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'14~'15 レギュラーシーズン

'14~'15シーズン終了

シンキ「どうもお久しぶりです。早いもので今季のレギュラーシーズンは昨日で終了しました。ロケッツは見事に21年ぶりのディビジョンタイトルを獲得し、プレイオフは第2シードで対戦相手はマブスに決まりましたね。」

キャット「早いもんだよ。前回のトークから約2ヶ月経ったなんて信じられないな(苦笑)」

シンキ「早速ですが今季レギュラーシーズンを終えた段階でのロケッツを振り返ってもらえますか?」

キャット「シーズン前は大方の予想の通りに50勝前後だろうと考えていたんだが、開幕から連勝が続くなどで、20ゲーム終えた段階で16勝4敗と今までのロケッツでは考えられないハイペースで飛ばしたよね。」

シンキ「その内の7勝はハワード抜きでのものでしたから価値があります。」

キャット「ハーデンが大車輪だったよね。Tジョーンズも欠場が続いていたんだけど、その代役としてディーモーがフォローしてくれたのも大きい。その後はライバルチームとの対戦で敗戦を繰り返すなど一段落したんだが、オールスター前までに36勝17敗だったから、この段階でプレイオフ進出をほぼ確信したよ。」

シンキ「12月中旬から下旬にブリューワーとジョシュ・スミスが加わったのも良かったですよね。」

キャット「そうだね。彼らの獲得でベンチの層が格段に増したのは間違いない。オールスター後もそれなりに勝ち星を重ねて、ロケッツ史上3番目の記録となる56勝(26敗)を挙げたんだから、レギュラーシーズンだけ見れば、今季のロケッツは間違いなく成功したと考えていいと思うよ。」

シンキ「しかしシーズン67勝を挙げたウォリアーズにはほぼワンサイドで4連敗。スパーズにも1勝3敗と分が悪いですよね。ロケッツが勝ち進めば、これらのチームとプレイオフで対戦する可能性が高いと思われますが、これについてはいかがですか?」

キャット「うーん(苦笑) スパーズには1回勝っているんだけど、向こうは主力を休ませていたいわゆる捨てゲームだったからな~(笑) 正直言って今のところ勝てるイメージが全然湧かないんだよね。」

シンキ「しかしスパーズ相手にはホームコートアドバンテージを持っております。これは大きいですよね。」

キャット「それでもスパーズが有利だと思うよ。やはりチームのディフェンス力が上だからね。ウォリアーズにしてもしかりだ。それ以前に1回戦のマブスにも苦戦する可能性が高いと思っているんだよ。」

シンキ「一応専門家の予想はロケッツ有利と出てまして、比較的早い段階でシリーズは終わるとの論調も多いみたいですが...」

キャット「マブスの後半戦の失速ぶりを考えると、そのような予想が多くなるだろうが、優勝経験のあるノビツキーやロンドがいるし、乗せると怖いエリスもいるからね。昨年だってロケッツ有利を言われている中、ブレイザーズに敗れた訳だから。ボクとしては互角の展開でもつれるんじゃないかと思っていて、シリーズ敗戦の可能性もあり得ると思っているんだ。」

シンキ「その最大の要因は何でしょうか?」

キャット「そりゃマクヘイルの采配でしょう(苦笑) 昨年嫌と言うほど見せつけられたあの迷采配をここでまた繰り返すことがあると、今年も6戦あたりで敗退のシーンが目に浮かんでしまうんだよな。」

シンキ「コーチの采配がそれほど影響しない展開に持ち込みたいですね(笑)」

キャット「もうハーデンを頼りにするしかないかな。そしてハワードがしっかりハーデンをフォローしてくれれば大丈夫だと思うんだけどね。」

シンキ「プレイオフのローテーションはどうなりますかね? ハーデン、テリー、ハワード、Tジョーンズ、アリーザのスターターに、控えがスミス、ブリューワー、プリジオーニでこれは決まりですよね。」

キャット「残念ながらビバリーとディーモーは今季の欠場が決定して、個人的には貴重な戦力と思っていた、中途加入のKJマクダニエルも使えない状況になっているから、その分他の選手に負担が掛かるが、シーズン終盤にルーキーのカペラが使えることが分かり、同じくルーキーのニック・ジョンソンもハーデンを休ませる以上のことが出来る選手。プレイオフではチームに活力を与える選手の活躍が不可欠だから、彼らにはホント期待しているんだ。」

シンキ「ハワードが欠場中に名ばかりスターターを務めたドーシーですが、彼をプレイオフでは使ってきますかね?」

キャット「正直言って現段階でもカペラの能力が上だろうし、主力のファールトラブルで出場しても強制的にフリースローを打たされる、いわゆるハック・ア・ドーシーされるかもしれないからね。使い所が難しい選手だよ。」

シンキ「カペラもそのターゲットにされませんかね?」

キャット「NBA入り後に15本連続で落としたくらいだからな(苦笑) これは歴代ワーストみたいだよ。でも彼は日に日に良くなってるからね。シュートフォームも悪くないよ。」

シンキ「ハワード、スミスもターゲットにされるかもしれませんし、ここらへんはコーチの手腕が出そうです。」

キャット「怖いよね(笑) リズム良くプレイ出来ないと流れが一気に変わるからなー。」

シンキ「そのマブスとのプレイオフ初戦はあさってになります。」

キャット「まずは先勝して欲しいよ。」

シンキ「最後に今季のMVPは誰になると思いますか?」

キャット「主力の故障が相次ぎながらもチームをディビジョンタイトルへ導いたハーデンの功績は高く評価出来る。しかしチームを67勝と歴代でも極めて高い勝率へ導いたカリーの存在感は際だっていると思うんだ。なので個人的にはハーデンに取って欲しいけど、おそらくカリーがMVPに選ばれるんじゃないかな。」

シンキ「今日はどうもありがとうございました。プレイオフもお願いします。」

キャット「さすがにプレイオフだからな。頑張らないといけないね(苦笑)」

明日はトレード期限、そして後半戦開始

シンキ「こんにちは。早いものでオールスター戦が終了し、明日から後半戦が始まりますよね。」

キャット「その前にトレード期限があるんだけど、例年積極的に動いているロケッツだから気になるよね。」

シンキ「その話の前に、前回から3週間ほどの間に行われたゲームを振り返っていただけませんか?」

キャット「そうだな(苦笑) まずマブス戦だけど接戦の末にロケッツが勝利したよ。ホームコートのファンも盛り上がっていたよね。同地区でもあり特にマブスには負けたくないんだろう。次のセルティックス戦は順当に勝利したんだが、アウェイ連戦になったピストンズには負けてしまった。」

シンキ「やはりアウェイ連戦は厳しくなりますか?」

キャット「まあね。どのチームもきつい日程の中勝ち抜いて行かないといけないんだけど、ピストンズは解雇したジョシュのいるロケッツには勝ちたいという気迫を感じたよ。」

キャット「その後はホームゲームが続き、ブルズ戦、バックス戦といい感じで連勝。しかしブレイザーズには足下をすくわれてしまったな。」

シンキ「ブレイザーズには負けたくなかったんですが、やはり相性悪いですかね?」

キャット「防戦一方だったよね。後半に奮闘したんだけど、やはりダメだったな。悔しい負け方だったよ。」

キャット「その後はアウェイでサンズを再び撃破するも、アウェイ連戦になったクリッパーズ戦はいいところなしで敗戦。これでオールスターブレイクに突入となったんだ。前半戦は36勝17敗だったね。」

シンキ「ジョーンズが復帰したのと入れ替わるようにハワードの欠場が続いています。またヒザの痛みが出てきたようですが大丈夫なんでしょうか?」

キャット「どうも復帰までまだ時間掛かるようだよ。まあロケッツのゲームを観てるファンは分かると思うんだけど、彼がいるいないに関わらずロケッツの勝敗にはそれほど影響はないと思うからね。個人的にはプレイオフまでに復帰出来ればいいんじゃないかなと思っている次第なんだ。やはりロケッツはハーデンのチームだよ。」

シンキ「ここまでのハーデンはホント大車輪ですよね。彼は現在得点ランキングトップでして、まさかここまでの選手とは思ってませんでしたよ。」

キャット「ボクもだよ(笑) ロケッツに来る前はサンダーの控え選手だったんだからね。GMモーレーはホント成長する前の選手の能力を見抜くのがうまいよね。ロワリー、ドラギッチをトレードで獲得した時もそうだったな。そしてディーモーを獲得したようにドラフトでもいい仕事してる。」

シンキ「はい。そのモーレーですが、TVコメンテーターで元ロケッツのバークレーに統計バカとおちょくられましたよね(笑)」

キャット「笑 まあ彼のコメント自体をおちょくってる人も多いからね。彼は一流のエンターテイナーだよ(笑)」

シンキ「ここまでの成績36勝17敗はどう感じてますか?」

キャット「シーズン前の予想よりもいいよね。このペースだと昨季の54勝以上出来るのいは確実なんじゃないかな。頑張って欲しいよね。」

シンキ「それからオールスターについて何かありますかね? ビバリーは運良くスキルズチャレンジを制しましたし、パパニコロウはルーキーゲーム、ハーデンはオールスターに出場してました。」

キャット「ビバリーは運良すぎでしょ(笑) ハーデンは普通ならMVPの活躍だったんだけどね。目立ちたがり屋さんに持ってかれちゃったよ(苦笑)」

シンキ「さてここからが本題になりますが、トレード期限はもう残り半日切ってます。ロケッツの課題はひとつではないと思いますが、元ロケッツのドラギッチを獲得するのではないかとの噂が出てますよね。」

キャット「ビバリーの出来に不満があるんだろう。彼はコストパフォーマンスがいい選手で、シュート力も昨季よりもアップしたように思うし、リバウンド力もガード選手としては優秀だよね。でも優勝を狙うにはさらにランクアップした選手が欲しいのはロケッツファンも同様だ。」

シンキ「そのドラギッチですが、昨季はNBAサードチームに選ばれていますよね。」

キャット「そう。彼は元ロケッツの選手だから知ってる人も多いと思うけど、攻撃的なPGでサイズ、コートビジョンともに平均以上の選手。ゴール下へアタック出来るし、ディフェンスも悪くない。ただ今季はトーマスが加わったことによって、スポットアップシューターのような役割をさせられているみたいだね。それが原因で成績は落ちてるようだ。PGは自分のリズムでプレイ出来ないとおかしくなる傾向があるから、チームが替われば実力を発揮してくるだろう。」

シンキ「ロケッツには合いますかね?」

キャット「今のハーデンとの相性を考えるとクエッションマークが付くかなーと思っているんだけど、ハーデンは融通の利く選手でもあるからね。もしロケッツに再び来ればおもしろい存在になると思ってるよ。」

キャット「ただ彼は希望のチームがあるらしく、その中にロケッツが入っているのかは疑わしい(苦笑) 彼は今シーズン後にFAになる権利があるから、主力級を放出してまで追いかけなくていいと思ってるよ。」

シンキ「もし獲得するなら誰と交換になりますかね?」

キャット「ディーモーまで放出する必要はないと思うんだけど、期待の成長株であるカペラは諦めないといけないだろうね。」

シンキ「ドラギッチ以外にもタイ・ローソンなどの名前も出てますよね。」

キャット「まああくまで噂だから難しいと思うんだけどね。個人的にはブリューワーとジョシュ・スミスを獲得出来たから、あとはケミストリーを向上させるだけでいいかなとも思っているんだけど、この時期になるとソワソワしちゃうよ(笑)」

シンキ「それでは今日はこの辺で終了になりますがよろしいでしょうか。」

キャット「ホントはもっとお話したいんだけど時間が来ちゃったか。仕方ない(苦笑)」

シンキ「次のロケッツ戦はあさってアウェイのマブス戦です。いいスタートを切りたいですね。今日はおつかれさまでした。」

ウォリアーズに完敗後、アウェイ連勝

シンキ「こんにちは。毎日寒い日が続きますが風邪など引いてませんか?」

キャット「今のところ大丈夫(笑) 日本には寒さを暖めてくれる松岡修造がいるからね。問題ないよ。」

シンキ「笑 心の声に聞け!って感じでしょうか(笑) それはさておきロケッツの話、バスケの話をしましょう(笑)」

キャット「オーケー」

シンキ「ロケッツはアウェイ3連戦の初戦ウォリアーズに完敗しましたが、次のサンズ戦とレイカーズ戦は勝利しましたね。」

キャット「まずサンズ戦は序盤でハワードを右足首のねんざで失ったんだけど、ロケッツのペースで試合は進行していたんだ。第4Qの半ばで16点リードしたときは楽勝かなと思ったが、サンズはトーマスやモリス兄弟の活躍で残り16秒で追いつかれてしまったね。」

シンキ「展開的に延長戦には行きたくなかったところ、エースのハーデンがクラッチシュートを決めてロケッツを勝利に導いてくれましたよね。ディフェンダーのタッカーがハーデンの動きについて行けずに飛ばされてました。頼もしい存在です。」

キャット「ジョーダンのラストショットを思い出したよ。ホント頼りになるよね。それから次のレイカーズ戦も同じように楽勝かなと思ったら、サンズ戦ほどではないが追い上げられて第4Qは休憩するはずだったハーデンが出てくる展開になってしまい、こちらは勝ったとはいえ消化不良のゲームだったな。」

シンキ「ちょっと詰めが甘いゲームが続いてますよね。」

キャット「サンズ戦は相手を誉める必要があるんだけど、レイカーズ戦はちょっといただけなかったな。」

シンキ「やはりマクヘイルの采配が問題ありなんでしょうかね?」

キャット「まあ信用されてないコーチだからなー(苦笑) Dリーグから戻されたカペラのプレイをもっと見てみたかったんだけどね。」

シンキ「そのカペラですが、全く見せ場なしで終わってます。それについてはどうですか?」

キャット「サッパリだったよね(苦笑) NBAレベルでもやれる素材だと思うから実戦経験を積んで才能を伸ばして欲しいところだよ。まあ先日のドリームレベルってのは言い過ぎだったな。」

シンキ「サンズ戦で故障をしたハワードの状態はどうなんでしょうか?」

キャット「現地火曜の練習には参加したらしいが、明日のマブス戦はお休みするみたいだね。まあ今無理しても仕方ないからいいと思うよ。」

シンキ「開幕5ゲーム目から欠場が続いているテレンス・ジョーンズの現状はどうなんでしょう?」

キャット「火曜の練習で故障後初めてフルコンタクトの練習をしたみたいだからね。次のマブス戦はともかく、復帰は間近なんじゃないかな。」

シンキ「2人とも無理せず万全な状態で戻ってきて欲しいところですね。」

キャット「その通りだよ。」

シンキ「レイカーズにはジョシュ・スミス獲得のあおりでロケッツを解雇され、その後レイカーズに拾われたタリック・ブラックがいました。元ロケッツのリンも元気にプレイしていましたね。」

キャット「タリックは一時Dリーグでプレイしたようだが、年明けにコールアップされ、そこそこ成績を残しているみたいだね。リバウンドはさすがにいいよ。リンについてはもうリンサニティーな活躍は望めないだろうが、NBAでもそれなりの地位を築いたと言ってもいいからね。元ロケッツとして頑張って欲しいと思っているんだ。」

キャット「それから言い忘れていて恐縮だけど、ブリューワー獲得時、同時にシクサーズからアレクシー・シュベドも獲得していたんだ。」

シンキ「そうでしたね。そのシュベドの長所短所をお願い出来ますか?」

キャット「ロシア出身のコンボガードでサイズがある3年目の選手。ジャズに在籍していたルーキーシーズンは結構目立ってはいたんだが、シュート成功率が悪く、ディフェンスも不安定、しかもコーチと衝突するなど、スカウティングレポートにはいいこと書いてない(苦笑) まあ現状ではがけっぷちと言ったところだろうか。」

シンキ「見た感じではいいものを持っている感じはしますので、ロケッツでその才能を開花させて欲しいですよね。」

キャット「全くだよ。」

シンキ「それから最後になりますが、日本人ということで富樫が気になります。その後彼はどうなってますか?」

キャット「ニックス傘下のウエストチェスター戦は10分未満のプレイとはいえ、ナイスパスあり、技ありのレイアップありで見せ場はあったが、次戦は出番なしで終わってる。とにかくDリーグでは出番をもらってアピールしないとお呼びは掛からないからな。まずはそこからだと思うよ。」

シンキ「今月号のバスケ雑誌に今後の補強欄で、ロケッツはテストとして富樫と契約してもおかしくないとの記事がありましたが、Dリーグでの状況を考えるとあり得ない感じですかね。」

キャット「リップサーブスでしょう(笑) もちろん富樫には頑張って欲しいと思ってるけど、現状で彼と契約はあり得ないよね。」

シンキ「分かりました。そろそろお時間とのことでこのくらいにしておきましょう。」

キャット「オールスターの話や、その他のチーム状況、また日本選手の可能性など、まだまだ話したいんだが仕方ないな(苦笑)」

シンキ「それでは今日はおつかれさまでした。明日のマブス戦は勝ちましょう。」

キャット「もちろんだ。」

現在29勝14敗もウォリアーズに4連敗

シンキ「ご無沙汰してます。遅くなりましたが明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますね。」

キャット「おめでとう。今年はしっかりと更新したいなーと思ってるよ(苦笑)」

シンキ「ところで約1ヶ月半振りの更新となりましたが、その期間にロケッツはウルブズとのトレードでトロイ・ダニエルズを放出してコーリー・ブリューワーを、またピストンズを解雇されたジョシュ・スミスをFAで獲得しましたよね。」

キャット「戦力ダウンはほとんどない状態での獲得だからね。彼らの良さが活きればチーム力アップは間違いないと思うぞ。」

シンキ「その2人の長所と短所をお願いします。」

キャット「まずジョシュについては、長所は自力でゴール下へアタック出来て、的確なパスも出せるところだよ。リバウンドとヘルプディフェンスも行けるから有用性の高い選手だよね。短所はシュートを無駄打ちするところだな。フリースローの確率も悪いよね。」

キャット「ブリューワーの長所はトランジションの速さだよ。最近はスリーの精度が上がっているからね。控えとして出場しているけど、調子がいい日は勝負所でも使いたい選手だ。彼はウイング選手として高さと運動能力があるから、ボールを持っていない選手に対するディフェンスはいいよね。短所はスチールを狙いすぎている点とシュートセレクションだろう。」

シンキ「最近の成績を見るとウォリアーズとペリカンズにはいいところなく負けている一方、ニックス・ジャズ・ネッツなどの勝率5割以下のチームには大勝しています。ライバルチームのグリズリーズ・ブレイザーズ・サンダーにはホームで勝利してますね。」

キャット「現状のチーム力を考えると予想通りの展開になってるね。」

シンキ「それにしてもウォリアーズには相性悪いですよね。今日のゲームも完敗でした。」

キャット「まあね(苦笑) ウォリアーズが強くなってるのは分かるんだけど、あれだけ点差が付くことはないと思うんだよね。ここらへんはコーチの差なんだろう。」

シンキ「そのマクヘイルとは先日3年の契約延長をしましたよね。」

キャット「このニュースに喜んだロケッツファンは極少数なんじゃない。思うんだけど、プレイオフの結果が出てからでも良かったし、そうすべきだったと思うファンの方が大多数だと思うよ。」

シンキ「今日のゲームを見てもシュートセレクションの悪さからウォリアーズ得意の速攻を出されて得点されるパターンが目立ってました。それからハワードがインサイドを支配出来てませんよね。」

キャット「ハワードの使い方からしてマクヘイルは間違いを犯してるんだよ。正直言って彼はロールプレイヤー的な使い方でいいと思う。ディフェンスとインサイドのフィニッシュだけやってくれればいいって感じ。弱小チームならともかく、強豪チームに対しては彼のシュートエリアの狭さはチームにとって足かせになってるよ。」

シンキ「彼のもらっているサラリーを考えると、ロケッツを2連覇へ導いたオラジュワンさんのようになって欲しいんですが...」

キャット「ドリームはゴール下でのパワープレイだけでなく、ターンラウンドジャンパーにへードアウェイジャンパー、スピンムーヴからのドリームシェイク、ハイポストからのジャンパーもありで、ディフェンスは対応のしようがなかったくらいの選手だったからなー。ハッキリ言って比較にならないと思うよ。今のハワードはクリッパーズのデアンドレ・ジョーダンを良くしたくらいの選手と認識した方がいいだろうね。」

シンキ「ケガの影響があるんですかね?」

キャット「それはあるとは思うけど、プロとしてやっている以上、いい訳は出来ないよね。」

シンキ「それではハワードはどう使っていけばいいんでしょうか?」

キャット「彼のサイズと運動能力を活かすプレイに集中すればいい。さすがにピックからのフィニッシュ力は健在だから、そのプレイを構築できるフォーメーションをマクヘイルは考えないといけないよ。ハーデン頼みだったらどんなコーチだって出来るよ(苦笑)」

シンキ「そのハーデンについてはいかがですか?」

キャット「彼に対しては何の不満もない。ロケッツは彼のチームだからね。今まで通りにやってくれればオーケーだ。他の選手は自分の出来ることだけやってハーデンをフォローしてあげればいいんだよ。」

シンキ「話題は替わるんですが、ここまでにいろいろ出来事がありました。まずコービーが通算得点であのジョーダンの記録を超えましたよね。ゲームが止まるくらいの瞬間でした。」

キャット「なんと言ってもジョーダン越えだからなー。コービーはジョーダンと比較すると軽く見られるけど、歴史に名を残す選手であることは間違いないよ。ちなみに次の記録はカール・マローンになるんだけど、さすがにゲームは止まらないだろうなー(笑)」

シンキ「それから先日のゲームでKGことガーネットとハワードが乱闘というか、KGがハワードにヘッドバッドして退場するシーンがありましたね。」

キャット「最近のKGはこんなことくらいでしかニュースにならないよな(笑) ハワードもそうならないといいけど(苦笑)」

シンキ「またジャズのブッカーがシュートクロック残り0.2秒から驚くべきシュートを決めてNBAファンを驚かせましたよね。」

キャット「あのバレーボールショットは歴史に残るプレイだけでなく、言い過ぎかもしれないがバスケットボールに革命を起こすだけのインパクトがあるプレイだよ。その後に練習であのショットを真似した選手は数多くいたと思うし、状況次第でゲーム中にあの手を使う選手が出てくる可能性はあるだろうからね。」

シンキ「また話題を替えて恐縮ですが、Dリーグで今季1巡目で指名されたクリント・カペラが頑張っているみたいですよね。ちなみに現在は2巡目で指名されたニック・ジョンソンと昨季の2巡目指名カナーンもプレイしています。」

キャット「カペラの成長力はものすごいよね。さすがに1巡目で指名されるだけの選手だし、彼を欲しがらないチームは存在しない選手になれるかもしれないよ。ポストムーヴが上達すればドリームレベルになれるんじゃないかと思わせるだけの素材なんじゃないかな。」

シンキ「マジですか! それはすごいですよね。」

キャット「彼はNBAで成功するサイズ、運動能力などの身体能力をすべて持っている選手。コートを走るスピードも素晴らしいよ。あとはいかにスキルを身につけるかなんだけど、これだけ急激に伸びているなら期待を抱かずにいられないよね。」

シンキ「同じDリーグには日本人の富樫もプレイしていますが、彼についてはいかがですか?」

キャット「出場時間がほとんどないことから考えても、このレベルでも厳しいのかなーと感じちゃうよね。正直言って恐縮な部分があるんだけど、NBAレベルでプレイするには彼の身体能力はなさ過ぎるからなー。頑張って欲しいとは思っているんだけど難しいと思うよ。」

シンキ「さて最後になりますが、今後のロケッツの展望について予想というかご意見を伺いたいと思います。」

キャット「ハーデン頼みでは限界があるし、ディフェンスが良くなっていると言ってもそれは弱小チームには通用しても強豪相手には通用してないから、現状だとプレイオフ進出も、ホームコートアドバンテージを取れずに1回戦負けだろう予想してる。まあロケッツファンがこんな弱気じゃいけないんだけど(苦笑)」

シンキ「ブリューワーにスミスが加わったロケッツは一気にスパークすると思ったんですが...」

キャット「コーチングの問題が解消されないとどんな選手を獲得してもダメだと思うよ。少なくとも現状ではプレイオフで勝てる気がしない。」

シンキ「仕方ないですからマクヘイルに頑張ってもらうしかないですよね(笑)」

キャット「まあな。なんかどこかの国の総理大臣に似てきたな(苦笑)」

シンキ「分かりました。それでは今日はお疲れ様でした。キャットさんのコメントを期待しているロケッツファンもいると思うので更新お願いします。」

キャット「まあ少しはいると思うから頑張ります(苦笑)」