」
 
キャット「第2Qはビバリー、ルー、ゴードンがコートにいる時間帯が長く、注目してみていたんだけど、ディフェンスのローテがうまくいってたから、特別気にならなかったね。ビバリーがタフにディフェンス出来るし、アリーザもディフェンスに専念できる時間帯が多くなったように感じるよ。これはやはりルー効果だろうね。」
 
シンキ「頼もしいですね。では後半戦もお願いします。」
 
キャット「第3Qの立ち上がりも第2Q同様に両チームとも膠着したんだが、ロケッツはアリーザがスリーを決めると、ネネもカウントプレイで加点し、ロケッツのリードは22点に拡がった(72-50) こういう展開になると癇癪もちのカズンズが荒れるんじゃないかと思って観ていたが、リバウンド争いでネネともつれるシーンがあっても、テクニカルファールを取られる失態はさすがにしなかった(笑) 中盤前に10-2のランを決めたロケッツのリードは26点に拡がるが、攻撃の手を緩めないロケッツはさらに3連続加点に成功させて、リードは30点を超えたよ(90-58) その後ペリカンズはデービスとカズンズが奮闘するも、ロケッツの多彩なオフェンスの前になすすべなく、結局129-99でロケッツの完勝に終わったね。後半早々幸先のいいスタートを切れたよ。個人成績は以下の通りとなった。」
 
ロケッツ(41-18) FG49.5% 3pFG39.2%
ハーデン 30分 13点、4R、14A、3S、4TO FG3/9 3pFG1/6 FT6/6
ビバリー 30分 2点、12R、5A、4S、5TO FG1/3 3pFG0/2
アンダーソン 24分 17点、4R FG5/9 3pFG3/6 FT4/4
アリーザ 27分 9点、7R、2A、1S、1B FG3/10 3pFG3/8
ネネ 19分 9点、3R、2S FG4/8 FT1/3
ルー 25分 27点、2R、2A FG9/16 3pFG7/11 FT2/2
ゴードン 30分 19点、2S FG5/16 3pFG4/14 FT5/5
カペラ 19分 15点、8R、3B FG7/8 FT1/2
ハレル 14分 10点、3R、2A FG5/6 FT0/2
デッカー 20分 8点、4R FG3/5 3pFG2/3
ブラウン 3分 0点 FG0/1
オヌアク、ウィルチェーは出番なし
 
ペリカンズ(23-35) FG41.9% 3pFG19.4%
デービス 33分 29点、9R、2S、2B、3TO FG8/21 FT13/16
カズンズ 35分 27点、14R、5A、5S、4B FG11/19 3pFG1/5 FT4/5
ホリデー 35分 6点、4R、4A、2B、7TO FG3/12 3pFG0/6
ムーア 23分 6点、3R、3A FG2/6
ヒル 27分 3点、3R、5A、3TO FG1/4 3pFG1/4
カニングハム 25分 5点、4R FG2/3
カシピ(元ロケッツ) 24分 12点、2R FG5/9 3pFG2/4
フレイザー 23分 2点、4R、5A FG1/6 3pFG0/4
モティユナス(ディーモー) 10分 6点、2R FG2/3 3pFG1/2
トンプソン 5分 3点 FG1/3
ディアロ、アジャンサ、アシック(元ロケッツ)は出場なし
 
シンキ「カズンズの加わったペリカンズでしたから、もっと苦戦するのかと思いましたが、予想を反してロケッツの完勝に終わりましたか。内容的にも完勝でしたかね?」
 
キャット「ペリカンズはまだチームとして機能してないよ。デービスとカズンズの個人技頼みになってる感じで、現状で怖さはあまりないな。ロケッツはルーがベンチから見事な活躍をしてロケッツのリーディングスコアラーだったし、ゴードンも負けられるかとばかりに頑張っていたからね。ハーデンはアシストに専念していた感じで、余裕の試合運びだったと思う。内容的にも完勝だったよ。」
 
シンキ「ルーの加入はロケッツに何をもたらしますかね?」
 
キャット「ベンチ陣がより一層厚みを増したのは間違いないが、それ以上に大きいのはハーデン頼みからの脱却が可能になったことだろう。ビバリー、ゴードン、ルーのトリオがコートに入れば、ハーデンを長く休ませられるよ。それにしてもルーのシュート力は素晴らしいね。ドライブからパスもさばけるし、かつてない補強に成功したと思う。これなら何とかウォリアーズに対抗出来る可能性を感じるぞ。」
 
シンキ「最近ペースが落ちて「あたらしくいこう」とか言ってましたが(笑)、この補強で希望が見えてきましたかね!」
 
キャット「見えてきたね。残り23ゲームを18勝くらいして欲しいものだよ。期待したい。」
 
シンキ「分かりました。次のゲームはホームに戻ってのウルブズ戦になりますね。前回の対戦では負けているので、ここはリベンジしないといけませんね。」
 
キャット「ウルブズは成績の割に侮れないチームだが、ホームのファンの前で、再びルーが魅せてくれると思う。大丈夫だ。」
 
シンキ「ありがとうございます。今日からシーズン後半戦を迎えましたが、引き続き宜しくお願いします。今日はどうもお疲れ様でした。」

明日から後半戦へ

シンキ「こんにちは。ご無沙汰になりましたね。早いもので明日から後半戦が始まりますよ。」
 
キャット「恐縮だったね。とりあえず前回のホークス戦以降から振り返ってみようか。」
 
シンキ「お願いします。」
 
今季第54戦 対ブルズ(ホーム) 延長の末、121-117で勝利(37-17)
今季第55戦 対マジック(ホーム) 128-104で楽勝(38-17)
今季第56戦 対ホーネッツ(アウェイ) 107-95で勝利(39-17)
今季第57戦 対サンズ(ホーム) 133-102で大楽勝(40-17)
今季第58戦 対ヒート(ホーム) 109-117で敗戦(40-18)
 
シンキ「結果だけじゃ何ですので、簡単な詳細もお願いします。」
 
キャット「まずブルズ戦だけど、第2Qに15-0のランを出したロケッツが、前半最大17点のリードを奪ったものの、第3Q中盤には追いつかれ、第4Q残り3分切って8点リードされる苦しい展開になったんだが、ここから連続得点を披露して延長戦に突入したんだ。延長戦は序盤こそロケッツがペースを握るも、ブルズはカーターウィリアムスが勝負強さを見せてゲームは接戦になった。手に汗握る好ゲームに終止符を打ったのは、やはりこの男ハーデン。カーターウィリアムスから技ありのファールをもらって、彼を6ファールでベンチへ追いやると、残り1分切ってから逆転のジャンパーに続き、フリースローもしっかり決めてロケッツを勝利へ導いたよ。ちなみにこの日はヤオの永久欠番セレモニーが行われた。」
 
キャット「続く中3日空いたマジック戦は、休養十分で体調が良かったのか、前半から切れのいいプレイが続いて、一時20点を超えるリードを奪う。後半に入ってマジックはイバカのジャンパーが冴えるなど、点差を一桁へ詰めてきたが、第4Q中盤からロケッツはスリー連発で突き放しに成功し、KJを出す余裕も見せ、結局24点差でフィニッシュしたよ。ちなみにこの日ロケッツ50年史を飾る選手として表彰されたのはドリームだったね。」
 
キャット「アウェイ戦となったホーネッツ戦は、前半4点のビハインドで折り返したロケッツだったが、後半に入ってディフェンスが機能し始め8-0のランを決めて逆転に成功すると、今度は7-0のランにも成功して一気に8点のリードを奪う。その後も10点前後のリードをキープしたロケッツが3連勝を達成したね。」
 
キャット「ホームに戻っての西地区最弱サンズとの対戦は、序盤から力の違いを見せる付ける点差となり(20-3)、楽勝ムードが漂い始め、後半に入ってもやりたい放題だったロケッツが、一時40点近いリードを奪うなどして勝利を飾った。この日の50年史を飾る選手はマリオ・エリーだったね。」
 
キャット「オールスター前の最終ゲームとなったヒート戦は、中3日とはいえ、前半から調子が出ない展開になったんだ(45-58) 後半に入っても一向にチャージしないロケッツは、一時20点近いリードを奪われるまずい展開に。第4Qそれなりに点差は詰めたが勝利には至らず。ロケッツの連勝は4で止まったよ。この日の50年史を飾る選手はオーティス・ソープだったね。」
 
シンキ「ありがとうございます。ヒート戦は残念でしたが、オールスター前に40勝達成は上出来なんじゃないですかね。」
 
キャット「だよね。昨季は27勝28敗でオールスター休みに入ったことを思うと、上出来なんてレベルじゃないかもね(笑) ただ31勝9敗で最初の40ゲームを終えたことを考えると、その後9勝9敗とペースは落ちてるからね。残り24ゲームになるが、16勝8敗くらいでフィニッシュして欲しいところだよ。ウォリアーズ戦が2ゲームに、スパーズ戦、キャブス戦もあるから気を抜けないが、ハーデンを中心にもう一度連勝街道に入って欲しいと思ってる。期待大だよ。」
 
シンキ「ちなみに50年史を飾る選手は、ヤオ、オラジュワンさん、エリー、ソープと、ヤオ以外は優勝経験のある選手達が揃いました。キャットさんの感想をお願いします。」
 
キャット「ヤオの一番の印象は、やっぱり最初のシャック戦でしょ。いきなりブロック2発でボクは吠えたのを覚えている(笑) ケガで短いキャリアになったが、ロケッツファンにとってのヤオ時代は希望だったし、ドラフトでヤオを獲れたことは本当に良かったよね。ドリームはもうレジェンドだから、すべてに感謝している次第だよ。ボクは彼のプレイをまねてたら自然とロケッツファンになっちゃったんだからね(笑) エリー、ソープも優勝へ欠かせない選手だった。ソープがロケッツへやってきたとき、ボクはガッツポーズしたのを覚えてる(笑) エリーは苦労人だったけど、ロケッツで才能が開花したよね。サンズとの死闘を制したスリーは、今でも脳裏に焼き付いてるよ。」
 
シンキ「ありがとうございます。後半戦の前に、オールスターゲームが開催されましたが、スリーポイントコンテストに我らがゴードンが選出され、本戦にはハーデンが常連のごとく選ばれましたね。」
 
キャット「そのゴードンは見事スリーコンテストに優勝したよね! ロケッツファンも同じだろうが、ボクも興奮したよ。連覇を狙ったトンプソンがまさかの予選落ちで波乱の展開になったが、そんなことは関係なく、ゴードンは冷静に決めまくっていたね。後半戦に弾みが付くといいな。ちなみにスラムダンクコンテストは、昨年見せ場タップリで優勝候補だったマジックのゴードンがさっぱりだったな(苦笑) いきなりドローンを使ったダンクが失敗続きで、これでリズムが乱れたかもしれない。後半戦に影響する可能性あるぞって思ったよ(笑)」
 
シンキ「オールスターゲームはどうでしたか?」
 
キャット「もうねぇー。最近のオールスターは勝負って感じじゃなくなってるから、あまり面白味がなくなってきてるよ。まあ派手なダンクをみたいファンは興奮しただろうけど、以前のオールスターを知っているボクとしては不満の方が大きいよね。」
 
シンキ「以前のオールスターはどんな感じでしたかね?」
 
キャット「マジック、バードの時代や、ジョーダン全盛時代は、もう真剣そのものだよ。相手を叩きのめすことしか考えてなかったと思う。バードなんかマジックをどうさらし者にするかを考えていたんじゃないかな(笑) 今はSNS時代で、親交がありすぎちゃってるから、どうしても真剣勝負より、お友達との交流が優先みたいな雰囲気になっちゃってる。時代の流れと言えば流れなんだろう。」
 
シンキ「オールスターも変わらなきゃって感じですかね?」
 
キャット「だと思うんだけどな。真剣にやってるとレブロンあたりが文句言いそうだけどね(笑)」
 
シンキ「ちなみにハーデンはどうでしたか?」
 
キャット「ターンオーバーを連発していたよ(笑) 本人はMVPを取りたかったと思うんだけど、彼はどちらかと言うとオールスター向きの選手じゃないからなー。」
 
シンキ「分かりました。さて明日から後半戦に入りますが、同日になるトレード期限前にロケッツはアクションを起こしたようですね!」
 
キャット「レイカーズのルー・ウィリアムスを獲得したよ! その代償はブリューワーと今年の1巡目指名権(プロテクトなし)になった。」
 
シンキ「まずルー・ウィリアムスの簡単なプロフィールをお願いします。」
 
キャット「彼はアンダーサイズのシューティングガードだが、その才能は折り紙付きで、2年前にシックスマン賞を取ったこともある。今季の彼はその賞を取った時以上の活躍を見せていて、現在得点アベレージは平均出場時間24分で18.6も挙げているよ。RPMの数値もSG部門ではハーデンに次ぐ数値を記録し、今季のレイカーズは彼がベンチにいる時、対戦チームに100ポゼッションあたり12.3得点もリードを許しているが、彼がコートにいると、それが1.3得点で済んでる。彼の持ち味はプレイをクリエイトして得点を奪えることと、ファールをもらうプレイに長けていることだろう。ディフェンスは課題と言えるが、オフェンス能力は間違いなくスターター級の選手だと思う。楽しみだね。」
 
シンキ「交換要員のブリューワーと今年の1巡目指名権に関してはどうですか?」
 
キャット「ブリューワーのサイズとディフェンス力は、彼はロケッツ入りしてからここまで、いちどもローテを外したことがないことからも分かる通り、チームにとって有益だったのは間違いない。ただ今季はオフェンスでの体たらくが続いて、持ち味の速攻からのフィニッシュも決められないケースが目立っていたね。レイカーズでは若手が多く、チーム状況を考えると、ロケッツにいたときよりも出番は減ってしまうかもしれないが、献身的なディフェンスでチームを支えて欲しいと思っている。元ロケッツの心を忘れずにこれからも頑張って欲しいよ。1巡目指名権については、これくらいの代償がないと、ルーほどの選手は取れなかったよ。仕方ない。」
 
シンキ「まだトレード期限までに時間がありますが、まだGMモーレーは動きますかね?」
 
キャット「動くかどうか分からないが、動こうとはしていると思う。キャブスのシャンパートや、ナゲッツのチャンドラーの名前が出ているし、ルーを獲得したことから、ビバリーをトレードするのではないかとの憶測も出てる。個人的には短い時間でもいいから働けるリムプロテクターを獲得して欲しいんだけどね。」
 
シンキ「ありがとうございます。明日のゲームはアウェイでのペリカンズ戦になります。そのペリカンズはキングスからトレードでカズンズが加わりましたね。手強くなりそうですよ。」
 
キャット「確かにあのツインタワーは手ごわいだろうけど、デービス、カズンズともにフランチャイズ選手になりきれないでここまで来ちゃってるからね。まだ2人とも若いし脅威になるのは間違いないが、まだ時間が掛かるんじゃないかな。」
 
シンキ「それでは今日はお疲れ様でした。明日のゲームも出来ればお願いします。」
 
キャット「ルーは明日出場微妙みたいだが、幸先良い後半スタートを期待したいね。」

レギュラーシーズン第53戦 対ホークス(ホーム)

シンキ「こんにちは。アウェイ5連戦後、ホームに戻ってキングス戦に完勝したロケッツですが、今日もホームゲームで相手はホークスになります。3年間ロケッツに在籍してオフに移籍したハワードが帰ってきますね。」
 
キャット「ボクはここ3年間、ハワードのチームのリズムを乱すような振る舞いに文句を言ったりしてきたが、彼がFAになってロケッツと契約した時は嬉しかったし、在籍した3年間はそれなりに楽しめたから、ハワードには感謝しているよ。ホークスでも頑張って欲しいね。」
 
シンキ「ですね。では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、カペラ。ホークスはシュルーダー、ベイズモア、ハーダウェイJR、ミルサップ、ハワード。」
 
キャット「第1Q序盤はハワードがペイント内でダンクを繰り返すなど、ホークスが6点リードしたが(7-13)、ロケッツもカペラが負けじとハワードを交わすナイスダンクで応戦するなどして一気に逆転に成功する(17-15) ホークスはターンオーバーが多く中々リズムに乗れない隙に、ロケッツはハーデンからネネへパスが通ると、カペラの連続加点に続き、ハーデンがスリーを決めてリードを拡げてきた(29-23) 結局第1Qはロケッツが6点リードして終了したよ(32-26)」
 
シンキ「いいペースで進行しているみたいですね。続きをお願いします。」
 
キャット「第2Q序盤、ロケッツはスリーが決まらず、ハワードのフォローで2点差に迫られる(32-30) その後もことごとくスリーを落とす歯がゆい展開になり逆転を許すが、ホークスもターンオーバーが目立っていてリズムに乗れてなかった(34-35) 約5分経過すると得点が動き始める。ロケッツはハーデンからネネへパスを通すと、ビバリーのスリーが決まって再びロケッツがリードを取る(39-37) ホークスもハワードのダンクにミルサップのフリースローで応戦するが、ロケッツもオフェンスのリズムが良くなってきてゲームは終盤へ(44-44) 終盤に入ってホークスは再びターンオーバーを連発して流れはロケッツへ傾き、相変わらずゴードンのスリーは決まってなかったが、カペラやアンダーソンの加点もあって、前半はロケッツが3点リードして終了となった(50-47)」
 
シンキ「若干のリードで前半が終了したようですが、観た印象はどんな感じですかね?」
 
キャット「ホークスのターンオーバーを誘発している点は好感を持てるけど、シューティングが決まってないからね。ここまでロケッツのターンオーバーが4つと奇跡に近い数字を挙げている点から考えて、このまますんなり行くとは思えないよ。ホークスのシュート成功率は5割を超えているから、ロケッツのディフェンスが冴えているとはいいがたいしね。」
 
シンキ「分かりました。それでは後半戦も宜しくお願いします。」
 
キャット「第3Q序盤はハーデンの大車輪から始まった! 他の選手がシューティングに苦しむ中、彼は最初の2分で3本のスリーを含む12得点を挙げ、一気にロケッツが9点のリードを取ったよ。これでゲームの主導権はロケッツが握ったんだ(62-53)」
 
シンキ「よし。さすがリーダーですね。このペースでリードキープですよ。お願いします。」
 
キャット「タイムアウト後もロケッツはカペラのフリースロー、ビバリーのスリーなどでリードをキープしていた(67-58) ホークスもハワードがペイント内でさすがの存在感を見せて応戦していたが、ロケッツもカペラがオフェンシブリバウンドから加点に成功するなど、ロケッツがゲームの主導権をキープしたままゲームは中盤戦へ(72-64) 相変わらずスリーが決まらないゴードンだったが、ディフェンスでは頑張っていてスチールからフリースローをもらうプレイを見せていたね(76-64) 残り4分切ってアリーザがようやくスリーを決めてロケッツが16点までリードを拡げたんだが(80-64)、ここからターンオーバーを連発してリズムを崩し始める。そこをホークスは見逃さず速攻を連発して点差を10に戻したんだ(80-70) しかしハーデンからのバックドアカットプレイでゴードンがカウントをもらうと、ホークスはこのゲーム19個目となるターンオーバーからリズムを崩し始め、結局このQはロケッツが13点のリードを取って第4Qへ向かう形になった(86-73)」
 
シンキ「いい感じでリードをキープ出来てますし、今日はホームゲームなので、大丈夫かと思いますがどうですか?」
 
キャット「この感じなら大丈夫なんじゃないかな。ホークスのシュート成功率は落ちてきたし、相変わらずターンオーバーが目立つからね。だが16点リードした時に受け身になってしまったのか、リズムを崩しかけたから、気を付けるのはそこだけだろう。」
 
シンキ「では第4Qをお願いします。」
 
キャット「第4Qに入ってもホークスはオフェンシブファールを犯し、この日20個目のターンオーバーを記録する。ロケッツはアンダーソンのスリーが決まると、ゴードンがスリーがダメならとドライブで加点に成功(91-75) ホークスは再びターンオーバーをしてロケッツボールになると、今度はすっかり目立たなくなっているブリューワーがカウントプレイを決めて、溜らずホークスはタイムアウトを要求したよ(94-75)」
 
シンキ「ここで気を抜いちゃいきませんよね。では続きをお願いします。」
 
キャット「3分経過し、ようやくゴードンのスリーが決まってロケッツのリードは20点になった(97-77) しかしホークスも諦めず着実に挽回とばかりに、ペイント内から加点を続けリズムを取ってきた(97-83) この流れを嫌ってダントーニはタイムアウトを要求。タイムアウト後にコートに戻ったハーデンがジャンパーを決めて再びリードを16点にするが、ホークスは完全に立ち直ったかのようなオフェンスを連発し、ロケッツのリードは10点まで縮まったよ(99-89) 残り6分半。」
 
シンキ「12-2のランを食らいましたかー。痛いですが、まだリードは10点あるので、ここから再びリズムを取って行きましょう。ではお願いします。」
 
キャット「ハーデンのジャンパーでロケッツは盛り返すが、ホークスはターンオーバーをコントロールし着実に加点するロケッツにはまずい展開に。ハーダウェイのスリーも決まってロケッツのリードは7点になったよ(101-94)」
 
シンキ「どこかでホークスの流れを断ちたいですよね。ディフェンスを頑張りましょう。お願いします。」
 
キャット「ゲームは中盤を過ぎたが、ホークスの勢いは依然として止まらず、ハワードが再びフォローして加点する(101-96) ロケッツも何とかゴードンがスリーを決めて盛り返すが、またしてもハーダウェイにスリーを決められてしまう(104-99) その後ハーデンのフリースローでリードを7点に拡げたロケッツだったが、ハーダウェイがまるでゾーンに入ったかのように加点を繰り返し、ロケッツのリードは2点になってしまったよ。残り3分半近く残ってる(106-104)」
 
シンキ「逆転されそうですか?」
 
キャット「されそうだ(苦笑) ホークスのオフェンスを全く止められないよ。ハーダウェイが完全にゾーンに入っているから、まずここを防いで欲しい。オフェンスではやみくもにスリーを放つよりも、着実にペイント内から加点した方がいいと思う。」
 
シンキ「分かりました。先日の寝落ちしそうになったキングス戦よりはいいと思いますよ(笑) ここからですね、お願いします。」
 
キャット「ハーデンのジャンパーは外れるが、ようやくホークスの加点を止めたロケッツ。タイムアウト後にアリーザがジャンパーを放つが決まらず、ハワードのリバウンドから早いオフェンスでハーダウェイにドライブからカウントプレイを決められてしまう・・・(106-107) 逆転を許したロケッツはカペラがオフェンシブリバウンドを踏ん張って何とかビバリーのスリーに繋げるが、これも決まらずホークスはハーダウェイがアリーザからファールをもらってフリースローで加点すると(106-109)、ロケッツはビバリーがペイント内から加点するが、残り1分切ってまたしてもハーダウェイに、今度はカペラ越えの豪快なダンクを食らってしまったんだよ・・・(108-111) 結局その後も得点を取れなかったロケッツの逆転負けでゲームは終了。最終スコアーは108-113だった。」
 
今季第53戦 対ホークス(ホーム) 108-113で逆転負け 通算成績36勝17敗
ハーデン 41点、8R、8A、4S、4TO FG10/23 3pFG5/12 FT16/21
カペラ 22点、9R(5OR)、2S、1B FG9/11 FT4/5
アンダーソン 11点、2R、2A FG4/12 3pFG3/9
ビバリー 9点、6R FG3/8 3pFG2/6
アリーザ 3点、5R、3A、2S FG1/12 3pFG1/10
ゴードン 13点、3R、3A FG4/14 3pFG2/10
ネネ 4点、3R FG2/4
デッカー 2点 FG1/5
ブリューワー 3点 FG1/4
ハレルは出番なし
 
ホークス 通算成績29勝21敗
ハワード 24点、23R(5OR)、3A、2B、5TO FG11/13 FT2/3
ミルサップ 16点、4R、3A、2S FG4/8 FT7/8
ハーダウェイJR 33点、6R、3A FG12/18 3pFG4/9 FT5/7
ベイズモア 7点、3R、6A、2S FG3/7
シュルーダー 5点、3A FG2/12
ベンブリー 10点、4R FG4/6
マスカラ 9点、8R FG4/7
ダンリービ― 7点 FG2/4 3pFG2/4
ディレニー 2点、5R、4A、2S FG1/10
 
シンキ「まさかの逆転負けを食らってしまいましたかー。20点のリードは守って欲しかったですよ。」
 
キャット「まあそうだね(苦笑) でもホークスも弱いチームじゃないからな。冷静にスタッツを見ると、負けて当然に数字が並んでいるからね。ホークスは第4Qの残り約10分からターンオーバーがゼロで、オフェンスを完全にコントロールしていたよ。元々ディフェンス力のあるチームで、ロケッツは残り7分で9点しか取れなかった。本来の力を発揮したホークスの逆転勝利は必然だったのかもしれないよ。まあそれでも勝って欲しかったけどね。」
 
シンキ「どうも調子落ちしているようで、このペースだと56勝どころか、52勝くらいで終わってしまいそうですよ。」
 
キャット「立て直しが急務だな。それとオールスター後のトレード期限までに何か動きがあると思うよ。」
 
シンキ「ですね。連勝中の頃は、負けるイメージが全く湧かなかったんですが、最近13ゲームで8敗目ですからねー。負け癖が付いちゃいそうで怖いですよ。さてロケッツ戦は明日もありまして、今度も東地区のチームが相手です。ブルズ戦ですね。」
 
キャット「ホーム連戦って非常に珍しいんだけど、今季はこれで2度目だな。スーパーボールがヒューストンで行われる事と関係しているのかな? 今日はセレブも結構来ていたようだしね。」
 
シンキ「そうでしたか。もう相手はどこであろうと、プレイオフで勝ちたいなら負けられませんよ。オールスターブレイクまでの5ゲームはすべて勝って欲しいです。それでは明日も宜しくお願いしますね。負けたからといって、中居クンみたいにヤケ酒しちゃダメですよ(笑)」
 
キャット「あたらしくいこうって気分だけど、やめておくか(苦笑)」
 
シンキ「今日はありがとうございました。」

レギュラーシーズン第49戦~第52戦の結果

シンキ「こんにちは。ご無沙汰になりましたね。バックス戦敗退から4ゲーム経ちましたが、ここ3勝5敗と調子落ちしていて、果たして上向いたのか気になっているロケッツファンも多いと存じますよ。」
 
キャット「負けが混んで報告が嫌になった訳じゃないんだが(笑)、今季はシーズン前の予想をいい意味で大きく裏切る2回の連勝を経験したから、負けるとなぜか通年よりも落ち込み度がひどくなる。過度な期待はしない方がいいと思いつつも、やはり期待の方が先行してしまうな。」
 
シンキ「ですよね。今季は40ゲームを31勝9敗と、ほぼ60勝越えのペースで来てましたから当然だと思います。まだ後半戦が始まってまもないので、ここから再びロケット噴射と行きましょう。それではここ4試合の報告をお願いします。」
 
キャット「まずアウェイ5連戦の3戦目となる、今季第49戦のセルティックス戦は、第1Qから流れは悪くなく、ロケッツが終始リードを取って前半を折り返したんだ(58-52) しかし後半早々に11-0のランを食らって逆転されると(61-66)、ハーデンのターンオーバーから速攻を食らうなど、中々リズムに乗れないまずい展開になったんだ(66-73) それでもアリーザのスリーが効果的に決まって追いすがるロケッツは、第4Qにアンダーソンのスリーが決まって逆転に成功する(91-88) だが終盤に再び13-2のランを食らってロケッツは連敗となってしまったよ。最終スコアーは109-120。」
 
今季第49戦 対セルティックス(アウェイ) 109-120で敗戦 通算成績34勝15敗
ハーデン 30点、6R、12A、7TO FG6/18 3pFG2/11 FT16/19
アンダーソン 19点、5R FG5/8 3pFG3/4 FT6/7
アリーザ 12点 FG4/11 3pFG4/8
デッカー 15点、4R FG7/14
 
セルティックス 通算成績27勝18敗
トーマス 38点、5R、9A、3TO FG15/27 3pFG4/10 FT4/4
 
シンキ「アウェイ5連戦の3戦目となるセルティックス戦は終盤にランを食らってしまいましたか。これで今季2度目の連敗ですね。敗因は何でしょうか?」
 
キャット「ペイント内でやられすぎていたよ。オフェンシブリバウンドも取られていたしね。それでも勝ち切れるかなーと思ったんだけど、終盤にランを食らって万事休すとなってしまった。もうこのゲームは忘れて次に行こう。」
 
シンキ「はい。では次のアウェイ4戦目となるシクサーズ戦をお願いします。」
 
キャット「まずロケッツが出だしで11-2のランを出して先制したんだが(20-11)、シクサーズも終盤に負けじと10-2のランを出して追いすがってきた(31-28) 第2Qは両チーム譲らずゲームはタイで後半戦へ(61-61) 第3Qに入ると、次第に地力の違いを見せてロケッツがリードを拡げてきたんだが(94-82)、第4Q早々シクサーズもホームの大声援に応えるかのように、エムビードが2本のスリーを決めて追いすがってきた(94-90) しかし絶好調のハーデンが大車輪を見せるなど、再びロケッツは突き放しに成功したんだ。最終スコアーは123-118。」
 
今季第50戦 対シクサーズ(アウェイ) 123-118で勝利 通算成績35勝15敗
ハーデン 51点、13R、13A、2S、5TO FG16/28 3pFG6/11 FT13/14
ネネ 21点、6R FG10/13
カペラ 17点、6R、2S FG7/11 FT3/3
 
シクサーズ 通算成績17勝28敗
エムビード 32点、7R、4A、3S、2B、5TO FG11/20 3pFG4/6 FT6/6
 
シンキ「終始リードをしていたようですが、余裕はなかった感じですかね。ハーデンの大車輪は素晴らしいですね。」
 
キャット「終始リードを握っていたから、余裕はないにせよ、負ける感じはしなかったね。まあ相手がここ最近10勝3敗と、調子がかなり上がっているとはいえ、例年ドアマットに沈んでいるシクサーズが相手だったのもあると思う。もちろん相手を侮っている訳ではないが、勝ち方をより知っているのはロケッツの方なのは間違いないところだからね。」
 
シンキ「とりあえず一息付けてよかったと思います。それにしても相手のエムビードはすごいですね。恐れ入ります。」
 
キャット「彼はドリーム以来のスキルを持ったビックマンかもしれない。運動能力はドリームに軍配が上がるが、シュート範囲が広く、攻守で存在感を出せる選手だよ。シクサーズは2年待って正解だったね。」
 
シンキ「レジェンドのオラジュワンさんと比較するくらいの選手ですか。すごいですね。では次のアウェイ5連戦最後となるペイサーズ戦もお願いします。ここから再び連勝街道へ行きましょう!」
 
キャット「そのペイサーズ戦は第1Qからロケッツは劣勢に立たされてしまう(20-33) 第2Qに入っても同様の傾向が続いたが、中盤から終盤あたりでディフェンスが良くなってきて一時6点差まで挽回したんだ(41-47) しかし終盤でまた失速してしまい、前半は14点のビハインドで折り返す(43-57) 後半に入ってもペイント内を支配され、シュートもパッとしないロケッツは、追いつく兆候を全く見せないままゲームは進行し、第4Qは敗戦処理のKJが出る始末。結局101-120で完敗に終わったよ。」
 
今季第51戦 対ペイサーズ(アウェイ) 101-120で敗戦 通算成績35勝16敗
ハーデン 15点、5R、8A、3S、8TO FG3/17 3pFG2/10 FT7/7
アンダーソン 27点、7R FG9/16 3pFG5/9 FT4/5
ゴードン 14点、3A FG4/11 3pFG1/7
 
ペイサーズ 通算成績25勝22敗
ジョージ 33点、9R、3A FG13/23 3pFG3/7 FT4/4
ターナー 18点、10R、3S、4B FG6/13 FT6/9
ティーグ 17点、15A、3TO FG5/10 FT7/7
 
シンキ「完敗でしたか・・・ 中々連勝という訳には行きませんね。」
 
キャット「元SMAPの中居みたいにヤケ酒してやろうかと思ったくらいの完敗だったよ。今季の自信を一気に失った気分だったね。」
 
シンキ「中居クンも新CMで言ってるじゃないですかー」
 
キャット「あたらしくいこうってか(笑) まあアル中確定の中居に言われたくないが、新しくしないまでも、何か変えないと今季はこのままズルズル行ってしまう危険性を感じるぞ。」
 
シンキ「何がいけないんですかね?」
 
キャット「そりゃ某M副社長でしょ。ってのは冗談として、今のロケッツはディフェンスが甘すぎるよね。ペイント内でやられすぎているし、スリーも連勝中だった頃のように決まってないよ。ハーデンが早い段階からダブルチームを仕掛けられるケースも目立ってるし、相手も対策を練ってきた。攻守で対戦相手を上回ることをしないと、そう簡単に勝てなくなってきてる。」
 
シンキ「そうですか。では今日行われたキングス戦でその課題に挑戦しましょう。ではお願いします。」
 
キャット「アウェイ5連戦を2勝3敗で終えたロケッツは、ホームに戻ってキングスと対戦。序盤は両チームとも無難な立ち上がりを見せたが、まずゲームの主導権を握ったのはロケッツで、第1Qに7-0のランからリードを奪うと(29-24)、第2Qはゴードンのスリー連発などで16-2のランを披露してリードを一気に拡げる(45-26) キングスはターンオーバーが多く、フリースローもポロポロ落とすなど自滅気味で、終始ロケッツがリードして前半は終了(54-35) 後半も全く危なげなくプレイしたロケッツが、結局20点以上の大差を付けて勝利したよ。最終スコアーは105-83。」
 
今季第52戦 対キングス(ホーム) 105-83で勝利 通算成績36勝16敗
ハーデン 10点、7R、8A、5TO FG3/9 3pFG0/5
アンダーソン 25点、11R、3A FG7/14 3pFG6/12
ゴードン 17点、5R FG7/15 3pFG3/10
カペラ 12点、11R FG5/8
 
キングス 通算成績19勝30敗
カズンズ 16点、7R、5A FG5/16 FT5/7
 
シンキ「ここは相手を考えると順当勝利ですかね?」
 
キャット「まあそんなところだな。こんな張り合いのないキングスじゃ、ロケッツの課題がどうだったのか分からないよ。観ていて寝落ちしたファンもいるんじゃないかな(苦笑)」
 
シンキ「カズンズはトレード話が持ち上がってますし、試合に集中できませんでしたかね?」
 
キャット「あるかもね。まあプロとしてそんなんじゃいけないんだけど、精神的な部分からプレイへの集中力を欠くことはあるからな。」
 
シンキ「分かりました。今日はどうもありがとういございます。ところで今季も残り30ゲームになりましたが、今後の見通しについてお聞かせください。」
 
キャット「とりあえずオールスター前の6ゲーム中5ゲームがホームゲームだから、ここで所々修正しつつ、後半戦につなげてもらいたい。相手関係を考えると出来れば全勝、悪くても4勝はしないとダメだと思ってる。その後のオールスター明けも相手関係は上がるが、ホームでのゲームもそれなりにあるので、3月15日のレイカーズ戦までの10ゲームを最低6勝4敗で切り抜けて欲しいね。そして終盤の約1か月はラストスパートをしてもらいたい。14戦10勝くらいで行ってくれれば、いい感じでプレイオフに入れるんじゃないかな。予定通りだと最終成績は56勝26敗くらいになるな。ちょっと高望みかなとも思うが、これくらいやってくれないとプレイオフで期待が持てないよ。頑張ってもらいたいもんだ。」
 
シンキ「ありがとうございます。それでは次のゲームは再びホームゲームで、前回敗れているホークスが相手です。そろそろ立ち直ってもらい、今季3度目の連勝街道に入って欲しいと思います。それでは次回も宜しくお願いします。今日はお疲れ様でした。」

レギュラーシーズン第48戦 対バックス(アウェイ)

シンキ「こんにちは。先日のグリズリーズ戦に勝ったロケッツですが、ここ7試合で4敗と調子を落としています。今日のバックス戦も勝利し、再び今季のロケッツは違うことを見せなければなりませんね。」
 
キャット「このゲームがアウェイ5連戦の2戦目になる。今日のゲームから4戦続けて東地区のチームとの対戦だが、以前に比べてレベルも上がってきている感じがするから、全く気の抜けない遠征になりそうだよ。」
 
シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、カペラ。アンダーソンは復帰し、カペラも高さ対策でスターターへ返り咲きだ。バックスはデラベドーバ、スネル、パーカー、アテトクンポ、プラムリー。」
 
キャット「第1Q序盤からビバリーが飛ばす。まずスリーを決めると、アグレッシブなドライブで加点するなど、まずロケッツがリードを取る(8-4) バックスも得意の速攻から加点を繰り返し同点に追いついたが(8-8)、ロケッツはうまいボール回りからアリーザがスリーを決めると、病み上がりのアンダーソンがカウントプレイを含む連続加点に成功し、再びリードはロケッツへ(16-12) しかしバックスはパーカーとスネルがスリーを沈めてタイに戻すと、アテトクンポのフリースローで逆転(18-20) ネネのレイアップが決まって再びゲームは振り出しに戻るが、ハーデンのターンオーバーから速攻を食らってバックスはペースを掴み始めると、ペイント内から効率よく加点を続けて5点のリードを奪い、またハーデンのターンオーバーから速攻を食らったロケッツは、スネルにスリーを決められ、溜らずダントーニはタイムアウトを要求する形となった(21-29) タイムアウト後、地元出身のデッカーに暖かい声援が飛ぶ中、観衆もうなるリバースレイアップを決めてロケッツはリズムを取ると、アリーザのスチールか決まるなど、ディフェンスがようやく機能し始めてきたよ。その後もアリーザのナイスディフェンスから、ゴードンのスリーに繋がって、次第に点差は詰まり(26-29)、終盤もハーデンの加点などで結局ゲームはタイで終了となったよ(33-33)」
 
シンキ「まだ第1Qですが、終盤のようなディフェンスが必要ですよね?」
 
キャット「タイムアウト後の残り約3分からは4得点に抑えていたよ。とにかくディフェンスを頑張らないと話にならないからね。第2Q以降もこのイメージでやって欲しい。」
 
シンキ「では前半の続きもお願いします。」
 
キャット「第2Q序盤のセカンドユニット中心のロケッツは、いきなりアテトクンポにアーリウープを決められてのスタート(33-35) オフェンスでもリズムが非常に悪く、ブリューワー、ハレルが連続オフェンシブファールを取られていた。その後もブリューワーおなじみの入らないスリーがあって、その間にバックスはペイント内で非常に効率のいい加点を続け、ダントーニは喝を入れるため、約2分経過後にタイムアウトを要求(33-41) しかしタイムアウト後にもオフェンスのリズムが最悪で、24秒バイオレーションを取られ、デッカーのスリーも決まらない。ディフェンスでもすべてのポゼッションでペイント内から加点される始末で、ダントーニは早々とハーデン、アリーザ、カペラを投入してきた(33-47)」
 
シンキ「第2Q早々14-0のランを食らいましたか。これはいけないですよ。ここからしっかりお願いします。」
 
キャット「タイムアウト後にカペラのフックが決まって落ち着いたロケッツは、ビバリーもスリーを決めて反撃開始。ハーデンのスチールから速攻が出るなど、オフェンスのリズムは良くなってきた(41-50) しかしディフェンスは相変わらずで、アテトクンポにドライブを決められると、今度はパーカーにも同様に決められ点差は詰まらない(42-54) ロケッツも一旦ロッカールームへ下がっていたアンダーソンが立て続けに加点に成功するなどしていたが、相変わらずペイント内でやられていてゲームは終盤へ入って行ったよ(53-62) 終盤に入ってもワイドオープンからデラベドーバにスリーを決められ、アテトクンポにオフェンシブリバウンドを取られるなどやられていたが、序盤から中盤よりはいくらかペースダウン。その隙にロケッツはハーデンの連続加点にネネのジャンパーが決まるなど、4点差に追い上げて前半は終了となった(64-68)」
 
シンキ「何とか4点差に追い上げた感じでしょうか。前半で68失点はやられすぎですよ。」
 
キャット「バックスの前半のシュート成功率は68%だもん。一時は70%超えていたからね。これだけやられて4点差だから、ロケッツのオフェンスも調子はいいんだよ。でも後半も同じようにいいとは限らないからね。ここはディフェンスから勝機を見出してもらいたい。」
 
シンキ「ですね。それでは後半戦もお願いします。」
 
キャット「第3Qに入ってもロケッツのディフェンスはもろく、ファールを連発し、スネルのジャンパー、デラベドーバのスリーでリードを拡げられる展開(69-77) しかしビバリーの調子は良くて、スリーにリバースレイアップが決まって、キッドヘッドコーチはタイムアウトを要求してきた(76-77) タイムアウト後にパーカーのジャンパーは外れ、ハーデンからカペラへのアーリウープパスが通りロケッツはようやく逆転に成功する(78-77) その後バックスのオフェンスは乱れ、ディフェンスが機能し始めてきたロケッツはチャンスだったが、肝心のシュートが決まらなくなってきて、ゲームの主導権を握れず(80-80) 中盤に入ってデラベドーバにカウントプレイを決められて再びロケッツは劣勢モードに(82-87) 終盤にゴードンがいい形からスリーを決めるなど、何とかロケッツは2点のビハインドに巻き返し、第3Qが終了となった(91-93)」
 
シンキ「どうもリズムを掴み切れないようですが、前回は第4Qに13-0のランを出して一気に点差を付けました。今日もそんな感じで行きましょうよ!」
 
キャット「今日は逆にやられそうな予感がするよ(苦笑) まあその予想を覆してもらいたいね。」
 
シンキ「当然です。では勝負の第4Qをお願いします。」
 
キャット「第4Qの立ち上がりはハーデンのいない時間帯。その時間帯にビバリーが躍動する。まずデッカーのスリーをお膳立てすると、自らドライブも決めてロケッツの逆転を演出(95-93) キッドは早々とタイムアウトを要求したよ。」
 
シンキ「ここで一気に行きましょう。お願いします。」
 
キャット「しかしブログドンのフリースローでゲームはタイになると、ターンオーバーから速攻を食らってリードを奪われてしまった(95-97) しかしカペラがゴール下で踏ん張ってゲームは再びタイに(97-97) ロケッツはいい感じのディフェンスをしていたが、ブログドンがタフショットをねじ込んで再びリードを取る。だがロケッツもビバリーからカペラへのラインが決まって再びゲームはタイに。手に汗握る好ゲームになったんだ(99-99)」
 
シンキ「何とか主導権を取って点差を拡げたいですよ。踏ん張りましょう、お願いします。」
 
キャット「バックスも元ロケッツのテリーがジャンパーを決めて好調キープ(99-101) ロケッツは離されず付いて行きたいところだったが、カペラのオフェンシブリバウンドをブリューワーが手を出してしまいバックスボールになると、速攻からテリーに今度はスリーを決められてしまった(99-104) 5点差になり焦ったのかゴードンもターンオーバー。速攻を出されてフリースローを与えてしまう。ここでハーデンの登場となった(99-105)」
 
シンキ「リズムを崩すと簡単にランを食らいますね。ここは辛抱の時間帯でしょうか。お願いします。」
 
キャット「ハーデン投入もロケッツはターンオーバー連発・・・ スネルにスリーを決められる11-0のランを食らい、ロケッツはタイムアウトを要求へとなったよ(99-110)」
 
シンキ「いけませんね。まだ時間はありますか?」
 
キャット「残り6分半以上ある。まだまだ挽回できる点差だが、リズムがすこぶる悪いからね。そこから始めないといけないな。とにかくディフェンス1本だよ。」
 
シンキ「では逆転への残り6分をお願いします。」
 
キャット「まずハーデンからネネへパスが通ってロケッツはリズムよく加点する(101-110) シュートを打ちたがっているイケイケのテリーのスリーが落ち、パーカーのスリーも落ちている間、アリーザがスリーを決めて、ジワジワとロケッツは点差を詰めてきた(104-110) しかし病み上がりアンダーソンがボールを手に付かず、ターンオーバーから速攻を食らってしまい、その後もターンオーバーから速攻を食らって点差を詰められず(107-114)、ロケッツのミスから生き返ったバックスのオフェンスのリズムが良くなってきて、ロケッツは結局6点差まで追い上げるのが精一杯だったよ。結局114-127で敗戦となった。バックスは5連敗でストップ。」
 
今季第48戦 対バックス(アウェイ) 114-127で敗戦 通算成績34勝14敗
ハーデン 26点、9R、12A、4S、1B、11TO FG6/10 3pFG2/4 FT12/14
ビバリー 18点、3A、1S FG7/10 3pFG4/7
アンダーソン 16点、1R、1A、1S FG6/11 3pFG3/7
アリーザ 8点、5R、5A、4S、1B FG2/7 3pFG2/5
カペラ 16点、3R、1A FG7/12 FT2/3
ネネ 17点、7R、2B FG6/9 FT5/8
ゴードン 9点、2R、3A、4TO FG3/9 3pFG3/8
デッカー 4点、1R FG2/7 3pFG0/3
ハレル 0点 FG0/1
ブリューワー 0点 FG0/1
 
バックス 通算成績21勝23敗
アテトクンポ 31点、7R、3A、4B、5TO FG11/17 3pFG2/3 FT7/8
パーカー 28点、8R、7A、3S、1B、3TO FG11/19 3pFG2/5 FT4/4
デラベドーバ 16点、3R、7A、3TO FG5/6 3pFG2/3 FT4/5
プラムリー 10点、2R、1B FG4/5
スネル 9点、2R、2S FG3/3 3pFG3/3
モンロー 17点、10R、3S FG7/13 FT3/4
ブログドン 6点、9A、4S、4TO FG2/8
テリー 8点、2A、3S FG3/5 3pFG2/3
テレトビッチ 2点 3pFG0/3
 
シンキ「一時逆転しましたが、また逆転されてしまい、結局リードを拡げられてしまいましたね。ブリューワーのミスからリズムを崩して、ランを食らったのが敗因ですか?」
 
キャット「まあ彼だけに責任を負わせる訳には行かないけど、あの何気ないプレイからリズムが悪くなったのは間違いないよね。こういう些細なプレイが接戦になると非常に重要なんだよ。でも今日は全体を通してディフェンスが機能しない時間帯が多く、ターンオーバーから速攻を食らうシーンも多かったからね。負けたのはそこが原因だと思うよ。」
 
シンキ「ここ8戦で5敗は正直痛いですよね。」
 
キャット「ちょっとペースが落ちてきたな。このままだとやはり50勝超えたくらいでフィニッシュしそうだよ。これでも今季の予想からすれば良く頑張っているとは思うんだけど、10連勝に9連勝を経験した現在、さらに期待をしたくなるのはロケッツファン誰でも思ってるからね。50勝程度に満足しないで、さらなる前進を期待している次第なんだよ。」
 
シンキ「ディフェンスをもう少し何とかしないと安定しないですよね。」
 
キャット「ターンオーバーもだよ。くだらないミスから失点してるからね。ここらへんはハーデン次第なんだよなー。彼次第でもっとロケッツは伸びると思うから、辛抱強く待つしかないと思うが、今日みたいなゲームを見せられると落胆するよね。奮起を期待したい。」
 
シンキ「分かりました。次のゲームはあさってですね。アウェイ3戦目はセルティックスが相手です。」
 
キャット「嫌な相手だよね(苦笑) ホームでは勝ってるが、アウェイではそう簡単に行かないだろう。不安症のボクだから、連敗街道に入らないかドキドキもんだよ。」
 
シンキ「苦笑 何とか勝ってロケッツファンの不安を期待に替えて欲しいと思います。それでは今日はお疲れ様でした。次回も宜しくお願いします。」

レギュラーシーズン第47戦 対グリズリーズ(アウェイ)

シンキ「こんにちは。昨日のホームゲームでのウォリアーズ戦は完敗だったロケッツですが、落ち込んでいる暇はなく、今日もゲームあります。相手はグリズリーズですね。」
 
キャット「今日から今季3度目のアウェイ5連戦が始まるんだけど、まず今季2連敗中のグリズリーズをしっかり叩いて、再びロケット噴射出来るようにしてもらいたいね。」
 
シンキ「それでは早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、デッカー、ハレル。アンダーソンは体調不良で再び欠場となったね。無理せず万全な状態になるまで休んで欲しい。またウォリアーズ戦で存在感を見せたカペラは引き続き控えからとのことだ。グリズリーズはコンリー、アレン、パーソンズ、グリーン、ガソル。」
 
キャット「第1Q序盤はほぼ互角の展開。両チームとも序盤は加点出来なかったが、まずハーデンが口火を切るカウントプレイを決めると、グリズリーズもガソルがタフショットを成功させ初得点を挙げた。ロケッツは速攻からデッカーがフィニッシュに成功してリードを取ると、今度はハレルのダンクも決まって、まずロケッツが3点のリードを取った(7-4) しかしタイムアウト後、コンリーにスリーを決められると、元ロケッツのパーソンズもスリーを決めて、グリズリーズは逆転に成功(7-10) その後もパーソンズはドライブを成功させていたよ(9-14) 中盤に差し掛かってロケッツはネネとゴードンをコートへ。連戦になるため、ウォリアーズ戦を休養した感じのネネは、スチールを決めて速攻から、溜めていた力を一気に放出するようなダンクを披露! デッカーもリバースレイアップを決めるなど、ロケッツは再びリードを取ったんだ(20-18) グリズリーズもランドルフを投入してオフェンスの形を変えてきたが、ロケッツはハイポスト近辺にいるガソルのマークにハーデンを指名。そのハーデンはガソルからボールをスチールすると、オフェンスでもリズムに乗ってきて、終盤からロケッツはハーデン、ゴードンの連続スリーが決まると、ネネのジャンパーも決まり、仕上げはブリューワーのスリーで第1Qを終えたよ。終盤に11-1のランを決めたロケッツが10点のリードを取ったね(32-22)」
 
シンキ「終盤にオフェンスが良くなったみたいですが、ディフェンスでグリズリーズの得点を22点に抑えたのは見事ですね。」
 
キャット「もう2回やってるからな。さすがにダントーニは考えてきたね。このペースだ。」
 
シンキ「ダントーニは頼もしい限りですよ。昨季ふがいなく11ゲームでクビを切られた前任者とは違いますね。前半の続きもお願いします。」
 
キャット「第2Qに入ってもロケッツはペースを握る。好調デッカーがスリーを決めると、ゴードンのアシストからネネが再びダンクに成功する(37-26) グリズリーズは外からのシュートが決まらずリズムに乗れない。対照的にデッカーがまたスリーを決めると、ビバリーのフックも決まって、溜らずグリズリーズはタイムアウト要求した(42-29) 中盤に差し掛かってもグリズリーズのスリーは決まらず、勢いに乗るロケッツは、ビバリーがナイスディフェンスからの速攻で、ゴードンへきれいなバウンドパスを通すなどしてリードを拡げたよ(44-29) しかし中盤に入るとグリズリーズもハリソンのジャンパーに、ガソルがタフショットを決めるなど応戦モードに(47-36) デッカーのドライブはオフィシャルのコールに阻まれ不発に終わると、次のポゼッションでハリソンがスリーを決め、ダントーニはタイムアウトを要求したね(47-39) その後もオフィシャルのコールミスがあったが、両チームとも気持ちよく加点が続いていたこともあって、何事もなくゲームは進行したよ(笑) 結局ロケッツがリードを保って前半は終了となった(58-49)」
 
シンキ「前半はロケッツペースで終わったようですね。ちなみにオフィシャルは大丈夫ですか(笑)」
 
キャット「確かに難しいコールあったけどね。アリーザのレイアップミスからカペラがフォローして加点したシーンは、明らかにアリーザのファールだった。まあロケッツに有利なコールだからオーケーだな(笑)」
 
シンキ「分かりました。それでは後半戦も宜しくお願いします。」
 
キャット「後半に入っても好調持続のデッカーがスリーを決めて、まずロケッツが先制する(61-49) しかしガソルにスリーを決められ、次のポゼッションでハーデンのターンオーバーから速攻を出されてしまい、ロケッツのリードは次第に縮まっていく(61-54) 相変わらず続くオフィシャルの誤ったコールにストレスを溜めた訳ではないだろうが、ロケッツはリズムを崩してターンオーバーを連発していて、パーソンズにイージーレイアップを決められる9-0のランを食らい、ロケッツのリードは3点になってしまったよ(61-58)」
 
シンキ「オフィシャルのコールに惑わされることなく集中してください。お願いします。」
 
キャット「ハレルの的確なパスアウトからアリーザがスリーを決めてロケッツは若干リズムを取り戻すと、パーソンズはシュートが決まらない尻すぼみ状態で、微妙なコールがロケッツボールになるなど、流れはロケッツへ傾いたんだ。中盤に入ってハーデンがスリーを沈めると、絶好調のデッカーも続いてスリーを決めて、ロケッツのリードは再び二桁へ(71-61) グリズリーズのタイムアウト後もロケッツの勢いは止まらず、ハーデンはカペラの加点をお膳立てすると、ディフェンスでもガソル相手に踏ん張りを見せるなど攻守でロケッツをリード。ハレルもハイポストからフィニッシュに成功してゲームは終盤へ。気持ちよくプレイ出来ないガソルはオフィシャルにいらだっていて、ハーデンはその当てつけのファールをもらっていたよ(苦笑) ロケッツもネネがテクニカルファールをもらうなど、段々荒れ模様になってきたんだが、ハーデンは冷静にスリーを決めると、速攻からマジック・ジョンソン張りのノールックパスでブリューワーのダンクを演出! このダンクで12-1のランを出したロケッツのリードは19点になったよ(87-68) 第3Qはそのまま19点リードして終了したね(91-72)」
 
シンキ「さすがに今日は大丈夫ですかね。第4Qはしっかり締めましょう。それではお願いします。」
 
キャット「第4Qにグリズリーズはコンリーのスリーが決まるが、自慢のディフェンスの連携がうまく行かない状態が続いて、デッカーがワイドオープンのスリーを難なく決める。その後もグリズリーズはそれなりにスリーを決めて応戦し、ガソルの個人技からのカウントプレイなどで、一時12点差に追い上げるが、フリースローをポロポロ落として自滅気味に(104-92) ガソル対策のためネネをコートに戻すと、ロケッツは怒涛の14-0のランを出し、さすがの熊も退散したよ。結局24点差でロケッツの快勝。最終スコアーは119-95だった。」
 
今季第47戦 対グリズリーズ(アウェイ) 119-95で勝利 通算成績34勝13敗
ハーデン 29点、6R、10A、3S、2B、6TO FG4/9 3pFG4/6 FT11/12
デッカー 30点、4R、2S、0TO FG12/19 3pFG6/11
ゴードン 21点、3R、5A、1S、1B FG7/16 3pFG3/11 FT4/4
ビバリー 7点、8R、4A、1S FG3/10 3pFG1/5
アリーザ 3点、10R、2A FG1/8 3pFG1/6
ハレル 6点、2R、2A FG3/6
ネネ 12点、3R、3S、1B FG4/5 FT4/6
カペラ 5点、4R、2A、1B FG2/4
ブリューワー 6点、5R、2A FG2/3 3pFG1/2
 
グリズリーズ 通算成績26勝20敗
ガソル 32点、5R、2S、3B、5TO FG12/20 3pFG2/5 FT6/11
コンリー 15点、4R、6A FG6/17 3pFG3/8
パーソンズ 12点、4A、3S FG4/11 3pFG1/4
グリーン 7点 9R(6OR)、2A、2S FG3/6
アレン 0点、4R、2A、3S FG0/6
ランドルフ 11点、8R FG4/11 FT3/5
エニス 3点 FG1/6 3pFG1/5
ハリソン 7点 FG2/5
カーター(もうじき40歳) 8点、3R、2A FG1/6 FT6/6
 
シンキ「グリズリーズにリベンジ達成ですね。昨日の敗戦を引きずらなくて良かったですよ。勝因はやはりディフェンスですかね?」
 
キャット「そうだね。今季負けた2戦はともにグリズリーズのシュート成功率が5割を超えていたが、今日は37%に抑えていたのが勝因だろう。前回やられたアレンを無得点に抑えたし、ガソルに圧力を掛けてリズムに乗せなかったのも良かったと思う。」
 
シンキ「オフェンスではデッカーがハーデンのお株を奪う億点力を見せましたね。今季初スターターということもあって、彼にとっては忘れられないゲームになるんじゃないですかー」
 
キャット「前半から飛ばして、後半も好調持続だもん。まあその才能を考えると驚けないとは思うが、昨日のウォリアーズ戦以外はあまり目立っていなかったからね。ロケッツファンも喜んでいると思うよ。」
 
シンキ「こんな状態が毎試合続くと、アンダーソン不要論も出てくるんじゃないですかね(笑)」
 
キャット「あるでしょ。アンダーソンのシュート力は捨てがたいとはいえ、デッカーの多彩さをチームは取る可能性はあるだろう。まあ相手関係で使い分けることも出来るからね。今季はこのまま行くと思うよ。」
 
シンキ「それからハーデンが珍しくディフェンスで存在感を見せたようですね。」
 
キャット「頑張っていたよ。相変わらず課題のターンオーバーは多いんだけど、もう一つの課題であるディフェンスはホント良かった。彼が攻守で大車輪を見せてもらい、何とかウォリアーズに対抗したいんだがどうだろう(笑)」
 
シンキ「分かりました。次のゲームはバックス戦となっております。アウェイ5連戦の2戦目になりますね。」
 
キャット「3日前のホームゲームは勝っているが、点差ほど差は感じなかったからね。気を抜くとやられるぞ。ここもしっかりとディフェンスを頑張って勝利を掴んで欲しい。」
 
シンキ「ですね。それでは今日はどうもありがとうございました。次のバックス戦も宜しくお願いします。」

レギュラーシーズン第46戦 対ウォリアーズ(ホーム)

シンキ「こんにちは。先日のバックス戦を快勝したロケッツですが、今日の相手は今季も70勝ペースで突っ走るNBA最強のウォリアーズです。前回アウェイでの対戦では2度の延長戦の末に勝利してますが、今回も同様の結果を期待したいですよ。」
 
キャット「まあそう甘くはないと思うけど、ロケッツにはオールスターに選出されたハーデンがいるからね。今日はアンダーソンも戻ってくるようだし、今回はホームのファンに直接勝利を届けてもらいたいよ。」
 
シンキ「ですね。では早速ゲームの方をお願いします。」
 
キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、アンダーソン、ハレル。ウォリアーズはカリー、トンプソン、デュラント、グリーン、パチューリア。」
 
キャット「第1Q出だしはハレルの加点、カリーのエアボールから始まって、ロケッツはビバリーのドライブ、アリーザ得意のコーナーからのスリーも決まって、まずロケッツが先制した(7-4) しかしウォリアーズもグリーンがワイドオープンから的確にスリーを決めて応戦すると、今度はパチューリアに加点されロケッツは逆転されたよ(10-11) その後ロケッツは連続ターンオーバーをしてしまうが、アリーザが再びスリーを沈めると、今度はハーデンがステップバックからのジャンパーを決めて、ロケッツはリードを取り戻したね(15-12) しかし中盤に入ると、ウォリアーズのピックアンドロールに対応出来ず、楽々とイージーレイアップで加点され続けてしまって、その間に4本のシュートを落としたロケッツは10-0のランを食らって逆転された(15-22) ロケッツはシュートセレクションに苦しむようになって、何とかハーデンがタフショットとなるレイアップをカウントプレイで決めるが、ウォリアーズのオフェンスを止められず点差は縮まらない(22-29) 終盤に入ってもロケッツはオフェンスに苦しんだが、それを打開してやるとばかりにデッカーがアグレッシブに攻める。控えに回っているカペラのナイスフックもあって、ロケッツは3点のビハインドに巻き返して第1Qは終了となった(29-32)」
 
シンキ「ちょっと劣勢の第1Qになったようですが、まだまだこれからですよ。では前半の続きをお願いします。」
 
キャット「セカンドユニット中心の第2Q序盤は、まずイグダーラにスリーを決められ6点のリードを許すも、カペラにゴードンの加点でロケッツはウォリアーズに食らいつく(33-37) ウォリアーズもトンプソンのスリーが決まっていなかったが、オフェンシブリバウンドから元ロケッツのショーンLことリビングストンがジャンパーを決めるなど、ロケッツは依然としてリズムを掴めないままゲームは進んだ(35-41) 中盤近くなると、目が覚めたのかトンプソンがスリーを決めると、今度はグリーンもスリーを決めて、ロケッツは二桁のリードを奪われてしまったよ(35-47) 次のポゼッションでもデュラントにフリースローを与えてしまい、ロケッツのビハインドは14点に拡がったんだ(35-49)」
 
シンキ「ここで踏ん張らないとズルズル行っちゃいますよ。落ち着いて1本ずつ返して行きましょう。ちなみにショーンLは頑張っているみたいですが、ショーンKは何処へと言った感じですかね。」
 
キャット「苦笑 14点のビハインドからロケッツは、まずビバリーがようやくスリーを決めると、今度はハーデンがドライブに成功させて点差を一桁へ戻す(40-49) このプレイでファールをされたというポーズをオフィシャルにしたハーデンはテクニカルファールをもらってしまうが、ロケッツのオフェンスのリズムは衰えずに、ハーデンが縦横無尽の活躍をしていたが、ウォリアーズもデュラントがスリーを決めるなど点差は詰まらず(46-55) しかし第1Q同様、デッカーがアグレッシブに攻める! 速攻からのフィニッシュに続き、グリーンのファールを誘うドライブを披露するなど、病み上がりで全く精彩を欠いていたアンダーソンの穴を埋める活躍をしていたよ(53-59) 終盤にもデッカーはオフェンシブリバウンドから加点に成功し、2点差に詰めるなど、後半へ望みをつないだ第2Qだったね(57-62)」
 
シンキ「劣勢なのは第1Qから変わりませんが、何とか5点のビハインドまで詰めて、何とか後半も戦える感じですかね。」
 
キャット「まあウォリアーズのオフェンスがまだブレイクしてないからな。これをやられないようにしたいんだけど、今日のロケッツのディフェンスだと、どこかでやられそうな気配を感じるんだ(苦笑) その前にリードを奪って、相手の焦りを誘いたかったんだけど、それを後半にやる感じにしないと、今日のゲームは厳しいように見える。明らかにロケッツの方が得点を取るのに苦労しているからね。」
 
シンキ「まずは離されないように付いて行くことですかね。それでは後半戦もお願いします。」
 
キャット「第3Qいきなりグリーンにイージーレイアップされ不安のよぎるスタートだったが、その後もデュラントにレイアップを食らって、ロケッツはリズムに乗れないままゲームは進んだよ(59-68) その後もウォリアーズのオフェンスをファールで止めることが目立ち、点差は次第に拡がって行った(61-74) 危機感を持ったダントーニは早めにゴードン、カペラと投入。そのカペラは3連続フィニッシュに成功して、ロケッツのオフェンスは持ち直してきたんだが、ディフェンスではグリーンにまたワイドオープンからスリーを食らい、相変わらずイージーレイアップを食らうなど点差は詰まらず(67-79) デュラントが軽くダンクを決めた後、カペラのフィニッシュミスから速攻でカリーにスリーを食らって、ダントーニは溜らずタイムアウトを要求したよ(67-84)」
 
シンキ「これはやばい展開ですよ。修正必至です。」
 
キャット「正直言っちゃうと、ボクはここで勝利を諦めちゃった(苦笑) 最強ウォリアーズ相手に、こういう展開から逆転は至難の業だよ。」
 
シンキ「そんなにウォリアーズは手ごわいですか。とりあえずゲームの方はお願いします。」
 
キャット「タイムアウト後にもあっさりカリーにスリーを決められたロケッツ(67-87) 20点差が付いてウォリアーズもペイント内では無理にディフェンスせず、ロケッツはドライブ2本を成功させるなど、それなりに加点が続いたのだが(73-91)、控えのマカドゥにダンクを連発で食らいビハインドは全く縮まらず、結局20点差で第3Qは終了したよ(79-99)」
 
シンキ「やっぱりディフェンス力の差がチーム力の差として出ている感じですかね?」
 
キャット「だな。グリーン、パチューリアのディフェンスに、ロケッツはペイント内から効率よく加点出来ず、スリーもそれほど決まってないから、こうなると現状のロケッツは苦しくなる。もう少しディフェンスで踏ん張りたいんだけど、出来てないしね。」
 
シンキ「敗色濃厚ですが、第4Qもいいですか?」
 
キャット「第4Qもデッカーが躍動してロケッツは点差を15点まで詰めたんだけど、後半先発に起用されたブリューワーが連続でフィニッシュ出来ず、ロケッツはリズムを掴み切れないままゲームは進行(86-104) その後もシュートを外し続け、ウォリアーズは余裕しゃくしゃくでプレイしているように見えた(88-108) 結局残り3分半ほどで、カリーにスリーを決められ24点差にされたところでロケッツは白旗を上げるように、敗戦処理のためKJなどをコートへ(93-117) 結局108-125でロケッツの完敗に終わったよ。」
 
今季第46戦 対ウォリアーズ(ホーム) 108-125で敗戦 通算成績33勝13敗
ハーデン 17点、7R、11A、7TO FG6/13 3pFG0/5 FT5/5
カペラ 22点、12R(6OR)、1B FG10/16 FT2/2
デッカー 17点、7R(4OR)、2A FG6/14 3pFG1/7 FT4/5
ビバリー 13点、3R、2A FG5/10 3pFG3/4
アリーザ 12点、3R、2A FG5/12 3pFG2/8
ハレル 8点、3R、1B FG4/7
ゴードン 6点、4R、2A、2S FG2/14 3pFG0/7
アンダーソン 9分 0点 FG0/1 3pFG0/1
ブリューワー 4点、2A FG1/4
ネネは出番なし。
 
ウォリアーズ 通算成績37勝6敗
デュラント 32点、4R、7A、2S、2B FG12/19 3pFG2/7 FT6/7
カリー 24点、7A、1TO FG8/18 3pFG5/11 FT3/5
トンプソン 16点 FG7/19 3pFG2/10
グリーン 15点、8R、7A、3B FG6/12 3pFG3/5
パチューリア 10点、9R、2A、2S FG3/5 FT4/6
リビングストン 4点、3R FG2/3
イグダーラ 5点、9R、2A FG2/5 3pFG1/2
マカドゥ 8点、2R FG3/3 FT2/2
 
シンキ「残念な結果となってしまいましたが、点差通りにチーム力が反映された感じですか?」
 
キャット「今日は完敗だったね。あまりの完敗ぶりにむしろすがすがしいくらいだ(苦笑) ウォリアーズのオフェンスを止められず、何とか控えのカペラとデッカーの奮起で持ちこたえていたけど、ここまでが精一杯だった。前回の対戦よりもウォリアーズは進化しているように見えたし、彼らはちょっと手の施しようのないチームになりつつあるね。」
 
シンキ「ウォリアーズはこれで6連勝、その6連勝での平均得点差が約20点ですか! これは相当強いですよね。」
 
キャット「今季も70勝以上行くんじゃないの。現状のロケッツがプレイオフでウォリアーズを叩くシーンは全く見えないよ。トレードでテコ入れしても難しいだろうね。それくらい圧倒的な差を今日のゲームで感じてしまったよ・・・」
 
シンキ「そこを何とかできませんかね?」
 
キャット「何とかしたいけど、今はその方法が思いつかないな。」
 
シンキ「分かりました。まあ今日のゲームは残念でしたが、今季のロケッツはよく頑張ってると思いますよ。さて明日もゲームがありまして、相手はグリズリーズです。今季は2連敗中ですので、ここは勝たないといけません。」
 
キャット「今日のゲームでガックリきてる暇はないな(苦笑) アウェイ戦になるが、しっかりとリベンジして欲しいよね。」
 
シンキ「どうもありがとうございました。それでは明日も宜しくお願いします。今日はお疲れ様でした。」

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