シンキ「こんにちは。今日からサマーリーグはトーナメント戦に入りました。ロケッツは1回戦からの登場になりまして、相手はバックスに決まりましたね。」
キャット「勝ち続ければあと5試合も観戦出来るな。応援にも熱が入るよ。」
シンキ「残念ながら、カペラ、ニック、デッカーの3人は、引き続き欠場となりますが、ロケッツは勝ち続けられますかね?」
キャット「今日からアラン・ウィリアムスが戻ってくるし、ここまでハレル、ライスあたりも上々の出来映えだからね。苦戦はするだろうが、期待の方が大きいよ。」
シンキ「なんだかんだで勝敗を気にしてますが(笑)」
キャット「ね(苦笑) やはりトーナメント戦があると違うよ。さあロケッツタイムだ!」
シンキ「それではゲームの詳細をお願いします。」
キャット「ロケッツはいきなりハレルのへードアウェイジャンパーで先制。彼はその後もペイント内からのスコアー、ミッドレンジからのジャンパーと効率良く加点に成功していて、序盤はほぼ互角の展開でゲームは進行したんだ。」
シンキ「ハレルは使えそうですね。」
キャット「ペイント内での働きは、現状ドーシーが若干上のように感じるんだが、オフェンスのバリエーションは明らかに彼に軍配が上がるよ。チームにエネルギーを与えるプレイが出来るから、ロスター次第ですぐにローテーションに入っても驚けないな。」
キャット「その後ゲームの方は、ロケッツがペースを握って6点リードしたんだ。しかしバックスの外からのシュートが決まりだして逆転されてしまった。第1Qは逆に6点のビハインドで終了したよ。」
シンキ「昨日と同じような序盤リードしながら、今日は第1Q中に逆転されてしまいましたね。」
キャット「いかんせん即席チームだから仕方ないところだ。しかもドラフト外組が多いし、ドラフト組の3人が欠場と来てるからね。」
キャット「第2Qに入ってロケッツは追い上げて、一時2点差まで来たんだが、パスミスなどでリズムを崩すと、立て続けにやられてしまい、終盤には二桁リードを奪われてしまった。結局7点リードされて前半は終了したよ。」
シンキ「後半に逆転出来そうですかね?」
キャット「バックスもくだらないミス多かったから、チャンスはあると思ったよ。」
キャット「後半に入っても、ロケッツはバックスガード陣の、ツーメンゲームからの加点を防げず、再び点差は拡がったんだ。ロケッツはライス、ハレルあたりが頑張って、これ以上離されまいとしていたんだ。結局8点のビハインドでこのQは終了したよ。」
シンキ「第4Qで逆転しましょう。」
キャット「第3Qを観ると、このままビハインドを挽回出来ずに終わっちゃうのかなーと思ったんだけど、ジャロン・ジョンソンのスリーで3点差に追い上げると、今度はペイント内から押し込んで1点差に追い上げたんだ。」
シンキ「さあ逆転だ。」
キャット「ここまでディフェンスで見せ場を作っていたヘンリーが、速攻からのレイアップを決めて、遂にロケッツは第4Q8分切って逆転したんだ。」
シンキ「トーナメント戦だけに、ここは負けたくないですよね。」
キャット「その後は一進一退の攻防が続いて、ボクも手に汗握ってきたんだ(笑) まさかサマーリーグで盛り上がるとは思ってなかったよ。」
シンキ「サマーリーグとは言っても頑張れロケッツですよ(笑)」
キャット「しかしその均衡を破ったのはバックスだった。コールマンのイージーレイアップミスに続き、ケネディーのオフェンシブゴールテンディングで流れを切ったロケッツを尻目に、バックスは連続加点に成功して5点のリードを奪った。バックスはミスを多く、ロケッツ逆転のチャンスはあったのだが、決め手を欠いて得点が止まってしまい、結局4点差で敗戦したよ。最終スコアーは93-97」
シンキ「残念でしたが、楽しめましたよね。それでは個人成績をお願いします。」
キャット「オーケー。」
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バックス 27 24 23 23 97
ロケッツ 21 23 22 27 93
ロケッツ(2-2)
Gグレン・ライス 26分 16P 5R 3A FG6/15 3pFG2/6 FT4/4
Gウィル・カミングス 13分 0P 5TO FG0/2
Fアラン・ウィリアムス 29分 17P 8R 6PF FG7/11 FT3/4
Fモントレゼル・ハレル 25分 16P 5R 2S FG5/10 FT6/8
F DJケネディー 27分 8P 5R 2S FG2/9 FT4/4
オーブリー・コールマン 16分 7P 3R 2S FG3/8
ピエリア・ヘンリー 27分 9P 6R 3A 3S FG4/8
ジャロン・ジョンソン 18分 14P FG6/10 3pFG2/5
クリス・ウォーカー 10分 6P 4R FG2/5
デンゼル・リビングストン 5分 0P FG0/3
クリスチャン・ウッド、JJアビラは出場せず
カペラ、ニック、デッカーは故障のため欠場
チームトータル FG35/81 43.2%、3pFG4/19 FT19/27 37R(14OR)14A 13S 3B 14TO
バックス(1-3)
ダミアン・イングリス(昨年ドラ31位)11分 0P 3TO FG0/2
ケビン・ジョーンズ 31分 20P 9R FG9/14
マイケル・エリック 24分 3P 7R 6B FG1/3
ラシャード・ボーン(今年ドラ17位)33分 23P 3R 4TO FG7/17 3pFG3/6
ホルヘ・グティアレス(本契約選手)24分 6P 7R 9A 9TO 5PF FG2/4
ジェローム・ランドル 20分 9P 9A 2TO FG4/7
シーン・キルパトリック 29分 26P FG9/12 3pFG4/6
ビアチェスラバ・クラフストフ 16分 8P 5R 2B FG3/5
ジョニー・オブライアント(昨年ドラ36位)は欠場
チームトータル FG36/66 54.5%、3pFG9/15 FT16/27 38R(11OR)23A 5S 9B 25TO
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シンキ「今日のロケッツはどの選手が目立ってましたか?」
キャット「やはりハレルだよ。今日はシュートタッチが良くて、課題のフリースローも冷静に決めていたな。次のプレシーズンゲームでアピールを続ければ、すぐにNBAデビューしても驚けないよ。」
シンキ「本契約以外の選手はどうでしたか?」
キャット「ウィリアムスのシュートタッチはいいよね。このレベルでは一枚上の力を持っていると思う。今日のライスはイマイチだったけど、ヘンリーがタフにディフェンス頑張っていたのが印象に残ったな。」
シンキ「バックスの選手で印象に残った選手はいましたか?」
キャット「ボーンがシュート力のあるところを見せていたよ。今日みたいにNBAレベルでもコンスタントな数字を残していく力はあると思う。ベンチから欠かせない選手になるんじゃないかな。」
シンキ「これでロケッツはトーナメント初戦敗退となりましたから、もうゲームないんですよね?」
キャット「あともう1ゲームあるよ。ラスト戦はあさってに組まれてて、キャブスが相手だと思う。」
シンキ「このままドラフト組3人は出場せずに終わっちゃいますかね?」
キャット「彼らはロスター入りが確定している選手だから、無理にアピールする必要もないし、このままベンチで終わるんじゃないかな。個人的には彼らがこのレベルで抜けた力を見せて、自信を持ってトレーニングキャンプを迎えて欲しいと思ったんだけどね。まさかサマーリーグまで故障者が出るなんて思ってなかったよ。まあこればっかり仕方ないね。お楽しみは10月になるな。彼らの成長が楽しみだよ。」
シンキ「最後に何かお願いします。」
キャット「元ロケッツであるチャック・ヘイズのロケッツ入りがあるかもしれないらしいんだよ。」
シンキ「彼はキングスに移籍してから、どこへ行ったんでしたっけ?」
キャット「キングスからラプターズへ渡って、今年FA選手になってる。最近は若手に押されて出番がなくなってきたから、仮に契約してもベテランミニマムになると思うよ。それでもドーシーよりは間違いなく使えるんじゃないかな。ボク的にはカペラ、ハレルを優先に使って欲しいと思ってるんだけどね。」
シンキ「分かりました。あさっての最終戦も宜しくお願いします。」
キャット「あともう一つあるんだ。先週ハワードがコミックコンベーション、いわゆるコミコンでプレデターのコスプレを披露したそうだよ。まあスルーしていい内容だと思うけど(笑)」
シンキ「彼はいろいろと楽しませてくれますね。来季は復活ののろしを上げてもらいましょう。」
キャット「だな。ハーデンとハワードが揃って相手を圧倒しないと、優勝までは難しいからな。期待してる。」
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