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'15 オフ

タイ・ローソンをトレードで獲得!

シンキ「こんにちは。KJと再契約したと思ったら、今度はビックニュースが飛び込んできました。ロケッツはパパニコロウ、プリジオーニ、ドーシーにニック・ジョンソン、来年のドラフト1巡目指名権(ロッタリープロテクト)を放出して、ナゲッツからPGのタイ・ローソンと再来年の2巡目指名権を獲得した模様です。」

キャット「これは大きいトレードだな。ローソン獲得にスターター級の選手がいないし、ほぼ無償で獲得したに等しい取引だよ。個人的にはニックに期待していたんだけど、この見返りでローソンが獲得出来たなら仕方ない。」

シンキ「ローソンは飲酒運転で捕まったりして、あまりいい話聞きませんが、大丈夫ですかね?」

キャット「ナゲッツでのプレイが影響したんじゃないの。ドラフトではPGを指名したし、彼自身もストレス溜まってた可能性はあるよ。実力的にはオールスターに選出されてもおかしくない選手だから、この見返りで彼を獲得出来たのはロケッツとって大きいよ。」

シンキ「ローソンはPGとして優秀ですか?」

キャット「彼は小さいがとてもフィジカルに強い選手で、少なくとも平均以上のPGなのは間違いないし、プレイメイカーとしても、今季の平均アシスト数がリーグ3位だから、ハーデンの代役として第2のプレイメイカー以上の選手になれる選手だよ。まだ27歳と若いし、これからチームにフィットしてくれば、間違いなくロケッツは飛躍出来るんじゃないかな。」

シンキ「ここでロスターを確認してみましょうか。」

キャット「オーケー。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
PG2人 ビバリー、ローソン
SG3人 ハーデン、KJ、ソートン
SF3人 アリーザ、ブリューワー、デッカー
PF3人 ディーモー、Tジョーンズ、ハレル
C2人 ハワード、カペラ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
シンキ「一気にロスターが減って、13人になってます。あと2人入れられますね。」

キャット「これでアラン・ウィリアムスと契約出来そうだな。」

シンキ「ジョシュの抜けた穴はどうしましょうか?」

キャット「とりあえず全員で埋めるような気持ちでやって欲しい。ローソン加入でオフェンスのバリエーションが増えそうだし、若手の成長次第で、西の強豪とも互角に渡り合える可能性が見えてきたよ。」

シンキ「最後に何かありますか?」

キャット「放出した選手はいずれも1年未満しか在籍していなかったが(ドーシーは再加入だが)、それなりのプレイを見せてくれてボクも楽しめた。パパニコロウは外角シュートを磨けば、NBAでも十分にやっていけるし、プリジオーニはプレイオフでの活躍が記憶に新しいよ。ドーシーは名ばかりスターターのような使い方でも腐らず、NBA最低レベルの実力ながら、以前とは違ってまじめにプレイしている姿勢に好感を持てた。それからまだ若いニックは、そのDNAの良さを存分に披露して欲しい。プレイオフで一時ストップ・ザ・カリーに指名された期待の選手を失うのは残念なのだが、元ロケッツのデマーレ・キャロルがそうだったように、彼はエナジーに溢れ、献身的なプレイが出来る選手だから、キャロルがホークスでブレイクしたように、大金を掴む可能性もあると思ってる。これからも注目するから頑張ってもらいたいね。」

シンキ「今日はどうもでした。これからもいろいろとお願いします。」

KJマクダニエルと再契約

シンキ「こんにちは。今日ロケッツは、制限付きのFAになっていたKJマクダニエルとの再契約した模様ですね。金額は3年1000万ドルとのことです。」

キャット「良かったな。彼はこれからの良くなる選手なんで、キープして欲しかったから本当に嬉しいよ。」

シンキ「ロケッツは彼を獲得するのに2年目のカナーンと、今年の2巡目指名権を放出したんですよね?」

キャット「そう。その指名権でシクサーズはタコートを指名したんだ。ジョシュを失って落ち込んでたロケッツファンは嬉しかったと思うぞ。」

シンキ「ところで彼はロケッツに来てからほとんど出番らしい出番がありませんでしたが、これだけのサラリーをもらった来季はどうなりますかね?」

キャット「彼は若い頃のアリーザだよ。そのアリーザやブリューワーとの競争に勝たなくてはいけないんだけど、もしその競争に勝つようなら、ロケッツは彼らをトレードするかもしれない。彼にはそれだけの素質があると思ってる。頑張って欲しいよね。」

シンキ「これでロスターは16人になってますが、やはりトレードがありますかね?」

キャット「あるでしょ。おそらくパパニコロウ、プリジオーニ、ドーシーの3人は、来季の構想に入ってない可能性があるし、場合によってはTジョーンズも含まれるかもしれないぞ。」

シンキ「どうもありがとうございます。またよろしくお願いしますね。」

ジョシュはクリッパーズと契約へ

シンキ「こんにちは。FA選手との交渉が解禁してから半月ほど経ちますが、今日はロケッツファンにとって残念なニュースが飛び込んで来ました。」

キャット「ロケッツからFAになったビバリーとブリューワーは無事に契約を済ませたんだけど、ここまで交渉していたであろうジョシュとは再契約出来ず、彼はクリッパーズへ移籍することになったようだ。」

シンキ「ロケッツが提示した金額よりも低いサラリーで、クリッパーズと契約するみたいですよね。」

キャット「ロケッツが提示していたノン・バード例外条項の金額よりも安い、ベテラン・ミニマムでの契約だからな。これから考えて、単純にロケッツよりもクリッパーズの方が優勝出来る見込みが高いから移籍するようなもんだよね。」

シンキ「現状の実力を考えれば、プレイオフでクリッパーズを破っているとはいえ、ロケッツでの優勝は難しいとジョシュは考えたんでしょうか?」

キャット「クリッパーズの方がメンツが揃っているのは確かだからね。オールスタークラスの選手が3人いるし、このオフは課題だった控え選手の獲得に成功してる。ロケッツファンとしては悔しいけど、真剣に優勝したいと思っているなら、ジョシュがクリッパーズを選択したのは理解できるんだよ。」

シンキ「今後ロケッツはどのような手を打ってきますかね?」

キャット「ビバリー、ブリューワーと再契約したことで、もうサラリー枠に空きはなくなったから、ミッドレベル例外条項あたりを使って補強になるんじゃないかな。」

シンキ「ここでロスターを確認してみましょうか?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
PG3人 ビバリー、プリジオーニ、ニック
SG3人 ハーデン、ブリューワー、ソートン
SF3人 アリーザ、パパニコロウ、デッカー
PF3人 ディーモー、Tジョーンズ、ハレル
C3人 ハワード、カペラ、ドーシー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
シンキ「もうすでに15人埋まっていますが...」

キャット「トレードで整理する可能性あるよ。制限付きFAになっているKJマクダニエルの処遇も気になるし、テリーは戻ってくるのかも注目だよね。」

シンキ「主要なメンバーが替わらないならば、ウォリアーズ、スパーズ、クリッパーズあたりとの対戦は苦しくないですかね。」

キャット「ハーデン、ハワードを中心に故障者が出ず、チームがまとまりを見せれば、ジョシュがいなくなってもある程度は戦えるとは思うんだけど、優勝を目指すとなると、やはり若手の成長が不可欠だと思っている。その若手はカペラ、ニック、デッカー、ハレルに、再契約すればKJも含まれるかな。」

シンキ「この5人の中で一番期待している選手は誰ですか?」

キャット「全員期待しているんだけど、一人選べと言われれば、やはりデッカーだよね。ルーキーイヤーからパーソンズ並のパフォーマンスを発揮して欲しい。ジョシュがいなくなって若手、特にハレルなんかはプレイングタイムをもらうチャンスだよ。このチャンスを存分に活かして欲しいと思ってるんだ。」

シンキ「前向きに考えるしかないですよね。ところで明日のサマーリーグ最終戦の相手はシクサーズに決まってます。」

キャット「出来ればハレルだけじゃなく、他のドラフト組のプレイも観たいよな。」

シンキ「それでは最後に何かありますかね?」

キャット「ジョシュの持ち味はペイント内でのブロックとリバウンド能力、的確なスリー、ハイポストからのパスセンスに、ローポストからの1対1だろうが、カペラとハレルでペイント内を、スリーとパスセンスはデッカーとニックで埋めて欲しい。ローポストプレイはディーモーに任せたって感じだよ。とにかく前向きに考えて、若手の成長に期待していくよ。」

シンキ「明日も宜しくお願いします。」

サマーリーグ1回戦 対バックス

シンキ「こんにちは。今日からサマーリーグはトーナメント戦に入りました。ロケッツは1回戦からの登場になりまして、相手はバックスに決まりましたね。」

キャット「勝ち続ければあと5試合も観戦出来るな。応援にも熱が入るよ。」

シンキ「残念ながら、カペラ、ニック、デッカーの3人は、引き続き欠場となりますが、ロケッツは勝ち続けられますかね?」

キャット「今日からアラン・ウィリアムスが戻ってくるし、ここまでハレル、ライスあたりも上々の出来映えだからね。苦戦はするだろうが、期待の方が大きいよ。」

シンキ「なんだかんだで勝敗を気にしてますが(笑)」

キャット「ね(苦笑) やはりトーナメント戦があると違うよ。さあロケッツタイムだ!」

シンキ「それではゲームの詳細をお願いします。」

キャット「ロケッツはいきなりハレルのへードアウェイジャンパーで先制。彼はその後もペイント内からのスコアー、ミッドレンジからのジャンパーと効率良く加点に成功していて、序盤はほぼ互角の展開でゲームは進行したんだ。」

シンキ「ハレルは使えそうですね。」

キャット「ペイント内での働きは、現状ドーシーが若干上のように感じるんだが、オフェンスのバリエーションは明らかに彼に軍配が上がるよ。チームにエネルギーを与えるプレイが出来るから、ロスター次第ですぐにローテーションに入っても驚けないな。」

キャット「その後ゲームの方は、ロケッツがペースを握って6点リードしたんだ。しかしバックスの外からのシュートが決まりだして逆転されてしまった。第1Qは逆に6点のビハインドで終了したよ。」

シンキ「昨日と同じような序盤リードしながら、今日は第1Q中に逆転されてしまいましたね。」

キャット「いかんせん即席チームだから仕方ないところだ。しかもドラフト外組が多いし、ドラフト組の3人が欠場と来てるからね。」

キャット「第2Qに入ってロケッツは追い上げて、一時2点差まで来たんだが、パスミスなどでリズムを崩すと、立て続けにやられてしまい、終盤には二桁リードを奪われてしまった。結局7点リードされて前半は終了したよ。」

シンキ「後半に逆転出来そうですかね?」

キャット「バックスもくだらないミス多かったから、チャンスはあると思ったよ。」

キャット「後半に入っても、ロケッツはバックスガード陣の、ツーメンゲームからの加点を防げず、再び点差は拡がったんだ。ロケッツはライス、ハレルあたりが頑張って、これ以上離されまいとしていたんだ。結局8点のビハインドでこのQは終了したよ。」

シンキ「第4Qで逆転しましょう。」

キャット「第3Qを観ると、このままビハインドを挽回出来ずに終わっちゃうのかなーと思ったんだけど、ジャロン・ジョンソンのスリーで3点差に追い上げると、今度はペイント内から押し込んで1点差に追い上げたんだ。」

シンキ「さあ逆転だ。」

キャット「ここまでディフェンスで見せ場を作っていたヘンリーが、速攻からのレイアップを決めて、遂にロケッツは第4Q8分切って逆転したんだ。」

シンキ「トーナメント戦だけに、ここは負けたくないですよね。」

キャット「その後は一進一退の攻防が続いて、ボクも手に汗握ってきたんだ(笑) まさかサマーリーグで盛り上がるとは思ってなかったよ。」

シンキ「サマーリーグとは言っても頑張れロケッツですよ(笑)」

キャット「しかしその均衡を破ったのはバックスだった。コールマンのイージーレイアップミスに続き、ケネディーのオフェンシブゴールテンディングで流れを切ったロケッツを尻目に、バックスは連続加点に成功して5点のリードを奪った。バックスはミスを多く、ロケッツ逆転のチャンスはあったのだが、決め手を欠いて得点が止まってしまい、結局4点差で敗戦したよ。最終スコアーは93-97」

シンキ「残念でしたが、楽しめましたよね。それでは個人成績をお願いします。」

キャット「オーケー。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
バックス 27 24 23 23 97
ロケッツ 21 23 22 27 93

ロケッツ(2-2)
Gグレン・ライス 26分 16P 5R 3A FG6/15 3pFG2/6 FT4/4
Gウィル・カミングス 13分 0P 5TO FG0/2
Fアラン・ウィリアムス 29分 17P 8R 6PF FG7/11 FT3/4
Fモントレゼル・ハレル 25分 16P 5R 2S FG5/10 FT6/8
F DJケネディー 27分 8P 5R 2S FG2/9 FT4/4
オーブリー・コールマン 16分 7P 3R 2S FG3/8
ピエリア・ヘンリー 27分 9P 6R 3A 3S FG4/8 
ジャロン・ジョンソン 18分 14P FG6/10 3pFG2/5
クリス・ウォーカー 10分 6P 4R FG2/5
デンゼル・リビングストン 5分 0P FG0/3
クリスチャン・ウッド、JJアビラは出場せず
カペラ、ニック、デッカーは故障のため欠場
チームトータル FG35/81 43.2%、3pFG4/19 FT19/27 37R(14OR)14A 13S 3B 14TO

バックス(1-3)
ダミアン・イングリス(昨年ドラ31位)11分 0P 3TO FG0/2
ケビン・ジョーンズ 31分 20P 9R FG9/14
マイケル・エリック 24分 3P 7R 6B FG1/3
ラシャード・ボーン(今年ドラ17位)33分 23P 3R 4TO FG7/17 3pFG3/6
ホルヘ・グティアレス(本契約選手)24分 6P 7R 9A 9TO 5PF FG2/4
ジェローム・ランドル 20分 9P 9A 2TO FG4/7
シーン・キルパトリック 29分 26P FG9/12 3pFG4/6
ビアチェスラバ・クラフストフ 16分 8P 5R 2B FG3/5
ジョニー・オブライアント(昨年ドラ36位)は欠場
チームトータル FG36/66 54.5%、3pFG9/15 FT16/27 38R(11OR)23A 5S 9B 25TO

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
シンキ「今日のロケッツはどの選手が目立ってましたか?」

キャット「やはりハレルだよ。今日はシュートタッチが良くて、課題のフリースローも冷静に決めていたな。次のプレシーズンゲームでアピールを続ければ、すぐにNBAデビューしても驚けないよ。」

シンキ「本契約以外の選手はどうでしたか?」

キャット「ウィリアムスのシュートタッチはいいよね。このレベルでは一枚上の力を持っていると思う。今日のライスはイマイチだったけど、ヘンリーがタフにディフェンス頑張っていたのが印象に残ったな。」

シンキ「バックスの選手で印象に残った選手はいましたか?」

キャット「ボーンがシュート力のあるところを見せていたよ。今日みたいにNBAレベルでもコンスタントな数字を残していく力はあると思う。ベンチから欠かせない選手になるんじゃないかな。」

シンキ「これでロケッツはトーナメント初戦敗退となりましたから、もうゲームないんですよね?」

キャット「あともう1ゲームあるよ。ラスト戦はあさってに組まれてて、キャブスが相手だと思う。」

シンキ「このままドラフト組3人は出場せずに終わっちゃいますかね?」

キャット「彼らはロスター入りが確定している選手だから、無理にアピールする必要もないし、このままベンチで終わるんじゃないかな。個人的には彼らがこのレベルで抜けた力を見せて、自信を持ってトレーニングキャンプを迎えて欲しいと思ったんだけどね。まさかサマーリーグまで故障者が出るなんて思ってなかったよ。まあこればっかり仕方ないね。お楽しみは10月になるな。彼らの成長が楽しみだよ。」

シンキ「最後に何かお願いします。」

キャット「元ロケッツであるチャック・ヘイズのロケッツ入りがあるかもしれないらしいんだよ。」

シンキ「彼はキングスに移籍してから、どこへ行ったんでしたっけ?」

キャット「キングスからラプターズへ渡って、今年FA選手になってる。最近は若手に押されて出番がなくなってきたから、仮に契約してもベテランミニマムになると思うよ。それでもドーシーよりは間違いなく使えるんじゃないかな。ボク的にはカペラ、ハレルを優先に使って欲しいと思ってるんだけどね。」

シンキ「分かりました。あさっての最終戦も宜しくお願いします。」

キャット「あともう一つあるんだ。先週ハワードがコミックコンベーション、いわゆるコミコンでプレデターのコスプレを披露したそうだよ。まあスルーしていい内容だと思うけど(笑)」

シンキ「彼はいろいろと楽しませてくれますね。来季は復活ののろしを上げてもらいましょう。」

キャット「だな。ハーデンとハワードが揃って相手を圧倒しないと、優勝までは難しいからな。期待してる。」

サマーリーグ第3戦 対ラプターズ

シンキ「こんにちは。今日は3戦目のラプターズ戦になります。3連勝したいですよね。」

キャット「サマーリーグは勝敗をあまり意識しないでいいとは言っても、昨年からか忘れたけど、終盤からトーナメント戦が始まるからね。出来る限り勝って最後まで観たいと思っているロケッツファンは多いんじゃないかな。ボクもその一人だ(笑)」

シンキ「サムソンがスポンサーにいるので、もしかすると優勝チームには特典があるのかもしれませんね。」

キャット「そうかもね。その方が選手もモチベーションが上がるからな。」

シンキ「では今日のラプターズ戦をお願いします。」

キャット「昨日のサンズ戦同様、今日も序盤からロケッツがスパーク。第1Qだけで二桁のリードを取ったんだ。しかしウィリアムスを欠くロケッツは次第に決め手を失い、タフショットを打たされ続けてたよ。結局前半に追い付かれてしまい、5点リードされて後半へ。後半に入ってもシュートミスの続くロケッツを尻目に、ラプターズは速攻から加点に成功するなどして点差を拡げに掛かったんだ。しかしロケッツは第4Qに入ると、ライスが勝負強さを見せるなどして、残り2分切り2点差まで追い上げた。だがその後は息切れして、結局ラプターズが勝利を収めたよ。最終スコアーは87-95」

シンキ「いい勝負でしたね。」

キャット「どんなレベルでも接戦になると面白いな。勝って欲しかったんだけど仕方ない。諦めずに最後までよく頑張ったと思うよ。」

シンキ「今日もカペラ、ニック、デッカーはお休みでした。」

キャット「トーナメント戦は出て欲しいよ。ニックは今週中に出るみたいだけどね。他の2人はまだ分からないな。」

シンキ「個人成績をよろしいですかね。」

キャット「オーケー。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ラプターズ 14 27 21 33 95
ロケッツ  24 12 18 33 87

ロケッツ(2-1)
Gグレン・ライス 34分 28P 5R 4A 4S FG7/18 3pFG3/9 FT11/11
Gウィル・カミングス 25分 8P 4A 0TO FG2/12 FT4/4
Cクリスチャン・ウッド 12分 1P 3R FG0/3
Fモントレゼル・ハレル 32分 15P 7R 1B 8PF FG5/10 FT5/12
F DJケネディー 32分 12P 9R 4S FG3/9 FT4/7
オーブリー・コールマン 24分 12P 3S FG4/13 3pFG1/4
ピエリア・ヘンリー 14分 5P 4TO FG2/5
ジャロン・ジョンソン 10分 2P
クリス・ウォーカー 13分 4P 4B FG2/5
JJアビラ、デンゼル・リビングストン、アラン・ウィリアムスは出場せず
カペラ、ニック、デッカーは軽い故障のため欠場
チームトータル FG26/77 33.8%、3pFG7/24 FT28/40 34R(11OR)11A 15S 4B 14TO

ラプターズ(3-0)
ブルーノ・カボクロ(昨年ドラ20位)28分 7P 5R FG3/11 3pFG1/8
ルーカス・ノゲイラ(一昨年ドラ16位)23分 6P 13R 4B
ノーマン・パウエル(今年ドラ46位)23分 19P 5R 2B 4TO FG7/11
ロナルド・ロバーツ 24分 8P 5R 4TO
ゲイリー・タルトン 22分 13P 6R
ジョーダン・バシンスキー 10分 9P 5R 5PF
デュルー・クロフォード 18分 8P FT1/6
フィリップ・スクラッブ 15分 10P
ミッチェル・ワット 12分 6P
アクセル・トペーン 10分 7P
デロン・ライト(今年ドラ20位)は故障のため欠場
チームトータル FG33/69 47.8%、3pFG4/16 FT25/38 52R(9OR)11A 7S 9B 22TO

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
シンキ「今日のハレルはどうでしたか?」

キャット「積極的にオフェンスに絡んでたし、それなりの数字も残してるからね。良かったと思うぞ。スクリーンプレイもうまかったし、彼はチームの潤滑油になれる選手だよ。課題はフリースローだな。」

シンキ「今日はライスが得点取りまくってましたね。」

キャット「彼は経験者だし、スコアラーだからね。これくらいやってくれないと、NBAからのオファーはないと思う。そういう意味では、今日はよく頑張ったんじゃないかな。」

シンキ「アラン・ウィリアムスがいない影響なのか、ロケッツはインサイドで優位に立てませんでしたね。」

キャット「ノゲイラの威圧感に苦しんでいたね。NBAレベルの彼のディフェンスを相手に、ウィリアムスがどれだけやれたのか観たかったよ。」

シンキ「そのラプターズですが、ノゲイラだけでなく、ドラフト組のノーマン・パウエルが目立ってました。」

キャット「NBAレベルだとサイズ不足だから、まだ上でどれだけやれるのか分からないが、少なくともドラフトされるだけの素質あるね。こんなのがゴロゴロいるんだから、いかにNBAのハードルが高いのか伺い知れるところだろう。」

シンキ「次のゲームの日程はまだ決まってませんが、今週中にはありますよね?」

キャット「あるでしょ。他のチームの成績次第だけど、あさってかその次あたりになるかな。」

シンキ「最後に何かありますか?」

キャット「日本リーグのアイシンでプレイしている比江島が、サマーリーグに挑戦中のようなんだけど、ロスターに名前がないから、おそらくトライアウトの段階で落とされたみたいなんだよ。」

シンキ「サマーリーグと言っても、NBAと契約している選手が混じってますからねー。」

キャット「NBAと本契約してない選手でも、カレッジである程度の活躍をした選手か、ユーロで実績を積んだ選手ばかりだからな。とてもハードルは高いよね。」

シンキ「次なる挑戦者を楽しみにしているんですが...」

キャット「富樫はまだ諦めてないぞ(苦笑) まあ今年出ないことから、来季Dリーグチームでプレイ出来るのかも怪しくなってるからね。次を探したくなるのも分かるよ。」

シンキ「それでは次戦も宜しくお願いします。」

サマーリーグ第2戦 対サンズ

シンキ「こんにちは。サマーリーグが始まり今日で3日目ですね。ロケッツは本日2戦目のサンズ戦が組まれていました。初戦を休んだカペラ、ニック、デッカーは今日も欠場ですが、ハレルは先発で出場しましたね。」

キャット「そうだな。ハレルのプレイは楽しみにしてたから良かったよ。」

シンキ「ゲームの方はどうでしたか?」

キャット「ロケッツは序盤からリードを付ける展開になった。中盤で点差が縮まり追い付かれそうになったんだけど、また盛り返して一時20点以上の点差を付ける大勝だった。最終スコアーは108-89」

シンキ「サマーリーグはワンクォーターが10分ですが、ロケッツは今日も100点ゲームの大勝でしたね。その要因は何でしょうか?」

キャット「まずテンポが速いよね。それからファールからフリースローをもらう機会が多かったのも要因だろう。ディフェンスが積極的でスチールを連発してたのもあるな。」

シンキ「個人成績をよろしいですか。」

キャット「オーケー」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
サンズ  19 26 27 17 89
ロケッツ 30 27 22 29 108

ロケッツ(2-0)
Gグレン・ライス 27分 20P 4R 2A 4S FG6/13 3pFG3/6 FT5/7
Gウィル・カミングス 29分 18P 7A 2S 2TO FG5/9 FT7/9
Cアラン・ウィリアムス 23分 16P 8R 3A 1B FG5/13 FT6/9
Fモントレゼル・ハレル 26分 11P 8R 1B 5PF FG4/9 FT3/6
F DJケネディー 27分 21P 7R 3A 4S FG6/9 FT9/9
オーブリー・コールマン 20分 6P 5R FG2/5 3pFG0/3
クリスチャン・ウッド 17分 11P 3R FG5/12
ピエリア・ヘンリー 17分 2P 5PF FG0/0
ジャロン・ジョンソン 8分 3P
クリス・ウォーカー 1分 FG0/0
JJアビラ、デンゼル・リビングストンは出場せず
カペラ、ニック、デッカーは軽い故障のため欠場
チームトータル FG34/73 46.6%、3pFG6/18 FT34/48 41R(13OR)20A 17S 3B 12TO

サンズ(1-1)
TJウォーレン(昨年ドラ14位)30分 22P 4TO FG9/15
ルーク・ハランゴディー 9分 3P FG0/5
アレック・ブラウン(昨年ドラ50位)14分 4P
アーチー・グッドウィン(一昨年ドラ29位)27分 20P 6R FG6/10
ジェレル・マクニール 9分 2P
デビン・ブッカー(今年ドラ13位)29分 4P 5R FG2/12
ジョシュ・ハレルソン 20分 7P 5R 4B
マイク・ジェームス 23分 10P 6A
ジャスティン・ハーパー 17分 9P 6PF
アレックス・レン(一昨年ドラ5位)は休養
チームトータル FG32/68 47.1%、3pFG7/22 FT18/23 36R(8OR)14A 7S 6B 22TO

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
シンキ「注目のドラフト組、ハレルが初戦から見せ場タップリのプレイでしたね。」

キャット「オフェンシブリバウンドをダンクで押し込んだプレイはすごかったな。ターンラウンドジャンパーも決められるし、ディフェンスでも豪快なブロックありで、首脳陣の心を掴んだのは間違いないところだ。」

シンキ「体格はナゲッツのファリードに似てませんかね?」

キャット「髪型も似てるね(笑) 運動能力もあるし、彼みたいに成長してくれるとロケッツのインサイドはより一層厚みを増すな。これからの成長が実に楽しみな選手だ。」

シンキ「カペラにポジションを奪われたドーシーは、さらに苦しくなりますよね。」

キャット「ドーシーをどーしーようか(笑)」

シンキ「苦笑 ミニにタコ並のお寒いダジャレは置いとくとして、彼以外のインサイド陣は、ドラフト外組でもアラン・ウィリアムスが今日も印象的なプレイを見せましたよね。それからクリスチャン・ウッドもチームの勝利に貢献してます。」

キャット「まずウィリアムスだけど、彼はアンダーサイズだが、重厚な体をうまく活かしてペイント内で得点を取る術をもっているね。運動能力がそれほどないことから、NBAレベルで通用するのかまだ未知数だけど、昨年のタリックの例もあるからな。トレーニングキャンプに呼んで欲しいよ。」

キャット「それからウッドもいいね。まだ19歳だけど、それなりのバスケットボールIQを持っていると思う。伸びしろがありそうで、サイズ、運動能力ともに申し分ないだけに、将来性はウィリアムスより上なんじゃないかな。」

シンキ「それ以外の選手はどうでしたか?」

キャット「ライスの安定感はさすがだね。もう少し爆発力があるといいと思うよ。それからケネディーとカミングスも悪くない。地味に活躍してたし、このように安定感のあるプレイを続けていけば、必ずNBAの関係者がチャンスを与えるはずだよ。」

シンキ「サンズの選手で印象に残った選手はいますか?」

キャット「グッドウィンだね。彼はゴール下へアタック出来るし素早いな。スリーも決まってたね。まだ20歳だし、もっと伸びるんじゃないかな。」

シンキ「ところでロケッツに新たに1名加わりましたよね。」

キャット「サンズからFAになっていたマーカス・ソートンとベテラン・ミニマムの120万ドルで1年契約を結んだようだ。」

シンキ「この契約についてはいかがですか?」

キャット「ソートンはスコアラーとして実績があるから、ロケッツのシステムにはまれば費用対効果の高い選手として重宝する可能性があると思う。ダメでもリスクはあまりないしね。」

シンキ「テリーとジョシュ、そしてKJマクダニエルは戻ってきますかね?」

キャット「戻ってきて欲しいと思っているが、そうなるとロスターの調整が必要になるね。まだロケッツのオフは来ない感じかな。」

シンキ「明日のラプターズ戦も宜しくどうぞ。今日はお疲れでした。」

サマーリーグ第1戦 対Dリーグ選抜

シンキ「こんにちは。今日からベガスサマーリーグの開幕です。しかし残念ながら今日のゲームはドラフト組の4人がすべて欠場になってます。」

キャット「故障の程度は軽いみたいだから、次のゲームには出てくるんじゃないかな。今日は他の選手に頑張ってもらおう。」

シンキ「それではゲームの方お願いします。」

キャット「まあサマーリーグってことで勝敗はあまり重要じゃないから、早速結果から行っちゃおうか(笑)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ロケッツ   19 36 32 24 111
Dリーグ選抜 23 26 21 34 104

ロケッツ(1-0)
Gグレン・ライス 29分 20P 6R 5PF FG8/15 3pFG2/5
Gウィル・カミングス 23分 14P 4A 2S 4TO 6PF FG5/6
Cクリスチャン・ウッド 14分 9P 5R 2B FG4/4
Fアラン・ウィリアムス 29分 27R 10R 7PF FG10/18 FT7/9
F DJケネディ 29分 14P 9R 3TO FG3/8
ジャロン・ジョンソン 22分 7P
ピエリア・ヘンリー 17分 3P
クリス・ウォーカー 13分 9P 6R
オーブリー・コールマン 10分 6P
デンゼル・リビングストン 6分 2P
JJアビラ 3分 0P
カペラ、ニック、デッカー、ハレルは欠場
チームトータル FG40/73 54.8%、3pFG5/15、FT26/37 44R(11OR)18A 5S 2B  14TO

Dリーグ選抜(0-1)
スコッティ・トンプソン 29分 27P
テイラー・グリフィン 23分 15P
ハシーム・サビート 18分 8P 6R
ジョー・ジャクソン 23分 11P 6A
ジャスティン・デントモン 29分 14P 5A 8S
チームトータル FG33/76 43.4%、3pFG11/34 FT27/37 28R(8OR)18A 12S 1B 11TO

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シンキ「結果は重要ではないとはいえ、まず初戦を勝利で飾りましたね。」

キャット「まあ負けるより勝った方が気持ちいいよ(笑)」

シンキ「見所はありましたか?」

キャット「うーん、あまり感じなかったような気が(苦笑) アラン・ウィリアムスがかなりペイント内で存在感を見せていたけど、相手がDリーグ選抜だから通用した可能性もあるし、今日のゲームだけではまだNBAでやれるとは言えないな。でも素質はありそうだから、ロケッツかどうか分からないが、トレーニングキャンプに呼ばれる可能性は高いと思うよ。」

シンキ「Dリーグ組のライス、ジョンソンあたりはどうでしたか?」

キャット「さすがにライスは経験積んでるだけあって、このレベルでは安定して数字を残せるよね。もう少しシュートの精度が良くなれば、NBAに這い上がれるかもしれないぞ。ジャロン・ジョンソンも悪くないんだけど、何か持ち味が欲しいよね。」

シンキ「注目のクリスチャン・ウッドはどうでしたか?」

キャット「彼はアンソニー・デービスみたいな体つきをしてたよ。まだゲームの理解力が足りないのか、戸惑いながらプレイしているように見えたけど、それでも所々で見せるパフォーマンスは、才能の高さを感じさせるものだった。将来性がありそうだから、Dリーグで鍛えてみたい素材だね。」

シンキ「Dリーグ選抜には元ロケッツのサビートがいましたよね。」

キャット「ね。彼のことを知らない関係者はいないから、少しでもパフォーマンスが上がれば、すぐにでもコールアップされる選手だよね。昨年ヒートでブレイクしたハッサン・ホワイトサイドの例もあるし、まだまだ彼は諦めてないんじゃない。」

シンキ「コートサイドにはハーデン、アリーザ、ビバリーが訪れてましたが、なぜかディーモーがベンチに座ってましたよね。」

キャット「ディーモーはロケッツ関係者の服装まで着てたよな(笑) ここら辺はよく分からないよ(苦笑)」

シンキ「次のゲームはあさってのサンズ戦になります。」

キャット「次はドラフト組のプレイを見たいよね。」

シンキ「最後になりますが、トップページの名前がロケッツ通信に変わりましたね。」

キャット「最近はロケッツの話題しかやってないから、こっちの方が自然でいいかなーと思ってね。まあ名前は変わっても、内容は変わらないから今まで通りだよ(笑)」

シンキ「今日もどうもです。それではサンズ戦もお願いします。」

サマーリーグのロスター決定

シンキ「毎度こんにちは。明日から始まるベガスサマーリーグですが、ロケッツのロスターが出た模様ですね。」

キャット「だね。主要な選手は昨日発表したけど、もう一度確認しておこうか。」

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ドラフト組 4人
クリント・カペラ 昨年25位
ニック・ジョンソン 昨年42位
サム・デッカー 今年18位
モントレゼル・ハレル 今年32位

ドラフト外組 7人
クリスチャン・ウッド(38位)
デンゼル・リビングストン(ランク外)
JJアビラ(ランク外)
ウィル・カミングス(ランク外)
ピエリア・ヘンリー(ランク外)
クリス・ウォーカー(65位)
アラン・ウィリアムス(59位)
カッコ内はチャドのランキング

Dリーグ組など 4人
グレン・ライスJr 今季Dリーグ、ヴァイパーズでプレイ
ジャロン・ジョンソン 今季Dリーグ、ヴァイパーズでプレイ
DJケネディー 4年連続のサマーリーグ参加(ロケッツは初)
オーブリー・コールマン 地元出身の27歳

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シンキ「今年はカペラが出てきますよね。デッカーにハレルのプレイも楽しみです。」

キャット「ホント楽しみだよ。」

シンキ「スターターはCカペラ、PFハレル、SFデッカー、Gニックで決まりでしょうが、残り1人は誰でしょうかね?」

キャット「普通に予想すればDリーグで実績のあるライスだと思うんだけど、チーム練習でのアピールに成功すれば、他の選手が抜擢される可能性はあるだろう。」

シンキ「昨年はSGで出場したニックですが、今年はPGを任せるんですかね?」

キャット「だと思うよ。彼はコートビジョンも広いし、パスセンスもあるから、PGとしての才能を持っていると思う。叔父があのセルティックス黄金時代を支えたPGの、DJことデニス・ジョンソンなんだから出来るでしょ(笑)」

シンキ「DNAの良さを活かして欲しいですよね。」

キャット「全くだ。」

シンキ「カペラはどうですかね? 昨年はいろいろあって出場してませんが。」

キャット「昨年はドラフトで指名されたはいいけど、あまり期待されてないというか、トレードの駒にされていた節もあるからな。それがものすごい勢いで伸びて、今ではロケッツのホープになってる。ホント分からんもんだよな(笑)」

シンキ「プレイオフでも抜擢されてますからね。」

キャット「ハワードが欠場してたら、スターターの可能性もあったからな。ここまで伸びしろを発揮している選手は珍しいと思うよ。課題のジャンパーを鍛えているって話だから、ペイント内の存在感だけでなく、ミドルレンジからのショットや、ポストアップも注目したいよね。」

シンキ「それからデッカーとハレルについてはどうですか?」

キャット「デッカーはかなりやれると見ている。サイズ、運動能力、バスケットボールIQなど、NBAで成功するツールを彼は持っているよ。実戦経験を積んで、ロケッツの勝利に貢献してもらいたい。ハレルはドーシーのアップグレード版。出番さえ与えれば必ず結果を出してくれると思ってる。2人ともまずはこのサマーリーグでガツーンとインパクトを残して欲しいよね(笑)」

シンキ「はい(笑) それ以外に気になる選手はいますかね?」

キャット「やはりクリスチャン・ウッドかな。彼はものすごい才能があるようで、クリス・ボッシュと比較しているスカウトもいるらしいよ。」

シンキ「なんでそんな選手がドラフトで指名されなかったんですかね?」

キャット「精神的に未熟みたいだね。ドラフトでの指名はリスクがあると判断されたんだろう。まあサマーリーグでその才能を爆発させれば、ロケッツは彼を囲い込むかもしれないぞ(笑) 要注目だ。」

シンキ「さてサマーリーグ以外の話題もお願いします。」

キャット「オフに4回トレードされたベテランのリドナーが、昨日解雇されたみたいだよ。」

シンキ「NBAの厳しさがにじみ出る話ですよね。」

キャット「本人はもう吹っ切れたのか、笑ってインタビューに答えたそうだ。もう10年以上NBAでプレイしてきたし、そろそろ潮時かもしれないな。まあ彼なら将来ヘッドコーチになってもおかしくないと思うから、いずれまた見る機会があると思うよ。ロケッツファンとしては痛いところでシュート決められた記憶あるな(苦笑) フリーで打たれるとまず決めて来たからね。」

シンキ「最後にいろいろ決まった選手の契約についてお願いしたいんですが。」

キャット「オーケー。ロケッツはビバリーと正式に契約を結んだよ。」

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ロケッツ ビバリーと3年1800万ドル+4年目500万ドルのオプションで再契約
キャブス レブロンと2年4690万ドルで再契約
キャブス モー・ウィリアムスと2年430万ドルで契約
ブレイザーズ リラードと5年1億2000万ドルで契約延長
ブレイザーズ サンダーの制限付きFAエネス・カンターに4年7000万ドルのオファーシートにサイン
ホーネッツ リンと2年430万ドルで契約
スパーズ ダンカンと1年目が500万ドルの2年で再契約、ジノビリと2年570万ドルで再契約、デヴィッド・ウエストと1年150万ドルで契約
ラプターズ ルイス・スコラと1年300万ドルで契約
ヒート ジェラルド・グリーンとタックスペイヤー・ミッドレベル例外条項を使って1年契約
サンズ ソニー・ウィームスと2年580万ドルで契約、ロニー・プライスとリーグミニマムで1年契約
ピストンズ ジュエル・アンソニーと2年500万ドルで再契約
ピストンズ レジー・ジャクソンと5年8000万ドルで契約延長
ウォリアーズ バルボサと1年250万ドルで再契約

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キャット「まだあるけどこんな感じかな。」

シンキ「カンターのオファーシートに、サンダーはマッチするんですかね?」

キャット「マッチするみたいだよ。ハーデンの時は5年8000万ドルを拒否してトレードに出したんだけどね(笑)」

シンキ「今のサンダーだったら当時のハーデンと契約延長してますよね?」

キャット「絶対にしてると思うよ。ロケッツは実に幸運だったな。」

シンキ「それではサマーリーグも宜しくお願いします。今日はどうもでした。」

デッカーと契約へ

シンキ「こんにちは。今日FA選手との契約が解禁されましたが、一旦マブス入りに合意したはずのデアンドレ・ジョーダンが、このモラトリアム期間に心変わりしたようで、一転してクリッパーズと再契約。チーム残留が決定しましたね。」

キャット「前代未聞だな(苦笑) 今までこんなケース聞いたことないぞ。」

シンキ「マブスと合意した後も、クリッパーズは諦めなかったようですね。」

キャット「彼はおどけたりするお調子者のだから、気が変わると思ったのかな(笑)」

シンキ「これでクリッパーズは依然として怖いチームになってしまいました。」

キャット「だな。個人的には彼にマブスに入ってもらい、チーム間の実力差が均衡して欲しかったんだけど、まあロケッツもステップアップすればいいことだから、まあいいんじゃないって感じだよ(笑)」

シンキ「西の勢力争いはどうなりますかね?」

キャット「王者のウォリアーズに、オフの勝ち組スパーズが2強で、サンダー、クリッパーズ、ロケッツ、グリズリーズがその2強を追いかける展開だと思う。ロケッツとしてはライバルチームを出し抜くために、もうワンステップアップが必要だろうな。まあジョシュとテリーが帰ってくれば、若手の活躍次第で、今のままでも行けそうに思うんだけどね。」

シンキ「その若手ですが、ロケッツはルーキーのデッカーと契約がまとまったみたいですね。ハレルはまだのようですが、すぐ決まりますかね?」

キャット「順当に契約したね。ハレルにもサマーリーグ次第で複数年契約を用意するんじゃないかな。期待したいよ。」

シンキ「2日後に始まるサマーリーグについての情報は何かありますか?」

キャット「カペラ、ニック、デッカー、ハレルは出場するよ。それ以外では今年ドラフトで指名されなかった中で一番の大物クリスチャン・ウッドに加え、ダンジェロ・ハリソン、デンゼル・リビングストン、JJアビラなどが参加予定。それから地元出身でユーロで鍛えて来た、27歳のオーブリー・コールマンも出るようだ。」

シンキ「富樫はどうなってますか?」

キャット「今年は出場しないとTwitterで報告してたよ。期間中はベガスに滞在するみたいだけどね。おそらく日本代表チームを優先したんだろう。」

シンキ「サマーリーグに出た方がアピールに繋がるんじゃないですかね?」

キャット「確かに。ドラフト指名されない選手がNBAの世界に踏み出すには、まずサマーリーグで関係者にインパクトを残すプレイを見せてトレーニングキャンプに呼んでもらい、プレシーズンゲームで結果を出すのが近道だからな。仮に代表チームでインパクト残しても、レベルの低いアジアではアピール度は低くなるよね。」

シンキ「分かりました。NBAはまだまだ日本人には手の届かない世界なんでしょうか。」

キャット「アメリカだけじゃなく、全世界の選手がライバルだし、高校時代に有力候補だった選手でも、NBAに入れなかったのは山ほどいるのが実情だよ。そんな激しい世界に飛び込んだ富樫を密かに応援してるんだけどねー。ホントNBAは別次元だよな。」

シンキ「最後に何かありますかね。」

キャット「元ロケッツのリンがホーネッツと契約したみたいだよ。」

シンキ「今度は東に戻りますかー。なんか毎年チームを替えてる感じがしますよね。」

キャット「ウォリアーズからスタートして、ニックス、ロケッツ、レイカーズ、ホーネッツだね。ここまでそれなりの実績を積んだし、欲しがるチームは結構あったみたいだぞ。元ロケッツとして頑張って欲しいところだね。」

シンキ「今日はどうもでした。」

オルドリッジはスパーズへ

シンキ「どうもこんにちは。毎度の更新どうもです。早速ですがオルドリッジはやはりスパーズを選択しましたね。ロケッツの獲得はなりませんでした。」

キャット「ま、順当だわな(苦笑) 獲得意志のあるチームの中で、すんなり加入出来て、尚且つ優勝を狙えるチームはスパーズしかなかったからね。ボクも難しいと思っていたから落胆は全くないよ。」

シンキ「これで西はウォリアーズとスパーズが2大勢力になりますかね?」

キャット「あとデュラントが復活するとサンダーも加わるだろう。そこに食い込むように我らがロケッツと、ジョーダン獲得に成功したマブスに、ガソル残留のグリズリーズの3チームが上位を伺う図式になるんじゃないかな。」

シンキ「それ以外にもジョーダンを失ったとはいえポールとグリフィンのいるクリッパーズに、若きスターのアンソニー・デービスがいるペリカンズあたりも侮れないですよね。」

キャット「全くだよ。多くのFA選手がチームを去ったブレイザーズの弱体は決定的だが、それでもサンズ、キングスなどプレイオフを目指すチームも力付けてるからね。気を抜いてると今季のサンダーみたいにプレイオフを逃すという事態もあり得るぞ。」

シンキ「ロケッツは今オフ、補強らしい補強はドラフト組だけになっておりますが、もうワンステップアップしないと上位を伺えないような気もします。」

キャット「若手の成長でワンステップアップ出来ると思うんだけど、いかんせん未知数だからな。18位で指名されたデッカーが、ルーキーシーズンからパーソンズほどの活躍が出来る保証はないし、2年目になるカペラだってプレイングタイムを与えてやらないと、その成長力にブレーキが掛かるかもしれないよ。」

シンキ「ジョシュがチームに戻ってくると仮定して、そうなるとインサイドのローテーションは、ハワード、ジョシュの先発組にディーモー、Tジョーンズ、カペラの5人になると思いますが、そうなるとカペラの出場時間が制限されてしまいそうですよね。」

キャット「ジョシュが戻れば、Tジョーンズはトレードに出すんじゃないかな。Tジョーンズの方が若いが、ジョシュはポイント・フォワード的なプレイが出来る貴重なタイプだからね。」

シンキ「そうなるとロケッツが次に目指す補強はどこでしょうかね?」

キャット「とりあえず昨年テリーを獲得したような、実績のあるベテランの獲得に向かうんじゃないかな。保険みたいな感じになると思う。」

シンキ「アマレ・スタウダマイアーあたりが名前に挙がってますよね。」

キャット「あくまでカペラ優先で、ケガ人が出た時の保険的な補強として考えるといいと思う。レギュラーシーズン長いから、なるだけ選手の層を厚くしたいよね。」

シンキ「それからスターターのビバリーの残留はいい知らせですが、バックアップPGはまだ決まっていません。」

キャット「プリジオーニがいるが、やはりテリーに戻ってきて欲しいところだな。かなりのベテランになるが、彼ならバックアップPGとして信頼できるよ。若手では密かにニックに期待しているんだよね。」

シンキ「ニックはどちらかというとSGタイプですが。」

キャット「サイズ的にはPGだよ。まだ伸びる素材だと思うから、来季は控えから重要な役割をこなしてくれれば、ロケッツの選手層はまた一段と厚みを増すんじゃないかな。彼には化けて欲しいよ。」

シンキ「制限付きFAになっているKJマクダニエルに関してはどうですか?」

キャット「現状の彼はディフェンス面以外の貢献は出来ないから、チームにアリーザとブリューワーがいる以上、このままチームに残したとしてもローテーションに入れないと思うんだ。なのである程度の金額でオファーシートにサインされたら、おそらくロケッツはマッチしないと思う。ディフェンダーとしてはかなりのものを持っているだけに惜しい存在なんだけどね。」

シンキ「他に何かありますか?」

キャット「ハーデンとハワードがいる以上、ケミストリーを高めていけば、それほどの補強がなくても、ロケッツは激戦の西地区を戦えると思う。目指すは打倒ウォリアーズ、そしてスパーズになるよね。」

シンキ「最後にサマーリーグに関してよろしいですか?」

キャット「今日からオーランドの方では始まったみたいだ。ロケッツはベガスからの出場になるんだけど、まだ正式なメンバーは出てないな。楽しみだよね。」

シンキ「どうもありがとうございました。」