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'15~'16 シーズン

今季第82戦(最終戦) 対キングス

シンキ「こんにちは。10月末から始まった今シーズンですが、早いもので今日がレギュラーシーズン最終戦となります。先日のウルブズ戦に快勝したロケッツは、自力でのプレイオフ進出が可能になりましたが、本日のキングス戦はどうでしょうか。ホームコートでのゲームになります。」

キャット「もう最終戦は早いよね。ほぼ1日おきにゲームやってる計算になるんだけど、これだけやってると観てる方も疲れてくる時がある(苦笑) でも3日くらい間隔が空くと、また無性にゲームが観たくなるんだよね。まあそんな感じで半年が過ぎて行ったよ。今日のゲームは勝つ条件が揃っているから、おそらくプレイオフへの切符を掴むんじゃないかな。来季以降への資産になるロッタリー指名権を失うのは複雑だけどね。」

シンキ「今季のロケッツはここまで40勝41敗です。今日のゲームに勝って勝率5割へ復帰となるのか注目ですね。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。ハレルが久々にベンチへ入っているね。キングスはマクレモア、カリー弟、ジェームス・アンダーソン、クーフォス、コーリースタイン。アンダーソンは元ロケッツ。カズンズ、ロンド、コリソン、ゲイは休養とのことだ。元ロケッツのカスピは故障で欠場が続いたね。今季もキングスは迷走しちゃったな。」

キャット「ウルブズ戦同様、序盤からロケッツのペース。ペイント内から面白いように加点を繰り返し、開始3分弱で8点リードした(10-2) キングスはカリー弟がスリーを決めて反撃するが(10-5)、ロケッツのオフェンスも止まらず、ビバリーの活躍、ハーデンの4ポイントプレイもあって、点差は13点に拡がったよ(21-8) 中盤に入ると、ロケッツはシュートが入らなくなり、ターンオーバーを繰り返すなど、リズムに乗れなかったが、キングスもしっかりとフリースローを決められず、点差をそれほど縮められない(21-13) 終盤に入ってジョシュの素晴らしいロングパスからの速攻が決まると、ロケッツは息を吹き返したように猛チャージを開始。ハーデンのスリーに、カペラとのホットライン、テリーのスリーなど、結局リードを16点に拡げて第1Qは終了したよ(34-18)」

シンキ「ウルブズ戦みたいに快勝できそうですね。最終戦を気持ち良く終えたいですよ。」

キャット「キングスはミスが目立ち、トランジションも遅いから、速攻を出されているね。カールヘッドコーチも打つ手なしかな。まあもうキングスは若手を使ってるし、来季を見据えたゲームだから仕方ないか。」

シンキ「カリー弟はどうなんですか? 兄カリーみたいに覚醒する可能性はありますかね?」

キャット「彼は十分NBAでプレイ出来る選手だよ。今のところシュートが決まってないが、兄ほどではないとはいえシュートリリースは速いし、ドライブからパスをさばけるし、経験を積めば、安定したベンチ選手にはなれそうだ。今のキングスの状態を考えると、ロンドよりカリーを存分に使った方がいいと思ってたんだが、彼はそのチャンスを活かしつつあると思う。プレッシャーに弱いところがあるから、そこらへんが課題だろうが、彼はまだ伸びしろがあるからね。頑張って欲しい。」

シンキ「分かりました。では前半の続きをお願いします。」

キャット「第2Q序盤もロケッツが優位に立つ。ビーズリーのジャンパー、ビバリーの連続スチールからの速攻も出て、ロケッツはリードを22点に拡げる(40-18) キングスもオフェンシブリバウンドから加点に成功して食い下がるが、ロケッツはテリーのスリー、カペラのオフェンシブリバウンドからの加点、ビーズリーの加点で、さらにリードを拡げたよ(49-24) 中盤に入っても流れは変わらず、ロケッツが思うように得点を重ねて、遂にリードは30点になった(58-28) 終盤に入ると、ロケッツは一息入ってしまったのか、マクレモアのスリーに対応出来ず、ターンオーバーを繰り返し、オフェンシブリバウンドを連続で取られるなど、今季のロケッツらしいプレイを連発する10-0のランを食らっていたね(苦笑) それでも前半は20点のリードで終了したよ(64-44)」

シンキ「終盤は点差を詰められたようですが、20点リードで前半を折り返し、この調子だと最終戦を勝利で飾れそうですか?」

キャット「さすがにホームで20点のアドバンテージは大きいな。余程のことがなければ、このゲームは勝つと思う。」

シンキ「でも低迷サンズに逆転負け食らったロケッツなので、まだ安心は出来ませんよね(苦笑)」

キャット「そうだな(笑) 終盤に一気のランを食らったように、どうも今季のロケッツはリズムが悪くなると、崩れるのも早いからな。もっとしっかりして欲しいんだけどね。もし大量リードを守れずに逆転負けとなったら、ロケッツ史に汚点を残す最終戦になってしまうぞ。」

シンキ「ですよね。それでは後半戦も宜しくお願いします。」

キャット「第3Q序盤はロケッツはハーデンの連続加点、キングスはマクレモアのジャンパーが決まった程度で、両チームともシュートミスやターンオーバーなどで、ゲーム的には膠着していた(69-47) 中盤前になって、ロケッツはハーデンのドライブと、アリーザの加点でリードを拡げるが(73-47)、キングスもカリーのスリー、マクレモアのイージーバスケットで食い下がる(73-52) 中盤になってオフェンスのリズムが出てきたロケッツは、ハーデンが連続10得点の大車輪を見せて、何気に粘るキングスを突き放したよ(88-57) 終盤もビバリーがナイスパスを連発するなど、結局28点リードで第3Qが終了(92-64) さすがに今日の勝利は堅そうに思うよ。」

シンキ「ハーデンの大車輪はさすがですよね。」

キャット「彼は第3Qだけで19得点だったね。さすがにオールスター常連だけあって、ワンランク上の選手なのは間違いない。少なくともハーデンがいれば、ロケッツはプレイオフを争えるチームだと思うよ。」

シンキ「問題はプレイオフで勝てるかどうかですよね。」

キャット「そうなんだよ。現状のロケッツはハーデン頼みのチームだから、もっとサポーティングキャストを揃えないと難しいね。そこは若手の伸びしろに期待したいんだけど、GMモーレーが外様好きだからなー。もっと生え抜きを育てなきゃいけないよ。」

シンキ「分かりました。それでは勝利の第4Qをお願いします。」

キャット「大量リードを取ったロケッツは、このQにセカンドユニットを起用。まずKJがスリーを決めて、再びロケッツのリードは30点を超えた(95-64) キングスはコーリースタイン、今日がNBAデビューの新人ドゥキャンの加点で若干リードを縮めるが(95-69)、カペラの攻守に渡る活躍などもあって、ロケッツが再びリードを30点近くまで持って行ったよ(100-71) 中盤前にお役ご免中だったハーデンが登場。彼は速攻からカウントプレイを決めて38得点目を挙げ、今季の平均得点を29点に乗せて再びベンチへ下がったよ。ビッカースタッフはハーデンに記録を作らせたかったようだね。平均29得点、7A、6R以上挙げた選手はジョーダン、レブロン、オスカー・ロバートソン以来4人目とのことだ。ゲームの方は中盤に入り、ハレルやガデロックが登場してきて、その2人のアーリウーププレイが決まり、ロケッツはリードをさらに拡げたよ(107-71) キングスは休養メンバーが多く、ほぼ7人で戦っていたこともあって、このQになると疲れが出たのか、シュートが全く決まらなくなってしまい、ロケッツのターンオーバーから速攻で加点する程度だった。終盤はカペラがハレル張りのハッスルを見せるなど、最後まで目の離せないゲームだったね。ラストはKJの素晴らしいフォローアップダンクで締めて、結局ロケッツが35点の大差で今季最終戦を勝利で飾ったんだ。最終スコアーは116-81。」

シンキ「順当勝利ですね! これでジャズ戦の結果にかかわらず、ロケッツのプレイオフ進出が決定しました。」

キャット「ロッタリー指名権を失うことを思うと、少し複雑な気持ちではあるんだが、プレイオフ進出は素直に喜びたいと思う。今季はいろいろあったが、それでも勝率は5割で終わったし、ふがいないシーズンだったとはいえ、それなりに楽しめたよ。」

シンキ「まだプレイオフが残ってますよ。相手は昨季にカンファレンスファイナルで敗れたウォリアーズが相手になります。厳しいシリーズになりそうですが、どのような展開になりますかね?」

キャット「1回勝てれば御の字だ(苦笑) 昨季から12戦11敗で、ほとんどワンサイドで負けてるからなー。これで勝てって言われても無理でしょ。」

シンキ「そこを何とかロケッツの底力で突破してもらいたいですが、いかがですかねー。」

キャット「まあウォリアーズもレイカーズやウルブズに負けてるくらいだから、1回くらいは勝てそうに思うんだけど、いかんせん相性が悪すぎだからなー。正直期待は全くなく、少しでも見せ場を作ってくれればいいと思っている。まともにやっても勝ち目はないから、カペラやKJ、ハレルやガデロックなど、ウォリアーズの警戒が比較的薄い選手を使うなりして、少しでも彼らに焦りを与えたいね。仮に全敗で終わっても、来季に繋がるようなプレイを見せて欲しいと思う。でないとせっかくロッタリー指名権をフイにして、プレイオフに出場した意味がないからね。」

シンキ「はい。それでは最後に何かありますか?」

キャット「今季はプレシーズンの時からおかしいと思ったんだけど、レギュラーシーズンに入っても相変わらずリズムに乗れず、マクヘイルを解雇したり、ジョシュを呼び戻したりと、いろいろ策を講じても、結局勝ったり負けたりで今季が終了してしまったな。ここ2シーズンで平均55勝していたチームが41勝止まり。主力はベテランが多くなってきて、やはり外様構成だとピークが過ぎるのも早いと言ったところなんだろう。正直言って来季以降を見据えると、単発的にプレイオフに出場するより、資産になるロッタリー指名権の方が重要だと思っているのだが、なかなか思い通りにいかず、ホント歯がゆいシーズンになってしまったと思う。それでもロケッツ選手達が躍動しているのに応援しない訳には行かないから、プレイオフでも全力で戦って欲しいと思っているよ。とりあえずレギュラーシーズン終わって、関係者全員にお疲れ様って言いたいね。」

シンキ「ありがとうございました。プレイオフは3日後に始まると思いますが、また宜しくお願いします。」

キャット「日程が出たらまた発表するよ。」

シンキ「どうもです。では今日はお疲れ様でした。今季は82ゲーム完走おめでとうございました。」

ボックススコアー

今季第81戦 対ウルブズ

シンキ「こんにちは。今季も残り2ゲームになりましたね。今日の相手はアウェイでのウルブズ戦になります。プレイオフ争いがあるので、目が離せないゲームですよね。」

キャット「個人的にはプレイオフ進出よりロッタリー指名権が欲しいので、負けたくないんだが、今日のゲームくらいは相手チームを応援したくなってしまうなー(苦笑)」

シンキ「ロケッツが残り2ゲームを連勝すると、プレイオフ進出は可能性ありですかね?」

キャット「ロケッツ連勝すると41勝41敗。ジャズ、マブスともに残り2ゲームで、ジャズとマブスは今日対戦してる。ジャズが残り2ゲーム連勝し、マブスはジャズに負けても最終戦のスパーズに勝利すれば、ロケッツは連勝してもロッタリー指名権を獲得できるぞ。」

シンキ「ジャズは今日負けると厳しくなりますかね?」

キャット「ロケッツはディビジョン成績でマブスに、カンファレンスの成績でジャズより上だから、同率だとロケッツが上になるから、ジャズはもう一つも落とせない雰囲気になってると思う。ボク的には来季以降を見据えると、どうしてもジャズ頑張れになってしまうんだよな(笑)」

シンキ「でもマブスも連敗するとやばいですよね。」

キャット「最終戦がスパーズ戦だからな。でもホームで戦えるから、まだジャズよりはいいかもしれない。まあマブスはプレイオフに行っても行かなくても、ドラフト指名権は保持出来るからいいよ。ロケッツなんかプレイオフに出ると、指名権が消滅しちゃうんだからな。ローソン獲得大失敗のツケだよ。モーレーは責任を取ってもらいたいね。」

シンキ「前置きが長くなり恐縮です。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「オーケー。スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。ウルブズがルビオ、ラビーン、ウィギンズ、ジェーン、タウンズ。」

キャット「序盤からロケッツのペース。ハーデンとハワードが加点を繰り返し、開始4分でロケッツが7点リードした(15-8) タイムアウト後、ウルブズも速攻からラビーンがスリーを決めるなどして追い上げを開始するが(15-13)、ハワードの連続加点に、ディーモーのフックが決まって、ロケッツのリードは再び拡がったよ(21-13) 中盤以降もウルブズはペイント内で得点が出来ず、ラビーンのスリーが単発で入るのみ。その間にロケッツはハーデンが面白いように得点を重ね、結局第1Qは17点までリードが拡がって終了したね(38-21)」

シンキ「こういう時に限って大量リードになるんですよね(笑)」

キャット「だよね(苦笑) いいときはすごくいいんだけど、ダメな時はとことんダメなのが今季のロケッツだったね。安定感がなく、リズムが悪い時は情けなくなるくらいだからな。これじゃプレイオフで勝ってこないよ。ロッタリー指名権を獲得して出直したいね。」

シンキ「分かりました。前半の続きもお願いします。」

キャット「第2Qに入ってもロケッツのペースは変わらず、ハワードが楽にレイアップを決めて、ウルブズは堪らずタイムアウトを要求(43-23) 中盤になってロケッツはシュートが入らない時間帯があったが、それでも大量リードもあって余裕でプレイしていたよ(52-33) 終盤はウルブズの加点が続いたが、ロケッツもハワードがダンクを繰り返し、ディーモー、アリーザ、ハーデンの3人がそれぞれスリーを決めるなど、点差はほとんど変わらず、結局21点差で前半は終了したよ(68-47)」

シンキ「今日は勝ちますね。ジャズ対マブス戦が気になりますよ。ロッタリー指名権もいいですが、少しでも可能性があるならば、プレイオフに進出して、ウォリアーズに赤っ恥をかかせてやりたいですよ。」

キャット「その可能性は、ロッタリーでトップ3指名権を獲得する確率より低いと思うぞ(苦笑) それにしても2年前までは、ウォリアーズに対して優位に立っていたのに、これだけ差が付くとはね。やはり生え抜きを鍛えてチーム力を向上させた結果だろう。ロケッツは現メンバーではチームとしての伸びしろはもうないから、早く若手に育てる方向に転換して欲しいんだけどね。外様頼みはもう限界だ。」

シンキ「そうですか。それでは後半戦もよろしいですかね。」

キャット「勝利は堅いだろうから、サクッと行くか(笑) 後半はタウンズの加点が続いてウルブズが15点のビハインドまで追い上げるが、タイムアウト後にロケッツはハーデンなどの加点でリズムを作り、中盤に入るとスリーが面白いように入って点差はさらに拡がったよ。第3Qが終わって29点リードとなり(103-74)、第4Qはセカンドユニットの登場。第4Qはカペラがドリームから毎日教わっているというペイントからのフックを決めまくっていたよ。ジョシュはこんなところで6ファール退場となってベンチへ(苦笑) 替わりに飼い殺されているTジョーンズが登場してきた。結局24点差でロケッツが余裕の勝利に終わったよ。最終スコアーは129-105。」

シンキ「アウェイなので苦戦するかと思ったら、序盤からリードを保っての圧勝に終わりましたね。勝因は何でしょうか?」

キャット「ウルブズが悪すぎたよね(笑) ロケッツのスリーにほとんど対応出来てなかったよ。まあまだ若いチームだから、この経験が活きるんじゃないかな。今年のドラフト指名権が当たれば、間違いなく彼らは浮上してくるからね。怖いチームになるだろうな。」

シンキ「カペラはかなり見せ場があったようですが、もっと使って欲しいですよね。」

キャット「そうなんだよ。ドリームに教わっていることもあって、ペイント内でのフットワークが良くなってるし、フックシュートの精度も高くなってる。もういい加減伸びしろのないハワードを外して、カペラを存分に使ってもらいたい。RPMの数値見たって、カペラはディフェンシブRPMが2.61、総合1.91でハワードのディフェンシブRPM1.70、総合0.58を上回ってるよ。しかもカペラはまだ21歳の生え抜きで伸びしろタップリだよ。」

シンキ「分かりました。ところでジャズ対マブスですが、マブスが勝利したようで、これでマブスはプレイオフ進出が決定しました。現在ロケッツは40勝41敗、ジャズは40勝41敗で並びましたが、直接対決で2勝2敗も、カンファレンスの成績でロケッツが上回っていますから、残り1ゲームの段階で、ロケッツが8位の再浮上しましたね。」

キャット「ジャズ負けちゃったかー(苦笑) ロッタリー指名権が欲しいからホント歯がゆいよね。」

シンキ「次のゲームはロケッツがホームでキングス戦、ジャズがアウェイでレイカーズ戦になりますが、見通しはどんな感じですかね?」

キャット「まあ7連敗中だったサンズにホームで負けるロケッツだから(苦笑)、若手を使ってきてるキングスに足下をすくわれる可能性はゼロではないと思うけど、普通に考えたら負けないだろうね。だからプレイオフ進出が高まったと言わざるを得ないな(苦笑)」

シンキ「ロッタリー指名権は大事ですか?」

キャット「チームの浮上を助けてくれる選手を獲得出来る可能性があるからな。この可能性に賭けないとロケッツはタフな西地区を勝ちきれないと思う。ハッキリ言ってウォリアーズとのシリーズを突破する可能性はゼロに近いから、長い目で見れば、絶対にロッタリー指名権が欲しいんだよね。」

シンキ「GMモーレーは自分のクビもあるので、絶対にプレイオフに出たがってるでしょうね(笑) それからナゲッツファンも、ロケッツがプレイオフに出ることを望んでいることでしょう。」

キャット「ドラフト中盤の指名権を得られるんだから当然だよね。ロケッツは獲得したローソンを戦力外で放出し、指名権も失う形じゃ、何も残らないよ。考えれば考えるたびにモーレーに腹立ってきたな。」

シンキ「笑 まあとりあえずあと1ゲームですから、最後はどんな形であれ、いい感じで締めくくって欲しいですね。」

キャット「まあね。とりあえず今季ラストだから、楽しく観戦しようとは思っているよ。」

シンキ「それでは今日はお疲れ様でした。あさっての今季最終戦も宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第80戦 対レイカーズ

シンキ「こんにちは。サンダー戦に勝利し、レギュラーシーズン最終戦まで6連勝を期待されたロケッツでしたが、その後にマブス、サンズに連敗と、今季はどうも乗り切れないシーズンでしたね。残り3ゲームですが、今日はどうでしょうか。相手はレイカーズになります。ホームのファンはコービー最後の勇姿を見届けられますね。」

キャット「サンズに逆転負け食らって、もうロケッツファンの頭の中はロッタリー指名権に傾いたと思うよ。早くGMモーレーに引導を渡して、新しいスタートを切って欲しい。」

シンキ「そのモーレーですが、噂では解任も視野に入っているみたいですよね。」

キャット「失敗続きなんで当然でしょ。契約はあと2年残っているんだが、マクヘイルだって2年以上残してクビになったし、もう彼がGMやってロケッツが浮上することは考えられないから、早いところお引き取り願いたいよ。」

シンキ「分かりました。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。レイカーズはラッセル、クラークソン、コービー、ランドル、ヒバート。」

キャット「序盤はロケッツのペース。速攻で2本決めるなどして、まず7点のリードを奪う(9-2) しかし劣勢になればなるほど燃える男コービーが、ドライブからの加点に続き、スリーも決めて、コービーを見に来たロケッツファンを喜ばす(9-7) 中盤に入ってもコービーは、アリーザをスピンムーブで交わしてからのフェイドアウェイジャンパーを決め、現役引退を惜しむファンも大歓声をあげたことだろう(13-11) ゲームの方は若干ロケッツ優勢も、元ロケッツのタリック・ブラックが攻守で存在感を見せるなどして、結局ほぼイーブンで第1Qは終了したよ(29-27)」

シンキ「コービーはまだまだやれそうですよね。タリックも頑張ってますかー。彼はキープしておいた方が良かったんじゃないですかね?」

キャット「コービーは第1Qだけで15得点だよ(笑) これだけやれるのに引退はもったいない感じするんだが、彼なりの流儀があるんだろうな。だから彼はスーパースターなんだよ。20年レイカーズに在籍した生え抜きで、そのうち優勝5回。すばらしいよね。それからタリックだけど、彼を無償で放出したのもモーレーのミス。外様に頼って、若手の成長力を軽視してきたツケが今季の低迷に繋がっているんだ。」

シンキ「では前半の続きもお願いします。」

キャット「第2Qロケッツは、ビーズリーが相変わらずの得点力を見せるが、レイカーズも元ロケッツのメッタ・ワールドピースがスリーを決めるなどして、ほぼ互角の展開も(33-34)、その後ナンスにも簡単に加点され、堪らずロケッツはタイムアウトを要求(33-36) タイムアウト後にジョシュを投入したロケッツは、その期待に応えるように彼はスリーを決めて同点になった(36-36) しかしレイカーズもタリックが、ハワードを上回るプレイを攻守で決め、ヘルタスからナンスへのパスも通るダンクも決まり、レイカーズ優勢で中盤に入っていったよ(38-40) 中盤以降はロケッツが持ち直し、ジョシュがまたスリーを決めるなど、逆転に成功し、一時5点のリードを奪うが、最後に速攻からカウントプレイを食らって、結局2点リードで終了となった(55-53)」

シンキ「今日も接戦になってますが、後半への見通しはどんな感じですか? レイカーズはタリックだけでなく、ナンスも頑張っているみたいですね。」

キャット「負けても驚けないな(苦笑) まあ個人的にはもうプレイオフよりロッタリー指名権が欲しいから、勝たなくてもいいと思っている(笑) ナンスはロケッツの指名権で獲得した選手だから、これもモーレーのミスだよね。リンと高額契約したツケだよ。外様獲得のために、サラリーを削減したかったから、そのためにドラフト指名権を付けてリンを引き取ってもらったんだ。もう生え抜きを鍛える方向で行ってもらいたいよ。」

シンキ「今季不振の愚痴がどうしても出てしまうようですが、後半戦も宜しくお願いします。」

キャット「後半序盤はロケッツはディーモーやアリーザ、レイカーズはクラークソンがそれなりに決めて、ゲームはほぼ互角の様相だったんだが(66-62)、ロケッツはビバリーのドライブからの加点に続き、ハーデンも決めてリズムを取ると、ハワードの加点もあって、中盤に入りロケッツが12点までリードを拡げたんだ(76-64) しかし劣勢になるとやはりこの男コービーが、ドライブからの加点、スリーでの加点など、まさに縦横無尽のオフェンスを展開してレイカーズが挽回(76-71) タイムアウト後もコービーは、カペラのナイスディフェンスからタフショットになるが、これも決めた!(76-73) 終盤に入って、ロケッツはテリーのスリーやカペラのカウントプレイで再びリードを拡げに掛かるが、コービーはローポストからのフックに続き、遠目からのスリーも決める大車輪振りを発揮して、会場のコービーファンも大喜びだったよ。第3Q終わって、ロケッツは8点のリードで終了したね(88-80)」

シンキ「コービーはすごいですね。もう30点くらい行ってますか?」

キャット「第3Qは14得点だったから、ここまで29得点だね。これだけ出来るんだから、ホント引退はもったいない。来季から始まる日本のBリーグでプレイしてくれないかな(笑)」

シンキ「ジーコみたいになって欲しいですよね。それでは最終Qもお願いします。」

キャット「出だしはクラークソンなどに3本スリーを食らったロケッツは2点差に迫られた(93-91) しかしタイムアウト後、ロケッツはハーデンが好調で、加点が続いて、リードを二桁に乗せたよ(114-101) それでもレイカーズは中盤過ぎに、コービーがファール狙いのスリーでフリースローをもらう技ありプレイを連続で見せて追いすがるが(120-110)、ロケッツのシュートも入っていて、残り2分切ってコービーはスタンディングオベーションでベンチへ退いたよ。結局130-110でロケッツが勝利。コービーは35得点の活躍だったね。ロケッツファンも満足のゲームだったんじゃないかな。」

シンキ「とりあえず連敗ストップですね。プレイオフ争いは今のところどうなってますか? それからコービーは引退まであと2ゲームですか。気が変わって来季もやりますってことないですかね(笑)」

キャット「まずプレイオフ争いだけど、マブスは今日負けて41勝39敗、ジャズは勝って40勝40敗。ロケッツは現在39勝41敗だから、明日ロケッツが負けて、ジャズがマブスに勝つと、その時点でロケッツのプレイオフ進出が終わる形になる。コービーはホントお疲れ様って感じかな。あんな激しいNBAのシーズンを20年もやってるんだから、あともう1シーズンって訳にも行かないだろう。気力体力ともに厳しいよ。現役続行ならBリーグに来て欲しい。彼なら監督と選手兼任でも行けるでしょ。」

シンキ「笑 明日は注目のゲームになりますね。見通しはどんな感じですか?」

キャット「ロケッツは明日アウェイでウルブズとやるんだけど、ウォリアーズ戦を含むアウェイ3連勝で勢いに乗る若手の生え抜きが多いウルブズが優勢のような気がするよ。ジャズもマブスに対してホームで戦えるから、明日でプレイオフ進出の望みが絶たれる可能性が高いように思う。まあロッタリー指名権が取れるから、来季を見据えるロケッツにとっては、その方がいいのかもしれないけどね(苦笑)」

シンキ「分かりました。それでは最後に何かありますかね?」

キャット「コービーがロケッツ戦ラストで見せた勇姿は一生忘れないな。劣勢に立たされても諦めない姿勢は、今までのキャリアが培ってきたたまものだろう。これで最後になるのは惜しいが、次のキャリアを楽しみにしているよ。試合後にドリームと抱き合っていたシーンは感動的だったな。」

シンキ「今日はありがとうございました。明日は注目ですね。こちらも宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第79戦 対サンズ

シンキ「こんにちは。昨日は残念な敗戦に終わりましたが、残り4ゲームを勝利で締めたいところですね。今日はホームでサンズ戦になります。」

キャット「残りの4戦はホームゲームが3つあり、相手関係も楽になるから、まだプレイオフ進出の可能性は十分にあると思うが、マブスやジャズの敗戦がないといけない状況になってることもあるので、あまり考えないことにしているよ。まあドラフト指名権のこともあるからな(苦笑)」

シンキ「では早速ゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。今日はディーモーを復帰させてきたな。サンズはプライス、新人ブッカー、PJタッカー、レン、チャンドラー。」

キャット「序盤はまずハーデンのスリーに、ハワードのダンクでロケッツがリード(7-4) ビバリーのスリーに、速攻からの加点もあって、ロケッツ優勢でゲームは進んだよ(12-6) だがサンズもチャンドラーとプライスの加点で1点差に迫ってきたんだ(16-15) 中盤に入ってロケッツはジョシュを投入。そのジョシュは立て続けにスリーを決めて、7点にリードを拡げたロケッツは、その後もビバリーのスリーにカペラの加点などでリズムに乗り(27-17)、終盤に入っても面白いように加点が続いて、結局リードを12点まで拡げて終了となった(39-27)」

シンキ「楽な感じの入り方をしてくれましたね。ジョシュはいきなり2本決めましたか。干されている間に、黙々とシュート練習していた成果ですかね。酒ばっかり飲んで愚痴言ってた清原とは違いますよ。」

キャット「薬もだろ(笑) まあその後のフリースローは2本とも落としていたけどね。ジョシュは今季限りが決定的だと思うから、ホームコートのファンに最後の勇姿を見せて欲しいよ。」

シンキ「ですね。では前半の続きをお願いします。」

キャット「序盤はサンズのペース。控えのテレトビッチが好調で、加点を繰り返していたよ(41-35) ロケッツは堪らずタイムアウトを要求。その後もテレトビッチは才能のあるところを見せていたが、ロケッツもビーズリー、アリーザの加点などでリードをキープ(48-44) 中盤に入って、テレトビッチのスリーが決まり1点差に迫られるが、ロケッツもハーデンが3本のフリースローを決めたり、カペラのナイスブロックもありで、点差はまた拡がったんだ(56-49) しかし終盤にスリーを2本決められてしまうなど、結局ロケッツ3点のリードで終了となったね(60-57)」

シンキ「リードは拡げられなかったようですが、ホームコートですし、今日のゲームは大丈夫そうですかね?」

キャット「サンズディフェンスは甘さが目立つし、ターンオーバーも多いから、ロケッツがリズム良くプレイ出来れば、大丈夫だと思うんだけど、サンズは外からのシュートがそれなりに入っているからな。油断は出来ないと思うぞ。」

シンキ「そうですか。それでは後半戦もお願いします。」

キャット「後半序盤はロケッツ7-0のランで10点リードした(67-57) その後もハーデンのスリーが決まって、ロケッツはさらにリードを拡げるチャンスだったが、サンズはタッカーがカウントプレイのあと、パワープレイで加点するなど、サンズは何とか離されずに食いつないでいた(75-67) 中盤に入ると、サンズはレンからタッカーへパスが繋がり、好調テレトビッチがスリーを決めて、サンズが5点差に追いすがってきたよ(77-72) その後もサンズはプライスのスリーなどでさらに追い上げ、終盤に入るとグッドウィンのカウントプレイも決まり、ロケッツは逆転されてしまった(81-82) ロケッツはジョシュがターンオーバーを繰り返し、シュートも落とすなど、足を引っ張っていたね。しかしロケッツもアリーザ、ハーデンの加点が続いて、結局ロケッツがまた逆転して終了したんだ(90-89)」

シンキ「昨日同様の接戦になってますが、今日のゲームは勝てますかね?」

キャット「ホームだし、勝てると思うんだけど、サンズはスリーが好調だからね。リズムが悪くなって、連続でやられるようだときつくなるから、そこを気をつけて欲しいよ。」

シンキ「分かりました。では最終Qもお願いします。」

キャット「出だしにグッドウィンにスリーを決められ、ロケッツはいきなり逆転されるが、ハーデンのドライブですぐに追い付くと、今度はビーズリーが得意のランニングジャンパーを決めて、またロケッツが逆転に成功した(94-92) その後も一進一退の攻防が続いてゲームは中盤に入っていったんだよ(103-103) 中盤に入り、またオフェンシブリバウンドを取られて加点され、ロケッツは4点のビハインドになってしまうが(103-107)、アリーザの加点に続き、カペラのダンクが決まって、ロケッツは逆転に成功し(108-107)、テリーの加点もあって、ロケッツは残り4分で3点リードしたんだ(110-107)」

シンキ「いよいよ本領発揮してきそうですかね。お願いします。」

キャット「ボクもそう思ったんだけど、ここからターンオーバー連発し、オフェンシブリバウンドをまた取られるわで、ロケッツはあっさり逆転されてしまう(110-113) 残り2分切ったタイムアウト後は、ハワードのフックはエアボール、テリーのスリーはタフショットになったり、サンズディフェンスに翻弄されてしまった・・・ そしてまたまたタッカーにオフェンシブリバウンドを取られてしまい万事休す。サンズはチャンドラーのダンクで9点のリードを奪って勝負あり。結局115-124で敗戦となったよ。今季のロケッツを象徴するような敗戦だったな。情けなくて涙出てくるよ(苦笑)」

シンキ「相手は今季60敗近いサンズですし、ホームコートですから、まさか負けるとは思ってなかったんですが、勝負って分かりませんね。」

キャット「オフェンシブリバウンドを取られすぎだったし、終盤は完全にリズムが悪くなってしまったな。まあ今のロケッツはプレイオフに進むより、ロッタリー指名権を獲得して、来季へ備えた方がいいということなのだろう。」

シンキ「あと3ゲームでマブスとは2.5ゲーム差、ジャズとは1.5ゲーム差ですが、見通しはどうですかね?」

キャット「6連勝って期待してたのにこれだもん(苦笑) もうプレイオフよりドラフト指名権の方が欲しくなってきたよ。ついでにGMモーレーもクビにしてもらいたい。」

シンキ「分かりました。次のゲームはレイカーズ戦ですね。3日後になります。ホームのファンはコービー最後の勇姿を堪能出来ますね。」

キャット「そうだな。勝敗を抜きにして楽しみたいよ。」

シンキ「今日はお疲れ様でした。残り少ないですが、次のゲームも宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第78戦 対マブス

シンキ「こんにちは。今季残りゲームもあと5つです。佳境に入ってきましたね。今日はプレイオフを争っているマブス戦となります。アウェイ戦です。」

キャット「早いものでもう残り5ゲームだね。勝利のために全力を尽くして欲しいと思っている。それが出来れば勝敗は気にしないよ。」

シンキ「はい。それでは早速ゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、KJ、アリーザ、ハワード。KJのディフェンス力を買って、ディーモーから変更してきたよ。マブスはバレア、マシューズ、新人ジャスティン・アンダーソン、ノビツキー、パチューリア。デロン・ウィリアムスは欠場。元ロケッツのパーソンズは3月下旬に右膝の手術を受けていて、今季の復帰は難しいとのことだ。」

キャット「序盤からロケッツのペース。まずバーデンのスリーが決まってロケッツがリードを取ると(7-6)、またハーデンが技ありのファールをもらってフリースローで加点し、ターンオーバーを誘って速攻を出すなど、開始3分半でロケッツが6点リードした(12-6) タイムアウト後もロケッツは、KJのナイスディフェンスなどでマブスに得点を許さず、ハーデンとハワードの連続ターンオーバーがありながらも、ビバリーからハワードへパスが通ってリードをキープ(16-8) 中盤以降は両チームともターンオーバーが目立つ展開になった。ロケッツはブリューワーやカペラのブロックが決まるなどして、ディフェンスがそれなりに機能していて、リズムの悪くなっていたオフェンスをフォーローしていたよ。結局第1Qは4点のリードで終了したんだ(22-18)」

シンキ「いい感じの立ち上がりのようですね。KJ効果が出ていましたか?」

キャット「彼はプリメイターの選手にしてはサイズがあるから重宝するよ。ノビツキーにもタフにマッチアップしていたね。オフェンスでも速攻からの加点を決めてるし、もう彼をローテーションに加えていいと思うぞ。」

シンキ「はい。では前半の続きをお願いします。」

キャット「第2Q出だしにハリスにスリーを決められ、ターンオーバーから速攻に加え、バレアにジャンパーで加点されて、ロケッツは開始2分経たずにタイムアウトを要求(22-25) タイムアウト後にビバリーのドライブや、ハワードのペイント内からの加点などで、再び逆転したロケッツだったが、マブスも控えのメジリの加点などで追いすがる(32-31) 中盤に入ると、マブスはディフェンスでロケッツにタフショットを強要しつつあったが、それでもビーズリーがスコアーリングマシーン振りを発揮してロケッツはリードをキープ(36-34) だが中盤を過ぎても、マブスのディフェンスに苦しむロケッツはターンオーバーを連発してしまって、このチャンスをマブスは畳み掛けるようにスリーを決めて、あっという間に10点のビハインドになってしまう(36-46) 終盤に入ってロケッツのオフェンスは、ハーデンの個人技などで加点には成功していたが、相変わらずオフェンシブリバウンドを取られるなどしていて追いつけず、結局8点のビハインドで前半は終了となった(44-52)」

シンキ「うーん。苦戦しておりますが、後半への見通しはいかがですかね?」

キャット「リズムが悪いよね。ターンオーバーが目立つし、ディフェンスもフリーで打たせていることが多いよ。またハイポストを使ったツーメンゲームから、ウィークサイドへパスを出されて加点されているケースも目に付くし、ここらへんの修正をしっかりしないといけないだろう。アウェイ戦だし、第3Qに第2Q同様リズムを握られると、かなり厳しくなるから、まずはディフェンスからチャンスを伺ってもらいたい。そしてしっかりディフェンシブリバウンドを取って欲しい。」

シンキ「分かりました。勝敗はともかく熱いゲームを期待したいですよね。それでは後半戦もお願いします。」

キャット「後半開始早々、ビバリーが3ファールになってしまうが、ロケッツはアリーザ、ハーデンのスリーが決まって、ビハインドを4点に縮める(50-54) しかしマブスもマシューズのスリーに、アンダーソンの加点で突き放す展開に(54-61) 中盤前にビバリーが4ファールになったが、そのままプレイ続行。マブスはロケッツの好ディフェンスに阻まれ、スペースを見つけられず苦戦するが、それでもオフェンシブリバウンドから加点に成功してリードをキープしていた(54-63) なかなか追いつけないロケッツは焦ったのかシュートセレクションが悪くなって、シュートミスを繰り返してしまう。しかしそれを救ったのはハワード。4連続オフェンシブリバウンドを取って、悪い流れを断ち切ってくれたんだ(62-67) ディフェンスとハワードのオフェンシブリバウンドで息を吹き返したロケッツが、終盤に入ってビーズリーの加点やテリーのジャンパーでリズムを掴むと、残り0.2秒から、テリーのスローインをハワードがティップインに成功して逆転! このQを18点に抑えたロケッツは、1点リードして最終Qを迎えるよ(71-70)」

シンキ「よし。第3Qに巻き返して来ましたね。ハワードは頑張っているようで、少しは見直したんじゃないですかー(笑)」

キャット「これくらいやってくれるとロケッツは助かるよ。第3Qはペイント内を支配していたしね。まあ一過性のものでないことを祈りたいところではあるな(苦笑)」

シンキ「ですね。それでは勝負の第4Qをお願いします。」

キャット「第4Qのスタートはハーデン、テリー、ブリューワー、アリーザ、ハワード。ハーデンがスリーを決めると、お返しとばかりにバレアのスリーが決まる出だしだった。その後もハーデンがまたスリーを決めるが、今度はハリスがスリーを決めて、両チームともほぼ互角の展開だったよ(77-76) その後もハーデンがカウントプレイを決めるが、マブスも負けじとメジリのオフェンシブリバウンドから、バレアがドライブを決めて追いすがる、まさに一進一退の攻防で、両チームのファンともに目の離せないゲームとなったね(80-78) 中盤前にパチューリアがハワードをうまく交わして加点して、ゲームはタイになり(80-80)、アリーザはマブスディフェンスに阻まれタフショットを打たされてしまい、好調バレアのジャンパーで、ロケッツは逆転を許してしまった(80-82) しかしやはりこの男ハーデンが、しぶとくドライブからカウントプレイを決めて、またロケッツが1点リードしたんだ(83-82) 残り5分19秒。」

シンキ「プレイオフ争いにふさわしい好ゲームになってますね! 勝ちましょう、お願いします。」

キャット「タイムアウト後、両チームとも詰めが甘く、加点出来ない時間帯が続いたが、残り3分弱になると、マブスはハワードへのハック作戦を開始。ハワードは2本ともミスするが、ビバリーが外れたボールをティップインに成功! これでロケッツが3点リードしたよ(85-82)」

シンキ「よーし。さあディフェンスですよ。お願いします。」

キャット「しかし粘るマブスは直後にバレアがカウントプレイを決めて、再びゲームはタイになったよ(85-85) 残り3分ジャスト。」

シンキ「バレアにやられてますよね。何とかディフェンスをお願いします。」

キャット「次のオフェンスでロケッツはビーズリーがオフェンシブファールを犯し、フリースローを1本決められて逆転された(85-86) そして次のオフェンスもハーデンを徹底マークされ、ボール回りの悪いロケッツは24秒バイオレーションに追い込まれてしまう。余談だが、このプレイはハーデンへのファールだったんだが、オフィシャルは取らなかったね。ロケッツにとっては不運だったよ。残り2分半。」

シンキ「まだ時間ありますよ。大丈夫です。お願いします。」

キャット「マブスのオフェンスもロケッツディフェンスに苦しんでいて、ターンオーバーを誘発したロケッツは、ハーデンがスリーを放ったんだが入らず、元エース(笑)のノビツキーもスリーを放つが、これも決まらずで、1本のシュートがとても緊張感のあるものに感じられたよ。そして速攻からアリーザのレイアップで逆転と思ったら、後ろからアンダーソンが素晴らしいブロックを披露して、マブスファンは大歓声だった。残り1分19秒。得点は85-86のまま」

シンキ「手に汗握る好ゲームですね。ここから逆転だー。お願いします。」

キャット「ここで1本決めたいロケッツだったが、ハーデンが徹底マークされ、決め手のないロケッツはブリューワーがシュートを放つが決まらず、マブスボールに。だがマブスもノビツキーの衰えを感じさせるジャンパーが決まらずで、時計は残り30秒を切ったよ。そしてロケッツはやはり俺がやらねばとばかりに、ハーデンがドライブを仕掛けるが、ノビツキーにボールを叩かれる痛恨のターンオーバーに。すぐにファールをして時計を止め、フリースローを決められたロケッツは3点差となって、ラスト5秒を迎えるよ(85-88)」

シンキ「同点スリーをお願いします。」

キャット「しかしマブスはそのスリーを嫌って、すぐにファールでフリースローを与える作戦に。テリーはまず1本目を決めて、次の2本目をわざと外してリバウンドを取り、同点または逆転を狙うシュートを打つ作戦をするが、無情にもリバウンド争いで競り負け、結局マブスに逃げ切られてしまったよ・・・ 最終スコアーは86-88。好勝負していたから勝ちたかったね。残念だよ。」

シンキ「ため息が出ちゃいますが、内容的には見応えのあるゲームで、負けたとはいえ、よく頑張ったんじゃないですかー。」

キャット「そう思う。まあアウェイ戦だし、厳しいのは当然分かっていたから、負けたことは仕方ないと思うけど、これだけ接戦だったからね。出来れば勝ちたかったよな。」

シンキ「ですね。まあ気持ちを切り替えて、残りの4ゲームを締めましょう。明日はホームでサンズ戦になります。ところでプレイオフ争いは現在どんな感じですか?」

キャット「ロケッツは現在9位。7位マブスとは2ゲーム差だけど、直接対決は五分だし、ディビジョンの成績がロケッツの方が上だから、タイブレイカーの場合でもロケッツが上になるので、まだまだ分からないと思う。8位ジャズの動向もあるしね。目の離せない1週間になりそうだな。」

シンキ「ですね。いよいよレギュラーシーズンも佳境に入ってきましたね。最後に何かありますか?」

キャット「いろいろあるんだけど、とりあえず先日のテリーのコーチ話の件は破談となったとのことだ。まあ彼自身はまだ現役を続けたがってるようだけどね。」

シンキ「コーチの件は残念でしたが、まだテリーは選手として需要があると思うので、個人的には頑張ってもらいたいですよ。」

キャット「コーチ話が決まれば、選手としてのキャリアは諦めたと思うんだけど、彼の場合はしがみついている訳じゃないからな。でもいい話があるといいと思ってるよ。いつまでも選手生活は続けられないからね。」

シンキ「全くです。それを考えると、高橋由伸は恵まれてますよね。いきなり監督ですから。」

キャット「あれはあれで問題あるぞ(笑) だって彼はまだ現役を続けたかったんだからな。仕方なくって感じが正解だろう。」

シンキ「清原みたいに全くお呼びが掛からないよりはマシかもしれませんが(苦笑)、テリーもマクヘイルのコネでも何でも利用して、希望のコーチング生活をゲットして欲しいですよ。それでは明日のゲームも宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第77戦 対サンダー

シンキ「こんにちは。今日はホームでサンダー戦となります。残り6ゲームですので、しっかりと締めて欲しいですよね。」

キャット「今季もあと6ゲームか。もちろんプレイオフ進出すれば、まだゲームは続くんだけど、一シーズン82ゲームが一区切りだからね。ちょっと寂しくなるな。」

シンキ「ですね。でも1年中ゲームやってる訳にも行きませんよ(笑)」

キャット「約半年の間、ゲームが続くんだからな。ホント大変だよね。」

シンキ「はい。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「オーケー。スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。サンダーはウエストブルック、ロバーソン、デュラント、イバカ、アダムス。」

キャット「序盤の2分半、ロケッツはシュートが決まらず4点リードされたんだが(0-4)、サンダーのターンオーバーを誘発して流れを掴み、アリーザのスリーを皮切りに、速攻での加点、ハーデンのジャンパーも決まってロケッツが逆転に成功した(11-8) ビバリーが2ファールでベンチへ下がっても、ロケッツはハーデンのスリー、ディーモーのフックなどでリードを渡さず(17-10) 中盤に入って、サンダーはフリースローをもらっての加点が続き、ジワジワ点差を縮めてきたが(19-17)、ロケッツもハーデンのカウントプレイなどで応戦(21-19) 終盤に入ると、カペラに替わって15ゲーム振りにジョシュが出場してきたよ。そのジョシュはドライブからの加点やスリーを決めて、ロケッツはリードをキープ出来たよ。第1Qはロケッツが5点リードして終了したんだ(31-26)」

シンキ「おお。やっとジョシュが出て来ましたか! ラスト6ゲームでロケッツでの花道を飾れますかね?」

キャット「どうだろう(笑) まあ今のところはいい感じでプレイしていたね。引き続き注目はしたいよ。」

シンキ「楽しみですね。では前半の続きをお願いします。」

キャット「第2Q序盤も第1Q同様にオフェンスに苦しみ、最初の3分半でハワードのダンクのみの加点だったので、サンダーに逆転を許したんだ(33-36) タイムアウト後、ハーデンのスリーが決まって追い付くと、ハワードのオフェンシブリバウンドからの加点や、アリーザのスリーが決まるなどして、ロケッツは再び逆転したよ(43-40) その後また追い付かれるが、ロケッツはハーデンのフリースローに、ビバリーのタフショットで決めたスリーで突き放す展開に(50-43) だが終盤に入ると、サンダーもウエストブルックが勝負強さを見せて、結局サンダーが1点のリードを取って終了となった(52-53)」

シンキ「リードが入れ替わる好勝負になっているようですね。後半への見通しはどんな感じですか?」

キャット「今日はターンオーバーが比較的少なく、ディフェンスもそれなりに機能しているように見えるから、最終Qまでもつれる形になると思うよ。どちらが勝つかは、最後の2分がカギになるんじゃないかな。面白くなってきたね。」

シンキ「勝敗も大事ですが、好ゲームを見せてファンを楽しませるのも大事ではありますからね。それでは後半戦も宜しくお願いします。」

キャット「後半序盤はアリーザの加点などでほぼタイゲームだったが、2分経過したあたりからデュラントの連続スリーが決まって、ロケッツは6点のビハインドになってしまう(57-63) タイムアウト後も、ハワードが4ファールへベンチへ下がり、サンダーのボール回しに翻弄されて加点を許し、ハーデンのスリーはエアボールになるなど、リズムを失ったロケッツは、12点リードされてしまったんだ(57-69) しかし速攻からハーデンが加点すると、今度はスリーも決めてリズムを掴みに掛かると(62-69)、中盤からガデロックを投入してエナジーを注入してきた。ロケッツはカペラのブロックが決まるなど、ディフェンスが良くなってきて、それがオフェンスにも波及。ビーズリーの加点に続いて、カペラのカウントプレイ、ハーデンのドライブも決まり、ロケッツは2点のビハインドまで挽回したよ(69-71) 終盤に入ってサンダーも、カンターがペイント内でしぶとく加点したり、シングラーがフリースローを冷静に決めるなど、リードを渡さなかったが(72-77)、ロケッツもガデロックとカペラのツーメンゲームからの加点などで追いすがり、オフェンシブリバウンドからハーデンのジャンパーが決まって、残り1分、ロケッツは逆転に成功! ラストプレイでデュラントに3本のフリースローを決められ再逆転されてしまうが、この第3Qは実りの多いQだったと思う(80-82)」

シンキ「一時12点のビハインドから、よく追い上げましたよね。その理由は何ですか?」

キャット「エナジー注入が良かったんじゃないかな。ガデロック(ゴデロックから訂正)やカペラ、ビーズリー、KJが躍動していたからね。このペースで第4Qも行ってもらいたいぞ。」

シンキ「ジョシュの出番はありますかね?」

キャット「顔見せで出て来たから今日はもういいでしょう(笑) ベンチからエナジーを注入してくれって感じだよ。」

シンキ「分かりました(笑) それでは勝負の第4Qをお願いします。」

キャット「ロケッツはガデロック、ハーデン、KJ、アリーザ、カペラでスタート。まずKJがスリーを決めて、またまたロケッツが逆転し、ガデロックの加点もあってロケッツが3点リードする(85-82) だがサンダーはデュラントの加点に続き、ウェイターズが落としたフリースローをカンターがフォローする加点などで、再びサンダーが逆転(85-88) すぐさまハーデンがフリースローで挽回するが、サンダーは2枚看板のデュラント、ウエストブルックの加点が続き、ロケッツは6点のビハインドになってタイムアウトを要求したんだ(87-93) そのタイムアウト後に、俺がやらねばとばかりに、ハーデンが連続スリーを決めて、ロケッツがすぐに同点に追い付いた(93-93) だがサンダーはオフェンシブリバウンドから流れを掴みつつあり、再びビハインドは5点に拡がった(95-100) ハワードがアダムスを押すファールでベンチへ下がり、カペラをコートへ戻すと、彼はすぐさまブロックを決める充実振りを披露する。オフェンスではKJのサーカスショットも決まって、ロケッツは残り5分半、ビハインドを3点にしたよ(99-102)」

シンキ「手に汗握る好ゲームになりましたね。勝ちましょう、お願いします。」

キャット「タイムアウト後、ハーデン、デュラントともにスリーをミス。次のオフェンスでハーデンがドライブからフリースローをもらって加点に成功し、ロケッツは1点差に追い上げると、ウエストブルックのシュートは外れ、ビバリーがワイドオープンのスリーをしっかり決めた! これでロケッツが逆転に成功すると(104-102)、続くディフェンスでも奮闘し、サンダーは加点出来ず、ハーデンのステップバックジャンパーも決まったロケッツが4点リードして終盤を迎えたよ(106-102) 残り3分弱でサンダーがタイムアウトを要求。」

シンキ「よし。残り3分しっかり守りましょう。お願いします。」

キャット「ロケッツはこの重要な時間帯に、ハーデン、ビバリー、KJ、アリーザ、カペラで挑む。タイムアウト後、ウエストブルックにドライブを許し加点されて2点差になるが、ロケッツもビバリーのタフショットが決まって再び4点のリードに(108-104) 次のディフェンスで、デュラントのドライブからのランニングジャンパーをカペラがブロック! 次のオフェンスでは決められずも、うまく時間を使ったロケッツは、サンダーのオフェンスのリズムを崩す24秒バイオレーションで再びロケッツボールに。このチャンスにハーデンはカペラとのホットラインを決めて、残り42秒、ロケッツが6点リードしたんだよ(110-104)」

シンキ「おお。勝利はもう目前です。続きをお願いします。」

キャット「タイムアウト後のサンダーのオフェンスはパスミスでターンオーバー! このプレイから速攻を出したロケッツは、ビバリーが勝負を決めるダンク!! この後は、カペラがファールアウトするなどして、少し時間が掛かったが、特に危ない場面はなく逃げ切ったよ。最終スコアーは118-110。ナイスな勝利だったよ。」

シンキ「ブラボー! ロケッツ勝利~、よっしゃー!!」

キャット「勝利の宴じゃ(笑) この逆転勝利は嬉しいぞ。残り5ゲームも頑張ってもらおうじゃないの。」

シンキ「今日の勝因は何ですか? KJがかなり出ていたように思いますが、KJ投入効果ですかね?」

キャット「それはあるよ。もちろん彼だけではなく、カペラやガデロックも見逃せないと思う。そういう意味ではエナジーを注入してくれたジョシュの存在も忘れてはいけないな。」

シンキ「ハーデン以外の選手が躍動する時のロケッツは強いですよね。」

キャット「そうだな。もちろん主役はハーデンなんだけど、脇を固める選手が存在感を発揮すると、チームとしてまとまるからね。」

シンキ「残り5ゲームの見通しについてはどうですか? 今日はマブス、ジャズともに勝利して、ロケッツの西地区9位は変わりませんでした。」

キャット「最終戦まで勝ち続けて6連勝でレギュラーシーズンを終了して欲しいと思う。プレイオフに関しては、ドラフト指名権も欲しいが、今日みたいにカペラやKJを存分に使って、彼らがプレイオフでさらなる伸びしろを発揮するようなら、それにこしたことはないしね。とにかく全力で締めて欲しいよ。」

シンキ「分かりました。最後に何かありますかね。」

キャット「安定感のないロケッツだから、あまり期待していいのか分からないけど、今日みたいなゲームをしてくれると、思わずプレイオフでも期待したくなっちゃうよね(笑) まあそう甘くないと思うが、ラスト5戦を楽しみにしているから、頼むぞって感じかな。それから今日はロケッツのレジェンドである、ケニー・スミスが会場に来てたよ。彼のようなリーダーにハーデンもなって欲しいもんだね。」

シンキ「ですね。それでは次のゲームも宜しくお願いします。」

ボックススコアー

テリーが大学バスケのコーチへ転身か?

シンキ「こんにちは。今季も残り6ゲームとなり、ベテラン選手を中心に、今後の身の振り方を考え出す選手も多いかと思いますが、38歳のテリーもそんな選手の一人ですよね。」

キャット「そのテリーだが、アラバマ大バーミンガム校のヘッドコーチの打診があったようだね。まだ複数名いる候補の一人だが、面談も終わったようだ。」

シンキ「テリーはまだプレイ出来ると思いますが、優勝経験もありますし、そろそろ次のステージへ行こうという気持ちになったんですかね?」

キャット「ロケッツとの契約は今季限りだし、ここまで実績を積み上げてきたこともあって、やり残したことはほとんどないんじゃないかと思うから、グッドタイミングかなと感じるよ。まだプレイ出来るから寂しいけどね。」

シンキ「選手兼ヘッドコーチという選択もあるんじゃないですかー」

キャット「無理でしょ(苦笑) 谷繁だってダメだったからな。第一、大学でヘッドコーチやりながら、NBAで選手としてプレイってあり得ないよ(笑)」

シンキ「ですね。その大学のヘッドコーチになると、給料はどれくらいもらえるんですかね?」

キャット「有名コーチになると、年俸1億も普通だ。デューク大のコーチKは700万ドル以上もらっているみたいだし、テリーも選手時代より稼げたりしてね(笑)」

シンキ「ほとんどプロですね。ちなみにショーンKではなく、コーチKで合ってますか?」

キャット「笑 まあコーチ業で成り上がってくるのもいるからな。セルティックスヘッドコーチのブラッド・スティーブンスなんかそうだよ。彼はボランティアから実力でのし上がってきたんだ。テリーはNBA選手としての実績があるから、ある程度恵まれていると思うが、実績を残せないとすぐお払い箱になるという点では、選手として成功するよりも難しいと思うぞ。」

シンキ「そんな世界に飛び込んで行くテリーを尊敬しますよ。ちなみに恵まれてヘッドコーチになったマクヘイルですが、ロケッツをクビになって今何をしているんですかね?」

キャット「ロケッツ戦の中継にゲストとして出てたようだけど、いろいろ愚痴ってたみたいだよ(苦笑) もう何であんな無能なマクヘイルを招聘し、契約延長までしたのか、理解に苦しむね。GMモーレーはそれだけでクビ確定だよ。」

シンキ「彼は11ゲームでクビになってますから、3年1200万ドルで契約したということは、1ゲームあたり100万ドル超えてますよね(苦笑)」

キャット「1ゲームあたりで、そんな大金稼いだコーチはいないんじゃないか(苦笑) テリーはこんなマクヘイルを反面教師にして欲しいと思う。現ヘッドのビッカースタッフはテリーよりも若いコーチだし、ロケッツ低迷でいろいろあったのは、今後コーチ生活を送るであろうテリーにとって、有意義なシーズンだったかもしれないな(苦笑)」

シンキ「そう願いたいですね。そのビッカースタッフですが、来季はどうなりますかね?」

キャット「個人的にはよくやっていると思うよ。やはり今のロケッツだと、結果重視を最優先に考えざるを得ないから、どうしても未来のないハワードあたりに出場時間を与える状況になってしまうのは仕方ないな。彼はまだ若いし、もうちょっとチャンスを与えてやりたい気持ちはあるよ。まあその前にGMモーレーの処遇を何とかして欲しいけどね。」

シンキ「分かりました。そろそろお時間が来ましたが、プレイオフ争いはどうなりますかね?」

キャット「今日ブレイザーズが勝利して、6位どころか5位も見えつつある状況になってる。残り6ゲームの状況で、ブレイザーズを逆転するのは厳しくなってきたから、もう7位か8位で終えるくらいなら、9位でドラフト指名権を獲得した方が、今後のロケッツにとっていいと思うようになってきたよ。」

シンキ「今後の日程はどうなってますか?」

キャット「ロケッツはサンダー、マブス(A)、サンズ、レイカーズ、ウルブズ(A)、キングス。」

キャット「ジャズはサンズ(A)、スパーズ、クリッパーズ、ナゲッツ(A)、マブス、レイカーズ(A)。」

キャット「マブスはウルブズ(A)、ロケッツ、グリズリーズ、クリッパーズ(A)、ジャズ(A)、スパーズ。こんな感じだね。マブスはロケッツ戦とジャズ戦を残しているからな。ここがカギになりそうだね。」

シンキ「勝って欲しい気持ちがありながら、9位になって欲しい気持ちもあり、何だか残念なことになってしまいましたよね。」

キャット「全くだ。すべてはGMモーレーの責任なんだよ。ドラフト指名権が絡まなければ、こんなことにはなってないからな。理想なのは、ロケッツは勝利し続けて、ジャズ、マブスも勝ち続けることだ。そうなってくれると個人的に嬉しいよ。」

シンキ「もう残りゲームも少ないですし、どんな形であれ、納得する終わり方をしたいですよね。それでは明日のゲームを宜しくお願いします。」

今季第76戦 対ブルズ

シンキ「こんにちは。キャブス戦に勝って5割復帰へあと1勝となったロケッツですが、今日の相手はブルズです。ホームコートでのゲームになります。」

キャット「あと残り7ゲームになったな。今のところロケッツ、ジャズ、マブスが37勝38敗で並んでいる状態になるが、一番プレイオフ進出へ気乗りしないのは、間違いなくロケッツファンだろうね(苦笑) プレイオフに進出すれば今年のドラフト指名権はなし、プレイオフを逃せば従来通りにロッタリー指名権を獲得出来るからな。仕方ないところだよ。」

シンキ「やはりドラフト指名権の存在は大きいですかー」

キャット「そりゃそうだ。14位前後でも、クレイ・トンプソンや、レナード級の大当たりが潜んでいる可能性があるからな。そのような選手はチームの浮上を助けてくれるよね。ちなみにロケッツはレナードを獲得出来たんだけど、一つ前の順位でマーカス・モリスを指名。これもGMモーレーのミスだよね。彼は鬼才でも何でもなく、ただの凡人だ。クビにして欲しいよ。」

シンキ「こんな成績だと、どうしても愚痴が出てしまいますね(笑) 残り7ゲーム、歯がゆい状態が続くと思いますが、とりあえず今日のゲームをお願いします。」

キャット「だな。スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。もう未来のないハワードを外して、カペラを使って欲しいものだ。ブルズはローズ、バトラー、ダンリービー、新人ポーティス、ガソル。ギブソンは欠場。」

キャット「まずポーティスのジャンパーでブルズが先制するも、ロケッツはディーモーのフックから、怒濤の連続加点に成功する9-0のランを決めてペースを掴むと、ハーデンとハワードのコンビプレイなどでさらに得点を追加し、堪らず開始3分弱でブルズはタイムアウトを要求したよ(13-4) タイムアウト後、ブルズはペイント内でも決めきれず停滞継続するが、ロケッツもディーモー、アリーザ、ハーデン、ビーズリーと、ことごとくシュートをミスする体たらくで、得点は止まってしまったんだ。その間にブルズはガソルやマクダーモットの加点で追いすがってきたが(13-12)、終盤に差し掛かって、ようやくビバリーの加点が決まりリズムが出てくると、今度はカペラがドリーム張りの素早いスチールから、速攻でレイアップを決めて、ロケッツは5点のリードを奪う(17-12) だがブルズもガソルが素晴らしいノールックパスを披露するなど、結局第1Qはタイで終了となったよ(24-24)」

シンキ「調子に波のある出だしになってますね。」

キャット「まあいつものことだよ(苦笑) まだ第1Qだし、これからなんじゃないか。」

シンキ「はい。では前半の続きをお願いします。」

キャット「第2Q序盤、ロケッツはビーズリーが技ありのレイアップや、ビバリーがハーデン張りのユーロステップからカウントプレイをもらうなど、再びロケッツがペースを掴んだんだ(37-29) ブルズはタイムアウト後にマクダーモットの加点、ミロティッチのスリーで反撃開始(39-34) ロケッツはアリーザがマクダーモットのディフェンスに苦しんでスリーを決められず、ブリューワーもことごとく外していたが、対照的にミロティッチは絶好調で連続スリーに成功して、ロケッツは逆転されてしまったよ(41-42) 終盤に入ってもミロティッチがスリーを決めて、先日復帰したムーアにもスリーを決められてしまうが、ロケッツはハーデンが大車輪の活躍でロケッツをリードし、結局前半はタイで終了となったね(52-52)」

シンキ「ブルズはスリーが入ってますね。ロケッツのディフェンスがいけないんでしょうか?」

キャット「ミロティッチがゾーンに入っていることもあるんだけど、バトラーやガソルへのマークが気になって、その他の選手へのアプローチがおろそかになっている感あるね。ここらへんは後半しっかりと修正して欲しい。」

シンキ「後半への見通しはどうですか?」

キャット「流れ次第だろうな。ハーデン頼みでは限界あるから、まずはディフェンスから流れを掴みつつ、ボール回しを激しくして、イージーショットへと繋げてもらいだいよ。」

シンキ「分かりました。それでは後半戦も宜しくお願いします。」

キャット「序盤は両チームともシュートが決まらず、第1Qの停滞を観ているようだったが、それでもロケッツはアリーザがスリーを1本決めると、その勢いでさらにスリーを決め、その次はスチールからハーデンへパスを出し、そのハーデンがダンリービーを翻弄するドライブから、ガソル越えのダンクを決めるカウントプレイを披露! これでブルズは堪らずタイムアウトを要求したんだ(61-52) リズムを掴んだロケッツは、タイムアウト後もアリーザがまたスリーを決め、ビバリーやハーデンも加点に成功するなど、勢いを継続していたよ(71-57) ブルズもバトラーを中心に必死に追いすがってきたが(73-63)、テリーのスリーに続き、カペラが連続でフィニッシュに成功するなどして、ロケッツはリードをキープして第3Qは終了したね(80-71)」

シンキ「前半決まらなかったスリーが決まるようになってきましたか。やはり今のロケッツはスリーの出来次第なんですかね?」

キャット「そんなことはないよ。スリーがまるで入らなかったゲームでも勝利したことあるからね。でもスリーを決めてリズムに乗ると、やはり展開は楽にはなるな。」

シンキ「そー言えば、ブルズは元MVP受賞者ローズの名前が出て来ませんが、彼は見せ場なしですか?」

キャット「元々肘を故障していて、今日のゲームも微妙だったようだからね。後半はスタートしてないし、今日のゲームはもう無理しないようだね。ホント彼はケガに悩まされているな。気の毒になるよ。」

シンキ「何でもそうですが、健康一番ということですかね。それでは最終Qもお願いします。」

キャット「第4Qは序盤こそビーズリーの加点が続いて、ロケッツはリードをキープしていたんだが、ターンオーバーからリズムが悪くなり、控えの活躍で次第に流れに乗ってきたブルズが、徐々に点差を詰めてきたんだよ(86-80) タイムアウト後もブルズは控えのメンバーが頑張って、加点を繰り返し、中盤前に速攻からマクダーモットに押し込まれ、遂にブルズが逆転に成功(86-87) ロケッツはブルズのディフェンスに苦しんでいて、ボールが止まるシーンが目立っていたが、それでもスコアーリングマシーンのビーズリーが鋭さを見せて、何とかロケッツが踏みとどまっていたよ(91-89) 残り3分弱でタイムアウト中。」

シンキ「いやー、最大14点あったリードがなくなってしまいましたかー。ブルズのディフェンスは強力になってますか?」

キャット「彼らはもうプレイオフに向けて負けられない気持ちがあるから、それがディフェンスの激しさに繋がっているんじゃないかな。ロケッツは防戦一方って感じで、こりゃやばそうだよ(苦笑)」

シンキ「ここはやはりハーデン頼みですかね?」

キャット「その頼みのハーデンがフリースローをポロポロ落としているよ。まあそれなりのプレイは見せているが、ちょっと今日は調子がいいとは言えない状況だね。」

シンキ「では第4Qの続きをお願いします。」

キャット「タイムアウト後、好調ミロティッチがまたスリーを決めて、再びブルズが逆転すると、ハーデンのジャンパーは外れ、ブルズはこのチャンスにバトラーがダンクを決めて3点リードに(91-94) そのダンクでバトラーはリングにぶら下がってしまい、テクニカルファールを取られるが、このフリースローをまたしてもハーデンは決められず・・・ これに気落ちしたのか、アリーザのスリーも入らなくなって、今度はムーアにスリーをやられてしまったよ(91-97) 残り1分半。ちょっと厳しくなってきたぞ。」

シンキ「第4Qはまだ11得点しか決められてません。これじゃ厳しくもなりますよね。」

キャット「まあこの停滞は今になって始まったことではないからな(苦笑) ハワードなんかオフェンスでは蚊帳の外なんだから、もうカペラでいいじゃんって思うんだけどね。中盤に派手なダンクかまそうとしてミスってたよ。もう派手なパフォーマンスは賞味期限切れでしょう。」

シンキ「ですかね。では続きをいいですか。」

キャット「その後もブルズディフェンスに翻弄され加点出来ずにいたが、ブルズも勝ちを焦ったのか、ミス連発でロケッツは5点のビハインドに追い上げた(94-99) 残り20秒切ってからスリーを連続で決めたロケッツは、ラスト10秒で3点差に追い上げたんだが(100-103)、ラストのアリーザのスリーは決まらずゲームセット。ブルズが接戦を制した勝利に終わったんだ。最終スコアーは100-103。内容はともかく、ゲーム的には面白かったよ。楽しめた。」

シンキ「負けたのは残念ですが、ドラフト指名権のことを考えると、この敗戦は悪くないと言ったところでしょうか(苦笑)」

キャット「まあそうだよね。残り6ゲーム、こんな感じでゲームを観るのは正直歯がゆいんだが、来季以降を見据えると、そうなってしまうよ。それくらい、今季のロケッツには失望しているからね。」

シンキ「この勝利でブルズは生き残りましたかね?」

キャット「かもね。残りゲームはアウェイ戦が多いんだが、控えが奮闘しているし、主力もそれなりに頑張っているからチャンスあると思うよ。」

シンキ「ロケッツの次のゲームは3日後のサンダー戦になります。ホームゲームですが、手強い相手になり、このままだと5割復帰は難しいように感じますがどうでしょうか?」

キャット「でもラスト4戦が結構楽になるんだよね。まあ今のロケッツは格下相手にもポロポロ負けているから絶対とは言えないが(苦笑)」

シンキ「他に何かありますか?」

キャット「ロケッツ情報としては、うれしいニュースとそうでないニュースがあるよ。ます嬉しいニュースは、ヤオが殿堂入りを果たしたこと。嬉しくないというか、情けないニュースはDリーグでハレルがオフィシャルを倒してしまい、5ゲームの出場停止処分を受けたことだ。」

シンキ「ヤオは殿堂入りの価値がある選手ですか? それからハレルはくだらないところでハッスルしちゃいましたかね(苦笑)」

キャット「まずヤオだけど、アジア出身の選手でインパクトを残す活躍したのが要因だろう。これがアメリカの選手だったら、まず選ばれてないと思う。プレイオフでも勝ちきれなかったしね。それからハレルはゲームのクライマックスのところだったから、余計にハッスルしちゃったな(苦笑) まあでもゲームに対する熱い想いは人一倍あるってことだから、この想いを来季のためにぶつけて欲しい。彼は才能がある選手だから、ロケッツの勝利へ貢献出来る選手として期待しているんだ。」

シンキ「分かりました。最後にジョシュはどうでしたか? 飼い殺し確定で、気の毒ですが・・・」

キャット「今日はあくびはしてなかったな(笑) でも手で顔を押さえていた時があったから、もしかすると見られないように工夫していたのかもしれない。」

シンキ「中居クンから演技を学んだ訳ではないのでしょうが、彼も大変ですね(苦笑) それでは次のゲームも宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第75戦 対キャブス

シンキ「こんにちは。先日のペイサーズ戦に敗れて、5割復帰へ足踏みが続いておりますが、今日はレブロン率いる東地区トップのキャブスが相手です。今日もアウェイ戦なので厳しいですかね?」

キャット「レブロンが欠場するみたいだし、何とかなってもよさそうに思うんだけどね。まあ残りゲームも少ないんだし、好ゲームが観られれば勝敗は気にしないよ(笑)」

シンキ「ドラフト指名権のこともあり、プレイオフ進出へ向けての緊張感が感じられないロケッツファンが多いと思いますが(苦笑)、もう残り8ゲームですからね。ロケッツには頑張って欲しいと思いますよ。それではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。キャブスはアービング、JRスミス、シャンパート、ラブ、モズコフ。レブロンは欠場となった。休養とのことだ。」

キャット「序盤にロケッツはハワードのブロックが連続で炸裂するが、ゲーム自体に影響はなくて、淡々と進んだよ。中盤前にロケッツが若干のリードを奪い、終盤に掛けてもリードを保つ展開で、このQは2点リードで終了となった(26-24) まあ可もなく不可もなくと言った立ち上がりなんじゃないかな。」

シンキ「レブロン不在の影響は出てますか?」

キャット「ラブが積極的にシュートに行っていたんだが、ファール2つでベンチへ下がると、トンプソンやフライを使うようになっていたね。今のところロケッツはうまくディフェンスしている感じあるよ。」

シンキ「では前半の続きをお願いします。」

キャット「序盤でいきなり2本スリーを決められてしまったロケッツは、その後もモー・ウィリアムスにスリーを決められ、6点リードされたところでタイムアウトを要求(30-36) タイムアウト後、KJを投入して流れを変えたいロケッツ。そのKJはスリーを決めてオフェンスでもアピールし、積極的にリバウンドに絡んでいたんだ(36-40) しかしモズコフにアーリウープで加点されると、アービングにもスリーが飛び出して、ロケッツのビハインドは9点に(36-45) 中盤以降もリズムの乗れないロケッツを尻目に、キャブスはラブのスリーにアービングのドライブなどで着々と加点に成功。ロケッツはスリーが決まらず、ターンオーバーも繰り返すなど、残り5分から3点しか取れない体たらくだったよ。結局最大20点リードされるなどして前半は終了となった(40-59)」

シンキ「19点のビハインドで前半終了ですか。レブロン欠場で気が抜けちゃいましたかね?」

キャット「ハーデンが見せ場ないからな。彼がおとなしいと、ロケッツは全くダメなチームになってしまうからね。ハーデンに頼らなくてもいいようなオフェンスパターンを作りたいよ。」

シンキ「ディフェンスはどうなんですか?」

キャット「外からのスリーに対応出来てないな。第2Qだけで6本も決められているよ。フリースローもポロポロ落としているし、もうちょっとシャッキとしてもらいたいね。」

シンキ「後半への見通しはどんな感じでしょうかね?」

キャット「力量的には、そんなに差がないと思うんだ。だから展開次第で逆転の目もあると思っている。そのためには一気のランである程度挽回したいとダメだろうな。ディフェンスからリズムを掴んで欲しい。」

シンキ「分かりました。それでは後半戦もお願いします。」

キャット「後半はシャンパートにスリーを決められ、ロケッツは20点のビハインドになったが、速攻からアリーザの加点、ビバリーの鋭いオフェンシブリバウンドからの加点で追い上げに掛かる(47-62) タイムアウト後、ハワードのカウントプレイが決まり、モズコフは5ファールでベンチへ(49-64) 中盤前からは、ビーズリーが得点力のあるところを存分に見せていて、オフェンスはリズムを掴みつつあったんだが、相変わらずスリーを決められていて、ビハインドは二桁のままに(60-76) しかしKJ投入効果に、カペラが存在感を出すなど、来季を見据えるロケッツファンにとっては喜ばしい展開となっていて、ペイサーズ戦のようには行っていないが、一時10点差に詰めるなど、結構第3Qは頑張っていたと思う(71-84)」

シンキ「KJ効果にカペラが存在感を出していますか。ビーズリーもいいみたいですね。喜ばしいですよ。」

キャット「そうだね。来季以降を考えると、積極的に若手を使ってもらいたいよ。今日はもうハワードはお休みしていて欲しい気持ちだ。」

シンキ「笑 ハーデンはどんな感じですかね?」

キャット「今日は調子が出てないんだけど、やはりそんな中でもロケッツをリードしている雰囲気はあるよね。ここらへんはさすがだと思う。あとはあのお粗末なディフェンスだね。あれをどうにかしないといけないよ。もっと足を動かさなきゃ。」

シンキ「オフェンスのために体力を温存している訳ではないんでしょうが、彼には攻守ともにチームを引っ張って行ってもらいたいですよ。それでは第4Qもお願いします。」

キャット「第4Qのスターターはハーデン、ビバリー、KJ、ブリューワー、カペラ。まずロケッツが第3Qの勢いそのままで、ハーデンがスリーに続き、技ありのフローターでの加点、そしてドライブも決めてみせる、まさに大車輪の活躍でチームをリードし、カペラへの素晴らしいパスまで披露して、あっという間にロケッツは6点のビハインドまで挽回したんだ(80-86) キャブスはロケッツのディフェンスに苦しんでいたが、それでもワイドオープンになったジェファーソンがスリーを決めて突き放しに懸命だったよ(80-89) タイムアウト後、ロケッツはディフェンスを修正したキャブスの前に一時停滞するが、ここは俺に任せろとばかりに、ビーズリーがジャンパーを決めて再び6点差に(83-89) その後トンプソンにペイントから加点されるが(83-91)、中盤を迎えて再びリズムが出て来たロケッツは、ハーデンがフリースローなどで連続加点し、さらにビーズリーのジャンパーも決まって、遂に1点差としたよ(90-91) キャブスはロケッツの激しいディフェンスの前に、スリーがことごとく落ちていて、その隙にハワードのフリースローでまず追い付き、続いてビバリーのスリーが決まって、ロケッツがようやく逆転に成功したんだ! 現在残り3分42秒でタイムアウト中(94-91)」

シンキ「おお。怒濤のランが出ているではありませんか! これは勝たないとダメですよね。」

キャット「勝敗うんぬん以上に、来季を見据えて何か収穫が欲しいからね。前半20点のビハインドを逆転勝ちすれば自信にもなるだろう。ここはドラフト指名権のことは忘れて勝って欲しいと思っている(笑)」

シンキ「笑 若手を鍛えて、それが勝ちに繋がれば、それは収穫以外にないですからね。ここはロケッツに頑張ってもらいましょう。では続きをお願いします。」

キャット「ロケッツの勢いを止めたいキャブスは、やはり予想された通りに、ハワードへのハック作戦を始めてきたんだ。その効果もあり、一時ロケッツの勢いが弱まってしまい、アービングの個人技で同点に追い付かれた(94-94) しかしハワードが1本フリースローを決めて、再びロケッツが1点のリードを奪うと、残り2分切ってハーデンがスリーを決めて4点のリードを奪う(98-94) しかし勝負強いアービングがお返しのスリーを決めて追いすがる、まさに白熱したゲームになってボクも興奮してきたんだ(98-97) 残り約1分半。」

シンキ「あとちょっとですよ。今日は勝ちましょう。お願いします。」

キャット「その後のロケッツのオフェンスは、キャブスのタイトなディフェンスに阻まれて、ハーデンがタフショットを打たされてしまうが、ロケッツもキャブスのボール回りの良さに苦しみながらも、トンプソンにフィニッシュさせずロケッツボールに。このチャンスをロケッツは時間を使ってアリーザが値千金のスリーを決めた! 残り17秒でロケッツ4点リード(101-97)」

シンキ「よし! あとはディフェンスですね。お願いします。」

キャット「タイムアウト後、キャブスはすぐにアービングがジャンパーを放つがミス! ハーデンがしっかりとフリースローを決めて6点差となり、その後アービングに3本のフリースローを与えてしまうが、残り時間もなく、ロケッツが逆転勝利を収めたんだ! 最終スコアーは106-100。」

シンキ「よーし。勝ちましたね! アウェイのキャブス戦に勝利して嬉しいですよ。」

キャット「キャブスは20点リードしていた時に、レブロンはベンチで余裕の表情だったんだけど、逆転されてからこわばった表情に変わっていったね(笑) 後半はキャブス得点を41点に抑えて、前半の借りを返したな。ナイス勝利だったと思う。」

シンキ「勝因はやはりディフェンスですか?」

キャット「第3Qでそれなりのリズムを掴み、第4Qで一気にスパークしたのは、やはりディフェンスからリズムを作り出したからだろう。安定感はないとはいえ、ロケッツはやればそれなりに出来るチームなんだよ。」

シンキ「今日のMVPは誰になりますかね?」

キャット「ハーデンの大車輪がなければ勝てなかったからな。1人挙げろと言われれば、やはりハーデンだろう。もう一人挙げていいならば、ベンチからチームにエナジーを与えたビーズリーかな。カペラも相当良かったぞ。第4Qのビバリーのディフェンスも見事だったね。」

シンキ「ビーズリーは相当いいですか?」

キャット「いいね。彼は自力でオフェンスを展開出来るから、シックスマンとしてベンチからエナジーを与える役割がうってつけなんじゃないかな。今日はディフェンスでもそれなりに頑張っていたぞ。もうロケッツで再起を図ってもらいたいな。」

シンキ「カペラも良かったようですね。」

キャット「もうカペラはスタートでいいじゃんって思ったロケッツファンも多かったんじゃないかな。彼はまだ21歳。まだまだ伸びるぞ。もっと積極的に使ってもらいたいね。」

シンキ「ちなみにジョシュとTジョーンズの出番はどうでしたか?」

キャット「彼らはずっとベンチだったよ。ジョシュなんか、ベンチであくびをしているシーンがテレビに映っちゃってさー(笑) 思わず苦笑したロケッツファンが多かったと思う。」

シンキ「そうでしたか(苦笑) 昨季プレイオフで大活躍したジョシュの飼い殺しは寂しい限りですが、ビーズリーの活躍が続いている以上、仕方ないですね。次のゲームはあさってのホームでのブルズ戦ですね。」

キャット「残り7ゲーム。勝敗よりも来季を見据えた内容が欲しい。収穫が欲しいよね。」

シンキ「分かりました。今日は20点差を逆転勝利と、気持ちのいいゲームでしたね。それでは次のゲームも宜しくお願いします。」

ボックススコアー

今季第74戦 対ペイサーズ

シンキ「こんにちは。先日のラプターズ戦で連敗を脱出したロケッツ。今日はアウェイでのペイサーズ戦となりますね。残り9ゲームですし、ラストスパートしたいところですよ。」

キャット「開幕からおかしかったロケッツだから、最後くらいしっかりとして欲しいんだけど、対戦相手も手強いのが続くし、正直あまり期待してない(苦笑) まあ長く観ているとこういうシーズンもあるんだろう。仕方ないね。」

シンキ「ペイサーズにはロケッツをクビになったローソンがいますよね?」

キャット「途中から出てくると思うぞ。控えでどれだけインパクトを残せるかが、今後の彼を左右すると言っていいんじゃないかな。」

シンキ「ではゲームの方をお願いします。」

キャット「スターターはロケッツがハーデン、ビバリー、アリーザ、ディーモー、ハワード。ペイサーズはジョージ・ヒル、エリス、ジョージ、マイルズ・ターナー、マヒミ。ペイサーズは元ロケッツのジョーダン・ヒルに、そしてサルモン・ヒルもいるから、ヒルが3人もいて分かりづらいな(笑)」

キャット「序盤はペイサーズに簡単に得点を取られていて、不満を持ったビッカースタッフは開始4分でタイムアウトを要求(8-11) 成長力を見せている新人のターナーに、ハワードが洗礼を与えるかのようなディフェンスを見せて、ペイント内の守りは比較的良かったが、外からのシュートチェックが甘く、ターンオーバーから速攻で加点されるなどして12-2のランを食らったんだ(10-17) しかしロケッツもビーズリーのドライブからの加点、ブリューワーのランニングフックなどで追い上げ、カペラのナイスディフェンスもあって同点に追い付いた(21-21) だが相変わらず外からのチェックが甘く、終盤に2本のスリーを決められて、結局第1Qはロケッツ6点のビハインドで終了となったね(24-30)」

シンキ「外からのディフェンスに問題ありのようですが、ビーズリーは頑張っていますよね。」

キャット「だね。ここをどれだけ修正出来るかだよ。ビーズリーは得点力のあるところを見せているよ。もう完全にジョシュに代わってローテーションに入ったな。」

シンキ「ですね。では前半の続きをお願いします。」

キャット「第2Qはまずビーズリーからハワードへナイスパスが通るカウントプレイが決まって3点差にしたんだが(27-30)、ペイサーズは控えのラボイ・アレン、CJマイルズが活躍してリードを拡げに掛かったんだ(29-36) ロケッツはビーズリーが加点出来ず、苦しい時間帯が続いてしまう(31-42) ロケッツはタイムアウトを取って修正を図り、ハーデンからカペラへのホットラインに続き、速攻での加点などで追い上げるが(35-42)、好調マイルズにスリーを決められてしまう(35-45) ロケッツはスリーがことごとく外れ、オフェンシブリバウンドからセカンドチャンスで加点されてしまい、終盤マイルズのスリー、マヒミのイージーレイアップなど、劣勢な展開が続いた。ロケッツはディーモーのスリーとビバリーのラストショットが入って、何とか10点のビハインドで終了したよ(47-57)」

シンキ「厳しいゲームになってますが、勝算はありますかね?」

キャット「スリーをもっと確率良く決めたいよね。それから相変わらずオフェンシブリバウンドを与えているから、そこをしっかりと修正して欲しい。終盤のボール回りは良かったから、ディフェンス次第で何とかなってもいいと思うぞ。」

シンキ「分かりました。それでは後半もお願いします。」

キャット「後半開始早々、ロケッツはジョージにスリーを決められてしまい、マヒミにも簡単にレイアップで加点されてしまった(49-62) アリーザにビバリーのスリーが外れている隙に、ペイサーズはジョージ・ヒルがスリーを決め、ロケッツのターンオーバーから速攻で加点にも成功。ロケッツは4分経過して16点のビハインドになり、タイムアウトを要求したんだ(51-67) タイムアウト後にコートに入ってきたカペラとKJ。ハーデン、アリーザ、ブリューワーの5人がコートにいるスモールラインナップで、ペイサーズに揺さぶりを掛ける作戦だろう。まずハーデンがスリーを決めると、次はブリューワーが速攻からカウントプレイ、カペラのペイント内での加点もあって、ロケッツはビハインドを一桁へ戻す(59-68) KJ投入効果もあって、ペイサーズはスリーが決まらなくなってきた。ディフェンスでリズムを掴んだロケッツは、アリーザ、ハーデンと立て続けにスリーが決まって、ペイサーズは堪らずタイムアウトを要求する(67-70) タイムアウト後、再びハーデンがスリーを決めて、ゲームはタイになったが(70-70)、さすがにリズムが悪いながらもペイサーズはジョーダン・ヒルがジャンパーを決めて応戦する。しかし完全にゾーンに入ったハーデンが、ジョーダン・ヒルにお返しとばかりに、ドライブから華麗なステップを披露して加点。そのステップに着いていけなかったヒルはコケていたよ(笑) 終盤はローソンのジャンパーが決まるなど、ペイサーズも踏ん張ったが、ロケッツは一時16点差を、2点のビハインドまで挽回して終了出来たんだ(79-81)」

シンキ「おお。16点のビハインドを挽回しましたかー。第4Q勝負になりましたね。」

キャット「白熱してきたな。KJはディフェンスのスペシャリストになれる才能を持っているし、オフェンスでもそれなりに出来るから、もっと使ってもいいと思うんだけどね。ハーデンはゾーンに入ると、誰も止められないな。カペラのスクリーンもうまく効いていたぞ。いい感じだ!」

シンキ「はい。それでは勝負の第4Qをお願いします。」

キャット「第4Q序盤、ロケッツはハーデンの速攻からの加点に続き、アリーザのスチールからの加点で逆転に成功(83-81) ペイサーズは開始から1分弱で、早くもタイムアウトを要求したんだ。タイムアウト後もロケッツはペイサーズのミスに乗じて、ビーズリーがドライブから加点し、ロケッツは4点のリードを奪ったんだが(85-81)、ハワードのシュートブロックがゴールテンディングの判定を受け、ペイサーズは落ち着きを取り戻すと、マヒミの加点に続き、エリスのジャンパーが決まってゲームはタイに(87-87) ロケッツもハーデン、アリーザのスコアーで再び5点リードするが、ホームの声援に応えるように、ペイサーズはオフェンシブリバウンドからの加点、ジョージのスリーなどが決まって、中盤にロケッツは逆転されてしまったよ(92-93)」

シンキ「ここは踏ん張り所ですね。せっかく逆転したので、このゲームは勝ちたいですよ。お願いします。」

キャット「ハーデンのドライブが決まってロケッツが再び逆転する好ゲームになった94-93) だがペイサーズはエリスのジャンパーで再び逆転すると、ロケッツのターンオーバーを逃さず、マヒミがソロモン・ヒルからのパスを、連続でイージーダンクに成功。これで残り3分半、ロケッツは5点のビハインドになってしまったんだよ(95-100)」

シンキ「ここにきてインサイドを守れませんか?」

キャット「うまくミスマッチを突かれるなどしているね。エリスが勝負強さを見せているし、ここは何とかしたいぞ。」

シンキ「エリスのマークはKJに期待したいですよ。では続きもお願いします。」

キャット「タイムアウト後、ハーデンが技ありのフリースローをもらって3点のビハインドに巻き返し、ブリューワーの速攻も決まって1点差となり、ゲームの行方は分からなくなってきたんだ(99-100) しかし、またしてもオフェンシブリバウンドを取られてしまい、時間を使われてからエリスにジャンパーを決められてしまったんだよ(99-102) 焦ったロケッツはアリーザがスリーを放つも入らず、次のディフェンスで、またまたオフェンシブリバウンドを取られてしまい、続くセカンドチャンスを凌ぐも、残り時間が1分を切り、焦るロケッツはスリーを連発するがことごとく入らず(99-102)、タイムアウト後にKJを投入して、ペイサーズのシュートは外れるが、ハーデンの早撃ちスリーは入らず、結局3点差で敗戦となった。最終スコアーは101-104。負けたのは残念だったけど、白熱したゲームで、内容は良かったと思っているんだ。」

シンキ「勝てませんでしたけど、内容は良かったみたいで、西地区9位を目指して欲しいロケッツファンにとっては、最高の負け方だったんでしょうかね(笑)」

キャット「だね(苦笑) もちろん出来れば勝ちたかったけど、今日みたいにカペラやKJのような若手が活躍して、16点のビハインドから一時逆転した内容は評価出来ると思う。今日のビバリーは攻守ともに精彩を欠いていたから、もっとKJの出番が多くなっても良かったんじゃないかな。」

シンキ「ズバリ、KJは使えますか?」

キャット「使えるよ。ハーデンがいれば、彼と組むガードはサイズのあるディフェンダーがいいような気がするからね。来季を見据えて、積極的にKJを使って欲しいものだよ。彼は昨年に再契約しているんだから、もっとチャンスを与えて欲しいものだ。彼はまだまだ伸びる素材だからね。」

シンキ「そうですかー。分かりました。今季も残り8ゲームとなりましたが、現在36勝38敗となって、勝率5割は超えて欲しいところではありますよね。次のゲームはアウェイのキャブス戦になってます。」

キャット「また厳しいゲームになるだろうが、勝敗うんぬんより、若手を存分に使って、来季を見据えた戦いが出来れば、納得するロケッツファンも多いんじゃないかな。実りあるゲームをして欲しいと思う。」

シンキ「最後になりますが、最近全く出番のないジョシュとTジョーンズは、もう戦力外確定と見てよろしいですか?」

キャット「ケガ人が出ない限り、もう今季の出番はないんじゃないかな。ボクも彼らを使うならディーモーやビーズリーを使って欲しいと思ってる。ジョシュとの契約は今季までだし、Tジョーンズはトレードしたくても出来なかったんだろう。ちなみに彼のRPMの数値は、PFの中でNBA最低だよ。余計なことやり過ぎるから、使いにくい選手なんだよな。」

シンキ「ありがとうございました。ではあさっても宜しくお願いします。」

ボックススコアー

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